幸子「ポケモン映画...ですか?」 (27)
幸子とポケモン映画を見に行く話です。
ポケモンネタが多く含まれます。
映画ネタバレはないです。
なので見に行ってください!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507936604
幸子「何でまたこの時期に...、夏までじゃないんですか普通」
P「いやぁ、前売り買ったはいいけど見に行けてなくてな。この後暇だろ?」
幸子「暇ですけど...、まぁいいでしょうこのカワイイボクがついて行ってくれることを光栄に」
P「じゃあいくぞー、外で待ってろ」
幸子「ありがたみが全く感じられませんよプロデューサーさん!」
P「いっけぶっくろー!」
幸子「そんなあっきはっばらー!みたいなノリで言わないでくださいよ...、それにカワイイボクがこんな所にいるのが分かったら映画見るどころの話じゃなくなりますよ」
幸子「あぁ、ここの人達が全員ボクのカワイさで魅了されてしまう。ボクのカワイさが辛い...」
P「見つかると確かに面倒だな...」
P「あ、あと、バカ兄貴って言ってくれない?」
幸子「何を言ってるんですかバカプロデューサーさん!」
P「ありがとうございます!」
P「そういや幸子ってポケモンやった事あったっけ」
幸子「ありますよ、ブラック・ホワイト辺りからですが」
P「あぁ、時代を感じる...」
幸子「最近はとあるレトロゲーム好きな方と番組企画でポケモン交換もした事ありますし」
幸子「あの企画は...中々ハードでしたね...」
P「初代は流石に最新から戻るとキツいよな、ダッシュも最初はなかったし」
幸子「ですが、クリアの時はとても嬉しかったですよ。やはり昔のものでも良いものは良いですよね。」
幸子「流石にラッキーを捕まえるのはもうやりたくないですけどね...」
P「俺は金銀発売直前に初代始めたな、ボールを投げまくって伝説ポケモンを夢中で捕まえたなぁ」
幸子「好きな子とかをポケモンの名前に付けたりとかですか、フフッ」
P「うっせ、というか企画の時のお前の相棒なんで俺の名前だったんだよ」
幸子「ボクとプロデューサーさんは一心同体ですから♪」
P「ポケモンも今はアローラだもんなぁ、今までのイメージからガラッと変わったなぁ」
幸子「確かに奇妙なデザインのポケモンも増えましたが、カワイイポケモンも増えて好きでしたよ」
P「例えば?」
幸子「ミミッキュとか、あとはイワンコとか」
P「あー確かになぁ、あそこら辺はすごいわかるわ」
幸子「ボクには劣りますけどね!」
P「はいはいカワイイカワイイ」
幸子「何ですかそのやる気のないカワイイは!腹から声を出してください!」
P「カワイイ!」
幸子「カワイイ!」
P「カワイイ!!」
幸子「カワイイ!!」
P「何これ」
P「ポケモンかぁ、何だかんだでサンのエンディング後の世界やってないなぁ」
幸子「意外ですね、プロデューサーさんならそういうのはすぐさまやりそうなのに」
P「いや、うん...、途中までやってるんだけどね」
P(ウルトラビーストが準伝扱いと聞いて厳選脳が働きすぎて厳選終わらないと進められないという無駄なこだわりが...)
幸子「?」
幸子「そう言えば、比奈が厳選が...厳選が...とか言ってたやつと関係あるんですか?」
P「ギクリ」
幸子「やっぱりそうなんですね。確か通信対戦で使うから、とか言ってましたが、これはこれ、それはそれです。こだわりすぎてお話が見れなかったら楽しさ半減ですよ?」
P「いやぁ、理想個体捕まえれば見れるから...」
幸子「捕まえられてないから見れてないんですよね?」
P「うぐぅ」
幸子「時にはこだわることは必要ですが、途中で投げ出すぐらいなら諦めることも大切ですよ」
P「...今度普通に捕まえます」
P「殿堂入りまでと考えると、どーしても強いポケモンで固めたパーティーになっちゃうんだよなぁ」
幸子「悲しいですけど、伝説のポケモンを使った方が強かったりしますからね」
P「まぁ、本当は努力値とかの関係で連れていたポケモンの方が強かったりはするんだけどね」
幸子「どりょくち?」
P「あぁなんでもない、とにかく好きなポケモンを使うことが大切だし、ある程度強くすれば大体のパーティでもクリア出来るからな」
幸子「コイキング、でもですか?」
P「一体でクリアしてる人いるぞ」
幸子「えぇ...、結構冗談気味に言ったんですが...」
P「ストーリー上では”つよいポケモンよわいポケモンそんなのひとの かって、ほんとうにつよいトレーナーならすきなポケモンでかてるようにがんばるべき”だな」
P(レートじゃ無慈悲だけどな)
幸子「思ったより人は少ないですね、やはり上映期限ギリギリだからですかね?」
P「まーしゃない、というか平日だからな」
幸子「今回のお話ってどんな感じでしたっけ?」
P「サトシとピカチュウの最初の出会いから、IFストーリーらしい」
P「世界観的にはアローラまでのポケモンがいたら、という感じだそうだ」
幸子「151匹と言っていた時代が懐かしいですね...」
P「お前の時は649匹だろ、それでも多いけど」
幸子「多いことに越した事はないですから」
P「体重もか?」
幸子「プロデューサーはデリカシーの欠片もありませんね」
P「思ったより時間あるな」
幸子「17時頃ですよね?あと三十分ぐらいカワイイボクとお喋りできる幸運を胸に抱きしめて...」
P「幸子ってポケモンの中で一番好きなのは?」
幸子「話の逸らし方が雑ですよプロデューサーさん、ボクはそうですね...イーブイやエルフーン辺り好きですよ」
P「エルフーン...いたずらごころ...頭が...」
幸子「どうしたんですか、そんなドテッコツみたいな顔をして」
P「お前の口からドテッコツが出てきたことにびっくりだよ」
P「嫌な記憶があってな...」
幸子「まーた通信対戦ですか?」
P「やどりぎ、みがわり、くちぶえという頭のおかしいゲームされたら辛いぞ」
幸子「それは卑怯くさいですね!」
幸子「そういえばプロデューサーさんはレート、でしたっけ、はどれぐらいなんですか?」
P「最高1700程度のかじった程度だよ、流石にクセのある技パーティーじゃそんなもんだよ」
幸子「クセのあるって、例えばどんな?」
P「サンダースみがわり願い事毒パ、ラッタまもるとっておき、物理デンリュウ」
幸子「全くわかりませんけど、ボク達みたいに癖が強いことは何となく察せますね」
P「それも厨パ使うより勝ち率高かったりする」
幸子(ちゅうぱ...?)
幸子「いまはやってないんですか?」
P「まーね、流石に厳選からは社会人になってからは無理だァ」
幸子「その割には色々やってますよね?」
P「それはそれ、これはこれ」
P「まー最大の理由は道具集めかな」
幸子「道具集め?ストーリーで貰えないんですか?」
P「貰えるっちゃ貰えるんだけど、それだと全然足りないんだよな」
P「ほとんどがタワーの景品、つまり勝ち抜きバトルをやっていかないと貰えなくてな」
幸子「それじゃあそれをやるしかないと?」
P「基本はな、それに初期でも道具なしだとビミョーに強いときてやる気がなくなった」
幸子「それぐらいでやる気無くなるとは根性ないですねぇ。今ならポケバンク?でしたっけ、あれで昔のポケモン連れてこれるじゃないですか」
P「世代変わる度に道具集め直しってのが結構こたえる、というかレートをやるだけなのに何でこんなに準備かかるんだろ...という虚無感に襲われた」
幸子「なるほど...。準備が一番楽しいとは言いますが同じ事の繰り返しだと辛いですからね」
P「何だかんだで1チーム分は集めたけどそこで力尽きた」
P「ポップコーン買ってきた」
幸子「Mサイズでしたが結構大きいですねぇ」
P「でも気がつくとなくなってるんだよなぁ」
幸子「映画だと特にありますね、手か何も無いところを掴んだり...」
P「戦闘不能となってるのに無意識に出そうとする時と同じだな」
幸子「なんで無理にポケモンと繋げようとするんですか...、その前に戦闘不能になる前に回復させないんですか?」
P「傷薬勿体ないやん」
幸子「えっ」
P「えっ」
幸子「プロデューサーが非道と分かった所でそろそろ始まりますね」
P「四天王の時は使ってるぞ!」
幸子「おー、映画泥棒ですよ!」
P「あいつ、なんだかんだで印象残るよね」
幸子「何だかんだでポケモンも20周年なんですね...そんなにやってたんですねぇ」
P「それ、ポケモン映画基準だからな?」
幸子「し、知ってましたとも!」
P(知らなかったな)
幸子「そういえばポケモンウルトラサンムーンはやるんですか?」
P「一応、やれるかはわからないけども」
P「何だかんだでアローラ地方好きだしね」
幸子「そうなんですか?結構雰囲気が変わって受け入れられない!と言うのかと」
P「最初は抵抗あったけどいまはあんまり無いかな、これもポケモンだからね」
P「それよりもリーリエについて行くだけのゲームになってたのが少し辛い」
幸子「目的地がわかりやすいからよいのでは?」
P「探索がほとんどしなくなってレベルが辛くなった」
幸子「なるほど」
映画上映後
幸子「お、おぉ...」
P「ぐずっ...ふぇぇ...」
幸子「...人が感動で震えてる時に何ガチ泣きしてるんですか」
P「だぅって、だってぇ...」
幸子「まぁ、分かりますけど。とても良い映画でしたね!」
P「マジここ最近の映画でトップクラス」
幸子「...無粋なことを聞くようですが、ココ最近映画何行きました?」
P「ガルパン、こっちもトップクラス」
P「いやぁ今回よかったな!」
幸子「OPのピカチュウがボクと同じぐらいかわいくてそこだけでも見る価値があったのに、その後も良かったですね」
P「本当に伝説ポケモンが大切にされてるのが更によいわ」
幸子「そうですね...、あの「伝説のポケモン」...なんで被せるんですか」
P「これから見る人もいるかもしれないだろ!」
幸子「ギリギリで見る人そうそういないと思いますよ、まぁBD待ってる人もいるかもしれませんけど」
P「個人的には映画館で見て欲しい、池袋なら2017年10月15日までやってるから」
幸子「なんで急に説明口調なんですか」
P「本当に良いから!BGMでプレイヤーを泣かせ、アニメ視聴者にもストーリーで泣かせに来るから!」
幸子「まぁ、今回心配だった新キャラの掘り下げも良かったですね。少しもの足りなかった感ありますけど」
P「でも映画内で完結するなら丁度いいと思うぞ、それにいい感じに全世代のポケモン出てて嬉しかったわ」
P「BD欲しい」
幸子「その時にはボクも誘ってくださいね!もう1回見たいですし」
P「明日行く?」
幸子「仕事ですよねぇ!?」
幸子「それでは今度通信対戦しましょうねー!」
P「おう、お疲れー!」
P「あー久しぶりにポケモン話出来て良かったなぁ!」
P「幸子も気分転か、ごほん、カワイイ幸子ともデート出来たしな」
P「さてさて」
P「...ウルトラビースト捕まえよ」
後日談
比奈「マンダは初手竜舞っスよ!」
幸子「竜舞なんてやってて大丈夫ですか?こっちはピカチュウのかみなりで...全然食らってないですよ!?」
比奈「耐えるとは思ってたっスけど、努力値振ってないっすね。それにVなしだと見たっス」
P「酷い対戦を見た」
その日、幸子は全敗を決めたのだった
以上となります
ポケモン映画みて衝動で書きました
まだやってるところはやってるので見に行ってない人は見に行ってください!
ボクカワイイ!
(今更小林幸子さんと間違える可能性を忘れていたことに気がつく)
配慮が足らず申し訳ございません
大体察していただいてるとは思いますが、今回書いた幸子はモバマスの輿水幸子です
個人的には小林幸子さんの曲の中でポケットにファンタジーが一番好きです
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません