はじめ「モーション班、篠田はじめの事件簿!」 (4)

※これは「NEW_GAME!」のSSになり、サスペンス風にまとめています。また、オリキャラとしてプロデューサー補という役割の人が一人、登場します!
※主人公は篠田はじめになります。時系列には二期(アニメ)の最初辺りで、「PECO」が開発される前の辺りにもなります。



~数日前~

ゆん「遅いやっちゃなぁ~」キョロキョロ

………………………………………

ゆん「わぁぁぁっっっーー!!??」

ドサンッ!!!

ゆん「」



~数日後~

はじめ「……はぁ」

青葉「はじめさん、今日も元気がないですね……」

ひふみ「う、うん…」

はじめ「はぁー」

青葉ひふみ「「はじめさん(はじめ…ちゃん)!!」」

はじめ「んっ? あっ、青葉ちゃん。それにひふみ先輩も…」

青葉「大丈夫ですか?」

はじめ「うん…大丈夫だよ……。はぁ~」

青葉「大丈夫じゃないようですね。」

ひふみ「まだ、ゆんちゃん……の…事、忘れられ…ないん……だね?」

はじめ「………はい」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513695578

青葉「あの事件からあっという間に数日経っていますけど、私もいまだにゆんさんの事は忘れられませんよ…」

ひふみ「わ、私も……」

はじめ(事の始まりは数日前……)



~回想~

ゆん「」

はじめ「ゆーーーーーーーんっ!!!! どうしてだ、どうしてなんだよ!?」

ひふみ「そ、そんなぁ……」ポロポロ

青葉「ゆんさん……」ポロポロ

刑事「捜査の結果、飯島さんは自殺と判断しました!」

コウ「どうして、なんですか!? ゆんは自殺をするような奴じゃないし、それに自[ピーーー]る理由だってありませんよ!!」

刑事「遺書は見つかっていませんが、遺体が見つかったのが河川敷で、また橋の上から下の河川敷に転落したことが死因となり、事故という点においても自分から飛び越えない限りはあそこから落ちる可能性は低い、以上の観点から飯島さんは自分から飛び降りたとみて、まず間違いないでしょう!」

コウ「だから、自[ピーーー]るような奴じゃないって言ってるだろー!!!」

りん「コウちゃん、落ち着いてっ!?」

刑事「じゃあ、貴方は飯島さんが殺された、とでも言うのですか?」

コウ「その可能性も取れるでしょう?!」

刑事「ないですね。まず、被害者にトラブルはおろか、殺されるような動機だって見つからないって話じゃないですか!! それだったら、殺人という線はありえませんよ……」

コウ「なんだよそりゃあっ!? ちゃんと捜査してくれよ…これだとゆんが……」ホロリ

りん「落ち着いて…気持ちは分かるけど……。」ホロリ

ひふみ「コウちゃん……」

コウ「ごめん、りん、ひふみん。けど、これじゃあ…ゆんが浮かばれないよ。うぅ……」ポロポロ

青葉「八神さん……」ポロポロ

はじめ「……」ポロポロ

~回想終了~

はじめ(あの後、八神さんは必死に再捜査を訴えたが、結局は聞き入れて貰えずにゆんの死は「自殺」として処理された。その後、しばらくしてゆんの死体は警察から戻り、すぐにゆんの葬儀と告別式が行われた……。)

青葉「八神さんの言った通り、ゆんさんの死が「殺人」だったら、どうなるんでしょうかね?」

ひふみ「で、でも……もう、自殺で…片づけ…ちゃった…みたい……だし…もう…」

青葉「そうですね…」

はじめ「………」

コウ「あれっ、皆、暗い顔してどうしたんだよ?」

青葉「八神さん…」

ひふみ「コウちゃん、あのね…」

コウ「あぁ…。ゆんの事だろ? もういいさ……私もあの時は大人気なく刑事に噛み付いて、再捜査まで訴えちゃったけどさ…良く考えたらゆんもどこかで何か悩みを抱えていたんだろうし、自殺って線はありえるかもなって、ここ最近思えてきたからさ!」

青葉「そうですか…」

ひふみ「でも、無理に…忘れる……なんて出来ない…し、それに……そんな事…したら……ゆんちゃんが…可哀想……だから」

コウ「あぁ。ゆんの事は心の片隅にでもしまっておこう! よぉし、心機一転して今日も頑張るぞ!!」

はじめ(本当に自殺でカタを付けちゃっていいのかな……?)

りん「あっ、いた!! コウちゃん、こんな所で何やってるの!? 葉月さんが呼んでたわよ?」

コウ「マジかっ!? すまない…りん、わざわざ呼びに来させちゃって!」

りん「いいわよ…別に。コウちゃんが手を焼かせるのは今に始まったことじゃないもの!」

プロデューサー補「遠山さん、ここ纏めておきましたので、確認おねがいします!」

りん「あらっ、ありがとう♪ いつも貴女に迷惑かけちゃって悪いわね」

プロデューサー補「いえ。プロデューサー補ですから、むしろ「PECO」におけるプロデューサーである遠山さんのお役に立てて幸いです!」

りん「ふふふっ、嬉しい事言ってくれるわね♪」

コウ「昔は私と一緒で目立たなかったのに、今はプロデューサー補だなんて、お前もやるよな!」

プロデューサー補「八神さん、そんな事ないって!」

青葉「そういえば、プロデューサー補さんって、八神さんと遠山さんとは同期って本当なんですか?」

プロデューサー補「えぇ。あの時は八神さんと同様に周囲には目立たない存在でして、ある意味当時はそれで意気投合してたような感じですよ…」

ひふみ「私は…同期じゃない…のに、コウちゃんもりんちゃんも…ちゃん付け…してる…けど、二人とは…同期の…プロデューサー補ちゃんが…羨ましく…見える」

プロデューサー補「滝本さんこそ、同期じゃないけど、八神さんと遠山さんをちゃん付けで呼べる自体がむしろ羨ましいよ。私なんて、まださん付けなんだし!」

りん「あらっ、別にちゃん付けでも構わないのよ?」

プロデューサー補「そういう訳にはいきませんよ。私もプライドというものがありますので!!」

コウ「相変わらず、変なとこ真面目だよな…あははは」

青葉「楽しそうですね♪」

はじめ「う、うん…。そうだね……」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom