アイドルマスターシンデレラガールズの二次創作です。
>>1はバイクいじり初心者です。
間違った描写が多々あると思いますが、指摘やスルーをしていただけると嬉しいです。
バイクをいじる時は必ず信頼できる情報をみて安全に行ってください。
では次から初めていきたいと思います
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513068398
-346プロダクション、事務所-
ライラ「おはようございますですよー」
ライラ「皆様方は何をしておられるのですか?」
李衣菜「ライラさんおはよう! 今なつきちにバイクの写真見せてもらってるの」
夏樹「よぉライラ! だりーが見せてくれってうるさくてな」
菜々「おはようございますライラさん、バイクに乗ってる夏樹さんすごくかっこいいですよ♪」
ライラ「ライラさんにも見せていただけますか?」
夏樹「いいぜ、隣座りなよ」
ライラ「夏樹殿は大きなバイクにのっているのですね」
李衣菜「かっこいいよね」
夏樹「ありがとな、まだまだいろんな写真があるから見てくれよな」
ライラ「いろいろな種類のバイクがあるのですねー」
ライラ「この写真に写ってる方とても大きいですね、バイクがこんなに小さく見えますです」
夏樹「違う違う、このバイクは本当にちっちゃいんだよ。」
菜々「あ、これmonkeyですか懐かしいですね。菜々も昔これに乗ってたんですよ」
李衣菜「あれ菜々ちゃんまだ17才だから原付の免許とったのも最近じゃないの?」
菜々「」
菜々「お父さん、菜々のお父さんが昔乗っていたんですよ!!」
ライラ「このmonkey殿はとても可愛らしいですね、ライラさんが乗ってもぴったりフィットしそうです」
夏樹「ライラはmonkeyが気に入ったのか」
李衣菜「気に入ったのなら乗ってみたくない?ライラさんもう免許取れる年なんだし?」
ライラ「ですがライラさんにはバイクを買うお金もないのですよー」
菜々「それなら実家にあるmonkey差し上げましょうか?」
菜々「もう長い間乗ってなくて、実家のガレージで埃かぶってるんです」
菜々「どうせなら乗ってくれる人の手に渡ったほうがバイクも嬉しいと思います」
ライラ「そんな、もうしわけないですよ」
菜々「いいんです。それでも気に病むなら、菜々にマッサージでもしてくれれば大丈夫です!」
ライラ「本当にいいのですか? わたくしはりきってマッサージするですよ!」
夏樹「でもしばらく乗ってないんだろ? ある程度修理とメンテしないとな」
ライラ「修理とメンテナンスにもお金がかかりますね」
夏樹「ある程度はアタシがやってやれるけどな」
ライラ「でも夏樹殿も忙しいですし……」
李衣菜「なら、なつきちにも何かお手伝いしてお礼すればいいんじゃない?」
夏樹「そうだな。そうしたほうがライラも納得できるだろ」
菜々「それならプロダクションの皆さんに協力してもらうのはいかかでしょうか?」
菜々「ここには色々な趣味や特技を持ったアイドルがたくさんいるので、みんなで協力すればすぐにできますよ」
李衣菜「それいいね! そのお返しにライラさんがお手伝いすれば、みんな喜んで協力するよ」
ライラ「働かざるもの食うべからずですね」
ライラ「ライラさんがんばりますよー」
-翌日-
-千葉県某所、ウサミンの実家-
ライラ「到着でございますね」
ライラ「夏樹殿バイクの後ろに乗せていただいてありがとうございました」
夏樹「べつに、礼を言われるようなことじゃあないよ」
菜々「ライラさんに夏樹さんいらっしゃいませ」
菜々「じゃあ早速バイクを見てみましょうか」
ライラ「れっつごーです」
夏樹「見た目はそんなに悪くないな」
菜々「ずっとガレージの中にいましたからね」
夏樹「それじゃ最低限エンジンが生きてるかの確認しないとな」
ライラ「お願いしますですよ」
夏樹「ライラ、カバンから工具類とバッテリーとってくれ」
ライラ「かしこまりです」
夏樹「早速始めていこうか」
ライラ「monkey殿の体調はいかがでしょうか?」
夏樹「ずっと置いてた割には状態がいいな」
菜々「乗らないようになってからお父さんが色々してくれてたみたいでそのお陰ですかね」
ライラ「それはよかったです」
夏樹「キックしたら圧縮もかかるし、バッテリー変えたらプラグから火花も出てるし」
夏樹「すこし掃除したら動くようにはすぐなりそうだな」
菜々「この子もまた走れるようになるんですね、なんか菜々も嬉しくなってきました」
夏樹「それじゃあ本格的に修理していこうか」
菜々「それでは修理できる場所と人を探しましょうか」
-346プロダクション、事務所-
ライラ「ひとまずプロダクションまでもどってきました」
李衣菜「おかえりライラさん、なつきち」
夏樹「おぅ、ただいま。それじゃあ早速修理できる場所を探すか」
夏樹「アイドルのみんなに協力してもらうならプロダクション内で修理をできる場所を探さないとな」
ライラ「バイクの修理ができるのはどんなところですか」
夏樹「そうだな、最悪外でもいいけど、屋根があって汚れても大丈夫な場所だな」
夏樹「あと工具なんかを置いていても大丈夫だといいな」
ライラ「プロダクションでそんな場所ありますですか?」
李衣菜「晶葉ちゃんのラボとかはどうかな?」
ライラ「晶葉さんですか、一度聞いてみましょう」
-346プロダクション、晶葉ラボ-
ライラ「たのもーです。アキハさん」
晶葉「はいどうぞ、ライラと夏樹に李衣菜かどうした」
夏樹「バイクの修理がしたくてここのラボを借りたいんだけど、構わないか?」
晶葉「それは構わない。別にここも私が使ってるだけで、アイドルみんなの部屋だ」
李衣菜「やった! これで第一歩踏み出せたね」
ライラ「貸していただくお礼に何かしたいのですがなにかありますですか?」
晶葉「別にここは私のものでもないし、構わないのだが……」
夏樹「ライラが何かお返ししないと気が済まないんだってさ」
晶葉「それなら、こんどロボットの製作を手伝ってくれないか?」
ライラ「お任せくださいです」
昌葉「あと、この部屋にある私物のロボット用の部品も自由に使ってくれ」
昌葉「多分電気系統の部品ならあらかた揃うと思うぞ」
-346プロダクション、事務所-
李衣菜「とりあえず場所は確保できたね」
夏樹「それじゃ次はmonkeyを菜々の家から運ばないとな」
ライラ「それなら車がひつようですねー」
李衣菜「ちっちゃくてもバイクを載せるんだから大きな車じゃないとね」
夏樹「車なら会社の車が借りられないかPさんに聞いてみるか」
ライラ「夏樹殿は車の運転もできるのですか?」
夏樹「まかしときな」
李衣菜「それじゃあ早速探しに行こうか」
ライラ「P殿、おはようございます」
P「おう、おはよう。どうしたんだ?」
夏樹「プロダクションの車を借りたいんだがいいか?」
P「それは構わないが何をするんだ?」
李衣菜「実はライラさんがバイクの修理をすることになってね」
P「そうなのか、なんか意外だな。やってもいいけど怪我には気をつけろよ」
ライラ「かしこまりましたです」
P「どうせなら俺が車を出してやりたいけど、まだ仕事があるから誰か運転手を探してくれ」
夏樹「アタシが運転するから大丈夫だよPサン」
ライラ「出発進行ですよー」
李衣菜「おー!」
夏樹「ちゃんとシートベルトしろよ、二人とも」
夏樹「そういえばライラ、お金はどれぐらい出せそうだ?」
ライラ「なるべく少なくしたいですねー」
李衣菜「そうだよねー、どうせなら目標決めてなるべく安くしてみようよ! 一万円とか!」
ライラ「諭吉殿ですかー。頑張ってお仕事しないとですね」
夏樹「一万か、普通にやったら厳しいけど、色々なアイデア出してやってみるか」
-翌日-
-346プロダクション、晶葉ラボ-
ライラ「昨日は無事、monkey殿をここまで運ぶことができましたです」
ライラ「早速monkey殿の修理をやっていきますですよ」
夏樹「よし、やっていくか!」
ライラ「はじめは何からしたらいいですか?」
夏樹「まずはエンジンを動かせるようにしないとな」
夏樹「工具類と予備のバッテリーは持ってきたし、うまくいけば今日中にエンジンを回せそうだな」
ライラ「それはたのしみですねー」
夏樹「それじゃあ、プラグとキックの確認は菜々の実家で確認したし、ガソリン入れてみるか」
夏樹「それじゃあmonkeyのタンクを外そう、これならすぐ外せられるし最初はここからだな」
ライラ「かしこまりましたです」
夏樹「それじゃそこのボルトを外してくれ」
ライラ「まかせてくださいです」
ライラ「外れましたよー」
夏樹「これでもうタンクが外せるからやってみな」
ライラ「これだけですか? 簡単ですねー」
夏樹「タンクを見せてくれ。お、思ってたより状態がいいな」
夏樹「あとでケミカルで処理はしないとだけど、とりあえずは使えそうだな」
夏樹「それじゃあこれを持ってガソリンスタンドにいこうか」
ライラ「ただいまかえりましたよー」
夏樹「それじゃあ早速取り付けてみようか、さっきやったことの逆だから大丈夫だよな」
ライラ「まかせてください!」
ライラ「つきましたよー」
夏樹「それじゃあエンジンかけてみるか」
夏樹「キーを挿して、ここのペダルを思いっきり踏み抜いてみな」
ライラ「えい! えい! えい! ……何も起きませんねー」
夏樹「まあそうだろうな、やっぱりキャブを掃除しないとか」
夏樹「そこのコックを閉めて、バイクの下にバットに古新聞を敷いてと」
夏樹「このネジを緩めて……」
ライラ「何も起きませんねー」
夏樹「ちゃんとキャブからガソリン抜いていたのか、これはよかった」
夏樹「そこの二つのボルトを外してみな」
ライラ「よいしょ、よいしょ、はい、外れましたよ」
夏樹「それじゃあ繋がってるチューブを外したらキャブがバラせるから」
ライラ「おーけーですよー」
夏樹「あ、はずしたところにこのウェウス突っ込んどきな」
ライラ「穴に蓋をするのですねー」
夏樹「外れたら、キャブのネジを外したら開けられるから見てごらん」
ライラ「すこし汚れてますねー」
夏樹「案外綺麗だな、ちゃんと保存できるように処理してんだな」
夏樹「とりあえず全部バラしてみようか、それから掃除だな」
ライラ「手が汚れるので軍手をしての作業ですねー」
夏樹「一応繊細な部品だから無理な力はかけないようにな」
ライラ「幾つかの部品にバラせましたよー」
夏樹「まずはこのパーツクリーナかけてからブラシで磨いていこうか」
ライラ「お掃除ですよー」
夏樹「ある程度磨いたらエアーを吹きかける」
夏樹「エアーコンプレッサーもあるなんていい設備だなここ。アタシも今度使わせてもらおうかな」
ライラ「しゅっ、しゅっ、気持ちのいい音ですねー」
夏樹「あらかた綺麗になったらまた組み立てて取り付けだ」
夏樹「キャブの掃除、分解は基本だから覚えていて損はないぞ」
ライラ「大切なのですね」
ライラ「キャブの取り付けができました」
夏樹「それじゃあエンジンをかけてみるか、ドキドキするぜ」
ライラ「えい! えい! えい!!!」
ライラ「付きましたですよ!!」
夏樹「やったな!!」
ライラ「でもすぐに止まってしまいました……」
夏樹「調整しないとだな、もう一回エンジンかけてからここのネジを調整してみよう」
ライラ「エンジンの音が安定してきましたねー」
夏樹「よし、今日はこれまでだな。エンジンがかかってよかったな」
ライラ「ありがとうございますです、夏樹殿」
夏樹「まだいろいろやりたいけど仕事もあるからな」
ライラ「monkey殿のためにもがんばりましょー」
夏樹「続きは明日だな、次からはとりあえず全部バラしていこうか」
ライラ「がんばりましょー」
ライラ「そういえばライラさんが夏樹殿にお手伝いできること何かありますか?」
夏樹「そうだなー、それじゃあアタシのバイク洗ってもらおうかな。洗車はメンテの基本だからな」
ライラ「まかせてくださいです」
-翌日-
-346プロダクション、駐車場-
ライラ「今日は夏樹殿のバイクを洗ってきますですよ」
李衣菜「がんばっていこー」
ライラ「リイナさんと一緒に洗車をするのですよー」
李衣菜「今日はなつきちはお仕事だから帰ってきたときにびっくりさせてあげよう!」
ライラ「夏樹殿はバイクの近くに洗車道具を置いていると言っていたのですが」
李衣菜「これかな? ブラシと洗剤とスポンジとタオルと…… いろいろあるね」
ライラ「なにかメモも入ってますね」
李衣菜「なになに? 『このサイトを参考にしてくれ』 だって」
李衣菜「スマホで調べてっと…… このサイトなら動画もあるし私たちでもわかりやすいかな」
ライラ「ピカピカにしていきますよー」
ライラ「まずは全体を水で流しますよー」
李衣菜「それからカーシャンプーと水をバケツで混ぜて」
ライラ「スポンジに洗剤をつけて優しくこすっていきますよ。ごしごし」
李衣菜「あらかた洗えたら今度はブラシでタイヤ周りを洗っていくよ」
ライラ「泥が固まってるのでゴシゴシいきますよー」
李衣菜「それじゃあ泡を流していこうか」
ライラ「それから拭き上げですねー、このタオルすごく吸水がいいですねー」
李衣菜「これだけでもかなり綺麗になったね」
ライラ「仕上げにワックスがけですねー」
ライラ「綺麗なウェスで薄く伸ばしていきますよー」
李衣菜「ピカピカだね!」
ライラ「最後にミラーなどの汚れが目立つ部分を洗車シートで吹き上ですよー」
李衣菜「終わったー!!」
ライラ「大きなバイクだったので大変でした」
李衣菜「でも綺麗になると嬉しいね。やりがいがあるってやつ?」
李衣菜「これだけ綺麗にしたら、なつきちビックリするだろうな」
ライラ「そうだと嬉しいですねー」
-夕方-
-346プロダクション、事務所-
夏樹「ただいまー」
夏樹「ライラありがとな。バイク見違えるほど綺麗になってたじゃないか」
ライラ「リイナさんも手伝ってくれましたのですよ」
李衣菜「私は手伝っただけだよ。頑張ったのはライラさんだよ」
夏樹「まあ二人ともありがとうな」
夏樹「ライラ明日の予定はあるか? なかったらまたmonkeyレストアしようぜ」
ライラ「ライラさんは大丈夫なのですよ」
李衣菜「私も時間あるから手伝ってもいい?」
夏樹「よし。一緒にがんばろうぜ」
ライラ「おー」
-夕方-
-346プロダクション、事務所-
夏樹「ただいまー」
夏樹「ライラありがとな。バイク見違えるほど綺麗になってたじゃないか」
ライラ「リイナさんも手伝ってくれましたのですよ」
李衣菜「私は手伝っただけだよ。頑張ったのはライラさんだよ」
夏樹「まあ二人ともありがとうな」
夏樹「ライラ明日の予定はあるか? なかったらまたmonkeyレストアしようぜ」
ライラ「ライラさんは大丈夫なのですよ」
李衣菜「私も時間あるから手伝ってもいい?」
夏樹「よし。一緒にがんばろうぜ」
ライラ「おー」
夏樹「あらかたバラせたな」
ライラ「見事にバラバラになりましたねー」
李衣菜「大きく分けて、エンジン、タンク、ハンドル周り、シート、フレーム、タイヤ、チェーン、ブレーキに分けられたかな」
夏樹「おお、だりー。よく名前知ってたな」
李衣菜「これでも勉強してきたからね」
ライラ「リイナさんすごいです」
夏樹「それじゃあ部品ごとに使えるかどうか見ていこう」
ライラ「使える部品が多いといいですねー」
夏樹「部品の目利き終わったぞ」
李衣菜「それじゃあ結果発表だね」
ライラ「ぱちぱち」
夏樹「少し直せば使える部品はフレーム、シート、エンジン、ブレーキ周り、フロントフォーク、ハンドル周り、あたりだな」
ライラ「結構多いですよー」
夏樹「がっつり直す必要があるのがタンクとチェーンだな。錆が出てるな」
李衣菜「錆びてても大丈夫なの?」
夏樹「錆を取るようなケミカルもあるから大丈夫だよ」
夏樹「最後にもう使えないパーツ、これはタイヤ周りだけだな」
ライラ「これはむりでしたかー」
夏樹「地面に直置きだったせいでタイヤは歪んでいるし、ホイールは錆がひどいな」
李衣菜「逆に言えばタイヤ周り以外は直せば使えるんだね」
ライラ「お安くすませられそうですよ」
夏樹「今日はこれまでにしておこうか」
ライラ「ありがとうございましたー」
李衣菜「初めてバイクなんかいじったけど面白かったね」
ライラ「次からは何をしていくのですか?」
夏樹「そうだなー、色々あるけどライラ一人でもできることだとパーツの掃除と錆取りかな」
夏樹「仕事もあるからつきっきりにはできないからな」
夏樹「その間に私いなくてもできる作業をやってみな」
ライラ「かしこまりましたでございますよー」
-翌日-
-346プロダクション、事務所-
ライラ「おはようございますですよー」
響子「おはようございます!ライラさん」
ライラ「キョウコさんですねー、なにをしておられるのですか?」
響子「事務所のお掃除をしているんです、お掃除は楽しいですから」
ライラ「お掃除は気持ちいですねー」
響子「そういえばライラさん、Pさんからバイクの修理をしていると聞いたのですが」
響子「なにか私に手伝えることはありませんか?」
ライラ「わたくし有名人ですねー」
ライラ「手伝っていただけるなら嬉しいですよー」
ライラ「今日はパーツのお掃除ですね」
響子「お掃除なら私の得意分野ですね! ぜひお任せください!」
ライラ「キョウコさん、代わりになにかわたくしにお手伝いできることはありますですか?」
響子「そうですねー、それなら今度お料理のお手伝いと試食をしていただけますか?」
ライラ「ライラさんのお手伝いしてくれた上にゴハンをくれるのですか?」
ライラ「キョウコさんは天使のようなお方ですねー」
響子「それでバイクのどんなところをお掃除すればいいんですか?」
ライラ「説明しますのでラボにいきましょー」
-346プロダクション、晶葉ラボ-
ライラ「アキハさん、おはようございますですよー」
晶葉「やあライラ、それに響子、おはよう」
響子「おはようございます」
ライラ「今日も使わせていただきますねー」
晶葉「かまわんよ」
響子「それでは早速やっていきましょうか」
ライラ「れっつごーですよ」
ライラ「ここに夏樹殿が残してくれた手順のメモがあります」
ライラ「……漢字は難しいですねー」
響子「私に見せてください。なになに?」
響子「洗っていいパーツ類とその洗い方がかかれてますね」
ライラ「ではこれは参考にしてがんばりましょー」
響子「とりあえずは洗車の要領で全体的に汚れを落とすみたいですね」
響子「細かいネジなんかも綺麗にするみたいです」
響子「それから錆とりですね、研磨剤で綺麗にしてしまうみたいです」
響子「あ、でもフレームなどの部品はそのままでいいみたいです。あとから機械でやるようなので」
ライラ「洗車なら任せてくださいねー」
響子「ふふ、たのもしいですね」
ライラ「ここに夏樹殿が残してくれた手順のメモがあります」
ライラ「……漢字は難しいですねー」
響子「私に見せてください。なになに?」
響子「洗っていいパーツ類とその洗い方がかかれてますね」
ライラ「ではこれは参考にしてがんばりましょー」
響子「とりあえずは洗車の要領で全体的に汚れを落とすみたいですね」
響子「細かいネジなんかも綺麗にするみたいです」
響子「それから錆とりですね、研磨剤で綺麗にしてしまうみたいです」
響子「あ、でもフレームなどの部品はそのままでいいみたいです。あとから機械でやるようなので」
ライラ「洗車なら任せてくださいねー」
響子「ふふ、たのもしいですね」
-翌日-
-事務所-
ライラ「おはようございますですよー」
夏樹「おう、おはようライラ」
亜季「おはようございます。ライラ殿!」
美世「おはようライラちゃん」
夏樹「今日は塗装をしようと思ってな、二人が塗装の経験があるって聞いて手伝ってもらうことにしたんだ」
美世「もっと早くあたしに声をかけてくれればよかったのに」
亜季「あまり知られていませんが、私プラモデル趣味もありまして」
亜季「それにサバゲの装備を自分で塗装することもあるので任せてください!」
ライラ「それは頼もしいのですよー」
夏樹「アタシもそんなに得意じゃないから助かったよ」
ライラ「美世殿、ライラさんがなにかお手伝いできることはないですか」
美世「んー特にないかな」
ライラ「それは困るのですよ……」
美世「だってバイクの修理はあたしの趣味でもあるわけで、お手伝いはさせてもらいたいくらいだし」
美世「それでも気になるなら、完成したmonkeyにたまに乗せてくれればいいよ」
ライラ「美世殿はバイクが好きなのですねー」
ライラ「それでは亜季殿、わたくしがなにかお手伝いできることはありますですか?」
亜季「それなら今度私の持っているサバゲグッズを装備していただいてもよろしいですか?」
亜季「その国のものはその国の人が着るのが一番サマになりますゆえ」
亜季「そしてその雄姿をぜひ写真に納めさせてください」
ライラ「お安い御用なのですよー」
ライラ「ソルジャーライラさんですねー」
-346プロダクション、晶葉ラボ-
夏樹「お、パーツ結構綺麗にしてるじゃないか」
ライラ「キョウコさんと一緒にライラさんも頑張りましたですよー」
美世「響子ちゃんか、いい人選だね」
亜季「バイクの塗装と聞いて大掛かりなものかと心配しましたが、monkeyは小さいですな」
美世「それじゃあパーツ持ってあたしの行きつけのバイク屋にいこうか」
美世「顔なじみだしいろいろ融通してもらえるよ」
ライラ「それはうれしいですねー」
美世「それじゃあ皆んなで車に乗っていきましょう」
-美世の行きつけのバイク屋-
美世「おっちゃーん、久しぶり。いろいろ機材と場所借りたいんだけどいい?」
バイク屋「買い物してくれるなら構わないよ、美世ちゃんなら勝手も分かるだろうし好きにやって」
美世「ありがと!」
ライラ「ありがとうございますですよー」
美世「まずは下地落としからね、サンドブラストいきましょうか」
亜季「なんともかっこいい響きですな」
ライラ「どんなことをするのですか?」
夏樹「細かい砂をすごい勢いで吹き付けて、パーツを綺麗にしてしまうんだよ」
美世「どうせならライラちゃんやってみなよ」
ライラ「錆も塗装も全部なくなりましたよー、すごいですねー」
亜季「下地落としは大変ですから、これはとても楽でありますな」
美世「そしたら、水で砂を落としてから洗剤で脱脂ね」
ライラ「洗車ならおまかせくださいです」
夏樹「そうだな。ライラは洗車得意だもんな」
美世「そうしたら下地塗りからだね」
夏樹「塗装は時間がかかるし二組に分かれてやるか」
美世「それじゃああたしはライラちゃんとやるから、夏樹ちゃんと亜季ちゃんは二人で大丈夫?」
亜季「心得がありますので大丈夫であります! それに何かあったらすぐに聞きに行くので」
美世「それじゃ塗装やっていこうか」
ライラ「わたくし達はフレームの塗装ですねー」
美世「サンドブラストのおかげでここまでが早いから楽だね」
ライラ「まずは何をすればいいのですか」
美世「まずは下地のサーフェイサーからね」
美世「塗装するときはこんな感じにパーツを紐で釣らすとやりやすいのよ」
美世「少し離れたところから、常に同じ方向に動かしながら吹くと綺麗に塗れるわ」
ライラ「思ったよりも簡単ですねー」
美世「こういった設備がちゃんとしたところならね」
ライラ「一通りおわりましたねー」
美世「それじゃあ乾くまで少しおしゃべりでもしましょうか」
ライラ「おしゃべりはライラさんに任せてくださいです」
ライラ「塗装の再開ですねー」
美世「ライラちゃんはどんな色にしたい?」
ライラ「そうですねー、一度塗装を落としたので好きな色に変えられるのですね」
ライラ「ライラさん、元の赤い色がいいですよ。できるだけmonkey殿の特徴は残してあげたいです」
美世「そっか、それじゃそうしよう」
ライラ「色を乗せるにはどうすればよいのですか?
美世「サフと一緒だよ。同じようにやれば綺麗に塗れるから、やってみよう」
ライラ「しゅー、しゅー、ですよー」
ライラ「綺麗に塗れたのですよー」
美世「うん。綺麗に塗れてる。ムラもないし上出来、上出来」
ライラ「monkey殿も昔はこんな姿だったのですかねー」
夏樹「おーいライラ、そっちは終わったか?」
ライラ「夏樹殿、綺麗に塗れたのですよー」
亜季「こちらも綺麗に塗れたのであります。要望通りに元の色通りに塗りましたぞ」
美世「あれ?HONDAのロゴマークは?」
夏樹「あ…… わりい忘れてた」
美世「まあ、あとからカッティングシールでいいわ」
亜季「それならもっと自分好みにデザインできますな」
美世「じゃあ最後にトップコートを吹いて仕上げちゃましょう」
ライラ「どんどん塗っていくですよー」
美世「まだまだ塗装するパーツはあるからね」
夏樹「ヘッドライトに、フロントフォークにリアサスに……」
亜季「ほかにもいろいろありそうですな!」
ライラ「休憩してからまた頑張りますねー」
ライラ「見違えるほどきれいになったのですよー」
夏樹「ほんとだな!」
美世「これだから機械いじりはやめられないのよね」
亜季「こういう綺麗な塗装もたまにはいいですな」
美世「ここでついでに必要なもの買っておけば?」
夏樹「そうだな、後要るものといえば……」
夏樹「おっちゃん、バッテリーとオイルとガスケットシートあるか?」
バイク屋「あいよー」
バイク屋「そういえば、ちょうど今monkeyのタイヤ周りがあるんだけどいる?」
バイク屋「曰く付きのmonkeyでね、何回も事故起こしてて今回の事故でついにパーツとってスクラップ行きさ」
夏樹「おいおい、大丈夫かよそれ」
美世「でも、ものは悪くないよ。全然使える」
バイク屋「引き取ってくれるなら少しオマケしとくよ」
夏樹「でも縁起が悪いしなあ」
亜季「貰ってしまえばいいのでは? うちにはその道のプロがいることですし」
夏樹「そうだな、あいつらに任せれば大丈夫か」
-翌日-
-346プロダクション、事務所-
ライラ「おはようございますですよー」
夏樹「おはよう。ライラ」
小梅「おはよう…… ライラさん……」
歌鈴「おはようございしゅ、ライラちゃん。……あっ」
ライラ「コウメさんにカリンさん夏樹殿おはようございますです」
夏樹「昨日貰ってきたmonkeyのタイヤなんだけどな」
小梅「うん…… いっぱい憑いてる…… よ……?」
小梅「確かに…… 少し良くない子達かも……」
夏樹「だそうだ。だから歌鈴にお祓いしてもらおうかなってな」
歌鈴「私にはあまりわからないんですけど、やるだけやってみますね」
歌鈴「……終わりました。 ふぃー疲れた」
小梅「うん…… 綺麗にいなくなってるね……」
夏樹「そうか! それは良かった」
ライラ「不思議とこの部屋の空気も良くなった気もいたしますね」
夏樹「これでタイヤ周りのお金は浮いたな」
ライラ「コウメさん、カリンさんありがとうございましたです」
ライラ「何かわたくしにお返しできることありますか?」
小梅「そうだね…… 今度一緒に…… ホラー映画見てくれる?」
歌鈴「私は今度神社の境内のお掃除を手伝ってもらえますか?」
ライラ「お安い御用なのですよー」
歌鈴「……終わりました。 ふぃー疲れた」
小梅「うん…… 綺麗にいなくなってるね……」
夏樹「そうか! それは良かった」
ライラ「不思議とこの部屋の空気も良くなった気もいたしますね」
夏樹「これでタイヤ周りのお金は浮いたな」
ライラ「コウメさん、カリンさんありがとうございましたです」
ライラ「何かわたくしにお返しできることありますか?」
小梅「そうだね…… 今度一緒に…… ホラー映画見てくれる?」
歌鈴「私は今度神社の境内のお掃除を手伝ってもらえますか?」
ライラ「お安い御用なのですよー」
志希「あー、化学薬品をケミカルって言ってたのね」
志希「じゃあなんでライラちゃんとそんな話してるのかにゃ〜?」
ライラ「ライラさんみんなの助けを借りてバイクのレストアをしているのですよー」
志希「へぇ〜意外だねー。」
志希「それじゃあ、あたしにも手伝えることあるかな〜?」
志希「そうだ! そのケミカルってやつ作ってあげようか?」
ライラ「シキさんはなんでも作れるのですねー、まるで魔法使いですねー」
志希「そのとーり、志希ちゃんは化学を操る魔法使いなのだー」
ライラ「シキさんはなにかライラさんにしてほしことありますですか?」
志希「そーだねぇ〜、hshsさせてくれたら作ってあげるー」
ライラ「hshsってなんでございますかー?」
志希「こーいうことだよ〜」
ライラ「いきなり抱きついてきてどうしたのですか? ライラさんびっくりします」
志希「こうやってー体を密着させて〜、フェロモンが出てくる箇所をダイレクトに嗅ぐの!」
志希「そーすると、その人といろんなことがわかってね〜、とってもキモチイイんだよ〜」
志希「ん〜! 異国的な香り〜! それに少し油と鉄の匂い。バイクの匂いかにゃ〜」
夏樹「志希、それぐらいにしとけよ」
志希「もーいいところだったのに、乙女の襟首掴むなんて夏樹ちゃんもだーいーたーんー」
志希「まあ堪能できたからいいや」
志希「それじゃあ作ってくるから。夏樹ちゃん、簡単にでいいからどんな成分か教えて?」
志希「おーまたせ〜」
夏樹「まじかよ、部屋出ってから30分も経ってないぜ!?」
ライラ「とてもはやいですねー、アイス食べてたらあっという間でしたー」
志希「この液に金属パーツを沈めて、一晩おけばどんなパーツもピカピカ新品通りだよー」
志希「あと志希ちゃんにもアイスちょーだい」
夏樹「本当にこの事務所なんでもありだな……」
ライラ「さっそくつかってみたいですねー」
夏樹「じゃあラボにいってみようぜ」
-翌日-
-346プロダクション、昌葉ラボ-
ライラ「ほんとにピカピカになりましたねー」
夏樹「チェーンもタンク内もマフラーもその他諸々のパーツも新品に戻ったみたいだ」
志希「それじゃあ最後に中和剤を加えて〜」
志希「ついでに防サビ効果もつけといたからしばらくは安心だよ〜」
ライラ「おーすごいですね」
志希「ついでに〜、超強力なパーツクリーナも作ってみました〜、ぱちぱちー」
夏樹「おお、ちょうど切らすところだったんだ、サンキューな」
志希「じゃーあたしは研究に戻るね〜、ばいば〜い」
ライラ「シキさんは嵐のようなお方ですねー」
-翌日-
-346プロダクション、昌葉ラボ-
ライラ「ほんとにピカピカになりましたねー」
夏樹「チェーンもタンク内もマフラーもその他諸々のパーツも新品に戻ったみたいだ」
志希「それじゃあ最後に中和剤を加えて〜」
志希「ついでに防サビ効果もつけといたからしばらくは安心だよ〜」
ライラ「おーすごいですね」
志希「ついでに〜、超強力なパーツクリーナも作ってみました〜、ぱちぱちー」
夏樹「おお、ちょうど切らすところだったんだ、サンキューな」
志希「じゃーあたしは研究に戻るね〜、ばいば〜い」
ライラ「シキさんは嵐のようなお方ですねー」
夏樹「それじゃあバラしていくぞ」
ライラ「今回は色々な工具を使うのですねー」
夏樹「まあでも基本はバラして、洗って、付け直すだから今までとそんなに変わらないけどな」
ライラ「基本は大切ですよー」
夏樹「ここも思ったよりも汚れてないな、前動かした時も変な音とかなかったしな」
ライラ「きっと大切につかわれていたのですねー」
ライラ「ひとまず、一通りバラせましたかねー」
夏樹「まあ、こんなもんだろ」
夏樹「それじゃあ洗浄だな、志希製パーツクリーナ使ってみるか」
ライラ「なんだか怖いぐらいに汚れが落ちていくのですよー」
夏樹「本当にあいつは規格外だな」
夏樹「それじゃあ洗浄もこれぐらいにしといて」
夏樹「そういえばライラ、アンタ手先は器用か?」
夏樹「アタシこういうの苦手なんだよな」
ライラ「ライラさんもー、同じですね」
ライラ「なにをするのですかー?」
夏樹「ガスケットを作るんだよ、言うなれば切り絵みたいなもんだな」
-346プロダクション、事務所-
ライラ「こんにちはですよー」
肇「あら、ライラちゃん、それと夏樹さん。こんにちは」
夏樹「お、これはいいアイドルが見つかったかもな」
ライラ「ハジメさんは手先がきようでございますよねー」
肇「手先ですか……? 確かに器用な方ですけど」
夏樹「バイクの修理で切り絵をするような工程があるんだけど、アタシたち二人とも細かい作業が苦手でさ」
肇「切り絵ですか、私にできるならお手伝いさせてください」
ライラ「ハジメさんは綺麗な器を作られるのできっと大丈夫ですねー」
ライラ「お返しに、ハジメさんがライラさんにしてほしいことはありませんかー?」
肇「そうですね、それでは今度一緒に陶芸をしてください」
-346プロダクション、昌葉ラボ-
肇「ライラちゃんがバイクを直しているとは噂で聞いていましたけど」
肇「こんなにかわいらしいものだったのですね」
夏樹「さっそくガスケットを作ろうか」
夏樹「ガスケットをつける面を、ガスケットシートに合わせる」
夏樹「その縁を鉛筆でなぞって印をつけて、と」
ライラ「綺麗に転写できてますねー」
夏樹「ここまでは簡単なんだけどな。肇、この線の通りにこのシートを切り取ってくれないか」
肇「精度はいかほどで?」
夏樹「大き過ぎたら綺麗にはまらないし、小さいとオイルが漏れるからなるべくぴったりで頼む」
肇「かしこまりました」
ライラ「すごい集中力ですねー」
夏樹「ああ、完全に自分の世界に入り込んでるな」
ライラ「邪魔しちゃわるいですね、わたくしたちは何をしますかねー」
夏樹「それじゃあ、残り必要な細々したパーツを洗い出していくか」
ライラ「まだお金がかかりますかねー」
夏樹「小さいパーツばかりだからそんなにしないと思うぞ?」
ライラ「お財布に優しいといいですねー」
肇「……ふぅ。終わりました」
夏樹「お疲れ様、すまないな結局全部やってもらって」
肇「いいんですよ、私何かに集中するのが好きなので」
ライラ「すごいですねー、パーツにぴったりハマってますよー」
夏樹「さすがの集中力だな」
夏樹「疲れただろう、後でカフェにでもいこうぜ。奢らせてもらうからな」
肇「まあ、ありがとうございます」
夏樹「さあ、ライラ! キリのいいところまで終わらせて休憩しようぜ」
夏樹「うまくできたらライラにも奢ってやるからさ」
ライラ「ライラさんもー、いいのですか。がんばりますよー」
肇「……ふぅ。終わりました」
夏樹「お疲れ様、すまないな結局全部やってもらって」
肇「いいんですよ、私何かに集中するのが好きなので」
ライラ「すごいですねー、パーツにぴったりハマってますよー」
夏樹「さすがの集中力だな」
夏樹「疲れただろう、後でカフェにでもいこうぜ。奢らせてもらうからな」
肇「まあ、ありがとうございます」
夏樹「さあ、ライラ! キリのいいところまで終わらせて休憩しようぜ」
夏樹「うまくできたらライラにも奢ってやるからさ」
ライラ「ライラさんもー、いいのですか。がんばりますよー」
夏樹「といってもすでにバラし終えてるし、塗装も終わってるし」
ライラ「中に入ってたパーツは綺麗に洗浄してありますよー」
ライラ「洗う前はぎとぎとでしたねー」
李衣菜「うげー、あんまり想像したくないね」
夏樹「頼んでおいたパーツの類は届いたから、これをつけて組み立てだな」
夏樹「すぐに終わるだろうし、ほかの部品もどんどん完成させていこう」
ライラ「ついに終わりが見えてきましたねー」
ライラ「フロントフォーク完成でございますねー」
李衣菜「確かに中身はベトベトだったね」
夏樹「それじゃあほかのパーツも完成させてしまおうぜ」
李衣菜「なつきちの持ってきた部品ってなんか同じような小さなのばっかりだね」
夏樹「まあ、修理できなかったり、ほかのもので置き換えがきかないようなパーツしか買ってないからな」
夏樹「まあ似たような部品ばかりにもなるさ」
夏樹「次はブレーキ周りだな」
夏樹「まあ、これももうバラシも洗浄も済んでるから組み立てだけだな」
ライラ「ブレーキは大切ですねー」
夏樹「ああ、もしもの時に壊れてたらすぐに事故につながるからな」
夏樹「気合を入れていこう」
李衣菜「ライラさんがんばれー!」
ライラ「がんばっていきますですよー」
夏樹「これであらかたのパーツは完成だな」
ライラ「感慨深いのですねー」
李衣菜「おおっ! ついに完成一歩手前だね」
夏樹「それじゃあもう組み立てていこうか」
ライラ「後一歩、ライラさんがんばりますよー」
李衣菜「バラバラのパーツがくっついていくとなんか急に実感がわくね!」
夏樹「だろ? これがバイクいじりの醍醐味だぜ」
ライラ「あのmonkey殿がこんなに綺麗になりましたねー」
夏樹「あとは電装系の接続だな」
夏樹「接続が悪いところは適当に新しいパーツに変えてやってこう」
李衣菜「うわー、なんか機械って感じするね。見てるだけで混乱してきちゃうかも」
ライラ「ライラさんにもちんぷんかんぷんですねー」
夏樹「実はアタシも苦手なんだよな」
昌葉「それなら私がやってみようか?」
李衣菜「あれ昌葉ちゃん、いつきたの?」
昌葉「今きたところだ。そしたら何やら私の得意そうな話題が出てたものでな」
夏樹「本当か!? 助かるぜ」
ライラ「アキハさんはすごいのですねー」
昌葉「配電図はあるか?」
夏樹「はい、これだよ」
昌葉「なるほど、簡単なつくりになってるのだな。これならすぐ終わるよ」
ライラ「さすが本職の方ですねー」
昌葉「よし、完了だ」
夏樹「早い上に仕事が丁寧だな、見習いたいよ」
李衣菜「テキパキと動く昌葉ちゃんはロックだね!」
夏樹「じゃあ残りのパーツをくっつけて完成だな」
ライラ「あとはシートとタンクなどですねー」
李衣菜「もうほんとバイク!って感じの見た目になってきたね」
ライラ「完成でございますよー!」
夏樹「まだいろんなチェックはあるけど、ひとまず完成だな」
李衣菜「うひょー!」
ライラ「さっそく乗ってみたいのですよー」
夏樹「でもライラ、まだ免許取ってないだろ?」
ライラ「そうでしたねー、まだ我慢です」
夏樹「原付の免許なら1日で取れるし、少し勉強してさっさと取ってきな」
李衣菜「ねえなつきち、免許って取るののどれぐらいお金入るの?」
夏樹「そうだな、8000円もあれば大丈夫だな」
ライラ「まだお金がいるのですね……」
ライラ「ライラさん金欠なので、次のお給料まで我慢ですね……」
-346プロダクション、事務所-
李衣菜「ライラさん、あんな顔するんだねってくらい落ち込んでたね」
夏樹「だな、どうにかしてやりたいけど」
李衣菜「ライラさんのことだから、お金を貸すって言っても遠慮するだろうし……」
P「どうしたんだ二人して深刻そうな顔をして」
李衣菜「あ、プロデューサー。実はライラさんが免許を取るお金がないって悲しんでて」
夏樹「バイクの方は完成したのにかわいそうな話だよ」
P「それは残念だ…… いや、それなら俺にいい考えがあるぞ」
-翌日-
-346プロダクション、事務所-
ライラ「おはようございますですよ……」
P「おはようライラさん、実はライラさんにお仕事の依頼が来ているんだ」
ライラ「お仕事ですかー、ライラさんいっぱい稼がないといけませんのでー」
P「うちのホームページでやってるコラムの仕事なんだけど」
P「次回のコラムを『アイドルが原付の免許取得に挑戦』って記事にしようとしているらしくてね」
ライラ「なんと……!」
P「ぜひその企画にライラさんをつかいたい、って。どう? やってみたい?」
ライラ「P殿は本当にお人好しですねー」
P「なんのことかよくわからないなー」
ライラ「もちろん、ぜひやってみたいですよー」
P「それじゃあ、教材なんかは用意してるから早速勉強して、明日の朝一に取りにいこうか」
-翌日-
-免許センター-
P「俺は他の仕事があるからまた後で迎えにくるよ、試験頑張れよ」
ライラ「ヤル気満タンですよー」
ライラ「お金、ハンコ、住民票、筆記用具、服装、ぜんぶバッチりですねー」
ライラ「夏樹殿は看板の数字通りに進めば大丈夫だといっていましたね」
ライラ「おはようございます、わたくしライラさんともうします。原付の免許を取りに来たのですよー」
受付「はいはい、原付ね。じゃあ次はあっちの窓口へ行ってね」
ライラ「ありがとうございますですよー」
ライラ「いろんな書類を書いたり、目と耳の検査をしたり、お金を払ったりしましたです」
ライラ「そしてついにテストの始まりですね」
ライラ「問題にふりがなが振ってあって本当によかったのですよ」
ライラ「もしなかったら、漢字の勉強からでしたねー」
ライラ「あ、ここ昨日夏樹ゼミでやったところですねー」
ライラ「テストが終わりましたよー」
ライラ「ドキドキの結果発表ですねー」
ライラ「でましたねー、ライラさんの番号は…… ありましたよー!」
ライラ「次は実技の講習ですねー」
ライラ「はじめにまたがるバイクがmonkey殿ではないのは少し複雑ですねー」
ライラ「バイクは速いですねー」
ライラ「実技講習も終わりましたよー」
ライラ「教官殿とも仲良くなれましたです」
ライラ「免許も無事もらえました」
ライラ「ついにライラさんも原付デビューですね」
ライラ「あそこにいるのはP殿ですねー」
P「お疲れ様ライラさん、どうだった?」
ライラ「原付免許、無事ゲットしましたですよー!」
P「やったなライラさん、じゃあプロダクションに帰ろうか」
-346プロダクション、駐車場-
夏樹「おかえり、ライラ」
李衣菜「おつかれーライラさん」
菜々「おかえりなさい、ライラさん」
昌葉「ライラ、お疲れ様だ」
響子「まってましたよ、ライラさん」
美世「monkey完成してたなら早く言ってよ」
亜季「ライラ殿、よく無事にお戻りになりました」
小梅「よかったね…… ライラさん……」
歌鈴「おかえりなしゃいませー、あっ!」
肇「こんにちは、ライラさん」
ライラ「皆様、どうしてここに?」
李衣菜「これから初めてライラさんがmonkeyに乗るって言ったらみんな集まってきちゃってさ」
亜季「monkeyはここに持ってきたので、すぐに乗れましょうぞ!」
美世「セッティングも完璧よ!」
夏樹「そしてこれ、みんなからのプレゼントだよ」
ライラ「これは……ヘルメットですか? とても嬉しいですよー」
小梅「歌鈴ちゃんが…… 交通安全のお祈りしてるから…… きっと安心…… だね……」
菜々「それではライラさん、早速乗ってみてくだい」
ライラ「皆様、ほんとうにありがとうございますですよ」
ライラ「それでは早速、いきますよmonkey殿」
ライラ「スイッチオン!でございますよ」
美世「良い音してるじゃない」
菜々「菜々のmonkey君がまた動くところが見られるなんて、菜々感激です!」
響子「ライラさん、とても似合ってますよ」
肇「とても可愛らしいですね」
昌葉「早速動かしてみたどうだ?」
歌鈴「ここなら車も少ないですし、いっぱい練習できますよ!」
ライラ「それでは、クラッチを握ってギアを落として」
ライラ「アクセルを開きながら、少しずつクラッチを離すと」
ライラ「動きましたですよー!」
夏樹「やったな! それじゃこのまま公道に出られるように練習だな」
ライラ「お手柔らかにおねがいいたしますですよ」
-翌日-
-346プロダクション、事務所-
夏樹「結局予算一万円以内でできちまったな」
李衣菜「最初は適当に言ったけど、案外いけるもんだね」
夏樹「美世が口聞いてくれたり、ラッキーなこともあったけど。実際にできたんだよな」
李衣菜「やっぱりライラさんの人徳のおかげだよね」
夏樹「あいつが困ってるとなんか手を貸してくなるんだよな」
李衣菜「わかる! なんか放っておけない?」
ライラ「おはようございますなのですよー」
夏樹「噂をすれば影が来たな」
李衣菜「おはよう、ライラさん」
ライラ「バイク通勤とは気持ち良いものですねー、あっというまでしたよー」
夏樹「すっかりはまってるみたいだな」
ライラ「monkey乗りのライラさんですよー」
これにて第一部完です。
また書き溜めができたら
「monkeyのデコレーション」
「保険の問題」
「ライラさんのお礼参り編」
が始まる予定です。
この話は「ライラさんが制服にゴーグル付きの半ヘルでトコトコとmonkeyを走らせてたらかわいいな」と言った妄想から思いつきました。
そこから低予算で乗せてあげるにはどうすれば良いかなと考えこのSSに至りました。
ライラさんSSもっと流行れ
乙、晶葉な
おつ
ベスパとか乗ってそうだよね
バイク詳しくないけど面白かった
調べたら小さくてかわいいバイクだね
乙
続編は新スレ建てるの?
>>79 本当に申し訳ないです。二次創作するものとして、名前を呼び方だけは間違えてはいけないと思ってたので悔しいです。
>>80 ベスパも可愛らしいですね。
>>81 こんなニッチな二次創作にも人を呼べるライラさんの求心力
>>82 ここでやりますよ
少し書き溜めができたので続き貼っていきます。
保険の話(短い)とデコレーションの話です。
-しばらくして-
ちひろ「そういえばライラちゃん、保険はどうしてますか?」
ライラ「保険ですか? ナナさんが『自賠責は残ってます』っていってましたですよ」
ちひろ「そうじゃなくて任意のほうですよ」
ライラ「そういえば忘れておりました。 任意保険は大事って勉強しましたねー」
ちひろ「なら346プロの保険に入ってはいかがですか?」
ちひろ「福利厚生のサービスなんで安くて、充実の保障内容ですよ」
ライラ「お安いのはよいことですねー」
ちひろ「それに給料から天引きですので楽ですし」
ライラ「是非ともおねがいしますですよ」
ちひろ「では後で申込み用紙もってきますので」
ライラ「恩にきるのですよー」
-翌日、朝-
-346プロダクション、駐車場-
きらり「ライラちゃん、おっす!おっす!」
ライラ「キラリさん、おっすおっすでございますよー」
莉嘉「ライラちゃんおはよー☆」
みりあ「おはよーライラちゃん」
ライラ「リカさんにミリアさんもおはようございますよー」
みりあ「あーライラちゃんバイクに乗ってるー!」
ライラ「ライラさんの相棒でございますよー」
きらり「このバイク、ちっちゃくてきゃわいいねー♪」
ライラ「monkey殿と申しますですよー」
莉嘉「バイク乗ってるってオトナって感じー☆」
ライラ「ライラさんはおねえさんですから、えへへー」
莉嘉「でもこのバイク少し地味じゃない?」
みりあ「地味っていうよりも飾り気がない感じかも?」
ライラ「そういえば亜季さんが『自分好みにデザインできますな』っていてましたです」
莉嘉「それじゃあみんなでライラさんのバイクオシャレにしちゃおうよ☆」
みりあ「みりあもやるー!」
きらり「莉嘉ちゃん、みりあちゃん、勝手に決めたらライラちゃん困っちゃうにぃ」
ライラ「いえいえ、すごくありがたいのですよー」
みりあ「本当にいいの!? よーし、がんばるぞー!」
莉嘉「それじゃあ、どうやってデコるかライラちゃん知ってるの?」
ライラ「前にミヨさんが"カッティングシール"なるものを使うと言ってましたですよー」
莉嘉「シール!!」
莉嘉「スマホで調べてみたけど、専用のシートに印刷したらそれでシールになっちゃうんだって☆」
みりあ「すごーい!」
きらり「それじゃあ、どんなシールをはるか決めるにぃ☆」
きらり「ライラちゃんはー、どんなデザインがいいとかあゆー?」
ライラ「ライラさんはアイスがいいですねー」
莉嘉「どんなデザインならバイクにあったアイスになるかな?」
みりあ「それならいっそ、みりあ達でデザインしちゃうのはどうかな?」
きらり「グッドアイディアだにぃ☆」
莉嘉「そうと決まったら早速事務所でみんなで考えよ☆」
-しばらくして-
-事務所-
きらり「デザイン、できたにぃ☆」
みりあ「ライラちゃんの要望通りにアイスをメインにしてー」
莉嘉「バイクに貼っても似合うようにロゴマークみたいにしてみたよ☆」
ライラ「おお、これはすごいですね」
ライラ「とてもかっこいいのです!」
きらり「それじゃあみんなで、シールの材料買いに行くにぃ☆」
-しばらくして-
みりあ「ホームセンターってなんでも売ってるんだねー」
ライラ「思ったよりお安いのでよかったのですよー」
きらり「それじゃあ早速貼ってみるにぃ☆」
莉嘉「それじゃあまず、デザインした紙をシートに貼り付けて……」
みりあ「貼れたら、紙をカッターナイフで切り抜いていくよー」
きらり「それから、いらない部分を剥がしていくにぃ☆」
きらり「シールの完成だにぃ☆」
ライラ「これをどうやってバイクに貼るのですか?」
莉嘉「説明書を読んでみよう☆」
みりあ「霧吹きとヘラがいるみたいだねー」
ライラ「ヘラなら工具箱にありますですよ」
みりあ「あとは霧吹きだねー♪」
きらり「だれか霧吹き持ってる人いゆ?」
輝子「霧吹きなら…… もってる……」
莉嘉「あ、輝子ちゃん。 机の下にいたんだ☆」
輝子「本当は…… キノコくんのだけど…… つかって…… いいよ……」
ライラ「ありがとうございますですよ」
きらり「道具も揃ったし、シール貼りにいくにぃ」
-駐車場-
ライラ「それでは、まずmonkey殿のタンクを綺麗に拭いていきますよー」
ライラ「それから貼るところを霧吹きで濡らしていきますですよ」
きらり「貼るところはここら辺でいいかにぃ?」
ライラ「ばっちりですよー」
莉嘉「空気が入らないように綺麗に貼っていって……」
みりあ「できたー!」
ライラ「おおー、かっこよくなったですね」
きらり「すっごくかわいいにぃ☆」
ライラ「みなさん、ありがとうございますですよ」
ライラ「何かライラさんにお返しできることはありませんですか?」
莉嘉「バイクにシール貼るなんて初めてだったからすっごく楽しかったよ 逆にアタシがお礼言いたいぐらい☆」
みりあ「みりあもー!」
きらり「きらりんも、すごーく楽しかったにぃ☆」
とりあえず以上です。これからまた書きためるのでうまくいけばこのまま更新できるかもです。
乙です
こういう風にちょっとずつ自分好みに仕上げて行くってのが楽しいよね
しかしちひろさんの勧誘は、どうしても裏を勘ぐってしまうw
>>93 書いている間は優しいちひろさんのつもりだったのに、読み直すと自分でもそう思いますw
書き溜めた分投下していきます。気づいたら朝日が登ってました。
あと、これ以降バイク要素が薄くなりますのでご留意を。
-翌日-
-事務所-
菜々「今日のレッスンはハードでしたね…… あいたた…… 腰が……」
ライラ「ナナさんお疲れのようですねー」
菜々「ライラさんみたいに若い子にはピンとこないと思いますが……」
菜々「激しい動きをすると、すぐに腰が悲鳴をあげちゃって…… あいたた……」
ライラ「?? ナナさんはまだ17才なのでは……?」
菜々「そ、そう! ライラさんの一つ年上の永遠の17才です!!」
菜々「あっ!! 大きな声を出したらまた腰が……」
ライラ「ナナさん、ソファーに寝転んでくださいですよー」
ライラ「ライラさん、monkey殿のお返しにナナさんにマッサージをすると約束しました」
菜々「うう…… ありがとうございます…… それではお願いします……」
ライラ「では準備してきますですよ。しばしの間、くつろいでいてくださいです」
ライラ「ただいまもどりましたよー」
菜々「何を準備してたんですか、ライラさん?」
ライラ「蒸しタオルですよー、温めるのは大事です」
ライラ「服をめくりますねー」
ライラ「蒸しタオルおきます、熱くないですかー?」
菜々「あ〜〜 あったかくてきもちいです〜〜」
ライラ「それでは少しこのままにしますね、それからマッサージしていきますです」
ライラ「それでは始めていきましょー、タオルをどかしますねー」
菜々「おねがいします……」
ライラ「やりやすいように、ナナさんにまたがるように座りますね。 失礼しますよー」
ライラ「まず、筋肉をさらにリラックスさせていきますよー」
ライラ「手のひらで、あまり力を入れすぎないように全体をさすっていきますよー」
菜々「気持ちいいですねー」
ライラ「痛くはないですかー?」
菜々「大丈夫です〜」
ライラ「それから上から下にかけてゆっくりと揉みほぐしていきますよー」
菜々「あ〜 ききますね〜」
菜々「ライラさん、とてもお上手ですね」
ライラ「昔から、家のメイドさんがよくやってくれたのですよ、ライラさんはその真似をしているだけですよ」
ライラ「そういえば、ナナさんもメイドさんでしたね。どなたに使えておるのですか?」
菜々「菜々はそんな本格的なメイドじゃなくて…… 言うなればファンの方々にですね」
ライラ「そんなメイドさんもいるのですねー、日本は不思議ですよー」
菜々「というか、ライラさんの家にはメイドさんがいるのですか?」
ライラ「実家にはたくさんいましたよー、今のライラさんの家にはひとりだけですね」
菜々「一人いるだけで十分すごいと思います……」
ライラ「そういうものですかねー」
ライラ「ナナさん、この後のスケジュールはどうなっておりますか?」
菜々「この後はフリーですね。どうしてですか?」
ライラ「どうせなら、体全身マッサージしてしまおうと思ったのですよー」
菜々「それはありがたいです!」
菜々「でもそれじゃ大変じゃありませんか?」
ライラ「monkey殿のお礼にはまだまだ足りないのですよー」
菜々「そう言って下さるなら、お願いしますね♪」
ライラ「一通り終わりましたねー」
菜々「あ〜、気持ちよかったです、気持ちよすぎて最後の方半分寝てましたよ」
ライラ「ナナさんはお寝不足ですか?」
菜々「そうなんですよ、昨日深夜アニメを見てまして」
ライラ「それならいいマッサージがあるのですよ」
ライラ「菜々さん、ここに頭を預けてくださいですよ」
菜々「そのお膝ポンポンの動作は、もしや膝枕でしょうか?」
菜々「さすがにこの年になって膝枕は恥ずかしいですよ……」
ライラ「大丈夫ですよ、事務所にはナナさんとライラさんしかいませんので」
ライラ「それに、とってもきもちいですよー」
菜々「そこまでいうのでしたら……」
菜々「それでは…… 失礼しますね」
ライラ「どうぞですよー」
ライラ「それでは始めますねー」
菜々「何が始まるのでしょうか。 菜々、すごく恥ずかしいです」
ライラ「ナナさん、目をつぶっていただけますか?」
ライラ「それでは手のひらをまぶたに当てますのでリラックスしてくださいですよ」
菜々「あ〜、ライラさんの手暖かいですね、暖かいアイマスクをしてるみたいで気持ちいいです」
ライラ「ぽかぽかライラさんですよー」
ライラ「それではしばらくこうしてますのでリッラクスしてくださいねー」
ライラ「それでは次に頭のマッサージをやりますねー」
菜々「美容室でやってくださるようなやつですか? あれ気持ちいですよね♪」
ライラ「そんな感じですよー」
ライラ「こめかみから顎のラインにかけて優しくほぐしていきますねー」
菜々「あ〜 気持ちいですね」
ライラ「それはよかったです」
菜々「ライラさんありがとうございました! これでウサミン完全復活です!」
ライラ「まだ終わりではないのですよー」
ライラ「それではまた、さっきのようにまぶたの上にライラさんの手をおきますね」
ライラ「ではナナさんゆっくりお休みになってくださいです」
菜々「いやいや、それはまずいですよ!」
ライラ「いいのですよー ライラさんもメイドさんに膝枕されるとすごくよく眠れるのでー」
菜々「そういう問題ではなくて……」
ライラ「眠るまで、頭をなでなでです」
菜々「人に頭を撫でてもらうなんていつぶりでしょうか……」
菜々「ああ…… なんだか本当に眠くなってきました……」
ライラ「ゆっくりおやすみなさいです」
菜々「ふわぁ…… よく寝た……」
ライラ「ナナさん、おはようございますです」
菜々「そういえば菜々、ライラさんに膝枕されて寝ていたんですね」
菜々「あれ? あんなに高かった太陽が、綺麗な夕日に……」
菜々「菜々もしかして、完全に寝てましたか?」
ライラ「可愛らしい寝顔でしたー」
菜々「ごめんなさい! ライラさん、お膝しびれてませんか?」
ライラ「ナナさんは軽いので大丈夫ですよ」
ライラ「またお疲れでしたら、いつでもわたくしを呼んでくださいです」
-翌日-
-346プロダクション、晶葉ラボ-
ライラ「たのもーですよー」
晶葉「やあライラ、まっていたよ」
ライラ「今日はアキハさんのお手伝い、しっかり頑張りますよー」
晶葉「ああ、それは頼もしいな」
晶葉「それじゃあ早速始めていくか」
ライラ「それで今日はなにをするのでございますか?」
晶葉「今日はロボットのメンテナンスを行うつもりだ」
晶葉「以前渡した白衣は持ってきいるな?」
ライラ「メンテナンスというと、具体的には何をするのでございますか?」
晶葉「分解して、掃除して、直す。 ライラがバイクの修理をしたのと同じだ」
ライラ「おー、ライラさんの得意分野ですねー」
晶葉「期待しているぞ、それでは私がバラしていくから掃除を頼む」
ライラ「あいあいさーですよー」
ライラ「シキさんから頂いたパーツクリーナ、本当によく汚れが落ちますねー」
晶葉「ああ、すごいな。 今度、私も作ってもらおうか」
ライラ「代わりにhshsされるのですよー」
晶葉「hshsか…… それは少し恥ずかしいな……」
ライラ「一通りの洗浄が終わりましたねー」
晶葉「ありがとう、ライラ。 一度休憩しようか」
晶葉「疲れた時にはやはり糖分だ、このモンスターエナジーをやろう」
ライラ「変わったデザインの缶ですねー」
晶葉「そうだろう、まあいわゆるエナジードリンクというものだ」
晶葉「これを飲めば疲れなんか吹っ飛ぶぞ! それにバイク乗りには愛飲する人も多いらしいぞ」
ライラ「ならライラさんも飲まないとですねー」
ライラ「……不思議な味ですねー」
晶葉「だがこれがクセになるのだよ」
晶葉「さあ、続きを始めようか」
ライラ「今度は何をすればよいのでしょうか?」
晶葉「今度は組み立てだな」
晶葉「その前に油を注すのを忘れるなよ」
晶葉「油は駆動系の摩擦を少なくする他にも、金属製のパーツを空気に触れないようにすることで錆を防ぐ役割もあるのだ」
ライラ「そんな理由があったのですねー」
ライラ「機械というのはとても合理的に作られているのですねー」
晶葉「そうだ、それこそが機械の美しいところなんだ、ライラもわかってきたじゃないか」
ライラ「今日はアキハさんのことが、もっと理解できた気がするのですよー」
晶葉「テスト駆動も成功。 これで終了だな」
ライラ「アキハさんはこれを一人で作っているのですね、すごいです」
晶葉「まあ私は天才だからな!」
晶葉「……だが天才といえども一人でなんでもできるわけではない」
晶葉「……また来てくれるか?」
ライラ「もちろんですよー」
-翌日-
-346プロダクション、女子寮前-
ライラ「今日はキョウコさんとお料理のお手伝いの約束をしている日ですよ」
響子「ライラさん、こっちですよー」
ライラ「キョウコさんこんにちはですよ」
響子「はい、こんにちはライラさん」
ライラ「わざわざお迎え、ありがとうございますです」
響子「いえいえ。 それに寮は管理が厳しいので、一緒に入らないと入れないんですよ」
ライラ「おー、それはすごいですね。 ライラさんのアパートとは大違いです」
響子「……戸締りはちゃんとしてくださいね」
-女子寮、キッチン-
ライラ「本日は何を作るご予定でございますか?」
響子「今日はせっかくなんでライラさんのお国の料理、中東料理を作ってみたいと思います!」
ライラ「それはたのしみですねー」
響子「食べ慣れた人に食べてもらって感想をいただくのが上達の早道ですから」
ライラ「いっぱい食べますよー」
響子「ふふっ、それは頼もしいです」
ライラ「キョウコさん、今日のメニューはなんでございますか?」
響子「マチブース、ハモス、リモナナですね」
ライラ「どれも懐かしい名前ですね」
響子「まずは時間のかかるマチブースから作りましょう」
ライア「日本風に言うと鶏肉の炊き込み御飯ですねー」
響子「まずお米を洗ってざるにあげておきます」
響子「もちろんお米は長くてパラパラした食感のインディカ米です」
ライラ「久しぶりに、このお米を見ましたです」
ライラ「初めて日本に来たときは、お米がもちもちしていてびっくしりましたですよー」
響子「それから鶏肉、トマト、玉ねぎをそれぞれ一口大、2cm角、みじんに切っていきます」
響子「鍋にオリーブオイルを引き、玉ねぎを炒めます」
響子「しんなりしてきたら鶏肉を入れてさらに炒めます」
ライラ「いい匂いがしてきましたねー」
響子「焼き色がついてきたら、水とトマトを入れて煮ていきます」
ライラ「この時に塩、胡椒、ターメリックやガラムマサラなどで味を整えますよー」
響子「沸騰したら鶏肉をとりだして、鍋に先ほどのお米を入れて弱火でしばらく炊きます」
ライラ「スパイスの香りがたまらないですねー」
響子「では炊いている間にハモスを作りましょうか」
ライラ「ひよこ豆のディップですねー」
響子「ひよこ豆はスーパーで買った缶詰のものを使用します」
響子「これにニンニク、レモン汁、オリーブオイル、練りゴマを合わせてフードプレセッサーでペーストにします」
響子「本当は練りゴマではなくタヒニというゴマペーストを使用するのですがスーパーには売ってませんでした」
ライラ「ライラさんの家にありますよー、メイドさんが売ってるところを探しました」
響子「是非今度分けてください! というかライラさんのお家にはメイドさんがいるのですか?」
ライラ「みなさん驚かれますねー」
響子「ペーストの材料に味付けとして塩とカイエンペッパーを加えます」
響子「ライラさんフードプロセッサーの蓋押さえてもらってもいいですか?」
ライラ「おまかせくださいです」
ライラ「うぃーんですよー」
ライラ「すごい勢いでペーストになっていきますねー」
響子「本当はピタパンというパンにつけて食べたいのですが、もしかしてライラさんの家にあります?」
ライラ「ありますよー」
響子「……先に連絡しておけばよかったですね」
響子「今回は買ってきたトルティーヤチップスと野菜スティックにつけてみたいと思います」
ライラ「マチブースの水気がなくなってきましたねー」
響子「それでは火をを止めて蒸らしましょう」
響子「その間に野菜スティックとリモナナを作ってしまいましょう!」
ライラ「ミントの入ったレモネードですねー」
響子「野菜スティックはセロリとキュウリを棒状に切るだけなので簡単ですね」
ライラ「背の高いコップに盛り付けると綺麗ですねー」
響子「次はリモナナです」
響子「夕美ちゃんからもらったたっぷりのミントです」
ライラ「良い香りがしますねー」
響子「これに自家製のレモンシロップ、水を足してフードプロセッサーにかけます」
響子「ペースト状になったら氷を加えてクラッシュアイスにします」
響子「完成です! 食後に飲むので冷蔵庫で冷やしておきましょう」
ライラ「マチブースもちょうど出来上がりましたね」
響子「では盛りつけますので、食器の準備お願いします」
ライラ「かしこまりですよー」
響子「ではこれをテーブルに運んでくださいな」
ライラ「いい匂いがしますねー、お腹が空きました」
響子「もう準備できますから、もう少し待ってくださいねー」
ライラ「それではいただきますですよー」
響子「いただきます」
ライラ「まずはマチブースから……」
ライラ「おお、とても美味しいのですよ。 故郷で食べていたのと負けず劣らずです」
響子「ライラさんにそう言ってもらえると嬉しいです!」
ライラ「次はハモスですねー、セロリにつけて……」
ライラ「これも美味しいです、でもこれは冷蔵庫で少し寝かせた方がもっと美味しくなりますね」
ライラ「明日、ピタパンを持ってきますので一緒に食べましょうねー」
響子「まだまだありますからいっぱい食べてくださいね!」
ライラ「キョウコさんのお料理は優しい味がしますねー」
ライラ「ごちそうさまでしたですよ」
響子「おそまつさまでした」
響子「ではリモナナを出してきますね」
響子「はい、どうぞ!」
ライラ「透明がかった緑でとてもきれいですね」
響子「ついでに残ったレモンもコップの淵に飾り付けて、ミントを散らして……」
ライラ「まるでおしゃれなカフェのメニューみたいですねー」
ライラ「味もとても美味しいですねー。 キョウコさんのレモンシロップのおかげでしょうか?」
響子「ありがとうございます。 シロップはまだありますので、よかったら持って帰りますか?」
ライラ「いいのですか。すごく嬉しいですよ!」
ライラ「今日はありがとうございました、キョウコさん」
響子「いえいえこちらこそ、おかげで新しい料理のレパートリーが増えました!」
ライラ「ライラさん故郷のことを思い出しました」
ライラ「わたくしは日本に逃げてきた訳ですが、ドバイも悪いことばかりではありませんでした」
ライラ「これでまたしばらくアイドル頑張れそうですねー」
響子「私も寮暮らしでたまにホームシックになります」
響子「けど、そんなときはアイドルの仲間たちが励ましてくれます!」
響子「ライラさんも是非、私たちを頼ってくださいね!!」
ライラ「ライラさんは良いお友達をもったのですよー」
今回はこれでひとまず終了。
残りの協力者は小梅ちゃん、歌鈴ちゃん、美世さん、亜季殿、肇さん、P、李衣菜ちゃんですね。
後もう一度なつきち編が入る予定です。
ある程度何をさせるのかは決めているので、また近いうちにとうかしたいですね。
>>1です、少し投下していきます。
歌鈴ちゃん編と小梅ちゃん編です。
-別の日、朝-
-ライラの家-
ライラ「今日はカリンさんのお手伝いに向かいますですよー」
ライラ「カリンさんは少し遠くの神社でボランティアをしているとのことです」
ライラ「これまでプロダクションまでの往復ばかりだったので、初めての長距離ツーリングですねー」
メイド「気をつけてくださいね」
ライラ「はい、行ってきますですよー!」
ライラ「しっかりと点検をしてから出発ですねー」
ライラ「点検の基本は"ネン・オ・シャ・チ・エ・ブ・ク・トウ・バ・シメ" だとナツキ殿がおっしゃっていました」
ライラ「まず燃料とオイルはしっかり入ってますね」
ライラ「シャリンは空気も入ってますし傷なんかもないですねー」
ライラ「チェーンもいい感じにたわんでいますよー」
ライラ「エンジンは…… キック一発で点火ですねー。 いい調子ですねー」
ライラ「ブレーキとクラッチも異常はないですねー」
ライラ「灯火類もしっかり光ってますね、ピカピカですよー」
ライラ「バッテリーは灯火類が大丈夫なのでこちらも大丈夫ですねー」
ライラ「あとは増し締めですねー。 monkey殿は部品が少ないので楽ですねー」
ライラ「後は持ち物ですね」
ライラ「ヘルメットよーし、免許よーし、地図よーし、お財布よーし、準備万端ですねー」
ライラ「暖機運転もこれぐらいでいいでしょうかー」
ライラ「今日も無事故無違反でいきますですよー」
ライラ「安全運転でないと手伝ってくださった皆様に申し訳ないですからねー」
ライラ「それでは出発でございますねー!」
-神社-
ライラ「到着でございますねー」
歌鈴「ライラさーん! こっちですよー!」
ライラ「カリンさん、おはようございますですよー」
歌鈴「はい、おはようございます」
ライラ「今日はここで何をされるのですか?」
歌鈴「今日は境内のお掃除ですよ」
歌鈴「ここの神社は神主さんがもう高齢で、管理が難しいと聞いたので時々お手伝いに来ているんです」
ライラ「カリンさんはよいお方ですねー」
歌鈴「そんなことありませんよ」
歌鈴「私の実家は神社なので、たまに神社の仕事をしないと変な感じがするというか」
ライラ「心落ち着く場所、というやつですね」
歌鈴「まずはここの神様にご挨拶をしましょう」
歌鈴「御作法はご存知ですか?」
ライラ「はい、前にチヅルさんたちと来たことがあるのでー」
ライラ「二礼二拍手一礼でございますねー」
歌鈴「それでは早速お掃除にかかりましょうか」
歌鈴「お掃除道具は社務所にあるので取ってきますね」
ライラ「神社のお掃除で何か気をつけることはございますか?」
歌鈴「そうですね、神様のおられる方に箒をはかない、などでしょうか」
歌鈴「あと、神社の境内の中の物は持ち帰らないようにしてくださいね」
ライラ「かしこまりましたです」
歌鈴「それでは始めましょう、まず草むしりをしてから箒でお掃除しましょうか」
ライラ「がんばりましょー」
ライラ「終わりましたねー」
歌鈴「お手伝いいただいてありがとうございました」
ライラ「やはり綺麗にすると気持ちがいいですねー」
歌鈴「お疲れ様でした。お菓子を用意してますので食べましょうか」
ライラ「おー、カリンさんは気がきくのでございますねー」
歌鈴「水筒にお茶も入れてきてますので一緒に楽しみましょうね」
ライラ「ライラさんもー」
歌鈴「こちらのベンチでいただきましょうか」
歌鈴「じゃーん、今日はこちらのお菓子を持ってきました!」
ライラ「桜餅でございますかー、ライラさん大好きですよー」
歌鈴「実はこれ桜餅に似ているんですけど違うお菓子で、道明寺餅というんですよ」
ライラ「おー、カリンさんの同じ名前ですねー」
歌鈴「関西ではこっちの方が有名なんですけどね」
歌鈴「こちらではあまり見つからなくてびっくりしました」
ライラ「ごちそうさまでしたです」
歌鈴「ごちそうさまでした」
ライラ「餡子とお茶の組み合わせは最高ですねー」
歌鈴「ライラさんは日本通ですね」
ライラ「ライラさん日本のお料理大好きですよー」
歌鈴「ではまた今度、和菓子とお茶を事務所に持っていきますね」
ライラ「なんと……!」
ライラ「ではわたくしは帰りますですよ」
歌鈴「ライラさん、今日はありがとうございました」
歌鈴「気をつけて帰ってくださいね!」
ライラ「はい! ご心配ありがとうございます」
ライラ「また今度、一緒にお掃除しましょうねー」
-別の日、夕方-
-346プロダクション、女子寮前-
小梅「ライラさん…… こっちこっち……!」
ライラ「おー、コウメさん。お迎えありがとうございます」
小梅「うん…… ライラさん…… いらっしゃい……♪」
ライラ「お邪魔しますですよー」
ライラ「今日は一晩お世話になりますですよー」
小梅「お泊まり会で…… 徹夜でホラー映画鑑賞会…… どきどき…… だね……」
ライラ「お手柔らかに頼みますですよー」
-346プロダクション、女子寮、小梅の部屋-
小梅「なにもない部屋だけど…… ゆっくりしていってね……?」
ライラ「コウメさんの部屋はなんとも奇抜ですねー」
ライラ「可愛らしい服や、たくさんのDVD、派手なアクセサリーなどライラさんのお部屋にはないものがたくさんですよー」
小梅「えへへ…… かわいい…… でしょ……?」
ライラ「はい、とても可愛らしいですねー」
小梅「じゃあ早速…… 映画…… 見よ……?」
小梅「前に菜々さんとライラさんに怖い話した時…… 全然動じてなかったから…… 趣向をかえてみたよ……?」
ライラ「すごい映画でしたねー」
ライラ「まさかサメがトルネードに乗って飛んでくるとは思いませんでした……」
小梅「人がバンバン死んでいって…… すごくドキドキだったね……♡」
ライラ「サメだけでこれだけの死因を増やせるのはすごいですねー」
小梅「低予算だけど…… 手は抜かない…… それがB級映画の魅力…… だよ……」
ライラ「まさか、最後にサメのお腹から出てくるとは思いませんでしたねー」
小梅「楽しかった……♪ それじゃゴハン食べよっか……」
ライラ「おー、楽しみです」
小梅「響子さんのお料理…… すごく美味しかったね……」
ライラ「あいかわらずすごいですねー」
小梅「それじゃあ…… お風呂…… はいろっか……?」
ライラ「裸の付き合いですねー」
小梅「ライラさんとお風呂…… 楽しみ……」
ライラ「大きいお風呂、楽しみですねー」
ライラ「あんなに大きなお風呂は初めてでしたねー」
小梅「足を伸ばせるお風呂って…… いいよね……」
小梅「ライラさん…… この服着てみて……?」
ライラ「これは…… コウメさんがいつも着てるパーカーですか?」
小梅「うん…… ちゃんと洗ってるからね……」
小梅「ライラさん…… 可愛い服着たら…… 似合いそう……♪」
ライラ「貸していただけるのなら着させてもらいますよー」
ライラ「どうでしょうかー」
小梅「うん……! すごく可愛い……」
小梅「じゃあこれも…… つけてみて……」
ライラ「コウメさんはたくさんアクセサリーをもっているのですねー」
小梅「可愛いのを見つけると…… つい買っちゃうの……」
ライラ「つけてみましたー、どうでしょうか?」
小梅「よく似合ってるよ……!」
ライラ「故郷にいた頃はライラさんもたくさん着けていましたねー」
小梅「じゃあじゃあ…… これも着てみて……」
ライラ「可愛らしい服ですねー、ゴシックホラーナイトメアのときに着ていた服ですねー」
小梅「うん…… ライラさんはこういう服着た事ある……?」
ライラ「初めての体験ですねー」
小梅「でも…… ライラさんとっても可愛い……♡」
小梅「写真とっても…… いい……?」
ライラ「少し恥ずかしいですねー」
小梅「ライラさーん…… 眼線こっちにくださーい……」
-しばらくして-
小梅「じゃあ次は…… これ着てみよっか……」
ライラ「コウメさんはたくさん服を持ってますねー」
小梅「まだまだ…… これからだよ……♡」
ライラ「ライラさんまるで着せ替え人形ですねー」
小梅「いいよ…… ライラさん…… 可愛いよ……」
ライラ「お仕事以外でこんな服を着たのは初めてでございます」
蘭子「隻眼の亡霊よ、夜の帳は既に満ちて尚、謙遜の中に身を置くのか! (小梅ちゃん! もう夜も遅いのにうるさいですよ!)」
小梅「あ…… 蘭子ちゃん…… うるさくしてごめんなさい……」
蘭子「一体、如何様な事 (なにをしていたんですか?)」
ライラ「コウメさんに着せ替え人形にされてますですよ」
蘭子「碧眼の家出娘、闇に飲まれよ! (ライラさん! こんばんわー)」
蘭子「我の眼を奪いし可憐! (ライラさんすごく可愛いです!)」
小梅「蘭子ちゃんもやる……?」
蘭子「我の羽衣を持ち馳せ参じる、暫し待たれよ! (私の衣装も持ってくるので待っていてください!)」
ライラ「……長い夜になりそうですねー」
>>143 訂正 最初の一行が抜けてた
ライラ「おや、部屋の扉がノックされてますね、こんな時間にどなた様でございましょうか?」
蘭子「隻眼の亡霊よ、夜の帳は既に満ちて尚、謙遜の中に身を置くのか! (小梅ちゃん! もう夜も遅いのにうるさいですよ!)」
小梅「あ…… 蘭子ちゃん…… うるさくしてごめんなさい……」
蘭子「一体、如何様な事 (なにをしていたんですか?)」
ライラ「コウメさんに着せ替え人形にされてますですよ」
蘭子「碧眼の家出娘、闇に飲まれよ! (ライラさん! こんばんわー)」
蘭子「我の眼を奪いし可憐! (ライラさんすごく可愛いです!)」
小梅「蘭子ちゃんもやる……?」
蘭子「我の羽衣を持ち馳せ参じる、暫し待たれよ! (私の衣装も持ってくるので待っていてください!)」
ライラ「……長い夜になりそうですねー」
-しばらくして-
ライラ「ようやく解放されたのですよ……」
小梅「ライラさんごめんね…… すこし暴走しちゃった……」
ライラ「ライラさんも普段来ない衣装を着られて楽しかったですよー」
小梅「えへへ…… よかった……」
小梅「それじゃあ…… 夜も遅いし…… そろそろ寝よっか……」
小梅「ベッド一つしかないけどいい……?」
ライラ「コウメさんがそれでいいなら、ライラさんは大丈夫ですよー」
ライラ「おー、ふかふかなベッドですねー」
小梅「それじゃあ…… 寝るまで…… お喋りしよっか……」
ライラ「えへへー ライラさんお喋りは大好きですよー」
以上です。
ライラさんを神社に連れて行ってよかったのか(宗教的な意味で)
あとよく考えると>>1はホラー映画はあまり知らないのでスプラッター方向に(この映画は少し違う気も)、そして熊本弁難しい
>>144
今更だけど訂正
蘭子の最初のセリフ謙遜を喧騒に脳内変換しといてください
>>1です、少し書き溜めができたので投下していきます。
美世さんと亜季殿です。
-別の日-
-346プロダクション、駐車場-
美世「ライラちゃん、おはよう!」
ライラ「ミヨさん、おはようございますですよー」
美世「今日も元気にmonkeyで出社だね」
ライラ「ミヨさんたちのおかげでございますねー」
美世「そうだライラちゃん、これから少し時間ある?」
ライラ「えーと…… はい、大丈夫でございます」
美世「それじゃあ、少しmonkeyに乗せてくれない?」
美世「乗り初めてしばらく経ってるから、異常がないかも見ておきたいし」
ライラ「それは助かるのですよ」
美世「それじゃあヘルメット借りるね」
美世「半ヘルなんて被ったのいつ以来だろ、懐かしいなー」
ライラ「スタイルの良いミヨさんが乗るとmonkey殿も小さく見えますねー」
美世「ふふっ、ありがと」
美世「音は異常無し…… それじゃあ発進!」
美世「クラッチも綺麗に切れてるね…… ブレーキもよく効いてる」
ライラ「しっかりメンテナスをしてますからねー」
美世「軽く見た感じ大丈夫そうね、それじゃあ飛ばしてみますか」
ライラ「monkey殿のマフラーから聞いたことのない音がでているのですよ……」
ライラ「曲がるときにあんなに傾けても倒れないものなのですねー」
ライラ「なんと…… 今度は前輪が浮いております……!」
ライラ「ミヨさんは自由自在に乗りこなしているのですよ」
ライラ「ライラさんは怖いので安全運手でいきましょう」
美世「ライラちゃんありがとう、こういう軽い2stは楽しいね」
ライラ「ミヨさんは運転がお得意なのですね」
美世「まぁ昔からこんな遊びばっかりしてたからね」
ライラ「継続は力なり、ということですねー」
-別の日-
-郊外のサバゲーフィールド、駐車場-
ライラ「今日はアキ殿との約束でここに来たのですが」
ライラ「ここは何をするところなのでしょうか……?」
亜季「ライラ殿! おはようございます」
ライラ「アキ殿、おはようございます。 アキ殿もバイクに乗られるのですねー」
亜季「はい! こいつはPS250といいまして、このミリタリー感溢れる風貌、最高ですな!」
ライラ「ごつごつとした大きなバイクですねー、たくさん荷物が乗りそうです」
亜季「そこに気がつくとはライラ殿もお目が高い!」
亜季「この大きな積載量のおかげでサバゲーに行くときも楽でありますよ」
ライラ「おー、それでサバゲーとはなんなのでしょうか?」
亜季「ではそこから説明していきましょうか!」
亜季「サバゲーの基本はエアガンでの打ち合いですな」
亜季「もちろん怪我がないよう、ルールの設定や防具なんかはしっかりとあります」
亜季「ただ撃ち合うのも楽しいですが、装備を整えて何かになりきって遊ぶのも楽しいですな」
亜季「例えば日本の自衛隊だったり、映画の登場人物だったり……」
ライラ「コスプレのようなものですかねー?」
亜季「そう捉えてもらっても構いません」
亜季「それで今回はライラ殿に、私のコレクションを着ていただくために来ていただいたのですよ!」
亜季「この場所を指定したのはロケーションも凝りたかったからであります」
亜季「それでは早速中に入りましょうか」
ライラ「広いところですねー、たくさん人がいます」
亜季「ここにいる全員、サバゲーをやりに来ているのツワモノであります」
ライラ「すごい熱気ですねー」
亜季「皆、早くフィールドを駆け回りたくてウズウズしていますな」
亜季「まあ今日私たちは、一区間を貸し切っての撮影なので心配はありませんぞ」
ライラ「安心ですねー」
亜季「では更衣室がありますのでそこで着替えましょう」
ライラ「アキ殿はどのような衣装をもってこられたのですか?」
亜季「よくぞ聞いてくれました! 中東の軍隊といえばやはりサウジアラビア軍!」
亜季「そのサウジアラビア軍の迷彩服をもってまいりました!」
ライラ「おー、初めて着る服ですよー」
ライラ「着て来ましたよー 丈夫そうな服ですねー」
亜季「おおっ! ライラ殿よくお似合いで!」
ライラ「照れますねー」
亜季「どこかキツイところなどはありませんか?」
ライラ「大丈夫ですねー、少し大きいぐらいです」
ライラ「こんなにしっかりとした服なのにとても動きやすいですねー」
亜季「ミリタリーアイテムは使い勝手が良いように作られておりますゆえ」
亜季「では早速フィールドに出てみましょうか」
ライラ「外はこんな風になっていたのですねー」
亜季「いわゆる資材置き場風フィールドというやつです」
ライラ「これならこの服を着ても風景によく似合いそうですねー」
亜季「さすがライラ殿よくわかっておりますな!」
亜季「ではまずこれを持ってみてください」
ライラ「これは……? 銃でしょうか?」
亜季「はい、世界で一番使われているアサルトライフル、AK47であります」
亜季「もちろん、サウジアラビア軍でも使われているものであります」
ライラ「どのように構えればいいのでしょうか?」
亜季「では銃の側面を私に見えるように両手で構えて、銃口を軽く下に向けてみてください」
ライラ「こうでございますか?」
亜季「ライラ殿は筋が良いのでありますな」
亜季「では早速写真に収めていきましょう、ライラ殿キリッとした顔してみてください」
ライラ「キリッ!ですよー」
亜季「なんとも和やかな顔ですなー、まあこれがライラ殿らしいですな」
亜季「では撮りますぞー」
亜季「では次は銃を構えて撃っている最中のような写真にしましょうか」
亜季「ポーズはこのように……」
-しばらくして-
亜季「ふー たくさん撮れましたな」
ライラ「色々な装備を撮りましたねー」
亜季「では撮影はこの辺りにして、ご飯でも食べるとしますか」
ライラ「おー、ご飯ですか」
亜季「はい! サバゲーフィールドでご飯といえばカレーであります」
ライラ「カレー! ライラさん日本のカレーも大好きですよー」
亜季「そうでありますか! ではまた今度自衛隊式のカレーを作ってくるのでよかったら食べてみてください」
ライラ「それは嬉しい提案ですねー」
ライラ「ごちそうさまでしたー」
亜季「美味しかったでありますな」
亜季「この後私はサバゲーをしようと思っているのですが、ライラ殿はいかがでしょうか?」
ライラ「残念なことにこの後お仕事があるのですよ……」
亜季「そうでありますか…… ではまたの機会に!」
亜季「撮った写真は事務所に持っていきますので、今度一緒に見ましょうぞ!」
ライラ「はい! 楽しみですねー」
亜季「ではライラ殿、また事務所で!」
ライラ「はい。 また事務所で、でございます」
以上です。
間が空いた割に短い、年末年始で一気に書き終えてしまいたいですね。
>>1です
書き溜めができたので投下します。
今回で最終回のつもりです。
-別の日-
-346プロダクション、事務所-
肇「おつかれさまです」
ライラ「おつかれさまです、ハジメさん」
肇「おや、ライラさんだけですか」
ライラ「皆さんお仕事に行ってしまわれました」
肇「そうですか、ライラさんはこの後ご予定は?」
ライラ「とくにないですねー」
肇「これから少し陶芸をしようかと思っていたのですが、ライラさんもいかがですか?」
ライラ「ライラさんもよいのですか?」
肇「はい、陶芸に興味のある人が増えることは嬉しいことです」
ライラ「ではわたくしに陶芸を教えてくださいませんか?」
肇「はい、喜んで」
肇「では倉庫から道具を取ってきますので少し待っていてください」
ライラ「ライラさんもお手伝いしますよ」
ライラ「二人でやったら、きっと楽チンですね」
肇「ならお言葉に甘えて、一緒に行きましょうか」
ライラ「ご一緒ですねー」
ライラ「陶芸には何を使うのですか?」
肇「そうですね、特別な物ですと、ろくろとヘラ、それと素材の粘土ですね」
肇「あとは水を入れるお皿だったり、タオル、糸なんかも使います」
ライラ「このプロダクションにはなんでもございますね」
肇「道具も全部持ってこれたので、早速始めましょうか」
肇「ライラさんはなにか作りたい物はありますか?」
ライラ「そうですねー、初めてでも作りやすい物はなんでしょうか?」
肇「そうですね、形が簡単であまり大きくない物ですから……」
肇「湯のみなんてどうでしょうか、実用的なのであって困る物でもないですし」
ライラ「ライラさんもお茶は大好きですよー」
肇「では決まりですね」
ライラ「ではご教示お願い致しますです」
肇「道具も揃ったので始めていきましょう」
ライラ「よろしくお願いいたします」
肇「まずは粘土を捏ねましょう」
ライラ「よいしょ、よいしょ、結構力がいりますねー」
肇「慣れないと難しいですよね」
肇「全体を同じ硬さにして、うまく空気を抜かないと、焼く際に割れる原因となるので頑張りましょう」
ライラ「割れてしまうのは嫌ですねー」
ライラ「頑張っていきましょー」
肇「捏ねるのはこれぐらいでいいですよ」
肇「では形を作っていきましょうか」
肇「捏ねた粘土をろくろに乗せて、ろくろを回しながら大体の形を作ります」
ライラ「台が勝手に回ってくださるのですねー」
肇「次にろくろを回しながら、粘土の真ん中に指を入れて穴を開けていきます」
ライラ「ろくろのおかげで、指を当てると穴が空いてきますねー」
肇「穴を開けられたら、今度は粘土を縦に伸ばしていきます」
ライラ「にゅーっと伸びていきますねー、まるで生きているみたいです」
肇「ではライラさんもやってみてください」
ライラ「ではライラさんも…… おや…… 歪んでしまいました……」
肇「大丈夫ですよ、また最初からやり直せますので」
ライラ「二回目は上手にできましたー!」
肇「お上手ですね」
肇「では、これをろくろから切り出しましょう」
肇「粘土を切るときはこれを使います」
ライラ「糸…… ですか?」
肇「はい、何の変哲も無い糸です」
肇「ろくろを止めて、この糸で引っ張ると……」
ライラ「おー、綺麗に切れました!」
肇「これで今日できる作業は終わりですね」
肇「後はこれを乾燥させてから、二回窯で焼いて出来上がりですね」
ライラ「手間がかかっているのですねー」
肇「その分、出来上がった物への愛着がわきますよ」
ライラ「手間がかかる子ほど可愛いというやつですね」
肇「焼きは今度実家に帰ったときにやりますから、出来上がったら持ってきますね」
ライラ「それまでワクワクですねー」
肇「では後片付けをしてお茶にしましょうか」
ライラ「お手手を洗わないと粘土でドロドロですねー」
-別の日-
-346プロダクション、事務所-
ライラ「おはようございますですよー」
夏樹「おう、おはようライラ」
李衣菜「おはよーライラさん」
ライラ「ナツキ殿に、リイナさんおはようございます」
李衣菜「突然だけど、ライラさんまたバンドやらない?」
ライラ「ライラさんはいいですよー」
夏樹「よっしゃー! ドラマーゲット!」
夏樹「だりーと話しててな、アタシとだりーとでバンドを組んでみたいってな」
李衣菜「私がギターで、なつきちがベースだよ」
ライラ「ナツキ殿はベースもおやりになるのですねー」
夏樹「まあちょっと手を出してるぐらいだけどな」
李衣菜「私もギターまだあんまり上手じゃ無いし、なつきちのベースもそれなり」
夏樹「だから他のメンバーも初心者にして、みんなで一緒に上達していこう、ってなってな」
ライラ「おー、それはとてもロックでございますねー」
李衣菜「でしょ!」
夏樹「それじゃあ、アタシとだりーとライラでスリーピースバンド結成だな!」
ライラ「おー!」
李衣菜「それじゃあ早速どんな曲やるか決めようよ!」
夏樹「そんなにはしゃぐなって。 始めの曲なんだし、じっくり決めようぜ」
-別の日-
-346プロダクション、事務所-
ライラ「おはようございますですよー」
P「おう、ライラさん」
ライラ「P殿は何をしておられるのですか?」
P「346プロダクションで新しいネット番組をやることになってな」
P「それ用に提出する企画を考えているんだが、なかなかまとまらなくてな」
P「なんでもいいからアイデアが欲しい。 ライラさん最近はまってることでも教えてくれないか?」
ライラ「そうですねー バイクとロックでしょうか」
ライラ「monkey殿に乗ってお出かけするのも楽しいですし」
ライラ「リイナさんやナツキ殿と一緒にバンドの練習をするのも楽しいですねー」
P「バイクとロックかー、それじゃその二つを組み合わせて企画でも考えてみるか」
ライラ「そんな適当でいいのでございますか?」
-別の日-
-346プロダクション、事務所-
ライラ「おはようございますですよー」
夏樹「おう、来たかライラ」
李衣菜「この三人に呼び出しなんてなんだろうね?」
ライラ「お二人もP殿からは何も聞いていないのでございます?」
夏樹「特に何も聞いて無いな」
P「すまん待たせたな」
李衣菜「それでPさん、今日は何の話なの?」
P「実はこの三人でやるネット番組の企画が通ってな、今日はそれを伝えようと思ってな」
夏樹「まじかよ!? 」
李衣菜「この三人で出来るの!? やったぁ!」
ライラ「番組ですか、お賃金がいっぱいもらえそうですねー」
李衣菜「それでどんな内容なの?」
P「まあ少し落ち着け」
P「この三人に共通することが2つある、わかるか?」
李衣菜「一つはバンドを一緒にやってるだよね」
P「正解だ、じゃあもう一つは」
ライラ「むむむ…… なんでございましょうか?」
夏樹「……あ、わかったかも」
夏樹「一緒にバイクの修理をした、だろ?」
P「正解だ、夏樹」
P「なので番組もこの二つに焦点を当てたものになる」
李衣菜「バイク修理とバンド活動、この二つがどう組み合わさるんだろう……?」
ライラ「見当もつきませんねー」
夏樹「あー、なんかわかったかもしれないな」
夏樹「もしかして、あの日曜にやってる番組と趣旨は同じか?」
P「おっ 夏樹、勘がいいな。 まあそんな感じだよ」
李衣菜「えー? なに? わかんないよ?」
P「じゃあ正解発表といこうか」
P「バンド活動をしているアイドルが、本職並みのスキルでバイクをレストアする番組」
P「つまり鉄腕DASHのバイク版だな」
李衣菜「……そんなパクリっぽいの大丈夫なの?」
P「パクリ言うなリスペクトだ。 まあ大丈夫だろ、企画も実際通ったわけだし」
夏樹「本当に大丈夫なのかよ、それでどんな番組なんだ?」
P「やることは最近ライラさんがやってことまんまだ」
P「レストアするバイクを見つけて、それをプロダクションのアイドルの手を借りてレストアを完成させる」
P「出来上がったら、その報告とお返しを兼ねてそのアイドルの元にお手伝いにむかう」
ライラ「本当にいっしょのことをするのですねー」
P「まあそれだけライラさんのやってきたことが気持ちのいいことだ、ってことだよ」
夏樹「なんにせよ、この三人でまたバイクいじりができるのは歓迎だぜ!」
P「それと並行してこの三人でバンド活動もやっていこうと思う」
P「もちろん、バンドの方もガチじゃないと面白くならないからな」
P「気合い入れてレッスンしていくぞ」
ライラ「バイクにバンドに大忙しですねー」
李衣菜「でもバイクとバンド両立できたら、すごくロックじゃん!」
夏樹「面白そうな企画だな、ありがとなPさん」
ライラ「事務所でナツキ殿にバイクの写真をみせてもらってから、こうなるとは思ってもなかったのですよ」
ライラ「バイクにバンドどちらも大変ですねー」
ライラ「でもライラさん頑張りますよー」
これにて『ライラ「ライラさんがmonkeyをレストアするですよー」 』は完結です。
レスをくれた方々、本当にありがとうございました、とても励みになりました。
書きたいことはあらかた書くことができましたが、その分行き当たりバッタリな文章になってしまいました。
読み返すと誤字や勘違い、調べ不足が多いですね。まあ緩い目でみてください。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません