P「ほら、拭いてやるからこっち向きな」フキフキ
くるみ「ふぇ……ごめんね、ありが……」
P「まったく」パクッ
くるみ「ふぇ……?」
P「アイドルなんだから、あまりだらしなくしちゃダメだぞ」モグモグ
くるみ「え、あ、う、うん。ご、ごめんなしゃい……」
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こずえ「んー……」
P「こずえ、こずえ。起きなさい」ユサユサ
こずえ「ふわー……プロデューサー……?」
P「ソファーで寝ちゃダメだって言ってるじゃないか。ちゃんと仮眠室で寝ないと風邪ひくぞ?」
こずえ「ごめんなさい……ふわぁー……」
P「あー、あくびで涙でてるなぁ。ほら、拭くぞ」フキフキ
こずえ「ねむいのー……」
P「立てないくらい眠いのか?しょうがないなぁ」パクッ
P「ほら、だっこしてあげるからばんざいしなさい」モグモグ
こずえ「んー……」
P「よいしょ。じゃ、仮眠室行くぞ」モグモグ
こずえ「んー……ん、んー……?」
愛海「発見!やわらかそうなお山さん!じゅるるん♪」
里美「ほわぁ……?愛海ちゃん、よだれ出てますよ?拭いてあげますねー」
愛海「ウヒヒヒ、お山が向こうから寄って……!?」ヒョイッ
愛海「う、うわっ!?私を持ち上げるなんて……木場さん!?」クルッ
P「よう」
愛海「 」
P「おまえな、またやってんのか」
愛海「え、えへへぇ。これが私のチャームポイントってことで……ダメ?」ウルウル
P「はいはい、お前の妹キャラは俺には通じんぞ。ったく涎ダラダラじゃないか」フキフキ
愛海「ちぇー……って何してんのプロデューサー!私子供じゃないんだから自分で拭ける……」
P「よいしょ」パクッ
里美「ほわっ!?」
愛海「 」
P「ほら、じゃあ折檻部屋連れてくぞー」モグモグ
愛海「はわっ!?えっ、あっ、い、今!えっ!ええぇぇぇぇぇ……!」ジタバタ
里美「あ、あれが間接キス……」ドキドキ
加蓮「ねぇ奈緒、あの噂聞いた?」
奈緒「噂?なんだそれ?」
加蓮「プロデューサーがさ、皆に間接キスしてまわってるって話」
奈緒「はぁ!?なんだよそれ!?」
加蓮「奏とかが噂してたら冗談かもって思うんだけど、里美ちゃんとか愛海が言ってたんだよね。愛海なんて顔真っ赤だったし」
奈緒「えっ、ま、マジなのか!?」
加蓮「本当かどうかプロデューサーに確かめたいんだよね。一緒に聞いてくれる?」
奈緒「行くよ。あたしも気になるしな」
加蓮「プロデューサー、居る?ちょっと話が……」
P「アバッ、アババババッ、アバー……」ダラダラ
加蓮「!?」
奈緒「!?」
加蓮「ちょ、ちょっとPさん!?どうしたの!?」
P「アバッ、アバゴボッ、ゴボボボッ……」ビクンビクン
奈緒「うわっ、凄い汗だ!そ、それに涎も鼻水も……ってコレ、息できてんのか!?」
P「ゴボッ、ガッ、ガ……」ピクピク…
奈緒「どどどどうすればいいんだ加蓮!?人工呼吸!?」
加蓮「わ、わかんないよ!Pさん!Pさんしっかりして!」
ガラッ
凛「プロデューサー!」
加蓮「り、凛!」
奈緒「凛!大変なんだ!プロデューサーが!」
凛「わかってる!ちょっとどいて!プロデューサー!」
P「ガボ……」
ズキュウウウゥゥゥゥゥゥゥン!!!
加蓮「 」
奈緒「 」
凛「んっ……んむっ……」ピチャピチャ
P「んっ、ぐ……」ペロッ,レロォ
凛「んっ、ふぅ、うん……」クチュッグチュッ
奈緒「あっ、あわっ、あわわわわわわわ」
加蓮「しっ、舌、舌入れて……」
P「ふぅ、助かったぜ」
加蓮「……病気?」
P「ああ……他人の体液を定期的に摂取しないと、体内の水分調整がめちゃくちゃになるっていう奇病でな……嘘みたいだと思うかもしれないが」
奈緒「いや、あんなの見たら信じるしかないよ。演技であんなことできるわけないしな……」
加蓮「それで、凛はそのこと知ってたんだ?」
凛「私だけじゃないよ。昔から事務所にいるメンバーはだいたい知ってるんじゃないかな」
P「昔はNGの三人から貰ってたんだが、症状が悪化してそれだけじゃ足りなくなってなぁ……」
凛「できれば皆にも教えておいた方が良いって言ったんだけど……」
P「それでも気持ち悪がる娘も多いだろうから、こっそり対処してたんだが……」
奈緒(その「こっそり」のせいで変な噂が立ってるんだけどなぁ……)
加蓮(っていうか、事情を知らないほうが気持ち悪がられるよね……)
加蓮「……そういう事情なら、私たちも手伝った方がいいのかな?」
奈緒「ええっ!?か、加蓮!?」
加蓮「だってPさんの命に関わることだよ?気持ち悪いとか、そんなこと言ってられないよ」
奈緒「そ、そりゃそうだけど……」
P「いや、気持ちはありがたいんだが大丈夫だ」
加蓮「大丈夫って……今死にかけてたじゃない!」
P「いや、もうそろそろ……」
ガチャッ
ちひろ「す、すいません!出張から帰ってきました!」
奈緒「あ、ちひろさん!」
加蓮「……ねえ凛、ちひろさんは知ってるの?」コソコソ
凛「うん、それこそ事務所の最初期メンバーだからね」コソコソ
ちひろ「プロデューサーさん、私の出張中大丈夫でしたか?」
P「あはは……ちょっとギリギリでしたね」
ちひろ「すいません、事前の用意が足りなくて……」ペコペコ
P「いや、急な出張だったんだから仕方がないですよ」
ちひろ「とりあえず早速……はい、スタハです!」
P「ありがとうございます。これのおかげで生きていけますよ」ゴクゴク
ちひろ「ふふ、よかったです」ニコニコ
加蓮「スタハ……」
奈緒「……なあ、凛、大丈夫ってもしかして……」
凛「うん。プロデューサーがいっつもドリンク飲んでるのはね、そういうこと」
凛「あと、スタドリは有料なのにスタハは無料なのもそういうことだよ」
P「よーし、スタハのおかげで今日も頑張れるぞー!」ゴクゴク
ちひろ「ふふっ」ニコニコ
ちひろ(ああプロデューサーさんが飲んでる、私の……)ハァハァ
おわり
スタハが無料で配られてるのは原料費かからないから説
スタハが他人とトレードできないのは専用の特別な原料が使われている説
ちひろさんはむしろお金払ってもいいくらいに考えてる説
Pが病気だった理由?向井拓海ってやつの仕業なんだ……
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