幸子「Sachiko.Coume.Protect」 小梅「SCP紹介ラジオ…!」 その9 (16)

注意:ホラーやキャラ崩壊の要素、SCP関連の画像添付があるかもしれません
  

小梅「は、始まりました…SCP紹介ラジオ…第9回目、です…」

小梅「この番組は…SCP Foundationという創作サイトの中から、私…白坂小梅がSCPを紹介していく番組、です…そして…?」

幸子「カワイイボクこと、輿水幸子が小梅さんのお話を皆さんと一緒に聞く番組です!」

小梅「今日は、ゲストが来てくれてるよ…どうぞ…」

楓「皆さん、こんばんは。高垣楓です。今日はよろしくね」

小梅「楓さん、総選挙1位、おめでとう…」

幸子「おめでとうございます!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495352335


楓「ありがとう、ファンの皆さんの応援のおかげで、シンデレラガールに選ばれました…!」

小梅「中間発表でも、1位だったもんね…」

楓「ええ…中間発表で、選挙の戦況を知ったときはとても驚きました♪」

幸子「…シンデレラガールになっても、楓さんは楓さんですね…」

小梅「ふふっ…」ポチッ

仁奈「批判的なトマトの気持ちになるですよー!」ドアバーン

楓「あら、仁奈ちゃん?」

幸子「…まさか」

仁奈「楓おねーさん、ごめんなせー!とりゃー!」ブンッ

楓「えっ仁奈ちゃヘブッ」ベシャッ

幸子「…うわぁ」

仁奈「今日はもうダジャレ言っちゃだめですよー!」バタンッ

小梅「…というわけで、今日は駄洒落を言ったら、トマトを投げつけられるよ…」

幸子「何が「というわけ」なんですか…シンデレラガールになんてことを…」

楓「けふっ、けふっ…罰ゲームって、このことだったんですね…」

小梅「楓さんには、事前に駄洒落を言ったら罰ゲームって、伝えてたのに…」

楓「一度くらいは、お約束かなって…あ、このトマト、おいしいですね…」

小梅「投げても痛くない、柔らかくて甘いトマトにしてもらったよ…」

幸子「そういう配慮はできるのになんで罰ゲームそのものを見直さなかったんですか…」

SCP-504 - Critical Tomatoes (批判的なトマト) (紹介済
http://scpjapan.wiki.fc2.com/wiki/SCP-504   BlastYoBoots作


小梅「それじゃ紹介、始めるよ…まずは、これ…」

小梅「SCP-095-JP サトウサイトウ Object class: Euclid」

http://ja.scp-wiki.net/scp-095-jp grejum作

小梅「SCP-095-JPは、選挙期間中に投票箱の中に現れる、名前が書かれた投票用紙だよ…」

小梅「その名前は必ず『佐藤斎藤(さとうさいとう、サトウサイトウ)』って書かれてるんだ…」

小梅「ちなみに、心さんと洋子さんとは関係ないよ…」

幸子「そりゃそうでしょうけど…」

小梅「もちろん、選挙区にはそんな名前の人はいないから、普通は無効票になるんだけど…もし、投票数が他の候補者の誰よりも多かったら、佐藤斎藤が当選しちゃうんだ…」

楓「一番多かったら、無効票にできなくなるってことなの?」

小梅「そう…しかも当選しちゃうと、いないはずの佐藤斎藤さんが、その地区の人たちに『存在している』って認識されちゃうんだ…」

小梅「実際に当選した地域では、佐藤斎藤さんの声を聞いたとか、直接指示をされたっていう人がたくさんいるよ…」

幸子「存在しない人が長になってしまうわけですか…テレビとかに映ったらどうなるんでしょう?」

小梅「うーん…やっぱり、映らないんじゃないかな…認識されるのは、その地区の選挙権を持った人にだけみたいだし」

小梅「佐藤斎藤さんが町長選挙で当選したときは、ごみの日を守らない人とか、駐車違反をした人に罰を与えるっていう規則を作ってたよ…」

楓「意外と、まともな町長なんですね」

小梅「ただ、その罰の内容が…ごみの日を守らなかった人は2人以上の住人に集団暴行を受ける、とか、駐車違反した人は数時間の拷問、とか…」

楓「えっ」

幸子「…やっぱりまともではないですね」

小梅「暴走族は四肢を切断して、死体を役場前に飾るとか、町長の解任を求める人は、火で儀式みたいに殺すよ…」

小梅「でも、ほとんどの住民は、そのことに不信感も抵抗もなくて、当たり前のように実行するようになるよ…」

幸子「選挙区にいるほぼ全員が、影響を受けてサイコパスになってしまうんですね…」

小梅「だね…もし、自分だけ影響を受けなかったら、規則を作った佐藤斎藤さんを批判した途端に…」

楓「お、思った以上に、怖いお話ですね…」

小梅「ただ、選挙管理委員会に財団のエージェントを送り込んで、財団職員だけで住民投票をするって方法を取れば、佐藤斎藤さんの解任ができるよ…」

小梅「解任されたら、誰にも認識されなくなって、いなくなっちゃうよ…」

幸子「選挙で現れたSCPを、選挙で消すってことですか…」

小梅「でも、選挙中の箱に突然投票用紙が出てくるから…完全な収容は、できないんだ…当選する前に、回収できればいいんだけどね…」

小梅「次のSCPは…」

小梅「SCP-032-JP - バッカスの紫水晶 Object class:Safe」

http://ja.scp-wiki.net/scp-032-jp ZZZZihanki作

小梅「SCP-032-JPは、紫水晶に似てる鉱物だよ…」

小梅「未知の元素とかも含まれてるんだけど…ワインの香りがして、しかも食べられるんだ…」

幸子「こ、鉱石なのに食べられるんですか?」

楓「お腹壊しちゃいそうですね…」

小梅「この鉱物を食べて24時間経つと、お酒を飲んで酔うことができなくなるよ…」

小梅「更に、お酒とぶどう以外のものを食べるのが嫌になっちゃうんだ…」

楓「お酒を飲んでも酔わないのはうれしいですね。お仕事前にも飲めますし」

小梅「その代わり、お酒以外の水分を取ると、酔うようになっちゃうよ…」

小梅「時間が経つにつれて…雨、唾液、湿気、水蒸気でも酔うようになっちゃうから、お仕事は難しいかな…」

楓「あら…残念ですね…」

幸子「本気で残念がらないでくださいよ…」

小梅「ちなみに、もう一度鉱石を食べると元に戻る、安心仕様だよ…」

小梅「でも、元に戻らずにそのままにしてると、3~21日の間に、体がワインになっちゃうよ…指先から、ドロッて…」

幸子「うわぁ…想像したくないですね…」

小梅「そのワインは数秒で消えちゃって、どこにいったのかは分かってないよ…」


補遺1:以下は████鉱山内で回収された古代ギリシア語で書かれた文書の翻訳版です。

やあ、親愛なる村人達よ。

君達の村には食べる物が余りにも少ないではないか。

そこで私から贈り物をしよう。

数日もしないうちに山には食べられる紫水晶が産まれ、土地は葡萄の樹が実るようになるだろう。

食べ物に困る事はこの先無くなる筈だ。葡萄と紫水晶に酔いしれる毎日を楽しんでくれ。

そして、私もワインに困る事は無くなるだろう!

-██████

幸子「…これ、絶対この人が消えたワイン飲んでますね…」

小梅「それじゃ…」

http://scpjp-fansite.wikidot.com/scp-404-jp-re-edit hal_aki Nanimono Demonai作

小梅「今日の紹介は、これで終わりだよ…」

楓「なんだか、不思議なお話でしたね…」

幸子「…えっ?」

小梅「…どうしたの?幸子ちゃん…」

幸子「え?いや、だってこのリンクは…」

楓「リンク?ってなんですか?」

幸子「あ、リンクっていうのはページの…ってそうじゃなくてですね!今SCP-404-jpって…」

小梅「404-JP…?聞いたことない、けど…どんなSCPなの…?」

幸子「いや、それを今から紹介するんじゃ…あれ?」

小梅「…幸子ちゃん、大丈夫?」

幸子「…いえ、なんでもないです、すみません…」

楓「…?」

小梅「じゃあ、終わりにするよ…?お相手は、白坂小梅と…」

楓「高垣楓と…」

幸子「輿水幸子、でした…」

小梅「ばいばーい…」

終わり

404-JPはぜひページを見に行って確認してみてください。

ずんだシェイクと喜久福美味しかった。

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