【テイルズSS】ベルベット「子供っていいわよね」ルドガー「・・・ああ」 (52)

~イズルトの浜辺~

エル「くらえー!」バシャ

ライフィセット(以下フィー)「やったなエル!お返しだ!」バシャ


キャッキャッ





ベルベット「フフッ」

ルドガー「ハハハ・・・」

【海で遊んでる子供達を笑顔で見守る保護者たちの図】

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1509291772

ベルベット「フィーったらあんなに楽しそうに・・・」ニコッ

ルドガー「・・・うん」

ベルベット「あんたんとこの・・・エル・・・だっけ?あの子とも仲良くなれてよかったわ」

ルドガー「・・・ああ」

ベルベット「・・・・・」

ベルベット「・・・ねぇ」

ルドガー「?」

ベルベット「あんた、変わってるって言われない?」

ルドガー「・・・いや」

ベルベット「なーんか会話に間があるような気がするのよね・・・」

ルドガー「・・・・・」

~ルドガーの脳内~

A:みんな気にしてなかったよ? B:実は脳内で選択肢が・・・

Aを選択!

ルドガー「別にみんな気にしてなかったけど?」

ベルベット「そう、ならいいけど、それに・・・」

ルドガー「?」

ベルベット「別に無口な奴あたしは嫌いじゃないし」

ルドガー「そっか・・・」

ベルベット「フフッ」






~ちょっと後ろの茂み~

ミラ「何よあの女・・・ルドガーとあんなに仲良く・・・それにあたしとちょっと見た目被ってるじゃない・・・」

ジュード「み、ミラさん・・・」

フィー「見て見て!こんな大きいカニ捕まえたよ!」

エル「ふーんだ!エルのタコさんの方が大きいもんね~」

キャッキャッ



ベルベット「可愛いわね」

ルドガー「ああ」

ベルベット「何で子供ってあんなに可愛いのかしら」

ルドガー「・・・・・」

A:可愛いからに決まってるじゃないか B:可愛いからだよ

ルドガー(選ぶまでもないな)

ルドガー「可愛いからに決まってるじゃないか」

ベルベット「聞くまでもなかったわね」

ルドガー「ああ」

ベルベット「そう、あの子は良い子よ、たとえ・・・」バッ

ルドガー「左腕が・・・」

ベルベット(喰魔)「あたしがこんな体でも、好きって言ってくれたしね」

ルドガー「・・・・・ハッ!」ゴォッ

ベルベット「え・・・」

ルドガー(フル骸殻)「・・・・・」

ベルベット「ぜ、全身が・・・怪物に・・・」

ルドガー「・・・俺も、こんなんだ」

ベルベット「あんたも大変なのね・・・」

ベルベット「そう、兄さんのせいで借金を・・・大変ね」

ルドガー「・・・ああ」

ベルベット「アタシも義兄さんのせいで・・・」





フィー「ベルベット、楽しそうに話してるなぁ・・・」

エル「もうルドガーったらデレデレしちゃって・・・やっぱりエルがいないとダメだね!」

フィー「そうなの?」

エル「なんたってエルとルドガーはタイトーのアイボーだからね!」エヘン

フィー「ぼ、僕だってベルベットとは・・・対等の仲間だよ」

エル「へ~」

フィー「た、たまには子ども扱いされるけど・・・お風呂にも無理矢理一緒に・・・」

エル「エルはフツーにルドガーと入ってるけど?」

フィー「え!?」

フィー「い、、一緒にって・・・」

エル「だってアイボーなんだもん当たり前だよ!」

フィー(あれ、僕がおかしいのかな、これって・・・)

エル「この間はミラに風呂上りに出くわしちゃってルドガーこっぴどく叱られてたけどね」

フィー「当たり前だよ・・・」




エリーゼ「あ、2人とも!」

ティポ「ずいぶん探したよ~」

エル「あ、エリーゼどうしたの?」

エリーゼ「向こうでマギルゥがスペシャルショーをやるそうなので子供達を集めてくれと頼まれまして・・・」

ティポ「何やるんだろうね~?」

フィー(あれどうやって浮いてるんだろ・・・聖隷・・・じゃないよね」

エル「面白そう、すぐ行くね!」

フィー「あまり期待しない方が・・・」





エル「あれ、そう言えばアルヴィン達は?」

エリーゼ「酒場でロクロウ達と心水を飲んでるって言ってました」

ティポ「昼間っからダメな大人たちだよね~」

~酒場~

アルヴィン「ぶえっくしょーい!!!」

ロクロウ「おいおい、風邪か?」

アルヴィン「いや、きっと誰か俺の悪口言ってるんだろうなぁ~」ヒック

アルヴィン「俺ってば旅の途中皆に酷い事しまくったからなぁ~」ヒック

ロクロウ(ちっと強い心水飲ませすぎたか・・・そういや俺らの中でそんなことなかったよな、意外と)

アルヴィン「こうなりゃヤケだ!もっと飲むぞオオオオオ」

ロクロウ「応!付き合うぜ!」

~隣のテーブル~

ガイアス「・・・そうか、それが海賊というものか」

アイゼン「ああ、こんどウチの船に来るか?今まで集めたお宝を見せてやる」

ガイアス「ほう、それは楽しみだ」

ローエン「よかったですね、陛下」

ガイアス「俺は王族とは関係ない、アーストだ」

ローエン「・・・・・」

アイゼン「色々大変だな、お前も」

アイゼン「・・・・・」モグモグ

ミュゼ(あら、この世界の精霊って結構イケメンなのね♪)

ギュルルルルルル・・・

アイゼン「うっ!」ガクッ

ローエン「どうされました?」

アイゼン「どうやら俺のつまみだけ砂糖と塩を間違えてるようだ・・・」

ガイアス「大丈夫か?」

アイゼン「問題ない、これも死神の呪いだからな」

ミュゼ「いや店にクレーム入れなさいよ」

~再び浜辺~

マギルゥ「ホッホッホ、よくぞ集まったの坊ちゃん嬢ちゃん達!」

エル「なにやるのかな?」

エリーゼ「楽しみですね!」

ティポ「早く始めろ~!」

フィー「あまり期待しない方が・・・」

マギルゥ「これ坊よ、余計な事は言うでない」

マギルゥ「これから始まるのはマギルゥ奇術団が送る一世一代のイリュージョン!」

マギルゥ「主等は新たな歴史の1ページを目撃するであろう!」

マギルゥ「神の所業を見るがよい!」ワタシハフメツダ

ビエンフー「あ、姐さん・・・あまりハードル上げるとスベッた時のダメージが」

マギルゥ「やかましい!儂がスベる前提で話をするでない!」

エリーゼ(あの生き物可愛い・・・)

マギルゥ「よいか!お主等よーく見ておけ!」

マギルゥ「今から儂は・・・この海を真っ二つにする!」ドドーン

エル「ええーっ!!!!?」

エリーゼ「へぇ・・・」

フィー「ああ・・・」

マギルゥ「いいか!よく見ておれ!」スッ

エル「何だろあの人形・・・」

マギルゥ「伸びろ・・・伸びろ・・・伸びろ・・・」グイイイイイン

エリーゼ「伸びていきます!」

マギルゥ「もっと伸びろー!!!」

ギュウウウウウウン

フィー「いつもより伸びてる・・・」


マギルゥ「光翼・・・天翔クウウウウウウウウウウン!!!!!」ブン

ザッパーーーーーーーン!!!!!

フィー「海が・・・割れた・・・」

エル「すっごーい!」

マギルゥ「フフン、そうじゃろそうじゃろ」

エリーゼ「・・・・・」

マギルゥ「むむ、どうした娘っ子よ?」

ティポ「あのくらいエリーゼたちにもできるってー」

マギルゥ「ほほう、行ってくれるのう娘っ子」

エリーゼ「み、見ててください!ティポ!」

ティポ「オッケー!」ガパッ

エリーゼ「ティポバキューム!」ビシッ

ギュオオオオオオオオオ・・・・・

エリーゼ「おおーっ!」

フィー「人形が・・・海水を吸い込んでる・・・」

エリーゼ「みましたか」エッヘン

マギルゥ「ぐぬぬ・・・やるのぉお主」

エリーゼ「マギルゥには負けませんよ!」

エリーゼ「・・・おっぱいは買ってそうですし」ボソ

マギルゥ「何か言ったかの?」

エリーゼ「い、いえ何も・・・」

ティポ「エリーゼの方がおっぱい大きそうっていったんだよー!」

マギルゥ「」

エリーゼ「ティ、ティポ///」

エル「面白くなってきた!」

フィー「止めなくていいのかな・・・」

ガアアアアアアアアアアッ!!!

エル「!?」

フィー「な、何!?」

ベルベット「そう、あんたはそんなに世界を壊してきたのね」

ルドガー「・・・ああ」

ベルベット「あたしも同じね、自分の復讐のために世界に迷惑を・・・」

ルドガー「・・・・・」

ベルベット(あたしが義兄さん達と平和に暮らしてる分史世界も・・・もしかしたら・・・)

ガアアアアアアアアアアッ!!!

ルドガー「!」

ベルベット「あ、あれは!」

業魔軍団「ガアアアアアアアアアア!!!」

エリーゼ「ななな何ですかアレ!?」

マギルゥ「どうやらさっきのイリュージョンで近くの業魔共を呼び寄せてしまったようじゃの~」

ティポ「ヤバイよ~」

エル「ど、どうしよう・・・」

フィー「大丈夫だよ、エル」

エル「え?」

フィー「僕が守るから」

エリーゼ「わ、わたし達も・・・」

マギルゥ「待て」スッ

エリーゼ「?」

マギルゥ「ここは坊にカッコつけさせてやろうではないか♪」




フィー「仇なす者に、秩序をもたらせ!バインドオーダー!!!」

ドカアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

エル「フィーすごーい!」パチパチ

フィー「ハァ・・・ハァ・・・」

巨大カニ業魔「キシャアアアアアアアアア!!!」

巨大タコ業魔「ウジュルルルルルル・・・」

エル「ま、まだいるよ!」

フィー「まずい・・・力が・・・」

ベルベット「リーサル・ペイン!!!」

ルドガー「マター・デストラクト!!!」

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

ベルベット「ふぅ、フィー怪我はない?」

フィー「ベルベット・・・」

ルドガー「エル・・・」

エル「ありがとルドガー!」


ベルベット「まったく・・・」ゴォッ

バクン!ムシャムシャ・・・ゴクン!

ベルベット「子供になんてことするのよ」

ルドガー「おお・・・」

エル「食べちゃった・・・」

フィー「もう!あのくらい僕一人でもどうにかなったのに!」プンプン

ベルベット「はいはい、女の子にカッコイイとこ見せたいのはわかるけど無茶はしないでよね」

フィー「もう・・・」

エル「フィーもかっこよかったよ!」

フィー「ほ、ホント!?」

ルドガー「フフ・・・」

ジュード「おーい!」

ミラ「皆集まってるわね」

エル「あ、ジュードとミラだ!」

ジュード「アイゼンがそろそろ船が来るからって・・・」

ミラ「皆を集めてくれって」

フィー「わかった、今いないのは・・・エレノアだね」

エル「レイアもいないよ~」

マギルゥ「あの2人なら向こうの方でスイカ割りしておったぞ」

ベルベット「そう、じゃあフィー、迎えに行ってきて」

フィー「わかった!」

エル「エルも行くー!」

ミラ「遅くならないでね」

ベルベット「・・・・・」ジー

ジュード「ベルベット・・・どうしたの?」

ベルセリア「あんたたちとはどっか会ったような気がするのよね・・・」

ミラ「は?」

~浜辺の奥~

ヒュウウウウウウウウ・・・・・

エレノア「・・・・・」

レイア「・・・・・」



フィー「え、えっと・・・」

エル「2人とも頭にスイカのっけて目隠ししてなにやってんだろ・・・」

エレノア(落ち着いて・・・気配を感じるのです・・・このくらいの訓練はやってきたはず・・・)

レイア(大丈夫・・・やれるはず、お母さんなんて目隠しした上に両手縛った状態でわたしに勝ったんだから・・・)

シーン・・・

レイア「ハッ!」ダッ

エレノア「行きます!」ダッ

エル「あっ!」

フィー「2人とも飛んだ!」

レイア「翔舞煌爆破!」

エレノア「旋独楽!」

ガキィン!

レイア「散沙雨!」

エレノア「六行六連!」

ズガガガガガガガ!!!

フィー「おお・・・」

エル「すごいバトルだね!」

エレノア「ハァ・・・ハァ・・・」

レイア「ゼェ・・・ゼェ・・・」

フィー「・・・・・」ゴクリ

エル「ホントにあの2人目隠ししてるのかな・・・」

エレノア「次で・・・」

レイア「終わりだよ!」

エレノア「全てを滅する刃と化せ!」


レイア「お母さん直伝!」


エレノア「ロストフォンドライブ!!!」


レイア「活伸昆・神楽!!!」


ドカアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

シュウウウウウウウウ・・・

エル「あ、ああ・・・」

フィー「2人のスイカが同時に・・・」

エレノア「引き分けですね」

レイア「楽しかったよ」

ガシッ

フィー「おーい!」

エレノア「あ、ライフィセット、どうしました?」

エル「ってか2人とも何してたの?」

レイア「ただ普通にスイカ割りしててもつまらないからね、デスマッチ形式にしてみたんだ」

エレノア「訓練にもなりますしね」

フィー「そうなんだ・・・とりあえず皆集まってるから来てよ」

フィー「ただいま!」

エレノア「お待たせしました」

ベルベット「遅かったわね」

ジュード「何で2人ともスイカの汁まみれなの?」

レイア「まぁ色々あってね」

ミラ「とりあえず体洗ってきなさいよ」

エレノア「わかりました」

レイア「次はビーチフラッグしようね!」

エレノア「武器を旗にするんですね、わかります」

アイゼン「よし、船に乗ったら全員で釣りにするぞ」

ローエン「ほう、それは楽しみですね」

ガイアス「お宝もじっくり見せてもらうぞ」

ミュゼ「ウフフ」

ロクロウ「すまんエリーゼ、こいつの事頼むわ」

アルヴィン「ZZZ・・・」

エリーゼ「もうアルヴィンってば・・・」

ティポ「やっぱりぼくらがいないとダメだね!」

ジュード「船か・・・」

ミラ「あまりいい思い出ないわね」

マギルゥ「なんじゃお主ら、カナヅチかえ?」

ミラ「そうじゃないけど、列車の方がいいわね」

ルドガー「うっ!」(駅で痴漢扱いされ列車に乗ったら事故にあい借金背負わされ移動制限かけられた人)

ベルベット「どうしたの?」

マギルゥ「どいつもこいつもトラウマ抱えとるのぉ」

フィー「エル、船にはモアナって子もいるからきっと仲良くなれるよ!」

エル「ホント!?楽しみだな~」

キャッキャッ

ベルベット「まったく、子供ってなんであんなにほっとけないのかしら」

ルドガー「・・・・・」

ルドガー(ここで選ぶ選択肢は・・・1つしかないな)

ルドガー「そんなの決まってるだろ」

ベルベット「・・・そうね」

子供2人「ルドガー!(ベルベット!)早くしないと置いてっちゃうよ!」

ルドガー「ああ」

ベルベット「まったく・・・」









ルドベル「子供って最高だぜ(よね)!!!」

~おわり~

以上です
テイルズの新作、あるかどうかわからないけど待ってる

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom