モバP「実は『俺の余命が後一か月――」杏「え」 (80)

事務所

杏(はぁ……づがれだぁ……)

杏(全くプロデューサーは杏のこと働かせすぎだよね)

杏(うぐぅ。もう帰るのも面倒になってきた。寝よー)

<ハイ ハイ

杏(ん? 電話中のプロデューサー?)

モバP「そうなんです。実は『俺の余命が後一か月で――」

ちひろ『ええ!? あの有名小説の月9のヒロインオーディション卯月ちゃん受かったんですか!?』

モバP「はい……いつかこういう日が来るかと思っていましたけど……」グスグス

モバP「俺どうしたらいいかわからなくて、手が震えてやばいですよ」

ちひろ『あはは。素直に喜んでそれを卯月ちゃんと共有してください』

モバP「そ、それもそうですね」

ちひろ『卯月ちゃんにはもう伝えているんですか?」

モバP「まだです。そうだ!」

モバP「みんなを集めてその時に発表するのはどうでしょう」

ちひろ『いいと思いますよ!」

モバP「じゃあその手筈で――」

杏「……」

モバP『実は俺の余命が後一か月で――で――で――』

杏(た、大変だ……)

杏「プロデューサーが死んじゃう!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1504968457

グッバイプロデューサー

期待

杏(後一か月ってどういうこと!? 杏知らないよ!)

杏(で、でもプロデューサーも受け入れられてないみたいだったし急だったのかな)アワアワ

杏(ああもう杏にはなにがなんだか!)

モバP「では」ピ

モバP(はぁ。まさか『俺の余命が後一か月で彼女が出来たんだが』に卯月が受かるとはな)

モバP「ん? 頭なんか抱えてどうしたんだ杏?」

杏「!」

こういうの何故か好き

モバP「もしかして今の聞いてたのか?」

杏「あ、杏は別に何も聞いてないし……」

モバP「別に隠さなくてもいいぞ。明日みんなに言おうと思ったし」

杏「そ、そう。なんかさっきに比べて余裕あるね」

モバP「一周わまって冷静になってきたところだ」

杏「……」

モバP「なんだ? 嬉しくないのか?」

杏「!」

モバP『なんだ?(働かせる俺がいなくなるから)嬉しくないのか?』

杏「そんな酷いよ! いくら杏でも喜ぶわけないじゃん!」

杏「むしろ……」グス

モバP「おまえ……!」

モバP(誰がどんな仕事をするか絶対気にしないようなお前が……)

モバP(そうか。卯月が大きな仕事を取ってきて悔しいんだな)

モバP(あんなに働きたくないと言っていたのに。結構負けず嫌いなところもあるんだな)

モバP「すまん。今のは俺が悪かった」

アンジャッシュすき
いいぞ!
もっとやれ

杏「謝んないでよ。それよりいつ知ったの?」

モバP「つい三十分前くらいかな?」

杏「三十分前!? さっきも言ったけど余裕ありすぎない!?」

モバP「そうか?(突然月9が決まるなんて)よくある話だし」

杏「いやないよ!」

モバP「んー、楓さんとかもそうだったしなぁ」

杏「う、ウソでしょ?」

モバP「まじまじ」

杏(の、ノリが軽すぎるでしょ!)

モバP「今日の杏、やけにテンション高いな」

杏「テンション高いわけないじゃん。ちょっとびっくりしてるだけだよ」

モバP「そうか」

杏「……」

モバP「どうかしたのか?」

杏「プロデューサーって強いんだなって」

モバP「そんなことないさ」

杏「いやいや、普通ならもっと顔青くしてるところでしょ」

モバP「まぁ、人によってはそうかもな。でも、色々考えたってしょうがないだろ」

モバP「こればっかは決めったことだからさ」

杏(プロデューサーはもう受け入れたのか……)

杏「はぁ……プロデューサーってば前向きだなぁ」

杏「なんかパニックになってた杏が馬鹿らしいよ」

杏(杏も面倒だけど、プロデューサーのために一肌脱ごうかな)

杏「……じゃあさ。みんなが集まるときにさ。ついでにお坊さんも呼ぶ?」

モバP「はぁ!? なんでだよ!?」

杏「いやだって色々お話し聞いておいたほうがいいじゃん」

モバP(もしかしてこいつ月9がこけたら大々的に葬式でもやる腹積もりなのか!?)

モバP(いくら悔しくてもやりすぎだろ!? てか、どうやるつもりだ!?)

杏「あ、ついでに集まったときに南無妙法蓮華経でもやってもらう?」

杏(聞いておいたほうが葬式のイメージ沸くと思うし)

モバP「いやふざけんなよ!」

杏「結構オーソドックスじゃないの?」

杏「じゃあ坊さんにはなにやってもらえばいいのさ。本番はそれを代わりにやってもらうから」

モバP「はぁ? んー、メルヘンデビューでも歌っててもらえばいいんじゃないか?」

杏「メルヘンデビュー!? え、いいの? 親族ドン引きだよ? というかぶち切れだよ!」

モバP「いやいや。親族まで呼ぶ必要ないだろ!」

杏「ふつう呼ぶでしょ!」

モバP「てか、それ以前に呼ぶお前に親族がぶち切れだよ!」

杏「え? そうなっちゃうの!?」

杏「まぁ、わかったよ。プロデューサーがそういうなら南無妙法蓮華経の代わりにメルヘンデビューに変えてもらうよ」

モバP「お、おう」

モバP(さ、さすがに一連の発言は冗談だよな? うん。冗談であってくれ)

杏(やっぱりプロデューサーも気が動転してるのかな)

杏(うーむ。いきなり坊さんの話はまずかったかー)

いいぞ

楓さんも死ぬのか…

坊主がメルヘンデビューのサビを弔問客とハモる所なんか圧巻そうだな(サンドウィッチ感)

ミミミン、ミミミン、永眠~♪

蝉丸Pなら

モバP「あ、そうだお祝いの会もやらなきゃいけないな」

杏「え!? なんでさ」

モバP「いや、お前はどう思うかはわからないけどやっぱめでたいしな」

杏「めでたくないよ!」

モバP「めでたいだろ。あー凛も(役が決まったら)お祝いしたいって前言ってたぞ?」

杏「とんでもないやつだ! え? しかも本人の前で言ったの?」

モバP「もちろん」

杏「鬼畜じゃん」

モバP「俺は嬉しかったけどな」

杏「じ、実はそういう趣味があるの?」

モバP「なんの趣味だよ」

モバP「杏も花の一つくらい送ってくれよ」

杏「えー……彼岸花とか?」

モバP「だからなんでそっちの方向に持ってくんだよ!」

杏「なんていうかイメージ的に」

モバP「もっとあるだろ! 薔薇とかさ」

杏「いや薔薇が一番ないよ引かれるよ!」

モバP「確かにちょっと狙いすぎてるか」

杏「なに狙ってるのさ」

更新はどこ・・・ここ・・・?

まだなんですか!?

杏「じゃあプロデューサーは杏にしてほしいことってある?」

モバP「なんだよ藪から棒に」

杏「……だって最後なんだよ」

モバP「最後?」

モバP(んーなんだかよくわからんが杏がやる気らしい)

杏「しょうがないからなんでも聞いてあげるよー」

モバP「俺は杏には笑っててほしいかな」

杏「へ?」

モバP(卯月の前で嫉妬心丸出しの顔されても困るからな)

杏「え、えっと。別に構わないけど本当にそんなのでいいの?」

モバP「ああ、俺の前ではいつも笑顔でいてくれ」


杏「わかったよ。い、いくよ?」

モバP「なんでいちいち確認取るんだよ」

杏「……」

杏「……やっぱなし」

モバP「なんでも聞いてくれるんだろ?」

杏「嫌だ! なんか恥ずかしいんだよ!」ポコポコ

モバP「イテテテテ、殴るな殴るな」

モバP「恥ずかしいってお前いつもカメラの前じゃ――」

トルゥゥゥ

モバP「お、電話か」ピ




モバP「ハイ、モバPです。ああ、あの件ですね」スタスタ

モバP「杏、後でな」ボソボソ

ガチャ バタン

杏「……」

杏「とても後一か月で死ぬようには見えないよね」

杏(全くあいつのおかげで杏がどれだけ苦労したか)

杏(やりたくもない仕事をやったり、出たくもない家から連れ出されたり)

杏(杏に飴をよくくれる割には厳しくて)

杏(でも結局は杏のことをよく考えてくれてて面倒なくらい優しくて……)

杏「……あれ?」ポロ

ガチャ

杏「!」

みく「にゃ? 杏ちゃん一人?」

杏「の、ノックくらいしたらどうだぁ!」ゴシゴシ

これはいいものだ

うむ


みく「えー!? いつもそんなのじゃ杏ちゃん怒らないにゃ」

みく「いっつもそこのソファでぐてぇってしてて……」

みく「にゃ? 目元が赤いけどなにかあったにゃ?」

杏「な、なんもないよ!」

みく(そういえばさっきここを通ったとき……)


モバP『俺の前ではいつも笑っててくれ』

みく「……」

みく(あ、あれはもしかしてプロポーズの後の言葉!?)



モバP『俺と結婚してほしい』

杏『そんな嬉しいよ……』

モバP『俺の前ではいつも笑っててくれ』

杏『うん。わかった』


みく(とかとか!)

みく(だ、だとすれば杏はうれし泣きをして目元を赤く…)

みく(い、いや流石にこれはみくの考えすぎにゃ!)

みく(少し発想を飛躍しすぎただけだよ!)


みく(ま、まぁ一応それとなく確認を)

みく「あ、杏チャン? その……P君になにか言われたかにゃ?」

杏「え?」

杏(んー、プロデューサーがみんなに言うって言ってたし杏の口からじゃ……)

杏「たぶん明日になったらわかるよ。プロデューサーがみんなを集めて発表するから」

みく「み、みんなを集めて発表!?」

みく(それは杏ちゃんとの結婚の発表ってことかな!?)

みく「え、えっとちなみに杏ちゃんはそれを受け入れたの?」

杏「ん?」

杏(もしかして気付いてる? じゃあ、隠す必要もないか)

杏「まだ現実味はないけどね」

杏「でも受け入れるも何も受け入れるしかないよ」

みく「う、受け入れるしかない!?」

みく(あ、杏ちゃんはOKしたってこと!?)

みく(いや落ち着こう! まだ慌てるような時間じゃない!)

みく(みくの勘違いってこともあるしここはちゃんと婚約の話かどうか確認を取って――)


みく「あ――」

杏「そうだ。(葬)式について調べないと」

みく「」

杏「プロデューサー一人だと荷が重いと思うし」

みく「あ、あわあわ」

杏「杏調べてくるから」

ガチャ バタン

みく「……」

みく「Pチャンが……みくの……Pチャンが…」

みく「結婚しちゃう!」ブワ

みく「ど、どういうことにゃ!?」

みく「あの甘い甘い日々はいったいなんだったのにゃ!」※個人の感想です

とりあえず今日はここまで

需要があれば明日も書く

需要しかない
おつおつ

おう、明日たやで
あくしろよ

需要はあるぞ
さあ、書くんだ


需要てんこ盛り

ドッキリは「悪趣味だなぁ」って思うけどこういう勘違い系は安心して楽しめる期待。ほら10分も寝たら十分だろ

待ってる


ガチャ

モバP「ん? どうしたんだ」

みく「にゃ! ぷ、プロデューサーさん……」

モバP「なんだよその呼び方」

モバP「なんか嫌なことでもあったのか?」

みく「……嫌なことを作った張本人が目の前にいるにゃ」

モバP「え!? 俺!?」

みく「そうだよ! みくはさっき杏チャンから聞いたよ!」

モバP(あー杏のやつドラマの件、口に出しちゃったのか)


モバP「祝ってくれないのか?」

みく「それは……普通は笑顔で祝うところなんだろうけど……」

モバP(こいつは真剣にアイドルに取り組んでいるからな)

モバP(大役を仲間が勝ち取って悔しい反面少しの嬉しさもあるんだろう)

モバP(それが混同して今は気持ちの整理がついていないのか)

モバP「みく、お前の気持ちは痛いほどわかる」

みく「Pチャンはみくの気持ちに気付いてたの……?」

モバP「当り前だろ。俺はお前のプロデューサーだ」


みく「みくの気持ち迷惑だよね」

モバP「いや、そんなことはない」

みく「?」

モバP「お前の気持ちの大きさは俺がよく理解している」

みく「ぴ、Pチャン?」

モバP「だから俺にはお前にもなってほしいと願っているんだ!」

みく「え、ええええええぇぇぇ!?」

モバP『だから俺にはお前にも(嫁に)なってほしいと願っているんだ!」

みく(ど、どういうことなの!?)

みく(みくとしては嬉しいけどでもでもでも……)

みく「だ、だってPチャン杏ちゃんと……」

モバP「杏? ああ、杏も含めみんなにもそうなってもらうさ!」

みく(じ、重婚!?)


事案待った無しの子もいるんですがそれは

やばいって

ふーん、まぁ悪くないかな


みく「そ、そんなのいけないにゃ! Pチャンは一人だけずっと見てないと!」

モバP「みく! 俺はお前も含めてみんなの面倒をみてやりたいと思っている!」

みく「だ、ダメ! ダメったらダメ!」

モバP「……」

みく(あーもう、そんな目で見られたらみくはどうすれば……)

みく(日本じゃ一夫多妻制は認められてないし)

みく(なにより不純にゃ!)

みく(で、でももし仮にみくが承諾すればみくはPチャンと……)

みく(それで子供なんか作っちゃったりして)カァァ

モバP「みく……わかってくれ」キラキラ

みく「うぐ……」

みく「みくは……みくは……」

みく「まだ子供を産むには早いにゃー!」バタバタバタ

モバP「あ、おい!」

ガチャ バタン

モバP「……子供?」


モバP「なんか話が噛み合ってなかった気が……」

モバP「まぁ、いいか」

ガチャ

早苗「……」

モバP「あ、早苗さん。お疲れ様で――」

ガチャリ

モバP「……え?」

早苗「タ・イ・ホ♡」

モバP「」


――

事務所内 取調室

早苗「さぁ、洗いざらい全部喋ってもらうわよ」

モバP「えーっと、これは?」

早苗「とぼけても無駄よ。さっき扉の前で話を聞いてたんだから」

モバP「そうなんですか?」

モバP(なぜ卯月の月9が決まっただけでこんなことをされなければ……)

早苗(はぁ……よりにもよって未成年と淫行なんて……)

早苗「お姉さんがっかりだよ」

モバP「話しが見えないんですけど……」

早苗(それも子供作っちゃうなんて)

早苗「あたし前々から言ってたよね?」

早苗(可愛い子が多いけど未成年には絶対手を出しちゃ駄目って)

モバP「前々から……!」

モバP(そういえばこの前酔っぱらってるときに――)

お姉さん?


モバP『そういえば今度月9のドラマのオーディションがあってー』

早苗『ほんと!? いいわね~。じゃあ早苗さんも応募しておいてね☆』

モバP『あははー。いいっすよー』




モバP「……」

モバP(あれ、結局年齢制限があって書類送れなかったんだよなぁ……)

早苗「まったく、あたしを選んでくれればなんの問題もなかったのに」

モバP「いや、それは年齢的な……」

早苗「年齢?」ピキ

モバP「ヒエ!」

早苗「そう……そんなに若い子がいいの?」ゴゴゴゴ

モバP「いやいやいや! だって仕方がないじゃないですか!」

早苗「仕方がない? そうよね可愛ければ(未成年だろうが)なんでもいいのよね」フフフ

早苗「ごめんね。こんなおばさんじゃ無理よね……♪」ググググ

モバP「たまたま! たまたまだったんです!」

モバP「今度機会があれば早苗さんにも(仕事)振りますから!」

早苗「(腰を)振る!? こ、この期に及んで急に下ネタ!?」

モバP「下ネタじゃないですよ! なに言ってるんですか!」

早苗おばさんにタマタマを振る?(難聴)


早苗「確かにあたしを選んでくれとはいったけど……それって浮気じゃない!」

モバP「浮気って……」

早苗「だって(みくちゃんに対して)愛はしっかりあったんでしょ?」

モバP「え? (卯月に)そんなものないですよ」

早苗「」

早苗「P君……あなたって人は……」

モバP「そりゃプロデューサーとして色々思うことはありますけど愛するまで行っちゃうと過剰かなって……」

早苗「過剰!? 過剰なわけないでしょうがこのばかちんが!」

華麗なくらいに皆一言足りねえ


モバP「過剰ですよ! それに愛で選んだとかだったら僕の職権乱用じゃないですか」

早苗「十分職権乱用してるじゃないの! 悪の権化よ!」

モバP「悪!? え、いくらなんでも自分が選ばれなかったからって言い過ぎなのでは……」

早苗「自分が選ばれなかったからってって……へぇ、随分なものいいね」

モバP「あ、いや……その……」

早苗「わかった。早苗さんにも考えがあります」

モバP「考え?」

早苗「玉を取るわ」

モバP「」

スタドリ飲めば生えてくるからヘーキヘーキ


モバP「早苗さんお酒入ってますか?」

早苗「素面よ」

モバP「あ、あはは、面白い冗談ですね」

早苗「冗談に見える♪」

モバP「うわぁ目がマジだ」アハハ

早苗「……」

モバP「……」

早苗「大人しくしてなさい!」

モバP「いやぁあぁぁ! 玉だけはとらないでください!」バタバタ

早苗「あたしが歪んだ性格を更生させてあげるわ!」

モバP「性格じゃなくて性別が更生されちゃいますって!」


モバP「警察がこんなことしていいんですか! 不当だ!」

早苗「警察? そんなもの今ここにはどこにもいないわ!」

モバP「うわ! この人自分のアイデンティティー捨てやがった!」

モバP(今日の早苗さんはなんか変だ……)

モバP(こうなったら)

モバP「そういえばこの前飲んでた、いい純米大吟醸酒がそこに」

早苗「うそ!?」

モバP「いまだ!」ダッダッダッダ

早苗「あ、こら待ちなさい!」

とりあえず一区切りしたので一旦終了

需要があるなら明日書きます

あるぞ

需要ならあるぞ供給はよ

(需要しか)ないです

このミスリード1対1でのリレーが続いてるけど
何かのきっかけで爆発的に伝播してもおかしくない…

はよ

タマをとる…抗争かな?

地味に愛なんて無いと言われた卯月……不憫だ

明日だぞオナシャス!


モバP(くそ……! 今日のみんなはおかしいぞ!)ハァハァ

――

時間は少しだけ前に遡る――

巴「ふぅ……ダンスっちゅうのも大変やのう」

巴「はよう演歌のレッスンもといボーカルレッスンやりたいんじゃ」


モバP『いやぁあああ! タマ(命)だけはとらないでください!」


巴「カチコミか!?」

巴「っていかんいかん。悪い癖じゃのう」

巴「ここはアイドルの事務所。んなことあるわけなかろうに」

巴「大方Pの奴がアイドルに絡まれとるんじゃろ」

巴「……」

巴(そーやぁこの前……)


モバP『もう少しだけ待ってください』

ちひろ『ダメです。待てません』

モバP『く……でも僕にはスタドリがないとダメなんです!』

ちひろ『はぁ、しょうがないですね。今度の給料から差し引いておきます』

モバP『ありがとうございます!』

ちひろ『まったくー、そのうち東京湾にでも沈めちゃいますよ』

モバP『冗談きついですよー』

アハハハハ

――

巴「……」

巴「うちは馬鹿か。あんなん冗談決まってるけん」

訂正

巴「うちは馬鹿か。あんなん冗談に決まっとる」

巴「でもちぃと待て」

巴(そういえばあいつが飲んどる……なんといったかのう)

巴(そう。スタドリじゃ)

巴(あいつが飲んだ時……)

――

モバP「ぷはぁ!」

巴「いっつも飲んどるのー」

モバP「ああ! これがないと俺ダメなんだ!」グワァ

巴(……目が怖いんじゃ)

――

巴「今にして思えばあの依存性おかしい」

巴「依存……依存……は!」

巴(まさかあの液体は新手のシャブ――!?)

巴「そうじゃ……あん時のモバPの目はポン中の奴の目そのものじゃ!」


巴「いっつもなんかに憑りつかれるようにあれを買ってたのはそがぁなことがあったからじゃな」

巴(ほいでちひろはプッシャー(売人)じゃのぉ)

巴(きっとモバPをシャブ漬けにして金を巻き上げてたんじゃ!)

巴(そいでモバPの懐に金がなくなってから用済み)

巴(ルートがばれんようにタマを取って証拠を消す)

巴「……」

巴「ようやってくれたのう、ちひろ」

巴「うちの未来の盃交わす相手にこがぁなことして」

巴「ただで済むとおもっとるわけないじゃろうなぁ」ゴゴゴゴ

大筋間違ってないな


モバP「はぁ……はぁ……!」ダッダッダ

巴「!」

巴「無事じゃな!?」

モバP「巴か!」

巴「タマととられかかっとるんじゃろ!?」

モバP「よくわかったな!」

早苗「待ちなさーい!」

巴(ポリ……! そうかちひろとグルじゃったんだ)

巴「これはちひろが関係している件じゃの?」

モバP「え? ちひろさん?」

モバP(確かに年齢制限はちひろさんと協議した結果だけど……)

モバP(まぁ、なんでもいいか)

モバP「ああそうだ!」グワ

巴「やっぱしほうか!」

巴「ここはうちに任せて先に行け!」

モバP「いいのか? 相手はうちのプロダクション最強だぞ?」

巴「ふん。上等じゃ」

モバP「……すまん!」タッタッタッタ

早苗「……!」

巴「ここから先は生き止まりじゃぁぁぁぁぁ!」

モバP(く……! 巴……今度お前には飛びっきりの仕事を用意してやる!)グス

気が向いたら夕方に書きます。

次にやってほしいアイドル >>69

ふじりな

はいレス乞食
見る価値なくなったからとっとと辞めてどうぞ

>>70
お前はどの立場から物言ってんだよ

構うなよ…NGしとけ

ト裸ンザム空間で(色んな意味で)さらけ出すか、ELSみたく思考を統一しとけばこんな珍騒ぎには…

スタドリはただのビタミン剤だから…

スタエナは水道水

水道水ってタダじゃん。それで給料引かれるとか犯罪だろ

安価なだけでタダではないだろ

はよ

つづけー

つづけよー

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年09月26日 (火) 01:28:10   ID: 8Y1qPgFV

(需要が)ありますあります

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom