ルドガー「というわけなんだ」

スレイ「なるほど・・・」

ミクリオ「スレイ！僕達にはやるべきことが他にもあるはずだ、分史世界という得体のしれないところになんて行かせるわけには・・・」

スレイ「面白そうだからいいよ」

ミクリオ「スレイ！」

スレイ「いいじゃないか、もしかしたらこっちの世界だとない遺跡があっちにもあるかもしれない」

ミクリオ「でも・・・」

ライラ「良いじゃありませんかミクリオさん、たまには」

ミクリオ「ライラまで・・・」

エドナ「怖いのかしら？ミボは」

ミクリオ「別に怖くなんか・・・」

エドナ「じゃあ決まりね」

ミクリオ「うう・・・・」

アリーシャ「スレイ達が行くなら私も行こう」

ロゼ「へえ、面白そうじゃん」

デゼル「・・・・」

ザビーダ「へぇ・・・分史世界ねえ・・・」

ザビーダ「面白そうじゃねえか！」

ジュード「でもゼスティリアの分史世界ってどんなものなんだろうね」

ザビーダ「俺様がイケメンの世界とかだったりして」

エドナ「ないね」

ライラ「ないですわね」

ザビーダ「・・・」ｼｮﾎﾞｰﾝ

ルドガー「じゃあ行くぞ」

ｼｭﾝ

転移先（ゼスティリア世界のどれか）
>>4

カムラン

ゼスティリア分史世界
始まりの村カムラン

ライラ「ここは・・・カムラン？」

エドナ「酷い有様ね・・・」

ザビーダ「穢れの量が尋常じゃねえ・・・・憑魔もウヨウヨいるぜ」

ジュード「あの塔みたいなのは？」

ライラ「あれはアルトリウスの玉座です、マオテラスを祀っているところのはずです」

ミラ「アルトリウスの玉座・・・・・」

ｶﾞｻｶﾞｻｶﾞｻ

ルドガー「・・・・誰か来る」

ライラ「隠れましょう」（天族、スレイの中に入る）

ロゼ「そうね」（人間、茂みに隠れる）

？？？「サイモンってなんか憐れ。業とかいうのにホント苦しんだんだね」

？？？「ヘルの野郎に仕えることでやっと自分の存在意義を感じられるくらい、な」

？？？「あんなすごい力を持っているのに、自分を信じられなかった」

？？？「あの力ならいつでもあたしらを殺せたのにそうしなかったのもヘルダルフの指示だったのかな」

？？？「それもあるかもしれないが・・・・殺せなかったんじゃないだろうか」

？？？「あれは普通じゃ考えられない。特別な力に感じた」

？？？「そうか誓約だな」

ルドガー「あれは・・・・・」

スレイ「僕達じゃないか！」

ロゼ「私もいるじゃん！」

アリーシャ「私はいないようだな・・・・」

分史エドナ「で、誓約は『殺めない』ってワケね」

分史ザビーダ「人、天族、憑魔なんでもござれだが殺せない。意味があるようで意味がない、か」

分史ライラ「ですが、先ほどは本気だったと思いますわ」

分史エドナ「誓約を侵して、力を失っても・・・ひげネコの思惑にすら反しててもね」

分史ライラ「はい。この穢れの中で力を存分に発揮出来なかったのが幸いしたのでしょう」

分史スレイ「そこまでしてオレを・・・・・・」

・・・・・・・・・・・

ミクリオ「なんであのスレイ達はここに」

ライラ「恐らくあのアルトリウスの玉座に行こうと思っているのでは？」

ザビーダ「ヘルダルフがアルトリウスの玉座にいるってことか？」

ライラ「多分そうでしょう」

ロゼ「あの私・・・・おかしくない？」

アリーシャ「そうか？あまり変わらないと思うが」

ロゼ「姿や言葉とかは変わってないけど・・・・・気配が違う気がする」

スレイ「俺も感じた、なんかあの「ロゼ」、異常だ」

ルドガー「もしかしたらあれがタイムファクターかもしれないな」

レイア「とにかく追ってみようよ」

アルトリウスの玉座内

スレイ、ミクリオ「メイルシュトローム！」

アリーシャ、エドナ「グランドシェイカー！」

ロゼ、デゼル「ラストフレンジー！」

レイア「ファーストエイド！」

エリーゼ「ピクシーサークル！」

ザビーダ「クイックネス！」

ライラ「フォトンブレイズ！」

ジュード「魔神拳！輪舞旋風！輪舞旋風！」

ルドガー「はあ！せい！蒼破刃！鳴時雨！轟臥衝！」

ミラ「イフリート！フレアボム！アサルトダンス！」

モンスター「ｸﾞｱｱｱ」

スレイ「ふぅ終わった」

アリーシャ「モンスターはあまり変わりないようだ」

ロゼ「確かに・・・・・・・・・・・」

ライラ「ロゼさん、なにか気になることでもあるのですか？」

ロゼ「さっきの分史の私・・・・>>8」

安価下

ジュード「だけどタイムファクターは正史世界と最も異なるものにあるんじゃ・・・あのロゼさんは・・・・」

ロゼ「詳しくはよくわかんないけど・・・・なんかそんな感じがする」

ガイアス「・・・・一理あるかもしれん」

ガイアス「あいつからは並々ならぬ力を感じる・・・・・」

スレイ「最も異なるもの・・・・か」

・・・・・・・・・・・・・
アルトリウスの玉座　最深部

ルドガー「・・・・・・長かった・・・」

スレイ「はぁはぁ・・・」

ミクリオ「いくらなんでも長すぎだろ・・・・・」ﾊｧﾊｧ

ライラ「皆さん大丈夫ですか？」

スレイ「な、なんとか・・・・」

エドナ「仕掛けとかは前の「私達」が解いておいてくれたからいいけど」

エドナ「憑魔やモンスターの数が異常ね・・・・・」

デゼル「・・・大丈夫か」

ロゼ「全然大丈夫！」

デゼル「・・・・・そうか」

ミクリオ「多分、あの僕たちはこれからヘルダルフに挑むと思う」

エドナ「きっと浄化するんだと思うけど・・・・」

ライラ「・・・・・」

ミラ「これからどうする。その戦いを観戦するのか？」

スレイ「>>12」

加速下

スレイ「・・・・止めよう」

スレイ「あの僕達にヘルダルフを任せてはいけない気がするんだ」

アリーシャ「・・・・わかった、スレイ」

ロゼ「じゃあ乱入と行きますか！」

ルドガー「おう！」

・・・・・・・・・

アルトリウスの玉座　大神殿

分史スレイ「いくぞ！みんな」

分史スレイ「はあ！いくぞ！一刀両断！」

分史ロゼ、分史ライラ「火神招来！」


ミュゼ「戦いが始まっているみたいね」

スレイ「よし！いくぞ！」

ミラ「ノーム、門を壊せ！」

ノーム「・・・」

ﾄﾞﾝｯ

分史ヘルダルフ「・・・・・・・なにものだ」

分史スレイ「！？」

分史ミクリオ「！？」

分史エドナ「あなた達は・・・！？」

エドナ「・・・・「私」よ」

アリーシャ「やはり私はいないようだな・・・」

分史ライラ「アリーシャさん・・・・！？」

デゼル「・・・・ふっ」

分史ロゼ「>>15」

カムイも使えないアンタが今更何しに来たのよ！

分史ロゼ「神依も使えないアンタが今更何しに来たのよ？」

分史スレイ「だよな」

分史ライラ「そうですわね」

分史エドナ「ええ」

分史ザビーダ「だろうな」

分史ミクリオ「うん」

アリーシャ「！？」

ロゼ「やっぱりこいつらおかしい・・・・いや「あいつ」によっておかしくされているに違いないわ」

分史ロゼ「なに？そこの人、訂正しなさいよ」

ロゼ「おかしいことにおかしいって言っちゃ悪いわけ？」

分史ロゼ「なにを！」

分史ロゼ「スレイ、行くわよ、あいつらきっとヘルダルフによって作られた幻影よ」

分史スレイ「うん」

ロゼ「くるわよ！」

ﾊﾟﾘﾝｯ

分史スレイ、分史ミクリオ「ルズローシヴ＝レレイ！」

分史ロゼ、分史ライラ「フォエス＝メイマ！」

ライラ「あのロゼさん、私との神依を！？」

ミクリオ「陪神と従士の神依は失敗した場合のリスクが高いはず・・・・そのリスクすらないのか！？」

ロゼ「デゼル、いくわよ！」

ロゼ、デゼル「ルフィーユ＝ユクム！」

アリーシャ「エドナ様！」

エドナ「ええ」

アリーシャ、エドナ「ハクディム＝ユーバ！」

スレイ、ミクリオ「ルズローシヴ＝レレイ！」

ルドガー「うおおおおおおお！」（骸殻）

分史ロゼ「あいつが神依を！？・・・・・だが所詮かりそめよ！」

分史ロゼ、分史ライラ「エンシェントノヴァ！」

アリーシャ、エドナ「クリスタルタワー！」

分史スレイ、分史ミクリオ「トリニティアロー！」

スレイ、ミクリオ「トリニティアロー！」

訂正
×ミクリオ「陪神と従士の神依は失敗した場合のリスクが高いはず・・・・そのリスクすらないのか！？」
○ミクリオ「主神と従士の神依は失敗した場合のリスクが高いはず・・・・そのリスクすらないのか！？」

ルドガー「はっ！てやっ！はっ！せい！うおりゃあああああ！うおおおおおおおおおおおおおお！マター・デストラクト！」

分史ロゼ「そんだけ？」

ミラ「ルドガーの骸殻秘奥義を食らっても動じないだと！？」

スレイ「地竜連牙斬！」

分史スレイ「獅子戦吼！」

ジュード「三散華」

ジュード、レイア「六散華！」

ミラ、ルドガー「カタラストリボルバー！」

分史ロゼ「>>20」

ロゼ「>>22」

流石に面倒だからヘルダルフを盾にしよう

卑怯者……！