※V3のSS及びネタバレ注意になります。
モノクマに呼び出された16人だが、それはモノクマからカラオケ大会をする、といった内容であった・・・。
アンジー「おー♪」
王馬「あはは、面白そうー♪♪」
最原「えっ!?」
赤松「ちょっと待ってっ!? いきなりだから、話が把握できないよ!」
モノクマ「だーかーらー、カラオケ大会を開いて、オマエラにはデュエットしてもらうって事だよ、分かった?」
百田「それは分かったが、なんでカラオケ大会なんか、すんだよ?」
白銀「それもなんでデュエット? デュエットをする理由も地味に分からないよ?」
モノクマ「決まってんじゃん。ボクの暇つぶし、そう・・・ただ単に暇だったから、それだけだよ」
茶柱「なんですか、それっ!?(変顔で)」
星「たくっ、いちいち暇つぶしに付き合えなんて、無茶な事言いやがる」
モノクマ「ちなみにデュエットは、その方が面白そうだと考えたからだよ♪」
春川「馬鹿馬鹿しい・・・」
キーボ「ある意味、理解不能です」
モノクマ「という訳で、オマエラー、絶対にカラオケでデュエットしてもらうからなー!!」
夢野「めんどいのう・・・」
入間「ふざけんなっ! オレ様は暇じゃねぇんだ。そんなもんにいちいち付き合えっかよ!ケッ」
獄原「ゴン太も、その「からおけ?」とか「でゅえっと?」って言うのが良く分からないよ??」
モノクマ「オマエラー、ボクの言った事に逆らえば、どうかわかっているだろー?」
天海「またいつものように「オシオキ」っすか?」
モノクマ「もちろん、オシオキに決まってるだろ!!」
東条「これは、言う通りにするべきかしらね」
真宮寺「まぁ、ボクは構わないヨ。また、良いのが観察できるかもしれないからネ。ククク」
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という訳で、カラオケ大会でのデュエットが決まったが・・・。
モノクマ「さっそくだけど、デュエット曲を発表する前に、オマエラにはクジでお互いにデュエットする相手を決めて貰いまーす」
赤松「誰と誰が一緒になるのかな?」ドキドキ
星「誰でもいいだろ、そこは」
王馬「ニシシッ、面白い展開にならないかなー♪ どうせなら、茶柱ちゃんが男子と組むとかさぁー?」
茶柱「そこの男死、殴られたいんですか!! 転子は昔から夢野さんと組むに決まっているではありませんか。ねぇ、夢野さん?」
夢野「んあー、ウチを巻き込むな」
春川「どうでもいいけど、さっさと終わらせてよね(も、百田とっ///ドキドキ)」
真宮寺「クククっ、いいヨ。さっそく観察のし甲斐があるヨ」
―――クジの結果―――。
1.赤松楓と最原終一
2.春川魔姫と百田解斗
3.東条斬美と星竜馬
4.茶柱転子と天海蘭太郎
5.夢野秘密子と王馬小吉
6.夜長アンジーと真宮寺是清
7.入間美兎とキーボ
8.白銀つむぎと獄原ゴン太
モノクマ「に、決まりましたーーー!!!」
赤松「こ、これって・・・」
最原「うん。最初から男女で組むように仕組まれていたんだね。」
赤松「でも、私は最原くんとだから、う、嬉しいよっ///」
最原「あ、赤松さんっ!?///」ビクッ
春川「私は百田か(ドキドキ)」
百田「おう、ハルマキか。よろしく頼むぜ」
東条「よろしくね、星君」
星「おう。」
茶柱「うぎぎっ、夢野さんではなく男死の天海さんと一緒とはっ!!」
天海「あははっ、とりあえずよろしくっす、茶柱さん」
夢野「んあー、なぜウチはお主なんかと」
王馬「ニシシッ。よろしくね、夢野ちゃん。」
アンジー「是清と一緒かー。」
真宮寺「夜長さん、くれぐれも観察の邪魔はしないでよネ」
入間「オレ様の相手がキーボならブッ楽勝だぜ! メンテナンスで上手く歌えるようにしといてやるぜ!」
キーボ「なんか、心配になってきましたが・・・」
白銀「ゴン太君、地味によろしくね」
獄原「うん。ゴン太、からおけ、というのは初めてだけど、白銀さんの足を引っ張らないように頑張るね!」
モノクマ「さて、いよいよ、おまちかね、デュエット曲の発表だよ! と言っても選曲は一人でも歌えるような歌だけどね」
赤松「あ、そうなんだ」
モノクマ「気を取り直して、選曲はこれだーー!!」
―――「恋」 歌:星○源――― バーーーン!!!
百田「恋? 歌手も名前も聞いた事がねぇな??」
最原「あっ、これって、去年外の世界で流行した、曲だよ!?」
茶柱「そういえば、そうですね。転子も、タイトルと歌手の名前を聞いた覚えがあります!」
入間「おいおい、聞いたこともねえ、曲をどうやって歌えってんだよ?」
モノクマ「まぁまぁ、落ち着いてよ。大会と言っても、今すぐではなく一週間の猶予を与えてあげるから、良く聞いて練習して来てね。」
天海「ということは、一週間後に行われるって意味で?」
モノクマ「もちろん。あ、それとダンスもあるけど、そこは創作でいいから考えてきてね。皆の前でデュエットしながら踊ってもらうから!」
星「おいおい、本気か?」
白銀「ダンスかぁー。私も地味にコスプレして踊った事もあるし、それに創作なら何とか出来るかな」
アンジー「アンジーも踊りは得意だよー。アンジーの島の風習でたくさん踊った事があるからねー♪」
モノクマ「それじゃあ、頑張ってねー♪」ヒョイ
獄原「行っちゃったね」
春川「はぁー、とりあえずやるしかないんだね・・・」
各自、それぞれ練習が始まった。
―――赤松と最原ペア―――
赤松「最原くん、さっき聞いた曲の曲調を頭に入れたから、今からピアノで演奏するね。」
最原「もう頭に入れたんだ! 凄いね、赤松さん!」
赤松「別に大したことはないよ。それよりも今から、私のピアノに合わせて歌ってみてくれる、例の曲を?」
最原「うん、分かった」
終了後
赤松「凄いよ、最原くん! 歌声が透き通ってて、特に女性っぽいが声質がいいよ!!」
最原「あ、ありがとうっ/// 赤松さんも一緒に歌ったようだけど、赤松さんの方も良い声だったよ。」
赤松「私の方こそありがとう、最原くん。次はダンスだけど、どんなのがいいかな?」
最原「そうだね・・・。僕は手足を簡単に動かすだけのがいいと思うな?」
赤松「あっ、それいいかも!? 簡単に動かした方が分かりやすくて、ダンスも踊りやすいと思うし!」
最原「うん、決まりだね。じゃあ、そのダンスを考えてみようか?」
赤松「そうだね。じゃあ、まずは手の動きからだけど・・・」
―――春川と百田ペア―――
春川「ねぇ、百田?」
百田「おう、何だ?」
春川「どうして、腕立てなんかするの? 歌の練習とか、創作ダンスはどうしたの??」
百田「分かってねぇようだな、ハルマキ」
春川「はぁっ、何言ってるの、殺されたいの?」ギロッ
百田「いいか。歌を練習する時やダンスを考える時には、最初に体を動かすのが一番なんだよ!! 体を動かせば、発声の時の筋肉量がつくし、頭を動かせて考え事が進むだろ!!」
春川「・・・・成る程ね。あんたはあんたなりに考えている訳だね、分かったよ。とりあえず、あんたに言う通りにするよ」
百田「おう、さすがはハルマキ、俺の助手、いや今はパートナーだな。分かってくれたか」
春川「!?///」カァー
百田「あれ、どうした? 顔が赤いぞ??」
春川「な、なんでもないっ///」
百田「そうか?」
春川(私としたことが、ここで感情を露わにするなんて・・・。迂闊だった///)
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