輿水幸子「ナニしてるんですかPさん…」 (25)

P「ふぅ……倉庫整理…疲れたぁ…」

P「にしてもほんとにごちゃごちゃしてるなぁ…。今度から定期的に整理しないとなぁ…」

P「なんだこれは…スタンドライトか……って壊れてる!!こんなの捨てればいいじゃないか…」

P「で、これはなんだ…きったない机だなぁ…。でも…これは掃除したら使えそうだなぁ……って痛ぁぁっ!!」

P「ぐぅ…この木製の机…傷んで端っこが折れてるのか…くそっ…折れてるところ触っちまった…」

P「ったく…どうせこれ誰も修理しないんだし捨てればいいのに……。よし…後で確認して捨ててやる…。とりあえず休憩するかな。倉庫の中で休憩は嫌だしとりあえず出るか………って痛ぁぁ!」

P「うおっっ…最悪だ…指に木が刺さってるじゃないか……」

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P「くそぅぅ……苦手なんだよなぁ…こういうの抜くの…。子供の頃もよく遊んでる時に刺さったが…いっつも自分じゃ抜けなくて母さんに抜いてもらってたなぁ…」

P「まさかこの歳になって木が指に刺さるとは…。と、とりあえず刺さったところの周りを押して…抜けねえかなぁ…」ギュゥ…

P「うぐぐぐ……くそっ…抜けねぇ…。だよなぁ…でもピンセット使うのはなぁ…不器用だからうまく抜けねえんだよなぁ…。血が出るわ痛いわで…拷問だ…」

P「気合だ…気合で抜くしかない…」

P「うぉぉぉぉぉ…」ギュゥゥゥゥ

P「はぁ…はぁ…はぁ……抜けねぇ…」

幸子(何やってるんですか………Pさん……)

幸子(倉庫整理…手伝おうと思って来たはいいんですけど……なんか…倉庫の中から変な声が聞こえるんですけど…)

P「うぐぅ…くそっ…ぬけねぇ…」

幸子(中で何してるんですか…ボク…今入ってもいいんですかね……)

P「はぁ…はぁ…だめだ…。かっこ悪いが…誰かにぬいてもらうしかないな…」

幸子(ぬ、ぬいてもらう……?)

P「くそっ…道具さえあればなぁ……。いや…あっても1人じゃぬけないか…」

幸子(ど、道具……!?)

幸子(Pさん…ほ、ほんとに何してるんですか…そ、倉庫の中で…息を荒くして…道具があれば…ヌきやすいって…ま、ま、まさか…そ、そういうことですか…!?)///



幸子(う、うわわわわ…Pさんなんでこんな場所で……倉庫の中にえっちな本とかあったんでしょうか……と、とりあえず今はまずいですね…早くここから離れないと)ササッ…

P「おおっ!!幸子!いいところにいた!」ガチャッ

幸子「う、うわぁぁぁっ!」

P「うおおおっっ…!?な、なんだよ!?なんでそんなに驚くんだ!?」

幸子「な、な、なんですか…Pさん……」

P「すまん…幸子…お願いがあるんだ…」

幸子「………はい…なんでしょう…」

P「抜いてくれ」

幸子「嫌ですよ!!!!!!!!!」

P「な、なんでだよ!!!」

幸子「な、なんでって!!!Pさん!今自分が言ってることの意味…分かってますか!?」

P「わ、分かってるよ!!なんだよ!別にいいじゃないか!ちょっと刺さってるもの抜いてくれって言ってるだけだよ!」

幸子「さ、刺さってるモノって!!気軽に言わないでくださいよ!!」

P「いや俺だってさぁ…自分で抜けるなら抜きたいよ!でもさぁ…俺不器用だから上手く抜けないんだよ…」

幸子「ぶ、不器用って!そういう問題なんですか!?」

P「いや頼むよぉ…この歳になって自分じゃ抜けないってのはかっこ悪いとは思うんだけどさぁ…」

幸子「い、いや知りませんよ……。自分じゃ上手くできないって……今まではどうやって…そ、その……ヌいてきたんですか……」///

P「う、うぐ……恥ずかしながら……母さんに頼んでたよ…」

幸子「お母さんに!?!?!?お母さんにナニさせてるんですかぁぁぁぁ!!!??」

P「ええぇぇ!?そこまでか!?」

幸子「そこまでですよぉ!!!」

幸子「お母さんに!?じゃ、じゃあ…アレですか…シたくなったらお母さん呼んで……ヌいてって頼んでたってことですか!?」

P「し、したくなったらってなんだよ……そりゃあ…抜かないとズキズキして痛いしよぉ…母さんに抜いてもらってたよ…」

幸子「ズキズキ!?ぬ、ヌかないと痛むんですか!?男の人って…」

P「お、男も女も関係ねぇよ!!ウチの母さん上手いからなぁ…さっと抜いてくれたなぁ…10秒かかるかどうかだったな…」

幸子「10秒!?そ、それはお母さんが上手いというより…Pさんが……い、いえ何でもないです…」

P「だから頼むっ!!俺自分じゃ抜けないから…なっ!?」

幸子「い、嫌ですよぉ!!!アレですよ…そ、そーいうお店行けばいいじゃないですかぁ!」

P「そーいうお店…?」

幸子「だ、だから!!ヌいてくれるお店ですよ!!」

P「あぁ…病院いけってか…」

幸子(い、いやそんな…病院プレイが好きとか暴露されても困るんですけど…)

P「いやでもさぁ…金かかるじゃん…」

幸子「まあ…結構高いって聞きますね…何万とかするんですか…?」

P「万!?万もいくの!?抜いてもらうだけで!?」

幸子「い、いや知りませんよ!!なんでボクの方が詳しいみたいになってるんですか!Pさんの方がそういうのは詳しいでしょう!?」

P「いやいやいや!俺知らないよそんなの!?抜いてもらうために行ったことねぇもん!」

幸子「あ、あぁ…Pさんは行かないんですね…」ホッ…

P「俺そんなのに金使うのやだよ…」

幸子「…な、なんですか…お金使いたくないからって…ボクにヌいてくれって言ってるんですか…!?」

P「えぇっ!?い、いやそういうつもりじゃ………あ、ああ!そういうことか…」

幸子「な、なんですか…」

P「すまんすまん…悪かったよ…。ご褒美が欲しかったんだな?抜いてくれたら幸子の好きなケーキ買ってやるよ」

幸子「そーーーーーーーゆう問題じゃないですよぉぉぉ!!!!」

P「ええぇ!?」

幸子「物で釣ろうとしてるんですか!?」

P「い、いやいやいや!そういうつもりじゃないって!」

幸子「ケーキあげるからヌいてくれって……未成年のボクに……完全に犯罪ですよ!!!!」

P「なんでだよ!!!!もう…分かったよ…。まゆに頼んでくる」

幸子「まゆさんにナニさせるつもりですかぁぁ!!」

P「な、なにって!抜いてもらうんだよ!!」

幸子「させませんよ!!!まゆさんにそんなことぜっったいさせませんからね!!!」

P「なんでそんなに怒ってるんだよ!まゆなら喜んで抜いてくれるよ!」

幸子「まゆさんをなんだと思ってるんですか!!そーいう道具として見てるんですか!?」

P「な、なんだその言い方!?!?めちゃくちゃ俺が悪いヤツみたいじゃん!」

P「もう分かったよ…自分で抜くよ…」

幸子「そうですよ…最初からそうしたらいいんですよ…。でもアレですよ…場所…選んでヌいてくださいよ…」///

P「場所…?」

幸子「そ、倉庫の中って…何考えてるんですか…」

P「あー……確かにな…暗いもんな」

幸子「そういう事じゃなくて!!ほ、ほら…そういうのって…普通自分の家のベッドとかでするものじゃないですか…」///

P「そうか!?そういうもんか!?」

幸子「お母さんにヌいてもらってるPさんには分からないかもしれないですけど!!普通はそういうものなんです!」

P「うぐっ……は、はい…分かりましたよ…」

幸子「…じゃあ……そういうことなので…頑張ってください…」

P「い、いやちょっと待ってくれよ!」

幸子「ま、まだ何か…?」

P「ちょっと今から頑張って抜いてみるからさぁ。横で見ててくんない?」

幸子「嫌ですよ!!!!!!ナニ考えてるんですか!?」

P「い、いやいやいや!分かってるよ!普通はベッドの上でやるんだろ!?でもさあ…こう…せめて抜き方とかさあ…教えてくれよ…俺頑張るからさぁ…」

幸子「お、お、教えてくれって言われても……」

P「頼むっっ!!確かに俺さぁ…人に頼ってばっかでダメなやつだったよ…反省したんだ…。俺頑張るからさぁ…頼む…アドバイスくれるだけでいいんだ…」

幸子「う、ううっ……アドバイスって言われてもぉ…ぼ、ボクにはその…あの……さ、刺さってるモノが…ないっていうか…ついてないっていうか…と、とにかく!男の人のヌき方とか分かんないですよ…」

P「な、なんだ……男の抜き方って…男と女で違いあるのか…?」

幸子「そ、そりゃあありますよ!!い、いやまあ…女の人の場合はヌくとは言わないかもですけど……」

P「な、なんだどういうことだ……。じゃあ…とりあえず女性の場合はどう抜くんだ…?ちょっとやってみてくれないか?」

幸子「な、ナニ言ってるんですかぁぁぁ!!出来るわけないじゃないですかぁぁ!!」///

P「ええぇぇっ!?」

幸子「女の人のやり方なんてPさん知っても意味無いじゃないですか!へ、変なこと聞かないでください!」///

P「ご、ごめん…。しかし困ったな…どうすれば…。はぁ…しかし…抜くの一体何年ぶりかなぁ…」

幸子「ね、年!?そ、そんなにごぶさたなんですか…!?」

P「そうなんだよ……。子供の頃は週一くらいでこんな事あったんだがなぁ…あの時母さんに抜き方聞いとくんだったよ…。幸子はどうだ?前抜いたのいつだ?」

幸子「そうですね…ボクは一週間前に……ってナニ聞いてるんですかぁぁぁぁ!!」///

P「っていいつつ答えてるじゃないか……。まああれか…女の子はそうそうこんなことないか…幸子は特になさそうだな」

幸子「そ、そうですか…?そう見えますか…?」

P「ああ。おとなしそうだもんな」

幸子「そ、そうですか……ま、まあその…ご想像にお任せしますよ……」///

P「まあいいや…とりあえず適当にやってみるわ…。幸子、ピンセット持ってたりするか…?」

幸子「ぴ、ピンセット…?えっと…まあ…一応持ってますけど」

P「お、さすが女の子。ちょっと貸してくれるか?」

幸子「……これで何を…?」

P「これ使って抜くんだよ」

幸子「こ、こ、こんなもの使うんですか!?これでどうやってヌくんですか!?」

P「ど、どうやってって…挟んで抜くに決まってるだろ…」

幸子「は、挟むんですか!?こ、これで!?えぇっ!?そ、そんなの気持ちいいんですか!?」

P「気持ちいいわけないだろ!?痛いよ!!」

幸子「そ、それならそんな事しなければいいじゃないですか!!痛いのにヌけるわけないですよ!!!」

P「さ、さっきから何言ってるんだ!?手に刺さった木を抜くのに気持ちいいわけないだろ!?」

幸子「…………えっ…?」

P「いやだから……これ…倉庫整理してたら手に木が刺さったんだよ…。これ抜くのに気持ちいいわけないだろって」

幸子「え……あっ……あぁ…そ、そういうことですか…」///

P「?」

幸子「も、もぉ!!それならそうと早く言ってくださいよ!!!!」

P「いやだから言ってただろ!?」

幸子「仕方ないですね…抜いてあげますよ」

P「抜いてくれるのかよ!ありがとう!」

幸子「さ、手を見せてください?」

P「ここなんだけど…」

幸子「どこですか…」

P「ここ…」

幸子「…良く見えませんね…もう少し明るければいいんですけど…」

P「むぅ…。あ、そう言えば倉庫の中にスタンドライトが……ってあれ壊れてたかな…」

幸子「…ホントに壊れてました?」

P「壊れてたよ。ボタンおしてもつかなかったもん」

幸子「えーちゃんとコンセントに電源プラグさしましたー?」

P「さしたよ!そこまで馬鹿じゃないぞ!」

幸子「一回見せてください」

P「分かったよ…」ガチャッ

幸子「うぅ…倉庫の中ホコリ臭いですね…」

P「まあな…ちゃんとマスクつけないとな…。お、あったコレだよ」

幸子「……Pさん…これ…」

P「ん?」

幸子「押すんじゃなくて回すんですよ…」カチッ

P「あっ……」

幸子「やれやれ…。さ、手を見せてください」

P「は、はい…」

幸子「あぁ…コレですか!良く見えます」

P「お願いします…」

幸子「フフーン!任せてくださいっ!」

P「うっううっ……い、いてっ…」

幸子「が、我慢してください…あと少しですから…」

P「はぁ…はぁ…頼む…は、早く抜いてくれ…」

幸子「わ、分かってますよ!じっとしててください…」

P「う、うぅ……ど、どうだ!?抜けそうか!?」

幸子「は、はい!あと少しです!あと少しで抜けますよ!!」




まゆ(ナニ……してるんですか…?Pさん…幸子ちゃん…)



終わり……

スケベな幸子を書きたくて書きたくて仕方なくなったので書きました。

読んでくださってありがとうございました…。

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