ワイ「な、なんやお前ら!?この剣はワイのや!」
ワイ「ワイが抜いたんやから好きにしてもええやろ!」
ワイ「早速売っぱらって風俗行ったろ!!」
村長「ワイーーーッ!!」ドンッ
ワイ「そ、そんちょァ……!」ポロポロ
村長「エクスカリバーを抜くとは……お前はやはり逸材だったか…!」
ワイ「へ?勝手に売ろうとしたの怒らへんのか?」
村長「怒るどころか褒めたいところだよワイ」
ワイ「やったぜ!」ブンブン
キランッ
ゴォォォオオオオオオオオオオ!!!!!
ワイ「」
村長「余波で村が半分消し飛んだか……」
村長「お前の力はもはや人を軽く超えておる」
村長「村を出た先にある王国に行くといい……私が推薦状を出しておく」
村長「そこで剣の技術と王たる資格を得るのじゃ」
ワイ「どういうことなの(困惑)」
男の娘「ワイ君は聖剣に選ばれた聖剣候補になったんだよ!」
ワイ「お、お前は男の娘ちゃん///」
ワイ「で、聖剣に選ばれた聖剣候補ってなんや?」
男の娘「世界には7つの聖剣が存在してるのは知ってるよね?」
ワイ「お、おう、それくらい知ってて常識やろ」
男の娘「現時点では6つの聖剣はすでに抜かれていて、6名の聖剣候補は決まっていたんだ」
男の娘「でも、最後の1本……エクスカリバーだけは抜かれていなかった」
男の娘「しかし……今、ワイ君がそのエクスカリバーを抜いたんだ!!」
ワイ「ッ!!」
男の娘「つまりワイ君は7人目の聖剣候補になった……!」
男の娘「これから、王国で他の聖剣候補たちと武芸を競い」
男の娘「真の王たる者を選別する権利を得たってことだよ……!」
ワイ「めんどくさ!仮にワイが権利を放棄したらどうなるんや?」
村長「危険人物として王国から懲罰部隊が派遣されるぞい」
村長「多分数日でワイ君の命はないぞい」
ワイ「」
ワイ「で、でも、懲罰部隊とか今のワイならイチコロやろ?」
村長「聖剣候補を討ち果たしたとなったら王の座に近付くぞい」
村長「だから他の乗り気な6人の聖剣候補はワイ君を血眼で殺しにくるぞい」
ワイ「ワイは王国に行って王様になるッ!!」ドンッ
村長「それでいいんだぞい、お前の世話役として男の娘を従えるといいぞい」
男の娘「よ、よろしくね///ワイ君///」
ワイ「やったぜ」ギンギン
八百伊(やおい)王国
ワイ「うわーすっげー大きい」
ワイ「ワイは今日からここで暮らすんだ!暮らすんだ!」
男の娘「はしゃいでるワイ君かわいい?」
ワイ「お前のほうが可愛いよ」
男の娘「///」
住民「ザワザワ……あいつあ最後の聖剣を抜いたワイか……!」
住民2「そこはかとなくオーラを感じる……!」ザワザワ
ワイ「すっかり噂になってるな」
男の娘「そりゃそうだよ、ここ10年くらい最後の聖剣候補が見つかってなかったからね」
男の娘「今や王国は聖剣候補が見つかったことで大盛り上がり」
男の娘「近いうちに大盛況なお祭りも開催されるだろうね」
ザッ
美人巨乳「貴方が7人目の聖剣候補かしら?」
美人巨乳「ちょっとお姉さんとあっちで遊ばない?」っ裏路地
ワイ「は?女風情がワイに話しかけるな」
ワイ「男になって出直してこい」
美人巨乳「チッ……ホモかよ……」ペッ
美人巨乳「ホモに人権はない!ホモは家畜同然!」
ドォォォォォォォォン
ワイ「と、突然なんや!?親方!空から一本の大きな剣が!」
男の娘「あれは聖剣デュランダルだ!」
ショタ「ホモを差別するなんて許せない……許せないッ!!」ザッ
男の娘「あの子は……4人目の聖剣候補……!二つ名はケダモノ……!」
ワイ「結構かわいいショタやんけ!あぁ~ウズウズしてきた~」ギンギン
美人巨乳「」
ショタ「気絶したか……ホモを侮辱する悪いノンケはこうだ!」ズボッ
ワイ「!?」
ワイ「あのショタが糞女に剣を突き刺したと思ったら、糞女がふたなりになっていた!」
ワイ「何を言っているのかわからないと思うが、ワイも状況がよくわからない」
男の娘「あれはデュランダルの特性の一つ、ふたなり化だよ」
ワイ「ふたなり化……?」
男の娘「デュランダルに傷をつけられた者はふたなりになり」
男の娘「一生忠誠を誓う奴隷となる……!恐ろしい能力だ!」
ワイ「ヒエッ……もしかして他の聖剣にも特性ってあるんか?」
男の娘「もちろんだよ!ワイ君のエクスカリバーの特性はね……」
ショタ「おっと、見苦しいところを見せて済まないね」
ワイ「別にええんやで、ノンケはひどいことされて当然やからな」
ショタ「君とは気が合いそうだ、では、また後で」ペコリ
ワイ「はぁ……かわいい……」
男の娘「…………」プクーッ
ワイ「何膨れとるんや?」
男の娘「ワイ君が他の子にデレデレしちゃってるからだよ!」プイッ
ワイ「仕方ないやろ、男なんやから」
ワイ「可愛い子がおったら目移りするのは当然なんや」
ワイ「それより、早く王城に行こうや、遅刻したら恥をかくンゴ」
男の娘「それもそうだね」
数時間後
王「よくぞ来てくれた、7人の聖剣候補たちよ」
老人「ククク……狂気の沙汰ほど面白い」
レズ「おーっほっほ!私が王となった暁には、同性婚を許可しますわよ!」
オーク「俺よりデカイ奴に会いに来た」
ショタ「ノンケに死を!ホモに救済を!僕はメシアになる!」
ホモ「あまり威勢のいい言葉を使うな……ノンケに見えるぞ?」ユラァ
百合「男性のいない世界こそ真実……!」
ワイ「(なんやこいつら……聖剣候補ってろくでもない奴らばっかりやんけ)」ヒキッ
王「お前たち7人には、次世代の王を決めるべく」
王「様々な武芸で競い合い、王たる資格を持っているものを見分けさせてもらう」
王「まずは力の強さを測らせて貰おう……」
王「3日後、こちらが決めた組み合わせで聖剣候補同士、対戦して頂くぞ」
王「期待しておるからな」
ワイ「対戦って……ワイ、剣の扱い方すら知らんのやが」
男の娘「僕に任せて」グッ
ワイ「任せて大丈夫なんか?」
男の「勿論だよ」
三日後
ワイ「ケツが痛い……三日三晩特訓はしたけど」
ワイ「通用するんやろか?」
老人「君が対戦相手のワイ君だね?よろしく頼むよ」アクシュッ
ワイ「よ、よろしく頼むで……!」グッ
ワイ「(こいつは老人……二つ名は『抜根』やったか……?)」
ワイ「(抜くことに関して右に出るものはいないとか……)」
王「それでは、聖剣候補同士の第一試合を執り行う」
王「両者構え……ッ!!」
老人「ゆくぞっ……!!」ザッ
ワイ「頑張れ頑張れ……ワイはやればできる…ヤればできる…」ブツブツ
王「開始ッ!!!!」
ワイ「先手必勝や!!死にさらせ!!」ダッ
老人「ククク……若者は勢いがあっていいのう……」トンッ
遠くで見てる男の娘「あの老人……自分の剣の柄を叩いた?なぜだ?」
ワイ「うっ……」ドピュドピュ
ワイ「な、なんや……いきなりワイの息子が射精しよった…」ガクッ
老人「若者よ、儂の聖剣の特性を特別に教えてやろう」
老人「儂の聖剣、天叢雲は柄を叩くことで範囲内にいる人間を強制的に射精させるという特性を持つ」
老人「射程距離も短い、効果も地味だが……予備動作が少なく牽制にはもってこいじゃろ?」
老人「ほれほれ、脱力しているとドンドン射精させるぞい」トントントン
ワイ「あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」ドピュドピュドピュドピュ
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