パラド「セッ○ス?」
グラファイト「ああ、そんな単語をつい最近知ってな」
グラファイト「人間が行う行為のひとつらしいんだが…どうも無性に気になってな」
パラド「そうだなあ…」
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パラド「人間の…いや、この世界すべての生き物が行う『儀式』…言うなれば生命の神秘だ」
グラファイト「生命、だと?」
パラド「そう。俺たちバグスターは死んでもコンティニューできる…だが人間をはじめとする生き物は一度死んだら帰ってこれない」
パラド「このままだとどうなると思う?」
グラファイト「いずれは全てが死に絶え、この世界には誰もいなくなるだろうな」
パラド「ああ。だから生き物は『種』を、自分と同じ『カテゴリ』の生き物を残そうとする」
パラド「それがセッ○スだ」
グラファイト「ほう…」
パラド「まあ、俺もそんなに詳しいことはわからないんだけどな」
パラド「どうしても気になるなら、ポッピーピポパポに聞いてみたらどうだ?」
グラファイト「ポッピーピポパポに?あいつは知っているのか?セッ○スについて」
パラド「さあな。でもあいつは一番人間に近いバグスターだ。CRで看護師として永夢たち人間と一緒にいたしな」
パラド「人間のセッ○スについて何か知ってるかもしれないな」
グラファイト「そうか…なら」
グラファイト「ポッピーピポパポ、セッ○スとは何だ?」
ポッピー「」
ポッピー「な…ななななんてこと聞くのよグラファイト~!!///」
グラファイト「なんてことも何も、セッ○スのことについて知りたいんだが」
ポッピー「バカバカ!!そんなこと女の子に聞かないでよ~~!!!///」ベシベシ!
グラファイト「うわっ!いたっいたい!」HIT! HIT!
ポッピー「女の子にそんなこと聞くなんてサイテー!バカ!H!スケベー!!///」プンプン
グラファイト「なんだ?…セッ○スって悪いことなのか?生命の神秘とやらじゃないのか?」
ポッピー「そりゃ…言い方によっちゃそうだけど…。普通は恥ずかしいことなんだからね…!」
グラファイト「そ、そうか…(余計に謎が深まった…)」
ポッピー「私が知ってるのは…セッ○スは相手が相手を想う『愛』が重要だってこと」
グラファイト「愛…?(もう分からない)」
ポッピー「…だから、そういうのは『愛』に詳しい、ラヴリカに聞いたほうがいいと思う」
グラファイト「今度はラヴリカか…わかった、聞いてみる」
グラファイト「なんだか迷惑かけたようで悪かったな」
ポッピー「ううん、別に…」モジモジ
グラファイト「ますます分からないな…何だセッ○スとは」スタスタ
ポッピー「……もう」
グラファイト「と、いうわけなんだが」
ラヴリカ「なるほど」
ラヴリカ「セッ○ス…。それは人間の…いや、この世界すべての生き物が行う『儀式』…言うなれば生命の神秘です」
グラファイト「パラドも一字一句ほぼ同じこと言ったぞ」
ラヴリカ「人間など…すべての生き物にはオスとメスの二種類が存在することは知っていますね?」
グラファイト「ああ」
ラヴリカ「セッ○スとはその二種類が互いの体を使い、体の一部を組み合わせて新たな生命を作り出すことです」
グラファイト「新たな生命か…。『同じカテゴリの生き物を残す』とはそういうことか」
ラヴリカ「そう。」
グラファイト「具体的にはどんなことをするんだ?」
ラヴリカ「一般には『女』と呼ばれる種類…われわれで言うポッピーピポパポのようなタイプの種類が持つ『膣』と『子宮』」
ラヴリカ「『男』と呼ばれる種類…こちらは僕やグラファイト、パラドのような体のタイプが持つ『陰茎』」
ラヴリカ「足の付け根にそれぞれ存在するこれらを、ちょうど鍵と鍵穴のように組み合わせて…」
ラヴリカ「男の陰茎から発せられる『精液』…これを女の子宮で受け止めます」
グラファイト「ほう」
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