【モバマスSS】泰葉「周子さん。お話があるんですけど」 (29)

注意事項
泰葉のキャラがちょっと変です。

※前回の予告だけ見ればいいと思います。

モブキャラ出ます

今回から番外編になります。泰葉がPハーレムを目指すお話です

好き勝手にやるつもりなのでそういうのが嫌いだなって方はブラウザバックしてください。

メインキャラは泰葉 周子 ぼのの 悠貴ちゃんです。今回は周子メインです


前作の設定を引き継いでます。
【モバマスSS】泰葉「Pさんが手を出してくれないんです」(初投稿)
【モバマスSS】泰葉「乃々さんにも協力してもらいます」乃々「むーりぃ・・・」
【モバマスss】悠貴「遊園地で!」まゆ「お仕事ですよお」
【モバマスSS】周子「家出と客と和菓子屋と」
【モバマスSS】泰葉「自覚と一転攻勢」
【モバマスSS】泰葉「デート大作戦」



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【事務所ー泰葉の部屋】

  ~コタツ内~

泰葉「Pさんを籠絡したいんですがうまくいかないわけです。」

周子「うん。見てればわかる」

泰葉「私、気づいたんです。このままじゃ駄目だって」

周子「そもそもアタシらアイドルだからね」

泰葉「このままじゃPさんを落とせません。もうなりふり構ってはいられないです」

周子「で、本題はなに?わざわざ改まって」

泰葉「周子さん。可及的速やかにPさんに告白してください」

周子「・・・は?」

・・・・・・・・・・

【事務所~まゆp・142'Pの部屋】

周子「ちょっと!まゆちゃんいる!?」

幸子「どうしたんですか周子さん。そんなにあわてて、まゆさんならそこにいますけど」

周子「ん、幸子ありがと。まゆちゃん!」

まゆ「・・・周子さん」

周子「泰葉に何吹き込んだん!なんかおかしくなっとるやん!」

まゆ「・・・もう泰葉ちゃんは私の教えは必要ないんです」

周子「なにがあったんよ?」

まゆ「あれは、昨日のことでした・・・」

・・・・・・・・・・・

【前日~女子寮~まゆルーム】

泰葉「Pさんに手を出してもらえないんです」

まゆ「そうですねえ。私もいい加減年貢を収めて欲しいんですが」

泰葉「私気づいたんです。Pさんの理性を根本から破壊しないと行けないって」

まゆ「え?どういう意味ですかあ?」

泰葉「一人じゃ理性を壊せませんでした、協力者がいります」

まゆ「まゆじゃ駄目なんですか?」

泰葉「だめです。だってまゆさんはまゆpさんが好きですから悪いです」

まゆ「・・・?」

泰葉「Pさんを好きな人達で協力しあって、全員抱かれるようにみんなが動くんです」

まゆ「あ。あのそれはまずいのでは」

泰葉「別に最初が私でなくてもいいです。私の趣味がドールハウスなのは知ってますね?」

まゆ「は、はい」

泰葉「あれを見ていて私気づいたんです。みんな一緒に大きい家に住めばいいんです、あそこには法律はありません」

泰葉「最大で5~6人くらいですかね?Pさんも毎日だと辛いでしょうし」

まゆ「いやおかしいですからね!?まゆはプロデューサーさんがそうなったら嫌ですよ!?」

泰葉「まゆさんは独占したい派ですけど、私はみんなで幸せになりたい派なので問題ないです」

まゆ「ま、まゆはそんなこと認めません!泰葉ちゃんはそれでいいんですか!」

泰葉「まゆさんはお友達ですがこの件に関しては譲れません・・・お気遣いありがとうございます。」

まゆ「そ、それにそんなこと世の中が許さないと思います。それにファンを裏切ることに」

泰葉「世間なんてどうでもいいじゃないですか。ファンの方には祝福されるようにする感じにします」

まゆ「・・・具体的にどうするつもりですか」

泰葉「手始めに周子さんに協力してもらいます。一番可能性があると思うので」

まゆ「・・・まゆはとんでもないものを誕生させてしまったんでしょうか」

~~~~~~~~~~~

【事務所~まゆp・142'Pの部屋】

まゆ「・・・というわけでして」

周子「ちょっと待って!色々おかしくない!?」

輝子「な、なんていうかすごいな。泰葉さん」

幸子「え、ええ。ちょっとこれはさすがの僕でもドン引きです」

小梅「仲間を増やしていく・・・すごい。ゾンビウイルスみたいだね、・・・えへへ。ちょっと興味あるかも」

周子「ていうか!アタシが一番可能性あるってどういうことよ!?」

まゆ「え?」

周子「だってまゆちゃんには言ったじゃん。アタシはさ」

まゆ「あの程度じゃ止まる理由にはなりませんよお?まゆはむしろ泰葉ちゃんより可能性あると思ってました」

幸子「どんな理由なんですか?」

まゆ「これは周子さんの名誉に関わることですから言えません、ごめんなさいね」

幸子「ならしょうがないですね!僕は可愛いので全然いいですよ!」

周子「とりあえずどうしようか?」

小梅「P、Pさんに相談すればいいと思うの」

輝子「そ、そうだな。まずはそれがいい。Pさんはどこにいるんだ?」

周子「そういやどこ行ってんだろ?連絡してみよう。でないや・・・」


【事務所~部長室】

部長「お前を呼び出した理由はわかるな?」

P「はい」 

部長「アイドルと険悪になれとは言わない。だが最近は、少し目に余る・・・な?」

P「・・・申し訳ありません」

部長「・・・正直お前が悪くないとも思う。だがそれとこれとは別問題だ。」

P「・・・私はどうすればいいでしょうか」

部長「・・・一番いいのは異動だと思うんだが、かまわないか?」

P「はい。荷物をまとめておきます」

部長「話が早くて助かる。ん?誰だ、入っていいぞ」

アーニャ「プリヴェート。プロデューサー(部長のこと)・・・おはなし、終わりましたか?」

部長「アーニャか。どうした?何か用か」

アーニャ「ニェート、今日は私仕事です・・・一緒にいって、くれますね?」

部長「いや、今日はトラプリの仕事に行くことになってる。いってあるはずだよな?」


※部長はトラプリの三人・アーニャ、千枝ちゃんを担当しています


アーニャ「でも、私、さみしいです」

部長「あ、ああ。悪いな。だが順番だからさ」

アーニャ「ダー・・・仕方ないですね、プロデューサー・・・Я тебя люблю безумно。失礼、します」

部長「いってらっしゃい。すまんな、話の途中で。引き継ぎ相手はまゆpでいいだろう。もう行っていいぞ」

P「はい。手配をお願いします」



・・・・・・・・・・・・

P「・・・潮時かな。とりあえず部長に任せればいいか・・ん?周子から電話きてたか。・・・あーもしもし。周子か。どした?」

周子【Pさん。今どこ!】

P「・・・部長に呼び出されてた。とりあえず部屋戻ろうかなと」

周子【だめ。今部屋に戻っちゃ駄目】

P「なんで?俺まだ仕事が」

周子「とりあえず外で会おう、あたしも相談したいことがあるんだ」

P「・・・わかった。じゃあ事務所外のファミレスでいいか?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【事務所~まゆp・142'Pの部屋】


周子「うん。あたしもすぐいく。じゃーね。・・・よし」

まゆ「大丈夫そうですか?」

周子「なんとかね、あれ?泰葉からメール来てる」

泰葉『Pさんに相談するのは構いませんが、私の目的を言わないで頂けると助かります。
   おそらく、これを知ったPさんは仕事をやめるか、異動させられる可能性が出てきます。
   私はついていくつもりですがお互いメリットが少ないので、黙っていてくれるとありがたいです』


まゆ・周子・142s「・・・・」

周子「・・・どっかで見てんの?あ、ちがう、電話前だ。アタシが気づかなかっただけか」

幸子「そ、そんな!異動はともかく、仕事までやめちゃうんですか!?」

周子「ありえる。ううん。いや、それしかないわ。海外に異動して引き継ぎしたらすぐやめて最悪そのまま海外で行方くらますかも・・・」

輝子「す、すごいな。」

小梅「幽霊みたいに消えちゃうんだ・・・す、すごい・・・ね。」

まゆ「で、どうしますか?あの・・・ごめんなさい」

周子「気にしないでまゆ。・・・とりあえずPさんと話してみる。泰葉対策をしないとね」


【ファミレス】

P「おう、来たか。どうした?」

周子「うん。泰葉のことなんだけど」

P「ああ。そのことでな。俺も今部長と話してきたんだ」

周子「・・・部長なんだって?」

P「異動が一番かなって」

周子「!?」

P「あ、もちろんすぐってわけじゃないぞ。一応ちゃんと引き継ぎしてだな・・・」

周子「駄目」

P「まだきまっt」周子「駄目」

周子「そんなの絶対ダメだよ。Pさん、アタシたちのこと見捨てるん?」

P「いや・・・できればそれはしたくない。」

周子「だったら!」

P「でもな。・・・このままだと俺はアイドルに手をだしてしまう最低野郎になるかもしれないんだ」

周子「・・・だから?アタシたちの前からいなくなるって?」

P「・・・まだ決まったわけじゃない。部長もなるべくしたくないって言っている」

周子「そう」

周子「わかった。アタシの方でも泰葉と話して見るから、Pさんは今日家に帰んなよ」

P「・・・そうか。荷物持ってきたらすぐ帰ることにするわ。ごめんな」

周子「うん。そうして」

・・・・・・・・・・・・

【事務所ー泰葉の部屋】

泰葉「あ、二人共。おかえりなさい」

P「ただいま。・・・俺今日はもう帰るから。二人共じゃあな」

泰葉「お疲れ様です」

周子「おつかれ~、・・・うん。行ったね。泰葉。ちょっと話があるんだ、あと頼みたいことも」

泰葉「・・・いいですよ?わたしにできることならなんでも」


【Pの家の前】

P「ふぅ、どうすっかなあ。時間がないな・・・ん?」

周子「あ、Pさんや。おかえり。いや~ドアの前で待ちぼうけって辛いね」

P「・・・泰葉に聞いたのか」

周子「Pさん寄り道したでしょ。タクシーって便利だよね。取り敢えず中に入れてくんない?」


・・・・・・・・・・・・・


【Pの家~自室】

周子「久しぶりだよね。こうしてPさんとこくるの」

P「結構前だな。正直来ないでほしいんだが、アイドルなんだから」

周子「いやあ、待ちぼうけは辛かったね。早く開けて~って思ったわ」

P「で、なんでここに来た?」

周子「・・・泰葉と話してきたよ」

P「・・・そうか。どうだって」

周子「なんとかするって言ってた」

P「なんとかってなんだよ」

周子「・・・わかんない。あのさ、Pさん。お願いがあるんだ」



P「なんだよお願いって?っておい!何脱いでんだ!」

周子「あ、Pさんが脱がせるほうがよかった?じゃあほら。どうぞ?まだ上着だけだし他は脱がしていいよ?」

P「冗談でもやめろ!怒るぞ!」

周子「・・・冗談なわけないやん。冗談でこんなことするほどアタシあほじゃないよ?・・・やったことないからちょっと怖いけど」

P「話し聞いてやるから、とりあえず服を・・・」

周子「お願い。アタシを抱いて。なんでもしていいから」

P「本気・・・なんだな。・・・目のやり場に困るから取り敢えずこれはおっとけ」

周子「ありがと。だってPさん私達の前から消えるつもりでしょ?異動関係なく退職するつもりでしょ?」

P「・・・」

周子「沈黙は肯定と受け取るよ?」



P「・・・このままだと俺はみんなに迷惑をかけることになる」

周子「だから退職して引っ越すんだ。そんで多分誰も知らないところに行くんでしょ」

周子「ちなみに泰葉は気づいてなかったよ?当たり前だよね。失踪しちゃうの知らないもんね」

P「・・・誰に聞いた?」

周子「さあ誰でしょうか?ヒントは昔、Pさんと遊んでたときかな」

P「そういや会ってたな・・・あいつか」

周子「たまたまあった時あの人言ってたんだ。『こいつ失踪癖あるから気をつけろ』って」

P「・・・、まああいつは知ってるよな。付き合い長いもんな」

周子「ふらっと消えて、帰ってこなくなるって、だから学校の出席がやばくなったら連絡してたって笑いながら言ってた」

周子「そんで連絡先をしょっちゅう変えてその人達にしか教えないんでしょ?アタシと初めて会ったのも失踪してたときだったりする?」

P「・・・あん時は普通に旅行だ。連絡先も他の人にも教えてるし。お前が知らんだけだよ」

周子「でもアタシ達には教えない。つながるのが怖いから多分まゆpさんにも。」

P「・・・」

周子「ねえ。Pさん。Pさんを逃さないための方法がアタシこれしか思いつかなかったよ」

P「・・・例えそういうことをしたとしても俺は消えるぞ」

周子「ううん、絶対できないよ。優しい人やもん。甘いっていってもいい。アタシを抱けば黙ってアタシを捨てられなくなる」

周子「それでもどっか行くって言うならアイドルもやめて絶対ついていく。根無し草やりたいならそれでもいい。」

P「だめだ周子。それはだめなんだ、こんな奴にそんなこと。」

周子「・・・アタシと泰葉が好きになった人をこんな奴呼ばわりせんでくれへん?」

P「・・・そっか。ごめん」

周子「そこで謝られてもなあ。さて理由話したわけやし。ついでに好きって言ったし?」

P「・・・てかサラッと告白したなお前。普通に聞き流したわ」

周子「別にいいよ。で、どうする?シューコちゃん安全な日だし別にゴムとかなくてもいいよ?・・・ちょっと怖いけど」

P「俺は女性の大丈夫な日とかは信用しないことにしているしそもそも抱くつもりもない」

周子「・・・ねえ、泰葉もそうだけどここまで女にさせといて手を出さないのって失礼やない?」

P「だからそういう問題じゃねえって言ってんだろ」

周子「それはもう残酷ってレベルだよPさん・・・じゃあ約束してや。絶対黙っていなくなったりせえへんって」

P「・・・わかった。約束するよ」

周子「・・・もうええやんか。どうにも駄目になってもうたら、ウチとPさんとどっかで暮らそうよ。ついでに泰葉もつれてさ」

P「・・・お前らはそれでいいのか」

周子「それでいいから言ってるんやん。あ、Pさん携帯貸りるよ?」

周子「・・・電話帳に知らない名前があるね。この人達だよね多分。カテゴリ友達だし、アタシが会ったのはどの人だろ?まあいいや誰でも」

P「待て。お前何する気だ」

周子「・・・もしもし。アタシ塩見って言います。Pさんのお友達ですか?よかった、よろしければ連絡先を交換したいんですけど」


【翌日-事務所-泰葉部屋】

悠貴「おはようございます!」

泰葉「おはようございます」

周子「おはよー」

乃々「お、おはようございまヒィッ!」

周子「どったの乃々ちゃん」

乃々「P、Pさんが机の下にいるんですけどぉ!」

P「・・・・・・・・・あぁ、乃々か。おはようみんな」

悠貴「ど、どうしたんですか!?」

乃々「と、とりあえず出てきてください・・・」

P「・・・ああごめん・・・あ、そうだちょっと部長のところ行ってこなきゃ。みんな今日も頑張って」

悠貴「・・・Pさん、どうしちゃったんでしょうか」

乃々「定位置を取り戻せたのはいいんですけどあれは・・・」

周子「まあアタシがなんとかするから二人共レッスン行ってきちゃってー。そろそろ時間でしょ」

悠貴「は、はい。お願いします。行きましょう乃々さん!」

乃々「は、はい、行ってきます」

泰葉「・・・周子さんうまくいきました?」

周子「だめだった。でも本命のほうはオッケー。そっちは?」

泰葉「少なくとも異動は絶対ありません。好き勝手に動いていいと思います」

周子「・・・まじで?」

泰葉「Pさんのことありがとうございました。教えてくれてなかったら私は防げなかったですから」

周子「てか、アタシはこれでもいいけど泰葉はこれでいいの?」

泰葉「当然です。さて、次は誰がいいでしょうかね?」


【事務所~部長室】

P「すいません・・・あの」

部長「お、来たな。お前の異動なしになったから」

P「よろしいんですか?」

部長「社長が許可した。岡崎泰葉をえらく気に入ったらしい。俺個人としては自重しろとは思うが」

P「・・・実は担当アイドルをスカウトでもオーディションでもなんでもいいので増やそうかと思いまして。・・・」

部長「・・・なるほどなあ。要するにだ、岡崎につく割合を減らすと。」

P「はい。積極的にスカウトにいくなら泰葉もついてこないと思うんです」

P「実際新人についてた時は、近くにいなくても文句はなかったので。」

部長「確かにそろそろ増やしてもいい頃だしな。わかった。・・・それだったら年の若い子をスカウトすればいいんじゃないか?」

P「そうですね。子供や年下の前で教育に悪いと言えば少しは抑えられるかもしれませんし」

部長「そういうことだ。・・・話はまとまったな。お前も担当アイドルとの距離を気をつけて頑張れよ」

P「はい。ありがとうございます。失礼致します」

・・・・・・・・・・・・・

【事務所ー泰葉部屋】


P「ただいま」

泰葉「おかえりなさい」

周子「おかえり」

P「・・・一応これからスカウトにいくことが増えると思う。悪いけどあまりついていけなくなる」

泰葉「そうですか。それでは。失礼します」

P「・・・おっと」

周子「いきなり抱きつくとは泰葉だいたーん」

泰葉「うん、やっぱこれです。この胸の感触です。Pさん早く腕をまわしてくださいよ」

P「泰葉。離れてくれないか?」

周子「もう離れなくていいらしいよ?泰葉のおかげだね」

P「・・・あれまじなのかよ」

周子「泰葉、もうちょいしたら変わってね」

P「・・・お前もかよ」

周子「素直になるって決めたし?これからもよろしくね。Pさん。」

P「・・・どうしてこうなった」

泰葉「~~~~♪」



~~次回予告~~

アイドルをスカウトするため養成所に顔を出したP、収穫もなく帰りに不幸にも黒服の少女にぶつかってしまう

儚い雰囲気をした困り眉の子だった。彼女の話を聞いてスカウトすることに決めたP

事務所のみんな紹介した際、一目で岡崎泰葉は気づく。この子は仲間になってくれる。と

彼女の名前は白菊ほたる。決して諦めない女の子である

次回 【Pさんハーレム計画~第2話~幸せは誠実という花言葉とともに】

Pがのむ胃薬の味は苦い


おまけ~~Pが帰った後の二人の行動~~

【事務所~泰葉部屋】

周子「泰葉!いるね」

泰葉「周子さん。考えて直してくれました?」

周子「あのね、思ったよりやばいことになってる」

泰葉「何がですか?」

周子「・・・Pさんここやめてどっかいく気だ」

泰葉「別についていけばいいじゃないですか」

周子「多分今日手を打たないとあの人は明日から会社に来なくなる。メールか何かで引き継ぎだけしてアタシたちの前に二度と姿を見せなくなるかも」

泰葉「・・・根拠は?Pさんがそんなことをするなんて思えないんですが」

周子「昔Pさんの友達に会った時言われたんだ。失踪して行方知れずになることがあるって。実行されてその間にに家も引き払われたら見つけられなくなる」

泰葉「・・・私はどうすればいいでしょうか?周子さんには考えがあるんですよね?」

周子「アタシはPさんを説得しに行く。家の場所教えて。今からタクシーで行けば追いつける。時間がない。急がないと」

泰葉「・・・わかりました。私はちひろさんのところにいってなんとかしてもらうよう交渉します」

周子「頼むね。・・・私が先越しても怒んないでね」

泰葉「もちろん。一緒にがんばりましょう」

周子「じゃあアタシ一回家帰ってタクシーでそのまま向かうから。じゃあね!頼んだよ!」

泰葉「・・・周子さんが加わってくれたのはいいんですが、この問題を片付けないと・・・」


【事務所~社長室】

泰葉「・・・ここが社長室」

ちひろさんに泣きながら事情を話した。もちろん嘘泣きだけどちひろさんは助言をくれた
ちひろさんによると今の私なら社長に会いにいった方がいいと言われた。だから私は社長室にいる。

泰葉「・・・よし。失礼します」

社長「ようこそ!岡崎くん!歓迎するよ!」

泰葉「ど、どうも。初めまして。お話があります」

社長「ちひろくんから聞いているよ。愛しの彼が手を出してくれない!そのために他のアイドルさえ巻き込もうとしている!」

社長「自分の仲間。まだ見ぬアイドルでさえも!それは本当かね!?」

泰葉「その通りです。それを認めてもらうために来ました」

社長「それがアイドルとして良くないというのもわかっているかね!?」

泰葉「はい。わかっています。・・・彼が辞めたら私も一緒にいきます」

社長「なるほど!その欲望実に素晴らしい!許可するよ!私にできることなら協力しようじゃないか!」

泰葉「・・・え?いいんですか?」

社長「アイドルとは他人を利用してでも、自分の目的を達成する力が必要だ」

社長「君と佐久間くんはベクトルが違うだけで最上級のアイドルだよ!実に素晴らしい!」

社長「私も君をアイドルとして必要としている。君は私の力がほしい。ギブアンドテイクってやつだよ。」

もちろん彼も失いたくないんだ私は。と社長は続けた。・・・すごい発想だ

泰葉「・・・なるほど。じゃあ精々利用させていただきます。これからもよろしくお願いします」

社長「その切替の速さもいいねえ!じゃあこれからもよろしく!うまくいったら教えてくれたまえ!」

ガッチリを握手をして快く送り出された、・・・正直こんな簡単にいくとは思わなかった。
いや。最高の結果だ。これで憂いはなくなった。事務所内では自由ということだ、心いくまでやりたい放題できる

泰葉「後は頼みますよ・・・周子さん」



おまけその2~~部長はロシア語ができます~~

【事務所~部長室】

P「しかし、ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません」

部長「上が許可してるならかまわないさ。」

P「すいません部長。一つ聞いてもよろしいでしょうか?」

部長「なんだ?」

P「部長って語学堪能で9カ国語できましたよね?アナスタシアさん最後なんて言ってたんですか?」

部長「・・・ロシア語はできないんだ」

P「あ、そうなんですか。じゃあ失礼します」

部長「・・・行ったか。・・・最近愛の表現が強くなってきたなあ。お前は頑張れよ。いやほんと」

終わりです ありがとうございました

ハーレム系って難しいな?

依頼出してきます

作者です、確かに間違えてますね ごめんなさいね。確認したんだけどなあ

まあ幸子はカワイイからきっと許してくれますね。もちろんみなさんもね(精一杯可愛いポーズを決める俺)

失礼いたしました

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