速水奏「息詰まるほどの愛を」 (19)
アイドルマスターシンデレラガールズの速水奏のR18SSです。
異性の身体を性的な目線で見るとき。
男は胸やお尻を直接的に見るけれど、女は指とか唇とかに目が行く、ってよく言うわよね。
別に異論は無いのだけれど、でも。
男の人だって唇に目が釘付けになること、珍しくないでしょう。
特に、今みたいに。
事務所でアイドルと担当プロデューサーが二人きり、って時にはね。
お昼休みの事務所で、他の人はみんな出払ってる時間帯。
私、速水奏は間食を摂っていた。
これからレッスンがあるから、軽めに済ませておいたほうがいい。
というわけで、コンビニで買ってきたコーヒーゼリーを頂く。
たいしたサイズでもないし、すぐに食べ終わっちゃいそうだけど、急いで食べたりはしない。
ゆっくり食事したほうが満足できるというのもあるし、何より。
黒と白のお菓子を口に運ぶ私をチラチラ見つめる彼の視線が心地よくって。
白くて濁った液体が舌に絡むのを見て、よからぬ思いに取り付かれているみたい。
軽く唇を舐めるだけで、ぴくっと反応してくれる。
もう楽しくて仕方ない。
毎晩毎晩、もっと熱くて濃いのを飲ませているくせに、昼間はこうなのね。
もちろん、視線を疎ましく思ったりしない。
他の人ならともかく、毎日私だけを見て私のことだけ考えて傅いてくれる年上の男性が、私を見て平然としていられなくなるの。
女として最高に嬉しいことじゃない。
付き合い始めたばかりってわけでもないのに、こうも新鮮な反応を返してくれるんだから、こっちも熱が入ってきてしまう。
わざと大きめに開いた胸元、一回余分に折って短くしたスカート、太くならないよう気を使っている脚。
どれもアイドルとして魅せつける、いわば商売道具だけど、私のことを誰よりもよく知っている人に見られるのはまた格別。
無言のままにじっくり弄んだ後、私は立ち上がった。
彼がキーボードを叩く音も、一瞬途絶える。
じゃあそろそろ、次のレッスンに行ってくるわね。
終わったら迎えに来てくれる?
それで、張り詰めかけていた空気が一気に弛緩した。
じりじり焚きつけてあげて、でもお預け。
それでもできるだけ平静を保とうとする、我慢強い男性。
まさに私の好みにぴったりで、夜が来るのを待ちきれない思いだった。
そしてレッスン終了後。
約束通り車を回してくれた彼の後についてレッスン場を出る。
このまま送って、おやすみを言って別れる……
なんて、ありえないわよね。
私を助手席に乗せたまま、言葉少なに向かうのは彼の家。
すぐには向かわず、ちょっと複雑な道筋を通ったりするのはスキャンダル対策かしら。
昼間からずっと熱を持て余してるはずなのに、こういうところを疎かにしないのは、やっぱりポイント高いわね。
他の事なんて頭から飛んじゃうくらい求められる、ってのも悪くないけど。
そういうのは、盛り上がってきてからはいつものことだしね。
マンションの駐車場に車を止めて、静かに車を出る。
ものすごく豪華というほどでもないけれど、防音防犯はなかなかしっかりしてそうな所。
エレベーターに乗り込むと、最上階まで少しの間二人きりになれる。
相変わらず彼は何も言わない。
天井の隅、監視カメラに視線を向けてから、そっと手を握ってみる。
肌の火照りが伝わってきて、私たち二人同じような心境でいるのが分かる。
そっと身体を寄せて、胸を腕に押し付けて、まっすぐに上目遣い。
こうやって見つめれば、思いは伝わるはず。
それでもプロデューサーさんは衝動を押さえ込んだ。
カメラもあるし、いつ誰が乗り込んでくるかもわからないところで不用意なことはできない。当然よね。
でもそれでいいの? 昼からずっと、私のこと考えてたんでしょう? まだ我慢できちゃう?
我慢できなくなったら、別に、いいのよ。
ほら、ね。
首を反らしてそっと目を閉じてみる。
心臓の高鳴りがこっちにも届いてきそう。
握った手に力がこもり、深呼吸して、どちらからともなく動き始めた瞬間。
エレベーターが止まった。
静かに扉が開き、廊下は無人。
固まってる暇なんて無い。
ちょっと強引に私の手を引いて、歩き出すプロデューサー。
足音の高さが焦りを隠しきれてない。
鍵を取り出して、鍵穴に差し込んで、一度回して扉を開いて私を引きずり込む。
余計な音を立てないようそっと閉じて、念入りに施錠して、それからやっと抱きしめてもらえた。
爪先立ちになって、彼の首に腕を回して、目と目を合わせて顔を近づける。
ねだるまでもなく、今度こそキスしてもらえた。
大きな体躯、長い腕に抱きしめられて、包み込まれるような暖かさ。
少し痛いくらい激しい抱擁。
私も一発で夢中にさせられて、エレベーターの中でこんなのされてたらきっと乗り過ごしてたわね。
屋内とはいえ扉一枚隔てて廊下がある、こんな玄関で、はしたないかもしれないけれど。
唇を合わせて、お互いの熱を交換し合うのはやっぱり最高に気持ちよくて、我慢なんてできない。
触れるだけの軽いキスなんて、数秒で十分。
舌と舌が触れ合う、人前では絶対できないようなの。
じゅるじゅるって唾の音が響く熱烈なのに没頭する。
強引に部屋に連れ込んで、抱きすくめてキスしておきながら、まだ少しだけプロデューサーさんには遠慮みたいなのがある。
いえ、遠慮というよりは期待? 恐れ? 後ろめたさ?
この後私たちがどうなるか、ということに思いをはせているのでしょうね。
気持ちはわかるけど。
でもやっぱり、キスしてるときに余計なこと考えるなんて許せないわね。
私だけじゃない、あなたにも本性むき出しになってもらわないと。
もっと身体を寄せて壁に押し付けて、軽く眼を開く。
唇で貪る、口でのセックスみたいなの。
ここまでしてやっと、プロデューサーさんは私にのめりこんできてくれた。
恥も外聞も捨てたように必死に求められて、私も燃え上がる。
電気もついてない中、彼の眼だけがギラギラしている。
瞳孔が開いてるのは暗がりのせいか、それとも。
彼がいつも褒めてくれる私の瞳も、これくらい輝いているのかしら。
だったらいいのだけれど。
こうしてキスしている間は、私のほうが主導権を持っていられる。
私が上手いというよりは、プロデューサーさんが夢中になり過ぎている感じ。
余計な言葉を必要としない、衝動的な交歓。
唾を飲ませあってどろどろに溶け合うような時間。
息が続かなくなるまでずっとそうしていて、離れた瞬間は寂しさで涙がこぼれそうになる。
潤んだ眼を隠す手段なんて無い。
ゆっくり離れて、彼の唾でべっとり濡れた唇を舐める。
キスするだけで、ちょっと気持ちよくなってしまった。
もちろん、プロデューサーさんはまだまだ満足なんてしてない……男性だもの、当然よね。
私の手を握って強く引っ張ってベッドの上までさらってくれる。
押し倒されて、服を引き剥がされる。
皺ができちゃう、って言って拒もうとしてみたけど、昼間もさっきも散々挑発したせいでもう止められない。
口先だけの拒絶なんて、誘惑以上の意味を持たない。
下着も取られて、上半身裸にされて、スカートの下に手を差し入れられる。
私のことが好きすぎるプロデューサーさんになら、ちょっと強く胸を揉まれても気持ちよくなれそう。
自分で言うのもなんだけど、まあまあサイズがあって、余計な視線を引いてうっとうしく思うこともあったけど。
彼がこんなに夢中になってくれるなら、膨らんでてよかった、かな。
ミルクなんて出るはずないのにぎゅうぎゅう搾られて、ジンジンうずく。
肌が赤く染まって乳首がゆっくり立ち上がるのを見られるのは、正直言って恥ずかしい。
唇を尖らせてみると、焦らさずにまたキスしてくれた
玄関でしたのと違って私が下だからか、押さえ込まれてこじ開けられるような感覚がある。
全身が温かくなってきて、このまま最後までずっと繋がっていられたら良いのに。
スカートをめくられると、ちょっと意外なくらいすーすーして、自分が裸にされているとようやく気づいた。
仰向けの状態で太ももを掴まれて、ぐいっと開かれる。
あのままだったら自分から股を開いてしまいそうだったし、力任せにされたのはむしろ嬉しい。
彼が私の下半身を見て唾を飲み込む。
ガッチガチになって反り返ったものをヌルっと擦り付けられる。
漫画か何かみたいに非現実的な大きさ、ってことはないけど、それでも私を屈服させるには十分なサイズ。
もうお互い裸で、肌と肌で触れ合うのに邪魔なものは一つも残されていない。
すればするほど興奮してとまらなくなる恋人同士のキスで、もうしっかり準備はできている。
挿れられても、痛みも苦痛も無い。ただ抵抗する力を奪われただけだった。
やっぱり感覚が鋭敏すぎるのかしら、こうして入れられると実際以上に大きく感じられて、下半身を内側から無理やり押し広げられているような感覚に陥る。
こうなってしまうと、もう余裕ぶっていられない。
貫かれていいようにされる、無力な女になりさがってしまう。
めりめりと侵入してくる彼のに私の肉が絡みついている。
どろっとした液を垂れ流して硬いのを締め付けているのは、追い出そうとしているのか、それとも誘い込もうとしているのか。
下腹部に痺れのような甘痛い感覚が走って、頭が回らない。
もっと、もっとして欲しい、って単純なことしか考えられない。
腰の動きはそれほど激しくないけれど、これは欲求を抑えているんじゃなくて、じっくり味わいつくそうとしているのよね。
私の身体は既に彼の下の上にあって、もう後は美味しく頂かれるだけ。
先っぽの膨らんだ部分が奥までたどり着いて、私の一番弱いところ、ナカのややお腹よりの内壁をごりっと責められると、それだけで息が詰まった。
気管が狭まって息をするのも忘れそうな快感。
身体が弓なりになって、気持ちよくなっているのを隠せない。
いまさら何も隠すようなことなんて無いはずなのにね。
見下ろすと、繋がりあってる部分が粘液でべたべたになっている。
毛にも絡んで泡だって、いかにも下品。
もちろん、盛りのついた雄はそんなのに頓着しない。
腰をしっかりと抱えて私の身体をベッドのとの間に挟み込んで逃げられないようにして、ひたすら腰を打ち付けてくる。
ぐいっ、ぐいっとナカをえぐられ、汗が止まらなくなる。
湿ったおっぱいを握られ、硬くなった乳首を指の間で潰されて、腹や二の腕、全身の筋肉が無意味に痙攣してしまう。
口を開いて呼吸していたら、唇で塞がれた。
ぐちゅぐちゅ音が鳴る、濡れ過ぎている穴を蹂躙しながら、キスまで貪ろうというのね。
上も下も制圧されて、ここまで彼を焚きつけられたことにも喜びと達成感、そして愛されている実感がある。
脚と脚を絡め合わせて離れられないようにしてあげると、いっそう深く出し入れしてくる。
開発してもらった部分を大きく張り出たカリで引っかかれると、唇と唇の隙間からヨダレがこぼれてしまう。
暗い部屋、汗が蒸していて言葉も交わせず、ひたすら欲望に溺れあう。
こんな状況、気持ちよくなる以外にどうしようもない。
身体がガクガクする。
彼の動きがだんだん速くなってくる。
キスしながらセックスするのは意外と難しいって聞いたことあるけど、信じられないわね。
だってこんなにいいんだもの……相性の問題かしら。
ぐりっと下腹の奥をえぐられて、首筋の毛が逆立つ。
空気、声、魂。身体から何もかも絞り出されるような感覚。
意識を失いそうになりながらも、刺激のせいで失神すらできない。
身動きする自由すら奪われた私はただ絶頂することしか許されていなかった。
どのくらいそうしていたのだろう、長い長いキスがようやく終わって、溜め込んでいたのをしっかり出し終わった竿がズルっと引き抜かれる。
さすがに射精した直後は縮み気味で、意外とあっさり抜けてしまうのがなんだかもったいないような気分。
もったいないといえば、そのおちんちんにコンドームがつけられていたのもそうだ。
私がキスに夢中になっていた間につけていたのかしら。
いえ、確かに今日は大丈夫な日だけれど……万全を期すなら、それは、当然よね。
頭では理解できているのだけれど。
先端にたっぷり溜まっている白濁液を見てしまうと、もしあれが私の中に注ぎ込まれていたらと考えてしまって、子宮がジクジクしてくる。
端を縛ってゴミ箱に捨てられる避妊具をみると、あの中で冷えて死んでいくプロデューサーさんの精子が気になって仕方ない。
彼がコンドームの箱を探り、中身が空なのを見て眉をひそめる。
私はもう頭がゆだったままで、なませーしのことしかかんがえられない。
うつぶせになってお尻を突き上げて、淫らに誘うようなポーズをとる。
シーツを掴んで、這いずりながら逃げるようなそぶり。
まだ一滴も精液を恵んでもらっていない私の膣から愛液がどろりと垂れ落ちる。
私はプロデューサーさんに見つけてもらって、鍛えられて、開発された女だから、どうすれば彼が理性を失うのか、もうとっくに知り尽くしている。
思ったとおり彼はゴムの空箱を投げ捨てて私の腰骨を掴み、立ち直ったおちんちんを再び挿入してきた。
バックからパンパンと腰を打ちつけるケモノじみた体位。
私たちが本当に盛り上がってきたときは、いつもこれ。
あの大きく反ったものを出し入れすると、それだけでナカが掻き回されてしまう。
もうびっしょびしょで簡単に挿入できちゃう肉穴を乱暴に犯してくる。
それでいて単調ではなく、お腹の奥のほうから浅めのところまで、弱いところをたくさん刺激してくれるのが嬉しい。
こうして下半身を抱えられて道具みたいに使われる自分を改めて認識すると、それだけでまたイった。
さっきの気持ち良いのもまだ引ききってないのにまたイっちゃった。
こんなに感じやすい私にした責任は、絶対に取ってもらうわよ。
いえ、取らせるわ、そのために今日もいっぱい挑発したんだものね。
思わせぶりなこと言ったり翻弄したり、全部こうして犯してもらうためだってこと、伝わってるのかしら。
彼の手に力が篭って、腰を振るだけじゃなくて手で強引に下半身を使われる。
こうなるとますます道具扱いされているようで、普段は抑えこんでいる良くない感情が溢れ出てくる。
それはきっとプロデューサーさんも同じ……私以外の誰も、こんな凶暴な彼は見たこと無いでしょうね。
骨盤に手をかけて、こっちのことなんか気にもかけずに自分勝手におちんちん気持ちよくなるためにセックスされる。
矛盾してるみたいだけど、今の私にはそれが一番いい。
何度もイって、イってる最中にまた飛びそうになって、手足に力が入らない。
犯される姿勢を保つことすらできないで、ぐったりした肉人形みたいな私にかまわずハメ続けるプロデューサーさん。
涙やヨダレできっとぐちゃぐちゃになってる顔をせめて隠したくて、ベッドに顔をうずめる。
もちろんそんな甘えたこと許してもらえるはずも無くて、頭をつかまれて持ち上げられる。
ベッドサイドには鏡が置いてあって、舌をしまうことすらできず顔中べとべとにした、最低に情けない顔を無理やり見せられてしまう。
動けなくなって下半身の穴だけ使われて、それでこんな表情になってしまってる、極めつけのマゾでド変態。
それが私、アイドル速水奏……
気づいたら、呻いていた。
喉の奥から勝手に漏れる、濁った喘ぎ声。
だらしなく半開きになった口から響く、お、おお”っ、う”お”お”っという、意味を成さない声。
感じすぎるとこんな声が出ちゃうのわかってて気持ちよくされるんだから、どうしようもない。
どうせならもっと綺麗な声を出したい、こんなんじゃキスしてもらえない、と思ってはいても本能は止められない。
それにどうせ今の私は性処理道具なんだからキスなんてしてもらえるわけが無い。
今の私には、いっぱい使われてレイプされて、ナカにこいぃせーえきいっぱいすててもらうしかのうがないんだから。
だから、ほら、おねがい、なかにだして。
あついザーメンいっぱいちょうだい。
考えが乱れて、ろくに話すこともできない。
でもこうして後ろから犯されてイき狂ってる女が望むことなんて一つしかない。
びくびく震える私の身体を捕らえたまま、彼はめりめりっと竿を挿入してくる。
子宮口の近くを何度も刺激して、あの赤黒く膨れた先端を押し付けてくる。
あまりの気持ちよさに緩んで降りてくる子宮を追い詰めるような動き。
心も身体ももうとっくに屈服していて、いつでも中出しを受け入れられる。
そうしていっそう動きが速くなって、かと思うとすぐに止まる。
もしかして焦らしてる? いや違う、これはきっと我慢できなくなったんだ、わたしのおまんこがきもちよすぎてとうとうナマなかだししちゃったんだ。
膣奥に精液を注がれる感覚はおぼろげで、それと感じ取れる類のものじゃないけれど、でも射精しながらびくびく跳ねるおちんちんはしっかり分かる。
今、出してる、濃くてたっぷりの精液を私の胎内にしっかり注ぎ込んでるんだ、そう認識すると同時にまたイった。
膣がキュっと締まって竿に食いついて、生ザーメンを一滴残らず啜ろうとする。
手も足も完全に役に立たなくて、ぐったりしたままなのに、おまんこだけこんなに熱心に媚びるなんて。
いくら罵られても言い返せないし、そのつもりもない。
どれだけ続いたかも曖昧な射精が終わり、ゆっくりと竿が引き抜かれ、ごぽっと白濁が逆流する。
股から熱い精液を垂れ流し、いつまでも絶頂が終わらない。
お腹の中が精液でたぷたぷしていて、これのせいで気持ち良いのが止まらない。
恍惚の中、必死に深呼吸する私をプロデューサーさんが捕まえる。
萎えかけてきているおちんちんを私の口元に寄せ、強烈な匂いを嗅がせた後、有無を言わさず口の中に入れてきた。
突然のことで驚くけれど、今の私は性処理道具、生オナホールなんだから、何されたって受け入れないといけない。
どうにか喉を広げて口の中のスペースを確保して、すぐには小さくなりそうにない男性器をしゃぶる。
前にもさせられた、あの……そう、お掃除フェラだ。
愛液と精液でべとべとになった竿を根元から舐めて、べろべろしゃぶって尿道に残ったザーメンも全部吸わないといけない。
さっき、あんなに熱烈にキスしてくれたのに。
今度は私の唇をこんな、掃除のために使うのね。
裏筋のちょっと柔らかい部分を舌で舐めて、出し切れなかったザーメンを搾り出す。
尿道口からこぷっと雫が漏れてきて、口の中に苦味が広がる。
息を吸い込んで頬をへこませると、加えた竿がびくっと反応する。
ストローみたいにちゅぅちゅぅされるのがイイみたい。
頭を振って激しくフェラする余力は無いから、舌と喉でゆっくり搾る感じになるけど、射精した直後ならこのくらいがちょうど良いわよね。
じゅる、じゅるるっと、唾もたっぷりまぶしてあげないと。
がんばっておしゃぶりしていると、口の中でおちんちんが硬くなっていくのが分かる。
お掃除という名前はついているけれど、やっぱり出さないと収まらないわよね。
キスするときと同じくらい念入りに舌を使って、先端を味わう。
散々私をイかせて狂わせたおちんちんも、やっぱりフェラには弱いみたいで、こうしてしゃぶっているだけでもまた先走りを漏らす。
しゃっぱいような苦いような、精液よりも形容しがたい味。
鈴口に舌を挿れて射精を促す。
盛り上がりっぱなしのプロデューサーさんはまた私の胸を揉み始める。
乳首がピンと立っているの、とっくにバレてたみたい。
むに、むにっと揉みしだかれて、お口にも熱が入ってくる。
ぺろぺろ、じゅぱじゅぱ、エッチな音もいっぱい聞かせてあげる。
私の頭蓋骨にも唾の音が響いて脳を揺らす。
こんな、硬くて大きくて精液臭いもの、しゃぶってて楽しいはずないのに、どうしてかフェラチオが気持ちいい。
喉奥を軽く突かれると呼吸が止まりかけて、それすら快感になってしまう。
おっぱいをいやらしく撫で回されて、無理やり舐めさせられて、こんなので気持ち良くなっちゃうなんてね。
ここまで受け入れられるのは、きっと私だけ……彼にしっかり躾けてもらった私だけ。
喉の筋肉が締まって意識が途切れそうになって、思わず唇で先端をはむはむしてしまう、と。
まだ量の減らない、どろどろザーメンが舌の上に溢れた。
唇の端からこぼれそうになって、あわてて啜る。
3回連続で出せば相当減ってるんじゃないかって心配してたけど、全然問題無かったわね。
粘っこくて苦味が強くて精子がいっぱい泳いでそうな出したてザーメン。
竿は口の中を占拠したままで、精液を吐き出すことも当然許されない。
この、半固体状のゲルを薄めずに飲み込むしかない。
歯と舌で上顎や頬裏にこびりついた精液をこそげ取り、小分けにして飲んでいく。
ごくっ、こくっ、喉の動きもしっかり見られてる。
いいわよ、もっと見て、私があなたの精液飲んで胃まで汚していくところ。
とにかく濃くて喉に絡みつく精液は、少しずつといってもやっぱり飲みにくい。
口の中が精液まみれだと息をするだけでも鼻から脳までザーメン臭が染み付きそう。
呼吸すらままならない状態で、私は朦朧としながら飲み続ける。
こく、こく、ん、ぐっ……
唇の端から唾と混ざった精液が流れ落ちるけど、もう構っていられない。
とにかくこの子種汁を食べきってしまわないと。
息が続かなくなりそうだったけれど、優しく頭を撫でてもらえて、それでまたがんばる気になった。
我ながら現金だけれど、嬉しかったんだから仕方ないわよね。
こくこくと飲み下していって、ついに最後の一滴まで胃に収める。
竿を抜いてもらって空になった口の中を見せてあげると、大満足してもらえた。
私たちもう、体力が尽きた。
ベッドに倒れこんで、これ以上何もできない。
唾や体液でお互いひどい有様だけど、今日はもうどうしようもない。
疲労に任せて、ぐったりと眠りに落ちていった。
翌朝。
ふと気がつくと、まだ朝日が昇らないくらいの時刻。
隣には誰もいない。
昨夜はもうめちゃくちゃだったし、汗を流してるのかしら。
見に行ってみると案の定、浴室に人影。
素っ裸のままお邪魔すると、ちょうど洗髪を終えたところのようだった。
おはよう。
順番を待っても良かったのだけれど……一人じゃ寂しくって。
昨日あんなにたくさん出したっていうのに、彼の視線は私の裸に釘付け。
まだまだ飽きられてはいないみたいで一安心ね。
たっぷりイかせてもらえたおかげで私も機嫌がいい。
さっそく朝のイチャラブといきましょうか。
体、洗ってあげる。
……といっても、ただ洗うだけで終わるはずもなし。
石鹸を泡立てて手足を洗い流して、早速準備完了していたおちんちんを撫でる。
朝の生理現象、とは違うでしょ。
私に洗ってもらえるのがそんなの興奮するの? 仕方ないわね。
椅子に座らせた彼の脚の間に入り込み、おっぱいを下から抱えあげる。
泡まみれの谷間に熱い視線。
ほんのり赤らんだ肌に石鹸を塗りたくり、そのままおちんちんを挟み込んだ。
ぬるっとしていて滑りが良い、むしろ良過ぎる。
かちかちになって跳ねて暴れる竿をおっぱいの間に捕らえておくのが、思ったより難しい。
でも、我ながらなかなか大きいほうのおっぱいだし、少し試せば案外何とかなった。
どう、気持ち良い? おっぱい大好きだものね。
こういうとき変に意地を張らずにいてくれる、可愛いプロデューサーさん。
しっかり愛して奉仕して、イかせてあげたくなっちゃう。
にゅる、にゅるっと胸での愛撫。
柔らかい乳房で硬いものを挟み込むと、こっちまで気持ちよくなってくる。
片手で掴むと肉が余る胸。
同年代と比べても、結構自信あるのよ。
大きさとかハリとか形とか、悪くないでしょう?
左右互い違いに上下させて先端を責めると、粘ついた液体が溢れ出てくる。
唾を垂らして混ぜ合わせてぐちゃぐちゃにすると、あわあわおっぱいとおちんちんの間で糸が引いて、とんでもなくいやらしい。
腰が変に動いてしまいそうなのを何とかこらえて、胸を擦りつける。
指の間からはみ出るおっぱい肉に夢中になってくれてるみたい。
裏筋を硬い胸骨に当てるとぴちぴちした反発。
びくっと跳ねるのをおっぱいで押さえ込んで無理やり感じさせていると、こっちも楽しい。
ほら、どうぞ。
このまま、おっぱいの中に出していいわよ。
我慢なんてさせないんだから……ふふっ、それ。
先っぽを全部胸で包み込んで、強く圧迫しながら小刻みに刺激。
身体を硬直させて耐えようとしたから、小指を伸ばして竿の根元を優しく撫でる。
カリ首がおっぱいに食い込むくらいぎゅうぎゅうして、それで限界だった。
低い呻き声が響いて、谷間の中に熱い汁が注ぎ込まれる。
熱と粘液が広がって、ゆっくりとヘソの方まで垂れ落ちていく。
寝ている間に作られてた新鮮な精液、全部搾っちゃいましょうか。
出している途中でも容赦なんかしてあげない。
白濁液が散るのも構わずおっぱいを動かし続けると、なかなか射精が終わらない。
私とするのに、余力なんて残させないわよ。
何回目だろうと全部出してもらいたいんだから。
出なくなるまで胸でしごき続けて、まだおちんちんは気持ちよくなり続けてるみたい。
竿がびくびくしてるけど、流石に精液の量は少なめ?
数時間しか空けてないのだし、仕方ないわよね。
そっとおちんちんを放してあげると、乳房の間に糸が引いて、鈴口から最後の滴が流れ出た。
人差し指ですくって、先走りの混ざった薄い子種汁を味わう。
ぴちゃぴちゃ、くちゃくちゃ、ふしだらな音を立てながらも視線は逸らさないし、逸らさせない。
女に自分の体液啜られるの、背徳的でしょ。
こういうの好きなのよね。ふふ。
お互いの呼吸が落ち着くまで待って、まだもう少しできそうな余裕はあるけど。今はここまでにしておきましょうか。
朝、起き抜けにここまでしてあげたんだもの。
きっと今日は夕方までずっと私の事で頭がいっぱいのはず。
そうしたら、お仕事が終わった頃にはもう、ほとんどケダモノみたいになっていて……
そんなオスを私はいっぱい誘って、挑発して、限界までイジメてあげて……
とうとうキレたプロデューサーさんに押さえつけられて、乱暴にされて、何もかも忘れちゃうくらいイかされちゃうの、ね。
今日も夜まで全力で誘惑してあげるから、しっかり応えてね。
こんな私に付き合ってくれるのはあなたしかいないんだから。
舌なめずりしながら、私は早くも犯されるための算段を立て始めていた。
以上です。
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