ライラ「いらっしゃいませでございます」 (109)


モバP「お招きいただきありがとうございます」

ライラ「そんなにかしこまらなくても大丈夫でございますよ」

P「ライラにそれを言われるとは思わなんだ」

ライラ「?」

P「あぁうん、わからなくて大丈夫大丈夫」

ライラ「プロデューサー殿はたまに…難しいですね?」

P「難しいてなんだ難しいて」

ライラ「日本語はまだまだ難しいでございます」

P「俺と同じくらい日本語が難しいのか…ちょっとショック…」

P「とまぁ、前置きはここまでにして仕事の話をしようか」

ライラ「お仕事ですか?ライラさんがっぽがっぽ働きますですよ!」

P「色々とツッコミたいけど働いてもらうのは確かだ」

P「これからライラには…」

P「コンビニ店員になってもらう」




ライラ「…はい?です?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388601174


ライラ「いらっしゃいませでございます」


凛「えーっと…とりあえず続けて」

凛「いらっしゃいませ、おはようございます」

ライラ「いらっしゃいませでございます、おはようございますです」

凛「逆に難しくなってる…次は早めに行くよ」

ライラ「はいです」

凛「いらっしゃいませー!」

ライラ「いらららっせー!」

凛「…言えてない!」



未央「しぶりんはなにやってるんだろね?」

卯月「ライラちゃんと二人でレッスン?ってなんだか珍しいね」

トレーナー「今度、近くのコンビニで『君とコンビにアイドルマート』ってキャンペーンをするそうで」

トレーナー「それでライラちゃんがアルバイト経験あることから抜擢されてキャンペーン中は店員さんになるそうですよ」

未央「あー、しぶりんも経験あるから指導役になってるんだ」

卯月「凛ちゃんもライラちゃんもがんばってるね!」

未央「でもまぁ…」

凛「ありがとうございましたー!またおこしくださいませー!」

ライラ「ありがとうござみしたー!ららしくらさいませー!」

凛「滑舌うぅぅ!」

未央「難航してるみたいだけどね」

卯月「あはは…あんなに熱くなってる凛ちゃんも珍しいね」


マスタートレーナー「一通りの挨拶は渋谷が特訓したと聞いたぞ?」

ライラ「はいです、とてもよくしてもらいました」

マストレ「ふむふむ。期間中は私が店長をつとめる。だが呼びはいつも通りで良いからな?」

ライラ「おや、テンチョーさんはマストレ殿でございましたですね、それではテンチョーさんにお手紙です」

マストレ「いつも通りで良いと…それより言葉遣いか…?まぁいいなになに…」

凛『彼女の言葉遣いは個性です。それを取り上げてはいけないと勝手ながら判断しました。もし彼女の言葉遣いが原因でトラブルが起きたら私が代わりに謝りに行きます。すぐに呼んでくださいp.s早口に喋ると舌が回らなくなるそうなので本人の喋りやすいスピードで話させてあげてくださいお願いします』

マストレ(一部濡れて読めなくなってる…)

マストレ「…ちょっと、練習で挨拶してもらえるか」

ライラ「いらっしゃいませでございます、おはようございますです」

ライラ「ありがとうございました、またおこしくださいませ」

マストレ「早口に元気良く言ってみてくれ」

ライラ「いららっせー!ぉはようごじまーす!」

ライラ「ありゃとーござみたー!ららしくらしませー!」

マストレ「……」

マストレ「…うむ!個性的だが元気でよろしい!」

ライラ「ありがとうございますです。リンさんにも応援されましたのでがんばるですよ!」

マストレ「……多分それは応援というより心配だと思う」


ライラ「いらっしゃいませでございます」


比奈「おー、思ったよりコンビニしてまスね」

ライラ「ヒナさんおはようございますです」

比奈「ライラちゃんおはようッス」

ライラ「ちょっと失礼しますです」

比奈「?なにしてるッス?」

ライラ「レジの使い方をメモしてるところでございます」

比奈「へぇー、勤勉でスねぇ…そうだ、練習がてらレジ打ってもらえるッスか?」

ライラ「はいです。いらっしゃいませおはようございますです」

比奈「…あっ、品物がなかった。ちょっと待つッスよ!」

ライラ「かしこまりましたですよー」



比奈「はいこれ!お願いしまッス!」

ライラ「お品物をお預かりいたします」

ライラ「えー…お会計は373円でございますです」

比奈「はいどぞー」ジャラジャラ

ライラ「ひのふの…400円お預かりしまして、お釣りが27円です」

比奈「ありがとうございまス」

ライラ「ありがとうございましたので、またおこしくださいませ」

比奈「ふむ、レジできてるじゃないでスか」

ライラ「そうでございますか?覚えることたくさんで大変です」

比奈「そんなライラちゃんに差し入れあげるッスよ。これがあればメモとらなくてもバッチリッス!」

ライラ「おー!ヒナさんありがとうございますです!」


莉嘉「おねーちゃーん!ほんとにライラちゃんが店員やってるー!」

美嘉「マジで店員さんだ!ライラちゃんがんばってるね☆」

ライラ「これはこれはリカさんとミカさん、おはようございますです」

美嘉「一般のお客さん入れる前にビルのフロア使って試験的なコンビニやるとは聞いてたけどけっこう本格的じゃん」

莉嘉「わ!お菓子も売ってるー!お姉ちゃん、買ってもいいー!?」

美嘉「もー、莉嘉ったら…食べ過ぎないでよ?」

ライラ「ライラさんもアイス買っていいでございますか?」

美嘉「もー、ライラったら…ってライラちゃん売る側でしょ!?」

ライラ「そうでしたごめんなさいです…いえ、申し訳ございませんですお客様」

美嘉「ちょ、ちょっと、そんなに丁寧に謝らなくていいってば」

ライラ「このくらい謝らないとお客様からお許しをいただけないと教わりました」

莉嘉「へー、店員さんも大変なんだねー」

美嘉「コンビニの店員ってもっと簡単そうなイメージあったけどなぁ…」

莉嘉「まっいーや!このお菓子くださいな!」

ライラ「はいです、いらっしゃいませおはようございますです」

ライラ「ポイントカードはお持ちでございますか?」

莉嘉「ポイントカード…はいこれ!」

ライラ「ありがとうございますです」

ライラ「カードをとお…」ビーーーーー

ライラ「?」ビーーーーー

美嘉「えっ、この音なに?」ビーーーーー

莉嘉「ヤバいやつ?」ビーーーーー

マストレ「なんだなんだどうした?」ビーーーーー

ライラ「テンチョーさん、ポイントカードを通しましたらレジが止まりましたですよ」ビーーーーー

マストレ「とりあえず音を止めて…ポイントカードを通すときは先にこのボタンを押して画面を変える必要がある……って、なにをやってる?」

莉嘉「食パンとチョコ?」

ライラ「食パンにメモをとって食べると暗記できる、先ほどノートを買いに来たヒナさんから教えてもらいましたです」

ライラ「おいしくておなかもふくれてライラさん幸せです」

マストレ「…次からメモ帳に書いてあることを復習するときにそうしたらいい。とりあえず仮にとは言え勤務中に堂々と食べるのは良くない」

ライラ「わかりましたです。いえ、申し訳ございませんお客様。です」

マストレ「…そうだ、私はお客様ではないが謝るときは丁寧にな」

マストレ「とりあえず荒木とは一度タイマンでレッスンする必要があるな」ボソッ

美嘉「ライラちゃんよりマストレさんのほうが大変そう…?」

ライラ「いらっしゃいませでございます」


千鶴「もう…いらっしゃいませ、おはようございます。でしょ」

晶葉「はっは、流石はライラだな」

ライラ「テンチョーさんとリンさんはこれで大丈夫だとおっしゃりましたです」

晶葉「うん…?店長はわからないがあの凛まで…?」

ライラ「お二人さんともそれは個性だから誇っていいと応援されましたでございます」

千鶴「それって暗に…いや、きっとライラさんのキャラクターに二人が負けたのね…」

ライラ「わたくし、リンさんとテンチョーさんに勝ちました?」

晶葉「そうだ…な、ライラにはどこか底知れぬ深さを感じるからな…」

菜々「はいっ!これくださーい!」

ライラ「おお、いらっしゃいませでございます」

晶葉「カイロと幕の内弁当と…菜々、これはジュースじゃないぞ」

千鶴「これはチューハイよ菜々ちゃん」

菜々「え…えぇっ!?菜々間違えちゃいましたぁ~!キャハッ☆」

菜々「取り替えてきますねー!」スタコラサッサ



菜々「これ!これください!」

晶葉「ほう…梅昆布茶とは渋いな」

菜々「えっ、これもダメですか?」

千鶴「大丈夫、そんなことない…私も好きだから」

菜々「良かったぁ…」

ライラ「えー…お会計は596…721円でございますです」

菜々「あっ、ポイントカードあります!」

ライラ「お預かりいたしますです…」ビーーーー

千鶴「あっ」ビーーーー

ライラ「大丈夫でございますよ」ビッ

晶葉「ミスに対応できるようになってるとは、やるな!」

ライラ「カードお返しするです」

菜々「ありがとうライラちゃー…んっとー…はいっ」ジャラジャラ

ライラ「いちにのさんまのしっぽの…ちょうどお預かりしたです。レシートいりますですか?」

菜々「大丈夫です♪…ライラちゃん、ちゃんと店員さんできてるじゃないですか!」


ライラ「本当ですか?」

晶葉「うむ、言葉遣いは丁寧語と謙譲語が混ざったものだから少し変だが下手なコンビニ店員より良いと思うぞ」

千鶴「でも気にする人は気にしてしまうかも…」

ライラ「日本語は難しいのでございます…」

菜々「大丈夫!ちょっとくらい変でもきちんと相手をおもてなしする心を持っていたら大丈夫ですよ!」

菜々「メイドさんをしていた菜々が言うんだから間違いありません!」

ライラ「なるほど…おもてなし…ってどうしたらいいですか?」

菜々「え、えっと…ウサミンビーム!…これでライラちゃんに入力しましたよ!」

ライラ「ふむふむ…わかりましたですよ」

晶葉「脳に直接インストールするとは…ウサミン星の技術力には脱帽だな…」

菜々「えっほんっ!?…あは、あはは…」

千鶴「う、ウサミンビィーム…」

ライラ「チヅルさんも入力しますですか?」

千鶴「はっ!?」


拓海「おう、邪魔するぜ」

ライラ「タクミさんいらっしゃいませでございます」

拓海「ははっ、ほんとにちょっと挨拶が崩れてるんだな」

拓海「でもあたしはそうやって頭下げるのもちゃんとできねぇからライラはすごいと思うぜ」

ライラ「お褒めにいただきありがとうございますです」

拓海「う、うん…?お褒めにいただき…?」

拓海「まぁ今日は単車の自賠責払いに来たんだ、お願いするよ」

ライラ「かしこまりましたですよ」



ビーーーーーーーーーーーー

マストレ「どうしたどうした」

拓海「あっ、なんとかしてくれ!こいつ手をかざして動かなくなってる!」

ライラ「……」

マストレ「…?あぁ、自賠責か。珍しいものだからまだ教えてなかった。申し訳ない」

拓海「お、おう…それよりライラ、お前…?」

ライラ「…ふぅ、おもてなしの心伝わりましたですか?」

拓海「は?」

ライラ「ライラさんこれわからなかったのでせめておもてなしの心をウサミンビームで送りましたですよ」

拓海「あ、あぁー…」

マストレ「…そうだな、おもてなしの心を持つことは大事だ」

マストレ「しかし、次からわからないことがあったらすぐに私を呼ぶように」

ライラ「申し訳ございませんです。わかりました」

拓海「マストレも苦労してんだな…」


ライラ「いらっしゃいませでございます」


きらり「きゃー!ライラちゃんかぁわいいー☆」

杏「わざわざ制服まで用意してるんだね」

ライラ「きらりさんとアンズさんおはようございますです」

杏「ん、おはよ。杏はお買い物にきたタダのお客様だからほっといていーよ」

きらり「きらりもお客さーん☆お買い物一緒にすゆー☆」

ライラ「かしこまりましたです」

杏「それじゃきらりは杏の手の届かないやつ取ってね」

きらり「りょーかーい☆」



杏「きらりきらり、そこのブリングルスとって」

きらり「うーん…?杏ちゃん、ブリングルスってどれー?」

ライラ「ぶりんぐるすはこれでございますよ」

杏「やるじゃんライラ、でもごめん杏はコンソメを食べたい気分なんだ」

きらり「じゃーこれねっ☆」

杏「そうそうこれこれ、そういえばライラはレジにいなくていいの?」

ライラ「大丈夫でございますですよ?」

きらり「お客さんすっくないからにぃー☆」

ライラ「そういうわけではないのでございます」

ライラ「レジにお客様が来る気配がないときはレジから出て品物の前出し顔出しをしなくてはならないのです」

杏「…前田氏顔出し?…前田?」

ライラ「…?はて、まえだしかおだしとはなんだったでございますか…?」

きらり「むぇ…きらりわかんなーい…」

杏「まぁいいや、お会計してよ」

ライラ「はいです。いらっしゃいませでございますですよ」


---------

ライラ「ありがとうございましたです、またおこしくださいませ」

杏「お菓子がなくなったらまたくるよ」

きらり「ライラちゃんばいばーい☆」




ライラ「まえ…かお…だし…」

マストレ「調子はどうだ?」

ライラ「あ、テンチョーさん、ちょうどわからないことが」

マストレ「どうした?言ってみろ」

ライラ「えっと…」

みく「にゃにゃーん!みくがきたにゃあ!」

ライラ「いらっしゃいませでございます、みくさん」

マストレ「前川か、よく来たなゆっくりしていけ」

ライラ「!」

ライラ「テンチョーさん、ライラさんがレジにいないときはマエカワさんをレジに出せばいいですね?」

みく「へっ?」

マストレ「待て、どうして前出し顔出しが前川の顔出しになるんだ」

ライラ「…あー…みくさんも働きますですか?」

マストレ「…悪かった、もう一度前出し顔出しを教えよう」

マストレ「そして前川すまん、少しレジに立っててくれ」

みく「え、ひどくない…?」

メモ
SS内登場アイドル(トレーナー含む)
現段階15名

アイドル総数(765、トレーナー含む)
2014/01/03現在194名

つまり全員出すと…

>>19
「雪美の日々」に憧れて書き始めた、これ以上語る必要はあるまい


今更をこえて今更ですが見てくれているかもしれないみなさん、初のオムニバス形式に挑戦で拙いものですけど宜しくお願いします。

いい男になってくれればもたれかかって酒が飲める、それはいいものさ


ライラ「いらっしゃいませでございます」


李衣菜「いらっしゃいましたー!」

夏樹「だりー…ベタだけど寒い…」

ライラ「おはようございますですナツキさん、リーナさん」

李衣菜「えっ、もう外暗いよ?」

ライラ「…?アイドルになったらその日初めて会う人はみんなおはようございますと言わなきゃならないとプロデューサー殿に習いましたです」

夏樹「ははっ、だりーよりライラのほうが業界人じゃないか」

李衣菜「ぬぬ…でも今はコンビニ店員なんだから挨拶は時間帯に合わせる必要があると思う!」

ライラ「そうでございますね…でもしかし…」ピッ

李衣菜「?」

ウィィィィン…ガコン!

夏樹「店の半分がステージに!?」

李衣菜「すごーい!かっこいー!」

ライラ「そしてこの制服を脱いで裏返して、腰のジッパーを開けまして…」

夏樹「制服がものの10秒で衣装に!?」

李衣菜「うわぁぁー!ロックだー!」

ライラ「そして踊る…というわけでございますので、テンチョーさんからはコンビニ店員ではなくアイドル店員だと伺いましたです」ジャジャーン

李衣菜「うわぁー…うわぁー…!」

夏樹「これはちょっと…ロックだな…」

李衣菜「ロック!…あたし、プロデューサーにここで働けるよう頼んでくるー!」

夏樹「あっ、ちょっ、だりー!?…もう行った…」

ライラ「ふぅ…衣装から元に戻すのが大変でございますよ」

夏樹「…そういえば、それってやっぱ注文する必要があるのか?」

ライラ「この制服でございますか?これはテンチョーさんに渡されたので…ちょっとわからないですね」

夏樹「いや、このステージでライラに踊ってもらう権利さ」

ライラ「はいです。1曲ごとにお金を支払ってもらいますです」

夏樹「だよなぁ…もし注文されたらその間のレジや他のお客さんはどうするんだ?」

ライラ「トレーナーさんたちがレジに入ると聞きましたでございます」

ライラ「もしわたくしが踊ってお金をいただけましたらアイスをいただけるのでがんばりますですよ」

夏樹「アイスで買われてる…ロクでもない…」

----------

李衣菜「プロデューサー!あたしもアイドル店員したいですー!」

P「…ははーん、さてはあの仕掛けをみたんだな?」

李衣菜「そうそうそう!だから、ね?」

P「だが残念、お前は夏樹とライブやラジオがあるからアイドル店員をやる暇がないんだ」

李衣菜「そんなぁ~!」

>>21
自分の肺は強化されております、大丈夫です


ライラ「いらっしゃいませでございます」


フレデリカ「あはっ、ライラがほんとに店員さんしてるー♪」

ライラ「おはようございますフレデリカさん」

フレデリカ「おはよーライラー♪」

キャシー「あっフレデリカこんなとこにいたー!」

ライラ「いらっしゃいませでございますキャシーさん」

キャシー「ライラ!そっかコンビニやってるって聞いたね!いらっしゃいましたー♪」

フレデリカ「そそ、だからアタシ気になってきちゃった☆」

キャシー「でもこのあとすぐレッスンだよ?」

フレデリカ「だいじょーぶ!スポドリ買ったらすぐ行くって♪」

キャシー「あっ、それならあたしもなんか買ってくー」

ライラ「どうぞごゆっくりしていってくださいです」

---------

フレデリカ「キャシー、ちょっと見て」

キャシー「なーに?」

フレデリカ「必殺キャッスルエクレール☆」※ケーキです

キャシー「きゃー、みかんがみっかんなくなっちゃったー♪」

ライラ「みかんですか?ここにありますですよ」

キャシー「わぉライラがフレデリカの必殺技から救ってくれたよ!」

フレデリカ「すごーい♪ところでライラこれ、おいしいかな?」

ライラ「これはライラさん食べたことないのでわからないですね…」

ライラ「申し訳ございません、お客様」

フレデリカ「あーもっ、そんなに謝らなくていいってばー♪」

キャシー「でもすごいね、ちゃんと店員さんなんだねー」

ライラ「わたくしはわからないこといっぱいでまだまだでございますですよ」

ライラ「でも、プロデューサーがとってきてくれたお仕事ですのでがんばらせていただきますです」

キャシー「いい子…!ちょっとあたしライラさんて呼ぶ…」

フレデリカ「まぁ今はコンビニ店員だけどアイドルだって忘れちゃダメよー?」

ライラ「ライラさんはアイドルですけど今はコンビニ店員だからアイドル…じゃない…?」

フレデリカ「そうじゃなくて…あっ、そうだ!アイドルであることを忘れないおまじない教えちゃお♪」

キャシー「?」


---------

マストレ「すまん、ちょっとレッスンが長引いて来るのが遅れた」

ライラ「大丈夫ですよテンチョーさん」

ルキトレ「お姉ちゃんがいない間見てたけどとくになにもなかったよー」

マストレ「ほう…少しは慣れてきたかな…?」

ライラ「はい、慣れてきましたです…あっ、でもライラさんはアイドルでもありますです」

マストレ「そうだな、それは忘れてはならないことだ」

ライラ「えーと…ふんふんふふーん、ララライラー♪」

マストレ「…その歌はどうした?」

ライラ「フレデリカさんからアイドルであることを忘れないおまじないを教えてもらいましたです」

マストレ「宮本…遅れてきただけでなく…いや、でも…」

マストレ「私からも宮本に礼を…どんな形であれ伝えねばならんな」

ルキトレ「フンフンフフーン♪ララライラー♪」

マストレ「お前は今度私のレッスンに参加するように」

ルキトレ「!?」


ライラ「いらっしゃいませでございます」


ヘレン「ファンタスティックな衣装ねライラ、私よ」

瑞樹「お姉さん系アイドルの川島瑞樹もいるわよ!」

ライラ「おはようございますですヘレンさんミズキさん」

瑞樹「あぁん、せっかくテンション高くきたのにこの子いつもマイペースね…」

ヘレン「魅せるわね…いついかなるときも己を自覚しゆらがない姿、中々のレベルじゃない」

ライラ「…? ちょっとわからないですがありがとうございます…ですよ?」

瑞樹「人工でなく天然ということはわかったわ…あらゆる意味で」

ヘレン「チャンスは誰にでも訪れるわ、本物を超える贋作だってそれもまた本物と言えると思わない?」

瑞樹「コンビニ店員に本物はあると思うけど贋作はないと思うわよ」

ルキトレ「えっと…お二人はお買い物に?」

ヘレン「聞かなくても私が求めているものくらいわかるでしょう?」

ルキトレ「えっ」

ライラ「…ヘレンさんはファミチキがご所望でございますですね?」

ルキトレ「えっ」

瑞樹「えっ」

ヘレン「グッド、中々のレベルと言って悪かったわ。ライラも世界レベルに足をかけているのね」

瑞樹「えっ」

ルキトレ「えっ」

ライラ「160円でございますです」

ヘレン「受け取りなさい」

ライラ「…あー…ルキトレさん、これ使えますです?」

ルキトレ「はいっ?…クレジットカードですね。使えますよ!」

ルキトレ「これこれこうして…はい、カードお返しします」

ライラ「お品物をお渡しするです」

ヘレン「ありがとう、そしてグッバイ」

ライラ「ありがとうございました、またおこしくださいませでございます」

瑞樹「…私は何が欲しいでしょうか?」

ライラ「…申し訳ありませんです、お客様。わからないでございます」

瑞樹「わからないわ…私は世界レベルじゃないのかしら…?それじゃこの制汗剤買わせてもらうわね」

ライラ「はいです。いらっしゃいませでございます」

----------

ルキトレ「ってことがあったんだけど」

マストレ「うーむ…クレジットカードを使えることは言ってあったと思うぞ」

ルキトレ「えっ、そっち?」

ライラ「あっ…申し訳ありませんですメモありましたですよ」

マストレ「今日帰ったら食パンを食べて復習するといい」

ルキトレ「それもそれでなに!?…ところでライラちゃんはどうしてヘレンさんがファミチキ欲しいのわかったの?」

ライラ「ヘレンさんのセリフの頭を縦読みしたのでわかりましたですよ」

ルキトレ「?」


ライラ「いらっしゃいませでございます」


トレ「いらっしゃいませー!…こんな感じでどうですかね?」

ライラ「とても良いでございますよ」

トレ「そうですか?良かった良かった」

ライラ「トレーナーさんがお隣にいるのは珍しいですねー」

トレ「今日はお姉ちゃんが出てるから私の出番がないんですよ…」

トレ「でも、普段はトレーナーとアイドルの関係ですが今は同僚ですので私に至らないことがあったらドンドン言ってくださいね!」

ライラ「かしこまりましたでございます」



ライラ「いらっしゃいませ、おはようございますです」

トレ「いらっしゃいませおはようございます!」

時子「ふん、いらっしゃいませおはようございます時子様までがワンセットよ覚えておきなさい」

ライラ「かしこまりました…いらっしゃいませトキコ様」

時子「いい子ね…私素直な子は嫌いじゃないわよ」

トレ「ただいまチキンナゲット揚げたてですいかがでしょうかー…」

時子「今はただの店員のくせに私に品物を勧めるなんて生意気ね…身の程を知りなさい」

トレ「はい…」

ライラ「いえ、トレさんとライラさんはお客様がいらっしゃったらそのとき安い揚げ物や揚げたてのものを売り出していかないといけないのでございます」

時子「あら…あなたまで口ごたえするの?いい子と言ったけど撤回し」

ライラ「そしてトレさん」

時子「なっ」

トレ「はい?私ですか?」

ライラ「お客様を怒らせるようなことしたらきちんと謝らなきゃダメでございますよ」

トレ「そうでした…お客様、申し訳ございませんでした…」


時子「一瞬とは言え私を無視したことは怒ってもいいのかしら?」

麗奈「ちょっと、ここ絆創膏売ってない?」

ライラ「いらっしゃいませ、おはようございますトキコ様」

麗奈「はっ?」

時子「!」

光「麗奈!これくらいヒーローならすぐ治る!」

ライラ「いらっしゃいませ、おはようございますトキコ様」

光「へっ?」

時子「いい子かと思いきやとんでもないピエロじゃない…おぼえてなさい!」

ライラ「?」

トレ「あっ…帰っちゃった…」

麗奈「これどういう状況なの?とりあえずアタシはレイナサマよ?」

ライラ「はい、ご存知でございますよレイナサマさん、ヒカルさん」

光「あはは!ライラまた間違えてるぞ!」

麗奈「ぐぐ…アタシは麗奈よ…これで何度目かしら」

ライラ「申し訳ございませんレイナさん」

トレ「そんなことより光ちゃんケガしてるじゃないですか!」

麗奈「!そうよ、だから絆創膏買いにきたのよ!」

光「少し膝を擦りむいただけだから大丈夫だって!」

トレ「もう、私が買うからちょっと待っててください!」

ピッピピッピッ

トレ「はい!きちんと消毒もしないとダメですよ!」

光「うーん…ありがとうトレーナーさん、麗奈」

トレ「どういたしまして」

麗奈「どういたしまして!それより早く行くわよ!消毒液がしみて痛がるアンタを見たいわ!」

光「どうしてそんなに楽しそうな顔をしてるんだ!?でもヒーローは痛みに屈しないぞ!」

麗奈「早く早く!」

光「あっ、手を引っ張るな!」

ライラ「ありがとうございました、またおこしくださいませです」

トレ「ありがとうございましたーまたおこしくださいませ!」


----------

マストレ「様子はどうだ?」

トレ「あっ、姉さん」

ライラ「トキコ様さんとレイナさんとヒカルさんがきましたですよ」

トレ「ブフッ」

マストレ「ライラ…財前の名前は時子だ、怒られる前に直しておけ」

ライラ「もう怒られましたでございます」

マストレ「じゃあ次怒られる前に直すように」

ライラ「わかりましたですよ」

トレ(この子メンタル強いなぁ…)

マストレ「しかし財前か、トレ、お前は大丈夫だったか?」

ライラ「トレさんも怒られてますですよ」

トレ「えっ」

マストレ「何?」

ライラ「そしてきちんと謝らなかったのでわたくしが怒りました…から大丈夫でございますよ」

トレ「あれ怒ってたんですか!?」

マストレ「そうか、ライラがそういうなら大丈夫だな」

マストレ「しかしトレ、お前も今度私のレッスンに参加するように」

トレ「えぇー!?」


ライラ「いらっしゃいませでございます」



くるみ「ひぐっ…ライラしゃん…えっぐ…」

ライラ「おはようございますですクルミさん」

くるみ「ぐすっ、くるみ…お使い頼まれたんですけど…何買うか忘れちゃって…」

ライラ「あー…それは困りましたでございますねー…」

くるみ「うあぁん!なんとかプランとか英語で言われたことしか覚えてないよぉ!」

くるみ「うええぇ…」

マキノ「どうしたの?泣き声が外まで聞こえてきたわ」

ライラ「マキノさん、いらっしゃいませでございます」

マキノ「おはよう、ライラ、くるみ」

くるみ「ぐすっぐすっ…」

ライラ「クルミさん」

くるみ「はっ、はいぃ!」

ライラ「クルミさんがどんな状況であっても挨拶されましたら挨拶を返さないと怒られるでございますよ」

くるみ「…!うえぇ…ごめんなさい…!」

くるみ「おはようございまずマギノしゃん…!」

マキノ「えぇ、おはようくるみ。怒ったりしないから大丈夫よ」

くるみ「本当ですかぁ…!」

マキノ「ふふ、本当よ。ところでこんなところで泣いてどうしたの?」

ライラ「クルミさんがお使いを頼まれたけど何を買うか忘れてしまったでございます」

くるみ「くるみばかだし英語もわからないし…ううぅ…」

マキノ「ばかだから英語がわからない…非論理的ね」


マキノ「それを言ったら英語圏に生まれた人がばかだったら家族や友達と話せなくなるわよ」

くるみ「んぇぇ…!」

マキノ「まずはわかることをまとめて、そこから答えを導く努力をしなさい」

マキノ「どうしてもわからなかったら聞き直せばいいのよ」

くるみ「わかること…英語で…なんとかプランとかと…」

ライラ「…?…他にはなにか覚えていますですか?」

くるみ「うんっ…えっと、えっと…あっ、お味噌や醤油ほしいって言ってた!」

マキノ「調味料…つまり食材…?」

くるみ「それで、くるみにお使いを頼んだのは高垣楓しゃんですぅ」

くるみ「エップロンはためかせて♪って歌ってました」

マキノ「あの人か…難易度上がったわね…」

くるみ「あれ…?ライラしゃんは…?もしかしてくるみがばかなのに呆れて…!」

マキノ「あなたは自分をばかと呼ぶのをやめなさい?」

ライラ「クルミさんはばかという名前ではないでございますよ」

マキノ「えっと…そういうことじゃ。ってそれは?」

ライラ「多分…これがおつかいのお品物でございますよ」

くるみ「…?」

----------

マストレ「うーむ…」

ライラ「どうしましたテンチョーさん?」

マストレ「いや…その話を聞いてもなぜそれがお使いの品かわからなくてな…」

ライラ「あー…それはですねー…」

くるみ「ライラしゃーん!ほんとに茄子であってましたぁー!」

ライラ「ジャパニーズダジャレには自信がなかったでございますがクルミさんがえっぐプランとと言ってたのでわかりましたでございますよ」

マストレ「いや、誰だってエッグプラントとエップロンがかかるとは思わないと思うぞ」

メモ
現段階28名

ちょっと縦読み使ってから調子に乗りすぎてる気がする、落ち着こう

誤解される前に

大沼くるみちゃんはアイドルとしての開花が非常に楽しみな子です!
今はまだ泣き虫だけどいずれ強く咲き誇るかんな!

わいPaPだけど!ではまた続きを考えてきます


おまけ

P「翌日にはライラはいつもどおりの性格に戻っていた」

P「だが」

ライラ(21)「プロデューサー殿、ライラさん今日もがんばりますですよー」

P「ライラさんがべっぴんさんになっとる…」

今度こそおわる

ミスした…

小休止に書いたのでお暇な方はお読みください
モバP「ライラさんがパッションさんになっとる…」
モバP「ライラさんがパッションさんになっとる…」 - SSまとめ速報
(http://jump.vip2ch.com/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389137734/)


李衣菜「いらっしゃいませー!」


ライラ「リーナさんもアイドル店員でございますか?」

李衣菜「そう!プロデューサーや店長と言うかマストレさんに頼み倒して、時間あるときならって許可もらった!」

ライラ「仲間が増えましてライラさん感謝感激でございます」

李衣菜「仲間…!ライラ!あたしライラのことー…うん!ライラっちて呼ばせてもらうね!」

ライラ「わかりましたでございますよリーナさん」

李衣菜「ライラっちもあたしのこと…ってライラっちはいくつ?」

ライラ「ライラさんは16歳でございますよー」

李衣菜「そっかそっか16かー…えぇっ!?」

ライラ「?」

李衣菜「勝手に年下だと思ってた…ライラっち…さん…」

ライラ「よく言われますです」




ライラ「……ライラっち…ふふ…」

膝に受けた副業もないし週末は遅れを取り戻さなければ

レスきてて見てくれてる人がいるんだと涙ちょちょぎれながらお伝えします

だりーなの歳間違えてて申し訳ございませんでした
もうちっとだけ続くんじゃよ


~~~~~~~~~~

ライラ「とゆーことがありましたでございます」

李衣菜「いやー、ライラっちがまさか年下じゃないなんて驚きました!」

マストレ「…?多田は17だろう?ライラは16だから年上じゃないか」

李衣菜「だって、あたしは誕生日早い方だから同学年の子より早めに17歳になるんですよ?」

李衣菜「ライラっちはまだ誕生日きてないだけでしょ?と言うか誕生日いつ?」

ライラ「そーですねー…確か5月21日だと思いますです」

ライラ「次の誕生日がきたら同い年になりますですね!」

李衣菜「…ごがつ…にじゅういちにち…?あたしろくがつさんじゅうにち…」

マストレ「ライラは多田の一年後輩だな」

李衣菜「ライラっちはライラっちでよかったんじゃーん!」

ライラ「?」

お騒がせしました続きに戻ります


ライラ「いらっしゃいませでございます」


泰葉「こんにちは」

ライラ「おはようございますですヤスハさん」

泰葉「コンビニってあまりきたことないんだけど…裁縫道具とかなにか売ってないライラさん?」

ライラ「裁縫道具でございますか、ありますですよー」

ライラ「とってまいりますです」

泰葉「あっ、そこまでしてくれなくても」

ライラ「どうぞ、でございます」

泰葉「あ、ありがとう…すぐとってこれるのね…」

ライラ「お会計しますですか?」

泰葉「もうちょっとお店を見させてもらうわ、ありがとう」

ライラ「かしこまりましたでございます」



泰葉「……」

ライラ「せっせっほっほっ」

泰葉「……」

ライラ「ほっほっせっせっ」

泰葉「……」

ライラ「ふんふんふふーん、ララライラー」

泰葉「…ふふっ」

亜子「どしたんです泰葉さんライラさんをそんなじーっと見て」

泰葉「えっ!へっ!?亜子ちゃんっ?」

亜子「そんな驚かんでも…」

泰葉「そうね、取り乱してごめんなさい…」

亜子「で、なにしてたんですか?」

泰葉「…亜子ちゃんはライラさんのことどう思う?」

亜子「どうって…楓さんやのあさんに負けず劣らずミステリアス…かなぁ」

泰葉「そう…私、ライラさんが等身大のドールなんじゃないかと思ってるの」

亜子「ちょっとなに言ってるかわからないですな」


泰葉「それじゃちょっと彼女を見て?」

亜子「はいはい」

泰葉「まずはあのビー玉のような透き通った青い瞳」

亜子「ふむ」

泰葉「次に手櫛でとこうとしてもすり抜けてしまうようなきめ細かな髪の毛」

亜子「ふうん?」

泰葉「ね?わかるでしょ?」

亜子「ごめんなさい、まったくわからないです」

泰葉「どうして…この思いどうやって伝えたら…」

亜子「あー…せやったら泰葉さんがライラさんに合う等身大のドールハウスの道具用意したらどうでしょ?」

亜子「たしか趣味やとお聞きしてます」

泰葉「…なるほど、ちょっと時間をちょうだい!」

泰葉「ライラさん!お会計を!」

ライラ「はいです、かしこまりましたですよー」

ライラ「いらっしゃいませ、おはようございますです」



亜子「やーライラさん」

ライラ「あれ、アコさんいつからお店にいらしたでございますか?」

亜子「さっきライラさんがわっせわっせと働いてるときなー」

ライラ「気づかなくて申し訳ございません、お客様。です」

亜子「ええってええって、うちもお会計おねがいしますー」

P「ライラぁー!」

ライラ「プロデューサー殿、どうかいたしましたでございますか?」

亜子「どしたんPちゃんそんな慌てて」

P「い、いや、さっき泰葉からしばらく休みが欲しいといわれて、なんでかと聞いたら『ライラさんのためなんです!』と言って早足に帰ったんだがなにか知らないか?」

亜子「…」

ライラ「さきほど裁縫道具を買って行きましたですがわからないでございます」

P「そ、そうか…じゃあ俺はもう行かせてもらう…泰葉が休みたいなんて…急いでキャンセルの連絡回さないと…」

ライラ「ありがとうございました、またおこしくださいませでございます」

数ヶ月後、泰葉がライラのために作った部屋がメディアに取り上げられ泰葉はルームコーディネーターアイドルの称号を得ることになる

亜子「…とかなるんかなぁ、そしたらアドバイザーとしてうちの懐が…むふふ…」

ライラ「?」


ライラ「いらっしゃいませでございます」


友香「押忍っ!ライラさんおはようございます!」

ライラ「ユーカさん。おすです」

友香「私の名前はゆかですよ!よく間違えられますけど!」

ライラ「これはこれは失礼いたしましたでございますユカさん」

友香「お辞儀がとても自然に出てますね…少しきれいだと思いました!」

ライラ「褒めてくださり嬉しいでございます」

友香「でも、お辞儀し慣れてると考えたら良いのか悪いのか…」

ライラ「?」

友香「あっいえ、それではちょっと買うもの選ばせてもらいますね」

ライラ「レジでお待ちしておりますでございますよー」



友香「うーん…あ、このコーヒー、おまけに可愛いストラップついてる…買いましょう」

友香「プロデューサーの分も…んー…あっ、アイシングする冷却スプレーまで売ってる…最近のコンビニってすごいなぁ」

ライラ「わたくしはコンビニでもお洋服を売ってることに驚きましたです」

友香「わっびっくりした!…服ですか?」

ライラ「はいです。こちらでございます」

友香「ほんとだ!服というかインナーやネクタイが売られてる…!」

ライラ「よくプロデューサー殿が買っていかれますでございます」

友香「プロデューサー…」


<コンニチワー!

ライラ「はい、いらっしゃいでごじますー…おはようございますですアカネさん」

友香(噛んだ…)

茜「友香ちゃんもいましたか!おはようございます!」

友香「押忍!茜ちゃん、おはようございます!」

ライラ「室温が上がりましたですねー」

茜「あ、そうだ!氷はどこにありますか?」

ライラ「アイスでございますか?」

茜「いえ!ただの氷です!プロデューサーが足を捻ったらしくて冷やすものを!」

ライラ「アイスではないでございますね…とってまいりますです」

友香「あ、待ってください。ここに冷却スプレーがあるのでこれにしたらどうでしょう?」

茜「おお!ではそれを買って行きます!」

ライラ「はいです、いらっしゃいませでございます」



ライラ「ありがとうございましたまたおこしくださいませ、です」

茜「プロデューサー、待っててくださいね!ボンバー!」

友香「…茜ちゃんはまるで元気のかたまりですね!」

ライラ「ユカさんもいつも元気でございますよー」

友香「ふふふ…ありがとうございます!」

友香「元気のかたまりってほどでもないけどあたしもがんばりますね!押忍っ!」

ライラ「ライラさんももっと元気になってそれできるようになりたいでございます」

友香「それ?…あっ」

缶コーヒー×2「」

ライラ「今のかけごえのときと、さきほど驚かれたときに凹んだの見ましたです」

友香「…お会計お願いします」

ご指摘ありがとうございます、もうしわけございません…
年齢といい名前といい…これからは上げる前に見直します

汚名挽回のチャンスを!
とりあえず名前を修正して上げ直します


ライラ「いらっしゃいませでございます」


有香「押忍っ!ライラさんおはようございます!」

ライラ「ユーカさん。おすです」

有香「私の名前はゆかですよ!よく間違えられますけど!」

ライラ「これはこれは失礼いたしましたでございますユカさん」

有香「お辞儀がとても自然に出てますね…少しきれいだと思いました!」

ライラ「褒めてくださり嬉しいでございます」

有香「でも、お辞儀し慣れてると考えたら良いのか悪いのか…」

ライラ「?」

有香「あっいえ、それではちょっと買うもの選ばせてもらいますね」

ライラ「レジでお待ちしておりますでございますよー」



有香「うーん…あ、このコーヒー、おまけに可愛いストラップついてる…買いましょう」

有香「プロデューサーの分も…んー…あっ、アイシングする冷却スプレーまで売ってる…最近のコンビニってすごいなぁ」

ライラ「わたくしはコンビニでもお洋服を売ってることに驚きましたです」

有香「わっびっくりした!…服ですか?」

ライラ「はいです。こちらでございます」

有香「ほんとだ!服というかインナーやネクタイが売られてる…!」

ライラ「よくプロデューサー殿が買っていかれますでございます」

有香「プロデューサー…」


<コンニチワー!

ライラ「はい、いらっしゃいでごじますー…おはようございますですアカネさん」

有香(噛んだ…)

茜「友香ちゃんもいましたか!おはようございます!」

有香「押忍!茜ちゃん、おはようございます!」

ライラ「室温が上がりましたですねー」

茜「あ、そうだ!氷はどこにありますか?」

ライラ「アイスでございますか?」

茜「いえ!ただの氷です!プロデューサーが足を捻ったらしくて冷やすものを!」

ライラ「アイスではないでございますね…とってまいりますです」

有香「あ、待ってください。ここに冷却スプレーがあるのでこれにしたらどうでしょう?」

茜「おお!ではそれを買って行きます!」

ライラ「はいです、いらっしゃいませでございます」



ライラ「ありがとうございましたまたおこしくださいませ、です」

茜「プロデューサー、待っててくださいね!ボンバー!」

有香「…茜ちゃんはまるで元気のかたまりですね!」

ライラ「ユカさんもいつも元気でございますよー」

有香「ふふふ…ありがとうございます!」

有香「元気のかたまりってほどでもないけどあたしもがんばりますね!押忍っ!」

ライラ「ライラさんももっと元気になってそれできるようになりたいでございます」

有香「それ?…あっ」

缶コーヒー×2「」

ライラ「今のかけごえのときと、さきほど驚かれたときに凹んだの見ましたです」

有香「…お会計お願いします」

汚名挽回……

>>73
汚名挽回 ジェリド で検索
ついでに>>21の一文も検索したら納得はしなくても理解していただけるかと思います

そんな阿呆でも最後まで続けることはできるんでお付き合いしていただけると嬉しいです


ライラ「いらっしゃいませでございます」


ライラ「…ん、誰か来たと思いましたですが誰もいない…?」

ライラ「では前出し顔出しに戻るとするでございますよ」

仁奈「ライラおねーさん、仁奈がいやがりますよ」

ライラ「おぉ、ニナさんいらっしゃいませでございます」

ライラ「もうしわけございません、お客様。気づかなかったでございますよ」

仁奈「だいじょーぶでごぜーますよ」

仁奈「それよりも仁奈は大事なご用できやがりました」

ライラ「はい、どんなご用でございますか?」

仁奈「ここで売ってるきぐるみを買わせてくだせー!」

ライラ「?…コンビニにキグルミはないでございますよ?」

仁奈「きぐるみをくだせー!」

ライラ「えっと…ニナさん、やはりキグルミはないでございます…」

仁奈「絶対あると聞いてきましたですよ!」

ライラ「ちょっとテンチョーさん呼びますですよ」

ブー

ブーーーー

ライラ「あれ…?こないでございますね…」

<オハヨーゴゼーマス!

ライラ「あっ、いらっしゃいませで…!?」

仁奈2「きぐるみをくだせー!」

仁奈「きぐるみをくだせー!」

ライラ「えっ…えっ…?」

仁奈3「きぐるみをくだせー!」

ーーーーーー

ライラ「はっ…夢、でございましたか…」


ライラ「いらっしゃいませでございます」


美波「こんにちわ、ライラちゃん」

ライラ「ミナミさん、こんにちわでございます」

美波「ちょっとお買い物させてもらいますね」

ライラ「どうぞどうぞでございます」

芽衣子「こんにちはーっ。あ、美波ちゃんとライラちゃんみっけ!」

ライラ「メイコさんいらっしゃいませでございます」

美波「芽衣子ちゃんもお買い物ですか?」

芽衣子「そーなの、久しぶりにお勉強しようかなって!」

美波「あぁ…あれの影響、ですか?」

芽衣子「あれあれ!」

ライラ「あれ?とはなんでございますですか?」

美波「あっごめんね、私と芽衣子ちゃんは最近センター試験に向かう受験生を応援するってお仕事してきたの」

ライラ「そうなのでございますか」

芽衣子「そう!でも…いやー…美波ちゃんに応援された男の子は試験どころじゃなかったろうなぁ…」

ライラ「?」

美波「?」

芽衣子「ううん、こっちの話!それで、私は受験生見てたらなんとなーくお勉強したくなったから筆記用具買いにきたの!」

美波「私もなにかしたいなと思って筆記用具を買いに来たんです」

ライラ「なるほど、筆記用具はこちらに売ってるでございますよ」

芽衣子「ありがとー!」


美嘉「こんにちわー…」

莉嘉「こんにちわー!」

ライラ「ミカさんリカさんいらっしゃいませでございます」

芽衣子「美嘉ちゃん元気ないけど…どうしたの?」

莉嘉「こないだセンター試験あったでしょ?」

美波「美嘉ちゃんたちもセンター試験の応援やってましたね」

莉嘉「美波ちゃんや芽衣子ちゃん見てたP君がお姉ちゃん見て「お前もそろそろ大学生だよな」って言ってね」

美嘉「なんでかこんど抜き打ちでテストさせられるんですよぉー…!」

芽衣子「…えーと…お気の毒?」

ライラ「ミカさんも筆記用具がご所望でございますね?」

美嘉「うん…」

莉嘉「おねーちゃん、テストで点取れないとマストレさんのドリンク飲まされるんだってー」

芽衣子「あー…点取る自信はあまりないの…?」

美嘉「点取る自信はありますけど…プロデューサーが「カリスマ☆ギャルがまさか満点以外で満足するわけないよな?」ってあおってきて…」

美波「もしかして、売り言葉に…」

美嘉「買い言葉で満点取らなきゃいけなくなったんですよー!もー!」

芽衣子「美嘉ちゃんてこんなに親しみ溢れる子だったかなー…?」

ーーーーーーーーーー

マストレ「あっはっは、そんなことがあったのか」

ライラ「はいです」

マストレ「…?どうした、元気がないな」

ライラ「センター試験の応援、総出でしてたらしいでございます」

マストレ「?あぁ、全てとは行かないが近隣の会場はほぼ全てにアイドルを派遣してたらしいぞ」

ライラ「ライラさんその話知らないです…コンビニしてましたからでございます?」

マストレ「…………彼には私からきつく言っておくから気にしなくていいぞ」


ライラ「いらっしゃいませでございます」


里奈「ちょりーっす☆」

ライラ「リナさん、おはようございますです」

里奈「おっ、ライラっちがレジ立ってるの久しぶりじゃーん」

ライラ「そうでございますか?」

里奈「だって最近はずっとトレーナーのみんながかわりばんこでいたから同じ顔ばかりで少し見飽きてたんだー」

トレ「見飽きたとか言わないでくださいよ…」

ライラ「あー…わたくし最近アイドルのお仕事いっぱいしてたでございます」

里奈「ね!ライラっちがCM出てるの見たよ!ちょーかわいかった!」

ライラ「ありがとうございますです。褒められると嬉しいですねー」

トレ(プロデューサーさんがトイレの中で多方面に電話してたのはおかしな図だったなぁ…)

里奈「そんでそんで、今日はライラっちが宣伝してたやつ買いに来たの」

ライラ「それでしたらこちらにありますでございますよ」

里奈「さんきゅー…ってなにこれヤバい!ライラっち推されすぎじゃん!」

トレ「こないだプロデューサーさんが作ったんですよ、等身大ライラちゃんのPOPと宣伝用の売り場」

トレ(お姉ちゃんのドリンクで脅されて)


里奈「うわー…パなーい…」

あやめ「こんにちわにござるー」

ライラ「アヤメさんこんにちわでございます」

里奈「あっ、ちょうどいいとこに!これ見てこれ!」

あやめ「?」

里奈「ライラっち、分身の術!」

あやめ「!!!」

ライラ「?」

里奈「どやー」

あやめ「ライラちゃ…いえ、ライラ殿も忍術の心得が…!?」

ライラ「…?ライラさんニンジャでしたか?」

トレ「私に聞かれても…」

あやめ「自ら素性を晒さないその精神…中々でござるな…」

里奈「おーい…?これただのハリボテぽよー?」

あやめ「なんと!」

里奈「もしかして…本物だと思った?」

あやめ「ぬぬぬ…ごめん!」

ライラ「帰ってしまったでございますね」

里奈「アタシ悪いことしちゃったかな…」

トレ「さぁ…とりあえず、里奈ちゃんはそのお菓子買うの?」

里奈「あっ、買う買う!ライラっちが宣伝したやつだし!」

ライラ「ありがとうございますです、そしていらっしゃいませでございます」

~某所~

マストレ「そういえばどうしてこのお菓子の宣伝をライラが?」

P「チョコを褐色娘が宣伝する…私をこのチョコに見たてて食べて☆ってイメージ…ありませんか?」

P「きっと受かるとゲン担ぎすると同時に女の子を食べれる…俺が受験生なら飛びつきますね」

マストレ「…ライラにもっと仕事をさせろと言ったのは私だが…君にはもう少しこれを飲んで反省してもらう必要があるようだ」

P「アイエエエ!?マストレドリンク!!マストレドリンクナンデ!??」

マストレ「大丈夫さ、一日かけて身体の中の悪いものを出し切るだけでそのあとは健康そのものだろう」

P「いやだ!俺はもうトイレに住みたくなゴボボボボボ!」

現段階37名(多分)
ちゃんりなかわいい


ライラ「いらっしゃいませでございます」


楓「こんにちわ」

ライラ「カエデさん、こんにちわでございます」

楓「ございます……ござあります?…ふふっ」

ライラ「あー…ござは売ってないでございます…」

楓「ふっ、ござじゃなっんふっ!…んっんっ」

ライラ「?」

楓「大丈夫です、大丈夫です…」

楓「そういえば私、お客様としてきたんでした。ちょっと見させてもらいますね」

ライラ「かしこまりましたでございます」


あい「おじゃまするよ」

ライラ「アイさん、いらっしゃいませでございます」

薫「かおるもいるよー!」

ライラ「カオルさんもいらっしゃいませでございます」

薫「ライラさん、コンビニのお仕事大変?」

ライラ「ライラさん慣れてきましたので大丈夫でございますよー」

あい「CMも見たよ、大成功らしいじゃないか」

ライラ「はいです。プロデューサー殿がお電話いっぱいしてお仕事探してくれたでございますよ」

あい(トイレの中から、だけどね)


薫「ねー…あれ楓さん…?」

楓「うぅ…」

ライラ「さきほどからずっとああされてますですよ」

あい「なにをしてるんだい」

楓「あっ…ちょっとこのアイス買ってくれーぷ…」

あい「ダジャレもできないくらい弱ってる…」

楓「ちょっと迷ってて…」

薫「楓さんおさいふ忘れちゃったの?」

楓「いえ、お財布はあり…ませんでした…」

あい「まったく…ほら、私が買うからそれを渡して」

あい「薫もなにかほしかったら選ぶといい」

薫「ほんとに?あいお姉ちゃんありがとー!」

ライラ「アイス…」

あい「遠慮せずライラも選んでいいよ」

ライラ「!」

ライラ「あいさんありがとうございますです!」


~~~~~~~~~

マストレ「それで見覚えのないアイスが冷凍庫に入っていたのか」

ライラ「はいです、お仕事終わったら食べますですよ」

マストレ「…で、一応聞くがみんなライラと同じものを選んだのか?」

ライラ「そうでございますよ?……あ、カエデさんとカオルさんは色違いの買いましたでございます」

ライラ「お仕事終わるのが楽しみでございますよー」

マストレ「そ、そうか…」

マストレ(ハーゲンダッツ、サクラ味とローズ味……なぁ)


ライラ「いらっしゃいませでございます」


沙織「ら、ライラさんおはようございます」

ライラ「サオリさんおはようございますです」

沙織「みんなが言っでたけど本当にライラさんが店員さんなんですね」

ライラ「はいです。ライラさんがんばっていますですよー」

沙織「わだすもこの訛りがながったら店員さんやってみたいです」

ライラ「? 訛りがあったら店員さんできないでございますか?」

沙織「そんなことねーですけどやっぱり東京で訛りがあるのは…」

ライラ「テンチョーさーん? サオリさん訛りがあったら店員さんできないですかー?」

沙織「えっ、ちょっと」

マストレ「できるぞ。奥山が希望するならな」

沙織「ええぇっ!?」

マストレ「少しばかりの訛り程度、恥じらいがある分ライラに比べたら可愛いものだ」

ライラ「えへへ、でございます」

沙織「ほ、褒められてないですよ…?」

マストレ「それに、奥山は訛りのあるアイドルとしてすでに大衆に知られているから問題はないだろう」

ライラ「サオリさんもアイドル店員やりますですか?」

沙織「えっど、あの…少し考えさせでくだせー!」

ライラ「あ…ありがとうございましたまたお越しくださいませ。です」

マストレ「そうだな、お客様がすでに見えなくても退店の挨拶をするのは大事だぞ」

ライラ「なにも買ってませんけどお客様です?」

マストレ「店に迷惑をかけない限り足を一歩でも店に入れた人はお客様だ」

ライラ「なるほどなるほど、メモしますですよ」


マストレ「そういえばさっきえへへと言っていたがあれは誰の入れ知恵だ?」

ライラ「プロデューサー殿とヒナさんがこうすれば可愛いと教えてくれたのでございます」

マストレ「…そうか、私も彼らにお礼をしないとな」


李衣菜「いらっしゃいませー!」


真奈美「やぁ、少しおじゃまするよ」

李衣菜「きばさん! おはようございます!」

真奈美「おはよう…? そういえばあの子も働いてると聞いたのだが…いない?」

李衣菜「あー、ライラっちは今てんてこ舞いで大忙しなので少しの間お休みしてます」

真奈美「そういえばそうだった。P君が最近トイレの中で仕事を取っているという噂も嘘ではないのだな…」

李衣菜「プロデューサー過労で倒れないといいけど…」

真奈美「ふふ、それならこれから私がP君に精のつくものでも振舞ってこようかな」

李衣菜「きばさん! 栄養ドリンクなら店の奥にありますよ!」

真奈美「ありがとう…でも栄養ドリンクだけと言うのもアレだな…スーパーにも行くか。とりあえずお会計を頼む」

李衣菜「はい! いらっしゃいませー!」

~~~~~

マストレ「ふむ、そんなことが」

李衣菜「きばさんって料理するんですよね。前にクッキーもらったときとか驚きました!」

マストレ「徹底した自己管理の副産物なんだろうな…ところで多田」

李衣菜「なんですか?」

マストレ「きばの発音が牙に聞こえる。正しくは木場だぞ?」

李衣菜「…うわっ、ほんとだ! あー…木場さん言ってくれれば良かったのに…」

マストレ「…案外『牙、か…ふふ、悪くないな』と思ってるかもな」

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