【モバマス】ライラ「お金で買えない大切なものでございます」 (74)

・ライラさんがわらしべ長者
・765も出るし専務もいます
・某番組でライラさんと千早が共演している世界線
・のんびり更新

よろしければお付き合いください

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ライラ「ただ今戻りましたですよー」

ちひろ「お疲れ様です、ライラちゃん」

ライラ「おー……」

ちひろ「ふふ、随分お疲れみたいですね?」

ライラ「……はいですよ。今日はトレーナーさんが張り切っておられたのです」

ちひろ「あらあら」

ライラ「ですので、ライラさんはアイスで体力回復なのですよー」

ちひろ「食べ過ぎはダメですよ?」

ライラ「わかりましたでございますです」


ちひろ「……ライラちゃん、最近頑張ってますねぇ」

ちひろ「頑張りには応えてあげたいですし、プロデューサーさんと相談しましょうか」

ライラ「……おーっ!!」

ちひろ「どうかしましたか?」

ライラ「ちひろさん、当たりでございます!」

ちひろ「へ?」

ライラ「アイス、もう一本食べられるのでございますよー」

ちひろ「ああ、なるほど」

ライラ「それでは行ってきますです!」

ちひろ「ライラちゃん疲れてたんじゃ……」

ちひろ「……行っちゃった」


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ライラ「こんにちはー」

店主「おや、ライラちゃんじゃないか」

ライラ「この前買ったアイス、当たったのでございますよ」

店主「へぇ、よかったじゃない」

ライラ「えへへー」

店主「ほら、好きなの選んできな」

ライラ「何でもいいのでございますか?」

店主「前のと同じ値段なら何でもいいよ」

ライラ「おー」


少年「くーださーい」

店主「はいよ」

少年「これとこれと、あとは…………あっ!」

ライラ「どうかしましたですか?」

少年「どうしよ、お金が足りない……」

店主「あらまぁ」

少年「……うぅ」

店主「お小遣い貯まったらまた来な、ね?」

ライラ「おー……」

店主「ライラちゃん?」

ライラ「当たったアイス、差し上げますですよ」

少年「え?」

ライラ「ライラさんはもう食べましたので、どうぞなのです」


少年「……でも」

ライラ「遠慮はご無用なのですよー」

少年「えっと……じゃあ、代わりにこのビー玉あげる!」

ライラ「おー、キレイでございますねー」

少年「今日の戦利品で、一番気に入ってるやつなんだ!」

ライラ「いいのでございますか?」

少年「うん。『お礼はちゃんとしろ』っていつも父ちゃんが言ってるから」

ライラ「おー、ありがとうございますですよー」

店主「話はまとまったかい?」

ライラ「はいですよー」

少年「うんっ!」

店主「やれやれ、ホントは駄目なんだけどねぇ」

ライラ「そうなのですか?」

店主「ま、ちゃんとお礼もしたみたいだし……今日だけだからね?」

少年「わかった、ありがと!」

とりあえず今日はここまで
年内には完結できるように頑張ります

お読みいただけましたなら幸いです


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ライラ「お婆さん、お隣よろしいでございますか?」

老婆「ええ、どうぞ」

ライラ「ありがとうございますですよー」

老婆「お散歩中かしら?」

ライラ「あー、ちょっとだけ違うのですねー」

老婆「ちょっとだけ?」

ライラ「本当はアイスを貰いに行ったはずだったのですよ」

老婆「あらあら。貰い損ねちゃったのかしら」

ライラ「お金が足りない男の子がいましたので、譲ってきたのでございます」

老婆「まあ、そうだったの」


ライラ「お金がないのはとても寂しいでございますからねー」

老婆「貴女はとても優しい人なのね」

ライラ「ほえ?」

老婆「困っている誰かに手を差し伸べるのは勇気がいるもの」

老婆「それが出来るのは、素敵なことだわ」

ライラ「おー……」

老婆「ふふふ」

ライラ「ですが、代わりにこれを貰ったのです」

老婆「それは……ビー玉?」

ライラ「はいです。こうやって光にかざすと、とてもキレイなのですよ」

老婆「本当ね。透き通っていて、吸いこまれそうで」

老婆「まるで、貴女の瞳のようね」

ライラ「……なんだか照れますですねー」


老婆「そうだ。もし貴女が良ければ、なのだけれど」

ライラ「なんでございますですか?」

老婆「今日、貴女と出会えた記念に、そのビー玉とこれを交換して頂けないかしら」

ライラ「おー、とてもキレイな箱でございます」

老婆「一目惚れして買った化粧箱なんだけれど、贈る相手がいなくてね」

老婆「きっと貴女なら、役立ててくれると思うの」

ライラ「分かりましたです」

老婆「ありがとう」

ライラ「えへへー、当たりのアイスが今度はキレイな箱になりましたですねー」

老婆「わらしべ長者ね」

ライラ「それは何でございますか?」

老婆「一本の藁を色んなものと交換して、やがては裕福な暮らしを手に入れた人の話よ」

ライラ「おー、楽しそうなのです」

老婆「貴女ならきっと、素敵なものを手に入れられると思うわ」

ライラ「えへへー」


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ライラ「わらしべ長者でございますか」

ライラ「……素敵なもの、交換できたらうれしいですねー」

裕美「ライラさん?」

ライラ「おー、裕美さんこんにちはですよ」

裕美「うん、こんにちは」

ライラ「裕美さんは何をされていたのですか?」

裕美「うん。そこの雑貨屋さんでアクセサリーの材料を」

ライラ「裕美さんのアクセサリーは素敵でございますからねー」

裕美「そ、そうかな?」

ライラ「はいですよ」

裕美「ちょっと恥ずかしいけど、でも、ありがとう」

ライラ「えへへー」


裕美「あ、でも……」

ライラ「どうかしましたですか?」

裕美「色々買いすぎちゃって、一度ちゃんと整理しないとって」

ライラ「なるほどー」

裕美「……小物入れも買わなきゃいけないかなぁ」

ライラ「おー、ライラさん良いものを持っていますです」

裕美「え?」

ライラ「こちら、お使いになりますですか?」

裕美「綺麗な化粧箱……これ、どうしたの?」

ライラ「ライラさんは今わらしべ長者中なのですよ」

裕美「わらしべ長者……中?」

ライラ「はいです」

裕美「ということは、何かと交換なの?」

ライラ「そうなのです」


裕美「えっと、でも私、そんなに良いもの持ってないよ」

ライラ「あー、別に何でもいいのですよ」

裕美「わらしべ長者なのに?」

ライラ「ライラさんは交換した人が喜んでくれたら嬉しいのです」

裕美「ふふ、なんだかライラさんらしいね」

ライラ「そうでございますか?」

裕美「うん」

裕美「じゃあ、これと交換でいいかな?」

ライラ「おー、ヘアゴムでございますか」

裕美「この前試しに作ってみたレース付きのシュシュ、なんだけど……」

ライラ「可愛らしいでございますねー」

裕美「大丈夫……かな?」

ライラ「ありがとうございますですよー」

裕美「ふふ、こちらこそ」


ライラ「今度、作り方教えてくださいです」

裕美「うん、約束」

ライラ「ふふー、楽しみでございます」

裕美「あんまり期待され過ぎるのも……」

ライラ「大丈夫でございます。裕美さんでございますからねー」

裕美「説明になってないよ、ライラさん……」

ライラ「シュシュを作って、色んな髪型にチャレンジですねー」

裕美「あれ? そういう話だったっけ?」

ライラ「もちろん裕美さんもでございますよ?」

裕美「ええと、まあ、そういうのもいいかな……?」

ライラ「楽しみでございますねー」


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ライラ「わらしべ長者、順調でございますねー」

文香「……おや、ライラさん」

ライラ「おー……、すごい荷物でございますねー」

文香「……ええ、少々……買いすぎてしまったようで」

ライラ「重くはございませんですか?」

文香「流石に……それなりに重くはありますね……」

ライラ「ライラさんのお手伝いはいりますですか?」

文香「……いいえ、慣れていますので」

ライラ「おー……」

文香「お気遣いいただいて、ありがとうございます」


ライラ「文香さんは本当に本がお好きなのでございますねー」

文香「……はい。特に、古書との出会いは一期一会ですから……」

ライラ「イチゴイチエ、でございます?」

文香「一生に一度の出会いだと、そう心得て大切にすること……でしょうか」

ライラ「なるほどー」

文香「……その結果が今の有様、なのですが……」

ライラ「本当にお手伝いいりませんですか?」

文香「……私が招いたことですので……あっ!?」

ライラ「おー、スゴイ風です」

ライラ「文香さん、なんだかすごいことになっていますですねー」

文香「……か、髪が…………前が見えません」

ライラ「少々お待ちくださいですよー」

文香「……ライラ、さん?」

ライラ「よいしょ。これで見えますですか?」

文香「……はい……重ねて申し訳ありません」


ライラ「ちょっと失礼しますですよ」

文香「あの……何を…………?」

ライラ「こうやって髪をまとめれば、もう大丈夫でございますよー」

文香「……何から何まで、ありがとうございます」

ライラ「裕美さんのシュシュ、さっそく役に立ちましたですよ」

文香「……裕美さん?」

ライラ「はいです。ライラさんはわらしべ長者中なのです」

文香「成程。では、私も何かお返しを……」

ライラ「おー、ありがとうございますですよ」

文香「……えっと、お渡ししたいのは山々なのですが、手が塞がってしまっていまして……」

文香「……一番上の本を取っていただけないでしょうか?」


ライラ「こちらでございますか?」

文香「……その本に栞が挟まっていますので……それでよろしければ」

ライラ「えーと、栞というのは……おー、これのことでございますか」

文香「はい……拙い出来ではありますが……」

ライラ「なんと、手作りでございますか!?」

文香「ええ……恥ずかしながら……」

ライラ「とても、とても素敵でございます」

文香「……あの……ありがとう、ございます」

ライラ「えへへー」

文香「喜んでいただけたなら、何よりです……」

ライラ「それでは文香さん、お気をつけてお帰りくださいですよ」

文香「ええ……ライラさんも」

本日はここまで
おそらくあと2、3回の更新で完結できると思います
なお、口調等に違和感がありましたら申し訳ありません。

お楽しみただけましたなら、幸いです


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ライラ「文香さんの栞、とてもキレイです」

ライラ「えーと、確かこれはチヨガミ……でございましたでしょうか」

ライラ「日本はキレイなものがたくさんですねー」

愛梨「あれ、ライラちゃん?」

ライラ「おー、愛梨さん」

愛梨「ひょっとしてお散歩中、ですか?」

ライラ「大体そんな感じでございますねー」

愛梨「ふふっ」

ライラ「愛梨さんはティータイムでございますか」

愛梨「うん。待ち合わせまで時間があったから、ちょっとだけ」


ライラ「何をお読みなのですか?」

愛梨「これ? 面白いレシピが載ってるんだ」

ライラ「おーっ、ケーキがいっぱいでございます!」

愛梨「そうだっ。ライラちゃんはどれが食べたいですか?」

ライラ「ほえ?」

愛梨「せっかくだから、どれかに挑戦してみようかなって」

ライラ「おー……」

愛梨「ほらほら、遠慮なく選んでくださいっ」

ライラ「うーん、そうでございますねー」

ライラ「……!」

愛梨「どれにしますか?」

ライラ「ライラさん、このアイスのケーキが食べてみたいです」

愛梨「えへへ、やっぱりライラちゃんはアイスなんですね」

ライラ「えへへー」


愛梨「分かりました、頑張りますねっ♪」

ライラ「とてもとても楽しみでございます!」

愛梨「じゃあ、忘れないように印を……あっ」

ライラ「どうかしましたですか?」

愛梨「えっと……実はこの本借り物なので、折ったりできないんです」

愛梨「さすがに忘れたりはしないと思うんですけど……」

ライラ「では、この栞をお使いくださいです」

愛梨「わぁ、綺麗……」

ライラ「先ほど文香さんと交換したのですよ」

愛梨「……交換?」

ライラ「はいです。今のライラさんはわらしべ長者さんなのでございますよ」

愛梨「ふふっ、そうなんですか」


ライラ「ですので、どうぞなのです」

愛梨「じゃあ、私も何かお返ししないとですねっ」

ライラ「ケーキを作っていただけるだけで十分でございますですよ」

愛梨「それじゃあ、わらしべ長者が終わっちゃいますよ?」

愛梨「それに、ケーキは私が作りたいから作るんですっ」

ライラ「おー……」

愛梨「えっと、今日焼いてきたカステラは……みんなの分だから」

愛梨「その端っこでいいですか?」

ライラ「おーっ!」

愛梨「はい、どうぞっ」

ライラ「愛梨さん、ありがとうございますです」

愛梨「えへへ、どういたしましてっ!」

愛梨「アイスケーキも楽しみにしててくださいね♪」

ライラ「はいです!」


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ライラ「えへへー、愛梨さんはやっぱりお優しいでございます」

ライラ「アイスのケーキ……楽しみなのです」

肇「……ラ……ん」

ライラ「お礼に、何かお返しできるものを考えないといけませんねー」

肇「ライラさん?」

ライラ「……おー、肇さん」

肇「何かありましたか?」

ライラ「どうしてでございますか?」

肇「いえ、私の声に気付いていなかったようなので」

ライラ「おー、それは申し訳ありませんでしたです」

肇「それは構いませんが……何かお悩みですか?」

ライラ「いえいえ、愛梨さんへのお礼を考えていたのです」

肇「お礼……ですか」

ライラ「はいです。今度愛梨さんがアイスのケーキを作って来てくださるのですよ!」

肇「成程、そういうことでしたか」


ライラ「何がいいですかねー」

肇「……愛梨さんなら、美味しくいただくことが何よりのお礼になるのでは?」

ライラ「うー、そうかもしれませんです」

ライラ「でも、優しくしてもらったらちゃんとお礼しないといけないのです」

肇「ふふっ」

ライラ「肇さん?」

肇「ごめんなさい。ただ、ライラさんらしいな、と」

肇「形にとらわれず、ライラさんのその気持ちを伝えればいいと思います」

ライラ「おー……」

肇「それがきっと、一番喜んでくれるはずですよ」

ライラ「あー、もうちょっと考えてみますです」


ライラ「ところで肇さん、その包みは何でございますか?」

肇「あ、これは……そこのお店で一目惚れしてしまいまして」

ライラ「おー、お皿でございます」

ライラ「キレイな青色、吸いこまれそうですねー」

肇「分かっていただけますか」

ライラ「使うのがもったいない気もしますです」

肇「いえ。器は使ってこそですから」

ライラ「ほほー」

肇「ちょうどいい時間ですし、お茶請けでも買って早速使ってみようかと思ったのですが……」

ライラ「何かあったのですか?」

肇「その……実はこれ、お値段もそれなりだったもので」

ライラ「あー、なるほどー」

肇「……もう少し冷静になるべきでした」


ライラ「では、こちらをどうぞ」

肇「え?」

ライラ「先ほど愛梨さんから頂いたカステラの端っこでございます」

肇「でも、そんな……」

ライラ「ライラさんはわらしべ長者中なので問題ないのですよ」

肇「そう……なんですか?」

ライラ「はいです」

肇「でも、今お返し出来るものなんて……」

ライラ「なんでもいいのですよー」

肇「この福引券とかでも、ですか?」

ライラ「もちろんでございます」

肇「えっと、じゃあ……」

ライラ「えへへー、ありがとうございますですよー」

肇「そんな。こちらこそありがとうございます」


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ライラ「ふむふむ、福引券でございますか」

ライラ「福引で当たったものでわらしべすればいいのでしょうかー」

少女「ヤダヤダ、もう一回!!」

母親「こら、駄々をこねないの」

ライラ「おや?」

少女「だって、アレ欲しいのっ!」

母親「いい加減にしなさいっ!!」

ライラ「あー、どうかしたのですか?」

係員「お、ライラちゃん」

ライラ「おー、魚屋のご主人さん、こんにちはですねー」

係員「はいよこんにちは。ライラちゃんも福引やってく?」

ライラ「あー……そうでございますねー」

係員「はは、あれ? お目当てが出ないもんでへそ曲げちゃったんだよ」

ライラ「おー……」


母親「言うこと聞かないなら置いて帰るからね!」

少女「いーやーだーっ!!」

ライラ「ご主人さん、ライラさんの福引券を差し上げたらダメでございますか?」

係員「んー、まぁダメなんだけどねぇ……あー、でもライラちゃんだしなぁ」

係員「……ちょっと俺、これから裏で景品の在庫見てくるよ」

ライラ「おー……ありがとうございますですねー」

係員「ん? 何の事だかわからないねぇ」

ライラ「えへへー」

母親「ホントにこの子は……!」

ライラ「あー、ちょっとよろしいでしょうか」

少女「……ぐすっ、なぁに、お姉ちゃん?」

ライラ「実はライラさん、福引券を余らせてしまったのですよ」

母親「えっ……あの、それは」


ライラ「ライラさんはもう使いませんので、よろしかったらどうぞなのです」

少女「えっ、もう一回できるの!?」

母親「そんな、そこまでしてもらうわけには」

ライラ「いえいえ、構いませんですよ。ですが、約束をしましょう」

少女「約束?」

ライラ「あと一回ガラガラしたら、ちゃんとママの言うことを聞けますですか?」

少女「うん」

ライラ「もし欲しいものが出たら、待ってくれたママにありがとうを言えますか?」

少女「うんっ!」

ライラ「もし欲しいものが出なくても、待ってくれたママにありがとうを言えますか?」

少女「……うん」

ライラ「それではこれをどうぞです」

少女「ありがとっ、お姉ちゃんっ!」


母親「わざわざすみません」

ライラ「とってもいい笑顔が頂けましたから、お気になさらずですよー」

母親「あの、お礼と言ってはなんですが……これを」

ライラ「おー、アメでございますか」

母親「はい。さっきあの子が当てた景品なんです」

ライラ「ほほー」

母親「本当にありがとうございました」

ライラ「福引、当たるといいですねー」


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ライラ「あの子は、欲しいものを当てられたでしょうかねー」

ライラ「ライラさんはこのアメでも十分嬉しいのでございますが」

ライラ「えっと、これはなんと読むのでしょうか……あー……」

貴音「黒糖飴、ですよ」

ライラ「コクトウ……?」

貴音「主に沖縄や鹿児島などで作られている、黒い砂糖のことです」

ライラ「おー、お砂糖なのに黒いのでございますか」

貴音「一般の白い砂糖とは違った味わいが、なかなかいいものですよ?」

ライラ「お砂糖の味には違いがあるのですか」

貴音「ええ。原料や用途によって様々なものがあるのです」

ライラ「ほー」


貴音「ふふ。私としたことが少々しゃべり過ぎましたね」

ライラ「貴音さん、お久しぶりでございますねー」

貴音「貴女と千早との番組でご一緒して以来……でしょうか」

ライラ「おー、覚えてくださっていましたですか」

貴音「ええ。らいらのことは度々千早の口から聞きますゆえ」

ライラ「えへへー、嬉しいですねー」

貴音「それに、貴女たちの番組も拝見させていただいております」

ライラ「おー」

貴音「千早の共演者がらいらで良かったと、そう思います」

ライラ「なんだか照れてしまいましですねー」

貴音「千早は、前にも増して人としての幅が出来てきたように思います」

貴音「それはきっと、らいらのお陰でもあるのでしょう」

ライラ「ライラさん別に何もしてませんですよ?」

貴音「人というのは、ただそこに在るだけでも影響を与え合うものなのですよ」

ライラ「おー……?」

貴音「異なる事務所に所属する貴女と共に在ることが、良い刺激となったのでしょう」

ライラ「……やっぱりよく分かりませんですねー」

貴音「ふふ、らいらはきっとそれで良いのです」

ライラ「おー……」


貴音「して、らいらはここで何を?」

ライラ「ライラさん、実はわらしべ長者さんなのです」

貴音「わらしべ長者……成程」

ライラ「そしてさっきこの黒いアメを頂いたのですよ」

貴音「ふむ……らいらは、らぁめんはお好きですか?」

ライラ「はいです。この前プロデューサー殿にご馳走になったのです」

貴音「では、こちらを差し上げましょう」

ライラ「えー、割引券……でございます?」

貴音「ええ。この近くにある店のものです」

貴音「昔ながらの味を受け継いだ、私のお気に入りの一つですよ」

ライラ「よろしいのでございますか?」

貴音「勿論。良きものは皆に知って頂きたいですからね」

ライラ「えへへー、それでは交換でございますねー」


貴音「ふふふ」

ライラ「ありがとうございますですよー」

貴音「こちらこそ」

ライラ「あー、でも……」

貴音「いいのですよ」

貴音「例えそれが他の誰かに渡ったとしても、それはそれで良いのです」

ライラ「おー……」

貴音「ふふ、それではまた」

ライラ「はいですよ!」

というわけで本日分です
初めて書くキャラは緊張しますね

お読みいただけましたなら、幸いです


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ライラ「ふふー、ラーメンがお得にいただけるのですか」

ライラ「この前のお礼に、プロデューサー殿をお誘いしますかねー」

拓海「よぉ、ライラじゃねぇか」

ライラ「おー、拓海さん」

拓海「こんなとこで奇遇だな」

ライラ「そうでございますねー……」

拓海「なんだよ、そんなまじまじと見て」

ライラ「あー、拓海さんとバイクがとてもお似合いだなーと思ったのです」

拓海「へっ、嬉しいこと言ってくれるじゃねーか」

拓海「何だったら後ろに乗せてやるぜ?」

ライラ「危なくないのですか?」

拓海「これでもコイツとの付き合いは長いんだ、安心しろって」

ライラ「おー……」


拓海「んだよ、信用できないってか?」

ライラ「いえ、拓海さんはウソは言いませんです」

拓海「お、おう。分かってるんならいいんだよ」

ライラ「ですがライラさん、今はのんびり歩きたい気分なのですよ」

拓海「なんだよ、そういうことなら早く言えよな」

ライラ「ですので、また今度乗せていただけませんでしょうか?」

拓海「へへっ、お安い御用だ」

ライラ「ありがとうございますですよー」


拓海「……あー、その代わりって言っちゃなんなんだけどよ」

ライラ「はいです?」

拓海「コレ、貰ってくれねーか?」

ライラ「おー、口紅でございます」

拓海「さっき新色の試供品だっつって押し付けられたんだけどよ」

拓海「こんな色、どう考えてもアタシのキャラじゃねーからさ」

ライラ「キレイなピンク色ですねー」

拓海「こういうのはさ、ほら……ライラの方が似合うと思うんだ」

ライラ「拓海さんもお似合いになると思いますですよ?」

拓海「適当言って……って訳じゃないんだろうなぁ」


拓海「まあなんだ、アタシは絶対にコレ使わないからさ」

ライラ「もったいないでございますねー」

拓海「だろ? だから誰か使う奴に貰って欲しいんだよ」

ライラ「なるほどー」

拓海「それに、こんなの持ってるなんてプロデューサーの奴にバレでもしたら……」

ライラ「……どうなるのでございますか?」

拓海「調子に乗ってなにしでかすかわかったもんじゃねぇからよ」

ライラ「おー……」

拓海「な? 助けると思ってさ」

ライラ「では、こちらの割引券と交換しませんですか?」

拓海「いや、勝手言ってるのはこっちなんだ。そんなの貰えねーよ」


ライラ「実はライラさん、今わらしべ長者中なのですよ」

拓海「あん? わらしべ長者?」

ライラ「ですので、交換なら問題ないのです」

拓海「また妙なことしてやがんだな」

ライラ「ダメでございますか?」

拓海「…………はぁ」

拓海「分かったよ。なんつーか、お前も結構ガンコだよな」

ライラ「そうでございますか?」

拓海「その代わり」

ライラ「はいです?」

拓海「今度とっておきの場所に連れてってやるからな?」

ライラ「ほえ?」

拓海「アタシとコイツとで、最高の体験をさせてやっからよ!」

ライラ「おー、楽しみでございます」


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ライラ「えへへー、拓海さんとバイク、楽しみでございますねー」

ライラ「どこに連れて行ってくださるのでしょうか」

蓮実「ライラさん、なんだか嬉しそうですね」

ライラ「おー、蓮実さん。こんにちはですねー」

蓮実「ふふ、こんにちは」

ライラ「ふふー、今度拓海さんがバイクに乗せてくださるのですよー」

蓮実「あら、羨ましい」

ライラ「とっても楽しみなのです」

蓮実「今度お話し聞かせてくださいね?」

ライラ「はいですよ」


蓮実「ところで、ちょっと気になってるんですけど」

ライラ「なんでございますか?」

蓮実「ライラさんが持ってる、それ……」

ライラ「おー、拓海さんから頂いた口紅でございますよー」

蓮実「……素敵な色ですね」

ライラ「ライラさんもそう思いますです」

ライラ「ですが、拓海さんはご自分に似合わないと仰るのですよ」

蓮実「ふふ、拓海さんらしいですね」


ライラ「蓮実さん、少しよろしいでしょうか?」

蓮実「なんでしょうか?」

ライラ「お化粧の仕方、ご存知でございますか?」

蓮実「はい?」

ライラ「恥ずかしながら、ライラさん自分でお化粧したことないのですよ」

蓮実「え? ライラさんは普段お化粧してないんですか?」

ライラ「そうなのでございます」

ライラ「お化粧品はお高いでございますからねー」

蓮実「あ、そういうことですか」


蓮実「化粧水とかなら簡単に手作りできますよ?」

ライラ「そうなのでございますか?」

蓮実「お金もそんなにかかりませんし、自分好みにアレンジもできるんです」

ライラ「お安いのは素敵ですねー」

蓮実「慣れてきたら他の化粧品の手作りに挑戦するのも楽しいですし」

ライラ「おー……」

蓮実「まあ、衛生管理とかには注意しないといけないんですけど……」

蓮実「よかったら今度、一緒にやってみますか?」

ライラ「楽しそうでございますねー」

蓮実「ふふ、決まりですね♪」


ライラ「あー、何かお礼がしたいのですが……」

蓮実「気にしなくていいんですよ?」

ライラ「いえ、そういうわけにはいきませんです」

ライラ「ですので、この口紅を受け取っていただけませんでしょうか?」

蓮実「これを……?」

ライラ「ライラさんはきっとまだ上手く使えませんですよ」

ライラ「それに、蓮実さんならとてもお似合いになると思うのです」

蓮実「いいんですか?」

ライラ「はいですよ」

蓮実「ふふ、ありがとうございます」


蓮実「でも……ちょっと釣り合いが取れないと思いませんか?」

ライラ「釣り合い……でございますか?」

蓮実「というわけで、これをどうぞ」

ライラ「これは?」

蓮実「さっき古着屋さんで見つけたリボンの髪飾りです。可愛いでしょ?」

ライラ「ですが……」

蓮実「受け取ってくれないと、口紅返しちゃいますよ?」

ライラ「うー……」

蓮実「ふふ、どうしますか?」

ライラ「……分かりましたです」

蓮実「良かった。これ、ライラさんの綺麗な髪にぴったりだと思うんです」

ライラ「おー……」


蓮実「……あれ、どうかしました?」

ライラ「実はライラさん、今わらしべ長者をしているのですよ」

ライラ「ですので、この髪飾りもひょっとすると……」

蓮実「大丈夫ですよ」

ライラ「ほえ?」

蓮実「ライラさんがそうしたいと思ったのなら、それが一番ですから」

ライラ「蓮実さんはそれでいいのでございますか?」

蓮実「モチロンですっ」

ライラ「……ありがとうございますですよー」

蓮実「どういたしまして、ふふっ」


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ライラ「このリボン、何と言う色なのでしょうか?」

ライラ「青色とはちょっと違いますし、水色よりは濃いですし」

ライラ「うーん、日本語は難しいですねー」

 どんがらがっしゃーん!

ライラ「おぉっ!?」

春香「あいったたー」

ライラ「あー……大丈夫でございますかー?」

春香「あ、はい」

ライラ「それではお手をどうぞですよー」

春香「あ……ありがとうございます」


ライラ「大きな音がしましたですが、お怪我はございませんですか?」

春香「あはは……大丈夫です。慣れてますから」

ライラ「おー、それは良かったのです」

春香「心配させちゃったみたいで、ごめんなさい」

ライラ「いえいえ、お怪我がないならそれが一番なのですよ」

春香「ところであの……違ってたらごめんなさいなんですけど」

春香「ライラちゃん……ですよね?」

ライラ「はいです。わたくしはライラさんと申しますですよ」

春香「やっぱり!」


ライラ「あー……どこかでお会いしたことがありましたでしょうか?」

春香「ううん、千早ちゃんから話に聞いてたから」

ライラ「ほえ? 千早さんとお知り合いなのでございますか?」

春香「うん! 私、天海春香って言います」

ライラ「はるかさん……あまみ、はるかさん……」

ライラ「おーっ!! 千早さんがよくお話されている方でございます」

春香「えへへ、初めまして!」

ライラ「初めましてでございますねー」

春香「でも、凄い偶然だね」

ライラ「そうでございますねー」

ライラ「あの『どんがらがっしゃーん』がなければ気付きませんでしたです」

春香「あ、あはは……」

ライラ「あんなに大きな音でしたのにお怪我がないのが不思議でございます」

春香「うんまあ、よく言われる……かな」


ライラ「春香さんと呼ばせて頂いてもよろしいでございますか?」

春香「うん。私も、ライラちゃんって呼ばせてもらうね」

ライラ「えへへー」

春香「あ、そうだ。千早ちゃんって、私のことどんな風に言ってた?」

ライラ「そうでございますねー」

ライラ「ドジで、おっちょこちょいで、お人好しさんで」

春香「たはは……」

ライラ「芯がとても強くて、困っていたら必ず手を差し出してくれて」

ライラ「頼りになるけど目が離せない、とても尊敬できる方だと仰っていましたです」

春香「えっと、聞いておいてなんだけど……恥ずかしいね」

ライラ「千早さんはいつも嬉しそうに話してくださるのですよ」

春香「……そっか」


 ぐうぅぅ

春香「へ?」

ライラ「おー……」

春香「ひょっとして……ライラちゃんのお腹の音?」

ライラ「そのようでございますねー」

春香「……ぷっ」

ライラ「えへへー」

春香「千早ちゃんの言ってた通りだね」

ライラ「ほえ?」

春香「マイペースで、捉えどころがなくて、目が離せない妹みたいって」

ライラ「あー、同じようなことはよく言われますですねー」


春香「じゃあ……はいっ」

ライラ「おー、クッキーでございます」

春香「うん。私の手作りなんだ」

ライラ「よろしいのですか?」

春香「お腹が空いてるんでしょ?」

ライラ「おー……ありがとうございますです」

春香「どうぞ召し上がれっ」

ライラ「では、ライラさんからはこちらをお返ししますですよ」

春香「これ……リボン?」

ライラ「はいです。ライラさんは今わらしべ長者中なのです」

春香「え……でも、いいの? こんなに素敵なリボン」

ライラ「もちろんでございます」

春香「そっか。じゃあ遠慮なく」

ライラ「きっとお似合いになりますですよ」

春香「ふふっ、そうだといいけど」

ライラ「それでは、ありがとうございましたです」

春香「ううん、こちらこそ。また今度、ゆっくりお話しようね?」

ライラ「おー、約束でございます」

春香「ふふふ」

本日分はここまで
皆さまのレスに大変励まされております
次の更新で完結となりそうです

お読みいただけましたなら、幸いです


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ライラ「春香さんのクッキー、少しならいただいてもいいですよね?」

ライラ「…………っ!」

ライラ「すごいです! 感激の美味しさでございます!!」

美城「……おや、君は」

ライラ「おー、専務さん。おはようございますです」

美城「ああ、おはよう」

ライラ「んー……お疲れのようでございますねー」

美城「……なぜそう思うのかね?」


ライラ「あー……専務さんの目が少し怖い感じなのです」

美城「ふむ。自分で言うのもなんだが、私の目つきは柔らかい方ではないのだがな」

ライラ「専務さんは厳しい方でございますが、怖い方ではないのですよ」

美城「ほう」

ライラ「故郷の爺も専務さんと同じような目をしていたのです」

美城「……成程、少々興味深いな」

ライラ「優しくないと厳しくなれないのですよ」

美城「君の買い被りではないのかな?」

ライラ「ふふふー、ライラさんはこれでも人を見る目はあるのですよ」

美城「大した自信だ」

ライラ「色んな経験をたくさんしてきましたですからねー」

美城「そうか、君は……そうだったな」


ライラ「というわけですので、こちらをどうぞです」

美城「……これは?」

ライラ「クッキーでございます。お疲れの時には甘い物なのです」

美城「確かに、正論だな」

ライラ「とても美味しいでございますよ?」

美城「では、有り難く頂くとしようか」

ライラ「……どうでございますか?」

美城「……ふむ。既製品ではないようだな」

ライラ「どうしてそう思われたのですか?」

美城「バターも砂糖も、こんなに使っては到底利益は望めないだろう」

ライラ「おー……」

美城「だがしかし、甘くなり過ぎないように配慮もされているようだ」


美城「これを作ったのは? なかなかの腕の持ち主のようだが」

ライラ「これは、天海春香さんから頂いたのです」

美城「……それは765プロの天海春香、か?」

ライラ「はいです」

美城「君は彼女に交流があったというのは初耳だな」

ライラ「はいです。お会いするのは今日が初めてでございました」

美城「……話が見えてこないのだが」

ライラ「ライラさんはわらしべ長者をしていましたのですよ」

美城「ふむ……いや、だからといって初対面で……?」

美城「待てよ……確か君は如月千早と番組で共演していたな」

美城「とは言っても、仮にも相手はトップアイドルなのだが……」

ライラ「どうかしましたですか?」

美城「……少々驚いていただけだ」

ライラ「ほえ?」

美城「君が持つ可能性に、とでも言えばいいのかな」

ライラ「よく分かりませんですねー」


美城「まあそれはいい。ところで……」

ライラ「はいです」

美城「私もこれに見合った対価を渡さねばなるまい」

美城「何がいい? ある程度値が張るものでも構わないが」

ライラ「あー、高価なものはいりませんですよ」

美城「どうしてだ。わらしべ長者ではないのか?」

ライラ「ライラさん、たくさんのお金を欲しいとはあまり思わないのですよ」

美城「……ほう」

ライラ「たくさんのお金が欲しいなら、故郷に帰ればいいだけでございますからねー」

美城「……そうだな。君は、そうだったな」

ライラ「今日はいろんな方とお話して、交換して、笑顔が嬉しかったです」

ライラ「お金で買えない大切なもの、たくさんもらえて嬉しかったのです」

美城「ふむ。ではそうだな……少し付き合ってもらおうか」

ライラ「あー……ライラさんは構いませんですが、お忙しいのでは?」

美城「なに、資料を取りに行くついでだ」

ライラ「それではお付き合いしますですよー」


美城「…………ここだ」

ライラ「失礼しますですよー」

美城「確かここに……ああ、これだ」

ライラ「はいです」

美城「これが私の返礼だ」

ライラ「おーっ、アイスでございます!」

美城「君は先ほど、相手の笑顔が嬉しかったと言ったな」

ライラ「はいです」

美城「人とは、合わせ鏡のようなものなのだよ」

ライラ「……?」

美城「目の前の相手が笑顔ならば自分も自然にそうなる。そういうものなのだ」

ライラ「おー……」

美城「君にはいらぬ説法だったかな?」

ライラ「ほえ?」

美城「ふっ、君はそれでいいのかもしれないな」


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ライラ「ただ今戻りましたですよー」

ちひろ「あ、お帰りなさいライラちゃん」

ライラ「おー、ちひろさん」

ちひろ「随分と遅かったですね」

ライラ「あー、ごめんなさいです」

ちひろ「心配しちゃいますから、せめて連絡はくださいね?」

ライラ「はいです。気を付けますですよ」

ちひろ「それで、何かあったんですか」

ライラ「ライラさんはわらしべ長者をしながら帰ってきたのですよ」

ちひろ「わらしべ長者……?」

ライラ「はいですよ」

ちひろ「?」

ライラ「それではライラさんはあちらでアイスを食べますですよー」


ちひろ「あの、プロデューサーさん?」

モバP「どうかしましたか?」

ちひろ「ライラちゃん、当たりアイスを交換しに行ったんですね?」

モバP「ええ、そう聞きました」

ちひろ「アイスが少し良いものになっただけのような……?」

モバP「はい」

ちひろ「じゃあ、わらしべ長者っていうのは?」

モバP「……まあ、予想はつきますね」

ちひろ「それは……?」

モバP「いろんな人と物々交換して結局アイスを手に入れた、という所でしょう」

ちひろ「でも、わらしべ長者でしょう?」

モバP「そこはまあ、ライラさんですから」

モバP「お金云々じゃなく、人との触れ合いが楽しかったんでしょう」

ちひろ「……はぁ」

モバP「意外な人物とも物々交換してるかもしれませんよ?」

ちひろ「ない……とは言い切れませんね」

モバP「ええ、ライラさんですから」

ちひろ「本人は全く意識してないんでしょうけど」

モバP「ええ、それもまたライラさんらしいです」


<了>

というお話でございました
話の中で矛盾や違和感もあるかとは思いますが、やんわり流して頂けるとありがたいです

モバマスでソルカマル共通衣装のRが出たり
新SSRシルエット発表で情緒不安定になったり
SSR実装されて尚現実を受け入れられなかったり
今年いっぱいログインボーナス画面で出会えたり

限界を超えたライラさんPは石油になるそうです
……何とか自我を取り戻してこのSSを書き上げることが出来ました

お楽しみいただけましたなら、幸いです
少し早いですが、よいお年を

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