P「真美は思春期のようだから避けるようにしよう」 (87)

P「さぁ今日もレッスンいこう」ギュッ

真美「う、うん」モジ

P「真美?どうしたんだ?」

真美「兄ちゃん…恥ずかしいから手握るのやめてよ…」

P「嫌か?真美が迷子になると困るからなぁ」

真美「子供扱いすんな!」

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レッスン後

真美「ふぃー…疲れた」

P「終わったか?真美」

真美「に、兄ちゃん!迎えにきてくれたの!?」

P「ああ。真美がちゃんと頑張ってるか確認しておかないとな」

真美「あっち向いて!」

P「へ?」

真美「い、今汗かいてるからあんまり近くにこないで!」

P「…うーん」

P「てなことがあったんです」

小鳥「なるほど…」

P「以前は真美から手を引っ張ってきたりレッスン後も抱きついてきたりしてたんですけど…」

小鳥「のろけ話は聞きたくないです」

P「俺、真美から嫌われたんですかね?」

小鳥「そんなことないですよ。真美ちゃんはただ思春期にはいっちゃったんだと思います」

P「思春期?」

小鳥「ほら、プロデューサーさんもわかるでしょう?あのくらいの年頃の子は異性をよく意識するじゃないですか」

P「あぁ…ありましたありました、そんな時期」

小鳥「異性に関してだけではなくいろんなことに過敏になってしまう時期なのでデリカシーのない行動は控えたほうがよろしいかと」

P「デリカシー…なかったですかね?」

小鳥「はい!いきなり手を握られたら女の子はドキドキしちゃうものなんです!」

P「女の子…ねぇ…あの真美が…」

P「参考までに聞きたいんですけど小鳥さんは思春期の頃どういうことしてました?」

小鳥「えっ…なかなか答えにくいこと質問してきますね…」

P「すいません。思春期の女の子というものがよくわからなくて」

小鳥「うーんと…うーんと…あたし何してたかなぁ…?」

P「覚えてませんか?」

小鳥「随分と前のことなので…」

P「たしかに」

小鳥「…………」

小鳥(あの頃はよく…漫画に影響されて食パンくわえながら学校にいってたりしたっけ…)

小鳥(まったく誰ともぶつからないまま学生を終え、独り身のままここまできましたけど…)グス

P「な、泣いてるんですか?」

小鳥「現実は漫画みたいにいかないんです!」クワッ

P「今度は怒り出した…情緒不安定すぎやしませんか…」

小鳥「あたしのことはどうでもいいんです…でも一般的な思春期の女の子ってよくお父さんと一緒に洗濯されるのとか嫌がりますよね」

P「あー…聞いたことありますね…」

小鳥「あとお父さんに下着を干してるの見られると怒ったり気持ち悪がったり」

P「親としては複雑ですね…」

小鳥「ちょうどブラとかつけはじめる年頃ですからね。恥ずかしくて人の目とか気になってしまうんですよ」

P「なるほど…」

P(真美から「兄ちゃん気持ち悪い!」なんて言われたら立ち直れないぞ…)

小鳥「まぁプロデューサーさんが避けられたのはお父さんとしてってよりも男性として意識されたのが原因かと…」

P「ブツブツ」

小鳥「聞いてませんね」

P「わかりました…真美から嫌われたくないんでなるべく真美と触れあわないことにします…」

小鳥「今までは触れあってたんですか?どこを触れてたんです?」

P「仕事にも影響してきますし…真美とは今の関係を維持したいですからね」

小鳥「今の関係?どんな関係なんですか?男と女の関係だと言うんですか?」

P「相談に乗ってくれてありがとうございました!それじゃ!」

小鳥「あれ?あたし都合のいい女で終わりですか?あたしとも触れあってくれないんですかプロデューサーさん?」

小鳥「ピョー…」シュン

翌日

P「おはよう真美」

真美「あ、兄ちゃんおはよー」

P「今日のスケジュールは午前は営業、午後はレッスンだ」

真美「うん!真美頑張るよ!」

P「じゃ、いくぞ」クルッ

真美「あっ…」

真美(今日は手…握ってくれないんだ…)

P「車に乗れ」ガチャ

真美「…後ろの席?」

P「ああ」

真美「いつもは助手席に座ってるじゃん」

P「たまには後ろの席もいいんじゃないか?」

真美「…兄ちゃんの隣に座っちゃだめ?」

P「…まぁ、別にいいけど…」

P(あれ?今日は俺のこと避けようとしないのか…?)

車の中

P「午前の仕事の内容なんだが…」ペラペラ

真美(今日の兄ちゃん…お仕事の話しかしないな…)ジー

P「真美?聞いてるか?」

真美「う、うん。聞いてるよ」

P「そうか。で、ここの進行の時間は…」

真美「…………」ジー

P(めっちゃ見られてる…気持ち悪いとか思われてんのかな…)

P「現場に着いたぞ」

真美「うん。いこう兄ちゃん」

P「いや、俺はスケジュールの確認をしてるから真美だけ先にいっててくれ」

真美「え…?一緒にいってくれないの…?」

P「俺も後から挨拶しにいくよ。真美ももう一人で仕事できるだろ?」

真美「うん…」

P「よし。いい子いい子…」スッ

真美「!」

P(い、いかん!思わず頭を撫でるとこだった!)

P「……」スッ

真美(…手引っ込めちゃった…)

真美「いってくるね兄ちゃん」

P「ああ。いってらっしゃい」

真美「……」タタタ

P「……フーッ…日頃のスキンシップに慣れてしまっていたな…直さなくては…」

P「頭とか撫でたら絶対嫌われるだろ…危なかったな」


真美(…さっき兄ちゃん…真美の頭撫でようとしてくれたのかな)

真美(なんで撫でてくれなかったんだろ…兄ちゃんになにか悪いことしちゃったのかな…)

真美「ふー…終わった…」

P「お疲れ真美」

真美「兄ちゃん!」タタタ

P「暑い中よく頑張ったな」

真美「え、えへへ…」

P「じゃあレッスンいくか」

真美「あ…ねぇ兄ちゃん兄ちゃん」

P「なんだ?」

真美「レッスンの時間までまだ余裕あるよね?あの…ど、どこかでお昼ご飯食べない?」

P「あぁ…弁当買ってあるぞ。とりあえず連れてくから車の中で食べとけ」

真美「……うん…」

講師「ワンツースリーフォッ!!」

真美(兄ちゃん…真美連れてきたらすぐにどこかへ行っちゃった…)

真美(最近兄ちゃんとレッスンしてないな…)

講師「ワンツースリーフォッ!!」

真美(あ…真美から一人でやるって言い出したんだった。レッスンの時は兄ちゃんに見られるの恥ずかしかったから)

真美(兄ちゃんが急によそよそしくなったのって…やっぱり真美のせい…?)

講師「ワンツースリーフォッ!!」

P「んー…」ウロウロ

小鳥「どうしたんですかプロデューサーさん。落ち着きがないですね」

P「いや…ちょっと真美成分が足りないというか…」

小鳥「はい?」

P「今日は真美と手を繋いだりなでなでしたり美味しいもの食べさせにいってあげたり出来なかったもので」

小鳥「なんですかそれ。デートじゃないですか。デートしたことないあたしへの当て付けですか」

P「しかし…真美に嫌われることに比べればなんのその…でもやっぱり辛いなぁ…」

小鳥「あ、あの…代わりに小鳥成分を摂取されてはいかがでしょうか…」モジ

P「あっ!もう真美のレッスンが終わる1時間前だ!スタンバっとかなきゃ!」

P「それではまた!」タタタ

小鳥「…………」

真美「ふう…今日も汗びっちょりかいちゃった…」

真美「兄ちゃん迎えにきてくれるかな…今見られるとちょっと恥ずかしいけど…」

真美「とりあえず着替えよ…」ヌギ

P「真美ー?終わったかー?」ガチャ

真美「え…」

P「……あ、ピンク」

真美「……っ!!///」

真美「兄ちゃんのばかぁー!出てけー!」

P「す、すまん!」ガチャ

P「ま、真美の奴…もうブラジャーつけてたのか…」

P「でもなんかサイズがあってなさそうだったな…」

P「ってそんなこと思い出してる場合か。今回のでまた真美に嫌われてしまったに違いない」

P「せっかく30分前から部屋の前でスタンバってたのに…タイミングを間違えたな…」


真美「…………///」ドキドキドキドキ

真美「どうしよう…兄ちゃんに…し、下着見られちゃった…」

真美「で、でも大丈夫だよね…はるるんとかいつも転んでパンツ丸出しだし…真美の下着見たところで兄ちゃんは別に…」

真美「……まったく意識してくれなかったら…それはそれで嫌だけど…」

真美「ってなにいってんの私…はやく着替えないと…」ヌギ

真美「おまたせ…兄ちゃん…」

P「お、おう」

真美「…………」

P「そのー…さっきは…すまなかったな、真美」

真美「ううん…いいよ」

P(やべぇ…下向いちゃってるじゃん真美のやつ。俺と全然目合わせてくれない…)

P(なんとか場の空気を盛り上げないと…)

P「こ、今度俺と一緒にサイズのあったブラジャー買いにいこうな!」

真美「…ぅぅ…///」

P「あれ…」

P「…………」ブーン

真美「…………」

P(はぁ…口も聞いてくれないな…本格的に真美に嫌われてしまった…)ブーン

P(やべ…なんか落ち込んできた…このまま真美と話もできなくなったら…プロデューサー続けていける自信ない)ブーン

真美「……兄ちゃん」

P(あぁぁぁぁ…やらかしちゃったなぁ…)ブーン

真美「…兄ちゃんっ」

P「は、はえっ!?」キキッ

真美「わっ!?あ、危ないよ兄ちゃん!」

P「わ、悪い…」

P「で、どうしたんだ真美?」

真美「兄ちゃんはデリカシー無さすぎです」

P「そう?」

真美「自覚ないの?」

P「そういえば音無さんからも言われた」

真美「そうだよっ…平気で手握ってくるし…恋人繋ぎで」

P「だってやってみたかったんだもん」

真美「汗かいてるのに頭撫でたりしてくるし…着替えは覗くし!」

P「うぅ…ごめんってば」

真美「…これからデートしよ」

P「はい?」

真美「そ、そしたら…許してあげるから…」

真美「ここ!ここに来たかったんだ!」

P「なんだ…デートっていってもただのおしゃれな喫茶店じゃないか」

真美「ランチが安いんだよ!…本当はお昼に来たかったのに…」

P「そうだったのか」

真美「でも夜も大人の雰囲気がしてなかなかイケてるでしょ→」

P「真美にはちょっと大人すぎないか?」

真美「真美はもう大人だよ!」

真美「えへへ…兄ちゃんとご飯!」

P「ご飯でこんなに喜ぶなんてまだまだ子供じゃないか」

真美「ご飯でじゃなくて兄ちゃんと一緒にご飯だから嬉しいんだよ」

P「ははは。真美は甘えっ子だな。やっぱり子供じゃないか」

真美「もー…いい加減真美を大人として見てよぉ…」

P「でもここに来た甲斐はあったな。真美がいつもの調子に戻ってくれたし」

真美「兄ちゃんも元通りになったね」

P「へ?」

真美「なんか今日1日、真美のこと避けてたでしょ」

P「いやまぁ…それはだな…」

真美「真美ね…兄ちゃんに嫌われたんじゃないかって不安だったよ…?」

P「ま、まさか!真美を嫌いになるなんてあるわけないだろ!」

真美「そ、そうなの…?」

P「馬鹿だな…真美は俺の中で一番大切な子だと言っても過言ではないぞ」

真美「に、にいちゃ…///」

P「もう目に入れても痛くないくらいだ。毎日家に持って帰って愛でたいぞ」

真美「言い過ぎだよ兄ちゃん…そんなこと言われたら真美…///」

真美「でもなんであんなことしたの…?」

P「うーん…なんか最近真美とスキンシップすると避けられる気がしてな」

真美「そ、それは…」

P「あんまり真美にくっつきすぎると真美に気持ち悪がられるんじゃないかって思ってさ」

真美「気持ち悪いなんて思ったことないよ!」

P「ほ、本当か!?」

真美「うん!ただ恥ずかしかっただけで兄ちゃんのこと嫌いになったとかじゃないからね!勘違いしないでよ!」

P「じゃあ俺の服と真美の服、一緒に洗濯しても怒らないか!?」

真美「へ…?あ、うん…別に気にしない…と思う…」

P「じゃあ真美の干してある下着見ても気持ち悪がったりしないか!?」

真美「それはさすがにやだよ兄ちゃん…」

P「ほっ…とにかく嫌われてないならよかった…」

真美「考えすぎだよ兄ちゃん」

P「そうだな…俺ももう限界だったんだよ。真美を1日1回撫でとかないと元気が出なくてな…」

真美「…真美も…」

真美「真美も兄ちゃんに撫でられるの…好きだよ…」

P「…撫でていいか?」

真美「……///」コクコク

P「あー…」ナデナデ

真美「ぅ…ん…」

P「やっぱ落ち着くな…」ナデナデ

真美「そ、そう…?」

P「まるで我が子のようだ…」ナデナデ

真美「…えっ」

真美「我が子…?」

P「うん」ナデナデ

真美「もしかして…真美のこと一番大切って言ったのは…」

P「真美を見てると父性が沸いてきてな…ついつい自分の子供のように接してしまうんだ」ナデナデ

真美「こ、子供扱いしないでって言ってるでしょー!」

P「わっ!どうした真美!暴れるな!」ナデナデ

真美「いつまでもなでなですんな!兄ちゃんのばかぁー!」タタタ

P「真美ぃー!」

ガヤガヤ

P「あ、すみません…うちの子がご迷惑を…」

真美「……」グスン

P「店とびだしたはいいけど…帰り道がわからないので結局車に乗っちゃう真美ちゃんでした」

真美「うっさい!」

P「よしよーし。いい子いい子 」ナデナデ

真美「うぅ…」

真美(兄ちゃんに撫でられると…怒ってるのがなくなっちゃうよ…)

P「それにしてもなんでさっきは怒ったんだ?」

真美「兄ちゃんには一生わからないよ!この鈍感!」

P「なんかごめんな真美。兄ちゃん子供心がまだわかんなくてさ…」

真美「子供心じゃなくて女心だもん…」

P「ただいまー」

小鳥「あら?今日は直帰じゃなかったんですか?」

P「少し書類の整理をしたくて」

真美「真美もいるよー」

小鳥「ちょうどよかったわ真美ちゃん。今亜美ちゃん達が来てるのよ」

真美「えっ本当!?」

P「竜宮小町、ツアーから帰ってきてたのか」

亜美「真美ぃー!」バッ

真美「亜美ぃー!」ギュゥ

律子「プロデューサー殿、ただいま帰りました」

P「おつかれ。大変だったろ?」

律子「亜美が兄ちゃんと真美に会いたい会いたいうるさくて」

P「はは。それは嬉しいな」

亜美「あー!兄ちゃんだー!」

P「よー亜美。元気そうじゃないか」

亜美「兄ちゃんに会えてもっと元気になっちゃうよー」

P「可愛い奴だな」ナデナデ

亜美「えへへ。恥ずかしいよ兄ちゃんー」

真美「!」

真美「あ、亜美…」

亜美「ん?どしたの?」

真美「兄ちゃん疲れてるからそっとしといてあげよう」

P「別に疲れてないぞ?むしろ亜美を撫でると回復していく」ナデナデ

真美「……」ムスッ

亜美「あ…真美怒ってる?」

真美「べ、別にそんなことないよ…」

亜美「にしし…兄ちゃん!今度は真美をなでなでしてあげてよ」

P「よっしゃ任せろ」

真美「え、え?」

P「いい子いい子ー」ナデナデ

真美「ふぁ…」

亜美「真美ったら幸せそうな顔しちゃって~」

真美「なっ…!」

P「気持ちいいのか?真美」ナデナデ

真美「そ、それは…///」

亜美「わぁ…赤くなっちゃってるよ真美…オンナの表情してる」

真美「そんな表情してない!からかわないでよ亜美!」

亜美「んっふっふ…兄ちゃん兄ちゃん!」

P「ん?」ナデナデ

亜美「真美が兄ちゃんのこと大好きだってよ!」

真美「んなっ…!」

P「あぁ。俺ももちろん大好きだ」ナデナデ

亜美「いよっ!相思相愛じゃん!」

真美「み、みんながいる前でやめてよー!」

律子「…ロリコンだったんですか?」

あずさ「あらあら…うふふ」

伊織「……」ドキドキ

小鳥「俺ももちろん大好きだよ、小鳥…」

小鳥「あぁっ!だめですプロデューサーさん!みんながいる前で…!」

亜美「あ、みんないたんだ?」

律子「プロデューサー殿…本気ですか?」

P「なにが?」

律子「だから…本気で真美が好きなんですか?」

P「大好きだ」

真美「……///」ドキドキドキドキ

亜美「いつのまにこんなに進んでたのじゃこやつめ」ツンツン

律子「アイドルとかそういうこと以前に…歳が離れすぎてるんですけど」

P「だからいいんだろうが馬鹿者。むしろそうじゃなきゃいけないんだよ」

律子「…………」

小鳥(上に離れててもいいのかしら)

律子「このことについてゆっくり話し合いたいですけど…もう夜も遅いんでアイドル達を家に返してあげましょうか」

P「そうだな。俺の車に乗る人この指とまれ~」

亜美「はーい!」ニギッ

真美「は、はい!」ニギッ

律子「…くれぐれも変なことしないでくださいよ?」

P「変なこと…?なんだそりゃ」

律子「では伊織とあずささんは私が…」

あずさ「わざわざすみません~」

伊織(プロデューサーと真美ができてたなんて…緊急765連絡網でみんなに報告よ!)ポパピプペ

prrrrr

やよい「うっうー!?おめでたですー!?」

prrrrr

千早「な…に…」

prrrrr

春香「えっ?えっ!?きゃー!?」ステーン

prrrrr

美希「許しゃしねーの」

prrrrr

真「なんてこったい…」

prrrrr

雪歩「入らないと思いますぅ…」

prrrrr

貴音「なんと」

P「着いたぞ。亜美、真美」

真美「ありがと兄ちゃん」

亜美「ねーねー兄ちゃん。結局真美のどこが好きになったの?」

真美「あ、亜美!」

P「うーん…やっぱ子供っぽいところかな」

亜美「わー…よくわかんない趣味してるね。さすが兄ちゃん」

P「そうか?」

真美「子供じゃないってのに」

亜美「んじゃー亜美のことはどう?同じ双子だよ?好き?」

P「好きだよ」

真美「え…」

P「亜美もやんちゃなところとか子供っぽくて可愛いじゃないか。そういう子が大好きなんだ」

亜美「や…そ、その…なんか照れますな…///」

真美「む…」

P「真美の魅力も最近は恥ずかしがりやなところとかおませなところとかいっぱいわかってきたしな。どちらも守ってあげたくなるよ」

真美「うぅ…///」

亜美「…兄ちゃんがこんなに積極的だとは思わなかったよぉ…」

P「本心だからな」

亜美「なんなら兄ちゃん…亜美と結婚しちゃう?」

P「はい?」

真美「な、なにいってんの亜美っ!」

亜美「にしし…冗談だよー」

「ほらほら大人をからかうんじゃない。早く帰りなさい」

亜美「はーい。兄ちゃんまたねー」

真美「また明日ね!」

P「ちゃんと歯磨きして寝るんだぞー」

P「あと夏だからってエアコンつけっぱなしで寝るんじゃないぞー身体に悪いからなー」

P「夜更かしはほどほどになー。睡眠不足はお肌の敵だぞー」

P「それと…」

真美「兄ちゃんしつこい!」

亜美「兄ちゃんは亜美達のお父さんかよう!」

P「お父さんじゃない!」

P「パパと呼べ!」

真美「はぁ…今日は疲れたよ…」

亜美「んでんで!聞かせてよ真美!」

真美「なにを?」

亜美「兄ちゃんとの愛情秘話!」

真美「そんなのないよ…」

亜美「またまたぁ!ラブラブだったっしょ!」

真美「むしろ逆だよ…多分脈なし」

真美「真美達のこと子供としか思ってないみたいだもん」

亜美「?」

亜美「にゃあるほど…」

真美「兄ちゃん…完全にお父さん気分だもん…真美を好きになるなんてありえないっしょ…」

亜美「んっふっふ…まだまだだねぇ真美君!」

真美「え?」

亜美「子供として見られてるなら相応の対応ってもんがあるんですよっ」

真美「そ、その心は…?」

亜美「本当の子供みたいに甘えちゃえー!」

真美「子供っぽくしたら余計に子供に見られちゃうよ!」

亜美「真美が大人っぽく振る舞ったところでたかがしれてるっしょー」

真美「う…」

亜美「だったら兄ちゃんにとことん甘えて好き好きアピールしたほうがいいよ絶対!」

真美「なんか楽しんでない亜美?」

亜美「むっふっふ」

翌日

P「おはよう真美」

真美「お、おはよう兄ちゃん!」ギュゥ

P「うわ!いきなり抱きついてきてどうした?」

真美「え、えへへ…兄ちゃんに会えて嬉しくて…」

P「嬉しいこと言ってくれるな真美は!よし、抱っこしてやろう」ヒョイ

真美「えぇ!?に、兄ちゃん!恥ずかしいよ!」ジタバタ

P「真美は軽いなぁ。はっはっは」

P「あれ?今日は仕事なかったんじゃないか?なんで事務所にいるんだ」

真美「いーじゃん来たって。暇だったんだよ」

P「本当は俺に会いたかったんじゃないか?」

真美「え!?あ、や、別にそんなこと…」

P「図星なんだろ?まったく可愛い奴めー」ナデナデ

真美「にゃぁー」

小鳥「あたしもいるってことわかってます?」

P「いたんですか音無さん」

小鳥「えぇ、ずっと」

P(なんか音無さんがいると愛でづらいな…)

真美(ピヨちゃんは別にいなくてもいいんだけどな…)

小鳥「あれ?今あたしを邪魔者扱いしました?」

P「え!?なんのことです?」

小鳥「乙女は周りの声に敏感なんです」

P「乙女……?」

小鳥「しかしプロデューサーさんと真美ちゃんは本当に仲がいいんですね」

P「はい。ずっと一緒にいたいくらいです」

真美「に、兄ちゃん…///

小鳥「なんだか妬けちゃいます…あたしも真美ちゃんみたいにそんなこと言われてみたいなぁ」チラッ

P「小鳥さんが真美みたいに…?」

P「ないない」

小鳥「ピョー…」

P「しかしこうして3人だけだとまるで家族みたいですよね」

小鳥「え…!」

P「俺がパパで真美が子供で」

真美「むぅ…パパってくらいまで歳離れてないじゃん…」

小鳥「あ、あたしは…?」

P「ママですね」

小鳥(き、きたぁぁぁぁ!これはもう遠回しに口説かれてますよね!?プロポーズですよね!?)

P「だって小鳥さんくらいの年齢ならギリギリ真美を産んでてもおかしくないですからね」

小鳥「…………」

小鳥「あああああん!プロデューサーさんがあたしをいじめるぅぅぅぅ!」タタタ

P「ちょ、音無さん!?」

小鳥「実家に帰らせてもらいますぅぅぅぅぅ」ガチャバタン

P「……帰っちゃったな」

真美「うん…」

P「よし、思う存分真美を愛でるぞ」

真美「切り替え早いね兄ちゃん…」

P「とりあえず膝の上に乗れ真美」

真美「え…な、なんで?」

P「それなら真美を愛でながら書類作ったりできるだろ?」

真美「う…うん…でも恥ずかしいんだけど…」

P「いいからいいから」ヒョイ

真美「あうー」

P「真美の身体はちっちゃくて抱き締めたくなるなー」ギュゥ

真美「あ、あわわ…あわわわわ…///」

P「よし、真美成分確保!仕事に取りかかります!」

真美「う、あ、が、頑張ってね…」ドキドキドキドキ

P「おす!」カタカタカタ

真美(わあ…兄ちゃんの膝に座ってるよ…お尻の感触とか兄ちゃんに伝わってるのかな…)ドキドキドキドキ

真美(抱き締められると兄ちゃんの匂いとかするし…真美変になっちゃったかも…)ドキドキドキドキ

P「……」カタカタカタ

真美(兄ちゃん真面目な顔してる…照れてるの真美だけじゃん)ドキドキドキドキ

真美(どうしよう…顔が熱くなってくよ…)ドキドキドキドキ

P「ふぅ…終わった」

真美「お、お疲れ様…兄ちゃん」

P「あぁ」ナデナデ

真美「えへへ…」

P「それにしても今日の真美は大人しかったな。もしかして具合でも悪いのか」

真美「そんなことないけど…」

真美(兄ちゃんのせいで緊張してなにも喋れなかっただけだよ…もう…)

P「…なんか顔が赤いな…ちょっとソファーで横になろうか」

真美「え…?」

P「大丈夫か?真美」

真美「う、うん…真美は平気だよ」

P「いや心配だな。ずっとそばにいてやるから安心して休んでていいぞ」

真美「ずっと…?」

P「あぁ。添い寝してやりたいくらいだ。ソファーじゃ狭くてできないが」

真美「添い寝って…兄ちゃん大胆だよ」ドキドキドキドキ

P「真美が寝付くまで頭を撫でながら添い寝してみたい」

真美「ぅぅ…それ恥ずかしいよ兄ちゃん…///」

P「さっきよりも顔が赤いぞ真美…もしかして暑いか?飲み物でも買ってこようか?」

真美「い、いらない!」

P「へ?そうか?」

真美「ずっとそばにいてくれるんでしょ?ここにいてよ兄ちゃん…」

P「そうだな…じゃあ俺にしてほしいことないか?」

真美「え…してほしいこと…言っていいの?」

P「いいぞ」

真美「なんでも…?」

P「真美のためならなんでもできるよ」

真美「…………」

真美(ど、どうしよう…兄ちゃんになんでもしてもらえるなんて…!)

真美(なにがいいかな…ぎゅっと抱き締めてほしい、とか…)

真美(でもさっき膝に座らせてもらったときに後ろから抱き締められちゃったし…)

真美(……///)ドキドキドキドキ

真美(じゃあ…ちゅ、チューとか…?)ドキドキドキドキ

真美(だ、だめだめ!兄ちゃんにえっちな子だって思われちゃうよ!///)ドキドキドキドキ

P(真美がどんどん赤くなっていくな…)

真美「に…兄ちゃん…」

P「決まったか?あんまりお金がかかるのは勘弁してな?」

真美「そんなんじゃないよ。真美がしてほしいのはね…?」

真美「ち、ちゅ、ちゅちゅ…」

P(ねずみかお前は)

真美「ちゅ……!」

真美「……膝枕してほしいな」

P「そんなことでいいのか?」

真美「うん…」

真美(わー!真美のへたれー!)

P「よいしょ…これでいいか?」

真美「う、うん…」

P「俺の膝なんて固くて寝にくいだろ?」

真美「そんなことないよ。すっごく心地いいよ兄ちゃんのお膝」

P「そっか。真美が喜んでくれて嬉しいよ」

真美(…でもちょっと兄ちゃんの腰のあたりが気になって眠れない…)ドキドキドキドキ

真美(なんて言ったらはしたない子だって思われちゃうかな…)ドキドキドキドキ

P「そうだ。この体勢なら真美が寝るまで頭撫でていられるな」ナデナデ

真美「…兄ちゃん、真美の頭撫でるの好き?」

P「あぁ。子を想う親の気持ちになれるんだ」ナデナデ

真美「…………」ムスッ

P「ん?どうしたほっぺた膨らませて」ナデナデ

真美「なんでもないよっ」

真美(まだ真美のこと子供だと思ってるんだ…)

真美(…よぉし…)

真美「ちょっと暑くなってきたみたい…」

P「やっぱりか。どおりで顔が真っ赤だと思ったんだ」

真美「そ、そんなに真っ赤だった…?」

P「あぁ。もう熟したトマトのように真っ赤だったぞ」

真美「うぅ…と、とにかく脱ぐ!」バッ

P「おいおい…風邪引くなよ?」

真美「大丈夫っ!」ゴロン

真美(ふ、ふふふ…真美のせくちーな姿に見とれるがいい…)

P(…あれ、服の脇からブラジャーが見えてるじゃないか)

P(やっぱサイズ合ってないよなぁ…上から見るとちょっとカポカポだぞ)

P(いかん…いかんぞ真美。やはり今度一緒に買いにいかなくては…)

「……」ナデナデ

真美「むにゃ…」

P(…10分もしないうちに寝ちゃったな。この辺はやっぱりまだまだ子供だな)ナデナデ

P(思春期なせいか見栄はって大きめのブラジャーをつけてるようだが…)ナデナデ

P「ま、そんなとこも可愛いんだよな」ナデナデ

真美「うにゃうにゃ…兄ちゃん…」

P「ん…?」ナデナデ

真美「…好き…」

P「俺も大好きだぞ、真美」ナデナデ


ガチャ

美希「こんにちはなのーっ!」

P「ん?おー美希じゃないか」

美希「ハニー!?会いたかったのー!」ガバッ

P「お、おい…今真美が寝てるんだ。静かにしてくれ…」

美希「はっ…真美のこと好きって本当なのハニー!?」

P「静かにしろっての」

真美「んぅみゃ…」

P「…起きちゃうだろうが」

美希「むぅ…それどころじゃないよ…ハニーは真美のこと本当に好きなのか聞きたいの」

P「好きだよ?当たり前だろ」

美希「はぅぁっ…!」ヨロッ

美希「うぅぅぅ…どうしてミキを選んでくれなかったの…はにぃ…」ウルル

P「な、なに泣いてんだよ?」

美希「うううわぁぁぁぁん…」グスッ

P「お、おい…美希…」オロオロ

ガチャ

春香「こんにちはー!」

響「はいさーい!」

美希「ぶぇぇぇぇぇん…」

雪歩「美希ちゃんが泣いてますぅ」

春香「ど、どうしたんですかプロデューサーさん!?美希が号泣してますけど…」

P「俺にもさっぱりで…」

響「あ!真美がプロデューサーに膝枕されてる!」

P「お、おいっ。あんまり大きな声出すなってのに」

響「へへ…真美とプロデューサー、なんだか恋人っぽいぞ~?」ニヤニヤ

美希「!…ふぇ…ふぇぇぇぇ…」グスグス

春香「み、美希…」

雪歩「端から見たら膝枕ってよりも…」

貴音「響…必要のない一言で傷つく人もいるのですよ…」

響「え…自分、なにか悪いこと言った…?」

春香「ぷ、プロデューサーさん…真美のことが好きって連絡網がまわってきたんですけど…ほんとですか?」

P「はい?」

響「え…自分、知らないぞ…」

貴音「…………あ、響に伝え忘れていました」

響「えっ…た、貴音…」

貴音「…………」

貴音「御免」

響「…えっ…………えぇっ……」

P「なんでそんなことを連絡しあってたのかは謎だが…確かに俺は真美のことが好きだぞ?」

春香「!!」

雪歩「やっぱりきつかったですか?」

美希「うぅ…ひっく…ひっく…」

春香「あの…あのあのっ…プロデューサーさんはどうして真美を…?」

P「だって可愛いじゃないか」

春香「か…可愛いのはわかりますけど…一応アイドルなんですよ…?」

P「わかってるさ。でもこうして事務所で一緒にソファーで休むくらいいいじゃないか」

雪歩「いつもはベッドですからね」

春香「年齢だって…こんなに離れてるのに…」

P「みんなわかってないな…離れてるからいいってことがわからないのか」

春香「!!」

雪歩「具合がいいんですよね」

美希「…認めないの…」

美希「認めないのー!ミキの方がハニー大好きなのにー!!」ジタバタ

P「お、おいおい!真美が起きちゃうだろうがっ!」

雪歩「夜は寝かさないんでしょぅ?」

真「雪歩!なんで事務所に帰ってきてるんだよ!これから撮影だろう?」ガチャ

雪歩「あ、真ちゃん」

真美「……う~…なんだかうるさいなぁ…」

P「ほらー!起きちゃったー!」

美希「そんなのどうだっていいの!」

真「では雪歩をお借りしていきますね」

雪歩「お借りされちゃいますぅ」

貴音「どうぞどうぞ」

美希「真美!ハニーとっちゃだめ!」ギュッ

真美「え…」

P「ちょ…離しなさい美希」

美希「いやー!ハニーはミキのなのー!」ギュー

春香「み、美希!落ち着いて!ね?プロデューサーさん困ってるから離れよ?」

美希「やー!」ギュー

真美「ま…真美だって!」ギュッ

P「おっと…」

美希「ダメー!」

真美「ダメじゃないー!」

春香「二人ともプロデューサーさんから離れてよー!」

響「……」

響「じ、自分もいこうかな…」

貴音「やめておきなさい響…死人が出ますよ」

響「っ!?」ガタガタ

美希「ミキのハニーなのー!」グイー

真美「真美の兄ちゃんだよー!」グイー

春香「わた…プロデューサーさんは誰のでもないの!」

P「…美希っ!離しなさいっ!」

美希「っ…なんで美希にばっかり注意するの!?なんで!?」ウルル

P「おっぱいが腕に当たるでしょうが」

春香「!!」

真美「」

美希「…?」

P「ドキドキしちゃうからやめなさい」

春香「!!」

真美「……えっ…」

美希「……ドキドキしちゃうの…?美希に抱きつかれてハニーはドキドキしてくれるの?」

P「そりゃそうだろ」

「あのなぁ美希…真美みたいなちっちゃい子が抱きつくのと、美希みたいなギャルが抱きつくのは違うんだぞ?」

真美「ち…ちっちゃい子…」ガゴーン

P「俺と真美がいくらくっつこうと、じゃれあいくらいにしか見られないが」

P「俺と美希がくっついてたらカッポゥみたいじゃないか」

真美「…………」

真美「……」フニフニ

P「アイドルなんだからそういうの気をつけなきゃ駄目だぞ?まったくもう」

美希「」ポカム

春香「わた…響ちゃんとかも駄目ですか?」

P「だめ」

響「とんだ流れ弾だぞ……」シュン

美希「ちょっとまって…なの」

P「なんだ?」

美希「ハニーは真美のこと好きなんじゃないの?」

P「好きだが」

美希「普通はドキドキするから好きなんじゃないの?なのに真美相手にはドキドキしないの?」

P「ははは、我が子相手にドキドキしたら変態じゃないか」

真美(…っ!…まだ子供だって思われてる…真美は兄ちゃんのこと…好きなのに…)

響「えぇっ!?真美はプロデューサーの子供だったのか!?」

P「いや、我が子みたいに思ってるってだけだ。アイドルとして育ててるつもりがいつのまにか親心のようになってしまってな」

響「なんだ…びっくりしたぞ…ふぅ…」

美希「…てことは…ミキのことも好き?」

P「嫌いなはずはないぞ」

美希「真美みたいに好きって言ってよ」

P「す…好きだぞ美希…」

美希「ハニィィィィィィーっ!!」ガバッ

P「ぎゃあ!?」

美希「ハニーに好きって言われてミキ嬉しいのー♪」

真美(…兄ちゃん…)

春香「な、なーんだ…結局真美は女扱いされてなかったんだ…」

真美「……」ズキッ

貴音「」ペチコン

春香「ひゃぶっ……え?」

真美(なんだろ…すごく胸が苦しいよ兄ちゃん…)

真美(わかってる…兄ちゃんは真美のこと見るとき、女の子として見てくれてないってこと)

真美(だって今までは亜美と一緒にいたずらばっかしてたんだもん。子供っぽく見られて当然だよ)

真美(前はそれだけで楽しかったのに…今はいたずらするだけじゃつまんない…真美は…私は…)

真美(兄ちゃんのせいで…女の子になっちゃったんだもん…)

真美(ミキミキ達と違って兄ちゃんとくっついても怒られない。それは…子供である真美や亜美の特権)

真美(兄ちゃんと手を繋いで、兄ちゃんにだっこされて、兄ちゃんに抱き締められて…とってもドキドキしたし嬉しかったよ)

真美(でも…やっぱり兄ちゃんには女の子として見てほしい。意識してほしい!)

真美(真美は…それができるのがアイドルだと想うんだ)


貴音「真美…」

真美「…お姫ちん…?」

貴音「先程までとは違い、いい顔付きになりました。貴方は大人の階段を登り…女性として成長したのですね」

貴音「今こそ、勇気を出すときですよ」

真美「…うん!ありがとう!」

真美「兄ちゃん!ちょっと真美について来て!」

P「へ…?いきなりなんだ真美?」

美希「ダメー!今度はミキがラブラブする番なのー!」

貴音「四条ちょっぷ!」ペチコン

美希「う…っ…」ガクッ

響「ひ、ひぃぃ…」ガタガタ

貴音「ここはわたくしに任せてお行きなさい、双海真美」

真美「うん!いこう兄ちゃん!」

P「おい引っ張るなって」

貴音「ぐっ」b

P「ど、どうしたんだよ真美!?」

真美「兄ちゃんに言いたいことあるの!」

P「さっき事務所で言えばよかったじゃないか」

真美「無理だよ!恥ずかしいもん!」

P「はぁ…」

P(サイズの合ってないブラジャーのことか…?)


雪歩「サイズが合ってないのはそれだけじゃないと思いますぅ

真「…?いきなりどうしたの雪歩?」

真美「ここならいいかな…」

P「はぁ…はぁ…子供の体力に付き合うのはしんどいなぁ…」

真美「…兄ちゃん?子供扱いしないでって言ったよね?」

P「そんなこと言われてもだな…はぁ…真美はまだまだ子供だろ…はぁ…」

真美「…んっふっふー…そんなこと言う兄ちゃんにはお仕置きが必要ですな」

P「え…?」

真美「…ちょっちしゃがんで」

P「こうか…?」

真美「…2度と真美のこと…子供だって言えないようにしてあげる…」

チュッ

P「……!」

真美「…ん……」

P「……」

真美「……」

P「……」ペチペチ

真美「…ぷはっ…」

P「はぁ…はぁ…な、なんのつもりだ…?」

真美「…えへへっ!最後のいたずらだよっ♪」

P「真美…お前…」

真美「…わかった?真美の気持ち…」

P「…子供だと思ってたけど…真美も女の子だったんだな…」

真美「やっとわかったの?もう兄ちゃんったら…」

P「顔真っ赤になってるぞ真美」

真美「あ、当たり前だよ…好きな人とチューしちゃったんだから…」カァッ

真美「兄ちゃんもお顔赤いよ…?」

P「……あぁ。すっげえドキドキしてるよ」

真美「もう真美のこと子供だなんて言わないでね!」

P「き、気を付けるよ」

真美「言おうとしたら…真美のチューでお口塞いじゃうんだからねっ!」

P「はは…それは俺の心の臓がやばいからやめてくれ」

真美「…真美は兄ちゃんのこと好きだよ。兄ちゃんは…?」

P「…今まで通り大好き…だなんてもう言えなくなっちまったよ」

P「今は真美のこと、女の子として意識しちゃってんだからさ…」

真美「…えへへっ!それでもいいや!そっちのほうが嬉しい!」

数日後

小鳥「はい…はい…ですからそれはただのじゃれあいといいますか…」

社長「……キミィ…」

P「……すいませんでした…」

社長「事務所の中でアイドル達と仲良くする分にはいいが…町中で堂々とちゅうするアイドルがいていいと思うのかね!?」

P「……思いません」

亜美「真美ぃ…やりますねぇ…」

美希「許しゃしねーの…」ゴゴゴ

雪歩「中もいいけど外もいいですよね」

真美「んっふっふー。真美のいたずらで困っちゃってるね兄ちゃん!」

P「すまん真美…しばらく真美とは避けあうことにしよう…」

真美「…………えっ」


終わり

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