【安価】名無しの旅路【雑談】 (36)
記憶のない少年を安価で導いて下さい。
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森の中。
彼は虚ろな目で木に腰掛けていた。
それをあなたが見つけた。
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あなたの性別と名前を教えてください。
名前はカタカナでお願いします。
↓1
ヌル・ビヨンド。
あなたは近くの村に住む狩人である。
何時もの様に猟銃を背負い森を進んでいくと、
偶然視界の端に彼を見つけたのだ。
黒い髪に黒い眼。
見慣れない装いですぐに異邦人だと分かった。
ビヨンドは警戒を怠らずに彼に話しかけた。
「助けは必要か?」
「……」
彼は答えること無く呆然とあなたの方を向いた。
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あなたの行動を教えてください。
↓1
「仕方ないな…」
ビヨンドは彼にゆっくりと近づいた。
「立てるか?」
彼はゆっくりと頷く。
此方の言葉は一応分かるらしい。
「ついてこい。近くに俺の家がある」
ビヨンドは何も聞かずに彼を家へと招いた。
彼を気遣いゆっくりと歩く。
体感にして30分程。
見事なログハウスが見えてきた。
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「自分の名前は分かるか?」
「……」
「何処から来た?」
「……」
「何か喋ってみろ」
「お腹が空いた」
ビヨンドはスープを彼に振る舞った。
「美味しい」
「そうか」
一向に会話が進まずイライラするビヨンド。
それに対して彼はマイペースだ。
「お前…記憶喪失なのか…?」
「たぶん」
その答えを聞いて色々と諦めた。
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貴方の行動を教えてください。
少年を追い出すのも養うのも自由です。
↓1~3
ご飯落ち
再開です
「何か身分が分かりそうな持ち物は無いのか?」
「えっと…」
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コンマ判定。
ゾロ目でポケットに手がかりが。
00で超展開。
↓1
「何も持ってない…」
予想通りだったので、
ビヨンドは第三者の手を借りることにした。
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「村長…コイツなんだが…」
「ほう。異邦人か」
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村長の性別と名前を教えてください。
名前はカタカナでお願いします。
↓1
トード・シルター。
村長と呼ばれたこの男はビヨンドの住むメジハ村を束ねる老骨である。
「カエルだ…」
シルターは蛙顔だった。
ビヨンドは笑いを堪えた。
「そうとも。ワシはカエルなのだ。ピョコピョコ。」
二人は我慢できず笑った。
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「冗談はさておき。この坊主どうしたらいい?」
シルターは考える素振りを見せて二人に提案する。
「記憶が戻るまではどうにも出来ないだろ」
「だから村の働き手に成ってもらおうじゃないか」
ビヨンドは名案とばかりに彼を見た。
「住まわせて貰えるならそれでいい」
「じゃあ決まりだな」
それから彼の呼び名を考えた。
名前が無いと不便だからだ。
「暫くはナナシでいいだろう」
「それでいい」
彼はどこまでもマイペースで適当だった。
「それでいいのか…」
ビヨンドは呆れるばかりだ。
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2ヶ月後。
村での生活が落ち着いた頃。
ナナシは薪割りの仕事に勤しんでいた。
「ナナシくぅん」
「ん?」
彼女は村長の娘だ。
名前は確か…
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村長の娘の名前を教えてください。
名前はカタカナでお願いします。
なおコンマは好感度です。
↓1
「リエッタ」
「ハハハハハ!!」
ナナシは彼女が自分を嫌っていることを知ってる。
だから薪を抱えて逃げた。
「オイコラ待て!!薪寄越せ!!」
リエッタは何時も人の手柄を横取りする。
だからナナシは全力で逃げた。
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偶数で逃げ切り。
奇数で捕まる。
ゾロでドジる(リエッタが
↓1
コンマです
↓1
「薪を抱えて逃げるってどう言う構図なんだろう」
ナナシは考えながら木陰で一息ついた。
無事にリエッタから逃げ切った後で息遣いは荒い。
もう少し歩いた場所に家がある。
村長が用意してくれた自分の家だ。
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一先ず帰ったナナシは休憩がてらに魔法の練習をすることにした。
この世界には魔法がある。
そして自分も魔法が使えると知った時。
ナナシは知識に無い技術に違和感を覚えた。
でも使えたら便利だなと思い、
こうして毎日こつこつと練習している。
家の中だと危ないので家の裏でひっそりと。
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「……」
「……」
「……」
6つの目が此方を覗いていることに気付かずに。
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あなたの性別と名前を教えてください。
名前はカタカナでお願いします。
女性の場合はコンマを好感度として使用します。
↓1~3
「なぁ…覗きは良くないだろ…」
「じゃあ帰ればいいじゃない!!」
「リグは魔法いらないの?」
ナナシは3人の気配にやっと気づいた。
そしてあからさまに嫌な顔をした。
自分の年齢は定かではないが。
恐らく同年代。強いて言うと異性から嫌われる傾向にあるのだ。
「帰ろ…」
魔法の練習を中断して家へと戻る。
「帰っちゃった」
「リグが大声出すからよ!!」
「声が大きいのはマガネだろ…」
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あなたの行動を教えてください。
マガネ/ミリーナ/リグ/の行動に成ります。
↓1
「ストーキンしよう」
「名案ね!」
「うーん…」
暫くするとナナシは薪を背負って家を出た。
元々ビヨンドに頼まれた仕事なので彼の家へと運ぶためだ。
リエッタと鉢合わせないように気をつけながら。
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ミリーナはリグに肩車してもらい遠くからナナシを覗いてる。
「ナナシに異常ナナシ」
「何そのギャグ!!笑える!!」
マガネは何もしてない。
ただ煩いだけだ。
リグは帰りたい一心にミリーナを何処に捨てようか考えていた。
寝る
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