千枝「プロデューサーさん!」トテトテ (22)
初投稿です。
書き溜め等していないのでまったり更新となります。
作中、呼び方の違い、キャラ崩壊とうあるかもしれません、ご了承ください。
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--とある日の昼--
モバP(以下P表記)「よしっと。ひと段落着いたから休憩しよう」
ちひろ「私も落ち着いたのでそうしますかね。Pさんお疲れ様です。」
P「せんかw・・・ちひろさんもお疲れ様です」
ちひろ「まだその癖抜けないんですか?」
P「まだなれませんね・・・」
ちひろ「いい加減なれましょうよ・・・」
P「そうですね・・・」
P「そろそろみんな来る頃ですかね?」
ちひろ「おそらく?」
ガチャ
千枝「ただいま帰りました。」
桃華「ただいま帰りましたわ。」
P「2人ともお疲れ様。撮影はどうだった?」
千枝「ちょっと緊張しちゃいましたけど、なんとかうまくできました。」
桃華「わたくしもいい写真が撮れたと思いますわ。」
P「それなら良かった」
ガチャ
比奈「おはようございますー。」
藍子「おはようございます。」
P「比奈に藍子もおはよう」
ちひろ「比奈ちゃん、藍子ちゃんおはようございます。」
P「比奈は午後からレッスンか。藍子は今日はオフじゃなかった?」
比奈「そうっスー。」
藍子「特に何もなく散歩してたら偶然比奈ちゃんを見かけたので、一緒に来ちゃいました。」ニコッ
P「そうだったんだね。」
藍子「はい!あ、Pさん達はお昼ですか?」
P「そうだねっても俺はコンビニのおにぎりだけだけど…」
ちひろ「私はお弁当作ってきました」ドヤァ
藍子「Pさん、ちゃんと栄養取らないとダメですよ?」
P「わかってるんだけどね…時間が…」
P「なるべくは気をつけるようにするよ」
P「それにしても、ちひろさん、料理できたんですね」
ちひろ「失礼しちゃう!私だって料理くらいできますよ!」
P「なんか意外で…すみません…」
ちひろ「まあいいですが。さてお昼にしちゃましょう。」
P「ですね」
藍子「私、お茶入れてきますね。千枝ちゃん達も飲むかな?」
千枝「あ、千枝も飲みもうかな。お手伝いします。」
桃華「わたくしもいただこうかしら。わたくしもお手伝いいたしますわ。」
藍子「ありがとうございます。それじゃ行きましょうか」パタパタ
千枝・桃華「はい(ですわ)」
----お昼後----
P「ふぅ~もう少ししたら戻りますかね」
ちひろ「そうですね。」
千枝「プロデューサーさん」トテトテ
P「んー?千枝ちゃんどうかしたの?」
千枝「私を大人の女性にしてくれませんか?」
P「ああいいy…え!!?」
ちひろ「!??!!?」
机の下(ガタンッッ!)
比奈(ゴトンッ)(机に頭をぶつける音)
藍子・桃華(言葉を失う)
P「千枝ちゃん、もう1回教えて。今なんて言ったの?」
千枝「え、千枝を大人の女性にしてくださいって言ったんですよ?」キョトン
P「聞き間違いじゃなかったかぁ…」
千枝「な、何か変なこと言ってしまいましたか…?」オロオロ
P「い、いや大丈夫だよ。」
P「にしても大人の女性かあ…難しいなあ…」
P「ウチの事務所基本的にお姉さんっぽい人いないしなあ・・・」
P「比奈ー大人の女性になるにはどうしたらいいかわかる?」
比奈「私なんかにわかるわけないっスよ…むしろ私が聞きたいっス…」
比奈「あ、もうこんな時間じゃないっスか。私レッスン行ってきますー」ソソクサー
P「行ってらっしゃい。」
ちひろ「比奈ちゃんいってらっしゃい。」
ちひろ「Pさん、あそこで固まってる2人どうにかしなきゃですよ」
P「そうですね。藍子、桃華もどってこーい」ポンポン
藍子・桃華「ハッ!」
藍子「ち、千枝ちゃんさっきのはどういう!!」
桃華「さっきの発言はなんですの!?」
P「あーそんなに深い意味じゃないから大丈夫なはずだよ。」
千枝「あの、深い意味ってどういう意味でしょうか?」
P「今は知らなくて大丈夫だよ。いつか知る時が来るだろうから。」
千枝「そうですか…」シュン
P「落ち込まなくても大丈夫だよ」ナデナデ
千枝「うーん…」
藍子(Pさんに撫でられてる…)
桃華(Pちゃまに撫でられてる…)
P「それとして、大人な女性ねえ・・・」(席に戻る)
P「ちひろさんがいるじゃないか!!ちひろさんはわかりますかね?」
ちひろ「私ですか?うーん・・・落ち着きがあるとかですかね?」
P「確かに落ち着きがあれば大人っぽいですかね。」
P「千枝ちゃん、落ち着きがあれば大人の女性になれるというか、大人っぽくなれるんじゃないかな?」
千枝「そうですかね…」
P「まだ納得いかない感じかな。」
桃華「千枝さん、後でレッスンに行く際にわたくしと大人のレディになるために必要なことを考えましょう。」
千枝「桃華ちゃん、ありがとう。」
藍子「大人っぽい女の人ですか…私ももう少し大人っぽくなりたいですねえ。」
P「藍子は十分大人っぽい感じがするけどね」
藍子「そうですかね?自分ではあまりわからないもので…」
P「そんなもんだと思うよ。ね、ちひろさん」
ちひろ「そうだと思いますよ。」
藍子「もうこんな時間だ。私はそろそろ帰りますね。」ニコッ
藍子「桃華ちゃん、千枝ちゃん撮影終わった後だけどレッスン頑張ってね!」
千枝「藍子さんありがとうございます!」
桃華「藍子さん、ありがとうございますわ。」
P「藍子、気をつけてね」
ちひろ「藍子ちゃん気をつけてね。」
藍子「それでは、お疲れ様です。」ガチャ…バタン
桃華「千枝さん、わたくしたちもそろそろレッスンに向かいましょう」
千枝「そうですね。それじゃPさんレッスンに行ってきますね」
P「おー。2人とも行ってらっしゃい。」
ちひろ「2人とも行ってらっしゃい」ニコッ
桃華「それじゃあ考えまsy…」ガチャ…バタン
ちひろ「行っちゃいましたねえ」
P「そうですねえ。」
ちひろ「2人になると静かですね」
P「2人?3人ですよ?」
ちひろ「え?だって私たちしかいないじゃないですか」
P「そんなことないですよ。なあ森久保」(机の下を覗き込む)
乃々「ひいいいい…なんでわかったんですか…」
P「さっき千枝の発言の時机の下から音がしたから?」
ちひろ「よくわかりましたね…」
P「まあその時気付いたんですけどね、いつ入ったことやら」ケラケラ
乃々「結構最初からいたんですけど…まあでも気づいてくれなくても良かったんですけど…」
P「ちゃんと気づくよ。そういや、森久保は大人っぽくなりたいとか思ったことあるの?」
乃々「もりくぼはそんなにないです…静かに暮らせればそれでいいんですけど…」
P「そうなのか。」
ちひろ「乃々ちゃんもまだ14歳ですからねえ。これからですよ」
乃々「うぅ…もりくぼはもう少ししたら帰りますので…それまでここにいますのでそっとしておいてください…」
P「帰る時になったら教えてね。送っていくからさ。」
乃々「ありがとうございます」
補足ですが、この事務所の他に近辺に同系列の事務所があり
その周辺の事務所のアイドルの子達がすむ寮があります。
ほかのアイドルとは面識があるため
変にギクシャクしたりはしないです。
この話だと千枝、森久保がその寮に住んでいます。
ちひろ「私たちも仕事に戻りましょうか」
P「ですね」
----
P「ふぅ…森久保、そろそろ帰ろうか。」
乃々「あっ…はい…」
P「それじゃあ森久保送ってきますね」
ちひろ「はーい、お気をつけてー。乃々ちゃんお疲れ様。」ニコッ
乃々「ちひろさん、お疲れ様です…」…パタン
ちひろ「さて、私ももう少し頑張りましょうかね」
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P「ただいま帰りましたー」
ちひろ「あ、おかえりなさい」
P「そういえば、さっき千枝ちゃんが大人っぽくなりたいってところに戻りますけど」
ちひろ「いきなりですね。」
P「すいません。なんでいきなりあんなこと言ったんですかねえ」
ちひろ「私はなんとなくわかる気がしますけど…あえて言わないことにしておきますね。」
P「はぁ…まあ本人じゃない人から聞いたら本人が怒っちゃいますもんね」
ちひろ「まあそんなところです」
ちひろ(Pさんの横に並びたいんだろうなあって言うのは黙っておきましょう)
P「でも子供の頃に20超えたら大人!みたいな感じでしたけど」
P「いざ自分がそのくらいになっても全然そんな感じしないですよねえ…」
ちひろ「確かにそうですよね。あの頃って大人ってすごい!みたいに思うところありますもんね」
P「そういや、鰐Pさんの所のアイドルの高垣さんと三船さんは大人って感じしますよね」
ちひろ「あーその2人は大人って感じしますねえ。」
P「この前鰐Pさんと飲む機会があってその時に聞いたんですけど」
P「高垣さんってダジャレも言うし、ひたすら飲みに誘われて困るって言ってましたよ」
ちひろ「…人は見かけによりませんね」クスクス
P「まあでもまんざらでもなさそうな顔してたんでそれはそれでいいんじゃないんですかね」
ちひろ「まあ高垣さん美人ですもんね…三船さんのことについては言ってなかったんですか?」
P「あー言ってたな。薫ちゃんもいるんですが、三船さんが世話を焼いてるらしくて」
P「なんかすごいお姉さんというか子供を世話してる感じがして…」
P「とか言ってましたよ」ケラケラ
ちひろ「まあなんとなく想像ついちゃうのがすごいですよね。」
P「ですよねえ。」
ガチャ
千枝「ただいま帰りましたー」
桃華「ただいま帰りましたわ」
比奈「今帰ったっスー」
P「おー3人ともお疲れ様ー」
ちひろ「3人ともお疲れ様です。」
千枝「ふぅ千枝、ちょっと疲れちゃいました…」
桃華「千枝さん今日ははりきってましたものね。」
比奈「私も疲れたっスー…午後からとはいえ夜ふかしはするもんじゃなっスねー」
P「比奈、夜更しはあまりしないようにね」
比奈「わかったっスー。疲れたんでこのまま帰っちゃいますねー」
P「わかった。帰ったらちゃんと休息を取るように。なるべく夜更しはしないようにね」
比奈「わかったっスー。フワァーァ‥それじゃお疲れ様っスー」
千枝「比奈さんお疲れ様です。」
桃華「比奈さん、お疲れ様ですわ。」
比奈「2人ともありがとっスー」
P「じゃあ気をつけてね。お疲れ様」
ちひろ「比奈ちゃんお疲れ様です。」
ガチャ・・・パタン
P「さて俺ももう少しだけやろうかな。」
P「千枝ちゃん、もう少しだけ待てそうかな?」
千枝「あ、千枝は大丈夫です。ちょっと疲れちゃったので、ここで休んでられますしね」ニコ
P「ありがとう。さてと」カタカタ
桃華「わたくしはそろそろお迎えが来るそうなのでこの辺でお暇させていただきますわ」
P「桃華もお疲れ様ー。帰ったらちゃんと休んでね。」カタカタ
ちひろ「桃華ちゃん。お疲れ様です」ニコ
千枝「桃華ちゃん、お疲れ様」ニコッ
桃華「皆さんお疲れ様ですわ。それでは。」ガチャ・・・パタン
----
千枝「Pさん、ちょっといいですか?」
P「んー?手を動かしながらでも大丈夫かな?」
千枝「あ、はい。大丈夫です。」
P「ごめんね。んで何かな?」
千枝「えっとですね、なんで千枝だけ"ちゃん"付けで呼ぶのかなって思いまして。」
P「あれそうだっけ?」
千枝「…はい。」
P「全然意識してなかった…ちひろさん、俺そうなってましたかね?」
ちひろ「特別意識してなかったですけど、確かにそう言われてみればそうだったかもしれませんね。」
P「そうでしたっけ・・・」
千枝「そうですよ!」
千枝「どう呼んでるか確認していきますよ?まずは比奈さん」
P「比奈」
千枝「藍子さん」
P「藍子」
千枝「乃々さん」
P「森久保」
千枝「桃華ちゃん」
P「桃華」
千枝「そして最後に私」
P「千枝ちゃん」
千枝「やっぱり…なんで千枝だけ"ちゃん"付けなんですか」プクー
P・ちひろ(可愛い)
P「なんでだろ。なんか"ちゃん"をつけたくなっちゃうんだよね」ハハハ
千枝「千枝のことも千枝って呼んでください!」
ちひろ「呼んであげましょうよー。一人だけ違うのもあれじゃないですか」
P「そうですね。いい機会ですから変えましょうか。」
P「でもなんか名前だけ呼ぶのも慣れてないから照れますね…」
ちひろ「今朝も私のこと最初苗字で呼びそうになってましたからね」
P「確かに…まあでも意を決して呼びましょうか・・・コホン」
P「…千枝」テレ
千枝「…はいっ」テレテレ
ちひろ(なんですかこれ。私が一番恥ずかしいんですが)
P「ち…千枝そろそろ片付きそうだから送っていくから準備しておいて」テレ
千枝「わ、わかりましたっ!」カオマッカ
千枝(ひゃーーーーすごい顔熱い…)
ちひろ「わ、私は先に帰りますね…!お疲れ様でした」ソソクサー
ちひろ(こんな空間にいたら私が干からびてしまう…)
P「あ、ちひろさんお疲れ様です」
バタバター パタン
P「ってはやっ」
千枝「ちひろさんおt…ってもういませんね…」
P「早かったねえ…俺たちもそろそろ帰ろっか」
千枝「そうですね」
P「俺も今日はもう帰ろう…あらかた終わったしいいだでしょ」
千枝「フフッ。Pさんお疲れ様です」
P「ありがとう、ち、千枝。千枝も撮影にレッスンってお疲れ様」
千枝「あっ…ありがとうございます…」
P「じゃあそろそろ締めるよー」
千枝「はい!」
ガチャガチャ
---帰り道---
P「おー綺麗な夕焼けだ。夕焼けは見えると次の日も晴れになるらしいよ」
千枝「あ、そうなんですか?」
P「だいぶ前に何かで見たんだよね。それで逆に朝焼けは見ると雨が降るんだってさ」
千枝「そうなんですね。また一つ勉強になっちゃいました!」
P「まあ頭の片隅にでも置いとけばいいかもね」
P「あとはツバメっているでしょ?あれがたまに低く飛んでるの見たことある?」
千枝「あります!あれなんでなんですかねえ…ヒュン!ってくるからびっくりしちゃいます…」
P「あれ来ると雨が降るかもーってのがわかるんだよね」
千枝「え?そうなんですか?ただ単に飛びたかったからとかじゃないんですね…」
P「気圧が低くなると雨が降るんだけどねそうするとツバメの餌となる虫とかが地面の方にたまるらしくて」
P「だから餌を取るために低く飛ぶんだって。あの速さでよく見つけられるよね。すごいや」
千枝「初めて知りました…この帰りだけで3つも新しく覚えました」ヘヘヘ
P「まあ大したことじゃないけど、覚えておくとちょっと得したりするかなってね」
千枝「ありがとうございます!」
P「そんなお礼を言われる程のことじゃないよ。」ハハハ
P「そういえば、お昼になんであんな事聞いてきたのか聞いてなかったね」
P「聞いても大丈夫かな?」
千枝「うーん・・・Pさんちょっとしゃがんで耳貸してもらってもいいですか?」
P「ん?わかった」シャガミー
千枝「プロデューサーさんには内緒です」ポショポショ
P「!?!?」
そう言って少し小走りで前に進んでこちらを振り向いて下をペロっと出して微笑んだ彼女は
夕焼けも相まってどの女性よりも大人っぽく見えた。
おわりです。
初めてで勢いで書いたので誤字、脱字等あるかもしれません。
千枝可愛いよ千枝・・・
hmtl化依頼してきます。
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