これは「小林さんちのメイドラゴン」と「NEW_GAME!」のクロスオーバーです!また、メイドラゴン側からは小林さんとトール、カンナしか出ません。
小林「えぇー、私がクビッ!? なぜですか?」
上司「申し訳ない…人員削減の為だ!!」
小林「………」
~その夜~
小林「はぁ……」ズーン
トール「小林さん、御飯になりますよ?」
小林「いらない…」ボソッ
カンナ「コバヤシ、どうしたのー?」
小林「あはは…。25なのに、いきなり失職なんて、厳し過ぎる……」ズーン
カンナ「コバヤシー、聞いてる?」
小林「………」ズーン
トール「どうやら上の空って奴ですね。」
小林「はぁー、落ち込んでてもしょうがない…。明日、ハローワークにでも行って職探ししないとな!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513769435
~翌日 ハローワーク~
職員「えぇと、名前は小林さんで、年齢は25歳。前の職業はシステムエンジニア……と、成る程!!」
小林「……」
職員「まぁ、システムエンジニアとしてのご経験がおありでしたら幾つか仕事は紹介出来そうですが、そちらの分野で今、求人の募集を行っていて…尚且つすぐにご応募できるような働き口ですと…これぐらいですね!」
小林「どれどれ……」
【求人(急募) ゲーム会社「イーグルジャンプ」 職種・プログラマー フルタイムの正社員】
小林「ゲーム会社のプログラマーか…。」
職員「どうされますか?」
小林(システムエンジニアの仕事でも良かったけど、せっかくだし、ここは別の仕事で頑張ってみるか!)
小林「ここでお願いします!」ペコリ
職員「分かりました。」
~そして~
小林「ここがイーグルジャンプか…。そういえば、フェアリーズストーリーで有名だけど、プレイしたのは少しだけなんだよね。」
葉月「おやぁ~♪」
小林「!?」
葉月「君かい? うちの会社のプログラマーの求人に応募し、今回面接に訪れるという子は?」
小林「え、えぇと…」
葉月「あぁ。私は葉月しずく、イーグルジャンプのディレクターだよ!」
小林(この人がディレクターさんっ!? あれ、でもこの人の名前、どこかで?)
葉月「ちなみに私はフェアリーズストーリーでずっとディレクターを務めていてね…」
小林「あぁっ!? それだ!!」
葉月「んっ?」
小林「あっ、いえ、すみません。急に大声を出してしまって…(そうだ、随分前にフェアリーズストーリーの攻略本を立ち読みした時にディレクターに大きく名前で載ってたんだ!!! なんで、早く思い出さなかったんだ、有名な人なのに…///)
葉月「それにしても、君も中々可愛いね♪」ニコッ
小林「へっ?」
葉月「私と同じ眼鏡でグッド! それに顔も中々だ!! そうだ、よければ写真を撮らせてはもらえないかねっ?///」ハァハァ
小林「えぇっ!?(な、なんだ…この人はっ!?///)」
うみこ「葉月さん、こんな所で何をしているんですか?」
葉月「ヒィッ!? や、やぁ…うみこくんじゃないかっ……はははっ…」
うみこ「ははは、じゃありませんよ! まったく!! んっ?」チラッ
小林「………」
うみこ「もしかして、貴方が小林さんですか?」
小林「えっ? あっ、はい!?」
うみこ「お待ちしておりましたよ! さぁ、どうぞこちらへ…」
小林「はい……」
~面接(大幅省略)~
小林「ですので…御社に入社しましたら一日でも早く貢献できるよう、精一杯頑張りたいと思います!!」
うみこ「ふんふん、成る程…そうですか!」
うみこ「面接はこれで以上になります、お疲れ様でした。」
小林「ありがとうございました!」
うみこ「合否は一週間後、通知いたしますので…」
小林「はい…」
~数日後 再びイーグルジャンプ前~
小林「今日からここでプログラマーとして働くことになった…。あぁ……緊張するなぁっ///」
青葉「あ、あのぅ…?」
小林「はい?」
青葉「し、新人さんでしょうか?」
小林「あっ、はい! 今日からここで働くことになったから新人にはなりますが…」
青葉「そうですかっ///(私にも遂に後輩がっ♪)」
小林(この子、なんだか嬉しそう…)
(物陰)?「………」ジィィィィ
青葉「あっ、私はここでグラフィッカーとして働いております、涼風青葉と言います! よろしくお願いします」
小林「うん。よろしくね…(グラフィッカー?)」
青葉「それで、えぇと…?」
小林「あっ、紹介が遅れたね。私は小林って言います。今日からプログラマーとしてここで働かせてもらうことになりましたので、こちらこそよろしくお願いします!」
青葉「小林さんって言うんですね! ってあれっ、プログラマー?」
小林「そうですけど、何か?」
青葉「プログラマーという事はうみこさんやアルバイトで来てるねねっちと同じ班って事だ!? どうしよう、キャラ班じゃなかったんだ!!??」
小林「?」
青葉(同じ班じゃないと後輩って呼べる気がしないよぉ……)
小林「あ、あのう?」
青葉「ハッ、すみません!? ちょっと考え事をしてまして…」
小林「そうですか…(何だ?)」
青葉「とりあえず、中に入りましょう…」
小林「はい。」
トール「ムムムーッ、小林さんが心配で後を追ってきましたが、さっそく女とイチャイチャですかっ!!!!!」ギリギリギリギリ←完全に勘違い
トール「それにしても小林さんの横にいたあの女…私と同じ髪型(ツインテール)である上に、声を聞くとなぜかエルマの事を思い出して余計腹立たしくなりましたよ!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
トール「本来は建物ごとあの女を葬る…といきたい所ですが、いきなり突撃するとまた小林さんに怒られてしまうので…とりあえず、認識阻害で中の様子見といきましょう!」
~社内~
青葉「えぇと、こういう場合はうみこさんのいるブースに案内すればいいのかな…?」
小林(戸惑っている所を見る限り、入社してから日は浅い人と見た!!)
葉月「おやおや、マゴついてるようだね、涼風くん♪」
青葉「あっ、葉月さん。おはようございます!」
小林(あっ!?)
葉月「おはよう。んっ、おぉっ、君はっ!?///」
小林「お、おはよう…ございます…(げっ、また目を付けられて写真を撮られそうになるのかっ!?)」
葉月「う~ん。今日も可愛いねぇ~、いやあ前に会った時といい…今会った時といい…君は本当に可愛いよ///」
青葉「葉月さん、またいつものが始まりましたね…」
小林「いつもの?」
青葉「この方、葉月さんは女の子が大好きな人なんですよ。特に可愛い子を見ると悶絶したり、私や他の人の可愛い一面を見つけると勝手に、しかも無断で写真を撮るんですよ。」
小林(ああぁぁっっーー、やっぱりそういう人かいっ!?)
葉月「さっそくだが、写真w?「だったら、私を撮ってくださーい(可愛らしい声で)」←葉月の背後から聞こえる声
葉月「おおおぉぉぉっっっーーーーー、いいとも~!!♪♪ この可愛らしい声から察するに…撮ってほしいのは桜くんか、それとも遠山くんかな~?/////」クルッ
うみこ「私ですよっ!!!」
葉月「なっ!?」ゾゾゾゾゾ
うみこ「ただちに仕事に戻ってください! でなければ、デコピン10発食らわせますよ?」ゴゴゴゴゴ
葉月「10発っ!? も、戻る…戻るから、それは勘弁してくれたまえーーーーー!!!」スタタタ
小林「なにこれ……。(でも、あの葉月さんって人が逃げ出すとは……この人、ある意味恐るべしかも…)」
青葉「あははっ、いつもの事ですから気にしないでください。」
小林「またいつもの?! この会社、一体どうなっているんですか!?」
うみこ「あの人が変というだけで、会社自体は至って普通ですから、ご安心を…。」
小林「えぇー………(なんだろう…。いまいち、信用が……)」
~プログラミング班 ブース~
うみこ「今日からここが小林さんのデスクになりますので、今後はここで作業をお願いします」
小林「はい。」
うみこ「それと面接の時に自己紹介しましたが、改めまして…プログラマーで、今日から上司になるうみこと申します!」
小林「えぇと……改めまして小林と申します。迷惑を掛けるとは思いますが、今日からどうぞよろしくお願いします。」ペコリ
うみこ「はい。小林さんは中々礼儀正しい方ですね?」
小林「あっ、えぇと、前の職場で色々と指導を受けましたので…」
うみこ「そうですか。それなら安心です! 最近の人は礼儀はおろか、落ち着かない方mねね「うみこさーーん、またバグ見つけたよーー!!!」
小林「っ!?」
うみこ「桜さん、お静かに! 他の方々に迷惑が掛かりますので!!」
ねね「はぁーい」
小林「はははっ、なんだか元気な子……って、小学生、中学生?」
ねね「大学生だよ…こうみえても。って、あれ、うみこさん…この人、誰なんですか?」
うみこ「あぁ。後で集会でご紹介する所ですが、今日からプログラミング班にプログラマーとして働くことになった、小林さんって方です!」
小林「小林です。よろしく」
ねね「私は桜ねね♪ 今は夏休みを利用してデバッグのアルバイトに来てる大学生でーーす♪」
うみこ「桜さん、自己紹介はしっかりと、でーーす…なんて伸ばさないで下さい」
ねね「はーーい」
うみこ「注意した傍からこれです…」
小林「はははっ、面白い子だね…。」
ねね「えぇー、桜さんって以前はシステムエンジニアだったのっ!?」
小林「うん。そう…」カタカタ
ねね「じゃあ、なんでここに?」
小林「ほらっ、あれだよ…。クビって…奴かな」カタカタ
ねね「えぇっ、クビッ!?」
小林「まぁ、ねねちゃんは今、まだ学生だからいいけど、これからは私みたいにならないように気を付けてね…」カタカタ
ねね「うん。でも、桜さん、クビだなんて可哀想過ぎますよ!」
小林「ありがとう…。ねねちゃんは優しいね♪」ナデナデ
ねね「へへっ///」
トール(認識阻害使用中)「うぐぐ……。今度は見知らぬチビッ子に……」プルプル
うみこ「小林さん、そろそろ集会が始まりますので、お願いします…」
小林「あっ、はい!」
ねね「えー、もう行っちゃうの~? もっと小林さんのお話、聞きたかったのに…」
うみこ「桜さん、今は就業中です。遊び時間ではないんですよ?」
ねね「ちぇっ…。はぁーい」
小林「ごめんね…。また後で話そうか?」
ねね「わぁーっ/// うん♪」
トール「小林さん、私の時よりも優し過ぎますっ! ハッ、まさか…カンナみたいなチビッ子が好みとかっ!?」
~朝礼~
葉月「朝礼を始めたいと思うが、その前に今日から中途採用として新入社員が一人入った!」
一同「おぉっ~~~」
コウ「確か、アハゴンの所だったな…」ボソボソ
りん「えぇ、そうよ」ボソボソ
葉月「では、うみこくん!」
うみこ「はい…。えぇ、今日から私と同じ班に入るのは皆さんもお分かりだと思いますが、プログラマーさんです。」
青葉(もしかして、朝会った人…)
はじめ「今年は青葉ちゃんの他に、社員が入るなんて珍しいよね?」ボソボソ
ゆん「聞いた話やと、青葉ちゃんの入社後にうみこさんの班にいた人が一人、都合で退職したらしいで…」ボソボソ
はじめ「あぁ、それでプログラマーを一人、急募して、中途で入社だったんだ…」ボソボソ
ひふみ「………」
うみこ「では、小林さん、前に出て自己紹介をお願いします」
小林「はい…」
トール「人間は集まってこんな事もするんですね。あれっ、小林さんが前に…?」
小林「今日からこちらのプログラム班で働くことになりました、小林です。よろしくお願いします!」ペコリ
一同「よろしく~~~」
トール「あぁ。自己紹介ってやつですか…」
青葉(やっぱり朝会った人だ!?)
はじめ「新しく来た人ってやっぱ女の人なんだ…。葉月さんのあれって奴かな?」ボソボソ
ゆん「はじめぇー、余計な事は言うなや!」ボソボソ
はじめ「でも、新しい人って見た目からして真面目そうっていうか、仕事が出来そうって感じがしない?」ボソボソ
ゆん「そうやな…。なんや、厳しいって感じはするなぁ…。特に眼鏡掛けてるやさかい、一層みえない事はないなぁ」ボソボソ
小林「………」
ひふみ(なんだか…話しかけ……づらそう…な…雰囲気…が…)
コウ「りん~、あの人、若そうに見えるけど、いくつぐらいかな?」ボソボソ
りん「そうねぇ…って、コウちゃん余計な詮索はしない方がいいんじゃないかしら!?」ボソボソ
コウ「えぇ~、でも……。はい、ちょっといいですか?」スッ
小林「?」
うみこ「なんですか、コウさん?」
コウ「その…小林さんだっけ? 小林さんっていくつなんですか?」
トール「なぁっ!? 私さえも聞かない事をずけずけと…あの金髪女、一体を何を考えて!!)
青葉ひふみ「「!?」」ピキッ
小林「えっ!?」
りん「ちょっとコウちゃんっ!?」
はじめ「あー、それ私も気になります!」
ゆん「ちょいと、はじめぇ~!?」
うみこ「はぁー。なるべくその質問はお控えn葉月「おぉ~、八神にしては良い質問じゃないか!!」
うみこ「って、葉月さんまで一体何を言ってるんですか!?」
葉月「まぁまぁ、うみこくん。別に減るもんじゃないんだし、この際…小林くん、皆の前で打ち明けてみてはいかがかな?」
うみこ「だから、年齢はh小林「25」
一同「えっ!?」
小林「25歳です……」
トール「えぇっ、小林さん、まさかの暴露って奴ですか!?」
小林「こ、これでよろしかったですか?」
コウ「へぇー25って…えぇっ!? マジでっ…私やりんと同い年っ!?」
青葉(私よりも大人っぽいって思いましたが、まさかの八神さんたちと同じ年齢だったんですね!?)
葉月「うんうん! 今回の新入社員で大胆で、嬉しいねぇ~♪」
トール「小林さんの年齢を聞けて嬉しいんですけど、あの金髪女、なんだかムッと来ましたね……」
~朝礼後~
うみこ「それで、さっそくなんですが、小林さんにはこのお仕事をお願いします!」
小林「はい」
うみこ「エラーの修正などについては一通りお教えしましたが、何か分からない事があれば仰ってください!」
小林「ありがとうございます!」
うみこ「………」
~しばらくして~
小林「うみこさん、一通り終わりましたのでお願いします」
うみこ「えっ、もうですか?」
小林「どうでしょうか?」
うみこ「完璧です! 普通なら時間が掛かるところを短時間で済ませるとは……。流石は、元システムエンジニアですね!!」
小林「いいえ!? 別に大したことではっ!?」
トール「わぁっーー、流石は小林さんです/// こういう所がカッコいいですぅ~/////」
~昼休み~
うみこ「小林さん、お昼になりますので、そろそろ休憩に入ってください」
小林「」カタカタカタカタ
うみこ「小林さん?」
小林「」カタカタカタカタ
うみこ「小林さん!」
小林「あっ、はい、何ですか!?」
うみこ「お昼になりましたので、そろそろ休憩してください!」
小林「もうそんな時間ですかっ!? すみません、夢中になるとつい…」
うみこ「いいえ。夢中になる程仕事にのめり込んで頂けるとこちらの方でも好都合ですので、そこは構いませんよ」
小林「気を遣わせてしまって、申し訳ありません!」
うみこ「ふふっ、小林さんって、本当に礼儀正しい上に、真面目なんですね…」
小林「えっ!?///」
トール「うぎぎっ、今度はあの茶色の肌の女ですかっ!?」プルプル
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