青葉「ああ、そうですよね！すみません…」

青葉「でも、ふと気になってしまったんです。皆さん可愛くて、素敵な方々なですから、放っておく男の人がいないんじゃないかなあって」

ひふみ「かわいい…」

はじめ「な、なんかド直球で言われると、照れるね」

ゆん「うーん。ウチはそういう浮いた話は、今のところないなあ」

ゆん「はじめとかどうなん？」

はじめ「わ、私！？」

はじめ「私だってないよ。仕事も忙しいし、休日だって趣味に没頭してるからね」

ひふみ「私も…ない…」

ゆん「って、そう言う青葉ちゃんこそ、どうなん？　彼氏とかおらへんの？」

青葉「わ、私ですか！？」

青葉「そそそ、そんな！　私、男の人とお付き合いしたことないですし。大体男の人とどんな風に接していいか全くわからないですし…」

青葉「あー、なんだかもう恥ずかしいです！」

はじめ（自分で言って自分で自滅してるよ）

はじめ「でも、実際青葉ちゃんに彼氏が居たらどんな感じの人なんだろうね」

青葉「は、はじめさん！？」

ゆん「せやなあ…」

青葉「おはようございまーす。朝ですよー」

青葉「まったく、○○君はお寝坊さんですねー」

青葉「お休みだからって、遅くまで寝ていると、日ごろの生活に影響が出ますよー」

青葉「え！？　私も先週はゴロゴロしてたじゃないかって！？」

青葉「ま、まあ確かにーそうですけど…」

青葉「……」

青葉「えい！」

青葉「そういう風に口実を作ってお寝坊する悪い人はくすぐり攻撃だー！」

青葉「あはは」

ゆん「ってな具合で、ほほえましいカップルになりそうや」

青葉「わ、私ってそんなイメージなんですか！？」

青葉「それに、何だかそういう風に話されるとすっごく恥ずかしいです！！」

はじめ「あとー、青葉ちゃん、単純なところあるから意外と悪い男に、ころっと騙されちゃったりして」

青葉「そ、そんことは

ひふみ「大丈夫」

ひふみ「青葉ちゃんは…私が守る…から…」

ゆん（目、目がマジや…）

青葉「何だか、私だけが恥ずかしい思いをするのも、納得いきません」

青葉「ゆんさんの彼氏とかはどうなんでしょう」

ゆん「ウ、ウチ！？」

はじめ「そうだなー。ゆんは、意外としっかり者のおねーさんだからなあ…」

ゆん「久しぶりに遊んでごっつ楽しかったわ。今日はありがとな」

ゆん「……」

ゆん「今日1日元気なかったけっど、なんかあったん？」

ゆん「ウチを誰だと思っとんねん。そのくらいの変化なら分るわ」

ゆん「話せることやったら、話してくれへん？　そうすれば楽になると思うねん」

ゆん「……仕事がうまく行かへんかったやな…」

ゆん「だ、大丈夫や。失敗しても取り返せばええんやし、それに」

ゆん「し、失敗したらこういう風に頭でも撫でて、ウチが慰めたるから、頑張りや」

ゆん「か、勘違いせんといてや！　○○に元気が無いと、ウチも調子狂うから、仕方なくやっとるだけなんやからな」