ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

女「入った入った！」ｸﾞｲｸﾞｲ

少年「わっわっ」

女「とにかくお風呂入っちゃって！」

女「服はその辺に置いときなさい。乾かしといたげるから」

少年「あ、ありがとう…ございます」

女「いーからいーから」

ﾊﾟﾀﾝ

女「…」

ﾁｬﾎﾟ-ﾝ

少年「ふぅ…」

少年（母さんにカギなくしたって言ったら怒られるかなぁ…）

女「お湯加減どーお？」

少年「えっ！？あっ！！」ｻﾞﾊﾞ

少年「あっあったかいです！！」

少年「ありがとうございまふ！！」

少年（うわ、かんだ…）

女「じゃー私もはいろっかなー」

少年「へ？」


ｶﾞﾗﾗｯ


女「おじゃましまーす」

少年「…」ﾎﾟｶ-ﾝ

女「つめてつめて！」

少年「えっあっ」ｱﾀﾌﾀ

ﾁｬﾎﾟﾝ

女「ふい～」

少年「」

女「何固まってんのよ」ｹﾞｼｹﾞｼ

少年「やっ…だってっ」

女「んー？きんちょーしてるのかにゃ～？」ｸﾌﾌ

少年「そ、そんなことないっ」

女「あっそ」

女「今日はママさんは？」

少年「たぶん九時ぐらいに帰ってくる」

女「じゃあそれまで家にいなさい」

少年「うん、ありがとう」

少年「…ございます」

女「…」

少年「はー」ﾎｶﾎｶ

少年（女さんの部屋…）

ｶﾞﾁｬ

女「何ぼけっとしてんの？座りなよ」

少年「あ、はい…」

女「ママさんのケータイの番号、わかる？」

少年「うん…でも今電話出れないと思う」

女「あ、そっか」

少年「…」

女「…」

女「ご飯は？」

少年「いつもレンジでチンして…家の中にある…」ｶﾞｯｸｼ

女「じゃー今日はうちで食べてきなさい」

少年「いいの？」

女「いーのいーの」

女「ブライアン・イーノ」

少年「へ？」

女「…なんでもない///」ｶｧ

女「…なんか変！」

少年「えっ」

女「今日なんかおとなしいじゃん」

女「よそよそしいっていうかさー」

少年「そ、そーかな」

女「やっぱ風邪ひいた？」ｽﾞｲ

少年（近！！）ﾋﾞｸ

ｺﾂﾝ

女「んー」

少年「…///」

女「ちょっと熱っぽいかも」

女「カレー好き？」

少年「うん」

女「昨日の残りだけど、食べたら一応お薬飲んどこうか」

少年「うん、ありがとうございます」

女「んん～！」

女「やっぱ変！敬語やめてよ」

少年「えっ！は、はい」

女「うらぁ！」ｹﾞｼ

少年「いてっ」

少年「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

女「おいし？」

少年「うん！おいしい！」

女「おかわりあるからねー」

少年「うん！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

女「最近学校はどう？」

少年「楽しい」

女「友達できた？」

少年「うん、一応…」

女「よかったじゃん！引越してきたばっかの時は私とばっか遊んでたもんね」

女「最近会わないからさびしかったぞ☆」

少年「ご、ごめん」

女「じょーだんだってば！」

女「雨、止まないね」

少年「…」

女「まだママさん帰ってこないだろうなぁ」

女「もっかい電話してみようか？」

少年「ううん」ﾌﾙﾌﾙ

少年「どうせつながんないよ」

女「…」

少年「いっつも放ったらかしなんだ」

女「お仕事がんばってるのよ」

少年「わかってるよ…」

女「やっぱりさみしい？」

少年「うん…でもガマンする」

女「えらいえらい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

少年「ぅ…///」

少年「きょ、今日は、女さんといるからさみしくないと思う！」

女「お…」

女「…」

女（んああああああああ！！！）

女（かわいいかわいいかわいい！！！）

女（ギュウッとしてあげたいいいいいい！！！）

女（クンカクンカしてペロペロしたいいいいいいい！！！）

女（びゃあああああああああ！！！！）



少年「女さん？」ｷｮﾄﾝ

女「ん？なあに？」ﾊﾟｯ

少年「宿題やってていい？」

女「どーぞどーぞ♪」

女「なんの宿題？」

少年「算数」

女「わかんないとこあったら教えてあげるよ」

少年「ほんと？ありがとう！」ﾆｺ

女（おぅふっ！）

女（やっべ！今のマジやっべ！）

女（落ち着け～落ち着け私ぃ～）

女（素数を、素数を数えるのよ）

女（1…）

女（はいチュドーン！女さん、アウトー！！）

少年「…」ｶｷｶｷ

女（かわいいなぁ～）ｼﾞ-

女（目鼻くっきり、色白、黒髪）

女（細身なとこがまた…）

少年「…」ｶｷｶｷ

女（ターミネーター2のときのエドワード君レベルよねぇ）ｼﾞ-

少年「あ、あの」

女「んっ？どうしたの？」

少年「ジッと見られてると、その」

少年「恥ずかしくて…///」ｶｧ

女（ああああああああああああああああああああああああ！！！）

女「んーいいじゃん別にー」ｽｯ

少年「ち、近…」

女「照れてんの？かわいい♪」ｷﾞｭ

女（あかん！あかんて！女さん！！）

女（そのへんにしときや！！）

女（それ以上したらおまわりさんやで～！！）

少年「やっやめろよ！かわいいとか言うな！」ﾊﾞｯ

女「あーん」

女（チイッ！！クンカクンカできなかったぁ！！）

女（マイナス30ポインッッ！！）

女（ペナルティとして独身期間が3年追加されます）

女（しね！！神しねぇ！！）

女「かわいいって言われるの、ヤ？」

少年「うん…だって久しぶりに会ったのに」

少年「女さんにカッコ悪いとこ見られちゃったし」

女「ずぶ濡れだったとこ？」

少年「うん…」

女「そんな～全然カッコ悪くないよ？」ﾖｼﾖｼ

女（むしろそそった。エロかった）

女（本当にありがとうございました）

少年「そうかな…」

女「一緒にお風呂も入れたしねっ」

少年「ぅ…///」

少年「なんていうか」

女「うん？」

少年「女さんの前だったら男らしくしたいっていうか…」

女「…」

少年「カッコつけたいっていうか…」

少年「変かな？ぼく…」

女「…」

女（落ち着け落ち着け落ち着け）

女（彦摩呂彦摩呂彦摩呂）

女（フット岩尾フット岩尾フット岩尾）

女「そんなこと、ないよ？」ｽｯ

少年「早く大人になりたい」

女「ん～？なんで？」ｷﾞｭ

女（あ、いいにおい）

少年「なんでって…」ﾁﾗ

女「…」

少年「…」

少年「…なんでも///」ﾌｲｯ



女（あかん）ﾌﾟｯﾁ-ﾝ

ﾁｭｯ

少年「え…」

女「…」

ｸﾞｯ

少年「ンン！？」

ﾁｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳ

女「…」

少年「ンー！ンーッ！」

女「は、あっ…」

少年「ﾌﾟﾊｯ!!」

少年「ｹﾎｹﾎ!!」

女「…」

少年「な、な…///」

女「しちゃったね、ちゅー」

少年「なんで…？」

女「イヤだった？」

少年「ッ！そんなこと、ないけど…///」

ﾁｭｳ

少年「ンムッ！？」

女「んー…」ｷﾞｭｳ

ﾁｭｳｳｳｳｳｳｳ

少年「ﾌﾟﾊ!!ま、また…」

女「ヤ？」

少年「ぅ…///」

女「どーん！」

少年「わっ」


ﾄﾞｻ


女「ぎゅ～」ｷﾞｭｳｳｳ

少年「うぷ、くるし…」

女「足ではさんじゃうんだから」ﾓｿﾞ

少年「ん…」

女「あったかい？」

少年「うん…」

女「でしょー」

女「したい？」

少年「な、なにを？」

女「最後まで、したい？」

少年「…？」

女「私のこときらい？」

少年「そっそんなことない！」

女「ほんと？」

少年「女さんのこと、すきです///」

女「」ｷｭ-ﾝ

女「いいよ」

女「私のこと、好きにしていいよ？」

少年「えっと…」

女「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

女（あああああ！！とうとう一線を超えちゃうううう！！）

女（神よ！よいのですね！？）

女（イインダヨーグリーンダヨー）

女（あざす！神あざーす！！）

女（カモン！！エドワード！！カモオオオオオオン！！）



少年「なにしていいか、わかんない…」

女「oh...」

女「プッ！アハハッ！！」ｹﾗｹﾗ

少年「わ、笑わないでよ！」

女「だって…ふふ」

少年「うぅ…」

女「んーとね。じゃあ…」

ﾁｭｯ

女「今日はちゅーだけ」

女「続きは今度、ね？」ﾆｺ

少年「うん…///」

女（おお！なんか今のお姉さんっぽい！）

女（プラス1000ポインッッ！！！）

女（ペナルティとして懲役30年です）

女（なんでや！！まだプラトニックだろーがい！！）


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母「うちの子がお世話になって…」ﾍﾟｺﾍﾟｺ

女「いえいえ～お気になさらず～」

母「ほら！あんたもお礼いって！」

少年「ありがとうございました…」ﾍﾟｺ

女「どういたしまして♪」

女「また一緒にご飯食べよーね！」

母「ほんとにありがとうございます！」

女「私も弟ができたみたいで楽しかったですよ～！」

少年「…」

女「よかったらお仕事の時は私が面倒見ましょうか？」

少年「！」

母「えっいいんですか！？」

女「はい♪一人でご飯食べててもつまらないですから」

母「え～じゃあお言葉に甘えちゃおうかしら…あんたはどうする？」

少年「えっ！」

女「…」ﾆｺ

少年「いっ一緒にいたい！女さんと…」

女「ふふ…」

女「これからもよろしくね！」


おわり