亜美「手のツボマッサージ」 (22)
初SS
書き溜めしてるので早めに終わる予定。
「手のツボ」とかで画像検索しとくとちょっとだけ幸せな気分になれます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507723838
P「で、それが何だって?」
亜美「手のツボ一覧表だよ兄ちゃん!」
P「まぁ病院関係者なら見る機会も少なくないか」
亜美「そだねー、パパの机の上に置いてあったのをちょっと借りてきたのさー」
P「ちゃんと返しておけよ。大事なものかもしれないからな」
亜美「わかってるよー。というわけで兄ちゃん、亜美がツボマッサージしたげるよ~ん」
P「本当か?他意がなければ是非お願いしたいんだが・・・」
亜美「え?鯛なんてどこにもないよ?」
P「『他意』な。マッサージ以外になんかしでかさないかってこと」
亜美「そんなんするわけないじゃーん。亜美だよ?」
P「亜美だから確認しているんだよ?」
亜美「まぁまぁ!今日は本当に何もしないって!」
亜美「単純にこの一覧表が使えるか試してみたいジャーん」
P「はぁ、まぁそう言うならお願いしようかな。最近手もこってる気がするし」
亜美「まっかせてよん!さぁさ兄ちゃん、お手手を出して~」
P「ほい」スッ
亜美「わ~、兄ちゃんの手って意外とキレイだねぃ。もっとゴツゴツしてる物と思ってたよ」
P「一応、まだ20代だからな。ナイスミドルはこれからだ」
亜美「それじゃ、さっそくツボを刺激していきマース」
P「お手柔らかに頼むよ」
亜美「んーどこにしよっかなー」サスサス
P「うへっ」
亜美「どったの兄ちゃん、気持ち悪い声出して?」
P「いや、ちょっとくすぐったかっただけだ。不意打ちで変な声が出てしまった」
亜美「ふ~ん、あっ、このツボにしてみよう!えいっ!」グイッ
P「むっ、いつつ・・・」
亜美「どう?兄ちゃん、痛い?」グイッグイッ
P「いや、めちゃくちゃ痛いわけじゃないが、単純に亜美の指圧で痛いな」
亜美「そっかぁー、じゃあ兄ちゃんの胃は異常なし・・・と」
P「え、ここ胃なのか?」
亜美「そだよー、押して痛がったらその場所が悪いんだって~」
P「へぇ、そうなのか。例えば他にどんなのがあるんだ?」
亜美「んとねー、こことかー」ググッ
P「・・・?あまり痛くないな」
亜美「それじゃ兄ちゃんの腸も問題ないねー」
P「なるほど、ここは腸か・・・まぁ胃腸には少し自信があるからな」
亜美「どんどんいくよー、じゃあココっ!」グイグイッ
P「いつつ、ちょ、亜美っイタタタ!ま、まった!」
亜美「うわぁ、全然反応が違うね」
P「俺もビックリだ。で、ここは?」
亜美「肝臓だねー」
P「まじか・・・お酒控えなきゃな・・・」
亜美「亜美も自分で押してみるんだけど、全然そんなところ痛くないよー?」グッグッ
P「亜美はまだ肝臓を酷使するような年じゃないからな」
亜美「ふーん、そういうもんなんだ」
亜美「んっふっふ~、これは中々面白いですなー」
P「亜美さん?お手柔らかにって言ったよな?」
亜美「どんどん兄ちゃんの悪いところを調べちゃうよーん!」グィモニュギュッギュッ
P「あ、ちょまっ亜美!・・・ッ!!いてて!何そこ凄く痛い!いだだだだ!」
亜美「ん~、ここ~?」グニグニギュッ
P「そうそこ!いででで!肝臓より痛い!ひぃひぃ!」
亜美「んっふっふ~、兄ちゃんの弱点見つけたり!それそれぃ!」ムギュムギュッ
P「あだだだだ!ちょ、とまっ!って!ごめんごめん!亜美ストップ!んぐぐぐ!!」
亜美「さすがに可愛そうだね兄ちゃん。はいやめたよ」パッ
P「ぐぉぉぉ・・・いっったかったぁ・・・」
亜美「ごめんよ兄ちゃん、ちょっと悪乗りしすぎたよん」
P「ま、まぁこれがツボマッサージだからな・・・。いいんだが・・・で、ここは何なんだ?」
亜美「あ、そだね、揉むのに夢中で見てなかったよ。調べてみよう!」
亜美「えーっと・・・?なにこれ?なんて読むの?」
P「ん、どうした?漢字読めないのか?」
亜美「うん、これなんだけどね」スッ
『膀胱』
P「」
お手手編おわり
-別日-
真美「兄ちゃーん、見て見てコレー」
P「ん、真美か、どした~?」PCカタカタ
真美「ジャジャーン!足ツボ靴下ー!」
P「ほう、デザインとして足裏にあたる部分に該当するツボが表記されている靴下か」
真美「説明ありがとう兄ちゃん」
P「どういたしまして」
P「で、これをどうしろって?」
真美「兄ちゃんに履いてもらおうかと思って」
P「で、足ツボマッサージされる、と」
真美「そのとーり!察しがいいね、兄ちゃん!」
P「悪いけど、あまりやりたくないな」
真美「んえー!?どうして?」
P「足ツボを刺激してもらう分には良いんだ。ただ靴を脱ぐのがな・・・」
真美「あ、もしかして兄ちゃん。足臭いとか?」
P「うっ・・・毎日営業で足は酷使しているからな」
P「変な病気とかじゃなく、純粋に臭いは気にしてるんだ」
P「もちろん、風呂ではちゃんと洗ってるから一般男子レベルだとは思うんだが・・・」
真美「そんなの気にしないよ?パパはあんまり歩いてないくせに臭いし」
P「いや、なんか手とかはスッと出せるけど、足は恥ずかしいというか・・・」
真美「もー!兄ちゃんらしくないなー!バッとだしてよ!ツボ押したいよー!」
P「でも・・・」
真美「まどろっこしい!実力行使だー!」
バッ
P「うわっ、おい!真美、やめなs速い!」
スッ ポイポイ
真美「兄ちゃんの靴、とったどー!」
P「もうお婿に行けない」シクシク
P「・・・大丈夫、真美?臭くない?」
真美「大丈夫だよ、パパに比べれば全然」
P「ほんとか?」
真美「ほんとだって、気にしすぎっしょ兄ちゃん」
P「よかった、足の臭いで真美に嫌われるところだった・・・」
真美「大げさだよ兄ちゃん。本当に臭いなんてないからね」
真美「じゃ、靴も脱いだし、早速この足ツボ靴下を履いてもらおうか!」
P「はあ、わかったよ。今履いている靴下の上からでいいか?」
真美「駄目だよ兄ちゃん。刺激が弱くなっちゃうジャン」
P「む、言われてみればそうか、なら履きかえるか・・・」ヌギヌギハキハキ
P「よし、っと・・・こんなもんか?」
真美「OKOK、バッチシだよ!」
真美「ではでは、早速ツボを押していきましょうかねぃ」ワキワキ
P「ん、真美?足の裏ってこう・・・棒状のもので押したりとか?」
真美「え?流石に一緒に買ってないな~だから真美の指で我慢して?」
P「そ、そうか・・・汚くないか?」
真美「この靴下は新品だし兄ちゃんの足ならそこまで抵抗ないよ」
P「さいですか」
真美「それじゃいくよ~ん」ワキワキ
真美「まずは~ここっ」キュッ
クニクニ
P「っ・・・んくっ・・・」
真美「どったの兄ちゃん」
P「いや、こそばゆいのと気持ちいいの境目で」
真美「んじゃもうちょっと強、くっ!」グッグッ
P「あぁ~、良い。すごく気持ちいいよ真美」
真美「む~このぐらいの力加減なのかぁ~ちょっち大変だなー」グイッグニッ
P「ちなみに、今はどこを刺激しているんだ?」
真美「ん?えっとね~、腰だって」
P「痛くないってことは腰は悪くないってことか、まだまだ現役だな」
真美「んじゃ場所チェンジ!ここは?」グイグイ
P「いっ・・・ててて、真美ちょっと弱めにしてくイタタタ」
真美「ふ~む、兄ちゃんは肩が悪いと」クニックニッ
P「デスクワークも結構しているしな。音無さんとか凄そうだな」
真美「兄ちゃんはどこが悪いんだろう?」グイッグニグニ
P「あ”ぁ~、すっげぇ良いよ~」
P(現役アイドル、しかもJCに足の裏を揉んでもらっているなんて・・・)
P(贅沢すぎやしないかこれ)
P(そして・・・)チラッ
真美「んっしょ、くっ、くのっ」チラッチラッ
P(真美のTシャツかr・・・いや、このSSはこれ以上のことは起きないんだ。すまない)
真美「こ、こ、はどぉだ!」グイイィ
『膀胱』
P「!!!?!んぐぁ!いだだだだだ!」ジタバタ
真美「わっ!ちょっ兄ちゃん!暴れないで!」
小鳥「そこまでです!プロデューサーさん!」バターン!!
P「な、なんだぁ!?」
真美「ピヨちゃん!どこ行ってたの?」
小鳥「ちょっとお茶菓子を買いに行っている間にプロデューサーさん!」
小鳥「真美ちゃんに何てことをやらせてるんですか!?」
P「え、なにって?」イテテ
小鳥「今の状況が動かぬ証拠!」
小鳥「椅子に座っているプロデューサーさん!」
小鳥「膝立ちしてプロデューサーさんの方を向いている真美ちゃん!」
小鳥「これが意味するものは一つ!!」
真美「兄ちゃんの足ツボをマッサージしてたんだよ~?」
小鳥「ごほうs・・・・・・へ?足ツボ?」
P「…音無さん、もしかして扉の向こうから聞いてたりしました?」
小鳥「え、ええと・・・そうよ」
小鳥「「気持ち良い」とか「真美の指で~」とか「刺激が~」とかプロデューサーさんの喘ぎ声とか」
P「ほとんど最初から聞いてるじゃないですか、しかも最悪な方向に勘違いして」
真美「ねぇ、兄ちゃん?ピヨちゃんが言いたかったことって?」
P「ちょっと今の真美には教えられない」
P「音無さん、あとで社長室でお説教です」
小鳥「はぅ!そんな、どんなお仕置きされるのかしら!?」
P「音無さん」
小鳥「はい、ごめんなさい」
その後、足ツボ靴下を小鳥に履かせて悶絶させるPの姿があったとか・・・<ピヨー!!!
足編おしまい
お手手編と足偏で、書き溜めは以上になります。
見直してHTML化依頼します。
亜美真美にマッサージされたい。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません