モバP「俺の...ソーセージ...?」 (49)
前作:モバP「シンデレラふりかけ...?」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499586923/)
の続きっちゃあ続きです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1500679663
前回のあらすじ
お金欲しさにちひろは「シンデレラふりかけ」なるものを開発するが、Pによって発売はナシに。
しかし、ちひろは他にも「Pソーセージ」という商品を開発していたのだった!!!
どうなるP!どうなるちひろ!春香はどうしてそうなっちゃったの!!
・・・
P「俺のソーセージ?それって...」
ちひろ「いや!違うんです!そういうのじゃないです!健全です!」
P「じゃあどういう商品なんですか。」
ちひろ「よく戦隊ものの魚肉ソーセージとかあるじゃないですか!ああいうやつです!」
P「ああ、そういうやつかあ......ってことは?」
ちひろ「ソーセージ+Pさんの写真全20種類から1枚ランダム封入です☆」
P「何してんだよ!」
ちひろ「これが実物です。」サッ
P「マジで戦隊モノのパッケージみたいですね...ん?」
P「なんかソーセージでかくないっすか?しかもちょっと曲がってるし。」
ちひろ「まあ、Pさんのソーセージですしね。原寸大です。」
P「やっぱ健全じゃないじゃん!あと俺のアレこんな感じなの!?」
ちひろ「ちなみにこの箱に入ってた写真は...おっ、Pさんの高校時代のやつですね!」
P「何で持ってんだよ!」
ちひろ「生まれた直後からつい最近のやつまで網羅してます☆」
P「個人情報っていう概念ないの?お前の中に。」
ちひろ「私の辞書にはないですね。」
P「事務員向いてねえよ。だとしたら。」
ちひろ「まあ落ち着いてください。ここからが重要なんです。」
P「はい?」
ちひろ「昨日Pさんは事務所にいなかったですよね?」
P「ああ、幸子の海外ロケに同行してましたからね。」
ちひろ「その間にマーケティングをしておいたんですよ。」
P「ほう。」
ちひろ「事務所の冷蔵庫にPさんのソーセージを置いておいて、アイドルたちがどういう反応をするのか隠し撮りしました☆」
P「マーケティングという名の悪ふざけじゃん!」
ちひろ「その映像がここにあります。」
P「見ます!」
ちひろ(ノリはいいんだよなあ。)
・・・
ちひろ「というわけで、映像の準備が出きました!」
P「888」
ちひろ「実は私も初めて見るので楽しみです!というわけで最初のターゲットは...」
ちひろ「智絵里ちゃんです!」
P「智絵里という天使がどういう反応を示すのか楽しみですね。」
ちひろ「というわけで再生ボタン...ポチっとな!」ポチッ
ターゲットNo.001:緒方智絵里
・・・
智絵里「ふぅ...朝からのお仕事で少しお腹がすいちゃいました....」ドアガチャ
智絵里「何か食べ物ないかな...?」レイゾウコガチャ
智絵里「あっ...何かある。何だろう。」
智絵里「えーっと...Pさんの...ソーセー...」
智絵里「えっ///」アセアセ
智絵里「えっと...その...あの...」アセアセアセアセ
智絵里「ごめんなさい!」ピューッ ドアガチャ
・・・
P「天使でしたね。」
ちひろ「同感です。」
P「焦ってるとことかやばかったですね。」
ちひろ「ぼのぼのの汗かいてる効果音が聞こえるくらいでしたね。」
P「ちひろさん...アンタ最高だよ!」
ちひろ「いえいえ!Pさんのアレがあってこそのソーセージなんで!」
P「やっぱ最低だよ.....あっ、次のアイドルが来ましたよ!」
ちひろ「本当だ。次のターゲットは...」
ちひろ「美嘉ちゃんですね!」
ターゲットNo.2:城ケ崎美嘉
・・・
美嘉「ふうー疲れたー。何か食べるもんないかなー。」レイゾウコガチャ
美嘉「おっ、何かあんじゃん☆何々・・・」
美嘉「プロデューサーの...ソーセー...」
美嘉「えっ/////////」アセアセ
美嘉「こ...こ...」プルプル
美嘉「こんなの見たら妊娠しちゃうよー!!!」ニゲー
・・・
P「妊娠しねえよ!」
ちひろ「まあ思たとおりですけど...純粋すぎて怖いですね...」
P「NUDIEとか歌ってるやつとは思えないっすね...」
ちひろ「保健体育の授業とかちゃんと受けてるんでしょうか...」
P「保健体育とか過激すぎて授業中気絶してる可能性すらありますよ。」
ちひろ「あかん!城ケ崎くんが気絶してもうた!」
P「懐かしいなあ。ネタ本持ってましたよ...あっ、次のアイドルが来ましたよ!」
ちひろ「本当だ。次のターゲットは...楓さんですね。」
ターゲットNo.3:高垣楓
・・・
楓「ふう...お仕事疲れました...少し小腹がすきましたね...」レイゾウコガチャ
楓「あら、何かしらこれ...えーっと...」
楓「プロデューサーの...ソーセージ...新商品かしら?」
楓「こんな商品があるなら、もしかしたら、765プロの亜美真美ちゃんのソーセージとかもあるのかしら...」
楓「双生児のソーセージ...ふふっ。」
楓「我ながらいい駄洒落ね。美優さんに報告しようかしら。」レイゾウコガチャ
・・・
P「やっぱりな!」
ちひろ「やっぱりですね。」
P「あと美優さんに報告する理由って何!」
ちひろ「でも結局食べませんでしたね。」
P「そこは大人の女性ですから...こういう下ネタをうまくかわしたのかもしれないですね。」
ちひろ「ちなみに亜美真美ちゃんソーセージは開発することはできません。だって...」
P「説明しなくていいです。」
ちひろ「亜美真美ちゃんだったらソーセージじゃなくて...」
P「それ以上言ったら早苗さん案件になりますよ。...あっ、新しいアイドルが来ました!」
ちひろ「本当だ。次のターゲットは...仁奈ちゃんですね!」
ターゲットNo.3:市原仁奈
・・・
仁奈「お腹がすいたでごぜーます!なにかねーですか!」レイゾウコガチャ
仁奈「プロデューサーのソーセージ...?よくわからないけどこれにするですよ!」サッ
仁奈「何か変な形でやがりますね!まあ、いいです!いただきます!」パクッ
仁奈「おいしいでごぜーます!仁奈、満足でやがりますよ!」ニッコリ
仁奈「あれ?箱の中に何か入ってやがりますね!何でしょう?」サッ
仁奈「プロデューサーの写真でやがります!誰かの落とし物かもしれねーので、ちひろさんに届けるです!」ドアガチャ
・・・
P「仁奈が笑う、仁奈が笑う。この世のすべてを何も知らず...」
ちひろ「何故に向井秀徳?...でも、仁奈ちゃんはさすがに無邪気でしたね。」
P「何か罪悪感がすごいんですけど...俺が仁奈を汚したんじゃないかみたいな...」
ちひろ「ちなみに仁奈ちゃんの届けてくれた写真がこちらです。」サッ
ちひろ「えっと、〈No.17...あくびをしてるPさん〉...ですね。」
P「いつ撮ったんすか...あっ、次のアイドルが来ましたよ!」
ちひろ「本当だ。次のターゲットは...凛ちゃんですね!」
ターゲットNo.4:渋谷凛
・・・
凛「お腹すいたなあ。何か食べるものあるかな?」レイゾウコガチャ
凛「何これ?プロデューサーのソーセー...」
凛「...」
凛「...」ポケット ニ ソーセージ イレ
凛「...」ドアガチャ
・・・
P「何か無言のまま出て行ったんだけど!怖い!」
ちひろ「目がガチでしたね。」
P「凛、怒ってんのかなあ...」
ちひろ「怒ってるというか盛ってるというか...」
P「後で謝んなきゃ...」
ちひろ「鈍感だな!」
P「ドンカン?凜はカンカンでしょ?...あっ、次のアイドルが来ましたよ!」
ちひろ「本当だ。次のターゲットは...響子ちゃんですね!」
ターゲットNo.5:五十嵐響子
・・・
響子「ちひろさん、ご飯も食べずにずっと仕事してて大変そうだから、何か作ろうと思って...」ドアガチャ
響子「オムライスの材料買ってきたんだけど、お肉だけ買い忘れちゃった。事務所の冷蔵庫に何かあるかなあ...」レイゾウコガチャ
響子「あっ、ソーセージがある!名前も書いてないし勝手に使っていいのかな...えーっと...Pさんのソーセー...」
響子「えっ!?どういうこと!?Pさんのって....えっ!?///」
響子「さすがにこれは使えないかな...いや...でも...」ホワワワーン
響子の妄想の中のちひろ『オムライスに肉の一つも入ってないなんてありえないですよ。プロフィールの特技:料理のとこ変えておきますね。』
響子「なんて言われそうで怖い...お料理得意なんです!なんて歌えなくなっちゃう!!!」ガクブル
響子「Pさんすいません!Pさんのソーセージ、使わせていただきます!」ザクッ
・・・
ちひろ「私のこと何だと思ってるんですか!!!」
P「響子良い子や...ちひろさんのためにオムライスを作ってあげるなんて...」
ちひろ「めっちゃ美味しかったです。」
P「というか昨日そんな忙しかったんですか?」
ちひろ「シンデレラふりかけを作ってたんでめっちゃ忙しかったです。」
P「それかよ!...あっ、次のアイドルが来ましたよ!」
ちひろ「本当だ。次のターゲットは...志希ちゃんですね。」
ターゲットNo.6:一ノ瀬志希
・・・
志希「にゃはー。研究室にこもりっぱなしで何も食べてなかったよー。何かないー?」レイゾウコガチャ
志希「おっ、発見ー。何々...プロデューサーのソーセージ...?」
志希「...」クンカクンカ
志希「匂いイマイチー。...そうだ!」
志希「テレテレッテレー。プロデューサーのフェロモンエキスー。」コウスイトリダシー
志希「これをシュシュシューっと...」コウスイ カケ
志希「これでよしー。あれ?何しに来たんだっけ?まあいっか。」
志希「プロデューサーの匂い嗅いだら何か眠くなってきたし寝ようー。」ドアガチャ
~5秒後~
凛「...」ドアガチャ
凛「...」レイゾウコガチャ
凛「...」ソーセージトリダシ
凛「...」レイゾウコシメ
凛「...」ドアガチャ
・・・
P「凛何してんの!?」
ちひろ「まさか二度目の登場とは...」
P「志希が俺の匂いの香水持ってるのもヤバいですけど...」
ちひろ「突っ込みどころだらけでしたね...」
P「凛やっぱ怒ってませんかね...?」
ちひろ「絶対怒ってませんよ。」
P「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対に?」
ちひろ「絶対です。何か特権でも主張したいんですか?」
ちひろ「これで映像は終了です。いかがでした?」
P「いかがって言われましても...」
ちひろ「これをアイドルに売りつければ億万長者ですよ!」
まゆ「へえ、そういうことだったんですかぁ...」
ちひろ「ま、まゆちゃん!?ホいつの間に!?」
まゆ「ちひろさんの悪だくみキラー、まゆです。」
まゆ「Pさんを使って悪だくみなんて許せませんねぇ...」
ちひろ「慈悲を...慈悲を...」ガタガタ
P「ゾマリかよ。」
まゆ「そして何より許せないのが...」
まゆ「Pさんのアレはこんな形じゃありません!」バァァン
ちひろ&P「...え?」
まゆ「まずPさんは若干右に曲がっています!」
P「え?何の話をしているの?右?インド人の話?」
まゆ「そして、この(自主規制)のとこはもうちょっと大きいです!」
ちひろ「アイドルが言っちゃいけない単語が!ダメです!早苗さんが来てしまいます!」
まゆ「凜ちゃんの目は騙せても、まゆの目は騙せません!さあ、作り直してください!」
ちひろ「わ、わかりました...」
P「いや、作り直しとかじゃなくてさ...俺の許可は?」
こうしてまゆの指導によって作られたPのソーセージはアイドルに爆売れしたのでした。
おしまい
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