【けものフレンズ】博士「スマホを手に入れたのです」 (82)

博士「最近ジャパリパークで大人気のスマートフォンを手に入れたのです」

博士「ふむふむ……」スッスッ

博士「さすがはヒトの叡智の結晶…便利そうなのです」スッスッ

博士「さて、スマホの試験の為にも、まずはこのスマホを使って>>3でもするとしますか」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1509800906

助手を盗撮

博士「スマホには確か"カメラ"という機能がついていると聞いたのです」

博士「早速使ってみるとしますか。私は賢いので……」スッスッ

博士「……………」

博士「どうせならば写す対象が居た方がいいですね……」

博士「………よし」



助手「………………」

博士(助手、いたのです……)コソコソ

博士(これはあくまでカメラの試験の為…盗撮ではないのです)スッ

助手「………………」スクッ

博士(む?助手が動いたのです!何をしているのでしょう?)



助手は何をしているか 安価下

助手「………………」スッスッ

博士(むむ!助手もスマホを弄っているのです!)コソコソ

助手「………………」スッスッ

アカウント名:ミミちゃん

今日も博士にセクハラされた~

さいあく~(>_<)

助手「……やれやれです」ハァ

博士(よくわからないですが何かに夢中になってますね…チャンスなのです!)スッ

博士(せい!)

カシャッ

助手「!」ビクッ

博士(し、しまったです!シャッター音を消すのを忘れてたです!)アワワ

助手「………博士…」ヨロッ

博士「ひっ…」ビクッ

助手「……こんなところでいったい何をしているのですか?」ゴゴゴ

博士「い、いえ……そ、その……」アセアセ

助手「……………」

助手「>>9

没収です

助手「没収です」バッ

博士「な、何をするのですか!」

助手「隠し撮りをするような悪い子にスマホは持たせられないのです!悪用されてはこまるので!」

博士「し、しないですよ!私は賢いので」

助手「今現にしてたではないですか」

博士「助手は意地悪なのです!」キッ

助手「私は意地悪ではないです。これは躾なので」

博士「意地悪なのです!だってスマホを持ってた事を私に隠してたではないですか!」ビシッ

助手「」ギクッ

助手「そ、その……忙しくて言う暇がなかっただけなのです…」サーッ

博士「嘘ですね!目が泳いでいるのです!」

博士「何か疚しい事でもあるのですか?」ジトー

助手「……………博士」

博士「なんですか?」ジトー

助手「確かカメラの性能のテストをしていたのですよね?」

博士「それがなにか?」ジトー

助手「………撮ってみませんか?」

助手「私と一緒に」

博士「!?」

博士「そ、そんなので誤魔化されるわ、私では………」ドキドキ

助手「はい博士ー、くっつくのです」グイッ

博士「きゃっ」トンッ

助手「よしっと」スッ

博士「助手、それは?」ドキドキ

助手「自撮りです」

博士「自撮り?」

助手「いきますよー博士?」スッ

助手「われわれは~」

博士「かしこいので」ニコッ


パシャ

博士「ふむ、なかなか良い写りなのです。賢いですね、スマホ」スッスッ

博士「これを待ち受けにするのです」スッスッ

助手「良かったですね。博士」フゥ

博士「助手!助手の待ち受けも今の写真にしてあげるのです!」バッ

助手「あっ!ちょっと博士!」

博士「さて、ちょいちょいっと」スッ

助手「私のスマホを返すのです!博士!」

博士「あ、出ましたね。今の助手の待ち受け画面は………」



助手の待ち受け画面 安価下

博士「…………………」

助手「ひ、人のスマホを勝手に見るのはデリカシーがないですよ!博士!」バッ

博士「…………助手、何故助手の待ち受け画面がPPPのコウテイペンギンなのですか?」

助手「そ、そんなの私の勝手なのです!」

博士「………………」スッ スッ

助手「な、何をしているのですか博士?」

博士「LINEなのです。まだ私は使い始めなので"お友達"には入っていませんが"知り合いかも?"で……」スッ スッ

博士「…………いました。コウテイなのです」

助手「!?」

助手「は、博士!なにをする気ですか!」

博士「ちょいちょいっと」スッスッ


LINE

博士『おいコウテイ!』

博士『私です。アフリカオオコノハズクなのです』

博士『お前助手とどのような関係なのですか?』

博士『答えろ』

博士『助手は私のものなのです』

博士『答えろ』

博士『LINE見てますよね?』

博士『この泥棒ペンギンが』


博士「そーしん!なのです!」チョイッ

助手「は、博士!いったい何と送って……」

ブブブ

博士、助手「!」

博士「…………コウテイからLINEが返ってきましたね」

コウテイ『>>16

コウテイ『関係って…一緒に夜を過ごしただけだ』


博士「……………」ワナワナ

助手「は、博士?」

博士「うぅ………!」グスッ

博士「こんちくしょー!こんちくしょー!」チョイ チョイッ

助手(博士は何故泣いているのですかね?)


博士『PPP潰す』

博士『しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね』


その頃 PPPの楽屋

コウテイ「ひぃぃぃ!」ビクッ

プリンセス「どうしたの?」

コウテイ「な、なんか博士からLINEでPPPを潰すとかしねとかって来た…」

プリンセス「え!?なんで?」

コウテイ「わからない……ただ助手と一夜を過ごした(一緒に星座を見た)って送っただけなのに………」

プリンセス「はぁ?」

としょかん

博士「うぅ…助手に裏切られた……ですぅ…!」グスッ

助手「博士、意味がよくわからないですが、泣かないでください」ヨシヨシ

助手「待ち受け画面をさっきの写真にしますから。ね?」

博士「うぅ…ま、毎日…ひっぐ、チェック…!しますからね?」グスッ

助手「あなたは私の彼女かなんかなのですか?」

博士「うぅ…」グスッ

助手「……やれやれ……」

助手「博士」スッ

博士「?」

助手「スマホには様々な機能があるのです。スマホは賢いので」

助手「私と一緒にスマホで>>20でもして遊びませんか?」

嘘松

助手「勝負をして遊びませんか?」

博士「勝負……ですか?」

助手「例えばですね……Twitterに…」スッ スッ

ミミちゃん

今日から私が博士で~す☆

ジャパリパークの長は私一人になったのでよろちくび\(^o^)/


助手「はいツイート」チョイ

博士「あわわ!な、何を呟いているのですか助手ー!!」

助手「安心してください博士。嘘松なので」

博士「嘘松?」

助手「このような真っ赤な嘘をTwitterやLINEで呟き、どちらが多く皆を騙せるか勝負するのです。我々は賢いので」

博士「で、ですが……長として皆を騙すのは……」

助手「後で"どっきりでした"ツイートをすればへーきなのです。我々は長なので」

博士「なるほど、面白そうなのです」ポン

博士「てすが……私はスマホを使い始めたばかりなので不利なのです」

助手「では、私のLINEを使ってください」スッ

博士「ありがとうです!助手!」

博士「助手!どちらが賢いか勝負なのですよ~!」スッ スッ

助手「ふふふ」



博士の嘘松 安価下

博士「よし、では…」スッ スッ

博士「明日からアルパカのカフェのメニューにかれーが入るのです…っと」チョイ チョイ

助手「ふふっ」クスッ

博士「? なんですか助手?」

助手「いえ、可愛い嘘松ですね博士?と思ったので」

博士「むぅ…」プクー

助手「ふふっ、では明日の朝、どちらが多く"いいね"がついてるかで勝負を決めるとするですか」

博士「望むところなのです!」


よくじつ

博士「助手~!スマホを貸すのです!」

博士「昨日の勝負の結果を見るのです!」

助手「博士、慌てないでください」クスッ

博士「え~と………助手、待ち受けはちゃんと昨日の写真にしてありますね!偉いのです!」スッ スッ

助手「博士、そのチェックは本当に毎日やるつもりなのですか?」

博士「では、私の昨日の嘘松は……」スッ

博士「お~~!"いいね"がたくさんついているのです!」キラキラ

助手「良かったですね?博士」ニコッ

助手(まぁ、良しとしますか。喜ぶ博士も可愛いので)

博士「続いて助手のLINEとメールのチェック……と」チョイ チョイ

助手「!?」

博士「ふむ、不信なLINEやメールの履歴はありませんね」

助手「な、なにをやっているのですか博士!」

博士「なにって…チェックですが?助手が昨日のように浮気をしない為にも」

助手「博士は私の彼女かなんかなのですか!?」

博士「な、なななななにを言っているのですか助手は////」ポッ

助手「テレるところでは無いのです!」

博士「あ、ちなみにコウテイのLINEは消しましたからね?」ニコッ

助手「勝手な事をしないでください!」

助手「博士!早く私のスマホを返すのです!」

博士「さて、次は助手のネット観覧履歴のチェックなのです」スッ スッ

助手「やめろォォォォ!」



助手が最後に見たサイト 安価下

博士「その慌てよう……もしや助手、ちょいちょいなサイトを…」ニヤニヤ

助手「は、博士!人のスマホを勝手に見るのはデリカシーがないのですよ!」

博士「まったく、助手もとんだむっつりさんなのです」スッ スッ

パッ

下克上!部下に面倒押し付ける無能な上司はこうして追い出せ

博士「……………………」

助手「……………………」

博士「助………」ウルッ

助手「ち、違うのです!こ、これは間違って開いてしまっただけであって……」アセアセ

博士「…………………」グスッ

助手「そ、その……わ、私は博士の事が大好きですよ?」

博士「>>30

他に見てないか調べるのです

博士「………他にも見ていないか調べるです」スッ スッ

助手「や、やめるのです!博士!」

博士「うぅぅ……」グスッ

助手「……博士、私はショックなのです」

博士「?」グスッ

助手「………私は……こんなにも博士を大好きなのに……博士は私の事を信頼していないのですね」クッ

博士「わ、私も助手の事は大好きなのです!」

助手「博士………」

博士「………でも……」

助手「?」

博士「………昨日のコウテイの一件もあります……やはりここは念入りに……」スッ スッ

助手「で、ですからそれは博士の勘違いなのです!」

博士「…………ならば…」

博士「証拠を見せてください」

助手「………証拠、ですか?」

博士「そうなのです!」

博士「助手!疚しい事が無いと言うならば、今すぐ私を大好きだという証拠を見せるのです!」ドーン



助手が博士を大好きな証拠に○○をする 安価下

助手「………博士、スマホを貸すのです」

博士「……………」スッ

助手「……………」チョイチョイ

博士「…………何をしているのですか?」

助手「博士、私のLINEの連絡先を登録しておいたのです」

助手「これでいつでも連絡をとれますよ?」

博士「!」

助手「当然、アイコンは昨日の写真にしておいたのです」ニコッ

博士「うぅ……」ウルウル

博士「助手ーー!大好きなのです!」ダキッ

助手「ふふっ、博士は可愛いですね?」ナデナデ

博士「助手!毎日一時間置きくらいに定期連絡しますからね!」ギュッ

助手「それは勘弁してほしいですね。鬱陶しいので」ナデナデ

こうざん

助手「ほう…博士のグルメ日記…ですか」

博士「そうなのです!これからは美味しいものを食べたらTwitterで呟こうと思っているのです!」

博士「美味しいものを食べてこその人生なので!」

助手「なるほど……美味しいものを食べて皆にそれを紹介する……いいんじゃないでしょうか?長としての役目も果たせているのです」

助手「博士もたまにはいい事を言いますねぇ?」

博士「テレるのです///」テレッ

助手「さて、アルパカのカフェについ…」

ワー ワー

博士「む?何やら騒がしいようですね?」

アルパカのカフェ

サーバル「うみゃー!かれーが無いってどういうことー!」

フェネック「昨日、助手のタイムLINEでカフェのメニューでかれー出すって見たよー?」

アライグマ「かれーを出すのだー!かれーはアライさんのものなのだー!」

アルパカ「ひぃぃぃ!し、知らないよぉ!そんなのぉ!」

ワー ワー

助手「やれやれ、博士の嘘松のせいで大変な事になってるのですね」

博士「助手!どっきりだと言ってくれなかったのですか!?」

助手「忘れてたですね」テヘッ

サーバル「!」

サーバル「うみゃー!みんなー!博士と元博士だよー!」

博士「元博士!?」

フェネック「ちょっとー?いったいどういうことさー?」

アライグマ「何故カフェにかれーが無いのだ!」

サーバル「説明してよー!博士に元博士ー!」

ギャー ギャー

博士「み、みな!落ち着くのです!」

助手「…………………」

博士「ど、どうしましょう助手ぅ」チラッ

助手「>>37

ここは博士である私にまかせるのです

助手「やれやれ、仕方ないですね、ここは博士である私に任せるのです」

博士「博士はわた……」

助手「みな!聞くのです!」ドーン

みんな「!」

助手「昨日のカフェにかれーは、実は私のLINEアカウントがセルリアンに乗っ取られ、流れた誤報なのです!」ビシッ

ザワザワ ゴホー? ウミャー ナノダー

助手「アルパカにも迷惑をかけてごめんなさいです」ペコッ

アルパカ「いいんだよぉ~、博士に元博士~」ニコニコ

博士「助手、そんな嘘松を……いいのですか?」ヒソヒソ

助手「私に任せるのです、博士。私は長なので」グッ

博士「助手、できればそっちの誤解も解いてほしいのですが」

助手「ですが、みなに迷惑わかけたお詫びもしたいのです!」バッ

博士(無視………)

助手「お詫びに皆にかれーをつくって食べさせてあげるのです!」

助手「かばんとヒグマが」

かばん「ええ!?」

ヒグマ「ちょ、ちょっと!」

カレーガタベラレルノダー ヤータッネ

ワイワイ

助手「一件落着ですね」ニコッ

博士「………なにやら腑に落ちないのです……」

かばん、ヒグマ「」

サーバル「かれーおいしかったねー!」ゲフッ
かばん、ヒグマ「」ゲッソリ

サーバル「ねーねー!お腹もいっぱいだしさ!帰ってみんなでけもストやろーよ!」

フェネック「いいねー」

アライグマ「アライさんにお任せなのだー!」

サーバル「ほらっ、かばんちゃんも!」グイッ

かばん「……帰って寝たい…」ゲッソリ

ワイワイ

アルパカ「ありがとね~、博士に元博士~」ニコニコ

博士「博士はわた……」

助手「長として当然の事をしたまでなのです」

アルパカ「お礼にぃ~紅茶でも飲んでってよぉ」ニコニコ



アルパカ「はいどうぞぉ」コト

助手「ふむ、いい香りなのです」

博士「………………」スッ

パシャッ

助手「博士、紅茶を撮って何をやっているのですか?」

博士「早速グルメ日記の更新なのです!」

助手「なるほど」ズズ



博士のアルパカの紅茶に対する呟き 安価下

博士「アルパカの紅茶は、まったりととてもおいしいのですっ、と」チョイチョイ

博士「さて、呟き完了です!」

助手「………………」スッ チョイチョイ ピッ

博士「むむ!」

博士「見るのです!助手!いいねが来たのです!」キャッ キャッ

助手「良かったですね博士」ニコッ

その後、スマホにのめり込んだ博士は

博士「いくですー!ちょいちょいしょっとー!!」スパン

助手「博士、またけもストですか?」




博士「今日のディナーは助手と仲良くかれージャパリまんっと…」パシャ

助手「………………」スッ チョイチョイ ピッ

博士「! 助手!見るのです!またいいねが来ました!」

博士「どうやら私はTwitterの才能があるようなのです!私は賢いので」ドヤッ

助手「凄いですね博士」ニコッ



博士「ぬわぁぁぁ!ですぅ」ガタッ

助手「……博士騒がしいのです」

博士「だ、だって!このみんみーとかいう奴が……!」

助手(またけもちゃんのレスバトルで負けたのですか博士……)

助手(博士の見ていたスレはっと……)チラッ


博士がレスバトルしてたスレ 安価下

飛べるフレンズで一番可愛いのは?

助手(カバについて語るスレ……)

助手(何故カバについて語るスレで議論に………?)

博士「こんちくしょー!みんみーめ!何が童貞乙wですかー!私は処女なのですよー!」ガンッ

助手「物にあたるのはやめるのです博士」



助手「博士、今月のスマホの支払いが大変な事になっていますが……」

博士「」ドキッ

助手「……またけもストで課ジャパリまんをしましたね?」ジロ

博士「し、知らないのです!」ヒュ~♪ヒュ~♪

助手「…………ハァ…」


数日後

助手(ちょっと遅くなってしまいましたね……)

助手「博士~、ただいまです」ガチャ

博士「……………」

助手「………?博士?」

博士「助手、何故LINEも電話も出なかったのですか……?」

助手「え?」スッ

助手(あ、博士からLINEや電話が鬼のように来てますね……)

助手「すみません、気付かなかったもので……」

博士「嘘ですね」ボソッ

助手「?」

博士「ほ、本当はコウテイと会っていたのですね!?」

助手「は?」

博士「う、うううう浮気なのです!」

博士「あ、あの泥棒ペンギンめ!許さんです!!」ブツブツ

助手「………………」

博士「こ、コウテイのスマホにウイルス送ってやるです………!私は賢いので!」フヒヒ

助手「……………博士」

博士「………なんですか?」

助手「>>46

すみません、安価下で

助手「勝手に憶測で人様に迷惑をかけるのはやめるのです」

博士「そ、そうやってまたコウテイを庇うのですね!」

助手「ですから……」

博士「助手は……私とコウテイのどちらが好きなのですか!」

助手「……………」

助手「もういいです」ハァ

博士「…………え?」

助手「博士、私はもう疲れたのです」

博士「助手……何を………」オロオロ

助手「……博士はスマホを手に入れてから変わってしまったのです」

助手「けもちゃんでレスバトルをしては物に当たり散らし……けもストでは重課ジャパリまん……」

助手「おまけに自分は外に出ずにネット三昧の割には私を束縛しようとする」

助手「博士、我々は少し距離を置いた方がいいと思うのです」

博士「な、何を言っているのですか助手?そ、その冗談は面白くないのですよ?」オロオロ

助手「……………」クルッ

博士「や、やめて……い、行かないでっ!」ウルッ

助手「博士」

助手「………さようなら」

博士「>>51

あ、謝るのです!もう束縛したりしないし
生活態度も改めるので捨てないで欲しいのです!

博士「あ、謝るのです!」

博士「生活態度も改めるし、束縛もしないのです!だから……捨てないのでほしいのです!」

助手「………………」

助手「博士、私は……」

博士「助手ぅ……」ウルウル

助手「賢くていつもニコニコしている博士が大好きでした……ですが……」

助手「………もう私の知っている博士はいないのですね……」グスッ

博士「………助手……」

助手「さようなら」ガチャ

バタン

博士「……うわぁぁぁぁーん!!」ビエーン

博士「うぅ……助手ぅ………」グスッ

博士(助手が出ていってしまったのもコウテイのせいなのです……!)

博士「コウテイめ……よくも助手を…」ブツブツ

博士「許さない……絶対に許さないのです!」ギリッ

博士「まずはコウテイのスマホにウイルスを……」フヒヒ

博士「…………………」スッ

博士(…………虚しい……です……)ポイッ

博士「………………」パタン

博士(助手……帰ってきてください……)

博士「寂しいよぉ」ボソッ

博士「……………む?」スッ スッ

博士「…………これは………」

アリツカゲラろっじ前

博士(出会い系アプリ……やってしまったです…)ドキドキ

博士(で、ですが……私が他のフレンズと一緒に居るところをLINEで助手に送れば、きっと助手も私を心配して帰ってきてくれるはずなのです!)ドキドキ

博士(完璧な作戦なのです!やはり私は賢いのです)

「あのー」

博士「」ビクッ

「カレーの鳥さんですか?」

博士「は、はい!そうなのです!」クルッ



博士が出会い系で会った相手
アニメに登場したフレンズ 安価下

ヘラジカ「………え?」

博士「…………え?」

博士「な、何故ヘラジカが………?」

ヘラジカ「い、いや……そういう元博士こそ…………」

博士「………………………」

ヘラジカ「…………………」

博士、ヘラジカ(まさか出会い系アプリで知り合いに合うとは……)

博士「………あ、その………」

ヘラジカ「え、えと………」

博士「………………」

ヘラジカ「………………」

ヘラジカ「そ、そうだ!とりあえず>>58しよう」

食べに行くと

>>57 訂正

博士、ヘラジカ(まさか出会い系アプリで知り合いに合うとは……)

知り合いに合う→知り合いに会う

ヘラジカ「と、とりあえず何か食べにいくとしないかい?元博士」

博士「そ、そうですね!それと私は元ではなく、博士なのです」

ヘラジカ「そ、そうなのか」アハハ

博士「…………」

博士「ヘラジカ、ちょいちょいっとこっちにくるのです」グイッ

ヘラジカ「?」

博士「せーの!自撮り、なのです!」グイッ

ヘラジカ「わわっ」

パシャ

博士(よし、このヘラジカと仲良し写メを助手に送ってっと……)スッ スッ


その頃 助手

助手(博士……今頃は反省している頃ですね、きっと)

ブブブ

助手「む?」スッ

助手「博士からLINEですか……ごめんなさいLINEですねきっと」チョイチョイ


博士『今からヘラジカとちょいちょいしてくるのです』(写メつき)


助手「…………………」スッ スッ


助手からのLINEの返信 安価下

ブブブ

博士(……助手からの返信ですか、早いのですね)

博士(助手…きっと今頃慌ててる頃ですね)プププ


助手『そうですか』

助手『どうぞ楽しんで来て下さい』


博士「」

ヘラジカ「どうしたんだ?元博……博士?」

博士「………なんでもないのです」

博士「行くですよ!ヘラジカ!」プンプン

ヘラジカ(何で怒ってるんだ?)

としょかん

ヒグマ「はいどうぞ、かれーだよ」コト

博士「ヒグマ!遅いのですよ!」バンバン

ヒグマ(何故私は急に呼ばれてかれーをつくらされた上に怒られているんだろう)

ヘラジカ「その……私の分まで悪いな?」

ヒグマ「いや、いいよ…いつもの事だから」ハァ

ヘラジカ「そ、そうか……」

ヒグマ「あっ、そう言えば博士。助手は?」

博士「」ピクッ

博士「ヒグマ!デリカシーがないのです!」ゲシッゲシッ

ヒグマ「いたたっ!ごめんって!」

ヘラジカ(苦労してるな……)

博士「まったく、ヒグマは…」ブツブツ

博士「そう言えばヘラジカ、ヘラジカは何故出会い系なんかを……」モグモグ

ヘラジカ「うわぁぁぁー!」バッ

博士「もがっ」

ヒグマ「出会い……系?」

ヘラジカ「な、何でもない!」

ヒグマ「?」

ヘラジカ「博士!大きな声で出会い系の事は言わないでくれ」ヒソヒソ

博士「は、離すのです!」バッ

ヘラジカ「わっ」

ヒグマ「こらこらーケンカはするなよー」

博士「………で、何か理由があるのですか?悩みなら聞くですよ。私は長なので」

ヘラジカ「…………私は……」



ヘラジカが出会い系を使った理由 安価下

ヘラジカ「その……なんて言うか最近周りがよそよそしくて……寂しくてつい…」

博士「? 何か思い当たる理由はないのですか?」モグモグ

ヘラジカ「うーん……それが無いんだよなー」

ヘラジカ「確かに最近、けもちゃんでよくレスバトルして負けて物に八つ当たりしたり」

博士「………ふむ」モグモグ

ヘラジカ「けもストで重課ジャパリまんして部下に怒られたり……」

博士「………………」モグモグ

ヘラジカ「ライオンに一時間置き連絡を徹底したりもしたけどこれは関係ないと思うんだよなー」

博士「お前はアホですか」

ヘラジカ「ええ!?」

博士「どう考えてもそれが原因なのです。考えなくともわかるのですよ、このアホ」

ヘラジカ「そ、そうだったのか……」ガクッ

博士「わかったらちょいちょいっとライオンや部下に謝りに行くのです」モグモグ

博士「LINEではなく…直接ですよ?」モグモグ

ヘラジカ「…………そうだな…」スッ

ヘラジカ「ありがとう!博士!」

博士「当然なのです、私は長なので」モグモグ

タッタッタ


ヒグマ「ヘラジカ、謝りに言ったな」

博士「ですね」モグモグ

ヒグマ「…なぁ博士。みんなはヘラジカの事許してくれると思うか?」

博士「…さぁ?それはヘラジカの態度次第なのです」モグモグ

ヒグマ「………………」

ヒグマ「>>68

博士は博士で何かあったのか?

ヒグマ「………それで?博士は博士で何があったの?」

博士「…………別に?何もないですが?」モグモグ

ヒグマ「そっか」

博士「……何か言いたいのですか?」

ヒグマ「いや?ただ博士はいいのかな~?って」

博士「………………」モグモグ

博士「言っている意味がよくわからないですね」モグモグ

博士「私は賢いので」スクッ

ヒグマ「どっか行くのか?」

博士「………食後の散歩なのです」スタスタ

ヒグマ「…………おかわりは?」

博士「いらないのですよ」スタスタ

博士「かれーは一人で食べるよりも二人で食べた方が美味しいに決まっているのです」ガチャ

博士「………我々は、グルメなので」キィー


バタン


ヒグマ「………博士も博士だけど助手も助手だよ」ハァ

ヒグマ「"博士に呼び出されたら説教をしておくのです"か……」

ヒグマ「私は二人のママじゃないっーつーの」クスッ

としょかん 外

博士「!」

助手「…………………」

博士「助手……………」

助手「………気にしないでください。私はただ、荷物を取りに来ただけなので…」スタスタ

助手「アフリカオオコノハズクさん?」スタスタ

博士「………………」

助手「………………」スタスタ

博士「……あの、その……」モジモジ

助手「………………」スタスタ

博士「………ごめんなさい、なのです…」ペコリ

助手「……………」ピタッ

助手「……………」クルリ

博士「!」

助手「>>73

3日ほど様子を見るのです
許すかどうかはそのあと決めます

助手「………3日程……様子を見るのです」

博士「!」

助手「それで……生活態度が改善するのならば…許してあげるのです。甘やかしは為になりませんからねぇ」

博士「助手ぅ……」ウルウル

助手「………………」スッ

パシャ

博士「きゃっ」

博士「な、何をするのですか助手!」

助手「ふむ、何ともマヌケな表情が撮れたのです」チョイチョイ

助手「これを私のスマホの待ち受けにするのです」チョイチョイ

博士「な////」

博士「……助手は…意地悪なのです…」ボソッ

助手「………さて、いつまでそうしているのですか?」

博士「ふぇ?」グスッ

助手「……まだまだお説教は終わってないのです、中でたくさんお説教するのですよ?」

助手「かれーでも食べながら、です」ニコッ

博士「助手………」

助手「さ、中に入りますよ?」

助手「博士?」

博士「……………はい!」ニコッ

としょかん 中

博士「ヒグマ!早くかれーをよこすのです!」バンバン

助手「我々はおかわりを待っているのですよ!」バンバン

ヒグマ「まったく、二人で戻ってきたと思ったら~」

ヒグマ「はい、どうぞ」コト

助手「やはりかれーは美味しそうなのです。じゅるり」

博士「………………」

博士「ヒグマ」

ヒグマ「ん?」

博士「このスマホで我々とかれーを撮るのです」スッ

ヒグマ「はいはい」ヒョイ

助手「やれやれ、博士は仕方ないですね」クスッ

ヒグマ「それじゃ~いくよ~?博士、助手~」スッ

博士「いつでもいいのです!」ピタッ

助手「博士、くっつきすぎです」ピタッ

ヒグマ「せ~の」

博士「われわれは~」ニコッ

助手「なかよしなので~」ニコッ


パシャ


ヒグマ「うん、上手く撮れたかな?」

ヒグマ「さて、いただきますをしてから……」

博士「から~い」ガツガツ

助手「辛いのです……」ガツガツ

ヒグマ「やれやれ……」ハァ

ワイワイ



アカウント:コノハちゃん博士

★博士のグルメ日記


やっぱり助手と食べるかれーは最高なのです☆


大好きな人と一緒に美味しいものを食べてこその人生なのです(^o^)





おわり

おわりです
ありがとうございました

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