『 ガヴドロ 』ガヴリール 「 男が苦手だって? 」 (52)

ヴィーネ 「 ええ… お父さんや先生、あとはガヴがバイトしてる…」

ヴィーネ 「 喫茶店のマスターとなら普通に話せるんだけど… 」

ラフィエル 「 私も家柄目上の人と話す機会が多いのですが… 」

ラフィエル 「 どうも同年代の男性と話したことが無くて… 」

サターニャ 「 男と普通に話せないの? なっさけないわねぇ~ 」

ヴィーネ 「 サターニャは話せるの? 」

サターニャ 「 話したことはない! 」

ガヴリール 「 へぇ 皆以外だな 」

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ラフィエル 「 ガヴちゃんはどうなんですか? 」

ガヴリール 「 普通に話したことくらいある 」

ラフィサタヴィネ 「 !!! 」

ガヴリール 「 手も繋いだことあるけど? 」

ラフィサタヴィネ 「 !!?? 」

ガヴリール ( まぁ手に関しては小学校の時に授業で強制的にだけど )

ヴィーネ 「 え、えっと… ガヴって彼氏とかいたの?/// 」

ガヴリール 「 はぁ!? なんでだよ 」

ヴィーネ 「 いやだって男子と手を繋ぐとか…/// 」カァァ

ラフィエル 「 凄いですガヴちゃん/// 」

ガヴリール 「 まてまて!勘違いしてるぞ!彼氏とかいた事ないから! 」

ヴィーネ 「 えっ 彼氏でもない男子と手繋いだの…? 」

ラフィエル 「 えっちですガヴちゃん/// 」

ガヴリール 「 いや何が!? 何がえっちなんだ説明してみろおい! 」ガシ

ラフィエル 「 ひぃーガヴちゃんに襲われます~ 」

ヴィーネ 「 男子に留まらず女子であるラフィにまで…! ガヴのケダモノ!! 」

ガヴリール 「 私がお前らになんか悪い事したか!? 」

ガヴリール 「 サターニャもなんか言ってやってくれ! 」

サターニャ 「 が、ががガヴリール…男子と手を繋ぐなんてS級悪魔行為… 」

サターニャ 「 今回だけは勝ちを譲ってあげるわ… 」

ガヴリール 「 お前も!? なに?なんなの?イジメなのこれ? 」

ヴィーネ 「 ガヴがそんなに大人の階段登ってたなんて… 」グス

ラフィエル 「 ショックです… 」グス

サターニャ 「 うぅ…ガヴリール… 」グス

ガヴリール 「 もうなんなんだよお前ら…私が何かしたんなら謝るから… 」グス

ガヴリール 「 ヴィーネとラフィエルならわかると思うけど… 」

ガヴリール 「 昔の私って誰に対しても優しく接してたし…って言っても 」

ガヴリール 「 男と話すことなんて本当たまにだったよ 」

ガヴリール 「 手を繋いだってのも授業で強制的にだし… 」

ヴィーネ 「 強制的にって…なんて卑猥な授業をするの天界って… 」

ガヴリール 「 違ーう!あれだよ 隣の人と手を繋いで 」

ガヴリール 「 皆で円を作ろう みたいな授業やった事あるだろ? 」

サターニャ 「 あっ 確かにあるわ 」

癖で空けちゃうけど特に意味は無いぞ

ヴィーネ 「 うん あったわね 」

ラフィエル 「 ええ ありました 」

ガヴリール 「 ほらみろ!お前達も男と手繋いだ事くらいあるだろ! 」

ラフィエル 「 両隣り女の子でした… 」

ヴィーネ 「 あっ 私も… 」

サターニャ 「 誰も手繋いでくれなかった 」

ガヴリール 「 そうか…両隣り女なら仕方ない…ん、ちょっと待って 」

ガヴリール 「 サターニャ…? 」

サターニャ 「 …………… 」

ガヴリール 「 …ごめん 」

サターニャ 「 別にいいわよ 」

ガヴリール 「 誰にでも知られたくない過去くらいあるもんな 」

ガヴリール 「 この話は終わりにしよう 」

ラフィエル 「 でもそういうのって先生が何とかしてくれませんか? 」

ガヴリール 「 お前は空気読め 」

サターニャ 「 たまたま両腕骨折してただけよ 」

ガヴリール 「 なめてんのかお前 ぶっ飛ばすぞ 」

ヴィーネ 「 両腕骨折って相当やばくないかしら? 」

ガヴリール 「 はい もうこの話終わり 」

ガヴリール 「 そもそも男と話したことないからなんなんだよ 」

ガヴリール 「 別にどうでもいいだろ 」

ヴィーネ 「 どうでもよくないわよ! 」

ラフィエル 「 そうです!大事なことです! 」

サターニャ 「 なんかよく分からないけど屈辱だわ! 」

ガヴリール 「 お前ら彼氏とか欲しいの? 」

ヴィーネ 「 べ、別にそういう事じゃないわよ!/// 」

ラフィエル 「 そうです!違います/// 」

サターニャ 「 私は欲しいわね 」

ガヴヴィネラフィ 「 え 」

ガヴリール 「 サターニャ…マジ? 」

サターニャ 「 ええ!彼氏って下僕みたいなもんでしょ? コキ使ってやるわ! 」

ラフィエル 「 あっ 全然理解してませんね 」

サターニャ 「 え?何か違うの? 」

ガヴリール 「 サターニャ …彼氏とは手を繋がなきゃ行けないんだぞ 」

サターニャ 「 ええ!? な、なんで?じゃあ手を繋いだ事のある… 」

サターニャ 「 ガヴリールには彼氏がいたの!? 」

ガヴリール 「 なんでこいつこんなアホなの?1回頭殴るわ 」ポコン

サターニャ 「 いたいっ! 」

ラフィエル 「 何も詰まってなさそうな音でした… 」

サターニャ 「 何が違うのよ… 」グス

ガヴリール 「 お前さっきまでの話聞いてた?私に彼氏とか出来たことないわ 」

ヴィーネ 「 サターニャ…よく聞いて 」

ヴィーネ 「 彼氏が出来たら手を繋ぐだけじゃなくて…その先があるの/// 」

ラフィエル 「 ヴィーネさん… それ以上は/// 」

サターニャ 「 な、何よ…て、手を繋ぐ以上の事っていったい…? 」

ヴィーネ 「 …キス しなきゃいけないの/// 」カァァ

ラフィエル 「 きゃあああ/// 」カァァ

サターニャ 「 えええええ!?/// 」

ガヴリール 「 ピュアすぎるだろ…お前ら本当に高校生かよ 」

サターニャ 「 無理無理!!キスなんて絶対無理!!/// 」カァァ

ラフィエル 「 恥ずかしいです/// 」

ヴィーネ 「 言った私が1番恥ずかしいんだから!/// 」

ガヴリール 「 お前ら見てる私が恥ずかしくなってきたわ 」

ヴィーネ 「 こ、これでも彼氏欲しい?サターニャ/// 」

サターニャ 「 いらないいらない! 」ブンブン

ガヴリール 「 でも3人とも男には好かれそうだな 」

ガヴリール 「 可愛いし絶対処女だし 」

ヴィーネ 「 が、ががガヴっ!? /// 」

ラフィエル 「 えっちです!!/// 」

サターニャ 「 しょじょ ってなにー? 」

今ここのガヴドロss一覧みたけど
確かに空白あるのは全部俺が書いたやつだな…
どうもありがとう┏○ペコ

ヴィーネ 「 まって!サターニャだけは純白の天使でいて!/// 」

サターニャ 「 私悪魔なんだけど… 」

ラフィエル 「 知らないほうがいいと言う事もあるんです!/// 」

サターニャ 「 えー 私だけ仲間外れみたいじゃない… 」

サターニャ 「 …それで私もその処女?ってやつなの? 」

ガヴリール 「 ああ もし処女じゃなかったらネトゲ辞めるわ 」

サターニャ 「 それほどっ!? じゃあ絶対私は処女なのね! 」

サターニャ 「 ガヴリールやヴィネットにラフィエルも処女なの? 」

ヴィーネ 「 あ、当たり前じゃない!/// 」

ラフィエル 「 そうですよサターニャさん!/// 」

ガヴリール 「 まぁ一応…/// 」

ガヴリール 「 って処女が当たり前だから!/// 」

サターニャ 「 処女が当たり前…じゃあ処女じゃなかったら? 」

ラフィエル 「 穢らわしい豚です 」

ガヴリール 「 いやいいすぎだろ…お母さんとか皆処女じゃないんだぞ 」

サターニャ 「 えっ!じゃあ私のお母様も処女じゃないの!? 」

ガヴリール 「 え、うん 」

サターニャ 「 お母様が穢らわしい豚なんて…謝ってラフィエル! 」

ラフィエル 「 ご、ごめんなさい…あくまで学生での話ですよ 」

ラフィエル 「 10代で処女卒は穢らわしいです!! 」

ヴィーネ 「 そうね…10代で処女卒は悪い事よ! 」

サターニャ 「 悪い事!大悪魔の私には相応しいじゃない! 」

サターニャ 「 どうやったら処女卒?できるの? 」

ラフィエル 「 そ、それは…/// 」カァァ

ヴィーネ 「 なっなな何言ってるのよサターニャ/// 」カァァ

ガヴリール 「 いや今のはサターニャというアホを理解してないヴィーネが悪い 」

サターニャ 「 えぇー 教えてくれないのー? 」シュン

ヴィーネ 「 サターニャ それだけは絶対にダメよ! 」

ヴィーネ 「 魔界追放なんてレベルじゃ済まないかも… 」

ガヴリール 「 大嘘ついたな 」

サターニャ 「 そ、そんなにヤバイの!? 私ずっと処女でいいや… 」

ラフィエル 「 サターニャさんが処女なら見ている方達も喜びますので 」

ラフィエル 「 ずっと処女でいてください/// 」

ガヴリール 「 どこみて喋ってんの? 」

ヴィーネ 「 ラフィも処女だと喜ばれると思うから卒業しないように! 」

ラフィエル 「 そんな事言ったらヴィーネさんやガヴちゃんもですよ! 」

ラフィエル 「 みなさん 私達が非処女だと嫌ですよね? 」

ガヴリール 「 だからラフィはさっきからどこ見て誰と喋ってんの? 」

ラフィエル 「 そんなの画面の外にいる人達に
決まってるじゃないですか! 」

ガヴリール 「 あっ メタな事言うな! 」

ガヴリール 「 はぁ もうお前達はどうしたいんだ? 」

ヴィーネ 「 えっと…彼氏はいらないけど 普通に男子と喋れるようになりたい 」

ラフィエル 「 はい 何かと必要になってくると思うので 」

サターニャ 「 私は喋ったことないだけで普通に話せると思うわ 」

ガヴリール 「 おっ 多分皆サターニャと同じだよ 」

ガヴリール 「 いざ喋れば普通に話せたなんて事よくあるさ 」

ヴィーネ 「 そ、そうかな… 」

ラフィエル 「 自信ないです… 」

ガヴリール 「 試しにほら、あそこの男子と喋ってきたら 」

ヴィーネ 「 ええ!?そんないきなり/// 」

ラフィエル 「 ガヴちゃんが最初にお手本見せてください!/// 」

サターニャ 「 なんなら私が先に行ってあげても… 」

ガヴリール 「 仕方ないな…わかったよ 」

ガヴリール ( ああ言ったものの、やっぱりサターニャは心配だ… )

ガヴリール 「 喋るにはな…きっかけが大事だ 」

ガヴリール 「 私の場合は…そうだな 今日消しゴム忘れた 」

ヴィーネ 「 え、貸そうか? 」

ガヴリール 「 いや違うんだよ あの男に借りに行くんだ 」

ラフィエル 「 な、なるほど…でも男子から消しゴムを借りるなんて/// 」

ガヴリール 「 ……まあ見とけよ 」スタスタ



ガヴリール 「 なぁ 」

男 「 ん?何か用か? 」

ガヴリール 「 えっと… 」

ガヴリール ( あ、あれ? いざ話すとなると緊張してきた/// )

ガヴリール 「 私今日消しゴム忘れてさ…貸してくれない?/// 」カァァ

男 「 消しゴム?いいけど何で俺に?女子に借りれば良くないか? 」

ガヴリール「 い、いや特に理由は… あっ お前の消しゴム小さいじゃん?/// 」

ガヴリール 「 もしかしたらくれるかなって/// 」

男 「 まぁ確かにもう捨てようかと思ってたけど… 」

男 「 わかった これやるよ 」スッ

ガヴリール 「 あ、ありがとう/// 」

男 「 おう もう忘れるなよー 」

ヴィーネ 「 ガヴ凄い!あんなにペラペラと話せるなんて! 」

ラフィエル 「 し、しかも消しゴムを貰うとは…!尊敬します! 」

ガヴリール 「 いや…結構緊張したわ 久しぶりだからかな… 」

ガヴリール 「 まあ次はヴィーネ行ってきなよ 」

ヴィーネ 「 同じ男子でいいの? 」

ガヴリール 「 いや 変えておこう 怪しまれたら困るからな 」

ガヴリール 「 よし ヴィーネはあいつだ 」

ヴィーネ 「 わ、わかった 行ってくる… 」スタスタ

ヴィーネ 「 あ、あの…/// 」オドオド

男 「 !! ( つ、月乃瀬さん!? なぜ俺なんかに…? ) 」

ヴィーネ 「 は、はぎ、はじゅめましてっ! 月之瀬・ヴィネット・エイプリルです!/// 」カァァ

男 「 知ってるけど… ( 自己紹介!? それに顔真っ赤…!? ) 」

ヴィーネ 「 きょっ 今日はいぃー天気ですね!/// 」カァァ

男 「 そ、そうだね…曇りだけどね… 」

ヴィーネ 「 あっ そ、そうなのかな?/// 」オドオド

男「 あ、あの… 」

ヴィーネ 「 も、もうむりぃぃ!!/// 」タタタ

男 ( 月乃瀬さんてもしかして… 俺のこと…/// )

こうして男は勘違いするのであった

ヴィーネ 「 うああああん!! 」

ガヴリール 「 ま、まさかここまでとは… 」

ラフィエル 「 ヴィーネさん…よく頑張りました 」ナデナデ

ヴィーネ 「 は、恥ずかしかった…/// 」

ガヴリール 「 完全にコミュ障…いやなんか好きな人と話す乙女みたいな…」

サターニャ 「 ヴィネットあいつの事好きなの? 」

ヴィーネ 「 は、はぁ!? そんなわけないじゃない!!/// 」

ガヴリール 「 最後の謎のナレーションが言ってる通り 」

ガヴリール 「 あの男いろいろ勘違いするかもな 」

ラフィエル 「 ガヴちゃんもメタな事言ってます! 」

ガヴリール 「 あっ ごめん それより次はラフィの番か? 」

ラフィエル 「 …そうですねー 」

ラフィエル 「 うぅ…緊張します 」

ガヴリール 「 何も考えないでいくとヴィーネの二の舞になるからな 」

ヴィーネ 「 わ、私だってちゃんと考えがあっわよ! 」

ガヴリール 「 ん? 話してみて 」

ヴィーネ 「 最初に天気の話持ち込んで…それから… 」

ガヴリール 「 いやパニクって曇りなのにいい天気とか言ってたぞ 」

ヴィーネ 「 うぐぐ… 曇りはいい天気なの! 」

ガヴリール 「 こんな雨降る一歩手前がいい天気なわけあるか 」

ヴィーネ 「 ガヴのいじわる! 」

ラフィエル 「 …ではガヴちゃんの様に私も何か借りる作戦でいきます! 」

ガヴリール 「 おう それがいいと思うぞ 」

サターニャ 「 それで何借りるつもりなのー? 」

ラフィ「 今日ブラつけてくるの忘れたのでブラを借りようかと 」

ガヴリール 「 ………は? 」

ガヴリール 「 聞き間違いかな ヴィーネ今ラフィなんて言った? 」

ヴィーネ 「 ブラ忘れたから男子にブラ借りるんでしょ? 」

ガヴリール 「 アホか!ブラ貸す男とか変態すぎんだろ! 」

ヴィーネ 「 男用のブラもあると聞いたことがあるわ 」

ガヴリール 「 知るか!もし仮に付けていたとしてもだぞ? 」

ガヴリール 「 それを貸すか? というかラフィのサイズに合うわけない 」

ラフィエル 「 あっ それもそうてすね 」

ガヴリール 「 この巨乳天使がっ 」ムネベチーン

ラフィエル 「 ひゃっ! 」

ガヴリール 「 本当に忘れてたのか… 」

ラフィエル 「 まぁ冗談はここまでにしといて、赤ペンを借りにいきます 」

サターニャ 「 赤ペン忘れたの? 」

ラフィエル 「 はい なので先程の授業で赤線が引けませんでした 」

ヴィーネ 「 赤ペン…でもラフィ? いいのかしら 」

ヴィーネ 「 赤ペン借りる時と返す時の2回も話さないといけないわよ? 」

ラフィエル 「 それは大丈夫です!何故ならその場で赤線を引くからです! 」

ヴィーネ 「 ま、まままさか男子の机を使って!? 」

ラフィエル 「 その通りです…!では行ってきます!! 」スタスタ



ラフィエル 「 あの すみません 」

男 「 あぁ白羽さん どうかした? 」

ラフィエル( 今目があいました/// それに私の名前を…/// )

ラフィエル 「 あ、赤ペンを忘れてしまったので少し貸してくれませんか?/// 」

男 「 ああ それくらいいいよ 」スッ

ラフィエル 「 あ、あありがとうございます///」スッ

ツンッ

ラフィエル 「 !!/// カァァ

ラフィエル ( ゆ、指が指に触れてしまいました/// )

ラフィエル 「 では机のスペース少しいただきますね/// 」カキカキ

ラフィエル 「 本当にありがとうございました!/// 」ペコリ

男 「 今日1日貸しておこうか? 」

ラフィエル 「 あっ だ、大丈夫です/// 失礼しました/// 」タタタ



ラフィエル 「 緊張しました…/// 」

ヴィーネ 「 ラフィあなた!男子と手を…/// 」

ラフィエル 「 はい/// 心臓が爆発しそうです/// 」

ガヴリール 「 ちょっと指当たっただけだろ! 」

ガヴリール ( たぶん私も自分の身に起こってたらドキってしたと思うけど/// )

ヴィーネ 「 でもラフィは凄いわね!少しぎこちないだけでペラペラ喋ってた! 」

ラフィエル 「 そ、そうですか?/// 」

ヴィーネ 「 私もラフィを見習わないと! 」

ガヴリール 「 よしラフィも終わったし最後は… 」

サターニャ 「 私ね! どの男子に話しかければいいの? 」

ガヴリール 「 そうだなー…あいつ 」ビシ


男 「 あっパンツ見えた グひひひ 」


ラフィエル 「 携帯で何か見ているのでしょうか… 」

サターニャ 「 まぁなんでもいいわ 行ってくる 」スタスタ

ヴィーネ 「 サターニャ余計な事言わなければいいけど… 」



サターニャ 「 ちょっといいかしら? 」

男 「 うぇ? 今アニメ見てるんだけど? 」

サターニャ 「 そんな事より私と話ましょう! 」

男 「 はぁん? チノちゃんに勝てんのお前? 」

サターニャ 「 私は処女?なのよ!処女がいいんでしょ!! 」

男 「 ぶひぃぃぃ!? 」

ザワザワ ザワザワ
クミザワサン ショジョナノカ

ガヴリール 「 サターニャあいつ!! 」ダッ

ガヴリール 「 バカお前何言ってんだ!! 」ポコン

サターニャ 「 いたいっ! 」

ガヴリール 「 いいから早くこっちこい! 」グッ

サターニャ 「 ああ~~! 」ズザー



ラフィエル「 サターニャさん!/// 」

ヴィーネ 「 あんた何大声で処女宣言してるのよ!!/// 」

サターニャ 「 なに?なんなのー? 」

ガヴリール 「 嫌な予感がしたんだよくそっ! 」ガン

サターニャ 「 え?私何かした…? 」

ラフィエル 「 サターニャさんはもうお嫁にいけません… 」

サターニャ 「 な、なんでよ… 」

ヴィーネ 「 こんな大勢に知られて…私なら生きていけない… 」

サターニャ 「 ヴィネットまでなんなのよ… 」グス

ガヴリール 「 サターニャ…お前はもう終わりだ… 」

サターニャ 「 うぅ…ぐすっ 」ポロポロ

ヴィーネ 「 泣いたってもう遅いのよ…貴女が処女って事はクラス中… 」

ヴィーネ 「 いや、学校中に知れ渡るでしょう… 」

サターニャ 「 助けてぇ…ヴィネット…ラフィエル…ガヴリールぅ… 」ポロポロ

ガヴリール 「 …とりあえずサターニャの貞操が危ない 」

ガヴリール 「 お前はこれから私達とずっと一緒にいるんだ わかったな? 」

サターニャ 「 …うん わかった 」グス

ラフィエル 「 もちろん家にいる時もですよ? 」

サターニャ 「 え…どうすればいいの? 」

ラフィエル 「 サターニャさんが私達の家に泊まりに来ればいいんです! 」

ヴィーネ 「 それはいい考えね! 」

ガヴリール 「 うむ そうすれば安全だ 」

サターニャ 「 ガヴリールの家泊まりたくない… 」

ガヴリール 「 あぁ…じゃあ私の時はそっちに泊まりに行くわ 」

サターニャ 「 それから私は1人でいる事が少なくなった 」

サターニャ 「 ヴィネットの家に行き、次の日はラフィエルの家 」

サターニャ 「 そしてその次はガヴリールが泊まりに来る 」

サターニャ 「 ガヴリールはゲームばっかやってるけど… 」

サターニャ 「 ヴィネットやラフィエルは優しいしご飯も作ってくれる 」

サターニャ 「 正直1人で暮らしてた今までよりこっちのほうが楽しい 」

サターニャ 「 …因みに処女の事はネットで調べて意味を知ったあと… 」

サターニャ 「 死にたくなった 」

ーー ヴィーネ家 ーー

ヴィーネ 「 サターニャいらっしゃい~ 」

サターニャ 「 お邪魔しま~す 」

ヴィーネ 「 今ご飯作るからお風呂先入ってて 」

サターニャ 「 はーい 」

ーーー 風呂場 ーーー

サターニャ 「 ヴィネットと生活して ガヴリールの気持ちがよくわかったわ 」

サターニャ 「 これはグウタラになるわよねぇ… 」 カポーン

サターニャ 「 ヴィネットって昔からあんな世話焼きだったかしら… 」

ヴィーネ 「 どう?このカボチャのスープ 」

サターニャ 「 美味しいわ! 」ズズー

ヴィーネ 「 スプーン使いなさい!こぼしても知らないわよ 」

サターニャ 「 ん、そうね ごめんさ 」ボチャ

サターニャ 「 ああああああ!? 」ベチョ

ヴィーネ 「 ほれみたことか!! 」

ヴィーネ 「 サターニャ猫舌だと思ってスープぬるくしといて良かったわ 」

サターニャ 「 えっ そうだったの?ありがとう… 」グス

ヴィーネ 「 ほら早く服脱いじゃってお風呂行ってきなさい 」

サターニャ 「 えー…でもさっき入ったし… 」

ヴィーネ 「 服の下までベチョベチョでしょ? ご飯は後でいいから 」

サターニャ 「 …せっかくヴィネットが作ってくれたのに冷めちゃう 」

ヴィーネ 「 サターニャ… ( ほんといい子ね ) 」

ヴィーネ 「 レンジあるから大丈夫よ! 」

サターニャ 「 わ、わかった…ごめんなさい 」

ヴィーネ 「 そう言えば私もお風呂まだだったわね… 」

ヴィーネ 「 一緒に入ろっか? 」

サターニャ 「 え?/// 」

ーー ラフィエル家 ーー

サターニャ 「 お邪魔しま~す 」

ラフィエル 「 そんなに畏まらなくていいですよサターニャさん ♪ 」

サターニャ 「 他人の家に入る時は礼儀が大事ってお父様が言ってたわよ? 」

ラフィエル 「 確かにそうですが私達は友達ですから ♪ 」

ラフィエル 「 サターニャさんお腹空いてませんか? ご飯作りますね! 」

サターニャ 「 お腹ペコペコよ! 」

ラフィエル 「 はい!少し待っていてくださいね ♪ 」

サターニャ ( ラフィエルもヴィネットと同じくらいご飯美味しいのよね! )

ラフィエル 「 ご飯出来ましたよ~ 運ぶの手伝ってください~! 」

サターニャ 「 わかったわ! あれ?私の分量多くないかしら? 」

ラフィエル 「 サターニャさんはよく食べるので多めにしました! 」

サターニャ 「 ラフィエル… ありがと! 」

ーーーーーーー

サターニャ 「 美味しいぃ~! 」モグモグ

ラフィエル 「 良かったです!」ニコニコ

サターニャ ( 普段はからかってくるけど一緒に生活する時のラフィエルは…// )

ラフィエル 「 ご飯食べ終わったらお風呂沸いてるのでどうぞ ♪ 」

サターニャ 「 いたれりつくせり?ね! 」

ラフィエル 「 サターニャさんが喜んでくれるなら満足です~ 」ニコニコ

サターニャ 「 あっ そう言えばラフィエル? 」

ラフィエル 「 はい?なんでしょうか 」

サターニャ 「 この前私がお嫁に行けないって言ってたけど… 本当? 」

サターニャ 「 お嫁に行けないのってお父様とお母様に心配かけそうで… 」

ラフィエル 「 そうですね…じゃあ私のお嫁さんになりますか? 」

サターニャ 「 え?/// 」

ーー サターニャ家 ーー

ガヴリール 「 うぃーす ただいま~ 」

サターニャ 「 ここ私の家なんだけど… 」

ガヴリール 「 いやーなんかここ自分家より落ち着くんだよなぁ~ 」

サターニャ 「 あんたの家汚いもんね… 」

ガヴリール 「 サターニャ腹減った 」

サターニャ 「 はいはい…今ご飯作るから 」

ガヴリール 「 あざ~す ネトゲしとこ 」

サターニャ ( ヴィネットやラフィエルといると自分がダメになりそうだけど… )

サターニャ ( あっ 2人とも私に尽くしてくれてって意味でね? )

サターニャ ( ガヴリールといるとそれがリセットされるみたいね… )

サターニャ 「 出来たわよ~ 」コト

ガヴリール 「 …なにこれ 」

ガヴリール 「 なんでメロンパンぐちゃぐちゃになってんの? 」

サターニャ 「 こ、この中にいろいろ入れてみたのよ…絶対美味しいから! 」

ガヴリール 「 ………… 」モグモグ

ガヴリール 「 糞不味い 」ペッ

サターニャ 「 なっ!? 」ガーン

ガヴリール 「 カップラーメンある? そっちのほうがいいわ 」

サターニャ ( 泣きそう… )グス

ーーーーーーー

ガヴリール 「 はい サターニャの分も作ったから食えよ 」

サターニャ 「 …いただくわ 」ズルズル

サターニャ 「 !!!! 」

サターニャ 「 お、美味しい!普通のカップラーメンじゃないの!? 」

ガヴリール 「 おろしにんにくとごま油入れたんだよ 簡単に美味くなるだろ? 」

サターニャ 「 す、凄いわね! 」ズルズル

ガヴリール 「 いい食べっぷりで 」

サターニャ 「 おかわり!! 」

ガヴリール 「 はいはい もう一回作ってくるから先に私の分食っとけ 」

サターニャ 「 ガヴリールもこんな美味しいの作れたのね! 」ズルズル

ガヴリール 「 ヴィーネの料理には遠く及ばないけどな 」

ガヴリール( お湯と調味料入れただけだし )

サターニャ 「 ラフィエルの料理も美味しいわよ? 」ズルズル

ガヴリール 「 へー あいつの料理か…クリスマスの時に見たな 」

ガヴリール 「 てかお前いいな…皆にご馳走してもらって 」

ガヴリール 「 私も処女宣言してこようかな 」

サターニャ 「 ダメよ絶対に!! 」

ガヴリール 「 あー お前確かネットで意味調べたんだったな 」

サターニャ 「 あの時の私はどうかしてたの…/// 」

ガヴリール 「 いや~でも皆に尽くされる為なら別にいいかも 」

サターニャ 「 ダメったらダメ! 」

ガヴリール 「 ヴィーネも最近お前ばっかだし 」

ガヴリール 「 なぁサターニャ お前私に尽くしてくれよ 」

サターニャ ( 皆が私の貞操を守ってくれてるように… )

サターニャ ( 私がガヴリールの貞操を守るのよ! )

サターニャ 「 いいわよ?サタニキア様に全部任せなさい! 」ドヤッ

ガヴリール 「 え?マジ?/// 」


終わり

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