モバP「シンデレラふりかけ...?」 (24)
P「ふいー!企画書終了!疲れたー!」
P「にしても8時間飲まず食わずで企画書作ってたから、さすがにお腹すいたなあ...」
P「事務所のキッチンに何かないかなぁ...」テクテク
~キッチン~
P「何もねえなあ...そういえば昨日、キッチンにある食材、かな子がほとんど食べたんだったなあ..」
P「唯一あるのは、サ○ウのごはんだけ...。さすがに白米オンリーはなぁ......ん?」
P「何だこの袋...えーっと、シンデレラふりかけ?」
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P「味は全20種で、一袋20枚入り...何だこれ。またちひろさんの変な商売か?あの人はまったく...」
P「でも今はありがたい。これでふりかけご飯ができる。さて、どんな味があるのかな?」サッ
「きょうこ 恋のハンバーグ味」
P「なるほど。アイドルをモチーフにした味のふりかけってわけね。」
P「にしても、すげえ美味しそう。ちっちゃなハートがギュッと詰め込まれてそう。」
P「でもほかの味も気になるな。他にはどんな味があるのかな?」サッ
「しょうこ きのこ味」
P「ほう。まつたけのお吸い物的な味かな?」
P「おっ、パッケージに何か書いてる。何々...[輝子ちゃんが育ててたキノコを勝手に採取して、ふりかけにしました☆]...」
P「...悪魔め。」サッ
「こうめ 小梅味」
P「おっ、こういうダジャレ的なのもあるのか。ということは...」サッ
「ゆかり ゆかり味」
P「やっぱりあるよな。そうだよな。」サッ
「まゆ まゆ味」
P「まあ、こういうダジャ........」
P「........まゆ味って何味だよ!?」
「まゆ まゆ味 原材料:Pさんへの愛 まゆ」
P「原材料:まゆって何!?何が入ってんの!?これは食材なの!?怖いよ!」
P「あと、他の小袋と段違いに重いんだけど!質量的にも、気持ち的にも!」
P「...み、見なかったことにして次...」サッ
「ありす イチゴパスタ味」
P「これはないな。巴にあげよう。次。」サッ
「のりこ ドーナツ味」
P「白米との相性悪いだろ!あとドーナツって漠然としすぎだろ!何味のドーナツ味だよ!」サッ
「ゆき キャッツが勝った試合の後に飲むビール味」
P「友紀のさじ加減次第じゃねーか!」サッ
「ゆき キャッツが負けた試合の後に飲むビール味」
P「何でどっちの味もあるんだよ!私情の話じゃねーか!あと、多分こっちの方が美味しくないだろ!」サッ
「さなえ そんな友紀ちゃんと一緒に飲んだビール味」
P「この酒飲みがああああ!!!」サッ
「かえで 鯵(アジ)味」
P「うわあ...いや、美味しそうだけどさ...うん...」
「かなで キス味」
P「何だろう...その...楓さんの後だからか、キス味が、魚の鱚(キス)味に見えてしまう。」
P「奏、何か、ごめんな。お前は悪くないからな...」サッ
あいり「アップルパイ味」
しほ「パフェ味」
さとみ「メープルシロップ味」
はじめ「うどん味」
あんず「杏味」
唯「キャンディ味」
みちる「生麺麭味」
智絵里「兎味」
はるな「眼鏡味」
「ふれでりか 何味か忘れちゃった!てへ☆」
P「フレデリカっぽいなあ。絶対食わないけど。原材料のとこも[なんか適当にバーッって入れちゃった]ってなってるし。」サッ
「なな ウサミンの大好物味」
P「ほう。何だろう。ニンジン味とか?えーっと、原材料は...」
「原材料:にんにく、有精卵黄、アマニ油、でんぷん...」
P「これにんにく卵黄じゃねーか!!!!」サッ
「しき トリップ味[要指導医薬品]」
P「なんでふりかけが要指導医薬品認定されてんだよ!怖いわ!あとトリップ味も怖いよ!絶対危ないよ!」サッ
「りいな カレイの煮つけ味」
P「...いや、いいんだけどさ...。このタイミングで出てこられても...。ねえ...。」サッ
「みく 李衣菜ちゃん!!みくは魚が苦手だから別の味に変えてほしいニャ!味」
P「ふりかけで会話するんじゃねーよ!アスタリスク!!!!!女子寮でやれ!!!」サッ
「きらり はぴはぴ味」
P「一体何味なんだ...原材料は...」
「原材料:砂糖・塩・アミノ酸・タンパク加水分解物」
P「これハッピーターンの粉じゃねーか!!!!ちょっと嬉しいわ!!!」サッ
「みなみ 運動後の汗味」
P「新田ァ!仕事を選べ!!」サッ
「??? おにぎりケーキ味」
P「何だこれ...?最後の最後にわからない味が出てきたな...」
P「これで20種類全部出したわけだが...」
P「まともな味が少ないな...さすがにこれは商品化できないな...」
P「というか空腹よりも、ちひろさんに対する怒りの感情が強すぎてご飯とかどうでもよくなったわ。」
P「殴りに行こうか~」
~ちひろ部屋~
P「というわけで悪魔コノヤロォ!!!!」
ちひろ「何ですか?10連してもSSRが出なかったんですか?」
P「確かに出なかったけど今日はそれじゃない!なんだこのふりかけ!」バァァァン
ちひろ「ナ、ナンノコトデスカ?」
P「急にロボ口調になるな!」
ちひろ「アタシ ポンコツ アンドロイド...」
P「勝手に裸になってろ!」
...
P「それで、お金欲しさにふりかけを作ったと。」
ちひろ「はい...」
P「まったく...俺に相談の一つや二つしてくださいよ...」
ちひろ「相談しても却下するでしょ...?」
P「当り前じゃい。でも、打開策を一緒に考えるくらいならしたのに...」
ちひろ「本当申し訳ないです...」
P「まあ、今回の件は俺との秘密ということで、常務への報告はやめときますね。」
ちひろ「マジすか!天使!」
P「でも次はないですからねえ。まったく...」
ちひろ「...」
P「どうしました?」
ちひろ「いやあ...それがその...」
ちひろ「実はもう一つ新商品を開発したんですよね...」
~事務所キッチン~
まゆ「はあ...今日も疲れましたぁ...」
まゆ「少しお腹がすいちゃいました...何か食べるもの...」レイゾウコガチャ
まゆ「あ、何かありますねぇ...何々...」
まゆ「Pさんの...ソーセージ...」
まゆ「..........うふふ。」
おしまい
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