P「台風じゃなくてハリケーンだけどな」
美希「細かいことは気にしなくていいの」
P「まあ、確かに女性の名前がついてるな。サンディとかカトリーナとか」
美希「だから日本の台風にも名前をつければいいって思うな」
P「それはいいかもしれないな。台風○号って味気ないし」
美希「でしょでしょ?」
P「よし、じゃあ昨日の台風に名前をつけてくれ」
美希「>>5なの!」
カービィ
P「カービィ…」
美希「どう?」
P「いいんじゃないか?被害が甚大なのはどっちも一緒だしな」
美希「じゃあ昨日の台風はカービィに決定ー。ハニーもカービィって呼ぶんだよ?」
P「わかってるって」
P「いやぁ、昨日のカービィはすごかったですね、音無さん」
小鳥「カービィ?」
小鳥(何の話かしら?昨日のカービィ…はっ、もしかして昨日カービィのアニメが再放送されてたのかしら。なら見逃したとは言えない)
小鳥「そうですよね!最初見たときはあのカタツムリはどうかなーって思ったんですけど」
P「カタツムリ?」
P(何だ、カタツムリって…とりあえず話を合わせておこう)
P「音無さんってカタツムリ好きなんですか?」
小鳥「いやー、あの声が妙にツボに入りまして」
P「声!?」
P(いかん、音無さんが何を言ってるのか本格的にわからなくなってきた。ここは…)
P「美希ー」
美希「どうしたの、ハニー?」
P「昨日のカービィすごかったよな」
美希「うん!ミキ、ちょっぴり怖かったの」
小鳥(恐い?確かに当時はあの3Dが恐かったけど)
P「家の近くでもおばあさんが転んで怪我したとか」
小鳥(怪我!?恐るべしアニメ版カービィ…)
小鳥「でも私的にはやっぱりゲームですね」
P「ゲーム?」
小鳥「なんといっても変身ですよ。一見弱そうなファイヤーやアイスでボスを倒したときは…」
P「おい、美希。音無さんは何の話をしているんだ?」ボソボソ
美希「わかんないの。台風を動かすゲームとかあるのかな」
P「聞いたことないけど、塊魂みたいだな」
小鳥「ボスラッシュの時はボールの可能性を…」
小鳥「あ、漫画もありましたね。あれも好きだったなー」
美希「ねえ、小鳥。何の話をしてるの?」
小鳥「何ってカービィだけど」
P「あっ」
小鳥「なあんだ、そういうことだったんですか」
P「すみません。美希と話しているうちにカービィって呼ぶのに違和感なくなっちゃって」
美希「小鳥も呼べばいいって思うな」
小鳥「そうしようかしら」
P「おい、美希!次の台風が来てるらしいぞ」
美希「ホント?さっそく名前を付けるの!」
P「次は何にするか…前のカービィは思わぬ誤解を招いたからな」
美希「小鳥の熱弁を聞かされるハメになったね」
P「それで、次の名前は?」
美希「うーん……>>28!」
竜巻旋風脚
美希「強そうでしょ」
P「竜巻旋風脚か、いつかやってみたいよな」
美希「ミキできるよ?」
P「マジで!?」
美希「行くよ!」タッタキセンプーケン
ゴオオオオ
P「すごい…すごいけど…本当に竜巻起こしてどうする!」
美希「あはっ」
P「ヤバいよヤバいよ」
美希「ハニー似てないの」
P「モノマネじゃねえよ!ホントにどうすんだ」
美希「あっ、看板が飛んでいったの」
P「シャレになってねえ…おい、美希!なんとかできないのか」
美希「ミキは右利きだから逆回転はできないの」
P「じゃあ左利きなら…!」
真美「で、真美は何すればいいの?」
P「真美、竜巻旋風脚できるか?」
真美「んっふっふ~。兄ちゃん、真美がそんな簡単なコマンド…」
P「ゲームじゃなくて!実際に!」
真美「え、そんなのできるわけないじゃん」
P「やっぱりか…」
美希「じゃあミキが教えてあげるの!」
P「真美のおかげで竜巻はなくなったけど」
真美「感謝するんだね、兄ちゃんくん」
P「お前それ絶対悪用するなよ!」
真美「そんなことするわけないじゃん」
P「顔が笑ってるぞ」
美希「いざとなったらミキが相殺するの」
真美「ミキミキ、真美は強くなるよ」
美希「望むところなの」
P「美希…大変なことがわかった」
美希「どうしたの?」
P「実は…台風にも名前があるらしい!」
美希「!?」
P「だから俺たちがしてきたことは…」
美希「無駄…だった…?」
P「ああ」
美希「そんなの認めないの!」
P「落ち着け美希!」
美希「だって…だって…」
P「まだ方法はある」
美希「え?」
P「名前が付けられる前に俺たちで名前をつければいいじゃないか!」
美希「その手があったの!」
P「というわけで次の台風に命名だ!」
美希「らじゃーなの!次は>>42」
風助
P「暴風域デカそうだな。良い名前だ」
美希「じゃあ次の台風は風助だね」
P「よし、じゃあお前らも次の台風は風助って呼べよ!」
おわり
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません