P「千早の胸囲が72なのはおかしい。」 (55)
春香「プロデューサーさん、千早ちゃんの胸をからかうのはダメですよ。」
P「いや、胸というか乳房の大きさは別にいいんだ。人それぞれだからな。俺がおかしいというのは胸郭の事だ。」
春香「キョーカク?」
P「判りやすく言うと、肋骨の中の部分だ。」
春香「千早ちゃんはスレンダーで格好良いですよね。」
P「千早って歌姫と言われる位歌が凄いだろ?」
春香「そうですね。羨ましいです。」
P「肺活量も凄いよな?」
春香「肺活量がないと、歌うのはたいへんですし。」
P「アスリート並みの心肺機能が有るからこそ、力強い歌が歌えるわけだ。」
春香「それがどうかしましたか?」
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P「心肺機能が優れているという事はそれだけ心臓や肺が大きいって事だ。なのに千早の胸郭は狭すぎる。」
春香「あれ?そう言えばそうですね。縦に長いとか?肋骨の数が多いとか。」
P「人間の首の骨は七個有るんだか、キリンの首の骨は何個有ると思う?」
春香「え?人間で七個なら百個位?」
P「答は七個だ。骨の数はそう簡単には変わらない。同じ人間なら余程退化して使われない部分、例えば尾てい骨みたいな所でもなければ、数が変わるのは奇形になる。見た目だけで違和感を感じるぞ。」
春香「確かに、縦に長いと胴長短足になりますけど、千早ちゃん胸以外は非の打ち所がない体型ですよね。」
し、心臓ってでかくなるのか……?
P「トップ72ならアンダーは多目に見積もっても70しかない。じゃあ、人並み外れているはずの心肺は何処に入っているのか?」
春香「... 確かにおかしいですよね。胃が小さい分肺が大きい?」
P「胃は横隔膜の下に有る。胸郭には肺と心臓と気管食道しかないぞ。胃だってもともとそれほど大きい器官じゃない。」
春香「おかしいじゃないですかプロデューサーさん。」
P「だから、千早の胸囲が72なのはおかしいんだ。」
春香「不思議ですよね。」
P「不思議だよな。」
千早編終わり
>>6
運動すれば多少大きくなります。一回り位かな。
肺活量は肺の大きさにもよりますから、人より胸郭が小さい千早の肺活量が人より大きいのは変じゃね?って話です。
全員出来るかはわかりませんが、何人かはやるつもりです。
P「おかしいと言えば、小鳥さんもおかしな所が有るな。」
春香「妄想癖ですか?」
P「それは単なる趣味だろ。他人と違うってだけだ。」
春香「じゃあ何処がおかしいんですか?」
P「小鳥さんに男っ気がまるで無い事。」
春香「確かに美人なのに恋人とか居ないですけど、恋人の居ない美人なんてざらにいるんじゃ?」
P「小鳥さんは妄想癖を除いたら完璧超人だぞ。美人で可愛らしくもあり、胸も有る。むっちりした太股は大半の男の心を捉えるだろう。さらに料理も出来るし、歌も上手いし、やさしいし、気遣いも出来る。」
春香「確かに高スペックですよね。」
P「小鳥さんの理想が高過ぎる訳でもないし、恋人を欲しいとは思っているし。」
春香「そう言われるとそうですね。」
P「一番おかしいのは小鳥さんは割りと押しが弱いのに誰も手出ししない事だ。」
春香「押しが弱いから恋人が出来ないんじゃ?」
P「それは小鳥さん側から恋人を作ろうとした場合だな。男の方からアプローチするなら、落としやすいって事だぞ。春香の友達で告白されて断りきれずに付き合う事になったって話は無いか?」
春香「ああ、有りますね。」
P「だろう?あれだけ魅力的な女性が一度もそんなアプローチを受けてないのはおかしくないか?少なくとも、見た感じでは落としやすそうなハイスペック女子だぞ。」
春香「好みに合わないから御断りしたんじゃ?」
P「だったら、好みじゃない人にしかモテないって言うんじゃないかな?」
春香「ですよね。」
P「だから小鳥さんに男っ気が無いのはおかしいと思うんだ。」
春香「周りに草食系しか居なかった?」
P「それくらいだな、考えられるとしたら。偶然にしても希な状況だけどな。」
小鳥編終わり
P「おかしいと言えば真の乙女チック観もおかしい。」
春香「少女漫画の影響を受けすぎですよね。」
P「いや、漫画やアニメや小説の影響を受けているならおかしくはない。よくある話だ。」
春香「え?じゃあ何処がおかしいんですか?」
P「真の乙女チック観はフリフリのドレスを着て、王子様が迎えに来てくれるって感じだろ?」
春香「おおざっぱに纏めるとそうですね。」
そもそも男っ気のある環境にいたのか?
一貫女子校→765入社とか男との出会いほぼないぞ
近くには過保護なおっさん2人もいるし
P「今の少女漫画でそんな話、何処に有るんだ?少女漫画でも四十年前位のテイストだぞ。じゃなきゃディズニーアニメか。春香だって少女漫画を読んだ事はあるだろうけど、真の乙女チック観に合うのを読んだ事あるか?」
春香「... 無いですね。王子様キャラが自分を好きになって勝手にアプローチして来るってのは有りますが、フリフリドレスはありませんでした。」
P「あったとしても、王子様キャラのプレゼントで、自分から着るものではないな。着る事より貰う事に意義が有るんだから。じゃあ、真の乙女チック観は何処から来たんだ?」
春香「不思議ですよね。」
P「不思議だよな。」
P「おかしいと言えば、律子が芸能界に居るのもおかしいな。」
春香「そうですか?律子さんみたいな堅実な人が裏方に居ないと芸能プロなんかやっていけないじゃないですか。」
P「確かに律子が居ないとうちは回らないな。経理やら色んな資格を取って堅実に将来の独立に備えているし。」
春香「それの何処がおかしいんですか?」
P「芸能プロ自体が博打なんだよ。」
春香「そうなんですか?」
P「そうだよ。うちは幸運にも売れっ子ばかりだけど、芽が出ずに消えていった芸能人がどれだけいるか。一年で四百人程デビューして残るのは一桁行くか行かないかの世界だぞ。」
春香「うわ、数聞くと本当に博打ですね。」
P「女の子一人アイドルデビューさせるにはかなりの金額が必要になる。レッスン、衣装、広告なんかな。デビューしても売れっ子になる確立は1%有るか無いか。律子の能力なら、芸能界でなくても芸能関連の仕事でいくらでも儲けられるだろうに。」
春香「そう考えると律子さんが芸能界に居るのも不思議ですよね。」
P「それだけアイドルってものが好きなんだろう。俺としては有り難いが。」
春香「そうですね。」
書き忘れ、律子編終わり
P「おかしいと言えば、春香が普通だとか、無個性だとか言われるのもおかしいよな。」
春香「え?私ですか?でも、私リボン位しか特徴無いですよ?」
P「それは一言で言い表せる記号でしかないぞ。人間なんて一言で全て言い表せるものじゃないぞ。俺が春香を言い表すなら、765プロの中心にしてムードメーカー。女王様でもお笑い系でも、優しいお姉ちゃんでも、可愛い妹でも、腹黒あざとキャラでも、無気味キャラでも何でもこなせる万能系アイドル。とでも言うかな。」
春香「わわ、プロデューサーさん、褒めすぎですよ。つか、長いですよ。」
P「でも全部出来るだろ?」
春香「まあ、できますけど。」
P「何でもこなせるから、逆に一言で言い表せないだけで春香は普通でも平凡でも無個性でもないよ。」
春香「プロデューサーさんが、そう言ってくれるなら自信持っていいかな。」
P「勿論だとも。春香は俺の自慢のアイドルだよ。」
春香編終わり
他のキャラはおかしい所は有れど使い古されたネタしか思い付かないので、取り敢えず終わりです。
何か思い付いたらまた書きます。
読んで下さって有り難うございます。
>>23
一貫女子校卒業してアイドルになり、5年後に引退、芸能プロに事務員として就職と考えても最低5年は普通の社会人として過ごしているはずだし、オタク趣味に没頭していたとしてもナンパすらされないのは有り得ない気がします。
ただ、強引に回答を求めるSSでもないのでこれで。(春香に関しては除く)
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