夜・事務所にて


ちひろ「あら……。Pさん。まだ帰られないんですか」

モバP「は、はい。今日中に片付けておきたい仕事がありまして」

ちひろ「そうですか。無理をされないようにしてくださいね。体調管理はしっかりしておかないと！」

モバP「はは……そうですね。ちひろさんを見習わないと」

ちひろ「ふふ。Pさんにはしっかり働いてもらわなくちゃいけまさんからね！ はい、コレ」

モバP「これは……」

ちひろ「差し入れのドリンクです！」

モバP「は、はい。ありがとうございます」

ちひろ「どうぞ！」

モバP (このドリンク胃にくるんだよなぁ)

ちひろ「頑張ってくださいね！」

モバP「圧が強い……」

ちひろ「え？ 何か言いました？」

モバP「い、いえ」

ちひろ「では、私はこれで。お疲れ様でした！」

モバP「お疲れ様でした」

モバP「ふぅ……少し一息つこうかな」

モバP「このドリンクも飲んで、と」

モバP「んぐんぐ……」

モバP「ぐ、ぐ、ぐ……」

モバP「ぷはぁぁぁぁぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！？」

モバP「…………あ…………」

モバP「このドリンク飲んだら後から脱力感がすごいことになるんだよね」

モバP「よし。頑張りますか」

……んちゅんちゅん……


朝・事務所にて


七海「おはようございます～～！ れす～～！」

七海「えへへ。今日は七海が一番乗りれすかねぇ……？」

七海「あ！ プロデューサー！ プロデューサーが一番だったんれすね。朝早く来るなんて流石、れ……？」

モバP「」

七海「！？ プロデューサーが、どざえもん……？」

七海「ぎょぎょ～～～！？」

七海「と、いうわけなのれす」

くるみ「ふぇぇぇ？ ぷ、ぷろでゅーしゃー、死んじゃったのぉ……！？ 怖いよぉ……」

みく「んにゃ！？ し、死んではないのにゃ。病院で休んでるって聞いたのにゃ」

七海「発見した後、運ばれたのれすよ」

みく「んにゃあ……何か仄かに魚の匂いが漂ってくるにゃあ」

七海「あっ。魚の差し入れをしようとして放置してたのれす」

みく「んにゃ！？ 早よ入れなあかんよ！！ あかん！！」

裕子「にしても、これは大変な事態になっちゃいましたね……まさかプロデューサーが倒れるなんて」