【コンマ】崩壊した世界を旅する15【安価】 (1000)
コンマによる判定と安価による選択で、崩壊した世界を旅するSSです。
結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。
最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ますが、一応できうる限りキリのいいところまではやるつもりです。
なお、スレ主は主にスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498825522
テンプレは下のwikiにまとめられております。
編集者の方に、心より御礼申し上げます。
http://ss.vip2ch.com/jmp/1485168424
では、再開します。現状は以下の通りです。
ダメージ 1676
ブランド残りHP 16396
※朦朧ストック2回
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7-5)×4
ダメージ 2944
ブランド残りHP 13452
※朦朧ストック1回
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7-5)×4
ダメージ 3392
ブランド残りHP 10060
「うおおおおおお!!!」
私は全霊を込めてブランドを殴った。まるで岩を殴っているような感触だ。だが、それでもずずっ、ずずっと僅かに奴は後退する。
……これでどうだ??
※75以上でブランド停止
※ブランド停止せず
ブランドは白い瞳で私をギロッと睨んだ。来るか?……と思った次の瞬間。
奴から無数の光条が発せられた!これは……マズいっ!!
90-器用さ(30)×1.5=45以上(シデ、コンマ下)
95-器用さ(28)×1.5=53以上(ダナ、コンマ下2)
100-器用さ(17)×1.5=75以上(ミドル、コンマ下3)
85-器用さ(14)×1.5=64以上(ライラ、コンマ下4)
95-器用さ(28)×1.5=53以上(ジュリア、コンマ下5)
※魔法攻撃のため、夢想転生でのカウンターは集気弾
※ミドルとライラが被弾
※シデ、ダナがカウンター(カウンター処理はダメージ判定後)
ダメージ
コンマ下一桁×30+250-知力(28)×7-50(ミドル)
コンマ下2一桁×30+250-知力(31)×8-110(ライラ)
※ダメージ量×10、ブランドのHP回復
ダメージ
ミドル 244
ライラ 162
ミドル残りHP 32
ライラ残りHP 150
気絶判定
ミドルはコンマ下、ライラはコンマ下2で50以下で気絶
※ミドルへのクリティカルは絆効果で無効になっています
※二人とも気絶(30は無効票)
※ブランド残りHP 14120
「……か……はっ……」
光条はミドルとライラの腹部を貫いた!激しい苦悶の表情を浮かべたあと、二人はその場に崩れ落ちる。
……まだ息はあるようだが……本格的にまずいことになった。
ブランドの傷も、急速に塞がり始めた。だが、攻撃の後の隙も大きいか??
私が攻撃体勢に入った、次の瞬間。ダナが猛烈な勢いで斬りかかるのが見えた。
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(25)×7+知力(22)×6)×4×x
※ダナは縮地は使っていません。
※ダメージ式は正しくは下です。
(コンマ下一桁×7+筋力(25)×7+知力(22)×6)×6×x
x=4
ダメージ 8712
ブランド残りHP 5410
※ブランド停止判定 30以上で成功
流れ切って悪いんだけど、ブランド停止の75以上の判定ってダメージとかの判定とは違うから考察っているんじゃないの?
※ブランド停止
ダナの剣が光を帯び、ブランドの身体を微塵切りにした。鮮血が、奴の身体から噴き出る!
「ギャ……GYAUUUUUUU!!!!」
ダナは肩で息をしながら振り向いた。ブランドはまだそこに立っている。しかし、そこから一歩も動く気配はない。
傷口が塞がっても、奴はピクリとも動かなかった。
「……やったか??」
「はあっ、はあっ……多分……ミドルたちは?」
ミドルの傍らにジュリアが駆け寄っていた。傷は相当深い。……致命傷に近いが、まだ何とかなる。
私は鉢金の力を解放した。白い光が、二人に降り注ぐ。意識はまだ戻らないだろうが、それでも急場は凌げるはずだ。
『やってくれましたね。……心底助かりました。ここからはまた、私の出番です』
隔壁の向こうから、ブレイズの声が聞こえてくる。ひとまずは、窮地を脱したとは言えそうだ。
少し休憩します。
>>45
戦闘中はアイテム使用の有無だけとしましたが、かえって混乱させてしまいましたね。猛省です。
通常パートに戻りますので、ちゃんとした考察がなければ無視するように戻します。
########
私たちは、コーウィンにゲートを開いてもらい、彼の邸宅に戻った。
ミドルとライラは、まだ意識を失ったままだ。命はとりとめているが、治療は必要だろう。ミドルは特にだ。
「よく戻ってきたね。……すまない、無茶を振ってしまった」
「いえ……ミドルのお陰です。彼がブランドの弱点を言ってくれなかったら、もっと悲惨な目に遭っていた」
私はジェラードからミドルに視線を移した。そう、彼がアンバライトの場所を言ってくれたからこそ、この程度で済んだのだ。感謝するしかない。
「一応、これ以上の暴走はないはずだ。ただ、どこまでブランドが『戻っているか』は別の問題だけど。……ブレイズに任せるしかないな。
しばらくはまだかかるだろう。信じて待とう」
ジェラードは冷めた茶をすすった。……一人ぐらいには、話をする時間があるだろうか。
1 エリックに何をしていたか聞く
2 フローラにマリーンの状況を聞く
3 フィオナに増幅装置の小型化について聞く
4 コーウィンにクレアの話を聞く
5 自由安価
安価下5多数決、考察必要
「ジェラード、ミドルとライラは治せますか?……特にミドルはかなりの深手です。
一応、鉢金の力で生命力は戻しましたが……」
ジェラードがミドルを診る。腹部の鎧の隙間から、傷口が覗いていた。出血は一応止まっているが、内臓はどうか分からない。
※30以上で成功
※強クリティカル
「お安い御用だ。あと、後で君らに渡したいものがある。全てが終わってからだがね」
ジェラードはミドルの傷口に手をやった。みるみる傷口が消えていく。やがて、ミドルは目をしばたかせた。
「……あれ、ここは……ブランドはどうなったんです?」
「何とか鎮圧したよ。……皆無事だ」
「ミドルっ!!」
ジュリアがミドルに飛び付いた。目に光るものがある。
「……良かった……あのまま、死んじゃうかと、思って……」
ミドルは少し状況が呑み込めてないのか、呆然とした様子だ。やがて、ライラも目を覚ました。
「んーっと。……あれ、ミドル、ジュリアちゃん、どうしたの?……ってブランドは?」
ライラも少し混乱しているようだ。どうも、ジェラードの時間遡行は記憶も逆行させてしまうらしい。
……その時、ジェラードの「電話」が鳴った。
「ああ、僕だ。……そうか、分かった」
ジェラードは頷くと皆の方を向いた。
「一応だが、ブレイズが一息ついたらしい。次元牢に戻ろう」
########
次元牢に戻ると、ブランドが隔壁の外で横たわっていた。ブレイズが汗でびっしょりとなって座り込んでいる。
「……やっと……終わりました……」
「ありがとう、君には救われたよ。……ブランドはどうだ」
ジェラードの言葉にブレイズは……
01~20 精神を漂白するまでが精一杯でした……
21~40 精神を上書きしましたが……記憶は失われていますね
41~60 精神を上書きしましたが、どこまで上手く行ったか……力までは、戻らなかったかもしれません
61~94 恐らくは、上手くいきました。力も、ある程度戻ったはずです
95~99 万事上手くいきました。……ベネディクトやケインの脅威にはなり得るでしょう
※一応、髪飾りは有効です。クリティカル=95~99が保証されます。
それを踏まえ、改めてコンマ判定します。説明不足、申し訳ありません。
髪飾りを使いますか?
安価下5多数決、考察必要
使う
折角だし完全復活させた礼に物を乞うのもありかも。それにしても最初に使った1回勿体無かったかも…?後でどういう判定がどれくらい減ったか納得いくように教えて欲しいかなぁ
とりあえず首飾り残せたしめでたしめでたしなのかな
しかしこれ帝国サイドは教団にかなり大きな借りを作る事になるね。さらにいうならブランドの精神の支配権はブレイズにあるから強く出られなくなる
ジュリアンやコーウィンだいぶ丸くなったし王位継承争い自体が終わってくれたらいいけど
今日はここまで。
>>80
5段階に分けられる予定でした。
1)25以上
2)35以上
3)50以上
4)60以上
5)75以上
クリティカルで一つ上に飛ばせます。つまり、髪飾りを2回使えば確実に乗りきれるようになっていました。
最後に>>68の判定があって締めです。ただ、これだと宝珠を使っても弱体化ブランドになるのでベストではありません。
個人的に1、2は自力で何とかするかなと思っていました。3まで自力で超えればかなりおいしかったと思います。
それでも本編の進行は、それほど悪くないはずです。
ジェラード相手の強クリティカルもそうですが、ダナがケインの揺さぶりに動じないのが確定し、コーウィン関連イベントも進み始めたためです。
ここはダナが当面戦力外になる可能性もありましたからね。首飾りを温存できましたし。
>>81
これは次の進行に関わる点ですが、ブランドは何だかんだで「一度死んでいる」のです。つまり……
>>83
ベネディクトとケインが死んでも、エリックは諦めてません。
本編で彼が再び引っ掻き回すことはないはずですが……
暴走ブランドの強さが大体本ルートのラスボスクラスってことなのかな?
これってシデは針金とジャケットあるから被ダメ4分の1?つーか手甲は防具も兼ねてるようなもんだし8分の1?
>>88
暴走ブランドですが、あれでもブレイズによって弱体化してます。
HPは本来あの倍ぐらいですね。
ただ、暴走ブランド完全体と同等の相手とやることは、多分ないはずです。
ミドルの弱点看破が大きかったのは、言うまでもないですが。
>>89
そういう計算にはならず、一律半分です。バランス上の問題です。
この髪飾り前提みたいな難易度は本来なら完全復活させる気はさらさらなかったってことかね
>>94
1、2まで自力で突破してもらい、ブレイズが無事ならワンチャンぐらいでしたね。
ブランド復活させる気がなかったわけではないですが、適切な選択と運がないと厳しいものにするつもりでした。
まあ、今回でも運が必要でしたが…。ブランド戦は、割りとスレスレだったのです。
再開します。
「ブランドについては、ほぼ上手くいきました。力もそのままのはずです。ベネディクトやケインと戦うなら、かなり心強いかと」
「……よし。大分光明が見えてきたね。あとどのぐらいで目を覚ましそうだい?」
※50以上でイベント開始
※今回から、コンマ取りの方法を通常通りに戻します(常時考察不要)
※イベントなし
「まだ、目は覚まさないでしょうね。かなりの荒療治でしたから……数日はかかるかもしれないです」
ジュリアンとフィオナが心配そうにブランドを見た。本当に正気に戻ったかを確認するまで、安堵できないのかもしれない。
「そうか、なら彼を交えての話し合いは、また後日だね。恐らくは……」
「『第一研究所』への潜入と、ケインの一連の計画瓦解をどうするか、ですね。
戦力はこちらが優位のはずですが、まだ何を隠しているか……」
コーウィンがジェラードを見た。
「まあ、何にせよ第四十階層に行かないとな。僕らが全てやってもいいが、ケインだけはシデ、君たちがやらないといけない。
一応、君たちの方でも第四十階層を目指してくれ。もし到達できそうなら、その時また会合を開こう。
……随分不満そうだな、エリック」
ジェラードの言う通り、エリックは見るからに苛ついていた。
「ケインごとき、余だけでも何とかなる!人間が邪魔?ならば消し去ればいいだけではないか」
「『新人類』は、ベネディクトがダリオを元に作った『作り物』と同等と聞いたが?甘く見すぎなのは、君の方だろう。
それに、その死にかけの身体で何ができるというんだい?……まあ、死にたきゃ死ねばいいさ。僕は知らない」
※75以上で追加イベント
※イベントなし
「まあいい。余にもまだ、『切り札』がある。それをぶつけ、ケインを潰す。
せいぜい人間と悠長にやっていろ。余は勝手にやらせてもらう」
そう言うと、エリックは虚空に消えた。
「……何のことだ?」
「さあ、ね。そもそも今まで姿を現さず、今回だけ来たってのも解せないんだが……。
まあ、何にせよシデ、よくやってくれた。心から感謝するよ」
ジェラードは私の手を握った。
「……できることをしたまでです」
見ると、もう二本の手が差し出されている。ジュリアンとフィオナだ。
「……ありがとう。兄さんを救ってくれて……。正直、半ば諦めていた。
『兄さんを殺してくれ』と言ったこともあったが、結果としてはそれ以上になった。
まさか、人間に貸しを作るとは思わなかったが……。
それと、ジュリア。成長したな。後で少し来てほしい。少し君に、渡したいものがある」
ジュリアンはジュリアを見た。彼女は「分かりました」と頷いた。
「ジュリアンに言われたいことは言われちゃったわ。まあ、感謝するだけはしてやるわよ。
ケインを殺したら、仕切り直しかしらね」
フィオナは苦笑した。
私はコーウィンを見た。眠るブランドを、何とも言えない表情で見ている。
私の視線に気付いたのか、コーウィンは小さく頷いた。言葉こそなかったが、「本当の勝負はこれからだ」と言っているように思えた。
※ミッション「ブランドを倒せ!」は失敗しました。
ただし、救済アイテムが最低二個貰えます(貴重品)
#######
「……さて、一通り片付いたようだね」
次元牢には、私たちとジェラード、そしてコーウィンが残った。
ブランドは次元牢に併設されているベッドに運ばれ、ジュリアンとフィオナが面倒を見ている。ジュリアも連れていかれた。
「まず、さっき言っていたものを、君たちに渡したい。今後、必ず役に立つものだ」
ジェラードが取り出したのは……
01~40 グローブだ
41~70 ブーツだ
71~94 鎧だ
95~99 指輪だ
ジェラードが取り出したのは、一足のブーツだ。……これは??
※70以上で神器、未満で準神器
「これは『破壊神シヴァのブーツ』だ。神器、とまではいかないが、十分に実用にたえる品だろう。是非、使ってくれ」
※破壊神シヴァのブーツ
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+3、ダメージ修正25、ダメージ軽減40、コンマ修正5
特殊能力は特になし
※誰に装備させますか?
安価下5多数決、考察必要
上げます。
自演者は無効です。なのであと1枠あります。
シデに決定ですが、スロル王のブーツはどうしますか?
安価下3多数決、考察必要
最新ステータスです。
シデ(持ち越し1p)
HP 226+160(386)
筋力 11+15(26)
知力 12+4(16)
器用さ 19+14(33)
賢さ 20+4(24)
耐久力 12+5(17)
魅力 14+8(22)
ダメージ修整 110
ダメージ軽減 170
コンマ修正 35
ダナ(持ち越し1p)
HP 260+110(370)
筋力 17+11(28)
知力 16+6(22)
器用さ 20+6(26)
賢さ 12+5(17)
耐久力 13+5(18)
魅力 16+3(19)
ダメージ修整 110
ダメージ軽減 100
コンマ修正 25
「これは、私が使っていいだろうか?今のブーツは、ダナに渡そうと思う。少し大きいかもしれないが……」
「ううん、大丈夫だと思うよ。きつめに縛っちゃえばいいだけだし」
私はジェラードに一礼した。彼は笑って「それには及ばないよ」という。
「本当は神器を渡したかったんだがね。僕のは君らでは使えそうもなかったから、代わりのものですまない。
……さて、さっきは話の途中だったね。少し、『クレア』って女について聞きたいんだが。何者だい?」
コーウィンは少し目を閉じて言った。
「……ダリオの母親です。私が初めて、『一族』であるのをやめられた女でした。
不思議な女でした。生娘のような稚気を見せたかと思えば、老婆のような智恵もあった。何より、魔力に対する感度が人間とは思えないほどだった。
結局、最後まであいつのことは、よく分かりませんでした。……一つ言えるのは、彼女に会って、私は変わった。
そのことを未だに恨んでいる奴もいますがね」
コーウィンは苦笑した。
「ブレイズのことか。…45年ぐらい前か、君が教団から手を引いたのは。よく愚痴られたよ。
しかし、何者だろうね?僕たちですら知らない、魔素の漏出に気付くとは」
「それは私が一番知りたいですよ。……ただ、ブランドなら知っている気がするんです。あいつが死んだのは、ヘイルポリスでしたから。
もちろん、ブランドが正気を失っていたのは知っています。ただ、誰に操られていたかは知りたい」
「ケインか、ベネディクトか、あるいは両方か。まあ、何にせよ、僕でも分からないことは、まだ多いな。
何より、あの二人だけ、技術水準がまるで違う。ブランドが復活しても、妙な予感はまだ消えないな。
第三研究所にいたのは、ニャルラトホテップ、と言ったね」
私は頷いた。
「ええ。あと『アザトート』と『ヨグソトート』がいると」
ジェラードは考え込んだ。
※50以下で追加イベント
クレアはジャックの奥さんの方じゃなかったっけ
※イベントなし
「その『アザトート』が成長するまでに叩けるかが鍵になりそうだな。ニャルラトホテップもそうだが、『新人類』には古の邪神の名が付けられている。アザトートは、その最高神だ。
ケインは恐らく、こいつを傀儡にするつもりだろう。そして旧人類を一掃するのが狙いだ。
逆に言えば、まだ準備は整ってないということでもある」
ジェラードが私を見た。
「早めの強襲、ですか」
「ああ。第三研究所が攻略された情報が、いつ奴の耳に届くかも考えた方がいい。先手必勝、ということだ」
※70以上で追加イベント(55、66なら昇格)
※追加イベントなし
ここで中断。
>>134
おおっと。同名ってことですみません。
なお、繋がりはありません。
どうでもいいけど今のシデに真増強剤使うとダメージ計算的にここまでの大体の敵の攻撃を確定回避できるようになる
再開します。
>>138
普通の相手だとそうなりそうですね。ただ、これから先は大体コンマペナルティ持ちです。
########
「そちらも要件は終わったようだね」
向こうの部屋から、ジュリアンとフィオナ、そしてジュリアが出てきた。ジュリアの表情は、どことなく冴えない。
「……何かあったの?」
「ううん……何でもない」
ミドルの問いに、ジュリアは言葉を濁した。ジュリアンが、少し渋い顔をした。
「ブランド兄さんが戻ってきたから、帝国復興について少し話したんだが……。ジュリアにはその気があまりないらしい。
ケインを倒すことは、統領府の権威を潰すことだ。
そう考えたら王位継承争い関係なく、地上にはもっと秩序が必要だと思うんだが……」
「僕は、しばらく冒険者でいたい。まだ見聞を広げる必要があるのは、父様も分かるでしょう?」
「あたしには、そのちっちゃいのと一緒になりたいからとしか思えないけどねえ」
フィオナが皮肉めいた笑みを浮かべると、ジュリアは顔を赤くした。
恐らく、それが本当のところではあるのだろうが。
「……まあ、とりあえず『ヴィルヤ』は調整しておいた。これで、性能をかなり引き出せたはずだ」
神器「力の指輪ヴィルヤ」
HP+40、全パラメータ+2、ダメージ修正30、ダメージ軽減20、コンマ修正20
毎ターン50HP回復
戦闘中1回のみ、極大術法「白羅光」(全体にコンマ×15+1500、クリティカルで3倍ダメージ)使用可
ジュリア(持ち越し2p)
HP 257+125(382)
筋力 11+9(20)
知力 13+7(20)
器用さ 19+9(28)
賢さ 13+7(20)
耐久力 13+4(17)
魅力 11+7(18)
好感度 123
ダメージ修正 80、近距離50
ダメージ軽減 100
コンマ修正 30
「あと、これも渡しておこう。ブランド兄さんを救ってくれた礼だ」
ジュリアンが取り出したのは……
01~25 豪運の宝珠
26~50 軽鎧
51~75 指輪
76~94 奇跡の首飾り(ゾロ目なら僥倖の髪飾り)
95~99 再判定(アイテム複数個)
ジュリアンが持ち出したのは軽鎧だ。……これは?
※70以上で神器
「君らのために、久々に一つ作ってみた。神器とまではいかないが、それなりの品にはなっているはずだ」
※軽鎧「魔力の虹結晶」
HP+40、知力、賢さ、耐久力+3、ダメージ修正10、ダメージ軽減40、コンマ修正5
特殊能力 クリティカルダメージ+1倍(2倍なら3倍、3倍なら4倍)
※誰に装備させますか?安価下5多数決、考察必要
ライラの「ヒムリング」はどうしますか?
安価下3多数決、考察必要
最新データです。
ライラ(持ち越し0p)
HP 207+145(352)
筋力 5
知力 20+14(34)
器用さ 10+4(14)
賢さ 10+10(20)
耐久力 14+10(24)
魅力 10
好感度 111
ダメージ修整 魔法80、打撃60
ダメージ軽減 125
コンマ修正 40
「これは、ライラさんが持った方が良さそうですね。軽いですし、ライラさんでも装備できそうですし」
軽鎧を受け取ったミドルは、それをライラに手渡した。
「おお、ありがとー!助かるよ」
私はフィオナに訊いた。
「色々ありがとうございました。……ただ、増幅装置の小型化には少し時間がかかるのですよね。
ジャックは助かりそうですか」
「難しいところね。体力が戻ったから、アンバライトによる吸い出しはまだいいのだけど。
小型化にどれだけ時間がかかるか……。現状は、五分五分ってとこね。
ケインかベネディクトかをとっ捕まえて、技術を盗めばいいんだけどねえ」
「なら盗むまでです。ライラさん、頑張りましょうよ」
ライラの表情が沈んでいたのに気付いたのか、ミドルが微笑んで言った。
「そういうことだな。第1研究所に行くのも、そう遠い先のことじゃない。
気を落とすのは、まだ早いと思う」
私は再びコーウィンに向き合った。
「……とにかく、早めに第四十階層に行きます。その時に、また」
「そうだな。……ベネディクトも気がかりだが、まず誅するべきはケインだ。
こちらも追加で色々調べる。近いうちに会おう」
#########
地上に戻った時には、既に夕方になっていた。よく考えてみると、昼食も食べていなかった。
緊張感から解放されたからか、急激に腹が空いている。
「……今日くらいは、はめ外す?」
ダナが上目遣いで言ってきた。この宿場町はさほど大きくはないが、それでも酒場くらいはあったはずだ。
明日はサーリャがいる、スカワンに向かうことになるだろう。
※80以上で追加イベント
※追加イベントなし
「で、スカワンに行ってからどうする?」
チキンを頬張りながら、ダナが言った。傍らにはエールが置かれている。
「普通に考えればそのまま真っすぐテルモンに行くのがいいのだが、な。ヴォラスとの期限もそこそこ近づいている。
だが、スカワンからゲートを使って直接テルモンに飛ぶ手もあるな。1日か2日は短縮できるはずだ。
第一研究所には『穴』から向かうわけだから、スカワンを拠点にしてしまう手もあるが。どれが最善かな」
「テルモンに行った方が色々情報は取れますけどね。ひょっとしたらケインの手下を締め上げることで、手掛かりが得られるかもしれない。
ただ、危険もありそうです。スカワンに残った方が、裏はかけるかもしれない」
「でもさ、スカワンってせいぜいこの街に毛が生えたようなものでしょ?
万一攻められたら厳しい気はするけどなあ。ケインは小さな街一つごと消しても、全然かまわないと思ってそうだし」
ミドルの言うことも、ライラの言うことも間違いではなさそうだ。さて。
1 そのまま馬車でテルモンに行く
2 馬車はスカワンに置き、ゲートでテルモンに行く
3 スカワンを拠点にする
4 自由安価
※安価下5多数決、考察必要
ゲート使わずに穴に行けるなら3、駄目なら1
ゲートは切羽詰まった自体の為に温存しときたい。
>>163
タブレットがあるので、穴への帰還は問題ありません。
また、前スレで書いたように深層ではどの町から入ったかという入り口が関係ないのです。
1と3で決選投票です。
安価下5多数決、考察必要
上げます。
一応上げておくかな
終盤のが盛り上がるだろうに進めば進むほどついてこれる人が減ってくもどかしさったら
>>172
申し訳ありません。力量不足ですね。
あと設定過多ってのもあります。
恐らく、ここからは展開が早いはずです。もう少々お付きあい下さい。
1で決定します。
今日はここまで。
何が何でも自演を潰すってなら単発禁止が妥当なんだろうけどそれやったらいよいよもって流れ止まりそうだからなぁ
>>179
それは現実的じゃないですからね。
極端に怪しいものから見抜くしかないです。
ライラの知力と耐久力のプラスが1少ない気が
少し進めます。
>>183
ですね。
最新データです。
ライラ(持ち越し0p)
HP 207+145(352)
筋力 5
知力 20+15(35)
器用さ 10+4(14)
賢さ 10+10(20)
耐久力 14+11(25)
魅力 10
ダメージ修整 魔法80、打撃60
ダメージ軽減 125
コンマ修正 40
「そのまま馬車でテルモンに向かおう。ゲートはもしもの時に残しておく。何が起こるかは、分からないしな」
「それもそうだね。そうしよっか。となると……」
「テルモンに着いたら、時間的な余裕はあまりないな。『穴』に潜って第一研究所を攻略し、証拠を見つける。
そして、それをヴォラスに突き付ける。一気にやらないと間に合わない。こうやって落ち着いて食事が取れるのも、しばらくは難しいだろうな」
ジュリアを見ると……
※50以下で追加イベント
ジュリアを見ると、普段はそれほど飲まない彼女が相当酔っていた。既に彼女の脇には空の葡萄酒の瓶が転がっている。
「ジュリア、大丈夫?」
「ん……大丈夫、らよ。へーきへーき。
ミドルぅ、ちょっとぎゅっとして」
ジュリアがミドルにしなだれかかった。ライラが少しむっとしている。
「ん、これでいい?しかし急にどうしたのさ。さっきの帝国の話?」
「……そう。一緒に旅するようになって、わたしもいろいろ考えたの。
何者でもなかったわたしがミドルやライラさんと会って、色んなとこに行って。……自由って、こういうものなんらなって。
……今更元の『皇太子』になんて戻れない。でも、それがわがままらってのもよくわかってる」
彼女の目に涙が浮かんだ。そういえば、一人称も「僕」ではなくなっている。
「どうしたらいいらろ、わたし……」
80-ミドル賢さ(12)×3=44以上で成功
※80-ミドル賢さ(12)×4=32以上に変更します。
「ジュリアが好きなようにすればいいんじゃないか?どんな立場でも、ジュリアはジュリアだ。前にも言ったでしょ?
もし『皇太子』に戻っても、戻らなくても、僕らの関係が根本から変わっちゃうわけじゃない。
地上のことは、これから何とかなるさ。一緒に頑張ろうよ」
「ミドルぅ!」
それを聞いたジュリアが、ミドルに口づけした。少し唖然とした後、ライラが二人を引き剥がす。
「ここから先は宿屋でね。あたしを仲間外れにしないでよ?全く……。
これ以上ここにいるとジュリアちゃんが色々暴走しそうだし、そろそろ引き上げますか」
「ん、ああ……それがいいかな。シデ、じゃあ二人で飲み直そっか」
ダナが片目を閉じて微笑んだ。明日は移動だけのはずだ、久々に一緒に夜を過ごしてもバチは当たらないだろう。
※ダナ好感度 コンマ下一桁上昇
※ミドルへのライラ好感度 コンマ下2一桁上昇
※ミドルへのジュリア好感度 コンマ下3一桁×4上昇
ダナ好感度 300
ミドルへのライラ好感度 237
ミドルへのジュリア好感度 266
※ダナの好感度が300になりましたので、ボーナス内容に追加があります。
・戦闘中一回だけ互いにダメージを肩代わりできます。判定に成功すればダメージが半減します。
・戦闘中一回だけ、互いのファンブルを無効にできます。(再判定)
・戦闘中一回だけ、シデのクリティカル基準が90以上になります。
・一日1回、通常時の判定でファンブルが出た時に無効にできます。(再判定、00奇数は回避不能)
あるいは複数結果があるコンマ判定で、01~20の範囲のものを無効にできます。
ここまで。ミドル君が臭すぎますねえ。前も確かに同じようなことは言ってましたけど。
#######
翌朝。私たちは少し早めにスカワンに向けて出発した。私はそうでもないが、ミドルは少し疲れているように見える。
「今度モリブスに行ったら、ジェイクさんから『デシコブ』もらわないと……」とはミドルの弁だ。
街道を馬車が行く。御者役のジュリアは昨日相当飲んでいたが、見た目は大丈夫のようだ。
※20以下で追加イベント
※追加イベントなし
道中は何もなく進んだ。夕刻ごろ、少し大きめの宿場街が見えてきた。あれがスカワンだ。ここにサーリャがいるはずだが。
「でも、街のどこにいるかは聞いてないんだよね?まあそんなに大きくないし、誰か捕まえればいいかな」
「とりあえず、晩飯も兼ねて食堂か酒場だな。宿にホッズが先にいれば、なお早いだろうが」
1 食堂に行く
2 酒場に行く
3 宿に行く
安価下3多数決、考察不要
上げます。
私たちは食堂に向かうことにした。テルモン近辺は少し肌寒い気候だ。その寒さをしのぐ工夫なのか、身体を暖める辛い「火鍋」がスカワンの名物と聞く。私たちは早速それを注文した。
店内を見渡す。……
01~20 怪しい目付きの男がいる
21~80 いるのは商人風の男と4人家族の客、冒険者風の男女だ。
81~94 ホッズがいる。
95~99 サーリャがいる
※ダナとの絆効果で無効、再判定
店内にいるのは商人風の男と四人家族の客、それに冒険者風の男女だ。
誰に声をかけるべきだろうか。
※安価下3多数決、考察不要
※声をかけるのは別の誰かでも構いません
冒険者風の男女
魅惑の眼差しを使う数少ない機会だと思うので声をかけるのはダナ
>>209
ああ、そう解釈しましたか。<別の誰かでも構いません
それはそれでOKです。有効票にします。
筆者的には「3組以外の別の誰かでも構いません」としたつもりでしたが、それに意味があるかは別です。
再開します。
「ちょっといいだろうか」
私は冒険者風の男女に声をかけた。通りすがりの冒険者であれば厳しいが、もしそうでなければサーリャのことを知っていても不思議ではない。
※65以上で知っている
※知らない
「いやあ、テルモンからモリブスに行く途中だからね。ここの人のことを聞かれてもなあ」
男が頭をポリポリとかいた。やはり厳しかったか。
とすると、後は商人風の男か親子連れか。
65-賢さ(24)×2=17以上で成功
※76…成功
やはり地元民が一番妥当だろう。とすれば、家族連れか。
「失礼ですが、サーリャという女性を知りませんか?最近こちらに越してきたはずですが」
15以上で知っている
※知っている
「あー、あの人ね。最近万屋を始めた。彼女ならここを出て右を出た5軒目にいるよ。
たまに護衛なんかも引き受けてるみたいだねえ。女ひとりで生きていくのは大変だろうに、よくやるよ」
父親らしき男性が感心したように言った。
「ありがとうございます。これはお礼です、受け取ってください」
私は銀貨1枚を置いた。「こんなの受け取れないよ」と男性は焦ったが、「まあまあ、もらえるものはもらっときな」とふくよかな母親らしき女性がなだめた。
########
私たちは手早く食事を終えて外に出た。名物の火鍋を食べたいところだったが、そんなにゆっくりもしていられない。
男性が言った家の前に来ると、私はドアをノックした。
※15以上でいる、ぞろ目か80以上でホッズもいる
1~20も回避ってファンブル回避したいときに使い切ってしまってる可能性も出来るって事だし前より使い勝手悪くなったのでは・・・?
※サーシャ在宅中
「はいはい、どちら様……ってあんた」
サーシャが驚いた表情を見せた。
「私です。……旦那さんと弟さんの仇、取らさせてもらいました」
#########
「まあちょっとそこに座んな」
サーリャは私たちをテーブルの席に座らせると、「こんなものしかなくて悪いねえ」と茶を出した。
「……仇、取ったんだね。随分とかかったじゃないか」
「ええ。一人はすぐに取れましたが、もう一人――細い目の男が厄介でした。
一度殺しかけましたが、奪回されてしまいまして。後で分かったことですが、統領府の特殊部隊の男だったそうです。
それも、かなり特殊な立場の。説明するととても長くなりますが」
「そうか……道理で滅法強いと思ったよ。でも、しっかりと殺してくれたんだね」
「こちらが、その証拠の品です」
私は腕輪とペンダントを見せた。
「これは、確かにあの小男が付けていたものだね。……このペンダントは」
私はザッシュの説明を簡単にした。サーリャはうーんと唸っていたが、「まあ、そんな手の込んだ嘘をつくはずもないしね」と納得したようだった。
「ありがとう……これであいつらも浮かばれるよ」
寂しそうな笑顔を浮かべながら、サーリャが言った。
「今、万屋をやっているとか?警備の仕事もしているとか」
「ああ、最近はずいぶん物騒になってねえ。統領府と領事府がドンパチやるし、商人は頭抱えてるよ。
特にモリブスへ向かう連中は、入街証明が取れないって嘆いてるねえ。誰がこんな厄介なことをしたんだか」
私は苦笑した。間違いなく、私たちの行動が影響しているからだ。
ジェイクは「アングヴィラとの交易ルートが強化されているから、その点は問題ない」と言っていたが。
アングヴィラとの関係も強固ではないテルモンの庶民にとっては、かなり大変だろう。
「……逆に聞きたいんですが。商人から最近変な噂を聞いたりすることはありませんか?
『死の行商人』の活動が活発になっているとか、統領府側の軍事行動とか」
01~50 いや、特にはないねえ
51~80 「死の行商人」か、確かに最近……
81~94 そういや統領府が……
95~99 ????????
>>225
ファンブル回避と01~20(あるいはそれ以下)回避は別枠です。
つまりファンブル回避→01~20回避の流れも可能です。(なお、11を引いた場合ファンブル回避を優先します)
「いや、特にはないねえ。まだここで商売始めて、1週間と少ししかたってないから」
「そうですか、それは失礼しました。……そう言えば、ホッズにはもう会いましたか?」
「ホッズ?どこでその名前を」
サーリャが再び驚いたような表情を見せた。
「モリブスで出会ったんです。ある任務で、彼の力も借りました。
そのうちこちらに来るという話も聞いていましたが、まだでしたか」
01~35 いや、まだだねえ
36~65 一回あたしが留守の時に、男がここに来たって聞いたけど。ホッズだったのか……
66~99 ノックの音がした
「いや、まだだねえ。そのうちこっちに来ることもあるんだろうかね」
サーリャが少し遠い目をした。ホッズと彼女、そしてその夫には何かしらの縁があったようだ。
あるいは、彼が彼女を支えることになるのだろうか。それは私にはわかりえないことだ。
「まあとにかく、改めて心から礼を言うよ。ありがとう。
……で、これからどうするんだい?見たところ、前とは比べ物にならないくらい武器や防具の質が上がってるけど。
色々見てきたけど、こんな質のもの見たことないよ」
「ええ、まあ……。とりあえず、テルモンに向かいます。統領府に用があるので」
「なら、気をつけな。警備が相当厳しくなっている。
前に統領府からモリブスに送られた部隊の話も関連しているんだろうね。どうも撃退されたらしいけど。……まさか、あんたたちがやったのかい?」
私は苦笑しつつも、事の顛末を少し話した。サーリャはそれを面白がりながらも、「いや、凄いのと関わっちゃったんだねえ」と唖然ともしていた。
##########
「じゃあ、私たちはこの辺で。明日も早いですし」
「そうか、引き留めて悪かったね……
01~15 腕輪とペンダント、あたしにくれないかい?
16~50 腕輪とペンダント、あたしにくれないかい?その代わりに……
51~75 腕輪とペンダントは、持って行っていいよ。
76~99 腕輪とペンダントは、持って行っていいよ。それと……
「腕輪とペンダントは、持って行っていいよ。仇を討ってくれた、せめてものお礼だ。
本当は別に何かあげなきゃいけないんだろうけどね。……また別の機会に、礼をさせてもらうよ」
サーリャは玄関先で手を振った。彼女が生きやすくするためにも、領事府の件は何とかしなければいけない。
私は改めて、心に刻んだ。
※ミッション「サーリャの仇を討て」を達成しました。
成長判定です。シデから行きます。
HP
コンマ÷4上昇(10以下は振りなおし)
振り直しです。再判定
HP 244+160(404)
成長ポイントを決定します。
01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント
4ポイントです。
持ち越し分と合わせ5ポイントを振り分けて下さい。
器用さは4p、その他は2p必要です。(賢さはカンスト)
器用さ 20+14(34)
※「天翔百裂拳」を習得しました。
戦闘中2回のみ、確定2倍ダメージになります。
朦朧判定も2倍になります。
(4回ヒット、朦朧ストック4回ならば、ダメージ×2に加え朦朧ストックが8回になります)
(戦闘の迅速化のため、刹活孔連打を推奨します。完全な状況下であれば、HPを一気に10000(以上)減らすことも可能です。
残りの攻撃回数と相談してお使いください)
※なお、ダメージ2倍は最初の2or4発のみです。朦朧打撃後は対象外になります。
※バランスを考慮していないため、使用制限は1回にするかもしれません。
スタグレで朦朧としてるところに最初からせっかっこーするときはどういう処理?
シデ(持ち越し1p)
HP 244+160(404)
筋力 11+15(26)
知力 12+4(16)
器用さ 20+14(34)
賢さ 20+4(24)
耐久力 12+5(17)
魅力 14+8(22)
職業 モンク
ダメージ修整 110
ダメージ軽減 170
コンマ修正 35
ダナに行きます。
HP
コンマ÷4上昇(10以下は振りなおし)
>>253
今スタングレネードはないはずですが、その分の朦朧は別枠になります。
打撃による朦朧ではないので、刹活孔するには朦朧ストックが別途必要です。
HP 283+110(293)
成長ポイントを決定します。
01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント
ダナの合計HP間違ってないか
>>259
393ですね。失礼しました。
4ポイントです。
持ち越し分と合わせ5ポイントを振り分けて下さい。
腕力、知力、魅力は3p、その他は2p必要です。(器用さはカンスト)
筋力 18+11(29)
好感度 コンマ下一桁上昇
ダナ(持ち越し1p)
HP 283+110(393)
筋力 18+11(29)
知力 16+6(22)
器用さ 20+6(26)
賢さ 12+5(17)
耐久力 13+5(18)
魅力 16+3(19)
好感度 304
ダメージ修整 110
ダメージ軽減 100
コンマ修正 25
(90以上がクリティカル)
ミドルに行きます。
HP
コンマ÷4上昇(10以下は振りなおし)
修正です。
ダナ(持ち越し2p)
HP 283+110(393)
筋力 18+11(29)
知力 16+6(22)
器用さ 20+6(26)
賢さ 12+5(17)
耐久力 13+5(18)
魅力 16+3(19)
好感度 304
ダメージ修整 110
ダメージ軽減 100
コンマ修正 25
(90以上がクリティカル)
※ゾロ目のため÷2で処理
HP 207+80(287)
成長ポイントを決定します。
01~33 5ポイント
34~66 6ポイント
67~99 7ポイント
7ポイントです。
持ち越し分と合わせ8ポイントを振り分けて下さい。
耐久力は3p、器用さ、賢さは2p、その他は1p必要です。(知力はカンスト)
器用さ 14+7(21)
好感度 コンマ下一桁上昇
ミドル(持ち越し0P)
HP 207+80(287)
筋力 9+3(12)
知力 20+8(28)
器用さ 14+7(21)
賢さ 10+2(12)
耐久力 15+7(22)
魅力 6+4(10)
好感度 151
ダメージ修整 60
ダメージ軽減 50
コンマ修正 20
ライラです。
HP
コンマ÷4上昇(10以下は振りなおし)
HP 219+145(364)
成長ポイントを決定します。
01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント
4ポイントを振り分けて下さい。
筋力以外は2p、筋力は1p必要です。(知力はカンスト)
器用さ 11+4(15)
耐久力 15+11(26)
※「食いしばり」
・致死ダメージを一度だけ耐えきります(HP1の状態で)。
また、一度にHPが半減するダメージ時の朦朧判定がなくなります。
被ダメージ時、耐久力判定に成功することでダメージが半減します。(基本コンマ-耐久力)
好感度 コンマ下一桁上昇
ライラ(持ち越し0p)
HP 219+145(364)
筋力 5
知力 20+15(35)
器用さ 11+4(15)
賢さ 10+10(20)
耐久力 15+11(26)
魅力 10
好感度 118
ダメージ修整 魔法80、打撃60
ダメージ軽減 125
コンマ修正 40
ジュリアです。
HP
コンマ÷4上昇(10以下は振りなおし)
HP 264+125(389)
成長ポイントを決定します。
01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント
5ポイントです。
持ち越し分と合わせ7ポイントを振り分けて下さい。
器用さは4p、その他は2p必要です。
器用さ 20+9(29)
耐久力 12+7(19)
※「常時集中」を習得しました。
1ターンのためなしで、常に80以上で命中、ダメージコンマ40以上でクリティカルになります。ゾロ目で4倍ダメージです。
「獅子殺し」の処理ですが、クリティカル発生時追撃が2回発生します。この際もダメージコンマ40以上でクリティカルになります。
(つまり、6連続攻撃すべてクリティカルが可能性としては出ます)
※「急所狙い」を習得しました。
ミドルの弱点看破時、成功していれば弱点なしの場合ミドル本人でなくても1.5倍のダメージ修正を受けられます。
もし弱点ありならば、4倍ダメージが確定します(クリティカルなしで)。
好感度 コンマ下一桁上昇
ジュリア(持ち越し1p)
HP 264+125(389)
筋力 11+9(20)
知力 13+7(20)
器用さ 20+9(29)
賢さ 13+7(20)
耐久力 14+4(18)
魅力 11+7(18)
好感度 125
以上です。本日ここまで。
287の耐久はミスです。
だいぶ強くなったのー
シデはほぼ理想??
wikiも更新しました。
>>290
後火力がいくばくか底上げされるはずです。
というか、見直してみて夢想転生と百裂拳のシナジーがやばいですね。
4回確定朦朧なんてことはそうないはずですが…。(8回朦朧だとラスボスも相当一気に削られます、多分)
ミッション整理しました
最終ミッション覗くともう残り5個……成長機会も限られてきましたね
少し進めます。
>>293
ここからの追加は1~2個ですから、いよいよ大詰めですね。
#########
翌日、私たちはテルモンに向け発った。おそらく今日の夜には着くはずだ。
約束の期限までは4日。実質は3日しか残されていない。できるだけ、急がねばならない。
※25以下で追加イベント、80以上で追加情報
※追加イベントあり
昼頃。私は後ろに妙な気配を感じた。馬車の幌の隙間から、後方を覗く。……しかし、誰もいない。
「どうしたんですか、シデさん」
「いや、後ろに気配がな。……気のせいだといいが」
ミドルも後方を見る。……
80-知力(28)=52以上で成功
※88…クリティカル
後方を見たミドルはおもむろに手元にあったクリムゾンを取り上げた。そして、その銃口を外に向ける!?
「おい、何をするつもりだ」
「静かに。狙いが狂います」
そう言うと、彼は幌の隙間から実弾を放った。弾は放たれた瞬間散り散りになった……と次の瞬間。
「うがあぁぁぁっ!!」
苦悶の声が5つ、後方から聞こえた。誰かが倒れる音もする。
「刺客です。どういう理屈か分かりませんが、姿と気配を消しているっ。
ジュリア、少し急いで。早めにまいてしまおう」
ミドルはジュリアを急かした。馬車の速度が大きく上がる。ガタガタと馬車が大きく揺れた。……振り切れるのか?
01~20 後方から光の筋が放たれた!私たちの馬車に向かってくる
21~50 まだ誰かついてきている!
51~94 何とか振り切れたようだ
95~99 ???????
気配はどんどん小さくなり、やがて消えた。
「振り切れたようですね。……ですが、これだとテルモンにいても危険がありそうです。
暗殺に長けた部隊も、しっかりいるらしい」
「そうだな。普通に宿を取って、その宿を襲われたら笑い話にもならない。
何かしら、対応策が必要だ。……どうすればいいと思う?」
ダナは少し考えて言った。
「サーリャも言ってたけど、モリブス側からの入街規制もあるんでしょ?上手く忍び込むぐらいしか、ないんじゃないかな」
「あるいは、信用できる誰かに匿ってもらうか、だね。……誰かいたかな」
ジュリアも思案顔だ。……さて、どうする?
※1800まで自由安価で対応策を募集します。
※なお、条件さえ満たせば確実に匿ってくれる人物が存在します。
鉄塊の人(覚えてない)
お土産持ってけば匿ってくれそう(小並感)
この手の推理の時に思うんだけど、次元牢、というか48階層の誰かのプライベートルームに匿ってもらうってのはダメなのかい?
40階層以降は一族や魔物以外が長時間いすぎると魔の力が強すぎて体調崩すとかでもあるん?
>>304
瞬殺、でしたね…本文ではほとんど出てないのに、よく覚えてますね。考えが甘かったです。
土産を何にするかがポイントですけどね。
>>305
ダメではありません。むしろ想定回答の一つです。
安全性は極めて高いですが、半面地上の動向が分からないのが難点です。そろそろ色々不穏な感じになりますので、安全性を取るか情報を取るかになります。
とりあえず、選択制にします。
1 ボレルを頼る
2 「一族」の誰かを頼る
3 自由安価
安価下5多数決、考察必要
※2は「誰を」も付記してください。
※実は有効な手段がもう一つあります。
上げときます。
もう一度上げます。
選択肢的にどれにすればいいのか分からないけどジェラードと連絡取り合えるようにしときたいな
安価下
そういや38階層は確定で更地なのかしら
安価は下
2で決定です。
誰のところに行きますか?
行けるのは以下の通りです。
「次元牢(ジュリアン、ブランド)」
「フィオナの間(フィオナ、ジャック、デアドラ)」
「アヴァロン邸(コーウィン、ルカン)」
「ブレイズの間(ブレイズ、フローラ、マリーン)」
「ランダムの間(ランダム、場合によってジェラード)」
安価下5多数決、考察必要
上げます。
フィオナとブレイズで決戦投票です。
安価下5多数決、考察必要
(とりあえずどっちに匿ってもらうかは別として両方を訪ねることは出来ないのかな)
327は、無効?
>>329
多分時間的な余裕はないと思います。
あと、第一研究所攻略戦前に第三次一族会議があるはずですので、そこで行かなかった所の話は聞けます。
>>333
無効ですね。つまりあと一票です。
じゃあやっぱりフィオナに変えます、36から40までで何かフィオナに力になれるかもしれないからので、
>>336
うーん、考察とは言えないような…。
あと、途中で理由なく選択を変えるのは、お勧めしません。
まだ残り一票です。
つーか一族の誰かに40階層まで送ってもらうのもありなんじゃ?25階層のときだってまだ未到達だったけどジェラードが送ってくれたよね?時間を優先するならそれも手だと思うんだけど。装備目当てで36~39階層を後々攻略するとしても
ブレイズで決定します。フィオナとマリーンでどっちが情報を持っているかは微妙なところですね。
というより持っている情報の質が違うので、どちらがいいかは一概には言えません。
コンマ運が良ければマリーン、そうでないならフィオナですが。
>>342
メタ的になしです…という身も蓋もない答えは別として。
一族と言えど、言ったことがない階層には行けません。第四十階層に行ったことがある可能性のある人物は一人いますが、時間的に厳しいでしょう。
逆に言えば、第三十八階層はジェラードに会えればすぐ行けます。会えればですが。
では、再開します。
「ブレイズの所がいいだろう。マリーンから、何かしら情報が得られるかもしれない。さっきの連中は気配だけだったが、隠密魔法と関係があるならフローラも助けになるかもしれない。
テルモンに着いたら入り口前で馬車を乗り捨てよう。その上で移動すれば、帰還先もテルモンになる。
さすがに、連中もブレイズの所までは追ってこないはずだ」
「それはいいかもね。そして、そこを拠点に第四十階層に迫る。うん、悪くない」
ダナが納得したように頷いた。
「じゃあ、決まりだ。早めにテルモンまで行ってしまおう。ケリをつけるぞ」
#########
夕刻、私たちはテルモンの入口手前まで来た。ただ、高い壁と門が邪魔だ。
門の前では兵士が何人かいる。私たちを警戒しているのだろうか。
「まあ、どちらにしても入らないけどね。乗り捨てるのは、この辺りでいい?」
街道から少し離れた場所に木があった。ここなら、通りすがりの誰かが見付けてくれるだろう。
※25以下で追加イベント
※追加イベントあり
「いたぞ、あそこだ!」
遠くから声がする。兵士に見付かったか?
「シデ、急いだ方がよくない?倒しちゃう手もあるけど」
私は「電話」を取りだし、ブレイズにかけてみた。繋がればいいのだが。
※20以上で繋がる
偶奇判定です。
奇数…ケイン登場
偶数…ブレイズに繋がる&……
兵士たちの声が、急に聞こえなくなった。諦めたのか?
と思った次の瞬間。背筋に物凄い悪寒が走った。何かが来ている。
私は目線を門の方に向けた。そこには……コーウィン??
「違うっ、あれはコーウィンじゃない!」
ダナが叫んだ。漆黒の鎧に身を包んだ男の手には、黒い剣が握られている。あれは純銀の「グレイスワンダー」ではない。
……まさか。
「飛んで火に入る夏の虫、だな。罠を張っていると考えもしなかったか?」
男はニタリ……と笑った。ゆっくり歩いているはずなのに、物凄い速度で迫ってくる。
「……お前がケインかっ」
男は返事もせず、遠間から剣を振るった。……邪気で身がすくむ。
※コンマ修正に20のマイナス修正がかかります。不意討ち気味なので回避倍率にペナルティ
85-器用さ(34)=51以上で回避
37…失敗
ダメージ
(コンマ下一桁×30+300-耐久力(17)×4-170)÷2
17だと倍率×5じゃない?
ダメージ 106
シデ残りHP 287
「うがああっ!!」
男の「飛ぶ」剣撃は、私の肩筋を深く切り裂いた!激痛が、肩に走る。
「今のでその程度か。……噂通り、かなり使うようだな。
だが、私と戦うには準備不足だな」
ケインが口の端を歪めた。まずい、打開策は……
85-賢さ(24)×2=37以上で成功
>>367
失礼しました。ダメージ98ですね。
19…失敗
くそっ、痛みで頭がろくに働かないっ。これは、無理を承知で戦うしかない!
「皆!やるしかなさそうだ!」
全員が戦闘態勢を取った。ケインは呆れたように笑う。
「馬鹿が……自殺願望でもあるのか?いいだろう、相手をしてやる。そして……死ね」
※一定以上ケインのHPを減らすごとに離脱判定が出ます。
※ミドルの弱点看破
100-知力(28)×2=44以上で成功
※80…成功、弱点あり
「シデさんっ!左肩を狙って下さい!!そこは、少しだけ弱い!!」
ケインがチッと舌打ちした。……私は肩の痛みに耐え、一気に距離を詰めた。……
85-器用さ(34)×1.5=34以上で成功(コンマ下、下2)
※2回ヒット、確定朦朧
※百烈拳を使いますか?安価下3多数決、考察不要
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7+10)×8
(コンマ下2一桁×7+筋力(26)×7+10)×8
※朦朧ストック4回
ダメージ 9248
ケイン残りHP 35000-9248=25752
※朦朧ストック4回
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7+10)×4
ダメージ 772
ケイン残りHP 24980
※朦朧ストック4回
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7+10)×4
少し中断。
再開します。
再開します。
ダメージ 936
ケイン残りHP 24044
※朦朧ストック4回
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7+10)×4
※ゾロ目のため朦朧ストックなし、6倍ダメージ
ダメージ 5952
ケイン残りHP 18092
※朦朧ストック4回
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7+10)×4
ダメージ 3296
ケイン残りHP 14796
※ケイン残りHP半減のため、離脱判定を行います。
50以下で離脱、ファンブルなし(55以上ゾロ目なら次の離脱判定時に何かあります)
※クリティカル(次の離脱判定時にイベントあり)
※攻撃継続
※朦朧ストック3回
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7+10)×4
ダメージ 1020
ケイン残りHP 13776
※朦朧ストック3回
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7+10)×4
ダメージ 3408
ケイン残りHP 10368
※朦朧ストック3回
(コンマ下一桁×7+筋力(26)×7+10)×4
ダメージ 3520
ケイン残りHP 6848
※ケイン離脱判定
80以下で離脱、ファンブルなし
※離脱せず
※イベント発生
「おおおおおおおおっっっっっ!!!!」
私は左肩の痛みに耐えながら、渾身の力を込めてケインを殴り続けた。
最初は余裕を見せていたケインの顔が、徐々に苦痛に歪み、驚愕で凍り付くのが分かる。
特に弱点とミドルが言っていた左肩を殴るたびに、激痛からか奴の顔が大きく歪んだ。
もう一歩で倒せる……と思った次の瞬間。
「そこまでにしておけ」
私の後方から、聞いたことがある声がする。それは、目の前の男と同じ声だ。
ケインを吹っ飛ばしたのと、私が彼の存在に気付いたのとはほぼ同時だった。
「コーウィン!?」
「……間に合ったようだな。思っていたのとは、全く逆だが」
コーウィンは「グレイスワンダー」を抜くとケインに突き出した。
「甘く見たな。この男は、暴走したブランドを鎮める程度には強い。
不意を討ったと思って慢心したか?それとも暗躍ばかりで腕が錆び付いたか?
まさかここで貴様を誅せるとは、思いもしなかったがな」
ケインは怒りで顔を歪める。
「貴様……なぜここに」
「『魔力感知』だよ。『一族』がこれに近付くと、私に反応が来るようになっているのでね」
コーウィンは地面に落ちていた「電話」を取り上げた。
「お前に襲われたかと思ったが……まあある意味良かった。
殺してしまうと、大変なことになる可能性があったのでな」
「大変なこと?」
私の言葉に、コーウィンは頷いた。
「何者かが『一族』を殺そうとすると、その生命力のすべてを犠牲にして相手を呪うのだそうだ。
まあ、実証例はないが……いや、あったな。そうだろう?ケイン」
ケインは依然顔を歪めたままだ。それは苦痛なのか、怒りなのか。
「ブランドを殺した下手人が、さっき分かった。この男だ。
厳密に言えば、『新人類』のプロトタイプ――実験作だがな。恐らくは、『血の呪い』で相討ちになった。そんなところか」
「じゃあ、ブランド様は……!!」
ジュリアの言葉に、コーウィンは頷いた。
「そう、さっき目を覚ましたよ。奴が話してくれたことだ。
さて……逃げる余力もないな。全て吐いた上で、『安全に』死んでもらおうか」
コーウィンが残酷な笑みを浮かべた。……
※75以上で連行、未満で離脱 ファンブルなし
※離脱
次の瞬間。ケインの隣に、何かが現れた。……年の頃、13か14の少年だ。
背は160センメドほどで、短い金髪が逆立っている。
そして彼が気合を入れると、想像を絶するような魔力の奔流が、彼の足元に巻き起こる!!
「……来たか、『アザトート』。……危ない、ところだったぞ」
「父様、こいつらを消し飛ばしてよろしいでしょうか」
少年は凄まじい殺意をもって私たちを睨む。その場に立っていられないほどの圧力だ。
「……こいつが、『新人類』か」
コーウィンが、眉を顰めて言った。
「……その通り……私の最高傑作だ。『アザトート』、消し飛ばしてもいいが、この男たちは強敵だ。
『完全体』でないお前が勝てるかは、100%の自信はない。一度引き上げるぞ、仕切り直しだ」
ケインはアザトートの肩につかまり、何とか立ち上がった。
「……なるほど、なめていたのは私の方だったか。……次はないぞ、必ず殺す」
そう言い残すと、ケインはアザトートとともに虚空に消えた。
だからさあ、00奇数くん仕事してよ
今日はここまで。むしろこのタイミングで首飾り使われてたら、筆者が頭抱えてました。
イレギュラーの上にイレギュラーが重なって、ご都合主義もいいところですからねえ。
なお、成功していた場合はアザトートの暴走が始まる予定だったので、成功するのが良かったのかは微妙なところです。
>>447
大体ミドルの弱点看破が悪いと思います。5分の1を通すと全員のダメージが倍増ですからねえ。
で、確定朦朧入って百裂拳でクリティカル出して…。
ここはコーウィンが全滅寸前のパーティを救いに現れる(かもしれない)のが本筋だったんですが…。
コーウィンもドン引きするのは仕方ないですね。
なお、一応言っておきますがここまで薄いところを引いたご褒美はちゃんとあります。
この見抜いた弱点は次回以降も適用されるのか?
っというかサラッと呪いとか言ってたけどベネディクト打倒にまためんどくさそうなモノが追加されたな
ぶっちゃけ人相手ならコーウィンやケインよりブレイズが一番強そうに見えるんだけど
乙乙。首飾りはまぁ、ここで使っちゃったら次拾える保証なかったわけだしええじゃろ。つか当然のように00奇数挽回すんなよw
それと『血の呪い』童貞はリなんとかさんで卒業しました…(小声)
>>453
されます。
>>454
元ネタの仕様です。本作では回避手段がないわけではありません。元ネタでも……
>>456
ぶっちゃけその通りです。
>>457
あー、お疲れさまです。でも倒さないとサンタクロースとかロキとかJとか、色々面倒なので筆者は大体倒しますね。
無論、あれは必須です。…といいながらも、筆者は着け忘れが多いですけど。
きっと2週目はないんだろうけど、この世界の登場人物の別の関わり方も見てみたい
仮に剣落としても誰が使うのさ。いやケインの攻撃手段が弱体化するのならデカいけど
更新は昼に少しします。
>>463
エリックルートと帝国ルートは最序盤で分岐があり得ましたね。
2周目は多分やらないでしょう。次回作候補は3つありますが、どれにするかは未定です。
>>464
剣が使えるのはダナ、小剣までならミドルも使えます。
剣枠は最上位のものがありますが、登場するかどうか。
再開します。
「あれが、『アザトート』か。……なるほどな。言うだけはある」
コーウィンはケインたちが消えた空間の方を、じっと見ていた。私は奴に斬られた傷を押さえる。急に、痛みがぶり返してきた。
「……ありがとう、ございます」
「礼には及ばない。貴公が奴を殺していたら、恐らくは全滅だっただろう。もっとも、『血の呪い』を知らないのは無理はないが……。
ケインもあの傷では、しばらくは動けまい。仕切り直しとはいえ、こちらが大分有利に立ったと見ていい」
私は地面に何かが落ちているのに気付いた。ケインが落としたものだろうか?それは……
01~40 指輪だ
41~80 小さな円盤だ。何だろうか、衣服に着けるための針がある
81~94 指輪と円盤だ
95~99 黒い剣だ
落ちていたのは、奴が持っていた黒い剣だ。……これは??
「あの愚か者、自分の得物を落としていったか。……余程命を落とすのが嫌だったのか。
策略抜きで表舞台に立ったのが、運のつきということか。慣れないことはするものではないな」
コーウィンは嘲笑いながら言った。
「コーウィン、これは?」
※70以上で?????、未満でも神器は確定
「ああ、神器が一つ『ワーウィンドル』だ。元はブランドが愛用していた品だったが……。これでブランド殺しの下手人が、ケインであるのが明白になったな。
ただ、貴公らで剣が使えるのは、ダナだけか。……既に『村正』を持っているのだったな」
ダナは頷いた。
「魔力を乗せられるし、特に文句はなかったけど……。これはどういうものなの?」
「性質は似ている。ただ、遠距離攻撃もできる点は違うな。
どちらがいいかは、戦いのやり方にもよるが……まさかとは思うが、二刀のやり方はダリオに教わったか?」
※75以上で教わっている、ファンブルなし
※教わっている
「ああ、一応教えてもらったよ。でも、正直自信はないかな。両方使え、と言われればできなくはないけど」
「そうか。まあ同時運用できるなら無駄にはなるまいな。少し考えてみてくれ」
※神器「ワーウィンドル」
HP+45、筋力、耐久力、魅力+4、ダメージ修正60、コンマ修正10
ダメージ判定に筋力と知力の両方が乗る
遠距離攻撃可能(線斬りも可能)
クリティカルダメージ3倍
※二刀流
攻撃判定が2回発生します。ただし、基本コンマ-器用さ÷2が基本の命中です。
(命中ペナルティをなくす方法もあります)
※ワーウィンドルをどうしますか?
1 村正から乗り換える
2 村正のままにする
3 二刀流で運用する
安価下5多数決、考察必要
戦闘に応じて二刀流だったり、どっちか片方のみだったりできないんかな?
>>486
そこはどうするべきか思案中です。
一刀流だとどちらかのステータス修正を参照する感じでしょうが、運用が面倒なのが難です。
なお、ワーウィンドルは元々ブランドのものなので……
とりあえず3で決定します。まあ、そうなりますね。
夜まで休憩。
もしや呪われているのか?
>>492
いえ、村正を選んだ場合イベントがあったというだけです。失礼しました。
再開は2130以降を目処にします。
とりあえずダナの最新パラメータです。
ダナ(持ち越し2p)
HP 283+155(438)
筋力 18+15(33)
知力 16+6(22)
器用さ 20+6(26)
賢さ 12+5(17)
耐久力 13+9(22)
魅力 16+7(23)
好感度 304
職業 勇者の娘
ダメージ修整 110(村正)、105(ワーウィンドル)
ダメージ軽減 100
コンマ修正 35
(90以上がクリティカル)
器用さが下がっていたのを見落としておりました。二刀だと、今後当たらない局面が増えそうですね。
両方ヒットからの線斬りはロマンですが。(縮地込み最大20倍)
命中ダウンはコーウィンに手ほどきを受ければ解消されるのかな
再開します。
>>499
ある防具が必要です。
「うーん……じゃあ、両方使ってみるよ。結構重いし、使いこなすの大変そうだけど」
「そうか。どこかに二刀流をやりやすくする武具があるという。拾えるといいな」
コーウィンはダナに微笑むと、再び目付きが鋭くなった。
「……さて。大方ケインから身を隠すために、こんな場所で馬車を止めたのだろう?地上では、いつ襲撃を受けるか分かったものではないからな。
……どこに行くつもりだった?」
「ブレイズの所です。マリーンなら、第一研究所のことを何か知っているんじゃないかと。テアマトに続く手掛かりも、あるいは」
「なるほどな。悪い考えではない。
ただ、ブランドも思いの外早く目覚めた。一度会って話すのも、悪くはないと思うがな」
1 コーウィンについていく
2 ついていかない
安価下5多数決、考察必要
「分かりました。是非、お願いします」
コーウィンは頷き、ゲートを開いた。
#########
【次元牢】
01~60 私たちをジュリアンが出迎えた。
61~80 私たちをジュリアンとフィオナが出迎えた。
81~94 そこには、ジュリアンとフィオナだけでなくジェラードとランダムもいた。
95~99 エリックを除く全員がいる。
ちょっと休憩します。
再開します。
次元牢に着くと、ジュリアンとフィオナがいた。
「コーウィン、戻ったか。……ジュリアたちも?」
「ああ。ケインに襲われていたのでな。……そこの翼人が、逆に殺しかけていたが」
ジュリアンとフィオナが口を開けたまま固まっている。……無理もない。私自身も、あまり信じられないのだ。
「……嘘だろ……神器の力があるとはいえ、もはや戦闘能力だけなら……」
「あるいは、私も超えているやもしれんな。ただ、それでもそれ以上の脅威となりうる存在はいる。
……そうだな、ブランド」
コーウィンの視線が、テーブルで座っている男に移った。深紅の鎧に身を包み、静かに目を閉じている。
ボサボサで浮浪者のようだった赤い髪は短く切られ、延び放題だった髭も剃られている。……これが、本当のブランドか。
「『新人類』のことか。その口ぶりだと、どうやらお前も会ってきたようだな」
ブランドは落ち着いた口調で言う。
「ああ。ケインは『アザトート』と呼んだ個体によって逃がされた。
あれが『完成形』だ。ただ、『完全体』ではない」
「まだ子供、ということか。……煙草、吸っていいか」
コーウィンが頷くと、ブランドが持つ煙草に自然と火が付き、紫煙が立ち上った。
「……久々の味だ。……そこにいるのが、俺を止めたシデ、という翼人だな。
ケインも殺しかけるとは、な。にわかに信じがたいが」
ブランドの目が、ダナの「ワーウィンドル」に向かった。彼の口角が、愉快そうに上がる。
「……どうやら、お前の戯れ言でもないらしいな。しかも、その娘。お前の血縁者か?
ジュリアンの息子――そのなりだと娘の要素が強そうだな――といい、随分と珍しい組み合わせだな」
「私も驚いている。そもそも、敵としてではなく、普通に貴様と話すのはベネディクトの時以来だな。
……貴様が『死んでいる』間、状況は大きく変わった。簡単にジュリアン辺りが説明したとは思うが。
……殺された時のことだ。どこまで覚えている?」
01~10 ほとんど覚えなし
11~40 あまり記憶にない
41~70 相応に記憶にある
71~94 ほぼ記憶にある
95~99 (特殊イベント)
眠気が酷いので、ここまでにします。
準備不足とかほざいてたけどその準備にあたる何かがあるのかも気になりますねぇ
再開します。
>>516
バランス調整ミスりました…はともかく。
血の呪い対策ですね。結構な確率で全滅します。対策方法はありますが、どうそれを手に入れるかです。(作中既に出ています)
すみません、昼に延ばします。
今日の更新は少しだけになりそうです。
夜更新ができるかどうか……とりあえず、少し進めます。
「相応には記憶にある。40年数前、お前が教団運営から手を引いたと知った俺は、好機と考えた。
不死兵団こそ実現しなかったが、『針』の量産化のメドはついていたからな。地上統一の最大の障害だったお前が、何らかの理由で消えたのは好都合だった。
魔候国とは話がついていた。ケインからの技術供与に加え、機械兵も幾ばくか融通してもらえるはずだった」
「……やはりケインとは組んでいたか」
「エリックと違い、対立は望んでいない風だったからな。ベネディクトとは話が噛み合わなかったが、ケインとは50年近く、水面下で交渉していた。
信用していたわけではないが、使えるとは思っていた。
……ただ、俺は奴を過小評価していた。エリックに表立って歯向かえぬ小物だと。大間違いだった」
ケインは煙草を深く吸った。
「奴は機械兵の引き渡しの際、『いい娘を紹介しよう』と緑髪の女を一人連れてきた。
またこいつの好色かとげんなりしていると、『君には大分働いてもらった。ここらが頃合いだと思ってね』などと言ってきて、な。
そして、その女が飛び掛かってきたのは覚えてる。そこから先の記憶はない」
「その女は、『新人類』だな。ケインが見誤ったのは、『血の呪い』の影響だろう。結果、立て直しにこれだけかかった。
……ただ、疑問は多い。なぜ、ベネディクトを含めた奴らは、あれだけの技術力を持っている?我々もいくばくか、過去の遺産を使える。
だが、あそこまでの装置を造ることや生物の改良・改造などはできはしない。お前は何か知っているのだろう?」
01~10 いや、言えない
11~45 ほとんど知らない
46~70 ある程度までは
71~94 かなりの程度まで
95~99 ???????
コンマ範囲を変えます。
01~10 いや、言えない
11~35 ほとんど知らない
36~70 ある程度までは
71~94 かなりの程度まで
95~99 ???????
タバコ吸ってるのブランドだよね…?
>>528
あー、間違えてます。脳内補完お願いします。
再開します。
「いや、ほとんど知らない。が、一応の推測はある。例えば、俺たちは『電話』を当たり前のように使っている。が、その知識はどこからきた?
おそらく、答えられまい。始めから脳内にあって『当たり前のもの』と捉えているからだ。
逆に言えば、ベネディクトとケインは、それがどこから来たものなのかを知っている。それは、あるいは俺たちのルーツにも繋がっているのやもしれない」
コーウィンは黙ってブランドを見た。
※40以上で追加イベント、80以上で追加情報
※クリティカル
「……考えられるのは、奴らがウィルコニアに立ち入った可能性だ。どうやって結界を抜けたのかは知らない。ただ、『審判の石』で過去の技術を知ることは、おそらくは可能だ。
……ブランド、貴様は一度アンバライトの研究に携わったと聞いている。あれは確か100年近く前だな」
「そうだ。不死兵団を造らんと、ベネディクトに接触した。その頃には、既に奴の技術は我々のそれを凌駕していた。……それがどうした」
「テアマトが殺され、マリーンが自我を喪失したのとほぼ同時期だ。ケインの計画は、その頃から動いていたとみるのが自然だろう。
先にベネディクトが技術を手に入れ、そこにケインが相乗りした。貴様もそれに関与する機会はあったが、ベネディクトとは結局組まなかった。奴は、貴様とケインを天秤にかけたのだろうな。
……それでも、ベネディクトがどうやってウィルコニアに立ち入ったかという疑問は残るが」
ブランドが、再び煙草に火を付けた。……
※70以上で追加情報あり
※追加情報なし
「そこは分からんな。……誰か別に手引きをした奴でもいたのか……。まあ、ウィルコニアに行けば分かる話だ」
第四十五階層か。先は近いようで遠い。だが、そこに行けばほぼ全ての謎は明かされる。
行く手段はある。だが、それを優先させるべきかは難しい所だ。まず、第一研究所に向かわねばならないからだ。
「そういえば伯父様、お身体は大丈夫なのですか?」
ジュリアがブランドに訊いた。
※85以下で追加イベント、ファンブルなし
※55以上ゾロ目のため昇格
再開は昼です。やや想定外の展開に…
今日も昼は無理そうです。
来週半ばまでは更新ペースが落ちそうです。ご了承下さい。
久々に俺TUEEEEしたいと思ったけど意外としてた…格上を一方的にボコボコにすること多いなぁシデ
再開します。
>>554
格上相手に殺意しかないコンマが連発してますからね…。ケイン戦は割と本気で全滅させるぐらいの勢いにするつもりだったんですが。
繰り返しますが、地味にミドルの弱点看破(80以上)がヤバイのです。あれがなかったら、同じようなコンマでも大分苦戦していたはずです。
おかげでシデのコーウィンたちの評価は「単騎で一族を瞬殺しうる、ブランドに並ぶ最終戦力」になってます。
まあ病んでないトキは最強なので、仕方ないですね。
「お陰様でな。アンバライトの耐久力がどうかと思ったが、今のところ問題なく機能している。魔力放出の制御も問題はない。アザトートとやらがどれほどかは知らないが、まず片付けるだろう」
「今のままなら、な。成体とやりあったお前は殺されているのだ。多少強くなったからといって侮れば、再び死ぬぞ。それに、お前には今武器がない」
ブランドはふっと笑った。
※30以下で追加イベント
※追加イベントなし
「心配には及ばんよ。俺にはこれがある」
ブランドは虚空から何かを取り出した。黒いクロスボウ?
「それを使うつもりですか、兄さん」
「剣よりこちらの方が向いているものでな。見たところ、お前の娘もクロスボウ使いか。血は争えないと言ったところか」
ブランドはジュリアンに向け「バン」と言った。と同時に、ジュリアンの後ろの壁が、粉々に砕ける。
「……冗談が過ぎますよ。神器の中でも最上級のものなんですから」
「すまないな。久々で戯れてしまった」
ブランドは豪快に笑う。さて、何を訊くか。
1 神器にも質に違いがある?
2 ケインとアザトート、どちらをやる?
3 ベネディクトとは何故合わなかった?
4 帝国復興をどこまで考えている?
5 自由安価
安価下5多数決、考察必要
※自由安価歓迎です。何でもどうぞ
「そう言えば、先ほど『血の呪い』と言いましたが……。それは何なのですか?」
ブランドは顔をしかめた。……
※95以上で正確な情報あり、30以上でコーウィンから断片的情報あり
※情報なし
「……俺は覚えていない。そう言ったはずだが?」
コーウィンが一歩前に出て言う。
「『血の呪い』が正確に何であるか、知っている者は誰もいない。……ケインは知っているだろうがな。
一つ言えるのは、破滅的な何かをその場で引き起こすであろうことだ。……それを防ぐには、これしかないと聞いている」
コーウィンは手錠のようなものを取り出した。フィオナが何か嫌なことを思い出したかのように、軽く震えて言う。
「『マナキャンセラー』……強制的に全ての魔力をゼロにする代物よ。あたしは、これを付けられてケインに犯された」
「ケインは一通り愉しんだ後、フィオナを殺そうとしたのかもしれんな。……とにかく、推測するに『血の呪い』は魔力関連の事象ではあるようだ。
ケインをあの時捕縛できていれば、これで安全に殺せたわけだが」
コーウィンは舌打ちした。
「その他に手段は、ないのですか」
※30以上で部分的な情報あり、75以上で明確な情報あり
「分からない。……あるかもしれんがな。もし次、ケインかベネディクトに会って剣を交えるなら、絶対に殺さぬことだ。
生け捕りにして、こいつに繋げるしかない」
私は身震いした。あれを生け捕りにする?この前と同じような芸当を、もう一度できる自信はない。
私の不安に気付いたのか、コーウィンが笑った。
「ケインは相当な深手を負っている。『一族』以外から神器によって傷付けたなら、そう傷は癒えぬものだ。しかも得物も失った。
奴はもはやさしたる脅威ではない。問題はアザトートだ。成体になる前に、叩かねばな。
これから穴に潜るというなら、アヴァロン邸の部屋を貸そう。ここよりは大分、落ち着けるはずだ」
……まだ一つぐらいは何か訊ける余裕がありそうだ。何を誰に質問するべきだろうか。
1 神器にも質に違いがある?(コーウィンとブランド)
2 ケインとアザトート、どちらをやる?(ブランド)
3 ベネディクトとは何故合わなかった?(ブランド)
4 帝国復興をどこまで考えている?(ブランド、ジュリアン、フィオナ)
5 誰がフィオナを助けた?(フィオナ)
6 自由安価
安価下5多数決、考察必要
6は内容がまちまちなので、まだ一票残っている状況です。
「穴」の情報を探るに決定です。今日はここまで。
今更だがワーウィンドルって遠距離攻撃可能なのよね
これケインにターン渡してたらライラミドル辺り狙われてかなり危なかったんじゃあ…
再開します。
>>581
そもそも当然のように全体攻撃持ちなので…
「そう言えば、深層について何かご存じですか?第四十階層まで向かうのに、注意するべき相手は」
コーウィンの表情が少し険しくなった。
「全て、と言いたいところだが。『作り物』について知りたいということでいいな?……」
※情報量
01~40 1つ
41~70 2つ
71~94 3つ
95~99 4つ
※ゾロ目だと???の情報公開
「こちらもダリオの捜索の際に、幾ばくかの情報は得ている。まだ注意するべき相手は多い、と認識してくれ。
まず、第四十階層までに出てくるのは……」
01~20 シュマゴラス
21~40 越後
41~60 ヴァッハ
61~80 ウオーン
81~99 クリングゾール
※ゾロ目なら合わせて???の情報解禁
※95以上なら追加情報
「第四十階層までに出てくるのは、『越後』という男だ。少年……ミドルだったな。君の『クリムゾン』の元になった銃を持つ。
私も一度遭遇したことがあるが、色々な意味で厄介な男だ。私は倒しきれなかった」
「コーウィンでも、ですか?」
コーウィンが頷いた。
「魔法が効かない、だけならまだしも打撃すら効かないようにする技を持っている。しかも恐ろしく速く、喧しい。
会ったら逃げるか、先手必勝で気付かれる前に殺すかだな。
奴はベネディクトの手駒の中でも重要な地位を占めている。心しないといけない男だ」
私たちは顔を見合わせた。クリムゾンと同等の武器??ミドルのクリムゾンには、幾度となく助けられた。それが敵に回るというのは、あまり考えたい話ではない。
……
01~25 シュマゴラス
26~50 ヴァッハ
51~75 ウオーン
76~94 クリングゾール
95~99 ヴォルガ
※ゾロ目なら合わせて???の情報解禁
※95以上なら追加情報
「次はヴァッハだ。金色の髑髏の仮面を付けた怪人で、笑いながら襲ってくるらしい。
ダリオを探す際に、奴について書かれた文書があった。おそらくは、ベネディクトの側近だろう。
膂力だけなら、『一族』の誰よりも上回るという。人というより、機械に近いとの記述もあった。戦い方には、注意が必要だろうな」
「機械か……シデに頼ってばかりはいられないかもね」
ダナに緊張が走った。二刀になった今、彼女の攻撃力は誰よりも凌駕しているはずだ。もしヴァッハと戦うなら、彼女の働きが左右するかもしれない。
……
01~25 シュマゴラス
26~50 カントラス
51~75 ウオーン
76~90 クリングゾール
91~99 ヴォルガ
※ゾロ目なら合わせて???の情報解禁
※95以上なら追加情報
ここで中断。
なお、今回出た連中が全て第四十階層までに出るとは限りません。
(今後どこかのタイミングでは出ますし、第四十階層までに出る確率は高くなりますが)
ぶっちゃけ知ったことによるアドバンテージがあんま無いよね…弱点つきやすくなるとか特典があれば嬉しいけど
>>595
それはあります。あと、戦い方が分かるので多少行動は変わります。(ヴァッハ相手にシデが殴らない、など)
「最後に……極めて注意しなければならないのが『シュマゴラス』だ。奴は他の『作り物』と違い、人の形ではない。巨大な目に触手が付いた怪物だ。
マリーンを捕らえたのがこいつだと言う話を、ブレイズから最近聞いた。生物から生命力を奪い取ることで生きるらしい。
こいつがマリーンを殺さなかった理由は不明だ。ただ一つ言えるのは、ほぼ『一族』の純血に近いマリーンを長年拘束できる程度には危険、ということだな」
「……となると、マリーンが失踪していた件にもベネディクトは噛んでいるということですか?」
「そこまでは分からん。肝心のマリーンの記憶が抜け落ちているらしいのだ。あるいは、誰かが消したのかもしれんが……。
ブレイズが分からないならば、誰にも分かるまいよ。その話は、また近いうちにする機会があるだろう。
そろそろ行こう。……邪魔したな、また会おう」
コーウィンはブランドを見た。ブランドはふふっと笑う。
「お前も変わったな。……随分と丸くなったものだ。教団運営から手を引いたのと、関係があるのか?」
「少なからず、な。それは貴様には関係のない話だ。また、近いうちに会おう」
##########
コーウィンの開いた「ゲート」を通り、私たちはアヴァロン邸に着いた。ここにはルカンがいるはずだ。
「疲れているだろう。食事をしたらゆっくり休むがいい」
「……その前に、ルカンに会うことはできますか?聞きたいことがあるのですが」
※60以上で会話可能、ファンブルなし
本格更新は夜です。
少し進めます。
※80…会話可能
「分かった、それもいいだろう。奴は図書室にいる。余程、知識に飢えていたようだな」
ルカンは元はエルダードラゴンだったと聞く。悠久の時を生きる古龍は邪悪さの象徴でもあるが、同時に知恵の探求者でもあるという。彼もその例に漏れないらしい。
図書室に入ると、白髪の初老の男がいた。誰かと思ったが、無精髭と長い髪を切ったと考えるとそれがルカンだと分かった。
彼はコーウィンが着ているような白いシャツに黒いズボンをはいていた。黙っていれば、ドワーキンの部下にしか思わないだろう。
「誰かと思ったぞ。……生きていたか」
「一応、な。ケインに襲われた時は肝を冷やしたが」
ルカンが「はっはっは!!」と大笑いした。
「それで命からがら逃げたというわけか。悪運が強い男だな」
※30以上でイベント発生
※イベント発生なし
ルカンは何か勘違いしているようだ。……普通に考えれば、それが常識的な反応だろうが。
もっともケインを殺していたら私たちはここにいないだろうから、悪運が強いという点は間違ってはいない。
「……そういうことにしておこう。随分と本を読んでいるようだな」
「我は人を定命のものと侮っていたが、考えを改めた。凄まじいまでの知だ。
これが『一族』というものだとすれば、途方もない存在だな」
ルカンは感心したように本棚を見上げた。高さは3メドほどもある。
……彼に何を訊こうか。
※2130までの自由安価にします。有力なものがあれば採用します。
上げます。
もう一度上げます。
ダメ元で気配遮断技術については何か聞かされてるかとか
再開します。
この中で一番知り得る可能性がある>>610を採用します。
「ケインに襲われる前、気配だけで姿が見えない連中に追われた。心当たりはないか?」
※65以上で知っている
※知らない
「……いや、知らんな。『ゲイル』でもそういう業を使う奴は見たことがない。ケーヒルの直属部隊だろう」
「統領府とは別なのか」
ルカンは頷いた。
「ケーヒルが魔候国時代からの子飼いとされている。『死の行商人』もそうだ。怪しげな研究をしているらしいが……。
ヴォラス様がそれを利用したりすることはあったがな。一応統領府の指揮下にある『ゲイル』とは違う。その『ゲイル』も、ケーヒルの技術が使われているという話だが。我自身も、奴の技術から造り出された存在だがな」
「なら、その技術がどこから来たものかは知っているか?」
※50以上で断片的情報あり、90以上で知っている
※知らない
「いや、全く。ここの書物も読み漁っているが、検討もつかんな」
※50以上でもう一問質問可能
※ゾロ目なので2問可能
やはり手がかりは得られなかったか。……まだコーウィンは呼びに来ない。もう少し話ができそうだが。
1 他の竜人について話を聞く
2 ヴォラスの戦闘力について聞く
3 「新人類」について聞く
4 その他自由安価
安価下5多数決
消去法で1
考察必要を入れ忘れていました。>>627さんは消去法の中身をお願いします。
大体>>626が言ってくれてる。それに仮に2を聞いたら戦うつもりなのかと疑われそうな
>>630
了解です。1で決定します。
「そう言えば、お前以外に二人竜人がいるらしいな。どういう奴だ」
※05以上で知っている、40以上で追加イベント、80以上で……
※追加イベント発生
ルカンの顔がわずかに曇った。この男でもこんな表情をすることがあるのか?
「ギルゴマはまだ若い竜人だ。ヴォラス様の警護をやっておる。……ナサットは我の家内だ。古龍の時からのな」
後ろでライラが「嘘っ」と吹き出したのが聞こえた。……確かに驚きではあるが。
「二体まとめて捕まったのか」
「いや、先にあいつが捕らえられ、それを助けんとした我が捕縛された。ヴォラス様という主君を得た以上は、あまり文句を言うつもりはないがな。
ケーヒルはナサットをヴォラス様にあてがおうとしたらしいが、身持ちの固いあの方は固辞したと聞く。結局、元の鞘に収まったわけだ。
ヴォラス様は人工竜人同士による妊娠・出産が可能か探られていたようだが、今のところ上手く行っていない。……だからこそ、ペラのあの娘のようにさらに増やさんとしたのかもしれぬ」
「……寂しくはないのか」
ルカンがふっと笑った。
「多少はな。だが、じき会うことができるのだ。
心配をかけさせたが、この一件が終わったらあいつとどこか静かに陰遁するつもりだ。龍であった時も子はなせなんだ、そういう定めであるのだろう」
ルカンの意外な側面を見た思いがした。存外、人間臭い部分もあったのか。
「そのナサットは、今何をしている?」
01~25 よくは知らぬ
26~70 ギルゴマとともに、警護に当たっているはずだ
71~99 ケーヒルの所に、一時的に出されているはずだ
「ギルゴマとともに、ヴォラス様の警備に当たっているはずだ。貴様らとやりあうことがないよう、一刻も早く証拠を見付けて欲しいものだな」
ルカンは言った。
……まだコーウィンは来ない。さて。
1 ヴォラスの戦闘力について聞く
2 「新人類」について聞く
3 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
※自由安価歓迎です
上げておきます。
2と3「どこで一族のことを知ったか」で決戦投票です。
安価下5多数決、考察必要
3で決定します。
「そう言えば、お前は『一族』の存在を知っていたな。なぜだ?
龍であった時から知っていたというのか?」
※65以上で断片的情報あり、90以上で確定情報
※断片的情報あり
ルカンは頷いた。
「これはナサットに聞いてもらえば分かることだ。彼女は、龍であった時ある冒険者に会ったという。
どういう冒険者か、詳しくは知らぬ。ただ、その冒険者は言ったそうだ。『この穴には、一族という管理者がいる』と」
「……そこで、ケインの名前も聞いていたわけか」
「そのようだな。我は半信半疑だったが、竜人になってそれが正しいと知った」
「その冒険者は、ダリオではないのか?」
彼は首を振った。
「違う。なぜなら、その冒険者は女だったからだ」
どういうことだ?古龍に出会う相当ならば深層のはずだ。
ダリオならいざ知らず、そこまで行けた女冒険者がいたという話は聞いたことがない。
「それは本当なのか?そもそも、どこで出会ったと聞いた?」
「第三十七階層だ。彼女は『一族』の情報を知りたがっていたらしい。その後その女が、どうしたかは知らぬ」
「……何年前の話なんだ」
「100年以上も前、とは聞いている。これ以上は、我に聞いても分からぬぞ」
……
※95以上で何かに気付く
この話そのままコーウィンにもしてみる…?一応
※気付かない
「そうか。それならばナサットに会った時に聞こう。
無論、その時には証拠を全てそろえ、ヴォラスを説得してからだが」
コツコツ、と図書室のドアをノックする音が聞こえた。コーウィンだろう。
「それでは、読書の邪魔をして済まなかったな。また近いうちに会おう」
#########
※05以下でイベント発生
※イベント発生なし
今日はここまで。なお、>>661さんの意見は明日反映します。
果たして女冒険者とやらは本編で触れる存在なのか
>>665
ある二人の人物に関係します。
再開します。
私たちはコーウィンに連れられ、以前の会食の場で食事をとった。コーウィンは黙々と食べている。
「それにしても、ルカンに奥さんがいたのは驚いたよね。というより、龍って結婚するものなんだ」
ダナの言葉に、コーウィンが反応した。フォークとナイフを一旦置く。
「古龍は長寿であるがゆえ、寂しさを埋めるためか多くが伴侶を求めるものだ。雌を巡り龍同士が殺し合うのも珍しくはない。
それが古龍の個体数の少なさに繋がっているとの話もあるほどだ。出産間隔も長いから、数は必然的に増えない。人より早く死滅の危機に瀕した種族とも言っていい。
竜人もまた、それに近いものがあるようだがな」
「古龍って寿命はどのくらいあるものなの?」
「1000年は生きるらしいな。ルカンですらまだ400歳ほどだ。
竜人はそれよりはやや短いというが、それでも4、500年は生きると言う。ルカンは竜人となって寿命は残り100~200年ぐらいになった計算にはなるか」
ダナは肉を口に放り込んだ。
「……んぐ、本人はどう思ってるんだろうね」
「さあな。だが、あの男の本質は武人だ。あまり寿命には執着がない気もする」
コーウィンが再び食べ始めた。
「そう言えば、ルカンの妻が100年ほど前に『一族』を探す女に会ったと聞きます。
しかも、第三十七階層でです。ダリオよりも深く潜った女冒険者なんて聞いたことがない。心当たりはないですか?」
私はコーウィンに聞いた。……
01~60 いや、知らんな
61~80 気になる話がある
81~94 それは……?
95~99 コーウィンは驚いた表情で私を見た。「それは本当か??」
「いや、知らんな。初耳だ」
コーウィンは訝しげに私を見た。
「そうですか、何か分かるかと思いましたが」
「この手の話ならジェラード兄だろう。長年『穴』を放浪していたのだから、何か知っているかもな」
彼は再び食事に戻った。まだ何かが「一族」にはあるのかもしれない。
#########
※80以上で追加イベント
※追加イベントなし
翌朝。少し豪勢な朝食が出された後、私たちは男部屋に集まった。
コーウィンは今日はここで待機していると言う。「第四十階層の入口まで来たら、ここで皆を集めるから一度戻れ」とのことだ。
私は、「タブレット」を起動した。……
※雰囲気判定 コンマ下
※51…普通
※ユニークキャラ登場判定
01~03 シュマゴラス
04~07 ヴァッハ
08~15 越後
16~94 なし(55以上ゾロ目でヴォルガ)
95~99 ヴォルガ
※絆効果で無効、再判定
※特になし
着いた先は牢獄のような場所だった。カビ臭さが鼻を突く。
「うーん、気味悪いねえ。……とっとと抜けて、先行こうか」
ダナが言う。私は鉢金の力を使った。……
65-賢さ(24)=41以上で成功
84…成功
「階段はここから下に3階降りた所だ。アンデッドが多いから、寄り道せずに一気に駆け下りよう」
私たちは最初の階段に向けて歩き出した。……
※20以下で敵登場
※敵遭遇なし
私たちは何事もなく下に向かった。2層目は、少し複雑な作りになっている。複数の小部屋が配置されているが、中には魔物というのがほとんどだ。ただ、その中の一つに下への階段がある。
「奥から3つ目、右の部屋だ。手早く行こう。
手間取っていると、他の部屋から魔物が起きかねない」
私たちはそこに向かう。……
※25以下で敵遭遇、50以下で階段の部屋に鍵
※何もなし
私たちは何事もなく階段の部屋に着いた。鍵もかかっていない。問題なく下に行けそうだ。
階段の下は、少し開けた空間になっている。魔物との戦闘は避けがたいが……
※30以上で戦闘省略、未満なら判定で敵決定
※戦闘省略
広間にいたのは、中型の魔獣と数体の不死者だった。
「先急いでるから、とっととどいて!」
ライラはそう言うと、暗黒の雷をそれらに降らせた。あっさりと、それらはその場に崩れ落ちる。
「よしっと。この階層は何もなさそうだね。次行こ」
ダナの言葉に促され、私たちは下り階段を降りた。
※雰囲気判定 コンマ下
雰囲気84…安全
※ユニークキャラ登場判定
01~03 ヴァッハ
04~08 越後
09~70 なし(55以上ゾロ目でヴォルガ)
71~99 ヴォルガ
ここで中断。
その前にもう一つだけ判定します。
※75以上で追加イベント
※追加イベントなし
(ルカンたちがいた階層ではない)
再開は昼予定です。
クリティカル帯で何やら爆発しそうなお方が待ち構えてますね…
ところで質問の自由安価でそこ聞いちゃうかーってなったことってあります?勿論的外れでないもので
>>667
フローラ、デアドラ、ドワーキンが兄妹だからそれだと3人だし違うんじゃない?
再開します。
>>715
分かりますか。ええ、爆発しますね。
自由安価で困ったことはないですね。早く看破され過ぎて「何でそんな読み込んでるの?」と思ったことは何度かありますけど。
>>716
詳しくは言いませんが、違います。
着いたのは花々が咲く湿原だった。白と黒の見たことがない鳥が立っているぐらいで、不穏な気配はない。
「深層だというのに、随分と穏やかなものですね」
ミドルが辺りを見回して言った。確かに、危険はほとんど感じないが。
※65-賢さ(24)×2=17以上で成功
※28…成功
「ここから1キメドほど歩くと、小さな館があるな。そこの地下に階段がある。
魔物がいるようだが、やり過ごせば問題ないだろう」
私たちは湿原を歩き始めた。穏やかな風景に、心が癒される。
ライラはどこからくすねてきたのかウィスケの瓶を開けようとしたが、ミドルが怖い顔をして止めさせていた。
「少しだけならが少しで終わるわけがないですよね?」とは、ミドルの弁だ。
……
※15以下で敵に遭遇、80以上で何かを発見
※何もなし
私たちは小さな館についた。魔物はいるらしいが、さしたる障害ではないはずだ。
「扉に鍵はかかってないね。さっさと抜けちゃおう」
館に入ると……
01~15 不意討ちだ!
16~30 魔物に見つかった!
31~50 魔物の姿を見た。まだ気付いてはいないようだが。
51~85 そのまま階段に着いた
86~94 ???????
95~99 ????????????
館に入ると魔物の姿はなく、そのまま階段に着いた。
「何か随分とあっさりしすぎてるね。……この先何かあるんじゃないかな??」
「考えても仕方ない。……次はジェラードがモリブス用に更地にしていた階層かもしれない。何かあるかもな」
※雰囲気判定 コンマ下
※雰囲気89…極めて安全
※イベント判定
01~15 通常階層(ジェラードの更地ではない)
16~40 無人の階層
41~60 入植者あり
61~75 ランダムがいる
76~94 ジェラードがいる
95~99 ???????
階段を降りると、そこには……何もなかった。白い床と、どこまでも広がる無の空間。ここが、ジェラードがモリブスを持ってこようとした場所なのか。
「……何もなくて、逆に頭が痛くなってきますね」
ジュリアが頭を振る。これは、「一族」は耐えきれても通常の人間はじきに狂ってしまうだろう。やはり、そこは埋めがたい感性の溝なのか。
※65-賢さ(24)×2=17以上で成功
※52…成功
「階段は……あの辺りだな。ちょうど少し、床の色が違う辺りだ」
私はここから200メドほど先の辺りを指差した。……微妙に、色が灰色がかっている。
「まあ、探索するほどのものもなさそうだしね。とっとと行こうか。
まだ探索始めて、一刻ちょっとか。……早く行ければ、今日のうちに第一研究所も行けそうだけど」
ダナが苦笑した。幸事魔多しと言うが、順調に過ぎるのが逆に怖くもなってきた。
※30以下で敵襲撃
※何もなし
※雰囲気判定 コンマ下
※雰囲気19…危険
※ユニークキャラ登場判定
人数
01~10 4人
11~30 3人
31~60 2人
61~94 1人
95~99 1人(ボーナスあり)
※ユニーク登場1人
※ユニークキャラ登場判定
01~20 シュマゴラス
21~55 ヴァッハ
56~94 越後
95~99 ヴォルガ
※これは「確定で登場するユニーク」です。数が増える可能性があります(中確率)
※ヴァッハ登場確定
ここで区切ります。次回vs黄金バットもどき。
なお、今後ですが雰囲気でコンマにペナルティが付きます。(深層ペナルティ)
01~03 逃走推薦(-25)
04~15 極めて危険(-20)
16~25 危険(-10)
26~40 やや危険(-5)
再開します。
「見たところ普通の迷宮だけど……随分と寒いね」
ダナが身をすくめた。確かに、決して薄着ではないのに寒さを感じる。あまり長居するところではないようだ。
……ゴワァァン、ゴワァァン……
何かが激しく壊れる音がする。随分遠くからだが……何だこれは?
「……何ですかね、これ……壁が砕かれているような……しかも、ちょっとずつ大きくなってる?」
ミドルも眉を顰めた。何かがこちらめがけてやってきているのか?嫌な予感がする。
私は鉢金の力を使った。早くこの階層を離れた方がいい。
75-賢さ(24)=51以上で成功
※91…成功
私の背筋に冷たいものが走った。これは……!?
「巨大な魔力が『一直線に』こっちに向かってきている。壁を壊しながら、だ。多分、これがコーウィンが言っていた『ヴァッハ』だな。
だが、階段はその向こう。選択肢は2つだ……全速力で大回りで逃げて振り切るか、それとも、敢えて最短距離で行って迎え撃つかだ」
「ボクは、迎え撃つべきだと思う。今のボクたちなら、多分大丈夫だと思う」
ダナが私の目を見た。……しかし、ミドルは少し考え込んでいる。
「ミドルの意見は違うようだな」
「シデさんの打撃が効かない相手というのを考えると、逃げるのも手かなと。少なくとも、戦うなら開けた場所の方がいいんじゃないかと」
「確かに……大回りで逃げると一回大広間に出る。ここなら距離を取って戦えるが」
どちらの意見にも理がある。さて……
1 まっすぐ行って迎え撃つ
2 逃げて大広間で戦う、可能なら逃げ切る
安価下5多数決、考察必要
「決めた。一旦逃げよう。……ここで戦うのは狭すぎる。恐らく、接近戦を挑んではいけない相手だ。
ならば、少しでも優位な場所に向かおう。それでいいか」
「あたしは異論なし。後方から不意討ちされたら、たまったものじゃないし」
「私も同感です。シデさんが前衛で体を張っても有効な打撃は与えられないんでしょう?だったら、そうした方がいいと」
ライラとジュリアも同意した。ダナは「それならしょうがないかな」と苦笑している。
「なら、決まりだ。……逃げるぞ!」
私たちは音がする方と逆の方向に向けて走り出した。
……
※35以下で敵登場
※敵登場
ひたすら走っていると、行く手に何かの姿が見えた。……あれは??
01~05 シュマゴラス
06~10 越後
11~15 ウオーン
16~20 クリング
21~94 通常魔物(戦闘省略)
95~98 ヴォルガ
99 j
※通常魔物、戦闘省略
そこにいたのは人狼数体だった。この程度なら問題ない。
「邪魔だっ!!」
ミドルのクリムゾンから数本の光条が発せられ人狼を貫くと、それらは即座に息絶えた。
「先を急ぐぞっ!!」
私たちは速度を落とさず走り抜けた。……ヴァッハとの距離は……
※50以上で開いている、未満なら少し詰まっている
※開いている
ヴァッハとの距離は、少し開いたようだ。遠くから聞こえる壁を壊す音も、少し小さくなったように思える。
私はそれに少し安堵しながら、大広間に向かった。そこにも数体の魔物がいる。
逃げるにせよ、迎え撃つにせよ、片付ける時間が欲しいところだ。
※40以下で敵遭遇
※敵遭遇せず
私たちは大広間の扉の前に辿り着いた。何とか、戦える環境づくりはできそうだ。
問題は、ここに何がいるか。さほど強力な魔物はいないはずだが。
※30以下で「クリング」登場、31以上で戦闘省略、95~99なら「ヴォルガ」がいる
※戦闘省略
扉を開けた先には、キマイラ2体と大型のトロルが1体。この程度なら造作もない。
ミドルとライラがあっという間に殲滅し、大広間には何もいなくなった。
「……これで一応、ヴァッハってのを迎え撃つ準備ができたってわけだね。逃げ切れそう?」
「不可能ではない、という程度か。戦わずに済むなら越したことはないが」
私は大広間を見渡した。……
※75以上で宝箱あり
※宝箱あり
※個数は……
01~60 1個
61~80 2個
81~94 3個
95~99 装飾付き宝箱1個、通常宝箱2個
ゾロ目で装飾付きが1つ
大広間には宝箱が3個ある。これを開けていたら逃げ切るのは不可能だが。
1 開ける
2 開けない
安価下3多数決、考察必要
「宝箱を開けよう。ヴァッハには追いつかれるが、それは仕方がないな。
丁度開け終わった時ぐらいにここに来る計算だ。ある意味都合がいい」
「それもそうだね。何かいいものがあるといいけど」
ダナが頷いた。最初の宝箱は……
01~20 骨董品だ
21~50 幸運のボタンだ
51~75 不幸の宝珠だ
76~94 スタングレネードだ
95~99 再判定
出てきたのは骨董品だ。……到底使い物になりそうもないが。
※95以上で使い道あり
※使い道なし
「だめですね、これは使い物になりそうもない。次開けましょう」
ミドルが首を振った。……2つめはどうか。
01~20 骨董品だ
21~50 突然変異薬だ
51~75 不幸の宝珠だ
76~85 スタングレネードだ
86~94 奇跡の首飾りだ
95~99 再判定
出てきたのはスタングレネードだ。……これはありがたい。
「ヴァッハに効くかは分からないですけど……第一研究所攻略ではかなり心強いですね」
「確かにな。見たところ、アザトートも朦朧はしそうだ。ケインは言うまでもない。
一定条件さえ満たせば、かなり有利に進められそうだな」
私はミドルに頷いた。最後の宝箱はどうか?
01~20 幸運のボタンだ
21~50 不幸の宝珠だ
51~75 奇跡の首飾りだ
76~85 腕輪?
86~94 小手のようなものが出てきた
95~99 再判定
※再判定です。
01~20 僥倖の髪飾り
21~50 腕輪(神器確定)
51~75 小手(神器確定)
76~85 イヤリング(特殊アイテム、使用後もアクセサリとして効果あり)
86~94 片手剣(最上級神器)
95~99 再判定
そこにあったのは、一振りの片手剣だ。……見るからに凄まじい魔力を放っている。
剣には銘があった。「けしにぐの剣――ヴォーパルブレード」と。
手に取ったミドルが震えている。
「……こ、これはっ!!……今までの武器や防具とは、全く比較にならない!!……とんでもない代物ですっ!!」
※神器「ヴォーパルブレード」
HP+80、全ステータス+4、ダメージ修正120、コンマ修正25、クリティカルが90以上で発動
遠距離攻撃「飯綱」可能(命中判定知力、アイテム始動扱い)、攻撃ダメージは筋力と知力両方を参照
常時2回攻撃
※誰が装備しますか?ダナとミドルが装備可能です。(一応ジュリアも)
※空いた武器の使い道も示してください。
安価下5多数決、考察必要
余った神器って勿体無いな…ジュリアン辺りに聞いて合成とか出来ないかな?
質問、ミドルはクリムゾンとの同時運用は出来ない?
>>814
一応、クリムゾンはライラ、ジュリアも装備できます。
エリリル、獅子殺しともにジュリアンに返すと何かもらえます。
クリムゾンは返さない方がいいでしょう。(越後はクリムゾンのプロトタイプ持ちなので……?)
ワーウィンドルはブランドに返すとお返しがもらえます。
>>815
できません。二者択一です。
ただ、クリムゾンは射撃武器ですので、ジュリアに渡せばそれほど腐りません。連射スキルが死にますが、常時集中は使えます。
ライラに渡すのも一手です。高知力を生かした攻撃の選択の幅が広がります。
選択に必要な情報は以上でしょうか。このレス以降の選択変更は認めません。
仮にライラに渡した場合、暗黒魔法を銃に乗せて打ち出すとかは可能?
>>823
そう来ましたか。できます。なので、命中→盲目化ができますね。クリムゾンの特性上、複数に当てることも可能です。
あるいは地獄属性を乗っけることもできます。
多分これは重要情報ですので、選択変更したい方がいたらどうぞ。
つか0000までなら0000までって時間決めてそこまで議論とかのがよくないこれは。数人の意見だけで決められてしまうのはどうなのかな
ミドルの魔道具知識のスキルがクリムゾンじゃないと腐ると思う
>>827
確かに議論が複雑になりそうですね。ちょっと一回整理しましょう。
考えられる選択肢は以下の通りです。
1 ヴォーパルをダナ、ワーウィンドルはブランドに返す、ミドルはこのまま
2 ヴォーパルをダナ、ワーウィンドルはミドルに渡す、クリムゾンはライラ、エリリルはジュリアンに返す
3 ヴォーパルをダナ、ワーウィンドルはサブウェポンとしてジュリアが保有
4 ヴォーパルをミドル、クリムゾンはジュリア、獅子殺しはジュリアンに返す
5 ヴォーパルをミドル、クリムゾンはライラ、エリリルはジュリアンに返す
現在1~3に一票ずつ入っているとします。
これで0130ぐらいまでで多数決とします。
筆者としては、割と意外な議論になっている印象ですね。
>>831
ヴォーパルでも魔道具知識は腐りません。「アイテム始動型」が条件なので。
あと、0130ではなく0000で変更します。ID変わるのを忘れていました。
俺個人としては1。ここまできてミドルとライラの装備いじる必要はないんじゃないかなー。それこそまだ拾うチャンスもあるだろうし。一応ワッハマン倒した後にもあるか?
では1で決定します。
ダナの新パラメーターは以下の通りです。
ダナ(持ち越し2p)
HP 283+190(473)
筋力 18+15(33)
知力 16+10(26)
器用さ 20+10(30)
賢さ 12+9(19)
耐久力 13+9(22)
魅力 16+7(23)
好感度 304
職業 勇者の娘
ダメージ修整 110(村正)、165(ヴォーパル)
ダメージ軽減 100
コンマ修正 50
(90以上がクリティカル)
※常時攻撃判定が3回
今日はここまで。ダナが完全にぶっ壊れましたね。
名実ともにパーティの最高戦力になった感です。攻撃ターンの関係上、シデの方が目立ってますが。
(基本シデ→ダナなので)
これ、例のアレを入手したらどうなるんでしょう。
なお、筆者はミドルに持たせる意見が多くなりそうかなと思ってました。色々貧弱なので。
越後戦後にイベントがありますから、それを見越してという感じなんでしょうか。
それでも不意討ち波動砲弱点乗せぶっぱの瞬間最大火力はシデにも匹敵してますし、ミドルに持たせ続けるのは十分ありだと思います。
>>836
変愚プレーヤーでないのなら、よくご存じですね。
元ネタは黄金バットではなく、そのオマージュの「ワッハマン」です。作品の結末が鬱なんですよねえ。
てかワーウィンドルは神器にしては随分と控えめな性能だったような
少し進めます。
>>851
元ネタ準拠です。ブランドもクロスボウ主力と言い切ってますし。
「これ……ボクが貰っていいかな?ワーウィンドルは、ブランドに返す方向で。
……こんな剣、見たことないよ。剣に触れたもの全てが斬られそう」
ダナはそう言うと、剣を鞘に納めた。私は「それがいい」と頷いた。
「……ヴァッハッハッハ!!!」
その時、ドゴンドゴンと壁が崩れる音とともに、野太い笑い声が聞こえてきた。ヴァッハがここに近付いてきている。
「来たな。皆、準備はいいか」
「大丈夫。早速、こいつの出番だね」
ダナが左手に「村正」、右手に「ヴォーパルブレード」を持って右半身となり、壁際で待ち構える。
そして轟音とともに、金色の髑髏のマスクを被った巨人が広間に文字通り殴り込んできた!
※50以上で先制
※ヴァッハ先制
金色の巨人は、すぐにダナを見付けた。その巨大な拳で彼女に向け殴りかかる!
55-器用さ(30)×1.5=10以上で成功(コンマ下、下2)
※両方とも回避
ダナは素早く横に避けた。拳の風圧が、ここまで感じられる。当たったらただでは済まない。
「あっぶない……でもこっちの番だ!」
85-ミドル知力(28)×2=29以上で成功、80以上で弱点あり
失礼しました、34以上ですね。
(ダナのも15以上でしたが、結果が変わらないのでこのままとします)
※弱点なし、ミドルの攻撃のみ1.5倍
ダナはヴァおッハの打ち終わりを狙い
※ミスです。
ダナはヴァッハの打ち終わりを狙い、二刀を振るった!風切り音が広間に響く!
60-器用さ(30)÷2=45以上で成功(コンマ下、下2、下3)
一番下のみ偶奇判定です。
奇数…最初のダメージ決定後カウンターダメージ
偶数…3発目ダメージ2倍&追撃確定
ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(33)×8+知力(26)×7+20)×x(コンマ÷5)
(コンマ下2一桁×8+筋力(33)×8+知力(26)×7+70)×y(コンマ÷5)×2
※ヴァッハは無生物なので村正のダメージボーナスなし
※縮地使用のため総合ダメージが追撃終了後倍になります。
ダメージ (2610+3192)×2=11604
ヴァッハ残りHP 15000-11604=3396?
※途中送信です
※追撃ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(33)×8+BM知力(26)×7+70)×x(コンマ÷5)kmi
タイピングミス多くすみません…ここで切ります。
なお、ダメージ1096
ヴァッハ残りHP2300になります。
やっぱりケインは小物だった…?
再開します。
「どりゃあああああ!!!」
裂帛の気合と共に、ダナが二刀をヴァッハに斬り付けた。
凄まじいまでの連撃に巨人は大きくたじろぎ、崩壊した壁際に追いつめられる。
「ヴァ……ヴァッハッハ……」
苦痛なのか、笑いなのか判断しがたい声をヴァッハは漏らした。それと共に、体が金色に光る!
「まずいっ……これで決めるっ!!」
ミドルはそう言うと、クリムゾンの引き金を引いた。
90-知力(28)×1.5=48以上で成功
15…失敗
クリムゾンの弾丸は、奴の後方の壁に当たった。ヴァッハの身体はさらに光を増している!
ライラは焦ったような表情を浮かべながら、エリリルの先端から黒い光条を放った。
70-知力(35)×1.5=18以上で成功(コンマ下、下2)
※1発命中
ダメージ
コンマ下一桁×10+知力(35)×9+280
ダメージ 695
ヴァッハ残りHP 1605
※恐怖判定 コンマ下70以上
※恐慌せず
暗黒の矢はヴァッハをうがったが、倒すまでには至らない。
すると、その次の瞬間。奴の身体が弾けおぞましいまでの魔力の波が私たちに降り注いだ!!
※回避不能、基本ダメージ 1605÷5=321
耐久力判定成功でダメージ半減(161)
75-耐久力(17)×2.5=33以上(シデ、コンマ下)
60-耐久力(22)×2.5=05以上(ダナ、コンマ下2)
90-耐久力(22)×2.5=35以上(ミドル、コンマ下3)
70-耐久力(26)×2.5=05以上(ライラ、コンマ下4)
80-耐久力(18)×2.5=35以上(ジュリア、コンマ下5)
※ライラ、ジュリアはクリティカルのためダメージ4分の1(81)
残りHP
シデ 83
ダナ 312
ミドル 126
ライラ 283
ジュリア 308
※シデとミドルに気絶判定 50以下で気絶
(シデ気絶の場合、視点がダナに移ります)
※シデ気絶
ヴァッハの魔力波を、ボクは辛うじて耐えきった。……他の皆はどうだろう?
ミドルはフラフラになりながら立っている。ライラちゃんとジュリアも大丈夫そうだ。でも……
「シデッ!!」
ボクは彼の元に駆け寄った。息はある。しかし、あまりに多量の魔力を受けたからか、意識はない。
「どうしよう……回復できる手段なんて、シデがいないと……」
足を引きずりながら、ミドルがやってきた。彼も相当辛そうだ。
「か……階段までは……近いんですよね……?シデさんをおぶって、何とか、そこまでは」
「ミドル!!無茶しないで!!あんただってボロボロじゃない!もし、そこまでに敵に襲われたら……一巻の終わりだよ?
ここで引くのも、あたしはありだと思う。命より大事なものなんて、ない」
ライラが険しい表情で言う。……どうしよう??
1 進む
2 帰還する
※安価下5多数決です。考察必要
いいもん貰えたし引きますかー。またアイテムチャンスあると思えば聞こえはいい
2
※一応、念のためです。仮にここで引き返すと、コンマ次第ですが本日の探索はここで終了になります。
ミッション期限的に翌日「39階層踏破→作戦会議→第一研究所攻略」になるとだけ言っておきます。
>>920-922
2に決定しますが、上の情報を見て変更はないですか?
え、じゃあちょっと考え直したいな。シデが意識戻るまでってどれくらい?判定次第?
39階層でシデの回復を待つという選択肢はあるかしら
シトロリンゴくん「俺を使え」
>>925
判定次第ですが、日中の復帰確率はあまり高くはありません。
(なお、帰還先はアヴァロン邸なのでHP回復は何とかなります)
>>926
なくはないです。ただ、上にあるように回復条件はそれなりに厳しいので、それまでに魔物が来る可能性が相応にあります。
(なので選択肢から外していました)
選択判定をやり直します。手際が悪く、申し訳ありません。
安価下5多数決、考察必要になります。
1 進む
2 帰還する
3 回復まで待つ
>>927
それ気付いちゃいましたか…
(※934を採用)
「ミドル、確かシトロリンゴ残ってたよね。2つぐらい。……それ食べさせてみて」
ミドルは一瞬何のことか分からずぼーっとしていたが、はっと気付いた。
「その手がありましたね!……試してみます」
ミドルは傷で震える手を何とか抑えながら、リンゴの皮をむき一口大に切った。
それを手で少しずつ絞り、シデの口に入れていく……。
※15以上で成功(本来30以上のところをミドルでボーナス)
17…成功
※視点がシデに戻ります。HP+100で復活
「……うっ……」
私はひどい痛みで目を覚ました。口の中が随分甘ったるい。
「シデ!!起きたんだね!!」
ダナが目を真っ赤にして抱きついてきた。
「……ああ。……済まないが、抱き付くのは後にしてくれないか。まだ、傷が結構痛む」
私は苦笑すると、鉢金の力を使った。白い光が、皆を包んでいく。これで、急場はしのげるだろう。
体力の回復を確認し、私は立ち上がった。傷口はほぼふさがったようだ。
「迷惑をかけてしまったな。しかし……自爆とはな」
「元が機械だったみたいだからね。一気に倒さないといけない相手だったかも」
私たちはヴァッハだった何かの残骸を見た。
※80以上で何か落ちている
※ドロップなし
髑髏の仮面だけが、そこに転がっていた。特にこれを持ち帰る必要はなさそうだ。
「……さて、あと少しだ。早く行って、コーウィンに報告しなければ。
多分、時間はまだ昼過ぎだ。明日の対策を練るには、十分な時間があるはずだ」
私たちは大広間を出た。もう少しで階段のはずだが。……
※30以下で魔物に遭遇
※遭遇なし
私たちは無事、第四十階層に降りる階段の所まで来た。ここから先は、さすがに独断では動けない。
「……いよいよだな。ここから先が、正念場になる。
コーウィンに、他の『一族』の招集をお願いしよう。ケインとの、決戦だな」
皆が頷いた。……
※20以下で追加イベント
※追加イベントなし。ただし……
私はタブレットを起動した。空間の歪みが目の前にできる。
「さあ、帰ろう」
……そう言った次の瞬間。
「そう簡単には帰せねぇなぁ」
甲高い声が、その場に響いた。いつの間に??
振り返ると、緑と黒のまだら模様の服を着た男がそこにいた。手には、ミドルのクリムゾンと同じような銃を持っている??
「皆、急げっ!!」
私たちが空間の歪みの中に逃げ込むのと、男が魔弾を撃ち込むのはほぼ同時だった。
「今夜もまた、誰かが命を落とすっ……!!」
※20以下で誰かがダメージ
軽ファンブル無効とは関係なし?
※ダメージなし
私たちは何とか、アヴァロン邸に着いた。あれが、「越後」という男であるらしい。
「……何か、気味の悪い奴だったね。服も変だったし」
「確かにな。……だが、あの銃。当たらなかったからいいが、相当脅威だぞ」
私がそう言うと、ミドルが険しい表情になった。
「……クリムゾンが、何か震えているんですよ。奴のに共鳴したのか知らないですが。
『本物は俺だ』と言っているみたいです。……せっかくだから、奴は僕にやらせてください」
私は頷いた。ベネディクトの方も、総力戦というわけか。
今日はここまで。
>>887
小物ですね(これは別に設定変更しているわけではないです)。
ベネディクトは彼なりの行動の軸が明確ですが、ケインは「勝利して支配する」しか頭にないのです。
ただ、そのためにやっていることはエグいですが。
なお、ベネディクトの行動の根底にはある種の信念があります。それはいずれ明かされるでしょう。
(その信念がゆえに決して味方になることはないですが)
>>948
完璧に失念していました。まあ、結果ペナルティがなかったのでこのままにしておきます。
コンバット越後との勝負は、そう遠くないでしょう。
完全に余談になりますが、元ネタでロールプレイしております。
「このまま無事EDを迎えられたら」というIFの話ですが。
http://lousy.s53.xrea.com/cgi-bin/up/dat/lup12777.txt
実はやるのは久々なのですが、大分忘れてますね。この子の前に2人死なせてます。
火力が程々だと5割→普通の攻撃→5割とか3割→弱攻撃→3割→中攻撃→3割で倒せそうなところを1ターンで8~9割が殆どになってるせいでかえって危険かも…?
>>954
そういうことですね。あと、今回のように相手が致死ダメージじゃないギリギリで来ると、気絶判定が先に来て逆に厳しくなります。
シデもミドルも一種のリザレクション持ちなので、致死ダメージなら無傷で回避できるんですよね。
289才……
>>960
年齢は設定できないんすよ…あと体格も。
なお、この後ジャッククローク引いてます。44Fまで駆け降りるか、竜窟で装備整えるか難しいところ。
少し進めます。夜には次スレでしょうか。
########
「第四十階層への道筋がついたか」
コーウィンの言葉に、私は頷いた。
「ヴァッハは撃破しました。問題は、第四十階層をどう進み、どう第一研究所を攻略するかです。
目下の脅威は、ベネディクトの残る『作り物』と、ケイン。そして奴の下にいるアザトート、ですね」
「そうだな。しかも、ケインは生け捕りにしないと仕方がない。聞きたいこともあるしな。
とりあえず、今から皆を集める。暫く待っていてくれ」
私たちは一度、部屋に戻された。メイドが持ってきた茶をすすりながら、ここで待てということらしい。
「しかし、結局これを使うことはなかったなあ」
ダナがワーウィンドルの入った鞘を見た。これ程の逸品を手放すのは勿体無い気もするが、やむを得ない。
「まあ、いいんじゃない?それはそれで。ダナちゃんも強くなったし。それに、ブランドさんが何かくれるかも」
「うーん、ならいいんだけどねえ」
ダナは少し残念そうだ。その時、ノックの音が飛び込んだ。ドワーキンだ。
「旦那様がお呼びで御座います」
……
01~50 エリックを除く全員がいる
51~80 エリックを除く全員を
がいる。マリーンもブレイズに連れられてきている
81~94 広間にはここに来れる全ての「一族」がいた。エリックもいる。
95~99 ???????
広間にはここに来れる全ての「一族」がいた。……単独行動を宣言していた、エリックの姿もある。ブレイズに連れられて来たのか、マリーンもいた。
「貴様は来ないと思っていたがな」
「……作戦変更を強いられた。詳しくは、後で話す」
コーウィンの言葉に、エリックはいつにも増して不機嫌そうだ。何か問題が発生しているらしい。
「……さて、今から始めようか。ベネディクト、ケイン以外の全員がいることになるね。
これだけの『一族』が集まるのは、1000年ぶりだね。そして、久し振りだね、ブランド」
議長役のジェラードに呼ばれ、ブランドが苦笑した。
「自分で自分の仇を討つための会議とは、珍妙な気分だがな。まずケインの奴を殺さんと気が済まない。
それはそこのジジイと同じだな」
ジジイ呼ばわりされたエリックの額のシワが深くなった。
「ふざけるなよ、餓鬼が。復活したからといって調子に乗っているようだな」
「良く言う。聞いたぞ、『ジャック』とやらに殺されかかったと。貴様も焼きが回っているな」
「何だと!!?」
エリックが激昂して席を立とうとした。ジェラードはそれを一瞥する。
「喧嘩なら後でやってくれないか。それに、君ら二人はケインに一番恨みを抱いているはずだ。……ああ、フィオナもだったな。
何はともあれ、奴を殺すにも準備がいる。何より、ケインの戦力は相当なものだ。……そうだろ、エリック」
エリックが唇を噛んだ。
「……悔しいが、その通りだ。我は『爆弾』を第一研究所に送り込み、内部で爆発させるつもりだった。そのための準備も進んでいたが……重大な事実が分かった」
01~33 情報A
34~66 情報B(イベント開始)
67~99 情報AとB(イベント開始)
中断します。
「重大な事実とは?」
「奴はベネディクトからの技術供与を受けている。……その一つが機械兵だ。
余もケイン経由で実戦投入したことがある。対帝国、教団戦では素晴らしい働きをしていた。奴は『私の開発です』と宣ってたがな。
だが、その殆どがαかβ――旧型だった。それは後になって分かったことだが。魔候国には最新式のγが数体あるだけ。モデルΔやΣなぞ、話にこそ上がれど見たことはない」
私は第三十五階層のことを思い起こしていた。……あの機械を目にした時、そこに記されていたのは「Σ」だったと記憶している。
確かに火力はありそうだったが、そこまで警戒するほどだろうか?
エリックが続けた。
「余は2日前、第一研究所に尖兵を送り込んだ。隠密術に長け、いざとなれば自爆をも辞さぬ勇敢な戦士だ。
そして奴から逐次連絡が入ってきた。『機械兵が、それも資料上でしかなかったΣが多すぎる』と。
それだけなら余も恐れはしない。だが、奴が今輪の際で叫んだ言葉が、余を翻意させた。『……Ω??』」
ブランドの表情が一気に険しくなった。
「Ω……それはまさか」
「ああ、伝承でしかなかった、古の古代兵器。我ら『一族』の誕生と同時か、それ以前からあったとされるものだ。
……ケインのそれが、本物かは知らない。だが、奴は帰らなんだ。
Ωには『一族』と同等の戦力があると見ていい。それも複数いるかもしれん」
ジェラードが大きなため息をついた。
「全く、どこにそんな技術があるんだか、だな。とにかく一つ言えるのは、今回は完全に総力戦ということだ。
ベネディクトの参戦も十分ありうる。
攻めるには、役割をきちっと決める必要がありそうだな」
「そうなると、この子達には切り込み役を務めてもらうことになるかしら?特にそのシデって子は、既に私たちを超えているかもしれない。
第四十階層も十分危険そうだけど、一番安心感はあるわ。その上で、誰かが補助につくことになるかもだけど」
※35以上でイベント発生
※イベント発生なし、同行者はランダム
本格更新は2200ぐらいからです。
次スレです。ご移動お願いします。
【コンマ】崩壊した世界を旅する16【安価】
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埋めてください。
変愚蛮怒についてだけど、安定版と開発版どっちのほうがおすすめとかある?
>>982
開発版ですね。開発版といっても結構安定はしてます。あと、安定版よりゲームバランスはいいです。
2.2.0系統になったので、追加要素が増える予感がしますが。
(というより、熟練戦士とか謎のpがいたり、ワーム様に騎乗できたり既にちょこちょこ違う)
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