孤独のグルメのテーマ～♪

【街中～路地】

今日は久しぶりのオフ、だけどだーれもつかまらへんかった。

しょうがないから家でゴロゴロしようと思てたんやけど、

家に食材がなーんもなかった。買ってくるか食べに行くかしなきゃいけないかって思って外に出たのはよかったんだけど･･･

周子「････もう2時かあ」

･･･食べるものが決まらなかった。外に出たのも微妙に遅かったのもあり、ランチタイムが終わってしまっているのも店も多く

ダラダラと歩いていてもティン？とくるものが見つからなかったのだ

周子「････お腹すいたーん」

･･･てかここどこやろ？家の近所をブラブラするつもりだったのにあたし結構遠くまで来てない？

･････やばい。空腹が限界だ、でも店は全然見つからない。どんどん住宅地にいってる気がする。

･････もうなんでもいい。あたしはお腹が減ってるんだ･････････ん？

周子「･････中華料理屋かな？」

赤い看板のこじんまりとした中華料理屋さんがあった。

表の看板にランチタイム15じマデ！と大きな字で書いている

････字の感じからして日本人がやってなさそう。･･････女の子一人で入って大丈夫かな？

でもおなかすいてるからいーや。････入っちゃえ

【店内】

店員「ｲﾗｼｬｲﾏｾｰ、そこどーぞ」

周子「どーも」

太ったおばちゃん店員さんに促されて二人がけの席に座る。･･･多分日本の人じゃないかな。

･･･ビール飲んでるおじさんが二人。･･･だけしか他のお客がいない･･･大丈夫かな？

店内をかる～く見回してみる。

今日の日替わりと書いている黒板とオススメ！とかいてある黒板があった。

店員「今日の日替わりAチャーシュー卵、B野菜炒め。それ以外それみて。きまたらよんで」

冷えた水？お茶だったを持ってきたおばちゃんがメニューを指差した

････チャーシュー卵ってなんだろ？

････さて、悩みどころだ。AかBか、これはある意味究極の選択ではないだろうか？

Aに挑戦するか、Bで安定をとるか二つに一つ。･･･いや待て第三の選択もあるね

･･･おすすめのほうの黒板を見てみよう。

･････不足天ってなんだろう？･･･あれすっごい気になるんやけど！

周りのお客さんがどうみてもおつまみしか食べてないから全然参考にならない･･･

･･･････よし決めた！おばちゃんをよぼう

周子「すいませーん」

店員「きまった？」

周子「A定食とあそこのおすすめの天ぷらをお願いします」

店員「あいあい。ちょとまってて！」

おばちゃんが厨房に声をかけている。･･･もう後戻りはできない。

どうせなら挑戦してやろうを思った。だめだったらもう来なければいい。どうせそこそこ遠いんだし。

････ジャッジャと中華鍋を振るう音がきこえる。･･･え、あたし頼んだの野菜炒めじゃないよ？

････なんか揚げてる音もする。これは天ぷらだろうね

でもこーいう音好き、なんていうか美味しい音ってやつ？

今あたしのために人が働いてくれているんだと思うと少し嬉しい。

･･･あ、おばちゃんがお盆持ってきた

店員「おまちどー。ごはんおかわりできます」

周子「あ、どうも」

･･･多分しない。というかできない。･･･かなりご飯が多い。他所では大盛り扱いされそうな量だった

定食はごはん。レンゲが刺さったわかめスープ。ザーサイの漬物、どう見ても缶詰の杏仁豆腐が少し、

何かがかかったサラダ･･････そして

周子「イカの天ぷら？････あ」

不足天って下足天のことかあ！ただの書き間違いじゃん！････嫌いじゃないからいいけどさ。

周子「これがチャーシュー卵かな」

チャーシューとゆで卵のおつまみかと思ったんだけど、パット見は巨大な卵焼きだった。

････刻んだネギが中に入ってるのが見える。おそらく中にチャーシューも入ってるんだろーね。

周子「･･･なんていうかカニ玉をチャーシューでやったみたいな？」

思ったより普通だった。まあいーや、美味しそうだし。

周子「いただきまーす」

･･･まずはスープを一口、うん、普通に美味しい。

そしてサラダを一口、ちょっと辛い？かな。まあまあ美味しい。

ゲソの天ぷらを食べる。揚げたてって時点で美味しいのはわかってた。次は塩かーけよっと。

そしてメインのチャーシュー卵を一口････

周子「･･･うまっ」

なにこれおいしい！チャーシューの甘辛ダレがいい感じに卵にマッチしてる！

すごいごはん進んじゃうよこれ･･･ちょっとやばい･･･あ、中にニラも入ってる

ホントに美味しいなこれ････でもちょっと脂が強い。

･････ちょっとピリ辛のザーサイで箸休めをする。

･･･うん。口がキャンセルされた。まだまだ食べれる。卵を口に入れてごはんを入れてスープで流す

合間にゲソ天を食べ、サラダを食べていく。

いやー･･･すっごいお行儀悪いよ今のあたし。でもいいんだ。どうせ誰も見てないもん。

アイドルがこんなところで一人で定食流し込んでるなんて誰も思わないだろう。

あんだけあったはずのご飯が半分以上減っていた。サラダもゲソ天もしれっと食べきってしまった

卵とザーサイとご飯･･･あ、いいこと思いついた。

卵をご飯の上に乗っける････ふふふ、チャーシュー卵丼の完成。

ザーサイをつまんで口の中をリセットして食べる！うん。これ正解。

周子「･････ふぅ」

そしてきれいに食べきった。量が多いと思ったのにすんなりいってしまった。

全体的に辛目の味付けが多かったなあ。ちょっと口の中が辛い。でも安心

ちょっとしかない杏仁豆腐を口に入れる。缶詰の味、安物の味。でも今一番求めている味。

食べて薄いウーロン茶を飲んで･･･

周子「ごちそうさまでした。お会計お願いしまーす」

店員「定食600円ゲソ天300円で900円ね」

････安っ

周子「1000円で」

店員「100円お釣りね！ありがとーございましたー！」

【街中～路地】

周子「･･････うー」

今あたしは限界にお腹いっぱいである。いやーすごい食べたね。明日からはレッスン頑張ろう

小道から大通り方向に出る。･･･思ったより家から近かった。

最寄りのスーパーがすぐそこじゃないか。･･･そういえば買い出しに出ようとしていたことを思い出す。

周子「さて、買い物してお家帰ってダラダラしよっと」

････思ったより近くにいい店を見つけてしまった。明日はどこで何をたべよーかな？



しゅこーしゅこーしーおーみしゅーこー♪