リーリエ「安価でチョコレートを作ります」 (206)
リーリエの家
リーリエ「もうすぐバレンタインデー…今年は私も手作りチョコレートを作ってスクールのみんなに渡そうと思います」
シロン「コーン!」
リーリエ「えーと……この黒い本に書いてある"美味しいチョコレートの作り方"によりますと……」ウーム
リーリエ「チョコレートの隠し味には>>3を入れるといいと書いてありますね……」
シロン「コン?」
>>3 チョコの隠し味に入れる物
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517997763
チュリネ
リーリエ「この本によりますと……どうやらチェリネの葉には人を元気にする効果があるようですね?」
シロン「コン」
リーリエ「と、いうわけで……」
チェリネ「チェリ?」
リーリエ「チェリネを微塵切リーリエにしてチョコレートに入れます」ギラン
チェリネ「チェリ!?」ビクッ
リーリエ「ふふふ、痛くないですから大人しくしてくださいね?チェリネちゃん?」ニコニコ
シロン「コーン!」
チェリネ「>>5」
リーフストーム
ところでチェリネじゃなくてチュリネでは
チェリネ「チェリー!!」
ゴオオ
リーリエ「! これは……リーフストーム!?」
シロン「コ!?」
ゴオオ
リーリエ「……シロン!こな……」
ズババババ
リーリエ「キャアアアア!」
シロン「コーン!」
リーリエ「」ドサッ
シロン「」ドサッ
>>7
ずっと勘違いして覚えてました
チェリネ→チュリネ に訂正
グラジオ「なんの音だリーリエ!」ガチャッ
リーリエ「お、お兄様……」ボロッ
シロン「コーン……」ボロッ
グラジオ「………服がズタボロじゃないか……いったい何が……」
リーリエ「……チョコレートを作っていて……」ボロッ
グラジオ「は?」
グラジオ「まぁいい…とにかく…>>22」
俺もチョコ作りに参加させろ
ごめんなさい >>12でした
グラジオ「オレもチョコ作りに参加させてくれ」
リーリエ「お兄様………」ウルウル
グラジオ「可愛い妹のためだ……どうってことないさ」フッ
リーリエ「ありがとうございます!」
シロン「コン!」
グラジオ「フッ」
グラジオ「ところでリーリエ」
リーリエ「なんですか?」
グラジオ「そ、そのチョコレートは誰にあげるんだ?まさか男……」
リーリエ「? クラスのお友達にですが?」
グラジオ「そ、そうか……」ホッ
グラジオ「……それでだな…あの…」
リーリエ「?」
グラジオ「お、オレの分のチョコは?」ドキドキ
リーリエ「>>17」
ありませんよ
リーリエ「ありませんよ?」
シロン「コン」
グラジオ「え!?なんで?」
リーリエ「え?お兄様…私からのチョコが欲しいんですか?」
グラジオ「い、いや…その……」モジモジ
リーリエ「論理的結論から言いますと……今からチョコレート作りをするんですし、自分で作ればいいではないですか?」
グラジオ「オレハリーリエガツクッタチョコガ…」ボソボソ
リーリエ「気持ちわリーリエ」オエッ
シロン「コン」
グラジオ「」ガーン
グラジオ「そんな……」ウジウジ
リーリエ(ふふっ、お兄様可愛いです)クスクス
シロン「コン」
バレンタインデー当日
リーリエ「マオ!スイレン!アローラです!」タッタッタ
マオ「あっ!リーリエ!」
スイレン「アローラ!」
マオ「リーリエ!バレンタインのチョコ作ってきた?」
リーリエ「はい!ばっちリーリエです!」
シロン「コン!」
マオ「きっと今頃男子達ソワソワしてるね?」ワクワク
スイレン「うん、楽しみ!」ワクワク
リーリエ「ふふっ」
マオ「………と、その前に……」ゴソゴソ
リーリエ「?」
マオ「はい、友チョコ!」
マオ「スイレンにはさっき渡したからさ?リーリエにも」
スイレン「マオちゃんのチョコ、すっごく美味しいよ?」
リーリエ「ありがとうございます、マオ」ニコッ
マオ「いーえ、はいシロンにも」スッ
シロン「コン!」
スイレン「リーリエ、私からも!」ゴソゴソ
リーリエ「スイレン…」
スイレン「私は…マオちゃんみたく美味しいチョコはつくれないけどその代わりに……」
スイレン「形にこだわってみました!」
リーリエ「これは……」
スイレンがリーリエに渡したチョコの形 安価下
サトシ
サトシの形チョコ「」
リーリエ「えぇ……」
シロン「コ………」
マオ「ちょ、ちょっとスイレン…」ヒソヒソ
スイレン「え?」
リーリエ「あ、あの……なんでサトシの形………」
スイレン「あわわわわわ!////ち、違うの!これ、違うの!////」
アシマリ「ウワー…」
リーリエ「いっい何が違うんですか?」
スイレン「り、リーリエにはこれ!」スッ
リーリエ「これは……」
シロン「コン」
スイレン「シロンの形チョコ!どうぞ」ニコッ
リーリエ「ありがとうございますスイレン…」ウルウル
スイレン「いえいえ」ニコッ
リーリエ「ところでさっきのチョコ…」
スイレン「忘れて」
リーリエ「はい」
>>23 訂正
リーリエ「いっい何が違うんですか?」→いったい何が違うんですか?
リーリエ「では、次は私ですね?」スッ
マオ、スイレン「!」
リーリエ「私からの友チョコです!チュリネのエキスを入れて作ってみました」ニコッ
マオ「チュリネのエキス?」
スイレン「ありがとうリーリエ!」
リーリエ「いえ」ニコッ
リーリエ「はい、アママイコとアシマリにも」スッ
アママイコ「アマ!」
アシマリ「アウ!」
リーリエ「食べてみてください」
スイレン「いいの?」
マオ「それじゃあ……」
マオ、スイレン「いただきまーす」パクッ
アシマリ、アママイコ「」パクッ
マオ、スイレン、アシマリ、アママイコ「!」
リーリエ「お味の方はどうですか?」ニコニコ
リーリエのチョコの感想 安価下
マオ(こ、これは……)モグモグ
スイレン(チュリネのエキスの苦味と…チョコの苦甘さが見事に調和して……)モグモグ
アママイコ「アマーイ」ホクホク
アシマリ「アウ~」ホクホク
マオ、スイレン(なんて絶妙な味だ!!)
リーリエ「どうでした?」ニコニコ
スイレン「美味しいよリーリエ!」
マオ「サイコー!!」
リーリエ「ありがとうございます!」ニコッ
マオ「チュ、チュリネのエキスの効果かなー?なんか力がわいてきた!」メラメラ
アママイコ「アマー!」メラメラ
スイレン「マオちゃん!スクールまで競争しようよ!」メラメラ
アシマリ「アウ!」メラメラ
マオ「おーっ!」メラメラ
ダダダダダ
リーリエ「あ!ま、待ってください!マオ!スイレン!」タッタッタ
シロン「コーン!」タッタッタ
リーリエ「……………」タッタッタ
リーリエ(……お兄様…ありがとうございます)グッ
ポケモンスクール
ワイワイガヤガヤ
カキ「昨日なぁ?ホシがお兄ちゃんいつもありがとうってチョコをな~?」ニマニマ
サトシ「そ、そっか……」
マーマネ「よ、良かったね……」
ピカチュウ「ピカー」
カキ「でなー?」ニマニマ
サトシ、マーマネ(勘弁してくれよ…その話朝から何回目だよ…)ハァ
ロトム図鑑「カキー!その話いい加減しつこいロトー!」
カキ「なんだと!?」
ガラッ
カキ、マーマネ、サトシ「!」
マオ、スイレン「アローラ!」
ロトム図鑑「アローラ!マオ、スイレ……」
マーマネ「ま、マオとスイレンだ…」ソワソワ
マオ「おやぁ?ソワソワしてるみたいだけどどうしたのかなぁ?」ニヤニヤ
スイレン「ねー?」クスクス
マーマネ「べ、別に……」ソワソワ
カキ「ふふふ」ニマニマ
マオ「………てゆーか、カキはなんでニヤニヤしてんの?」
カキ「聞いてくれよマオー?昨日ホシがな?」
マオ「やっぱいいや」
カキ「なんでだよ!」
サトシ「なぁスイレン!マオ!」
ピカチュウ「ピッカ」
スイレン「なに?サトシ?」
サトシ「チョ……」
マーマネ「わわっ!ダメだよサトシ!」バッ
サトシ「モガ」
マーマネ「バレンタインデーのチョコは誰にでもあげるって訳じゃないし、チョコくれーはよくないよ?」ヒソヒソ
サトシ「そ、そうだな……悪い…」ヒソヒソ
スイレン「どうしたのサトシ?私に何か言いたい事でもあるの?」ニヤニヤ
アシマリ「アウ?」ニヤニヤ
サトシ「な、なんでもない!」
ピカチュウ「ピッカー」
ガラッ
全員「!」
リーリエ「みなさん、アローラです」ニコッ
シロン「コーン」
サトシ「あっ、リーリエ!アロー…」
マーマネ「リーリエ!」
リーリエ「なんですか?」
マーマネ「>>32」
なんだか甘い匂いが・・・
マーマネ「なんだか甘い匂いが…」クンクン
リーリエ「気のせいではないですか?」
シロン「コン?」
マーマネ「き、気のせいかなー?なんていうかーチョコ的なー」
リーリエ「さぁ、どうでしょうね?」ニコッ
マーマネ「ど、どうなんだろうね?」ハハハ
マオ「まったく、しょうがないね男子は?」ハァ
マオ「はい、チョコレートどうぞ」スッ
マーマネ「! あ、ありがとうマオ!」
マオ「はい、サトシにも」スッ
サトシ「サンキュー!マオ!」
カキ「マオ!俺には?」
マオ「>>34」
ハイ友チョコ
マオ「え?カキはホシちゃんからチョコ貰ったんだしいらないでしょ?」
カキ「そ、それとこれとは別だろ!」
マオ「あーもう、わかったわかった」
マオ「はい、チョコ」スッ
カキ「マオ……ありがとう……」
マオ「そ、そんなに感謝されても…い、言っておくけど義理だからね?」
カキ「ああ!」
スイレン「ふふっ」クスッ
スイレン「はい、カキ。私からも」スッ
カキ「これは……」
スイレン「カキ、ホシちゃん大好きだから星型のチョコだよ?」
カキ「ありがとう!スイレン!」
スイレン「どういたしまして」ニコッ
スイレン「はい、マーマネにも」スッ
マーマネ「わぁ!僕のは丸型だ!」
スイレン「それ、トゲデマル型なんだけど……」
マーマネ「え?」
トゲデマル「マル?」
サトシ「スイレン!俺のは?」ワクワク
ピカチュウ「ピッカー!」
スイレン「サトシ、慌てない慌てない」ドードー
マオ、リーリエ(うわぁ…ついに出るのかサトシ型のチョコ……)
スイレン「サトシは…」ゴソゴソ
スイレン「これ!」スッ
サトシ「これは………」
カキ「ハートの形……」
マーマネ「しかも赤い……」
ロトム図鑑「赤と言うよりは"紅"ロトね……」
マオ、リーリエ(あれ?サトシ型のチョコは?)
スイレン「あ!か、勘違いしないで!サトシのは"燃えるハート"って意味だから!」
サトシ「そっか!サンキュー!スイレン!」
ピカチュウ「ピッカー!」
サトシ「ところでスイレン?なんでこのチョコ赤いの?」
スイレン「………………」
リーリエ、マオ、カキ、マーマネ「」ビクッ
スイレン「実はこれ……私の血が入ってるの……」フフフ
サトシ「え!?」ビクッ
リーリエ、マオ、カキ、マーマネ「」
スイレン「なーんてね?嘘です♪」テヘッ
サトシ「な、なんだよ…嘘かぁ…」ホッ
スイレン「本当は赤いきのみを磨り潰してチョコに入れたの」
マオ「も、もう!スイレンったら!」フフフ
リーリエ「まったくです!」クスッ
カキ「なぁ?」ハハハ
マーマネ「し、心臓に悪い冗談はやめてよー」ヘナッ
スイレン「………………」
ロトム図鑑「スイレン…ところでその手首に巻いてる包帯は……」
スイレン「さ、次いこ」
ロトム図鑑「ロ」
リーリエ「そ、そうですね……では次は私………」
ガラッ
全員「!」
ククイ「サトシ」チョイチョイ
サトシ「?」
サトシ「どうしたの博士?」
ピカチュウ「ピカー」
ククイ「実はな?お前宛に荷物が届いてるんだよ」
サトシ「荷物?」
ククイ「ああ、差出人の名前がここに書いてある」
サトシ「ん?これは……」
サトシに荷物を送った人物
1カスミ
2ムサシ
3ハルカ
4ヒカリ
5アイリス
6ユリーカ
7セレナ
8ミヅキ
1~8の中 >>42
7
サトシ「差出人……」スッ
サトシ「セレナ?」
ピカチュウ「ピカ?」
ロトム図鑑「サトシー!手紙がついてるロト!」
サトシ「え?」
サトシ「………なになに?"放課後校舎裏に来てください"」ピラッ
サトシ「校舎裏?」
ロトム図鑑「そっちはスイレンの手紙ロト」
サトシ「あっそっか!つーかスイレンのチョコに手紙ついてたの気づかなかった……」
ピカチュウ「ピー」
サトシ「えーとセレナは……」ピラッ
『サトシ、久しぶり!カロスの旅からもう結構たつね?
私もホウエンでたくさん辛いこともあるけど、テールナー達と頑張ってるよ!
シトロンやユリーカ…サトシにも負けないように!
そして…いつかまた一緒に旅をしようね
セレナ』
サトシ「………セレナ…ホウエンで頑張ってんだな?」
サトシ「……俺達も負けてらんないな?ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカ!」
ロトム図鑑「サトシ!まだ続きがあるロト!」
サトシ「え?」ピラッ
『追伸 頑張ってるサトシへ』
セレナが送ってきた物 安価下
セレナ等身大チョコ「」ドーン
ククイ「……やけに荷物が大きいと思ったら……」
サトシ「」オクチアングリ
ピカチュウ「」オクチアングリ
ロトム図鑑「さ、サトシー?モテモテロトねー?」
ククイ「スイレンもその子も愛がベビーボンバーだな……」
サトシ「」
教室
カキ「サトシの奴……戻ってこないな?」
マーマネ「何かあったのかな?」
スイレン(き、きっと今頃私の手紙に気づいて……)ドキドキ
マオ「なんでソワソワしてんのスイレン?」
リーリエ「………仕方ありませんね」コホン
マオ、カキ、マーマネ「!」
リーリエ「サトシには後で渡すとして……」ゴソゴソ
リーリエ「カキ、どうぞ?」スッ
カキ「え?」
リーリエ「私からのチョコです」ニコッ
シロン「コン」
リーリエがカキのチョコに入れた物 >>47
もくたん
もくたんチョコ「」マックロ
カキ「…………リーリエ…これは……?」
リーリエ「はい、それは私特製の"もくたんチョコ"です!」
カキ「も、もくたんチョコ?」
リーリエ「はい!もくたんは炎ポケモンの技の威力を高める効果もあるのでカキにピッタリだと思いまして!」
リーリエ「それに……もくたんはカンポー薬の材料にも使われていて………」
カキ「………………」
カキ(いや…これはもくたんチョコと言うよりは……)
マオ(炭だ……)
マーマネ(炭だね……)
スイレン(炭………)
リーリエ「? も、もしかして…迷惑でしたか?」ウルッ
シロン「コン………?」ウルッ
カキ「え!?そ、そんな事ないさ!嬉しいよリーリエ!」
リーリエ「良かったです!そのもくたんチョコには私のゼンリョクがこもっていますから!」ニコッ
カキ「そ、そうかー!よーし!じゃあ家に帰ってゆっくり食べ………」
リーリエ「え?」
カキ「え?」
リーリエ「今、食べてくれないのですか?」
カキ「………え?」
カキ「……………」チラッ
マオ「」プイッ
マーマネ「」プイッ
スイレン「」メカクシー
カキ(……あいつら……)チラッ
もくたんチョコ「」マックロ
カキ「…………………」
カキ「い、今は腹が減ってな……」
リーリエ「………食べて……?」
カキ「え?」
リーリエ「お兄ちゃん?」ウワメー
カキ「>>50」
シロン「コン」
妹レベル37って所だな
すみません寝オチしそうなんで今はここまでにします
今日のアニポケが終わったあたりでまた再開します
そんな長くはならない予定ですのでよろしくお願いします
それと訂正
>>45
ククイ「スイレンもその子も愛がベビーボンバーだな……」→ヘビーボンバー
カキ「妹レベル37ってところだな」ヤレヤレ
リーリエ「!」
マオ「妹レベルってなに?」ヒソヒソ
スイレン「わかんないけど、カキがキモいってことだけはわかる」ヒソヒソ
カキ「そんな妹レベルのおねだりでは女神(ホシ)には遠く及ばない、リーリエすまないが……」
リーリエ「うぅ……」ウルウル
カキ「えぇ!?」ビクッ
リーリエ「な、なんなんですかカキはー!妹レベルがどうとか訳のわからないことを言ってー!」グスッ
リーリエ「ほ、本当は私の作ったチョコが食べたくないだけなんですよね!?」シクシク
シロン「ゴァン!」グルル
カキ「あ、いや……そんなことは…」オロオロ
スイレン「うわっ…女の子泣かせた…」ヒソヒソ
マオ「サイテーだね」ヒソヒソ
アママイコ「アマ!」プンプン
カキ「!?」
カキ「ぁ…その……」
リーリエ「うぅ…」グスグス
カキ「ま、マーマネ…」チラッ
マーマネ「カキ!リーリエに謝りなよ!!」
カキ「」
カキ「り、リーリエすま……」
リーリエ「では、チョコを食べてくださいよ!」キッ
カキ「……いま?」
リーリエ「今」コク
カキ「……………」チラッ
マオ、スイレン、マーマネ「………」ジーッ
カキ「………いただきます」パクッ
カキ(うげっ……!!思った以上にもくたんだ……)モグモグ
リーリエ「どうですか?カキ!」キラキラ
カキ「…………」モグモグ
リーリエ「」ニコニコ
カキ「オイシイヨ」モグモグ
リーリエ「えへへ」ニコニコ
マオ「美味しいって!」
スイレン「さすがリーリエ!」
リーリエ「はい!」ニコッ
シロン「コン!」
カキ「」モグモグ
マーマネ「………あの、リーリエ?」チョイチョイ
リーリエ「?」
マーマネ「………その?…ね?」エヘヘ
リーリエ「ふふふ、安心してくださいマーマネ!」
リーリエ「マーマネの分のチョコもありますよ」ニコッ
マーマネ「やったーー!!」ピョーン
トゲデマル「マルー!!」ピョーン
マオ、スイレン(超喜んでる)
リーリエがマーマネのチョコに使った物 >>58
マトマのみ
リーリエ「どうぞマーマネ」ニコッ
マーマネ「わぁぁぁ」キラキラ
マオ「スイレンと同じで真っ赤なチョコだ……」
スイレン「ま、まさかリーリエもち……」
リーリエ「マトマの実を使ってみました」
スイレン「そ、そう!今、それ言おうとした!」
マーマネ「た、食べていい?」ドキドキ
リーリエ「はい、どうぞ?」ニコニコ
マーマネ「いただきます!」ガツガツ
マオ「すごい勢いで食べてるね……」
リーリエ「お味はどうですかマーマネ?」
マーマネ「お……」
リーリエ「お?」
マーマネ「………美味しい…」ダーッ
マオ、スイレン(泣いてやがる……)
リーリエ「人を感動させる程とは…将来パティシエの道もありですね……」ウーム
シロン「コン!」
マオ「あっ!そういえば!」
スイレン「どうしたのマオちゃん?」
マオ「いや、マトマの実って確かなつきを上げる効果があったような……」
スイレン「ほうほう」
マオ「それをチョコに入れるなんて…リーリエまさか?」ニヤニヤ
スイレン「へぇ?」ニヤニヤ
マーマネ「!」
リーリエ「?」
マーマネ(え?ま、まさかリーリエが僕を……?)ドキドキ
リーリエ「どうかしたんですか?」
マーマネ「ぃ、いや……」モジモジ
リーリエ「ふふっ、おかしなマーマネだね?シロン?」
シロン「コン」
マーマネ(リーリエ…)キュン
トゲデマル「マル」ポンッ
マーマネ「……トゲデマル…」
トゲデマル「>>64」
こうやつまて悲しみだけが広がっていくのか
トゲデマル(こうやって勘違いで悲しみが広がってくんだね…)ウルッ
マーマネ「? なんで泣いてるのトゲデマル?」
トゲデマル(でも……ダメ元でチャレンジするのも人生だね?頑張って)ポンッ
マーマネ「トゲデマル…僕を応援してくれるのかい?」
トゲデマル「マル」コク
マーマネ「…………」ガタッ
マオ、スイレン「!」
リーリエ「?」
マーマネ「あ、あの……!リーリエ!」
リーリエ「な、なんですか?」ビクッ
スイレン(マーマネ!がんば!)
マオ(男を見せろ!マーマネ!)グッ
マーマネ「ぁ…あの……リーリエが転校してきた時から…初めて会った時からずっと………」ドキドキ
リーリエ「え?」
カキ「なぁリーリエ。なんでマトマの実をチョコに入れたんだ?」
リーリエ「はい、マトマの実は素早さを上げる効果があるので、マーマネに機動力をつけてもらおうと」
カキ「なるほどな」
マーマネ「」
マオ、スイレン「うわぁ…」
トゲデマル(また一つ……悲しみが増えたね……)ウルッ
リーリエ「あ、すみませんマーマネ」
リーリエ「で、なんでしたっけ?」ニコッ
マーマネ「>>69」
この水着(電ピカのアレ)を着てくれ
マーマネ「ふ……ふふ……」
リーリエ「ま、マーマネ?」
マーマネ「ふふふ……」グスッ
リーリエ「な、何故泣いているのですか!?ま、まさかまだ私のチョコの美味しさの余韻に浸って……」ハッ
シロン「コン!」
スイレン(リーリエ……それは拷問だよ…)
カキ「マーマネ!泣くなんて男らしくないぞ?」
マオ「お前は少し黙ってろ」ペシッ
カキ「いてっ」
マーマネ「リーリエ……」ゴシゴシ
リーリエ「?」
マーマネ「これ……着てみて?」スッ
リーリエ「!?」
マオ「な、なにあの水着……」
スイレン「前が開いてて……へんたい…」
カキ「マーマネ、なんでそんな物持ってるんだ?」
マーマネ「き、きっと……リーリエに似合……」
リーリエ「い、嫌ですよ!そんなえっちな水着!////」
シロン「コン!」
マーマネ「うぅ……」グスッ
リーリエ「まったく、マーマネは…」
マオ「リーリエ」ポンッ
リーリエ「え?」
マオ「着るのは無理でもさ?」グスッ
スイレン「せめて……貰ってあげて?」グスッ
リーリエ「えぇ……」
マーマネ「うぅぅ…」グスッ
トゲデマル「マル」ポンッ
リーリエ(結局マーマネから変な水着を貰ってしまいました……)
リーリエ(あれ……泳ぐ時に着なければいけないんでしょうか?)ウーム
シロン「コーン」クイッ
リーリエ「あ、そうだったねシロン」
リーリエ「後は…サトシと博士にチョコを渡して…」
リーリエ「博士ー、サトシー?いますかー?」ガラッ
シロン「コーン」
サトシ「」モグモグ
ピカチュウ「」モグモグ
リーリエ「えぇ!?」ビクッ
シロン「コ!?」ビクッ
リーリエ「な、何故サトシとピカチュウはチョコの塊を一心に食べて……?」
ククイ「ははは、色々あってな?」
ロトム図鑑「話せば長くなるロト」
リーリエ「?」
ククイ「それよりリーリエ、なんか用か?」
リーリエ「あ、そうでした!」ゴソゴソ
リーリエ「博士!」スッ
リーリエ「これ、博士の為に私のゼンリョクをこめて作ったチョコです」
リーリエ「よろしければ受け取ってください」ニコッ
シロン「コーン」
ククイ「リーリエ……」
ククイ「リーリエ、すまない…お前の気持ちはハッピータイムが来たように嬉しいが……俺とお前は教師と生徒だ…」
リーリエ「は?」
ククイ「それに……俺にはもう妻が……」クッ
リーリエ「仰ってる意味がまったくわかりませんが」
シロン「コン」ペッ
リーリエがククイのチョコに使った物 安価下
ククイ「ん?丸いチョコ?」ヒョイッ
リーリエ「食べて見てください」ニコニコ
ククイ「うーむ」パクッ
ガチン
ククイ「!」
リーリエ「どうですか?」ニコニコ
シロン「コーン?」
ククイ「歯が折れた……」ボロッ
リーリエ「そうですか」ニコニコ
ロトム図鑑「は、博士ー!これはきんのたまにチョコを塗って固めたものロトー!」
ククイ「なにぃ!?」
リーリエ「あ、ちなみにサトシとバーネット博士にも同じものを用意してあります」スッスッ
ククイ「こ、これは……本当にハッピータイムが来ちまったぜ…」ゴクリ
ククイ「いいのかリーリエ?こんなもの貰っちまって?」
リーリエ「はい、家には売るほどありますので」ニコニコ
シロン「コーン」
ククイ「……わかった、ありがたく頂く」
リーリエ「はい」ニコッ
ククイ「……ちなみにリーリエ、チョコに何を入れたんだっけ?」
リーリエ「…………?"きんのたま"ですが?」
ククイ「え?よく聞こえなかったぞ?もう一度ハイパーボイスで!」
リーリエ「はぁ……ですから…」
ロトム図鑑「博士、セクハラで訴えられるロトよ?」
シロン「ゴァン!!」グルル
サトシ「」モグモグ
ピカチュウ「」モグモグ
放課後
マオ「う~ん!終わった終わった!」
マオ「ねぇ!リーリエ!スイレン!これから家来ない?」
スイレン「ごめんマオちゃん、私、用事が……」
マオ「えー?」
リーリエ「すみませんマオ…私も用事が…」
マオ「……う~ん、じゃあ仕方ないっか……私は……どうしよっかな?」
アママイコ「アマー」
エーテルパラダイス
リーリエ「………」ツカツカ
シロン「コーン」スタスタ
リーリエ「!」
グラジオ「き、奇遇だなリーリエ…」
リーリエ「お兄様……」
リーリエ「………お兄様が何故ここに?」
グラジオ「い、いや……なんとなく…」
リーリエ「はぁ、そうですか……」
リーリエ「……………」ツカツカ
シロン「コーン」スタスタ
グラジオ「……………」スタスタ
リーリエ「………………」ピタ
グラジオ「!」
リーリエ「あの、お兄様…」クルッ
グラジオ「な、なんだリーリエ?オレに何か用か?」ソワソワ
リーリエ「………何故ついてくるのですか?」ジトー
グラジオ「>>78」
神の意思だ
グラジオ「………………」
グラジオ「神の意思ってやつだ」フッ
リーリエ「そうですか、論理的結論から言いますと、頭が病気のようなので早く帰って寝てください」
シロン「コン」
それからも……
リーリエ「ビッケさん!バレンタインチョコです!」スッ
リーリエ「モーモーミルクをたくさん使ってみました!」
ビッケ「ありがとうございます」ニコニコ
グラジオ「リーリエ、大きけりゃいいってもんじゃないぞ?」フッ
グラジオのストーカーは続いた……
リーリエ「ザオボーさん!バレンタインチョコです!"どくどくだま"を入れてみました!」ニコッ
ザオボー「リーリエ嬢ちゃん……」
ザオボー「申し訳ないですが……私にお子様趣味は……」
リーリエ「は?」
グラジオ「ザオボー!貴様ァ!!」
そして……
リーリエ「ふぅ、これでだいたい配り終わったかな?」
シロン「コーン」
グラジオ「……………」
リーリエ「あ、いけない!忘れてました!」ポンッ
グラジオ「!」
リーリエ「お母様にもチョコを渡さなきゃ!」
シロン「コーン!」
グラジオ「」
リーリエがルザミーネのチョコに入れた物 安価下
リーリエ「お母様!」ガチャッ
シロン「コン」
グラジオ「……………」
ルザミーネ「あら?どうしたの二人とも?」
リーリエ「お母様!今日はバレンタインデーなのでチョコを作ってきました!」
ルザミーネ「へぇ?リーリエが?嬉しいわね」ニコッ
リーリエ「お母様!早速食べてください!」
ルザミーネ「ふふっ、わかったわ?ありがたく頂くわね?」スッ
ふしぎなあめチョコ「」
ルザミーネ「……これは?"ふしぎなあめ"入りのチョコ……かしら?」ヒョイッ
リーリエ「お母様にはもっと"母"としてレベルアップして頂きたいという想いをこめてゼンリョクで作りました!」ニコッ
ルザミーネ「あら?それはどういう意味かしら?」ウフフ
ルザミーネ「……まぁ、いいわ…丁度いいし……」ゴソゴソ
リーリエ、グラジオ「?」
ルザミーネ「実は私からもぉ…なんとぉ……」フフフ
ルザミーネ「かわいいかわいいあなた達にバレンタインチョコがありまーす♪」バーン
リーリエ「お、お母様が……」
グラジオ「オレ達にチョコ……?」
シロン「コン?」
ルザミーネがリーリエとグラジオのチョコに入れた物 安価下
ルザミーネ「はいどうぞ」スッ
ルザミーネ「勿論手作りよ♪」
リーリエ「わぁ…可愛いハート型です」パアア
シロン「コン」
ルザミーネ「さ?食べてみて?」ニコニコ
グラジオ「……変なもの入れてないだろうな?」
ルザミーネ「失礼な子ね!」プンプン
リーリエ「そうですよお兄様!」
シロン「コン!」
グラジオ「す、すまん……」
リーリエ「では、お母様!いただきます!」パクッ
グラジオ「……………」パクッ
シロン「コン」パクッ
ルザミーネ「ふふっ」ニコニコ
リーリエ、グラジオ、シロン「!」
リーリエ、グラジオ、シロン(こ、これは………!!)
リーリエ「く、口の中に広がるフルーティで甘い味わい……」ウットリ
シロン「コ………」モグモグ
グラジオ(く、くやしいが……食べるのが止まらん……!!)モグモグ
ルザミーネ「トロピウスの実を使ってみたの?」フフフ
リーリエ「トロピウスの……」
ルザミーネ「ええ、今日の為に一番いいものを厳選してみたの?」
リーリエ「お母様……私達の為にわざわざ……」ウルッ
シロン「コン……」ウルッ
ルザミーネ「ふふふ、可愛い子供達の為だもの、当然じゃない?」ニコッ
グラジオ「……………」モグモグ
リーリエ「お母様!」ダキッ
シロン「コン!」ダッ
ルザミーネ「あらあら、リーリエはいつまでたっても赤ちゃんね?」ナデナデ
リーリエ「……違うもん…」ギュッ
ルザミーネ「ふふっ」クスッ
ルザミーネ「……………」チラッ
ルザミーネ「グラジオ、貴方はどうだった?私のチョコ?」
グラジオ「………………」モグモグ
グラジオ「………美味いよ」ボソッ
ルザミーネ「………そう…」フッ
ルザミーネ「………良かった」ニコッ
リーリエ「あー!お母様のチョコ、美味しかったですねお兄様?」
グラジオ「まあまあだな」
リーリエ「まったく、お兄様は素直じゃないんですからっ!」
シロン「コーン!」
グラジオ「………………」
リーリエ「……さてと…」
グラジオ「!」
グラジオ(いよいよオレの番か?)ドキドキ
リーリエ「帰りますか」
シロン「コン」
グラジオ「」ガクッ
リーリエ「? なんですか?お兄様」
グラジオ「い、いや……」
リーリエ「変なお兄様……ね?シロン?」
シロン「コーン」
グラジオ「………………」
グラジオ(フッ、無理にリーリエからチョコを貰っても意味は無い……か…)
グラジオ「オレも旅に戻るとするか……この心の孤独を埋める旅へ……」フッ
トテトテ
グラジオ「ん?」
シロン「コーン」クイッ
グラジオ「どうしたシロン……って!?」
グラジオ「お前……その口に咥えてるもの…………」
シロン「コン」クイッ
リーリエがグラジオのチョコに入れたもの >>89
せいなるはい
グラジオ「これは……チョコ?」スッ
シロン「コン」
グラジオ「リーリエ………」
リーリエ「………ハッピーバレンタインお兄様……」
グラジオ「!」
リーリエ「……ちゃんと三倍返しでお願いしますね?」ニコッ
グラジオ「リーリエ……」ウルッ
リーリエ「……おや?泣いているのですかお兄様?」ニヤニヤ
シロン「コン?」ニヤニヤ
グラジオ「そ、そんな訳ないだろ!」ゴシゴシ
リーリエ「ふふっ」
グラジオ「食べてもいいか?」
リーリエ「どうぞ」ニコッ
グラジオ「チョコが……光ってる?」
せいなるはいチョコ「」キラキラ
リーリエ「"せいなるはい"を入れたチョコです!手に入れるのに苦労したんですよ?」
グラジオ「オレの為にそんな貴重な物を…」ジーン
グラジオ「ま、まさか本め……」
リーリエ「さぁ?それはどうでしょうか?」
シロン「コン」
グラジオ「うぅ……美味しい…美味しい……リーリエのチョコ……美味しい…」グスッ
リーリエ(お兄様も私のチョコを食べて泣いている……やはり私にはパティシエの才能があるのでしょうか……?)
グラジオ「……ところでリーリエ…」グスッ
リーリエ「なんですか?」
グラジオ「………せいなるはいの三倍返しって何がいいんだ?」グスッ
リーリエ「………それは自分で考えてください」
シロン「コーン」
リーリエの家
リーリエ「ふぅ…疲れました…」
シロン「コーン…」ヘタッ
リーリエ「………でも…みなさん喜んでくれましたし……チョコ作りに挑戦してみて正解でしたね?」
シロン「コン!」
リーリエ「あっ、そう言えば…」ゴソゴソ
シロン「コン?」
リーリエ「お兄様に……別れ際どうしてももってけってチョコを渡されたんでしたっけ……」スッ
リーリエ「……手紙がついてますね?」ピラッ
『可愛い妹リーリエへ 蒼きZに導かれし月のように美しく………』
リーリエ「………また訳のわからないポエムですか……これは読まなくてもよさそうですね」ポイッ
シロン「コン」
リーリエ「……えーと、それよりチョコ…」
グラジオがリーリエのチョコに入れたもの >>96
おおきなキノコ
リーリエ「こ、これは……おおきなきのこ型のチョコ……?」
シロン「コン?」
『追伸』
リーリエ「!」
『このチョコはリーリエのチョコ作りの手伝いのついでに作ったものだ』
『できれば食べているところが見たい。ムービーに撮って送ってくれないか?ちなみに食べ方は舌先で舐めるように……』
リーリエ「……………」ビリッ
シロン「ゴァン!!」ペッ
リーリエ「ハァ……まったくお兄様は!台無しです!」プンプン
シロン「コン!」プンプン
リーリエ「…………………」
シロン「コン?」
リーリエ「…………また……」
シロン「?」
リーリエ「………来年もチョコ作りに挑戦してみよっか?シロン?」ニコッ
シロン「コン!」ニコッ
おわりーりえ
おわりです
余談ですが
サトシは等身大チョコのせいで虫歯になりました
スイレンは校舎裏でサトシにサトシ型チョコを渡してドン引きされました(本人は喜んで貰えたと思っている)
マーマネはホワイトデーのリーリエへの三倍返しに何を渡すか企んでます
カキはもくたんを食べて腹を壊しました
マオちゃんはいつも元気です
ほんとにおわり
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