男「亜人の奴隷を買う」メイド「もう買ってませんけどね」 (1000)
このSSは以下の要素を含みます
・亜人
・奴隷
・オリキャラ
苦手な方はご注意ください。
大丈夫な方はよろしくお願いします。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495629248
メイド「皆様御機嫌よう。初めての方は以後お見知りおきを」
メイド「恒例の案内役を務めさせていただく、超絶プリティなメイドですわ。元ヤンとか言った方は表に出てください」
メイド「このSSは安価SSのために頻繁に安価が入りますわ」
メイド「安価はコンマの下二桁で判定。判定に必要な能力に心技体のうちのどれかを乗じたものを成功値とし、それを下回れば成功となります」
メイド「能力値以下を出すと大成功。判定値の大きく上回ると大失敗。それと1~5なら自動成功でクリティカル。96~00で自動失敗の大失敗になりますわ」
メイド「今現在ご主人様は買った奴隷を連れて人間と亜人が共存する村を復興させようとしています。そのために近く近隣の街を制圧しにいくそうで戦力を集めている状況ですわ」
メイド「ご主人様の仕事は奴隷と一緒に村を復興させることで、毎週一人奴隷を選んで村の復興のために尽力します」
メイド「そして休日は奴隷や私と交流し親交を深めたり、装備を整えたり、イベントを進めたりします」
メイド「次に村の説明をしますわ。村は山奥にある隠れ里で、現在少しの人間と多くの亜人が共存しています。もちろん亜人側が人間と共存しない場合は少々お話をすることになりますがおおむね平和と言ってもいいでしょうね」
メイド「今ある施設は酒場、道具屋、薬屋、武器屋、服屋、教会、訓練所。復興するにつれもっといろいろな施設ができるかもしれませんね」
メイド「さて次は私たちの紹介ですがそこにいる半生スライムのベルグレインが暇そうなので手伝ってくれるそうですわ」
ベル「半生スライムって呼び方やめてくれないかな。氷晶体スライムだからね」
メイド「洗濯物取り込むまでに終わらせておいてくださいね」
ベル「はぁ。まぁいいけどさ」
ベル「えーっとまずは一応僕のご主人様である男――本当は僕の方がご主人様だけどね――の説明でもしようか」
ベル「元騎士で鬼との闘いで負傷し引退。いろいろあってひどい火傷を負ったから仮面をしているよ」
ベル「今は村を復興させるためにいろいろ動いているよ。最終的には亜人と人間が共存できる世界を作るんだってさ」
ベル「でも僕を殺そうとしたし言葉に説得力がないよね。あ、そのことに関してはまだ許してないからね」
ベル「次はワーキャットのミーア。大人しく人見知りって自己申告してるけど最近そんな様子はないよね。あと巨乳で眼鏡で猫耳に尻尾。あと手のひらに肉球がついてる。ワーキャットだから僕たちの中でも一番人間の姿に近いね」
ベル「はい次はコボルトのリオネシア。ござるござる言ってる変な犬。最近忍者に目覚めたらしい。でも料理上手で酒場で働いているから忍者っていうよりコックだよね。忍ばないし」
ベル「えーっとドラゴニュートのドラコ。男勝りというかほぼ男だよ。元お金持ちのお嬢様に狙われているらしいけど詳しいことについて僕は突っ込まない」
ベル「オオスカシバの亜人のメルメル。ふわふわ浮いてて性格もふわふわしてる小さい奴。すぐ死にかけるから要注意だね。魔術のプロだから案外戦闘力は高いよ」
ベル「オークのナーグルなんだけど無口だからあんまり知らないんだよね。身長が2メートルをふつうに越してるのにメイド服だからなんというか凄いよね。彼女も人間嫌いらしいよ。というか亜人にとっては人間嫌いが普通だよ。でもちゃんと対応はしてくれるから大人だよね。あと緑肌で巨乳でムッキムキだけどメイド服。人間の趣味は分からないなぁ」
ベル「紹介したくないけどゴーレムのニケライト。魔法石でできてるから体がピカピカいろんな色に光るよ。頭に角が生えててそこから魔翌力を吸収して生きてるらしいけど最近そこからアルコールも吸収することが分かったよ。あとウザい僕の天敵」
ベル「最近入ってきたアルケニーのジョゼット。間延びした喋り方以外は今のところ割と常識人かな」
ベル「最後に僕。スライムのベルグレインだよ。スライムだけど体が氷結晶混じりの突然変異。嫌いなものは人間で好きなものは綺麗な水かな。あと不幸せな僕は幸せになる権利があると思うんだ。そのためには何でも使って幸せになってみせるよ」
ベル「あー疲れた。次は亜人の知り合いの紹介だよ」
ベル「まずはメイド。メイドの癖にやたら強いし武器が好きだしわけが分からないよ。たまにドスの聞いた声になるから堅気ではないと怪しんでいるよ」
ベル「えーっと古書娘か。古書娘は街で古書堂を隠れ蓑に妹をいじめた人間を爆殺していたテロリストだよ。今は妹と変なのと一緒に薬屋をしているよ。あとなぜかお金をいっぱいもってる」
ベル「それの妹の魔女。あまり喋らないし口にマスクをしているし暗いし、なんだかよくわからないね。古書娘とメルメル以外と話さないから僕は良く知らない」
ベル「道具娘は道具屋をやってる子供だよ。リオネシアと仲が良くて噂によるとリオネシアを飼おうとしてるらしい。あと天涯孤独らしいね。頑張り屋さんだ」
ベル「村の長をしている元貴族のお嬢。命を狙われていたから誘拐して保護したよ。ドラコとやけに親しいんだよね」
ベル「棟梁娘。村の施設や家を作る第一人者。ゴタゴタに巻き込まれてそれから逃げるために村まで来たよ。ずいぶん日焼けしてるけど僕は日焼けできないからちょっぴり羨ましいな」
ベル「すでに死んでいるけどシスター。同じく聖職者であるドッペルゲンガーの体を借りて教会で働いているよ」
ベル「その体のドッペルゲンガー。死者の魂を体に降ろして生前の姿に体を変化させる降霊術を行うことができるよ。武器商人だったり聖職者だったり」
ベル「テロリストの亜人に武器を渡してしまったことで街を追われることになった発明家。魔術を誰にでも使えるようにした魔導具ってのを作ってるよ。東の方から来たらしくて独特の喋り方だよ」
ベル「えっとその妹の忍者なんだけど僕話したことないから知らないけど男が変態と呼んでいたね」
ベル「男に因縁があるやつらの紹介だ」
ベル「人間のトーラ。この村にもともと住んでいた人間で男の人生に影響を与えた村娘。トーラが人間と亜人の共存を目指していたんだってさ。でも戦火に巻き込まれて死んだってさ」
ベル「男の嫁でドラゴニュートのナージャ。べらぼうに強くて鬼とも渡り合えるらしいよ。脳みそが筋肉でできてるから僕は苦手かな。人目を憚らずにいちゃつくし。妹のドラコといいドラゴニュートはみんなあんななのかな。この人ももう死んでる」
ベル「鬼の白鞘童子。男に腕を斬り落とされたから腕が完全にくっついて復活するのを待ってるらしいよ。村にはいるけど味方ってわけじゃないらしい。冗談かどうかはしらないけど男をたまに食べようとするよ」
ベル「騎士団時代の部下の後輩。女なのに騎士団でもかなり強いほうなんだってさ。金属製の小手とブーツだけしか身につけなくて身の丈よりも長い両剣を振り回して亜人を切り殺してるよ。怖いね」
ベル「カグヤは村に住んでるコウモリだよ。あ、間違ったサキュバスだよ。サキュバスらしくないから忘れてた。小説家をしてるんだってさ」
ベル「変なの改め六瓢連春告。梅のアルラウネで残念ながら優秀な薬師。だけど性格がおかしいから変なのばっかつくってるよ。あと変なとこが間延びした変な喋りかたをする変なの」
ベル「訓練所で教えてる教師のネイド。僕はあんまり知らないけどリオネシアとジョゼットが青い顔してたから厳しいんだろうね」
ベル「その娘のコバン。基本的にネイドか男の背中に張り付いてる極度の人見知りだよ。人見知り? まぁいいや。この二人のどちらかに張り付いていないとろくに喋れなくなるんだってさ」
ベル「ぐらいかな。疲れたから詳しいこと知りたかったら
男「亜人の奴隷を買う」
男「亜人の奴隷を買う」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1465778066/)
男「亜人の奴隷を買う」ミーア「に、二年目になりました」
男「亜人の奴隷を買う」ミーア「に、二年目になりました」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478096372/)
男「亜人の奴隷を買う」ベル「三回目も僕に優しくするんだよ?」
男「亜人の奴隷を買う」ベル「三回目も僕に優しくするんだよ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486734991/)
を見てね」
ベル「あ、これ亜人たちのプロフィールだから見てね」
【基礎情報】
ミーア 年齢14 身長 159 体重46 B89 W56 H81
好きなもの 読書 猫 男 古書娘 パンケーキ 嫌いなもの 恐怖 骨が多い魚
【ステータス】
心 4 技 2 体1
知識【47】
魔術【20】
聖職【15】
接客【32】
料理【27】
清掃【24】
運送【10】
土木【9】
警備【7】
ミーアの好感度【100/100】
ミーアの忠誠心【100/100】
【スキル】
【引っ込み思案】 接客の数値が半分になる
【読書家】書籍に関する仕事での職業値が倍になる
【基礎情報】
リオネシア 8歳(人間でいうところの16歳) 身長 128 体重 33 B53 W48 H55
好きなもの 忠義 時代劇 侍 忍者 嫌いなもの 不誠実 裏切り
【ステータス】
心1 技4 体1
知識【05】
魔術【01】
聖職【01】
接客【36】
料理【32】
清掃【25】
運送【18】
土木【8】
警備【10】
リオネシアの好感度【100/100】
リオネシアの忠誠心【100/100】
【スキル】
【忠犬】忠誠心が上がりやすく下がりにくい。
【二足歩行苦手】コンマでぞろ目を出したとき場合その仕事の判定が接客 運送だった場合自動的に失敗する。
【基礎情報】
ドラコ 19歳 身長179cm 体重128kg B88 W68 H91
好きなもの 肉 戦い 寝る お嬢 嫌いなもの 面倒事 バカな人間 読書
【ステータス】
心1 技1 体5
【知識】01
【魔術】01
【聖職】01
【接客】01
【料理】01
【清掃】01
【運送】10
【土木】10
【警備】23
ドラコの好感度【100/100】
ドラコの忠誠心【20/100】
【スキル】
【反骨精神】 忠誠度によって仕事にマイナスの補正がかかる。
【目立ちたがり屋】 放置すると忠誠度が下がる。
【絶対防衛戦線】 かばうを発動した時、攻撃を行った相手に攻撃力分のダメージを与える(軽減可)
【基礎情報】
メルメル 年齢6歳 身長118cm 体重25kg B62 W48 H58
好きなもの 魔女ちゃん 男ちゃん 抱き着くこと お世話 嫌いなもの 暑さ 寒さ 悲しんでる人
【ステータス】
心4 技2 体1
【知識】10
【魔術】100
【聖職】26
【接客】28
【料理】10
【清掃】18
【運送】21
【土木】01
【警備】01
メルメルの好感度【100/100】
メルメルの忠誠心【90/100】
【スキル】
【非力】 運送以外の職業値の限界が30
【天真爛漫】職場と親密になりやすい
【基礎情報】
ナーグル 年齢19歳 身長239cm 体重148kg B118 W86 H125
好きなもの 自然 家事 嫌いなもの 人間 酸っぱいもの
【ステータス】
心2 技1 体4
【知識】17
【魔術】11
【聖職】09
【接客】05
【料理】18
【清掃】12
【運送】08
【土木】20
【警備】15
ナーグルの好感度【70/100】
ナーグルの忠誠心【60/100】
【スキル】
【無口】 接客の数値が半分になる。魔術の行使が1ターン後になる。
【巨躯】 ダメージに+2される。行動値が-5される。
【基本情報】
ベルグレイン 年齢13 身長 平均149 体重 平均43 B だいたい75 W おおよそ58 H おそらく69
好きなもの 綺麗な水 大切にしてくれる人 嫌いなもの 孤独 迫害 汚い水 男 ニケライト
【ステータス】
心2 技2 体2
【知識】19
【魔術】11
【聖職】30
【接客】12
【料理】05
【清掃】17
【運送】08
【土木】06
【警備】10
ベルグレインの好感度【-65/100】
ベルグレインの忠誠心【-90/100】
【スキル】
【卑屈】 職業値を上げるために必要な資金が増加する
【復讐心】 好感度忠誠心が上がりにくく定期的に悪影響が起こる
【アガペー】 聖職を使用した判定が大成功した場合好感度が上昇する
【半氷晶体】 防御力が2上がるが炎に弱くなる ある程度自身の体を変えることが可能
【基本情報】
ニケライト 年齢 3歳(出土してから) 身長166cm 体重126kg B72 W58 H78
好きなもの 魔力 楽しいこと 詩 ベルグレイン 嫌いなもの 暴力 いじめ
【ステータス】
心3 技2 体3
【知識】05
【魔術】20
【聖職】05
【接客】20
【料理】01
【清掃】10
【運送】15
【土木】20
【警備】05
【スキル】
【看板娘】コンマ20以下で自動大成功になる
【石でできた体】防護点が+2される。一部の状態異常にならない。
【二面性】おしおきされると一定期間【看板娘】が消える。
ニケライトの好感度【90/100】
ニケライトの忠誠心【60/100】
【基礎情報】
ジョゼット 年齢17 身長 183(蜘蛛部分含め) 体重96 B77 W62 Hなし
好きなもの 手芸裁縫 コーヒー 昆虫 嫌いなもの 炎 雨
【ステータス】
心 2 技 3 体2
知識【10】
魔術【18】
聖職【0】
接客【12】
料理【10】
清掃【20】
運送【10】
土木【15】
警備【0】
【スキル】
【気分屋】 気分で仕事の成功率が変わる
【織姫】 仕事時コンマ10以下で装備をつくる
ジョゼットの好感度【20/100】
ジョゼットの忠誠心【20/100】
ベル「それじゃああとは頑張ってくれたまえ」
ベル「僕のためにもね」
~3年目 第31週~
仕立屋「わたくしはそんなに影が薄いのでございましょうか………」
男「なんの話ダ?」
仕立屋「いえ、こちらの話でございます」
仕立屋「ところで二ケライト様はどこかご存じでございますか?」
男「知らないな。どうした?」
仕立屋「二ケライト様の破れた服を繕ったのでございますが」
男「あいつなら服を着なくてもいいと思うけどな」
仕立屋「二ケライト様も女の子ですから」
男「そういえば女か」
ニケ「失礼なんだよね!!」
男「うおっ。いたのか」
ニケ「二ケライトだってすっぱだかは恥ずかしいんだよ!!?」
男「それはすまない」
男(石でも羞恥心はあるのか)
男(そもそも野生のゴーレムはどこで服を手に入れるんだろう)
お嬢「進捗が遅いので目標をもってきましたわ」
男「中々思い通りにはならなくてな」
お嬢「まず戦うためにはパワーですわ。ということで軍事をLv.3以上に。次に村のレベルをLv.3以上を目指して頑張りましょう」
お嬢「ところで今週はどうするつもりですの?」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【害虫退治】知識
【通商警備】警備
>>18
軍事 ドラコ
ドラコ「戦いっつったらまぁおれだよな」
男「案外教えるのが上手いと聞いてる」
ドラコ「まぁ姉貴と違って俺は大雑把じゃないからな」
男(ドラコも結構大雑把だがな)
男「とにかく任せた」
ドラコ「へへっ。任せろって」
―――
――
―
【大成功】
ドラコ「結構育ってきたんじゃねぇの?」
ドラコ「集団でかかってきても俺に勝てなかったけどな!」
軍事力Lv2【90/300】
~3年目 第31週 休日~
ドッペル「うちの教会で怪我人多数なんだけど、どうしてくれるのよ」
男「それが仕事だろ」
ドッペル「まっ。なんて冷血漢」
男「しかしドラコの訓練がそこまで厳しいとは」
ドッペル「実戦形式っていきなりやるもんじゃないわよ」
ドッペル「とにかく今度から注意してよね!」
男「さて今日は」
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>23
4
ベル ニケと温泉巡り
ベル「変態」
ニケ「エッチ!」
男「違う」
ベル「いや流石に弁解は無理だよ。少女二人を温泉に誘うって」
男「人間では普通なのだが」
ベル「人間はケダモノだなぁ。とにかく僕はきみにそう簡単に裸をみせる気はない」
ニケ「乙女の裸は絶対見せちゃいけないらしい!!」
男「半透明と石の裸を見て楽しいか?」
ベル「ゴー、二ケライト」
ニケ「ニケパンチッ!」ベコッ
男「ほぐわっ」
ベル「僕に興奮してくれる人だっているさ。多分…」
ニケ「でりかしぃは大切!」
ベル「まぁでも僕も温泉好きだから温泉に行くこと自体は異論はないよ」
ベル「でも君に湯上り姿を見せたくは無いね。それに君は覗きそうだし」
男「なぜ私の評価はそんなに低いのだ?」
ベル「今までの行動全てかな。女の子ばっかはべらせておいて女にこれっぽっちも興味ありませんは通じないからね」
ニケ「びしょーじょパラダイス! だね!!」
男「そういうつもりではないのだが」
ベル「とりあえず温泉にはいくけどこれつけてね。はい」
男「これは…布?」
ベル「目隠し。温泉に入るならこれ絶対巻くこと。いいね」
男「仮面に目隠しをすればもう変質者は免れないぞ」
ベル「今も変質者だからいいの」
男「………」
ニケ「おっふろー♪ おっふろー♪ ちゃぷちゃぷぬくぬくうっひっひー♪」
ベル「どうしたんだいニケライト。今日は著しく知能が低いみたいだけど」
ニケ「ベルさんとお風呂が嬉しいのです!!」
ベル「あぁそうかい。でも湯船も僕に近づかないこと」
ニケ「がーん!!」
男「ふぅ………風呂に入ったはいいガ何も見えなくては風情がないな」
ベル「覗いてないだろうねー」
男「これでは覗いても見れない」
ニケ「わー、ベルさん凄い大きくなってる!」
ベル「ん、あぁ。スライムは水分を吸って伸び広がるんだよ。出れば戻るけどね」
男(なんだそれ。見たいな)
ベル「ニケライトは体が石だけどお風呂は気持ちいいのかい?」
ニケ「心はぽっかぽかで楽しいね! あんまり温かさ感じないけど」
ベル「少しは感じるのか。興味深いね」
ニケ「男くーん! そっちどーう!?」
男「目隠しが湯を吸って辛くなってきた」
ベル「笑える」
ベル「温かいね。このまま広がってお湯になれたら僕の心は温かくなるのかな」
ニケ「ベルさんが言ってることは難しくてわからないね!」
ニケ「ベルさん心寒いの?」
ベル「寒いさ。炎に焼かれても心は温かくならなかったね」
ニケ「私がぎゅーってしたら温かくなる?」
ベル「苦しいからやめてね。とにかく君は力加減を覚えようよ」
ベル「君も人懐こいのはいいけど、相手が善人とは限らないから気をつけなよ」
ベル「信じようとした相手。信じた相手に裏切られるのはとても辛いものだから」
ニケ「むぅ? ベルさんが悪い人ってことかな!?」
ベル「僕は………善人だよ」
ベル「善人だよ僕は」
ベル「牛乳を所望するかな」
ニケ「魔力!!」
男「なら酒場に行くか。そのついでに飯でも食べよう」
ベル「もちろん奢りだろうね」
男「あぁ、奢りだよ」
ベル「じゃあ高い牛乳にしようかな。黒毛魔牛の」
男「ではそのステーキで」
ベル「む。君が僕よりいいもの食べるのはなんだか嫌だな。僕もステーキだ」
ニケ「私は何がいいかなー いいかなー」
ベル「君はお子様セットでいいよ」
ニケ「お子様セットって何?」
ベル「君だけしか食べれないものさ」
ニケ「じゃあニケはそれにする! 食べれないけど」
ベル「味は感じるんだから味わって出せばいい」
ニケ「あ! この前鳥がやっていたみたいに私が食べて男くんにちゅーって! ちゅんちゅん!!」
ベル「周りの目を気にしなよ。君がそれでいいなら止めないけど」
男「止めてくれ」
ニケ「ちゅちゅんちゅん!」
ベルグレインの好感度【-55/100】
ニケライトの好感度【100/100】
~3年目 第32週~
道具屋「こんにちはー。牛乳配達始めましたよぉ。あと新聞どうですかぁ?」
男「朝早くからご苦労だな。一本もらおう」
男「それと新聞は誰が? こんな朝早くから新聞が手に入るものなのか?」
道具屋「この村の新聞ですからぁ!」
男「一体誰が? カグヤか?」
道具屋「正解です! ちょっとエロティックな小説が入ってますけど気にしないで下さい」
男「どれ。そこ以外はしっかりしているようだな。そういえば誰か記者をしていた亜人がいたような」
道具屋「亜人さんたちにも新聞ってあるんですね」
男「淡々としたものだがな。今どこにいるかは知らないが」
道具屋「帰ってきてくれるといいですねぇ。あ、瓶回収しますよぉ」
男「ふぅ。それでは仕事にいくか」
道具屋「お買い上げありがとうございましたぁ」
男「戦火の日も近い。そうすればこんな生活はなくなるのだろうな」
お嬢「感傷ですの?」
男「失うのは怖いさ。痛みに手を突っ込むのも」
お嬢「変化しないものはないんですのよ。平和が長引くだけで待つのは人間による侵略ですわ。そのときを思えば辛くてもわたくしは進みます」
お嬢「それに痛みは私が背負います。みんなの恨み辛みも、敵の怨嗟も」
お嬢「それがノブレスオブリージュ。私だけができることですの」
お嬢「ですから貴方はしっかり頑張ってくださいまし」
お嬢「そのために今月の先立つものを」
資金354G→454G
男「しかしこうも金をもらっていいものか」
お嬢「労働には報酬を。勤労には食事を。ただし怠け者には鞭をが私の信条ですの。それとも貴方は鞭が欲しくて?」
男「いや、それは勘弁願いたいな」
お嬢「はいはい。では仕事を始めなさいな。今週はどうする予定ですの?」
男「今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【護衛任務】警備
【食品調達】運送
>>36
軍事強化 ドラコ
ドラコ「うーっす。今日も全力で頑張ってくるぜー」
男「頼んだ。私は事務仕事があるので見にはいけないが」
ドラコ「むしろくんな恥ずかしい」
ドラコ「でも俺と実戦したとしてもどうしようも無いことが一つ」
男「なんだ」
ドラコ「いくら強くても実際の戦いで役に立つかは別だろ」
ドラコ「ある程度強い俺たちの中でもいざというときに相手殺せるのは俺とナーグルぐらいだろ。たぶん古書娘もいける気がするけど」
男「だとしても一度殺しを体験させるために人間の村を襲うわけにはいかないだろう」
ドラコ「それもそうか。忘れてくれ」
男「あぁ」
男(殺しの覚悟か。そういえば騎士団では―――)
―――
――
―
【成功】
ドラコ「人間と亜人の混合部隊じゃ指揮がし辛いったらないな」
男「所属する部隊はおいおい適正で決める。そのときに障害になるようなら考えよう」
ドラコ「俺んとこはもちろん歩兵だろうな」
男「なぜ自分が隊長になること前提なのだ?」
ドラコ「だって俺が隊長じゃないとあいつ守れないからな」
軍事力Lv.2【120/300】
~3年目 第32週 休日~
発明家「一応やけど紹介しとくわ。うちの妹の忍者のくノ一」
くノ一「男くさいから近寄らんといて欲しいちゃ」
発明家「見ての通り聞いての通り変態やから変なことしとったら容赦なくばちこんかましたってや」
くノ一「お姉ちゃんがしてくれるなら歓迎たい」
男「嫌われているのはどうでもいいが忍者といえば何ができるのだ?」
くノ一「潜入変装暗殺なんでもできるばい。特に得意なのが房中術たい」
発明家「女子にやる房中術がまずおかしいねん」
くノ一「くノ一学校には女しかいないから実習のときも相手は女たい。そのとき目覚めたっちゃ」
男「個人の趣味には関わらないがそれでもそのような行為があった場合厳重に処罰させてもらう」
くノ一「ばってんうちの主食はお姉ちゃんのパンツたい」
発明家「シンプルに死ね」
くノ一「へこむばいー」
男「頭が痛くなるな。こんなときは―――」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>41
上
男「亜人の主張を聞く?」
メイド「はい。私たちは結局人間なわけですから亜人の意見を聞くことが重要だろうとお嬢様からの提案ですわ」
男「それは構わないが準備にも手間がかかるだろうから」
メイド「それに関してはもう出来てますわ」
男「そうなのか?」
メイド「お嬢様の家の屋上から主張を叫んでもらう予定です」
男「なぜ屋上から」
メイド「主張は屋上から叫ぶものらしいですわ」
男「良く分からないがそうなのか」
メイド「そうですわ」
~亜人の主張 ミーア編~
ミーア「わ、私がはじめなんですかぁ!?」
男「済まない。いつも頼ってしまって」
ミーア「いえ。それが私の役目ですから」キリッ
ミーア「わ! わたしの主張は!!」
ミーア「いままでー、引っ込み思案でー、地味でー、声をださずー、息を殺して生きてきましたがー!!」
ミーア「そんなー 私にもー! 強くー言いたいことがー! できましたー!!」
ミーア「私はー、ワーキャットだけどー! 人間に! 恋をして」
メイド「はいもう結構でーす」
メイド「総評感想何もなしと言うことで」
ミーア「ひどくないですか!?」
男「すまないミーア。擁護が出来ない」
メイド「次の方どうぞー」
~亜人の主張 ドラコ編~
ドラコ「あー、あー。うんっ。これでいいのか?」
メイド「(グッ)」
ドラコ「主張とかいきなり言われても、俺は俺らしく生きてるしなぁ」
ドラコ「あ、もっと戦いてぇってのはある。戦えねぇから禁欲状態でウズウズしてんだけど」
お嬢「ドラコが禁欲」ゴクリ
ドラコ「あれ、お嬢いたのか。ま。とりあえず俺から言えることはたまには発散させてくれってことだ」
ドラコ「それ以外今の生活には満足だよ。感謝してるぜ。男、メイド、お嬢」ニカッ
お嬢「ぶはっ」ブシュッ
メイド「!?」
男「!?」
――通りすがりのお嬢様が倒れたのでノーコメント――
~亜人の主張 リオネシア編~
リオ「拙者のー 主張はー!」
リオ「主君! もっと拙者に構ってほしいでござるー!!」
リオ「もっと頭撫でて!! 一緒に散歩とかしたいでござるー!!」
リオ「わおぉおおんっ!!」
メイド「平和ですわねぇ」
男「この時期は毛の生え変わり時期だから撫でたくはないな」
お嬢「服につくと困りますの。なかなか取れなくてお洗濯が大変ですの」
リオ「拙者に対する風当たりが強くないでござるか?」
くノ一「お姉ちゃんのパン」
発明家「死にさらしぃや!!」パァンッ
くノ一「あう」
メイド「………」
男「………」
お嬢「あ、あの。あれ大丈夫ですの? 思いっきり屋上から落ちましたけど」
男「多分明日になったら生き返ってる」
お嬢「はい?」
メイド「いつもぐりこんだのでしょうか」
~亜人の主張 メルメル編~
メル「メルメルだよぉー」
魔女「………ぱちぱち」
メル「メルメルはぁー えーっと あのぉー」
メイド「どうしたのでしょうか」
男「言いにくいことなのだろう」
メル「魔女ちゃん大好きだけどぉー 一つだけ言いたいことがあるのー」
魔女「………?」
メル「魔女ちゃんに良くー 抱きつくけどー」
メル「おばあちゃんみたいなー においがするのー」
魔女「………!」ガーン
お嬢「乙女心のためにノーコメントですの」
メイド「これ、薬の臭いですかね」
男「薬草の臭いだな。確かにこの臭いを嫌いという人はいるだろう」
メイド「私も余り好きじゃないですわ」
魔女「………くさく」
魔女「………ないもん」グスッ
古書娘「妹の涙の落ちる音がしたんですけど」
男「!?」
――このあとメルメルを差し出すことで許してもらった――
~亜人の主張 ナーグル編~
男「仕事の邪魔をするなと怒られた」
メイド「確かにその通りですよね」
お嬢「真面目に仕事をしてほしいという主張ですわね」
男「私は不真面目だろうか」
メイド「ご主人様のためにノーコメントで」
お嬢「オブラートの向こうが透けて見えますわね」
~亜人の主張 ベルグレイン編~
ベル「めんどいんだけど」
メイド「まぁまぁ」
ベル「はぁ僕の主張ねぇ」
ベル「僕はうるさいのが嫌いで平穏が好きだよ。前から言ってるけど」
ベル「正直誰か一人大切にしてくれる人がいれば僕の人生それでいいし、高望みなんてしない」
ベル「でも君達は僕を一人にしてくれないからそれが不満かな」
ベル「僕をここまで不満にさせたんだ」
ベル「君達一人一人が僕を幸せにする義務があるんだからね」
男「………努力する」
お嬢「民を幸福に導く。それがわたくしの仕事ですもの」
メイド「貴方を幸せに。は約束できませんが亜人が住みやすい世の中には返るつもりですわよ」
ベル「本当に君達はお人よしだなぁ」ニンマリ
~亜人の主張 ニケライト編~
ニケ「え!? え!? 私も叫んでいいの!?!!!!!」
お嬢「耳が…」
メイド「普通に喋ってくださいまし」
ニケ「はい!!」
ニケ「私のしゅちょーはね! 今日のご飯はオニオンスープがいい!!」
男「うん?」
ニケ「それとー! え、うん、わかった。えっと! 羊肉のハンバーグ! 臭味取りを忘れずに!!」
メイド「………ちょっと行ってきますわ」
ニケ「最後に!! 牛乳を低温殺菌して! 良く冷やしたやつにレモンを一絞りして!!」
ベル「あいたたたた」
ニケ「あいたたたた!!」
メイド「これのせいですわ」
ベル「僕はただ幸せになりたかっただけなのにーっ!」
お嬢「やっすい幸せですわねぇ」
~亜人の主張 ジョゼット編~
ジョゼ「あら~ 大声は恥ずかしいわ~」
ジョゼ「私の主張は~」
ジョゼ「仕方ないかもしれないけれど~ 人間の技術で家を建ててるから~」
ジョゼ「ジョゼット見たいに~ 大きかったり~ 人間の形から離れていると~」
ジョゼ「住み難いから困るのよね~」
ジョゼ「その他にも~ 人間基準が多いから~ なんとかしてくれると~」
ジョゼ「うれしいです~」
お嬢「初めてまともな意見でましたわね」
メイド「たしかにナーグルとか困ってるときありますものね」
男「改善に向けて今度話し合うか」
男「すぐに実現は出来ないが今後努めていこう」
ジョゼ「助かります~」
ジョゼ「お尻がつっかえることが多いのよね~」
男「あぁ、確かにジョゼットのは大きいものナ。狭い扉とかは困りそうだ」
メイド「この中に糸入ってるの?」
ジョゼ「糸の素が入ってるのよ~ でも赤い糸はでないの~ なんてね~」
お嬢「赤い糸とは何ですの?」
ジョゼ「うふふ~ アルケニーに伝わるお話よ~ 運命の恋人はアルケニーが小指に結んだ赤い糸に引かれて出会うのよ~」
メイド「赤い糸ください」
ジョゼ「だからでないのよ~?」
~3年目 第33週~
「早起きしないとメッだよ」
男「だ、誰だ。朝から」
トーラ「おはようございます! 剣士さん!」
男「…トーラか」
トーラ「む、驚いてくれないんですね」
男「前ナージャが来たからな。ドッペルはどうしたんだ?」
トーラ「休みたいそうで頼まれました! 今日は私がシスターさんなんですよ。似合ってますか?」
男「あぁ、立派な田舎のシスターだ」
トーラ「田舎者っていうの禁止! なんですからねっ」
男「くくっ。すまないすまない。トーラはからかうのが面白くってな」
トーラ「謝られてる気がしないです」
トーラ「それよりご飯ありますから食べてお仕事頑張るんですよ。フレーフレーきーしーさーん」
男「眠くなってきたな」
トーラ「わわっ。私の応援効果なしですか!?」
男「おやすみ」
トーラ「こらーっ 二度寝は禁止! なんですからね!」
男「朝からずいぶん懐かしい気持ちになれたな」
男「さて今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【害獣退治】警備
【開発補助】知識
>>61
【軍事力強化】 ドラコ
ドラコ「欲求不満だぜ」
男「体は動かしているだろう?」
ドラコ「格下と戦ってもなぁ」
男「ナージャを呼ぶか?」
ドラコ「それは遠慮願いたいね。ナーグルぐらいがちょうどいい」
男「あいつは棟梁娘とずっといるからな。それに邪魔をしたら怒られる」
ドラコ「ははっ。お前が亜人に怒られるとはな。じゃあ今度でいいからお前が相手してくれよ」
男「ろくに足が動かないんだがな」
ドラコ「上が動きゃ大丈夫だって。んじゃ行って来るわ」
―――
――
―
【成功】
ドラコ「そういや俺だけが訓練させていいのか? 俺と同じ戦い方しかできねぇぜ?」
男「メイドはとっくの昔に自分の部隊を選出してる」
ドラコ「げっ、まじかよ」
ドラコ「メイドと一回戦い………やめとくか、なんか嫌な予感がする」
男「賢明だ」
軍事力Lv2【150/300】
~3年目 第33週~
棟梁娘「これが新しい図面なんだけど、大丈夫かい?」
お嬢「こんなに扉を大きくしたりして大丈夫ですの?」
棟梁娘「これはナーグルみたいなのを想定して作ったからね。外は変わんないけど中の作りはだいぶ大きいよ」
お嬢「外が変わらないなら問題はないのですけど」
男「その亜人に合わせた家作りが最良だとは思うが出来そうか?」
棟梁娘「今までに比べて建てるのが遅くなるけどまぁ大丈夫だろうね。あたいの腕の見せ所と言いたい所だけど今は亜人とよく話し合って勉強しないといけないね」
男「助かるよ」
棟梁娘「いや。助かってるのはあたいのほうさ。本当なら今あたいは大工なんてできてないからねぇ。あんた達にもナーグルにも感謝してるさ」
男「とりあえずまずはサイズに合わせて3つぐらい基本となる家を設計してみてくれ」
棟梁娘「3つといわずに5つぐらい作っとくよ。20センチ変わるだけで結構使い勝手が変わるもんだからね」
男「人材に恵まれたな。嬉しい限りだ」
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>65
7リオ 技
メイド「リオネシアは逃走しましたわ」
男「捕まえてこい」
メイド「御意」
―――
――
―
リオ「何卒! 何卒!!」
男「ダメだ」
ネイド「いやはや、こうも嫌われるとフカく傷つきますねぇ」
コバン「お父さん、顔怖い」
ネイド「サメですから仕方ありません」
コバン「でも私プリティフェイスだから問題ない。それは言い訳だと私は思う。あとサメジョークいらない」
ネイド「とほほ」
男「コバンも目付きの鋭さは先生に似ていると思うぞ」
コバン「失礼。かなりフカく傷ついた。謝罪とプリンを要求するからあと背中も要求する。拒否すれば夕飯抜きで抗議活動を行うことも辞さない」
男「迷惑」
リオ「拙者、どちらかというと外見より容赦のなさが怖い要素だと思うでござる」
ネイド「さてそろそろ授業を始めましょうか」ガシッ
リオ「くーんっ くーんっ」
コバン「さようならわんこ。また会う日まで」ピョンッ ガシッ
男「離れてくれ」
資金454G→304G
~3年目 第34週~
白鞘「なーんか森のほうで気配がするのよのう」
男「気配? 敵か?」
白鞘「敵なら食っておるわ。森の中で暮らしているみたいな感じじゃ。気配が獣とあまり変わらん」
男「害がないなら結構なんだが」
白鞘「味方になるかはわからんから今のうちに対処しておいたほうがいいと思うぞよ」
白鞘「なんならワシが出向いても良いぞ?」
男「貴様はダメだ。人間なら食べるつもりだろ」
白鞘「くくっ。お見通しか。そんなにワシのことを好いておるのか?」
男「抜かせ。貴様は人を食いすぎで血なまぐさいのだ」
白鞘「えちけっとには気を使っておるのだがのう。それともワシの面妖な色香ではなかろうかの。危険な色香よ。ほっほっほ」
男「貴様に色香などない」
白鞘「ぬっ。試してみるか? ワシはそっちでも百戦錬磨のツワモノよ。貴様など指だけで果てさせてみせるわ。死なない程度に加減してやるからほれ、出してみぃ」
男「情報は助かった。これで酒でも飲め」
白鞘「ふんっ。つまらん男よのう。まぁ、いずれ貴様はワシのものよ。踊り食いが良いか、丸焼きがいいか。くっふっふっふ。生娘のように胸が躍るぞい」
男「相変わらず………」
男「あいつと話すと気分が悪いな。生気でも吸われているのだろうか」
男「だが仕事は待ってくれないな。さて今日は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【料理開発】料理
【建築補助】土木
>>70
今日はここまで
【軍事力強化】 ドラコ
ドラコ「今週も俺か」
男「不満か?」
ドラコ「いや、不満じゃねぇよ。俺はこれしかできねぇしな」
ドラコ「でも俺の癖とかがあいつらにつくのが怖い」
男「どうした、えらく真面目だな」
ドラコ「命に関わる事だ当たり前だろ。俺は強いけどそれでも最強じゃないんだから俺一人で全部守ることはできないし」
男「戦場にいるやつは死んで当たり前と言っていた昔とぜんぜん違うな」
ドラコ「おい、やめろ。その話はやめろ」
男「良い成長だ。ナージャが喜ぶだろうな」
ドラコ「言うなよ。絶対言うなよっ」
―――
――
―
【大失敗】
ドラコ「すまねぇ。もうそろそろいいかと思って森に連れてったら怪我人が出た」
男「復帰はできそうか?」
ドラコ「一人ちょっと怪しいやつがいる」
男「では、無理そうなら農作業のほうにまわそう」
ドラコ「本当にすまねぇ」
男「責任はおいおい取ってもらう。とりあえず今日は怪我人の手当てに努めろ」
ドラコ「…おう」
~3年目 第34週 休日~
コンコン
男「誰ダ?」
カグヤ「私よぉー」
男「官能小説の押し売りは遠慮願いたい」
カグヤ「私の小説は官能小説じゃないわよーっ」プンスコ
男「で、何のようだ。私を訪ねてくるとは珍しい」
カグヤ「今私新聞作ってるの知ってるわよねぇ?」
男「青少年の教育に悪いやつか」
カグヤ「失礼よぉ? それで蝙蝠さんに頼んであの子探してもらってたんだけどぉ」
男「あの子?(いい年した大人が蝙蝠にさん付けしてるのはなんだかあれだな)」
カグヤ「全国飛び回って新聞記者、というかゴシップ記事書いてたあの子よぉ」
男「………憶測と推定だけで書かれた三文記事か。思い出した」
カグヤ「この村に来るって連絡があったわぁ。この村のこと伝えたらすぐに来るって返事もらったけどぉ」
男「確か、種族は―――」
ダダダダダダッ
男「ハーフリングだったは」
「グラスランナーですっ! どうも記事を求めて東南西北、津々浦々を美味しいグルメと共に旅するっ」ザザーッ
「草原を走る人達、グラスランナーのメリーことメリアドゥクでぃす!」グルグルグル
メリー「どうもお久しぶりです剣士さん! 今後ともお見知りおきを!」バァンッ
男「調査が不十分で中途半端な記事しか書かないお前はホビットでもグラスランナーでもないハーフリングだよ」
メリー「真実よりもエンターテイメント溢れる記事を! それが私の信条ですからね。メリーさんの記事は速筆多彩! 貴方の日常を退屈させないの、でぃす!」ビシッ
男「おい悪徳記者」
カグヤ「でも帰ってきてくれて助かったわぁ」
男「新聞、手伝わせるのか?」
カグヤ「私こういう文章は専門じゃないもの。メリーさんのほうが得意でしょう?」
メリー「任せてください。私にかかればどんな事件も大言壮語、虚栄巨影に早変わりなの、でぃす!」
カグヤ「あらぁ。言ってることがあんまりわからないわぁ」
メリー「貴方の生活をこそこそ覗く、素敵で過激な新聞記者! メリーさんをよろしくなのDIS!! 」
男「またやかましいやつが増えたもんだ」
男「あいつに構っている暇はないし、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>79
4
お叱りの体でドラコと組手
ドラコ「はっ? 説教代わりに俺と組手? それじゃあ説教になんねぇよ。むしろ嬉しいっていうか」
男「最初に言ったとおりこれは罰だ。だから手を抜く気は一切ないし、組手と言ってもまともにする気は無い」
ドラコ「どういうことだ?」
男「白鞘童子にもナージャにも今の俺は及ばないが、とりあえずお前を下すぐらいは簡単なんだって教えておこう」
男「貴様は自分の強さじゃなくてそろそろ自分の弱さを知っておくべきだ」
ドラコ「おっと、今のはちょっとムカついたぜ。いくら姉貴と一緒にやってたからって所詮人間レベルだろ。しかも足を怪我してるのにそんな鎧を着てちゃ動けないだろ」
男「だから組手なんだ。戦いと違ってあまり動かなくていいからな。とりあえずかかってきたらどうだ?」
ドラコ「おう、そうするか。俺がどこまで強くなったか教えてやるから、俺が勝ったら猪肉でも奢ってもらお」
パァンッ
ドラコ「っっぶねっ。なんだそれっ。なんで鎧から弾が出るんだよっ」
男「人間は確かにお前たちに比べて敵わないところも多い。力や魔力がその代表だな。だが勝ってる部分も多くある。統率、技術、そして狡猾さ」
男「ナージャに聞かなかったか? 私の戦い方を」カチャリッ
男「仕込み甲冑の外道騎士。悪策邪技上等の第三騎士団団長代理」
男「誉れ名一つとてなく、英雄と名からもっとも離れた私たちの事を」パシュッ
ドラコ「まるでびっくり箱だなっ。だけど小細工ばっかで注意さえしておけば」ズルッ
ドラコ「ぬかるみ!? 嘘だろ、空はあんなに晴れて」
男「戦場がいつも足場が良いわけないだろうに」パシュンッ
ドラコ「くそっ、網も出るのかよって、おらぁっ」
ペキキッ
ドラコ「斬れねぇっ!?」
男「斬れる様な網を使うものか。とりあえずまずは一回だ。早く網からでて構えろ」
ドラコ「くそっ。卑怯だぞてめぇっ。同じ手は二度とくわねぇ!」
男「ほらっ」ポイッ
ドラコ「爆弾だとしても踏み込んで爆発前にどっかに飛ばしちまえば」パキッ
ドラコ「あ?」ベタァッ
男「組手で爆弾なんて使うものか、危険すぎる」
男「だが気をつけたほうがいい。それは液体火薬だからな。火の気があれば簡単に火達磨だぞ。たとえば相手がマッチ程度の火を出す程度でも、すぐにどんっ。だ」
ドラコ「二回目、か」
ドラコ「ちくしょうっ、こうなったらそのくそったれな鎧が空っぽになるまでやってやらぁっ」
―――
――
―
ドラコ「いってぇっ」ゴロゴロゴロ
ドラコ「お前ま、マジで刺すか。マジでやんのかっ」ゴロゴロ
男「まさか奥の手を使うことになるとはな。といってもただのナイフだ。お前にとってはかすり傷だろう」
ドラコ「ちくしょう。んだよ今の技」
男「………後輩の技だ。とにかく貴様は絡め手に弱すぎる。いくら斬り合いが強くてもそこまで持ち込めなければ意味がないだろう」
ドラコ「くそっ。卑怯だぜ、ったく」
ドラコ「俺が弱いことは分かった。絡め手によえぇつーことはな。でもだからどうした」
男「少なくとも今のままでは守れないのではないか? お嬢様もな」
ドラコ「分かってるだから教えろ俺に、技を」
ドラコ「姉貴みたいになれねぇ落ちこぼれってことは分かってる。だから教えろお前の技。そいつが使えりゃ俺はもっと強くなれるってことだろ」
ドラコ「人間みたいに騎士道はいらねぇ、ナーグルみたいに誉れはいらねぇ、俺たちドラゴニュートの流儀ってやつもくそったれだ」
ドラコ「どうすりゃお前みたいに卑怯になれる」
男「………!」
男「とりあえずメイドに聞け。あいつも私と似たようなことは出来る」
ドラコ「―――おうっ」
ナージャ「やれやれ、だな」
男「どうした。私を叱りにきたのか?」
ナージャ「我が愛しの妹があんなに良い顔をしているのだ。怒れるわけがないだろう」
男「だが私の戦い方はドラゴニュートの戦い方に反するだろうに」
ナージャ「はっはっは。私が私の戦い方をするのは強いからだ。勘違いしてくれるなよダーリン」
ナージャ「私はドラゴニュートの心意気を持ったつもりはない。私は私らしく戦っているのだ」
ナージャ「だからドラコがドラコの戦い方を探し、それが邪々たるものとしても文句は一つたりともない!」
ナージャ「しかしダーリンよ。あぁダーリンよ。一つ言わせてくれ」
男「なんだ」
ナージャ「その鎧を着ているならなぜ私と戦ってくれないのだ!? あのときの愛は失われてしまったのだろうか!?」
男「妻に刃を向けることで証明する愛を持った覚えはないのだが。それよりその体はドッペルゲンガーのものだ。戦えるわけがない」
ナージャ「むぅ。欲求が不満だな」
男「とにかくそろそろドッペルゲンガーに体を返してやれ。どうせこの後酒場で散々食べるつもりだろう。あの後ドッペルゲンガーが大変に困っていたぞ」
ナージャ「お肉が食べたいんだが」
男「今度にしろ今度に」
ナージャ「じゃあキスで我慢して」
ドッペル「やめろばかーっ!! はぁ、はぁ。無理やり除霊できて助かったわ。やだもう、あの人降ろしたくない」
男「うむ、なんというかお疲れ様だな」
ドッペル「憑かれて疲れてるのよって、馬鹿っ!」ビシッ
男「………」
ドッペル「笑いなさいよ」
男「………」
~3年目 第35週~
メリー「朝刊でぃす!」ポイッ
男「………もうやっているのか。ふわぁ」
男「何々」
男「………私のゴシップ記事じゃないか。事実無根だが写真があると信憑性が生まれるな」
男「っと、関心している暇はない。広まる前にあいつを止めなければ」
お嬢「ドラコを押し倒したそうですわねっ」バァンッ
ミーア「うらやましいから私もしてください」ズザーッ
メイド「やっぱりああいうのがタイプなのですか………」トボトボ
ニケ「おっはよーっ!!」
ザワザワ
男「………手遅れか」
ドラコ「朝っぱらから困ったぜ。ミーアに怒られるわメイドに泣かれるわ」
男「そっちも大変だったみたいだな」
ドラコ「あいつどうにかならねぇのか?」
男「まず追いつけない。おそらく走るだけならくノ一よりも速い」
ドラコ「自称グラスランナーは伊達じゃねぇのな。はぁ」
男「もうこんな時間か。早く仕事をせねば」
男「今日は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【護衛任務】警備
【食品調達】運送
>>88
今日はここまで。
疑問質問はメイドまで。
軍事 ナーグル
メイド「お呼びでしょうか。メイドでございますよ」
メイド「はい、亜人たちの仲は悪くないですよ、基本的には」
メイド「えぇ、基本的には」
メイド「ドラコとベルグレイン。リオネシアとライカンスロープはお互いに仲が悪いですね」
メイド「あと最近ミーアがグラスランナーに怒っていましたね。私も一回つるし上げるべきだと思ってます」
メイド「仕立て屋様はジョゼットの腕に興味があるようですね。今度つれていくのもいいかもしれません」
メイド「それではまたどうぞおよびください」
ドラコ「でもあの戦い方を教えていいもんかね」
男「ゲリラ作戦だな。だがゲリラ作戦は進攻に向かない。奇襲に対して訓練するのはいいが教えるべきではないだろうな」
男「それに奇襲はメイドの領域だ」
ドラコ「そうか。じゃあ今までどおりの戦い方でいいんだな?」
男「あぁ、勝者になるためには勝者の戦い方をしなければならない」
男「勝者の戦い方は少なくとも卑怯で塗られたものではいけない」
―――
――
―
【成功】
ドラコ「戦えるやつらがざっと数千ってとこか」
男「錬度は低いがそれでも数はそこそこそろってきたものだ」
ドラコ「もとから亜人の数のほうが多いからな。集まりゃそりゃあそれくらいは当たり前だぜ」
男「戦いで名が広まれば倍以上にはなるだろうな」
ドラコ「そこまで言ったら戦いは避けれないけどな」
男「覚悟はできている。お前は?」
ドラコ「たりめぇだ。俺はお嬢を守る。お嬢の守りてぇもんを守る」
軍事Lv2【180/300】
~3年目 第35週 休日~
道具屋「おはよぉー。朝の牛乳置いてくねー」
男「また仕事を増やしたのか」
道具屋「私は私ができることをするんだよぉ」
男「でもしなきゃいけないことでもないだろう。まだ小さいんだ。本来なら」
道具娘「小さくてもやり手ですから、えっへんです」
男「納得しているならいいんだが無理はしてくれるなよ」
道具娘「なんだか今日の男さんは優しいですね。えへぇ」
男「子供に優しくするのは当然だ。その子供が善人ならなお更」
道具娘「子ども扱いしないでくださいよぉ。善人なのはあってますけどねぇ」
道具娘「っと、あんまりお話してたら牛乳が温かくなっちゃいます。それではー」
リオ「なんだかもう慣れてきたでござる」
男「じゃあもう一回いくか」
リオ「嫌でござる嫌でござる嫌でござる」ガクブル
男(一体何をやってるんだ?)
【リオネシアが帰ってきた】
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>99
上
ジョゼ「服作りはジョゼットもしますよ~」
男「なら良かった。貴様に会いたいといっているやつがいてな」
ジョゼ「ジョゼットに会いたいんですか~?」
男「そいつも服を作っていてな。行くぞ」
ジョゼ「はい~」
仕立て屋「あ、いらっしゃいませ。今日はどのような御用でございますか?」
男「前話していた亜人がいるだろう。蜘蛛の」
仕立て屋「覚えてくれていたのでございますね」
ジョゼ「はーいー アルケニーのジョゼットですよぉ~」
仕立て屋「わ、なかなか大きい方でございますね」
ジョゼ「人間が小さいと思うわ~」
仕立て屋「気に障ってしまったなら申し訳ございません。わたくし、こういうものでございます」
ジョゼ「服屋さんなんですねぇ~」
男「店を見れば分かるがな」
仕立て屋「恥ずかしながら未熟な腕で服飾をやらせていただき、それでかの有名なアラクネの雲布を拝見したいと思うのでございますが」
ジョゼ「雲布はまだ織ったことないんです~ あれは腕もいるし凄い疲れるから~」
仕立て屋「そうなのでございますか」ショボン
ジョゼ「でもでも、ジョゼットも服を作るからそれも扱ってくれると嬉しいで~す」
ジョゼ「これですよ~」パッ
仕立て屋「………」
ジョゼ「どうかなぁ~ どうかなぁ~」ワクワク
仕立て屋「………こ、個性的でございますね」
ジョゼ「やった~」
男(どうやって着るんだ。あの服)
仕立て屋「でも生地はとてもいいものでございますね」
ジョゼ「ジョゼットが織ったからね~。つやつやでさらさらですよ~」
仕立て屋「それに力強く丈夫。さすが布の王でございますねぇ」
ジョゼ「布の王と呼ばれるほどじゃないですよ~」
男「布のことは分からないがそんなにいいものなのか?」
仕立て屋「いいものもいいもの。アルケニーが織る布は最高級の布として有名なのでございますよ!」
仕立て屋「人間世界では流通量が少なくて見たことはありませんでしたが」
ジョゼ「これぐらいでいいなら織るよ~?」
仕立て屋「本当でございますか!?」
ジョゼ「いいですよ~」
仕立て屋「………」
ジョゼ「どうしたの~?」
仕立て屋「わ、わたくし嬉しすぎて涙が、涙が抑えきれないのでございますっ うわーんでございますぅー!」」
ジョゼ「よしよし~」
男「喜んでくれるならなによりだ」
【ジョゼット限定の依頼 服飾作成が現れるようになった】
早いですが今日はここまでで
ありがとうございました
~3年目 36週~
男「もう夏が終わるな」
メイド「夏らしいことできませんでしたね」
男「仕方ない。気が抜けない時期だ。祭りをするにしてもいろいろと足りないものも多い」
メイド「あと少しの我慢ですわね」
男「あぁ」
メイド「さて、そのために先立つものとして、これを戴きましたわ」
304G→404G
男「お嬢様はどこにいったんだ」
メイド「放った密偵が帰ってきたので話を聞いてますわ」
男「そうか。後で話を聞いておこう」
メイド「ところでご主人様?」
男「なんだ?」
メイド「この長い髪の毛。誰のですか?」
男「………誰のだろうな。本当に」
男「鍵は変えたはずなんだが」
男「さて、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【料理開発】料理
【服飾補佐】ジョゼット 技×20
>>109
2リオ
リオ「呼んだでござるか?」シュタッ
男「! 天井裏に隠れてたのか」
リオ「くノ一殿に忍術を教授してもらってるのでござるよ、ににんっ」
男「身のこなしは前に比べて俊敏になってはいるが」
リオ「これもすべては主君殿のため。そう、あの地獄もすべて主君殿のためでござるよ」
リオ「これからは主君殿の懐刀として!」
メイド「………」ジーッ
リオ「わ、脇差として頑張るでござる」
男「それは頼もしい限りだ」
男「ならばさっそく道路の整備の指揮をとってくれ」
リオ「思ってたのと違うでござるが命は命! 完遂してくるでござる!」
―――
――
―
【成功】
リオ「どんなもんでござる!」ムフー
男「偉い偉い。撫でてやろウ」
リオ「わふんわふんっ」フリフリ
男(相変わらず二足歩行の犬だな)
村Lv2【30/300】
~3年目 第36週 休日~
男「まだ暑さが抜けないな。こんな日には冷たい酒でも飲みたいガ」
男「いや、これもまた特訓と考えよう。忍耐は必要だ」
男「………それにしても」
男「暑い………」
男「駄目だ、このままだと誘惑に負けてしまう。何かしなければ」
男「そうだ」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>113
4奴隷の皆とメイドで川で水遊び
ベル「変態」
男「まだ何も言ってないのだが?」
ベル「僕にはわかるのさ。君からほとばしる変態オーラがね! ピンク色の妄想を、いやらしい妄想を頭の中で描いているんだろう? いやいや恥ずかしいことではないかもしれないけど汚いから近寄らないでくれるかな。僕が汚れる」
ニケ「わわっ、そんな悪い言葉つかっちゃめーだよ!!」
ミーア「わ、私にしてもいいんですよ? えへ、えへへ」
メル「? なんのお話だろうね~」
リオ「ピンク色の妄想とはなんでござろうか」
ドラコ「ったく、今日も言いたい放題だな。許していいのかよあれ」
メイド「半生を半熟にして差し上げますわ」
ドラコ「お、落ち着けよちょっと。おい、ナーグル止めろ」
ナグ「………」コクッ
ジョゼ「あらあら~ メイドさんが大変だわ~」
ドラコ「説教ぐらいでやめとこうぜ。な?」
メイド「御主人様も御主人様ですわ。主人としての威厳が」プンスコ
ドラコ「水浴びぃ?」
ナグ「……帰る」
男「待て。不安定な足場で戦う訓練だ。思ったより水の抵抗というのは大きいぞ?」
ナグ「………そうか」
ドラコ「いつもと違った場所ってのも面白そうでいいな」
メル「戦うの~?」
メイド「あれはご主人様の方便ですわ」
メル「方便がわからないよ~」
ミーア「納得させるための言葉ですよ。あの二人は戦い好きですからね」
メル「メルは甘いものが好き~」
リオ「でも川に行くとして拙者達水着を持ち合わせてはござらぬよ?」
メイド「それはこちらで用意しております」
ジョゼ「は~い ジョゼットが作りました~」
ニケ「わぁい! この水着いいなぁ?」クルクル
ベル「え、僕も水着着るの? いらないんだけど」
ジョゼ「水着は水際の戦闘服よ~」
ベル「この服でいいよ。どうせ僕はいっつも湿ってるんだから」
メイド「これがベルグレインのですね」
ベル「この水着、胸のところにベルグレインって書いてあってすっごい格好悪いんだけど。色も地味だし。まぁ肌の露出が少ないのはいいかな」
ニケ「わぁっ! 可愛くないね!」
ベル「うぐっ」
ドラコ「で、来たはいいけど水着いらねぇだろ。戦いに」
ナグ「………同意」
男「その場所その場所にあわせた服装は大事だ」
ドラコ「なんで俺ビキニなんだよ。ナーグルのやつ太ももまで生地あんじゃねぇか。腹も胸も隠れてんじゃねぇか。俺胸と腰しか隠れてねぇんだけど? なぁ、こっち見ろよ。おい」
ジョゼ「ジョゼットプレゼンツ~」
リオ「拙者もビキニでござる! くノ一らしく悩殺でござるな!」
ドラコ「お前は毛皮あるから露出ゼロなんだよ、色気ねぇんだよわんこ」
リオ「せ、拙者だって色気ぐらい、ぐすっ」
ミーア「わ、私のすっごい小さいですっ。猫の額ぐらいしかありませんっ。きゃー、これじゃ男さんに見られるー。みーらーれーちゃーうー」チラッ チラッ
ジョゼ「? ミーアさんがこれくらいがいいって~ だから直したのに~」
ミーア「そ、それ秘密! 秘密のやつです!」
メイド「もう水着いらないんじゃないですか? 恥もないですし」
ミーア「辛辣ですねっ。わ、私だって恥はありますから!」
ベル「やれやれ向こうは賑やかだね。こっちは平和なのに」
メルメル「メルはワンピースなのー。お花柄なのー」
ニケ「私もだよー! えへっ、かわいいねー!」
メルメル「でもベルグレインはダサいの~」
ニケ「私もそう思うよ!」
ベル「うぐぅ」
男(なんとか皆遊び始めたか。これくらいの息抜きは必要だろうからな)
男「水、冷たいナ。気持ちが良い」
>>118 「何してるんですか?」
ミーア
ミーア「何してるんですか?」
男「足を水につけてる」
ミーア「男さんも一緒に入りましょうよ、ほら」ムギュ
男「濡れた身体で抱き着くな」
ミーア「ほらほら、皆と一緒に」ムギュムギュ
男「押すな」
ミーア「強情ですね男さんは」
ミーア「では隣失礼します、んしょっと」
男「で、何の用だ」
ミーア「男さん、私達見てるだけですから」
ミーア「はっ。見たかったんですか? 私達の水着」
男「決してそういうわけではない………はず」ボソッ
ミーア「ですよね。男さん、あんまりそういうの興味なさそうですし」
ミーア「その、男さんはナージャさんとこんなことしたんですか?」
男「………ないな。あいつは暇さえあれば訓練をするような奴だ」
男「いつも剣を交えるか、食事をするかだ。色や恋など素敵なものではなかったな」
男「楽しかった。良い時を過ごせてはいたが」
ミーア「そう、ですか」
ミーア「あの、男さん」
男「なんダ?」
ミーア「私の水着、どうですか? こんなに小さい水着、恥ずかしいですけど男さんしかいないから、他の人には恥ずかしくてとても見せれませんけど///」
ミーア「えへへ、この胸のところ、猫のマークあるんですよ。ほら、良く見てください。見てもいいんですよ?」
ミーア「もっと、ほら、もっと見て―――」
ムギュっ
ミーア「あっ、男さんそんないきなりっ」
メイド「泥棒猫発見です。知ってますか泥棒に対する罰は×××に竹やりを指してそのまま自分の体重で」
ミーア「ひゃぁっ!?」
メイド「ご主人様! 見るなら私もじっくり見てください!」
男「………お前たちは恥じらいを持て」
メイド「ミーアの水着に鼻の下伸ばしてたご主人様なんかナージャさんに言いつけてやるんですからね」プンスコ
男「それだけはやめてくれ」
ミーア「あは、あはは」
ミーア「もうちょっと、だったのにな」ボソッ
ドラコ「ふぃー。中々疲れたぜ」
ナグ「………私の、勝ちだったな」
ドラコ「悔しいけど俺は水中に向いてねぇぜ。体温がすぐ下がっちまう」
メル「ドラコはメルがあっためてあげるのー」ギュッ
ドラコ「おう、さんきゅ」
ベル「巻き込まれて何回か踏まれた」
ニケ「痛いの痛いの飛んで行けー」
メイド「さて、頃合いも良いですし、帰りましょうか」
リオ「帰ったら温かいもの作るでござるよー。夏に温かいものを食べる。贅沢でござるなぁ」
ミーア「あ、あの、男さん」
男「なんだ?」
ミーア「私の水着、見たかったら呼んでくださいね。メイドさんには秘密で」ボソッ
男「………気が、向いたらな」
ミーア「はい、待ってますから。待ちますから」
~3年目 第37週~
ライカ「メイドの飼い主!」
男「貴様はぽっちゃりタイガーか」
ライカ「太ってないっ。あれから減量した!」
ライカ「相変わらず失礼な奴だ。わたしかせっかくこれを届けに来てやったというのに」
男「なんだこれは」
ライカ「この村の生き残りで村を離れている奴だ。小さいやつが届けてくれと言っていた」
男「悪徳記者か。ご苦労だったな」
ライカ「貴様のために動くのは癪だったが、私だってこの村の一員だ。務めは果たす」
ライカ「だが貴様のいうことは易々と聞くとは思わないことだな。ライカンスロープの誇りある牙はいつ貴様を求めるかわからんぞ」
男「甘いもの食べすぎて虫歯に気をつけろよ」
ライカ「くぅっ。どこまでも私を愚弄する! 甘いものの誘惑に負ける私ではない! そう、負ける私ではない!」
男「だと良いんだが。まぁ、メイドが管理しているだろう。とにかくご苦労。行っていいぞ」
男「さて、今日は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【料理開発】料理
【建築補助】土木
>>125
ドラコ「さて、今日の訓練の内容だが、これでどうだ?」
男「亜人の身体能力がまちまちでよくわからないがついていけるのかこれ」
ドラコ「おう、軟弱な人間とは違うからな。それに今まで俺が鍛えてやった奴らだぜ?」
男「突撃隊には良さそうだ」
ドラコ「おうっ、先陣切ってやるぜ!」
男「嫌味だ今のは」
ドラコ「なにおうっ!?」
男「もう基礎体力や打ち込みの練習は良いだろう。生き残るすべを教えておけ。死傷者の数は士気に関わるうえ、兵も多いわけではない」
ドラコ「へいへい、了解了解。でもそれはオレ以外のほうがいいだろ?」
男「お前の訓練にもなるからな」
ドラコ「メイド先生でも呼んだほうがいいと思うけどな」
男「あいつは近くの村まで買い出しだ。道具娘と一緒にな」
ドラコ「しゃあねぇ。やれるだけやってみるさ」
―――
――
―
【成功】
ドラコ「このキノコは食べれる奴だ。言っとくが縦にさけるかどうかで判断するんじゃねぇぞ?」
男「生き残るすべとはこういう奴ではないのだが。確かに役には立つだろうが」
ドラコ「息抜きだよ。んで、どうしたよ」
男「うまくやってるかどうかを見学しにきた。どうやらうまくやっているみたいだな」
ドラコ「へへっ。お前に褒められるとなんだか照れるな」
軍事Lv2【210/300】
~3年目 第37週 休日~
古書娘「こんにちは」
男「こんなところでどうした?」
古書娘「ただの散歩です。そちらは?」
男「見回りだ。住民が増えればそれだけトラブルも多い」
古書娘「ご苦労様です。大変ですね」
男「だがやらなければいけないことだ。特に人間と亜人の仲裁は重要だ」
古書娘「そうですね。たまに私も亜人に理不尽な文句を言われます」
古書娘「そのたび、口では言えないようなことをしてますけど」
男「たまに出る怪我人はそのせいか?」
古書娘「さぁ、どうでしょうか。おや、あそこで亜人の子供と人間の子供が喧嘩をしていますよ」
男「子供の喧嘩に大人が口を出すのは褒められたことではないが見過ごせないな。教えてくれて感謝する」
古書娘「いえ、ご苦労さまです」
男「子供こそ種の溝が深いか。いや、個人によると信じたいが」
男「さて見回りも済んだことだ」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>130
じゃあすっか
子供とふれあいイベ
男(人間と亜人。子供の間で溝が無くなれば次の世代が理想に近づくはずだ)
男(そのためには相互理解が必要だろうが、子供がそう理解できるはずもない)
男「だから企画しなければいけないが、私にはできそうにないな。亜人と人間。最低一人づつ集めなければな」
男「こういった行事に向いてそうなのと言えば」
人間>>133
亜人>>134
今日はここまで
おつー
道具屋
おつ
メルメル
道具娘「こんにちはー」
メルメル「こんにちはなのー」
男(人当りから判断して道具娘とメルメルが最適だろうと考えふたりに聞いてみたら二つ返事で了承。急遽行ったため何をすればいいかなどは特に考えてはいないがまずは人間と亜人、両者が触れ合うことが重要だろう)
道具娘「お菓子があるよぉ」
メルメル「おいしいお菓子なの~」
子供達「わぁい」
男(人間と亜人だが子供は子供。甘い物には目がないようだ。とりあえずこれでいいだろう。食事の前には国境も人種もない)
男(―――そう、考えていたのだが)
子供「あーんっ、とらないでよー」
犬子供「へんっ。わるものが食べるおかしはないんだよー」
男(菓子を巡って起こる争い。次第に子供達が人間組と亜人組に分かれ始める)
道具娘「わわっ。だめだよぉ~ 皆仲良くね~」
メルメル「皆仲良くしないといけないの~」
男(二人が仲裁しようとするも効果はない。それどころか)
鬼子供「にんげんのみかたをするなー!」
子供「あじんのみかたをするなよぉー!!」
男(二人が裏切り者と呼ばれ石を投げられる始末)
男(子供は、素直過ぎたんだ)
男「駄目か」
道具娘「わぁんっ。男さぁん~」
メルメル「抑えられないの~」パタパタ
男「仕方ない。私が行く」
道具娘「どうするんですかぁ? 男さん」
男「できるだけ怖い衣装はあるか。黒いマントみたいなのがあればいいんだが」
道具娘「ほえ?」
メルメル「仕立て屋さんに聞いてくるの~」
男「頼んだ」
道具娘「なにするんですか?」
男「子供は素直だ。だから躾には恐怖が適当なのだよ」
男(仕立て屋が用意したのはボロボロの燕尾服に黒いマント。そして新しい仮面)
男(それに着替え、偽物のナイフを持てば準備は完了)
男「ア゛ァ、ア゛」
男(ワザと発声器の調子を悪くしてゆらりと子供達へ向かう)
男「ワ゛るい子が、い゛るなぁ゛」
子供達「ひっ」
男(効果は抜群で、言い争っていた子供達が一瞬で凍りつく)
男「わる゛い子は、ついて゛こい。なかま゛にしてやろ゛う」
男「ん゛~? どうやら、みんな゛わるいごらしいなぁ」
男「くきき、くかカ」
子供達「きゃーっ!」
男(誰かの悲鳴で動けるようになった子供達が散り散りに逃げる。でも所詮は子供の速さ。それが亜人の子だとしてもたやすく捕まえることができる)
男「ひどりぃ」
鬼子供「うわぁっ」
男「ふだりぃっ」
子供「きゃーっ!」
男「おま゛えもだな゛ぁ?」
男(難なく数人捕まえ襟首を掴んで引きずる」
男「よかっだなぁ、わ゛るいこと、しほうだいだぞぉ?」
男「くきキくかか」
子供達「やだぁっ、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ」
男「わる゛いこと、すきな゛んだろぉ?」
鬼子供「嫌い、嫌いだから、離せよぉ!」
男「喧嘩ばっかり、しでただろぉ? わるい゛こだろぉ?」
鬼子供「母さんが人間は悪いやつばっかだって!言うからぁっ、ごめんなざいぃっ」
子供「うわぁんっ」
「そ、そこまでですぅ!」
アイテム仮面「い、いいこのところに現れる正義の味方! アイテム仮面と!」
モスウーマン「モスウーマンなの~」
男(………こんな展開、知らないぞ)
男(御丁寧に新しい衣装に身を包み、蝶の仮面をつけた謎の二人組がそこにいた)
男「なにも゛のだぁ?」
アイテム「だ、だからアイテム仮面ですぅ!」
モスウーマン「その子たちは良い子だよぉ! だから離せ~!!」
男「ふ、ふははっ、おもし゛ろい!! 亜人だから! 人間だから! そんな理由であらそうこいつらがいい゛こだとぉ!? そんなわけあるかぁ!!」
アイテム「本心の言葉ではありませんよぉっ! もっとお互いを知れば仲良くなれるはずですぅっ!」ビシッ
モスウーマン「なの~!」
男「ふはは゛ お前らはわぁるいことが大好きなんだよな゛ぁ?」
鬼子供「嫌いっ、嫌いだぁっ!」
子供「悪い子じゃな゛い~っ!!」
男「………くかか、興ざめだ。だが良い子はだいっきらいだぁっ、このナイフで死ねぇっ!」
アイテム「だ、だめです! マジカルブーメランっ!」シュッ
男「ははっ、その程度!」
モスウーマン「マジックブラストなのー」バババッ
男「っ!!??」
アイテム「ちょっとメルメ、モスウーマンちゃんっ 子供に当たるかもしれないよぉ!?」
モスウーマン「大丈夫なの~ 悪人さんだけにあてるの~」
アイテム「それも駄目だよぉ!?」
鬼子供「に、逃げろっ!」
モスウーマン「計算通りなの~」
子供「ひ、やっ、は、走れないよぉ」ノロノロ
アイテム「駄目だったけどぉ!?」
モスウーマン「計算外なの~」
男「! くかか、そっちの小僧は逃げたがこの娘の命はもらっていくぞぉっ」ギラッ
子供「ひぃんっ」
アイテム「あ、あぶないっ」
鬼子供「やめろっ」ドンッ
男「うぐっ」
子供「えっ?」
鬼子供「さ、さっさと逃げろ!」
子供「あぶないよぉっ」
男「くかカ。貴様、いいこだったのかぁ。だったら容赦はせんぞぉおおおおっ!!」
アイテム「ま、マジカルシールドッ! 良い子は私達が守るよぉっ! 私達は正義の味方! いい子の味方だからぁっ」パキンッ
鬼子供「が、頑張れ! アイテム仮面っ」
子供「助けて! モスウーマンっ」
アイテム「子供は皆正義の子! 悪いことをしちゃうときもあるけどぉ それでも心は素直で綺麗なんだよぉっ」
モスウーマン「悪い貴方の好きにはさせないの~ ひっさ~つ☆」
モスウーマン「白輝八階。星天、焔落、衝撃」
ズドドドドッ
男「ん゛ぐがっ、ぐがぁあああぁっっ!!」
アイテム「お、男さぁああんっ!」
モスウーマン「光散っ、なのっ!!」ビシィッ
男「………う、うぐぁ」
道具娘「あっ、男さん大丈夫ですかぁ!?」
男「子供達は、どうなった」
道具娘「あの後仲直りして仲良くお菓子を食べましたよぉ」
男「ならよかった」
道具娘「悪い子には悪い子攫いが出るって皆怖がってたから、たぶんしばらくみんな良い子だとおもうよぉ」
男「良い子のもとにはアイテム仮面が現れるとも?」
道具娘「は、はいぃ///」
男「しかし、なぜ?」
道具娘「仕立て屋さんに事情を話して衣装を借りようとしたら」
仕立て屋『飴と鞭でございます。叱る父親に庇う母親がいて子供はまっすぐ育つのでございますよ』
道具娘「って」
男「なるほど。今度礼を言いにいかなければな」
道具娘「そうですね」クスッ
男「? どうした」
道具娘「ノリノリでしたねぇ、男さん」
男「………その方が効果があると思ったからな。好きでやったわけじゃない」
道具娘「うふふぅ」
男「………本当だからな」
メルメルの忠誠心【100/100】
~3年目 第38週~
お嬢「先日村に不審者が現れたらしいですわ」
男「不審者?」
お嬢「なんでも悪い子を連れて行くといいながら子供を捕まえていたとか」
男「………そうか」
お嬢「でも正義の味方を称する二人組に不審者は退治されたとか」
男「………なるほど」
お嬢「おそらく冗談ですの。そんな変な人たちがいるわけありませんわ」
男「………そうだな」
男「………さぁ、仕事だ」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【害獣退治】警備
【開発補助】知識
>>146
今日はここまで
おやすみなさい
知識行ってみるかミーア
乙
【明日のための発明を1】
ミーア「これ、なんですか?」
発明家「ん? あぁ、それはポンプ言うんよ。水をぎゅーっと吸って吐き出すって思ってもらえればええで」
ミーア「ほえー、凄いですねぇ」
発明家「ま、この村のど真ん中に川が走ってるから無用なんやけどな」
ミーア「本当に発明家さんのおうちっていろいろありますよね」
発明家「むっふふーん。そりゃあうちが立派な発明家やからな! ぜーんぶうちの手作りやで!」
ミーア「凄いですけど、でも使ってるとこみたことないです」
発明家「うぐっ。痛いところついてくれるやないかみーやん」
発明家「だけど今日作ったもんが今日の役に立つとは限らんのや。いつか役に立つかもしれない技術。そんなもんに心血を注ぐのがうちら技術屋やさかい」
発明家「もちろん今必要な技術を開発することにも余念ないけど、その今必要な技術を作るのがいつか役に立つかもしれない技術やねん」
発明家「だから遊んでるわけやないんやで」
ミーア「なるほど」
発明家「本当は武器作らないといけないってのも理解はしてるんやけどどーも手が進まなくてなぁ」
発明家「前まではこういうことはなかったんやけど、亜人の事件が起きてから、あぁ、うちが作ったもんはこういうもんやったんやなって」
発明家「誰かを守るための武器は誰かを殺すことが出来る武器やって。それをつくったうちのせいで人が何人も死んだんやって」
発明家「皆を守るために男はんが武器を必要としてるのはよー分かる。でもそれで誰を殺してうちらを守るんやろう」
ミーア「発明家さん………」
発明家「なんて、甘ちゃんの戯言やな。戦場見たことあらへんし、戦わないと何が起きるかなんてしらへんもん。平和主義者と平和ボケも何が平和を作るかを理解してないんやもんな」
発明家「だからこそうちはやっぱし武器を作らないとあかん。同じ平和ボケを守るために」
発明家「手伝ってくれるか、みーやん」
発明家「うちらの明日のための発明を」
~3年目 第38週 休日~
お嬢「今年もあと少しですわね」
男「あぁ、そうだな」
お嬢「目標への進捗は………もうちょっと急いだほうがいいと思いますわよ?」
お嬢「来週から頑張ってもらうとして、今日はリフレッシュしてくるといいですわ」
お嬢「貴方が色を求めようとも私は感知いたしませんわよ?」ニヒヒ
男「………どこでそんな言い回しを覚えた」
お嬢「書ですわ。人が成長する上で大切なのは師と書ではなくて?」
男「要らない成長だとは思うがな」
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>157
4?
お嬢から本を借りて読書
お嬢「あら、貴方も本をお読みになるんですの?」
男「訓練だけしているのが騎士じゃない。作戦策略その他もろもろの知識は重要だ」
お嬢「それもそうですわね。でしたらどうぞわたくしの部屋へ。古書娘ほどではないですけど、それでも人よりは多く本を読んでいるという自負はありますわよ?」
男「助かる。古書娘はどうも」
お嬢「苦手で?」
男「あぁ、嫌いではないが」
お嬢「貴方にも苦手なものがあるんですのね」
男「私だって人間だ」
お嬢「ではどうぞわたくしの部屋へ。信用している貴方だからこそ招く。それを理解なさってくださいまし」
男「肝に銘じておく。決して礼を欠く事はない」
お嬢「あら」
棟梁娘「お、ちょうどいいところにいるね」
お嬢「どうされましたの?」
棟梁娘「酔った馬鹿が橋の上で喧嘩して橋板を踏み抜いたんだよ。それで危ないから封鎖してんだけど、早く直さないといけないんだけど休日だからどうも人手が集まらなくてねぇ」
男「私に手伝えと?」
棟梁娘「強制はしないよ。あたいとナーグルでなんとかするさ」
男「お嬢」
お嬢「分かってますわよ。こっちのほうが大事ですものね。わたくしは力になれそうにありませんから貴方へ渡す本を見繕っておきますわ」
男「助かる」
棟梁娘「お、ありがたいね」
棟梁娘「ナーグルー。助っ人連れてきたよ」
ナグ「………男、か」
男「私では不満か?」
ナグ「……いや、人手は多いに……越したことは無い」
男「それで、どうするのだ?」
ナグ「……簡単だ。橋板を、挿げ替える」
棟梁娘「やることは簡単だけど大変でね。この橋は木でしかできてないのさ。だからこの板の下に金属の板で補強しなくちゃまた壊れてしまうからね」
男「今日一日で、できるのか?」
棟梁娘「それは無理さ。だから今日やるのは応急処置。壊れた部分だけを新しくするよ」
棟梁娘「あたいは板を合わせて削りだして、金属板を作るから、力仕事はそっちに任せたよ」
ナグ「………」コクッ
男「承知した」
ザザザザザァ
男「まさか川の中から作業するとはな」
ナグ「………私の身長ならば………川底に届く」
男「それほど深い川ではないとはいえ、大人一人なら普通に沈むぐらいはあるのだがな」
男「改めてナーグルの大きさを知ったよ」
ナグ「……戦士は……大きいほうが強い」
男「今の姿は戦士というよりは大工だがな。だが、そんな生き方も悪くはないのではないか?」
ナグ「私はオークだ……誇り高き戦士の……一族だ」
男「いずれ戦いは消える。消してみせるさ。その後のことを考えてみろ」
ナグ「………戦いは消えない」
ナグ「だがもし………戦い以外に生き方を見つけるなら」
ナグ「………子供達に囲まれて………みたい」
ナグ「こんな無骨な………私には無理だろうがな」
男「そう結論を下すのは早いのではないか? あのメイドだって外面はよくなったのだ。貴様が保母をするほうがまだ現実的だったろうに」
ナグ「……それは………慰めているのか?」
男「慰めになるかどうかは貴様自身の働きだろう」
ナグ「……だがまだ夢を見るには早い」
ナグ「………私には守るべきものが………まだまだあるのだからな」
ナグ「この体に………人間に刻まれた傷が残るうちは………」
ナグ「私は亜人の盾に……人間を食らう牙になろう………」
棟梁娘「ふぃー。疲れた疲れた。終わったよ、二人とも」
ナグ「………少し、体が冷えたな」
男「私を乗せて重くは無かったか?」
ナグ「………鍛錬」
男「…そうか」
棟梁娘「ところで二人で何はなしてたんだい?」
ナグ「………たわいのない事」
男「先の話だ」
棟梁娘「?」
棟梁娘「とりあえず今日は助かったよ。それじゃあ、あたいがおごるから酒場でも行かないかい?」
ナグ「……」コクッ
男「ありがたいな」
棟梁娘「よーし、今日はお酒を」
男「未成年は」
ナグ「………ダメだ」
棟梁娘「人間社会の法になんでとらわれるのかね」
ナグ「……法以前に………棟梁娘の体が心配だ」
棟梁娘「そういわれちゃしかたない。我慢するかね」
棟梁娘「その代わり、飲めるようになったら盛大に祝っておくれよ?」
村Lv2【50/300】
ナーグルの好感度【80/100】
ナーグルの忠誠心【70/100】
~3年目 第39週~
くノ一「疲れたばい」
お嬢「あら、かえってきたんですのね」
くノ一「くノ一使いが荒いと!」
男「? 何を頼んだんだ?」
お嬢「お兄様の首」
男「!?」
お嬢「と、言いたいところですけどさすがに警備が厳重ですし、民の混乱は避けられないため暗殺は悪手ですわ」
男「では何を?」
くノ一「砦と城の設計図の写したい。こればっかりはさすがのうちでも骨が折れたと」
男「実はやり手だったのか」
くノ一「実はは余計と。昔からうちはなんばーわんくノ一ばい」
男(頭の中と実力はあまり関係ないのか?)
男「さて、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【料理開発】料理
【服飾補佐】ジョゼット 技×20
>>168
今日はここまで
乙
【軍事力強化】ドラコ
ドラコ「訓練といえば俺。俺といえば訓練。訓練が俺になる日も近いな」
男「何を言っているんだ?」
ドラコ「強さこそ俺らの誉れってことさ」
男「頭でも打ったのか?」
ドラコ「よしっ。本格的実戦形式で訓練するかな。死者の数人は気にしないっ」
男「訓練で殺すな」
―――
――
―
【成功】
お嬢「あー。それわたくしが渡した本の影響ですわ」
男「あいつもまた乗せられやすいというか影響を受けやすいというか」
お嬢「何事もないのならよいのではなくて?」
男「何かが起きる可能性があることが問題なのだ」
軍事Lv2【240/300】
~3年目 第39週 休日~
男「またお前か」ムンズ
メリー「メリーさんは今回何もしてないでぃすよ!?」ジタバタ
男「なぜ私の悪口が街に広まっているんだ?」
メリー「私なら新聞も一緒にばら撒くでぃす!」
男「それもそうだが」
メリー「夜のベッドの支配者とか、そんなストレートな悪口を私は言わない、でぃす!」
男「無関係かもしれないが貴様を一度絞めておいたほうがいいかもしれないな」
メリー「表現の自由! 表現の自由!!」ジタバタ
メリー「でも、男さんとお嬢さんはうらみや嫉妬は買ってるから多分そのせいですよ。人間しかこの村の上に立ってないから反発があるのです」
メリー「でもメリーさんはそんなちんけな理由じゃ動かないから失礼しちゃう、でぃす!」キラッ
男「ポーズをとるな、うっとうしい」
メリー「あのー、悪口言ってるやつ調べておくのでそろそろ話してくれないですか? グラスランナーなのに地に足が着いてないとか洒落にならないのでぃすよ」
男「別に調べなくていいが、悪口は消しておいてくれ。あと変なうわさが流れ始めたら今後私に報告すること」
メリー「記者使いが荒いのでぃす………」
メリー「それでもメリーさんはプロです! あなたの寝言からスキャンダルを捏造! 今後とも素敵で無敵な新聞記者、メリーさんをよろしくDIS!」
男「あのハーフリングは結局のところ敵な気がしてならない」
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>176
7リオネシア 技
そろそろ技5になるかな
ネイド「おや」
男「もしかして忙しかったでしょうか」
ネイド「資料を整理していたぐらいですよ。ところで今日は」
コバン「私に会いにきたのなら言わなくても分かる。これぐらい心臓が近いと心の声が聞こえるから。やっぱり男は私の近くにいるのが一番いいと思う」ピタァッ
男「見えなかったな。重いから降りてくれ」
コバン「いや」
男「今日は」ズルズル
リオ「観自在菩薩・行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識・亦復如是。舎利子」
ネイド「おやおや。私は悪霊ではありませんからお経を唱えても効果はありませんよ。それよりお経を覚えているとは素晴らしいですね」
リオ「是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法」
男「連れて行きやすくなりました」
ネイド「そのようですね。それではお預かりします」
リオ「無眼界、乃至、無意識界。無無明・亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智、亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離・一切[注釈 6]・顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提」
資金404G→254G
~3年目 第40週~
男「今年も残すところあと8週か」
お嬢「せめて軍事力ぐらい高めたいものですわね」
男「いたのか」
お嬢「貴方へお給料を届けに。いらないのならほかの誰かに渡しますわよ?」
男「必要だ。たびたび使う用事があるからな」
お嬢「はい、素直でよろしい」
資金254G→354G
男「さて今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【護衛任務】警備
【食品調達】運送
>>180
【軍事力強化】 ドラコ
ドラコ「我に返った」
男「おかえり」
ドラコ「根性論って効率悪いよなぁ」
男「貴様からそんな言葉が出るとは思いもよらなかった」
ドラコ「姉貴と違ってリアリストだっつーの」
男「ではリアリストらしい指導方法を見せてもらおうか」
ドラコ「なんだ。喧嘩売ってんのか?」
―――
――
―
【成功】
ドラコ「メイドから教えられたことはある程度伝えることができたと思う」
ドラコ「まぁ、俺もまだまだだが」
男「工作部隊が作れそうだな」
ドラコ「俺はごめんだけどな」
軍事Lv2【270/300】
~3年目 第40週 休日~
ミーア「だから男さんの母乳をのみたいと思いませんか?」
ドラコ「疲れてんのか? 大丈夫か? 休むか?」
ミーア「大真面目です!」プンプン
ドラコ「知りたくなかったわ。俺今度からお前をどういった目で見ればいいんだよ」
ミーア「え、普通の欲求じゃないですか?」キョトン
ドラコ「普通じゃないから困ってるんだよ。困ってるで済ませる俺を誰か褒めてくれよ、なぁ」
ミーア「分かりました。ドラコさんでも分かるように説明しましょう」
ドラコ「聞きたくねぇけど、うん、まぁ、よろしく頼むわ」
ミーア「私は男さんが好きです」
ドラコ「おう」
ミーア「ミルクも好きです」
ドラコ「まぁ、猫だしな」
ミーア「男さんから母乳が出たら素晴らしいと思いませんか」
ドラコ「おもわねぇよ。間違ってなかったわ。お前おかしいよ」
ミーア「乾いた喉に直飲みする男さんミルク!」
ドラコ「誰の影響だ本当に。あの腐れくノ一か?」
ミーア「ごきゅごきゅっと」
ドラコ「魔女あたりに言えば気付け薬くれそうだな。飲ますか」
ドラコ「ほんと、ほかのやつに見つからなくてよかった………」
ディス!
ドラコ「ん?」
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>184
コバンちゃんと視線火花バチバチになるミーアをなだめる
ミーア「にゃるるるるっ!」
コバン「シャーッ!」
男(なぜこうなった)
ミーア「な、なんで男さんに抱きついてるんですかっ!」
コバン「抱きつきたいから。男もそれを許しているのだから貴方がとやかく言えることではない。ふふん」
男(許可を出した覚えはない)
ミーア「お、男さんだって重いはずです! 大人ならそれを理解して降りるべきです!」
コバン「私まだ子供。はい論破」
ミーア「うぬぬっ」
ミーア「わ、私だってまだ子供だもんっ。抱きしめていいですか男さん!」
コバン「ダメ。ここ私の特等席だから」
ミーア「貴方男さんじゃないじゃないですか!」
コバン「男の心の声が聞こえるの」
男(降りてくれ)
ミーア「うぐぅ…」
コバン「だから貴方はどこかに行って。これから私と男は一緒にご飯食べるの」
ミーア「私だって、私だって男さんに甘えたいのにぃ」ポロポロ
コバン「え、あ、あの、その」
ミーア「ふにゃぁああぁんっ」
コバン「え、えと、ごめ、あう、あの」
ミーア「ふぇえええん」
男(さて、どうしたものか)
男「ミーア」
ミーア「ぐすっ、なんですかぁ?」
男「コバンに背中にしがみ付くことを許可した覚えはない。だから奴の言うことを真に受けなくていい」
ミーア「じゃあ抱き着いていいんですか?」
男「それは勘弁願いたい。私は男ではあるがそう女に抱き着かれて喜ぶような男ではないのだ」
ミーア「え、つまり同性愛」
男「じゃあない。女に抱き着かれることを喜びとしない男もいるのだ」
ミーア「そうですかぁ」ショボン
男「こいつは気が付いたら抱き着いているのであって私は喜んでいない。ただこいつの親に恩があるから無碍にし辛いだけだ」
ミーア「ずずっ、事情はわかりました。でも、私だって男さんに甘えたい、ぐずっ、んです」
男「抱き着くのはやめてほしいが出来る範囲なら甘えても構わん」
ミーア「じゃあ、その。手をつなぐってのは、だめですか?」
男「それくらいなら」
コバン「ね、ねぇ」オズオズ
男「どうした」
コバン「じゃ、じゃなくて、ね、猫の」
ミーア「…な、なんですか」
コバン「ごめんなさい」
ミーア「ふぇ?」
コバン「い、いじわる、して。ごめんなさい」
ミーア「いい、よ。気持ちはわかるから。うん」
コバン「君も、抱き着く?」
ミーア「! うんっ!」
男(抱き着くなと言ったはずなんだが)
ミーア「えへへぇ」ギュウッ
男(まぁ、今回はいいか)
~3年目 第41週~
ミーア「はっ。私が母乳でたら男さんが飲んでくれる……?」
ドラコ「お前もうマジ寝ろよ」
ミーア「母性本能が高まればでますかね。えへへ」
ドラコ「その控えめな笑顔の割には言ってることがやばいぞ」
ミーア「なんだか、照れ、照れますねぇ」
ドラコ「照れるじゃすまねぇから」
ドラコ「駄目だこりゃ」
男「二人背負ってるとさすがに疲れたな。それに寒気も少しする」
男「いかんいかん。この調子では」
男「さて今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【料理開発】料理
【建築補助】土木
>>190
軍事ドラコ
ドラコ「おう、俺に任せな。やってやるぜ!」
男「どうした。やる気だナ」
ドラコ「いろいろ疲れることがあってよ。憂さ晴らしには体を動かすことが一番ってな」
男「健康的でいいことだ。では頼んだぞ」
ドラコ「おうっ」
―――
――
―
【成功】
ドラコ「いい感じに仕上がったぜ。もう実戦できるんじゃねぇかってぐらいに」
男「本当か?」
ドラコ「ばっちり! 自慢の野郎共だぜ!」
軍事Lv2【300/300】
軍事Lv2→Lv3
ナグ「……戦いは……数だ」
メイド「いいえ、策略です」
ナグ「数がいれば………応用が利く」
メイド「ですが時代を動かしてきたのは策略です」
ナグ「策略も……兵あってこそ」
メイド「少ない兵でも策略を用いることによって大軍を相手にした歴史があります」
ナグ「………数!」
メイド「いいえ、策略です!」
メイド「さぁ、ご主人様」
ナグ「………どっちだ」
【数】戦争の際指揮できる人数を増やす
【策】策略の効果がアップする。
>>193
数かな
指揮できる人増やした方がいいだろ
ナグ「………流石だな」
メイド「くっ」
男「策を運用するにも結局の話まだ烏合の衆に変わりない。もっと練度を上げてからだな」
メイド「………一理ありますわ。ですが次こそは考えてくださいね」
【指揮できる人数が増えた】
~3年目 第41週 休日~
リオ「拙者ついに極めてしまったでござる。自分が恐ろしいでござる!」
男「帰ってきたか」
リオ「幾度となく地獄を巡り、ようやく身に着けたこの左手。毒手!」
男「には見えないがな」
リオ「は嘘でござるが、技術なら村の誰にも負けないでござるよ。戦いでも活躍できるはずでござる」
リオ「力がなくとも技がある。完全リオネシア誕生でござるよ!」
男「それは頼もしい」
男「さて、今日は何をするか」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>197
4
リオネシアにご褒美をあげるから欲しいものかしてほしいことを聞いてみる
リオ「褒美でござるか?」
男「あぁ。負担をかけたからな」
リオ「主君のために努力をするのは当り前のことでござるから特に考えてなかったでござるなぁ」
男「褒美あっての忠義だ。名声富地位。与えられることがわかってるからこそ忠義も湧く。それがないのに忠誠を誓ったならばそれはひどく恐ろしいことだ」
リオ「うーむ。ブラッシングはたまにしてもらってるでござるし、ナデナデもしてもらっているでござる」
リオ「! 拙者武器が欲しいでござる」
リオ「技術を求めたところで見合う武器を持ってござらぬから、拙者に合った武器が欲しいでござる」
リオ「そうでござるなぁ。拙者が装備できる武器の中でも技術4以上で装備できる武器がいいでござるなぁ。力に頼らず相手を斬り伏せるようなそんな武器はないでござろうか」
男「分かった探しておこう」
~3年目 第42週~
男「そういえば昔村に金物屋がいたな。さすがにドッペルゲンガーでは武器を作ることは無理だろうし」
男「あぁ、街にも武器屋がいたな。だがそれをここに連れてきていいものだろうか」
男「とりあえず武器を作るには過去の住人を探すか、街の武器屋を拉致してくるかだな」
男「どちらも簡単に行く話ではないが仕方あるまい」
男「さて今週の仕事は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【村の警備】警備
【薬剤調合】知識
>>201
そういや鍛冶屋の兄ちゃんってどうしてんだろう
リオ「拙者の力が必要でござるか?」
男「頼めるか?」
リオ「主君のために変逆自在に動く影、それが拙者でござる!」
男(………相変わらず言っていることがわからないな)
―――
――
―
【成功】
リオ「外部からの侵入に備えてこの部分に堀を」
男「余計なことはしなくてイい」
リオ「堀はロマンでござるよ!?」
村Lv2【80/300】
~3年目 第42週 休日~
ナグ「………」ブンッ ブンッ
メル「お~ すごいの~」
ナグ「………」チラッ
ナグ「………なんだ」
メル「見てたの~」
ナグ「……そうか」
メル「なんでナーグルはいっつも一人なの~?」
ナグ「………」
ナグ「………弱いからだ」
メル「むっきむき~のど~んなのに~?」
ナグ「………」コクッ
メル「弱いと一人になるって、メルと逆だね~」
メル「メルはふにゃんふにゃんだから、誰かと一緒にいないといけないの~」
メル「皆と一緒だったらにっこにこ~のわっくわく~で、ぽかぽかなのよ~」
メル「ナーグルは違うの~?」
ナグ「………弱いから」
メル「じゃあ弱いメルなら安心できるのね~」
ナグ「………」
メル「メルはよわっちでふにゃふにゃなの。だから一緒にいていいかな~」
ナグ「………」コクッ
メル「うぇへへなの~」
男「もうこんな時間か。さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>208
外出
男「どこに行くかな」
1 教会 (武器)
2 服屋 (防具)
3 薬屋 (薬品)
4 道具屋(道具)
5 訓練所(訓練)
6 酒屋 (食事
>>210
春告「おー、むびょーれんに何かようかいー」
男「あぁ、薬が必要だ」
春告「風邪薬から自白剤までなんでもござれだーよー」
男「必要なのは傷薬だ」
春告「即効性の傷薬だーよー。回復魔法も目じゃないーね」
春告「うぇるかーむ」
1.傷薬(HPをキャラクターの体分回復) 10G
2.六瓢連印の傷薬(HPを10回復) 30G
3.六瓢連印のすげー薬(HPを20回復) 50G
4.精神薬(MPをキャラクターの心分回復)20G
5.魔女印の丸薬(MPを10回復) 50G
6.魔女印の飲み薬(MPを20回復) 70G
7.精霊の秘薬(戦闘不能を回復) 100G
男「ふむ」
>>213
1,2,4を1つずつ
春告「まいどありよー」
資金354G→294G
春告「これをサービスしとくーよ」
【六瓢連印のすげー薬を手に入れた】
男「いいのか? 助かるが」
春告「今度ともよろしくーだよ」
~3年目 第43週~
メイド「起きてください。ご主人様」
男「ん、あぁ。久しぶりだな」
メイド「たまにはあなたのメイドに戻りたいときもあるので」
メイド「朝食を用意していますので、仕事前に酒場によってくださいね」
メイド「最近食事が不規則になっているみたいですので、今度は気を付けてくださいね」
男「まるで母親だな」
メイド「そこは妻ではないのですか」
男「さて、着替えるから出ていってくれ」
メイド「御着替えを手伝いましょうか?」
男「そこまでされては本当に母親だ。足は不自由だが着替えに困ることはない」
メイド「そうですか。ではお待ちしています」
男「さて、今週の仕事は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【料理開発】料理
【服飾補佐】ジョゼット 技×20
>>217
服飾 ジョゼ
【仕立て屋さんとジョゼットさん】
ジョゼ「きましたよ~」
仕立て屋「これはこれは、お待ちしておりました。ジョゼット様」
ジョゼ「わ~。服がいっぱいね~。素敵な服ばっかり~」
仕立て屋「そんな! わたくしの腕はまだまだでございます」
ジョゼ「素敵な服を素敵と認めないのはいけないことよ~」
仕立て屋「! そうでございますね。ここにあるのはわたくしが胸を張って出せる商品でございました」
ジョゼ「親は子供を自慢しすぎてもいいくらいなのよ~」
仕立て屋「しかしわたくしの作った服がアラクネーの作るものと比べて遜色ないかというとそうではないわけで」
仕立て屋「欲深いわたくしは貴方様方アラクネーと並ぶほどの服を作りたいと思っているのでございます」
ジョゼ「うふふ~ じゃあ神様に勝てないとだめね~」
ジョゼ「アルケニーに伝わるお話では私達の中でも一番の腕を持つ少女が機織りの神様と勝負して勝ったそうよ~」
ジョゼ「仕立て屋さんは神様に勝てるかしら~?」
仕立て屋「う、ちょっと荷が重いでございますね」
ジョゼ「それじゃあだめよ~。神様を下すくらいじゃないと~」
ジョゼ「それにあなたは服の声が聞こえるんでしょ~ それはとってもとっても素敵な力だわ~」
ジョゼ「私達にない素敵な貴方だけの力よ~。うらやましいわ~」
仕立て屋「わたくしとしては当り前のことであまり特別感は感じないのでございますが。アラクネーの出す糸の方がわたくしとしては羨ましい限りでございます」
ジョゼ「それじゃあジョゼットが一生で一番の糸が出せたら貴方は一生で一番の服を作ってくれるかしら~」
仕立て屋「わたくしでいいのでございますか?」
ジョゼ「そうよ~ この世で一番服と仲良しな貴方だからお願いするのよ~」
仕立て屋「はい、わたくしはこの世の誰より服と心を通わせています。それは自信を持って言えるのでございます」
仕立て屋「ジョゼット様のお言葉、承りました。世界一の服を作るその時まで努力あるのみでございますね」
ジョゼ「私も負けないように頑張って糸を出さないとね~ うふふ~」
【世界一の服計画が始まった】
~3年目 第43週 休日~
ドラコ「うぅ。さ、さみぃ」
お嬢「あら、いかがしましたの?」
ドラコ「お、おう。ちょっと寒くてな。俺はお前らみたいに温度変化が得意じゃねぇんだよ。うぅ、寒くてうごけねぇ」
お嬢「ちょっと、大丈夫ですの?」
ドラコ「朝は暖かかったから油断してたぜ。うぅ、さむさむ」
お嬢「どれどれ」ピタッ
お嬢「! 本当に冷たいんですのね」
ドラコ「酒場に行ってあったかいものと酒をのみゃあ楽になるんだが」
お嬢「でしたら酒場までエスコートして差し上げますの。ほら手を貸してくださいまし」ギュ
ドラコ「あったけぇなぁ、お嬢は」
お嬢「手袋はしてますし、防寒具もちゃんと身に着けてますわ。貴方もちゃんと身なりを」
ドラコ「あー、お嬢はぬくいー」ムギュゥ
お嬢「なんですの!? ななな、なにをしてますの!?」
ドラコ「あったけぇー、ぽっかぽかだー」
お嬢「こんな公衆面前で抱きしめるなんて、ロマンチックが止まりませんわっ! 離してくださいまし! 一分後に!!」
ドラコ「うひゃあー、ふわふわでもこもこでぷにぷにだなー。」
お嬢「あーもう! 思う存分わたくしで温まってくださいましっ!」
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>224
7
メルメル 心
メル「お勉強なの~?」
男「あァ。必要になるだろうからな」
メル「メルいっぱいお勉強してみんなの役にたつの~」
ネイド「良い心意気ですね。勉強をすることは良いことです」
ネイド「それでは今回はこれを」ドンッ
メル「わー、すっごい厚い本なの~」
男「分厚い辞書くらいあるな」
ネイド「これを、2週間で終わらせましょうか」
男(いつも通りスパルタだな。が、まぁメルメルなら大丈夫だろう)
メル「楽しそう~」
ネイド「おぉ、これを見て楽しそうと言ってくれるとは。教師冥利に尽きますね。それではサービスでもう一冊」ドンッ
コバン「お父さん、勉強バカだから加減をしらない。いや、ふつうに馬鹿。現実を見てほしい」
男「否定ができないが、口に出すのはやめておけ」
【メルメルが訓練に入った】
~3年目 第44週~
お嬢「もう一年が終わりますわね。ちょっと準備が遅れているのではなくて?」
男「済まない」
お嬢「一応、戦争できるレベルには達しているみたいですが勝利後の受け入れをどうするかが問題ですわね」
お嬢「と、先の話はここまでにしておいて、今の話ですわね」
お嬢「はい、お給料ですわ。大事に使ってくださいまし」
資金194G→294G
お嬢「平和なのは今年までですわね。覚悟はよろしくて?」
男「あァ。覚悟はできている」
男「さて今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【料理開発】料理
【建築補助】土木
>>228
軍事
ドラコ
ドラコ「まだ訓練するのか。正直今のレベルで十分だとは思うが」
男「訓練に十分はない。この訓練で死傷者が一人減るかもしれない」
ドラコ「それもそうか。よし、じゃあ俺が訓練つけてくるかな」
男「頼んだぞ」
―――
――
―
【成功】
ドラコ「サバイバル技術も訓練のうちか」
男「食用植物とそうでないものの見分けぐらいはできておかないとな」
軍Lv2【30/500】
~3年目 第44週 休日~
リオ「鶏肉の赤カブスープ完成でござる!!」
メイド「追加注文。コブサラダとクダンミルク」
リオ「今日も大忙しでござるなぁ」
メイド「酒場がここしかないのが問題ですわ。人が増えたのだからこういった施設も増やしてほしいわね」
リオ「拙者頑張って進めてはいるのでござるが、必ずしも必要ではないでござるからなぁ。努力でなんとかできるレベルだと思われているのでござる」
メイド「近いうちにパンクしますね。流通も道具娘様とメリアドゥク様に任せきりですし」
リオ「戦いが終わったらそっちの方も組織するべきでござろうなぁ」
カランコロン
メイド「この気配はご主人様ですね。さてお仕事お仕事」ババババッ
リオ「………主君殿がここにいてくれたらメイド殿一人で回りそうな気がするでござる」
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
>>235
4 ナーグルの手伝い
ナグ「………なんのようだ」
男「手伝おうと思ってな」
ナグ「………邪魔だ」
棟梁娘「心配してるんだよ、ナーグルはさ」
ナグ「………違う」
男「足は不自由だが、手伝うことはできる」
棟梁娘「あたい権限で手伝わせてもいいだろう? ねぇ、ナーグル」
ナグ「………」
ナグ「………安全、第一だ」
男「心がけることにしよう」
棟梁娘「男さんはナーグルに指示を仰ぎな。あたいはあたいでする事があるからね。それじゃ」
男「だ、そうだ」
ナグ「………」
ナグ「………仕方ない」
男「教えるのが上手なんだな。先生になれるのではないか?」
ナグ「………慰めはいらない」
男「慰めているつもりはないのだがな」
ナグ「………こんな女。子供達に好かれるとでも?」
男「いずれそれが当然になる日が来る」
男「人種なんて個性になる日がきっと来るさ」
ナグ「………私では、無理だ」
男「なぜそう後ろ向きなのだ?」
ナグ「………誉れ傷ではない」
ナグ「………見苦しい傷だらけの私だ」
ナグ「…そんな私がなれるわけがない」
男「その傷は全部人間のせいだ。ナーグルのせいではない」
ナグ「………慰めはやめてくれ」
ナグ「……未来が、怖くなる」
男「………」
ナーグルの好感度【90/100】
ナーグルの忠誠心【70/100】
村Lv2【110/300】
~3年目 第45週~
メリー「呼ばれてすぐさまダッシュ&ダッシュ! はやい! すごい! かわいい! 三拍子そろったスーパー記者! メリアデゥクでぃす!」
男「さすがに早いナ」
メリー「速さがメリーさんの取り柄です。遅さは罪なのでぃす! 情報も魚も鮮度が命! 時間がたてば見向きもされないのでぃす!」
男「正しい情報を優れた速度で伝えてくれるのなら言うことはないのだがな」
メリー「真実は皆が求めている情報ではないのですよ。常識ですよ?」
メリー「ところでメリーさんに何用ですか。小言を言うために呼んだのならノーセンキューでぃす」バッテン
男「そうだった。小言をいうためではなかったな」
男「昔村に金物屋がいただろう? 探してきてくれないか」
メリー「おおざっぱすぎるうえに大変なお願いなのでぃす!?」
メリー「まぁ、メリーさんの情報網を使えば不可能ではないのですが。人手が足りないのでぃす」
男「くノ一を使えばいいだろう?」
メリー「メリーさん変態で血なまぐさい人苦手なのです」
男「分かった。都合があればどうにかする。探しておいてくれ」
メリー「その代わり今後の良い待遇を約束してほしいのでぃす!」
男「今でも十分良い待遇だとは思うが考慮しておこう」
メリー「それではメリーさんいってくるでぃす! でぃーすでぃすでぃす!」
男「なんだその笑い方は」
メリー「メリーさんもっと目立たないといけないのでぃす! こんなにかわいい記者なのに、誰からもかわいいと言われないのでぃす!!」
男「見た目子供で行動がそれなら可愛いよりは不気味だ」
メリー「誹謗中傷なのでぃす!!」
メリー「その口からメリーさんかわいい!という言葉を言わせるためにも頑張ってくるのですよー!!」ダダダダッ
男「………言うことはないだろうな」
男「さて今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【護衛任務】警備
【食品調達】運送
>>240
村の発展
リオ
リオ「戦のために、村の発展任されたでござる!」
リオ「砲台はどこに設置するべきでござろうか」
男「いらん」
リオ「なんと」
―――
――
―
【成功】
リオ「人口もどんどん多くなってきてはいるものの」
リオ「やはり内需はどうしようもないでござるなぁ」
リオ「耐える、耐え忍ぶことこそ我が訓戒ではござるが、それを他者に強要するというのも」
リオ「うーむ」
村Lv2【140/300】
~3年目 第45週 休日~
魔女「………おねえ」
魔女「………ちゃん」
春告「なんだーよ」
古書娘「貴方ではありません。どうしました?」
魔女「……お友達」
魔女「………くるって」
春告「友達いたの(ゲシッ)いたいーよ」
古書娘「構いませんよ。ごちそうを用意しておきましょうか」
春告「六瓢連の触手サラダは栄養たっぷりーね!」
古書娘「食中毒の原因はいりません」
魔女「………あと」
魔女「………えと」
魔女「………来るのが」
魔女「………黒い」
古書娘「………」
六瓢連「?」
古書娘「はぁ、撤回はしませんよ。歓迎しましょう」
魔女「………!」
魔女「………あり、がとう」
魔女「……お姉ちゃん」
古書娘「新しいシーツ、買ってこないといけないですね」
魔女「………わ、わたしが」
魔女「………いくよ」
古書娘「あの人に私達は極力近づかない。村の人に近づかせない。いいですね?」
魔女「………分かってる」
魔女「………はず」
古書娘「もしものことがなければいいのですが」
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>245
今日はここまで。
ナーグルだって可愛い女の子です。
狩り
乙ー
男「久しぶりに狩りにでかけるか」
男「さて、誰をつれていくか」
>>248(3人選択)
ドラコナーグルリオ
【男】HP25 SP25 攻撃力9 防御4 行動力25 武器 鉄の剣 防具 皮の鎧
【主人としての責務】メンバーの中に好感度・忠誠心が最大となっている亜人の数によってステータスが上昇する。
【振り下ろし】(攻撃1.5倍 SP4消費)
【チャージ】(次のターン攻撃を2倍にする SP消費2)
【魔力斬】(ダメージ+【心】 魔法ダメージ SP消費4)
【ドラコ】HP25 SP5 攻撃力11 防御力2 行動力5 武器 鋼の剣 防具 皮の鎧
【振り下ろし】(攻撃1.5倍 SP3消費)
【チャージ】(次のターン攻撃を2倍にする SP消費2)
【薙ぎ払う】(敵前衛に攻撃力分のダメージ SP消費5)
【かばう】(対象への攻撃をかばう)
【絶対防衛戦線】( かばうが発動した場合に攻撃力分のダメージを攻撃してきた相手に与える)
【ナーグル】HP20 SP10 攻撃力7 防御力2 行動力0 武器 鉄の剣 防具 皮の鎧
【振り下ろし改】(攻撃3倍 SP7消費)
【チャージ】(次のターン攻撃を2倍にする SP消費2)
【リオネシア】HP5 SP5 攻撃力2 防御1 行動力25 武器 小さなナイフ 防具 布の服
【二連撃】(二回攻撃を行う。 SP消費3)
【疾風撃】(四回攻撃を行う。 SP消費5)
【ファストアクション】1ターン目の一番最初に行動したときのみ二回攻撃を行う。
リオ「今日は戦っていいのでござるか!? 戦っていいのでござるか!?」
男「あぁ。気が済むまで戦っていい」
ドラコ「最悪今日の晩飯がみつかりゃOKだ」
ナグ「………人間を倒す。それだけだ」
―――
――
―
リオ「!」
ドラコ「どうした?」
リオ「敵を見つけたでござる。相手はこっちに気づいていないから強襲できるでござるよ」
ドラコ「まじか。どれどれ………見えねえ」
リオ「臭いでござるよ。獣型の亜人と人間の臭い。火薬と鉄と少し血の匂いがするでござる」
リオ「人間が五人。たぶん全部傭兵でござるな」
ドラコ「奴隷狩りで間違えねぇみたいだな」
ナグ「………」ギリッ
ドラコ「はっ。だが俺たちに見つかったのが運の尽きだ。この世との別れの挨拶は手短になっ!」
男「さて、行くぞリオネシア」攻撃 防御 振り下ろす チャージ 魔力斬
リオ「連携は拙者にお任せでござる」攻撃 防御 二連撃 疾風撃
ドラコ「さすがに俺の足じゃ二人に追いつけねぇな………あいつ足怪我してるんじゃなかったか?」攻撃 防御 振り下ろし チャージ かばう なぎはらい
ナグ「足は不自由なはずだが」攻撃 防御 振り落ろし改 チャージ
男「大人の事情だ。気にするな」
>>251
亜人を人質に取られた
男「さて、それでは―――」
傭兵A「! 敵だ!! 敵襲だぁ!!」
リオ「気付いてももう遅いでござるよぉっ!」
傭兵B「こいつら亜人か!? ってことはこの中身狙いってことか」
傭兵C「へへっ、動くなよてめぇら。動いたらこの馬車に火をつけて、ぼんっ。だ」
男「止まれリオネシア!!」
リオ「なんと卑劣なっ!!」
男(どうする、相手は5人だ。止めることは難しい、か)
男(ドラコと、ナーグルはまだ気づかれていない。幸いだが………できるか?)
ドラコ「なにやってんだ、あれ」
ナーグル「……様子が変」
ドラコ「俺たちは続かない方がいいみたいだな。回り込んで後ろから襲うぞ」
ナグ「……分かった」
>>253 奇数でドラコ達の強襲成功
きすうきすう
傭兵E「ん? おいっ、後ろからも来てるぞ!!」
男「ちっ」
傭兵C「へへっ」カチッ
男「よせっ」
傭兵C「お前ら逃げるぞ!!」ガシャンガシャンガシャン
シューッ
男「くそっ。止まるか、止めれるか!?」
リオ「火がもう引火するでござるっ、主君殿ここは逃げるしか」
ドラコ「くそったれだが俺たちまであぶねぇっ、逃げるぞ」
ナグ「………!」ダダッ
ドラコ「ナーグル!?」
ナグ「私が………なんとかする」
ドラコ「なんとかって」
>>256 奇数でナーグル無傷で救出成功
たのむ
ナグ「おぁああああァああッ!!」ベキッ
バリバリバリッ
ドラコ「馬車の壁を、素手で剥がした………!? 中に鉄入ってるんだぞ!?」
亜人「きゃっ」
ナグ「逃げろ………!」グイッ ポイッ
ドラコ「っぶねっ」ガシッ
リオ「ナイスキャッチッでござるな! よし、拙者も、ふぎゃあっ」
男「ナーグル! もう限界だ!! 逃げろッ!!」
ナグ「………ッ!!!!」グイッ ブオンッ
ドォンッ!!
ドラコ「結構バラしたからって馬車ごと放り投げれるもんなのかよ、無理だろ、はは」
ナグ「はぁ………はぁ………」
男「無事か、ナーグル」
ナグ「私は………救えたか?」
男「あぁ。全員無事だ。小さな馬車で助かったな」
ナグ「ふ……私だって………はは」
ナグ「…………………やれたんだ」
人材Lv2【30/300】
~3年目 第46週~
男「なんてことがあってな。英雄騒ぎだ」
白鞘「鉄の箱を素手で解体のう。全盛期の儂なら造作ないが、いまの儂では刀使わんと無理じゃなぁ」
男「オークが力強いことは知ってるがあそこまでとはな」
白鞘「追い詰められればみないつも以上に力を発揮するものよ。あぁ、そうじゃ、その逃げた傭兵なら儂が食っていいじゃろ?」
男「追えるものか?」
白鞘「健脚を舐めるでないわ。鎧を着た人間などすぐに捕まえて見せるわ」
男「………敵ならいいだろう」
白鞘「くふふふ。酒を用意しておけよ、よいツマミになる!」
お嬢「その傭兵なら死体で見つかりましたわよ?」
白鞘「なにぃ!?」
男「お嬢様。それは本当か?」
お嬢「ここは亜人の勢力下ですし、亜人に襲われたみたいですわね。全員首に矢を受けて死んでたらしいですわ」
白鞘「凄まじい腕前よの。新鮮さはこの際気にせんから食べてもよかろ?」
お嬢「矢じりに毒がぬってありましたわ」
白鞘「んぐっ。で、でも端なら大丈夫じゃろうて」
男「やめておけ」
男「さて、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【害獣退治】警備
【開発補助】知識
>>260
発展 リオ
リオ「もう慣れたものでござる、思っている時期が一番危ないのでござる」
男「その通りだな。どうした今日は」
リオ「って、ネイド殿から言われたのでござる。3回」
男「………心配、なんだろうな」
―――
――
―
【成功】
リオ「お茶の子さいさい、朝飯前でござった」
男「なら失敗したら今まで以上に叱っていいな?」
リオ「それは理不尽でござらぬか!?」
村Lv2【170/ 300】
~3年目 第46週 休日~
亜人娘「お姉ちゃん、ありがとー」
ナグ「………」コクッ
亜人母「本当にお世話になりました。このご恩は語り継がせていただきますので」
お嬢「戻ることに変わりはないですの?」
亜人母「安全かそうでないかではなく、あそこが私達の家ですので」
お嬢「そうですわね。でもなにかあったら遠慮なく来てくださいまし。貴方がたなら拒むことはありませんわ」
亜人母「えぇ、その時はどうかよろしくお願いします」ペコッ
亜人娘「私も、お姉ちゃんみたいになれるかな」
ナグ「………なれる。きっと」
亜人娘「えへへ。でも強くなるまで守ってほしいな。お姉ちゃんはヒーローだもんっ」
お嬢「あらあら、ヒーローは大変ですわね」
ナグ「………鍛えなければ」
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>264
1ナーグル
男「今日は好きなものを頼んでいい。私が出す」
メイド「あら、太っ腹ですこと」
ナグ「………」
男「どうした?」
ナグ「………なぜだ?」
男「先日の働きを見ればねぎらうのは当然の事だろう。貴様がいなければあの馬車の中の亜人は全員木端微塵だ」
ナグ「……私が上手く後ろに回り込めればあんな危険はなかった」
男「だがでもしかしなんて過去の話はやめろ。今、ここでの貴様は身を挺して亜人を救った英雄だ。さぁ、頼め」
ナグ「………こんなことしている場合じゃない」
ナグ「……修行しなければ」
男「栄誉には褒美で答える。それに貴様が応じなければ私は人の上に立てるような人間ではなくなってしまう」
ナグ「………違うのか?」
男「違うとは胸を張っては言えないガ、そうだと胸を張って言わないために行動をしているのだ。今後のためにも受け取ってくれ、士気にかかわる」
ナグ「………分かった」
ナグ「………………」
男「次はどうした」
ナグ「…何が美味しいか……わからない」
男「故郷では何を食べてたんだ」
ナグ「………獲物を、焼いたり……煮たり。料理はするが………料理名なんて知らない」
男「こっちではメイドの食事は任せきりか。いや、こっちに来てからはそんなことないだろう?」
ナグ「………棟梁娘が世話を………やいてくれる」
男「やれやれ。では私の好みで問題はないな?」
ナグ「………」コクッ
ナグ「………美味しい」ニコッ
男「笑うのか。お前も」
ナグ「………? 笑って……いた?」
男「あぁ、少しだがな」
ナグ「………いけない」ゴシゴシ
男「どうした、なにがいけない」
ナグ「………私は戦士…だ」
男「戦士は笑ってはいけないのか?」
ナグ「………当り前」
男「ナージャは四六時中笑っていたがな。笑顔は悪いものではないだろう」
ナグ「………戦士には不要」
ナグ「…鍛錬と勝負のみ……」
男(戦士………まるで呪縛だな)
ナグ「………もう、気は緩まない」
男「そこまで言うのなら、笑わせてみたいものだナ」
ナグ「無理だ………もう、私は絶対に……笑わない」
ナグ「絶対にだ……」
男「いずれ笑わせてみせる」
ナグ「………………やはりお前は……嫌いだ」
ナーグルの好感度【100/100】
ナーグルの忠誠心【80/100】
今日はここまで
キャラの設定を考えても使いどころがないようなものばかり。
~3年目 第47週~
男「1年が終わるな」
ニケ「だねぇ~」
男「来年からは忙しくなる。今まで以上にな」
ニケ「私はがんばりますですっ」
男「………」
ニケ「どうしたの男くん?」
男「死者がゼロ、というのは絶対に不可能だ。むしろこちらが全滅という可能性だってある」
男「私はお前たちに死ねと言っているんだろうな」
ニケ「だいじょーぶい!」ビシッ
男「なにがだ?」
ニケ「ニケライトはおとーさんもおかーさんもいないし、亜人のなかでも変ないきものだから」
ニケ「男くんがしねと言うならしぬよ!!」
ニケ「男くんのためにしねるよ!!」
男「………」ゴンッ
ニケ「あいたっ!」
ニケ「叩くなんてひどいよー」
男「さて、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【村の警備】技×20
【害獣駆除】警備
>>273
リオ「年末に仕事をしないためにも今週を頑張るでござる」
男「まぁ、その考えは良いとは思うが、忍者としてどうなのだ?」
リオ「もちろん主君には尽くす所存でござるが、それはそれ、これはこれでござる」
男「そうか………騎士団にその考えはなかったな」
リオ「年中無休で騎士様は大変でござるな」
―――
――
―
【大成功】
リオ「年越しの飾りつけはばっちりでござる!」
男「充分以上に仕事をしているから文句はないが」
リオ「そばも作るでござるよ!!」
村Lv2【230/300】
~3年目 第47週 休日~
カグヤ「メリーちゃんメリーちゃん」
メリー「なんですか? メリーの手は暇なく動き続けてる最中なのでぃす!」カキカキカキカキ
カグヤ「あ、ごめんねぇ」
カグヤ「じゃなくて!」
メリー「なんですか?」クルッ
カグヤ「この記事。嘘ですよねぇ?」
メリー「嘘じゃないでぃす! 現在ある証拠から想像力をフル回転して作った記事でぃす!」
カグヤ「嘘はいけないとおもうわ~」
メリー「ゴシップでぃすYO」
カグヤ「でも、この記事すごいエッチなこと書いてあるわよぉ?」
メリー「エッチな記事は売れるのでぃす!」
カグヤ「エッチなメリーちゃんはいけないと思うわぁ」
メリー「メリーさんはエッチじゃないのでぃす! ないのでぃす!!」ブンブン
カグヤ「でもこんなエッチな記事を想像で描けるってことは、やっぱりメリーちゃんはエッチなんじゃないかしらぁ」
メリー「カグヤさんよりはエッチじゃないのでぃすよ!!」
カグヤ「わ、私はエッチじゃないわよぉ~?」
くノ一「巨乳も貧乳もエロスばい。よって両方えっちばい」
メリー「なんでぃす!?」
カグヤ「わ、びっくりしたわぁ」
くノ一「人類皆エッチ!! それではどろんっ!」
メリー「な、なんだったのですか?」
カグヤ「わからないわぁ」
男「すごいどうでもいい事件が起きた気がする」
男「そんなことより今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>278
4
最近出番のないベルが拗ねてる。
成り行きでニケとともにお出かけ
ベル「外出を希望するよ」
男「なんだ、珍しいな」
ベル「僕は君が嫌いだけど、構われないのはそれはそれでむかつくのさ」
ベル「君の本性バラれたくなかったら、僕を楽しませないとね」
男「外出と言っても行く場所がないだろう」
ベル「この前行った湖があるだろう? そこにいくのさ」
男「少し距離があるが、あの程度ならいいだろう」
ベル「綺麗な水は僕の命だからね。綺麗な結晶を保つためにも日頃のケアはかかせないのさ」
男「その結晶は、どうなってるんだ?」
ベル「さぁね。君は自分の体がどうできて、どう働くかを知っているのかい?」
ベル「君に焼かれた部分を治すためにも治療は必要なんだよね。分かっているかい?」
男「………分かっている」
ベル「分かってればいいのさ。君は忘れてはいけないよ。僕にずっと謝りながら生きるのさ」
ベル「じゅーじゅーと焼ける音、ぱちぱちと弾ける音。全部君の―――」
ニケ「焼肉のお話かな!?」
ベル「うわぁっ!?」
ニケ「じゅーじゅーぱちぱちって焼肉かな!? うらましいよー!!」
男「ニケライトは食べれないだろう」
ニケ「味はかんじるもんっ!」
ベル「はぁ、違うよ。僕たちがしていたのは今から泉に行くって話で、焼肉の話は」
ニケ「泉!?」キュピーンッ ピカピカッ
ベル「あ、しまった」
ニケ「わたしも行く!! ねっ、いっしょにいこっ!!!」
ベル「せっかくの僕の安らかな休日が………」
ニケ「歩こーよー! 走ろーよー! でもたまにはとまって一休みー!!」
男「なんだその歌は」
ニケ「わたし作曲散歩の歌!! いいでしょー!!」
ベル「すごいすごい、天才的だー」
ニケ「でしょー、むふふー!!」
ベル「天才は今すぐかえって作詞作曲に取り組んだ方がいい。それが世のため人のため僕のためさ」
ニケ「おことわりなのでぃす!!」
ベル「むかっ」
ニケ「わたしはベルさんといっしょに散歩がしたいんだもーん!!!」スリスリ
ベル「痛い痛いっ。結晶がはがれるっ!!」
ニケ「ベルさんぷにぷにのひやひやーん!!」
ベル「な、なんとかしろっ。男!!」
男「はいはい。ニケライトそこまでだ」
ニケ「りょーかいであります! さーっ!!」ビシィッ
ベル「うぅ、僕の綺麗な肌が」
男(………肌?)
ニケ「とうちゃーくっ!!」
男「着いたぞ。降りろ」
ベル「水辺まで連れてって」
男「やれやれ」
ニケ「あははーっ。良い魔力だーっ!!」
男「ほら、ここまでくれば―――」
ベル「えいっ」ドンッ
男「―――!?」
バシャンッ
ベル「あっはっはっは。水も滴るいい男じゃないか。笑えるくらいね」
ニケ「くんすかくんすか!! 男くんの魔力とみずうみの魔力が合わさってとれびあんな感じがする!!」
男「よくも、やってくれたな、はぁ、はぁ」
ベル「なんだい? 何か文句でもあるのかい?」
男「この時期に、これは、下手したら死ぬぞ」ポタポタ
ベル「あぁ、それはすまなかった。僕にはわからなくてね」
ベル「人間じゃないからさぁ」ニヤァ
ニケ「わたしがあっためてあげるーっ!!」ギュッ
ベル「君じゃ無理だよ。石の肌だろう? 僕だって氷の肌さ。暖めることなんて無理だよ。ほら向こうで枯れ枝を集めて魔術で火をつけるといい」
ニケ「うんっ」ダダダッ
男「なにが、したいんだ」
ベル「くくっ。温かい血が通ってない君には、それがお似合いさぁ」ベトォ
ベル「あはは、冷たいねぇ、すっごい君、冷たくなってるよ」
ベル「僕好みさ。ふくくっ」
ニケ「たき火だたき火だ大騒ぎーっ! って!! あぁっ、ベルさん男くんに抱き着いてる!! いいなぁっ!!」ギュッ
ベル「ぐふぅっ!」
男「んぐっ」ベキバキッ
ニケ「えへへ~! こうしてると家族みたいだねーっ!! 男くんがおとーさんで、ベルさんがおかーさんっ!」
ベル「は、離して」プルプル
男「か、加減を」
ニケ「え!? わっ!! 二人とも顔が真っ青!! 早く火に当たらないと!!」
ベル「僕の顔が青いのはもとからだから僕に火を近づけるなぁっ!!」
ニケ「暖かいから大丈夫だよっ!!」
ベル「僕は氷!! 火は大嫌いだっ!! た、助けて、男っ!!」
男「さ、寒い」
ニケ「こっちのほうがてーへんだっ!! ほら、ぽかぽかになって!!」
ベル「た、助かった」
ベル「やれやれ、やっぱり湖の中でゆっくりしているのが一番かな」
ニケ「すーはー!! すーはー!! いっしょーけんめーすーはーすーは!!」
ベル「ちょっとうるさいんだけど、いやかなりうるさいんだけど」
ニケ「だって魔力が美味しいからっ」
ベル「男の胸元に顔をうずめて魔力を吸い取ればいいと思うよ」
ニケ「めーあんだねっ!」
ベル「ちょっ、今それやると男が低体温症で死ぬよっ!!」
ベル「逃げろっ!! 男っ!!」
男「がふっ!」
ベル「………」
ベル「なんてこった」
男「………あ」
ニケ「あっ、起きたみたいっ」ユッサユッサ
男「なぜ私はベルグレインに持ち上げられているんだ」
ベル「身体が冷えてる状態でニケライトに魔力吸われたからね」
ニケ「てへっ」
男「気絶するようなものなのか」
ベル「魔術使いすぎでも気絶はするよ。身体が弱ったとこを吸い取られたら簡単に気絶するさ」
男「サキュバスに狙われるようなものか」
ベル「近いかな。それよりその体勢辛くないかい?」
男「結構辛い」
ニケ「えっさ、ほいさっ」
ベル「ニケライト。もう下ろしていいよ」
ニケ「りょーかいですっ」
ベル「君が生きててよかったよ。で、これは貸しだからね。返してもらうよ」
男「もともとの原因は………で、何が望みだ」
ベル「酒場で御馳走。それで許してあげるよ。やさしいやさしい僕だからね」
男「釈然としないが、それぐらいならいいだろう」
ニケ「やっきにくだーっ」
ベル「もちろんニケライトもね」
男「………あぁ」
ベル「くくっ。ふくくっ。あぁ、今日は良い一日だ」
ベル「幸せだなぁ」ニタァ
ベルグレインの好感度【-45/100】
~3年目 第48週~
お嬢「年末ぐらいは村全体を休みにしないといけませんわよね」
男「それもそうだが、年末休みという概念が」
バンッ
ドッペル「男とお嬢はいる!?」
男「なんだいきなり」
お嬢「優雅にノックをしてくださいまし」
ドッペル「んなこたどうでもいいのよ」
ドッペル「なんでこの村には聖夜祭がないのよ!!」
お嬢「それは、聖夜祭は人間のイベントですし。亜人たちにはその習慣はありませんの」
男「それに人間が主流の宗教だ。亜人が多いここで祝うわけにはいかないだろう」
ドッペル「神は人、亜人を一切の区別なく受け入れる。私が生きた証拠よ!!」
男「しかしその宗教を信じているのは私達人間と、ナージャや貴様などのほんの一部だ」
ドッペル「関係ないわっ。聖夜祭を開いてどんちゃん騒ぎをして、信者数がどーんよっ」
男「いいのかそれで」
ドッペル「いいわよそれでっ。結果は数よ!!」
お嬢「はぁ。開いてもかまいませんけど、規模は小さくしてくださいまし。良く思わない亜人もいるはずですわ」
ドッペル「聖夜祭はおいといて、騒ぐのが嫌いな亜人はいないわよ。楽しいことが嫌いな人がいるかしら。別に神に心から帰依しろなんて言わないわよ。今はね」
お嬢「では聖夜祭を表面に出さず、年越し祭りということで話を進めてくださいまし。分かる人は聖夜祭として楽しめばいいですわ」
ドッペル「でも教会ではやらせてもらうわよ」
お嬢「えぇ、そこに教会があって神様が祀られていることは隠しようがありませんし、周知の事ですもの」
ドッペル「よっし、忙しくなってきたわーっ。シスターも呼ばないとねっ」
お嬢「話は逸れましたが、年末休暇として村中に出しますわ。最低限を除いてすべての作業は中止ですの」
男「あぁ、それでかまわな―――」
ドガシャンッ
男「また、ドッペル―――」
ナージャ「私だ」
お嬢「あら」
男「ドッペルの体を借りたのか?」
ナージャ「何を言う今日は聖夜祭だ。私が本当にダーリンに会える日だぞ!!」
お嬢「あついですのー」
男「たしかに霊が戻ってこれる日ではあるが、なぜここに」
ナージャ「教会を目印に霊は戻ってくるのだ。ここにも教会があるから不思議なことはあるまい」
ナージャ「が! これもまた愛だな!!」
男「そうか。会えてうれしいよ」
ナージャ「私もだ、ダーリン!!」
お嬢「あっついですのー」パタパタ
~聖夜祭り 1日目~
トーラ「私を置いていくなんてひどくないですか? 置き去り禁止! なんですけど」
男「村娘もいたのか」
トーラ「村娘って言わないでくださいよっ! これでもお洒落に気を使ってるんですからねっ」
お嬢「気を使ってそれでは田舎娘そのものですわ」
トーラ「がーんっ」
お嬢「嘘ですわよ。貴方に似合ってて可愛らしいですわよ」
トーラ「やったーっ。年下の女の子に褒められたけど嬉しいものは嬉しいんです」
トーラ「どうですか剣士さんっ」
男「あぁ、素朴で可愛らしい」
トーラ「結局田舎くさいってことですか!?」
ナージャ「トーラらしくて可愛いってことだ」ナデナデ
トーラ「わーんっ、ナージャさーんっ」
男「やれやれ、騒がしくなったものだ」
男「さて、今日は」
>>292
今日はここまで
ナージャとデート
ナージャ「む、私と出かけたいというのか」
男「あぁ、どうだ?」
ナージャ「いいだろう! このナージャ! 受けて立つっ」
男「そんなに気合いを入れなくてもいいだろう」
ナージャ「ふっ。デートは乙女の戦場だ」
男「といってもエスコートできるような場所はないがな」
ナージャ「何を言っている。これだけの自然があるんだ」
男「まさか」
ナージャ「野を駈け山を登り、川を渡り星を眺めるほかあるまいっ!!」
男「私は足が不自由なんだが」
ナージャ「構わん」
ナージャ「私が持つからな」ヒョイッ
男「降ろせ」
ナージャ「はっはっはっは」ダダダダダッ
ナージャ「野だ!!」ダダダッ
男「うおぅぅ」
ナージャ「山だぁっ!!」ガガガガッ
男「さんそ、うす」
ナージャ「川だなっ!!」ザブザブザブ
男「がぼぼぼぼ」
ナージャ「そして、ふぅ」
ナージャ「見てみろダーリン。綺麗な星空じゃあないか」
男「散々な目にはあったが、あぁ、たしかに綺麗な星空だ」
ナージャ「ここは私の故郷の近くだ。もうないけれどな」
ナージャ「ここは龍の鼻の上と呼ばれていてな。誰よりも高く空を飛ぶ龍の鼻の上にいないと見れないほどの綺麗な星空が見えるかららしい」
男「たしかに、ここはかなり高い位置にあるし、空気も澄んでいる」
ナージャ「私は子供のころからここまで上がってきてな。星空を見上げるのが好きだった」
ナージャ「龍に一番近いと言えど、所詮なりそこないの私だって龍になれた気がしたんだ」
男「ここが思い出の場所ということか」
ナージャ「大好きな場所で大好きな人といれる、なんて贅沢で素晴らしいことか。私は世界で一番幸せだと胸を張って言える」
ナージャ「キスをしてくれ。ダーリン」
ナージャ「そっちから、してくれ」
男「ん」
ナージャ「ふふっ、ほら………はやく」
男「これで、いいか?」
ナージャ「あぁ、ありがとうダーリン」
男「でも珍しいナ。私からしてほしいだなんて」
ナージャ「思い出だよ。思い出」
ナージャ「思い出の場所で、思い出の人と、思い出を作る」
ナージャ「うん、ダーリン」
ナージャ「わかれてくれ」
男「………それは、なぜだ」
ナージャ「私は重石だ。生者は死者を弔えど、その逆はない。本来なら私達はこんな関係でいてはいけないんだ」
ナージャ「私の存在が、男の重石になる。幸せを押しつぶし、不幸だけを与える。男の心は私に引きずられてばかりだ」
ナージャ「前言ったことを覚えているか?」
男「新しい恋人をつくれ、という話か?」
ナージャ「作らなかっただろう。周りにいくらでもいるのに。私がいるから」
男「私はお前が好きだから」
ナージャ「死者を愛してはいけない。全部は過去だ。今じゃない。愛していた、そんな思い出だけを私に抱いていてくれ」
ナージャ「お願いだ、ダーリン」
ナージャ「私の恋人としての最後のお願いだ」
ナージャ「良い恋だったと言ってくれ」
男「………」
男「あぁ。好き、だった」
男「愛していたよ。ナージャ」
ナージャ「ということがあって今の男はフリーだぞ」
メイド「なんと」
ミーア「にゃんと」
リオ「主君殿に番いがいない」
ドラコ「はっ、どうでもいいけど。だよな、ナーグル」
ナグ「………」コクッ
ニケ「わわわっ! 大変だっ!!!」
メル「じゃあメルと結婚しよ~」
「「「「「「それはだめ」」」」」」
ジョゼ「あら~。大人気ね~」
ベル「何がいいのやら。僕にはわからないね」
【好感度が愛情度に変更になり、数値の限界が上昇した】
~聖夜祭 2日目~
トーラ「あ、メリアドゥクちゃんもいる」
メリー「メリーさんと呼ぶのでぃす」
トーラ「メリーちゃんは小さいねぇ」カイグリ
メリー「あんまり撫でるとスクープを激写するのでぃすよ!!」
トーラ「んー。私は悪いことしてないから大丈夫だよ」
メリー「お風呂をぱちりと激写なのでぃす!!」
トーラ「それは犯罪だからね」
メリー「一回ナージャさんのお風呂を激写して、殺されかけたのでぃす………」
トーラ「懲りようよ。学ぼうよ」
メリー「だけど相手は所詮人間の田舎娘!! 怖くはないのでぃす!!」
メリー「メリーさんはここで勝利しないと前に進めないのでぃす!! 一度落とされた谷底から這い上がり、人並みの勇気を手に入れ、過去を捨てるためにっ!!」
メリー「やるしかないのでぃす!! 誇りがなくても生きてはいけるけども誇りがなければ生きている意味がない、それが私という生き物! メリアドゥクという生き様―――」
トーラ「私だって怒ると怖いからね?」ギギギギッ
メリー「いたいのでぃす!! いたいのでぃす!!」
男「さて今日は」
>>307
ミーアと祭をまわる
ミーア「え、わた、わわ、私ですか!?」
男「いやか?」
ミーア「いや、私男さんのこと好きって言ってますからそれはないです」
ミーア「ただ、私を選んでくれてびっくりしてるだけです」
男「選んだって。祭りをまわるだけだがな」
ミーア「えへへ。それでもです」
男「街に比べて屋台なんてもんはないがな」
ミーア「酒場は開いてましたよ」
男「それではいつも通りすぎるからな。教会にでも行ってみるか」
ミーア「はいっ。男さんとならどこまでもっ」
男「さて、教会だが」
ドッペル「いらっしゃいっ、いらっしゃいっ! おいしいわよーっ!!」
男「修道服の上に法被を着た変な奴がいるな」
ドッペル「あら、おとこじゃない。美味しいわよ、いらっしゃい」
男「なんで屋台を開いているんだ?」
ドッペル「祭りで書き入れ時だもの。神を信仰するにはまず私が満たされなくちゃね」
ドッペル「信者が増えれば清貧ながらも生きてはいけると思うんだけど」
ドッペル「とりあえず人形焼はいかが? 御一緒に武器はいかがかしら」
男「人形焼はともかく武器はいらん」
ミーア「わっ、男さん、この人形焼皆をデフォルメしたやつですよ」
ドッペル「ミーアちゃんもあるわよ」
男「驚いたな。特技か?」
ドッペル「ドッペルゲンガーだもの、人を真似るのはお手の物よ。味は保障するから買ってくれないかしら。メイドさんが特に売れてるわよ」
男「では一袋もらおうか。そうだな、ミーアを大目で頼む」
ミーア「え、えと、それはどういう、あう」
ドッペル「はいはい、はちみつたっぷりかけておいてあげるわよー」
ミーア「うひ、うへへ」
ドッペル「恋する少女の表情に……ん、恋する少女の表情ってあんなのだっけ。まぁいいわ」
ミーア「んぐんぐ。ぷにゃふっ。おいしいですねっ」
男「意外だな。味もしっかりしている」
ミーア「これリオネシアさんですよ。ぱくりっ」
男「リオネシアの首から上が」
ミーア「人形焼っ、 人形焼ですからっ」
ミーア「もう一個、食べますね」
男「なんだかよく食べるナ。もう……なんだ、ミーアしか残ってないじゃないか。本当にミーア大目にしたんだな」
ミーア「ご、ごめんなさい」
ミーア「えと、じゃあ、男さん。私を食べてくださいね?」
男「ミーアの人形焼を美味しくいただくことにしよう」
ミーア「えへ、にゅへへ」クネクネ
男「やはり聖夜祭はともかく年越し祭り自体も浸透はしていないみたいだな」
ミーア「わたしは、年越しは家族で過ごすだけでした」
男「休みではあるみたいだが。人形焼だけでは足らないだろう? 酒場に行って何か食べるか」
ミーア「それって、デート、みたいですね///」
男「近くはあるだろうな」
ミーア「!」
ミーア「聞きました。わ、忘れませんからね、その言葉」
ミーア「腕、組んだりしますから。わ、わたし」
ミーア「積極的に、なるんでひゅからっ!!」
ミーアの愛情度【30/300】
~聖夜祭 三日目~
ミーア「むむむ」
メイド「あ?」
メル「わわっ、こわいの~」
ドラコ「何やってるんだ、あいつら」
ベル「昨日ミーアが男とデートしたらしくてさ。メイドが嫉妬丸出しなのさ」
ドラコ「へ~。そりゃあ大変だ」
ドラコ「牛乳ある?」
リオ「メイド殿を止めてきてくれたらタダでいいでござるよ」
ドラコ「命と牛乳じゃつりあわねぇよ」
男「さて今日は」
>>318
今日はここまで。
参考程度なのですが、みなさんは誰が好きですか?
また、どんなキャラが欲しいですか?
乙乙
やっぱメイドさんとニケが好きかなー
地味に仕立て屋さんも好き
皆さん、ご協力ありがとうございます。
予想以上の反応があってとっても嬉しいです。
メイド「大掃除ですか」
男「あぁ、年末だからと思ったがどうも一人では難しくてな」
メイド「はぁ。普段からズボラなところがあるからですよ」ジトーッ
メイド「ですが。私は貴方のメイドですから拒否なんてできませんね。お手伝いをしましょう」
リオ「酒場は拙者一人でござるか!?」
メイド「ミーアとニケライト連れてきてあげますから」
リオ「掃除担当でジョゼットも欲しいでござる」
男(メイドはいったい何人分の働きをしているんだ?)
メイド「………汚れてますね」
男「すまない。忙しくて」
メイド「日頃からやってれば十分程度で終わるんですよ? ため込むからこれだけ増えるのです」
メイド「でもお父様ですから手伝ってあげます」
男「……昔みたいにパパと呼んでもいいんだぞ?」
メイド「手伝いませんよ?」
男「すまない」
メイド「ほら、ここにも汚れが残っています」ツンツン
男「拭きが甘かったか」
メイド「お父様は雑です」
男「ぐっ」
メイド「私がいないとお父様今頃どうなっていたのでしょうね」
男「確かにお前がいるから使用人の数を減らせたし、亜人も助けることができた。感謝しているよ」
メイド「んんっ………いきなり褒めないでください。恥ずかしい」
メイド「…でも、お父様がいなければ今頃私は生きていませんね。生きていてもまっとうな生き方はしていないでしょう」
メイド「感謝していますよ。お父様」
男「………パパと「怒りますよ?」すまない」
メイド「終了です」
男「新築になったかのようだ」
メイド「おべっかはいいですから」
男「いや、本当だ」
メイド「そう思うならこれを保ってくださいね」
男「善処する。ところで今日手伝ってもらったから食事でも」
メイド「お父様」ジーッ
男「なんだ?」クルッ
メイド「えいっ」ガシッ グイッ
男「なぜ、仮面を」
メイド「………」ジーッ
メイド「お父様、顔優しくなりましたね」
男「そうだろうか。自分ではわからないガ」
メイド「火傷跡………痛いですか?」
男「いや、もう痛くはない。たまに皮膚が張るが大丈夫だ」
メイド「………ざらざらする」
メイド「………でも、お父様の顔。前よりも好きです。優しくて」
男「………お前もな」ナデナデ
メイド「! いきなり撫でないでください」
男「仮面をとったお前が言うか」
メイド「私はいいんです」
メイド「父親は娘の我が侭をきくものでしょう?」
メイドの愛情度【130/300】
~聖夜祭 3日目~
メイド「はっ。あのときご主人様は私(の顔)が好きと言ってくれました。これは結婚では?」
リオ「なに言ってるんでござるか。早く料理を持って行ってほしいでござる」
ミーア「わ、私だって」ムググ
ニケ「追加ちゅーもんだよーっ!!」
ジョゼ「こっちも追加注文よ~」
リオ「二人とも本気で動いでほしいでござる!! 店がやばいでござるから!!」
男「さて、今日は」
>>345
ジョゼの用事(あれば)それに付き合う
ジョゼ「ジョゼットは今から森に行きますよ~?」
男「森? なぜ森へ?」
ジョゼ「染料とか、綿花とか欲しいものがあるので~」
男「それなら道具娘に頼めばいいのではないか?」
ジョゼ「自分で選ぶのがいいんですよ~」
男「そんなものか」
ジョゼ「それに~ うふふ~」
男「なんだ?」
ジョゼ「楽しみがあるんですよ~」
男「楽しみとは?」
ジョゼ「秘密です~」
男「ところで、私も着いて行ってかまわないだろうか」
ジョゼ「えぇっと~ それは~」アワアワ
ジョゼ「多分、貴方様は楽しくないと、思います~」
男「どのようなことをしてるか、知りたいだけだ。」
ジョゼ「ええっと~ その~ 乙女の秘密は~ ちょっぴりスプラッタで~」
男「?」
ジョゼ「いいですけど~ ジョゼットのこと、嫌いにならないでくださいね~?」
男「嫌いになることはない」
ジョゼ「ぽぽっ その言葉は素敵です~」
男「この花で染めるのか?」
ジョゼ「これだけじゃないです~。鉱石、土、虫なども染料に使えるのですよ~」
男「植物だけだと思っていた」
ジョゼ「鉱石で染めたものは色が深くてそれはそれで綺麗なのですよー」
ジョゼ「色彩豊かよりも勝る美しさもあるのです~」
男「奥深いものだな」
ジョゼ「この世に奥深くないものなんてないのですよ~」
ジョゼ「あ、この土も使えそうです~」
男「これか?」
ジョゼ「貴方様が持ってくださって、とってもとっても助かります~」
男「見学させてもらってるのだ。これくらいはするさ」
ジョゼ「頼もしくて素敵です~」
ジョゼ「これくらいで十分ですわ~」
男「終わりか。ジョゼットが言うようなことは無かったが」
ジョゼ「あっ。それはこれからでして~」
ジョゼ「えぇっと。目印が~」
男「?」
ジョゼ「あ、やりました~。山羊ですわ~」
山羊「」グデーン
男(山羊が大きな蜘蛛の糸に絡まって横たわっている…)
ジョゼ「貴方様は本当にジョゼットのことを嫌いにならないのですね~?」
男「約束しよう」
ジョゼ「嬉しいです~ それでは~」ガプッ
ジュルッ ジュルジュル
男「」
男(ジョゼットが山羊を食べ始めた………いやすすり始めた。山羊はじょじょにしぼんでいき)
ジョゼ「ぷふぅ。美味でしたわ~」
山羊皮「」
男(皮だけになった)
男「今のは?」
ジョゼ「やっぱり、人間からみると気持ち悪いでしょうか~」
男「そういうわけではないが。山羊を吸っていたように見えたのだが」
ジョゼ「アルケニーの消化液を~ ずずっと出しまして~ 獲物のお肉を溶かすのです~」
ジョゼ「それを飲むのがアルケニーの食べ方でして~」
男「なるほど。でも酒場で普通に食事をしていたようだが」
ジョゼ「アルケニーは生肉を食べる習慣があるのですよ~」
ジョゼ「ちょっぴりスプラッターかもしれませんが~」
男「異文化も文化だ。それを私がとやかく言う理由はない」
ジョゼ「やっぱり貴方様は素敵です~」
ジョゼ「それではまだ罠をしかけているので、行きましょう~」
男「まだ食べるのか」
ジョゼ「あっ、ジョゼットの分じゃないです~ 酒場のです~ ジョゼットはそんなに食いしん坊じゃないですよ~」アワアワ
ジョゼットの好感度【40/300】
ジョゼットの忠誠心【30/100】
~聖夜祭 四日目~
ジョゼ「がりがり~」
男「ジョゼットは食べるのが好きなのか?」
ジョゼ「! わ、貴方様~」
ジョゼ「違うです~ ジョゼットは食べるというより、噛むことが好きなのです~」
ジョゼ「アルケニーは好きな人を噛むことが求愛行動でして~。噛むという行動が本能的に~」アワアワ
男「落ち着け」
ジョゼ「は、恥ずかしいですわ~」
リオ「見ましたでござるかメイド殿」
メイド「また女にちょっかいかけて………」
男「さて今日は」
>>354
ミーアとメイドとメルメルが誰が一番男にふさわしいか言い合い。それに巻き込まれる。
メイド「当たり前だと思いますが、技能、経験から見ても私が一番でしょう」
ミーア「わ、私だっていろいろできますし、そ、それに」
男(? なんだ? 誰が一番料理が上手か言い争っているのか? やれやれ)
ミーア「メイドさんより、おっぱい大きいですっ」
メイド「くぅっ!!」ダンダン
男(違ったみたいだな。メイドがあんなに悔しがってるの初めてみた)
男(技能? 経験? 胸の大きさ? 恋愛経験か?)
メルメル「メルは男ちゃんに抱いてもらったの~」ホワホワ
ミーメイ「!?」
ミーア「あわ、あわわわわ。男さんのど、童貞が」
メイド「なぜ私を先に抱いてくれないのです」ガクッ
男(私の話かよ。それとミーア、私は童貞ではないぞ)
男(知ってはいるが、いざ聞くとなると複雑だ)
男(見なかったことにして離れるとしよう)ガサッ
メイド「何奴っ!!」
ミーア「ロープと手錠です!!」
メル「深地八階 捕縛・重ね~」
男「んがぁ!?」
メイド「なんと、ご主人様でしたか」
男「なぜ、丁寧に捕縛したあとに気づく」
ミーア「縛られている男さん」ハァハァ
メル「メルの魔術はどうだったの~」
男「大したものだが、拘束を解いてはもらえないだろうか」
メル「わぁい」パタパタ
男「解いてはもらえないだろうか」
メイド「聞いていたのですね」
ミーア「エッチです」
男「聞いたのではない。聞こえたのだ」
メイド「私たちにとっては変わりませんから」
男「一体お前たちは何を」
メイド「ご主人様にふさわしいのは誰かと言い争いになりまして」
メイド「私はご主人様との付き合いも長いですし、家事などいろいろなスキルを持っていますし、美しいですし私がもっともふさわしいと主張しました」
ミーア「わ、わたしだって、お料理得意ですし、そ、それにお、おっぱいには自信があります。眼鏡だって、好きな人は好きですし。趣味はご主人様に合わせれますし、ど、どんなプレイだって。えへっ」
メル「メルはよくわからないけど~ 男ちゃんがとられるのは嫌なの~」
メイド「と、ご主人様争奪戦が始まってしまい」
メイド「さて、ここまで事情を知られたからにはしかたありません。単刀直入に聞きます」
メイド「ご主人様が好きなのは誰ですか」
男「そ、それは」
メイド「愛でも恋でも好きでもいいです。私は貴方の気持ちがどこに向いているかを知りたいのです」
男「私は………>>358」
現時点ではメイド
男「付き合いも長いメイドだろうな(家族みたいなものだしな)」
メイド「ッシャァ」グッ
メル「おめでとーなの~」
ミーア「な、なぜなんですか。私じゃダメなんですか」
男「10年近くともに過ごせば情も沸くだろう」
ミーア「ということは、家族的な、好きですか?」
男「あぁ」
メイド「ぐぷっ」ガクッ
メル「わぁ~ メイドが倒れたの~」
ミーア「や、やった。希望はありますね」
メイド「に、逃げるのですか。ご主人様」
男「愛だの恋だのいつもあるわけではないだろうに」
メイド「それはそうですが………」
メイド「でも、それでも嬉しかった。ご主人様が私の事を嫌いでなくて」
男「何を言ってるんだ。嫌いになるわけはないだろう」
ミーア「あれぇ? えと、なんで良い雰囲気に」
メイド「こんな口煩くて、可愛くない女…」
男「それに暴力的だったな。目付きも悪い」
メイド「そ、そこまでいいますか?」
男「だが大切には思っているよ。嫌いになるだなんてとんでもない。むしろ私がメイドに愛想をつかされないかおびえているくらいだ」
メイド「そんなことないですっ。私はお父様とずっと一緒にいますっ」
メイド「私を人間にしてくれたお父様に愛想をつかすなんてこと、ありえませんから」
メル「良い話なの~」
ミーア「わ、私が入る隙間、入る隙間はどこですか?」
メイド「今日は、私のご飯食べて行ってくださいね。お父様………いえ」
メイド「パパ」
メイドの愛情度【150/300】
~聖夜祭 五日目~
男「今でこそ落ち着いたが小さいころのメイドは荒れていてな」
ミーア「あのメイドさんがですか?」
男「近所の子供達の中なら負けなしだ。それこそ年上だって屈服させていた」
ミーア「想像できませんねぇ」
男「目付きと鋭い雰囲気を揶揄されて銀白眼なんて呼ばれていたな。そうそう、拾われとからかった男を石で殴り倒して馬乗りになって」
ミーア「うわぁ」
男「最初こそ私に対しても心を開かなかったが、数年してからはパパパパと私の後をついてくるようになって」
ミーア「可愛いですねぇ」ホッコリ
男「でも良くあんなにしっかり育ってくれたものだ」
メイド「えぇ、立派に育ちましたよ。家事も仕事も」
メイド「戦いも」
男「あ」
ミーア「ひゃっ」
メイド「何過去のことをペラペラ喋ってるんですか、ご主人様」
メイド「ご主人様のおかげで磨きに磨いた戦闘術を実戦しましょうねぇ」
ミーア「逃げますねっ!」
男「おいっ、ミーア!」
メイド「逃がしませんけどね」
ミーア「みぎゃぁっ」
男「さて今日は」
>>363
今日はここまで
ミーアの飼ってる猫は無事すくすく育ってます
ミーアのアタック
ミーア「………」コソコソ
男(先ほどからなぜかミーアがこっそり後ろをついてきている。こっそりといっても素人なのでかえって目立つのだが)
男(何か目的があるみたいだが放っておいて問題ないだろう)
ミーア「………」コソコソッ
古書娘「………」コソコソ
ミーア「………」コソッ
古書娘「………」ポンッ
ミーア「うみゃぁっ!!」ビクッ
古書娘「何をしてるんですか。こそこそと」
ミーア「ちょ、ちょっと静かにお願いします。男さんにばれちゃいます」
男(もうばれているのだがな)
古書娘「不審ですよ」
ミーア「ふ、不審じゃないです」
古書娘「不審です」
男(………どうやら古書娘に追及されているようだ。待つ理由もないし、先に進んでしまおう)
ミーア「あっ、男さんがいない………」
男(酒場で午後を過ごしているとミーアはようやく私を見つけたらしい。窓からこっそり覗いている)
メイド「入らないのですか?」
ミーア「! な、なぜわかったんですか?」
メイド「………なぜわからないと思ったんですか」
ミーア「隠れてましたし…」
メイド「隠れていたのですか?」
ミーア「は、はい」
メイド「あれで?」
ミーア「うぅ。そんなに隠れるのが下手でしょうか」
メイド「上手ではありませんね。普通でもないですし」
ミーア「下手なんですね………」
男「で、なんで隠れていたんだ」
ミーア「ひゃうっ!!」ビクゥッ
ミーア「か、隠れてないですっ」
男「朝から私をつけていただろう」
ミーア「気のせいですっ」
メイド「あ、泥棒猫?」
ミーア「メイドさん、目が怖いです…」
メイド「さっきもご主人様見てましたよね。まさかご主人様になにか?」
ミーア「怖いですよぉ」
男「とりあえず理由は聞いておこうか。害はないとはいえ、愉快なものではない」
男「中で茶でも飲みながら聞こう。メイド」
メイド「そっちの猫娘にはミルクでいいですよね。ガキですし」
ミーア「が、ガキじゃないですっ」
男「年齢そんなに変わらんだろうに」
男「それで、なんの用だ?」
ミーア「男さんのこと、知りたくて」
男「………」フゥ
男「私がミーアに何かを隠しているかな?」
ミーア「いえ。でも私は男さんの事何も知らないですから。メイドさんに比べて私なんて…」
ミーア「だから男さんのこともっと知りたくて。好きな食べ物、好きな場所、好きな事、好きな……人」
ミーア「好きな人のこと知りたいと思うのはい、いけないでしょうか」
男「普通の事、だろうな。だが聞いてくれれば答えように、なぜこんな回りくどいことを?」
ミーア「男さん、わたしが聞いたら本当のことを教えてくれますか?」
男「あぁ、隠すようなことなど何も「本当に、ですか?」………できる限りの事は答えるさ。人には誰しも秘密があるだろう」
ミーア「いいえ、答える答えないじゃないんです。本当のことを、言ってくれるんですか?」
男「………」
ミーア「私は貴方の一番になりたいんです。二番じゃ嫌なんです。奴隷がそう願うのは厚かましいってわかってます」
ミーア「でも、これって恋だから…っ」
男「………ひとつ謝ろう」
ミーア「………はい」
男「確かに私は愛情と呼ばれる好意を避けている。それは分かるだろう。ナージャと別れたばかりで気持ちの切り替えがそう簡単につくわけがない」
男「だが、それでも私の行動は不誠実なものだった。すまない」
男「そして、一つ、怒らせてくれ」
男「先ほど口にした、奴隷だから………」
男「自分の事を奴隷と思っているのなら、私に対する侮辱だ。貴様をつなぐ鎖は解いた。首に巻かれた枷は外した。私がそうしたいと思ったからだ。貴様は奴隷なんかではない」
男「女の子だろう?」
ミーア「………っ」
ミーア「………はい」
男「好意は嬉しい。だが、時間をくれ」
男「たぶん、おそらくいつか受け入れることはできるはずだから」
ミーア「………はいっ」
ミーアの愛情度【160/300】
~聖夜祭 六日目~
クロ「どうも、こんにちは」
男「貴様は、たしかクロと言ったな」
クロ「覚えていてくれて嬉しいよ。君は男だったね」
男「あぁ、ところでどうしてここへ」
クロ「居つく場所はないとしても年末くらいはどこかで休みたいからね。いや私が疫病神ということは知っている。だからおとなしくはしておくよ」
男「構わない。亜人も人間も入り混じったここで疫病神だなんて関係ないからな」
クロ「その気持ちは嬉しいよ。でも私は亜人より異質で人間よりも歪なものだからね。できるだけ一人の方がいいんだよ」
男「あまり、意味が分からないガ」
クロ「おぞましいものを見たくなければ理解できないほうがいい。羽を休ませてもらってる身でなんだけどね」
クロ「じゃあ私は魔女の家で休むから、また会う機会があれば」
男「あぁ」
クロ「………黒い女に気を付けて」
男「?」
クロ「いやなに。私の故郷の言葉だよ。息災を祈ってるよ」
男「さて今日は」
>>376
男「ん? あれは」
お嬢「次はこっちですの!!」
ドラコ「おいおい。そんなに急ぐ必要はあるのか?」
お嬢「わたくし達の休日が一緒になるなんて珍しいですもの。一分一秒が惜しいのですわっ」
ドラコ「それもそうだな。よし、じゃあこうだっ」ヒョイッ
お嬢「な、抱っこされるような歳ではありませんことよ!!」
ドラコ「こっちの方が早いだろっ! よし、どこまでもお嬢が望む場所なら連れて行ってやるぜーっ!」
お嬢「こ、こんなに密着してっ、頭の中が沸騰してしまいますのっ!」
ドラコ「おっ、すまん。暑かったか?」
お嬢「そ、そういうわけではありませんの、と、とにかく下ろしてくださいましっ」
ドラコ「おう」
お嬢「まったく、ドキドキが」ボソボソ
男「………何やってるんだ。あいつら」
男「往来の真ん中で迷惑ではないのか?」
ドラコ「お、よう。男」
お嬢「ご機嫌はいかがかしら?」
男「何をやってるんだ、いったい」
ドラコ「見ての通り遊んでるんだよ。二人とも休みだからな」
お嬢「わたくしの休みがあまりないものですから、こういった日は珍しいんですの」
男「そうか。仲がいいんだな」
ドラコ「あぁ。お嬢の事は好きだぜ」
お嬢「す、すす、好き!?」
ドラコ「んだよ。お嬢は俺のこと嫌いか?」
お嬢「あ、愛していますわ」
ドラコ「愛してるって、大げさだなぁ」ケラケラ
男(お嬢は友情のそれとは思えないのだが。いや、深く突っ込むことでもないか)
お嬢「っと、時間は有限ですの。ここでのんびりお話をしている暇なんてありませんでしたわっ。さぁ、早くっ」
ギャーッ ドタバタ
ドラコ「なんだ。この騒ぎ」
お嬢「………どうやらわたくしの仕事みたいですわね。ドラコ申し訳ありませんが」
男「いや、私が行こう」
お嬢「男…」
男「せっかくの休みだ。こんなことで潰すこともないだろう。ドラコとゆっくりしてくるといい」
ドラコ「おう、甘えて行かせてもらうぜ。ほら、いくぞお嬢」ギュッ
お嬢「ありがとうですの、男。この恩はまたいつか」
男「いや、これは私の恩返しだ。借りだなんて思わないでくれ」
男「さて、喧嘩なら両成敗でいいかな」
男「メイド」パチンッ
メイド「後方支援の準備はできております」
男「さすがだ」
男「さて、悩みの種を鎮圧しにいこうか」
~聖夜祭 七日目~
男「もう、聖夜祭が終わるのか」
トーラ「ですねぇ。剣士さん、今年はお疲れ様でした」
男「あぁ、そうだな。疲れたよ」
トーラ「ふふっ。そんな頑張り屋さんな男さんにがんばったで賞を差し上げますっ」
男「………なんの意味が?」
トーラ「なっ。そんな醒めたこというの禁止っ! ですよぉ」
トーラ「とにかく私のために、今まで頑張ってくれてとってもとっても嬉しいです」
トーラ「ありがとう。剣士さん」
男「トーラがいなければ私は今ここにいないからな」
男「ありがとうトーラ」
トーラ「きゃーっ。恥ずかしいセリフは禁止ですよっ!!」バシンッ
男「なんでだ」
男「さて、今日は」
>>383
一人で黄昏る
来年はヘタしたら死人が出るらしいし
男「………思えばいろいろあったものだ」
男「ミーアとの出会い………初めての買った亜人だったな」
男「始めは目を合わせてくれないし、言葉もたどたどしかったが元気になってくれてよかった」
男「リオネシアはなんだか、奴隷として扱われていたように思えないな。コボルトがもとから雇われ種族だってことを考えても」
男「………今思えば本当にリオネシアは大丈夫なのだろうか。なにか無理しているところがあるのではないだろうか」
男「ドラコ………まさかナージャの妹だとはな。ドラゴニュートの数は多くないとはいえ、こんな偶然があるのだな」
男「始めは敵対心にあふれていたが今ではよき友人のような関係だ。亜人の中では正直一番一緒にいて楽だな。それにお嬢を連れてきた功労者だしな」
男「メルメルはなんだろうな。いつも誰かのために動いていたな。無意識みたいだがそれが好かれる理由だろう」
男「そんなメルメルだから魔女とも仲良くなれたのだろう。私は無理だ。いまだに少し避けられている」
男「そういえばナーグルの傷はもう消えただろうか。はじめは痛々しい傷跡が残っていたが………」
男「まだ心を開いてくれてないように感じる。それにミーアよりも後ろ向きなところがあるな」
男「ベルグレインには………謝っても謝りきれないな。私にできることはできるだけ幸せになるよう尽力することだけか」
男「ニケライト………まだ幼いのに心に傷を負っているみたいだ」
男「どっちが本当のニケライトなのだろうか」
男「ジョゼットは落ち着いていて周りに目が行き届いている。誰かを支えるのが得意みたいだ」
男「図体の大きさが暮らしにくそうではあるな」
男「街では暴れる亜人を倒し、爆弾魔を捕まえ………そういえば後輩は今何をしているのだろうか。元気だといいガ」
男「本当にいろいろあったものだ」
男「………来年から戦いの日々になるだろう」
男「私は皆を守れるだろうか」
男「………駄目だナ。自信がもてそうにない」
男「昔ほど強くない。昔ほど覚悟が決まってもない」
男「守るものが増えれば増えるほどに覚悟が揺らいでいく」
男「………弱くなったものだ」
男「どうすれば私は強くなれる。不自由な足で戦場を駆けることは不可能だ。私は何ができる」
男「皆を死地に向かわせることしか………」
「あな……叶……ら」
男「………?」
男「どこからか声が聞こえた気がしたが」
男「………誰もいない」
男「気のせいだろうか」
男「ふっ。一人でいるから不安になる」
男「私も変わったものだな。酒場に行こう。あそこなら皆がいるからな」バタンッ
「貴方の願いが叶うなら」
今日はここまで。
次回は年越し
メイド「いらっしゃいませ。ご主人様」
ミーア「忙しいっ! 忙しいですっ!!」アワアワ
ジョゼ「机の幅を広くしないとジョゼット、通れないわ~」
リオ「ひぃいいっ!! 年越しはおうちでのんびりではござらぬのかぁっ!?」
男「…忙しそうだナ」
ドラコ「おっ! よう男!!」
お嬢「御機嫌よう」
男「なんだ、貴様達もいたのか」
ドラコ「俺たちだけじゃねぇぜ。ベルグレイン達やナーグル達もいる」
男「勢ぞろいということか」
お嬢「貴方はなぜここへ? てっきり家で過ごすと思ってましたわ」
男「なに、一人はさびしいだろう?」
ドラコ「」
お嬢「…」
男「なんだ」
お嬢「貴方、本当に男ですの?(ムニムニ)あら、本物」
ドラコ「うん。まぁなんというか。一人は寂しいよな! 俺たちのとこで飲もうぜ!!」
男「相席させてもらおう」
メイド「サービスのお酒とステーキとライスと」
ドラコ「いいなぁ」
男「サービスが過剰すぎやしないか? 他の客と違うのは良くないだろう」
メイド「では私のおごりで」
メイド「親孝行ですわ。お父様」
お嬢「そういわれたら断れませんわね。メイド、追加の注文はよろしくて?」
メイド「えぇ、まだリオネシアは倒れません」
お嬢「倒れるまで働かせるつもりですの………」
ドラコ「芋くいてぇな芋」
お嬢「年越しと言っても食べるものは変わりませんものね。ではこれとこれを」
メイド「かしこまりましたわ」
発明家「年越し言うたら蕎麦やろ!!」
男「発明家と……くノ一か」
発明家「自分なに言うて………うわぁっ本当におる!!」
くノ一「こっそりベッドの下からついてきたばい」
発明家「キモいわ」
くノ一「実の妹に対してひどくないちゃ?」
ドラコ「蕎麦………蕎麦ってなんだ?」
お嬢「遠くの国の麺料理ですの。街でお店が数件あったかと思いますわ」
ドラコ「食べてみたいな」
お嬢「材料が」
メイド「ありますわよ。さすがに麺はないですが似たようなものは作れますわ」
発明家「おぉ。そいならうちも相伴に預かるかな。くノ一は帰り」
くノ一「愛が痛いっちゃ!」ビクンビクン
道具娘「ふぅ、ふぅ。疲れたよぉ」グッタリ
男「あそこにいる道具娘はなぜ疲れているんだ?」
発明家「さっきまで酒場に食材運び込んでたで」
男「まだ子供だろう。力仕事は誰かに任せるべきじゃないのか」
発明家「本人が断るねん」
ドラコ「しってりゃ手伝ったんだけどな。今度から俺んとこの奴道具娘の荷物持ちに行かせるか。訓練になんだろ」
お嬢「ミーア。あそこの道具娘さんに甘い飲み物を一杯」
ミーア「特急で作りますねっ!!」
男「俺からは何か甘いものを」
ジョゼ「了解よ~」
発明家「ん、この流れはなんかうちも頼んだほうがええんか?」
ドラコ「甘いもんも良いけど軽い食べもん出してやってくれよ」
発明家「みたいやな。じゃあうちからはサラダでも」
道具娘「わわっ。これ頼んでないですよぉ?」
メイド「あちらのお客様からです」
道具娘「えっと」
お嬢「お疲れ様」ヒラヒラ
男「お疲れ」
道具娘「え、えっと」
道具娘「えへへぇ」
くノ一(………心のバッキュンがずっきゅんするばい)
男「さて、もうそろそろ年明けか?」
お嬢「ふわぁ。眠いですけどここまで頑張ったのですから寝ませんわ。ぜったい寝ません、わ」コックリ
お嬢「ドラコ、だっこしてくださいましぃ」
ドラコ「やれやれ、ほら来いよ」
お嬢「寝たら起こしてくださいましぃ」
発明家「お嬢ちゃんはまだ子供やもんなぁ。微笑ましいわ」
男「こう見ているとただの子供だな。今までが無理になってないか心配だ」
お嬢「のぶれしゅ、おぶ、りーじゅですのぉ」
発明家「あ、そういやうち時計もってるやん。年越しは………あと数分しかないやん!! メイドはん早く蕎麦もってきてぇっ!」
メイド「ただいま」
ドラコ「蕎麦楽しみだなぁ」
メイド「お待たせしました。今ある材料で作ってみましたわ」
ドラコ「おぉ、これが蕎麦か。美味いのか?」
男「以前一度だけ食べたことはあるが私は魚の臭いが気になったな」
発明家「まったくこっちの奴は軟弱や………」
男「どうした?」
発明家「これうどんやん」
発明家「まぁ、これはこれで」ズルルルッ
発明家「なんやこれ、コシないなぁ。やわやわやわ」
くノ一「聞き捨てならないっちゃ。温かいうどんは柔らかいのが正義ばい!! コシでしかうどんを語れないのは頭が固い証拠たい」
発明家「うどんもどきや、こんなん」
男「よくわからんが美味い」ズルル
ドラコ「美味い」ズルルル
お嬢「あぁーん」チュルルッ
発明家「あぁ! こんなことしてたら年が明けた!!」
男「今年もよろしく頼む」フカブカ
お嬢「よろしくお願いしますのぉ」フカブカ
ドラコ「よし、じゃあお嬢をベッドまで運んでくるか」
お嬢「ドラコがいないと眠れませんのぉ」
ドラコ「まじか。………しゃあねぇ、寝かせてくるわ」
男「本当にお嬢はドラコに懐いているな」
道具娘「すぅ。すぅ」
男「私は道具娘を連れて行ってくるか」
男「諸君。あけましておめでとう」
「「「「「あけましておめでとう」」」」」
~元旦~
男「初詣、と呼べるような代物ではないが教会に行くカ」
―――
――
―
シスター「地獄に落ちるわよ」
男「っ!、なんだいきなり」
シスター「冗談です」
男「最近冗談が雑になってきてないか?」
シスター「今日はなんのようですか」
男「初詣だ。街なら混んでいただろうに、ここだと全然だな」
シスター「信者数が少ないですからね。ぱぱっと願ってぱぱっとお金を落として行ってください」
男「金の話とは。ドッペルはシスターに似たのか?」
シスター「自慢の娘です」
男「さて、何を祈るかな」
>>404
今年一年皆が無事でありますように
男(皆が無事でありますように)
「その願い、聞き届けました」
男(………今年も聞こえたな)
男「さて初詣も済んだことだ。この後は>>407でもするかな」
あいさつ回り
男「新年の挨拶でもいくか」
男「まずはそうだな……メイドたちに挨拶にいくか」
―――
――
―
男「新年からやってるのか」
ミーア「いらっしゃいませっ!!」
男「………疲れが顔にでているぞ」
ミーア「そ、そうでひゅか!?」
ジョゼ「私達はみんな元気よ~」
男「二人ともすごい顔してるぞ」
リオ「新年ぐらいお店閉めたいでござるーっ!!」
男「リオネシアの叫び声も聞こえるし」
メイド「あ、御主人様どうしましたか? 朝ごはんですか?」
男「いやただの挨拶周りだ。それより酒場を閉めたらどうだ。皆倒れそうだぞ」
メイド「私は平気ですわよ?」キョトン
男「お前が異常なだけだ。リオネシア達を休ませろ。いいな?」
メイド「仕方ないですね。ご主人様が言うなら」
男「頑張るのはいいが、いやなんでもない」
男「それではお前たち、今年もよろしく頼む」
ドラコ「いいのか、こんな贅沢に肉なんか食って」
お嬢「捕まえたのはドラコなのだから大丈夫ですの。んーっ、お腹周りの天敵だけどお肉は美味ですわねぇ」
男「失礼する」
お嬢「あら、あけましておめでとうですの」
ドラコ「うぃーっす」
男「今年もよろしく頼む。しかしなぜドラコがお嬢の家へ」グゥ
男「……良い匂いだな」
ドラコ「食ってくか?」
お嬢「座るところがないからパンにはさんであげますの。どこでも食べれますわ」
男「もらったら速やかに出ていこう」
ドラコ「ゆっくりしてきゃいいのに」
お嬢「きっと忙しいのですわ」
今日はここまで。
メイド「登場人物の過去。設定。などが知りたい方は質問してください」
メイド「こんなところじゃないと出すことないでしょうし」
メイド「あ、私の過去はもちろん秘密ですわよ?」ニッコリ
コンコン
古書娘「はいはい。誰でしょうか」
男「私だ」
古書娘「あ、新年から拝むには不吉な顔ですね」
魔女「………お」
魔女「………お姉ちゃん」オロオロ
男「構わない。実際本当のことだ」
古書娘「ご足労どうも。六瓢連のサラダでもいかがですか」
男「体に悪そうだからいらない」
春告「むびょーれんはサラダじゃなーいよ」ヌルルッ
男「………なんで濡れてるんだ?」
春告「古書娘がドレッシングかけてきたーよ」
男(冗談ではなかったのか)
古書娘「クロさんが食べると思いまして」
魔女「………わ」
魔女「………私が」
魔女「………食べようか?」
古書娘「ばっちいからめーですよ」
カンコンカンコン
男「ん?」
ナグ「………」ゴンゴンッ
男「初日から仕事か?」
ナグ「………あぁ」
棟梁娘「壊れたものは早く直さなきゃいけないんだよねぇ。あたいたちに休日はないのさ。仕事がない日はあってもね」
男「大丈夫なのか?」
ナグ「………やわな、鍛え方はしていない」
棟梁娘「力仕事はナーグルがほとんどやってくれるからねぇ」
男「そうか。ご苦労なことだ」
男「では私は挨拶回りがあるからここで」
棟梁娘「おっと、ちょっと待ちなよ」
男「なんだ?」
棟梁娘「おもち、もっていきな」ヒョイッ
男「っと、たすかる」
棟梁娘「ナーグルがついたから美味しいと思うよー」
ニケ「ベルさんはおもちですか?」
ベル「なに言ってるの?」
男「何やってるんだお前たち」
ベル「いや、僕が知りたいぐらいだよ。なんで臼と杵もってるのさ」
ニケ「ぺったんぺったんぺったんたんっ!!」
ベル「もち米ならメイドにもらってきなよ。僕は餅じゃないからね?」
ベル「いや、マジで。近づかないでよ、ほら、おい、おいっ。止めろ男っ!!」
男「本当になにやってるんだ」
ニケ「いっつぁじょーく!!」
ベル「冗談になってないよ。もっと冗談は楽しく」
ニケ「あっ!!」ズルッ
ベル「あぁあああぁあああっっ!!」モチャッ
男「ベルグレインっ!?」
カグヤ「新年おめでとうございますぅ」
白鞘「くっくっくっ。めでたいから酒が飲めるのう」
白鞘「のう、おぬし。酒が飲みたいよのぅ?」
メリー「えっ!? メリーさんですか!?」
白鞘「おぬし、足が自慢なんじゃろう? ほら持ってこぬか。さもなくば頭からぼりぼり食ろうてやるぞ?」
メリー「ひぃいっ!」
カグヤ「だめよぉ?」
男「………はぁ」
白鞘「おぉ、男ではないか。めでたい新年の祝いとして小指でいいからくれぬか?」
男「私が死んだときにはすべてやるから我慢しろ」
白鞘「焦らされるのは好きではないのだがのう」
メリー「はぁ、はぁ。持ってきたですよ!!」
白鞘「なんじゃこれっぽっちか」
メリー「メリーさんがもてる限界ですっ!!」
男「ほどほどにしろよ」
メリー「助けてくれないのでぃすか!?」
カグヤ「酒場にいきましょぅ」
白鞘「いやじゃ! 空の下で飲む酒は美味い!!」
カグヤ「あらあらぁ」
ネイド「おや、これはどうも新年あけましておめでとうございます」
コバン「新年があけたということは私の歳が一つあがるということ。それはつまり私がもっと女に近づくということ。その事実に男はきっと嬉しいはず。ないすばでーに抱き着かれることになるだろうけど遠慮することはない。だってそれは私が許しているから。恥ずかしがることもない。心がもうすでにつながっているのだからそもそも肉体が離れているということがおかしいのだから」ペタァッ
男「離れろ」ベリィ
コバン「あ、あうぅ」
ネイド「おや、それはおもちですか。ふむ、どうですか私の家でそれを煮ますので一緒に食べるというのは」
男「助かります」
コバン「お、おいしく、する、あう」
男「コバンが作るのか?」
コバン「///」コクッ
ネイド「コバンの料理はおいしいですよ」
コバン「!」ピタァッ
コバン「私の料理は将来お嫁さんになるために鍛えている。ゆえに美味。というかお父さんの料理が不味いから作らざるを得なくなった。とっても美味しい私の料理をきっと私の料理を男は毎日食べたくなるはず。だから今すぐキッチンに向かってゴー。将来に向かってゴー」
男「くっついては料理ができないだろう」ベリィ
コバン「うぅう…///」
仕立て屋「………誰もこないでございますねぇ」
仕立て屋「新年のお料理と服を用意しているのでございますが」
仕立て屋「新年には気持ちを変えて新しい服! と思ったのでございますが、なぜ誰もこないのでございましょうか」
仕立て屋「………もしかして私のことを忘れられているのでございましょうか………っ!」ガビーン
仕立て屋「か、悲しくなってくるでございますぅ」
仕立て屋「………」モグモグ
仕立て屋「美味しいでございます」ウルウル
カランコロン
仕立て屋「!」
メル「あけましておめでとうなの~ 遊びにきたよ~」
仕立て屋「メルメル様!!」
メル「わぁ~ 大歓迎みたいで嬉しいの~」
仕立て屋「服もお料理もあるでございます! どうぞ堪能してくださいませ!!」
メル「わぁいなの~」
~4年目 第1週目~
メイド(夢を見ていた。久しぶりに見る夢)
メイド(嘘の密告によって焼かれた村の赤色。くすぶる煙が肺を犯す感覚)
メイド(まだ幼い私にとってそこは確かに地獄だった)
メイド「………」
メイド(焼け残った村に私一人)
メイド(逃げ遅れた大人は兵士によって殺されるか、火によって焼かれた)
メイド(私が生き残ったのはただの偶然で、命以外のすべてを失った私は何日も村に立ちすくんでいた)
男「報告以上に酷い有様だな」
後輩「まさにここは地獄の三丁目! でありますな」
男「それは嫌味か?」
後輩「まさか。あそこも地獄、ここも地獄。けれど地獄には変わりないであります」
男「言いえて妙だが私以外の前で口に出すべきではないだろうな。特に他の騎士の前では」
後輩「気を付けるであります!」
メイド「………」
男「! 生き残りか」
後輩「まだ子供でありますな。どうするのでありますか?」スチャッ
男「抜くな。保護する」
後輩「でも任務には」
男「あの報告が嘘であることは知っているだろう。すぐにバレて実行者は軍法会議ののち処刑だ。そうなりたいか?」
後輩「任務は絶対でありますし…」
男「お前は私の言葉だけ聞いていろ」
後輩「了解であります!!」ビシィッ
男「無事か?」
メイド「!」
メイド「っ!!」キッ
男「睨みつける元気はあるようだな。親は?」
メイド「…っしんだ」
メイド「おまえらがころしたっ!」
男「生き残りは?」
メイド「いないっ」
男「では私と共に来い」ガシッ
メイド「っ! やだ、しにたくないっ! はなせっ はなしてっ!!」ポカポカ
後輩「男先輩殿。良いのでございますか?」
男「子供に殴られても痛くはない」
男「それに騎士がやったことだ。ならば私が誹りを受けるのは当然だろう」
男「むしろ痛くないから困ったものだ」
メイド「しねっ しんじゃえっ!!」
男「………心は痛むがな」
メイド(お父様に保護された私はそのままお父様の家で暮らすことになった)
メイド(今まで着たことのない、綺麗なべべを着せられ使用人に身を預ければ生きていけるような暮らし)
メイド(だけどどんな料理も、どんな服も私の心を癒すことはない)
メイド(事情を知らない幼い私は愚かなことにそれらを憤怒の炎へとくべていた)
メイド「いやっ」パシッ
パリンッ
男「はぁ。食べ物に罪はないだろう。もったいない。もったいないお化けというのがいてだ。こんなことすると」
メイド「おまえから、ほどこしはうけない」
男「施しという言葉を知っているのか。幼いのに聡明だ」
メイド「ばかにするなっ」
男「してはいないよ。純粋に君の未来が楽しみだ」
メイド「あくにんどもからうけとるごはんはない」グゥ
メイド「わたしはけだかくうえる」
男「やれ。困ったものだ」
男「どうすれば食べてくれるんだ?」
メイド「たべないっ」
メイド(そんな行動を繰り返す日々)
メイド(今の私ならすぐさま叩きだすことだろう。だって育てる義務なんて一つもないから)
メイド(夜中にこっそり残飯を漁るような日々。こどもらしくふくよかだった体は少しずつ子供らしさを失っていっていた)
メイド(そんなある日のことでした)
男「行くぞ」
メイド「っ!」
メイド(ついに捨てられるか殺されるかと思いました)
メイド(それは当然のことで、むしろ当時の私にとっては喜びですらありました)
メイド(でも、連れて行かれた場所は)
メイド「どこ、ここ」
男「処刑場だ。見ろ」
メイド「………ひとが、いっぱい」
男「お前の村を焼いた奴ら。裏もろくに取らず功を求めて村を焼いた奴らだよ」
男「俺の口からはごめんとしか言えないから、だからこれを見せにきた」
男「たぶん、これを見ることはつらいと思う。単純にグロテスクだし、それに仇とはいっても人の死だ」
男「でもこれを見るのは君の義務だと思う。最善の行動とは言えないかもしれないけれど」
メイド「いい。みる」
メイド「おとうさんおかあさんのために、みる」
メイド「おしえてあげるんだ。わるいやつらはみんなしんだって」
男「あぁ、今から死ぬ。たぶん命令されたからってやつもいるんだろうけど、それでもこうしなきゃいけない。俺たちはいつだって正しくないといけないから」
メイド(目隠しをされて猿轡をされた人たちが次々と首を刎ねられていく。私はそれを身じろぎひとつせず、まばたきもせずにじーっと見ていた。忘れないために)
メイド(最後の首が地面に落ちた時私は初めて泣いた、大声を上げてお父様の胸にすがりついて)
メイド「わるいやつはみんなしんだ」
メイド「だからおまえはわるいやつじゃない」
メイド「………う///」プイッ
男「じゃあごはん食べてくれるな?」
メイド「………うん」グゥ
メイド「おなか、ぺこぺこだ」
男「それと俺と一緒に暮らすことになるけど、いいか?」
メイド「がまんする」
男「我慢か。とほほ」
メイド「ぜったい、おまえのことはおとうさんと呼んでやらないからな、わたしのおとうさんはおとうさんただひとりだ」
メイド「だ、だからおまえのことはパパとよんでやる!」
男「! あぁ、よろしく頼むよ」
メイド「ふんっ けいしきじょうだ。みとめたわけじゃないからかんぢかいはするなよっ!!」
メイド(そういって強がる私だったけど、本当はお父さんに敵わないまでも大切な人になっていた)
メイド(怨みという感情はそのままひっくり返って好きという感情に変わったから)
メイド(この後わる……わんぱくに育った私は街の子供を震え上がらせるガキ大将になって、お父様に迷惑をかけたりしたけど、それは思い出したくない記憶)
メイド(だから私はここで目を覚ましましょう)
メイド「むむむむむっ」
パチッ
男「話とはなんだ?」
お嬢「戦争。もうそろそろしかけますわ。民たちが限界に達してますの」
お嬢「来月には兵を出しますからそれまでに準備を終えておいてくださいまし」
男「あぁ、了解した」
男「では今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【害獣退治】警備
【開発補助】知識
>>431
ナーグル 軍強化
男「新年一回目は貴様に頼むぞ」
ドラコ「おう! 任せときな!!」
―――
――
―
【成功】
男「一応できたにはできたが新年気分が抜けてなかった?」
ドラコ「ありゃ効果はほとんどねぇな」
男「………お前は?」
ドラコ「へへっ。俺もだ」
男「はぁ…」
軍事Lv3【30/700】
~4年目 第1週 休日~
ミーア(夢をみてました)
ミーア(なぜ夢だってわかるかというと今の毎日が幸せだってしっているから)
ミーア(この現実は絶対夢じゃないって、自信を持って言えるから)
ミーア(私が奴隷になったのは平々凡々、奴隷狩り。そんな簡単な理由でした)
ミーア(私が暮らしていたのは山奥の森。獣人たちが暮らす村とも呼べないような場所)
ミーア(大木に開けられた穴や、枝に囲まれた小屋を家とするようなそんな場所)
ミーア(活発な性格の多い獣人の中で珍しく地味でおとなしく、読書が好きな私はいつも木の根元に開いた穴で本を読んでいました)
ミーア(それが逃げ遅れた理由で。どんくさい私はあっさりと捕まって馬車に乗せられました)
ミーア(さまざまな亜人が詰め込まれた馬車の乗り心地はお世辞にも良いとはいえなくて馬車が跳ねるたびに体中をしたたかに打ち付けていました)
「大丈夫?」
ミーア「ふぇっ、だ、だれぇ?」
「君と同じで捕まった亜人だよ。大丈夫きっと助かるさ。希望は捨てちゃいけないよ」
ミーア(私と同い年くらいのその女の子はしっかりとしていて、私とは全然違うなと思って憧れました)
ミーア(優しく頼りがいのあるその子に私はすぐに懐きました)
ミーア(運よく………悪い運の中で幸いにその子と同じ檻に私は入れられました)
「ほら、食べたりないだろう? 大丈夫、私は強いから少し食べなくてもへこたれないさ」
「寒いかい? 私もだよ。引っ付けば温かくなるかな」
「目が見えにくい? 私が引っ張ってあげるから安心して」
ミーア(弱い私は彼女に頼り切りで………)
「まってください、私が先にやりたいです」
ミーア「?」
ミーア(何のことかはわかりませんでした。奴隷商が言っている言葉がそのときの私には理解できなくて)
「うん、はい。よろしくおねがいします」
ミーア(そういって檻から出て行った彼女を見送って、私は一人になった寂しさから隅で震えていました)
ミーア(彼女はもっとひどい目に合っているというのに)
「ぺっ、ぺっ。おえっ」
ミーア「ど、どうしたの?」
「なんでもない、この水、たぶん腐ってるんだろうね」
ミーア(与えられた少しの水を飲みもせずに口に含んで吐き捨てる彼女。でも強がって笑顔でした)
ミーア「? な、なんだか、へ、変な臭いが、する」
「! は、はは。それ私だよ。さっき、ごみ捨て場に間違って転んじゃってさ」
ミーア「そ、そうなんだ」
ミーア(嘘です。この時彼女は本当は………)
「ミーア。今から教えることはとても大切なことだからね」
ミーア(そういって彼女が人差し指、中指、薬指を纏めて私に差し出しました)
「舐めるんだ、ミーア」
ミーア「え、な、なんで?」
「いいから。大切なことなんだ」
ミーア(彼女の言うことがだから本当なのでしょう。私は彼女の乾燥してひび割れた指をざらりとした舌で舐めました)
「指先を、もっと舐めるんだ」
「うん、いいよ。次は口の中に入れて」
「いたっ。だめだ。歯をたてちゃいけないよ。絶対に」
ミーア「む、むひゅかふぃいでひゅ」
「難しくても覚えないといけない」
「これは君のためなんだ。頼むよミーア」
ミーア(初めて頼られたことが嬉しくて、私は彼女の指を舐め続けました。口に含み、舌で弄ぶ)
ミーア(それが本当は誰を喜ばせるためなのかを知らずに)
「彼女には教えました。お墨付きです」
「えっ、大丈夫です、やる必要はないです」
「………じゃあ私がやります。上手な方が高く売れるでしょう?」
ミーア(また良くわからない会話を檻の片隅で聞いていました)
ミーア(もしこのときに戻れるなら私が彼女を押しのけてでも変わったでしょう)
「はい、大丈夫です。どんなことでも受け入れます」
「………はい」
ミーア(その日かえってきた彼女は笑顔が作れないほど疲れていて、その体は青臭い臭いを纏っていました)
ミーア(心配になった私は服を脱いで、水で濡らし丁寧に丁寧に拭きました。足とお尻に痛々しい痣があったのから目を背けながら)
ミーア(彼女が私の代わりにそれを見に受け、痣を増やしていったある日のことだった)
「………ミーア。私はもうここから出ることになったよ」
ミーア「え?」
「大丈夫。君なら大丈夫」
ミーア「い、いやです」
「駄目だ。私はいかないといけないんだ」
「君は良い子だ。私の大切な友達だ」
「だから我が侭を言わないで」
ミーア「ひ、ひとりにしないで」
「大丈夫。君は大丈夫だ。でももっと強くならないといけない」
「大丈夫。君はきっと幸せになれる」
「大丈夫、大丈夫だよミーア」ナデナテ
「………さよならだ。もう行かないと」
「また会えたら………その時は一緒にりんごでも食べよう」
「約束だよ」
ミーア(そういって檻から出て行った彼女が“特別な”娼館に買われていったことを知ったのはしばらく後)
ミーア(王子様に助けられて幸せになった私が彼女を助けにいけるのは、いったいいつのことでしょうか)
ミーア「………っ!」バッ
ミーア「やっぱり、私は卑怯です。幸せになんかなっちゃって」
ミーア「強くなってない。恋なんかしてる場合じゃないのに………」グスッ
男「ふわぁ………」
男「そうか、今日は休日か。さて、なにをするか」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>443
今日はここまで
おやすみなさい
素ニケが他の奴隷に露見
おつ
ニケ「―――っ! はぁ、はぁ………」
ニケ「なんであの事をまた」
ニケ「あの子は覚えてない、はずですよね………!?」
ニケ「………」ボーッ
ドラコ「お、何やってんだ、ニケライト」
ニケ「!!」
ニケ「お、おはしゃーっす☆」
ドラコ「もう昼だぞ?」
ニケ「え!? あっはっはっ ひなたぼっこしすぎたねっ」
ドラコ「どうした、なんか元気ないが」
ニケ「そんなことないよっ 元気の充電は100%だよっ」
ドラコ「いつもより、声に張りがないというか」
ニケ「気のせいだとおもうかなっ」
ドラコ「ならいいんだが。なんかあったら俺に言えよ?」
ニケ「うんっ おにゃしゃーっすっす☆」
ニケ(思いのほか疲れます………これ)
男「ん?」
ニケ「!」ビクッ
男「ど、どうした」
ニケ「こ、こんにちはっ」
ニケ(なぜこんな時に限って人が)
男「どうした? 熱でも」スッ
ニケ「きゃっ」ビクッ
男「? どうした」
ニケ「な、なんでもないよっ」
ニケ「わ、わたし用事があるからっ」ダダダッ
男「………何かしてしまったのか? 私は………」
ニケ(こ、怖い。やっぱり、人って怖い)
メイド「あら」
ニケ「ひぃっ」
お嬢「御機嫌よう」
ニケ「ひゃぁっ」
古書娘「あ、石の」
ニケ「きゃあっ」
仕立て屋「あ、ニケライト様が着れる服が」
ニケ「ひぃぃっ」
仕立てや「………ふ、服が不満でございますか?」ガクンッ
ニケ「なんで、今日は」ダダダッ
ドンッ
ニケ「あっ、誰か轢いてしまいました―――っ」
ベル「んぐわっあっ!!」ベッチョン
ベル「あいたたた、僕じゃなかったら無事ではいられなかっただろうね」ブヨブヨ
ニケ「あ、ベルさんっ」
ベル「げっ、ニケライト………ん?」
ニケ「どうしたのかなっ」
ベル「君、誰?」
ニケ「な、なにをいってるのかなっ」
ベル「ニケライトと発声の仕方が違う。体に響く衝撃が違うんだ。波長というか波紋というか」
ニケ「ちょ、調子悪いからかなっ」
ベル「ニケライトはゴーレムだから体調は崩さないだろう?」
ニケ「あっ、え、えっと疲れてるから」
ベル「ニケライトが疲れるわけないだろう?」
ニケ「う、うぅ」
ベル「で、誰さ君」
ニケ「じ、実は」
ベル「ニケライトが二重人格?」
ニケ「はい。でもどちらが主人格というわけでは」
ベル「どういうこと?」
ニケ「私はあの子の逃げ道」
ニケ「あの子は私の逃げ道、ということです」
ベル「よくわからないなぁ」
ニケ「あの子が対処できない場合は私が、それ以外は心を休めるためにあの子に」
ベル「心を休める?」
ニケ「私は、心が弱いものですから」
ベル「だから能天気ないつものニケライトに」
ニケ「はい」
ベル「でもふつう心が弱い程度じゃ二重人格にはならないと思うんだけど」
ニケ「それは…」
ベル「いや、言いにくいならいいんだけど」
ニケ「いえ、聞いてください」
ニケ「ベルグレイン様は疑問に思いませんでしたか」
ニケ「地中から出土するゴーレムであるはずの私が小さすぎると」
ベル「いやまぁ、僕より大きいし。まぁ個人差なのかなって思ってた」
ベル「でも確かに他のゴーレムはもっとがっしりしてるのかな?」
ニケ「はい。長年育った魔力石に魂が宿ったのが私たちですから」
ベル「………なぜ小さく?」
ニケ「人間に削られたからです」
ベル「………」ギリッ
ニケ「皆さんと違って体が欠けても血はでませんし、痛みもほとんどありません」
ニケ「ですが私たちの動力は魔力。それが宿ったこの身が減ると」
ベル「動けなくなる………死ぬってことか」
ニケ「今のこの私の大きさ。これが私が生きていられる限界です。皆さんと違って再生も成長もほとんどしません」
ベル「………」
ニケ「魔力石を採るために私は捕まって削られました。命を鑑みなければ私の体全てが魔法石としてとれるのですが、運良いことに限界でやめてもらえました。ただ魔法石を採取できなくなった私は奴隷商に売られましたが」
ニケ「生きたまま体を削られること。せっかく世界に出てきたというのに命を削られる恐怖。人間達の非情さから私たちは生まれました」
ベル「やっぱり………人間は、クソだな」
ニケ「ベルグレイン様?」
ベル「なんでもないよ」
ニケ「泣いて「何でもないって言ってるだろ!!」」
ベル「僕も人間に汚された身だ。気持ちはわかるよ」
ニケ「………そう、ですか」
ベル「僕は生きたまま焼かれた。熱された鉄ごてをあてられて少しずつ」
ニケ「!」
ベル「僕は幸せが欲しかっただけなんだ。なのにいつも僕は不幸で」
ベル「恨むよ。いろいろとね」
ニケ「ベルグレイン様」
ベル「ははっ。………みんな不幸じゃないか」
ベル「僕たち、不幸じゃないか」
ニケ「………はい」
ベル「うん、少しぐらい、君に優しくしようと思うよ」
ニケ「あの子も喜んでいます」
ベル「あの子…僕が知ってるニケライトには戻れないのかい?」
ニケ「そこまで自由ではありませんから。ただ、楽しくなったりうれしくなったりすると出てきて」
ベル「………ベルグレイン。一緒に遊ぼうか」
ベル「今日ぐらいはね」
ニケ「………ほんと?」
ベル「仕方ないね。でも今日だけだ」
ニケ「! えへっ! うれしいなっ!!」
ベル「おかえり、ニケライト」
ニケ「ただいまっ! ベルさんっ!!」
~4年目 第2週~
リオ(拙者たちコボルトはちっぽけで弱い種族でござる)
リオ(特徴と言ったら繁殖力と手先の器用さ。それだけで他の種族に勝てるはずはなくて)
リオ(良い様に扱われることから奴隷種族と呼ばれていたのでござる)
リオ(でも奴隷であれば他者の庇護下に置かれる。それこそが拙者達の生存戦略でござった)
リオ(………だから、拙者は)
リオ「むふんっ! 拙者の料理の腕は一流といっても過言ではござらぬな!!」
「えぇ、わたしたちの中でも一番よ」
リオ「あとは尊敬できる主君に」
「まだ、そんなこと言ってるの? それに、その喋り方」
リオ「東洋では、主君に仕える武士道魂があるのでござる。拙者だって」
「無理よ」
リオ「無理じゃないでござるっ。こうやって誰からも認められる特技があればっ」
「そんなものはいないわ」
リオ「きっといるはずでござるっ」
「………料理もいいけど夜伽も覚えなさい」
リオ「そんな、奴隷みたいなこと」
「私たちは奴隷なのよ?」
リオ「違うでござるっ。生まれた時から不自由だなんてこと、あるはずが」
「それが私たちなの」
リオ「拙者は違うでござるっ! 母上のわからずやっ」
「あっ。リオネシア」
リオ「コボルトが性処理に使われるって話は知ってるでござるが」
リオ「拙者は料理ができるでござる。そんなものみたいな扱われ方はないでござろう」
リオ「それに拙者は奴隷なんかじゃないでござる、だから夜伽の必要なんて」
リオ「必要なんて………」
リオ「考える必要なんてないでござるな。それよりも料理の道を精進!」
リオ「森に食材探しでござる」ワフン
リオ「それに森なら四足でも誰も咎めないでござる」タタタッ
リオ「果物、木の実。大量大量でござる」
リオ「魚は少ししかつれなかったでござるが」
リオ「でもこれだけあればいくらでも調理のしようがあるでござるな」
リオ「では、もうそろそろ帰って」
リオ「!」
リオ「あれは美味なキノコっ!」
リオ「運が良いでござるな」ホクホク
リオ「これがあれば母上も大喜び………母上…」
リオ「こ、これは拙者の独り占めでござるなっ」
リオ「………嘘でござる。一人で食べてもきっとおいしくないでござる」
リオ「うん、きっとこれがあれば母上だって笑顔になってくれるでござるな」
リオ「では、急いで帰路につくでござる」
リオ「ただいまもどったでござる、母上!」
「あ、ちょうど来ましたね」
リオ「母上?」
奴隷商「こいつで?」
「はい」
リオ「に、人間が、なぜここに?」
奴隷商「ではこれが代金で」
リオ「母上? なぜお金を受け取っているのでござるか? な、なんでござるか?」
「リオネシア」
リオ「わけがわからないでござるっ」
「これが私たちの幸せなの」
リオ「嘘でござる」
奴隷商「さぁ、行くぞ」ガシッ
リオ「離すでござるっ! 母上っ! 母上っ!!」
リオ(そうして、連れられた先は檻の中)
リオ(料理は得意でござったが、夜伽は苦手でござる拙者は愛好家からは目を付けられずに売れ残っていたでござる)
リオ(そうして現れたのが主君殿)
リオ(やはり主君に値する人もいたでござるよ)
リオ(拙者をちゃんと見てくれる人がいたでござるよ)
リオ(拙者は奴隷では、ござらぬよ母上)
男「さて、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【村の警備】技×20
【薬剤調合】知識
>>465
今日はここまで
おやすみなさい
【村を発展させる】 リオ
リオ「主君殿主君殿」スリスリ
男「なんだ」
リオ「拙者、立派に成し遂げてみせるでござるよっ」
男「今日はやる気にあふれているな。良いことだ」
リオ「なんせ、拙者主君の懐刀でござるっ」
リオ「拙者は主君の忠実な僕でござるからっ!」
―――
――
―
【成功】
リオ「わふんっ。今週も完璧にこなしたでござる」
男「さすがのものだな。コボルトはみんなそんなに手先が器用なのか?」
リオ「拙者の修行ゆえにでござるから、コボルトが、ではなく拙者が凄いのでござるよ」
男「なるほどな」
リオ「だから、褒美になでなでを所望するでござるっ」
男「金がかからなくていいことだな」
村Lv2【260/300】
~4年目 第2週 休日~
ドラコ「あん? 俺が捕まった理由?」
お嬢「えぇ。あなたほど強ければそう簡単に捕まらないのではなくて?」
ドラコ「まぁな! と言いたいがあの頃の俺は強くはねぇな。強いと勘違いはしていたけど」
ドラコ「力量を勘違いしたバカが、後先考えず復讐のために、人間に喧嘩を売った。あとは分かるな」
お嬢「でも、それがなければ私たちは出会ってませんのね。おそらくわたくしも生きてはいないでしょうし」
ドラコ「人生何があるかわかんねぇな。俺を買った奴が姉貴の連れだったとは思わなかったな」
ドラコ「運が良かったんだろうな。俺たちは」
お嬢「ですわね。今までひどいことばかりでしたが」
ドラコ「どっこい、今は生きてて幸せだ。これ以上望むことは?」
お嬢「たくさんありますわ」
ドラコ「だろうな。まぁ、とりあえず今望むことは」
ドラコ「乾杯」
お嬢「乾杯」
男「昼まで寝てるとさすがに頭が痛いな………」
男「だがこのまま怠惰に過ごすわけにもいくまい、さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>475
ミーア「ひぐっ、ぐすっ」
メイド「!」
メイド「どうしたのですか?」
ミーア「あ、メイドしゃん………」
メイド「ほら、これで鼻をかんでください。不細工な面は衆目に堪えませんわ」
ミーア「ふぁい」チーン
メイド「それで、なぜ泣いていたのかしら。客が何かしたのかしら」
ミーア「ち、違います。ちょっと昔のことを夢で見ちゃって」
メイド「思い出して?」
ミーア「はい………」
ミーア「助けてもらった人を、私が助けれなくて、助けにいけなくて」
ミーア「私が不甲斐なくて」
メイド「………」
メイド「えぇ、不甲斐ないですね」
ミーア「そ、そうですよね、わた、わたしは」
メイド「私は、天涯孤独の身でしたが、拾ってくださったご主人様への大恩をお返しすべく、努力をしました」
メイド「ただのちっぽけな目つきが悪いだけの小娘だった私がご主人様を助くべく血反吐を吐いてここまで来たのです」
メイド「そんな私からみれば過去を振り返ってぐじぐじ一人で涙を流すなんて唾棄するほどの不甲斐のなさですわ」
ミーア「うぅ、ひぐっ」
メイド「ですからっ」バンッ
ミーア「ひっ」
メイド「変われるのだから、なぜ変わらないの。私は立ち上がって歩く奴の手は引くけど、座り込んで泣くだけの奴に手は貸さねぇよ」
メイド「立って、歩いて、迎えに行けば良い。一緒に行ってあげるから」
ミーア「メイド、しゃん」
メイド「それに、言えば助けてくれるような奴ばっかりがここにいるわよ。ご主人様を含めてね」
ミーア「でも、いいんでしょうか」
メイド「良いも何も、それが私たちの目標、ですわよね。ご主人様」
男「! 気づいていたのか。いや、なに聞き耳を立てようとしていたわけではなく、偶然耳に入ってだな」
メイド「それはどうでもいいですわ。私たちの目標は亜人の救済。ミーアと私たちの道は変わらず。つまり力を貸さない理由がない」
男「むしろ進んで助けにいくのが我々の指針だ。任せろミーア。助けたい人がいるなら助けに行く。だから力を貸セ」
メイド「えぇ、任せてください」
ミーア「よ、喜んでっ」
ミーアの愛情度【180/300】
メイドの愛情度【170/300】
~4年目 第3週~
メル「ふわぁ」
メル「今日もぽかぽかなの~」フワフワ
ドラコ「相変わらずだな。メルメル」
メル「わ~、ドラコなの~」
ドラコ「そんなにのんびりしてると、怖い奴に捕まえられちまうぞ」ケラケラ
メル「それは困るの~。今度は騙されないの~」
ドラコ「あん? 今度は?」
メル「悪い人についてったら~。メルは売られちゃったの~」
メル「もうメルは騙されないのよ~」
ドラコ「………もう経験積みなのかよ」
メル「ネオメルメルは疑い深いのよ~」
古書娘「あ、メルメルではないですか。甘いお菓子が手に入りましたのでご一緒にいかがですか」
メル「わぁい~」パタパタ
ドラコ「心配だな」
男「さて、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【害獣退治】警備
【開発補助】知識
>>479
村の発展リオ
リオ「拙者、推参っ」シュタッ
男「扉から入ってこい」
リオ「でも屋根裏から登場って、忍者らしくないでござるか?」
男「詳しくないが、忍者だって呼ばれればふつうに扉から入ってくると思うぞ」
メイド「ご主人様」シュタッ
男「なぜ、お前まで屋根裏から入ってくる」
メイド「メイドだからですわ」
男「さすがにメイドが屋根裏から入ってくるのはおかしいと思う」
メイド「泥棒がいたので捕まえておきましたわ」
くノ一「むぐー、むぐー」ジタバタ
リオ「に、忍者っ」
男「とにかく、お前は仕事にいけ」
―――
――
―
【成功】
リオ「床下から現れるのは忍者らしくないでござるか?」
男「忍者というものを発明家に聞いてくればいいと思うが。本場の人間だし」
リオ「拙者も一度行ってみたいでござるなぁ。東洋ではガマに乗って移動して、白い顔をした人間がもてなしてくれるらしいのでござる」
男「そうなのか? 聞いたことなかったな」
リオ「こないだ見た本に書いてあったでござる」
村Lv2【290/300】
~4年目 第3週 休日~
ナグ「ぐ、ぐぅっ」ズキンッ
ナグ(古傷が痛む………鏡でこの醜い体を見るたびに、声をあげて傷が叫ぶ)
ナグ「ぐ、ぐうぅっ」
ナグ(これも、全て人間の―――)
「戦傷が誉れか、戦傷も負わぬほどの武功が誉れか」
ナグ「………」
「まぁ、共に誇るべきことではある」
「では、逃げ傷と傷を負わぬように逃げ回ること、どちらが恥か」
ナグ「………共に恥だ」
「だが命あっての物種とも言うだろう」
ナグ「我らオークに…逃走はない」
ナグ「………人間に、毒されているのでは……ないのか」
「手厳しいな。だが前者は一度は立ち向かっている。俺はそのことを評価したいね」
ナグ「戦士なら……戦にて果つるべし……」
「ナーグルは典型的なオークの考え方だな」
「だけど俺は守れるものを守れないことに意味はないと思ってる」
「死なない事に徹して、目的を果たす人間達の考えは取り入れるべきだとは思うけどな」
「逃げ傷は引き際を心得た賢者の傷だ」
ナグ「………愚者の……考えだ」
「かーっ。やっぱり、問答は無用ってことか」
ナグ「……それより………鍛錬だ」
「はいはい。やれやれ、オークにも聡明な軍師が必要だと思うけどなぁ」
ザワ……… ザワザワ
ナグ「森が……鳴いてる…?」
「! ナーグル、村に戻って伝えろ。人間達だ」
ナグ「私たちで……殲滅すべき。時間がない」
「被害は最小限にとどめるべきだ。そのために一旦村に戻って」
ナグ「……被害は……私だけだ…っ」タッタッタ
「あぁっ、くそっ」
「死ぬなよナーグル」
ナグ「はァああっッ!!」グオンッ
「お、オークだっ!!」
ナグ(思ったより数は多い。だが私一人で半分は、削れるか)
ナグ「命を…賭せば」
ナグ(不退転、不惜身命であれば)
ナグ「………」ゴクッ
ナグ「きっと、私はこの日のために生まれてきた………のだっ」ブオンッ
ナグ(だから迷いなんて………ない…ッ)
ナグ「来い人間……生を抱いて、剣が握れるか…?」
ナグ「はぁっ、はぁっ」
ナグ(思ったよりも強い)
ナグ(このまま抜かれれば、村は………)
ナグ「役目を全うしなけれ……ば」
トスッ
ナグ「ぐっ………ぎぃっ」
「今だやれぇっ」
ザシュッ
ナグ「は、はぁ」
ナグ「命を、賭して」
クラッ
ナグ(視界に、夜が降りてく、る?)
ナグ(私は………死ぬ?)ゾクッ
ナグ(………………怖い)
ナグ「い、いやだっ」クルッ ダダダッ
「オークが逃げるぞっ! もう一度矢を打てっ」
トスッ
ナグ「ぎぃっ」グラッ
ドンッ
ナグ「い、いやだ。死にたくな」
「よし、網をかけろ。鎖を持ってこ―――」ボキッ
「だろ? それが当たり前なんだよ」
ナグ「なっ、助けに……きたの……か?」
「逃げろナーグル。村のことは大丈夫だ。あいつらはたどり着けねぇから」
「ほら、早く逃げろナーグル。命がありゃできることはいっぱいある」
ナグ「わ、わかった」ガクガク
ナグ「すまな………すまない」フラフラ
「おいっ、もう一人のオークが逃げ―――」グシャッ
「おっと! オーク相手によそ見は禁物だぜ?」
「特に死を覚悟したオーク相手にはなぁっ!!」ブオンッ
ナグ(ダメだ、血が足りない)
ナグ(夜が、もっと暗く、視界を染めて)
ナグ「………ぅあ」バタンッ
ナグ「………生きて」ガシャンッ
ナグ「!」ガシャンガシャンッ
ナグ(動けな――)
「おい、オークが暴れてんぞ」
「あれだけ手負いになりゃ、獣だって動けやしねぇよ。ほっとけほっとけ」
ナグ「くっ」
ナグ(檻の中か。足まで鎖に縛られて………這うしかない)」ガシャンッ
「………」
ナグ「!」
ナグ「お前も……生きてたのか」
ナグ「体力が……回復すれば………私とお前で………」
「………」
ナグ「………おい」
「………」
ナグ「………………」
ナグ(その体に逃げ傷は一つもなかった)
―――
――
―
ナグ「はぁっ、はぁっ」ポタ ポタ
ナグ「この傷は………愚者の傷だ………」
ナグ「ぐぅ…ッ………恥ずべき傷だ」
ナグ「こんな傷を負って」ハァハァ
ナグ「生き恥を晒して」
ナグ「戦士の入れ墨も焼き印で消されて………」
ナグ「私は………私は………」
ナグ「私は……なんだ?」バタンッ
男「さて、今日は何をするかな」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>490
4ナーグル
お話
今日はここまで
ナーグルのメンタルケアはまた次回に
乙乙
コンコン
男「………」
コンコン
男「………ん? 留守か?」
ガチャ
男「鍵は開いてる………が」
ナーグル「………」グッタリ
男「!」
男「おい、ナーグル! おいっ」
男(なぜナーグルが半裸で倒れている!?)
男「返事をしろっ」ユサユサ
男「体が冷え切っている。いつからこうなっていたんだ?」
男「えぇい、暖めるのが先決だが………ふんっ」
男「ダメだ、持ち上がらない。仕方ない、お湯を沸かして部屋を暖めるか」
男「どうしたんだ、ナーグル」
ナグ「う、うぅ……」
男(うなされている…。風邪か?)
男(風邪なら六瓢連のところにいかねばならぬが)
ナグ「や、やめて、やめて…」
男「ナーグルを一人にするわけにはいくまい」
男「メイド」パチンッ
タッタッタッタッタ
シュタッ
メイド「ここに」
男「急に呼び出して悪かったな」
メイド「いえ。ところで………な、な、ナーグルの服を脱がして!」
メイド「なんて古典的な勘違いは置いておきまして、これは………」
男「六瓢連に風邪薬をもらってきてほしいのだが」
メイド「………………風邪ではありませんね、おそらく」
男「では、一体」
メイド「心労でしょうか。うなされていますし」
メイド「体より心に難あり、といったところでしょうか。心当たりは?」
男「やけに自己評価が低い。ぐらいか」
メイド「精神になにかあるみたいですわね。とりあえずこのまま休ませておくのが吉ですわ。何かあってはいけませんし、ご主人様は傍で見ていてあげてください」
メイド「夜になっても目を覚まさなければ、別に手をうちましょう」
男「了解した。本当に助かった」
メイド「いえ。それが私の役目ですから」シュバッ
ナグ「………ァ!」ガバッ
ナグ「はぁ、はぁ」
男「起きたか」
ナグ「!?」
ナグ「なぜ、ここに」
ナグ「………!」ハンラ
ナグ「き……貴様」
男「まて、半裸は元からだ。私ではない」
男「家に入ったらお前が倒れていてな」
ナグ「………………」
ナグ「……すまなかった」
男「体調が悪いのか?」
ナグ「…いや………大丈夫だ」
男「では?」
ナグ「……なんでもない」
男「なんでもないことはないだろう」
ナグ「………………」
男「無理に話せとは言わないが、貴様を心配するやつが私を含めて何人かいるのだ」
男「よかったらでいい。教えてくれ」
ナグ「………この傷だ」
ナグ「私のこの醜い傷をつけたときのことを………今でも思い出す」
ナグ「心も体も……安々と傷は癒えてくれない。過去は私にしがみ付いて離さない」
ナグ「……いや……私が離さないのかも……な」
男「亜人のことなら気負うことはない。私も協力する」
ナグ「……違う………そうじゃない」
ナグ「あれは……方便だ………亜人を助けるだなんて………」
ナグ「立派な……強そうな………そんなことを言って隠してただけだ………」
ナグ「……本当の私が………弱いことを」
ナグ「……戦うのが怖い………死にたくない………」
ナグ「……でも、死んでほしくない………皆」
ナグ「臆病者だ……口ではなんとでも言う………そんな」
男「それが当然だ。私だって、死ぬのは怖い」
ナグ「……でも………私よりましだ」
ナグ「……立ち向かって………助けて」
ナグ「今だって………みんなのために…」
ナグ「私は……他を遠ざけて………弱いことを……隠して」
ナグ「大切なもの……が………できないように……逃げて」
男「この前の事件。死ぬことが怖い臆病者があんなことするか?」
ナグ「あれは………必死だった……目の前で………あんなこと」
男「昔のナーグルがどうかはわからない」
男「だが今のナーグルがあの娘を助けたことは知っている」
男「ナーグルは人が傷つくのが怖いとても優しい臆病者だよ」
ナグ「………男」
ナグ「いや……違う………私は」
男「私はそう思っている。始めから逃げたやつに傷はつかない」
男「傷は立ち向かった証だろう?」
ナグ「………勝手に、つけられる傷もある」
ナグ「………誰かのせいで……負う傷もある」
ナグ「傷が……立ち向かった証だなんて………詭弁だ」
ナグ「………もう…私のせいで………誰かを傷つけたくない」
ナグ「……目と……耳を…塞いで………座り込んで…いたい」
男「それでもいい。今はそれでもいい」
男「武器を振るうだけが戦いじゃない」
男「この先、平和になったあと。武器を振るうよりも大切なことがいっぱいできる」
男「そのとき、ナーグルに先生になって欲しいと思っている」
ナグ「……無理だ。私には」
男「ナーグルだからいいんだ」
男「平和を願うナーグルだから、子供達にそれを教えてほしいんだ」
ナグ「………………無理だ」
男「できる」
ナグ「……できない」
男「してくれ」
ナグ「…いやだ」
男「頼む」
ナグ「断る」
男「ナーグル」
ナグ「やめろっ」
ナグ「こんな……こんな……私に…優しくするな……ッ」
ナグ「私の……心を………壊すな…っ」
男「ナーグル………」
男「わかった、今日は帰る」
男「とりあえず、今日は冷えるから、暖かくするんだ。いいな?」
ナグ「………」コクッ
男「それではな」
ナグ「………」
バタンッ
ナグ「……こんな……私に………優しくしてくれるな」
ナグ「……私は………許されては………いけないんだ」
ナーグルの愛情度【130/300】
~4年目 第4週~
ベル「僕は生まれたときから不幸だって胸を張って言える」
ベル「普通のスライムと普通のスライムの間に生まれた僕は普通のスライムじゃなくて。皆みたいに柔らかい体を持ってなかった」
ベル「その結果何があったかなんて言うまでも無い。迫害さ」
ベル「苛めなんてもんじゃない。僕はそもそも命として認められてなかった」
ベル「分かるかい? 他の子供が無邪気に遊ぶ中。他のスライムの目を盗んで食料を得る生活」
ベル「雑草ですら、僕が所持するのは許されていなかったのさ」
ベル「つねに空腹に襲われた中、嬉しそうに笑うほかの子供を見て思ったものさ」
ベル「他と僕。何が違うんだい」
ベル「他は水、僕は氷水。ただそれだけ」
ベル「話す言語や、考えだって同じなのに」
ベル「なんで僕に笑顔は向けられないんだい。なぜ嘲笑や怒りしか向けられないんだいってね」
ベル「今思えば理由なんて特にないのさ。誰かがそうしたから自分もそうする」
ベル「それだけなのさ」
ベル「ふふ、奴隷のほうが幸せだったくらいさ」
ベル「奴隷という存在で僕を認めてくれる。僕は奴隷としてならいていいんだってね」
ベル「あの頃は生きていきたいと願う希望よりも、死んでしまうかもしれないという感覚のほうが僕にとっての現実だった」
ベル「そう、体を構成する水が枯れ、死が現実として僕を覆い始めたころ」
ベル「“心優しい”誰かが僕を人間に引き渡したから僕は生きていれたのさ」
ベル「え? 優しくないだろうって?」
ベル「知ってるよそんなの。でもそのおかげで僕は今ここにいるんだから」
ベル「まぁ、僕を飼った奴隷商人はひどいものだったけどね。でも毎日少しでも水が出るなら、前よりは幸せさ」
ベル「痛いことはいっぱいあったけどね………」
ベル「檻の中で、鞭で打たれながら思ったものさ」
ベル「男性の慰め物でもいい。偽物の愛でいいから注いで欲しいってね」
ベル「もちろん今はごめんさ。君のだって気まぐれじゃないとしない」
ベル「おっと、僕が君の事を好きだなんて勘違いはよしてくれよ? うん、わかってるならいいんだよ」
ベル「愛は幸せだって。今でも信じてる。生娘が恋を想うようにね」
ベル「始めは君の言葉に愛をひしひしと感じたものさ。これから僕は幸せになるんだってね。死に際の夢じゃないかって何度も疑ったものさ」
ベル「君の甘い囁きに体が沸騰しそうだった。だから君がそうしたとき。今までで一番痛かった」
ベル「うん、心も」
ベル「思わず性格が変わってしまうぐらいにね」
ベル「そんな泣きそうな顔しないでよ。僕が苛めているみたいじゃないか。そんなつもりはないんだよ」
ベル「でも罪悪感を感じるなら僕を幸せにしなよ。それが贖罪ってやつさ」
ベル「君の変態的な欲望を受け入れたんだ」
ベル「君は僕をもっと深く深く受け入れるべきなんだ」
ベル「ふふ、どうしたんだい。体が強張っているよ? 嫌かい? でもこれは気持ちいいこと、だろう?」
ベル「はは、こんなことしてるって、知られたらどうなるかな」
ベル「無理やりしてる、だって?」
ベル「ふくくっ。周りはそうは思わないよ。だってそうだろう?」
ベル「任せて。君は僕に罪悪感を積み重ねていけばいい」
ベル「それを頂いて僕は幸せになっていくんだから」
ベル「僕をこう変えたのは君だ」
ベル「恨むなら、君自身をうらむんだね」
ベル「ふくくっ。どうしたんだい? そんな顔して」
ベル「一言でいうなら」
ベル「最悪」
ベル「だね?」
ベル「いいんだよ、いいんだよ。最悪で。ほら、もっと堕ちて、ほらもっともっと」
ベル「僕の中で溺れなよ」
ベル「ぷくくくくっ」
男「………今週が最後か」
お嬢「えぇ。心残りがあるならお忘れなく」
お嬢「それより顔色が悪いですわよ?」
男「疲れだ」
お嬢「体調管理には気をつけてくださいまし。倒れでもしたら笑えませんの」
お嬢「とにかく、今週が最後ですからお忘れなく」
男「そうだな…、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【人材を求める】心×20
【護衛任務】警備
【食品調達】運送
>>503
【村を発展させる】 リオ
リオ「これが最後の仕事でござるかぁ」
男「あぁ、決めてきてくれ」
リオ「この程度、たわいも無い」
リオ「と、言いたいところでござるが、有終の美を飾るべく気を引き締めて参るでござる」
リオ「ににんっ」
―――
――
―
【成功】
リオ「滞りなく」
男「任せて正解だったようだな」
リオ「ご主人様の慧眼ゆえでござるよ」
村Lv2【300/300】
Lv2→Lv3
ドラコ「よし、今度こそ訓練所だな」
道具娘「で、でも生活のためには流通が大事ですし」
ドラコ「今は目先のことだよな。戦いに勝てなきゃ買いもんなんて意味はねぇ」
道具娘「でも、お腹が空いたら元気がでませんよぉ」
ドラコ「飢えてでも戦うぜ」
道具娘「大切なのはご飯ですよぉ」
ドラコ「おい、男」
道具娘「どっちを選びますかぁ?」
男「そうだな」
【訓練所】仕事の経験値が+10される
【商隊】商品が割引される
男「>>506だ」
【訓練所】
ドラコ「っしゃおらぁっ!!」
道具娘「男さんがいうなら仕方ないですねぇ」
ドラコ「やっぱり、わかってんなお前!」
ドラコ「さすが男だぜぇ!!」
【訓練所】ができた
メリー「インタビューでぃす!」
カグヤ「あらぁ? いきなりどうしたのかしらぁ」
メリー「メリーさん達はいわゆる古参なわけです。だからここいらで一丁メリーさんたちのことを周知させる必要があるのでぃす」
メリー「まず第一弾は歩く娼館、カグヤさんに」
カグヤ「私はサキュバスだから種族上エッチなことになっちゃうけど、私自体はエッチなこと好きじゃないのよぉ?」
メリー「体は正直ってやつでぃすね?」
カグヤ「こらーっ」プンスコ
メリー「でもサキュバスなのにエッチなこと嫌いって珍しいですよね。なぜなのでぃすか?」
カグヤ「エッチ自体は否定しないわよぉ? でも恋愛小説家としてエッチがしたいから恋愛するなんてことは否定したいのよぉ」
カグヤ「恋愛は恋愛で素晴らしいものなのよぉ?」
メリー「うーん。メリーさんにはまだよくわからないですねぇ」
カグヤ「メリーさんにもきっと素敵な恋人が現れるわよぉ」
メリー「カグヤさんは昔と比べてなにか大きく変わったことはあるのですか?」
カグヤ「そうねぇ。小説家ってのは変わらないし、変わったことといえばやっぱり人間関係よねぇ」
カグヤ「戦争で散り散りになっちゃったし。かっこいいなぁって思ってた人は、兵隊に頭を」
メリー「おっと! 凄い重い話になりそうだから取材はここまでっ! さらばなのでぃす!!」
男「来週から………」
男「なにかやりのこしたことはないだろうか。しばらく日常は戻ってこないだろうしな」
男「さて」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>511
今日はここまで
おやすみなさい
5 道具屋で必要なアイテムを揃える
道具屋ってプレゼントばっかりなんですけど、必要なアイテムってプレゼントなのでしょうか
最安価かなぁ
では再安価でよろしくお願いします
安価下
シスター「あら。喜捨ならこちらのほうですよ。今なら全財産も受け入れ可能なのでそちらをお勧めしますが」
男「断る」
シスター「冗談ですよ?」
シスター「では懺悔ですか? それか、神に祈るならこちらがおすすめですよ」
男「武器を買いに来た」
シスター「そうですか」
ウニョニョ
ドッペル「ここじゃまずいからこっちに来て」ポチッ
ゴゴゴゴゴ
男「神の像の下に武器を隠していたのか。いいのかそれで」
ドッペル「神様が見守っていてくださるもの」
ドッペル「包丁から、火薬式の銃まで私の顔にかかればなんでもござれで集めたわよ」
ドッペル「どうかしら、街の武器屋に負けない品揃えだと自負してるわ。むしろ勝ってるといってもいいわよね」
男「予想以上だ………」
ドッペル「私に手に入れられないものはないわよ。手間賃さえ貰えれば国王の礼装だって盗んできてあげる」
ドッペル「さて、いらっしゃい。私の店へ。多少値は張るけどそれでも買うべきだって思わせてあげるわ」
男「さて、ふむ…」
鉄の剣 力3 威力4 100G
鋼の剣 力4 威力6 150G
斬馬刀 力4 威力6 200G
斬魔刀 力4 威力8 行動力-5 200G
壁の大剣 力5 威力8 防御力4 300G
フェザーナイフ 技3 威力3 100G
レイピア 技4 威力4 200G
黒いレイピア 技5 威力6 コンマ20以下で敵防御無視攻撃 250G
カタール 技4 威力3 二回攻撃を行う 200G
ダーツ 技5 威力3 敵の装備防御を無視して攻撃を行う 100G
魔術師の杖 心3 魔術+20 150G
蒼玉の杖 心4 魔術ダメージ+3 250G
翡翠の杖 心4 魔術+30 200G
琥珀の杖 心5 魔術+50 300G
鳳雛の杖 心5 魔術ダメージ+5 350G
男「ふむ」
資金494G
>>527
カタール
ミス 斬馬刀 力4 威力8 行動力-15でした
資金494G→294G
ドッペル「まいどあり。で、もちろんまだ買うでしょ?」
男「ふむ」
>>531
蒼玉の杖
ドッペル「ま、これだけもらえりゃ、教会が少しは立派になるわね」
資金294G→44G
男「さすがにもう買えないな」
ドッペル「今度はもっと大金もってきなさい。金の切れ目が命の切れ目になるんだからね」
男「来週から安らかに眠ることはできなくなりそうだな」
男「………いくらこの戦いで、その次の戦いで完勝したとしても戦い続けていればいずれ、後輩と戦うことになる」
男「騎士団が出てくれば、簡単に勝てるとは言えない。勝てるだなんてことも………」
男「いや、勝たなきゃいけないんだ。そのためにできることは、どんなことだってしよう」
男「………………」
男「今日が終わるにはまだ時間はある。最後になにをしようか」
>>534
男が前線に出るのかわからんけど身体を慣らしておいた方がいいのかな
男「久々の戦いだ。体を慣らしておいたほうがいいだろう」
―――
――
―
男「はっ――ふっ―――やっ!!」
男「はぁあっ!」
ズキッ
男「ぐっ――っ」
男「……ダメか………ダメなのか?」
男「この足では、私は」
男「……あいつらを守ることなんて」
男「―――――くそぉっ!」ドンッ
「あなたの願いが、もし、叶うなら?」
男「!?」
男(今、声が聞こえたような)
男(聞き覚えはない。村の住民をすべて覚えているわけではないから確信は持てないが)
男(いや、村の住民だとは思えない。あんなに嬉しそう……悲しそう? いや、なんだあの声は)
男(嬉しそうに嗚咽を漏らすような、苦しそうに笑い声をあげるような歪な声を………人が出せるのか?)ゾッ
「あなたの願いが、もし、叶うなら?」
男「幻聴では、ないようだ」
男(声は森の更に奥から聞こえる………)
男「私の願いが叶うなら、だと?」
男(………神か、悪魔か)
男(この声の下へ行くべきか?)
>>538
行く
男(森を進んでいくと、辺りは光を失い、湿気が増し、踏み折る枯れ枝の音がやけにうるさい)
男(一言で言うなら不気味だった)
男「こんなところにいる奴がまともダとは思えないな」
ザッザッザ
男「………………?」
男(そういえば聞こえた声はあまり大きくない。近くにいるはずなのに、私は今どれだけ森の中に足を踏み入れた?)
男「………いや、声の主が奥に誘っているんだ。そうに違いない」
男「どこまでいけばいい! 私の願いを聞くんだろう!?」
シーンッ
男(音が止んだ)
男(自分の心臓の音すらもかき消すような静寂)
男(その静寂の間を縫ってソレは現れた)
「あなたの願いが、もし、叶うなら?」
男(それは花嫁を模した闇だった。見通すことができない黒のベールが風もないのに揺らぎ、裾が生きてるかのように蠢く)
男(醜悪で身の毛もよだつような………という表現がぴったりだな。陳腐だが)
「あなたの願いが、もし、叶うなら?」
男(攻撃をしてくる気配はない。しかしなんだあれは。亜人ですらない。垂れ下がった舌とこっちを招くような動きをする腕以外は全部黒。いや、逆なのか?)
男(舌と腕だけに色がある?)
「あなたの願いが、もし、叶うなら?」
男「私の願いだと? それはすべての亜人の解放だ」
「あなたの願いが、もし、叶うなら?」
男(叶えてくれるようには思えない。なんども同じセリフを吐くだけだ)
男「どうやら願いをかなえることはできないみたいだな。とんだ無駄足だ」クルッ
「あ な た の ね が い が も し か な う な ら」
男「!!」
「わ た し は あ な た の が ほ し い」
男(後ろにいる。それもぴったり後ろに)
男「わ、私の何がほしい」
「あ な た は な に が ほ し い」
男(質問が変わった………! 願いは私が欲しいもの? 亜人の解放………は欲しいといった表現には当てはまらない)
男(戦う力。あいつらを守る力が欲しい)
男(だが、それを言って私は何が奪われる……!? やつは何が欲しいといった!?)
男(口に出していいのか、願いを………私は!!)
>>541
願っていいのじゃよ
男「私は、戦う力が欲しい。あいつらを守る力を」
「わ た し は あ な た の ね が い を か な え る」
「だ か ら わ た し は あ な た を も ら う」
男「うぐぁっああっ!!」
男(熱い! 足が、足がまるで、溶け)
ドロッ
男「!!」
男(いや、溶けて)
グラッ
男「ぐわぁああぁああああっ!!」
パチッ
男「うあぁああっ!!」ガバッ
古書娘「うるさっ」
男「はぁ、はぁ。こ、ここは?」
古書娘「私の家です。森で倒れてたあなたを連れてきました」
古書娘「秘密裏に」
男「私は、倒れてたのか?」
古書娘「えぇ、まぁ、とりあえず。驚かないでくださいね。叫ばないでくださいね。絶望しないでくださいね」
男「え、あぁ、どういうことだ?」
古書娘「こういうことです」
バサッ
男「―――」
男(足がない………)
男(足があった場所にあるのはゆらゆらと揺らぐ………影)
古書娘「あなたの足。なくなってます」
男「………悪い冗談だ」
魔女「………………」
男「……いたのか」
魔女「………」ナデナデ
魔女「………ごめん」
魔女「………ね」
男「なぜ謝る」
魔女「………止められ」
魔女「………なかった」
魔女「………いや」
魔女「………気づけなかった」
男「どういう、ことだ」
古書娘「責めないでください」
男「いや、責めてはいない。知っているのか、あれを」
魔女「………うん」
魔女「………だって私」
スッ
魔女「………一緒だから」
男「!!」
男(魔女がマスクを取り、口を大きく開ける)
男(そこにはあるべきものがなく、黒い舌だけがウネっていた)
魔女「………私は」
魔女「………禍舌の魔女」
魔女「………万喰い」
魔女「………そう、呼ばれてる」
魔女「………これのせいで」
男「あの影と、会ったのか」
魔女「………私の願い」
魔女「………ご飯が食べたいだった」
魔女「………舌がとられて」
魔女「………なんでも食べれるようになった」
魔女「………でも」
魔女「………味しない」
古書娘「あのくそったれは願いをかなえるために体の一部を自分のと交換してくるのです」
古書娘「この子は何でも食べれる力を舌と引き換えに」
古書娘「………できることなら私が契約したかったのですが。この子のために」
魔女「………お姉ちゃん」
古書娘「叶え方は望ましいものではありません。ですが、願いはきっちり叶っています。この子はもう飢えることはない」
男「私は………叶えてもらっているのか?」
古書娘「あなたは何を?」
男「私は、戦うための力だ」
男「………でも、こんなんじゃ戦えないじゃないか」
メイド「お父様」
男「………メイドか」
メイド「話は聞きましたわ。よくわかりませんでしたが」
男「だろうな」
メイド「でも、お父様はお父様です。私にとっては変わりません」
メイド「これからもずっとあなたを支えていきます」
男「………」
メイド「車いすを用意しています。帰りましょう」
男「………あぁ」
~4年目 第5週~
男「模擬戦?」
お嬢「えぇ。個々の戦いは慣れているでしょうがこれは戦争です」
お嬢「いくらあなたでも練習がいると思いますわ」
男「確かにな」
男「それに今の私では戦えない。後ろに引いていたほうがいいだろう」
お嬢「では、こちらで説明を」
メイド「はい。説明を賜りましたメイドです」
メイド「部隊を従えて戦う場合、個々人の力がはっきりと出る事はありません。ですが、指標として」
メイド「心→指揮 技→知略 体→戦闘 のように対応する能力が高いほど、結果も大きいものとなっていきます」
メイド「ですので部隊の数はミーアやメルメルが」
メイド「策略ではリオネシアが」
メイド「戦闘ではドラコやナーグルが活躍しやすいのです」
メイド「百聞は一見にしかず。まずはやってみましょうか」
ミーア「み、みんな! 私に任せて!!」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】
リオ「この時を待っていたでござる!!」兵力200 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】【毒びし】【変わり身】
ドラコ「はっ! もっと声を張りやがれお前ら!!」兵力200 戦闘力 50 指揮力1 策略【一騎当千】
メイド「はい、ではこちらをご覧ください」
メイド「兵力、戦闘力、指揮力がありますね」
メイド「兵力はおおよそ体力。戦闘力はダメージの基本、指揮力は行動順と考えてもらえれば十分です。大きいに越したことはありませんね」
メイド「策略は一戦闘に一度づつしか使えない代わりに通常攻撃よりも大きな効果を発揮します」
メイド「次に通常攻撃についてですが」
メイド「通常攻撃は 突撃 乱戦 殲滅 防衛の4つの選択肢の中から一つを選びます」
メイド「突撃は相手に大きな損害を与えますが、こちらもそれなりの被害を受けることになります」
メイド「乱戦は相手にほどほどの損害を与えますが、こちらも多少の被害を受けることになります」
メイド「殲滅は兵力が勝ってる場合のみ大きな損害を与え、被害を最小限に収めることができますが、逆に兵力が相手より劣っていれば多大な被害を受けることになります」
メイド「防衛は相手からの被害を抑える代わりに反撃のみでしか相手に損害を与えることができません」
メイド「ものは試しで、それでは私がお相手しましょう」
メイド「私は戦いでも完璧なのですよ」兵力1000
ミーア「怯えてなんかいられないっ!!」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】
リオ「疾風のごとくあればっ」兵力200 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】【毒びし】【変わり身】
ドラコ「楽しくなってきたんじゃねぇか?」兵力200 戦闘力 50 指揮力1 策略【一騎当千】
ミーア達の行動>>554
乱戦
メイド→行動なし
ミーア→乱戦
リオネシア→乱戦
ドラコ→乱戦
行動順 メイド→リオネシア→ミーア→ドラコ
メイド「全軍停止してください」 行動なし
リオネシア「皆! 我々の力を見せてやるでござるよ!!」乱戦
メイド兵力1000→980
ミーア「皆さんっ、お願いしますっ」乱戦
メイド兵力980→930
ドラコ「お前らっ! 俺に続けぇ!!」
メイド兵力930→830
メイド「今回は反撃はありませんでしたが、実践では手痛い反撃を受けて、責めているのに負けたなんてことがあります」
メイド「そのために大切なのが策略です」
メイド「今ある策略の説明ですが」
メイド「【奮起】兵力の回復 【疾風】行動順を無視して行動する 【毒びし】攻撃を行う敵部隊の兵力を減少させる 【変わり身】敵の攻撃を中断する 【一騎当千】敵部隊1つに強力な攻撃を行う」
メイド「それではドラコで一騎当千を行ってみましょう」
メイド→防衛
リオネシア→行動無し
ミーア→行動無し
ドラコ→【一騎当千】
行動順 メイド→リオネシア→ミーア→ドラコ
メイド「敵の攻撃に備えてください」防衛
リオ「しばし休息でござる」行動無し」
ミーア「す、ストップです!!」行動無し
ドラコ「しゃあぁっ! 俺らの力を見せてやるぜぇ!!」 策略
ドラコの【一騎当千】
メイドの兵力830→530
メイド「はい、この様に策略は敵から反撃も受けず、一方的に行動を行える切り札というわけです」
メイド「それではあとは自由に行動をしてください」
ミーア「えっと、こ、これが一番です!!」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】
リオ「日輪は我らにあり!」兵力200 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】【毒びし】【変わり身】
ドラコ「余裕余裕♪」兵力200 戦闘力 50 指揮力1 策略
ミーア・リオネシア・ドラコの行動>>557
ミーア乱戦
リオ毒びし
ドラコ突撃
メイド「全軍、攻撃に備えてください」 防衛
リオネシア「敵軍の逃げ場をなくすでござるよっ!!」 策略
リオネシアの【毒びし】
敵部隊はの周りに毒びしが撒かれた
ミーア「み、皆さんいきましょうっ」 乱戦
メイドの兵力530→500 ミーアの兵力500→370
ドラコ「お前ら! 獲物を手放すなよ!?」
メイドの兵力500→420 ドラコの兵力200→70
メイド「次のターンで終わりにしましょう、耐えてくださいね」
ミーア「えっと、こ、これが一番です!!」兵力370 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】
リオ「日輪は我らにあり!」兵力200 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】【毒びし】【変わり身】
ドラコ「余裕余裕♪」兵力200 戦闘力 70 指揮力1 策略
ミーア・リオネシア・ドラコの行動>>558
メイド→特攻
リオネシア→【変わり身】
ミーア→特攻
ドラコ→防衛
メイド「皆さん、敵を撃ち滅ぼしましょう」特攻
リオネシアの毒びしの効果
420→370
リオ「おぉっと! 好き勝手はさせないでござる!!」 策略
リオネシアの【変わり身】
メイドの攻撃は中断された
ミーア「み、みんなっ。いいい、いくよっ!」 突撃
メイドの兵力370→290 ミーアの兵力 370→180
ドラコ「お前ら、敵の攻撃なんてはじき返しちまえよっ」防衛
敵戦力290
味方戦力 450
【ミーア達は勝利した】
メイド「以上が戦いの流れとなります」
メイド「それではお疲れ様でした」
~4年目 第5週 休日~
メリー「そいつが聞きたいんっ メリーさんっのお時間、ディス!」ビシィッ
白鞘「………なんじゃ?」ギロッ
メリー「ひぃっ!!」
メリー「ほほほ、報道は圧力に負けやしないのででで、デース!」
メリー「こ、これつまらぬものですが」
白鞘「! 酒か! お主礼儀ができているようじゃなっ! かっかっか!!」
メリー(やっぱり酒でなんとかなるでぃすね)
メリー「あの、白鞘童子さんの昔ってどんな感じか、教えてもらいたいのですが」
白鞘「ん? 儂の話を聞きたいのか? まぁ、いいじゃろう」
白鞘「今はこんななりじゃが、本来の儂はもっと大きくてな。胸も尻も扇情的じゃったのじゃぞ?」
白鞘「あの男とナージャに腕を斬られてから休息のためにこんな姿にはなってしまったがの」
メリー「し、白鞘童子さんはすっごい強いと思うのですが、なぜ男さんたちに負けたのでぃすか?」
白鞘「負けておらんわ!!」ドンッ
メリー「ひぃっ」
白鞘「あれは引き分けよ。儂は腕、あやつは足。痛み分けよ。痛み分け」
白鞘「まぁ、あいつらは強かったのぅ。ま、その強者二人がかりでないと引き分けにならない儂がどれだけ強いかは言うまでもないなっ」
白鞘「それに儂の愛刀、天下に名響く、三千世界鳥波風歌八丁仏があるからして、鬼に金棒とも言え」
メリ(あ、これ話長くなるやつでぃすね?)
白鞘「この刀の名前の由来はの、この世界に届かぬ場所無しといわれるものと同じくらい、この八丁仏から逃れられるものはおらぬという」クドクド
メリー(………帰りたいでぃす)
男「車いすの扱いにも少し慣れてしまったな………」
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>565
4
足を失ったことに対する奴隷達の反応
今日はここまで
おやすみなさい
ドラコ「後ろから指示してばっかで姿見せねぇけど、なんだ、またなんかあったのかよ?」
ミーア「け、怪我ですか!?」
ベル「うわー しんぱいだなー」
メル「怪我ならメルが痛いの痛いのとんでいけーするのー」
ニケ「私も痛いの痛いの飛んでいけするよっ!! びゅおーんっ!」
ジョゼ「でも怪我と決まったわけじゃないわよ~」
ナグ「…病気……か?」
メイド「怪我でも病気でもありませんが………似たようなものです」
メイド「では、来てください。ご主人様」
キコ…キコ
男「久しぶりだな」
ミーア「え、えぇ!?」
ドラコ「足がねぇ………!」
ベル「なにそれ、スライムデビュー?」
メル「わー、うねうねしてるの~」
ニケ「人間ってあんな風になるんだねっ!」
ジョゼ「さすがにならないと思うわ~」
メイド「………思ったより評判は悪くないみたいですね」
男「良くもないだろう」
男「見ての通り、足を無くした」
ドラコ「足を無くしたって、そんな落とし物みたいに言われてもちょっとわけわかんねぇんだけど」
ベル「というか、それなに?」
男「………なんだろうな」
ミーア「い、痛くないんですか?」
男「不思議なことに痛覚はある。だが、自由に動かしたり、立ち上がったりは出来ないみたいだ」
男「これでは戦えないナ」
リオ「やけにあっさり言うでござるな………」
男「………一週間もあれば現実が目に入る」
ミーア「あ、あの!」
男「なんだ」
ミーア「そ、その姿は不便だと思うからっ。わ、私が身の周りのお世話を」
メイド「私がしてます」
ミーア「でもっ、メイドさんも忙しそうですし」
リオ「いきなり休みをとったのはこれが原因でござるか」
ミーア「む、むむむ」
メイド「………ふっ」ニヤリ
ドラコ「でもよう。メイドが四六時中ついてるわけにもいかねぇだろ。少しぐらいは俺たちが面倒みるぜ?」
ミーア「そうです! そ、そのとおりですっ」
ジョゼ「確かにそうですね~。メイドさんにも生活がありますし~」
メイド「いえ、大丈夫です」
ニケ「私たちにお任せだよねっ!!」
ベル「なんで僕を見るのさ。僕やんないよ?」
男「ふむ。その通りだな。いやでも私一人で」
ミーア「歩けないとおトイレが大変だと思います!!」
ドラコ「なんで真っ先にトイレの心配がでるんだよお前は。いや、確かにそうだけど」
メル「男ちゃんも、甘えていいんだよ~?」
男「………では、頼めるか?」
メイド「!!」ドンドンッ
ミーア「ふふっ」ニヤリッ
メイド「!」ギロッ
ミーア「ひぃっ」
ドラコ「んで、俺と」
ミーア「はい! はい!」ピョンピョン
ニケ「私にお任せっ!!!」
ナグ「………」
ドラコ「ナーグルが志願するって珍しいな」
ドラコ「にメイド含めた5人か」
男「でも、本当にいいのか?」
ドラコ「いちんちぐれー、どうってことはねぇよ」
ニケ「安心して私にお任せだよっ」
男「一番安心できないのがニケライトなんだが」
ニケ「がーんだよっ!!」
男「こう、なんというか気恥ずかしいものがある」
メイド「でしたら、私だけに」
男「が、好意を受け取らないわけにはいかないな。頼んだ」
メイド「わ、私だけの………」ズーン
~4年目 第6週~
お嬢「いよいよですわ」
男「しかし、いいのか?」
お嬢「えぇ、家族の絆なんてものは元から持ち合わせていませんの」
お嬢「私の家族は民。義務と誇りは血よりも濃く、優先されるものですわ。我々貴族においては」
お嬢「さぁ、参りますわよ。私たちの民を救い」
お嬢「堕落し、悪しき心に染まった人間の打倒へ」
男「あぁ。行こうか」
メイド「第一部隊奇襲成功。最前線となった村には申し訳ありませんがこのまま制圧させていただきましょう」
男「人道、良心に反する行為は禁止する。厳罰をもって対処だ。例外はない。繰り返し言うが例外はない。そして厳罰も処刑以外ない」
お嬢「我々はテロリストではないのですから、必要以上に恨まれる行為はするべきではない」
お嬢「胸に誇りを、足には意思を。それが私たちですわ」
メイド「はい。ただちに全軍に通達を。命令を徹底させますわ」
メイド「数名、違反者が出ました。ですので直ちに私共で制裁を行いました」
男「大丈夫だったか?」
メイド「えぇ、私たちはすでに覚悟を決めているので。味方に刃を向ける覚悟を」
メイド「それよりも遠くで敵部隊を確認。ただの反乱とみてあまり数は見えませんが」
メイド「迎え撃ちますか?」
男「あぁ、もちろん」
メイド「では、率いる者をお選びください」
【ミーア】兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
【リオネシア】兵力200 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】(味方部隊の行動順を最初にする)【毒びし】(行動した敵の兵力を削る)【変わり身】 (敵部隊一つの攻撃を無効にする)
【ドラコ】兵力200 戦闘力 50 指揮力1 策略【一騎当千】 (敵部隊一つの兵力を削る)
【メルメル】兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】(味方部隊一つの兵力を回復する)
【ナーグル】兵力300 戦闘力40 指揮力1 策略【投石】(敵部隊一つの兵力を削り、行動順を最後にする)
【ベルグレイン】兵力300 戦闘力20 指揮力2 策略【離間工作】(敵部隊一つの兵力を削り、自分の部隊の兵力を回復させる)
【ニケライト】兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
【ジョゼット】兵力300 戦闘力20 指揮力3 策略【捕縛】(敵部隊一つの兵力を削り、この策略で敵部隊を撃破できた場合資金が手に入る)【毒びし】(行動した敵の兵力を削る)
>>577(三名)
リオネシア
ナーグル
メルメル
リオ「主君を守る黒き刃! 参る!!」兵力200 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】【毒びし】【変わり身】
ナーグル「これが戦士の役目だ」兵力300 戦闘力40 指揮力1 策略【投石】
メル「わくわく~ はしないかな~」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】
メイド「敵は2部隊、戦力は………」
敵部隊1 兵力400
敵部隊2 兵力400
メイド「全体的では数は勝っていますが、個々で見るとやや危ないかもしれませんわね」
メイド「それではご命令を」
男「あぁ。全軍、気を引き締めていけ」
メイド「………敵部隊1は突撃陣形をとろうとしていますわ」
メイド「では、各部隊に命令を」
リオ「むむむ、これは厳しいかもしれぬでござる」兵力200 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】【毒びし】【変わり身】
ナーグル「安心しろ………私が…捻りつぶす」兵力300 戦闘力40 指揮力1 策略【投石】
メル「わわ、敵さんが多いの~」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】
陣形 突撃 乱戦 殲滅 防衛
>>581 (各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
リオ毒びし
ナーグル投石
メルメル乱戦
リオネシア→毒びし
ナーグル→投石
メルメル→乱戦
敵部隊1→突撃
敵部隊2→殲滅
行動順 リオネシア→敵部隊1→敵部隊2→メルメル→ドラコ
リオ「ふふんっ。拙者の妙技! とくとご覧あれ! で、ござるよ♪」策略
リオネシアの【毒びし】
敵部隊の周りに毒びしが撒かれた
敵部隊1の突撃
リオネシアの毒びしの効果
400→350
敵部隊1の突撃
ナーグル「ぐっ………!」
ナーグルの兵力300→140 敵部隊1の兵力350→230
敵部隊2の殲滅
リオネシアの毒びしの効果
敵部隊2の兵力400→350
リオネシア「んなっ! 囲まれたでござるか!?」
リオネシアの兵力200→60
メルメル「みんな、命は大切に戦うの~」乱戦
敵部隊1の兵力230→180 メルメルの兵力500→470
ナグ「………用意は……いいな」策略
ナーグルの投石
敵部隊1の兵力180→80
リオネシアの兵力60
ナーグルの兵力140
メルメルの兵力470
敵部隊1の兵力80
敵部隊2の兵力350
メイド「敵部隊2はどうやら乱戦陣形をとるようですわ」
男「ふむ、では」
リオ「ぐ、ぐぅ」兵力60 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】【変わり身】
ナーグル「まだだ……まだ……負けてない」兵力140 戦闘力40 指揮力1 策略【投石】
メル「皆大丈夫なの~?」兵力470 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】
陣形 突撃 乱戦 殲滅 防衛
>>584 (各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
リオ敵2に変わり身
ナーグル敵1に殲滅
メルメル敵2に殲滅
リオネシア→【変わり身】
ナーグル→殲滅
メルメル→殲滅
敵部隊1→乱戦
敵部隊2→乱戦
行動順 敵部隊2→メルメル→ナーグル→敵部隊1
敵部隊2の乱戦
リオ「おぉっと! ここは拙者達にお任せを!!」
リオネシアの【変わり身】
敵部隊2の攻撃は中断された
メルメル「メルにお任せなの~」殲滅
敵部隊2の兵力350→260
ナーグル「………これで……決める!!」殲滅
敵部隊1の兵力80→0
敵部隊1は壊滅した
リオネシアの兵力60
ナーグルの兵力140
メルメルの兵力470
敵部隊2の兵力260
メイド「あと一押しですわね」
メイド「敵部隊2は突撃陣形をとるようようですわ」
男「では」
リオ「くらくらしてきたでござるよ」兵力60 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】
ナーグル「いける……絶対に………っ」兵力140 戦闘力40 指揮力1 策略
メル「あわわわわ~、リオネシアちゃんが危ないの~」兵力470 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】
陣形 突撃 乱戦 殲滅 防衛
>>587(各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
リオ防衛
ナーグル防衛
メルメルリオを治療
リオネシア→防衛
ナーグル→防衛
メルメル→【治療】
行動順 リオネシア→敵部隊2→メルメル→ナーグル
敵部隊2の突撃
リオネシアの兵力60→20 敵部隊2の兵力260→260
メルメル「みんなー! 元気だしてほしいのー!!」策略
メルメルの【治療】
リオネシアの兵力20→140
リオネシアの兵力140
ナーグルの兵力140
メルメルの兵力470
敵部隊の兵力260
メイド「敵部隊2は突撃陣形をとるようですね」
メイド「今が攻める時でしょう。被害を防ぎたいならナーグルに【疾風】を使うことを進言します」
男「なるほどな。では」
リオ「あと一息でござる!」兵力140 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】
ナーグル「時間が……ないな」兵力140 戦闘力40 指揮力1 策略
メル「メルも役に立ってるのかな~」兵力470 戦闘力10 指揮力2 策略
陣形 突撃 乱戦 殲滅 防衛
>>592(各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
リオ疾風→ナーグル
ナーグル乱戦
メル殲滅
リオネシア→【疾風】
ナーグル→乱戦
メルメル→殲滅
リオネシア「この道を通ると背面に回り込めるでござるよ」策略
リオネシアの【疾風】
ナグ「……助かる」
行動順 ナーグル→敵部隊2→メルメル
ナグ「畳みかけろ………!」乱戦
敵部隊2の兵力260→200 ナーグルの兵力→140→120
敵部隊2の突撃
メルメルの兵力470→410 敵部隊2の兵力200→150
メル「えぇ~い! 囲んじゃえー!!」殲滅
敵部隊2の兵力150→70
リオネシアの兵力140
ナーグルの兵力120
メルメルの兵力410
敵部隊2の兵力70
メイド「敵部隊2は防衛陣形を執ろうとしています。このまま殲滅するのがよろしいかと」
男「ふむ」
リオ「あと一息でござる!」兵力140 戦闘力10 指揮力5 策略
ナーグル「このまま押し通す」兵力120 戦闘力40 指揮力1 策略
メル「皆! あともうちょっとだよ~」兵力410 戦闘力10 指揮力2 策略
陣形 突撃 乱戦 殲滅 防衛
>>595(各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
全員殲滅
あ、リオネシアの毒びしの処理忘れてました
リオネシア→殲滅
ナーグル→殲滅
メルメル→殲滅
敵部隊2→防衛
行動順 リオネシア→メルメル→ナーグル
リオネシア「ふっふっふー。秘儀! 影籠目の術!!」殲滅
敵部隊2の兵力70→50
メルメル「かーこーめー かーこーめ~ でも、こーふくした人は倒しちゃ、めっ、だよ~」殲滅
敵部隊2の兵力50→10
ナグ「………終わりだっ」
敵部隊2の兵力10→0
味方兵力【670】 敵兵力【0】
【完勝】
メイド「見事な采配でしたわ」
男「いや、皆のお蔭だ」
メイド「村の制圧は完了しました。お嬢様の交渉により、この村を補給基地として運用することが可能になりましたわ」
メイド「この村を起点に部隊を置いて攻略していきましょう」
男「あぁ」
~4年目 第6週 休日~
ドラコ「今日は俺か」
男「頼めるか」
ドラコ「任せとけって。家事以外はやってやるよ」
男「なにができるというんだ?」
ドラコ「………欲しいもんとってくるとかか?」
男「犬でもできそうだな」
ドラコ「犬は器用だろ。飯作ってるし」
男「犬とコボルトは別だ。似てるけども」
ドラコ「二足歩行する犬がコボルトじゃねぇのかよ」
男「聞かれたらリオネシアが怒るぞ」
ドラコ「酒場が使えなくなるのはやべぇな」
男「ふと思えば酒場を仕切ってるリオネシアのヒエラルキーは結構高いのか」
ドラコ「意外だなぁ」
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>601
今日はここまで
お疲れ様でした
1
リオとナーグルとメルメルを褒めよう
複数褒めれないなら4の交流って形で
リオ「わふんっ。拙者の戦働き、ご覧いただけたでござるな」
メル「メルも頑張ったの~ でも敵さん可哀想なの」
ナグ「……それが………戦いだ」
男「初戦でどうなるかと思ったがしょせん一地方の民兵か」
ナグ「……油断は……大敵だ」
男「わかってはいる。先のは敵の本隊ではなく、偵察隊程度だろうからな」
男「だが勝てたのは事実。このまま快進撃を続けようか」
リオ「拙者がいれば安心でござるよ。ねっ、主君殿!」
男「戦い自体は頼りないがな」
リオ「わふぅ…」
男「すべてに長けた者がいないのは事実」
男「だが、十分協力で補える。これからも私と共に戦ってほしい」
リオ「愚問でござるな」
メル「メルメルは男ちゃんと一緒にいるのよ~」
ナグ「………あぁ、私も……だ」
リオネシアの愛情度【110/300】
メルメルの愛情度【110/300】
ナーグルの愛情度【140/300】
~4年目 第7週~
お嬢「わたくし達の勝機はただ一つ。相手がこちらを侮っているうちに喉元に喰らいついてそのまま喉仏を噛み千切る
ドラコ「おいおい、お嬢様が物騒なことを言うじゃねぇか」
お嬢「あのくそったれのド低能なスライム以下の単細胞をつぶして捏ねて肥料にしてさしあげましょう」
ベル「僕、スライムなんだけど?」
お嬢「あら、失礼」
ミーア「ね、ねぇ。お嬢様さん、どうしたの?」
ドラコ「まぁ、あいつにも色々あんだよ。小さい頃から身内に命狙われてりゃああもなるさ」
メイド「とりあえず、このまま進んで行きましょう。ちょうどここに駐留軍がいますし」
ジョゼ「でも大丈夫なのかしらぁ? 警戒してるでしょう~?」
男「そこはこいつに頼む」
くノ一「うちたい!!」
「………………」
くノ一「反応悪いとよ?」
男「こんなのだが腕は一流だ」
くノ一「うちが忍び込んで司令官を打ち取ってくるたい。それでいいとね?」
男「その混乱に乗じて制圧する」
男「それに比べ我々混成軍の良いところは私が死んでも止まらないということだな」
ミーア「ふ、不吉なこと言わないでください!!」
メイド「そうです。貴方が死んだら私も死にます」
お嬢「おほん、それでは作戦のお話をしましょう」
お嬢「といった形でいいですわね」
くノ一「うちが討ち取って」
メイド「私の部隊が工作によってさらに混乱へ」
男「浮足立った敵に一気に攻め込む」
ドラコ「単純だな。けどこれぐらいしかできる事はねぇしな」
男「数で劣る相手に勝つには奇襲が一番だ」
メル「メルの魔法で~どっかーん」
ドラコ「無理」
男「さて、今回は」
>>606(亜人の中から三人を選んでください)
ミーア ドラコ ニケ
ミーア「ふぁっ、ふぁいっ! がんばりますですっ!!」
ドラコ「守ってやるぜ。みんな纏めてこの俺がなっ」
ニケ「わーい! わーい!………………はい、私がやります」
【ミーア】兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
【ドラコ】兵力200 戦闘力 50 指揮力1 策略【一騎当千】 (敵部隊一つの兵力を削る)
【ニケライト】兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
メイド「奇襲成功、攻め込むなら今のうちです。しかし完全な無力化は失敗、敵兵がそちらへ向かっています」
男「想定の範囲だ。やれるな?」
ドラコ「任せろ!」
ミーア「男さんのためにがんばりましゅっ」
ニケ「はい。準備はできています」
メイド「敵は3部隊。戦力は」
敵部隊1 兵力400
敵部隊2 兵力300
敵部隊3 兵力200
男「気を引き締めていかねばな」
メイド「敵部隊1は殲滅陣形をとろうとしていますわ」
メイド「では、各部隊にご命令を」
ミーア「み、皆さん大丈夫ですからっ お、落ち着いてぇっ!」 兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略 【奮起】
ドラコ「おっしゃ、とりあえず目標は一部隊は潰さなきゃな」兵力200 戦闘力50 指揮力1 策略【一騎当千】
ニケ「情報分析完了。それでは参りましょうか」兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】
男「では」
陣形 突撃(ダメージ大 反撃中) 乱戦(ダメージ中 反撃小) 殲滅(兵力が勝ればダメージ特大 違うなら反撃大) 防衛(反撃特小
>>610(各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
ミーア 殲滅
ドラコ 【一騎当千】
ニケ 突撃
ミーア→殲滅
ドラコ→策略
ニケ→突撃
敵部隊1→殲滅
敵部隊2→突撃
敵部隊3→乱戦
行動順 敵部隊3→ミーア→ニケライト→敵部隊2→ドラコ→敵部隊1
敵部隊3の乱戦
ドラコ「うおっ。全員一旦下がれっ!」
ドラコの兵力200→100 敵部隊3の兵力200→150
ミーア「皆さんっ。どうかよろしくお願いしますっ」
ミーアの殲滅
敵部隊1の兵力400→300
ニケ「さて、参りましょうか。この子のためにも早く終わらせなければ」
敵部隊3の兵力150→0
敵部隊3は壊滅した
敵部隊2の突撃
ニケ「っ! 大丈夫です。被害は軽微ですから」
ニケライトの兵力400→260 敵部隊2の兵力300→180
ドラコ「お前ら、俺に続け。俺より先に行くな。俺より後に帰るな。いいな?」
ドラコの【一騎当千】
敵部隊1の兵力300→0
敵部隊1は壊滅した。
男「さすがに余裕のようだな」
メイド「多少の犠牲は出ていますが………まぁ、軽微ということで」
男「人を殺すのだからこちらは無傷で、なんて都合のいいことは考えてないさ。………私の血は流れていないがな」
メイド「どうやら敵部隊2は突撃陣形をとるようですわね」
男「そうだな、では」
ミーア「み、皆さん大丈夫ですからっ お、落ち着いてぇっ!」 兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略 【奮起】
ドラコ「おっしゃ、とりあえず目標は一部隊は潰さなきゃな」兵力100 戦闘力50 指揮力1 策略【一騎当千】
ニケ「情報分析完了。それでは参りましょうか」兵力260 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】
>>613(各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
ミーア殲滅
ドラコ防衛
ニケ応援
ミーア→殲滅
ドラコ→防衛
ニケ→応援
敵部隊2→突撃
行動順→ミーア→ニケ→敵部隊2→ドラコ
ミーア「この人数差ならいけますっ」
ミーアの殲滅
敵部隊2の兵力180→80
ニケ「皆さん、お願いです、どうかお力を………!」
ニケライトの【応援】
ニケライトの兵力260→360
敵部隊2の突撃
ドラコの兵力100→80 敵部隊2の兵力80→50
男「降参を勧めてもなお戦いを選ぶというなら仕方ない」
メイド「えぇ、終わらせてしまいましょう。時間もありませんから」
メイド「敵部隊2はどうやら防衛陣形をとろうとしていますね」
男「そうか、なら」
ミーア「み、皆さん大丈夫ですからっ お、落ち着いてぇっ!」 兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略 【奮起】
ドラコ「おっしゃ、とりあえず目標は一部隊は潰さなきゃな」兵力80 戦闘力50 指揮力1 策略
ニケ「情報分析完了。それでは参りましょうか」兵力360 戦闘力30 指揮力2 策略
>>617(各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
ミーア 防衛
ドラコ 突撃
ニケライト 突撃
ミーア→防衛
ドラコ→突撃
ニケライト→突撃
敵部隊2 防衛
行動順 ニケライト→ドラコ
ニケ「………ふぅ、これで………!!」
ニケライトの突撃
敵部隊2の兵力50→0
敵部隊2は壊滅した
味方兵力【940】 敵兵力【0】
【完勝】
ミーア「これで、褒めてくれますよね」
ドラコ「よしお前ら! 帰って飯食って風呂入って寝るぞ!!」
ニケ「あれ? なんか勝っちゃってる! わーいっ!!!」
メイド「これで敵の動きは分かりやすくなりましたね」
男「補給線をつなげたのが大きいな。あまり長すぎると困りものだが」
メイド「あと1か月程度で終わらせなければ王国の兵がやってきそうですわね。それまでに領地を落として人間を人質に取らなければ」
~4年目 第7週 休日~
ドラコ「なに嬉しそうにしてるんだ?」
ミーア「えへへぇ。ご主人様に褒められたんですよ」
ドラコ「俺褒められてねぇなぁ」
ミーア「ドラコさんも褒められたいんですか?」
ドラコ「ばっ! この俺がそんなわけねぇだろ。ただ肉ぐらいくれてもいいんじゃねぇかって思っただけだ」
ミーア「素直になっていいんですよぉ?」
ドラコ「頭へごちんっ!」ゴンッ
ミーア「あうぅ………」
ドラコ「俺はあいつに恋愛感情はねぇ! 絶対ねぇんだからな!」プンスコ
ミーア「痛いです………ほんとに」
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
>>625
今日はここまでで
おやすみなさい
4
リオとナーグルとメルメルの時みたいに今回戦った3人をほめる
ニケ「わっしょいっっ!!」バァンッ
ドラコ「うるせぇ!!」
ミーア「ドア………ニケライトさんの形に穴が空いてますよ」
男「………まぁいい。戦いの立役者だからな」
男「豪勢に労おう、と言いたいところだがまだそんな余裕はない。言葉とささやかな食事を用意した。それで許してくれ」
男「正式な礼はいずれする」
ミーア「そ、そんなぁ。お礼だなんて、そ、そんないいですよぉ」テレテレ
ドラコ「肉くれ。俺はそれでいい。褒められたくて戦ってるわけじゃねぇからな」
ニケ「お礼って、私何やったか覚えてないからなーっ!!」
男「だとしても形式的な礼は必要だ。お前たちのためじゃなくな」
男「では食事は用意してある。メイドのところへ行ってくれ」
ミーア「男さんは、ご一緒しないんですか?」
ドラコ「ミーア」
男「いやいい。遠慮しておこう」
ニケ「いってくるよぉ!!」ベキバキッ
ミーア「あぁっ!! 扉が!!」
男「………隙間風が入るな」
ドラコの愛情度【110/300】
ミーアの愛情度【190/300】
ニケライトの愛情度【110/300】
~4年目 第8週~
男「住民はどうなっているんだ?」
お嬢「戦争が激しくなってきたので一般住民も徴兵されているらしいですの。これ以上血が流れる前に早く終わらせましょう」
男「しかし、一般住民を盾にされては」
お嬢「向こうは盾だなんて思ってないですの、剣とも。いうなれば投石程度かしらね」
男「帰ってこなくていいと?」
お嬢「本国の兵士が届くまでのつなぎですわ。民なんて草のようなもの。土壌が良ければいくらでも生えてくる」
お嬢「そんな考えですの。だから私はあの人を討つ」
お嬢「安心してくださいまし。逃げようとしている住民は潜り込ませた配下が保護してますわ」
お嬢「民と言えど亜人に敵対すれば………えぇ、私たちが歩んできた道は決して真ん中ではないでしょう?」
男「そうだが。だとしても………まさかこんな幼い少女にそれを言われるとはな」
お嬢「女は生まれたときからレディー。レディーは慧眼を持っているものですの。その目が濁らない限り」
メイド「ご主人様。そろそろ作戦を」
男「………あぁ。行かなければいけないな」
メイド「はい。では今回は」
男「そうだな」
>>635(亜人3人)
メルメル
ベル
ジョゼ
メル「わぁー、メルが選ばれたのー」
ベル「一緒だね!! メルメルちゃんっ!!」
ジョゼ「あら~ 新人の私にはちょっと荷が重いかしら~?」
男「攻め落とすまであともう少しだ。お前たちの力を借りたい」
メル「メルにおまかせなのー」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】(味方部隊一つの兵力を回復する)
ベル「今回は私もっ」バタンッ
ベル「………はい、私ががんばります」兵力300 戦闘力20 指揮力2 策略【離間工作】(敵部隊一つの兵力を削り、自分の部隊の兵力を回復させる)
ジョゼ「人間に恨みはないんですが~ いや~ あるからちょっとお姉さん頑張っちゃうかも~?」兵力300 戦闘力20 指揮力3 策略【捕縛】(敵部隊一つの兵力を削り、この策略で敵部隊を撃破できた場合資金が手に入る)【毒びし】(行動した敵の兵力を削る)
男「それでは諸君、朗報を期待する」
メイド「敵も本気を出してきたみたいですわね、なかなか厳しいかもしれません」
男「だが方法はあるんだろう?」
メイド「えぇ、私たちが誇る最高の暗殺者が向こうに紛れ込んでますから」
男「ほう。聞いてないが」
メイド「えぇ、私しか知りません」
メイド「あら、敵の情報が届きましたわ」
メイド「敵部隊は3部隊、兵力は」
敵部隊1 300
敵部隊2 300
敵部隊3 300
メイド「気を引き締めていかなければなりませんね、それではまずご命令を」
しまったニケライトじゃなくてベルグレインでした………
ベル「頑張れ頑張れニケライト。僕の代わりに頑張ってくれよ」
ニケ「………ベルグレイン様?」
ベル「ごめんね、出撃面倒だったから今回は君に身代わりになってもらったんだ」
ベル「その代わりと言ってはなんだけど」
【ニケライト】兵力400 戦闘力30 指揮力3 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)【離間工作】(敵部隊一つの兵力を削り、自分の部隊の兵力を回復させる)
ベル「ちょっとだけ僕が力を貸してあげるよ 」
メイド「敵部隊1は突撃をしようとしていますわ」
メイド「ではご命令を」
ニケ「ベルグレイン様のお力でパワーアップ、です」兵力400 戦闘力30 指揮力3 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)【離間工作】(敵部隊一つの兵力を削り、自分の部隊の兵力を回復させる)
メル「んー、良い風が吹いてるの。なんだか今日は良いことがありそうなの」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】(味方部隊一つの兵力を回復する)
ジョゼ「お姉さん、やるときはやるのよ~?」兵力300 戦闘力20 指揮力3 策略【捕縛】(敵部隊一つの兵力を削り、この策略で敵部隊を撃破できた場合資金が手に入る)【毒びし】(行動した敵の兵力を削る)
男「ふむ」
陣形 突撃(ダメージ大 反撃中) 乱戦(ダメージ中 反撃小) 殲滅(兵力が勝ればダメージ特大 違うなら反撃大) 防衛(反撃特小
>>645(各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
ベル・メル殲滅
ジョゼ毒ビシ
ニケライト→殲滅
ベルグレイン→殲滅
ジョゼット→毒びし
敵部隊1→突撃
敵部隊2→突撃
敵部隊3→乱戦
行動順 ニケライト→ジョゼット→メルメル→敵部隊1→敵部隊2→敵部隊3
ニケライト「私たちの方が数は上です。信じてください、数は力ですから」
ニケライトの殲滅
敵部隊1の兵力300→60
ジョゼ「うふふ~ これはとっても痛いわよ~?」
ジョゼットの【毒びし】
戦場に毒びしが撒かれた
メル「怪我には気を付けてなの~ 絶対生きて帰るんだからね~」
メルメルの殲滅
敵部隊2の兵力 300→200
敵部隊1の突撃
敵部隊1は毒びしを受けた
敵部隊1の兵力60→30
ニケ「っ! 大丈夫です。驚いただけです」
ニケライトの兵力 400→380 敵部隊1の兵力30→0
敵部隊1は壊滅した
敵部隊2の突撃
敵部隊2は毒びしを受けた
敵部隊2の兵力 200→170
ニケ「負傷兵は下がって、後ろは投石で援護を試みてください」
ニケライトの兵力 280→200 敵部隊2の兵力 170→90
敵部隊3の乱戦
敵部隊3は毒びしを受けた
敵部隊3の兵力300→270
ニケ「囲まれてますね。ですが、こちらの方が………はい、こちらの方が有利です」
ニケライトの兵力200→120 敵部隊3の兵力 270→240
ニケライトの兵力120
メルメルの兵力500
ジョゼットの兵力300
メイド「敵はもはや壊滅状態ですね」
メイド「敵部隊3は突撃してくるみたいですわね」
メイド「ではご命令を」
ニケ「ふぅ………すみません、私が不甲斐ないばかりに」兵力120戦闘力30 指揮力3 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)【離間工作】(敵部隊一つの兵力を削り、自分の部隊の兵力を回復させる)
メルメル「うんうん、いい感じなの~」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】(味方部隊一つの兵力を回復する)
ジョゼ「うふ、うふふ~ 楽しくなってきたわね~ もっとやりましょう~?」兵力300 戦闘力20 指揮力3 策略【捕縛】(敵部隊一つの兵力を削り、この策略で敵部隊を撃破できた場合資金が手に入る)【毒びし】(行動した敵の兵力を削る)
男「ふむ、では」
>>648
ニケ【離間工作】
メルメル殲滅
ジョゼ【捕縛】
ニケライト→【離間工作】
メルメル→殲滅
ジョゼット→【捕縛】
敵部隊2→防衛
敵部隊3→突撃
行動順 ニケライト→ジョゼット→メルメル→敵部隊2→敵部隊3
ベル「ここは僕がやるよ」
ベルグレインの【離反工作】
ベル「さぁさぁ人間達、こっちの水は甘いよ? もっと楽に幸せに生きてみないかい?」
敵部隊3の兵力240→150 ニケライトの兵力120→210
ジョゼ「うふふ~ こっちへいらっしゃい~ 悪いようには、しないと思うわよ~?」
ジョゼットの捕縛
敵部隊2の兵力90→0
敵部隊2を撃破した
資金44G→194G
メル「うん、大丈夫だよ~ 絶対に~」
メルメルの殲滅
敵部隊3の兵力150→50
敵部隊3の突撃
敵部隊3は毒びしを受けた
敵部隊3の兵力50→20
ニケ「相手は風前の灯。しかし窮鼠猫を噛むとも言います。気を抜かないように」
ニケライトの兵力210→200 敵部隊3の兵力20→0
敵部隊3は壊滅した
味方兵力【1000】 敵兵力【0】
【大勝】
男「次には大半を制圧できるか」
メイド「相手もここまで追い込まれるとは思ってなかったようですわね。爆弾を体に括りつけて突撃、なんて意見が出てるそうですわ」
お嬢「奇襲であれば効率はいいかもしれないですけど、策としては下策ですの。戦いの後を考えていない」
男「負けた後を考える。なんてことができるのは人間と人間の戦いだけだ。少なくとも向こうはそう思っているだろう」
男「特攻は見つけ次第飛び道具で対応を。徹底させなければな」
お嬢「首を洗ってお待ちになっててくださいませお兄様。ギロチンの見栄えが良い様に」
~4年目 第8週 休日~
ベル「やぁやぁ。頑張った僕に甘い水でもないのかい?」
男「あぁ、確かに流れる血の量はベルグレインのお蔭で減ったな」
男「だが私はベルグレインに戦場へ向かえと伝えたはずだが」
ベル「まぁ、そこは粗末なことさ」
男「………」
ベル「う、まぁ、反省はしているよ。今度はちゃんと行くさ」
ベル「それじゃあ僕は失礼するよ」
ベル「まったく、少しぐらいは褒めてくれてもいいんじゃないかな」ボソッ
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
>>653
今回出陣したメンバー+ベルを褒める
ベル「呼び出してなんだい?」
メル「わーい! お褒めの言葉だねーっ」
ニケ「うんっ! 美味しい食事もあるよー!!!」
ジョゼ「あらあらぁ~ 私が勝利の女神よ~ なんてね、うふふっ」
ベル「は? な、なんで僕も?」
男「ベルグレインのお陰でもあるからな」
ベル「はっ。僕は逃げた卑怯者さ。歓迎される筋合いはないね」
男「そうなのか? ニケライト」
ニケ「よくわかんないけど私的にはベルさんはにじゅーまるです!! ほしみっつ!!」
メル「ぱちぱちぱち~」
ベル「むぐ、むぐぐ」
ベル「まぁ、受け取れるものは受け取っておこうかな」
男「甘いものがいいんだろう? メイドに用意させている」
ベル「………悔しいけど」
ベル「……幸せ……かな」
ニケ「わぁいっ!! ベルさん一緒に食べよーっ!!」バァンッ
ベル「ぐぎゃっ!!」
ベル「や、やっぱり不幸せかもねっ!?」
メル「素直じゃないの」
ジョゼ「最近の子は難しいのね~?」
ベル「ふ、ふんっ。君がいなければちょっとは幸せだっ その醜い仮面を僕に見せないでよねっ!!」
ニケ「悪い言葉は使っちゃめーっ!!」ベシンッ
ベル「あぼうっ」
ニケライトの愛情度【120/300】
メルメルの愛情度【120/300】
ベルグレインの好感度【-35/100】
~4年目 第9週~
発明家「できたで!!」
男「なんだ、朝早くから」
発明家「ふっふーん。最新式魔導部隊や!!」
男「これは、作ってた銃か」
発明家「大量生産に成功したんや。と言っても精々作れて数百丁ってとこやから堪忍な」
発明家「でもこれは戦いがぐーんっと有利になるはずやで。一番最初の攻撃だけやけどえげつない威力をたたき出すはずや!」
男「ふむ、それは助かる」
【魔導兵器部隊が編制できるようになった】
メイド「新しい部隊が設立したことですからここで説明を致しましょう」
メイド「普段他の亜人が率いているのは一般兵。何にも秀でない代わりに多く存在する兵士ですわ」
メイド「それとはまた別に特別部隊というのがありまして今回の魔導兵器部隊がそれにあたります」
メイド「ちょうどよいので部隊の割り振りをしてみましょうか」
メイド「今存在する部隊が」
【突撃部隊】突撃時の被ダメージ与ダメージを増やす
【魔術部隊】反撃ができなくなる代わりに攻撃時指揮者の心に応じたダメージを与える
【魔導兵器部隊】最初の攻撃のみ特大ダメージになる
メイド「の三部隊ですわね。デメリットがある部隊もあるのでしっかり考えてくださいね」
メイド「ではこの三部隊を誰に預けますか?」
特殊部隊を率いる亜人 >>660 (それぞれの名前をあげてください)
ナーグル突撃
ミーア魔術
メルメル魔導
ナーグル E.突撃部隊
ミーア E.魔術部隊
メルメル E.魔導兵器部隊
メイド「わかりました。各自に伝えておきます」
男「ここを落とせば市街戦か」
お嬢「あと少し。もう少しですわ」
メイド「街の中はどうなっているのでしょうか」
お嬢「状況が状況ですから密偵からの情報が入ってきませんの。良いとは言えないとは思いますが」
男「こちらの時間もほとんど残されてはいまい。迅速に攻め落とすことが必要だ」
お嬢「えぇ」
メイド「ご主人様、敵部隊に情報が入ってきました」
敵部隊1 兵力400
敵部隊2 兵力400
敵部隊3 兵力300
メイド「敵もかなり強くなってます。誰に行かせるか、慎重に考えてくださいね」
男「ふむ」
【ミーア】兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
【リオネシア】兵力200 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】(味方部隊の行動順を最初にする)【毒びし】(行動した敵の兵力を削る)【変わり身】 (敵部隊一つの攻撃を無効にする)
【ドラコ】兵力200 戦闘力 50 指揮力1 策略【一騎当千】 (敵部隊一つの兵力を削る)
【メルメル】兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】(味方部隊一つの兵力を回復する)
【ナーグル】兵力300 戦闘力40 指揮力1 策略【投石】(敵部隊一つの兵力を削り、行動順を最後にする)
【ベルグレイン】兵力300 戦闘力20 指揮力2 策略【離間工作】(敵部隊一つの兵力を削り、自分の部隊の兵力を回復させる)
【ニケライト】兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
【ジョゼット】兵力300 戦闘力20 指揮力3 策略【捕縛】(敵部隊一つの兵力を削り、この策略で敵部隊を撃破できた場合資金が手に入る)【毒びし】(行動した敵の兵力を削る)
>>663(三名)
【ミーア】 【ナーグル】 【ニケライト】
ミーア「はっ、はいっ! ミーア! 出陣しましゅっ!!」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
ナグ「………大丈夫だ。これが私の………役目だから」兵力300 戦闘力40 指揮力1 策略【投石】(敵部隊一つの兵力を削り、行動順を最後にする)
ニケ「よしっ、ニケライトは、は、は」バタンッ
ニケ「お騒がせします。この子の代わりに私が行きます」兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
男「頼んだぞ」
メイド「敵1は乱戦を行うようですね」
メイド「いかがなされますか」
ミーア「あわわ、敵がいっぱいいます」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
ナグ「………喰らいついて……突き破る」兵力300 戦闘力40 指揮力1 策略【投石】(敵部隊一つの兵力を削り、行動順を最後にする)
ニケ「任せてください。貴方に最高の勝利をささげてみせますから」兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
男「ふむ、では」
陣形 突撃(ダメージ大 反撃中) 乱戦(ダメージ中 反撃小) 殲滅(兵力が勝ればダメージ特大 違うなら反撃大) 防衛(反撃特小
>>666(各部隊の陣形、もしくは策略をお選びください)
ミーア 殲滅
ナーグル 投石
ニケ 突撃
ミーア→殲滅
ナーグル→投石
ニケ→突撃
敵部隊1→突撃
敵部隊2→突撃
敵部隊3→乱戦
行動順 敵部隊3→ミーア→ニケライト→敵部隊1→敵部隊2→ナーグル
敵部隊3の乱戦
ミーアの兵力500→380
ミーア「信じてください! それが魔術なんですっ!」殲滅
敵部隊3の兵力300→0
敵部隊3は壊滅した
ニケライト「ミーアさんに続いてください。敵は総崩れです」乱戦
ニケライトの乱戦
敵部隊2の兵力400→280
敵部隊1の突撃
ミーアの兵力380→200
敵部隊2の突撃
ミーアの兵力200→70
ミーア「きゃあっ! み、みなさん、ぶ、無事ですか!?」
ナーグル「ミーアを………援護する」策略
ナーグルの【投石】
敵部隊1の兵力400→240
敵部隊1の行動順が減少した
ミーアの兵力70
ナーグルの兵力300
ニケライトの兵力400
敵部隊1の兵力240
敵部隊2の兵力280
味方兵力【770】 敵兵力【520】
メイド「魔術部隊………すさまじいですわね」
男「だがやはり集中的に狙われるな」
メイド「あら敵部隊2が殲滅を行おうとしていますわ」
男「ふむ、では」
ミーア「だ、大丈夫。まだ、ぐすっ」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
ナグ「………気分が……高まる」兵力300 戦闘力40 指揮力1 策略
ニケ「弱いものは滅びる… 私は………どちらなのでしょうか」兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
>>666(各部隊の陣形、もしくは策略。攻撃対象をお選びください)
安価ミス
>>671
ミーア 奮起
ナーグル 乱戦
ニケ 突撃
ミーア→【奮起】
ナーグル→乱戦
ニケライト→突撃
敵部隊1 突撃
敵部隊2 殲滅
ミーア→ニケライト→敵部隊2→ナーグル→敵部隊1
ミーア「お願い………っ 皆さん、もう少しだけ私に付き合ってくださいっ」
ミーアの【奮起】
ミーアの兵力70→310
ニケライト「私は生き残らなければいけないのです。そこをどいてください…っ」 突撃
敵部隊2の兵力280→100 ニケライトの兵力400→310
敵部隊2の殲滅
ミーア「だ、大丈夫です! 落ち着いて対処をしてくださいっ」
敵部隊2の殲滅は失敗した
ミーアは反撃を行うことができなかった
ナーグルの乱戦
敵部隊2の兵力100→0
敵部隊2は壊滅した
敵部隊1の突撃
ニケライトの兵力400→290 敵部隊1の兵力 240→120
味方兵力【900】 敵兵力【120】
男「もう終わりだな」
メイド「片付けてしまいましょう。敵部隊1は防衛をしようとしていますが無駄な足掻きでしょう」
ミーア「負けちゃいけない、ここでくじけちゃダメな私に戻っちゃうからっ」兵力310 戦闘力10 指揮力2 策略
ナグ「………良い空気……良い………世界だ」兵力300 戦闘力40 指揮力1 策略
ニケ「この戦い、相手に一縷の希望なんてありません。剣を持つものはすべて打ち倒してください」兵力290 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
>>676(各部隊の陣形、もしくは策略。攻撃対象をお選びください)
全軍殲滅
ミーア→殲滅
ナーグル→殲滅
ニケライト→殲滅
敵部隊1→防衛
行動順 ミーア→ニケライト→敵部隊1→ナーグル
男「全軍に通達す。殲滅せよ。立ち上がり向かってくるものすべてを殲滅せよ」
ミーア「はいっ」
ナグ「………勝ち戦…………つまらない」
ニケ「勝った、なんてまだ油断してはいけませんね」
ミーアの殲滅
敵部隊1の兵力120→0
味方兵力【900】 敵兵力【0】
男「このまま推し進める。包囲はするな。包囲すれば必ず立ち向かう者が現れる」
男「それにこちらの犠牲も増えるはずだ。速やかに押し入り制圧を行え」
男「………ふぅ」
メイド「お疲れ様です」
男「久々の戦いだ。慣れないな」
メイド「殺し合いに慣れてほしくはありません」
男「命令をするものがそれではいけないだろう」
メイド「だとしても私はあなたに人を殺めることに慣れてほしくないのです」
メイド「甘いかも、しれませんが」
男「当然の考えだ。それが当然の考えのはずだ」
男(戦場の血煙の香りはその当然を奪っていく。戦場に出るもののケアは欠かしてはいけないな)
メイド「………お父、様」ギュッ
男「………メイド」
男(メイドが怯えている? それもそうか、ここは戦場だ)
男「大丈夫だ。私がいる。悪い兵隊はいない」
メイド「お願いです。みっともないかもしれませんが、抱きしめてください。私を繋ぎとめてください」
男「あぁ、任せろ」
~4年目 第9週 休日~
ドラコ「姉貴から聞いた、つーか聞かされたんだが」
ミーア「なんですか?」
ドラコ「男って夜の方は相当激しいらしい。姉貴が野獣って言ってた」
ミーア「や、野獣!?」
ドラコ「あの姉貴がそう言うんだから相当なもんだろうな。姉貴は痛みに強いから付き合えたんだろうけど」
ミーア「い、痛みでも私は受け入れますっ。ご主人様がくれるものはすべて私、飲み干しますからっ」
ドラコ「何言ってんだ」
ドラコ「ドラゴニュートは種族的に痛みには強いけどお前はそうもいかないんだろ?」
ミーア「そこに愛があるなら痛みだって素敵です///」
ドラコ「ダメだこいつ」
ミーア「あ、でも実際に怪我するのとかは、ちょっと。相談してほしいです」
ドラコ「相談しだいでやんのかよ。いや答えなくていい。聞きたくねぇ」
ミーア「奪うのも押し付けるのも、愛ですから///」ポッ
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
>>681
4
奴隷たち+メイドのケア
具体的な内容が必要なら安価下で
男(何人もはさすがに手が回らないな)
男(今日はだれか一人に専念しよう)
男(しかし何をすれば………)
>>483
安価ミス
>>684
ナーグル褒める
男(戦いを正当化させないために、あまり褒めるという手段は好ましくないのだが)
男(ナーグルはオークだし、他の種族と比べても戦いが身近だから悪影響はないだろう)
男(と、思いたいがナーグルの将来のためにもあまり戦わせたくはないんだよな………)
男「どう思う?」
棟梁娘「何が? 心の内を読むなんて器用な事、あたいにはできないんだけど」
男「ナーグルを褒めようと思うのだが、よく戦ってくれたと褒めてもいいものかとナ」
男「戦わせている私が言うのもなんだがこの戦いは正当化できても善であり当然ではない」
男「すべてが終わり理想の日常が築けたとき、あいつらが歪んでいないかと考えてしまうのだ」
棟梁娘「あたいは殺し合いなんてしたことないから答えが返せるとは思わないでくれよ?」
棟梁娘「でさ、あたいは前とは変わった。理不尽から復讐を願うくらいにはね。でもあたいはこんなあたいで良いって思ってる」
棟梁娘「逃げじゃないよ。歪んだんじゃない、外へ飛び出して世界が広いってことも見てあたいは変わったんだ」
棟梁娘「あんた達のおかげであたいは変わったんだよ。だから戦って戦ってその先にあるのが歪みだとすればそれを変化にするのがあたい達、あんたの役目なんじゃないのかい?」
男「………私は元来臆病者でな」
棟梁娘「だとしても、頑張ったナーグルを否定するなんてのは無しだよ」
棟梁娘「あんたが褒めなくてもあたいが褒める。頑張ってくれてありがとうって言ってやる」
棟梁娘「戦った奴に戦いはいけないだなんてしたり顔で言うこと。それだけは絶対やっちゃいけないことなんだよ」
棟梁娘「どうするんだい。あんたは」
男「………ナーグルって何が好きなんだろうな」
男「思えば私はナーグルについて何も知らない。いつも一人でいる姿を遠くからみていたが踏み込まないようにしていた」
棟梁娘「んなもん聞けばいいじゃないか。なにを躊躇することがあるんだい? ナーグルはただの一人の女の子だよ」
棟梁娘「図体はデカいけどね。本人は着てるメイド服より可愛らしいじゃないかい」
男「ナーグルが、可愛い?」
棟梁娘「おう、失礼じゃあないかい? 笑いそうになったら顔を背けて見えないようにするところとか、以外に家事が上手なところとか。もっと見なよナーグルを」
棟梁娘「この村一のべっぴんさんだってあたいはそう思ってるんだよ」
男「…行ってくる」
棟梁娘「トンカチで頭を叩かれたくなけりゃ急いでいきな、すぐ行きな」
男「それは、怖いな」
キコキコ
ナグ「……男、か」
男「何を見ていたんだ?」
ナグ「…わからない………たぶんどこか遠くだ」
ナグ「………戦いが……………楽しくて」
ナグ「……この血の高揚は……サガか………それとも私の………」
男「戦いが楽しいのが怖いのか?」
ナグ「……子供たちに………相応しいとは…言えないだろう」
男「前の話か」
ナグ「……嘘………だったのか?」
男「いや、嘘じゃない。考えてくれたのか?」
ナグ「………」コクッ
ナグ「前……貴様を……拒絶してしまった………」
ナグ「怖いんだ……私はまた………」
ナグ「私のせいで………無力なせいで………」
ナグ「失って……しまうことが………とてつもなく…怖い」
ナグ「……だから私に近づいてほしく………なかったんだ」
男「一人が好きなわけではないんだろう?」
ナグ「………皆が」
ナグ「………………………………好き」
男「そうか」
男「お前がみんなのことを好きなら。みんなもお前のことが好きだよ」
ナグ「どんな……理屈だ」
男「大体はそうなんだ。純粋な好意は少なかれ嬉しいものだ」
男「そうだ、ナーグル。提案がある」
ナグ「……なんだ?」
男「私に少し身を任せてくれないか」
ナグ「っ!?」ビクッ
男「あー。言葉が悪かったか。ちょっと服装とか変えてみないか?」
男「メイド服だからと言ってもその荒れた髪とか、隙間から覗く眼光とかがすこーしだが怖い。子供ならたぶん泣く」
ナグ「……私は………怖いのか?」
ナグ「ふふ………怖いのか………」ズーン
男「だから変えてみようと思ってな」
ナグ「………好きにしろ」
ナグ「もう……私を………壊してくれ」
男「了解だ」
メイド「呼ばれた気がしました」
男「今から呼ぼうと思ってたが、なんでわかった」
メイド「愛、でしょうか」ポッ
男「真顔で頬を染めるな。怖いんだよそれ」
メイド「ところでご用は?」
男「ナーグルの身なりをちゃんとしようと思ってな」
メイド「あぁ。今は荒れた大木みたいな外見ですものね」
ナグ「………!」
男「言い過ぎだ。さすがにそこまでではない……うん、そこまでではない」
メイド「失礼。木と違って服は着てますね」
ナグ「………!!」
メイド「それでこの子の剪定を行えと」
ナグ「………私は………そこまで無様か?」
メイド「冗談ですわよ」シレッ
男「外見の怖さだったら昔のお前も」
メイド「あらやだお父様」スパァンッ
男「んぐっ」
メイド「うら若き娘の過去を軽々しく話すものではありませんわ」プンスコプンスコ
メイド「それでは失礼して、髪を」
メイド「うわっ、枝毛が出るほど痛んでるわこれ。せっかく長い髪しているのだからもう少し気を使えばいいのに」
メイド「髪どうやって洗ってるのよこれ」
ナグ「………お湯」
メイド「石鹸ぐらい使いなさいよ、いやほんと。うわっ、いいのこれ?」
男「素が出てる」
メイド「! こほんっ。髪ですがかなり状態が悪いですわね。切りましょう。顔だしましょう」
ナグ「え……顔を出すのか」
メイド「えぇ、邪魔でしょう?」
ナグ「………怖い」
メイド「それ、あなたを見て子供が思ってることですよ。外見お化けですもの」
ナグ「………き、切る」
メイド「えぇ、私に任せてくださいませ。刃物の扱いには慣れてますので」シャキンッ
男「!? ナイフでやるのか?」
メイド「慣れた獲物でやる方が楽なのです。それにこのナイフは散髪専用ナイフですので」
男「いつもナイフで切ってるのか………」
メイド「メイドたるもの獲物は銀のナイフですわ」
スパッ スパッ
男「思い切りが良い」
ナグ「……切りすぎ……じゃないか……?」
メイド「まだ5cmも切ってませんわ。とりあえず肩辺りまで切りましょう」
ナグ「そ…そんなに」
メイド「いっそのこと短髪なんてどうでしょうか。似合うと思いますわよ」
ナグ「……いやだ」
メイド「では肩辺りでそろえましょうか。前髪は?」スパッ
ナグ「………切らないで……欲しい」
メイド「目を出しましょうか」スパンンツ
ナグ「!?」ビクッ
メイド「じっくり見たことなかったのですがオークって目の色が赤ですのね」
ナグ「……見ないで……ほしい」
メイド「目の上らへんまで切ります」
ナグ「……い、いやだ………やめて………」
メイド「目を閉じててください。星空を思い浮かべていれば終わりますから」
ナグ「や……やめろ………やめてくれ………っ」
ナグ「くっ………助けて……っ」
メイド「はい、きれいさっぱり」
男「やはり顔は見えていた方がいいな」
メイド「前はザ・蛮族って感じでしたものね」
ナグ「見るな……私を………見るなっ」
男「さて、次は服か?」
メイド「その前に化粧とスキンケアにフェイスケアに角質落としに」
男「私にはわからないが時間がかかるということだな?」
メイド「道具娘さんと一緒にきれいさっぱり、生娘に変えてきてさしあげますわ」
男「頼んだ。私は仕立て屋のところに行ってくる」
カランコロン
ジョゼ「あら~ いらっしゃい~」
男「なぜジョゼットが、いてもおかしくはないが」
ジョゼ「究極の服作りのお手伝いよ~」
ジョゼ「どう、ぱんぱかぱ~ん♪ 新作の服~」
男「すまないが今日は私の服ではないんだ」
ジョゼ「残念~ 下が隠れるような服も作ったのよ~?」
男「これを隠せば逆に怖いと思うのだが、下半身がないんだぞ?」
ジョゼ「ところで今日のご用は~?」
男「ナーグルが着れるような服は」
仕立て屋「あるでございますでございます!?」シュバッ
男「どうした。目の下に凄いクマがあるぞ」
仕立て屋「最近徹夜ばかりでございまして。皆様の服の点検などで」
男「迷惑をかけるな」
仕立て屋「ところでナーグル様のご衣装でございますね。わたくしかねがねあのスタイルがメイド服だけでおさまってることに反感を覚えていたのでありまして、その欲求を発散すべくナーグル様の服は、ほら、こんなにもっ」ズラッ
男「なんというか………大丈夫なのか?」
仕立て屋「いずれナーグル様サイズの服が必要になるときが来ましょう。その時のためでございます」
男「こちらは助かるが、しかし数が多いな」
ジョゼ「これとかどうかしら~?」
男「腹の部分に布がないぞ。腹が冷えるだろう」
ジョゼ「割れた腹筋がセクシーなのよ~」
仕立て屋「ナーグル様にはパンツルックも似合うとは思いますが、ここは一度ギャップを狙ってパンク色の入ったこのスカートは」
男「待て。ナーグルが着たいと思う服を選んでくれ」
仕立て屋「ではこちらの黒のスーツを。ありきたりでございますが、スタイルが協調されますし、なによりナーグル様は筋肉が見事ですので堅苦しいスーツの印象を破って野生的な魅力を引き出してくれるはずでございます」
ジョゼ「筋肉は魅力よね~ あのお腹が見える服がジョゼットは良いと思うけど~」
男「スーツか………これくらいなら嫌がらないだろう」
男「いや待て………ナーグルの印象を変えるならやはりこれではいけないのか」
男「いっそのこと女性味溢れた服装のほうがいいのでは?」
男「そうだ。ナーグルに着せる服は」
>>694
ディスガイアの戦士♀のやつ
(上は胸に幅広のベルト、下はホットパンツ)
腹筋は見せよう!
今日はここまでで
ディスガイア♀戦士の服装は巨乳のナーグルがしたらとても大変なことになりますね
腹筋はいいものです
メイド「これは服、というよりそのうえにつけるベルトに見えるのですけど」
ナグ「くっ……殺せっ…」
メイド「私の視点からだと下乳しか見えないのですが?」
ジョゼ「いいわ~ やっぱり筋肉はいいわ~」ウットリ
仕立て屋「フリーサイズでございますよ」
メイド「フリーサイズというか………ねぇ」
メイド「これでいいんですか? ナーグル本人すっごい嫌がってますけど」
男「解放感があっていいんじゃないか?」
メイド「解放感っていうか………解放されてますよね。いろいろと」
ナグ「………もう……いやだ」
メイド「たしかに変身はしましたけど、新しく敬遠されるような」
ドラコ「うおっ、誰かと思ったらナーグルか! いいんじゃねぇかその服。かっこいいぜ?」
ミーア「あそこまで露出度あげたら、うへへ」
男「評判は良さそうだが」
メイド「あれ脳内からっぽと脳内ピンクですから参考になりません」
ドラコ「ふえっくしゅっ」
ミーア「くしゅんっ」
男「どうだ、ナーグル」
ナグ「……いいように………見えるか?」ギロッ
男「前よりは良いと思うぞ。メイド服も捨てがたいが、ナーグルにはそういった感じの服が似合ウ」
ナグ「……変態か………貴様」
男「冷静になって考えると否定ができないな」
男(腹筋を目立たせるほうがいい、と思ったがこれでは胸も協調されてしまう)
男(それにナーグルの太ももだってよく見え………)
ナグ「………この」
ナグ「………………変態///」
ミーア「可愛い! ナーグルさん可愛い可愛い!!」
メイド「かーわーいーいー」
仕立て屋「ワイルド系、と思いましたがナーグル様はキュートだったのでございますねっ」
ジョゼ「筋肉いいわ~」ウットリ
ナグ「わ…私は戦士だっ………こんな……破廉恥な服装っ」
ナグ「………無理だっ」ドドドドドッ
メイド「逃げましたね」
男「いずれあの服装にも慣れてくれるだろう。それに顔が見えるから前より明るく感じる」
男「いくら私が嫌われようと、他のみんながナーグルを認めてくれればそれでいいんだ。あのナーグルはみんなに好かれるはずだ」
メイド「あの服装を選んだ理由にはなってませんわよ?」
男「趣味だ」
ナーグルの愛情度【170/300】
4年目第10週
お嬢「やっと、やっとこの日が来ましたの」
お嬢「お姉さま、見ていてくださいまし」ギュッ
ドラコ「おい、こんなところにいたら危ないぜ?」
お嬢「では守ってくださいまし。わたくしの騎士様」
お嬢「わたくしはこの光景が見たかったのですの」
お嬢「あれの絶望する光景を、ずっと」
お嬢「見てくださいまし。残すはちっぽけな城と城下町だけ。ソレすらもわたくしが、わたくし達が奪い取る」
ドラコ「あんまり私怨に飲まれんなよ。お前は俺たちの大将だろ?」
お嬢「わかってますわ。それでも抑えきれないものがありますの」
お嬢「ノブレスオブリージュではない。わたくし個人の黒くてドロドロした感情」
お嬢「希望よりも強い行動力の源は、抑えきれませんのっ」
ドラコ「いざってときは俺が止めてやるよ」
ドラコ「汚れんのは俺で十分だ」
ドラコ「お前は綺麗なお嬢様のままでいてほしいんだよ」
お嬢「ドラコ………」
ドラコ「んじゃ、俺は行かなきゃいけないから、お前も戻れ。お前が後ろでどーんと構えてないと俺たちは安心して戦えねぇんだよ」
ドラコ「勝利は俺が持ってきてやる。お前はそれを受け取るだけでいいんだよ」
ドラコ「任せろ。それともこの俺が信用ねぇか?」
お嬢「いえ、信頼してますわ。この世界の誰より」
ドラコ「そいつぁ重いな。だが悪くねぇ。悪くねぇな、くくっ」
ドラコ「誰かを守るほうが性にあってるだなんて、昔の俺が見たらバカにされるぜ」
ドラコ「でも今の俺は昔の俺を笑ってやるのさ。たった一人の大好きな奴もいねぇ。守るもんがねぇ奴はいくら強くても意味がねぇんだってな」
ドラコ「愛してるぜ、お嬢」
ドラコ「俺の無事を祈っててくれよ」
お嬢「わたくしも愛していますわドラコ」
お嬢「貴方の勝利と栄光を祈っていますわ」
メイド「ふぇっくちっ」
男「風邪か? 気を付けろよ、大切な時なのだから」
メイド「いえ、なんだか鼻にきました。風邪ではないのですが」
メイド「それより、今回の戦いですが城下町の占領、城の包囲が目標ですわ」
メイド「逃げ場がない相手は今まで以上に死に物狂いになることでしょう。城下町ですからゲリラ戦にも注意が必要ですわね」
メイド「敵部隊の推定は」
敵部隊1 500
敵部隊2 500
敵部隊3 500
メイド「報告では敵も戦術を使うらしいので気を引き締めて参りましょう」
メイド「とにかく、編成には気を付けてくださいね」
メイド「それでは今回は誰に指揮を任せますか?」
【ミーア】兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
【リオネシア】兵力200 戦闘力10 指揮力5 策略【疾風】(味方部隊の行動順を最初にする)【毒びし】(行動した敵の兵力を削る)【変わり身】 (敵部隊一つの攻撃を無効にする)
【ドラコ】兵力200 戦闘力 50 指揮力1 策略【一騎当千】 (敵部隊一つの兵力を削る)
【メルメル】兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】(味方部隊一つの兵力を回復する)
【ナーグル】兵力300 戦闘力40 指揮力1 策略【投石】(敵部隊一つの兵力を削り、行動順を最後にする)
【ベルグレイン】兵力300 戦闘力20 指揮力2 策略【離間工作】(敵部隊一つの兵力を削り、自分の部隊の兵力を回復させる)
【ニケライト】兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
【ジョゼット】兵力300 戦闘力20 指揮力3 策略【捕縛】(敵部隊一つの兵力を削り、この策略で敵部隊を撃破できた場合資金が手に入る)【毒びし】(行動した敵の兵力を削る)
>>701(三名)
ミーア
メルメル
ニケライト
ミーア「わ、私ですか!? が、がんばりまひゅっ!」
メルメル「うん、メルメルにお任せなのー」
ニケ「大丈夫です。私は常に覚悟をしていますから」
男「ふむ、では今回は」
発明家「待った待った待ったぁっ!!」
男「発明家? ここは前線だ。危ないぞ」
発明家「発明家様の大発明をお届けやでぇ!」バサァ
男「大砲?」
発明家「そんなちゃちなもんやないで! これは中に集光グラスに魔石のエネルギーを集中化させることによって」
男「理屈はいい。なにができるんだ?」
発明家「そんな長い説明やないで? まぁええわ。えっとやな、これは簡単に言うと光の熱量を吐き出して継続的に敵を焼き払うことができるんや」
発明家「大砲と違って魔力切れるまでは打ちっぱなしやからそう簡単に逃げれるもんやないし、敵がぎょーさんおったらそれこそこれで解決や」
発明家「もってけ泥棒!!」
【発明家砲】を手に入れた
(発明家砲は戦闘中任意のタイミングで敵全体に被害を及ぼします)
男「それではメイド、敵の様子は」
メイド「敵部隊1がなにやら怪しい動きをしていますね」
男「そうか、では」
ミーア「大丈夫ですっ 大丈夫ですよね?」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
メルメル「うーん。敵さんにはごめんなさいだけどメルメルやっちゃうよー」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】(味方部隊一つの兵力を回復する)
ニケ「勝てる確率と負ける確率は五分五分でしょうか………いえ、すいません」兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
>>704(各部隊の陣形、もしくは策略。攻撃対象をお選びください)
いきなり発明家砲撃とう
安価下
ミーア→防衛
メルメル→防衛
ニケ→防衛
敵部隊1→隠密
敵部隊2→突撃
敵部隊3→突撃
行動順 敵部隊1→敵部隊2→敵部隊3
発明家「そーら仕事や! ぶっ放せっ!!」
発明家「ひゃっはーっ!!!」
【発明家砲】が放たれた。
敵部隊1の兵力500→400
敵部隊2の兵力500→400
敵部隊3の兵力500→400
敵部隊1の【隠密】
敵部隊1は隠れた
敵部隊2の突撃
ミーアの兵力500→410
敵部隊3の突撃
メルメルの兵力500→390
ミーアの兵力410
メルメルの兵力390
ニケライトの兵力400
敵部隊1の兵力400
敵部隊2の兵力400
敵部隊3の兵力400
味方部隊【1200】 敵部隊【1200】
男「なかなか敵が強いな」
メイド「敵の行動順に注意して行動を決めるといいと思いますわよ」
メイド「あと策略は有効に」
メイド「おや、どうやら敵部隊2は乱戦を行うみたいですわね」
男「そうか、では」
ミーア「痛いけど、まだまだやれるよね?」兵力410 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
メルメル「くらくらするのぉ~ ふえ~ん」兵力390 戦闘力10 指揮力2 策略【治療】(味方部隊一つの兵力を回復する)
ニケ「味方がやられてる………なにか私にできることは」兵力400 戦闘力30 指揮力2 策略【応援】(兵力を回復し、次のターンの戦闘力を上昇させる)
>>708(各部隊の陣形、もしくは策略。攻撃対象をお選びください)
ミーア乱戦 敵部隊2
メルメル治療
ニケ応援
ミーア→乱戦
メルメル→治療
ニケライト→応援
敵部隊1→突撃
敵部隊2→乱戦
敵部隊3→乱戦
行動順敵部隊1→ミーア→メルメル→ニケライト→敵部隊2→敵部隊1
敵部隊1の突撃
ニケライトの兵力400→280 敵部隊1の兵力400→280
ミーア「私が、戦わなきゃっ もう逃げちゃいけないんだっ」乱戦
敵部隊2の兵力400→230 ミーアの兵力410→370
メルメル「みーんな、メルメルにお任せ~」
メルメルの【治療】
メルメルの兵力390→500
ニケ「皆さん、ここが踏ん張りどころです。頑張ってください」
ニケライトの応援
ニケライトの兵力280→370
ニケライトの戦闘力が上昇した
敵部隊2の乱戦
メルメルの兵力500→430 敵部隊2の兵力230→200
敵部隊3の乱戦
ミーアの兵力500→340
ミーアの兵力【340】
メルメルの兵力【430】
ニケライトの兵力【360】
敵部隊1の兵力【280】
敵部隊2の兵力【200】
敵部隊3の兵力【400】
味方兵力【1130】 敵兵力【880】
男「勝ってはいるが、逆転されてもおかしくはないか」
メイド「敵部隊2が何かを行おうとしていますわ」
男「ふむ、では」
ミーア「痛い………、でもまだ立てるわよね、私」兵力340 戦闘力10 指揮力2 策略【奮起】(自分部隊の兵力回復)
メルメル「敵を今から一網打尽! なの~」兵力430 戦闘力10 指揮力2
ニケライト「消耗した兵は後ろに下がってください。無駄死には許しません」兵力360 戦闘力40 指揮力2
>>713(各部隊の陣形、もしくは策略。攻撃対象をお選びください)
今日はここまで
おやすみなさい
ミーア 奮起
メルメル 殲滅→部隊1
ニケ 殲滅→部隊2
すいません、卒業研究してて大分間が空きました
ミーア→奮起
メルメル→殲滅
ニケライト→殲滅
敵部隊1→乱戦
敵部隊2→一斉突撃
敵部隊3→突撃
行動順 敵部隊1→ミーア→メルメル→ニケライト→敵部隊2→敵部隊1
敵部隊1の乱戦
メルメルの兵力 500→410 敵部隊1の兵力 280→260
ミーア「皆さんっ、きっと勝てますっ。いえっ、絶対に勝ちます!!」
ミーアの【奮起】
ミーアの兵力340→500
メル「とりかこめなの~」
メルメルの殲滅
魔導兵器部隊の効果が発動した
敵部隊1は壊滅した
ニケライト「どうやら私たちの優勢のようですね」
ニケライトの殲滅
敵部隊2は壊滅した
敵部隊3の突撃
ニケライトの兵力360→120 敵部隊3の兵力400→250
ミーアの兵力【500】
ニケライトの兵力【120】
メルメルの兵力【430】
敵部隊3の兵力【250】
味方部隊【1030】 敵部隊3【250】
男「装備の差………それに思いの差か」
メイド「相手が優れるものは連携と戦う技術のみ。それ以外で亜人に勝てるものなんてありませんわ」
男「数で突き崩せばこの通りか。さて終わらせてしまおう」
ミーア「皆さん、頑張ってくれてありがとうっ」兵力500 戦闘力10 指揮力2 策略
メルメル「メル、もしかしてやられちゃう?」兵力120 戦闘力10 指揮力2 策略
ニケ「それでは参りましょうか。終わらせに」兵力430 戦闘力30 指揮力2 策略
>>722(各部隊の陣形、もしくは策略。攻撃対象をお選びください)
ミーア 殲滅 敵部隊3
メルメル 防衛
ニケ 殲滅 敵部隊3
ミーア→殲滅
メルメル→防衛
ニケライト→殲滅
敵部隊3→自爆
行動順 敵部隊3→ミーア→メルメル→ニケライト
敵部隊3の自爆
ニケ「い、痛いの。助けて、男ちゃん………」
ニケライトの部隊は壊滅した
味方兵力【930】 敵兵力【0】
【勝利】
不死鳥みたいな幻獣系
レアなやつ
天使
ご協力ありがとうございます
男「大半を制圧。あとは城だけだ」
お嬢「あいつを裸の王様にしてしまいましょう」
メイド「大半制圧済みと言っても危険なものは危険です。護衛を連れて行ってください」
男「護衛か、そうだな」
>>732(メルメル以外から3人)
ドラコ ナーグル リオネシア
【ドラコ】HP25 SP5 攻撃力11 防御力2 行動力5 武器 鋼の剣 防具 皮の鎧
【振り下ろし】(攻撃1.5倍 SP3消費)
【チャージ】(次のターン攻撃を2倍にする SP消費2)
【薙ぎ払う】(敵前衛に攻撃力分のダメージ SP消費5)
【かばう】(対象への攻撃をかばう)
【絶対防衛戦線】( かばうが発動した場合に攻撃力分のダメージを攻撃してきた相手に与える)
【ナーグル】HP20 SP10 攻撃力7 防御力2 行動力0 武器 鉄の剣 防具 皮の鎧
【振り下ろし改】(攻撃3倍 SP7消費)
【チャージ】(次のターン攻撃を2倍にする SP消費2)
【リオネシア】HP5 SP5 攻撃力2 防御1 行動力25 武器 小さなナイフ 防具 布の服
【二連撃】(二回攻撃を行う。 SP消費3)
【疾風撃】(四回攻撃を行う。 SP消費5)
【ファストアクション】1ターン目の一番最初に行動したときのみ二回攻撃を行う。
メイド「装備の変更はいかがですか?」
メイド「現在持っている武器は」
カタール 技4 威力3 二回攻撃を行う
蒼玉の杖 心4 魔術ダメージ+3
メイド「以上ですね」
メイド「それでは、武器はどうしましょうか」
>>734
リオにカタール装備させる
【リオネシア】HP5 SP5 攻撃力4 防御1 行動力25 武器 カタール 防具 布の服
【二連撃】(二回攻撃を行う。 SP消費3)
【疾風撃】(四回攻撃を行う。 SP消費5)
【ファストアクション】1ターン目の一番最初に行動したときのみ二回攻撃を行う。
キィキィ
リオ「おっと、ここは足場が悪いでござるよ」
ドラコ「ナーグルが男を抱きかかえてりゃ楽でいいんじゃねぇの?」
ナグ「……冗談」
お嬢「民衆と降伏した兵達に不必要な暴力や制裁を加えてはいませんわね?」
男「徹底はしているはずだ。フラストレーションは溜まるだろうが、道徳に反してはいけない」
ドラコ「言っとくが道徳って言ってもそいつらそれぞれだからな。いや、俺がそういうことするってわけじゃあねぇが」
男「道徳などはおいおい基準を作っておくべきだろうな」
リオ「ところで敵の城主はすでに逃げたのではござらぬか? 民を守るなんて思わないような人物でござろう?」
お嬢「プライドが高く、恥をかくのが大嫌いな三下ですもの。逃げてませんわ」
男「あぁ、あの中にいる」
ドラコ「言い切ってるけど、根拠はあんのか?」
男「秘密だ」
ドラコ「なんだそれ」
お嬢「でも追い詰められたらなりふり構わず逃げるような奴ですから取り囲んでおきましょう」
男「それについても安心してもらっていい」
お嬢「貴方………何をしましたの?」
男「秘密だ」
ドォン ドドンッ
ドラコ「おうおう、やってんな」
リオ「追い込まれた鼠のごとく激しい反撃をしているみたいでござるな」
ドラコ「しかしなんで銃や大砲があんのに使わなかったんだ?」
お嬢「自分を守る戦力が弱くなるからでしょう」
ドラコ「あー。わかるんだかわかんねぇんだか」
ドラコ「とりあえず危ないから俺の後ろにいろよ」
お嬢「大丈夫ですの。これで命を落としてはどうせいつか道半ばで果てますわ」スタスタ
ドラコ「お、おいっ」
男「私たちも続こう。お嬢を一人にさせるわけにはいかない」
ナグ「………」コクリ
リオ「承知したでござるっ」
お嬢「すぐにわたくしのものになるのですからあまり傷つけてほしくありませんわね」
お嬢「どれもわたくしの家に代々続くものなのですから。無くなってほしくはありませんの」
ドラコ「道わかるのか?」
お嬢「もちろん。幼いころはこちらにいましたから」
敵兵「う、うぉおおっ」
ドラコ「あぶねぇお嬢!」
お嬢「下がりなさい無礼者!!」カッ
敵兵「!?」ビクッ
お嬢「わたくしはこの代々続く領主の血を継ぐもの」
お嬢「預けた城を受け取りに来ました。だからその刃を収めなさい」
敵兵「し、しかし」
お嬢「収めなさい!!」クワッ
敵兵「はっ、はいっ」
お嬢「逃げなさい。あいつのために無駄に人生を使う必要はありませんわ」
敵兵「承知しましたっ。それではっ!」ビシッ
ドラコ「お前が領主の娘だなんて証拠はねぇのによく通じたな」
お嬢「カリスマ、ですもの」ファサッ
ドラコ「ん? 大砲の音が止んだ?」
男「メイドの部隊が制圧したんだろう」
ドラコ「すげぇなメイド」
男「城内の敵はある程度無力化したが」
リオ「お嬢殿の一喝が効いたでござるな」
お嬢「ほほほ、ですの」
男「あとは虱潰しか」
お嬢「召使もどこかの部屋に集まっているでしょう。危ないですから批難させておきましょう。罪はないですもの」
男「あぁ」
キィ バタンッ
キィ バタンッ
キィ バタンッ
男「部屋が多すぎる」
リオ「城でござる。当然でござろう」
男「しかしなんだこの部屋は」
リオ「檻にガラスの筒に、これは亜人の死骸? うげぇでござる」
男「隠し扉を見つけたからきっとここだとは思ったが、なにやら別のものらしい」
男「亜人を使って人体実験か?」
リオ「許せないでござるな。拙者達の命はそう軽くないでござる」ワオンッ
リオ「もっと意味がある命のはず……でござる」
ガサッ
リオ「!!」ピコンッ
リオ「敵でござるか!?」スチャッ
男「戦えるか?」
リオ「もちろんでござるっ」
リオ「誰でござるか!? 姿をみせるでござるっ!!」
ガサガササッ
「ァ……アァ!?」
リオ「なんで………ござるかこれ」
男「………………亜人だ」
リオ「これが、こんなのが亜人でござるか!?」
男「言うな。これは亜人だ」
「ゥアヲボォ」ズルズル
男「呼吸器官が未発達なのか? ひどく苦しそうだ」
男「………リオネシア」
リオ「………」コクッ
スッ
ドスッ
「ルボッ」
男「鳥の羽に魚の鱗に毛皮に………」
リオ「まるでツギハギでござる………」
男「ここははずれのようだ。急ごう」
リオ「………後で弔いにくるでござる」
リオ「次はもっと立派に生まれるでござるよ。絶対に」
ドラコ「ん? 人だ」
ナグ「………敵?」ズンッ
「ひ、ひぃっ」
お嬢「お姉さまではありませんか」
「え、お、お嬢?」
お嬢「えぇ、そうですわ」
「助けに、助けにきてくれたのね!?」
お嬢「いえ、ここを貰いに参りましたの」
「え?」
お嬢「この戦争を引き起こしたのはわたくしですわ。あいつを葬るために」
お嬢「そして民衆を導くために」
「そ、そうなの。じゃ、じゃあわたしはいいのよね?」
お嬢「わたくし達は姉妹でしょう?」ニコッ
「あはは、そう、よね。姉妹だものね」
お嬢「えぇ」コクッ
「やっぱり愛しているわ。かわいい妹だものね。生きていて嬉しいわ。ほら、もっと顔を近くで見せてちょうだい」
お嬢「お姉さま………」
「可愛い、可愛い。私のいもう―――」
お嬢「捕えなさい」
ドラコ「おう」ガシッ
ナグ「………」ガシッ
「えっ?」
お嬢「愛してるなんて言葉はナイフを持ちながら言う言葉ではありませんわ」
お嬢「それにわたくしの個人的な復讐には貴女も含まれていますの」
「なんで? 私が何かしたかしら!? ナイフを持ってたのは謝るわ! でも怖かったの!!」
「信じて! 私は悪いことしてないわっ」
お嬢「私たちの中で本当に善たるのは次女お姉さまだけですの。貴方ごときが善人面をしないで」
お嬢「あなた達が次女お姉さまを死に追いやった時からこう考えてましたの」
お嬢「いつかぶっ殺して差し上げますわ、と」
「誤解よっ! 私は次女に何もしてないわっ 全部お兄様がやったのっ」
お嬢「バカな貴女がバカなりに平和を愛していればこういうことにはなりませんでしたの。悲しいですわね」
お嬢「恨むなら今の嘘がこのわたくしに通じると思った自分の愚かさを恨みなさい」
お嬢「連れて行って、ドラコ。ナーグル」
「結局貴女も人殺しじゃないっ! 私もお兄様にも手をかけるつもりでしょう!?」
お嬢「えぇ。私は自分が綺麗とは思ってませんの。でもあなた達と違って誇りはもってますわ」
お嬢「人殺しであろうと血で染められようとも民のために歩んだこの誇りは幾分たりとも汚れませんわ」
「詭弁よっ! そんなのってないわっ! 一緒!! 一緒なのよぉおっ!!」
お嬢「あとどちらにせよあなたには犠牲になってもらうつもりですから」
お嬢「民の血である財産を啜ったあなた達に許しはありませんの。それにこの戦いはあなた達の血以外で収まらない」
お嬢「さようならお姉さま。いつかまた御機嫌よう」ペコリッ
「いやぁあああっ 離してぇええええぇっ!!」
今日はここまで
男「そっちはどうだった?」
お嬢「見つけられませんでしたの。収穫はありましたけれど」
男「?」
お嬢「どうでもいいことですの。気にしなくてもよろしいですわ」
お嬢「大半は探し終わっているはずなのですが、見つかりませんわね。本当に逃げたのかしら」
男「出来れば身柄は捕えておきたいんだがな」
お嬢「ところでそちらは何かありましたの?」
男「詳しいことは後で話すが隠し扉の先で妙なものを見つけた。だが関係はなかった」
お嬢「隠し扉。いかにもあいつが考えそうなことですわ」
お嬢「そういえば私の記憶と少し間取りが違う部屋がありましたわね」
男「よく覚えているな」
お嬢「よくお城の中を散歩してましたから覚えてますの」
お嬢「おそらく城の上の方にあるはずですの」
男「上? 隠し扉を作るなら下だろう?」
お嬢「プライドだけは高い男ですから、きっと上ですの」
男「よくわからんプライドだな」
お嬢「えぇ、端的にいうとバカですから」
男「どうだ、隠し扉がありそうな場所はあるか?」
お嬢「あー、まどろっこしいですわ!!」
男「!?」
お嬢「火をつけましょう!! 火を!!」
男「いきなり何を」
お嬢「いくら隠れててもあぶり殺せばいいんですわ!!」
お嬢「さぁ! はやくっ!!」
男「待て、さっきと言ってることが」
お嬢「しっ。静かにしてくださいまし」
男「一体………」
ギギギッ
お嬢「あっちですの!!」
男「火をつけられると思って出てきたのか」
男「………なんというか本当に」
お嬢「えぇ。バカでしょう?」
お嬢「ドラコッ」
ドラコ「おう? 見つかったのか?」
お嬢「ぶっ殺しにいきますわよっ!!」グイッ
ドラコ「お、おうっ」
男「リオネシア、ナーグル」
リオ「ここにっ」
ナーグル「………行こう」
男「これで終わりだ。臣下を失い追い込まれた王様を倒しに行こうか」
バァンッ
お嬢「さぁ、大人しく殺されてくださいましっ!!」
「!」ビクッ
「ふ、ふはは。待っていたぞ!」
お嬢「あらずいぶん余裕そうですわね。それとも現実逃避ですの?」
「偉そうな口を叩くなっ! 俺はここの王!! 一番偉くて一番凄いんだ!!」
お嬢「はい? 脳みそドロドロに溶けましたの?」
「なのにみんなみんな俺を裏切りやがって!! ろくでなしどもがっ!!」ガァンッ
ドラコ「おいてめぇ。てめぇの命令で死んだ奴がどれだけいると思ってんだ」
「はっ。俺がいてこその国だろう? 俺を守るために死ねば本望だろう」
リオ「なんというか絵にかいたような暴君でござるな」
男「お前はここで終わりだ。大人しくしろ」
「ここで終わりだぁ? 貧相な眼球を抉り出してよぉく見ておけ!! これがっ これこそが俺だけの力!!」
「もっと早く完成していればここまで愚弄されることもなかっただろうが仕方ない。さぁこいっ すぐこいっ ここにこいっ!」
「貴族の血を啜りに来た薄汚いヒルどもを嬲って潰して切り刻んでしまえっ!!」
ナグ「………なんだ?」
「承知したぞ。主様」ヌゥッ
お嬢「なんですの。貴方」
男「地下室で見た奴だな……。鱗に獣の耳に毛皮。右羽は赤く、左羽は白い。それにあの手と足の数」
男「一体どれだけ混ぜたんだ?」
「古来亜人は人間のためにうまれたぁっ! そうっ亜人は人間の奴隷!! いや奴隷ですらないっ。人と呼ぶことすら烏滸がましい、物だっ!!」
「創造主たる人間様に逆らう亜人はもういらないっ!! この俺様に従う便利な道具さえいればいいっ。はははっ 亜人には亜人をぶつければいいのだっ!! 人間様が亜人なんて薄汚れたものと戦うわけがなかろうっ!!」
お嬢「イカれてますわ。脳みそドロドロもあながち間違ってなさそう」
「さぁいけっ!!」
キメラ「ということで、疾く快く死んでもらおうぞ」
今日はここまで
質問に協力してくれた方。ありがとうございました。
「命を懸けて足止めをしてろっ!」
お嬢「逃がしませんわよっ!」
キメラ「ここは通さないぞえ?」ブオンッ
ドラコ「あぶねぇ!!」ガキンッ
キメラ「我が主様を追わせはしないわ」
男「どんなことをしてくるかわからない。十分に気を付けてくれ」
ドラコ「お嬢、下がってろよっ」HP25 SP5 攻撃力11 防御力2 行動力5
【行動】攻撃 防御 かばう 振り下ろし(消費SP3) チャージ(消費SP2) 薙ぎ払う(消費SP5)
リオ「腕がうねうねしてて気持ち悪いでござるよ…」HP5 SP5 攻撃力4 防御1 行動力25
【行動】攻撃 防御 二連撃(消費SP3) 疾風撃(消費SP5)
ナーグル「………どう動くんだろう」HP20 SP10 攻撃力7 防御力2 行動力0
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2)
【行動を選択してください】>>761
ドラコ チャージ
リオ 攻撃
ナーグル チャージ
リオ「それではリオネシア! 舞う!!」
リオネシアの攻撃!!
キメラに2のダメージ!
キメラに2のダメージ!
リオ「まだまだまだぁ!!」
リオネシアの【ファストアタック】
キメラに2のダメージ!
キメラに2のダメージ!
キメラ「まっててください。すぐに楽にしてあげます」
キメラは【大きく息を吸った】
ドラコ「ぜってぇーぶっとばしてやっからな!!」
ドラコの【チャージ】
ドラコの体に力が漲った
ナーグル「………ふんっ」
ナーグルの【チャージ】
ナーグルの体に力が漲った
リオ「毛皮が硬いでござる! 拙者のよりずっと!!」HP5 SP5 攻撃力4 防御1 行動力25
【行動】攻撃 防御 二連撃(消費SP3) 疾風撃(消費SP5)
ドラコ「ちょっとなんか嫌な予感がするな」HP25 SP3 攻撃力11 防御力2 行動力5
【行動】攻撃 防御 かばう 振り下ろし(消費SP3) チャージ(消費SP2) 薙ぎ払う(消費SP5)
ナグ「……斬り倒す……だけだ……っ」HP20 SP8 攻撃力7 防御力2 行動力0
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2)
キメラ「恨むならあの世で恨んでくださいまし!」
【行動を選択してください】>>764
全員防御
リオネシア「防御でござるっ」
リオネシアは防御した
ドラコ「こいつぁやべぇか?」
ドラコは防御した
ナグ「………来るか?」
ナーグルは防御した
キメラ「御身、燃え、灰塵と化し、魂、煉獄へ行け」
キメラの【炎の吐息】
リオネシアに7のダメージ!
ドラコに3のダメージ!!
ナーグルに2のダメージ!!
リオ「ぐぅっ、拙者は、ここで、散るので………」バタンッ
リオネシアは倒れた
キメラ「ふわぁ、弱いんだねぇ」
ドラコ「あっちいけど、大丈夫だ」HP22 SP3 攻撃力11 防御力2 行動力5
【行動】攻撃 防御 かばう 振り下ろし(消費SP3) チャージ(消費SP2) 薙ぎ払う(消費SP5)
ナグ「……あぶな、かった」HP18 SP8 攻撃力7 防御力2 行動力0
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2)
キメラ「弱いものを虐めるのは………たのしい」ゾクゾクッ
【行動を選択してください】>>767
振り下ろし
振り下ろし改
キメラ「猫の手でも借りたらいかが?」
キメラの薙ぎ払い
ドラコに6のダメージ!
ナーグルに6のダメージ!
ドラコ「これでっ! ぶっとべやぁああっ!!」
ドラコの振り下ろし
キメラに18のダメージ!
ナグ「……たお……れろっ!!」
ナーグルの振り下ろし改
キメラに21のダメージ!
キメラ「ちょっと、クラっときたぜ」
ドラコ「くっそ、鱗が割れたぜ」HP16 SP0 攻撃力11 防御力2 行動力5
【行動】攻撃 防御 かばう 振り下ろし(消費SP3) チャージ(消費SP2) 薙ぎ払う(消費SP5)
ナグ「まだ……まだ戦える」HP12 SP8 攻撃力7 防御力2 行動力0
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2)
男「………薬を使うべきか?」
【アイテム】傷薬(HPをキャラクターの体分回復)×1 六瓢連印の傷薬(HPを10回復)×1 精神薬(MPをキャラクターの心分回復)×1
キメラ「首を差し出せば楽にしてやろう」
【行動を選択してください】>>770
ドラコ攻撃
ナグチャージ
でナグに傷薬
男「ナーグル! これを使え!!」
ナグ「………借りができた」
ナーグルの体力が4回復した。
キメラ「脆いですよ。あなたたち」
キメラの【炎の吐息】
ドラコに5のダメージ!
ナーグルに5のダメージ!
ドラコ「倒れやがれぇっ!!」
ドラコの攻撃
キメラに6のダメージ!
キメラ「本気を、出そうかな」
ナーグル「………次に……賭ける」
ナーグルのチャージ
ナーグルの体に力が漲った
ドラコ「もしかして、追い詰められてる、のか?」HP11 SP0 攻撃力11 防御力2 行動力5
【行動】攻撃 防御 かばう 振り下ろし(消費SP3) チャージ(消費SP2) 薙ぎ払う(消費SP5)
ナグ「戦う……勝たなければ」HP11 SP0 攻撃力7 防御力2 行動力0
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2)
男「………薬を使うべきか?」
【アイテム】六瓢連印の傷薬(HPを10回復)×1 精神薬(MPをキャラクターの心分回復)×1
キメラ「とりあえずは一人、導いてさしあげますわ」
【行動を選択してください】>>773
今日はここまで
安価下でおやすみなさい
男「ナーグル! ドラコ!!」
ナーグルの体力が10回復した
ドラコの精神力が1回復した
ドラコ「くっそ…、いってぇなぁ」
ドラコは防御した
ナグ「痛いのは………覚悟してる」
ナーグルは防御した
キメラ「そんなもので私たちを防げるかしら?」
キメラの【振り下ろし改】
ドラコに5のダメージ
キメラの【千腕】
キメラは再び【振り下ろし改】を繰り出した!
ドラコに5のダメージ!!
ドラコ「嘘…俺、死ぬのか?」HP1 SP1 攻撃力11 防御力2 行動力5
【行動】攻撃 防御 かばう 振り下ろし(消費SP3) チャージ(消費SP2) 薙ぎ払う(消費SP5)
ナグ「まだ、まだ戦える……あぁ………戦える」HP21 SP0 攻撃力7 防御力2 行動力0
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2)
男「くっ、もう何もできないのか?」
キメラ「僕たちを倒したいならもっともっと連れてこなくちゃぁ」
【行動を選択してください】>>780
もうジリ貧かな…一か八かで
ドラコ薙ぎ払う
ナグ攻撃
キメラ「やだやだもう! めんどくさいったらありゃしない!!」
キメラの【薙ぎ払う】
ドラコに6のダメージ!!
ドラコ「俺、ここで………姉貴………お嬢……っ」
ドラコは倒れた
ナーグルに6のダメージ!
キメラの【千腕】
キメラは再び【振り払い】を繰り出した!
ナーグルに6のダメージ!
ナグ「………逃げない……私は………逃げない…っ」
ナーグルの攻撃
キメラに4のダメージ
ナーグル「はぁ……はぁ……」HP8 SP0 攻撃力7 防御力2 行動力0
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2)
キメラ「諦めたらいいと思うな。それが良いと思いますわ」
【行動を選択してください】>>783
攻撃
キメラ「諦めないなら仕方ないこーん♪」
キメラの【振り下ろし】
ナーグルに10のダメージ!
ナグ「まだ………まだ……戦わ……せ、て」
ナーグルは倒れた
キメラ「ふわぁ。終わったぞい」
お嬢「そんな、ドラコ、ドラコ! あなた程の人が…なぜ?」
キメラ「弱いから、それ以外に理由があって?」
キメラ「そしてあなた達も弱い」
キメラ「私たちと違ってね」
お嬢「どちらにせよ、あいつはもう終わり………なのに、なぜ?」
お嬢「なぜあんな奴に?」
キメラ「………………」
キメラ「疲れた。逃がしてあげるわ」
お嬢「嫌ですの」
キメラ「はぁ………一応聞いておきますけど、なぜ?」
お嬢「私は貴族ですから」
キメラ「………わかんない。では、死のっか」
男「待て……っ」
キメラ「貴方は後で。その体じゃ止められないですわよね」
お嬢「男。大丈夫ですわ。もう亜人は止まらない」
お嬢「わたくしたちの勝ちですわ」ニコッ
キメラ「優しく―――縊り殺してあげる」
男(なぜ?)
男(なんで戦えない)
男(なぜ、私の足はない)
男(私の願いは――――――)
「ま も り た い の な ら」
「か な え て あ げ る」
「さ ぁ い の っ て」
「ね が い を 」
「さけんで」
男「ぐあぁああああぁああああァあああッ!!」
キメラ「なに?」ビクッ
男(血液が逆流する感覚)
男(体の中が溶けていくような)
男(血潮が何かに犯されていくようなおぞましい感覚)
男(血管の隅々まで痛みに溢れて噴き出してしまいそうな)
男「黒―――ドロドロとした――――――黒が」
お嬢「!? どうしましたの男!!」
男(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い)
男(だけど)
男「俺は、お前らを、守るんだ」
男「守る力を―――くれよぉおおおぉおおっ!!」
ドクンッ
お嬢「男、あ、あなた」
男「―――あ?」
お嬢「立ってます、わよ?」
キメラ「なに、その足。私たちより………変」
キメラ「なにそれ何それ、なんなのそれ」
男(ゆらゆらと揺れる陽炎のような黒い足)
男(存在すら危ういような足。風も吹いてないのに揺らぐその足で俺はしっかりと立っていた)
男(体中に棘を流したかのような痛みは絶え間なく続いている)
男(だけど、俺はしっかりと立っていた)
男「戦いは好きじゃないが。とりあえず勝たせてもらうぞ」
キメラ「一人で、一人がなにをできるっていいますの!? そんな変な足で」
キメラ「俺たちに何ができるってんだよぉ!?」
今日はここまで
【男】HP40 SP20 攻撃力9 防御6 行動力30 武器 鉄の剣 防具 皮の鎧
【黒衣の足】行動力を上昇させる。また行動力が低下しない
【黒衣の血】体力、防御力が上昇する。ターン終了時、軽減不可のダメージを受ける。
【振り下ろし改】(攻撃3倍 SP7消費)
【薙ぎ払い】(敵前衛に攻撃力分のダメージ SP消費5)
【魔力斬】(ダメージ+【心】 魔法ダメージ SP消費4)
【二連撃】(二回攻撃を行う。 SP消費3)
キメラ「あなたも、私たちと一緒なのかしらぁ?」
男「違う。俺は俺だ」
キメラ「失礼、しちゃうわぁっ!!」ブワァッ
男「ふん」HP40 SP20 攻撃力9 防御6 行動力30
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2) 薙ぎ払う(消費SP5) 魔力斬(消費SP4)二連撃(消費SP3)
【行動を選択してください】>>494
安価間違えました
【行動を選択してください】>>795
振り下ろし改
男「まさか、こんなに体が動かせるようになるとはな」
男の【振り落ろし改】
キメラ「な、はや―――」
キメラに14ダメージ!!
キメラ「―――いたいぃっ!!」
キメラ「許さないっ、ぜぇったいに許さないぃっ!!」
キメラの【振り下ろし】
男に6のダメージ!
キメラの【千腕】
キメラは再び【振り下ろしを繰り出した】
男に6のダメージ!
キメラ「くーっくっくっく、どうじゃ! 我たちの一撃は!!」
男「まだ、まだ戦えるぜ」
キメラ「くうっ。生意気なっ」
【黒衣の血】が男の体を駆け巡る!
男に5のダメージ!
キメラ「私たちは、勝たないといけないのよっ。そうじゃないと生きてる意味がないんですよっ」
キメラ「俺たちは我らが主様のためにあなた達を殺―――ちが」
キメラ「命を、かけて、足止め?」
男「あぁ、お前たちは捨て駒ってことだ」
男「見捨てられてるんだよ」
キメラ「違う違う違うちがぁうっ! ぼくわたしおれおれぼくわたしは我らが主様のためにぃ」
キメラ「なにぃ? 主様のためになにすればいいのぉ!?」
男「愚かで、可哀想な」
キメラ「うぐるるるるぅう! そんな目で見るなぁ!!」
男「楽にしてやる」HP22 SP13 攻撃力9 防御6 行動力30
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2) 薙ぎ払う(消費SP5) 魔力斬(消費SP4)二連撃(消費SP3)
【行動を選択してください】>>798
振り下ろし改
男「復讐はしてやる。だから眠っておけ」
男の【振り下ろし改】
キメラに14ダメージ!!
キメラ「うるるるるるるぅっ!!」
キメラの【振り下ろし】
男に6のダメージ!
キメラの【千腕】
キメラは再び【振り下ろし】を繰り出した
男に6のダメージ!
【黒衣の血】が男の体を駆け巡る!
男に5のダメージ!
男「ふぅ、はぁ………っ! どうした、動きが鈍いぞ」
HP5 SP6 攻撃力9 防御6 行動力30
【行動】攻撃 防御 振り下ろし改(消費SP7) チャージ(消費SP2) 薙ぎ払う(消費SP5) 魔力斬(消費SP4)二連撃(消費SP3)
【行動を選択してください】>>801
相手の残りHPもわからんし詰んでる感しかしない…
二連撃
男「遅いっ」
男の2連撃!
キメラに5のダメージ!
キメラに5のダメージ!
キメラ「う、うぐるるる、るぅ」バタンッ
キメラを倒した!
【黒衣の血】が男の体を駆け巡る!
男に5のダメージ!
男は倒れた
お嬢「み、皆さん。動いて、動いてくださいまし」
お嬢「みな、さん?」
メイド「お嬢様」
お嬢「ひゃあっ!?」
メイド「これは、全滅ですか」
お嬢「び、びっくりさせないでくださいまし。それより早く、早くみんなを助けてくださいましっ!!」
メイド「えぇ、こんなこともあろうかと」
春告「むびょーれんさんがきたよー」
お嬢「大丈夫ですの!? 本当に大丈夫ですの!? これで!」
春告「むびょーれんが信用されないのは分かってるけど、むびょーれんの腕は信用してほしーよ」
春告「さっさとみんなを運ぶーよ!!」ウネウネッ
男「―――うっ」
お嬢「! 男が目を覚ましましたの!!」
メイド「っ!」シュバッ
メイド「痛みは大丈夫ですか。ご加減はいかがですか。なにか欲しいものありませんか。よければ私と一緒に寝ませんか」
お嬢「怪我人にそんなに強く迫るものではないですわ」
ドラコ「―――があっ! こ、ここは」
お嬢「!!」シュバッ
お嬢「痛みはどうかしら。加減は大丈夫ですの? なにか食べたいものはありませんの? わたくしと寝れば暖かくなりますわよ?」
メイド「怪我人に迷惑ですわ」
ドラコ「俺、どうなって、うぐっ」ズキッ
お嬢「傷はそこそこ深いですから安静にしてくださいまし」
ドラコ「勝った、のか?」
お嬢「男がキメラと相討ち。命に別状はありませんから勝った。と言えますわね」
お嬢「逃がしてしまいましたけど」
男「それについては、大丈夫、だ」
メイド「えぇ。ずぅっと前に打つ手は打ってますわ」
お嬢「なにを、おっしゃってますの?」
ギィッ
お嬢「誰かしら」
「はぁ、はぁ。あたし一人だけに無理させすぎよぉっ!!」
「はぁ。これ、約束は果たしたわよ」ポイッ
ゴロゴロ
お嬢「く、首!? ひぃっ!」
ドッペル「あー疲れた」グテッ
メイド「お疲れ様です」
男「苦労を、かけたな」
お嬢「ななな、なぜあいつの首を?」
ドッペル「忍び込んでたのよあたし。あいつのところに。執事に変身してね」
ドッペル「で、あいつが逃げようとしたから後ろからずぶっとやったわけ」
ドッペル「でもいくら変身できるからって、首もって敵兵がいる場所から逃げ回るなんて無茶な注文よ。ほんと」
男「他者との繋がりを持つものならば、ドッペルはその懐に易々と潜り込めるからな」
男「最善の暗殺者だ」
ドッペル「聖職者!!」
今日はここまで
おやすみなさい
メイド「つまり私たちの大勝利。ぶい」
メイド「ということなので心配せずお休みになってください」
男「………頼みがあるんだが」
メイド「はい。身の周りから夜のお世話までお任せしてください」
男「後半はいらない。ちょっと耳を貸してくれ」
メイド「内緒のお話ですね。わかります」
男「城――隠し扉――資料―――破棄」ゴニョゴニョ
メイド「あっ ふぁっ あんっ!」ゾクゾクッ
男「………風邪でもひいたか?」
メイド「存在感をださないと皆さまに好きになっていただけないかと」
男「風邪でもひいたのか」
メイド「恋の病なら」
男「………」
メイド「恋の病なら!」
ドラコ「お前らうっせーぞ!!」
メイド「冗談はおいといて承りましたわ」
男「あぁ。大切なことなのだ」
メイド「私にお任せを」シュッ
男「お嬢。他の奴の容態はどうだ?」
お嬢「リオネシアが少し傷が深いですが、命に別状はありませんわ」
お嬢「ただしばらく酒場が大変なことになるでしょうが」
男「そうか。全員無事か」
お嬢「それよりわたくしはあなたのほうが心配ですの。貴方のその影? はどうなってますの?」
男「さぁな。俺もわからん」
お嬢「あの時のあなた、しっかり立ってましたわよね」
男「俺にはわからん。詳しくは魔女………いや詳しいことは誰もわからないだろうな」
お嬢「危ないものでないといいのですが」
男「お嬢。車いすをとってもらえるか?」
お嬢「怪我人は安静ですの」
男「もう動き回れるくらいにはなってる」
お嬢「化け物かなにかですの?」
男「心配ごとだらけなんだ。ベッドの中じゃ不安に押しつぶされてしまう」
お嬢「わたくしに任せてくださいまし。それともわたくしは信用できないのかしら」
男「そういうわけではないが………」
お嬢「あなたと私はもう一蓮托生。でしょう?」
男「…勝ったとして援軍が来るだろう。そうすれば奪還されて終わりだ」
男「次の手を打たなければ」
お嬢「………あー。そのことでしたら」
男「どうした」
お嬢「………白鞘童子が」
男「………………喰った?」
お嬢「えぇ…」
男「………最悪だ」
男「まだ俺たちだけなら地方での反乱でしかなかった。騎士団を喰ったとなれば」
男「ダメだ………事態が早急に動きすぎる………」
お嬢「大丈夫ですわ。人間を打倒した亜人達の噂はすでに亜人達の中に流れていますわ。賽はすでに投げられたとしても、出目まで見えてるわけではないですの」
お嬢「未来が見えないなら、希望も絶望もありますわ。戦況がいくらでも動く今、あなたは絶望しか見ないつもりですの?」
男「…だとしても、ベッドの上で夢を見る、なんてことは出来ないよ」
お嬢「正義感がお強いですこと」
お嬢「わかりましたの。どうせ這ってでも行くつもりでしょう?」
男「助かるよ」
キィキィ
男「仕方ないとはいえ、怪我人が多いな。死者はどうなっている?」
お嬢「そちらはメイドさんがやっているのでわたくしにはあまり分かりませんが、教会で弔ったのちに墓地に埋葬するようです」
お嬢「棟梁娘さんたちが大急ぎで完成させようとしていますわ」
男「そうか………」
お嬢「悼む気持ちは良いですけど」
男「大丈夫だ、わかっている」
お嬢「そうですわね。あなたなら理解も覚悟もしてますわよね」
男「? あれはなんだ。檻?」
お嬢「? わたくしは知りませんわ」
男「見てみるか」
お嬢「えぇ」
キィキィ
男「!?」
お嬢「―――っ!!」
キメラ「ぐぅぐぅ、すやぁ」
男「なぜ、なぜキメラが?」
お嬢「わ、わたくしは知りませんの!」
古書娘「そこの怪我人。なぜ出歩いているのです。歩いてはいませんが」
男「そんなことよりなぜこいつがここに」
古書娘「あの触手が治しました」
春告「触手より親しみを込めてむっちゃんって呼べーよ」
男「なぜだ、六瓢連。なぜこいつがここに」
春告「ベッドが埋まってるし、この図体だと暴れるとやっかいだからだーよ」
男「そうではない」
男「なぜ、連れて帰った。なぜ、生かした?」
古書娘「亜人を救うと誓ったあなたが、亜人を殺せ、ですか?」
男「ぐっ………」
春告「それにお嬢がいってたーよ」
春告「『みんな』を助けてって」
春告「むびょーれんにとっては同じ命よ。『みんな』同じ命だーよ。そこに貴賤はないーね。それにこれがむびょーれんの仕事」
春告「助けるのが仕事よ」
男「すまない…」
春告「治療の邪魔だから早くベッドに戻る―よ。今度抜け出したらむびょーれん特製眠り薬を尻にぶちこむね」
お嬢「戻りましょう男。数日もすればちゃんと動けるようになりますわ」
古書娘「腹立たしいことに、薬効は確かにありますよ」
春告「ぶーい」
お嬢「どうやらあなたにできる最善のことは体を休めることだけ」
お嬢「だからお眠りなさい、男」
お嬢「目を覚ましたら始まりますわよ」
お嬢「それを見逃さないためにも今は眠りなさい」
お嬢「お休みなさい」
~4年目 第14週 休日~
春告「もうくるなよ~」フリフリ
男「世話になったな」
男「ところで、あのキメラはどこに?」
春告「檻の中で元気にやってるーよ」
男「様子を見に行ってもいいだろうか」
春告「むびょーれんに聞かれてもこまるよ」
男「だな。行ってみるか」
春告「怪我させんなーよ」
男「うぐぅ…」
男「………久しぶり、でいいのかな」
キメラ「貴方は………」
キメラ「貴方なら、私たちを殺して、くれるでしょう?」
男「死にたいのか?」
キメラ「私たちは、我らが主様のために作られた存在」
キメラ「貴方は自分の存在を見失って………生きていけるのか?」
男「生まれたばかりの赤ん坊が自分の存在意義なんて考えるもんじゃない」
キメラ「私は我らが主様のために生まれたの。生まれた時からそれを知ってしまった。なのに知りえたことを考えるなだなんて無茶ですわ」
キメラ「お願い、私たちを殺して」
男「生きる理由がないからといって………死ぬ理由にはならないだろう?」
キメラ「こんな私たちが生きてて良い理由はないでしょう」
キメラ「見て、俺たちはここの誰とも違う。歪な存在。存在しえないもの。生まれてはいけない命なんだぜ」
男「………お前たちは、俺よりも後ろ向きなんだな」
男「生きる理由。生きてていい理由なんて自分でわかるもんじゃない。誰かに見つけてもらうものだった」
男「少なくとも、俺はそうだった」
キメラ「そこまで言うなら、僕たちの生きる理由。君が見つけてくれるんだよね」
キメラ「殺さない責任。とってほしいわ」
男「それに、お前たちは歪なんかじゃない。ただ個性的なだけだ」
キメラ「そんなの慰めでしかない」
キメラ「貴方ほど、私たちは綺麗じゃない」
男「綺麗だよ」
キメラ「嘘」
男「綺麗だ」
キメラ「馬鹿にするなぁっ!」
キメラ「それならあなたは私たちを抱けるの!?」
キメラ「無理でしょう!? だって気持ち悪いから! 見てよこの腕! 足!! こんなの多いの見たことある!?」
キメラ「翼だって変! 右は赤いのに左は真っ白! 体には毛皮なのに鱗が生えてる! ほら私たちの顔をよく見てよ! 左は狐なのに右は鳥なのよ!? しかも右目をよく見て!? 目の中に目がいっぱいあるの!! あははっ 吐き気がするでしょ!? それに獣臭いのにエラがあるから水の中でも呼吸ができる!」
キメラ「ほら気持ち悪い! グロテスク! ね!? ねぇ!?」
キメラ「ほらぁやっぱり駄目じゃない!!」
男「抱いて、いいのか?」
キメラ「あはっ 強がる必要はないぞ!? 抵抗しないから殺せばいいだけよ!!」
男「抱いて、いいんだな?」
キメラ「なに、なんで近寄るのさ!? 哀れみなんかいらないっ」
キメラ「誰にも愛されないんだから、抱かれてもそこに愛はないから生きる価値無し! 証明終了なんだからっ」
キメラ「だから無理無理無理無理!! 愛なんかないんだから残念でした! こんな私たちじゃ無理でーす!!」
キメラ「貴方だって本当は―――」
男「抱くぞ?」
亜人好きならキメラちゃんはばっちこいですよね
―――
――
―
キメラ「はぁ、はぁっ。あなたは、本当に?」
男「あぁ、証明はできたと思うが」
キメラ「でも………こんな私たちに」
男「証明が足りないか?」
キメラ「むっ、むむむ、無理よもう!」
男「そうか。それは残念だ」
キメラ「貴方、好きものね」ハァ
男「いずれ皆が互いの相違など気にしなくなる世の中がくる」
キメラ「こんな私たちでも?」
男「まだ証明が足りないか?」グイッ
キメラ「あっ―――」
ミーア「ぶわっしょいっ!!」
ドラコ「うおっ、びっくりした」
ミーア「なんだか嫌な予感がヒゲを駆け抜けて」
ドラコ「お前のヒゲどうなってんだよ」
ミーア「具体的には男しゃんが誰かに寝取られたような」
ドラコ「んだよ。またいつもの妄想か」
ミーア「悔しいけど興奮します」ハァハァ
ドラコ「………お前、変わったよな」
ミーア「ドラコさんもですよ?」
ドラコ「お、俺は変わってねぇよ」
ミーア「にゃふふ」
ドラコ「なに笑ってんだよぉっ」
ミーア「男さんに褒められたあと、こっそりガッツポーズしてるの、ミーアはばっちり見たのです」
ドラコ「う、嘘だね」
ミーア「信じるか信じないかは私の話を聞いた人しだい、ですにゃー」
ドラコ「夕飯一回」
ミーア「聞こえません」
ドラコ「男の手伝い代わってやる」
ミーア「はい、なんのお話してたか忘れちゃいましたー」
ドラコ「ちっ」
~4年目 第15週~
お嬢「やっぱりすぐに亜人と人間が上手くいくだなんて思ってませんけど」
お嬢「事がいろいろと起き過ぎですわ」
男「自分たちの居場所が奪われればな。こちらで無理やり土地の再配分をしたんだ」
お嬢「その分のお返しはしてるつもりなのですのに…」
男「見回りを強化すべきだろうな」
お嬢「そちらに人員を割けるほどの余裕はないのですけどねぇ」
お嬢「………あの少し聞いてもいいかしら」
男「なんだ?」
お嬢「なぜ、キメラさんに抱きかかえられていらっしゃりますの?」
キメラ「我が主のために行動することこそ我らが生きる道じゃからの」
男「だそうだ」
お嬢「メイドさんがハンカチを噛み千切ってしまいそうですわよ」
メイド「ギギギッ」
男「助けてくれないか?」
お嬢「お断りしますの」
男「そういえばキメラキメラと呼んでいるが、名前はあるのか?」
キメラ「私たちに名前はありませんわ」
男「そうか、ならキメラと呼ぶのは非礼に値するな」
キメラ「我が主からなら気にはしませんわ」
男「しかし名前がないというのも不便だ。そうだなお前の名前は>>839とかどうだ?」
レイティア
レイティ「レイティア。我が主様から賜られた私たちの名前」
レイティ「気に入ったぜ。さすがは我が主様だ!」
お嬢「では、決まったところで仕事のお話に戻りますわよ」
お嬢「基本的には前と同じですが、外交も重要になりますわ。亜人達が一致団結しなければ勝てる見込みはありませんから」
お嬢「そしてわたくし達が王国を打倒したあかつきには波紋は波となって全世界まで届きますわ。そして波は津波となりそうなればもう誰にも止められない」
お嬢「そのきっかけに命を賭して、おや話がズレてしまいましたわね」
お嬢「とにかく内と外、両方に今まで以上目を配るように」
男「あぁ。わかった」
男「では………」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【外交を行う】心×20
>>843
外交
お嬢「では、ミーアを連れて行ってきますわ」
ミーア「あれ。男さんは行かないんですか?」
男「俺の姿を見てみろ」
ミーア「じーっ」
男「どうだ?」
ミーア「ぽっ///」
男「仮面に声に、それに足だ。信用を得難いだろう」
ミーア「そんなことありませぇんっ!」
お嬢「貴方はそうだとしても一般的には怪しい人でしかないんですの」
男「表にはお嬢に出てもらうようにする。このなりだと不安がるものも出るだろう」
ミーア「むぅ」
お嬢「仕方ありませんの。ほら行きますわよ」
ミーア「男さんのぶんまで頑張ってきますねっ!」
―――
――
―
【大成功】
お嬢「北の森に暮らしてる亜人の会合に参加しましたの」
ミーア「男さんのすばらしさについて演説をしてきましたよ! おかげで胃が痛いです………」
男「そういえば人見知りか。頑張ってくれたようだな」ナデナデ
ミーア「えへへぇ」
お嬢「ちゃんと私たちの目的や活動についてもお話してきましたから安心していいですわよ」
お嬢「物資なんかもやり取りしてもらえるそうで経済も少しは回るはずですの。ただ人間がいることに多少の反発はありましたが」
お嬢「はぁ…。亜人に変装すればいいのかしら」
男「バレた時が厄介だ。開き直っていこう」
ミーア「あの、撫でる手が止まってますよ?」
男「すまない」ナデナデ
ミーア「えへへぇ」
知名度【60】
~4年目 第15週 休日~
ベル「愛されマスターの僕としてはね」
レイティ「愛されマスター」
ベル「僕たちは愛されるために生まれたんだと思ってる」
レイティ「でも望まれない人だっているはずでしょう」
ベル「ふふんっ。世界に拒絶された人なんかいるわけないじゃないか」
ベル「拒絶をするのはいつもただ一人の個人さ。嫌う人がいるなら愛してくれる人もいるはず」
ベル「それを探すのが人生ってものさ」
レイティ「なにやら深い言葉のように感じますなぁ。ところで見つかったのですか?」
ベル「………人生は長いさ。そう急ぐこともないよ」
レイティ「なるほどぉ」
男「レイティアがいない。外出をするなら今のうちだな」
ピラッ
男「ん、なんだこれは」
『平穏はもう最後。愛する人を求めるなら今のうち』
男「なんだこの紙は」
男「まぁいい。今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>848
1ミーア
ミーア「呼びましたか?」
男「あぁ。良く人見知りを押して行ってくれたな」
ミーア「男さんのためならどこにでも行きますよ。それしか私にはできませんから」
男「いや。ミーアにできることはたくさんあるさ。俺なんかよりもずっと」
男「俺たちの付き合いももう長いな」
ミーア「一番最初、ですからね。思えば私はあの日死ぬのかなって思ってました」
男「そんなに俺は怖かったか?」
ミーア「いえ。人間みんな怖かったです」
男「なのに仕事に出してすまなかったな」
ミーア「そのおかげで古書娘さんに出会えましたから」
男「許してくれるなら幸いだ。これからもお願いしていいか?」
ミーア「はい。だから覚えておいてくださいね。私のことを」
ミーア「私がいることを」
ミーアの愛情度【220/300】
ミーア「………え?」パリンッ
メイド「どうしましたミーア」
ミーア「い、今の話本当ですか!?」
「うお、な、なんだ猫のお嬢ちゃん」
ミーア「娼館の話をしてましたよね!?」
「す、すまなかったよ。こんなところで」
ミーア「いえ、そうじゃなくて。その亜人しかいない娼館の話です」
ミーア「“なんだってやっていい”亜人の娼館の狼娘」
ミーア「抱いたんですね!?」
メイド「ミーア。お客様に―」
ミーア「抱いたんですよね!?」
「お、おぉ」
ミーア「っ!」ストンッ
メイド「ミーア!」ダキッ
ミーア「よ、良かった」ウルッ
ミーア「生きてるんだ」ポタッ ポタッ
ミーア「よかったぁあ˝あっ」
メイド「そんなことが」
ミーア「でも、狼の亜人だからといって……彼女かどうかはわかりませんよね」
メイド「あるのは城下町ですし、亜人を連れて侵入なんてことは難しいですわね」
ミーア「ど、どうしよう。死んじゃったら」
ミーア「死んじゃったらどうしよう」オロオロ
メイド「難しいだけで不可能とは言ってませんよ」
ミーア「ふぇ?」
メイド「ただ失敗したら、死んでください」
ミーア「………」
メイド「貴方はただ城下町に紛れ込んだ亜人。それでいいのなら」
ミーア「いいんですか?」
メイド「もちろんご主人様に聞きに行って、ですけども」
ミーア「………はい。やります」
ミーア「彼女にもらった幸せ。その恩返しをしなくちゃいけないから」
今日はここまで
おやすみなさい
レイティアの見た目は
顔は左半分と頭の大部分が狐で右半分が鷲。その鷲の眼の中にいくつも黒目があります。また首元にはエラが生えています。
体は基本毛皮ですが、ところどころ魚のような鱗が生えてます。
背中には翼が生えていて、右翼は燃えるような羽。左翼は純白の羽。
腕は肘から先がいくつもの手に分かれ、足はヒトデの管足のように伸びてます。
………想像し辛いですね
ミーアの愛情度【220/300】
ドラコの愛情度【110/300】
リオネシアの愛情度【110/300】
メルメルの愛情度【120/300】
ナーグルの愛情度【170/300】
ベルグレインの好感度【-35/100】
ニケライトの愛情度【120/300】
ジョゼットの好感度【40/300】
メイドの愛情度【170/300】
最初に愛情度が最大値になったヒロインのエンドになりますからお気をつけください。
男「ダメだ」
ミーア「なんでですかっ!?」
男「わかるだろう。危険すぎる」
メイド「承知していますわ」
男「それでもだめだ。危険すぎる」
ミーア「でも、あの子は今も苦しんでるのに……っ!」
男「ミーアを失いたくはない。何とかして手は打つ。わかってくれ」
ミーア「なんとかって、どうするつもりなんですか!?」
ミーア「私の代わりに誰かが危険な目にあうだけでしょう!?」
男「………もう一度言う。駄目だ。許可しない」
ミーア「そんなっ」
ミーア「もういいですっ! 私はもう―――」
男「ミーア………」
ミーア「あなたの奴隷なんかじゃない!!」ダダダッ
バンッ バタンッ
男「………メイド。俺は間違っているのだろうか」
メイド「人を思う気持ちに正解も不正解もありませんわ」
メイド「申し訳ありません。私のせいでこんなことに」
男「メイドも、ミーアのことを思ったからなんだろう」
男「責める事なんて………できないさ」
~4年目 第16週~
ジョゼット「困ったわ~ 困ってしまったわ~」オロオロ
メリー「どうしたのですか? もしかして事件ですか!?」キラリンッ
ジョゼット「服のモデルを頼んだナーグルさんが逃げてしまったのよ~」
メリー「うーん。記事にはできそうにないでぃすね~」
ジョゼット「探してもらえないかしら~ メリーさんは足が速いんでしょう~」
メリー「もちろんメリーさんは自分の健脚を誇ってはいるのでぃすが。見つけたところでメリーさんがナーグルさんを連れてくることは不可能でぃす!」
メリー「ということで、メリーさんはスクープを探しに―――」
ジョゼット「待って~」シュルッ
メリー「んむぐぐっ」シュルルルッ
ジョゼット「ナーグルさんがいないなら仕方ないわ~」
ジョゼット「子供服のモデルもほしかったのよ~」ズルズル
メリー「んもぐぐぐぐっ!!」
ジョゼット「食べちゃわないから安心してね~」
男「さて、今週は」
男「では………」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【外交を行う】心×20
>>867
【外交を行う】 メルメル
メルメル「メルがいくの~」
男「メルメルなら、問題はないだろう」
お嬢「あら、メルメルに信頼を置いてますのね」
男「だってメルメルだぞ?」
メル「ん~?」
お嬢「まぁ、毒はなさそうですわ。憎たらしい」プニプニ
メル「わぁ~ やめてほしいの~」
男「やめてやれ」
お嬢「と、お遊びはここまでにして行ってまいりますの」
メル「お土産楽しみにしてね~」
―――
――
―
【成功】
メル「お土産貰ったの~」
男「なんだ。お菓子ばっかだな」
お嬢「向こうのお年寄り方からの貢ぎ物ですの。疲れましたわぁ」
男「老人の子供好きはどこも変わらず、か」
メル「はい、あ~んなの~♪」
知名度【90】
~4年目 第16週 休日~
魔女「………」サワサワ
男「あまり触らないでくれないか。くすぐったい」
魔女「………あ」
魔女「………ごめん、なさい」ショボン
古書娘「妹を虐めないでください」
男「虐めたつもりはないのだが………すまない」
魔女「………ううん」
魔女「………私が」
魔女「………悪い」
男「俺の足………これはやはりわからないか?」
魔女「………うん」
魔女「………私とも」
魔女「………クロさんとも」
魔女「………違う」
魔女「………願い、のせい?」
男「願いか………魔女の場合は?」
魔女「………お腹すいた……から」
魔女「………お腹いっぱいに……なり………たい」
男「それでこの舌か」
魔女「……いや………マスク………捲らないで」
魔女「…………はず…かし………い」
古書娘「人の妹にセクハラしないでいただけませんか」
男「いや、そんなつもりでは………すまない」
魔女「…………こういう……ことは………」
魔女「……こいびと……に……………なって」
魔女「……から…………だよ…?」
古書娘「殺しますね?」
男「殺さないでくれ」
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>871
4メイドと亜人の唱館について調べてみる
メイド「乙女になにを……」
男「い、嫌か? 嫌ならすまない」
メイド「冗談ですわよ。慌てるお父様、かわいい」
メイド「それならとっくに調べはついてますわ」
メイド「と言っても亜人の娼館なんて腐るほどありますし、ミーアが探しているのが本当にこの亜人なのか分かりませんわ」
男「亜人の娼館か………」
メイド「亜人は人とはついてますけど人権はありませんから好き放題し放題ですからね」
メイド「どんな変態趣味も亜人ならば許される。そんな世の中ですわ」
男「………」
メイド「どうしました?」
男「いや、なんでもない」
メイド「この娼館は特に変態が集まる場所みたいで、骨折りが序の口………この先は言いたくありませんわね」
男「なおさらミーアには行ってほしくないな」
メイド「気持ちはわかりますわ。でも私は今回はお父様の味方はできません。ミーアの味方をするわけでもありませんけど」
男「だが最近ミーアに避けられているんだ。話しかけても返事をしてくれないし」
メイド「取り次ぎくらいはしてあげますわよ」
男「助かる。ついでに止めてくれればもっと助かる」
メイド「お断りします」
メイド「でももし助けるとしたら早くした方がいいですわよ」
メイド「あんなところにもう何年も。体が持ちませんから」
メイド「もちろん心も。本当に、耐えたものですね。普通なら一年持てば十分。一か月でダメが普通」
メイド「でも今はミーアのケアを考えたほうがいいかもしれませんね。目を離すとたぶんあの子一人で行きますよ?」
男「助けたいのはもちろんなんだ」
男「だが………」
メイド「えぇ。わかってます。貴方が持っているものは、他の人が思うよりよっぽど重いってことは」
メイド「だから私がいるのです。寄り添って、付き添って。貴方が望むのならどこまでも手を引いていきましょう」
メイド「血はつながっていないけれど、私はあなたの娘。でしょ?」
男「あぁ、可愛い、大切な娘だよ」
メイド「………今日は甘えてもいい?」
男「いつでも」
メイド「………ありがと」
メイド「………………ごめんなさい」
~4年目 第17週~
ナグ「………どうだ?」
男「どうだ、と言われても」
ナグ「やっぱり……似合わない………か」ダダダッ
ジョゼ「ちょっと~ ダメですよ~ めっ」プンプン
男「いや、いきなりすぎて」
男「なんだあの服は」
ジョゼ「可愛いでしょう~ フリフリなんですよ~」
男「あぁ、可愛らしく、はあったが」
ジョゼ「だったら褒めてあげないとだめですよ~ ナーグルちゃん、可愛い~って」
ジョゼ「そんな女心が分からないなんて、貴方様は朴念仁ですよ~」
男「いきなりすぎて感想が言えなかった。それにいつものナーグルと違い過ぎてて」
ジョゼ「じゃあ、あのナーグルちゃん。かわいかったですか~?」
男「可愛い、んじゃないか? あれはあれでありだとは、思う」
ジョゼ「うふふ~ そうナーグルちゃんに伝えてくるわ~♪」
男「………いや、なんなんだ?」
男「さて、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【外交を行う】心×20
>>878
リオで村を発展させる
リオ「村の発展ならばこのリオネシアにお任せを。筆を誤らぬほどの活躍、みせるでござるよっ!」
男「お前は自信があるときに限って失敗するからなぁ」
リオ「きゃいんッ それはひどいでござるよ! 拙者毎回毎回失敗してるわけではござらぬよ?!」
リオ「くぅんっ! こうなれば必ずや成功して戻るでござる!」
―――
――
―
【成功】
リオ「ほら、成功でござる! 成功!!」
男「よくやったよくやった」ナデナデ
リオ「お、お˝ぉっ。もっと、顎の下も、くぅ~ん♪」
男(楽だなぁ)
村Lv3【30/700】
~4年目 第17週 休日~
ナグ「な、ナーグルちゃん、だよ~☆ な、ナーグルちゃんと一緒に、はっぴはっぴ、し、しよ~☆」
ナグ「あ、まちが、は、はっぴはっぴするにぃ~☆」
ナグ「………///」ボフッ
ナグ「ど、どうだ……?」
男「どうだ、と言われてもな」ポリポリ
ナグ「や、やっぱり……ダメじゃない……かっ」ダダダッ
ジョゼ「あらあら~」
男「やはり、ジョゼットの差し金か」
ジョゼ「差し金ってひどいわ~ せっかく可愛い服着てるんだからとびっきり可愛いナーグルちゃんを見せたかっただけよ~」
男「取り繕った可愛さなんていらん。俺が好きなのは普段のナーグルだ」
ジョゼ「あら~ 今の言葉ナーグルちゃんにお届けだわ~」
ジョゼ「うふふ~ ナーグルちゃん喜ぶわよ~」
男「何を考えているかわからんが。ナーグルに言っても喜ばないと思うが」
ジョゼ「相変わらず朴念仁ね~」
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>883
今日はここまで
ミーアの件はミーアの好感度を上げていくことで進んで行きます。
そういえば、普通に好意を示してる子よりもナーグルの方がよっぽど愛情度高いんですね
乙
レイティアは攻略対象外なのかな
男「………ミーア」
ミーア「っ!」
男「話をしないか?」
ミーア「あ、貴方と話すことなんか、ねーですっ!」
男「待ってくれ!」
ミーア「………私は、貴方の奴隷じゃねーです。だから言うことなんて聞かねーです」プイッ
男「………奴隷なんて、思っちゃいない」
ミーア「じゃあなんで私のやることを止めるんですか!? あれこれ口だして!! ダメだダメだって!!」
ミーア「助けてもらったことには感謝してます。でもだからって私の人生をあげたつもりは―――」
ミーア「私は―――私だけのものなんだからっ!!」ダダダッ
男「………ミーア」
男(ダメか…… 俺一人ではどうも追いつけないし。話を聞いては貰えないみたいだ)
~4年目 第18週~
レイティ「はい、私たちにつかまってくださいねー」
男「すまない。助かる」
レイティ「そんなっ。我が主様のためならこれくらいたやすいですわっ」
レイティ「俺たちの体を触ってくれるのは我が主様だけだし、うれしーからいいんだぜ」
メイド「私の、仕事が………」ガクッ
レイティ「我が主様の身の周りのお世話は全て我らがするのであるぞ」
メイド「この泥棒………泥棒キメラッ!」
レイティ「なんとでもいいなよ」
男「さて今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【外交を行う】心×20
>>890
【外交を行う】 メルメル
メル「むおんっ メルは今日も頑張るの~」
メル「お~か~し~の~た~め~に~」
お嬢「皆のために頑張ってくださいまし」
メル「最近暖かくなってきたからテンションあ~っぷ~」
お嬢「あら、北の方に向かいますから冷えますのよ?」
メル「テンションだ~うん~」ガックシ
―――
――
―
【成功】
メル「お鍋が美味しかったの~」
お嬢「冷えた体に暖かいお鍋、お魚がもっちりしてて美味しかったですの~」
男「何しに行ったんだ」
お嬢「もちろん要件は済ませてますわよ」
メル「旅行気分でうふふ~」クルクル
男「目的を果たせてるのなら、言うことはないが………」
知名度【120】
白鞘「ちと食い過ぎた感がある」
お嬢「出ましたわね、諸悪の根源」
白鞘「なんじゃいきなり」
お嬢「貴方のせいで、無用な戦いばかり起きてますのよ」
白鞘「責任もって食ろうておるからいいじゃろうが」
お嬢「それが問題ですのよ! 人間達だけでなく亜人達まであなたのこと恐れてますのよ!?」
白鞘「鬼が他に好かれようとは思わんぞい。儂は儂のために生きておるのじゃから」
白鞘「それに雑魚ばっかりよこす向こうが悪い。あんな雑魚、全部食ろうてやらんと腹の足しにならん」
白鞘「それにあんなんじゃ儂の傷も治らん」
お嬢「はぁ、貴方が力を貸してくれてとても助かってはいるのですが………その火の粉が私たちに降りそそぐのですわ」
白鞘「火の粉程度払えぬ弱者、生きる価値無しじゃろう」
お嬢「本当この蛮族的思考………」
白鞘「失礼な。この世で我を通すための力を持つものが正道となるのじゃ。弱きものの考えなどなんの役にも立たん」
お嬢「そんな世の中を変えようとしているのです!」
白鞘「ふんっ。生き辛い世の中、何が楽しいものか」
お嬢「快楽だけで生きてく貴方とは違うのです」
白鞘「あんまり儂を舐めると頭からボリボリ食ってやるぞ?」
お嬢「私は邪道に曲げられるくらいならこの命、喰われて無くす方を選びますわ」
白鞘「すぐ死ぬ人間のくせに」
お嬢「だからこそできることを精一杯してるのです」
白鞘「人間のくせに儂に逆らうとは、気に入らん。もしすべてが終わったとき、男と一緒にお前も喰らうてやるぞ?」
お嬢「その時用にお酒も用意しておきますわ」
白鞘「ぐぬぬ。減らず口ばっかり。あーもういい!! 酒じゃ酒ぇ!!」
お嬢「はいはい。ミーアさん、お酒を」
ミーア「え、嫌です…怖いです」
白鞘「持ってこぬとその耳引きちぎるぞ!!」
ミーア「ひやぁっ!!」
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>894
4レイティア
レイティ「お呼びですかー 我が主様ー」スリスリ
男「よせ。くすぐったい」
レイティ「もしかして、抱いてくれんのか? ぽっ」
男「今は無理だ」
レイティ「なんだ。では何かしてほしいのかい?」
男「話し相手になってほしいだけだ」
レイティ「んふふ~♪ 我が主様と一緒にいれるなら何でもいいですよ~」
男「そうだな、そういえば>>895」
安価ミス
安価下
レイティ「好きなもの………我が主様!」
男「いや、そうじゃなくて好きな食べ物とか」
レイティ「………食べ物って、美味しいの?」
男「は!?」
レイティ「食べ物っておいしくないから食べないようにしてますわ」
男「…なに食べてるんだ?」
レイティ「草とか…泥とか……あとなんだか酸っぱい匂いのするお肉なんか貰ってましたねぇ」
男「こっちでは?」
レイティ「食べなくても怒られないから食べてません!」
男「………」クラッ
男「よし、今からごはんを食べにいくぞ」
レイティ「ひっ、わ、我が主様っ そ、それだけは」
男「食べたら俺も何かしてやるから」
レイティ「絶対、絶対ですよ!?」
レイティ「くんくんっ。酸っぱい匂いしないっ!」
メイド「喧嘩売ってます?」
男「いや、まともなもの食べたことないらしい」
レイティ「こっちの草は、なにがかかってますのコレ、我が主様の(ズキュンッ)?」
男「違う違う違う。絶対違う」
メイド「………いやがらせ、とかじゃないんですよね」
男「単純に知らないらしい」
レイティ「……生まれてすぐですもの。何も分かりませんわ」
メイド「とにかく食べてみてください」
レイティ「わ、わかったぜ。度胸がいるな、これ」オソルオソル
レイティ「!!」モギュモギュ
レイティ「気持ち悪くない!!」
メイド「わーうれしくない賛辞」
レイティ「気持ち悪くない! 気持ち悪くないです!!」モシャモシャ
レイティ「うれしい!! うひゃーっ!」ガツガツ
メイド「お代わりも食べるでしょ。体大きいし」
レイティ「なんだこれ! なんだこれぇ!!」バリバリ
メイド「それは皿。食べ物じゃない」ペシッ
レイティ「これ味がない!」
メイド「皿だっつってんだろ鳥頭」
レイティ「気持ちよかった!」
男「美味しいっていうんだ。気持ちいいじゃなんだかよくわからん」
レイティ「美味しかったよ。メイドくん」
メイド「それはどうも。覚えておきましょう。これが食事です」
レイティ「食事は楽しい。うん、覚えました」
レイティ「………! わぁ!!」
男「次はどうした」
レイティ「お腹痛くないっ! お腹が痛くないよっ! すごいやっ」
レイティ「ごはん食べたらお腹痛くなくなったぜ! 料理ってすげぇやっ!!」
メイド「………デザートもありますわよ」
男「………いっぱい食べろ」
レイティ「料理もっと食べる!!」
レイティ「ありがとうございます。メイドさん」
メイド「これが私の仕事ですから」
レイティ「我が主様…」
男「どうした」
レイティ「どうやらワシたちは知らないことばっかりらしい」
レイティ「見た目は普通じゃないが、せめて中身はふつうになりたい」
レイティ「わたくしたちに、普通を、教えてくださいませんか?」
男「あぁ。当たり前に幸せになってもらおう」
レイティ「やっぱり、貴方は我が主様だわっ」
レイティアの好感度【30/300】
~4年目 第19週~
仕立て屋「わたくしの印象はそんなに薄いのでございましょうか」
男「目立ちはしないな」
仕立て屋「がーんでございますっ」
男「表にあまり出てこないし」
男「ほかの騒動を起こす連中と比べたらな」
男「良いところでもあるのだが」
仕立て屋「でもわたくし、カグヤ様と並んで影が薄いと………」
男「ドッペルゲンガーと棟梁娘も薄いから大丈夫だ」
仕立て屋「何も大丈夫じゃないのでございますぅっ!」ウルウル
男「今度の祭りで影薄い連中で歌って踊れば、なんて」
仕立て屋「それで、それで皆さまからの注目を浴びれるのなら!」
男「………冗談のつもりだったんだが、やる気になってしまったか」
仕立て屋「もう、あ、そういえば仕立て屋さんいたな。なんて言われないようにするのでございますよーっ!」メラメラ
男「さて今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【外交を行う】心×20
>>904
軍事
ドラコ
ドラコ「お? 俺か。久々って感じがするな」
男「訓練より実戦してたからな」
ドラコ「まーな。といっても体が鈍っちゃいけねぇし基礎はいくらやっても無駄になんねぇ」
男「任せれるか?」
ドラコ「俺を誰だと思ってんだ。大船に乗ったつもりで任せておけよっ」
―――
――
―
【成功】
ドラコ「最近見回りばっかりでやっぱり体が鈍ってたな」
男「お前でもか」
ドラコ「乱入してきた白鞘童子に全員ぼっこぼこにされちまった」
男「それは鈍ってなくても同じだと思うぞ」
ドラコ「いや、前ならあと10秒は耐えれた」
男「しかし白鞘童子が乱入か。安全面に問題ありだな」
軍事Lv3【60/700】
今日はここまで
おやすみなさい
~4年目 第19週 休日~
リオ「拙者が子供?」
メイド「えぇ。というよりペットでしょうか」
リオ「失礼なっ! 拙者は主君殿の右腕で」
メイド「犬みたい」
リオ「コボルトでござる!」プンスコ
リオ「小さいかもしれないでござるが、種族の壁は越えれないでござる。、成長限界があるのでござるよ」
メイド「ほかのコボルト達もなんだかペットだったり、召使だったり」
リオ「そういう種族………いや、それは言い訳でござるな」
リオ「とにかく拙者は拙者なりに、自分を通して生きてるのでござる」
リオ「ただ、秘する事こそ花。沈むからこそ浮かぶものもあり」
リオ「拙者はそういう風に生きることこそ望みなのでござるよ」
リオ「大きく咲く大輪の花ばかりでは、ダメなのでござる」
リオ「でも、ミーア殿やメイド殿が少しは羨ましいでござるなぁ」
メイド「……思ったよりは、大人なのですね」
リオ「失礼でござるっ!」
男「さて、今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>921
4古書娘にミーアのことについてを相談 可能なら間を取り持ってもらう
古書娘「ミーアの恩人、ですか」
男「所在がある程度は分かったのだが、助けれそうにはない」
男「いや、助けれそうにないことはないのだが、それでもかなりの無理がある」
男「このままではミーアは隙を見てそいつに会いに行くだろう」
古書娘「なにが問題なのでしょう」
男「その恩人がいる場所は亜人専門の特殊な娼館、それも城下町に位置する」
男「そこに亜人がフラフラと入ってみろ。ただでさえ亜人に対する緊張感が増す今、ただでは済まない」
古書娘「だから取り持てと、言うのですか」
男「あぁ。ミーアのことについては、そっちも詳しいだろう」
古書娘「えぇ。ミーアのことはいろいろと知っていますし、貴方よりずっと仲はいいです」
古書娘「だからこそ、貴方の言うことに従いたくはありません」
古書娘「ミーアさんのことは私がなんとかします。もちろんその恩人についても」
男「何をする気だ」
古書娘「手段はただ一つでしょう。プレゼントを開けるには包装を解かなければいけないように」
古書娘「欲しいものを手に入れるためには、行動を起こさなければ。私にとっては武力行使」
男「読書家の言葉とは思えないな」
古書娘「家族の願いを叶えるためには、使えるものは使うでしょう」
男「それでどうする。他の亜人にも迷惑がかかるぞ」
古書娘「その知らない亜人のために、ミーアさんの思いを殺せと?」
男「そう言っているわけではない」
古書娘「いえ、そう言ってます」
古書娘「貴方のことが大切だから貴方の望みを諦めろ。っていう貴方の望みでミーアさんを縛る」
古書娘「ミーアさんにとってはその人が大切なのに。このことを分かっていない貴方にミーアさんとの仲を取り持つ気はありません」
男「ミーアと共に助けにいったとして万事上手く行くとでも?」
古書娘「残念ながら私に未来を見る力はありませんね。貴方もでしょうけど」
古書娘「とにかく、言い訳で目を塞いでミーアさんを見ない貴方と話す言葉はもうありません」
古書娘「お帰りを」
男「待ってくれ」
古書娘「待ちません。春告」
春告「あいあいヨー」ウネウネ
男「おい、やめろ春告」
春告「古書娘には逆らえないのよー」ウネウネ
春告「歯を磨いて寝ろーよー」ポイッ
~4年目 第20週~
男「俺は間違って、いるのだろうか」
レイティ「私たちにはわかりませんわ」
レイティ「私たちにできるのは最後まで我が主様の味方でいることだけ」
レイティ「ただそれだけですわ」
男「……とにかく、できる事はやろう。助けてくれるか?」
レイティ「うん。我が主様が僕たちを助けてくれたように、僕たちは我が主様を助けるよ」
男「さて、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【外交を行う】心×20
>>926
ニケ外交
ニケ「んーっ! 私は今日も元気だぜいえい!!」
男「うるさい」
お嬢「まぁまぁ、久しぶりですの」
ニケ「なんだか最近よく眠くなってたけど、最近は元気なんだよっ!!」
お嬢「眠く? あぁ、なるほど」
男「その調子なら仕事を頼んでも大丈夫みたいだな」
お嬢「道中が賑やかで楽しそうですわね」
ニケ「荷物も持ってきたよっ!! お弁当に! 水筒に! ベルさんっ!!」
ベル「はなして」
―――
――
―
【成功】
男「どうだった?」
お嬢「わたくしだけで終わらせてきましたわ」
男「ニケライトは?」
お嬢「会議の場に連れていくわけにはいきませんし」
お嬢「ただ子供たちのウケはよかったので価値はありましたわ」
男「席に着くだけが交渉ではないということか」
知名度【150】
~4年目 第20週 休日~
発明家「調子はどうやー」
男「悪くはない」
発明家「車椅子も不便やろうし、改造してやろうかなーって思って来たんやけど」
男「いや、それには及ばない。車椅子だからこそ誰かに頼ることができる」
発明家「つまらへんなぁ。空飛んだりできるで」
男「空は……連れて行ってくれる奴がいるからな」
発明家「じゃあええわ。ところでその足、いろいろ調べさせてもらえへんか? 別室でゆっくりねっとりーなんて」
レイティ「それは我らが許可をしない」
メイド「お祈りをしなさい。それが今あなたができる最善のことよ」
発明家「………うち、悪いことしてないやん」
ギャーッ
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>931
5でその辺をぶらついてみたり
男「散歩でもしてみるか」
レイティ「我が主様。私たちがお手伝いしましょうか」
男「いや、一人でいい」
レイティ「そうですか」ショボン
男「帰ったら、一緒に酒場にでも行こう」
レイティ「! はいっ」
キィキィ
男「まだ体が治ってないのか。少し痛むな」
男「もうそろそろ夏が来る。そうすれば向こうの本格的に動くだろう」
男「あいつが来ないといいが」
キィキィ
男「………ん、ここは」
ドッペル「あら、お祈りにきたのかしら。殊勝なことで結構」
男「いや、ただの散歩だ」
ドッペル「喜捨はいつでもウェルカムよ~」
男「ただの、散歩だ」
ドッペル「つまらないわねぇ」
男(そういえばドッペルゲンガーならどこでも侵入できるのか」
男(………どうする)
>>934
ミーアの恩人を探してもらうように頼む
ドッペル「は? 街中に入り込んでくれって?」
男「できるよな」
ドッペル「そりゃあ私だもの。でもそれって良いこと? 悪いこと?」
ドッペル「悪人ならともかく私は進んで暗殺なんてしないわよ。神様に顔向けできないもの」
男「いや、暗殺なんかじゃない。調べてほしいだけだ。ある人を探している」
ドッペル「人探し? 街中で?」
男「あぁ、ミーアの恩人とやらがいるらしい。所在は分かっているが本人かどうか確かめたい」
ドッペル「それくらいならいいわよ。ただ教会に寄付はしてもらうわよ。神様だってお腹が空いてしまうわ。空腹を満たすために必要なのはパン。パンを買うために必要なのはお金。先立つものって聖職者でも大好きなの」
男「融通はする」
ドッペル「交渉成立。それじゃ」ガシッ
男「むぐっ」
ドッペル「あんたの顔。借りるわよ」
男(これで、ミーアと話す材料はできたかな)
男「ただ、救出はいぜん変わらず困難、か」
男「いくらドッペルでも難しいな」
男「さて、どうしたものか」
~4年目 第21週~
コバン「抱き着け…ない///」
男「車いすだからな」
コバン「背中……背中…っ///」
男「車椅子を押せばいいんじゃないか?」
コバン「たしかにそうすれば貴方には見られない。それにずっと一緒に入れるし、奉仕って言葉の響きは素晴らしい、あなたやお前と言い合う熟年夫婦のような息のぴったりさを披露することもやぶさかではない。だけどそれでも一つ重要大変な問題があってしまう。それは―――」
レイティ「おはようございます。我が主様」ガチャ
コバン「ほ、他から…っ 隠れれないぃ……///」
男「なるほどな」
男「さて、今週は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【外交を行う】心×20
>>939
リオ村を発展
リオ「ふぅ、そろそろ本気を出す時が来た」
リオ「でござるな!!」
男「どうした」
リオ「本気の本気の本気の拙者を見せる時がきたでござる」
リオ「素早く、確実に、そして丁寧に」
リオ「指揮を執ることすら可能となった拙者。ニューリオネシアでござる」
男「そうか。人が増えたから今まで以上にできるのか」
リオ「拙者の力! でござるっ!!」
―――
――
―
【成功】
リオ「戦火の跡も、だいぶ直ってきたでござるね」
リオ「こんなのがあっては不便以上に心に悪いでござる」
リオ「拙者達がしたからこそ、誰よりも真剣に取り組まなければいけないのでござる」
棟梁娘「あたいは直すだけさ。そこに正も義もなけりゃ悪なんてもんもないからね。言っている意味はわからないねぇ」
棟梁娘「やりたいことはやってやるさ。兵隊さんにゃできないこと全部」
リオ「拙者達は兵隊なんてもんじゃないでござる。いうなれば弱きものを救うヒーロー、でござる」
棟梁娘「結果は一緒さ。壊れて燃えて、誰か死ぬ」
村Lv3【80/700】
~4年目 第21週 休日~
ドッペル「はい。確認とってきたわよ」ペラッ
ドッペル「あと、深い心の傷を負ったから寄付は弾むように」
男「これが、ミーアの恩人、なのか? 酷く………」
ドッペル「見せないほうがいい、と思うわよ」
ドッペル「あの子のためを思うなら、死んだと伝えるほうが良いと思う」
男「そんな勇気が俺にあるとおもうか?」
ドッペル「ないでしょうね」
ドッペル「私だってないわよ。言うだけ言って責任逃れに逃げるのが、ドッペルゲンガーだもの。勇気なんてこれっぽっちもないわ」
ドッペル「とにかく教会に帰って寝るから」
ガチャ バタンッ
男「これが、本人と決まったわけではないが」
男「………」
男「さて今日は」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>945
今日はここまで
おやすみなさい
4 ミーア
乙ー
男「ミーア」
ミーア「!!」
男「ミーアの恩人の顔は………これでいいのか?」チラッ
ミーア「え、あ」ジーッ
ミーア「………っ」
男「こいつなんだな?」
ミーア「えぇ、はい。たしかに」
男「そうか」
ミーア「えっと、ありがとうございます」ペコリ
男(さて、話はできそうだが)
>>949
現在の状況を確認してきたが、かなり酷い状態だが詳しい話を聞く覚悟があるかと聞いてみる
男「どうなってるのか、知りたいか? 見た目よりもずっと酷いぞ」
ミーア「はい………。知りたい、です」
男「まず目だが客に暴力を振るわれ網膜剥離し、視力がほとんどない」
男「骨も何度も折れて、癖付いてしまっている。内臓も傷ついているらしい。食事しても血と共に吐き出すそうだ」
男「死なないのが不思議なくらいだ。人間と違ってよっぽど強いんだろうな」
ミーア「………っ」
男「見に行ってくれたドッペル曰くそれでももって今年中、下手すると売られてしまうかもしれないらしい」
ミーア「売る、って?」
男「―――殺すのが趣味の奴にだ」
ミーア「うぇ―――」
ミーア「見せて、くれて。ありがとうございます」
ミーア「でも、それで、、けぷっ。何が、したいんですか?」
男「これは」
>>951
売られるか…
ドッペルくノ一当たりと共闘して買い取る奴になりすまして掠め取れないかという事を考えつく
男「売られるところを狙って、助け出す。それが一番現実的だと考えている」
ミーア「それはいつですか?」
男「……情報はくノ一を使って調べさせておくが」
ミーア「今、じゃないんですよね」
ミーア「彼女は今、苦しんでいるんですよ」
ミーア「なのに貴方は状況が悪化するから。私が傷ついてしまうから、なんてことばっかで」ポロッ
ミーア「やっぱり、貴方は、私を見てくれないんですね。私はあなたの奴隷じゃないし」ポロポロ
ミーア「人形じゃないっ! 私は私ですっ! ミーアなんですっ!!」
ミーア「もう近寄らないでくださいっ!!」
ミーアの好感度【0/300】
~4年目 第21週~
男「………」
お嬢「くらーい顔、してますわね。たぶん」
男「……そう、見えるか?」
お嬢「見えますわ。動かないはずの仮面が泣いてるみたいですの」
お嬢「嫌われるのは辛いですわよね。そんなあなたに良いニュースはないですけれど、悪いニュースを一つ」
お嬢「ミーアがいなくなりましたわ」
男「………!」
男「探しに、探しにいって――「無理ですわ」
お嬢「これを選んだのは貴方。みんなに危害が及ばないように考えた優しい貴方の答えですの」
お嬢「為政者としては一番の答えですわ。素晴らしい。だからそれを覆すようなことはしてあげませんの」
お嬢「どうです。痛いでしょう。上に立つものは」
男「……あぁ、痛い」
お嬢「では、今週の仕事は」
男「今週は―――」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【外交を行う】心×20
>>955
わーお失敗したなぁ…ベルの時よりヤバいかも
軍事ドラコ
ドラコ「朝飯くってねぇから腹減った。仕事の前に飯でもいかねぇか?」
男「いや、俺はいい…」
ドラコ「どうした、体調でも悪いのか?」
ドラコ「なら仕方ねぇな。体調悪い奴はゆっくり寝て、あとは俺に任せとけって」
―――
――
―
【成功】
ドラコ「んだよ。まだ調子悪いのか? 風邪ひく時期でもないだろうに」
ドラコ「どうした、喋るのも辛いのか? おいおい、寝てろって。俺がベッドまで連れてってやるよ」
ドラコ「抵抗すんな抵抗すんな。はいはい、行くぞー」
軍事Lv3【110/700】
~4年目 第21週 休日~
お嬢「貴方の選択肢が最善。だから気に病む必要は―――いえ、失言でしたわ」
お嬢「確かにミーアのことは残念でした。だとしても貴方にはあれ以上できませんわ。そうしたらわたくし達が敵に回ってましたもの」
お嬢「だからもっとシャキッとしてくださいまし」
男「わかってはいる。だとしてもだ」
男「親しいものがいなくなる。その事実は慣れないんだ」
お嬢「ナージャさんがいたら、いいのかしら」
男「はは。ナージャがいたら、今の俺は殺されているだろうよ」
お嬢「本望でしょう?」
男「後ろ向きな考えだろう?」
お嬢「女々しい以下ですわね。女はもっと強いですもの」
男「耳が痛い」
お嬢「耳を塞いでいないことはいいことですわ。ほら、何もしないからそうなるのですわ」
お嬢「なにか、しないと」
男「そうだな………」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
>>958
8 ミーアの足どり
男「くノ一」
くノ一「あいなっ」
くノ一「パンツ一枚でなんでもござれのくノ一ばいっ」
男「……ミーアの足取り、掴めるか?」
くノ一「お茶の子さいさいたいね。うちから逃げれるものはいないっちゃ」
男「頼む」
くノ一「じゃあお姉ちゃんのパンツを」フンス
男「頼む………っ」
くノ一「あー、仕方ないばいね。うちがやっちゃるけん、安心してよかとよ」
くノ一「本気の仕事、ちゃね?」
男「できるだけ迅速に頼む」
くノ一「すぐ行ってくるっちゃ」シュンッ
男「………頼んだ。くノ一」
~4年目 第22週~
くノ一「足取り、掴めたっちゃ」
男「どこにいるか分かったか」
くノ一「捕まってたばい。それで奴隷市場に連れられていったっちゃ」
男「助けてはくれなかったのか?」
くノ一「無理ばい。うちができるのは暗殺だけ。戦闘は得意やないけん。それにミーアちゃん助けれたとしても亜人連れて街をでるのはでけん」
くノ一「うちだって命が惜しか。見てることしかできんかったばい」
男「そう……か」
くノ一「忍者は現実家たい言うちゃるけど、もう無理っちゃ。それか、買ってくると?」
くノ一「人間おるからできるけんども、外に連れ出すには危険ちゃ。うちらが暴れたせいで厳しくなっとーと」
くノ一「進言するた、諦めるこっちゃね。ならっ!」シュンッ
男「ミーア………」
お嬢「はいお仕事の時間ですの!!」
お嬢「今週はどうされまして?」
男「今週…は」
【軍事力強化】 体×20
【村を発展させる】 技×20
【外交を行う】心×20
>>965
外交メルメル
メル「痛いの痛いのとんでけ~」
男「いきなりなんだ?」
メル「泣いてるのって、痛いからでしょ~」
メル「怪我したの? 病気なの?」
メル「でもメルは魔法が使えるから解決できるはずなの」フンス
メル「痛いの痛いのとんでけーって~」
お嬢「………行きますわよ。メルメル」
メル「でも、男ちゃんの痛いの飛んでないの」
お嬢「いいですから、行きますわよ」
メル「んむ~」プクー
―――
――
―
【大成功】
メル「男ちゃんの痛い痛いをなくすために頑張ったの~」
お嬢「えぇ、珍しくまじめに頑張ってましたわよ。そのおかげで交渉もスムーズにいきました」
お嬢「これで亜人達の連合も見えてきますわ」
男「そうか。ありがとうな、メルメル」ナデナデ
メル「えへへ~」
知名度【210】
~4年目 第22週 休日~
お嬢「そういえばお給金渡すの忘れてましたわ」
資金194G→494G
男「最近忙しかったからな。金を使うことがないから困りはしなかったが」
お嬢「今日も部屋に籠りますの?」
男「………>>969」
1.褒める (誰を)
2.叱る (誰を)
3.お仕置き (誰を)
4.交流(誰とどうする)
5.外出
6.狩り
7.教育
8.探索
今日はここまで
おやすみなさい。
乙
気晴らしにメイドと外出でもするか
ミーアは助けることが可能ですが、失敗すると大変なことになります。
ミーアの言葉を良く聞いてください
メイド「良い天気ですね。日向ぼっこができそうなくらい」
男「そう、だな」
メイド「………お父様、気晴らしに私を誘ってくれたのでしょう?」
メイド「なのに上の空は、悲しいです」
男「すまない…」
メイド「謝ってほしいわけじゃないですよ。ただ私が今あなたといることを知ってほしいのです」
メイド「隣に立ててうれしいはずなのに、お父様が私の隣に立ってくれないから、寂しいんです」
男「情けない話だが、自分の行動で誰かが不幸になることは、本当に堪える。頭の中でいくら覚悟していてもどうしようもない」
男「お嬢のように強くはなれなかったんだ。知らない大勢が救われるより、知っている人がいなくなるほうが嫌なんだ」
男「またあの屋敷にいたころのようにやり直せたらなんて思ってしまう」
メイド「お父様はもっと好きに生きて良いんですよ。人を救って、助けて、幸せにして」
メイド「その先で貴方が不幸になる必要はない。自分ができるとこまでやればいいんです」
メイド「もっと、好きに行きましょう。幸せじゃない人は人を幸せにできませんよ」
メイド「行動理由なんて自分勝手でいいんです。トーラさんも、ナージャさんも、貴方の人生じゃないでしょう」
メイド「………逃げませんか、私と」
男「………メイド」
男「>>976」
・・・すまん
男「………すまない」
メイド「ふふっ、冗談ですよ」
男「たちの悪い冗談だ」
メイド「ここですべてを捨てて逃げようとしたら、怒ってました。とっても怒ってました」
メイド「だから、貴方が昔と変わらなくてうれしいんです」
メイド「無理をしてでも誰かを助けようとして、人間だから無理なことが多くて葛藤して」
メイド「あれもかれも理解しようとするけど、できなくて挫けて」
メイド「それでも立ち上がろうとする貴方が好きなんです」
男「ありがとう、励ましてくれて。メイドの期待に応えるためにも頑張らないといけないな」
メイド「はいっ。頑張ってください」ニコッ
メイド「私が貴方を幸せにできるように頑張りますから」
メイド「そうすれば皆幸せ、ですよね?」
男「あぁ。みんな幸せで」
男「―――良い世界だな」
男「今日はいい気分転換になった。さすがはメイドだ」
メイド「貴方を誰よりも知ってますもの」
メイド「味わったことはありませんが、大きさは知ってますし?」グッ
男「………何の話だ」
メイド「うふふ~」
メイド「それではおやすみなさい、お父様」
男「お休み、メイド」
ガチャッ
男「…誰だ?」
白鞘「儂じゃよ」
男「なぜ俺の家に」
白鞘「儂は嘆かわしくて嘆かわしくてのう」
白鞘「罪もなき少女が、こんな目にあってある世界が!!」
白鞘「人間も亜人も、一緒くたに物以下の扱いをされる人間達の世界が!!」
白鞘「そんな現実から目をそらすお主が、嘆かわしくてたまらんのよ!!」
男「しかし、場所が「我がままを押し通す力がないと!?」
白鞘「儂の腕を落とした人間が何を言うのか!!」
白鞘「気に入らん不条理を、自分にはできないからと諦めて!! 目を閉じて耳を塞ぐ人間らしさを!!」
白鞘「お主が口にだすでないわっ!!」
白鞘「立ち上がれば痛い。立ち向かえば傷がつく、ともすれば死ぬ」
白鞘「だが、それは誰でもできる。子供でも、大人でも、老人でも、人間でも、亜人でも!!」
白鞘「前に進むことができるのに、なぜしない。世界を変える男が、それでいいのか!? いいや良くない!!」
白鞘「諦めで生を拾うより、相手の喉元にかみついてでも死を押し通す力が我らであろうがっ!! 不条理には笑って立ち向かうのが我らであろうがっ!」
白鞘「儂の手を取れ、男よ。嫌とは言わせぬぞ」
白鞘「誰のためでもない、お主のために儂の手を取れっ!!」
男(白鞘童子がいれば、もしかするとミーアを助けることはできるだろう)
男(だが多くの血が流れることは確かだ。亜人への風当たりを強めることにもなる)
男(お嬢たちにも迷惑がかかるだろう。個人の感情で流されてはいけない)
男(俺はもう、一人じゃないだろ。俺だけの俺じゃないだろ?)
男「俺は………」
>>981
ミーアを助ける
ガシッ
男「ミーアを助ける。それで、誰かが傷つけばそいつも助ける」
男「皆、幸せ。そうだろ?」
白鞘「それでこそよ! 己が意思を通せねば死ぬ方がマシじゃ! 駆けるぞ男!」
白鞘「笑って死のうぞ! 戦の果てにて全てを成し遂げ、暁に死ねっ!!」
白鞘「それでこそ生の価値あり! 死の意味あり!!」
男「責められようとも不埒に笑って、語らずに死ね。だろう?」
白鞘「うむっ! 前のお主に戻ったのう。今度は儂の息の根すらも止めれるんじゃないかの?」
男「鬼を殺せなきゃ、無理を通すことも出来やしないだろう?」
白鞘「かっかっか。言いおるわ。さて、思い立ったが吉日じゃ」
男「鬼が験を担ぐものか?」
白鞘「鬼は信心深いぞ?」
男「意外だ」
白鞘「なんじゃお主」
白鞘「さぁ、戦じゃ戦」ガチャッ
レイティ「私たちも連れて行ってくださいませっ」ガシッ
白鞘「うぬっ!? なんじゃお主は!」
レイティ「あ、間違えましたわ」
レイティ「こほんっ。俺たちも連れてってくれよ、なぁ!?」ガシッ
男「いや、お前を巻き込むわけにはいかない」
レイティ「置いて行かれるほど、残酷なことはないっ。僕たちは我が主様と一緒に行くんだっ」
レイティ「………わがまま、押し通す力がいるんでしょ。あたしたちだって押し通せる」
レイティ「我が主様についてくわがままを押し通す力があるもんっ」
男「レイティア…」
レイティ「だから置いてかれてもついてくから、絶対にね」
白鞘「許可を取る必要はない。生きたいように生き、死にたいように死ね」
白鞘「それが我らモノノフよ」
男「そう、だな。一緒に行くか。レイティア」
レイティ「―――はいっ!!」
このスレはここまでで。
次スレも似たような名前で付けるとおもうのでその時もよろしくお願いします。
とりあえず、残りのコメントに好きなキャラを書いてくださると、次スレ用にお話し作っときます。
よろしくお願いします。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません