咲「なんですか、この飲み物?」 (752)

 このSSは、咲-Sakiであまり出番のない須賀京太郎君君のメインの小説です。

 気楽に書いていくので、そこのところよろしくっす。

 あとは偶に安価をしますのでご協力を

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432124415

咲「うぅ~、本屋で少し買い物しただけなのに迷子になっちゃったよ。ここ何処なの?」アワアワ

咲「とりあえず京ちゃんに連絡しないと」

??「お~い、そこの文系少女みたいなお前」

咲「えっ?わ、私ですか?」

??「他に誰がいるんてんだよ。いいから、ちょっと来い」

咲「は、はい。えっと、あなたは誰なんですか?」

??「ん、俺か?そうだな~、とある科学の先生ってとこかな」

咲「で、その科学の先生が私に何の用があるんですか?」

科学の先生「そうだった、この飲み物受け取ってもらおうと思ってな」

咲「え~!私なんかにあげていいんですか!?」

科学の先生「あぁ、偶々作ったやつの余りだから」

咲「えっ、作った?」

科学の先生「あぁ、なんでもねえから。じゃあ俺はこれで失礼するわ」テクテク

咲「あ、あの」

科学の先生「さてと、残りの一本はボッスンあたりに飲ませるか」ブツブツ

咲「行っちゃった」

京太郎「お~い、咲~!」タッタッタ

咲「あ、京ちゃん」

京太郎「まったく、何で本屋行くだけで迷うんだよお前は」

咲「うぅ、ごめんなさい」

京太郎「しかし、ちょっと喉乾いたな。ん、咲の持っているのってもしかしてコーラか?」

咲「うん、そうだけど。あ、なんだったら飲む?まだふたも開けないから」

京太郎「おう、サンキュ。じゃあいただきます」ゴクゴク

京太郎「なんだこれ?コーラくせに変な味がしやがる」

咲「そうなの?貰いもだから分からなかったよ。って、京ちゃん光ってるよ!?」

京太郎「なんだこれ!?しかも意識がどんどん遠く...」ピカーン

咲「うわ、眩しくて何も見えない!京ちゃん大丈夫なの!?京...ちゃん?」

京太郎(5歳児)「あれここ何処なの?それにお姉ちゃん誰なの?」ビクビク

咲「.....えっ?」

京太郎「あ、あの?」

咲「た、大変だ~!!京ちゃんが小さくなっちゃった~!」ガシ タッタッタッ

京太郎「うわ~~~!!」

 ○○ホテル

和「咲さん、遅いですね」

久「須賀君も須賀君で、咲を迎えに行ったきり帰ってこないしどうしたのかしら?」

優希「もしかして、あの犬も迷子になったとか?」

和「さすがに須賀君は迷子にならないと思いますけど」

 ドドドドドドドドド

まこ「なんか誰かこっちに走って来てるが、もしかして京太郎か?」

 バアン

咲「み、皆!」

和「ど、どうしたんですか咲さん!?そんなに血相変えて」

久「そうよ、何があったの?そういえば須賀君は?」

まこ「というか、その子供はなんじゃ?」

咲「きょ、京ちゃんが、ちっこなってん!」バッ

京太郎「ふぇ!?ここって、どこのなの!?僕、何か悪いことしたの!?」ビクビク

咲以外「.......」

咲以外「はああああああ!?」

和「そ、そそそんな須賀君が子供になるなんて、そんなオカルトありません!」

優希「この小っちゃい子供が犬だと~!」

久「皆、とにかく落ち着きなさい。そう落ち着くのよ」

まこ「お前が一番落ち着かんかい!」

京太郎「お、お姉ちゃん達なんだか怖いよ」ビクビク

和「はっ、私としたことが冷静さを失ってしましました!あの、僕大丈夫?」

京太郎「うぅ」

和「仕方ありません、咲さん須賀君を貸してくれませんか?」

咲「あ、うん。どうするの和ちゃん?」

和「須賀君、落ち着いてください」ギュウ

和以外「」

京太郎「ふえ?」

和「脅かしてしまってごめんなさいね、須賀君」ナデナデ

京太郎「ピンクのお姉ちゃん?」

和「もう私達は須賀君を脅かしたりしませんから、もう落ち着いてください。ねっ?」ナデナデ

京太郎「うん、ピンクのお姉ちゃん温かい」ギュウ

和「ふう~、なんと治まりましたね。あれ、どうかしたんですか皆さん?」

和以外「何羨ましいことしてるのよ(じゃ)(じぇ)和(ちゃん)!!」

和京 ビク

とりあえず、今日はここまでにします。

また書きますので、それではおやすみなさい。

えっと、こんな感じですか?

久「ゴホン、とりあえず私達も冷静になってきたから須賀君を降ろしてもいいんじゃあないかしら」

和「そうですね、須賀君もう大丈夫ですか?」

京太郎「うん、もうお姉ちゃん達が怖い人じゃあないってわかったから大丈夫だよ」

和「それはよかったです。じゃあ降ろしますね、よいっしょっと」

優希「しかし、これが子供頃の京太郎とはな~。意外と可愛いもんだじぇ」

咲「優希ちゃん、それは京ちゃんに失礼だと思うよ?」

まこ「おう京太郎、丁度飴ちゃんあるから良かったら食べるか?」

京太郎「飴ちゃん!?僕食べたい!」

まこ「分かったからはしゃがんでもええから、ほれ飴ちゃんや」

京太郎「わ~い、頂きま~す!甘~い」ポアー

優希「おお~、京太郎の頬っぺたなんだか柔らかそうだじぇ。ちょっと突いてみよう」ツンツン

京太郎「うえ、何で頬っぺた突くの?」

優希「おお~、予想通り柔らかったじぇ!」

和「こらゆーき、やめなさい」ペシ

優希「あいたっ、痛いじぇのどちゃん」

久「こんにちは、小さな須賀君」

京太郎「お姉ちゃんは誰なの?」

久「私の名前は久って言うのよ。久お姉ちゃんでいいわ」

京太郎「分かったよ、久お姉ちゃん。それでどうしたの?」

久「うんとね、その今着ているお洋服大きくて動きにくいでしょう?」

京太郎「うん、ちょっと動きにくくてこけそうになったよ」

久「でしょう?だから、久お姉ちゃんと一緒にお洋服屋さんに行きましょう?」

4人「ちょっと待てい!」

咲「部長だけ狡いですよ!京ちゃんと洋服屋さんに行くなんて!」

和「そ、そうですよ!一人だけと言うのは足りないと思います!」

優希「抜け駆けはずるいじぇ!」

まこ「つうか、何自分だけさらっと自己紹介しとんねん!」

久「そ、そんなに皆して大声出さなくてもいいじゃない。それに仮に咲が一緒に行ったとしても迷子になるじゃない」

咲「うぅ、そういえばそうだった」シュン

和「とりあえず改めて名前の自己紹介した方がいいですね。あれ、そういえば須賀君がいませんね」

優希「あれ、ほんとだじぇ。あ、そこにいるじぇ」

まこ「ん?」

京太郎「うわ~、ペンギンさんだ~!可愛い~!」ギュー

5人「......」

久「とりあえず、あの須賀君を写真に撮っておきましょうか」

4人「そうですね(やな)」

 数分後

久「須賀君~!そのぬいぐるみを持ったままでいいから、こっちにいらっしゃ~い」

京太郎「は~い、久お姉ちゃん」テトテト

京太郎「どうしたの?」

久「改めて、皆の名前を紹介しようと思ってね」

京太郎「お姉ちゃん達の名前?」

久「そうよ、じゃあまず幼馴染の咲から言いなさい」

咲「はい分かりました。京ちゃん、私の名前は咲って言うんだよ」

京太郎「咲お姉ちゃんだね。分かりやすいお名前だね」

咲「やっぱり京ちゃんもそう思う?じゃあ今度は、優希ちゃんね」

優希「おう京太郎、私の名前は優希だじぇ!好きなものはタコスだじぇ!」

京太郎「優希お姉ちゃんだね。ところでタコスってなんなの?」

優希「今度食べさしてやるじぇ!じゃあまこ先輩よろしくだじぇ!」

まこ「おう、さっきの優希の言うた通りわしの名前はまこっちゅうんや。宜しゅう頼むわ改めて」

京太郎「まこお姉ちゃんだね。分かったよ」

まこ「じゃあ最後、和やな」

和「改めてこんにちは、須賀君」

京太郎「あ、さっきのピンクのお姉ちゃん!」

和「はい、そうですよ。私の名前は和って言うですよ。で、その今須賀君が抱いているペンギンはエトペンと言うんですよ?」

京太郎「和お姉ちゃんって言うんだ。それにこのペンギンさんにもお名前があるんだ、エトペンさん可愛いから気にいちゃった」

和「そうですか、気にいってもらった何よりです。きっとこの子も喜んでいるはずです」ナデナデ

京太郎「えへへ、和お姉ちゃんくすぐったいよ」

咲(なんかいいな、和ちゃん。なんだか京ちゃん懐かれてて、私も京ちゃんに懐かれたいな~)

京太郎「ねぇねぇ、久お姉ちゃん」

久「ん、どうしたの?」

京太郎「お洋服屋さんには行かないの?」

久「そうだったわね、ちょっと待っててくれる須賀君?」

京太郎「うん、分かった。じゃあそれまでエトペンさんと遊んですね」テトテト

久「で、誰が私と行くのかしら?」

まこ「おんしが行くのは変わらんのか」

咲「私は行きたいけど、迷子になっちゃいそうだしここは我慢します」

優希「じゃあ私は、咲ちゃんの話し相手しとくじぇ」

まこ「おんしだけじゃあ不安じゃから、わしもついて行く」

和「それじゃあ私も行かせてもらっていいですか?恐らく、須賀君はエトペンを持って行きそうな気負いなので」

久「じゃあ決まりね。須賀君、またこっちに来てくれる?」

京太郎「は~い!」テトテト

久「私と和とまこでお洋服屋さん行く事になったから、いいわよね?」

京太郎「うん!じゃあ、エトペンさんを持って行ってもいいの?」

和「はい、私もついて行きますからエトペンを持ってきてもいいですよ」

京太郎「わ~い!」

まこ「それじゃあ咲に優希、留守番頼むな」

咲優「は~い」

 ~~そして子供洋服店~~

まこ「まあ普通の服とか揃えた方がいいじゃろうな。って、おんし何持ってきてるんじゃ?」

久「何ってウサギの格好の服だけど?」

まこ「何堂々ととるんじゃあ、お前は!」

まこ「それで何で和もペンギンの服を持って来とるんじゃ!」

和「えっ?駄目でしたか?」

まこ「ただ京太郎の服を買いに行くだけじゃろうが!何で二人してそわそわしてんのじゃあ!」

久「まあまあ落ち着きなさいよ、まこ。これを着た須賀君を見ればそんなこと気にしなくなるわよ」

まこ「何を根拠にーー」

久「須賀君~!」

京太郎「な~に、久お姉ちゃん?」

久「今からこれを着てもらっていいかしら?」

京太郎「うん、分かった」

久「じゃあ二人とも、ちょっと待っててにね」

 一分後

久「ジャジャーン、ウサギの格好をした須賀君よ!」

京太郎「うさささんだよ!ぴょんぴょん!」

まこ「.....」

まこ「のお、部長よ」

久「ん、何かしら?」

まこ「わしが間違ってた、これも買おう」

久「分かってくれた助かるわ」

×久「分かってくれた助かるわ」

〇久「分かってくれて助かるわ」

 打ち間違えてすいませんでした

和「わあ~、とっても可愛いうさぎさんですね!」

京太郎「和お姉ちゃんが持ってるの何なの?」

和「これは須賀君が好きなエトペンと同じペンギンさんの服ですよ」

京太郎「えぇ~、エトペンさんと同じ服なの!?僕きてみたい!」

和「それじゃあ、帰ってから着ましょうか」

京太郎「うん!」

久「じゃあ、おおかた決まったからレジに行きましょうか」

まこ「そうじゃの」

衣「あ~、ノドカだ!」

和「あ、衣さん!」

ハギヨシ「これは、清澄の皆様ではありませんか。どうしてこのような所に?」

久「あら、龍門渕の執事さんまで。付添ですか?」

ハギヨシ「はい、その通りです。ところで、何故このような所に、ん?」

京太郎「うわ~、大きな人だ~!」

ハギヨシ「京太郎君...ですか?」

まこ「残念ながら、その通りじゃ」

衣「おお~、衣と似たよう格好をしているな!」

京太郎「うわ~、同じうさささんだ!」

衣「うさささんじゃあない、衣だ!」

京太郎「そうだ、ねぇねぇエトペンさんと一緒に遊ぼう!」

衣「おお~、ノドカのエトペンだ~!」

ハギヨシ「なぜあのような姿に?」

まこ「それが何でも、なんか飲み物を飲んであないな姿になってしまったんじゃ」

ハギヨシ「は、はぁ」

和「須賀君、あまり走ってはこけてしまいますよ!」

今日はここまでにします。それでは皆さん、お休みなさい。

公園

京太郎「うわ~、滑り台だ~!僕あれで遊ぶ!」

衣「うむ、衣も一緒に行くぞ!」

京太郎「うん、じゃあ行こう~!」タッタッタッ

衣「お~う!」タッタッタ

久「ごめんなさい、荷物まで持ってもらってしまって」

ハギヨシ「いえ、お気にならないでください。これでも執事をしているので」

和「本当にありがとうございます」

ハギヨシ「ん、すいません少しその縫いぐるみを貸してくれませんか?」

和「はい構いませんけど、どうかしたんですか?」

ハギヨシ「少し縫い目が緩んでいますので直そうと思ったのですが、よろしいですか?」

和「はい、それは助かります。須賀君がずっと持っていたかですかね」

ハギヨシ「そんなに気に入っていられるのですか?」ヌイヌイ

和「はい、多分私と同じくらい気に入っていると思います」

ハギヨシ「そうですか。はい、終わりましたよ」

まこ「は~、相変わらず早いもんやの~」

ハギヨシ「龍門渕の執事として、当然の事です」

和「ありがとうございます、ハギヨシさん」ペコリ

ハギヨシ「いえいえ、お礼を言われることではありませんから」

衣「はぁ~、楽しかったぞ!」

久「あれ、須賀君がいないけど?」

衣「あれ、おかしいな先ほどまで衣と一緒にいたはずなのだが」

まこ「もしかして、逸れてしまったんじゃあ」

和「大変です、早く探さないと!」

久「おそらく、まだ公園のどこにいるはずだから皆で手分けして探しましょう!」

一同「はい(おう)!」

 一方その頃

??「はぁ~....ダルいな」ダルーン

??「ちょっと、散歩しようと思ったけどよく考えたらダルいかったな」サラニダルーン

??「ん、なにあれ?」

京太郎「うぅ~、知らない間に衣ちゃんと逸れちゃったよ。どうしよう、どうしよう」オロオロ

??「君、どうかしたの?」

京太郎「ふえ、お姉ちゃん誰?」

シロ「私はシロって言うんだよ。君もしかして迷子?」

京太郎「うん、僕さっきまで一緒にいた子と逸れちゃってどうした良いのか分からなくて」ポロポロ

シロ「...大丈夫だよ、きっと」ギュウ

京太郎「お姉...ちゃん?」

シロ「きっと、今頃君がいなくなっていることに気付いて探してると思うし。何より、今は私といるから安心して」ヨシヨシ

京太郎「シロ...お姉ちゃん」ギュウ

シロ「それに、男の子がそう簡単に泣いちゃあだめだよ」

京太郎「うん、ありがとうシロお姉ちゃん!もう大丈夫だよ」

シロ「そう、良かった。ふう、少しダルかったな」

京太郎「ねぇ、シロお姉ちゃん」

シロ「ん、何?」

京太郎「僕を探しに来る人が来るまで、一緒にいてくれる?」

シロ「うん、別にいいよ」

京太郎「やった~!シロお姉ちゃん、だ~い好き!」ギュウ

シロ「うん、そう」(なんだろう、この気持ちはダルくない)

京太郎「ねぇねぇシロお姉ちゃん、一緒にブランコしよう!」

シロ「うん、構わないよ」

京太郎「じゃあ、早く行こう!」

シロ「危ないから、手を繋いで行こう」

京太郎「は~い!」ニギ

シロ(私って、こんなに子供と遊ぶの好きだったんだ)

京太郎「ブランコにとうちゃ~く!シロお姉ちゃん、早くやろう!」

シロ「うん分かってる。しっかり掴まっているんだよ?」

京太郎「うん!」

シロ「せ~の」キーコキーコ

京太郎「わぁ~、早い早い!」キャッキャ

シロ「そういえば、君なんて言うの?」キ-コキーコ

京太郎「僕の名前は京太郎だよ!」

シロ「京太郎か、分かった。それで京太郎、早くない?」キーコキーコ

京太郎「ううん、丁度いいよ!」

シロ「そう、良かった」ニコ

京太郎「わ~い!」

シロ(なんだろう、楽しいな)

通行人「あら姉弟かしら?仲が良さそうね~」

??「シロー!何処にいるのー?」

京太郎「シロお姉ちゃん、なんか呼ばれてるよ?」

シロ「あ、あれトヨネだ」

豊音「あ、シロー!見つけたよー、いきなりいなくなったらか心配したんだよー」

シロ「ちょっと、散歩してただけだよ」

豊音「そうだったんだー。んー?」

京太郎「うわ~、お姉ちゃんすごく高いね~」

豊音「うわ~、何この子すごく可愛いうさぎさんの格好をしてる男の子~!ちょー可愛いよ~!」

シロ「名前は京太郎って言うんだ。迷子になってるの見て、一緒にいてあげてるんだ」

豊音「へぇ~京太郎君って言うんだー!それにしても、可愛いな~。ねぇねぇ、京太郎君!」

京太郎「ん、何お姉ちゃん?」

豊音「京太郎君の事、抱っこしてもいい?」

京太郎「え~、抱っこしてくれるの!やってやって!」

豊音「シロもいいよねー?」

シロ「うん、京太郎がしたいなら別に構わない。じゃあ私は京太郎におんぶしてあげる」

京太郎「ほんと?やった~!じゃあ、トヨネお姉ちゃん早く抱っこして!」

豊音「あれ、私名前言ったっけ?」

京太郎「さっき、シロお姉ちゃんがそう呼んでたから覚えたんだ!」

豊音「そうなんだー。じゃあ抱っこするよ~、それ~!」ギュウ

京太郎「うわ~、高い高い!」

豊音「喜んでもらえて私もちょー嬉しいよー!じゃあ、こんなどう?高い高い~!高い高い~!」

京太郎「わ~い、わ~い!ねぇねぇ、グルグルもして!」

豊音「いいよー、ぐるぐるぐるぐる~!」グルグル

京太郎「わ~い、楽しい~!」

シロ「トヨネって、子供好きだったんだね」

豊音「うん、ちょー好きだよ!小さくて可愛いし、それにブランコで一緒に座ってたシロもすっごく楽しそうだったよ」

シロ「そう...だったんだ」

京太郎「シロお姉ちゃんもトヨネお姉ちゃんも暖かくて、僕これ好きだな」ギュウ

豊音「うん、私もこういうの好きだよー」ギュウ

シロ(なんだろう?私も偶にポカポカしてるけど、全然ダルくない。何これ?)

豊音「じゃあ次は、シローだね」

シロ「えっ、うん」

豊音「シロー、どうしたのー?」

シロ「ううん、なんでもない。ちょっと考え事してただけだから」

豊音「ほらー、京太郎君が待ってるよー?」

京太郎「シロお姉ちゃん、おんぶおんぶ!」

シロ「うん、じゃあはい」

京太郎「よいしょっと、乗ったよシロお姉ちゃん!」

シロ「ん、よいっしょ。どう、京太郎?」

京太郎「シロお姉ちゃんって柔らかいだね~」

シロ「そっか」

豊音「なんだかここから見ると、シローと京太郎君兄弟みたいだねー」

シロ「別に似てないと思うけど、ねえ京太郎」

京太郎「.....」

シロ「京太郎?」

京太郎「すうー、すうー」zzZ

シロ「寝ちゃってる」

豊音「遊び疲れちゃったんだね、きっとー」

シロ「うん、多分そうだと思う」

 スガクンー、ドコデスカー?

シロ「ん、あれって確か」

和「あ、貴方達は宮守の方ではありませんか!」

豊音「わー、原村和だー!ねぇねぇ、サイン貰っていいかなー?」

和「えっと、サインは後にしてくれませんか?今ちょっと、人を探していまして」

シロ「人探し?」

和「はい、名前は須賀京太郎君と言います。あの、どこかで須賀君を見てませんか?」

豊音「京太郎ー?もしかして、今シロが背よってる子の事ー?」

和「えっ?あぁ、その子です!私が探してる須賀君は!」

シロ「そうだったんだ、京太郎を探しに来る人って清澄の人だったんだね。後、ちょっと静かにしといてくれる?」

和「えっ、どうしてですか?」

シロ「京太郎、今寝てるから」

京太郎「すうー、すうー」zzZ

和「あ、ごめんなさい。じゃあ私、遠くの方で部長に連絡してきますから」タッタッタ

シロ「うん、分かった」

久「いや~、まさか宮守の人達と一緒にいたとはね~」

まこ「本間に驚いたのぉ。しかも、何気に懐いとるしのぉ」

ハギヨシ「まあとにかく、京太郎君が見つかって良かったじゃあないですか」

衣「うん、万事解決だ!」

久「それじゃあ、私達は泊まってるホテルに戻りましょうか。宮守の人達もついて来てくれるかしら?」

シロ「どうして?」

久「だって、今須賀君は寝てるし起こすのも可哀そうだし。だからついて来てほしいんだけど、いいかしら?」

シロ「別にいいよ」

まこ「ありがような」

シロ「トヨネも別に構わないよね?」

豊音「うん、別にいいよー」

久「じゃあ決まりね、それじゃあ出発しましょうか!」

衣「お~う!」テクテク

和「あの、小瀬川さんちょっといいですか?」テクテク

シロ「シロでいいよ、で、何?」テクテク

和「じゃあシロさんと言いますね。シロさんは、どうして須賀君と一緒にいてくれたんですか?」テクテク

シロ「京太郎と?」テクテク

和「はい、どうしてかなっと思いまして」テクテク

シロ「私は京太郎を見た時、一人にしちゃあだめだって思ったんだ。それになんだかほっておけなかったんだ、京太郎の事」テクテク

和「そうだったんですか」テクテク

 ~~20分後~~

久「よし、ホテルに到着!それじゃあ、須賀君を預かるわね」

シロ「うん、よいっしょっと。はい」

まこ「本間にありがとさん。今度何かお礼すからのぉ」

シロ「じゃあ、またここに来て京太郎と遊んでもいい?」

久「あら、そんなのでいいの?」

シロ「うん、それだけでいい」

久「分かったわ、その時には何時でいらっしゃい」

豊音「それじゃあ、その時シロと一緒に来たときに原村さんのサイン貰っていいかなー?」

和「はい、いいですよ」

シロ「それじゃあ、私達はもう行くから京太郎によろしくね」テクテク

豊音「それじゃねー!」テクテク

まこ「気を付けてなー!」

シロ「ほら、トヨネ早く戻ろう。ダルくなってきたし」

豊音「本当はダルくないんでしょうー?シロ楽しそうだったよー?」

シロ「そうかな?ダルいから考えないでおく。いつ来ようかな、京太郎に会いに行くの」

豊音「そうだねー、今度はみんなで行こうかー!」

と言う訳で、シロさんと豊音さんとの出会いでした。

次はどういう話にするか、気分で決めます。何か出してほしいキャラいたら教えてください、参考にさせてもらいますので。

それではまた書きますのでこうご期待を!

なるほどなるほど、いい案頂きました。でも、アレンジさせてもらいます

久「行ってしまったわね。それにしても、須賀君の寝顔とても可愛いわね~」

和「そうですね、見てて心が癒されますね」

まこ「ほれ、そこに突っ立ってないで早く中に入ろう」

ハギヨシ「確かにこのままでは他のお客様に迷惑がかかりますからね」

  ホテル内

咲「お帰りなさい、皆!」

優希「待ちくたびれたじぇ、皆!それで京太郎の服はどんなのを買ったんだ、のどちゃん」

和「そうですね、まあ普通の服やあとはこんなのも買ったんです」

優希「おお、動物のフード付きの服もあるのか!」

咲「あれ、そういえば京ちゃんは何処なんですか?」

久「須賀君なら、今私が抱っこしてわよ?」

京太郎「すうー、すうー」zzZ

咲「うわ~、ウサギさんの格好した京ちゃんも可愛いけど寝顔の京ちゃんもすごく可愛いな~!」

久「あら、やっぱり咲もそう思う?」

まこ「おっと、肝心なこと忘れてしまってたのぉ」

和「どうしたんですか、まこ先輩?」

まこ「そういえば今日は、永水の連中が練習相手に来てくれる日やったって事を」

久「いけない、須賀君の事ですっかり忘れてたわ!とりあえず、須賀君は違う部屋に寝かせおかないと!」

和「大変です、急ぎましょう!」

 それから30分後

霞「清澄の皆さん、今日はよろしくお願いしますね」

久「えぇ、こちらこそよろしくお願いします」

咲「こ、こんにちは」(はぅ、やっぱり大きな~)

小薪「あ、こんにちは」

初美「どうも、はっちゃんですよー」

巴「今日はよろしくお願いします」

和「はい、よろしくお願いします」

春「ん?」キョロキョロ

優希「ん、どうしたんだじょ?」

春「確か、清澄には男子部員がいたはずだけど今はいないの?」

久和咲まこ優「ギクッ」

久「か、彼ならちょっと買ってほしい物があったから少し買出しに行かせているのよ」アセアセ

春「そう....」

巴「春、いきなりどうしたんです?」

春「ううん、なんでもない」(京太郎に久々に逢えると思ったのに)

まこ「そ、それじゃあ早速打とうかのぉ!」

霞「それもそうですね、ではやりましょうか」

小薪「あ、私ちょっとお手洗いに行きたいので先にやっておいてください」テクテク

霞「分かったわ」

和「では、始めましょう!」

 ~~別の部屋~~

京太郎「う、う~ん、おしっこしたくなってきちゃった」テトテト

京太郎と春が遠い親戚と言う設定にしてみました。

では今日はここまで、お休みなさい

小蒔「え~と、ここのお手洗いは何処にあるんでしょう?あら、あれは」

京太郎「うぅ~、どこにあるのかな?早くしないと、も、漏れちゃうよ~」キョロキョロ

小蒔「なんだか、すごく困っていそうな様子。助けてあげないと!そこの男の子!」

京太郎「ふぇ、な、なんですか?」

小蒔「僕、どうかしたの?何か困ったことでもあったの?」

京太郎「う、うん。僕、おしっこしたくてトイレを探してるんだけど何処にも見つからなくて」グスグス

小蒔「そうだったの。そうだ、丁度私もおトイレを探してるから一緒に探そう!」

京太郎「えっ、いいの?」

小蒔「良いも何も、困った時にはお互い助け合うのが肝心なんだよ」

京太郎「本当?ありがとう、お姉ちゃん!でも、早く探そう。漏れちゃうよ」オロオロ

小蒔「はっ、そういえばそうだったね!え~とえ~と、トイレは...あった!」

京太郎「あ、本当だ!」

小蒔「急ごう、私も君も漏れちゃう前に!」

京太郎「うん!」

  それから数分後

小蒔「ふう、何とか間に合いました。えっと、男の子の方はまだみたいね」

京太郎「おね~ちゃん!」

小蒔「あ、おわったんだね。ちゃんと間に合った?」

京太郎「うん、お姉ちゃんのおかげで間に合ったよ!」

小蒔「それは良かった。あ、ちゃんと手は洗った?」

京太郎「あ、まだやってなかった」

小蒔「お手手はちゃんと洗わないと駄目だよ。私は待っててあげるから、お手手を洗いに行こうね?」

京太郎「は~い!じゃあ、行ってきます!」テトテト

小蒔「ふふ、なんだか小さな弟を持った気分ですね。霞ちゃんって、こんな感じだったのかな」

京太郎「終わったよ!」

小蒔「本当?って、まだちょっと濡れてますね。ちょっと手を出してもらえるかな?」

京太郎「えっ、うん」スッ

小蒔「えっと、確かハンカチがあったはず。あ、あったあった。よいっしょっと」フキフキ

京太郎「うわ~、可愛いハンカチだ~!」

小蒔「本当?私もこのハンカチ気に入ってるんだ。はい、これで終わりっと」

京太郎「ありがとうね、お姉ちゃん」

小蒔「それじゃあ私は戻るけど、君のお部屋は何処なの?」

京太郎「僕は、あっちの方だよ」ユビサス

小蒔「じゃあ、私と一緒だね。それじゃあ、行こうか」

京太郎「うん!ねぇねぇお姉ちゃん!」

小蒔「うん、、どうしたの?」

京太郎「お手手握ってもいいかな?」

小蒔「うん、別に構わないよ。じゃあ、はい」テヲサシダス

京太郎「わ~い、ありがとうお姉ちゃん!」ギュッ

小蒔「どういたしまして」ニコ

京太郎「そういえば、まだ名前言ってなかったね。僕の名前は京太郎って言うんだ!」

小蒔「京太郎君って言うんだ、いい名前だね。私の名前は小蒔っていうんだよ」

京太郎「小蒔お姉ちゃんだね。いいお名前だね、小蒔って」

小蒔「ありがとう、京太郎君」

京太郎「あ、お部屋についた!」

小蒔「お部屋って、京太郎君の部屋って清澄のお部屋だったの!?」

京太郎「うん、そうだよ。お姉ちゃん達、ただいま~!」ガラ

和「えっ、須賀君!?」

咲「えぇ~、京ちゃん何でここに来ちゃったの!?」

初美「あれー、姫様この子供はなんなんですかー?」

霞「あらあら、なんだか可愛らしい男の子ね」

久「あっちゃ~、なんだか面倒な事になってきたわね」

まこ「だ、大丈夫じゃろう、幸い永水の連中にはこれが実は男子部員の京太郎やってわからんはずやし」ヒソヒソ

久「そ、そうよね」ヒソヒソ

春「.....」テクテク

巴「どうしたんです、春?」

小蒔「は、春ちゃん?どうしたんですか、京太郎君に近づいて?」

春「......」ジー

京太郎「ふえ?」コテン

春「...京太郎?」

京太郎「あれ、もしかして春ちゃん?」

春「やっぱり京太郎だ」

京太郎「えぇ~、何で春ちゃんそんなに大きくなってるの!?」

春「それは私の方。何で京太郎は子供になってるの?」

久「えっ、何?あなた、何で須賀君の事を知ってるの?」

春「知っているも何も、私と京太郎は遠い親戚。小さい頃、鹿児島に来た時に一緒に遊んでいたから」

一同「えぇ~!!」

小蒔「えっ、えっ?私、そんな話初めて聞きましたよ!」

霞「私も初めてよ。ところでその京太郎君が子供になっているってどういう事なの?」

久「はぁ~、ばれちゃあ仕方ないわね。いいわ、須賀君が子供になった理由を説明するわ」

今更ですが、小蒔さんの名前の漢字間違えてすいませんでした。

~~説明終了~~

小蒔「そ、その飲み物のせいで京太郎君の体が子供になってしまったなんて」

初美「まるで小説のような話ですねー」

巴「でも現に、彼が子供になっている以上信じるしかありません」

久「信じてくれて助かるわ」

春「なるほど、そういう事だったのね」チラ

京太郎「??」

春「でも、私はこの京太郎もいい。何より懐かしいし、それに可愛い」フニフニ

京太郎「春ちゃん、突くのやめてよ!」

春「ごめん、京太郎。京太郎、黒糖食べる?」

京太郎「え~!食べる食べる、僕甘いもの大好きだし!」ピョンピョン

春「そう...。はい、京太郎」つ黒糖

京太郎「ありがとう、春ちゃん!う~、おいしい!」モグモグ

春「良かった」ニコ

初美「はるるが笑った!笑ったところなんて、滅多に見た事なんてないですよー」

巴「それほど、春が彼の事を気に入っているのでしょう」

咲「むう~」(意外なところに京ちゃんの知り合いがいたなんて、しかもまた大きい人だし!)

久「何膨れてんの咲?これとも、須賀君が盗られそうで妬いてるの?」ニヤニヤ

咲「そ、そんなじゃあありません!大体、部長には関係ないじゃないですか!」

和「どうしたんですか、咲さん?大声なんて出して」

咲「な、なんでもないから気にしないで!」アタフタ

霞「それにしても、あんな姿をした彼を見ていると妹の小さい頃を思い出すわ」

咲「妹さんがいたんですか?」

霞「えぇ、そうよ。妹が二人いて私は長女なの」

京太郎「ねぇねぇ、お姉さん!」クイクイ

霞「あら、どうしたの?」

京太郎「見て見て!和お姉ちゃんのエトペンさんだよ、可愛いでしょう!」

霞「あら、可愛いペンギンさんやね。そうだわ、ねぇちょっといかしら?」

京太郎「ふえ、な~に?」

霞「良かったら、私の膝の上に座らない?」

霞以外「ビクッ」

京太郎「ええ、いいの!?」

霞「うん、いいわよ。さあ、いらっしゃい」ポンポン

京太郎「わ~い!なんだか、お姉ちゃん柔らかいね!」オッチン

霞「そうかしら?それと君の事、京くんって呼んでもいいかしら?」

京太郎「うん、いいよ!お姉ちゃんはなんて読んだらいいの?」

霞「そうね~、それじゃあ霞ちゃんでいいわ」

京太郎「分かった!ねぇねぇ。霞ちゃん!」

霞「な~に、京くん?」

京太郎「呼んだだけ!」

霞「あら、京くんたら可愛い事言うわね」ナデナデ

京太郎「えへへ、くすぐったいよ霞ちゃん」ニヘー

こんな感じでアレンジしてみました!お気に召しましたか?

次は、このメンバー中で京太郎君と一緒にちょっとした買い物を買いに行く話を作ろうと思います。

誰と行かせてほしいか、良かったら書き込みをどうぞ。人数は問いません。もしかしたら、買い物の最中に照さんが出るかもしれません。

では、いい案を期待してます。それではまた!

皆さん、姫さんよりですね。では、姫様ネタ頂きます

京太郎「ねぇねぇ、霞ちゃん!」

霞「ん~、どうしたの京くん?」

京太郎「黒糖以外にも何かお菓子もってない?」

霞「今手元には、お菓子はないわね。ごめんね、京くん」

まこ「そういえば、そろそろ甘いもんわしらの方も無くなってきたのう」

京太郎「あ、じゃあ僕がお菓子を買いに行ってくる!」

和「えっ、須賀君がですか?」

京太郎「うん!」

小蒔「そ、それなら私も京太郎君と一緒に行きます!」

初美「えっ、姫様も行くんですかー?」

小蒔「はい!」

霞「でも小蒔ちゃん、あなた今までお使いしたことないんじゃあないの?」

小蒔「うぅ、そうですけど」

咲「そ、それに京ちゃんもこれ初めてのお使いじゃあないの?」

京太郎「あ、初めてだった。でもでも、小蒔ちゃんといれば!」

小蒔「あ、そうです!京太郎君といれが!」

京小「二人いれば、怖い物はない!」エッヘン

9人「.......」

巴「ま、まあ二人がここまで言っていますから頼んでみましょう」

久「そうね、何事にも経験が第一って言うし」

霞「それじゃあ小蒔ちゃん、これがお金だから無くさないようにね」

小蒔「うん、ちゃんとしっかり持っておくから!それじゃあ行こうか、京太郎君」

京太郎「うん!それじゃあ、行ってきま~す!」

小蒔「行ってきます!」

久「二人とも、頑張ってくるのよ」

 ガラガラ

久「で、やっぱり二人の後をつけるわよね?」

まこ「やっぱり、そんなこと考えておったんか。まあわしも興味はあるけどな」

咲「じゃあ、今度は私が行っていいですか?優希ちゃんもついて来てもらっていいかな?」

優希「もちもんだじぇ!咲ちゃんだけじゃあ不安だし」

霞「じゃあ私もついて行こうかしら。小蒔ちゃんと京くんの事、心配だし」

春「私も行く。京太郎の初めてのお使い、こんなおいしい物見逃さない」ウキウキ

初美「なんか、はるるが生き生きしてますよー」

久「じゃあ決まりね。なるべく、二人に気付かれないようにしてね。あとは細目に連絡しておいてね」

優希「了解だじぇ、部長!」

久「それじゃあ、初めてのお使い尾行作戦開始よ!」

4人「お~!」

巴「何で皆こんなにノリノリなんでしょう?」

まこ「わしにも分からん」ヤレヤレ

京太郎「ラン、ランラ~♪」

小蒔「ルン、ルンル~♪」

京小「楽しい~楽しい~、お買いもの~♪」

 少し離れたところ

咲「なんか歌を歌いながら歩いてますね」

霞「楽しそうね~」

春「うん、私も京太郎とお使いしたい」

優希「とりあえず、部長に連絡するじょ」

 そして場所は戻り

京太郎「初めてのお使い楽しいね」

小蒔「そうだね、始めはどうなると思ったけどいざ行ってみると楽しいものだね京太郎君」

京太郎「うん!そういえば、コンビニ屋さんってまだなのかな?」

小蒔「えっと、もうちょっとかかるかな?でも気長に行こう?焦ってもコンビニは逃げないから、大丈夫だよ」

京太郎「分かったよ、小蒔お姉ちゃん!それにしても、此処は大きい建物が多いね~」

小蒔「それはそうだね、なんせ此処は東京だからね。東京にはこんな大きな建物があるんだよ?」

京太郎「ほえ~」

春「なんだか、建物について話してる」

咲「今の京ちゃんにとっては、不思議で仕方ないんだね」

霞「確かにあの年の子は、色々と興味を持つからね~」

優希「お、二人ともコンビニに入っていったみたいだじょ」

霞「二人が出るまでここで待機しておきましょう」

3人「は~い」

 コンビニ内

京太郎「うわ~、涼しい!」

小蒔「冷房が効いてて生き返る感じだね」

京太郎「そうだね!それじゃあ、皆のお菓子とかジュースとかを買おう!」

小蒔「うん、皆を待たせるのあれだからね。あれ、あれって」

京太郎「どうしたの?」

小蒔「あそこにいる人って確か~」



ここでアンケートします

1.照さん

2.玄さん

3.竜華さんに怜さん

4.エイスリンさん

おまかせあれ!

照「ふ~む、どれにしよう」

京太郎「あれってもしかして、咲お姉ちゃんじゃあないの?」

小蒔「いえ、似てますけどあれは確かあれは~。あ、思い出しました!あれは確か白系台の宮永照さんだよ!」

京太郎「すごい人なの?」

小蒔「うん、そうなんだよ。麻雀がとっても強い人なんだよ京太郎君」

京太郎「へぇ~、そうなんだ。じゃあせっかくだから、話しかけてくる!」テクテク

小蒔「あ、京太郎君!」

照「うむ、相変わらずお菓子はどれを選ぶかいつも迷ってしまうな~」

京太郎「ねぇねぇ、咲お姉ちゃんに似てるお姉ちゃん!」

照「えっ、咲お姉ちゃん?私に言ってるの?」

京太郎「うん!お姉ちゃん、白系台って言うとこの宮永照って言う人なんでしょう?」

照「うん、確かにあたしは宮永照だけど。あれ、この顔どことなく京ちゃんに似てるような?」

小蒔「こ、こら京太郎君!」

京太郎「あ、小蒔お姉ちゃん!」

照「京太郎って、もしかして君の名前って須賀京太郎?」

京太郎「そうだよ~」

照「やっぱり、京ちゃんだったんだ。でもなんだこんなに小さく...」

小蒔「あ、あの!あなたも京太郎君の事を知っているんですか?」

照「あなたは確か永水の」

小蒔「あ、はい。永水2年の神代小蒔と申します。それで京太郎君とはどういう関係で?」

照「京ちゃんが中学生の時にちょっと会ったことがあってね。それより、何で京ちゃんこんなに小さく?」ナデナデ

京太郎「えへへ、くすぐったいよ」

小蒔「えっとですね~」

 説明中

小蒔「--と言う訳なんです」

照「まるで小説みたいな話ね」

小蒔「でも、実際に京太郎君がこうなったの事実ですし」

京太郎「ねぇねぇ、小蒔お姉ちゃん。お使いしないの?」

小蒔「あ、そうでした!早く買わないと皆が待ってるもんね」

照「あ、そうだった。あたしも早くお菓子を選ばなきゃ」

 コンビニ外

霞「それにしても、二人と遅いわね」

春「確かにちょっと時間がかかりすぎ」

咲「きっと、二人で相談しながら買ってるんだと思うんだけど」

優希「まあまあ、気長に待とうじぇ!あ、出て来たみたいだじょ」

小蒔「結構買うんですね、お菓子」

照「まあ、お菓子が大好きだから」

京太郎「僕もちゃんとお手伝いしてるよ!」

小蒔「うん、そうだね。私達、ちゃんと二人でお使いで来たね」

京小「いえ~い!」タッチ

咲「あ、あれって!お姉ーーーん~んんんん!」

霞「しー!静かにしないと二人にバレちゃうでしょう?」ヒソヒソ

優希「咲ちゃん、今は静かに!」ヒソヒソ

小蒔「う~ん、なんだか霞ちゃん達の声が聞こえた気が」

京太郎「どうしたの、小蒔お姉ちゃん?」

小蒔「ううん、なんでもないよ。私の気のせいだっただけだから」

照「そういえば、私も聞いた事がある声が聞こえたような」

 オーイテルー! ドコニイルンダ、デテコイポンコツ!

京太郎「うん?なんだかあっちから声が聞こえるよ」

照「あ、あれは菫に淡だ」

淡「あ、テルーだ!スミレ―、テルがいたよ!」

菫「見つけたぞ、このポンコツ!ちょっと目を離しただけでどうしてすぐにいなくなるんだ!」

照「ポンコツとは失礼な。私はただ、お菓子が減っていたから買いに行っただけ」

菫「お前がすぐ食べなかったら良い事だけだろうか!」

京太郎「お、お姉ちゃん落ち着いて!僕のジュースをあげるから怒らないで!」ウルウル

菫「あ、すまないつい熱くなってしまった。すまないな、今はもう怒らないから泣かないでくれ」ナデナデ

京太郎「本当?」

菫「あぁ、本当だ。だからもう泣かなくていいぞ」

京太郎「良かった~」

照「菫、京ちゃんを泣かしちゃいけないよ」

菫「誰のそいだと思っている」

小蒔「ま、まあまあ落ち着きましょう!」オロオロ

菫「確か君は永水の神代小蒔さんだったか?」

小蒔「はいその通りです」

菫「君はどうしてこんな所にいるんだ?」

小蒔「私はこの京太郎君と一緒に初めてのお使いをしていたんです」

京太郎「うん、ちゃんと小蒔お姉ちゃんとお使いが出来たんだよ!」

菫「そうか、えっと京太郎君だったか?」

京太郎「うん、僕の名前は須賀京太郎だよ」

菫「須賀君か、偉いなちゃんと出来て」ナデナデ

小蒔「良かったね、京太郎君。褒められて」

京太郎「うん、えへへ」

淡「ねえテル―、私達蚊帳の外になってないかな?」

照「奇遇ね、私もそう思っていた」

 別に所から

霞「あら、今度は白系台の部長の弘世菫さんに一年生の大星淡ね」

春「白系台の部長に団体戦で大将まで来るなんて、予想外」

咲「お姉ちゃん、高校3年になって迷子になっているなんて」

優希「いやいや咲ちゃん、咲ちゃんも人の事言えないと思うじぇ?現にいつも迷子になるし、その度に京太郎に迎いに行ってるから十分ポンコツだじょ」

春「清澄の大将もポンコツ。後、京太郎に迎いに行くなんて狡い」

咲「二人揃ってポンコツって言わないで!」

霞「とりあえず人数が増えたこと連絡した方がいいじゃないかしら?」

優希「それもそうだじぇ。もしもし部長?」

久『あら、優希ね。で、今はどんな状況かしら?」

優希「えっとですね、コンビニから白系台の咲ちゃんのお姉ちゃんが出てきてそれから白系台の部長と団体戦の大将が来ました」

久『なかなか面白そうな状況ね。ありがとう、そのまま二人の観察お願いね』

京太郎「ねぇねぇ、金髪のお姉ちゃん」

淡「ん、どうした?スミレーとはいいの?」

京太郎「うん!それとお姉ちゃん、お姉ちゃんの髪の色僕と同じだね!」

淡「言われてみれば、確かにそうね」

照「髪の色が一緒だから、なんだか姉弟みたいには見えそうだけど」

淡「あたしがお姉ちゃんか~。なんかいいかも、偉くなったみたいで!」

京太郎「えぇ~、淡お姉ちゃんって偉いの?」

淡「そうだよ!なんたってあたしは、高校百年生なんだか!」

京太郎「おお~、なんかすごそう!」キラキラ

淡「ふっふ~、そうでしょう~?」

京太郎「よ~し、思いついたぞ!僕は、ダークフレイムマスターだ~!」

淡「おお、キョータローもいい名前思いついたわね」

菫「何をしてるんだ、子供と一緒に低レベルな事をして」ハァ

小蒔「まあいいんじゃないですか?京太郎君と仲良くしてるんですし」

菫「子供みたいなことしてるのも良いが、子供すぎるのも困ったものだぞ?」

小蒔「あははは...」

 ~~別の場所で~~

??「な~!!なんだか何処の子供が、俺と同じダークフレイムマスターの名前を言った気がする~!」ウガー

??「ちょっと、いきなり大声で叫ばないでよ!」

??「あ、ごめん。なんだか俺と同じ事をしてる子供の波長を感じてだな」

??「はあ、何それ?まだ中二病が治ってないわけ?」

??「うるさいな、お前だって偶にやるだろうがモリサマーめ」

??「モリサマー言うな!もう、デート中に変なこと言わないでよね勇太くん」

勇太「ごめんごめん、森夏。それじゃあ、デート続きしようか」

森夏「うん、しっかりエスコートよろしくね。勇太くん!」ギュ

 ~~そして場所は戻り~~

春「京太郎が中二みたいな事を言ってる」

咲「まあ、京ちゃんまだ子供だから気にしてないんだと思う」

優希「そういえば、中学の時の京太郎って中二病してたのか?」

霞「あら、それは私も気になるわね」

咲「う~ん、特にしてなかったけど。でも偶に中二みたいなことはしてたようなしてないような」

春「結局は京太郎も通ってた事だった。ん、白系台の人達が帰るみたい」

菫「ほら、二人とさっさと戻るぞ」

淡「え~、もうちょっといようよスミレ―」

照「淡、そんなこと言わないで戻ろう。皆を待たせていけないし」

菫「原因のお前が偉そうに言うな」バシ

照「痛い。菫、痛いじゃあない」

菫「じゃあもうこんな事するんじゃあない。では神代さんに須賀君、また会おう」

京太郎「皆~、バイバイ~!」ブンブン

淡「またね~、キョータロー!」フリフリ

小蒔「それじゃあ行こうか、京太郎君。飲み物も溶けちゃう物もあるし早く帰ろう」

京太郎「は~い、小蒔お姉ちゃん!小蒔お姉ちゃん、手を繋ごう!」

小蒔「はいはい、じゃあ出発~!」ギュッ

どうも、気ままな須賀君です。すいません、最近大学の勉強や実技試験なのであまり書けなくてすいません。

でもこうやって暇が出来た時に書きますので何卒、この小説を楽しみにしてる皆さんよろしくお願いします。

ネタがあったら書いてください、僕なりにアレンジして書きますから。では、また

少し憂さ晴らしに、ちょっとした小ネタ書かせてもらいます。

  須賀君が寝ているのに遭遇 清澄編

 優希バージョン

京太郎「zzz」

優希「お~し、優希ちゃんが一番だじぇ!一番だと少し気分がいいじぇ」

優希「ん、寝息が聞こえるけど誰だじょ?って、京太郎だったのか」

京太郎「すうー」zzz

優希「飼い主を差し置いてベットで寝るなんて生意気だじぇ。よ~し、顔に落書きしてやるか!」ニッシシシ

京太郎「う~ん」ガシ

優希「えっ?」

京太郎「すうー」ギュウ

優希「ふぇ~!?こ、こら離せ京太郎!///」

京太郎「う~ん、よしよし~。可愛いな~、カピー」ナデナデ

優希「ふぁ!?///あ、頭を撫でる...なじょ///」

 10分後

京太郎「ふぁ~、良く寝た~。って優希、そんなところで何してるんだ?」

優希「な...なんでもじょ」

京太郎「そうか?と言うか、心なしか顔が赤いけど大丈夫か?」

優希「し、心配しなくても大丈夫だから気にしなくていいじょ」

京太郎「まあ、無理はするなよ」

優希「わ、分かったじょ」

優希(ずっと京太郎に抱きしめられて撫でられていたから、顔が熱いじょ。しばらく、顔が見れないじょ///」

 優希編  完

 咲バージョン

京太郎「zzz」

咲「こんにちは~。ってまだ誰来てないんだ」

咲「何とか、迷子にならずにこれたからなんだか嬉しいな。一番なんて初めてかも」

咲「本でも読んでおいて皆を待とうかな。ん、ベットに誰かいる?」

京太郎「くぅー」zzz

咲「あ、京ちゃん!先に来てたんだ。あ、寝てるから大声出さない方がいいね」

京太郎「すうー」

咲「それにしても京ちゃん、気持ち良さそうに寝てるな~。ちょっとだけ、頬を突いてみようかな?」ツンツン

京太郎「う、う~ん」zzz

咲「ははっ、全然起きないや。ぐっすり眠ってるんだね。そうだ、しばらく京ちゃん近くで本を読んでおこう」

  10分後

京太郎「う~ん、こんなにぐっすり寝たのって久しぶりだな~。って、あれ?」

咲「zzz」

京太郎「咲、来てたのか。ていうか、何でおれが寝ていたベットで咲まで寝てるんだ?」

咲「すうー」zzz

京太郎「まあ起こすのもあれだし、ベットで寝かしてやるか。よいっしょっと」オヒメサマダッコ

咲「ふー」zzz

京太郎「しかし、こいつ軽いな~。ちゃんと飯食ってんのか?まあ今はゆっくり寝かしておこう」ドサ

咲「zzz」

京太郎「皆が来るまでゆっくり寝てろよ?眠り姫」ナデナデ

咲「えへへ、京ちゃ~ん」

 咲編  完

和バージョン

京太郎「う~ん、今日は日差しが気持ちいいな~。まだ皆が来てないみたいだし、ちょいと寝るか」

京太郎「お休みなさ~い」

京太郎「くうー」zzz

 ガチャ

和「皆さん、こんにちは。あら、まだ皆さん来てないんですね」

和「とりあえず皆さんが来るまで、ネトマを少ししておきますか」

 数分後

和「ふう~、今はこれぐらいにしておきますか。それにしても今日は日差しが気持ち良さそうですね」

和「せっかくなので、エトペンと一緒に少しお昼寝でもしましょうか」

和「ふんふ~ん、ってあれ?誰か寝てますね」

京太郎「すうー」zzz

和「って須賀君?来てたんですね、物音ひとつもしていなかった気づきませんでしてた」

京太郎「zzz」

和「それにしてもよく寝ていますね。日差しが良かったから須賀君も私と同じ事を考えていたのでしょうか?」

京太郎「う~ん」ゴロン

和「あ、須賀君が寝転んでスペースが出来ましたね。私も寝たいですし、ちょっとだけ一緒に寝かしてもらいますね」

和「よいしょっと。須賀君って、意外と寝相がいいですね。それじゃあエトペンに須賀君、お休みなさい」

和「zzz」

 数分後

京太郎「う~ん、カピー」ゴロン

和「エト...ペン」ゴロン

 ギュウ

京和「暖かい」

京和「くう~」zzz

 そして10分後

京太郎「う~ん、よく寝たな~」パチクリ

和「う~ん、気持ちがいい昼寝でした」パチクリ

京和「えっ?」

京和「......」

京太郎「って、ののの和!?///」

和「すすす、須賀君!?///何でこんな抱き合うような感じになっているんですか!?」

京太郎「それはこっちのセリフだ!///な、何で和がお、俺とその...抱き合うような感じに」

和「私もその、眠たかったので丁度須賀君が寝返りをうってスペースが空いて寝ていて」

京太郎「そう、だったのか」

和「はい...」

京太郎「この事は、もう忘れよう....」

和「そうですね...」

 それから皆が来ていつも通りに部活していたが、二人だけが顔を見ただけで真っ赤になったそうな

  和編  完

すいません、なんか和編だけ長くなってしまって。
後、富樫君と丹生谷のはあれです。パラレルワールド的な感じです

まこバージョン

京太郎「ふう~、大体こんな感じかな。しかし我ながら、雑用が染みついている自分が怖くなる」

京太郎「まあ、ちょっとベットで昼寝でもするか。」テクテク ボス

京太郎「それじゃあ、お休みなさい」

京太郎「くう~」zzz

 ガチャ

まこ「こんちは~、ってなんやこれ!?ものすごく綺麗になってるやないか!!」

まこ「もしやこれって、京太郎がしてんか?なんか悪い気がしてきたのぉ。ん?」チラ

京太郎「すうー」zzz

まこ「京太郎か、こんな所で寝ていたのか。いつも本当にすまんな、京太郎」ナデナデ

京太郎「うぅ、くうー」zzz

まこ「よ~くねているのぉ。どれ、ちょっと京太郎ためになんかしてやろうかのぉ」

 10分後

京太郎「う~ん、なんだか枕が柔らかいような」チラッ

まこ「お、起きたか?」

京太郎「えっと、この状況なんでしょうか?」

まこ「何って言われてもただの膝枕じゃが?」

京太郎「えっと、それは分かっているんですがこれの意味を知りたくて」

まこ「なに、いつも雑用としてるからわしなりなりのお礼じゃ」

京太郎「そうだったんですか」

まこ「不満か?」

京太郎「いえ、そんな事ありません」

まこ「なら、他の部員が来るまで大人しゅうしときんしゃい」

京太郎「あ、えっとはい」

 それからしばらく、京太郎はまこの膝枕を堪能したとさ

 まこ編   完

久バージョン

京太郎「すうー」zzz

 ガチャ

久「皆~、部長の登場よ~ってまだ誰も来てないのね。という事は、私が一番に来たって事ね」

久「さ~てと、それじゃあ皆が来る前に一眠りでもしましょうかしら」

久「ふんふ~ん、ってあら?」テクテク

京太郎「くうー」zzz

久「あら、須賀君が来てたのね。先に寝られてたのね。それにしても改めて見てると須賀君って、綺麗な顔してるわね」ツンツン

京太郎「もが」

久「あ、起きっちゃったかしら?」

京太郎「うぅ、う~ん」zzz

久「はぁ、良かった~。それにしてもここまでぐっすり寝ていると悪戯したくなるわね。よし!」シュル

 10分後

京太郎「ふぁ~、良く寝....た?」

久「あら、今起きたのお寝坊さん?」やや乱れた服装

京太郎「えっ?えっ?どうして、部長が俺と同じベットで?」

久「あら、部長だなんて。さっさまであんなに私の事、『久さん!久さん!』って連呼していたのに」

京太郎「....あの、俺部長に何かしましたか?」

久「ひどいわ、私初めてだったのにあんなに激しく求めらて子供が出来たらどうすつもりかしら?」

京太郎「どえええええ!?」

京太郎(ど、どどどうしよう!?俺、部長にそんなこしてしまったのか!?確か俺はベットに寝ていてそれから、駄目だ何も思い出せない!)

久(予想通り、須賀君面白い反応してくれるわね。これだからからかうのに丁度いいのよね)

京太郎(よし、決めた!)

京太郎「あの、部長!いえ、久さん!」ギュウ

久「うえ!?なな、何に須賀君いきなり手なんて握って...」

京太郎「俺、まだ自分が何をしていたのか思い出せませんけど責任もって久さんの事幸せにします!」

久「え、えええ!?///」

京太郎「俺はまだ18歳になってませんけど、仮にもし久さんのお腹に俺の子供が出来ていたら俺、頑張って仕事をたくさんして子供と久さんに不幸にしないように頑張りますから!」ダキッ

久(...嘘。軽はずみの悪戯でからかっただけなのに、こんなに私の事を考えてくれるなんて。そんなの、私....)

久「......ぷっ、ふふふ」

京太郎「えっ、久さん?」

久「引っかかったわね、須賀君。すべて悪戯よ?」

京太郎「えっ、それって本当なんですか?」

久「当たり前でしょう?第一、須賀君にそんな度胸あるわけないし」

京太郎「な、なんだびっくりした~。俺、本気で騙されましたよ~」

久「すごいでしょう、私の演技力?」

京太郎「えぇ、俺の覚悟するぐらいのレベルでしたよ」

久「そうでしょう?ほら、まだ皆が来てないけど部活するわよ」テクテク

京太郎「はい、部長!」

久「....あのまま、私が笑わなかったら本当に須賀君は私と子供の事を幸せにしてくれたのかしら?」ボソ

京太郎「ん、何か言いましたか部長?」

久「ううん、何にもないわよ京太郎君」ニコ

 久編   完

 以上、須賀君が寝ているのにばったり遭遇清澄編でした!

それじゃあ、本編行きま~す

京太郎「ねえねえ、小蒔お姉ちゃん。久お姉ちゃんや霞ちゃん、褒めてくれるかな?」

小蒔「きっと褒めてくれるよ。だって私達、初めてなのにちゃんと出来たんだもん。だから楽しみにしておこう」

京太郎「うん!頭なでなでしてくれるといいな~」

 別の場所

霞「あらあら、そんなこと言われると頑張って京くんの頭をなでなでしたくなるわね」

春「それは霞さんだけ狡い。またもしたい」

咲「それよりも、早く京ちゃん達より早く戻らないとーー」

??「あれ、こんな所で何してるんですか?」

霞「あれ、良子さんじゃあないですか。どうしてこんな所に?」

良子「それはもちろん、仕事だからここにいるのですよ」

咲「あの霞さん、こちらの方は?」

霞「あ、そうだったわね。こちらは春ちゃんの従姉妹の戒能良子さんよ。プロの麻雀士でもあるのよ」

優咲「え~、プロ!?」

良子「ハロー、プロしている戒能良子です。よろしくです」

咲「はわわわ、ここここちらこそよろしくお願いします!」

良子「そんなに緊張しなくてもいいですよ?それより、ハル達は一体何していたのですか?」

春「そうだった、良子さんと話してる時間はない。早く京太郎より戻らないと」

良子「京太郎?もしかして、須賀京太郎の事ですか?」

春「そう。だから、これでお別れ。またどこかで」

良子「一体どうしてそんなに急いでって。ん、あれは?」チラ

京太郎「あ、そうだ!またお膝に座らせてもらおうかな?」

小蒔「霞ちゃんのお膝が気に入ったの?」

京太郎「うん、なんか柔らかかったから!」

良子「Who?どうして、京太郎がリトルになっているのですか?確かハルと同い年だったはず」

霞「あ~、それはですねーーー」

 説明中

良子「Really?信じられません、そんな事があり得るなんて」

春「そういう訳だから、今の京太郎は昔の純情な頃の京太郎だから待たせては駄目」

良子「.......」

春「そういう訳だからこれで。皆、早くホテルに戻ろう」

良子「ちょっと、待つです!」

咲「えっ?」

優希「ふぇ?」

霞「な、なんですか?」

~~そしてホテルへ~~

咲「た、ただいま戻りました」ガチャ

優希「も、戻ったじょ」

久「あら、お疲れ様ってどうしたの?なんかぐったりしてるけど」

和「咲さんに優希、何かあったんですか?」

春「それなんだけどーーー」

良子「ハロー、皆さん!永水の皆さんはお久しぶりで、そして清澄の皆さんは初めましてプロをしている戒能良子です!」

巴「りょ、良子さん!?」

まこ「戒能プロって、ほんまもんかい!?」

良子「はい、その通りですよ」

春「とまあこんな感じで、良子さんが着いて来たの」

久「え、えっと、どうして戒能プロが着いて来るような事になったの?」

霞「えっとね、京くんと小蒔ちゃんの尾行を続けていたんだけどそこに偶々良子さんが来て小さくなってしまった京くんを見てしまったのよ」

和「えっと、戒能プロも須賀君のことを知っていたんですか?」

良子「もちろん!」

霞「話を続けるけど、それで良子さんも近くで京くんの事を見たいからってついて来たのよ」

良子「イエイ!」

初美「良いんですかー?仕事の方はとかは」

良子「そこらへんは、しっかりしておきましたから大丈夫です」

まこ「そんなんで通じるプロって、おるもんなんじゃな」

和「あははは」ニガワライ

久「ま、まあもそろそろ須賀君達が来るところですから待っていてください」

良子「分かりました」

 それから10分後

京太郎「皆~、ただいま~!」

小蒔「ただいま戻りました」

久「二人とも、お疲れ様。ちゃんとお使いできたかしら?」

京太郎「うん、ちゃんと出来たんだよ。ほら!」

久「ちゃんと出来たわね。よしよし、偉い偉い」ナデナデ

京太郎「えへへ」ニヘー

まこ(尾行してたんくせに、よう言うわな)

霞「小蒔ちゃんも初めてのお使いご苦労様。京くんの事をちゃんと見ててくれたかしら?」(まあ、見ていたけどね)

小蒔「はい、ちゃんと京太郎くんの事もしっかり見てお使いをしていましたよ。ねえ、京太郎くん?」

京太郎「うん、小蒔お姉ちゃんと楽しくできていたよ!」

霞「そうだったの。あ、そうだ!ちゃんとお使いが出来ていた京くんに抱っこしてあげる」

京太郎「本当!?やった~!霞ちゃん、早く早く!」ピョンピョン

霞「ちょっと、待ってね。その前に買ってきた物とかを冷やしておかないといけないでしょう?」

京太郎「あ、そうだった!早く入れないと」

霞「それでね、私が京くんが持っている買い物袋を持ってあげるからそれで京くんを抱っこが出来るからいい考えだとは思わない?」

京太郎「本当だね。それじゃあはいこれ!」サシダス

霞「はい、ありがとう。それじゃあ抱っこするわね、よいっしょっと」ダキ

京太郎「わ~、霞ちゃんなんだか暖かいくてそれになんか柔か~い」ギュウ

霞「そうかしら?京くんもプ二プ二して気持ちいいわよ」

霞「それじゃあ、行きましょうか小蒔ちゃん」

小蒔「あ、はい!」

良子「って、何京太郎を抱っこしているのですか!?」

小蒔「うえ!?りょ、良子さんどうしてこんな所にいるんですか!?」

良子「偶々通りかかったところを見つけてついて来たのです!」

咲(まあ。あっていますけど)

京太郎「良子...さん?」

良子「ん、ハローです京太郎!」

京太郎「うわあ、良子さんだ!こんにちは~」フリフリ

霞「あ、京くんあんまり動くと落ちちゃうわよ?」

京太郎「あ、そうだったごめん」

良子「ってそんな事じゃあなかった!何羨ましいことしているんですか!?私も京太郎を抱っこしたかったのに!」

霞「それじゃあ、次に京くんを抱っこさせてあげましょうか良子さん」

良子「それは本当ですか!?」

霞「良いかしら、京くん?」

京太郎「うん!でも今は、まだ霞ちゃんの抱っこがいいよ」

霞「だそうです。良かったですね、良子さん」

良子「ありがとうございます、京太郎に霞!」

和「あの~、そろそろ冷蔵庫に入れた方がいいでは?」

霞「あら、そうだったわね。じゃあ行きましょう、小蒔ちゃん」

小蒔「分かりました」テクテク

京太郎「レッツゴー!」

霞「はいはい」テクテク

良子「抱っこ、抱っこ♪京太郎と抱っこ~♪」

初美「あんな良子さん、見た事もないですよー」

巴「まあ、あんな姿滅多に見ませんからね」

春「......」ポリポリ

巴「春、どうしたんですか?」

春「私は、違う事で京太郎を喜ばそう」

巴「何をするつもですか!?」

久「ふん、まずいわね」

まこ「どないしたんじゃあ、いきなり?」

久「いえ、なんだかさっきから永水の皆とばっかりに須賀君を遊ばれているからどうしようかしらと考えていてね」

まこ「何を考えていたと思っておいたら、そんなこと考えておったんか」

咲「確かにそうですよね。あたしももっと小さな京ちゃんと遊びたいですし」

まこ「お前さんまで」

和「須賀君が今はああなっていますけど、私達の部員ですからね。なんというか対抗心が湧きます!」

優希「私ものどちゃんに賛成だじぇ!」

まこ「...もう面倒やから好きにしんしゃい。それでどないするんや?」

久「そうね~」

  

  ここでアンケートをします

1.皆でトランプやUNOをして遊ぶ

2.皆さんで、温泉に向かう

3.京太郎と遊ぶのを取り合ってインハイ以上の麻雀勝負

4.まさかの鶴賀の皆さんや龍門淵の皆さんが参戦と言うか更に賑やかに

 さあ、お選びください!

2番ですね、おまかせあれ!

久「よし、ここは温泉に入って須賀君との絆を更に築きましょう!」

優希「おお~!部長、いい考えだじぇ!」

和「で、でも須賀君は男の子なんですよ?」

久「あら、その辺は大丈夫じゃない?だって今の須賀君は子供、女の子と入って何にも思わないもの」

まこ「ま、まああのくらいの歳やと思春期のへったくれもあらへんしのぉ」

咲「それじゃあ、永水の人達に何とかして説得して京ちゃんを引き取らないと」

久「そこら辺は私に任せて頂戴。こうゆう交渉は得意なんだから」

春「...話は聞かせてもらった」ヒョイ

4人「うわっ!?」

霞「あら、どうしたの春?」

春「何でもないから、気にしないで」

霞「そう?ならいいのだけど」

久「は、春さん、まさか聞いてたの?」

春「ええ、ばっちりと」b

和「ぜ、全然気づきませんでした」

春「それよりさっきの話、京太郎と温泉に行くの私もついて行く」

まこ「ついて行くにしても、他の連中は良いんか?」

春「そこら辺は、大丈夫。貴方達が話しているのに気付いたのは私だけだから」

優希「おお、なんかすごいじょ」

咲「すごいのかな?」

春「ついでにいい温泉があるところを調べておいた」ピッ

まこ「ほ~、なかなかええとこやないか」

春「京太郎の為ならこれぐらいの事は容易い。それより、貴方達は京太郎の服を持ってきておいて」

久「それぐらいの事は良いけど。でもそれ以外は?」

春「此処の温泉は、貸し出しが出来るから大丈夫。私は適当に京太郎とどこかに行くっという事で理由付けるから、貴方達は先に下で待っていて」

和「わ、分かりました。くれぐれも怪しまれないように気を付けてくださいね」

春「分かってる」

久「それじゃあ、私は行くわね。貴方も頑張ってね」コソコソ

春「うん、それじゃあ行ってくる」テクテク

咲「京ちゃんの服を持って急ぎましょう」コソコソ

優希「お~!」コゴエ

春「霞さん、ちょっといいですか?」

霞「あら、どうしたの?」

京太郎「あ、春ちゃん!」

春「少し、京太郎とお話がしたいから京太郎を貸してくれませんか?」

京太郎「春ちゃんとお話し?僕も春ちゃんとお話したい!」

霞「まあ京くんがそこまで言うなら、いいわよ貸してあげる」オロス

春「ありがとう、霞さん。行こう、京太郎」

京太郎「うん、春ちゃん!」ギュ

 バタン

小蒔「春ちゃん、京太郎君と何話すんでしょう?」

良子「....怪しい」

霞「良子さん?」

  ウィーン

春「皆、お待たせ」

久「来たわね。他の皆に気付かれなかった?」

春「そこら辺は大丈夫」

京太郎「春ちゃん、どこかに行くの?」

春「まだ秘密」

まこ「よしゃ!それじゃあ、いざ温泉へ急ごうかの」

久「そうね、他の人達に気付かれないうちに温泉へレッツ・ゴー!」

4人「おお~!」

京太郎「なんだか分からないけど、おお~!」

 ~~そして○〇温泉へ~~

和「ふう~、何とか目的地に来ましたね」

京太郎「皆で向かってたところって、温泉だったんだ!」

春「うんその通り」

久「それじゃあ、中に入りましょうか」

??「ちょっと待った~!」

優希「うえっ!?な、なんだじょ!?」

咲「あ、戒能プロ!どうしてここに!?」

霞「良子さんだけじゃあないわよ」

春「み、皆まで。どうして私達がここに来るって分かったの?」

良子「何かハルが隠してると思って、怪しいと思って霞達を連れてついて来たのです!」

小蒔「狡いですよ!春ちゃんや清澄の皆さんで、黙って温泉に行くなんて!」

初美「抜け駆けは狡いですよー」

久「はあ~、結局こうなるね。そうよ、私達は貴方たちに黙って須賀君と温泉に入って絆を更に深めようと思っていたのよ」

巴「はあ、なるほど。でもどうして春までがついて行っていたのですか?」

まこ「うっかり聞かれてしもうたんじゃ」

良子「ハル、私達に隠し事はどういう事ですか!?」

春「....その方がいいかなっと思ったから」

京太郎「ねえねえ、早く温泉に入らないの?」

久「あ、それもうだったわね。もうこの際仕方ないわね。貴方達も一緒に入らない?」

霞「多分そんな事だと思って用意してきたわ」

初美「準備万端なのですよー」

和「用意が出来ているのが、ある意味凄いですね」

良子「そこら辺は、感で分かりました」

春「....流石は良子さん」

久「それじゃあ中に入りましょうか」

霞「そうね、じゃあ行きましょうか皆」

全員「は~い!」

 ある場所

??「むむむ!なんだかすばらなおもちの気配がするのですのだ!」

??「なんなのよ、いきなり」

??「ど、ど~したの?」

??「皆、今すぐ私について来てほしいですのだ!」

 とりあえず、今日はここまでにします。

さてさて、この謎の人達は霞さん率いる永水、久さん率いる清澄のいる温泉に来るのでしょうか?

ではまた

カポ~ン

久「あら、予想よりまあまあ広いわね~」

京太郎「わ~、とっても広~い!僕泳ぐ!」ダッ

和「こら、須賀君!温泉に入る前に体を洗わないといけないでしょう?」

京太郎「え~、めんどくさいよ」

和「そんなこと言わずにほら、私が一緒に髪の毛とか体を洗ってあげますから」

京太郎「う~ん、和お姉ちゃんがそこまで言うなら我慢するよ」

和「うん、偉いですよ須賀君。じゃあ行きましょうか」テクテク

京太郎「は~い」テクテク

春「....取られた」ボイン

良子「ノーウェイノーウェイ、まだまだ他にもチャンスがあります!」ボイン

霞「あらあら、残念。京くんと一緒に洗いっこしたかったのに、仕方ないわね」バイーン

小蒔「はぁ、原村さんいいな~」バイン

咲「」ペタペタ

優希「何で神様は、平等にしてくれないんだじぇ」ペタペタ

初美「清澄のお二人さん、それもうやめたほうがいいですよー。この人達がいると只々虚しくなるだけですからー」

まこ「なあ、本間にあの連中高校生か?戒能プロも高校生ちゃうが」ヒソヒソ

巴「何と言うんでしょうか、私もなぜあそこまで発育したのか分からないんです」ヒソヒソ

久「あら貴方たち洗わないの?早く体と頭を洗って温泉つかりましょう」

一同「は~い」

和「それじゃあ、頭洗いますね。ちゃんと目を閉じておいてくださいね」

京太郎「うん、分かった」キュ

和「じゃあいきますよ?よいしょ」シャカシャカ

京太郎「うわっと」

和「あ、ごめんなさい。痛かったですか?」

京太郎「ううん、和お姉ちゃんの手が柔らかくてなんだか気持ちいいんだ」

和「そうだったんですか、それじゃあ続けますね」シャカシャカ

京太郎「ふんふ~ん、気持ちいいな~」

良子「ハル、シャンプー貸してくれませんか?」

春「温泉の奴使えばいいじゃあないですか」

良子「いや~、春が使ってる奴がいいんですよ」

春「まあ、いいけど。はい」スッ

良子「サンキューです」

霞「ふんふ~ん、こうやって大人数で温泉て言うのも結構いいわね~」ゴシゴシ

小蒔「そうですね~」シャカシャカ

和「じゃあ、お湯で流しなすね」ジャー

京太郎「ブルブルブル」

和「じゃあ、今度は体を洗いますからじっとしといてくださいね」

京太郎「は~い」

 別の場所では

??「ここでもない!まだおもちセンサーの反応が薄い。もっと、違う所を探すのですのだ!」タッタッタ

??「ちょっと、何処まで行くの~?」

??「み、皆、待ってよ~」

和「よいしょっと、どうですか須賀君?力加減は大丈夫ですか?」ゴシゴシ

京太郎「う~ん、ちょっとだけ強くしてくれたらいいかな」

和「分かりました。これぐらいですか?」ゴシゴシ

京太郎「うん、それくらいだよ。後なんだか、さっきから柔らかくて大きな奴が当たってるんだけど」

和「なっ!///い、いいですか須賀君!そんな事を言っては将来女の子に嫌われてしまいますよ?」

和「だからあんまり胸を見たり触ったりしては駄目ですからね。分かりましたか?」

京太郎「あ、うん。和お姉ちゃんがそこまで言うんだから分かったよ」

和「分かってくれてよかったです。じゃあ続きをしますね」ゴシゴシ(これで戻った時に前より胸を見る確率が減るはずです)

久「和ったら、すっかり須賀君のお姉ちゃんね。しかも、さり気無く正しい方向に進めようとしてるし。姉の才能でもあるのかしら?」チャプン

まこ「そこら辺は分からんが、まあ結構いい線はあるんじゃあないかのぉ」チャプン

霞「あら、もう温泉に浸かっていたのね」

久「ええ、お先に入らせてもらってるわ」

霞「それじゃあ私も浸からせもらうわね。はあ~、いいお湯だわ~」チャプン

まこ(おお、近くで見ると本当に凄いのぉ。まさか和以上の物を見るとは)

久(私もそんなに小さくないけどちょっと悔しいわね)

春「はぁ、私も京太郎にああいう事してやりたい」テクテク

良子「まあまあ、ああいう事は出来ませんでしたが、一緒に抱き合いながら温泉に浸かることができるではないですか」テクテク

春「なるほど、それはいい考え。私が京太郎にしてあげよう」チャプン

良子「ちょっとハル、抜け駆け許しませんよ?」チャプン

小蒔「ふう~、体と頭を洗うのに時間がかかってしまいました。あ、皆さん早いですね」チャプン

霞「いらっしゃい、小蒔ちゃん」

優希「ほらほら咲ちゃん、早くを温泉に入って泳ぐじぇ!」タッタッタ

咲「優希ちゃん、走ったら危ないよ?後、京ちゃんじゃあないんだから泳いじゃあだめだよ~」テクテク

巴「はっちゃん、貴方も同じ事するつもりなんでしょう?」テクテク

初美「まだ何にも言ってないじゃあないですかー!?」テクテク(まあそのつもりですけどー)

和「それじゃあ、泡を落としますからじっとしといてくださいね」ジャー

京太郎「ふう~、すっきりした~」

和「じゃあ今度は私が体と頭を洗いますから、待ってくださいね」

京太郎「和お姉ちゃんが僕を洗ってくれたから、僕も洗うの手伝うよ!」

和「ふふふ、ありがとうございますね須賀君」ナデナデ

京太郎「うん!えへへへ」

霞「はぁ~、私もやっぱり京くんと洗いっこしたかったわね。なんだからあの二人の事を見て見ると」

久「須賀君って、見た目はちょっとチャラい感じだけど結構顔とか整って子供の時とかは可愛いからそう思うのも仕方ないわね」

小蒔「清澄の部長さんも京太郎君と洗いっこしたかったんですか?」

久「べっ、別にそんな事思ってないわよ!?」アセ

咲(部長、したかったんだ)

まこ(思っておったんかい)

 またまた別の場所へ

??「むむ!おもちセンサーの反応が近くなってきたですのだ!もう少しで目指すところが分かる。待っているのです、すばらなおもち~!」ダダダダ

??「だから待ちなさいよ、もう~!」タッタッタ

??「あれ?確かこの辺って、温泉があるってところじゃあ...」テクテク

??「そうなの?じゃあ、温泉とか皆で入ろうよ!」テクテク

??「温泉か~。あったかいだろうな~、私は入りたい~」テクテク

  また小ネタ書かせてもらいます

小ネタ  京太郎謎の女体化に

 朝

京太郎「う、う~ん、良く寝た。今日も学校か、早く用意とかしないとな。よいっしょっと」

カピー「キュ!キュウ?」(ご主人、おはよう!あれ、ご主人?)

京太郎「おう、おはようカピー。しかしなんか体が重いな~、気のせいかな?まあ、顔とか洗ったらシャッキとしてダルさがなくなるだろう」テクテク

カピー(どうして、あの女の子からご主人の匂いがしたんだろう?)

京太郎「気のせいかな、体だけじゃあなくてなんか髪とかにも違和感あるな。そろそろ切れ時か?とにかく、顔を洗おう」テクテク

 そして洗面台へ

京太郎「ふんふ~ん、さってっと。あれ?」

京太郎(あれ、なんか鏡に金髪で綺麗な女の子が写ってるぞ。しかも結構なすばらなおもちの持ち主だ)

京太郎「なんだ、まだ寝ぼけてるのか俺?早く眠気を覚まそうぜ。と言うか、なんか俺の声高くないか?」

京太郎「あ~、あ~」

京太郎(あれ?可笑しい、可笑しいぞなんだこれ?)

京太郎「もしかして....」モミュモミュ

京太郎「この柔らかい感触、間違いない。これは紛れもないおもちの感触だ。まさか...」カオペタペタ

京太郎(小松未可子風の声)「な、なんじゃあこりゃああああ!?」

京太郎「ど、どどどどうなってんだ!?俺昨日まで男だったはずだよな、何がどうしてこんな姿に!?しかも髪の毛まで長くなってるし」

  ピンポーン

京太郎「こんな時に誰だよ?父さんも母さんももういないし、とにかく適当な服装に着替えて出ねえと」タッタッタッタ

 外では

咲「京ちゃんどうしたんだろう?いつもならもう出てもいい時間なのに出てこないなんて」

京太郎『は~い、今出ます!』

咲「えっ、女の子の声?どうして、京ちゃんの家から?」

京太郎「はい、どちらさまですか?」(って咲かよ!?)

咲(うわ~、和ちゃんみたいで綺麗な人!綺麗な金髪で、しかも何で胸まで大きいの!)

京太郎(そうか、この時間帯は咲が来る時間帯だった!とにかく何とか誤魔化さないと!)

京太郎「えっと、どうしたんですか?」

咲「あ、えっとその京ちゃんじゃあなかった、須賀君と学校に行くんですかけどまだですか?」

京太郎「あ~え~と、彼なら今日はちょっと風邪気味みたいだから学校を休むって伝えておいて言っていたわ」アセアセ

咲「あ、そうだったんですか、ありがとうございます。えっと、貴方は京ちゃんとはどういう関係なんですか?」

京太郎「えっと、私は京太郎君の遠い親戚で久々に彼と彼のご両親に会いに来たんです」

咲「へえ~、京ちゃんの親戚なんですか。あの、一様名前とか教えてもらえませんか?」

京太郎(え~、名前!?どうしよう、何も考えてねえ!え~と、え~とそうだ!)

京太郎「えっと、私は絢華って言います。貴方は咲さんでいいですよね?」

咲「あ、私の事知ってるんですか!そうか、絢華さんか~。あ、そろそろ学校行かなきゃ!それじゃあまたね、絢華さん」テクテク

京太郎「はあ~、何とか誤魔化せた。とりあえず、俺が何で女になったのか調べねえと!」

 続く...かな?

それでは、本編に戻りますのだ!

 数分後

和「ふう~、洗い終わりましたね。それじゃあ温泉に浸かりましょう、須賀君」

京太郎「うん、わ~い!」

和「あ、こらこら!燥いじゃあこれでしまいます!」

京太郎「大丈夫だよ、和お姉ちゃん!って、うわ!」ツル ドテン

和「須賀君、大丈夫ですか!?」

京太郎「いてて。えへへ、転んじゃった」

和「もう、だから言ったのに。ちゃんと人の言う事は聞くもですよ、須賀君」

京太郎「うん、ごめんね和お姉ちゃん」

和「分かればいいんですよ。ほら、皆が待っていますから行きましょう」

京太郎「うん!」ギュウ

久「あら、二人とも遅かったわね。もうみんな入ってるわよ」

優希「先に入ってるじぇ、二人とも!」

咲「和ちゃんに京ちゃん、温泉いい湯加減だよ」

霞「京くん、早く一緒に浸かりましょう?」

小蒔「気持ちいですよ、二人とも」

和「はい。それじゃあ浸かりましょう、須賀君」

京太郎「うん!チャプンっと!」チャプ

和「はぁ~、いいお湯ですね~」

まこ「そうじゃあのぉ~」

優希「よし、京太郎!今から温泉で競争をするじぇ!」

京太郎「うん、いいよ!負けないからね!」

初美「それならも私も参加させてもらいますよー」

久「あら、面白そうね。頑張りなさい、三人とも」

和「いやいや、部長何言ってるんですか!?」

巴「そうですよ、何を言ってるんですか!ここは温泉ですよ?」

優希「よ~い、ド~ン!」バシャバシャ

京太郎「負けないよ~!」バシャバシャ

初美「泳ぎの得意な私に負けないですー!」バシャバシャ

咲「もう競争してるよ!」

小蒔「え~と、皆さん頑張ってくださ~い」

巴「いやいや、姫様応援しないで注意してください」

小蒔「あ、ごめんなさい」

京太郎「ゴール!僕の勝利だ~!」

優希「クソ~、京太郎に負けちゃったじょ~」

初美「私が負けるなんて、なかなかやりますねー」

まこ「しかも、もう終えとるな」

和「須賀君は今は子供ですから仕方ないですけど、何で優希まで子供みたいなことしてるんですか」ハア

巴「はっちゃんも、泳ぎだからって参加しないでください」

優希「どうするじぇ?もう一回戦するか?」

京太郎「いいよ!」

初美「いいですよー」

和「良いじゃあありません!」

 一分後

優希「いてて、のどちゃんに拳骨されてしまったじょ」アタマスリスリ

京太郎「楽しかったのに」アタマスリスリ

初美「私も少し調子に乗ってしまいましたー」

良子「京太郎、京太郎」

京太郎「ん、どうしたの良子さん?」

良子「良いから、少しこっちに来てください」コイコイ

京太郎「うん、いいけど。どうしたの~?」スイー

良子「フフッ、捕まえました!」ギュウ

良子以外「!??」

京太郎「うわ!良子さん、なんなの?」

良子「こうして京太郎と抱き合いながら温泉に浸かりたかったのです」

京太郎「そうだったの?じゃあこんな事しなくても、言ってくれれば良かったのに」

良子「ソーリーです、次からはちゃんと言いますね」

春「...京太郎」

京太郎「ん、今度はどうしたの春ちゃん?」

春「私も良子さんみたいに抱き合ってもいい?」

京太郎「うんいいよ。良子さん、いいよね?」

良子「京太郎が言うんですから、いいですよ。はいそれじゃあ春、どうぞ」

春「ありがとう、良子さん。京太郎、ぎゅう」ギュウ

京太郎「うわ~、霞ちゃんもそうだったけど春ちゃんも柔らかいんだよね」

春「女の子はみんなこんな感じだから、当たり前」

京太郎「そうなんだ。あ、そういえばこんな事言っちゃあいけないって和お姉ちゃんが言ってたの忘れてた。ごめん」

春「?別に気にしてないから、いい」

京太郎「ううん、和お姉ちゃんがこんな事言ったら将来女の子に言っちゃあ嫌われるからって注意されたから守ってるんだ」

春(一緒に洗いっこだけじゃなくて、そんな事まで言ってなんて。油断した)

春「そうなんだ。京太郎は偉いね」ナデナデ

京太郎「でしょう~?えへへ~」ポワ~

小蒔「うぅ~、春ちゃんがちょっと羨ましいです」

霞「そうね、こればかりはさすがに羨ましいわね」

久「クッ。あの子と戒能プロ、親戚という事を利用してあんなことするなんて羨ましいわ」

咲「そうですよね、部長。私達も言って京ちゃんに頼んでみますか?」

久「咲、貴方偶には良い事言うわね。そうしましょう」

まこ「何を対抗心をいだいとるんじゃ」

優希「どうするじぇ、のどちゃん。私も行くか?」

和「えぇ?えっと、私は...」

 ~そして謎のメンバーがついに彼女たちのいる温泉へ~

??「ここです!ここからおもちの反応が強いです、いざ行かん!おもちパラダイス!」ダダダダ

 ガラガラガラ

??「見つけましたよ、おもちパラダイス!」バン

京太郎「うえ!?あのお姉ちゃんいきなり何なの!?」

和「あなたは...玄さん!?どうして此処に!?」

玄「ええ~、和ちゃん!?和ちゃんがどうしてこんな所にいるのですか!?」

霞「あれは確か、奈良の阿知賀の人よね。知り合いなの?」

和「はい。小学校の頃、私がまだ奈良にいた時同じ麻雀クラブをしていた先輩です。それで性格なんですが....」

玄「やや!そちらにいるのは、インハイトップクラスのおもちを持つ石戸霞さんじゃあないですか!」

和「このように胸が大きい人が好きな残念な人です。いい人ではあるんですけど」ハア

玄「何を言うのですのだ、和ちゃん!おもちを好きな事は男子女子関係なのです!私達はただ、すばらなおもちについて語ったりしただけなのです!」エッヘン

優希「....なんだろう、子供になる前の京太郎に近い何かを感じがするじぇ」

咲「.....なんとなくだけど、私もなんか感じた」

小蒔「あの、話すにしても制服を着たままではあれなのでタオルを巻いてから話した方がいいではないでしょうか?」

玄「あ、そういえばそうでした!ちょっと着替えてきますから、待ってください!」バン

和「まったく、玄さんは何も変わってないのでしょうか」ハア

 数分後

玄「お待たせしました!そういえば、先ほど私に声をかけてくれた神代小蒔さんもすばらなおもちを持っていますね」フムフム

小蒔「あ、ありがとうございます」ペコリ

春「姫様、そこはお礼するところじゃないから」

良子「まあまあ、ハルそう言わずに」

初美「良子さんの言うとおりですよー。これは姫様のいい所の一つなんですからー」

小蒔「そんな、いい所なんて」テレテレ

京太郎「どうしたの、小蒔お姉ちゃん?どうして嬉しそうにしてるの?」

小蒔「それはね、皆が私の事をほめてくれたからだよ」ポワー

京太郎「そうなんだ~」ポワー

久「ねえねえ、永水の部長さん」ヒソヒソ

霞「どうしたんですか、ヒソヒソしゃべって?」ヒソヒソ

久「いやね。うちの須賀君、あの阿知賀の子と少し似たような性格なのよ」ヒソヒソ

霞「あら、そうだったの?」ヒソヒソ

久「まあ、彼も元の姿の時はまあ思春期だから仕方ないけど胸の大きな人が好きなのよ。特にあなたのような人だった尚更ね」

霞「そうなの?じゃあ今度、京くんが元に戻った時に一回会いに行こうかしら」

久「まあ、そこら辺は後にして頂戴。でも、今の須賀君は思春期もへったくれもない純真な子供なわけじゃあない?」

霞「そうね、確かに今の京くんは純真な子供ね。小蒔ちゃんと同じ位ピュアだと思うわね」

久「でしょう?だから、彼女に須賀君を近づけない方がいいと思うの」

霞「なるほどね、分かったわ。そういう事なら、協力するわ」

良子「霞に清澄の部長さん、二人で何を喋っているのですか?」

霞「あ、気にしないでください」

久「そうそう、ちょっとお互いの部活の雰囲気を話していたんです」

良子「そうだったんですか、ならいいです」

京太郎「ところで、そこのお姉ちゃんも立ってないで一緒に温泉に入ろう」

玄「あれ~?どうして、男の子の子供がこんな所のにいるの?ここって女風呂だよね、和ちゃん」

和「えっとですね、この子は少し預かることになっているんです。それでまだこの子は子供なので一緒に洗った方がいいと思いましてここにいるんです」

玄「そうだったんだ~。君、お名前はなんて言うのかな~?」(なんだろう?まだ小さいですが、この子から私と同じものを感じます。もしや)

京太郎「僕の名前は、須賀京太郎って言うんだよお姉ちゃん」

玄「そうなんだ~、京太郎くんっていうんだね。ところで京太郎くん」

京太郎「ん、何かなお姉ちゃん」

玄「京太郎君って、おもちとかに興味とかあるのかな?」

??「小さい子供に何聞いてるのよ、玄!」パシン

玄「何をするのですか、憧ちゃん!」サスサス

憧「何をするじゃあないわよ!なに小さな子供に聞いてんのよ!」

玄「そうじゃあないですよ!私は京太郎君から私と同じものを感じたのです!」

憧「この男の子が?」

京太郎「うわ~、また新しいお姉ちゃんだ!」春に抱きしめられている状態

憧「えっと、確か京太郎だったっけ?」

京太郎「うん、そうだよ」

憧「えっとね、おもちって何の事か分かる?」

京太郎「えっ?おもちって、もちもちしてて色んな味になって美味しい奴だよね?」

憧「うん、合ってるわよ。正解正解」

京太郎「ほんと?やった~!」

憧「さてと、玄」

玄「な、何かな憧ちゃん?」ガクガク

憧「なに純真な子供に変な事を吹き込もうとしてんのよ!」

玄「ふぇ~、ごめんなさい!でも、確かに私と同じ何かを感じたんだよ~!」

??「まあまあ憧、その辺しておこうよ」

??「そ、そうだよ~。もう怒らないであげて」オロオロ

和「憧、穏乃、宥さん、どうしてここに!?」

穏乃「あれ、和じゃん!」

宥「あ、和ちゃんだ~。久しぶりだね~」

憧「今気が付いたけど、和がいるじゃん。どうして此処にいるのよ」

和「どうしてと言われまして、私は部長や皆さんと温泉に浸かりに来たんですけど」

??「よく見たら、永水の選手に戒能プロまでいるし」

宥「あ、灼ちゃん。遅かったね」

灼「皆が早いだけ。それにしても何この集まり?」

まこ「なんじゃ、こりゃあ?わしらも合わせてインハイ出場者が三校集まるなんて、どんなレジェンドじゃあ」

京太郎「わあ~、新しいお姉ちゃん達が増えて賑やかになった!」

穏乃「あれ、どうして此処に男の子がいるの?ここって女子風呂だよね?」

玄「あ、それは私が説明するよ。実は、かくかく云々で」

穏乃「なるほど、まるまるうまうま」

和「あの、それで分かるんですか?」

穏乃「ううん、全然」

京太郎「ねえねえ、春ちゃん。ちょっと離してもらっていいかな?」

春「うん、いいけど。どうしたの?」

京太郎「お姉ちゃん達、僕が説明するよ」

玄「京太郎君?」

京太郎「あのね、和お姉ちゃん達が僕だけじゃあ不安だからそれで一緒に入ることになったんだ」

穏乃「そうだったんだ」

京太郎「だからお姉ちゃん達も一緒に温泉に入って暖かくなろう?」ポワー

宥「うん、そうするね~。そういえば、君なんだか暖かそうだね。ぎゅうってしてもいいかな?」

京太郎「うん、いいよ。あと僕の名前は京太郎だよ」

宥「ありがとう、京太郎君。よいっしょ、わあ~なんだかポカポカしててあったかいね~」ダキッ ポワワー

玄(う~、なんだろう。なんだか今の京太郎君が、布越しのお姉ちゃんのおもちに抱かれているのが羨ましいような。私もなんだかぎゅうってしたような)モンモン

 結果発表~!

永水 10票 阿知賀 11票

というわけで、小ネタは阿知賀にしま~す

小ネタ 須賀君が寝ているのに遭遇 阿知賀編

 穏乃バージョン

 ガチャ

京太郎「偶には屋上で弁当を食いながら昼寝ってもいいかもな。幸い今日は土曜日で、誰もいないし部活も時間になったら戻ればいいし」

京太郎「それじゃあ、頂きま~す」パカ

 数分後

京太郎「ご馳走様。ふう~、我ながら自分で作っていい出来ばえだったな。さてと、腹も膨れたところだしのんびり昼寝タイムを楽しむか」

京太郎「お休みなさ~い」

京太郎「...zzz」

 それから5分後

 ガチャ

穏乃「皆と食べるお昼ご飯もいいけど、こうやって一人で屋上に行って風に当たりながらっていうのもいいよね」

穏乃「どこら辺で座ってお弁当食べようかな~?ん、誰かいる?」

京太郎「zzz....」

穏乃「あれれ、京太郎じゃん。そういえば、弁当持ちながら何処かに向かうのを見てたけどまさかあたしと一緒で屋上に向かってたんだね」

京太郎「う~ん?.....zzz」

穏乃「あんまり大きな声とか出さない方がいいね。京太郎が起きちゃったら可哀そうだし、ちょっと離れたところで食べておこうかな」テクテク

穏乃「ここら辺でいいかな?それじゃあ、頂きま~す」パカ

穏乃「あ、あたしの好きやつが入ってる。やった~!」

 数分後

穏乃「ふう~。食べた食べた、美味しかったな~。そういえば今日は風が冷たくて太陽も暖かいし気持ちいいな~」

穏乃「京太郎じゃあないけど、あたしもなんだか寝たい気分になってきたな。ちょっと京太郎の近くで寝ちゃおう」テクテク

京太郎「zzz...」

穏乃「京太郎、気持ち良さそうに寝てるな。それじゃあ、あたしも京太郎の隣で寝かせてもらうね?お休み、京太郎」

 5分後

京太郎「う~ん、ちょっと目が覚めちまったな。ん、なんだ?」

穏乃「zzz」

京太郎「なんだ、穏乃も来てたのかよ。でもなんで俺の隣にで寝てるんだ?」

穏乃「むにゃむにゃ....zzz」

京太郎「まあ起こすのもあれだし、俺ももう一眠りでもするか。そんじゃあまた、お休みっと」

京太郎「....zzz」

穏乃「ん~」ゴロン ギュ

穏乃「えへへ~、京太郎の匂いだ~。むにゃむにゃ....zzz」

 ヒュー ヒュー

 穏乃編  完

 玄さんバージョン

京太郎「あ~、駄目だ。今日は一段と眠いな~」

京太郎「夜に玄さんとのおもち談議を遅くまで電話とメールをして、そのあとネト麻しようかなっといざやってみたらまさかののぞっちと対局することに」

京太郎「しかも、それから何度ものぞっちと会ってしまいまた対局してそれプラスのぞっちが『ちょっとこれは、初心者すぎる』と言われ、まさかの遅くまでの麻雀指導」

京太郎「その性か、授業中に寝てしまい晴絵先生にしばかれて憧には笑われた」

京太郎「幸い今は放課後、まだ部活は始まってないし寝る時間はまだあるときた。少しでも寝て眠気が消えるように寝ておこう」

京太郎「はあ~、今ほどソファーのありがたみを実感することはないよ。ふあ~、お休みなさい~」

京太郎「...zzz」

 ガチャ

玄「皆、こんにちはですのだ~!あれれ、まだ皆来てないんだ。という事は私が一番って事か」

玄「今まで一番早く来たの初めてだからなんだか嬉しいな~」

玄「でも部活をするにしてもまだ時間じゃあないし、どうしようかな?何をして時間をつぶそうかな~、ってあれは?」

京太郎「zzz」

玄「京太郎君?私より早く来ていたのですか。物音一つもしていなかったから全然気づかなかったよ」

京太郎「う~ん、またやられた~。もう勘弁してくれって、のぞっち~。むにゃむにゃ」

玄「のぞっち?確かそれって、和ちゃんのネト麻のアバター名だったはず。もしかして、私との電話やメールの後にネト麻して何度も和ちゃんにあたったの?」

京太郎「スパルタすぎるぜ、勘弁して~。むにゃむにゃ...zzz」

玄「ははは、和ちゃんの教え方は厳しいからな。遅くまでやらされたんだろうな」

京太郎「zzz...」

玄「京太郎君には、偶に旅館とかのお手伝いとしてくれるし。それに私とおもちについていつも話したり聞いたりしてくれるし何かしてあげようかな」

玄「う~ん、何がいいかな?あ、そうだこれにしよう!」

玄「ちょっと恥ずかしいけど、京太郎君に少しでも寝やすいようにしてあげたから我慢しよう」

玄「よいっしょっと」京太郎を膝枕

玄「これで少しは寝れるかな京太郎君。それにしても京太郎君って、髪の毛さらさらいてるんだな」ナデナデ

京太郎「う~ん」

玄「あ、起こしちゃったかな?」

京太郎「....zzz」

玄「良かった~、起きなくて。いつも皆をサポートしてやりやすいようにしてくれたり、楽しく皆を明るくしてくれたり」ナデナデ

玄「それにおもち好きの私と同じくらいおもちについて語ったりしてくれてありがとう」

玄「大好きだよ、京太郎」チュッ

 数分後

晴絵「さてと、今日もビシバシ指導するか~。ん?」

京太郎「zzz」

玄「zzz」

晴絵「たく、何二人で仲良く寝てるんだか。仕方ない、皆にはもうちょい後に来るように言っておくか」

 玄さん編  完

×玄「大好きだよ、京太郎」

・・玄「大好きだよ、京太郎君」

あと、のぞっちじゃなくてのどっちです。すいません、ぼーっとしていて打ちミスしてしまいました。すいません

 憧バージョン

  部室

京太郎「....」ペラッ

 ガチャ

憧「あれ、京太郎だけ?」

京太郎「ん、憧か。あぁ、今は俺だけだぞ」ペラッ

憧「ふ~ん、そうなんだ。で、京太郎は何してんの?」

京太郎「俺か?俺は見ての通り本を読んでるんだ」ペラッ

憧「あんた、普段本なんて読んでなかったよね」

京太郎「そうなんだけどさ、この本が意外と面白くてよく休み時間や暇な時に読んでるんだよ」

憧「へぇ~、どんな内容なの?」

京太郎「推理小説だな。この推理小説は結構人間関係とか面白いし、何よりバトルみたいな展開とかがあっていいんだよな」

憧「面白そうじゃあない。今度その小説とか借りてもいい?」

京太郎「おう、構わないぜ。でも、俺が読み終わってからでいいよな」

憧「それでいいわよ。あ、京太郎の隣座らしてもらうわよ」テクテク ボスッ

京太郎「はいよ」

憧「さってと」ペラッ

京太郎「あれ、憧も本を読むのか?」

憧「うん、そうよ。暇な時にね」

京太郎「どんな小説なんだよ」

憧「恋愛小説よ」

京太郎「ははっ、流石女子だな」

憧「そりゃ、女の子ですから」

 10分後

憧「.....」ペラッ

京太郎「.....」ペラッ

憧「.....」ペラッ

京太郎「.....」コテン

憧「えっ、何?」

京太郎「.....」

憧「京太郎?」

京太郎「...zzz」

憧「寝ちゃってる?本読んでる途中で寝るって何マンガみたいなことしてるのよ」

京太郎「zzz」

憧「仕方ないわね」テクテク

憧「よいっしょっと」ファサ

京太郎「う~ん...zzz」

憧「ないよりはマシでしょう?」

憧「私もちょっと眠いし、寝よう。ちょっと京太郎の肩を枕代わりに使わせてもらうわよ」コテン

憧「それじゃあ、お休み~」

憧「....zzz」

京太郎「zzz」

 憧編   完

灼バージョン

京太郎「zzz」

 ガチャ

灼「こんばんは。あれ、誰もいない」キョロキョロ

灼「ハルちゃんも皆も来てないんだ。何して時間を潰そ...?」

灼「そうだ、ここは書類の整理しよ。他にも掃除とかもしておこ...。これも部長の役目だから」

灼「あれ?よく見たら、部屋が綺麗になってる。いったい誰が、ってあれは?」

京太郎「zzz」

灼「京太郎?来てたんだ。もしかして、京太郎が部室の掃除とかをしてくれたの?」

京太郎「う~...zzz」散らばった書類

灼「これって、全国の牌の記録や部活関連の書類。まだ途中だけど、こんな事までして」

灼「.....」

 10分後

京太郎「う~ん、あれれ?やっべ、寝ちまってた!」ファサ

京太郎「あれ、毛布?誰かがかけてくれたのか?」

灼「起きた?」カキカキ

京太郎「あれ、灼さん来てたんですか?」

灼「うん、今さっき来たところ」カキカキ

京太郎「じゃあ、この毛布も灼さんが?」

灼「京太郎、寝てたから」

京太郎「すいません、ありがとうございます。気を遣わせてしまって」

灼「ううん、お礼は言うのはあたしの方...」

京太郎「えっ、どういう事ですか?」

灼「京太郎も麻雀部の部員なのに、雑用ばかりさせてしまってるから」

京太郎「別に気にしてませんよ。俺は好きで雑用してるだけですから」

灼「それでもあたしは、ううん違う。皆もあたしときっと同じ気持ちだと思う」

灼「京太郎もあたしたちの大切な仲間だから」

京太郎「灼さん...」

灼「でも、逆に怒ってる」

京太郎「へ?」

灼「幾ら雑用が好きだからって、一人でやるのは駄目」

京太郎「どういう事ですか?」

灼「一人でやらずに、もうちょっとあたし達に頼ってほし...」

京太郎「灼さん...、分かりました。次からはそうします」

灼「別れがいい。ほら、半分はあたしがやるからもう半分の方は京太郎がやって」カキカキ

京太郎「分かりました、灼さん!二人で、頑張ってこの書類を終わらせましょうね!」

灼「うん!」

 これを機に京太郎君は、灼さん達に頼るようになり更に絆が深まりましたさとさ

  灼編  完

宥バージョン 
 ~~季節は冬~~

 宥さんの部屋

宥「い、いらっしゃい京太郎君」

京太郎「お邪魔しま~す。わ~、綺麗な部屋ですね」

宥「そ、そりゃあ、人が来るんだもん。綺麗にするもん」

京太郎「ははっ、それもそうですよね。あ、よく見たら可愛いぬいぐるみとかありますね」

宥「あ、あんまり見ないで!恥ずかしいから」

京太郎「す、すいません」

宥「そんな事より、早く炬燵に入ろう?」カタカタ

京太郎「それもそうですね。外は雪が降ってますからね」

宥「うん。だから、早く入ろうよ」カタカタ

京太郎「はい、それじゃあ失礼します。はあ~、暖かいですね~」ポワー

宥「よいっしょっと。はあ~、すごく暖か~い」ポワー

京太郎「やっぱり冬は炬燵で暖かくなるのが一番ですね~」

宥「うん、特にこうして他の人はいるともっと暖かい気持ちになるんだよね~」

京太郎「あ、その気持ち少し分かります」

宥「本当?なんだか嬉しいな~。あ、そうだ。喉乾いてるでしょう?今からお茶持ってくるね」

京太郎「あ、それだったら俺もやりますよ?」

宥「良いよ、京太郎君。京太郎君は、お客さんだから炬燵とかでゆっくりしといて。蜜柑もあるから、食べて待ってて」

京太郎「分かりました。それじゃあ、お言葉甘えさせてもらいます」

宥「それじゃあ、行ってくるね~」テクテク

 10分後

 コンコン

宥「京太郎君、お待たせ~。お茶持ってきたよ~」

 シーン

宥「あれれ、京太郎君いないの?トイレにでも行ったのかな?って、あれ?」コト

京太郎「zzz」

宥「京太郎君?寝ちゃってるの?」

京太郎「う~ん、むにゃむにゃ....zzz」

宥「気持ち良さそうに寝てるな~。寝顔、意外と可愛いな~」ツンツン

京太郎「宥さ~ん、抱き着いたらさすがに恥ずかしいですよ~....むにゃむにゃ」

宥「ふええ~!きょ、京太郎君いったいどんな夢見てるの?」

宥「でも京太郎君、いつも私に優しくしてくれて暖かい人なんだよね。京太郎君にくっついたら暖かくなるのかな?」

京太郎「zzz」

宥「うん、ちょっとやってみよう。京太郎君、失礼するね?」ゴソゴソ

京太郎「う、う~ん...zzz」

宥「それじゃあ、ちょっとだけぎゅうってするね?」ギュウ

宥「わ~、京太郎君とっても暖かい~。なんだか、京太郎君といると心が暖かくしてふわふわして安心する」ポワー

宥「なんだか、癖になっちゃいそうだな~。ありがとう京太郎君、私に優しくしてくれて。これはお礼だよ」チュッ

宥「私も眠たくなっちゃった。京太郎君と一緒に寝ようかな、このまま。お休み、京太郎君」ギュウ

 この後起きた京太郎君が夢と同じ状況になって驚いていたが、宥さんの寝顔を見てそのままにしていたとさ

 宥さん編  完

 なんだか最後、宥さんがヒロイン感がでてしまいましたけどいいですよね?なんたって、宥さんは天使ですからね~

以上、寝ている須賀君に遭遇阿知賀編でした~!

161 : 164 :

それいただきっす!

  小ネタ
 京太郎、竜華に助けられて膝枕される
京太郎君は清澄にいて子供になっていません

京太郎「はぁ~、熱い。天気予報じゃあ、こんなに暑くなるなんて言ってなかったのに」

京太郎「部長に頼まれた物はあと少しだし、とりあえず水分補給しないと」ゴソゴソ

京太郎「よいっしょ。あれ、もう全然入ってない。あ、そういえばさっきで全部飲んだっけ」グラ

??「怜~!何処におんの~?ん、なんやあのやたらと荷物持ってる学生。あの制服どこかで見たような?」

京太郎「あ、もう...駄目だ....」フラ

??「!!危ない、しっかしい!」ガシ

京太郎「えっ、誰...ですか?」ガク

??「ちょっと、君しっかりして!あかん、これ脱水症状になっとる。早よう日陰のあるところに行かんと!」

??「あ、竜華見つけたで!あれ、その男の子どないしたん?」

竜華「あ、怜丁度ええわ!ちょっと運ぶの手伝って!」

怜「えっ、まあ構へんけど。よいっしょっと」ガシ

 公園

京太郎「......」竜華に膝枕されてます

竜華「ふう~、ここやったら日陰もあって涼しいし大丈夫やろう」

怜「ぶ~、うちの指定席なのに~」

竜華「まあまあ、怜にはまたいつでもしてあげるから今回は勘弁してな」

怜「まあええわ。ところで今更やけどこの男の子どないしたん?見た感じ、年下っぽいけど何かあったんか?」

竜華「あ~、それはな。うちが怜を探してる最中にこの男の子が倒れそうになったのを見かけて助けたんや」

怜「相変わらず竜華はお人よしやな」

京太郎「う、う~ん。ここは?」

竜華「あ、気が付いた?大丈夫か?」

京太郎「...なんだ、ここは天国か。こんな綺麗でおもちのある人が迎えに来るなんて、知らなかった」キラキラ

怜「大丈夫じゃあなさそうにないで。って、竜華?」

竜華「そんな綺麗やなんて。なんか普段言われんから、照れるわ///」

怜「お~い、二人ともしっかりし~」

竜華「そうやった!君、ここ天国じゃあないからしっかりしい」ペチペチ

京太郎「あれ、現実か。しかもなんだか頭が柔らかいような?」

怜「それは、竜華が君に膝枕してくれてるからやで」

京太郎「竜華?あれ、全然起き上がれない。それで貴方たちはどちらさんなんですか?」

竜華「無理しんときな。君、脱水症状なってたんやから。うちは千里山の麻雀部の部長をしとる清水谷竜華って言うよ」

怜「うちも同じ千里山で名前が園城寺怜ちゅうんよ。君はなんていう名前なん?」

京太郎「俺は清澄で一年の須賀京太郎って言います。そうだったんですか、俺って脱水症状になっていたんですか」

竜華「そうか、京太郎君って言うんか。京太郎君、ちょいと無茶しすぎやで?京太郎君を運んでる最中に『早く、買い出しに』って言うてたで」

京太郎「俺、そんなこと言ってたんですか?」

怜「そうやで。病弱なうちが言うのあれやけど、自分の体は大切にしないと」

京太郎「すいません、ありがとうございます。今度何かお詫びしますので、あとで連絡先教えてくれませんか?」

竜華「それやったら、うちのアドレス後で教えてあげるわ。それより、京太郎君は今は体を休ましとき」ナデナデ

京太郎「あの、撫でるのやめてもらえませんか?そんなに優しく撫でられると、眠たくんなって....zzz」

怜「あらら、本間に寝てもうた。意外と寝顔可愛いな、京太郎君って」

竜華「そうやな。京太郎君やったら、なんだかまた膝枕させてなげたくなるな。なんでやろうな」ナデナデ

   完

  宮守メンバー裸Yシャツ着させてみたら
 京太郎君は宮守にいます

 塞さんの場合

京太郎「たく、急に家に来たいってなんだよ塞さん。まあ、つべこべ言わずに接客するか」ガチャ

京太郎「塞さん、お茶持ってきましたよ~って何してんですか!?」

塞「やっほう、どうかな京太郎君。似合ってかな?」京太郎のシャツで裸Yシャツ

京太郎「似合ってる似合ってないの問題じゃあないです!何で勝手に俺のYシャツ着てるんですか!」

塞「いや~、偶々見たら京太郎君のYシャツあったからつい着てみようと思ってさ」

京太郎「そんな理由で勝手に着ないでください!」

塞「まあまあ、良いじゃない。あたしと京太郎君の仲じゃない。これくらい許してよ」

京太郎「と、とにかく早く着替えてください。俺、玄関にいますから!」バタン

塞「あ、行っちゃった。う~ん、もうちょっと胸あたり開けとけば良かったかな?」

 ~~玄関~~

京太郎「危なかった~!塞さん、あのスタイルで裸Yシャツとか反則だろう~!も、もう少しで理性が危なかったな」

  しっかり反応していた

 エイスリンさんの場合

 部室

エイスリン「キョウタロウクン、キョウタロウクン!」

京太郎「ん、どうしたんですかエイスリンさん?」

エイスリン「!」Yシャツの絵

京太郎「Yシャツ?Yシャツがどうしたんですか?」

エイスリン「キョウタロウクンノ、カシテ!」

京太郎「えっ、まあいいですけど。どうするんですか?」ヌギヌギ

エイスリン「アリガトウ!ソトニイテテ!」

京太郎「はあ、分かりました」

 数分後

エイスリン『モウイイヨ!』

京太郎「は~い。で、どうしたん....ですか?へえ?」

エイスリン「ジャン!」裸Yシャツ状態

京太郎「......」

エイスリン「アレ、キョウタロウクン?」フリフリ

京太郎「ナニシテルンデスカ、エイスリンサン?」

エイスリン「エットネ、ハイ!」Yシャツを着ているエイスリンの絵

京太郎「見れば分かりますよ!誰にこんな事を教えられたんですか!」

エイスリン「クラスメイトノコニオソワッタ!」

京太郎「ありがとうございます!ってじゃあなくて!」

エイスリン「ネエ、キョウタロウクン」

京太郎「ふえ、なんですか?」

エイスリン「ニアッテナイ?」赤面涙目+上目遣い

京太郎「....似合ってますから、そんな顔しないでください」

エイスリン「ヨカッタ!エへへ」テレテレ

京太郎(可愛すぎんだろうがーーーーー!)

 その後、二人とも塞さんに叱られたそうだとさ

豊音さんの場合

 京太郎君の家

京太郎「ふえ~、急に雨が降って来るなんて聞いてないぜまったく」

豊音「京太郎君、ごめんね。私が一緒に京太郎君と帰りたいって言ったばっかりの性で」

京太郎「別に豊音さんの性じゃあないですから、気にしなでください。それより、シャワーとか使いますか?」

豊音「えー、借りてもいいのー?」

京太郎「ええ、そのまま濡れたまま風邪でもひいたらあれですから」

豊音「わあー、京太郎君ちょー嬉しいよー!ありがとうー!」ダキ

京太郎「うわ、豊音さん!いきなり抱きつかないでくださいよ!」アセアセ

豊音「あ、ごめんね」シュン

京太郎「あ~、そんな落ち込まないでください。別に怒ってるわけじゃあないんですから」

豊音「本当ー?」

京太郎「はい、本当です。だから早くシャワーを浴びて暖まってください」

豊音「うん、ありがとうー京太郎君!それじゃあ使わさせてもらうね」

 京太郎君の部屋

京太郎「やっべ、ジャージとかが一つもない!あるのはYシャツぐらいしかないな」

京太郎「どうしよう、これを渡した方がいいよな。かといって、何も着させないって言うのもあれだし」

 ガチャ

豊音「京太郎君、シャワーありがとうー!すっごく、暖かくなったよー」ホカホカ

京太郎「って、ととと豊音さん!なんて格好で来てるんですか!」

豊音「あ、それなんだけど。下着まで濡れてたから仕方なくバスタオルを巻いて来たんだけど」

京太郎「そ、そそそうだったんですか!あ、着替えの代わりはここに置いておきますから自分は廊下にいます!」ダダダ バタン

豊音「ありがとう。どうしたんだろう、京太郎君?」

京太郎「はあはあ、あ~びっくりした。いきなり豊音さんがタオル一枚で来たからドキドキした」

京太郎「豊音さん、子供っぽい所があるから気にした方がいいだけどさ。無邪気って言うか、もうちょっと女の子らしくというか」

京太郎「あれ、ちょっと待てよ。そういえば、さっき豊音さん下着も濡れてたって言ってたよな」

豊音『京太郎君、着替えたよー』

京太郎「あ、はい。失礼しま~す」ガチャ チラ

豊音「ありがとう、京太郎君。ちゃんと着れたよー」

京太郎(やばい、非常にやばい!まだ少し濡れている髪の毛が妙に色っぽいし、それに胸元の谷間が見えてやばい!)

豊音「どうしたの、京太郎君?」コテン

京太郎「な、なんでもないですから気にしないでください」

豊音「本当にー?大丈夫なの?」テクテク

京太郎「あの、豊音さん?」

豊音「ちょっとじっとしていてねー」京太郎の額に自分の額をくっつれる

京太郎(はわわわ、近いよ近すぎる!ただでさえ、遠くでもドキドキしたのにこんなにも近づいたら理性が!)

豊音「熱はないみたいだね、良かったー。どうしたの、京太郎君の顔真っ赤だよ?」

京太郎「何でもないですから、大丈夫です。後、そろそろ離れてください。変な気分になるんで」

豊音「...別に変な気分になってもいいんだよー?」

京太郎「へえ?」

豊音「...私もすっごくドキドキしてるんだよ?だから、いいんだよ。ど、どんなことになるか、教えてほしいなー」

 この後どうなったか.....皆さんのご想像にお任せします

 胡桃さんの場合

胡桃「京太郎君、見て!裸Yシャツだよ!」

京太郎「見たら分かりますよ。いきなり、Yシャツ貸してくれって言われて何をするのかと思えばわざわざこんな事の為ですか?」

胡桃「こんな為とは失礼な!仮にも、女の子がこんな格好してるんだよ?何か反応とかしてよ」

京太郎「反応も何も、先輩の今の状態ほとんど俺のYシャツがブガブガな状態じゃあないですか」

胡桃「む~、確かにちょっとサイズがでかくて動きにくいけど」

京太郎「分かったら、早く俺のYシャツ返してください」

胡桃「こうなったら、あれをやろう!京太郎君、ちょっとそこの椅子に座ってもらってもいいかな?」

京太郎「まあ、いいですけど。座りましたけど、どうするんですか?」

胡桃「こうするんだよ!とう、充電!」京太郎の膝に乗る

京太郎「うわっと!」

胡桃「ふっふ~、これならどうだ!近くになって密着するからドキドキするでしょう?」

京太郎「...まあちょっとはしました」

胡桃「はははっ、ザマーみたか!」

京太郎「なら、もういいでしょう?早くどいてください」

胡桃「もうちょっとだけこのままで」

  その後、ちゃんとYシャツは返してくれました

 シロさんの場合

シロ「ねえねえ、京太郎」

京太郎「なんですか、シロさん?」

シロ「京太郎の家に行ってもいい?」

京太郎「別にいいですかけど、いきなりどうしたんですか?」

シロ「何となく、京太郎の家に行きたくなったの」

京太郎「なんですか、それ。じゃあ家に向かいますけど、しっかり掴まってくださいね」

シロ「うん」ギュウ

 ~~そして時は進み京太郎の家へ~~

京太郎「それじゃあ何か飲み物持ってくるんで、少し待ってください」バタン

シロ「....さてと、どこにあるかな?探すのダルいけど、ずっと考えたし」ゴソゴソ

シロ「あ、あったあった。それじゃあ着替えて」ヌギヌギ

シロ「やっぱり、少し大きいな。何とか入るからいいか。でも胸のあたりがキツイな」ポチポチ

京太郎「シロさ~ん、飲み物持ってきましたよ~。ってなにしてるんですか!?」

シロ「あ、見つかっちゃった」

京太郎「な、なな何で俺のYシャツ着てるんですか!?」

シロ「着たかったから、京太郎のYシャツ。で、今は京太郎のYシャツで裸Yシャツ」

京太郎「裸Yシャツ!?何でそんなことしてるんですか!?」

シロ「...京太郎に、喜んでもらいたかったから」

京太郎「えっ?」

シロ「私、京太郎の事好きだから。少しでもこういうことして、京太郎に喜んでもらいたかったから」

京太郎「.....シロさん、そんな事しなくても大丈夫ですよ」

シロ「えっ?んんっ」

京太郎「ぷはぁ。...もうとっくの昔に、シロさんに夢中ですから。好きな人に、こんな事しませんよ」

シロ「...ありがとう、京太郎。ねえ、もっと続き、してくれる?」

 その後、二人が付き合うことを皆がお祝いしてれたとさ

 すいません、本当は短くするつもりだったのですがなんか長くなってしましました。
でも、今考えてみると確かにシロさんや豊音さんとか胸がキツイなりますね(確定)
では、今辺にします。それでは!

 皆さん、こんにちそしてお久しぶりですのだ!
それでは久々に本編に戻ります。

憧「ほら、いつまでも突っ立てないで早く温泉に浸かりおうよ」

玄「それもそうだね。お姉ちゃん、温泉に浸かった方がもっと暖かくなるよ」

宥「うん、分かってる。じゃあ一緒に入ろうね、京太郎君」

京太郎「うん!早く入ろう、なんかちょっと冷めてきちゃったし」

宥「わわわ、そうだよね。京太郎君さっき温泉から出たばかりだもんね、じゃあ浸かるね」チャプン

京太郎「はあ~、また暖まってきた~」

宥「う~ん、やっぱり温泉は暖かくて気持ちがいいね~」

灼「ん、なかなか良い湯加減」チャプン

憧「はぁ~、温泉に入るのなんて久しぶりだわ~。なんか疲れがとれるみたいな感じで」チャプン

玄「そうかな?私はあんまりそうは思わないよ?」チャプン

憧「それはそうでしょう。玄と宥姉は温泉の娘だもん、毎日入ってればそれが当たり前になって感覚がそうなってるだけでしょう」

玄「それもそうか」

穏乃「それ~!」ザブン

和「うわっ!こら、穏乃!ここはプールじゃあないんですから、飛び込んではいけません!」

穏乃「えへへ、ごめんごめん」

まこ「なんかえらい、賑やかになったのぉ」

久「そりゃあ、こんなに人数が増えたんですもの。ねえ、永水の部長さん?」

霞「それもそうね~。こんなに人がいて賑やかになったのは別に悪いことではないし。それに、小蒔ちゃんも喜んでいるみたいですし」

小蒔「はあ~、本当に気持ちいいですね~。京太郎君もそう思うでしょう?」

京太郎「うん、僕もそう思うよ!こうやってたくさんの人はいるとなんか周りまでポカポカしてくる感じで。お姉ちゃんもそう思う?」

宥「う、うん。あたしもこういう感じって好きだよ?なんか、見てて暖かくなる感じで。後、私の名前は宥って言うんだよ」

京太郎「分かったよ、宥お姉ちゃん」

京小宥「はあ~、暖か~い」ポワワ

春「む~、私も京太郎とあんなことやりたいけど。なんだか、幸せそうなオーラが姫様と京太郎とあの宥って言う人か出てて許せるみたいになってる」

良子「ふむ、別に降ろしているわけじゃあないけど恐らくあの三人オーラが少し似ているからあのオーラを出しているんでしょう」

春「なんだか知らないけど、夢のコラボが出来たって事?」

良子「そんな感じです」

咲「う~ん、大丈夫なのかな?」

優希「どうしたんだ、咲ちゃん?」

咲「ほら、子供になる前の京ちゃんって胸が大きい人が好きだったじゃない」

優希「まあ、確かにそうだったじょ」

咲「だから、今の京ちゃんにあんなに胸の大きい人達にいたら危ないじゃないかなって」

優希「確かに言われてみたらそうだじょ。戻った時に更にあれが悪化したら面倒だじぇ。咲ちゃん、なんとしてもそれを阻止するんだじょ!」

咲「うん、頑張ろう優希ちゃん!」

玄「ふ~む、やっぱりすごいな」

和「何が凄いんですか、玄さん?」

玄「いや~、永水にはすばらなおもちを持っている人達がいていいなと思ってね」

玄「特にあの石戸霞さんのおもちは私が見た中でもトップクラスですから、だから触ってもいいか頼んでみようかなって」

憧「何考えているのよ、玄!」チョップ

和「そ、そうですよ!なに須賀君みたいな事言っているんですか、玄さん」コツン

玄「痛い...。二人で私の頭をたたかないでよ~」

憧「玄が悪いんでしょうが。ところでさっき京太郎みたいなって事言ってたけど、京太郎が何なの?」

和「ええっ!あ、えっとな、なんでもないですから気にしないでください」

~~10分後~~

久「さてと、十分温泉にも浸かったところだし上がりましょうか」

霞「それもそうね。皆、そろそろ上がるわよ~」

巴「はあ~、いい湯でしたね」

初美「まあ、楽しめて良かったですよー」

咲「優希ちゃん、一緒に戻ろう」

優希「おう、構わないじぇ!」

和「それじゃあ私は上がりますけど、憧達はどうするんですか?」

憧「じゃあ、私も上がろうかな。のぼせたらあれだしね」

灼「私も上がる。いい温泉だった」

穏乃「それじゃあ、あたしも上がる!」

玄「それじゃあ私も上がろうかな。お姉ちゃんは、もうちょっと入ってる?」

宥「うん、もうちょっと浸かっておくよ」

玄「分かった。でもあんまり長く浸かっちゃあだめだよ、お姉ちゃん」

宥「うん、分かってるよ~」

和「それじゃあ行きましょうか、皆」

小蒔「それじゃあ一緒に行こうか、京太郎君」

京太郎「は~い、小蒔お姉ちゃん」ギュウ

春「京太郎、私も手を握ってもいい?」

京太郎「うん、いいよ~」

春「ありがとう、京太郎」ギュウ

良子「あらら、先を越されてしまいましたか」テクテク

 数分後

まこ「ふう~、やっぱり温泉に浸かるとのどが渇くのぉ。何か飲もうかの」

久「あら、それいいわね。やっぱり、温泉上がりは牛乳が一番よね」

優希「私はフルーツ牛乳が一番だじぇ!」

咲「私は普通の牛乳がいいよ思うな」(牛乳の方が胸の成長しやすいし)

相馬(牛乳を飲んでも、胸は成長しないんだよ。知ってた?)

咲「知らないですよ!そんなこと教えないでください!と言うか誰ですか!?」

和「ど、どうしたんですか、咲さん!?いきなり声なんてあげて?」

咲「あわわわ、なんでもないから気にしないで!それより、和ちゃんはどれが好きなの?」

和「私ですか?私も咲さんと同じでノーマルな牛乳ですかね」

穏乃「へえ~、和は普通のなんだ。私は、コーヒー牛乳かながいいかなって思う」

憧「あたしはフルーツ牛乳かな。甘くて美味しいし」

玄「私はオーソドックスの牛乳が一番ですのだ!灼ちゃんは何が好きなの?」

灼「私?私も玄と同じで牛乳かな」

霞「あらあら、皆どの牛乳がいいのか話しているのね。そうだ京くん、牛乳買ってあげようか?」

京太郎「ええ~、霞ちゃん買ってくれるの!?やった~!」

久「はいはい、皆それぞれがどれか好きかの話をしてないで実際に買って飲みしょうよ」

和「それもそうですね」

 数分後

京太郎「それじゃあ僕がかんぱ~いって言うね!せ~の、かんぱ~い!」

一同「かんぱ~い!」

今日はこれぐらいにします。そういえば、最近温泉とか行ってないな~。温泉に上がった時に飲む牛乳がまた美味いんですよね~。
あ、ちなみに僕事気ままな須賀君は牛乳派です。それではまた

玄さんで

>>182
なるほど、玄さんですか。分かりました、それでは続きを書かせてもらいます

京太郎「ゴクゴク、ぷは~。うん、美味しい!」

小蒔「本当だね、京太郎くん。京太郎くんは何を買ってもらったの?」

京太郎「普通の牛乳を霞ちゃんに買ってもらった!」

小蒔「そうなんだ、じゃあ私と一緒だね」

京太郎「ほんとだ、一緒一緒!」

霞「京くん、他のお客さんもいるんだからあんまり大きな声を出しちゃあ駄目よ」

京太郎「は~い!ほかの皆にも何を飲んでるか、聞いてくる~!」タッタッタッ

小蒔「なんだか、すっかり京太郎くんに懐かれたね霞ちゃん」

霞「ええ、改めてそう思ったわ。今の京くんは私達の事は覚えているかもしれないけど、元の姿に戻ったら覚えているかしらね」

小蒔「霞ちゃん...」

霞「ごめんね、小蒔ちゃん。こんなこと聞いてもらって。私には妹はいるけど、弟って言う存在がいなかったからついなんだか京くんの事を気に入ってしまったのね」

小蒔「霞ちゃん、そんな事ないよきっと」

霞「小蒔ちゃん」

小蒔「例え京太郎くんが元の姿に戻っても、今度は元の姿の京太郎くんと会って仲良くなればいいじゃあないですか」

霞「....そうね、ありがとう。小蒔ちゃんの言う通りね。例え京くんが元の姿に戻っても子供の京くんと仲良くできたんだし、きっと仲良くなれるわ」

小蒔「その通りですよ。私も今の京太郎くんがいなくなってもきっと仲良く出来るって分かるんです」

霞「小蒔ちゃんも成長したわね」

小蒔「短い間したけど、京太郎くんのお姉さんをしていましたから!」フンス

霞「あら、それならここにいる私を含め、清澄の皆もそうよ?」

小蒔「あぅ、そうでした」シュン

小蒔(京太郎くん、子供の時があんなにいい子なんだよね。きっと元に戻った時の京太郎くんもいい人だろうな。今度は私個人で京太郎くんに会いに行こうかな)

京太郎「春ちゃん、良子さん!」

良子「あれ、どうしたんですか京太郎?」

春「何、京太郎?」

京太郎「春ちゃんと良子さんは何を飲んでいるの?」

良子「飲み物ですか?私は見ての通り、コーヒー牛乳です」

春「私は京太郎と同じ牛乳。ふ~ん」

京太郎「どうしたの、春ちゃん?」

春「この牛乳に黒糖を入れてみようか、迷ってるの」

良子「さすがにそれはやめた方がいいですよ?これ以上牛乳を甘くしてどうするんですか」

京太郎「良子さんはコーヒー牛乳で春ちゃんが普通の牛乳か~。ふんふむ」

春「...それ、霞さんの真似?」

京太郎「うん、そうだよ。それじゃあほかに人にも聞いてくるから、またね!」タッタッタッ

良子「霞もなかなかやりますね」

春「負けない」

良子「あら、それは私もですよ?」

京太郎「咲お姉ちゃん、優希お姉ちゃん!」

咲「あ、京ちゃん。どうかしたの?」

優希「なんだじょ、京太郎?」

京太郎「今ね、皆にどんな牛乳を聞いて周っているの!」

咲「へえ~、そうなんだ」

京太郎「それで咲お姉ちゃん達は何を飲んでいるの?」

優希「おう、私はフルーツ牛乳だじぇ!」

咲「私は京ちゃんと同じ普通の牛乳だよ」

京太郎「ふんふむ、咲お姉ちゃんは僕と同じか。フルーツ牛乳って僕は飲んだ事ないけど美味しいの?」

優希「おう、美味いぞ!なんならちょっと飲んでみるか?」

咲「!?」

京太郎「えっ、いいの!?」

優希「構わないじょ。お前にもこの美味さを知ってもらった方がいいじょ」

京太郎「ありがとう、優希お姉ちゃん!それじゃあちょっともらうね」

咲「あの優希ちゃん、それって...」

優希「なんだじょ、咲ちゃん」

京太郎「ゴクゴク」

咲「あ、」

京太郎「ぷは~!う~ん、普通の牛乳よりちょっと甘くて結構おいしいね!」

優希「だろう?なかなかいいだろう?」

京太郎「うん!偶に飲むのいいかもしれない。それじゃあ、優希お姉ちゃんにこれ返すね」

優希「おう、気に入ってもらって何よりだじぇ」

京太郎「じゃあ僕はまた皆に来て周って来るから!」タッタッタッ

咲「ねえ優希ちゃん、どうするの?」

優希「何の事だじょ、咲ちゃん?」

咲「だってそれ、京ちゃんが口につけちゃったんだよ?」

優希「.....!?///」

咲「気付かなかったんだ。あ、でも先に優希ちゃんが口につけてるからもうそれで間接キスになるね」

優希「これ...もう飲めないじょ」

咲(そういえば私も京ちゃんと間接キスってしたことあったかな?)

京太郎「今度は誰がいいかな?」キョロキョロ

玄「それにしても和ちゃん、またおもちがさらに成長してないかな?」

和「もう!そんな急に成長しません!」

憧「でも昔よりは、まあ大きくなってるわよね。あと玄、和の胸を触ろうとするな」ペシッ

玄「あう、痛い」

穏乃「いいな~。和は何か特別なことしてそんなに大きくなったの?」

和「そんな特別な事はしてませんよ。普通にしてて、そのこうなったんです」

憧「普通にしてて大きくなるって、それこそどんなオカルトよ」

京太郎「そうだ!今度は、和お姉ちゃん達に聞いてみよ!」

京太郎「お~い、皆~!」テクテク

和「須賀君ですか?どうしたんですか?」

玄「いてて。あ、京太郎くん」

穏乃「えっと、確か京太郎って言う名前だったよね?やっほ~、京太郎!」

京太郎「あ、お姉ちゃんやっほう!僕ね、今色んな人に聞いて周っているの!」

玄「何を聞いて周っているの?」

京太郎「それはね、おもちのお姉ちゃん!」

玄「お、おもちのお姉ちゃん!?」

京太郎「うん!お姉ちゃん、温泉に入っている時も何度もおもちって言ってたからおもちのお姉ちゃん!」

玄「」ダラダラ

憧「何やってんのよ、玄!こんな小さな子供に変なあだ名呼ばれてるじゃあない!」チョップ

玄「あう。私何もしてないよ~」

憧「そもそも玄がいつもいつもおもちおもちって言ってから、こんな幼気な子供に変な単語を覚えちゃうんでしょう!?」

京太郎「あわわわ、お、お姉ちゃん!もうそれ以上怒ってあげないで!」アセアセ

玄「きょ、京太郎くん」

憧「ううん、それは京太郎の頼みでも駄目なの。これ以上京太郎のよう子供に変な単語を覚えないようにしないと」

京太郎「べ、別にいいんじゃあないかな?おもちのお姉ちゃんがおもちを大好きでも」

憧「でもね~」

京太郎「そ、それにおもちって色んな味になっておいしく食べられるし、おもちを好きになってもいいと思うんだ!」

穏乃「ねえ、京太郎。色んな味って、それってお饅頭や善哉とかに入ってるお餅の事言ってるの?」

京太郎「うん、そうだよ」

和「それじゃあ、おもちっという単語は聞いていて内容は聞いてなんですね須賀君」

京太郎「うん、おもちのお姉ちゃんがどんな内容かは聞いてないけどおもちって言う言葉を何度も言うから覚えただけだから」

憧「なんだ、そうだったのね。あたしの早とちりだったのね」

京太郎「ところで、何でおもちが変な言葉なの?」

和「須賀君、今のあなたには関係ない言葉なんです。だから、この事は聞かなくていいんです。分かりましたか?」

京太郎「う、うん分かったよ、和お姉ちゃん」

玄「京太郎くん、ありがとう~!」ダキッ

和憧穏「なあ!?」

京太郎「わわわっ、どうしたのおもちのお姉ちゃん?」

玄「京太郎くんは私の恩人だよ!この際もう私の事はおもちのお姉ちゃんでもいいよ!ありがとう~!」

京太郎「なんだか分からないけど、どういたしましておもちのお姉ちゃん!」

憧「ほら、早く京太郎から離れなさい!」

玄「うわっ!」

和「まったく、玄さんは。それで須賀君、私達に改まって何を聞きたいんですか?」

京太郎「あ、そうだった。今ね、皆にどんな牛乳を飲んでいるのかなって聞いてるの!それで和お姉ちゃん達は何を飲んでるの?」

和「私達ですか?私は須賀君と同じ普通の牛乳ですよ」

穏乃「あたしはコーヒー牛乳だよ!」

憧「私はこれよ、フルーツ牛乳」

玄「私も和ちゃんと京太郎くんと同じ普通の牛乳ですのだ!」

京太郎「やっぱり皆、いろんな好みがあるんだね!....ふあ~」

玄「どうしたの、京太郎くん?眠たくなっちゃったの?」

京太郎「うん、ちょっと眠たくなってきちゃったよ」クシクシ

玄「そうなんだね。あ、じゃあ私が膝枕してあげて寝かせてあげようか?なんちゃって~」

京太郎「うん、そうする」テクテク

玄「へえ?」

 すいません、どうにも風邪をひいてしまったので調子がいまいちよくないのでしばらく書くのをお休みさせてもらいます。
風邪が治り次第、また書きますのでよろしくお願いします

 皆さんこんにちは、気ままな須賀君です
先週見事に風邪がひどくなってしまい、頭がろくに回らない状態になってしまいました。あれから少し頭も冴えて来たので投稿します。
母性全開の玄さんをお楽しみください

京太郎「よいっしょっと」オッチン

玄「あの、京太郎くん?」

京太郎「ふぁ~、眠たい。それじゃあおもちのお姉ちゃん、お休みなさ~い」ボス

玄「あわわわっ。冗談で言ったつもりだったのに~。って皆さん、どうしたの?」

灼「宥さん、こっちだよ」

宥「ありがとう、皆のいる所に連れてってくれて。あれ?」

灼「えっ、何?この静けさ?」

和「なっ」

良子「なっ」

咲「なっ」

玄以外全員「何羨ましいことしてる(ですか)(だじぇ)(じゃあ)の!?」

玄「ふえ~!」

良子「何で京太郎に膝枕をしているのですか!?私もしてあげたともないのに!」

小蒔「うう~、羨ましいです~」

優希「きぃ~、どうして京太郎は子供になっても胸のでかい奴ばかりに良い事があるんだじぇ!」

霞「あらあら、うふふ」

巴「ちょっ、何で降ろしてるんですか!?」

 ガヤガヤガヤ

京太郎「う、う~」

玄「あ、このままじゃあ京太郎くんが。もう~、皆さん静かにしてくださ~い!!」

玄以外 ビク

玄「確かに私が京太郎くんに膝枕をしてあげようかと言ってしまい京太郎くんが寝てしまいましたが、こんなに皆さんで大きな声出したら京太郎くんが寝れません!」

玄「寝ている子供を起こしちゃうようなことしたら、例えおもちのある人でも私怒りますからね!」

 シーン

玄「はっ、私は今まで何を?」

良子「...確かにそうですね」

玄「はえ?」

春「...寝ている京太郎を起こしてしまったら、それこそ京太郎に悪い」

霞「ちょっと、大人気がなかったわね」

優希「反省するじぇ」

久「それじゃあ今は、阿知賀の彼女に須賀君を任せましょうか」

咲「はい、そうですね部長」

まこ「はいはい、寝てる子供がいるからわしらは静かにおしゃべりしようや。お互いの交流してもええじゃろうし」

全員「は~い」

玄「どうしてこうなったの?」

宥「玄ちゃん、すごかったよ」

玄「お姉ちゃん?」

宥「玄ちゃんが京太郎くんの事を思って皆の事を説得してるところ、とってもかっこ良かったよ」

玄「私、そんなことしてたの!?なんかこのままじゃあ京太郎くんが起きちゃいそうだから、体が勝手に動いて」

宥「フフッ、なんだか玄ちゃん京太郎くんのお母さんみたい」

玄「お、お母さん!?」

京太郎「zzZ」

和「ほらほら、そんな大きな声を出してしまっては須賀君が起きてしまいますよ?」

玄「和ちゃん」

憧「まあ宥姉じゃなあいけど、確かにあの時の玄はなんだか京太郎の母親みたいだったわね」

玄「憧ちゃんまで。そんなに京太郎くんのお母さんぽかったかな?」

宥「でも玄ちゃん、麻雀教室の時とか結構子供に好かれていたじゃないかな」

和「あ、確かにそうでしたね」

玄「そういえばそんな事もあったよな気もしたな」

憧「そういう和だって、結構好かれてたじゃん」

和「そうでした。なんだか楽しかったです」

玄「でも、お母さんか~」

京太郎「zzZ」

玄「京太郎くん、寝顔と可愛いな~」ナデナデ

和「何度見ても須賀君の寝顔は癒されますね」

宥「なんだかこの寝顔を見ていると、心までポカポカした気持ちになってあったかいな~」

京太郎「う~」

穏乃「あ、起きそうだよ」

玄「ごめんね、京太郎くん。起こしちゃったかな?」

京太郎「エへへ~、お母さんの匂いがするな~。むにゃむにゃ...zzZ」

5人 キュン

玄「ねえ...和ちゃん」

和「な、何ですか玄さん?」

玄「あのね、このまま京太郎くん事をもらっていいかな?」

憧「ちょっ、玄なに言ってんのよ!?いや気持ちもわかるけど!」

玄「だって、こんな可愛い事言われたらこのまま連れて行って大切に育てたくなるのですよ!」

宥「それって、私も京太郎くんの事をお世話してもいいのかな玄ちゃん?」

玄「うん、私とお姉ちゃんで京太郎くんを立派に育ててあげようよ!」

宥「じゃあ、玄ちゃんに賛成だよ~」

和「だ、駄目に決まってるじゃないですか!須賀君は、私達が面倒を見なきゃいけないですから!」

玄「じゃあ偶にでいいから、京太郎くんのお世話させてよ和ちゃん!」ナデナデ

穏乃「和に反論しながら京太郎の頭を的確に優しさで撫でてる!」

憧「って、今は解説してる場合じゃあないでしょうシズ!」

穏乃「いや~、ごめんごめん」

京太郎「えへへ~、エトペンさん待って~。一緒に遊ぼうよ~、むにゃむにゃ」

宥「京太郎くんどんな夢見てるだろう~?なんだか楽しそうだな~」

玄「大丈夫だよ、和ちゃん!ほら、私の家って旅館だからお父さんを何とか説得して立派に育てみせるのです!」

和「だから、だめだと言ってるじゃあないですか!大体、須賀君の両親もいるんですよ。勝手に連れて行っては駄目なんです!」

玄「じゃあ京太郎くんの親御さんに紹介してよ、和ちゃん!京太郎くんの親御さんに相談して偶に奈良に呼んでいいですかと聞くので!」

和「なんでそうなるんですか!第一に私は須賀君の連絡先なんて知りません!」

憧「それにしても、京太郎全然起きないわね」

穏乃「あれじゃあないかな?宥さんが玄さんの代わりに撫でてるから」

宥「ふふふっ、可愛いね京太郎くん」ニコニコ ナデナデ

憧「まあ宥姉があんな感じだから安心できるのも当然ね。なんとなくだけど」

霞「あら~?何か面白い事を話してるわね」

和「あの霞さん、これはですね」

霞「京くんを連れて行くんだったら、私も立候補させてもらうわ」

憧「え~!?」

霞「貴方たちだけで、京くんの取り合いなんて狡いわ」

穏乃「あたしと憧は別に取り合いに参加してないけど」

霞「それに家族が一人増えたりしても大丈夫よ。これでも昔、妹の面倒とかも見てたし家事全般的にも自信があるからいけるわよ?」

玄「そ、それなら私もですよ霞さん!これでも旅館の娘をしてますから、賄のお手伝いとか旅館とかのお掃除もしてますから私も自信があります!」

宥「わ、私も旅館のお手伝いしてるから、玄ちゃんがお手伝いで面倒見れなくても代わりに京太郎くんのお世話できるよ?」

霞「なるほど、これは互角ね」

和「いやだから、須賀君のご両親がですね...」

小蒔「ちょっ、ちょっと待ってください!」

霞「あら、小蒔ちゃんじゃない。どうしたの?」

小蒔「あ、あの!私も京太郎くんの面倒を見るのに、立候補したいです!」

憧「また増えた」

和「えっと、それは一体どうしてですか?」

小蒔「あのですね、今日京太郎くんと一緒にお使いに行った時にすごく楽しくて。まるで私に小さな弟が出来たような感じがして嬉しかったんです」

霞「それで小蒔ちゃんも立候補したの?」

小蒔「はい、そうです」

宥「それで、えっと神代さんは家事の方とかは?」

小蒔「えっと、一様ある程度は出来ますけどもし京太郎くんの面倒を見る事が出来たら頑張って練習します!」

霞「意志は固いのね、小蒔ちゃん」

小蒔「はい!」

良子「ちょっと待つです!」

小蒔「ふえ!?ど、どうしたんですか良子さん?」

良子「京太郎の面倒を見る話なら、私も参加します!」

春「良子さんは仕事とかがあるから、私が代りに京太郎の面倒を見るから良子さんは引っ込んでおいて」

良子「なっ!ハル、その言い方はひどいです!それに仕事がないときには私も面倒を見てもいいではないですか」

久「ちょっと、何騒いでるの?」

まこ「なんじゃあなんじゃあ?もめ事か?」

咲「どうしたんですか?」

優希「おお~、全員集合だじぇ!」

和「あ、部長!実は皆さんが須賀君の面倒を見るともめていまして」

久「はあ?どうしたらそんな事になるの?確かに須賀君は魔性の可愛さだけど、面倒を見るのはないでしょう」

取り合いメンバー「うう~」

和「やはり部長は、頼れる時は頼れますね」

久「私が須賀君の面倒を見るから皆諦めるなさい!」

まこ「お前もかい!」

京太郎「やかましいぞ、お前ら」スク

玄「えっ、京太郎くん?」

京太郎「私は京太郎ではない。小蒔と同じ者がいたから試しにやってきただけじゃあ」

小蒔「か、霞ちゃん。これってもしかして...」

霞「...ええ、信じられないけどこれは間違いないわ。京くん、神様を降ろしてるわ」

和「す、須賀君が神様を降ろすなんてそんなオカルトありえません」

京太郎(神様)「ありえないと言われても、現に私はこの通りこの京太郎と言う子供に降ろしたではないか」

良子「ま、まさか京太郎が神様を降ろすなんて」

宥「きょ、京太郎くん、大丈夫なのかな?」

玄「ど、どうだろう?私、こんな事が起きたなんて私には分からないよ」

咲「ねえねえ、えっと春さん」ヒソヒソ

春「何?」

咲「京ちゃんって、小さい頃にこんな事あったんですか?」

春「ううん、小さい頃はこんな事はなかった。今回が初めて」

初美「確か京太郎は、はるるの遠い親戚だと言ってましたね。少しぐらいそういう血があるんですかねー?」

巴「ど、どうでしょうか?私達はあまり京太郎くんの事を知らないんですから。こんな事はあったんですか、良子さん?」

良子「いえ、こんな事は今までありませんでした。京太郎が神様を降ろし所を見るのは今日が初めてです」

巴「そうなんですか」

優希「えっと、神様だっけ?ちょっと聞いていいか?」

京太郎(神様)「ん、なんだ?」

優希「その、京太郎には何も問題とかないのか?」

京太郎(神様)「ええ、問題はないぞ。この京太郎に少し体を借りてもいいかと聞いたら、素直に貸してくれたぞ」

まこ「京太郎、神様相手によく言えたのぅ」

京太郎(神様)「そもそも、私がこの場に出て来たのはお前らの性じゃあ」

玄「わ、私達ですか!?」

和「まあ、それしか考えようもありませんからね」

京太郎(神様)「さっきも言ったように、小蒔と同じ者がいて試しに来たと言ったな」

小蒔「は、はい」

京太郎(神様)「そして、この京太郎と言う子供の精神に入ってみたら丁度何やら丸いペンギンを追いかけていたのじゃあ」

宥「あ、それって京太郎くんが寝言で言ってた事だ」

京太郎(神様)「うむ、その通りじゃあ。そして私が来たのに気付いたのか私に『近づき一緒に遊ぼう』と言って来たのだ」

霞「京くんらしいわね、なんだか」

京太郎(神様)「それで仕方なく、京太郎の遊び相手をしてやり色んな事をしてやった。まっすぐな瞳で、なんにでも目を輝かせて私まで楽しくなってしまったな」

春「まあ、今の京太郎は純粋な子供だからね」

穏乃「ふえ?なんか言った?」

春「なんでもない」

穏乃「ならいいけど。それでどうしたんですか?」

京太郎(神様)「うむ、あれはまるで自分の子供と遊んでいるような感覚だったの」

京太郎(神様)「それからしばらく京太郎と遊んでいると現実の方が騒がしかったので、少し注意をしようと京太郎に体を貸してと言ったのだ」

咲「それで、今に至るんですか?」

京太郎(神様)「ああ、その通りだ」

憧「な、なんだか信じられない話ね」

灼「でも現に、私達はその状況を見てるから」

久「それでえっと、貴方なんの神様なの?」

京太郎(神様)「私か?私は、伊弉冉尊(イザナミ)と言うものだ」

小蒔「い、伊弉冉尊様なのですか!?」

京太郎(神様)「うむ、お主にも偶に助けてやっておるな」

霞(京くん、とんでもない神様を降ろしたわね)

久「伊弉冉尊って、日本の伝説とかに出てくる神様じゃないの!」

京太郎(神様)「ああ、その通りだ。いやはや、私も有名になったものだな」

咲「あ、あの!その日本の神様の伊弉冉尊さんはどのくらい強いんですか?」

霞「強いってレベルじゃあないわよ。伊弉冉尊様は、小蒔ちゃんが降ろす神様の中でも一番強い神様なのよ。しかも伊弉冉尊様は滅多に降りてくるような神様じゃあないわ」

憧「そ、そんな神様を降ろすなんて、京太郎って一体なんなの?」

京太郎(神様)「私をこうもいとも簡単に降ろすとはな。まあ今回は私自ら来ただけだが、京太郎はなかなかのものを持っているな。これは期待出来そうだな」

まこ「おい、久」ヒソヒソ

久「な、何よまこ?」

まこ「もし京太郎が元の姿に戻って、この降ろしっちゅうんのを覚えたらとんでもない化けもんになるじゃあないかの?」ヒソヒソ

久「そ、そう考えると恐ろしいわね」

京太郎(神様)「おい、そこの久と言う娘よ」

久「えっ、なにかしら?」

京太郎(神様)「京太郎の事を、大事育てるといいぞ」ニヤ

久(この神様、須賀君が小さな子供じゃあないって気付いてる!?)

京太郎(神様)「さてと、私はそろそろ戻るとしよう」

優希「もう帰るのか?」

京太郎(神様)「あぁ、いつまでも京太郎の体を借りとく訳にはいかんからな」

小蒔「あの伊弉冉尊様、それだったらお祓いを」

京太郎(神様)「うん?それなら大丈夫じゃあ。お祓いなどせずとも、私は帰れるからな」

初美「ほ、本当に良いんですかー?」

京太郎(神様)「言ったであろう?今回は私個人で来たと」

霞「まあ、伊弉冉尊様がそういうのでしたら構いませんが」

京太郎(神様)「それに、また京太郎に会いに行くからたな」

巴「えっ、今なんと仰いました?」

京太郎(神様)「だから、また京太郎に会いに行き夢の中で遊びに来ると言っているのだ」

永水メンバー「え~!?」

良子「い、伊弉冉尊がこんな事言うなんて。しかも京太郎に会いに来るなんて」

宥「きょ、京太郎くん神様に好かれるなんてすごいね」

玄「お、お姉ちゃん。多分それ分からないけど、ものすごく凄い事だと思うよ?」

和「須賀君がオカルトみたいなもの持つなんてそんなのありえません」

穏乃「それを聞くの、なんだか久々だな」

京太郎(神様)「いやでも、奇稲田姫(クシナダヒメ)も京太郎に会いたそうにしていたからな」

小蒔「奇稲田姫?」

京太郎(神様)「うん?あぁ、そうだったな。小蒔は奇稲田姫を降ろしたことがなかったな」

穏乃「どんな人なの、そのクシナダヒメって人?」

京太郎(神様)「そうだな~。奇稲田姫はお淑やかな性格で優しい雰囲気がある神様だな、簡単に言うと」

霞「小蒔ちゃんが降ろしたこともない神様が京太郎君に会いに来るなんて」

京太郎(神様)「まあ、そのうち会いに来るであろうな。ではまたな、皆の諸君」フラッ

宥「あわわ、京太郎くん」ギュウ

京太郎「う~ん、あれれ?おもちのお姉ちゃんからマフラーのお姉ちゃんになってる」クシクシ

春「帰った?」

巴「どうやら、本当にお祓いをせずに帰ったみたいですね」

小蒔「はい。あれは紛れもなく京太郎くんですね」

 と言う訳で、なんと子供の京太郎くんが神様を降ろしてしまうというすごい事をしてしまいました。しかもイザナミさんだけでなく、クシナダヒメさんも京太郎くんにあって見たいという事実。元の姿に戻ったらどうなるのでしょうか?
これはもしかしたら、永水のメンバーの誰かが残らないといけませんね~。まあ、そこはどうするか考えておきます。それでは!

竜華

りゅーか

>>204 >>205

了解です!

  京太郎 竜華さんにお礼

京太郎「すいません部長、少し出かけてきます」

久「あら、そんな袋とか持ってどこか行くの?」

京太郎「はい。ちょっとした知り合いに渡しに行くんです」

久「そう、分かったわ。帰って来るときにはちゃんと連絡してね」

京太郎「分かってますよ。それじゃあ行ってきます」

 そして竜華さんが泊まっているホテルへ

京太郎「え~と、竜華さんのメールによると確か~。あ、ここだ」コンコン

京太郎「すいません、清澄の須賀京太郎と言うものですがいらっしゃいますか?」

  ガチャ

竜華「あ、京太郎くん。ちゃんと来られたようやね」

京太郎「はい、竜華さんの教えられたとおりに。今は竜華さんだけですか?」

竜華「そうやで。監督は用事があるからって出て行って、他のメンバー観光に行ってるんよ。ウチも誘われたけど、知り合いと会うからって残ったんよ」

京太郎「そうだったんですか、なんだかすいません」

竜華「ええってええって、気にしてないから」

京太郎「なら良いですが。あ、竜華さんこの前は助けてくださってありがとうございました。これ、俺のお菓子です」

竜華「おお~、美味しそうなやつやな~!これ何処で買ったん?」

京太郎「いえ、買ったんじゃあなくて自分で作りました」

竜華「ええ~!?これ京太郎くんが作ったん!?」

京太郎「はい、なんだか色々雑用やらなんやらしていたら得意になっちゃいまして」

竜華「うちも結構できる人間やけど、驚いたわ」

京太郎「喜んでもらって良かったです。それじゃあ渡す物も渡せたんで俺はこれで失礼します」

竜華「あ、ちょっと待ちいな。せっかくなんやしお茶ぐらい飲んで行き」

京太郎「えっ、いいですか?仮にも対戦かもしれない高校のチームの生徒なんですよ?」

竜華「別にええよ。今回はプライベートで会ってるんやからそんな気にせんと上がって行って。それにちょっと一人で寂しかったんよ」

京太郎「分かりました。そこまで仰るんでしたら、上がらさせてもらいます」

竜華「よろしい。ほな、いらっしゃい。そこらへんの椅子とかで寛いでて、お茶入れてくるから」テクテク

京太郎「分かりました、竜華さん」

京太郎(しかし、竜華さんいい人だな~。美人でとても家庭的な人で、おまけにすばらなおもちも持っていらっしゃる)ジー

竜華「うん?どないしたん、京太郎くん。ウチの事じっと見て?」

京太郎「うえっ!?な、なんでもないので気にしないでください!」

竜華「そう?ならええんやけど」

京太郎「あはは...」

竜華「お待ちどうさん。京太郎くん、ミルクティーでも良かった?」

京太郎「はい、大丈夫ですよ竜華さん」

竜華「良かった。はい、どうぞ」

京太郎「ありがとうございます。ズズッ、うん美味しい」

竜華「ただのティーパックやで、京太郎くん」クス

京太郎「そうかもしれないんですけど、なんだか美味しくて」

竜華「変な京太郎くん」

京太郎「それじゃあ、何しますか?」

竜華「そうやな~、なんが良いやろうか~?」

~~20分後~~

京太郎「そんでもって咲があんまりにもポンコツすぎて、本当に目が離せないんですよ!」

竜華「あ~、その気持ちよく分かるわ。怜は別にポンコツって言う訳じゃあないんやけど、あの子って体が弱いからいっつも見てないと気がすまんねん」

京太郎「そういえばあの時、体が弱いって言ってましたね。竜華さんもある意味保護者をしているんですね」

竜華「まあ、そんな感じやな。でも京太郎くんの方が苦労してるみたいやね」

京太郎「まあそうですね。あ、そういえば竜華さんは白糸台の宮永照さんの事知ってますよね?」

竜華「知ってるに決まってるやん。それがどないしたん?」

京太郎「実はあの人も咲と同じでポンコツなんですよ」

竜華「ええ~!?普段あんなにキリっとしてるのに?」

京太郎「ところがどっこい、照さんも咲と同じで超が付くほどの方向音痴」


咲「ハクション!」

咲「うぅ、なんだろう?風邪でも引いたのかな?」


照「クシュン!」

淡「どうしたのテルー?風邪なの?」

照「分からない。とりあえず、お菓子がなくなったから買いに行ってくる」

菫「こら、待てポンコツ!一人行こうとするな!」


竜華「あの宮永照が方向音痴って、ありえへん」

京太郎「それが信じがたい事実なんですよ、この姉妹は。酷い時なんて、三人で軽く出かけた時に二人ともどこかに探しに回ったんですよ」

竜華「ははは...。京太郎くん、そん時は大変やったやろうな」

京太郎「大変って言うレベルじゃあないですよ。今はその妹だけを見てますけど、未だに成長が見られなくて。怜さんがポンコツじゃあないのがちょっといいです」

竜華(そういえば、会場で白糸台の部長が何か探してる様子があったけどあれって宮永照の捜索やったんやな。あの人苦労してはんねんな~)

  ガチャ

京竜「えっ?」

セーラ「ただいま~、今戻ったで!」

泉「部長、ただいま戻りました」

浩子「はぁ~、なかなか楽しめたな~。って、えっ?」

セー泉浩「竜華(部長)(先輩)が男を部屋に連れこんどる!?」

怜「どないしたん?皆で騒いで」

セーラ「怜、大変や。竜華が男連れこんどる!」

怜「男?あれ、京太郎くんやん」

京太郎「あ、怜さん。こんにちは」

泉「えっ、怜先輩知っとるんですか?」

怜「知ってるで。この前京太郎くんが倒れそうになったのを竜華が助けて、それからウチが竜華と合流して一緒に助けてあげたんよ」

浩子「なるほど、そないな理由やったんですか」

竜華「それで今日は京太郎くんが助けたお礼にって、ここに来たんよ」

セーラ「おお~、美味そうな菓子やな。どこの店のやつや?」

竜華「あ、それ京太郎くんが作ったんよ」

泉「え~!?マジなんですか、先輩!」

雅枝「あんたら、何騒いでるんや?」

洋榎「なんやなんや?」

 続く...かも?

小ネタもう一本思いついたので書きま~す!

 小ネタ 新たなおもち仲間

京太郎「いや~、まさか俺と同じおもち好きがいるなんて思ってもみませんでしたよ!」テクテク

玄「うんうん、私もそれ思ったよ。ここまでおもちについて語れる人がいなくちょっと寂しかったんだよ」テクテク

京太郎「でもこれからは俺と熱くおもちについて語れますね、玄さん!」テクテク

玄「そうだね、京太郎くん!」テクテク

   違う方向から

イッセー「まったく。いきなり部長に東京まで行って、限定品の紅茶を買って来いなんてどういう事なんだよ」テクテク

イッセー「でもまあ、ご褒美に頭を撫でてもらえるって言うんだから断ることはないよな~。でへへ」テクテク

 ドン

京太郎「うわっ!ごめんなさい、ぶつかってしまいました!」

イッセー「いや、こっちこそ悪い。ボーとしてただけだからさ」

玄「京太郎くん、気を付けないと」

京太郎「すいません、玄さん」

京玄一「はっ!」キュイーン

京太郎(この人...)

玄(もしかしたら...)

イッセー(俺と同じ...)

京太郎 バッ つ和の水着写真

玄 バッ つ宥さんの水着写真

イッセー バッ つ朱乃さん、リアスの水着写真

京太郎「!!おお~、なんと美人ですばなおもち!」

玄「形、それに大きさ。どれもトップクラス!」

イッセー「お前らも、なかなかの胸をある子の写真を持ってんじゃあねえか!」

京太郎「いいえ、あなたの言い方は間違っています。俺達は胸の事をおもちと呼んでいます!」

イッセー「おもち....。なんて言い響きなんだ!俺は感動した!こんなに近くに同じ同士がいるなんて!」

玄「私も嬉しいですのだ!男子女子も関係ない。おもち好きに悪い人はいないのです!」

京太郎「これは運命ですよ!俺達は今日からおもち同盟ですよ!」

イッセー「おう、俺達は今日からおもち同盟の仲間だぜ!良かったらお前らの名前を教えてくれないか?」

京太郎「俺は須賀京太郎と言います、高校一年です」

玄「私は松実玄と言います。高校二年ですのだ!」

イッセー「俺は兵藤一誠って言うんだ、学年はこの子と同じ二年だ。なるほど、須賀に松実って言うのか。良かったらアドレス交換しねえか?」

京太郎「良いですね、兵藤さん!お互いにおもちの人の写真を見せあいっことかしましょう」

玄「良いね、京太郎くん!交換しようよ!」

イッセー「決まりだな。これからは、三人でおもちについて語ろうぜ!」

二人とも「お~!」

  それからしばらくして

イッセー「おお~、この巫女さんの人らのおもちスゲーな。須賀の奴、なかなかいい写真持ってんな!」

リアス「なんだか最近のイッセー楽しそうね。何か良い事でもあったのかしら?」

朱乃「何でも気の合う人達と会って、ああやって語っているいるみたいですわよ部長」

小猫「いやらしい顔してますから、えっちぃ事に決まってます...」

アーシア「でも、須賀京太郎くんと言う男の子と松実玄さんと言う女の子で語ったりしてるみたいですよ?」

リアス「どんな子たちなのかしら、少し興味があるわね。でもおもちって何のことなのかしら?」

イッセー「おお~、玄の方もなかなかのおもちのある奴の写真あるじゃあねえか!これは後でお礼しないとな!」

京太郎くん 玄さんSide

京太郎「おお、兵藤さんからの写真が来ましたよ!」

玄「どれどれ?おお~、この青髪の子と栗色の髪の毛の子もすばらなおもちですな!」

京太郎「青髪の人は、形の綺麗なおもちの人ですね」

玄「栗色の子は、大きさもなかなかあっていい感じのサイズだね」

京太郎「これはまた写真を送ってお礼をしないといけませんね、玄さん!」

玄「そうだね、京太郎くん!」


和「二人は何であんなにテンションが高いんでしょうか?」

憧「どうせまた、おもちについて喋っているじゃあないの?」

宥「なんでも、兵藤って言う人と仲良くなったって玄ちゃんが言ってたよ?」

和「はぁ~、どうしてあそこまで胸について語れるんでしょうか」

憧「あんまりそういうのに気にしてたら負けよ、和」

玄「京太郎くん、同時に送信しよう」

京太郎「はい!せ~の!」

京玄「送信!」ピッ

    完

ではでは、本編に戻ります

宥「京太郎くん、体とか大丈夫なの?」

京太郎「ふえ?なんの事なの、マフラーのお姉ちゃん?」

和「覚えていないんでしょうか、須賀君は」

霞「ふむ、これは小蒔ちゃんと同じね。自分で神様を降ろした事に気付いてない状態だから、記憶にも残ってないのね」

京太郎「あ、マフラーのお姉ちゃん!僕ね、面白い夢を見たんだ!」

宥「面白い夢?」

京太郎「うん、そうなの。久お姉ちゃん達も聞いてね。あのね、夢の中でエトペンさんと追いかけっこしていたらなんだか綺麗な女の人が来て一緒に遊ぶ夢を見たんだ!」

久「へ、へえ~、そうだったんだ。楽しかったの、その夢は?」

京太郎「うん、とっても楽しかった!」ニコ

初美「夢の中ですが、地味に覚えているようですねー」

春「姫様と同じ才能があるかもしれない。京太郎も」

灼「宥さん、皆もそろそろ戻らないと。時間的に...」

憧「あ、言われてみればもうこんな時間なのね」

穏乃「え~、もうちょっとここにいようよ~」

憧「そういう訳にもいかないでしょう、まったく」

玄「名残惜しいけど仕方ないね。和ちゃん、京太郎くん一旦お別れなのです」

宥「う~ん、私も京太郎くんともうちょっと暖かくしていたいけどな」

京太郎「えぇ~、おもちのお姉ちゃん達帰っちゃうの?」

憧「うん、そうなのよ京太郎。ごめんね?」

京太郎「....せっかく仲良くなれたのに」ショボン

憧「大丈夫よ、京太郎。これが最後の別れじゃあないんだから、そんな悲しそうな顔しないの」ナデナデ

京太郎「本当?」

憧「そうよ。ちゃんと街で見かけたら挨拶するからさ」

穏乃「あたしも挨拶するよ!」

灼「うん、私も」

宥「見つけたら手を握ってあげるからね、京太郎くん」

玄「だから大丈夫なんだよ、京太郎くん。私達は京太郎くんの事を忘れないから」

京太郎「....うん分かったよ。今度会ったら、また遊ぼうね!」

阿知賀メンバー「もちろん!」

穏乃「あ、そうだ!和、今度は会場で会おうね!」

和「ええ、もちろんです。必ずお互い生き残って絶対戦いましょう!」

灼「それじゃあ清澄の皆さんに永水の皆さん、またお会いしましょう」

久「ええ、また会いましょう」

霞「また会いましょうね」

穏乃「じゃあね~!」テクテク

憧「京太郎~、男の子なんだからしっかりしなさいよ!」テクテク

玄「和ちゃん、またなのですのだ!」テクテク

宥「バイバイ、和ちゃんに京太郎くん」フリフリ

京太郎「バイバ~イ!」

久「それじゃあ私達も戻りましょうか」

霞「そうですね、皆行くわよ」

清澄永水一同「は~い」

  ~~そして泊まっているホテルへ~~

 ガチャ

優希「ふう~、やっと戻ってこれたじぇ!」

まこ「それにしてもあそこの温泉はなかなか良かったのぉ」

咲「そうですね!」

小蒔「あれ?良子さんがいなくなってますよ?」

春「良子さんなら、さっき帰った。京太郎によろしくって伝えといてって言ってた」

巴「まあ、明日とかも仕事がありそうでしたしね」

京太郎「あ~、楽しかったな~!温泉に入っておもちのお姉ちゃん達と仲良くなれたし」

和「須賀君、大丈夫なんですか?疲れたりとかはしていませんか?」

京太郎「うん、疲れたりなんかはしてないよ和お姉ちゃん」

久「いや~、須賀君は元気な子ね」

霞「子供は元気が一番ですから。まあ今の京くんは子供に戻された状態だけど」

小蒔「あ、そういえば気になることが一つありました」

和「気になることですか?」

まこ「あ、そういえがあったな。また神様とかがやって来るとか来ないとか」

初美「そういえばそんな事言っていましたねー」

京太郎「何々、どうしたの?」

久「あ、須賀君、今ちょっと大事な話をしてるから優希と遊んでおいてくれる?優希もいいかしら?」

優希「おう、大丈夫だじぇ部長!よ~し、この優希様が京太郎と遊んでやるじょ!」

京太郎「本当?わ~い!何して遊ぶ?」

霞「さてと、話を戻すけど。また伊弉冉尊様が京くんに会いに来ると言っていたわね」

小蒔「それに私が降ろしたことない神様で、奇稲田姫様が京太郎くんに会いに来ると言ってましたね」

巴「最低でも誰かが残らないといけない状態ですね」

春「私がここに残る」

初美「はるる!?」

春「私が京太郎の傍に居るから、皆大丈夫だから安心して」

小蒔「ず、ずるいです!じゃあ私がここに残って京太郎くんの傍に居ます!」

霞「あらあら、流石に今回は例え小蒔ちゃんでも譲れないわね。私が京くんの傍に居るわ」

巴「姫様まで、どうして皆さんそんなに火花を散らしているんですか」タラリ

久「ここは公平にジャンケンで決めたらどうかしら?それなら恨みっこなしだし」

霞「それもそうね。それじゃあジャンケンで決めましょう。いいわね?」

小蒔「問題ありません!」

春「望むところ!」ゴゴゴゴ

霞「はっちゃん達も一様参加しなさい」

初美「私もですか―?まあいいですけどー」

巴「まあいいですけど」

霞「それじゃあ皆行くわよ」

永水メンバー「ジャ~ン~ケ~ン!」

さあ、安価のターンです!永水メンバ―の中で誰がいい皆さんに決めてもらいます。一番多かった人で京太郎くんの隣に入れます!

1.小蒔さん

2.霞さん

3.春

4.初美さん

5.巴さん

 それじゃあ、よろしくお願いなのですのだ!

1

2

>>227 >>232 >>233

どうなんてるんすか?何で僕と同じIDがあるんですか?

気にしないでいいよ
偶然被っちゃっただけだから

>>235 ありがとうございます。

人数があれになってきたのです、ちょっと話を書きます

永水メンバー「ポン!」

初美「あ、負けてしまいましたねー」

春「そんな....」ガックシ

小蒔「やりました!何とか勝ち残れました!」

巴「勝ってしましました」

霞「フフッ、私も勝ったわ」

久「え~と、とりあえず誰が勝ち残ったの?」

小蒔「はい、私です!」

霞「私もよ」

巴「えっと、私もです」

久「分かったわ。じゃあもう一本勝負行くわよ!」

小蒔「次も負けません!」

霞「あら小蒔ちゃん、それは私もよ?」

巴「どうして勝ってしまったのでしょうか?」

久「三人とも、心の準備は良いかしら?」

三人「はい(えぇ)」

久「じゃあ行くわよ!最初はグー!」

三人「ジャ~ン~ケ~ン!」


 さあこれがラストだじぇ!

1.霞さん

2.小蒔さん

3.巴さん

 お願いします!

2

う~む、これは小蒔さん派の人と巴さん派の人が激しいですね~。仕方ありません、ここはペアで京太郎くんの傍に居る事にしましょう。

皆さん宜しいですか?

皆さん、ありがとうございます!今日中に続きを書かせてもらいます!

三人「ポン!」

霞「あら、負けてしまったわ」

小蒔「勝ちました!」

巴「また勝ってしまいました」

久「あら、一人いなくなったわね。じゃあ今度はこの二人が対決するのかしら?」

初美「ちょっと、待ってほしいのですよー」

久「あら、どうしたの?」

初美「いえ、良く考えてみたら姫様は一様お祓いとかできますけどいつも降ろす側の方ですから、お祓いは少ししかできない事を思い出したのですよー」

小蒔「あ、そういえばそうでした」

霞「確かにそうだったわね。うーん、そうだわ!良い事思いついたわ!」

巴「どうしたんですか?」

霞「この際だから、巴ちゃんも京太郎くんの傍に居たらいいのよ。巴ちゃんは、小蒔ちゃんのサポートをしつつもし小蒔ちゃんが神様を降ろした時にお祓いする人がいるしその方がいいわ」

小蒔「あ、それいい考えですね!」

霞「巴ちゃんもそれでいいかしら?」

巴「まあその方が効率が良さそうですから、分かりました。それでいきましょう」

霞「決まりね。清澄の部長さん、決まったわよ。小蒔ちゃんと巴ちゃんが京太郎くんの傍に居るわ」

久「分かったわ。じゃあ一様明日からという事でいいかしら?そちらにも色々と用意とかあると思うし」

霞「ええ、その方が助かるわ。二人とも、それでいいわね?」

巴「はい、問題ありません」

小蒔「分かりました!」

久「じゃあ須賀君に言うわね。須賀君、ちょっと来てくれる?」

優希「うん?京太郎、部長が読んでいるじょ」

京太郎「本当だ。どうしたの、久お姉ちゃん?」トテトテ

久「実はね須賀くん、この二人が明日からここに泊まりに来ることになったのよ」

京太郎「ええ~!小蒔お姉ちゃんと巴お姉ちゃんが来てくれるの!?」

小蒔「その通りなんだよ、京太郎くん」

京太郎「わ~い、やった~!」

霞「それじゃあ今から用意とかをしないといけないから、一旦私達は泊まっている宿に戻るわね」

まこ「了解じゃあ」

春「京太郎、またいつか黒糖もって会いに来るから」

京太郎「うん、待ってるね春ちゃん!」

巴「明日またここに来ますから、よろしくお願いしますね」

京太郎「うん、巴お姉ちゃん」

初美「今日の泳ぎの競争では負けましたが、次は勝ちますかたね!」

京太郎「望むところだよ!」

霞「京くん、今度はいっぱい抱っことかしてあげるからね」ナデナデ

京太郎「わ~い、その時を楽しみに待ってるね霞ちゃん!」

小蒔「京太郎くん、待っててね!」

京太郎「楽しみに待ってるよ、小蒔きお姉ちゃん!」

霞「それでは清澄の皆さん、また会いましょう」ペコリ

和「気を付けて帰ってくださいね」

京太郎「バイバ~イ!」

 バタン

咲「行っちゃいましたね」

久「ええ、そうね。しっかし本当に驚いたわ」

優希「驚いたって、京太郎が神様を降ろしてみせたことがですか?」

まこ「それ以外考えられへんじゃろう。まさか京太郎にとんでもないオカルトがあったとはな~」

和「さすがにあそこまでやられてしまっては、オカルトしか言いようがありませんからね」

京太郎「皆、なんの話をしているの?」

久「うん?須賀くんには関係のない事だから気にしなくていいのよ」ナデナデ

京太郎「えへへ、くすぐったいよ~」

久「まあ例え須賀くんがオカルトを持っていても、咲だって迷子になってしまうオカルトを持ってるしね?」

咲「お、オカルトじゃあありませんよ部長!」

和「じゃあオカルトじゃあないんでしたら、すぐ直してください」

咲「うう~、そんな事言われたって」

優希「それに今の京太郎は子供だじぇ。咲ちゃんが迷子になっても今の京太郎じゃあ無理だじぇ」

咲「が、頑張ります...」

  コンコン

まこ「おや、誰じゃあろうか?どうぞ~!」

 ガチャ

ゆみ「失礼するぞ」

久「あら、ゆみじゃない。どうかしたの?」

智美「ワハハ―、ゆみちんだけじゃあないぞー」

和「鶴賀の部長さんまで、どうなさったんですか?」

ゆみ「いや、噂で須賀君が子供になってしまったと聞いて確かめに来たんだ。おお、本当に子供になってしまってる」

智美「確か変なジュースが飲んでこうなったんあったか?」

まこ「もうそんな情報が、流れていたんか」

京太郎「ねえねぇ、この人達は誰なの久お姉ちゃん?」

久「ん?あ~、この二人は私達と同じ地区で戦った鶴賀の加治木ゆみに鶴賀の部長をして蒲原智美よ」

京太郎「えっ、二人じゃあないよ?三人だよ?」

咲「えっ、二人しかいないよ京ちゃん?」

京太郎「ううん、三人いるよ。ほら、ゆみさんって言う人の後ろに」ユビサス

清澄メンバー「えっ?」

桃子「ええ~!?うちの事、見えるんすか?」

京太郎「うん、はっきり見えてるよ?」

清澄メンバ―「うわ!?本当にいた!!」

ゆみ「お、驚いた。モモを最初から見つける人間がいるなんて」

智美「ワハハ―、私は匂いで分かったぞ」

桃子「ウチを見つけたこともすごいっすけど、本当に子供になっちゃったんすね」ツンツン

桃子「お~、プ二プ二してるっす。あ、そうだ!ウチを見つけたお礼にあるセリフ教えるっす」ヒソヒソ

京太郎「ふえ、なになに?」

ゆみ「な、なんだ?すごく嫌な予感がするのだが」

京太郎「分かったよ、それを言ったらいいんだね」

桃子「そうっす、じゃあいくっすよ!せ~の!」

モモ京「『私は...君が欲しい!!』」

ゆみ「わ~!!やめろモモ、そのセリフを須賀君と一緒に言うんじゃあない!」ペシ

桃子「痛いっす!どうして叩くんすか、先輩!このセリフは私にとって心に残ったセリフなんすよ!」

ゆみ「だからと言って、それを声に出して言うんじゃあない!しかも、小さくなった須賀くんにも言わすんじゃあない!」

智美「ゆみちんは無意識にクサいセリフを言うからなー。それをゆみちんに伝えると恥ずかしそうにするからなー」

久「そういえば合宿の時に、そういう事言ってたわね」

ゆみ「おい、それ以上言うな!久も智美も!」

京太郎「お姉ちゃん、大丈夫なの?」

桃子「これぐらい大丈夫っすよ。先輩が照れ隠しでやっただけっすから」

京太郎「そうなんだ、良かった~」

桃子「もう~、小さくなった須賀くんは素直でとっても可愛いっすね~」ナデナデ

京太郎「えへへ、ありがとう!」

桃子「あ、そうっす!お姉ちゃんが須賀くんと一緒に遊んであげるっす!」

京太郎「本当?やった~!」

桃子「私に何して欲しいっすか?」

京太郎「そうだな~、何がいいかな?あ、そうだ!」

桃子「思いついたっすか?」

京太郎「うん!お姉ちゃん、肩車して!」

桃子「肩車っすか?いいっすよ。さあ、私に乗るっす!」シャガム

京太郎「うん、よいっしょ。肩に乗ったよ!」

桃子「それじゃあ行くっすよ~。そりゃ~!」タチアガル

京太郎「わ~い、高い高い!」

桃子「今からの私はモモちゃんゴーっす!須賀くん、行きたい方向を決めるっす」

京太郎「それじゃああっちの方向に向かって行け~、モモちゃんゴー!」

桃子「了解っす~!しゅっぱ~つ!」テクテク

智美「ワハハ―、モモの奴いつもになく燥いでるな~」

ゆみ「私達以外であんなに燥ぐなんて、初めて見たな」

久「あら、部活とかで燥いだりとかしてないの?」

ゆみ「燥ぐと言っても、私に気付いて抱きついて来るぐらいだな」

京太郎「次は窓がある方に進むっす、モモちゃんゴー!」

桃子「ルート変更、窓側に向かうっすよ~!」テクテク

まこ「なんか京太郎の口調が変わってないか?」

優希「なんだかあのステルスの口調になってきてるじぇ」

咲「....あれ?」

和「どうしたんですか、咲さん?」

咲「気の性かどうか分からないけど、なんだか東横さんの姿が見えてるような」

ゆみ「いや、そんなはずはないだろう。モモは影が薄いはずだから急に素人が見えるようには」

まこ「いや、なんだかわしにも姿が見えてきたような」

智美「本当だ、匂いだけじゃあなくて姿がはっきり見えるぞー」

ゆみ「どうなっているんだ?どうしてモモの姿が皆に見えるになっているんだ?」

桃子「...私は影っす。皆のサポートをするのが私の役目...」

京太郎「おお~、なんかかっこいいね。そのセリフ!」

桃子「あるマンガを見て私の体質と似ていたから、気に入ってるセリフっなんすよ」

京太郎「じゃあ僕はこの明るい髪の毛だから、モモちゃんの光になるっす!」

桃子「おお~、須賀君のセリフかっこ良くていい感じっすね。じゃあ今から私と須賀くんは影の光のコンビっす!」

久「う~ん、もしかしたら」

ゆみ「何か分かったのか?」

久「ええ、もしかしたらかもしれないけど分かったわ。ゆみ、東横さんを呼んで来てくれないかしら」

ゆみ「分かった。お~いモモ、少し来てくれ!」

桃子「先輩が呼んでるっす。どうしたんすか、先輩?」テクテク

京太郎「どうしたの?」

ゆみ「いや、久が少し試してみたい事があるそうなんだ」

桃子「清澄の部長さんがすか?」

久「ええ、そうなのよ東横さん。ちょっと悪いんだけど、一旦須賀くんを降ろしてもらってもいいかしら?」

桃子「構わないっすけど、須賀くんもいいっすか?」

京太郎「うん、全然いいよ~」

桃子「じゃあ降ろすっすよ。よいっしょっと」

京太郎「モモちゃんゴー、楽しかったよ!」

桃子「それは喜んでもらって良かったっす!」スウー

優希「あ、あれ!?また見えなくなっていたじょ!」

久「やっぱりそういう事だったのね」フムフム

まこ「何がそういう事なんじゃ?」

久「東横さん、今度は須賀くんを抱っこしてもらってもいいかしら?」

桃子「ふえ?分かったっす。須賀くん、今から抱っこするっすからしっかり掴まってて下さいっす」

京太郎「うん、僕抱っこって大好きだからちゃんと掴まるから大丈夫だよ」

桃子「それじゃあ抱っこするっすよ~、せ~の!」ヒョイ

京太郎「わ~い!」

桃子「須賀くん、とっても軽いっすね~。肩車してる時も思ったすけど」スウー

京太郎「そうかな?」

咲「あ、また見えるようになった!」

久「ふっふ~ん、謎はすべて解けたわ」

久「東横さん、あなたは須賀くんを背よっているか抱きしめている状態でいる時にあなたの姿が皆に見えるようになっているのよ!」

桃子「ええ~!?私、皆に私の姿が見えるようになっていたんすか!?」

智美「あぁ、その通りだぞー」

まこ「はっきりお前さんの姿が見えてるぞ」

桃子「私が須賀くんを抱っこしている状態でいると皆に私の姿が見えるようになっているなんて」チラ

京太郎「ふえ、どうしたの?」コテン

桃子(ふあ~、コテンとしてる須賀くんとっても可愛いっす!)

ゆみ「なるほど、そういう事か!」

智美「うん?ゆみちんもわかったのか?」

ゆみ「あぁ、私にも分かった。プラスとマイナスで考えたらよかったんだ」

和「プラスとマイナスですか?」

ゆみ「ああ、その通りだ。モモは常に影が薄い状態で言い換えてみればマイナスの状態だ」

ゆみ「だがそれに対して須賀くんは、存在感があり尚且つモモの姿が最初から見えていた」

咲「あ、そっか!プラスとマイナスが一緒になったら0になって、姿が見えない状態にならないんだ!」

久「その通りよ、咲。つまりはそういう事なのよ」

桃子「すごいっすね、須賀くん。私を見えるようにするなんて」

京太郎「??なんだか分からないけど、イエ~イ!」ピース

智美「まさに光と影のコンビだなー、ワハハ―」

桃子「き、聞こえてたんすか!?」

ゆみ「あんなに大きな声で言っておたら誰でも気付くだろう」

桃子「うぅ~、恥ずかしいっす///」ギュウ

京太郎「どうしたの、モモお姉ちゃん?」

桃子「何でもないっすから、須賀くんは気にしなくていいっす」

まこ「しかし、京太郎には驚かせた事しかないのぉ」

ゆみ「どういう事だ?モモが見えるようにするだけではなく他にもあるのか?」

久「まあ、男子の方だから言ってもいいっか。ゆみ、永水の神降ろしって言うオカルトを知ってる?」

ゆみ「ああ、それは色々と調べて特に変わったオカルトを持っているチーもだと知っているが。それがどうかしたのか?」

久「実はそのオカルト、須賀くんにも出来るみたいなのよ」

ゆみ「な、なに!?須賀くんが永水と同じ事が出来るようになったのか!?」

久「出来るようになったと言うより、無意識に出来てしまったのよ。しかも子供状態でね」

ゆみ「子供状態って、つまり今日出来たのか?」

まこ「その通りじゃ。しかもかなり強い神様を降ろすことが出来たんじゃあ」

ゆみ「須賀くんの眠れる才能という事なのか」

久「大体そんな感じかしらね。しかもその一番強い神様に『京太郎を大切に育てるんだな』って言われしまったわ」

ゆみ「確かにそのオカルトを使いこなせるようにした方が今後の彼に役に立つからな」

和「それであの~、東横さん」

桃子「なんすか?」

和「いつまで須賀くんを抱っこしているんですか?」

桃子「あ、そういえばそうでしたね。でも今須賀くんを降ろしたら、私の姿が見えなくなってしまうっすからどうしよう」

智美「じゃあ手を繋いでみたらどうだー」

桃子「手を握るっすか?」

智美「あぁ、その通りだ。まだそれを試してないから一様やってみたらどうだー?」

桃子「分かったっす。須賀くん、また降ろすっすよ」

京太郎「は~い、モモお姉ちゃん」

桃子「よいっしょっと。それで次なんすけど、ちょっと手を握ってもらってもいいっすか?」

京太郎「モモお姉ちゃんの手を握ればいいの?」

桃子「その通りっす。さあ、私の手を握るっす」

京太郎「分かったよ、モモお姉ちゃん。ぎゅう!」ギュウ

桃子「ありがとうっす、須賀くん。どうっすか、私の姿は見えているっすか?」

智美「う~んっと、おお~!ちゃんと見えてるぞー」

桃子「そうっすか、なら良かったっす」ホッ

京太郎「なんか分からないけど、良かったねモモお姉ちゃん」

咲「そういえば和ちゃん、どうしていきなり京ちゃんをいつまで抱っこしてるのって聞いたの?」(私も京ちゃんを抱っこしたかったけど)

和「えっと、別に深い意味はないので気にしないでください」

和(ちょっと羨ましいって思っていたことは黙っておきましょう)

  コンコン

久「あら、今度は誰かしら?どうぞ~!」

  ガチャ

華菜「やっほ~い、少し様子を見に来たし!」

美穂子「こんにちは、お邪魔しますね」ペコリ

和「池田さんに福路さん、こんにちは。どうかしたんですか?」

優希「池田ー!何しに来たんだじぇ!」

華菜「呼び捨てするなし!せめてさん付けぐらいするし!」

優希「お前なんかにさん付けなんてしないじぇ!」

久「はいはい、優希は喧嘩を売らないの」

美穂子「華菜もよ、もう」

まこ「それでお宅ら何しに来たんじゃあ?」

美穂子「あ、そうでした。私と華菜は久や清澄の皆さんと少しおしゃべりでもしようと思いまして」

華菜「まあ私は、暇だったから部長について来ただけだけどね」

久「相変わらずあなた達は仲がいいわね」

京太郎「ねえねぇ、モモお姉ちゃん」

桃子「うん?どうしたんすか、須賀くん」

京太郎「あのお姉ちゃん達は誰なの?」

桃子「あ~あの人達はっすね、私達と同じで清澄の皆さんと戦った風越って言う学校の生徒なんすよ」

京太郎「そうなんだ」

桃子「そうっす。それであっちの片目を閉じてる人が風越の部長さんで福路美穂子さんっす。そんでもって、その隣にいるのが大将をしていた池田華菜って言う人っす」

京太郎「ふ~ん、美穂子お姉ちゃんに華菜お姉ちゃんって言うんだ」

桃子「その通りっす」

華菜「ややや?」チラ

美穂子「どうしたの、華菜?」

華菜「なんかあっちに見た事のない子供がいますよ、部長」

美穂子「あら~?本当だわ」

京太郎「なんかこっち見てない?」

桃子「気の性じゃあないっすか?」

京太郎「あ、こっちに来た」

美穂子「こんにちは、僕。それに東横さんも」

京太郎「こ、こんにちは」

桃子「こんにちはっす」

華菜「やっほうだし!」

京太郎「えっと、美穂子お姉ちゃんに華菜お姉ちゃんだったっけ?」

美穂子「あら私、名前教えたかしら?」

京太郎「ううん、言ってないよ。さっきモモお姉ちゃんに聞いたんだ」

華菜「そうなの?」

桃子「はい、その通りっす」

華菜「それにしてもこの子供、あの男子部員少し似てはいませんか部長?」

美穂子「男子部員って、須賀くんの事?そういえば何となく似てるような?」

京太郎「どうしたの?」

美穂子「ううん、なんでもないわよ。そういえば僕の名前は名前はなんていうの?」

京太郎「僕の名前?僕の名前は須賀京太郎って言うんだよ!」

美穂子「えっ?」

華菜「えっ、もう一回行ってもらってもいい?」

京太郎「えっ、だから僕の名前は須賀京太郎だよ?」

二人「えぇ~!?」

美穂子「えっ?えっ?どうして、須賀くんがこんなに小さくなってしまったの?」オロオロ

華菜「須賀くんには体を小さく出来る力でもあんの!?」

久「は~い、美穂子に華菜さん。説明するからこっちに着てくれない?」

 ~~説明終了後~~

久「と言う訳なんのよ」

美穂子「そ、そんな事があったなんて。その科学の先生ってすごい発明家なんですね」

華菜「いやいや部長、そこ褒めるところじゃあないし。でもそんな怪しい飲み物を飲んだ須賀くんも悪くない?」

まこ「まあ、それもそうじゃろうけどな」

久「まあ元を正せば、咲がその飲み物を簡単に受け取ってしまった事ね」

咲「うぅ、それを言わないでくださいよ部長。あれはどう見てもコーラだって思いますよ」

久「まあ、今更咲を責めても仕方ないしね」

美穂子「そうだったの。そんな事になってしまって須賀くんはこんな姿になってしまったのね」

京太郎「ふえ?」

美穂子「でもきっと須賀くんの姿を元に戻る方法が見つかるはずよ」ナデナデ

京太郎「美穂子お姉ちゃん?どうして僕の頭を撫でてくれるの?」

華菜「部長部長。今の須賀くんには今まで記憶がないって言ってたじゃあないですか」

美穂子「あ、そういえばそうだったわね」

久「はあ、やっぱり美穂子って天然よね」

まこ「はははっ、それに言うたらうちにかて天然な人間が何人もおるやなかいのぉ」チラ

咲「え?」

優希「じぇ?」

和「な、何ですか?」

華菜「それよりさっきから気になってるんだけど」

桃子「どうかしたんすか?」

華菜「何で東横さんは須賀くんと手なんかを繋いでいるの?」

桃子「えっ?あ~、これはっすね~」

ゆみ「それは私が説明しよう」

華菜「あ、鶴賀の部長さんだし」

ゆみ「モモが須賀くんと手を繋いでいるのは訳があるんだ」

美穂子「訳ですか?」

ゆみ「二人ともモモが影が薄い事は知っているな。だが、先ほど須賀くんと一緒にいているとモモの姿がはっきり見えるようになるんだ」

華菜「あ、そういえばそうだったし!今ははっきりと見えてる!」

美穂子「すごい!東横さんの姿をはっきり見えるようにするなんて、須賀くんってとてもすごいわね!」

京太郎「なんだかまた褒められちゃったよ」

桃子「まあ褒められることは悪い事じゃあないっすから」

  ぐぅ~

咲「今の誰の音なんですか?」

優希「....私だじぇ。そういえばお腹が空いてきたじょ」

まこ「そういえばもうそんな時間じゃの。飯はどないしようかのぉ?」

美穂子「あ、それだったら私が何か作ってきます」

京太郎「美穂子お姉ちゃん、ちょっと待って!」

桃子「どうしたんすか、須賀くん?」

京太郎「僕もお料理するの手伝う!」

久「ええ!?どうして美穂子のお手伝いを手伝いと思ったの、須賀くん?」

京太郎「う~んとね、なんとなく僕も料理してみたかったんだ!後、なんとなくしなきゃいけないなって思ったんだ」

清澄メンバ―「.....」ジトー

久「ちょっ、やめてよ!そんな目で私を見ないで!」

和「まさかこんな小さくなっても雑用が染みついているなんて...」

まこ「京太郎、すまんかった。わしが部長になったら雑用とかそんなん減らしてやるからのぉ」

咲「京ちゃん、可哀そうに」

久「わ、私を見ながら言わないでよ」グス

京太郎「うえ、どうしたの久お姉ちゃん?何で悲しそうな顔をしてるの?」

久「うぅ、あなただけよ。私に優しい言葉をかけてくれるのは」

美穂子「手伝ってくれるのは嬉しいけど。須賀くん、子供だから刃物とか危ないと思うのだけど」

桃子「確かにそうっすね。やっぱりやめた方がいいかもしれないっすね」

京太郎「え~、駄目なの?」

ハギヨシ「いえ、少しお待ちください」シュ

まこ「うわ!?びっくりした!」

京太郎「あ、ハギヨシさん!」

咲「龍門渕の執事さんだ」

ハギヨシ「話は大体聞かせてもらいました。京太郎くんのサポートは私がさせてもらいます」

京太郎「本当?ありがとう、ハギヨシさん!」

和「でもいいんですか?龍門渕の人達には言わなくて」

ハギヨシ「そこは大丈夫です、和様。透華様には少し野暮用が出来たとお伝えし、許可をもらっております」

まこ「相変わらず行動が早いのぉ」

ハギヨシ「お褒めの言葉、ありがとうございます」

美穂子「それじゃあ、ホテルの人に少しキッチンを貸してもらえるようにしないと」

ハギヨシ「そちらも許可をもらっております」

美穂子「あ、ありがとうごます」

ハギヨシ「いえいえ、あくまで執事ですから」

桃子「それじゃあしばらく須賀くんとは離れ離れになるっすね」

京太郎「うん、そうなっちゃうね。でもおいしい料理、頑張って作るね!」

桃子「期待してるっすよ、須賀くん!」

美穂子「それじゃあメニューはどうしようかしら?」

久「美穂子と龍門渕の執事に任せるわ。まあ優希はタコスの方がいいわよね?」

優希「さすが部長!分かっているじぇ!」

和「いえ、普段からあんなにタコスを食べていたらいやでもわかると思いますよ、優希」

咲「優希ちゃんの何がタコスを動かしたんだろう?」

優希「タコスは美味くていだいだじぇ!馬鹿にしたらダメだじょ!」

まこ「いや、バカにはしてないじゃろう」

ハギヨシ「それでいきましょうか。福路様、それに京太郎くん」テクテク

美穂子「はい、それじゃあ行ってきますね」テクテク

京太郎「皆、待っててね~!」テクテク

桃子「行っちゃったっすね」

智美「あれー?モモ―、須賀くんと離れたのに何でステルスになってないんだー?」

桃子「えっ?私の姿、消えてないんすか?」

どうも、ちょいと小ネタ参ります!

小ネタ
 【Working】×【咲ーSaki】 コラボ 第一部

京太郎「え~と、確かここらへんにファミレスが~。あった此処だ、ファミレス店ワグナリア」

 俺、須賀京太郎は北海道に来ている。季節は冬、丁度冬休みである。どうして俺が北海道に来ているのにはわけがある。

何でも親父がとある飲み屋で音尾兵吾さんと知り合い仲良くなった。音尾さんはファミレスでオーナーをしており仕事ついでに行方不明になっている奥さんを探しながら転々としているらしい。

ていうか、行方不明ってなんなの?

そして親父がある事を音尾さんに「うちの息子、結構いろいろ出来るからもし仕事が忙しくなったら使ってもいいですから!」と言った。

いやまあ、確かに俺はハギヨシさんに色んな事を教わったりに行ってるけどさ。それが何らかのフラグを立てたのか、本当に忙しくなったそうなったそうで臨時できてほしいと親父に言われて、そして今に至る。

京太郎「交通費は親父が出してくれたから有り難かったけど、泊まるところがファミレスってなんだよ」ガックシ

京太郎「まあ言っても始まらないし、ここのファミレスの店長さんに挨拶に行くか」

京太郎「え~と、音尾さんから親父へ伝言で店長にはお土産を渡すように言ってたな」テクテク

  ガチャ

京太郎「ごめんくださ~い!今日からここでバイトをする須賀京太郎です!」

杏子「ん?何だお前?」

京太郎「あ、此処のお店の人ですか?初めまして、須賀京太郎と言います。あの~、店長さんを呼んでもらってもいいですか?」

杏子「あぁ?私が店長の白藤杏子だが?」

京太郎「あ、そうだったんですか。今日からここに臨時で働く者ですけど、音尾さんから聞いてますか?」

杏子「そういえば音尾がそういう事を言ってたな。そうか、お前が須賀か」

京太郎「あの白藤店長、これ長野のお土産なんですけど良かったらどうぞ」

杏子「受け取ろう!須賀、お前良い奴だな!」

京太郎「い、いえ、どういたしまして」(音尾さんが言ってた伝言って、この事だったのか?)

杏子「よし、じゃあ制服があるところに案内してやろう。ついてこい」テクテク

京太郎「はい、分かりました」テクテク

京太郎(それにしても白藤店長、歳はいくつか分からないけど結構なおもちを持ってるな)

杏子「しかし、お前の声は小鳥遊に似ているな」テクテク

京太郎「へっ?」

  ~~数分後~~

京太郎「へえ~、これがここの制服ですか。結構いいですね」

杏子「それじゃあここの事を教えてやれ、八千代」

八千代「はい、杏子さん!初めまして、須賀くん。ここのフロアチーフしている轟八千代よ」

京太郎「こちらこそ初めまして、長野から来た須賀京太郎です。よろしくお願いします、轟チーフ」

京太郎(この人とても綺麗な人だな~。スタイルも良くって、腰には刀を持って~。って、刀!?)

八千代「まあ、須賀くんの声って小鳥遊君にそっくりね!」

杏子「八千代もそう思うか?」

京太郎「あの~、さっきから気になってるんですけど。小鳥遊って誰なんですか?」

八千代「そういえば須賀くんはまだ小鳥遊君に会ってなかったわね。小鳥遊君って言うのはね、ここで働いてる子でまだ来てないけど今日は来るはずよ」

京太郎「そうなんですか。今度会ったら挨拶してみます」

杏子「須賀は臨時だから、フロアでもキッチンでもいけるそうだ。今日はフロアだからな、須賀」

京太郎「あ、はい、分かりました」

八千代「それじゃあ今から案内をするから私について来てね、須賀くん」テクテク

京太郎「分かりました、轟チーフ」テクテク

杏子「あ、そういえば伊波がいることを須賀に言うの忘れてた。まあいいか、須賀に貰った土産でも食うか」パク

八千代「ここがバイトをするときにカードをきるところよ。そしてこれが須賀くんのカードね」

京太郎「ありがとうございます。それじゃあ早速」シュ

八千代「それじゃあ次ね。私達から見て右側にあるのがお皿やスプーンにフォーク、それにお箸やコップが置いてあるところね」

八千代「そして左側には、コーヒーやドリンクにそれから下にはパフェとかに使うクリームやアイスが入っているのよ」

京太郎「なるほど~、分かりました」

??「おい八千代、そいつが臨時で来たって言う奴か?」

八千代「あ、佐藤君!その通りよ」

京太郎「佐藤さん?」

潤「...驚いたな。お前の声、小鳥遊に似てるな」

京太郎「あはは、また小鳥遊さんですか。ていうか、佐藤さんの声、ハギヨシさんに似てるな」

潤「ハギヨシ?誰だそれ?」

京太郎「あ~、気にしないでください。俺の知り合いの人に似てただけなんで」

潤「ふ~ん、まあいい。改めて紹介するけど、俺の名前は佐藤潤。見ての通り、キッチンを担当をしてる」

京太郎「それじゃあ俺も。長野から来ました須賀京太郎です。臨時なのでフロアとキッチンも担当するのでその時はよろしくお願いします」ペコリ

潤「おう、分かった」

八千代「あら、そういえばまだ相馬君が来てないわね」

潤「相馬の奴は確か後から来るはずだったぞ」

八千代「そうだったわね。ありがとう、佐藤君」

京太郎「あの、相馬さんって?」

八千代「あ、相馬君って言うのはね、佐藤君と同じでキッチンで働いている人よ」

潤「あ、それと須賀」

京太郎「なんですか、佐藤さん?」

潤「相馬には気をつけろよ」

京太郎「はい?」

??「さとーさんに八千代さん、どうしたの?あ、この人が臨時で来てくれたって言う人ですか?」

八千代「ぽぷらちゃん。そうよ、彼がここに来た臨時のバイトの須賀京太郎くんよ」

ぽぷら「須賀くんって言うんだ!初めまして、私の名前は種島ぽぷらだよ!短い間だけどよろしくね!」

京太郎「なんと!?こんなに小さいのになんてすばらなおもち!」

八千代「お、おもち?お餅がどうかしたの?」

ぽぷら「私ちっちゃくないよ!これで高校二年なんだからね!」

京太郎「あ、なんでもありませんので気にしないでください。えっ、と言うか年上だったんですか?」

ぽぷら「年上って事は須賀くんは年下なんだね。じゃあ年上に小っちゃいとか言っちゃあだめだよ!」

京太郎「す、すいませんでした、種島先輩。あ、でも俺は種島先輩より小さい人知ってますから」

ぽぷら「えっ?私より小さい人がいるんだ」

潤「種島より小さい奴がいるなんて。世の中って分からないもんだな」

ぽぷら「小っちゃくないよ!あ、そういえば須賀くんの声ってなんだかかたなし君に似てるね」

京太郎「はははっ、それを聞くのは何度目だろう?もう慣れてきたな」

??「あ、おはようございます、皆さん。そこにいる人が臨時で来た人ですか?」

京太郎「あ、どうも初めまして。俺が臨時でバイトすることになった須賀京太郎です。って、えっ?」

宗太「はっ?」

京太郎・宗太「.....」

京太郎・宗太「俺と同じ声だ!?」

  第一部 完

 小ネタもう一本は安価でします。よろしくです

了解です、2ですね。それでは、【Working】×【咲―Saki】 第2部の始まり始まり~

 小ネタ 【Working】×【咲―Saki】コラボ 第二部

京太郎「驚いた。本当に俺の声に似てるなんて」

宗太「俺もですよ。まさかこの世に同じ声の持ち主がいるなんて。改めまして俺が小鳥遊宗太です」

京太郎「それじゃあ俺も自己紹介させてもらいます。俺のお前は須賀京太郎です。学年は高校一年です」

宗太「高校一年?じゃあ俺と同い年ですね」

京太郎「そうのか?だったらタメでもいいよな。よろしくな、小鳥遊」

宗太「あぁ、こっちこそよろしく」

潤「...なんかシュールだな。同じ声の奴が喋ってると」

ぽぷら「うんうん。途中からかたなし君が声を出してるのか須賀くんが声を出してるのがわけ分かんなくなっちゃったよ」

宗太「はははっ、混乱している先輩も可愛いな~。よしよし」ナデナデ

ぽぷら「ちょっ、かたなし君!須賀くんの前でこういう事しないで!」

京太郎「えっ?あの、佐藤さん」

潤「ん、なんだ須賀?」

京太郎「その、種島先輩と小鳥遊は付き合っているんですか?」

潤「いや違う。小鳥遊は小さい物が大好きなミニコン野郎だ。それ以外は真面だ」

京太郎(ミニコンの時点でもう変人なんですけど。なんなのこのファミレス?)

宗太「ちょっ、佐藤さん、その言い方やめてくださいよ!俺がただ小さい物が好きなだけですよ!」

京太郎「はあ~、このメンツでなんか疲れてきそう」

八千代「どうしたの須賀くん?まだ仕事もしてないのにすごく疲れていそうだけど?」

京太郎「あ、大丈夫ですから。気にしないでください、轟チーフ」

京太郎(真面の人はいないんだろう?)

潤「おい須賀」

京太郎「な、なんですか佐藤さん?」

潤「最初は疲れるかもしれんが、慣れてくれば疲れが減るから頑張って来い」

京太郎「あ、ありがとうございます」

京太郎(真面な人がいた!)

八千代「それじゃあ須賀くん、今から接客仕方を教えるけど。接客の仕方は分かるかしら?」

京太郎「えっと、分かります。先輩がやっている麻雀喫茶で何度かそこで働いた事があるので分かりますから」

八千代「麻雀喫茶?へぇ~、そうなの!それじゃあ須賀くんも麻雀をしているの?」

京太郎「はい。と言っても、まだまだ初心者ですけどね」

八千代「そうなの~、じゃあ頑張ってね須賀くん」

京太郎「ははっ、ありがとうございます。轟チーフ」

八千代「じゃあ今からレジのところまで行ってお客さんが来る待っておいてくれないかしら?」

京太郎「分かりました。須賀京太郎、行っています」

ぽぷら「頑張ってね、須賀くん!」

京太郎「ありがとうございます、種島先輩」テクテク

ぽぷら「須賀くん、いい子だよ!私の事を小さいとか言ってこないし、それに『種島先輩』って言ってくれるし」

潤「そうか、良かったな種島。それじゃあお前の頭をいじってやろう」ワシャワシャ

ぽぷら「ちょっ、やめてよ、さとーさん!」

  ピロリンピロリン

京太郎「あ、早速お客さんが来た。いっちょ、頑張りますか!」

京太郎「いらっしゃいませ~!ファミレス店にようこそって、はっ?」

泉「そ、宗ちゃんが...不良になってる」カタカタ

なずな「ち、違うと思うよ、泉お姉ちゃん。で、でも声はお兄ちゃんの声だし」

京太郎(なにこれ?カートに乗ってる綺麗なお姉さんとそれを引いている妹さんだと思うけど、何このカオスな客)

京太郎「あ、あの~、こちらに食事に来たんでしょうか?」

なずな「あ、すいませんでした。はい、その通りです」

京太郎「そ、それでは喫煙席と禁煙席、どちらですか?」

なずな「禁煙席でお願いします」

京太郎「分かりました。ではこちらに来てください」テクテク

なずな「はい。泉お姉ちゃん、動かすよ」テクテク

泉「う、うん。お願い、なずなちゃん」

京太郎「こちらのお席にどうぞ」

なずな「ありがとうございます。泉お姉ちゃん、ここに座って」

泉「分かったわ。よっこいしょ」スク

京太郎(うお、立ってみると意外と大きいんだな。宮守の豊音さんを思い出すね)

泉「ふう~、疲れた」

京太郎「座るだけで!?」

なずな「えっ?どうかしたんですか?」

京太郎「あ、なんでもありません。それではお水を持っていますので少しお待ちください。では」テクテク

ぽぷら「どうしたの須賀くん?さっき大きな声が聞こえたけど」

京太郎「いえ、ちょっと変わったお役さんが来ましてって、どうしたんですかその頭?」

ぽぷら「さとーさんにやられちゃったの」ヤシの木ヘアー

宗太「それで変わった客ってどこにいるんだ?」

京太郎「ほら、窓側に座ってるお姉さんとその妹さんだよ」

宗太「どれどれって、げっ」

京太郎「どうしたんだ、小鳥遊?」

宗太「須賀、ちょっと耳かせ」

京太郎「えっ、まあいいけど」

宗太「実はあの二人、俺の姉さんと妹なんだ」ヒソヒソ

京太郎「えっ、そうなの?綺麗なお姉さんに妹さんじゃあないか」ヒソヒソ

宗太「まあ確か容姿は良いが、色々と癖がある気をつけろ」ヒソヒソ

京太郎「お、おう」

  ~~数分後~~

京太郎「お待たせしました、お水です」

なずな「ありがとうございます」

泉「ありがとう」

京太郎「聞きましたよ。何でも小鳥遊のお姉さんと妹さん見たいなんですね」

なずな「あ、はい、そうなんですよ。私もびっくりしました!まさかお兄ちゃんと同じ声の人がいるなんて」

京太郎「俺も最初に小鳥遊の声を聞いたときは驚いたんだよ。えっと、確か泉さんでしたよね?」

泉「は、はい、そうですけど」

京太郎「髪の事を言っていましたが、これは地毛です。染めてるわけじゃあないんですよ?」

泉「そう...そうだった。ごめんなさいね、あまりにも宗ちゃんの声に似ていたから勘違いしてしまって」

京太郎「いえいえ、気にしてませんから。それより泉さん、体とか弱そうでしたし体調とか無理しないようにしてくださいね?」

泉「ふふっ、ありがとう。私の心配をしてくれて。そういう所も宗ちゃんそっくりね」

  ~~20分後~~

京太郎「ありがとうございました。またのご利用、お待ちしてます」ペコリ

なずな「須賀さん、また会いましょうね」

泉「またね、須賀くん」フリフリ

京太郎「ふう、終わった。良い人達だったな」テクテク

ぽぷら「あ、須賀くん危ない!」

京太郎「へえ?」

??「い~や~!!」パンチ

京太郎「どわあ~!?」ヒュー バタン

??「あれ?何か小鳥遊君の声に似てるような」

宗太「伊波さん、須賀になんて事するんですか!おい、大丈夫か?」

京太郎「いてて。なんなんだ、この人は?」

宗太「この人は伊波さんって言うんだ。しかも男性恐怖症で反射的に男を殴ってしまうんだ」

まひる「あの、ごめんなさい!確か臨時できてくれた須賀くんだったよね?本当にごめんなさい、私の変な体質で殴っちゃって」ペコリ

京太郎「そ、そうだんですか。大変な体質を持っているんですね。いててて」

まひる「本当にごめんね?」

杏子「どうしたんだ?」

八千代「あ、杏子さん!まひるちゃんがうっかり近づいた須賀くんを殴っちゃったんです!」

杏子「あ、そういえば須賀に伊波が今日来て男性恐怖症だったって言うの忘れてたわ」

潤「おい、それ重要だろうが」

杏子「すまん」

  ピロリンピロリン

京太郎「あ、お客さんだ。俺また行ってきます」テクテク

宗太「あ、俺が代りに行くよ」

京太郎「いや、大丈夫だからよ」テクテク

京太郎「いらっしゃいませ~。って和!?」

和「須賀くん!?どうして此処にって、どうしたんですかその顔の腫れ!!」

  第2部  完

 すいません、小ネタなのに長くなってしまいました。

こんにちは、気ままな須賀くんです。久々に本編に戻ります

  ~~キッチン~~

京太郎「よ~し、皆が驚くほどの美味しいの作るぞ!」

美穂子「あ、待って須賀くん!」

京太郎「ふえ?どうしたの?」

美穂子「料理を作る前に、ちゃんと手を洗わないといけないのよ?」

京太郎「そうなんだ。じゃあ洗って来る!」タッタッタ

京太郎「あれ?届かない」

ハギヨシ「京太郎くん、私が持ち上げてあげます。それ!」ヒョイ

京太郎「わあ、届いた!」

ハギヨシ「さあ、手を洗ってください」

京太郎「うん、ハギヨシさん!ゴシゴシっと」

美穂子「慣れているんですね、こういう事に」

ハギヨシ「衣様の相手をしていますから」

京太郎「ハギヨシさん、手を洗い終わったよ!」

ハギヨシ「そうですか。では降ろしますね、よいっしょ」

美穂子「須賀くん、このハンカチを使って」

京太郎「ありがとう、美穂子お姉ちゃん!フキフキ」ゴシゴシ

京太郎「はい、ありがと美穂子お姉ちゃん」

美穂子「どういたしまして。それじゃあ何を作りましょうか?」

ハギヨシ「そうですね~、和食の物か洋食の物によってメニューが絞られてきますからね」

京太郎「ねえねえ、ハギヨシさんに美穂子お姉ちゃん」

ハギヨシ「はい?」

美穂子「どうしたの、須賀くん?」

京太郎「ハンバーグなんてどうかな?」

ハギヨシ「ハンバーグですか?どうしてハンバーグなのですか?」

京太郎「う~んとね、ハンバーグはみんな好きだと思うからきっと喜ぶと思ったんだ!」

美穂子「ハンバーグか。良いかもしれません!」

ハギヨシ「はい、確かに良いかもしれません。京太郎くん、いい判断です」

京太郎「えへへ、褒められちゃった」

美穂子「あとはサラダとかも作った方が良いですね。栄養の事も考えないといけませんしね」

ハギヨシ「そうですね。それでは皆さん、材料を集めましょうか」

京太郎「は~い!」

美穂子「分かりました」

  ~~数分後~~

ハギヨシ「ふう~、これで材料はすべて出しましたね?」

美穂子「はい、全部揃ってます」

ハギヨシ「あ、それと京太郎くんはこの椅子に立って作業をしてください」

京太郎「分かったよ、ハギヨシさん」

ハギヨシ「それでは、まずサラダから作りましょうか。作業にかかりましょう」

京太郎「よ~し、頑張るぞ~!」

美穂子「皆が美味しいって言ってくれるように頑張ろうね」

京太郎「うん!」

ハギヨシ「ではまずはじめにトマトを四等分にしていきましょう」

美穂子「分かりました」

京太郎「ちゃんと切るようにしなきゃね」

美穂子「須賀くん、包丁は尖がってる指を切らないようにしないといけないから私達の見本をよーく見ておいてね」

ハギヨシ「いいですか?まず片方の手に包丁を持っておいて、それでもう片方の手は猫のような手の形をしてトマトを抑えるんですよ」

京太郎「うんうん」

ハギヨシ「そして、このように」トン

ハギヨシ「更に、もう一度切る」トン

京太郎「うわ~、ちゃんと四等分になった!」

美穂子「じゃあ私と一緒にやってみようか、須賀くん」

京太郎「うん、分かった」ニギル

美穂子「片方の手は手この手にして」

京太郎「猫さんのお手手にして」

美穂子「そして切る」トン

京太郎「切る!」トン

美穂子「それでもう一度切る」トン

京太郎「もう一回!」トン

ハギヨシ「おお、ちゃん切れてますね」

美穂子「まあ、本当に綺麗に切れてる。須賀くん初めてなのに上手いわね」

京太郎「そうかな?えへへ」

ハギヨシ「それでは他の野菜も切っていきましょうか。京太郎くんはそのまま私と福路様のお手本を見てください」

京太郎「は~い」

 ~~それから10分後~~

美穂子「これでサラダは完成ですね」

京太郎「かんせ~い!」

ハギヨシ「京太郎くんがほとんどの切り方をきちんと出来ていたのには驚きました」

京太郎「えっへん!」

美穂子「それじゃあ本日のメインのハンバーグを作りましょうか」

ハギヨシ「そのつもりです。では役割を決めましょうか。京太郎くんは何をしたいですか?」

京太郎「じゃあ僕はハンバーグを捏ねるのをやりたい!」

美穂子「じゃあ私は玉ねぎや調味料の分量とソースをしておきます」

ハギヨシ「分かりました。では私は京太郎くんのサポートします」

京太郎「またよろしくね、ハギヨシさん」

ハギヨシ「はい。では京太郎くん、ひき肉をボールの方に移してください」

京太郎「は~い。えっと、まずは剥がしてから。よいっしょっと」ボト

美穂子「ハギヨシさん、お塩です」

ハギヨシ「ありがとうございます、福路様。塩をひき肉にかけてっと。さあ京太郎くん、しっかり捏ねてください」

京太郎「うん、分かった。よいっしょ、よいっしょ」コネコネ

ハギヨシ「そうそう、そんな感じです」

美穂子「ハギヨシさん、玉ねぎも終わりましたよ。あと、牛乳とこしょうにナツメグです」

ハギヨシ「手際が良くて助かります。お肉の具合もよく混ざってきましたね。じゃあ京太郎くん、一旦止めてください」

京太郎「分かったよ、ハギヨシさん」

ハギヨシ「では失礼します。牛乳を入れて、そして細かく切られた玉ねぎを入れてからこうしょうとナツメグを」サササ

ハギヨシ「入れ終わりました。では今度は私がしますから京太郎くんは手を洗って少し休んでてください」

京太郎「は~い、分かった」テクテク

美穂子「まだ終わってないけど、とりあえずお疲れ様、須賀くん」

京太郎「うん!」

  ~~数分後~~

ハギヨシ「ふう~。こんな感じですかね」

美穂子「それじゃあ次は形を整える作業ですね」

京太郎「あれ?美穂子お姉ちゃんの作業はもう終わったの?」

美穂子「うん、ちゃんと終わらしたわよ」

ハギヨシ「それでは三人でやりましょうか。今から京太郎くんに形を整えるやり方を教えてあげますからよく見ててくださいね」

京太郎「はい!」

ハギヨシ「まず一人分で食べる大きさの量を手のひらに乗せます」

京太郎「ふんふむ」

ハギヨシ「そして、右手から左手に交互に叩きつけて中の空気を抜いていきます」ペタペタペタペタ

京太郎「なるほどなるほど」

ハギヨシ「ある程度空気が抜けたらハンバーグの生地の真ん中を押して終わりです。分かりましたか?」

京太郎「うん、分かったよ、ハギヨシさん!」

ハギヨシ「では私が教えたとおりにやってみてください」

京太郎「分かった!え~と、まずは一人分の量にして」

美穂子「須賀くん、これくらいの大きさよ」

京太郎「ありがとう、美穂子お姉ちゃん。よいっしょっと、これくらい?」

美穂子「うん、そうそう。丁度私と同じ大きさだわ。それじゃあ両手で中の空気を抜いていくわよ」

京太郎「よ~し、落とさないようしなくちゃ」

美穂子「じゃあ行くわよ?せ~の、1・2・1・2」ペタペタペタペタ

京太郎「1・2・1・2」ペタペタペタペタ

美穂子「そうそう、そんな感じよ。1・2・1・2」ペタペタペタペタ

京太郎「1・2・1・2」ペタペタペタペタ

美穂子「それぐらいにして、最後は真ん中を押す」

京太郎「え~と真ん中を、えい」

美穂子「これで形は完成。ちゃんと出来た?」

京太郎「うん、出来たよ。ほら!」

美穂子「まあ、綺麗な形!須賀くん本当に凄いわね!」

京太郎「えっへへへ。この調子で残りも頑張るよ!」

  ~~そしてまた数分後~~

ハギヨシ「それでは人数分のハンバーグを焼いていきましょうか」

美穂子「はい。フライパンにはもう油は引いてあるんですか?」

ハギヨシ「ええ、もうやっております」

美穂子「じゃあフライパンに乗せていきますね。えい」ジュー

ハギヨシ「適度なスペースでおいて。あとはこれで蓋をしましょう」ジュー

京太郎「ねえねえ、美穂子お姉ちゃん。皆は僕が作ったハンバーグ喜ぶかな?」

美穂子「ええっ、きっと喜んでくれるわよ。こんなに綺麗に出来たんだから」ナデナデ

京太郎「そっか、良かった。えへへ///」

小さくなって料理スキルは生きてた!

ハギヨシ「それでは私は、ハンバーグの具合を見ながらタコスを作っておきますね」

美穂子「分かりました、ハギヨシさん。じゃあ須賀くん、私達はおにぎりを作りましょうか」

京太郎「わ~い、おにぎり!」

美穂子「おにぎりはどういうのがいいかしら?」

京太郎「僕、何かあるか探してくるね、美穂子お姉ちゃん」テクテク

美穂子「ありがとう、須賀くん。そういえば海苔はあったかしら?」ゴソゴソ

京太郎「美穂子お姉ちゃ~ん!」タッタッタ

美穂子「どうしたの、須賀くん?何か良いのがあったの?」

京太郎「うん!ここの人に聞いたらね、こういうのが良いよって渡してくれたんだ!」

美穂子「えっと、何々?しそのゆかりに鮭の解したふりかけ。うん、これはおにぎりに丁度良いわね、ありがとう須賀くん」ナデナデ

京太郎「えへへ、どういたしまして」

美穂子「それじゃあおにぎりを作りましょうか」

京太郎「うん!」

美穂子「とりあえず、作る分のご飯を出さないとね。よいっしょ、よいっしょっと」

京太郎「うわ~、ほかほかだ~」

美穂子「炊き立てだからね。さてと、ゆかりで作る方と鮭で作る方を分けておいたから二人で分けて作りましょうか」

美穂子「須賀くんはどっちの方を作りたい?」

京太郎「う~とね、じゃあゆかりにする」

美穂子「分かったわ、じゃあ私は鮭にするわね。それじゃあまずはご飯にふりかけて混ぜましょうか」

京太郎「うん!ぱっぱっぱっと!」

美穂子「全体に混ぜ合うようにして混ぜるのよ、須賀くん」マゼマゼ

京太郎「分かったよ、美穂子お姉ちゃん。うんしょっ、こらしょっと」マゼマゼ

美穂子「そうそう、下から上に返すようにしてするのよ。そろそろいいと思うわ」

京太郎「分かった。あ、そういえば、僕おにぎりの作り方知らないんだった」

美穂子「そうだったの?じゃあまた私の後に続いてやっていきましょう」

京太郎「ありがとう、美穂子お姉ちゃん!」

美穂子「じゃあまず、サランラップの上にさっき混ぜたご飯をのせるのよ」

京太郎「えっと、サランラップの上に混ぜたご飯をのせて。それからどうするの?」

美穂子「その次はこうやって、周りを囲むようにして包むの」

京太郎「周りを包むようにしてっと。それでそれで?」

美穂子「そして、三角になるように整えていくの。こうやって」ニギニギ

京太郎「うわ~、だんだん三角になってきてる!」

美穂子「そうして、何回もしていたら」ニギニギ

美穂子「ほら、おにぎりの完成」ジャジャーン

京太郎「本当だ、おにぎりになった!」

美穂子「それじゃあ、さっき私がしたみたいにやってみて」

京太郎「うん!え~と、ちゃんと三角になるように。よっと」ニギニギ

美穂子「そうそう、その調子」

京太郎「うんっしょ、うんっしょ。三角にな~れ!」ニギニギ

美穂子(.....ちょっと可愛いわね、この須賀くん)

京太郎「出来た!美穂子お姉ちゃん、おにぎりにちゃんとなったよ!」

美穂子「うん、上手に出来たわね須賀くん。じゃあこの調子でじゃんじゃん作っていきましょう」

京太郎「うん、やり方も分かったしこれでどんどん作っていくよ!」

 ~~そして5分後~~

京太郎「これで最後っと。よし、おにぎりの完成だ!」

美穂子「私もこれで完成したわ」

ハギヨシ「こちらもいい具合に焼けました。盛り付けは私がやっておきますから、すいませんが先にサラダの方とおにぎりの方を持っていてもらっても宜しいでしょうか?」

美穂子「はい、分かりました。じゃあ須賀くん、おにぎりとサラダをワゴンの方に置きましょう」

京太郎「うん、分かった。よいっしょっと」テクテク

美穂子「それじゃあ私はサラダの方をっと」テクテク

京太郎「美穂子お姉ちゃん、おにぎりの方は全部乗せたよ」

美穂子「これで最後っと。私も全部乗せたわ。それじゃあハギヨシさん、先に行ってますね」

ハギヨシ「はい、私もすぐ行きます」

美穂子「じゃあ行きましょう、須賀くん」

京太郎「は~い」

 ~~そして場所は変わり皆のいる部屋へ~~

京太郎「皆、お待たせ!ご飯持ってきたよ!」

美穂子「皆さん、お待たせしました。今おいていきますからね」

まこ「お、待ってたぞ」

久「えっと、おにぎりにサラダ?これだけなの?」

京太郎「ううん、まだあるんだよ。ハギヨシさんが今ハンバーグの盛り付けをしてるんだ」

久「へえ~、ハンバーグを作ったのね。ハンバーグは美穂子と龍門渕の執事さんが作ったの?」

美穂子「いいえ、違うわよ。私と須賀くん、それにハギヨシさんと一緒に形を整えたのよ」

まこ「えっ、京太郎もしたんか?」

美穂子「それだけじゃあないんですよ?このゆかりのおにぎりもサラダの野菜をも切ったのも須賀くんなんですよ?」

咲「ええ!?このおにぎり、京ちゃんがしたの?すごく綺麗に出来てる!!」

ゆみ「サラダも綺麗に切れているから、私はてっきり福路や龍門渕の執事がしたと思ったぞ」

桃子「すごいじゃあないっすか、須賀くん!」

華菜「うわ!?いきなりあらわれたし!」

京太郎「あっ、モモお姉ちゃん!えへへ~、すごいでしょう?」

和「部長、部長」

久「?どうしたの、和?」

和「これはあれなのでしょうか?体と記憶は子供の状態なっていますけど、こういう雑用や料理の腕は染みついていたんでしょうか?」

久「雑用は余計だけど、まあこれを見る限りそうみたいね」

優希「だあ~!それより早く食べたいじぇ!」

久「それもそうね。それじゃあ席に着きましょうか」

美穂子「じゃあ私達は料理を置いていきましょうか、須賀くん」

京太郎「うん、分かった」

咲「あ、それだったらあたしも手伝います」

桃子「それなら私も手伝うっす!多い方が早く済むっすから」

京太郎「ありがとう、咲お姉ちゃんにモモお姉ちゃん!」

ハギヨシ「お待たせしました。ハンバーグの盛り合わせが終わりました。それにタコスも持ってきましたよ」

優希「おっ、待ってたじぇ!」

まこ「そんじゃあ、わしはハンバーグの方をやろうかの」

久「この際だから、皆で用意しましょう」

全員「は~い」

 ~~それから皆で手伝ったおかげか早く用意ができ~~

ハギヨシ「それで最後ですね」

久「よし!それじゃあ皆、座りましょうか」

智美「ゆみちん、隣いいかー?」

ゆみ「ああ、構わないぞ」

咲「京ちゃん、良かったらあたしと一緒に座ろう」

京太郎「うん、いいよ~」

桃子「あ、じゃあ私も須賀くんの隣がいいっす。その方が見えやすくなますし」

和「じゃあ私達は咲さん達の隣に行きましょうか、優希」

優希「おう、構わないじぇ!」

久「皆、各々座ったわね?それじゃあ、頂きます!」

全員「頂きます!」

ゆみ「では頂こうか」パク

まこ「さてさて、味はどうかのぉ~?」パク

桃子「これは....美味しいっす!」

美穂子「ハンバーグは須賀くんとハギヨシさんがしていたけど美味しく出来る!」

京太郎「作るのもいいけど、皆でごほんを食べるのはもっといいね!」モグモグ

咲「あ、京ちゃん。口元にソースがついてるよ」フキフキ

京太郎「ん~。ありがとう、咲お姉ちゃん!」

咲「どういたして、京ちゃん」

優希「うむ、タコスの方も美味いじょ!流石、執事だじぇ!」

ハギヨシ「ありがとうございます」

 ~~20分後~~

華菜「はぁ~、食ったし~」

久「うん、ハンバーグに美味しかったしサラダで食事のバランスも取れていたしいい食事だったわ」

まこ「改めてありがとうな。京太郎に風越の部長に龍門渕の執事もな」

美穂子「いえいえ、お粗末さまでした」

京太郎「どういたしまして!」

ハギヨシ「いえいえ、執事として当然の事をしただけですから。あ、それで京太郎くん」

京太郎「ふえ?どうしたの、ハギヨシさん?」

ハギヨシ「料理の方を大変頑張っていたので、私が京太郎くんにプレゼントを渡します」

京太郎「えっ、プレゼント?やった~!」

咲「良かったね、京ちゃん」

京太郎「それでプレゼントってなんなの、ハギヨシさん!」

ハギヨシ「はい、先ほど皆さんが食事をしている時に作りました。どうぞ、京太郎くんをモチーフにしたぬいぐるみです」

京太郎「わあ~、本当だ!ありがとう、ハギヨシさん!」

ハギヨシ「それだけじゃあないんです。和様がいつも持っていらっしゃるエトペンを着ぐるみにしてこうやって.....着させることができるんですよ。さあ、そうぞ」つエトペン着須賀くんぬいぶるみ

京太郎「うわ~、僕がエトペンさんになった~!可愛い~、ありがとう!」

和(須賀くんをモチーフにしたぬいぐるみがエトペンと同じ格好を...)

京太郎「見て見て、和お姉ちゃん!ハギヨシさんが僕のために作ってくれたエトペンさん着た僕のぬいぐるみだよ!」

和「....」ギュウ

京太郎「ふえ?」和に抱かれている状態

和「はあ~、可愛い~///」ギュウ

×桃子「あ、じゃあ私も須賀くんの隣がいいっす。その方が見えやすくなますし」

〇桃子「あ、じゃあ私も須賀くんの隣がいいっす。その方が見えやすくなりますし」

×ハギヨシ「それだけじゃあないんです。和様がいつも持っていらっしゃるエトペンを着ぐるみにしてこうやって.....着させることができるんですよ。さあ、そうぞ」つエトペン着須賀くんぬいぶるみ

〇ハギヨシ「それだけじゃあないんです。和様がいつも持っていらっしゃるエトペンを着ぐるみにしてこうやって.....着させることができるんですよ。さあ、そうぞ」つエトペン着須賀くんぬいぐるみ

いや~、やっぱり夜中まで作業しない方がいいですね。

×ハギヨシ「それだけじゃあないんです。和様がいつも持っていらっしゃるエトペンを着ぐるみにしてこうやって.....着させることができるんですよ。さあ、そうぞ」つエトペン着須賀くんぬいぐるみ

〇ハギヨシ「それだけじゃあないんです。和様がいつも持っていらっしゃるエトペンを着ぐるみにしてこうやって.....着させることができるんですよ。さあ、どうぞ」つエトペン着須賀くんぬいぐるみ

すいません、確認ミスです。なんどもすいません。

ふむ、これだけあればいけるでしょう。では小ネタに参ります

 小ネタ ダーツで恥ずかし面白セリフ大会

久「皆、少しちゅうも~く!」

まこ「どないしたんじゃあ、久よ」

咲「何かあったんですか?」

久「いきなりだけど、ちょっとある大会をするわよ」

和「なんでしょうか。なんだか嫌な予感がするんですが」

京太郎「奇遇だな、和。俺もそんな感じがする」

久「題して!ダーツを撃って面白恥ずかし大会よ!」

優希「面白恥ずかし大会ってなんだじょ?」

久「いい質問ね、優希。これは名前の通り私達の名前が書いてあるパネルにダーツを撃つ」

久「その名前の欄に当たった人はそれぞれに用意された箱の中に面白くて恥ずかしいが書かれてるお題を読まないといけないゲームよ」

和「なんなんですか、そのゲームは。大体パネルなんて何処にあるんですか?」

久「それなら心配ご無用よ。龍門渕の執事さん、お願いしま~す」

ハギヨシ「分かりました。持ってきましたよ」

京太郎「って、ハギヨシさん!?何でここにいるんですか!?」

ハギヨシ「あ、どうも京太郎くん。いえ、今回は竹井様に依頼を受けまして作ってきたんですよ」

京太郎「相変わらず、すごいですね」

まこ「それがパネルでその隣にある奴がわしらが言うセリフが入って箱やな」

久「その通り。最初は龍門渕の執事さんに投げてもらうけど、今度は当たった人がダーツを撃つのよ」

咲「要するに気分展開って事ですよね、部長」

久「そそ。じゃあ皆準備は良いかしら?」

優希「私は構わないじぇ!」

和「いまいち乗り気になりませんが、まあいいです」

京太郎「まあ、当たらなければ良い事だしな」

久「そう言ってられるのも今の内よ、須賀くん。じゃあルーレット、スタート!」グルグル

ハギヨシ「では、いきます!」シュ


1.京太郎くん

2.和

3.優希

4.咲

5.まこさん

6.久さん

5人までで多い人で決定です!

久さんに決定~

 ポス

京太郎「あ、部長のマスにあたった」

和「部長ですね」

優希「部長だしぇ」

久「ちょっ!何でいきなり私からなのよ!ここ普通は須賀くんが当たる方がいいでしょう!」

京太郎「理不尽ですよ、それ!!」

まこ「まあまあ久よ。こればっかりは運の問題じゃけん」

ハギヨシ「では竹井様、竹井様専用の箱からくじを引いてください」

久「仕方ないわね。まあ変な奴を引かなければ良い事だしね」ゴソゴソ

京太郎「そういえば、俺達が言うセリフって誰が考えたんですか?」

ハギヨシ「それは智紀様ですよ」

京太郎「あ~、智紀さんでしたか」

咲「京ちゃん、いつの間に龍門渕の人達と仲良くなったの?」

京太郎「ハギヨシさんに教わりに行ってる時になんか知らない間に仲良くなったんだよ」

優希「この発情犬め」

京太郎「誰が発情犬だ」

久「よし、これにするわ」ヒョイ

ハギヨシ「では中身を見てください」

久「分かったわ。.......えっ?」

久「本当にこんなのを言わないといけないの?」

ハギヨシ「まあルールですから」

和「一体どんな内容なのでしょうか」

久「じゃあ...言うわよ?」

まこ「おう、こい」

久「....『そんな反応をされてはなんだか私、ゾクゾクしてしまいますわ///(妖艶な声)』」

咲「うわ~」

優希「なんか、言い方がエロいじぇ」

京太郎「.....」ボー

まこ「っておい、京太郎?」フリフリ

和「....反応がありませんね」

まこ「久の言うたセリフがエロ過ぎた思春期の妄想世界に入ってんのう、こりゃあ」

久「....次投げてもいいかしら?」

久(恥ずかしい....)

咲「あっ、はい」

久「じゃあハギヨシさん、回してもらってもいいかしら?」

ハギヨシ「分かりました。それっ」グルグル

和「なんか部長、さっきとテンションが違いますね」

和(私もあんな風になってしまうんでしょうか?)

久「また私とかやめてよね」シュッ

1.京太郎くん

2.和

3.優希

4.咲

5.まこさん

6.久さん

 
これも同じく5人までです 

2

和に決定~

  ポス

優希「おっ、今度はのどちゃんだじぇ」

和「そう思った矢先から!?」

咲「えっ、なんの話なの、和ちゃん?」

和「いえ、こちらの話です!」

久「ふう~、何とか私にならなくて良かったわ」

まこ「まあ二回連続は嫌じゃのぉ」

ハギヨシ「では和様、この箱から選んでください」

和「あっ、はい。私の箱にはエトペンが張っているんですね」

ハギヨシ「いつも持っていらっしゃっていますから」

和「それじゃあ取りますね」ゴソゴソ

京太郎「はっ!?俺は今で何を?」

まこ「おっ、戻ってきたか」

京太郎「...なんか、部長が言って後の記憶が飛んでるんですけど」

久「...」ニヤリ

まこ(あ、さっきとは違って悪い顔になりおった)

久「須賀くん」

京太郎「あ、部長。どうし」

久「...一体どうして記憶が飛んだのかしら?ねぇ、どうして?(妖艶な声)」フー

京太郎「ひゃあ!///部長、耳元でさやかないでくださいよ!」

久「いやいや、ごめんごめん。ふう~、でもこれでさっきの事がどうでもよくなったわ。ありがとう、須賀くん」

京太郎「なんですか、もう」

和「じゃあ、これにします」ヒョイ

ハギヨシ「では中身を見てください」

和「分かりました」パカ

京太郎「あっ、今度は和なのか」

和「...まあ、マシと言えばマシですね」

咲「どんなセリフだろう?」

ハギヨシ「じゃあ宜しいですか、和様」

和「はい、もういいです」

ハギヨシ「では、お願いします」

和「.....『共に進みます。私は、あなたと共に』」

京太郎「『....ありがとう、和(イケボ)』」

和「へ?」

咲「どうした、京ちゃん?なんで和ちゃんにお礼なんか言ったの?」

京太郎「あれ?何で俺、和にお礼を言ったんだ?」

優希「いや、こっちが聞いてるんだじぇ」

京太郎「いや、何でか分からないけど。なんだか和が言ったセリフを聞いた後、『ありがとう』って言いたくなったんだ」

まこ「なんじゃそりゃ?」

和「ま、まあとにかく、次投げますね」

久「あ、うん。じゃあ回すわよ」グルグル

和(でも、須賀くんが言った『ありがとう』はなぜか親近感が湧くのはなぜでじょうか?しかも、ちょっとかっこいい方ですし。ちょっとドキッとしてしまったのが不覚です)シュッ

 ほいほい、またまた安価です

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

  同じく5人まで。さあ、どうぞ!

またまた久さんに決定~

  ポス

咲「あ、また部長だ」

久「ええ~!?また私なの!?」

まこ「まあどんまいじゃあ」

優希「変なのを引かなければ大丈夫だじぇ、部長!」

京太郎「そうですよ、部長よ。優希の言うとおり、変なのを引かずに良い奴を引いたらいいだけですよ」

久「簡単に言ってくれるわね、須賀くん。貴方もこの気持ちを知ればいいのよ」

ハギヨシ「ではどうぞ」

久「今度は変なのを当てないわよ」ゴソゴソ

和「今度はなんでしょうか?」

久「よし、これにするわ!」ヒョイ

ハギヨシ「分かりました。それでは中身を見てください」

久「今度はマシな奴出てきてよ~」パカ

久「...う~ん、まあさっきのよりはマシだけどうまく言えるかしら?」

京太郎「部長がこんな事言うなんて、一体どんなのを引いたんだ?」

ハギヨシ「では竹井様、準備はよろしいですか?」

久「ええ、覚悟を決めたわ」

ハギヨシ「それでは、お願いします」

久「....『悲しいときに泣き怒ったときに吼え、それが済んだら冗談でも言って笑っていろ。でなければ人間の戦いではなくなる(女性ですがイケボ)』」

5人「.....」

久「あれ?なんか変だった?」

まこ「いや、そんなじゃあないんじゃが」

和「なんと言いますか...」

京太郎「スゲーカッコいいセリフでした。俺達、あんまりのカッコ良さに言葉を無くしたんです」

優希「部長、最高だじょ」

久「そ、そうだったの。あ、ありがとう///」

久「じゃ、じゃあ、私投げるわよ?」

咲「あ、はい。どうぞ」

ハギヨシ「ではまわしますね」グルグル

久「そうね~、今度は咲か須賀くんを狙ってみようかしら?」

京太郎「矛先が!?」

咲「私達に!?」

久「それ!」シュッ

1.京太郎

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

さあ、ジャッチですのだ!

さあさあ、今度は京太郎くんだ~!

 ポス

久「あら、本当に須賀くんに当たっちゃったわ」

京太郎「ええ~!?マジで俺のところに当たりやがった!?」

咲「はあ~、あたしに当たらなくて良かった~」

優希「京太郎がどんな変なセリフを言うか、楽しみだじぇ」

和「結構言うのに工夫が要りますよ、須賀くん」

久「そうそう、和の言うとおり。実際、どんな風にしてお題に書かれてるセリフを上手く言えるかがポイントなのよ」

まこ「ほほう、実際やった人間だから言える事じゃのぉ」

久「その通りよ、まこ」

ハギヨシ「それでは京太郎くん、箱の中から選んでください」

京太郎「はあ~、変なのが当たらないといいけど」ゴソゴソ

優希「中二臭いセリフを引くがいいじぇ、京太郎!」

京太郎「うるせいな、お前は黙ってろタコス」ゴソゴソ

和「まあ優希が言ってたやつが当たるかどうか分かりませんけど、須賀くんの運次第だと思いますよ?」

京太郎「そうだとありがたいね。よし、これに決めた!」ヒョイ

まこ「おっ、決まったか」

ハギヨシ「では中身を見てください」

京太郎「はい、ハギヨシさん。どれどれ?」パカ

京太郎「.....えっ、これを言うのか?」

ハギヨシ「どんな内容なのですか?...ほほう、智紀様もなかなかのセリフを見つけましたね」

優希「なんだなんだ?本当に中二的なやつを引いたのか?」

京太郎「いや、違う」

和「そうなんですか?じゃあ一体どんなを引いたんですか?」

京太郎「なんと言ったらいいのか。難しいし、恥ずかしくもあるかな」

久「??まあとにかく準備ができたら言ってみたら?」

京太郎「あ、はい」

 ~~1分後~~

京太郎「皆さん、準備ができました」

ハギヨシ「分かりました。では京太郎くんが言いたタイミングで言ってください」

京太郎「はい。はあ~、ふう~」

咲「一体、どんなセリフなんだろう?」

京太郎「じゃあ、行きます」

5人「ゴクリ」ドキドキ

京太郎「....『さようなら...多分、初恋だった...(イケボ+切なげな雰囲気)』」

5人「」ドキューン

京太郎「えっと、変でしたか?一様俺なりに考えてみたんですけど」

咲「えっと、なんというか...///」

優希「ちょっ、今はこっちを見るな///」

まこ「京太郎、お前ってそんなふうに言えるんじゃな///」

久「やだ///何で私こんなにドキドキしてるの?たかが、須賀くんなのに///」

和「えっと、とっても良くていい声でしたよ?///」

京太郎「??」

ハギヨシ「京太郎くん、なかなかやりますね」

京太郎「えっ?どういう事ですか、ハギヨシさん?」

ハギヨシ「まあ、分からなければ良いですよ。それじゃあダーツを持って的を狙ってください」

京太郎「はあ。じゃあ行きますよ?」

ハギヨシ「それっ!」グルグル

京太郎(ハギヨシさん、何が言いたかったんだろう?まあ、いっか)

京太郎「せ~の、ほい」シュッ

 再び安価に行きます。まあ、京太郎くんのやってる人がいい声してますから

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

 よろなのです。

 続いては咲ちゃんだ~!

 ポス

京太郎「あ、咲の所にに当たっちまった」

咲「うえ!?あたしなの!?」

京太郎「あぁ、そうだぞ。ほら」

咲「あ、本当だ。本当にあたしのとこに刺さってる」

久「これで咲も仲間入りね」

ハギヨシ「さあ、どうぞ。この箱の中から選んでください」

咲「うう~、なんか緊張するな。とにかく変なのを引かないように頑張ろう」ゴソゴゾ

和「咲さん、頑張ってください!」

まこ「直感で選んだらいいんじゃあ」

優希「咲ちゃん、ファイトだじぇ!」

咲「う~ん、直感を信じて。じゃあ、これにしよう」ヒョイ

ハギヨシ「ではお題の内容を確認ください」

咲「あ、はい!え~と、何が書いているのかな?」パカ

咲「......」

和「どうしたんですか、咲さん?」

京太郎「何か、はずれを引いたのか?」

咲「ううん、二人とも違うの。なんと言うか、あたしも京ちゃんと同じで恥ずかしい事が書いてあって」

京太郎「俺と同じ事って、どんなのだよ」

ハギヨシ「少し考えてからお題を言いますか?」

咲「はい、そうします」

久「一体どんなのかしら?咲が引いたやつって」

 ~~2分後~~

咲「何とかまとめてみました」

ハギヨシ「準備が出来たのですね。では宮永様が言いたいタイミングで言ってください」

咲「はい。すぅ~、はぁ~。それじゃあ言いますね」

まこ「おう、どんと来い」

咲「『私、頑張るから。あんたみたいに捻くれた奴にならない様に頑張るから!きっと、自分が好きになるくらい頑張るから!』」

5人「.....」

優希「う~ん、言ってる事はなんだか良いんだけど。咲ちゃんが言いそうにない言葉だから違和感ありありだじぇ」

京太郎「なんかお前が引いたお題、ちょっとクサいぞ」

咲「もう~!それ言わないで、京ちゃん!」

久「さてと、まだ当たってないのは優希にまこね」

まこ「そういえばまだ当たってないのぉ」

優希「また同じ所に当たって、まだ言わない可能性があるかもしれないじょ」

京太郎「よし。じゃあ咲、的の狙い目は優希にしろ」

優希「なんでお前がそんな事を決めるんだじぇ、京太郎!」ゲシ

京太郎「いって!お前蹴る事はないだろうが!」

久「まあ咲の狙いたいところに狙いなさい」

咲「はい、そうします。じゃあお願いします」

ハギヨシ「分かりました。それっ!」グルグル

咲「え~と、よ~く的を狙って。えい!」シュッ

  一様ラストの安価だじぇ!

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

 今回は7人までです。貴方の直感に信じて選んでください!では、どうぞですのだ!

分かりました、久さんですね。ていうか、どんだけ久さん(CV:伊藤さん)が好きなんですか。
 続きを書きたいのですが、思いのほか良いセリフが見つからないのです。と言う訳で、皆さんがいいとセリフを教えてください
2セット系でもいいですし、伊藤さんだけのセリフでもいいです。よろしく願いしますm(_ _)m

良いセリフを見つけたので書きますぜ!正直、昨日大学の演奏会があって何も思いつかない状態だったんです。
 ですが、今は頭が冴えてるので大丈夫です!

 ポス

咲「あ、ちゃんと当たった。え~と名前は」

久「ちょっ、何でまた私なのよ!?しかも三回目だし!!」

まこ「いや~、わしと優希は当たらんかったのぉ。と言うか久よ、今回はとことん運が悪いのぉ」

咲「あの、ごめんなさい部長」ペコ

久「もう~、なんなのよ本当に!今日は私の運勢が悪いの!?」

京太郎「へえ~、部長って占いとか見てるんですね」

久「見てるわけないでしょうが!例えよ、バカ!」ペシ

京太郎「痛い!今日一番の痛みですよ!」

和「あの部長、落ち着いてください」オロオロ

優希「そ、そうだじぇ部長!」

まこ「ほら、後輩たちが困ってるやないか。ここは大人しく受け入れんしゃい」

久「はあ~、分かったわよ」

京太郎「...あれ?俺の心配は?」

優希「京太郎だし、心配する必要はないじぇ」

京太郎「」ガーン

和「...須賀くん?」

京太郎「良いもん、良いもん。全然気にしてないし、泣いてなんかいなし」ズーン イジイジ シクシク

和「あの、え~と。ほら、よしよし」ナデナデ

咲「大丈夫だよ、京ちゃん。あたしはちゃんと京ちゃんの心配をしてるか」アセアセ

ハギヨシ「えっと、それでも引いてもらっても宜しいでしょうか?」

久「ええ、大丈夫よ。真面なやつであってほしいわね」ゴソゴソ

久「よし、これにするわ」ヒョイ

まこ「早いのぉ、決めんの」

久「なんかもう慣れたと言うか、そんな感じね。さ~て、お題はっと」パカ

まこ「どんなやったんじゃあ?」

久「う~と、ちょっと二回目と同じみたいな感じね」

咲「あのちょっとかっこ良かったセリフみたいな感じですか?」

久「まあそうね。と言うか、須賀くんの宥めに行ってたんじゃあないの?」

咲「えっと、それは和ちゃんが任せてほしいと言って任せました」

京太郎「どうせ俺なんて...俺なんて」イジイジ

和「大丈夫ですから。そんなに深く追い詰めないでください」ナデナデ

まこ「あいつ、大丈夫か?」

久「優希もあんな言い方しないほうがいいわよ」

優希「うぅ、あとで京太郎に謝っておくじょ」

久「須賀くん!今から言う私のお題を聞きなさい!」

京太郎「えっ、なんですか?」クル

久「すぅ~。...『神様。あなたが選ばれた人々だけを救うというならば。残りの選ばれなかった人々は、一人余さず私が救う』」

京太郎「」スク

咲「京ちゃん?」

京太郎「....」テクテク

まこ「おい、京太郎?」

京太郎「...部長」

久「うん、何かしら?」

京太郎「今の言葉、すごく心に響きました。もう、部長に叩かれた事なんて許せる言葉でした」

久「そうだったでしょう?このセリフは私にとっても良いと思ったわ。あと、さっきは叩いて御免なさいね」

京太郎「いえ、もういいんです。俺は部長について行きます!」

和「復活しましたね」

まこ「それほど久が引いたお題が今の京太郎には響いたんじゃろう」

久「じゃあ綺麗なお題が出てきたところだし、そろそろ部活をしましょうか」

和「はい、そうしましょう」

優希「おい、京太郎」

京太郎「うん?どうした?」

優希「さっきはすまなかったじょ。少し言い方を考えるべきだったじょ」

京太郎「もう気にしてないからいいよ。それより、一緒に麻雀しようぜ」

優希「!おう、やるじぇ!」

咲「じゃああたしもやるよ」

和「じゃあ私は須賀くんにアドバイスをします。少しでも須賀くんの腕を上げるためにも」

京太郎「マジか。じゃあよろしく頼むぜ、和せんせ」

まこ「そんじゃま、わしもやろうかのぉ」カチャ

久「ハギヨシさん、今日はありがとう」

ハギヨシ「いえいえ、お気になさらないでください。私はあくまで久様の依頼を引き受けただけですから」

久「今度はもうちょっと人を増やしてみようかしら?」

ハギヨシ「そうですか。ではその時はまた連絡をお待ちしております」

久「ええ、その時はよろしく頼むわ。さてさて、今度は誰を誘うかしら?ゆみや美穂子あたりのグループを誘ってもいいわね」

  鶴賀

ゆみ「うっ、なんだ?急に寒気がしたぞ」ブル

桃子「どうしたんすか、先輩?」

 風越

美穂子「へくちっ。何かしら、風邪なのかしら?」

華菜「きっと誰か部長の事を噂してるんだし」

貴子「コラーー池田―!何処にいやがるんだーー!!

華菜「うわっ!!コーチが呼んでるし!」タッタッタ

  続く

さてさて、皆さんは久さんに京太郎くん、それに和や咲が言ったセリフがなんのアニメか分かりましたか?
 これにてダーツで面白恥ずかし大会は一時終了ですのだ!

 こんにちは、気ままな須賀くんです。この前は小ネタをしましたから、本編に行きます
それと科学の先生が作ったコーラ式変な薬の副作用がもう一個あります

京太郎「和お姉ちゃん?」

和「はあ~、なんて可愛いんでしょうか///須賀くんをモチーフにしたぬいぐるみがエトペンの着ぐるみを着ているのがすごくいいです」

まこ「お、おい、和?」

和「それに須賀くんが嬉しそうに私に見せに来たのが更に可愛らしくて抱きしめたくなりますよ」スリスリ

桃子「ちょっと、おっぱいさん!」

ゆみ「いや、その言い方はないぞ、モモ」

桃子「あ、それもそうっすね。ちょっとしっかりするっす、原村さん!」

和「決めました!私は次からエトペンの着ぐるみを着ている須賀くんぬいぐるみを抱いている須賀くんを膝の上に乗せて打ちます!」

優希「目を覚ますじぇ、のどちゃん!」ペシ

和「痛いって、あれ?私は今まで何をしていたんでしょうか?」

京太郎「あ、いつもの和お姉ちゃんになった!」

和「って、ええ!?何で私、須賀くんを抱っこしてるんですか!?」

京太郎「和お姉ちゃんが僕を抱っこしたんだよ?」

和「ええ!?どうして私がそんな事を?」

久「やっと正気に戻ったみたいね」

和「あの、いったい私に何があったんですか?」

咲「えっとね、和ちゃん。京ちゃんがハギヨシさんからもらったぬいぐるみを和ちゃんに見せにいた時に急に抱きしめたんだよ?」

和「えっ、えっ?私、そんなことしていたんですか?そういえば、少し記憶が飛んでるような気が」

まこ「記憶がないんかい」

桃子「とりあえず、須賀くんを降ろしたらどうっすか?」

和「あ、それもそうですね」

京太郎「ふえ?僕はこのままでいいよ?僕もスガペンさんを抱っこしてるし」

久「スガペン?ねえ須賀くん、スガペンってなんなの?」

京太郎「えっとね、僕のぬいぐるみがエトペンさんの格好をしてるから名前をスガペンさんにしたんだ」

和「スガペンですか...いいですね」

京太郎「でしょう?」

優希「のどちゃん!そろそろ、京太郎を降ろすじぇ!またさっきみたいになってきてるじょ!」

和「はっ、それもそうですね。ごめんなさいね須賀くん、降ろしますね。よいっしょ」

京太郎「ええ~、僕あのままでもよかったのに~」

桃子「我が儘は駄目っすよ、須賀くん」

京太郎「は~い」

和「私は良く覚えてませんが、先ほどはお見苦しいところを見せてしまってすいません」ペコリ

美穂子「えっと、そんなに深刻に考えなくていいと思いますよ?誰しも可愛い物を持ってきて嬉しそうにしていたらそんな事になりますよ」

久「あら、じゃあ美穂子もさっきの和みたいなるのかしら?」

美穂子「どうでしょうね?まあ、それに近い感じにあると思うわよ。女の子ですから」

ゆみ「それを言ったらここにいる全員がそうだろう。須賀君以外だが」

華菜「あれ?そういえば須賀くんの着てる服もペンギンだし。しかもフード付きの」

久「確かにそうね。温泉に行ったとき、適当に選んだからね」

華菜「せっかくだし須賀くん、フード被ってもらっても良い?」

京太郎「うん、良いよ。えい」カブル

咲「わ~、なんだかお揃いみたいで可愛いな~。ってあれ?何で京ちゃんピクピクしてるの?」

京太郎「えっ、なんの話なの、咲お姉ちゃん?」ピクピク

優希「なんか様子がおかしじぇ」

まこ「確かにこれは変じゃ」

久「もしかしてこれって、あの変な飲み物の効果が出て来たの?」

美穂子「変な飲み物って、それって須賀くんが小さくなってしまった飲み物の事?」

久「多分それ以外ありえないわ」

桃子「ちょっ、須賀くん。身体とか大丈夫なんすか?」

京太郎「へ?別に何にもないよ?変なモモお姉ちゃん」ブルブル

ゆみ「いや、明らかに様子が変だろう!今度はブルブルし始めたぞ!」

京太郎「皆、一体どうしたの?」ノビノビ

咲「あれ?」ゴシゴシ

和「どうしたんですか、咲さん?」

咲「なんか、京ちゃんの身長が伸びてる?」

優希「何を言ってるんだじぇ、咲ちゃん。それだったら、服がきつくなるじょ」

和「あれ?なんだか心なしか、服も破れずにそのまま伸びてますね」

まこ「何がどうなってとるんじゃ!?」

京太郎「なんだか皆変だな~。ってあれ?なんか僕の体、光ってる!!」ピカーン

咲「これって、京ちゃんがあの飲み物を飲んだ時と同じ現象だ!眩しい!」

久「なんですって!?何で今更になって!?」

和「分かりません!と言うか、何も見えません!」

一同「わ~~~!!」

  ピカピカピッカーン

桃子「あ、だんだん見えてきたっす!」

久「ちょっと、須賀くん!大丈夫なの!?」

京太郎「久お姉ちゃんなの?うん、僕は大丈夫だよ!」

優希「やっと見えるようになったじぇ」

咲「あれ?全然京ちゃんの状態が変わってない」

和「さっきの光はなんだんでしょうか?」

美穂子「須賀くん、体は大丈夫なの?」

京太郎「うん、さっきは急に僕の体が光って驚いたよ」

まこ「結局、なんの変化もなくって良かったわい」

久「はあ~、びっくりしたわよ。もしかしてまた新たな状態になるかと冷や冷やしたわよ」

ゆみ「一体その飲み物には何の効果があると言うんだ?」

ハギヨシ「ふむ、これは一旦調べた方がいいかもしれませんね」

まこ「うわっ、びっくした!すっかり存在を忘れておったわ」

ハギヨシ「すいません、驚かしてしまって。それで、その飲み物を預かっても宜しいでしょうか?」

久「ええ、むしろお願いするわ。その飲み物は冷蔵庫にあるから」

ハギヨシ「ありがとうございます」

京太郎「でも驚いたよ。てっきり僕、アニメみたいに変身すると思っちゃったよ(元の京太郎の声)」

優希「えっ?今のは....」

和「....子供になる前の須賀くんの声?須賀くんはまだ子供の姿のままなのに--」

京太郎「」スガルーン

京太郎以外「なっ」

京太郎「ふえ?どうしたの皆?」元の身長の姿+服装もこのまま伸びた状態

一同「....元の姿に戻ってる!??」

咲「ど、どうしていきなり京ちゃんの姿が元に戻ったの?」オロオロ

優希「わ、分からないじぇ。全然さっぱり意味が分からないじょ」

京太郎「あれれ?そういえばお姉ちゃん達がなんだか小さく見えるよ?」

ゆみ「自分の変化に気付いてないのか、彼は?」

美穂子「ど、どうにもそうみたいね」

桃子「あの、須賀くん。大丈夫なんすか、体の方は?」

京太郎「えっ?うん、なんともないよ。どうしてそんな事を聞くの、モモお姉ちゃん?」

桃子(うっ。この姿でモモお姉ちゃんと呼ばれるのは、結構くるっすね。でも平静を保って)ブンブン

京太郎「??」

桃子「良いっすか、須賀くん。私のいう事をよ~く聞くっす」

京太郎「えっ、うん」

桃子「須賀くんは、さっきの光った後に体が急に大きくなってしまったんす」

京太郎「体が大きくって、どういう事なの?」

和「須賀くん、鏡です。これから映る自分の姿に驚かないでくださいね」カガミヲダス

京太郎「えっ、えっ?これが僕の顔なの?」

和「はい、その通りです。今の状態がどうなっているか分かりましたか?」

京太郎「....うぅ」

桃子「須賀くん?どうかしたんすか?」

京太郎「うわ~~~!!」ブワー

久「ええ!?どうしたの、いきなり泣いて!?」

京太郎「僕に何が起きているの~!?怖いよ~!え~ん!」ブワー

まこ「どないするんじゃあ!いくら京太郎に姿が戻ったとしても、まだ京太郎は5歳児のまんまやぞ!」

久「そんなの、分かってるわよ!まだ小さいまんまだったら宥められたけど、元の姿に戻った須賀くんにどう接したらいいか分からないわよ!」

和「はわわわ、と、とにかく落ち着いてください、須賀くん!」オロオロ

京太郎「うわ~、和お姉ちゃ~ん!」ギュウ

和「うえええ!?///す、すすす須賀くん!?///」

京太郎「僕はどうしたらいいの~!?」

桃子「と、とにかく、一旦離れるっすよ!原村さんが困って、ってうわ!」ツル

華菜「あっ、東横さんが座布団に滑ったし!」

桃子「うわ~!」フードを掴み

京太郎「えっ?」ペラリ

桃子「あうち!いたた、すべっちゃったっす。ってあれ?」

京太郎「ふえ?」ピクピク

優希「あ、またピクピクし始めたじょ!」

京太郎「わ~!」ヒューン チンマリ

咲「あ、また京ちゃんが小っちゃくなった!」

和「どうしていきなり?」

京太郎「あ、元に戻った!(子供の声)」

まこ「京太郎からしたら戻ったことになったけど、わしらからしたらまた振り出しに戻ってしもうたのぉ」

久「...ふ~ん」

ゆみ「久?どうしたんだ、考え事をして」

久「もしかしたら、仕組みが分かったかもしれないわ」

美穂子「えっ?それ本当なの、久?」

咲「ほ、本当なんですか、部長!」

久「う~ん、あんまり自信はないのだけど感でこうかなって思ったのよ」

京太郎「はあ~、良かった~」ヘニャア

和「えっと、とりあえず一旦離れてもらってもいいですか?須賀くん」

京太郎「あ、うん」

久「須賀くん、和!ちょっと一緒に来てくれるかしら?」

和「部長が呼んでますね。えっと立てますか、須賀くん?」

京太郎「うん、大丈夫。おいっしょっと。な~に、久お姉ちゃん」テクテク

久「えっとね、さっき須賀くんの体が大きくなった理由が分かったのよ」

京太郎「えっ、本当なの?」

久「うん、多分だけどね。それで和、貴方にお願いがあるんだけど」

和「はい、なんでしょうか?」

久「須賀くんが不安にならないように、ちょっと手を繋いでもらってもいいかしら?」

和「えっと、それは須賀くんが大きくなってもですか?」

久「そう、その通りよ。須賀くん、和が隣にいて手を繋いでいたら怖くない?」

京太郎「う~と、うん。一緒にいてくれたら安心すると思う」

久「なら良かったわ。じゃあ和、須賀くんの手を繋いでくれる?」

和「はい。須賀くん、私の手を握ってください」スッ

京太郎「うん、分かった」ギュウ

久「それじゃあ今から始めるけど、須賀くんは私の言った通りにしてくれるかしら?」

京太郎「は~い!」

久「じゃあ須賀くん、さっきみたいにまたフードを被ってくれるかしら?」

京太郎「えっ、それだけなの?」

久「うん、それだけよ」

京太郎「分かったよ、えい」カブル ピクピク

桃子「あ、またピクピクしたっす」

京太郎「」スガルーン

美穂子「あ、大きくなったわ!」

京太郎「うわ、また大きくなった!(元の京太郎の声)」

和(改めて思いましたけど、やっぱり須賀くんの手って大きいんですね)

久「じゃあ今度は、フードを外してくれる?」

京太郎「あ、うん。分かった」ペラリ ピクピク

京太郎「わ~」ヒューン チンマリ

華菜「あ、小っちゃくなったし!」

久「じゃあまたフードを被ってもらっていい?」

京太郎「えっ、もう一回?良いけど」カブル ピクピク

京太郎「」スガルーン

久「なるほどね、やっぱり思った通り。何でかは知らないけど、どうやら須賀くんはフードを被ると大きいサイズ方になるみたいね」

京太郎「ええ~!なんでなんで!?」

久「それは分からないけど、恐らくあの飲み物のもう一つの効果だと考えるのが妥当ね」

桃子「その飲み物を作った人って何のために作ったんすかね?」

  別の場所で

科学の先生「ぶわっくしょん!だあ~、風邪でも引いたかな?」

  ~~再びホテルへ~~

京太郎「ほえ~、さっきは驚いて泣いちゃったけど、僕ってこんなに大きくなるんだね(元の京太郎の声)」

咲「うん、そうなんだよ京ちゃん。男の子の中ではまあまあ大きい方なんだよ」

京太郎「へえ~、そうなんだ」

優希「くぅ~、まさかまた京太郎を下から見る事になるなんて」

京太郎「あはは、優希お姉ちゃんが小さいや。なでなで」ナデナデ

優希「こら~、勝手に撫でるんじゃあないじょ!」

京太郎「あ、ごめんないさい」シュン

和「こら、優希!いくら須賀くんの姿が元に戻っても、中身は子供のまんまなんですから怒鳴ってはいけませんよ!」

優希「あ、そうだったじぇ。悪かったじょ、京太郎」

京太郎「もう怒ってない?」

優希「あぁ、もう怒ってないから怖がらなくいいじぇ」

京太郎「良かった~」ニコ

久「うわっ、なんて言い笑顔なの!元に戻った顔で純粋な笑顔は、結構くるわね」

まこ「まあそのまんまの通り、見た目は高校生でも中身は子供じゃからのぉ」

華菜「それって、なんの探偵アニメだし」

 コンコン

咲「こんな時間に誰だろう?入っていいですよ」

 ガチャ

良子「すいません、清澄の皆さん。ここで忘れ物を忘れていたのを思い出して戻ってきました」

久「あら、戒能プロ」

ゆみ「な、何!?本物の戒能プロなのか!?」

美穂子「わっ、わっ!生で始めてみました!」

良子「あれ?随分とまた人が多いですね」

和「えっと、こちらに何を忘れたんですか?」

良子「いえ、うっかりケータイを此処に忘れてしまっただけですよ」

京太郎「あ、良子さんだ!わ~い!」タッタッタ

和「あ、須賀くん!」

良子「えっ、京太郎なのですか!?どうしていきなりビックになっているんですか!?」

京太郎「わ~い、ぎゅう!」ギュウ

良子「ほわ~、京太郎!?///」

京太郎「えへへ、また良子さんに会えた!」スリスリ

良子「えっと、私も京太郎に会えるのは嬉しいですが、どうして京太郎が大きくなったのかを知りたいのですが///」アセアセ

咲「ほら京ちゃん、戒能プロが困ってるから一旦離れて~!」

京太郎「うわ~!ごめんなさい、咲お姉ちゃん」

良子「はあ、いきなりで驚いてしまいました。それでどうして京太郎がこんなにも大きくなったのですか?」

久「う~ん、ここは実際見てもらった方がいいかもね。須賀くん、戒能プロのためにまたやってみてもらってもいいかしら?」

京太郎「あ、うん。分かったよ、久お姉ちゃん。良子さん、よ~く見ててね!」

良子「は、はぁ、分かりました」

京太郎「せ~の、えい」ペラリ ピクピク

京太郎「わ~」ヒューン チンマリ

良子「なんと!一瞬にして京太郎がミニサイズになりました!」

久「じゃあ今度はフードを被って頂戴」

京太郎「は~い。と~う!(子供の京太郎の声)」カブル ピクピク

良子(やはり可愛いですね、子供の京太郎の行動は)

京太郎「へ~んしん!」スガルーン

良子「また京太郎が大きくなりました!」

和「こんな感じに今度はなぜかフードを被ると須賀くんの姿が戻ったり、フードを取ると子供の姿になったりしてしまうんです」

良子「なるほど、そういう事だったのですか。これも話に聞いていたあ飲み物の効果なのですか?」

和「それしか考えられないと思います」

良子「まったく、その飲み物を作った人物は何を思って作ったんでしょうか?」

良子「しかし、記憶は子供のままなのですね」

咲「そうなんです。京ちゃんの体だけが戻って記憶が戻らなかったら意味がありませんし」

良子「確かにそうですね。ん?」

ゆみ「どうかしたんですか、戒能プロ?」

良子「おや、あなたは誰ですか?」

ゆみ「私は鶴賀学園の生徒の加治木ゆみと言います。それでどうかなさったのですか?」

良子「加治木ゆみですか。いえ、ふと思った事がありましてね」

久「思ったことですか?」

良子「その通りです。京太郎の姿を見て気付いたのですが、京太郎は動物系のフードでこんな状況になっているのですよね?」

まこ「と言うと?」

良子「ほかに動物系じゃあないフードの服はあるのですか?」

優希「一様買ってあるじょ」

良子「少し試したいことがるので持ってきてもらっていいですか?」

和「分かりました!」タッタッタ

 ~~数分後~~

良子「と言う訳で、京太郎にはまた子供の姿に戻ってもらって普通のフードの服を着させてみました」

京太郎「着替えたよ、良子さん(子供)」

良子「ではさっきみたいにまたフードを被ってもらっていいですか、京太郎」

京太郎「うん、良子さん。えい」カブル

京太郎「」シーン

桃子「な、何にも起きてこないっすね」

良子「では今度は、先ほど着ていたペンギンのフード服に着替えてもらってください、京太郎」

京太郎「は~い」ヌギヌギ

まこ「ほい、京太郎。ペンギンの服じゃあ」

京太郎「ありがとう、まこお姉ちゃん!よいしょ、よいしょ」ゴソゴソ

良子「着替え終わりましたか?」

京太郎「うん、着替えたよ!」

良子「ではまたお願いします」

京太郎「分かった、せ~の!」カブル ピクピク

華菜「あ、ピクピクしたし!」

京太郎「」スガルーン

咲「あ、大きくなった!」

良子「どうやら結果が分かりましたね。京太郎は普通のフードの服では大きくなったりする事は出来ないようですが、動物系の服を着ると元の姿になれるみたいですね」

京太郎「じゃあじゃあ良子さん、僕は動物さんの服を着たらこの姿になるって事なの?(元の京太郎)」

良子「そういうことです」

美穂子「なんだかすごいわね」

ゆみ「いや、何で動物系の服で戻るのかが私には分からないのだが」

久「それはあの飲み物を作った人に聞くしか分からないでしょう。でも一つは分かって良かったわ」

良子「京太郎は椅子に座っていていいですよ」

京太郎「うん、そうする!」テクテク オッチン

良子「さてと、あたしもあんまりここに長居は出来ないのでケータイを探さなくていけません」

和「あ、戒能プロ。さっき、携帯を見つけたんですけどこれですか?」

良子「お~、これです!間違いありません、サンキューです!」

和「良かったです、合っていて」

良子「では、ケータイも見つかった事ですし。私はこれで、はっ!」クル

美穂子「えっ?どうかしましたか、戒能プロ」

良子「もしかして京太郎...」

久「えっ、須賀くん?あっ!」

京太郎「...zzz」

咲「寝てる。これって、もしかして」

まこ「まさか...」

京太郎「う、う~ん」パチクリ

優希「あ、起きたじぇ」

京太郎「はあ~、何とかうまくいって良かったです。京太郎くんがとてもいい子で助かります」

ゆみ「き、京太郎?もしや、これがあの神降ろしなのか?」

良子「あ、貴方は誰なのですか?」

京太郎「あっ、皆さん初めまして。京太郎くんの体で喋っていますが、私の名前は奇稲田姫(クシナダヒメ)と言います」ペコリ

良子「奇稲田姫!確か伊弉冉尊が言っていた...」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、その伊弉冉尊様が言っていた奇稲田姫です」ニコ

久「どうしましょう。まだ神代さんや狩宿さんが来てないのに須賀くんが寝て神様が来ちゃったし」

ゆみ「どういう事なんだ久?なぜ永水の選手が来ることが須賀くんに関係しているんだ?」

久「その前にちょっといいかしら?」

ゆみ「あぁ、構わないが」

久「ありがとう、ゆみ。えっと、奇稲田姫さん!」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、なんですか?」

久「ちょっとの間、待っててもいいかしら?」

京太郎(クシナダヒメ)「ええ、構いませんよ」

久「ありがとうございますね。それじゃあ今から説明するけど良いかしら?」

ゆみ「あぁ、よろしく頼む」

久「じゃあ説明するわよ。須賀くんの神様を降ろすやり方なんだけど、どうやら神代さんと同じやり方なのよ」

美穂子「同じやり方って、まず降ろす人が寝ていてその間だけ神様が憑依するって事なの?」

久「そう、美穂子の言うとおり。で、役目が終わったら神様は帰って寝ていた人は起きて、念のためにお祓いをしておくのよ」

ゆみ「なるほど、そういう事か。だから永水の選手が来てくれるという事か」

久「そういう事」

京太郎(クシナダヒメ)「あれ?そういえば、どうして京太郎くんが大きくなっているの?確か京太郎くんは子供の姿になっていたはずなのに」

まこ「仕方ないのぉ、わしが説明するわ。えっと、神様よ」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、どうされました?」

まこ「京太郎が何で大きくなったのかをわしが説明するわ」

京太郎(クシナダヒメ)「本当ですか!?ありがとうございます。えっと~」

まこ「わしの名前はまこって言うんじゃあ」

京太郎(クシナダヒメ)「分かりました、まこ様ですね。では説明してください、まこ様」

  ~~説明中~~

まこ「と言う訳なんじゃあ」

京太郎(クシナダヒメ)「なるほど、そういう事だったんですか。今、京太郎くんが着ている服をの被り物を外すと」ヒョイ

京太郎(クシナダヒメ)「わ~!」ヒューン チンマリ

京太郎(クシナダヒメ)「あら、本当に子供の姿になりました!(子供声)」

優希「それでフードをまた被ると大きくなるじょ!」

京太郎(クシナダヒメ)「もう一度被り物を被って」カブル ピクピク

京太郎(クシナダヒメ)「」スガルーン

まこ「そして、大きくなった京太郎になるんじゃ」

京太郎(クシナダヒメ)「なんだかすごいですね、これ!」

和「でも早く治る方法を探さないといけないんです。いつまでもこのままではいけませんから」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、それもそうでしたね。すいません、無神経な事を言ってしまって」

和「あ、いえいえ!わざと言ったわけじゃアないんですからそんなに落ち込まないでください」オロオロ

良子「あ~、ゴホン。少しいいですか、奇稲田姫?」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、はい。大丈夫ですよ、なんでしょうか?」

良子「それで、どうして急にここに来たのですか?」

京太郎(クシナダヒメ)「えっと実は~、伊弉冉尊様に内緒で来たんです」

良子「なっ!?伊弉冉尊に内緒でって、どうしてそんな事を?」

京太郎(クシナダヒメ)「その、待てなくてつい来てしまいまして。って、うわ!」ツル ドテン

桃子「うわ~、大丈夫っす!?」

京太郎(クシナダヒメ)「はぅ~、伊弉冉尊様達がいるところでも何も置いてないのにこけてしまうのに。ここでも滑ってしまうなんて~」

咲「と、とりあえずあたしの手に掴まってください」スッ

京太郎(クシナダヒメ)「すいません、お恥ずかしい所を見せてしまって」ギュウ

咲「じゃあ行きますよ?せ~の!」

京太郎(クシナダヒメ)「おいっしょっと。ありがとうございます助かりました」ペコリ

優希「それにしても、何もないのに転ぶなんて変わってるじぇ」

和「こら、ゆーき。神様にこんな事を言っては失礼ですよ」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、別に大丈夫ですよ。私ったら、いつも偉い神様の前でついうっかり転んでしまう所を見られてしまってるので」

久(なんていうか...)

まこ(えらい、ドジッ子な神様やのぉ)

良子「しかし、早く京太郎に会いに来たのは別に良いのですかが、さすがに伊弉冉尊に内緒に来たのはまずいのでは?」

京太郎(クシナダヒメ)「た、確かにそうですけど」

華菜「内緒で勝手に来たのってそんなにいけない事なの?」

良子「普通にいけない事ですよ。伊弉冉尊は神様の中でも偉い一人なのですから」

京太郎(クシナダヒメ)「伊弉冉尊様は基本的には優しいお方なのですが、怒るとすごく怖いんです」ガタガタ

桃子「優しい人が怒るって、かなりやばいっすよね」

京太郎(クシナダヒメ)「で、でも大丈夫です!ちゃんと他の神様に見つからないように隠れて会いに来たんですから!」

咲(でもこういう人って、大抵何かのうっかりで気付かれちゃうって小説に書いてあったな~)

良子「ま、まあそれなら良いのですが。おっと、そろそろ時間がやばいですね。すいませんが私は仕事に戻ります。くれぐれも帰る時には気を付けてくださいね」テクテク

京太郎(クシナダヒメ)「は、はい、分かっています!」

良子「では皆さん、また会いましょう」バタン

智美「じゃああたしらもそろそろ帰るとするかー」

ゆみ「そろそろ時間も遅くなるしな」

美穂子「それじゃあ華菜、私達も戻りましょうか」

華菜「了解だし、キャプテン!」

久「美穂子もゆみ達も来てくれてありがとうね」

智美「お~う、また来るぞー。ワハハー」

美穂子「久も皆さんも、体には気を付けてくださいね」

和「ありがとうございます、心配してくださって」

ゆみ「では、お邪魔したな」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、あの、すいません!」

一同「??」

京太郎(クシナダヒメ)「皆さんがお帰りになる最中にすいませんが、その少しよろしいですか?」

久「どうかしたんですか?」

京太郎(クシナダヒメ)「あの、少しお散歩をしたんですが、誰か付き合ってはくれませんか?」

桃子「お散歩っすか?どうしていきなり?」

京太郎(クシナダヒメ)「えっと、ちょっと現世の町を見て見たくて」

まこ「しかし散歩がしたいかと言われても、京太郎の体でいいか?」

久「まあ、こんな夜だし。そんな時間まで歩いてる選手なんていないでしょう」

京太郎(クシナダヒメ)「じゃあいいんですか?」

久「ええ、構いませんよ。でもすぐには戻ってきてくださいね?」

京太郎(クシナダヒメ)「!!ありがとうございます!」

咲「良かったですね、奇稲田姫さん」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、とっても嬉しいです!」

ゆみ「しかし、誰が一緒に行くかだが」

桃子「あ、それだったら私でいいっすよ」

ゆみ「良いのか、モモ?」

桃子「はい!それに神様と話すなんて、滅多にない事っすから」

智美「分かった。じゃあ頼んだぞ、モモー」

桃子「はいっす。じゃあ神様、私が一緒に行く事になったのでよろしくっす」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、こちらこそよろしくお願いします。えっと」

桃子「あ、私の名前は東横桃子って言うんす。気軽にモモって呼んで下さいっす」

京太郎(クシナダヒメ)「分かりました、モモさん!じゃあ少しお散歩してきますね」

和「気を付けてくださいね?後は時間とかもにして」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、分かっております」

美穂子「じゃあ出ましょうか」

久「皆はまたね~。で、神様は行ってらっしゃ~い」

 ~~そしてホテルの外へ~~

智美「では、後を頼んだぞ、モモ二等兵」

桃子「了解であります!」

ゆみ「何をふざけているんだ、はぁ」

智美「いや~、ついなー。ワハハ―」

ゆみ「じゃあしっかり頼んだぞ、モモ」

美穂子「お二人とも気を付けて行ってください?」

桃子「ありがとうございます」

ゆみ「では行くか」テクテク

華菜「事故するなよ~」テクテク

桃子「それじゃあ私達も行くっすか、神様さん」

京太郎(クシナダヒメ)「はい!あ、それと私の事はクシナダと呼んでください」

桃子「分かったっす。じゃあ今からクシナダさんって言うっすね。じゃあ行きましょうか」テクテク

京太郎(クシナダヒメ)「はい。よろしくお願いしますね、モモさん」テクテク

 ~~場所は変わり永水メンバ―が泊まっている宿へ~~

小蒔「よいっしょっと。これでいいですかね?」

巴「はい、それくらいあればいいと思いますよ姫様」

霞「なんだか小蒔ちゃん、張り切ってるわね~」

初美「それほど京太郎と一緒にいられるのが嬉しいんでしょう」

霞「それもそうね~。まあ、正直私も本当だったら京くんと一緒に居たいんだけどね~」

初美「我慢してるくらいなら、偉いですよー。はるるなんてまだ落ち込んでいますし」

春「何であたしはあそこで負けたんだろう...」ポリポリ

小蒔「...zzz」

初美「ってあれ?なんか姫様寝てますよー?」

小蒔「う、う~ん。...うむ、何とかうまくいったな」

霞「しかも、なんか神様降ろしてたわ」

小蒔(神様)「うん?あ、霞か。わたしは伊弉冉尊だ。少しばかり小蒔を借りるぞ」テクテク

巴「えっ、姫様って。じゃあなかった、伊弉冉尊様!どうして急に降りて来たんですか!?」

小蒔(神様)「なに、ちょっとした野暮用だ。ではな」タッタッタ

霞「あ、伊弉冉尊様!くっ、仕方ないわ。私達も伊弉冉尊様を追いかけましょう!」タッタッタ

皆さんこんにちは、気ままな須賀君です。2015年ももうそろそろ終わりですね。話の展開にも丁度いいので、今年最後は小ネタで幕を閉じさせてもらいます

 小ネタ 皆で京太郎くんの家で大晦日

須賀母「皆、いらっしゃい。リビングで寛いでてね」

久「ありがとうございます、須賀くんのお母さん。失礼します」

咲「おばさん、こんにちは。」

優希「おう、お邪魔するじぇ!」

まこ「すんません、今日はありがとうごいます」

和「えっと、お邪魔します」

京太郎「まったくなんですか。大晦日は部員全員で俺の家出するって、しかもおふくろにも話を進めてるし」

須賀母「まあまあいいじゃあないの。あんたに黙ってたのは悪かったけど、ちゃんと皆の親御さんには連絡入れて許可はもらってるからその点は大丈夫だから」

京太郎「マジなのかよ!?」

和「あの、私も須賀くんの事も考えて断ったんですけど。部長がどうしてもって言って断れなくて。あの、迷惑でしたか?」

京太郎「...いや、和がそう思ってくれただけでいいよ。じゃあどうぞ、寛いでください」テクテク

久「もしかして、怒ってる?」

京太郎「もう慣れっこですよ、部長のこういう所は。それが部長の魅力の一つだって思ってますから」

久「あら、随分と言えるようになったわね。でも私はもう部長じゃあないわよ?」

まこ「そうじゃぞ、京太郎。今の部長はわしやぞ?」

京太郎「あっ、すいません。どうにも未だに慣れなくて」

久「じゃあ今から私の事は、久さんって呼びなさい」

京太郎「え~。年上の人を下の名前で呼ぶのは照れるって言うか」

須賀母「まあいいんじゃない?ほら、もし年上の人が彼女が出来た時の練習だと思えば」

4人「!?」

京太郎「な、ななななに言ってんだよ!かか、彼女とかって」

久「あら、それって面白いわね。じゃあ須賀くん、私と付き合ってみる?」

京太郎「何言ってんですか!?///」

和「そ、そうですよ!変な冗談はやめてください、須賀くんのお母さん!」

優希「の、のどちゃんの言うとおりだじぇ!そもそも、こいつには竹井先輩は勿体ないじょ!」

咲「へ、変な冗談やめてよ、おばさん!」

須賀母「あははは、皆面白い反応するわね」

久「ホントですね、いや~面白かったわ」

まこ「はあ、そんな事やろうと思うたわ」

京太郎「ま、まさか」

久「そう。またまた私と須賀くんのお母さんのサプライズよ」

京太郎「このどSコンビが!」

須賀母「まああんたも早くいい人を探しなさいよ」

京太郎「...俺も彼女が出来るように頑張ってるんだよ」

咲「...」モジモジ

優希「...」モジモジ

和「...」ユビヲイジイジ

京太郎「お前ら何やってんだ?」

須賀母「はあ~、我が息子やがら鈍い子やね」アキレ

京太郎「なんだよ、いきなり」

須賀母「分からないなら、別にいいわよ」

京太郎「??」

須賀母「まあいいわ。それじゃあ、年越しのうどんとそばを食べましょう」

和「あ、はい」

京太郎「あ、俺もやるよ」

須賀母「うん、助かるわ」

京太郎「皆はうどんとそば、どっちがいいんだ?」

咲「京ちゃん、あたしはうどんでお願い」

まこ「わしはそばで頼むのぉ」

優希「京太郎、私はうどんで頼むじぇ!」

和「じゃあ私はおそばでお願いします、須賀くん」

久「私もそばで頼むわ」

京太郎「はいはい、分かりました」テキパキ

  ~~数分後~~

京太郎「お待たせしました、出来ましたよ!」

優希「待ってたじぇ!」

咲「久々に食べるな、京ちゃんの家の年越し」

和「あ、そういえば咲さんは須賀くんと同じ中学でしたもんね」

咲「うん、一回だけ京ちゃんの家で年越しを食べたことがあったの」

まこ「さてさて、京太郎の家の年越しはどんな感じかの」

須賀母「この子ったら、執事さんの所になんか教わりに行ってから急に色々と上手くなったのよね」

京太郎「別に良いだろうが」

久「まあまあ、そんな事言わずに早く皆で年越しを食べましょう」

京太郎「分かりましたよ...久さん」ボソ

久「!?///」

まこ「どないしたんじゃ?」

京太郎「いえ、何でもありませんから気にしないでください」

久「ちょっとさっきの何よ、須賀くん!」ボソボソ

京太郎「...さっきの仕返しですよ」ボソボソ

久「くっ///」

京太郎「さあ、どうぞ」

和「ありがとうございます、須賀くん」

まこ「ありがとうな」

咲「ありがとうね、京ちゃん」

優希「おう、サンキューだじぇ」

京太郎「さあ、どうぞ。『竹井先輩』」

久「...どうも」

  ゴーン

須賀母「あら、もう鐘が鳴ったわね」

和「あ、本当ですね」

 ゴーン

優希「今年ももう終わりだじぇ」

まこ「ホント、時間は早いのう」

 ゴーン

久「それじゃあ皆で言いましょうか」

咲「あれ?なんか竹井先輩、顔が赤いですよ?」

久「な、なんでもないから気にしないで咲」

咲「は、はあ」

京太郎「じゃあ言いましょうか。せ~の」

「「「「「「「「明けまして、おめでとうございます」」」」」」」」

   完

 皆さん、良いお年を!!

 皆さん、明けましておめでとうございます。気ままな須賀君です。今年も僕は初夢を見る事が出来ませんでした。皆さんはどうでしたか?
と言う訳で、今回一回目は初夢を使った小ネタです

 小ネタ 京ちゃんは初夢で姫様に会う

 ~~一年前~~

京太郎「今年最初の夢だから、良いの見れるといいな。せめて縁起の良いやつがみれたらラッキーだな」

京太郎「それじゃあ、お休み~。....zzz」

 夢の中

京太郎「あれ、ここってどこだ?誰もいないけど」テクテク

京太郎「見た感じ広いお屋敷みたいだけど」テクテク

??「霞ちゃ~ん!春ちゃ~ん!誰もいないんですか~?」テクテク

京太郎「あ、女の子だ」

??「えっ?あの、どなたなんですか?ここは私のお屋敷ですよ?」

京太郎「いや、俺もよくわからなくて。気が付いたらここにいて」

小蒔「それは不思議な事ですね。あ、私の名前は神代小蒔と言って高校一年です」

京太郎「あ、年上の方だったんですか。えっと、俺の名前は須賀京太郎って言います。中学三年です」

小蒔「須賀京太郎くんと言うんですね。私、お父様以外の殿方と喋るの初めてなんです」

京太郎(これはあれなのかな?いわゆる箱入り娘って言う人なのかな?)

京太郎(それにして、綺麗な人だな~」

小蒔「き、綺麗だなんて、恥ずかしいです///」

京太郎「えっ?もしかして俺、声に出してました?」

小蒔「は、はい」

京太郎「うわ~、ごめんさない!つい人と会ったから気が緩んでしまって!」アセアセ

小蒔「い、いえ!私も気にしてませんから」

京太郎「なんか、すいませんでした」

小蒔「いえいえ、本当に気にしてませんから。正直、私も人に会えて安心してるんです」

京太郎「そ、そうだったんですか。なら良かったです。そういえば、さっき名前を呼んでいましたけど他にもいるんですか?」

小蒔「あ、そうでした!あの、須賀くんは私以外の方を見ていませんか?」

京太郎「い、いえ、まだ神代さん以外の方とは会ってないです」

小蒔「そうですか...」

京太郎「あの、良かったら俺も一緒に探しましょうか?」

小蒔「本当ですか!?」

京太郎「ええ、困ってる人を見捨てるわけにはいけませんから」

小蒔「ありがとうございます、須賀くん!」ギュウ

京太郎「い、いえ///」

京太郎(手、握ってくれた。咲以外の女の子手を握られた事ないから新鮮だな。神代さんの手、柔らかいな///)

小蒔「あ、ごめんなさい!急に手を握ってしまって」パッ

京太郎「あ、いえ、大丈夫です。ちょっと新鮮な気分でした」

小蒔「新鮮ですか?」

京太郎「ええ、そうです。俺と同じ学年の女の子がいるんですけど、そいつって危なっかしくてよく手を握ってやってるんです」

京太郎「それでそいつ以外の女の子の手を握られたのがなんか新鮮だなって思ったんです」

小蒔「そうだったんですか。私もお父様以外の方と手を握るのは新鮮でした」

京太郎「じゃあお互い様ですね」

小蒔「はい」

京太郎「それじゃあ人を探しに行きましょうか」

小蒔「そうですね、行きましょう」

京太郎「すいませ~ん、誰かいませんか~?」テクテク

小蒔「初美ちゃ~ん!巴さ~ん!いませんか~?」テクテク

京太郎「誰とも会いませんね」テクテク

小蒔「こんなに探して見つからないなんて、変ですね。ってあれ?」

京太郎「どうかしたんですか、神代さん?」

小蒔「あそこに何かあります」

京太郎「えっ?あ、本当だ。あれは、熱いお茶にお饅頭ですかね。何でこんな所に」テクテク

小蒔「誰かが置いたんでしょうか?しかも丁度二人分もあるなんて」

京太郎「う~ん、折角ですし此処で休憩しませんか?丁度お茶とお菓子があるんですから」

小蒔「勝手に頂いて良いんでしょうか?」

京太郎「きっと誰かが用意してくれたんでしょう。勿体ないですから、食べましょう」

小蒔「う~ん、そうですね。せっかくですから、頂きましょうか」

京太郎「ええ、食べましょう」

  ~~数分後~~

京太郎「ふう~、お茶にお饅頭ってどうしてこんなに合うんでしょうね~」

小蒔「ふふ。なんだか須賀くん、おじいさんみたいですよ?」

京太郎「そうかの~?わしも年を取ったもんじゃ」

小蒔「ウフフ、そんな言い方をしたら本当におじいさんっぽいですよ?」

京太郎「と言っても真似ですから。俺と神代さんだってまだまだ若いですから」

小蒔「それもそうですね。でも。こうして同年代の男の人と落ち着いて話すなんて初めてです」

京太郎「そういえば、神代さんのお父さん意外と接したことがないって言っていましてね」

小蒔「私、いつも周りから姫様と言われていて特別扱いされてるんです」

京太郎(姫様って事は、本当に箱入れ娘の人だったんだ。神代さんって)

小蒔「だから、こうして普通に接してくれる人は滅多に少ないんです」

京太郎「...そうですかね?」

小蒔「えっ?」

京太郎「少なくとも俺は神代さんの事、普通の女の子と思っていますよ?」

小蒔「...どうしてそう思うんですか?」

京太郎「なんて言うんでしょうか。初めて会った俺に普通に話してくれて、それにさっきお饅頭を食べてる時の神代さんは幸せそうな顔をしてましたよ」

小蒔(み、見られていたなんて。恥ずかしい///)

京太郎「だからなんていうのかな。俺から見たら神代さんは、何処にでもいる普通の可愛い女の子だと思いますよ」ニコ

小蒔(須賀くん...)

京太郎「な、なんか恥ずかしくなってきたな」ポリポリ

小蒔「小蒔...」

京太郎「えっ?」

小蒔「私の事は神代じゃあなく、小蒔と呼んでください」

京太郎「えっ、良いんですか?下の名前で呼んでも」

小蒔「はい!私も須賀くんの事を京太郎くんと呼びますから」

京太郎「じゃ、じゃあ言いますよ?」

小蒔「はい、どうぞ」

京太郎「こ、小蒔さん」

小蒔「はい、京太郎くん!」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー

京太郎「....あれ?俺の部屋?」

京太郎「...さっきの夢、縁起のいい夢って言うか。なんか不思議な夢だったな」

京太郎「小蒔さんか。...本当にいる人なら、また会いたいな」

  ~~別のところ~~

小蒔「う、う~ん。良く寝ました」

小蒔「...あの夢は、なんだったのでしょうか?」

小蒔「...京太郎くん。もしいるのなら、また会いたいですね」

 ~~そして高校、夏~~

京太郎「え~と、どこかにタコスの材料があるところは」テクテク

  ドン

京太郎「あ、すいません!前を見てませんでした」

小蒔「いえ、私も前を見ていませんでした。ってあれ?」

京太郎「...あれ?もしかして、小蒔さん...ですか?」

小蒔「えっ?ひょっとして、京太郎くん?」

 それは奇跡なのか、二人の運命の悪戯なのか。それを知るのは神様だけだとさ

  完

う~ん、何と言うかこれは好きな組合わせで書いた感じです。でもなんか良いんですよね、京太郎くんと小蒔さんの組み合わせって

それでは、また会いましょう

 こんにちは、気ままな須賀君です。
少し書く時間が出来たので、本編のツ続きを書きます

京太郎(クシナダヒメ)「これが現代の日本の町なのですね!」

桃子「クシナダさんはその、確か降りた事がなかったんすよね?」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、残念ながら。私は今まで誰かの体を使って降りたことがなかったんです。だからこうやって現代の町を見た事がなかったんです」

桃子「えっとそれで、いつから須賀くんに降りられる可能性が分かったんすか?」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、それはですね、京太郎くんが小学生の時にそれが分かったんです」

桃子「小学校の頃っすか?」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、そうなんです。私が伊弉冉尊様と一緒に鹿児島に来た時にある波長を感じたんです」

桃子「波長っすか。と言うか、鹿児島に須賀くんがいたんすか?」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、見た感じ親戚の方のお家に遊びに来たような感じでした」

桃子「そうだったんすか。あ、続きをどうぞ」

京太郎(クシナダヒメ)「はい。それで伊弉冉尊様に少し場所を離れますと言って京太郎くんのところに行ったんです」

桃子「それでそれで?」

京太郎(クシナダヒメ)「そして京太郎くんに神降ろしが出来るか試しにちょっとだけ入ってみたんです。そしたら思いのほかうまくいったんです」

桃子「ほえ~、それはすごいっすね。じゃあ須賀くんは子供の頃から、その神降ろしが出来たんっすね」

京太郎(クシナダヒメ)「まあそうですね。でも京太郎くんはその時は子供でしたから何も気づいてなかったみたいです」

桃子「そうだったんすか。いや~、須賀くんの知られざる才能を聞いたっす」

京太郎(クシナダヒメ)「まあこの話はこれぐらいにして。他にも何か面白い物とかありませんか?」

桃子「面白い物っすか?う~ん、何かあるっすかね~」

京太郎(クシナダヒメ)「なんでもいいですよ」

桃子「う~ん、じゃあ私達が普段利用している施設とかを案内するっす!」

京太郎(クシナダヒメ)「本当ですか!?ありがとうございます、モモさん!」

桃子「それじゃあ私について来て下さいっす!」

京太郎(クシナダヒメ)「はい!」

  ~~一方永水メンバーは~~

小蒔(伊弉冉尊)「...私に黙って気付かずに行けるっと思っているのか?きちんとばれているからな、奇稲田姫!」タッタッタ

霞「待ってください!クッ、全然追いつかないわ!」タッタッタ

巴「姫様はそんなに足は速いはずはないのにどうしてあんなに早いんでしょう?」タッタッタ

初美「それは多分、神様本来の身体能力ですよ、あれは」タッタッタ

春「とにかく追いかけよう」ポリポリ

初美「何で走りながら黒糖を食べているんですか、はるる!」タッタッタ

 ~~再びモモとクシナダヒメ方へ~~

桃子「ここが、私達庶民が良く利用しているコンビニと言う所っす」

京太郎(クシナダヒメ)「コンビニと言うんですか!ここはどういう所なのですか?」

桃子「そうっすね、主にここはお菓子やご飯、それに飲み物や雑誌とかを売ってる所っすね」

京太郎(クシナダヒメ)「そうなのですか。また新しい事を知る事が出来ました!」

桃子「それじゃあ次のところに向かうっすよ!」テクテク

京太郎(クシナダヒメ)「はい、モモさん!」テクテク

??「なんや、あの恰好。偉いおもろい格好しとるな!」

??「ちょっ、お姉ちゃん!そんな指しちゃあ失礼やで」

洋榎「なんかおもろそうや。あと追いかけるで、絹恵!」タッタッタ

絹恵「あ、待ってえな!」タッタッタ

桃子「続いて、ここは本屋っす」

京太郎(クシナダヒメ)「本屋ですか?でも先ほどコンビニでも本があると言っていましたけど」

桃子「それはごく一部っす。ここは本を中心に販売をしてる所なんすよ」

京太郎(クシナダヒメ)「へえ~、そうなのですか。じゃあ他にも色んな物を中心に売っているお店があるのですね」

桃子「その通りっす。色々歩いて周って行ったらそういう店が出てくるっす」

京太郎(クシナダヒメ)「わあ~、じゃあ楽しみしています」

桃子「それじゃあ、次に向かうっす」テクテク

京太郎(クシナダヒメ)「はい」テクテク

絹恵「あの動物の服着てる人、さっきから何一人でぶつぶつ言ってるやろうか?」コソコソ

洋榎「いや、薄らやけどもう一人おるで」コソコソ

絹恵「えっ、お姉ちゃん見えんの?」

洋榎「いや、そんなにやけど」

京太郎(クシナダヒメ)「次は何処なんでしょうか?」テクテク

桃子「楽しそうっすね、クシナダさん」テクテク

京太郎(クシナダヒメ)「はい!私の知らないものを知っていくのが楽しんです!」テクテク

洋榎「うん?あの顔、どこかで見た事があるような」

絹恵「えっ、あの動物のフードを被ってる男の子の事?」

洋榎「あ、思い出した!清澄の生徒や!」

絹恵「えっ、清澄の生徒なん!?」

洋榎「ほら、開会式の時に『清澄、頑張れ~!』って叫んでたやん」

絹恵「あ、そういえばおったな。思い出してきたわ」

洋榎「そうと決まったら、ちょっと話しかけてよう。お~い、そこの二人!」タッタッタ

桃子「へ?」

京太郎(クシナダヒメ)「はい?」

絹恵「ちょっ、お姉ちゃん!」

洋榎「なんやねん、絹恵。せっかく話してみようと声かけてみたのに」

絹恵「そんなんいきなり話しかけてきたら相手さんが困りはるやろう!」

洋榎「そんなん気にしてないやろう」

絹恵「いや、何でそんな自信満々に言ってるん」

京太郎(クシナダヒメ)「あの、私達に何か用でしょうか?」

洋榎「おっ、そうやった。悪いな、急に話しかけて」

桃子「は、はあ」

洋榎「それより其処の兄ちゃん、自分清澄の生徒やろう?」

京太郎(クシナダヒメ)「えっと、一様そうですけど」

洋榎「一様って隠さんでもええやろう。開会式の時、あんな大声で叫んでたんやから」

京太郎(クシナダヒメ)「えっと、あの」(どうしましょう?この人は私の事を京太郎くんだと思っていらっしゃってる。どうしたら)オロオロ

??(ったく、なにやってんだ。俺が何とかしてやるから、俺に変われ)

京太郎(クシナダヒメ)(あ、あなたは)

絹恵「ほら、一方的にお姉ちゃんが話しかけるから困ってるやん」

洋榎「う~ん、そうか?」

絹恵「どう考えてもそうやろう」

桃子「えっと、どうするっすか、クシナダさん?」ヒソヒソ

京太郎「...zzz」

桃子(あれ、寝てる?)

洋榎「ってうわ!この兄ちゃん、立ったまんま寝とる!」

絹恵「えっ?うわ、本間や!」

京太郎「...う」パチ

絹恵「あ、起きはった。大丈夫か、自分?」

京太郎(??)「おい、しっかり掴まっていろ」ガシ ヒョイ

桃子「えっ?ひゃっ、うわ~!///」

洋榎「って、何やってる自分!となりの女子をお姫様抱っこして!」

絹恵「はわわわ///」

京太郎(??)「...行くぞ」タッタッタッタ

桃子「うわ~!///」

洋榎「あ、こら!なに逃げとんねん!」タッタッタ

絹恵「あ、えっと、皆待って~!」タッタッタ

 ~~そして二人はなんとかまかしけて~~

京太郎(??)「ふう、ここまでくれば大丈夫だろう」

桃子「あ、あの///」

京太郎(??)「ん?あ、すまなかった。いきなりこんな事をしてしまって悪かった」オロス

桃子「えっと、クシナダさんじゃあないんすか?」

京太郎(??)「あぁ、俺はクシナダじゃあない。あいつが困ってそうだったから助けてやったんだ」

桃子「それじゃああなたは誰なんすか?」

京太郎「...俺の名前は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)って言うんだ」

どうも、気ままな須賀君です。最近色々とあったので小ネタで憂さ晴らしさせてもらいます

  小ネタ 京ちゃんの隠れた趣味

和「須賀くん、それロンです」パタン

京太郎「ぬわ~、また飛んだ!」

優希「ふふふ、私達に勝とうなんてまだまだ早いじぇ!」

京太郎「くっそ~、今日はなんか勝てそうな気がしたんだけどな~」

咲「はははっ、残念だったね。予想の通りにならなくて」

久「あっ、やってるわね。今は一年だけでやってるの?」

和「あ、部長。はい、待ってる時間が勿体なくて軽く打ってました」

久「なるほどね。で、須賀くんが飛んだって所かしらね」

京太郎「まあそんな感じです。あ、そうだ部長」

久「あら、どうしたの?」

京太郎「今日から少し部活で抜ける事になるですけど、いいですか?」

久「まあ構わないけど、何かあるの?」

京太郎「まあ簡単に言ったら、ちょっとした用事です」

優希「そんな事言って、もしかしてサボるのか?」

京太郎「んなわけあるか、バカ。それで部長、どうなんですか?」

久「ええ、分かった。でも抜けるって言うのはちゃんと言ってから出て行ってね」

京太郎「分かっていますよ。それじゃあお先にし連れします」タッタッタ

和「須賀くんの用事って、一体なんでしょうか?」

咲「さあ、なんだろう?」

 ~~次の日~~

咲「京ちゃん、一緒に麻雀部に行こう」

京太郎「あ、悪い咲。今日は最初から無理なんだ。悪いんだけど、部長に伝えといてくれねえか?」

咲「えっ、別にいいけど。またこの前みたいに用事なの?」

京太郎「あぁ、それだ。じゃあ頼んだぞ、咲!」タッタッタ

  麻雀部室

咲「こんにちは~」

まこ「おお、来たか。ってあれ?」

まこ「おい、京太郎はどないしたんじゃあ?」

咲「京ちゃんはまた用事で休むそうです」

まこ「そうか、分かったわ」

和「今日は最初からいないんですか、須賀くんは」

咲「うん、そうなんだ」

優希「あ、そういえば」

和「どうしたんですか、優希?」

優希「いやそういえば今日、京太郎が吹部の部室に行ってる所を見たじょ」

咲「吹奏楽部に?」

和「吹奏楽部に何の用事があったんでしょうか?」

咲「う~ん、なんかの整理を頼まれたのかな?」

優希「まったく分からないじぇ」

~~そしてまた次の日~~

和「あ、須賀くん、おはようございます」

京太郎「おっ、おはよう和。朝から一緒ってなんか珍しいな」

和「それもそうですね。うん?あの須賀くん、背中に背負ってるケースはなんなんですか?」

京太郎「えっ?あ~、これか?い、いや~、このケースはちょっとハギヨシさんに少し預かってほしいって頼まれた物で今日返しに行くんだよ」

和「ハギヨシさんって、龍門渕の執事さんでしたよね?」

京太郎「あぁ、そうだぞ。俺に色々と教えてくれてる師匠のような人だぞ」

和「そうだったんですか。ちなみにこのケースの中身はなんですか?」

京太郎「あ、そうだった!俺、係の仕事があったんだった!悪いけど先に行くわ!」タッタッタ

和「あ、須賀くん!走ったらこけてしまいますよ!」

  ~~それから放課後へ~~

和「...という事があったんです」

咲「今日の朝にそんな事があったんだ」

優希「ますます怪しくなってきたじょ」

久「確かに優希の言うとおりね。須賀くんが用事があって抜けている事、吹奏楽の部室に行った事に龍門渕の執事さんから預かっているケース...」

久「これは明日須賀くんを追いつめて聞くべきね」

まこ「確かにこれはち~とばかし気になるからの」

優希「皆に黙ってコソコソしてるのは気にくわないじょ!」

咲「あたしもここまできたら気になって仕方ないよ」

和「私も...ちょっとは気になります」

久「決まりね。それじゃあ明日、須賀くんを追い詰めて聞くわよ」

一同「お~!」

 ~~そしてその日になりまして~~

京太郎「えっと、どうしたんですか?皆揃って」

久「さあ須賀くん、貴方が隠してる事を話しなさい!」

京太郎「か、隠してる事?」

優希「とぼけても無駄だじぇ!色々とこっちには証拠を見て来たんだじょ!」

まこ「まあ、ごく一部の情報じゃがのぉ」

咲「正直に話してよ、京ちゃん!京ちゃんの用事ってなんなの!?」

和「えっと、私も気になりますけど。言いたくなければ、良いんですけど」

京太郎「はぁ~、分かりましたよ。言いますよ、俺が抜けてた理由」

久「よし、じゃあ話して頂戴」

京太郎「俺が用事で抜けてた事は、俺の趣味の事だったんですよ」

まこ「趣味?どういうことじゃあ?」

京太郎「まあ実際見せた方が早いな。すいませんけど、ちょっと電話しますね」 プルル

久「あ、うん、分かったわ」

京太郎「ありがとうございます、部長。あ、もしもしハギヨシさんですか?」

京太郎「いきなりで、すいませんけど。今からあれを持ってきてもらって清澄まで来てくれませんか?」

京太郎「本当ですか、ありがとうございます!ではお待ちしてます」ピッ

  ~~それから20分後~~

ハギヨシ「清澄皆さん、こんにちは。それから京太郎くん、頼まれた物を持ってきましたよ」

京太郎「ありがとうございます、ハギヨシさん。お忙しい時に呼んでしまって」

ハギヨシ「いえいえ、私の友人の頼みですから。それにちゃんとお嬢様の許可をもらってますから」

京太郎「そうですか。なら良かったです」

純「よう、須賀!来てやったぜ」

京太郎「あ、純さん!純さんも来て下さったんですね」

純「おいおい、俺もいないと意味ないだろう?」

京太郎「ですね。それじゃあ皆はちょっと座っててください。色々と準備していますから」

久「あ、うん」

京太郎「それじゃあ、早く用意しますか」

ハギヨシ・純「はい(あぁ)」ゴソゴソ

咲「ねえ、あれってどう見てもドラムセットだよね?」

久「ええ、そうね。しかも龍門渕の執事さんが出してるのってどう見てもあれはウットベースだわ」

和「えっと須賀くんがケースから出したのは...あれはアルトサックスです!」

まこ「京太郎の用事をやってた事ってこれやったんか!」

京太郎「お待たせしました!これが俺が用事って言ったことです。今からジャズ風の『星に願いを』を演奏します。じゃあ純さん、お願いします」

純「おう、分かったぜ。それじゃあ行くぜ、ワン・ツー!」ダダン

ハギヨシ「♪~」ダン ダン ダーン

京太郎「♪~」

一同(しかも三人ともなかなか上手い!)

 数分後

京太郎「...ふう、まあこんな感じですかね。どうでしたか?」

一同「」ポカーン

京太郎「あれ?なんか変でした?」

咲「す、すごいよ、京ちゃん!すごくうまかったよ!」

まこ「いや~、なんか鳥肌立ったわ」

優希「なんでお前そんなに吹けるんだじょ!あいつもドラムとか上手かったし!」

純「へへ~、見直したか?」

京太郎「そうか、喜んでもらえて良かったよ」

和「本当に上手かったですよ、須賀くん。正直、つい楽器を吹いている須賀くんに見惚れてしましました」

京太郎「そ、そうか?なんか和にそう言われると照れるな///」ホッペポリポリ

ハギヨシ「なかなか上手くなりましたね、京太郎くん。今度はウットベースに挑戦してみますか?」

京太郎「本当ですか?じゃあ今度お願いします!」

優希「私も何かやりたいじょ!」

久(これって、なんか面白うそうかも!ちょっと、他の皆に連絡を回してみましょう!)ポチポチ

 続く...かも

 と言う訳で、京太郎くんにハギヨシさんと純さんに楽器を持たせてみたという感じの小ネタでした。
これは、気分次第でまた書くかもしれません。憂さも晴れましたから、これくらいと言うか長くなってしまいました。
では用事が終わりましたら思いっきり書きますので、ではまた!

やっハロー、気ままな須賀君ですよー。無事何とか用事が終わり、小説づくりに専念できる事が出来ます!
あと軽い報告みたいになりますが、僕事気ままな須賀くんは、PSPVita版の咲ーSaki 全国編買って麻雀を楽しんでます。
それじゃあそんなこんなで本編に行きま~す

桃子「ス、スサノオさんっすか?」

京太郎(スサノオ)「あぁ、その通りだ」

桃子「えっと、スサノオさんはクシナダさんとはどういう関係なんすか?」

京太郎(スサノオ)「うん?う~ん、なんと言ったらいいのか。そうだな、簡単に言ったら俺とクシナダは夫婦だ」

桃子「ええ~!?スサノオさんとクシナダさんって夫婦だったんすか!?」

京太郎(スサノオ)「あんまり大声を出さない方がいいぞ。夜なんだぞ?」

桃子「あ、ごめんなさいっす。それでえっとスサノオさんは、さっきまで困っていたクシナダさんを助けるために須賀くんの体で助けたあげたんすか?」

京太郎(スサノオ)「半分当たりだ」

桃子「半分?他に違う用事があったんすか?」

京太郎(スサノオ)「あぁ、それだ。悪いが俺はそんなに長くいる事が出来ないんだ。クシナダに悪いが伝言を伝えといてくれないか?」

桃子「は、はいっす!それくらいお安い事っす」

京太郎(スサノオ)「じゃあ伝えるぞ。『伊弉冉尊様がお前を探しに現世に来ている、気をつけろ』とな。じゃあ後は頼んだぞ」フラ スー

桃子「うわ、危ないっす!」ダキ

桃子「クッ、やっぱり元の姿の須賀くんは重たいっす~!」

京太郎「う、う~ん」

桃子「あ、起きたっすか?」

京太郎「私は...一体何をしていたんでしょうか?」

桃子「もしかして、クシナダさんっすか?」

京太郎(クシナダヒメ)「モモさん?確かに私はクシナダですけど、一体何があったんですか?それにさっきの人達もいませんし」

桃子「えっと一旦落ち着いてほしいっす。とりあえず深呼吸をするっす、まず吸って~」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、はい!すう~」

桃子「吐いて~」

京太郎(クシナダヒメ)「はぁ~」

桃子「落ち着いたっすか?」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、おかげで落ち着きました。それで状況を教えてくれますか?」

桃子「はいっす。まずさっきまで二人に困っていたクシナダさんを助けるために、クシナダさんの旦那さんのスサノオさんが須賀くんの体を借りて助けたんす」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、そういえば頭の中でスサノオ君の声が聞こえたと思ったら私と入れ替わったのね!」

桃子(クシナダさんってスサノオさんの事を君付けで呼ぶんすね)

桃子「じゃあ続けるっすよ。スサノオさんがクシナダさんと変わってあの二人から離れるように私を抱えてこの公園まで逃げて来たんす」

京太郎(クシナダヒメ)「そうだったんですか。スサノオ君、やっぱり優しくて頼もしくて夫婦になって良かったわ」

桃子「スサノオさんはいつも何かあったら助けてくれるんすか?」

京太郎(クシナダヒメ)「はい!私の自慢の旦那様なんです!」

桃子「あ、それとスサノオさんから伝言を渡されたっす」

京太郎(クシナダヒメ)「えっ、スサノオ君からの伝言?なんて言っていたんですか?」

桃子「えっと確か、『伊弉冉尊様がお前を探しに現世に来ている、気をつけろ』って言ってたっすよ」

京太郎(クシナダヒメ)「ええ!?伊弉冉尊様がこちらに来ているんですか!?どうして、ばれないように言ったのに」

??「見~つ~け~た~ぞ~!」

桃子「ふえ!?今度は一体なんすか!?」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、あのオーラ、間違いありません。伊、伊弉冉尊様です!」ガタガタ

小蒔(イザナミ)「そこを動くなよ、奇稲田姫!」ダッ

京太郎(クシナダヒメ)「はわわ!は、早く逃げないと!ってうわ!」コケ バタン

桃子「うわ、何もない所でこけたっす。ってそんな事言ってる場合じゃあないっす!大丈夫っすか、クシナダさん!」

京太郎(クシナダ)「いたた。どうしていつも何もない所でこけてしまうんですか~」

小蒔(イザナミ)「...追いかける必要はなかったな」

桃子「えっと、クシナダさんって本当に良くこけるんっすね」

小蒔(イザナミ)「こいつは根っからのドジッ子だからな。さてと」ゴゴゴゴゴ

京太郎(クシナダヒメ)「あ、えっと。ご機嫌様です、伊、伊弉冉尊様」ビクビク

小蒔(イザナミ)「何がご機嫌様だ!私に黙って現世に行くなど、百年早いわ!」ホッペタグニー

京太郎(クシナダ)「いひゃい、いひゃいれしゅ!どふひてばへたんれふか~」ビヨーン

小蒔(イザナミ)「月読命がコソコソと出て行ったところを見たと言っておったのだ!」パッ

京太郎(クシナダ)「はう~、ほっぺがヒリヒリして痛いです~」サスサス

霞「はあはあ、な、何とか追いついたわ」

初美「伊弉冉尊様、早すぎですよー」

巴「ど、どうやら、探していた人は見つかったみたいですね」

桃子「うわ!今度は巫女さん達っすか!?」

霞「そ、それで伊弉冉尊様、探していた人物は見つかったんですか?」

小蒔(イザナミ)「ああ、やっとこの馬鹿を見つける事が出来たぞ」ユビサス

京太郎(クシナダ)「すいませんでした、伊弉冉尊様~」サスサス

巴「あれ、この男の子...」

初美「う~ん、なんだか見た事がある顔なのですが」

霞「そうね、どことなく京くんに似てるような?」

春「ふう、やっと追いついた」ポリポリ

初美「やっと、来たんですかはるる。というかなんでまだ黒糖食べてるんですか!」

春「一定の速さで走らないと黒糖がばらけちゃうから」

初美「なんなんですか、その理由は!」

春「ところでどうしたの?」ポリポリ

巴「この男の子が誰かに似てるって話になってて」

春「...あ、京太郎が元の姿に戻ってる」ポロ

霞「ええ!?これがあの小さかった京くんなの!?」

初美「と言うか何でこの青年が京太郎だって分かったんですか、はるる」

春「開会式の時、京太郎が叫んでる所を見てずっと京太郎を眺めてた」

巴「開会式ぐらい前を向いていよう」

小蒔(イザナミ)「とにかく、私は用事が終わったので帰るとしよう。ほら帰るぞ、奇稲田姫」

京太郎(クシナダ)「は、はい、分かりました。あのモモさん」

桃子「ふえ?な、なんすか、クシナダさん?」

京太郎(クシナダ)「今日は町を案内してくれてありがとうございました。とても楽しかったですよ」

桃子「...ふふ、どうしたしましてっす。私も楽しかったっすよ」

京太郎(クシナダ)「本当にありがとうございました、モモさん。それでは皆さん、またいつか」

小蒔(イザナミ)「それじゃあな、皆の者。また降りてやって来るぞ」

京太郎・小蒔「...」スー フラ

桃子「あわわ、受け止めないと!よいっしょっと」ギュウ

霞「おっとっと。ふう~、危ない危ない」ギュウ

京太郎「う、う~ん」

小蒔「...あれ、ここは一体?」

霞「あ、気が付いたわね、小蒔ちゃん。ここは公園よ」

小蒔「ふえ、どうして公園に?もしかして私、また寝ていましたんですか?」

初美「ええ、その通りですよー。伊弉冉尊様が姫様に降りてきてとある人物に会いに来たみたいでしたけど」

小蒔「伊弉冉尊様が。ってあれ?」チラ

桃子「須賀くん、起きるっす」ユッサ ユッサ

京太郎「.....」

小蒔「この殿方は一体なんですか?なんだかどことなく京太郎くんの面影があるのですが」

春「姫様、それは紛れもなく京太郎ですよ」

小蒔「ええ!?この姿が京太郎くんなんですか!?」

巴「まあ正確に彼の元の姿なんですけど」

霞「あら、なんだか様子がおかしいわ」

初美「どういう事ですか、霞?」

霞「小蒔ちゃんはすぐ起きたのに京くんは未だに起きないなんて変だわ。ちょっと、そこのあなた」

桃子「ふえ?あ、巫女さんのえっと...」

桃子(というか、あの原村さんより大きなおもちっすね)

霞「私は石戸霞と言います。少し聞きたいことがあるのだけど良いかしら?」

桃子「はい、いいっす。それで聞きたい事って須賀くんがまだ起きない事っすよね、霞さん?」

霞「ええ、その通りよ。京くんに何があったの?」

桃子「えっとっすね、さっきまで私に話しかけた須賀くんには奇稲田姫さんって言う人が須賀君の中にいたんす」

巴「確か伊弉冉尊様が京太郎くんに会いに来るって言っていた神様の名前でしたね」

春「うん、その通りのはず。でもこんなに早く来るなんて予想外」

霞「ふんふむ、続きを言ってもらえるかしら」

桃子「はいっす。それでは私はクシナダさんと町の案内してあげていると、多分関西の人達が私達に話しかけて来たんす」

桃子「それで急に話しかけて来た人達に困っているクシナダさんを見て須賀くんに違うに人に変わったんす」

霞「違う人?も、もしかしてそれって神様なの?」

桃子「その通りっす。それでクシナダさんと変わって私を抱えてこの公園まで来たんす」

霞「それでその神様の名前ってなんて言うの?」

桃子「名前はスサノオさんっと言ってクシナダさんの旦那さんっす」

永水メンバー「素、素戔男尊!?」

桃子「うえ!?」ビク

初美「素、素戔男尊ってまたとんでもない神様を」

小蒔「素戔男尊様の名前は知っていましたが、まさかあの素戔男尊様を降ろす事が出来る京太郎くんって」

春「すごい事って言うか、かなり凄い。しかも京太郎に会いに来る神様の旦那さんだったなんて」

霞「それにも驚いたけど原因は分かったわ。恐らく、神様の切り替えに慣れていない京くんは体力を減らしてしまったから多分それで起きないんだわ」

小蒔「大変です!早く助けないと!」

春「お祓いついでに体力の治癒もしないと。悪いんだけど、ちょっとだけ京太郎を渡してくれる?」

桃子「あ、はいっす!それで須賀くんが目が覚めるんなら!」

初美「ありがとうです。それじゃあ早速始めるですよー!」

  ~~数分後~~

霞「ふう~、それで大丈夫なはずなのだけれど」

京太郎「う、う~ん。...あれ?」パチクリ

小蒔「あ、目が覚めました!」

巴「良かった~」

京太郎「あれ、霞ちゃんに春ちゃん?それに小蒔お姉ちゃんまで」

春「良かった、ちゃんと意識が戻って」

桃子「須賀くん~!意識が戻って良かったっす~!」ダキ

京太郎「うわ!どうしたのモモお姉ちゃん?」

桃子「須賀くんがなかなか起きなかったから、心配してたんすよ~!」

京太郎「えっ、そうだったの?僕、途中から記憶がないんだけど」

春「むう~。京太郎にいつまでも抱きついちゃあ駄目」ギュウ

京太郎「あわわ」

桃子「うわ!そ、そうでした。嬉しすぎて忘れてたっす」

春「まったく」

初美「ってなんで今度ははるるが抱きしめるんですか!」パシ

春「あいて。つい衝動で」パッ

桃子「それで須賀くん、体調の方は大丈夫っすか?」

京太郎「う~ん、なんとなく体が重たいと感じるけどたぶん大丈夫だよ」

桃子「それなら良かったっす」

霞「ところで、さっきから気になってるんだけど」

桃子「えっとなんすか、石戸さん?」

霞「どうして京くんがこんなにも大きくなったの?」

桃子「あ~、それっすか。まあ実際見せた方が早いっすね、須賀くんちょっと来てほしいっす」コイコイ

京太郎「うん、分かった。で、何かな、モモお姉ちゃん?」

桃子「ホテルでやったあれをまたやって欲しいんす」

京太郎「ホテルでやった...。あ、これの事?」ヒョイ ピクピク

初美「な、なんかピクピクし始めましたよー?」

京太郎「うわ~」ヒューン チンマリ

小蒔「ええ~!?最初に会った時の子供の姿になりましたよ!」

桃子「そうそう、それっす。で、またフードを被ってもらってもいいっすか?」

京太郎「うん、わかったよ、モモお姉ちゃん。とう!(子供の声)」カブル ピクピク

京太郎「」スガルーン

京太郎「変身完了!(元の声)」

桃子「このように須賀くんは、動物系のフードを被ると元の姿に戻れるという事が分かったんすよ」

巴「つまり、あの薬のもう一つの副作用という事ですか?」

桃子「まあ、そんな感じっす。あ、須賀くん、もうフードとっていいっすよ」

京太郎「は~い」ヒョイ ピクピク 

京太郎「うわ~」ヒューン チンマリ

霞「なるほど、そういう事だったの。覚えておくわ。それじゃあ皆、私達は宿に戻りましょう」

初美「それもそうですね。では行きましょう」テクテク

春「京太郎、またね」テクテク

小蒔「京太郎くん、明日ホテルに行くからね。バイバ~イ」フリフリ テクテク

巴「ちゃんとゆっくり寝てくださいね。では明日行きますから」テクテク

霞「それじゃあバイバイね、京くん。それにモモさんもね」テクテク

京太郎「小蒔お姉ちゃん達、バイバ~イ!(子供の声)」フリフリ

桃子「気を付けて帰ってくださいね~!」フリフリ

桃子「じゃあ私達もかえるっすか」

京太郎「うん、モモお姉ちゃん」

桃子「それじゃあモモお姉ちゃんが須賀くんを抱っこしてあげるっすよ~、それ~!」ギュウ

京太郎「わ~い!抱っこだ、抱っこ~!」

桃子「それじゃあ再び、モモちゃん号の出発っす~!」テクテク

京太郎「行け~、モモちゃん号!」

  ~~京太郎とモモが離れてからその後~~

洋榎「ここか!ってまたおらへん!」

絹恵「はあ、はあ。もう帰ろうやお姉ちゃん、あんまり時間遅かったら皆とかが心配するし」

洋榎「いや、まだや!きっとまだおるはずや!」

??「何しとるんや、洋榎」

絹恵「あ、オカン」

雅枝「絹恵まで。あんたら何しとるんや?」

洋榎「あ、オカン!丁度ええわ、さっきここら辺で金髪で動物のフードを被った男子見いへんかったか?」

雅枝「はあ、なんやそら?そんなん見てるわけないやろうが」

洋榎「そっか、くそ~!何処にいるや、あの金髪男子は~!」

雅枝「まあなんか知らんけど、早よ帰りあんたら」

絹恵「そうやでお姉ちゃん。オカンもこう言うてるんやし、帰ろうや」

洋榎「でもやな~!」

雅枝「ええ加減せいよ、洋榎!言う事聞かへんかったら、あんただけから揚げ抜きにするで!」

洋榎「ひえ~!そ、それだけは堪忍してくれオカン!それだけはやめて~!」

絹恵「お姉ちゃん、どんだけから揚げが好きやねん」ハア

 その後、洋榎さんはから揚げ抜きが嫌だったので京太郎君の捜索を諦めました

 とりあえず、一時中断します。また9時か10時当たりとかに再開しま~す。
ではでは

どうも、ほなまた開再開しま~す

  ~~それから10分後~~

 コンコン

久「東横さん達が戻ってきたのかしら?はいは~い、どちらさま?」

桃子「どうもっす。須賀くんを返しに来ました。あ、皆さんもう寝巻に着替えたんすね」

久「あら、須賀くん子供に戻ってるわね。神様は満足して帰って行ったのかしら?」

桃子「ま、まあそんな感じっすね。よろこんでいましたし」

桃子(あの後、叱られたことは黙っておくっす)

京太郎「zzz...」

久「さっきから須賀くんが動いてないと思ったけど寝ていたのね」

桃子「そうなんす。ここまで戻ってくる間になんか寝ちゃって。とりあえず、須賀くんをお返しします」サシダス

久「よいっしょっと。確かに受け取ったわ」ダキ

桃子「それじゃあ私はこれで帰ります。お休みなさいっす」ペコリ

久「ええ、お休みなさい。」バタン

優希「おっ、部長!京太郎が帰って来たのか!?」

久「し~!須賀くん、ぐっすり寝てるから大きな声出しちゃあ駄目よ」

優希「うっ。それは悪かったじょ」

咲「部長、京ちゃん寝っちゃってるんですか?」

久「うん、そうなのよ。東横さんがここまで運んできた途中で寝ちゃったらしいなの」

まこ「まあ、今日は色々とあったからのぉ。京太郎も疲れたんやろう」

和「まさか変な飲み物を飲んで子供になったり」

優希「京太郎が神様を降ろしてしまうとんでもオカルトをしたりとか」

咲「あと、料理もしたね」

久「そうね、あとはゆっくり休ませる事ね。それじゃあ私達も寝ましょうか」

和「そうですね、もう良い時間帯ですし」

久「え~と、須賀くんの部屋の鍵はっと。あ、あったあった。それじゃあお休みなさい」

久以外「ちょっと、待てい!」

久「な、何よ。皆していきなり声を揃えて」

まこ「何シレっと京太郎と一緒に寝ようとしとるんじゃあ!」

久「いやだって、須賀くん一人じゃあきっと寂しいだろうと一緒に寝てあげようかなって思って」

優希「だったらそれは皆に話しあった方が良いじょ、部長!」

咲「京ちゃんと一緒に寝るなんて狡いです!」

和「咲さん、本音が出てますよ」

咲「和ちゃんだって、小さい京ちゃんと寝たいでしょう!?」

和「ええ!?えっと、まあ、その....はい」

久「ふん、仕方ないわね。なら、ここは公平にジャンケンで決めましょう。勝った者が須賀くんと寝る権利を手に入れるのよ」

咲「良いでしょう。その勝負、受けて立ちます」ゴッ

優希「これは例え先輩とか部長だろうと譲れないじぇ!」ゴッ

まこ「まあ、わしがやらんのもあれやからその勝負やったろうやないか」

和「...小さい須賀くんと一緒に寝る。なんとなく、姉のような心が」

久「どうややら決まりのようね。それじゃあ須賀くんを一旦おいて」

久「それじゃあ、誰が須賀くんと寝るか決めるわよ!」

一同「おう(はい)!」

久「じゃあ行くわよ!最初はグー!ジャンケン...!」

さてさてさ~て、安価の時が来ました!今回のルールは一番多い人が勝者、更に2番目に多い人も勝者となります。そして最後に一番と二番の人で勝負し、多い人が勝利です。人数は6人まで!
  ではいますよ~!

1.咲

2.久さん

3.まこさん

4.和

すいません、優希を入れるの忘れてました! 

5.優希

 決定! 1番和 2番久さん

一同「ポン!」

優希「だ~!負けたじょ~」

咲「あう~、負けちゃったよ~」

まこ「か~、久はジャンケンもじみにつよいんじゃな」

久「どうやら勝ったのは、私と和のようね」

和「なんと勝てました。ですが、本番はここからですね」

久「ええ、そうね。これが正真正銘の勝負よ!」

まこ「それじゃあ二人とも、準備はええか?」

和「はい、大丈夫です!」

久「問題ないわ!始めて頂戴」

まこ「そんじゃあいくぞ!最初はグー!」

久・和「ジャンケン、ポン!」

咲「あ、あいこだ!」

久「クッ、やるわね、和」

和「部長こそ」

まこ「そんじゃあもう一回行くぞ!あいこでほい!」

久・和「ほい!」

優希「またあいこだじぇ!」

久・和「クッ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!」

まこ「はあ~、これは長くなるかもしれんの」

京太郎「zzz....」

 さあ、ここからいよいよ本当の勝負!清澄一のおもちの持ち主の和か、ドSキャラの久さんになるのか!?

久「へえ~、そんな事言うんだ?」

和「ちょっと、こちらまで来てくれません?」

僕「ちょっ、何するつもですか!?僕は単に盛り上げようと、ちょっとやめて!....あーーーーーーー!!」


和「さて、一番の私にするか」

久「それとも二番の私にするかを選んでちょうだい」

和「人数同じく6人までです」

久「それじゃあラストジャッチ、スタート!」

僕「」チーン

あれ?これ7人になってるけど投票していいのかな?
まあとりあえずのどかで

のどか!

わお、僕が見てないうちに偉い数になってますね!しかも定員オーバーしてますけど、まあ多い人が勝利です。
と言う訳で、勝者は和に決定で~す! それじゃあ続き書きます

で、この>>465 >>466
 気にしなくてもいいんですかね?

えっと、今和の話を半分くらい書いてるんですけど久さんの方に変えた方が良いですか?

ふんふむ、それもそうですね。では書き直しですね。すいませんがまたネタとかを考え直さないといけないので、夜くらいに再開します

あの~、僕は基本的にそんなに毎回見ませんよ?少し気になったら見る以外してません。それに用事とかもありますから。
そもそも七人目が出てきて狂いましたよね。 別に七人目の人を責めているわけではないですけど。
まあ頑張って夜までにちゃんと久さんの内容を考えますから

 お待たせしました、皆さん!大体のネタが頭の中で完成しました!色々ややこしい事が起きましたがそんなの書いて発散しますよ~!

それじゃあ再開します。ハッスルハッスル、マッスルマッスル!

久・和「ポン!」

和「あっ!?」

久「よし、私の勝ちよ~!」

まこ「ようやく決着ついたか、長かったわい」

優希「かれこれ一分以上はあいこが続いてたじょ」

咲「なんだかお互いの出すやつを読み合ってる風に見えたよね」

和「悔しいですが、負けは負けです。じゃあ部長、須賀くんの事をよろしくお願いしますね」

久「任せなさい。この中でも私が年長者なんだし、ちゃんと須賀くんの事は見とくわよ」

まこ「京太郎がトイレとか行きそうになった時とかは一緒に行ってやるんやぞ?」

久「分かってるわよ、それくらい。それじゃあ改めて須賀くんを抱っこしてっと」ダキ

和「部長。これ、須賀くんの部屋の鍵です」

久「あ、ありがとう和。それじゃあ皆、お休みなさいね」

優希「おう、お休みだじぇ部長!」

まこ「いい夢を見るんじゃぞ、二人とも」

咲「お休みなさい、部長に京ちゃん」

和「部長、お休みなさいです」

久「それじゃあね~」テクテク バタン

 ~~そして京太郎が泊まってる部屋へ~~

   ガチャ

久「さてと、到着ね。意外と綺麗にしてたの」

京太郎「zzz...あれ?」

久「あら、起こしちゃったかしら?」

京太郎「久お姉ちゃん?僕寝ちゃってたの?」ゴシゴシ

久「うん、そうよ。東横さんがここまで須賀くんを運んでる途中に須賀くんは寝ていたのよ」

京太郎「そうだったんだ~。ところでこのお部屋は?」

久「ここは須賀くんのお部屋よ?須賀くん一人じゃあ寂しいと思ったから、久お姉ちゃんが一緒に寝たあげる」ニコ

京太郎「本当なの?やった~」

久(須賀くんと誰と寝るかでジャンケンで決めてた事は黙っておきましょう)

久「それじゃあお布団を引くから一旦降ろすからちょっと待っててね」オロス

京太郎「おっと。それなら僕も手伝うよ~」

久「分かったわ。じゃあ二人で分けてやりましょうか」

京太郎「うん!」

久「え~と、まずはお布団が入ってる押入れから出さないとね。あったあった、よいっしょっと」ヒョイ

京太郎「僕はどうしたらいい?」

久「じゃあ枕を二つ持ってきてくれる?」テクテク

京太郎「分かった!えっと、枕を二つ~。あった、よいしょよいしょ」

久「須賀くん、お布団引いたから枕を置いて頂戴」

京太郎「は~い!よいっしょっとよいしょ!」トン トン

久「掛布団をのせたら」

久・京太郎「完成~!」

久「須賀くん、ハイタッチ」スッ

京太郎「うん!」スッ

久・京太郎「イエ~イ!」パチン

久「それじゃあお布団に入りましょうか」

京太郎「うん!わ~い!」モゾモゾ

久「あ、こらこら。せっかく綺麗に引けたのに汚くなっちゃうわよ?」モゾ

京太郎「わ~い、久お姉ちゃんと一緒だ~」ギュウ

久「まあ、須賀くんは甘えん坊ね~」ナデナデ

京太郎「だって久お姉ちゃん、なんだかいい匂いとかがするもん」スンスン

久「はいはい、ありがとうね。ぞれじゃあもう寝ましょうね?遅い時間帯なんだから」

京太郎「は~い。お休みなさい、久お姉ちゃん」パチ

久「はい、お休みなさい」ナデナデ

京太郎「...zzz」

久「本当に寝るの早いわよね、須賀くんって。さてと、電気をまめ球にしてっと」カチカチ

久「それじゃあ、私もお休みなさい」モゾモゾ

  ~~それから二時間後~~

久「zzz」

京太郎「う、う~ん。どうしよう、おしっこ行きたくなっちゃった」モゾ

久「う~ん。あら、どうしたの須賀くん?」クシクシ

京太郎「あ、久お姉ちゃん。僕その、おしっこ行きたくなっちゃって」

久「おトイレ?えっと、そんなに遠くはない距離だけどけど一人じゃあ行けないのよね?」

京太郎「うん、ちょっと一人じゃあ怖い」

久「なら、一緒にトイレまで行ってあげるわ」

京太郎「本当?ありがとう、久お姉ちゃん!」

久「ほら、漏れちゃう前に早く行きましょう、手を握ってあげるから」スッ

京太郎「本当にありがとう、久お姉ちゃん。手を繋いでたら少し怖い気持ちが治まるよ」ギュウ

久「じゃあ行きましょうか」テクテク ガチャ

久「う~んっと、トイレは何処かしら?あ、あったわ。じゃあ歩くわよ」テクテク

京太郎「うん。...なんだか、静かだね」テクテク

久「皆、ぐっすり寝てるって感じね」テクテク

京太郎「なんだか、不思議な感じがするよ」テクテク

久「そうかしら?ほら、トイレに着いたわよ」

京太郎「あ、本当だ。喋ってて全然気づかなかった」

久「とりあえず、トイレに着いたけど中まで一人でいける?」

京太郎「うん、大丈夫だよ久お姉ちゃん。電気がついてるから怖くないから」

久「そう。それなら良かったわ。私はちゃんとここにいるから行っていきなさい。それとちゃんと手も洗うのよ?」

京太郎「分かってるよ、小蒔お姉ちゃんに手を洗うように言われたからちゃんとするよ。じゃあ待っててね」タッタッタ

 ~~数分後~~

京太郎「お待たせ~!ちゃんとトイレにも間に合ったし手も洗ったよ!」

久「偉いわね~、須賀くん。ちゃんという事を聞いて。じゃあ手を拭いてあげるからじっとしててね」フキフキ

京太郎「へへ、ちょっとくすぐったいね」ゴシゴシ

久「我慢しなさいね?はい、これでよしっと。じゃあ部屋に戻ってまた寝ましょう」スッ

京太郎「うん!」ギュウ

  ~~そして再び部屋へ~~

久「じゃあ改めてお休みなさいね、須賀くん」

京太郎「うん、お休みなさい。久お姉ちゃん」パチ

京太郎「...zzz」

久「ふふふ、こうして改めてみるとなんだか須賀くんが私の子供みたいに思えてくるわね」ナデナデ

久「和が面倒を見たがる気持ちが少し分かったわ。まあ、和はお姉ちゃんみたいな気持ちかもしれないけど」ナデナデ

久「いっその事、須賀くんと結婚して本当に子供産んでみようかしら」ナデナデ

京太郎「zzz」

久「ふふ、なんてね。それじゃあお休みなさい、須賀くん」ホッペニチュ

久「フフフ」ギュウ


小蒔「明日は京太郎くんと一緒に居られる日です。とっても楽しみです」ワクワク

小蒔「明日に備えて早く寝ましょう。お休みなさい」


豊音「はあ~、京太郎くん小さくて可愛かったなー。また会えるといいなー」

シロ「今度また会えたら遊べれるよ、豊音」

胡桃「二人とも何の話してるの?」

塞「誰かと会ったりとたの?その京太郎って言う子に」

エイスリン「キニナル!」

シロ「あ、そういえばまだ皆に行ってなかったね」

豊音「じゃあ話そうよー。あのね皆、今日公園でねーーーー」



玄「う~ん、やっぱり気になるのです。京太郎くんはまだ子供だったのにおもち好きのオーラを感じたのですが」ウムム

宥「玄ちゃ~ん、明日は試合があるんだから早く寝ないと駄目だよ~」


      こうして、京太郎が子供になってしまった長い一日目が終わりました

 とりあえず、色々とごちゃごちゃしてしまいましたが一日目が終わりました。
次の書くときまでお待ちください、それではまた!

こんにちは、気ままな須賀君です。 小ネタをちょいと書かせてもらいます....ダル

  小ネタ 京太郎の様子が

京太郎「はあ~、今日も学校か。なんかダルいな」ダルーン

須賀母「ほらほら、シャキっとしなさいよ。咲ちゃん、もう来てるわよ」

京太郎「分かってるよ。それじゃあ行ってきます」ガチャ

咲「あ、京ちゃん、おはよう。早く学校に行こう!」

京太郎「...おう咲、待たせて悪かったな。じゃあ行こうぜ」テクテク

咲「??京ちゃんどうしたの?なんかしんどそうに見えるけど」テクテク

京太郎「...なんでもねえよ。ちょっとダルいだけだよ」テクテク

咲「そうなの?もししんどかったら、言ってね」テクテク

京太郎「ん」テクテク

 ~~昼休み~~

優希「おう咲ちゃん、一緒に食べようぜ!」

咲「うん、いいよ」

優希「ところでちょっと聞きたいことがあるんだじぇ」

咲「えっ、何かな?」

京太郎「...」グデーン

優希「京太郎の奴、どうしたんだじょ?」

咲「う~ん、分かんないけど体調自体は問題ないから大丈夫みたいだよ」

優希「そうか、ならいいんだけど」

嫁田「おい、どうした須賀?なんか眼とかが死んでるけど」

京太郎「おう、嫁田か。なんかダルいから食堂までおんぶしてくれ」

嫁田「するかよ!自分でいけよ」

京太郎「はあ~、仕方ないな。ダルいけど、歩いて行くよ」テクテク

優希(あれ?あの雰囲気、どこかで見たような)

  ~~放課後~~

京太郎「部長、どうぞ。コーヒーです」

久「あら、ありがとう須賀くん。頂くわ」

京太郎「ほれ、和もどうぞ」

和「あ、ありがとうございます。ところで須賀くんその、大丈夫ですか?」

京太郎「えっ、急に何?」

和「いえ、なんだかしんどそうに見えてしまって」

京太郎「あ~、そういえば咲にも言われたな。大丈夫だよ、少し体がダルいだけだから」

和「そうですか、体に異常がなくて良かったです」

京太郎「うん。なんか悪いな、変な心配かけちゃって」

優希「おう、京太郎!ちょいと麻雀をしようじぇ!」

京太郎「ん、分かった。なんか今日はダルいけど勝てそうねな気がするんだよな。いいぜ」

まこ「それやったら、わしも入らしてもらうぞ」

咲「あ、じゃあ私も」

優希「よ~し、役者は揃ったじょ!じゃあ始めるじぇ!」

   対局中

優希(へへー、今日は絶好調だじぇ!)タン

まこ(優希の奴、ノッてきよるの。早よ何とかしないとな)タン

咲(う~ん、なんだろうこの感じ。なんか違和感がある)タン

京太郎「....」タン

久「なにかしら」

和「どうかしたんですか、部長?」

久「なんか、須賀くんの雰囲気違くない?」

和「そうですか?私は特に何も感じないのですが」

久(あの雰囲気、どこかで見たような気が)

京太郎「...ちょいタンマです」

咲「えっ?」

まこ「どないしたんじゃ?」

京太郎「う~ん...これにしよう」タン

まこ「なんじゃ、捨てる奴を決めてたんか」

優希(この感じ、知ってるじぇ)

京太郎「...リーチ」

まこ「!?」

咲(なんだろう、この感じどこかで見た事ある)

優希(これってまさか!)ゾク タン

京太郎「優希、それロンだ」パタン

優希「じぇ!?」

  ~~対局終了後~~

京太郎「はあ~、なんか今日はそんなに良くなかったな。点数とれたのって一回だけだし」

咲「で、でも、結構大きかったと思うよ?」

京太郎「そうか?あ~、なんか余計にちょっとダルいな」ダルーン

久「須賀くん、ちょっといいかしら?」

京太郎「なんですか、部長?」

久「ごめんなんだど、さっき備品が少し切れてたのよ。ゆっくりでもいいから、買いに行ってもらっていいかしら?」

京太郎「別に良いですよ。それでないやつってどれですか?」

久「ない物はこのメモに書いてるから。あとこれ、お金ね」

京太郎「分かりました。じゃあ行ってきます」テクテク

久「....行ったわね?」

まこ「あぁ、もう大丈夫じゃ」

久「じゃあ良いわ。今日の須賀くん、なんだか変だったわよ?」

咲「はい、そうなんですよ。朝の京ちゃんとさっきの対局中の京ちゃんの雰囲気とか見た事あるんです」

優希「私には分かるじぇ。さっきの京太郎は全国で戦った白いやつと同じ感じがしてたじぇ」

久「白いやつ...。もしかして宮守の小瀬川さんの事?」

咲「あ、思い出した!確かに言われてみたら今日の京ちゃん、その人とすごく似てた!」

まこ「ひょっとして京太郎の奴、そいつと同じオカルトを持ってるっていう事なんか?」

和「須賀くんがオカルトを持っているとは思わないと思うんですけど。そもそも、オカルトなんてありません」

久「とは言われても、どうしていきなり須賀くんがそれが出来たのかって話よね」

一同「う~ん」

  ~~そして次の日~~

京太郎「う~ん、昨日のダルみがなくなってすっきりしたな~」ノビー

京太郎「おまけに今日は休みで天気もいいし、外に出るのには丁度いいな」テクテク

京太郎「あれ?」

シロ「...」グテーン

京太郎「あのベンチに座ってる人って確か」

シロ「はあ、お父さんもお母さんも自由行動でいいって言ってたけど。ここの地図とか持ってないからな」

シロ「ダルいな~」ダルーン

京太郎「あの~、すいません」

シロ「うん、何?」

京太郎(うわ、なんか昨日の俺と同じみたいな状態とだな)

京太郎「えっと、宮守の小瀬川白望さんですよね?」

シロ「そうだけど。そういう君は?」

京太郎「俺は清澄高校出身の須賀京太郎です。麻雀部ですよ」

シロ「清澄...あぁ~、あのちっこいのがいた」

京太郎「そうです、そいつがいた清澄の生徒です。どうして長野に?」

シロ「くじが当たって、家族みんなでこっちに来た」

京太郎「そうだったんですか。それで家族の人はどちらに?」

シロ「自由行動だから、好きな所に行っていいよって言われたけど何処行けばいいか分からないから」

京太郎「だから公園にいたと?」

シロ「うん、まあそんな感じ。あ、そうだ」

京太郎「どうかしました?」

シロ「ねえ、京太郎は今とか暇の?」

京太郎「えっ、まあ今は暇ですけど。というか、下の名前」

シロ「上の名前で呼んだ方が良かった?」

京太郎「いえ、別に大丈夫ですけど。ちょっといきなり下の名前で呼ばれたから驚いただけです」

シロ「そう、なら良かった。私の事はシロって呼んでいいから」

京太郎「分かりました、シロさん」

シロ「それで話を戻すけど、良かったら此処の案内としてくれない?」

京太郎「良いですよ、それくらいは」

シロ「ありがとう、京太郎。それともう一ついい?」

京太郎「えっ、なんですか?」

シロ「おんぶしてくれる?」

京太郎「おんぶですか?別に大丈夫ですよ、さあどうぞ」(あれ、よくよく考えてみたらシロさんって結構おもちとかがあったような)

シロ「じゃあ失礼して」ギュウ

京太郎(うわ~!せ、背中にすばらなおもちが!しかもとっても柔らかい!ってこんなこと考えちゃあいけない!」

シロ「ん、京太郎の背中ってなんか大きいね」

京太郎「まあ、これでも男子ですから。それじゃあ案内しますから、しっかり掴まっててくださいね」

シロ「うん、分かった。それじゃあ案内してね、京太郎」ギュウ

京太郎「それじゃあ、出発しま~す」テクテク

     カン!

 と言う訳で、今回の小ネタは京太郎くんとシロさんが見た目が似ている話題があったので一日だけシロさんみたいになっちゃったと言う話でした。如何でしたか? 
 それでは、また書きますので。ではでは

おつおつ
この状態で宮守勢に遭遇したらシロが二人!?ってなるのかな

>>489
それいいですね、続編にそういうの書かせてもらいます。
ついでにもう一本の小ネタを書きます。今度は安価で決めたいと思います。人数は6人です

1.【咲ーSaki】×【Working】コラボ 第3部

2.竜華さんに助けてもらった京太郎くんの続き

3.面白恥ずかしいセリフ大会

3になった場合は中の人のネタの人を紹介してから皆さんの言って欲しいキャラを聞かせてもらいます。ではお好きなやつをどうぞ!

 わあ、満場一致で一番だ!というか、これ何かと人気なんですね。それに驚きです。
では、一番を書かせてもらいま~す

 小ネタ 【咲-Saki】×【Working】コラボ 第3部

京太郎「えっえっ?な、何で和がこんな所にいるんだよ!?」

和「それは、私のセリフですよ!どうして須賀くんはこんな所に?」

京太郎「え~と、俺の親父の仲の良い人に仕事が忙しくなっちゃったみたいだから助けてくれって依頼されてここで働いているんだ」

和「そうだったんですか。で、その顔の腫れはなんなんですか?」

京太郎「えっ、あ~これか?これは、さっきちょっとこけて出来ちゃって。だから大丈夫だよ」

和「そうですか?なら良いんですけど」

京太郎「ところで他の人はいないけど、和一人で来たのか?」

和「あ、いいえ。私だけじゃあなくて皆で来ました」

京太郎「皆?」

 ピロリン ピロリン

久「くう~、やっぱり北海道は寒いわね~」

優希「咲ちゃん、トイレに行く時は必ず誰かに言うんだじぇ?知らない地で迷子になったら元もこうもないじょ」

咲「わ、分かってるよ、それくらいは」

まこ「現にさっきそれになりかけていたじゃろうが。今は京太郎もおらんのじゃから、頼むぞ」

京太郎「って、ええ~~!?何で清澄メンバ―勢揃いでいるの!?」

久「あら、須賀くんじゃない」

まこ「おろ?京太郎じゃあないか。おんし、知り合いの所の店の手伝いでどっか行ってると聞いたけど。ここで手伝いをしておったんか」

優希「あ、京太郎だじぇ!」

咲「あ、京ちゃん!」

京太郎「えっと、どうもです。とりあえず喫煙席と禁煙席、どちらに座りますか?」

久「もちろん禁煙席でお願いするわ」

京太郎「分かりました、ではお席の方へ案内しますのでついて来てください」テクテク

和「あ、はい」テクテク

京太郎「では、こちらの席にお座りください。ご注文がお決まりになりましたらお知らせください。今からお水を取りに行ってきます」テクテク

久「いや~、須賀くんがお手伝いでしてる所がこことはね」

咲「京ちゃんが一緒に来れないって聞いた時はちょっと落ち込んじゃったけど、こんな所で会えたのは嬉しいな」

優希「これはむしろ、私達と京太郎離れられない運命なんだじぇ!」

和「それは少し大げさすぎると思うんですけど」タラリ

京太郎「はあ~、なんであいつらがこんな所に来てるんだよ」グッタリ

潤「おい須賀、お前大丈夫か?」

京太郎「あ、大丈夫です佐藤さん。ちょっと想定内の事に驚いただけです」

ぽぷら「でも大丈夫、須賀くん?なんだかすごく疲れてるように見えるけど」

京太郎「本当に大丈夫ですから安心してください、種島先輩」

八千代「ところで女の子たちって須賀くんの知り合いの子なの?」

京太郎「えっとですね、まあ俺の知り合いです」

??「彼の言う通りで、あの子たちはこの須賀京太郎くんの麻雀部の子達だよ」

京太郎「うえ、誰ですか!?」

ぽぷら「あ、相馬さん!」

潤「チッ、来たのかよ相馬」

博臣「はは、相変わらず佐藤くんは冷たいね」

八千代「あら、相馬君。今来たの?」

博臣「うん、そうだよ。轟さん」

京太郎(この人が相馬さん。佐藤さんと同じキッチンで働いてる人で、それから佐藤さんが気をつけろと言った人)

博臣「あ、改めて初めまして、須賀くん。俺は佐藤君と同じキッチンで働いてる相馬博臣って言うんだ、よろしくね」

京太郎「あ、こちらこそよろしくお願いします。知ってると思いますけど、俺が今日から臨時で働くことになった須賀京太郎です」

博臣「うん、丁寧にありがとうね。それにしても噂通り、本当に小鳥遊君と声が似てるね~」

宗太「う、噂って、何処の噂ですか」

博臣「さあ、何処の噂だろうね?」

京太郎(な、なんだこの人?一見爽やかそうに見えて、なんだか怖いんだけど!)

博臣「あ、そうそう。あの女の子の子達の事なんだけどね、なんと麻雀の団体戦で全校優勝したんだよ」

ぽぷら「え~、全国優勝!?それって本当なの、須賀くん!?」

京太郎「えっ、まあその通りですけど」

八千代「すごいわね、全国優勝なんてするなんて!」

博臣「でしょう?それで順番に行っていくと、背の低い子が片岡優希ちゃん高校一年生で眼鏡をかけている人が染谷まこさんが高校二年生」

博臣「その次にセミロングで赤毛の子が竹井久さんで高校三年生で髪の毛が短い子が須賀くんの幼馴染で宮永咲ちゃんで高校一年生」

京太郎(ちょっ、何でこんなに知ってるの相馬さん!確かに試合の経歴を見れば年齢とか学年とかは分かるけど、何で俺と咲が幼馴染だってことを知ってるんだ!)

博臣「で、最後にピンク色の髪の毛をしてる原村和ちゃんって言って須賀くんが秘かに思っている人でね」キラキラ

京太郎「わあー、わあー!」


和「なんだかあちらの方が騒がしいですけど、何かあったんでしょうか?」

咲「さあ?」


博臣「なんといっても、須賀くんが好きなった理由はあの大きなおも――」

京太郎「いい加減にしてください!」バン

博臣「いった!?」


久「えっ、なに?」

優希「なんか京太郎の大声ともう一人の声が聞こえたじょ」

まこ「何をしとるんじゃあ、あいつは」


京太郎「はぁはぁ、とにかくこの話はもう終わりにしてください。俺、皆に水を持って行かないといけないんですか」テクテク

宗太「えっと須賀くん、とりあえず人数分の水を用意しといたぞ」

京太郎「あ、悪いな小鳥遊、助かるよ。ぞれじゃあ行ってきます」テクテク

京太郎(改めて、佐藤さんが相馬さんに気をつけろって言った意味が分かったよ)テクテク

博臣「いたた、佐藤君にフライパンで叩かれたくらい痛いよ」サスサス

宗太「今のどう見ても、相馬さんが悪いと思いますよ?」

潤「そうだな。今のどう見てもお前が調子に乗ってたのが悪いからフォローもしない」

博臣「いたた、確かにちょっとやりすぎたかもね。でも須賀くん、なかなか見どころあるね!」キラキラ

宗太(あぁ、須賀の奴もいや人に身を付けられたな)

潤「なんか反省してるように見えないから、俺もやっておこう。それと須賀の気持ちも足してな」スッ

博臣「ちょっ、十分反省してるから!しかもそれフライパン!」

まひる「へえ~、須賀くんって原村さんって言う子が好きなんだ。なんか青春してるな」

ぽぷら「うんうん、そうだね伊波ちゃん!」

八千代「須賀くん、その原村さんって言う子に告白が出来たらいいわね」

宗太(こっちは女子で盛り上がってるし)

博臣「佐藤君、痛い!フライパンは本当に痛いから!」


京太郎「すいません、お待たせしました。皆さんのお水です」

和「あ、ありがとうございます。それより、先ほど何か騒いでいましたけど何かあったんですか?」

京太郎「えっ!?あ~、なんでもないから気にしないでくれ!」アセアセ

咲「本当に何もなかったの、京ちゃん?」

京太郎「ほんとほんと!」

まこ「ならいいんじゃが」

京太郎「それより、何で和たちはこんな所に来たんだ?」

久「あ、それは須賀くん。私が旅行のくじを引いて麻雀部で行かないって事になったのよ」

京太郎「あ~、だから電話で『一緒に旅行に行かない?』って聞いたんですか」

久「そういう事。それにちゃんと皆の親御さんには許可をもらったわ」

京太郎「そうだったんですか」

 ピロリン ピロリン

京太郎「あ、またお客さんだ。ちょっと席案内してきますね」テクテク

まこ「おう、頑張ってきんしゃい」フリフリ

京太郎「いらっしゃいませ、ようこそワグナリヤヘ」ペコリ

??「うわ~、宗太~!」ダキ

京太郎「うわ~、なんですかいきなり!」

京太郎(しかもこの人、結構おもちがある!って言うか!)

京太郎「酒臭いし、それに何でこの人部長と同じ声をしてるんだよ!」

??「うわ~、お姉ちゃんまた振られちゃったよ~!」

宗太「どうした須賀!ってうお!」

??「あれれ、そっちが宗太?じゃあこの宗太の声そっくりのイケメン君は誰?」

宗太「何してんだよ、梢姉さん!」

久「ちょっと須賀くん、どうかしたの!?」タッタッタ

梢「えっ?」

久「えっ?」

久・梢「.....」

久・梢「私と同じ声!?」

京太郎・宗太「あぁ~、またこの流れか」

  第三部 カン!

 と言う訳で、とりあえず第三部はここまでです。それでは!

× 京太郎「はぁはぁ、とにかくこの話はもう終わりにしてください。俺、皆に水を持って行かないといけないんですか」テクテク

宗太「えっと須賀くん、とりあえず人数分の水を用意しといたぞ」

〇 京太郎「はぁはぁ、とにかくこの話はもう終わりにしてください。俺、皆に水を持って行かないといけないんですから」テクテク

  宗太「えっと須賀、とりあえず人数分の水を用意しといたぞ」
 
誤字がありました、すいません

 どうもこんにちは、皆さん。丁度ネタが固まってきたので本編の続きに参りますのだ!

 ~~翌日~~

  ~~永水メンバーが泊まっている宿~~

小蒔「それでは皆さん、行ってまいります!」

初美「姫様、いくらなんでも少し早いんじゃあないですかー?」

霞「まあいいじゃない、はっちゃん。それくらい小蒔ちゃんが張り切ってるってことで」

巴「それでは私も姫様のサポートなど頑張らさせてもらいます」

小蒔「はい、よろしくお願いします」

春「姫様姫様」

小蒔「はい、どうかしたんですか春ちゃん?」

春「これ、良かったら京太郎に渡しておいて」つ黒糖一袋

小蒔「はい、分かりました。ちゃんと渡して置いておきます」

春「よろしくお願いします」

小蒔「それじゃあ皆さん、行ってきます!」テクテク

巴「行ってまいります」テクテク

霞「頑張ってね~」フリフリ

  ~~清澄メンバーが泊まっているホテル~~

久「ん、ん~!はあ~、良く寝たわ~」ノビー

京太郎「zzz...」

久「ふふ、須賀くんはまだおねむなのね。よしよし」ナデナデ

京太郎「ふきゅ...zzz」

久「さてと、須賀くんが起きないうちに私服に着替えようかしらね」テクテク

  ~~そして女子の部屋へ~~

久「皆、おはよう。よく眠れたかしら?」

和「あ、部長、おはようございます」

まこ「おう、おはようさん」

優希「おはようだじぇ、部長!」

咲「...zzz」

久「なはは、咲はまだ起きてないのね」

まこ「合宿の時もそうじゃったからな」

和「あれ?そういえば須賀くんはいませんけど、まだ寝ているんですか?」

久「うん、ぐっすりにね。だから今の間に着替えようかと思って」ヌギヌギ

まこ「なるほどのぉ。そういえば永水のあの二人はいつ来るとかは聞いっとったんか?」

久「あ、そういえば聞くのを忘れてたわね。昨日とかに聞いとけばよかったわね」テキパキ

和「この誰かが聞いとけば良かったですね」

  プルル プルル

久「あら、なにかしら?はい、もしもし?」

『すいません、永水の生徒の方が清澄の皆様に会いに来たと』

久「あら、意外にも早く来たのね。分かりました、すぐ行きます」カチャ

 ~~再び京太郎が泊まっている部屋へ~~

京太郎「ん、ん~。良く寝たな~。あれ、久お姉ちゃんがいない?」キョロキョロ

??(お、起きたか?)

京太郎「えっ、誰?誰もいないのに何で声が聞こえるの?」

イザナミ(まあ、そう慌てるな。私はお前と昨日遊んだ、伊弉冉尊だ)

京太郎「昨日遊んだ?...あ、もしかしてエトペンさんを追いかけてくるときに来たお姉さん?」

イザナミ(お、お姉さん?私はそんなにお姉さんぽかったか?)

京太郎「うん、とっても綺麗なお姉さんだったよ!」

イザナミ(そ、そうか///ふむ、私もまだまだ現役という事か。よし!)

京太郎「??どうした?」

イザナミ(はっ!すまん、少し違う事を考えていた。すまないな、京太郎)

京太郎「そっか、なら良かった!」

イザナミ(ゴホン。では改めて私の名前を言おう。私の名前は伊弉冉尊(イザナミ)と言って日本の偉い神様なのだぞ)

京太郎「え~!?神様の人だったの!?すっご~い!!」

イザナミ(ふふ~ん、そうだろう凄いだろう!)

京太郎「うんうん、すごいよ!イザナミお姉さんが綺麗な人だけじゃなくてすごい神様とお話しできるなんてとっても嬉しいよ!」ニコニコ

イザナミ(ふお~、こんなに純真な目をキラキラと輝かせていると逆にこっちが照れてしまうぞ///)クラ

??(何をしているんですか、伊弉冉尊様?)

イザナミ(お前は奇稲田姫!なぜこんな時間にこんな所にいるのだ!)

クシナダヒメ(どうしても何も、私は少し朝のお散歩をしていただけですよ?)

京太郎「うん?どうしたの、イザナミお姉さん?」

イザナミ(へ?あ、あぁ、なんでもないから気にしなくていいぞ)

クシナダヒメ(今の声、京太郎くんですか!?)

イザナミ(しまった!)

クシナダヒメ(京太郎くん、おはよう!)

京太郎「あれ?今度は知らないお姉ちゃんの声が聞こえてくる」

クシナダヒメ(私は名前は奇稲田姫って言うだよ、京太郎くん)

京太郎「クシナダお姉ちゃん?」

イザナミ(こら、奇稲田姫!今は私が京太郎と話しているのだぞ!割り込みをするのではない!)

クシナダヒメ(狡いですよ、伊弉冉尊様!伊弉冉尊様だけ京太郎くんとおじゃべりするなんて!)

イザナミ(私が京太郎と話しなしたいから、話しかけてやっただけではないか!)

クシナダヒメ(それは私だって同じですよ、もう~!)

京太郎「あの、喧嘩は駄目だよ」オロオロ

??(おやめください、伊弉冉尊様!それに奇稲田姫も!)

イザナミ(なんだ、月読命(ツクヨミ)!)

クシナダヒメ(邪魔しないでよ、月読命ちゃん!)

月読命(これ以上の喧嘩はおやめください!このまま言い争ってお父様が来てしまいますよ!)

イザナミ(そんなこと知った事か!これは私と奇稲田姫の問題だ!)

クシナダヒメ(そうだよ、月読命ちゃん!これは私と伊弉冉尊様の問題なんだから、例え様伊邪那岐(イザナギ)様が来ても!)

??(お前達、さっきから聞いてみれば好き勝手な事を言ってくれるな~)ピクピク

月読命(あっ、お父様)ガクガク

クシナダヒメ(えっ?ひ、ひえええ~!伊、伊邪那岐様!!)

イザナミ(いや、あの。これは違うのよ、貴方!これには深いわけがあって~)

イザナギ(朝っぱらから五月蠅いわ~!天界の迷惑も考えないか~!)

イザナミ・クシナダヒメ(うわわわ~、痺れる~!)ビリビリ

月読命(あ~あ、だから言ったのに~)ヤレヤレ

京太郎「えっ?えっ?どうなっちゃったの?」

イザナギ(すまない、少年よ)

京太郎「ふえ?おじさんは誰なの?」

イザナギ(また改めて私の名前は言う。今回はこの二人迷惑をかけてすまなかったな。しばらくこの二人を叱っておるから、少年の頭に話しかけてくるものはおらんから安心せよ)

京太郎「えっと、別に迷惑とかは思ってないですよ?」

イザナギ(ハハハ、少年は優しい子だな。ではまた会おうぞ、少年)プツン

京太郎「あれ?おじさん?」

  シーン

京太郎「聞こえなくなっちゃった」

  ガチャ

京太郎「ふきゅう?」

久「須賀くん、永水の二人が来てくれたわよ」

小蒔「京太郎くん、来ましたよ!」ニコ

巴「今日からよろしくね、京太郎くん」

京太郎「あ、小蒔お姉ちゃんに巴お姉ちゃんだ!」

京太郎「あ、そうだ!ねえねえ聞いて、小蒔お姉ちゃん!」

小蒔「うん、どうしたの?」

京太郎「さっきね、僕の頭にイザナミお姉さんが話しかけて来たんだよ!」

小蒔「伊、伊弉冉尊様が京太郎くんの頭に直接話しかけて来たの!?」

巴「どれだけ京太郎くんの気に入っているんでしょうか?」

京太郎「あとそれからね、クシナダお姉ちゃんとツクヨミって言う人も出て来たんだよ!」

久「あらあら、それ凄いわね。須賀くんがこんなに色んな神様に話しかけてくるなんて」

巴「いえ、これは笑い話じゃあないと思いますけど」

久「あら、そうかしら?」

京太郎「あとえっと、そうだ!なんかおじさんが来て、イザナミお姉さんとクシナダお姉ちゃんが怒れちゃったんだ」

京太郎「その後そのおじさんが僕に話しかけてきて謝ってきたけど、僕は気にしてないよって言ったらそのおじさんが『優しい子だな』って褒めてくれたんだ」

久「そうだったの~、それは良かったわね~」ナデナデ

京太郎「うん、えへへ」

巴「あの姫様、京太郎くんが言っていたおじさんってもしかして...」

小蒔「はい、恐らく伊邪那岐様だと思います。京太郎くんの人脈はすごいと思います。でも、元に戻ったらどうなってしまうんでしょうか?」

巴「そればかりは私達にも分からないと思います」

久「それじゃあ私は皆のところにいるから、着替え終わったら来てね」

京太郎「うん分かった、久お姉ちゃん」

久「じゃあ神代さんと狩宿さん、京太郎くんのサポートとかよろしくお願いしますね」

小蒔「はい、任せてください!」

巴「はい、分かっております」

久「それじゃあ」バタン

小蒔「それじゃあ京太郎くん、まずはお洋服に着替えましょうか」

京太郎「は~い。よいしょ、よいしょ」ヌギヌギ

小蒔「それと脱いだものは、きちんと畳まないといけからね」

巴「張り切っていますね、姫様」

小蒔「はい!皆様に任せられましたから」フンス

巴「あまり空回りにならないようしてくださいね?」

小蒔「分かっています!」

京太郎「小蒔お姉ちゃん、畳んだよ」

小蒔「あ、うん、綺麗に畳めたね。それじゃあお洋服を取りましょうか、え~と」

巴「あ、私が取りに行っていきます」

小蒔「あ、すいません巴ちゃん」

巴「いえいえ。え~と、どこかな~?あ、あった!」

巴「へ~、いろんな種類の服を買っているんですね」

京太郎「久姉ちゃんと和お姉ちゃんとまこお姉ちゃんが選んでくれたんだ!」

小蒔「へえ~、そうだったの」

巴「じゃあ京太郎くん、どれにする?猫のフードと犬のフードと亀のフード、どれにします?」

京太郎「う~ん、そうだな~。じゃあ、お犬さんの奴にするよ!」

巴「はい、犬のフードですね。さあ、どうぞ」

京太郎「うんありがとう、巴お姉ちゃん!」

巴「あ、それとおズボンね。それじゃあ私達はとりあえず荷物を置きましょうか」

小蒔「そうですね。それじゃあ京太郎くん、私はお荷物を置いておくからその間に着替えておいてね」

京太郎「は~い!」

巴「どこが良いでしょうか?」

小蒔「なるべく邪魔にならない所が良いと思われますから、とりあえず隅のあたりが良いではないでしょうか?」

巴「それもそうですね。では隅に置いてい置きましょうか」

小蒔「はい」

京太郎「小蒔お姉ちゃん、着替え終わったよ!」

小蒔「うん、ちゃんと着れたね。それじゃあ清澄の皆さんがいる部屋に行こうか」

京太郎「うん!」

巴(ふふ、こうして見てるとちょっとだけ姉弟のように見えてきますね)

~~そして清澄メンバーがいる部屋へ~~

京太郎「皆、おっはよう~!」

小蒔「清澄の皆さん、おはようございます」

巴「おはようございます。今日からよろしくお願いします」ペコリ

久「あら、来たわね。改めておはよう」

和「須賀くん、それに永水の神代さんと狩宿さん、おはようございます」

まこ「おう、おはようさん。今日から京太郎の事、宜しゅうお願いします」

優希「おう、おはようだじぇ!今日の京太郎の服は犬か、良く似合ってるじぇ!」

京太郎「えへへ、そうでしょう?ワンワン!」

一同(かわいい)

咲「zzz...」

京太郎「あれ、咲お姉ちゃんまだ寝てるの?」

和「はい、実はまだ起きていないんです」

京太郎「ふ~ん、そうなんだ」

久(あっ、良い事考えちゃった)ニヤ

まこ(あれは悪い事を思いついた顔じゃな)ハア

久「須賀くん、ちょっと来てくれないかしら」

京太郎「な~に、久お姉ちゃん?」テクテク

久「ちょっと耳貸してくれる?」

京太郎「うん、良いよ」ミミヲヨセル

久「あのね....」コショコショ

小蒔「一体何を話しているんでしょうか?」

まこ「多分、あれは小もない事を言っておるんじゃろう」

巴「それはなんというか....」

久「...と言う訳なの、分かった?」

京太郎「分かった、さっき言った事をやればいいんだね」

久「そういう事。さあ、行ってらっしゃい!」

京太郎「は~い」テクテク

和「ちょっと部長、須賀くんに何を言ったんですか!」

久「まあまあ、見てたら分かるわよ」

京太郎「え~と、まずはフードを被って」カブル ピクピク

京太郎「へ~んしん!(元の声)」スガルーン

小蒔「あ、あれは元の姿に戻った時の京太郎くん!」

まこ「あれ、知っておったのか」

巴「はい、昨日の夜にこの姿の京太郎くん会いまして」

和(昨日の夜と言いますと、東横さんと出掛けた時ですね)

京太郎「それで咲お姉ちゃんに近づいて」

優希「京太郎の奴、何するつもりだ?」

京太郎「ゴホン。....咲、早く起きないとお前に悪戯するぞ?(ささやき+イケボ)」

咲「ひょわあああ!??きょ、京ちゃん、私に何するつもりなの!?///」

久「あっははは、ナイスリアクションよ咲!」

咲「はっ!部長ですね、京ちゃんにこんな事言わせたの!!」

久「その通りよ、咲。いや~、作戦大成功ね!」グッ

まこ「お前さんはどうしていつもいつも、そんな事をしとるじゃあ」

久「ごめんごめん、ちょっとやりすぎたわ」

咲「ちょっとじゃあないですよ!」

久「さてと、咲も起きたことだし朝食にしましょうか。神代さん達はもう朝食とかは食べたの?」

小蒔「あ、いえまだです」

久「じゃあ一緒に食べましょう。まあ自炊だけどね」

巴「えっ、皆さんで作ったりしてるんですか?」

まこ「まあそんな感じゃな。大体日替わりでやっとるわ」

小蒔「でしたら、私達にやらせてください」

和「えっ、良いんですか?」

小蒔「はい、今日から皆さんと一緒に居るんですから最初のお手伝いをさせてください」

巴「私も姫様と同じ気持ちです」

久「そう、分かったわ。じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ」

小蒔「はい、頑張らさせてもらいます!」

京太郎「えっ、小蒔お姉ちゃん達がお料理するの?じゃあ僕もやるよ!」

小蒔「ええ!?京太郎くんもするの?」

京太郎「うん、そうだよ」

巴「でも、今の京太郎くんは元の姿に戻っていますけど中身は子供ですから危ないかと思うんですけど」

久「あっ、そこら辺は大丈夫よ狩宿さん」

巴「えっ、どういう事ですか?」

まこ「実を言うと、昨日の夕食に京太郎も手伝うと言って知り合いの二人と一緒にやってみたら思いのほか上手に出来ておったんじゃあ」

小蒔「それって本当なんですか?」

和「はい、本当の話です。野菜の切れ方も綺麗に切れていましたし、ハンバーグの形もとても綺麗に出来ていたんです」

京太郎「えへへ、すごいでしょう?ブイ!」

久「もともとあった料理スキルが子供になっても生きていたみたいなのよ」

巴「そ、それは凄いですね」

咲「えっと、だから大丈夫なんですよ」

巴「えっと、皆さんかがそこまで言うんでしたらいいんですけど」

京太郎「やった~、またお料理が出来る~!頑張ろうね、小蒔お姉ちゃん!」

小蒔「あ、うん。一緒に美味しいご飯を作ろうね、京太郎くん!」

優希「あ、そうだじぇ京太郎!」

京太郎「ふえ?な~に、優希お姉ちゃん?」

優希「朝食を作るのついでにタコスも作って欲しいじぇ!」

京太郎「えっ、タコス?」

咲「優希ちゃん、それって朝でも食べたいから?」

優希「それもあるけど、今日は花田先輩がいる高校の試合があるから差し入れに持って行きたいんだじぇ!」

和「あっ、そういえばそうでした!今日は花田先輩と憧達にの試合でした!」

優希「だからタコスを作って欲しいんだじぇ!」

京太郎「う~ん、でもあの時はハギヨシさんがいたから作れたけど今は作れるか分からないよ」

優希「そ、そうか」

ハギヨシ「安心してください。その願い、叶えて差し上げます」シュバ

巴「えっ、何処から現れたんですか!?」

清澄一同「あっ、ハギヨシさん!!」

ハギヨシ「清澄の皆さん、おはようございます」ペコリ

まこ「どこから現れたって言うんは野暮な事じゃな」

小蒔「えっ、執事さんですか!?一体どこの執事さんなんですか?」

??「それはこの龍門渕家の執事にしてこの龍門渕透華の執事ですわ!」

咲「あっ、龍門渕さん!」

透華「オ~ホッホッホ!清澄の皆さん、ご機嫌ようですわ!」

京太郎「ねえねえ、久お姉ちゃん」

久「うん、何かしら?」

京太郎「あの僕と同じ色の髪の毛をしたアンテナがあるお姉ちゃんは誰?」

透華「あ、アンテナですって!」ピン

小蒔(あ、アンテナのようなものがピンと)

ハギヨシ「落ち着いてください、透華お嬢様。今の京太郎くんはお嬢様の事を覚えていないのですから、悪気はないと思われます」

透華「ま、まあそういう事でしたら仕方ないですわね。少し取り乱してしまいましたわ」

ハギヨシ「京太郎くん、こちらの方は私の主である龍門渕透華お嬢様なのです」

京太郎「へえ~、お嬢様なんだ。すごい、初めて見た!」キラキラ

透華「どうです、京太郎少年。私は凄いですのよ?」

京太郎「うん、さっきはアンテナがあるお姉ちゃんってごめんね、透華お姉ちゃん」

透華「と、透華お姉ちゃん!見た目はそのままなのに何かじわじわ来ますわね」

京太郎「そうだ、このフードを取れば小さくもなれるんだよ」

透華「あぁ、その事はハギヨシから聞いていますわ」

咲「それで龍門渕さん、どうしてこんな朝からここに来たんですか?」

透華「あ、そうでしたわ。私が来た理由は彼がこんな状態になった原因となった飲み物の報告に来ましたの」

まこ「ああ、そういえばあの飲み物を執事さんに渡したのぉ」

透華「それであの飲み物の成分を調べてうちのところで解毒剤を作ってる最中ですのよ」

久「なるほどね、それで?」

透華「それでその解毒剤が来るまでの間、ハギヨシに彼の周りのサポートなどをさせるようと思って報告に来ましたの」

和「それは助かりますけど、執事さんは大丈夫なんですか?他にもお仕事かがあるのでは」

ハギヨシ「それは大丈夫ですよ、和様。私は他の仕事もしながらサポートしますから」

まこ「まあ本人もこう言ってくれとるんやし、お言葉に甘えようといこうじゃあないか」

透華「決まりですわね。それでは頼みましたわよ、ハギヨシ!」

ハギヨシ「はっ、透華お嬢様」

まこ「して、肝心の京太郎は何処にあるんじゃ?」

和「え~と、あそこにいます」

京太郎「え~と、あったあった!」ギュウ

小蒔「京太郎くん、その縫いぐるみはなんの?」

京太郎「これはね、ハギヨシさんが僕にプレゼントで作ってくれたスガペンなんだよ!」

巴「凄くしっかりしてますね。凄いですね、あの執事さん」

優希「あの二人とスガペンの話をしてるじょ」

ハギヨシ「ふふ、あの縫いぐるみを気に入ってもらって良かったです。作ったかいがあります」

和(私も龍門渕の執事さんにスガペンを作ってもらってお願いしたら作ってくれるんでしょうか?)

 とまあハギヨシさんが京太郎くんのお手伝いに参戦してくれたり、イザナギさんがイザナミさんとクシナダヒメさんを叱ったりと色々朝っぱらから京太郎くんの周りは賑やかです。
というか、最近何故かシロさんみたいになりたいと思う自分が出てきてどうしたんでしょうか、僕は。とりあえずここまでにします、では

 お久しぶりです、皆さん。色々とバタバタしていてあんまり書く時間がなくてなかなか書けませんでした。
でも、今日は大丈夫なので小ネタ二本で行きますのだ!

  小ネタ 似た髪の毛同士

京太郎「ん~。偶にはこうやってのんびり散歩をするのもいいかもな。さってっと、何しようかな?」

小鷹「あ、あの~、すいません」

京太郎「えっ?はい、なんでしょうか?」クル

京太郎・小鷹「うわ、不良か!?」

京太郎「ちょっと、俺は不良なんかじゃあないですよ!」

小鷹「お宅こそ、いきなり不良と失礼だろうが!」

京太郎「だってそのガラ悪そうな顔してるじゃないですか!しかもなんか変な具合に髪の毛だって染めてますし!」

小鷹「顔は余計だ!第一にこれは染めてるわけじゃなくて地毛なんだよ!」

小鷹「お前の方こそ、染めてるんじゃあないか!」

京太郎「これは地毛なんですよ、良く勘違いされますけど!」

小鷹「えっ、そうなのか?」

京太郎「えっ?ていうかそれって地毛だったんですか?」

小鷹「あぁ、そうだ。これはおふくろの髪の毛の遺伝子中途半端な感じで受け継いでしまってこんな髪色になったんだよ」

京太郎「そうだったんですか。あ、それとさっきはすいませんでした、失礼な事を言って」ペコリ

小鷹「いやいや、こっちこそ失礼な言ってすまなかった。俺は羽瀬川小鷹って言って高校二年だ」

京太郎「あ、年上の方だったですか。じゃあ尚更失礼な態度とってしまいましたね」

京太郎「俺の名前は須賀京太郎って言います。小鷹さんとは一つ違いで高校一年です」

小鷹「へえ~、一年だったのか。その割には身長とか高いな」

京太郎「まあ中学の時、ハンドボールとかしてましたか。それでどうしたんですか?」

小鷹「おっとそうだった、忘れるところだった。ここら辺で小さな中学生くらいの女の子を見なかったか?」

京太郎「中学生くらいの女の子ですか?えっと、何か特徴とかありませんか?」

小鷹「あ、そういえば言ってなかったな。特徴はゴスロリみたいな服を着て、髪の毛は俺と同じで金髪の子だ」

京太郎「ゴスロリみたいな服を着て髪の毛が金髪の女の子...」

小鷹「どうだ、見たか?」

京太郎「いえ、見てないですね」

小鷹「そ、そうか。小鳩の奴、何処行っちまったんだ」

京太郎「小鳩って言うんですか、その女の子」

小鷹「あぁ、そうだ。名前は小鳩って言って俺の妹だ」

京太郎「分かりました。じゃあその小鳩ちゃんを探すのを手伝います!」

小鷹「えっ、良いのか?」

京太郎「えぇ、こう見えても迷子探しは得意ですから!」

小鷹「サンキュ―、マジで助かるよ!ありがとうな、須賀!」

京太郎「とりあえず、別れて探しましょう。それでまたここに戻ってきましょう」

小鷹「あぁ、分かった。じゃあ俺は右の方を行って来る」

京太郎「じゃあ俺は左の方に行きます。じゃあ行きましょう!」タッタッタ

小鷹「じゃあまたここで会おう!」タッタッタ

 ~~10分後~~

小鷹「どうだ、見つかった?」

京太郎「いいえ、見つかりませんでした」

小鷹「くっそ~、何処行っちまったんだ?」

??「あ、あんちゃん!」タッタッタ

京太郎「あ、なんかあの女の子こっちに来ますけど」

小鷹「あれは、小鳩だ!

小鳩「あんちゃ~ん!」ギュウ

小鷹「探したぞ、小鳩!何処に行ってたんだ?」

小鳩「う~んと、ウチが迷子になって困ってる時にお姉ちゃんが声をかけて来てあんちゃんを見つけてもらうのに手伝ってもらってあちこち周ってたの」

小鷹「あちこち周ってって、道理でなかなか見つからないわけだ」

京太郎「それでそのお姉ちゃんって一体...」

和「どうしたんですか、小鳩ちゃん!って須賀くん!?」タッタッタ

京太郎「って和!?小鳩ちゃんが言ってたお姉ちゃんってお前だったのか」

和「ど、どうして須賀くんがここにいるんですか?」

京太郎「俺は偶々散歩に出ていたらこの小鳩ちゃんのお兄さんの小鷹さんに声をかけられて妹さんを見てないかって聞かれたんだよ」

小鷹「それで須賀も小鳩を探すのを手伝ってくれて一緒に居たんだよ」

小鷹「それよりありがとう。小鳩の傍にずっといてくれて」

和「い、いえ!何やら困っているそうだったので助けてあげないと思ってだけで」ワタワタ

小鷹「それでもありがとう」

京太郎「ここは素直に礼を受け取っておけよ、和」

和「そ、そうですね。えっと、どういたしまして」

小鳩「と、ところであんちゃん。この人は誰なの?」

小鷹「あぁ、こいつは小鳩を探すのに協力してくれた須賀京太郎って言うんだ。一応須賀にお礼を言っとけよ」

小鳩「あ、うん。え、えっと、ありがとうございました」ペコリ

京太郎「ご丁寧にありがとう。お兄ちゃんが見つかって良かったね、小鳩ちゃん」ニコ

小鳩「う、うん!なんか須賀さん、あんちゃんとなんか似てる!」

小鷹「えっ、そうか?」

京太郎「いや、俺に聞かれてもよく分からないですよ」

和「えっと、小鳩ちゃんと小鷹さんはどうしてここに?」

小鷹「えっ、あぁ、それはくじ引きで旅行券が当たって小鳩と旅行に来たんだよ」

京太郎「あ、それだったら俺達がここの事を案内しますよ!」

和「えっ?俺達って、私もですか!?」

京太郎「えっと、そのつもりだったんだけど何か用事があったんなら俺がやるけど」

和「いえ、私は特に用事はないですけど。えっと、私もいいんですか?」

小鷹「良いも何も、小鳩の事もあるし俺からもお願いするよ」

和「...分かりました。では私も一緒にご案内します」

京太郎「じゃあ決まりだな。それじゃあここの事を案内しますから、ついて来てくださいね」

小鷹「おう、よろしく頼む」

小鳩「お姉ちゃんもよろしくお願いします」

和「はい、任せてください」

  カン

  と言う訳で一本目はな~んとなく似ている京太郎くんと羽瀬川小鷹くんの話を作ってみました。
ちょっと買い出しに行かないといけないので一時中断します。また帰ってから書きますので、また!

 ただいま戻りました! それでは二本目に参ります
二本目は、この前書いた京太郎くんがシロさんみたいなってしまったという小ネタ。それの続きみたいな話です

 小ネタ 京太郎またもやシロさん化

京太郎「あ~、ダルい」

京太郎「休日で学校も休みで部活も休み。だらけるには丁度いい日だな」

須賀母「ちょっとあんた、いくら休日だからってだらけすぎじゃあないの?」

京太郎「えっ、そうかな?」

須賀母「そうよ、良く考えてみたら」

京太郎「ちょいタンマ....。やっぱり分かんない」

須賀母「もう!ちょっと外にでも行って気晴らしして来なさいよ」

京太郎「え~、なんか今日外に出るのなんかダルいんだけど」

須賀母「いいから、行ってきなさ~い!」ドーン

京太郎「うわっと!」

  ~~公園~~

京太郎「はあ~、外に行ったってなにもやる事なんてないのに。しかもお金まで少しくれたって行くところないに」

京太郎「あ~、ダルい」グデーン

??「あ...」

京太郎「う~ん」クル

シロ「やっほ、京太郎」

京太郎「あ、シロさん。どうも」

シロ「何してるの?」

京太郎「見ての通り、ベンチにもたれてます」

シロ「ふ~ん。隣、座ってもいい?」

京太郎「別にいいですよ。というか、態々聞かなくても座ってもいいともいますよ?」

シロ「それもそうだね。よいっしょ」オッチン

シロ「なんか、この前会った時と違うね」

京太郎「えっ、あ~。なんか知らないんですけど今日はなんだかものすごくダルくて」

シロ「そうなんだ。でもだらけるのは悪い事じゃあないよ」

京太郎「ですよね、シロさん。分かってらっしゃいます」

シロ「でしょう?私はだらけることに関しては誰よりも分かってるから」

京太郎・シロ「はあ~、ダルい...」グデーン

??「あ~、シロいた!」

京太郎「うん?」

シロ「あ、皆」

胡桃「もう、勝手にどっかに行かないでよ!」

塞「急にいなくなったら困るわよ」

エイスリン「シロ、ミツカッテヨカッタ!」

シロ「ごめん、ちょっと軽い散歩をしようかなって思って」

塞「散歩って。確かにシロは家族で行ったから分かるかもしれないけど私達は初めてなんだから」

シロ「だからごめんって」

京太郎「...何でいるのかなって思いましたけど、今度は宮守の皆さんで来たんですね」

シロ「あ、ごめん。そういえばまだここに来た理由言ってなかったね」

京太郎「まあ、別にいいですけど」

胡桃「えっ、ていうかその子誰?というか、なんというか」

豊音「わー、なんかシロにそっくりだよー!」

塞「えっえっ?なんか雰囲気もシロとそっくりなんだけど」

胡桃「えっ、シロって兄弟いたの?」

エイスリン「!」カキカキ バッ シロと今の京太郎の絵

シロ「いや、私には弟なんていないよ。この子は清澄の生徒の京太郎って言うんだよ」

豊音「清澄ってあの私達と戦ったあの学校の?」

京太郎「はい、その通りです。俺は清澄での唯一の麻雀部での男子部員の須賀京太郎です」

塞「あ、思い出した!最後の日に君と清澄のメンバーがいたの見たよ」

京太郎「はい、そうですよ」

京太郎「まあ、俺はまだまだ初心者ですけど。はあ~、ダルい」

胡桃「うわ、言い方までシロそっくり!」

京太郎「??そんなに似てますかね、シロさんに」

シロ「どうだろう?私はよく分かんないけど」

エイスリン「ホントウニ、フタリトモ、ソックリ!」

豊音「わーい、なんかシロが二人いるみたいで面白いよー!」

豊音「あ、そういえばまだ名前言ってなかったね。私は姉帯豊音っていうんだよー、よろしくねー」

京太郎「あ、よろしくです、豊音さん」ギュウ

豊音「わー、京太郎くんって手がおっきいねー」

京太郎「まあ、一応男子なんで」

胡桃「じゃあ次はあたし!あたしの名前は鹿倉胡桃だよ、よろしく」

京太郎「はい、よろしくお願いします胡桃さん」

エイスリン「ジャアワタシ!ナマエハAislinn Wishart、ヨロシク!」

京太郎「どうもです、エイスリンさん」

塞「じゃあ最後は私だね。私は臼沢塞だよ。京太郎くんっていつもそんな感じなの?」

京太郎「いや、いつもって言うわけじゃあないですけど。偶にそういう感じになってしまう時があって今みたいになっているんです」

塞「あ、そうだったんだ」

シロ「あ、せっかくだしまた京太郎が案内してよ」

京太郎「え~、いやですよ。今日はなんかダルいんですから、ゆっくりしたいですよ」

シロ「そこをなんとか、お願い」

京太郎「いや、だから」

シロ「じー」

京太郎「うっ、分かりましたよ。今回だけですよ」

シロ「うん、分かってる。ありがとう、京太郎」ニコ

京太郎「...ダルい///」シュタ

シロ「と言う訳で、京太郎が案内してくれるって」

豊音「本当?やったー、ありがとう京太郎くん!」

胡桃「本当にいいの?」

京太郎「まあ、良いって言っちゃったんで良いですよ。それじゃあ皆さんついて来てください」テクテク

エイスリン「!」ニコニコ顔の絵

シロ「京太郎、おんぶして」テクテク

京太郎「ダルいから嫌です」テクテク

シロ「じゃあ、手を握るのでいいから」

京太郎「まあ、それくらいなら」

シロ「うん、ありがとう、京太郎」ギュウ

豊音「あー、シロが京太郎くんと手を繋いでるー。じゃあ私も京太郎くんと手を繋ぐー!」ギュウ

京太郎「あ...」

豊音「ダメだった?」

京太郎「いえ、別に大丈夫です...」

豊音「ほんとう?良かったー」

京太郎(なんか、少しダルくなくなったな)  

  カン

 とまあこんな感じに書けました。上手く書けたかどうか分からないですけど、宮守の人達って天使とか女神しかいないんですね。

というわけで、京太郎くんと小鷹くんの話と京太郎くんがシロさん状態になって宮守の皆さんと会った話でした

こんにちハッスルハッスル、マッスルマッスル! こんなテンションですか、本編に行かせてもらいます、ゲッチュウ~!

ハギヨシ「それでは京太郎くんに永水の神代様に狩宿様、キッチンに行きましょう」

小蒔「あ、はい!分かりました」

京太郎「は~い」

ハギヨシ「それと京太郎くん、キッチンに縫いぐるみを持って行っては汚れてしまいますのでここに置いておきましょうね」

京太郎「あ、そうだよ。スガペンさんを汚しちゃったら可哀そうだし、置いていくしかないよね」シュン

和「はわわ...」プルプル

咲「和ちゃん、抑えて!その気持ちはすごく分かるけど、我慢しないと!」ギュウ

まこ「なんちゅう威力じゃ。見た目はそのまんまじゃが、その幼い子供の感情があって母性本能を擽られる行動じゃのう」

ハギヨシ「大丈夫です。料理が終わればまた会えますから、落ち込まなくても大丈夫ですよ」

京太郎「あ、本当だ!お料理が終わったらまたスガペンさんに会えるから大丈夫だ!良かった~」ニパア

小蒔「....」スッ

巴「ひ、姫様?どうして腕をあげているんですか?」

小蒔「へっ?うわ、本当です!どうして私は腕をあげていたんでしょうか?」

ハギヨシ「では、ぬいぐるみを一旦誰かに預かってもらいましょうか」

京太郎「うん、分かった!え~とじゃあ、透華お姉ちゃんお願い!」

透華「えっ、私ですの?」

京太郎「うん、そうだよ。ちょっとの間、スガペンさんの事を見ておいてください」

透華「ま、まあちょっとの間だけならいいですけど」ギュウ

京太郎「ありがとう、透華お姉ちゃん!」

京太郎「ハギヨシさん、もう大丈夫だよ!」

ハギヨシ「分かりました、では参りましょう。透華お嬢様、なるべく早く済ませますので少々お待ちなっててください」テクテク

京太郎「ほら行こう、小蒔お姉ちゃん」ギュウ テクテク

小蒔「あ、京太郎くん、手を繋がなくても大丈夫だよ」テクテク

巴「えっと、では朝食を作ってきますので待ってくださいね」テクテク

久「行ったわね。ところで龍門渕さんは大丈夫なの、朝食とかは」

透華「あ、それなら大丈夫ですわ。もう済ましていますから」

久「なら良かったわ」

透華「それにしても、流石ですわねハギヨシ。このスガペンとやらいう人形の作り具合といい、触り心地も」ギュウギュウ

  ~~そしてキッチンへ~~

ハギヨシ「それでは朝食のメニューですが、何かお決まりですか?」

小蒔「えっと、和食にしようかと思っています」

ハギヨシ「和食ですか」

小蒔「何か問題でもありましたか?」

ハギヨシ「いえいえ、何も問題はありませんよ。では焼き魚にお味噌汁にしましょうか」

小蒔「はい、分かりました!」

ハギヨシ「お味噌汁の方はどうのような感じにしますか?」

小蒔「そうですね~。では、揚げさんと榎を使った物にします」

ハギヨシ「分かりました。焼き魚の方ですが、こちらは何になさいますか?」

巴「では、ここは定番の鮭にします」

ハギヨシ「鮭ですね。では各自作業に取り掛かりましょうか」

三人「はい!」

巴「私は鮭の方やっておきます」

小蒔「では私は、お味噌汁の方をやります」

京太郎「じゃあ僕は小蒔お姉ちゃんと同じ事する!」

小蒔「じゃあ一緒に頑張ろうね、京太郎くん」

京太郎「うん!」

ハギヨシ「皆さん、食材の用意ができましたよ」

巴「へっ、いつの間に?」

ハギヨシ「皆様に動きやすくサポートをするのが執事の役目ですから」

小蒔「えっと、ありがとうございます」

ハギヨシ「いえいえ、執事として当然の事をしたまでですから」

小蒔「それじゃあ朝食を作りましょうか。巴ちゃん、鮭の方はよろしくお願いします」

巴「はい、姫様。お任せください」

京太郎「じゃあ小蒔お姉ちゃん、まずは何をしたらいいかな?」

小蒔「そうだね、じゃあお鍋にお水を入れといてくれる?」

京太郎「は~い、分かった!」テクテク

ハギヨシ「私はタコスを作る用意をしておいておきましょうか」スタスタ

小蒔「え~と、揚げさんと榎は~。あ、ありました」

京太郎「小蒔お姉ちゃん、お鍋にお水を入れておいたよ」

小蒔「あ、ありがとうね、京太郎くん。じゃあ今度はお味噌汁の具を一緒に切ろうか」

京太郎「は~い」

小蒔「それじゃあ私は榎の方を切っておくから、京太郎くんは揚げさんの方を切ってもらえるかな」

京太郎「うん、分かった。それでどれくらい切ればいいの?」

小蒔「うんとね、皆さんが食べやすいように大体一口サイズが良いかな」

京太郎「分かった、それじゃあ切っておくね」

小蒔「うん、よろしくね」

小蒔(皆さんは京太郎くんの腕前を大丈夫だと仰っていましたが、本当に大丈夫なのでしょうか?)トントン チラ

京太郎「え~と、使わない手は猫さんの手にして。一口サイズに切っていくっと」トントン

小蒔「ふわ~、本当に綺麗に切れていますね。しかもちゃんと一口サイズになっています!」

京太郎「へ?ちゃんと小蒔お姉ちゃんの言うとおりに一口サイズにしてるんだけど、違ったの?」

小蒔「えっ?あ、あぁ、合ってるよ。それにしても本当に綺麗に切れてるね、京太郎くん」

京太郎「えへへ~、そうでしょう?」

小蒔「はい、何も問題がなくて良かったです」

京太郎「で、次は何をしたらいいかな?」

小蒔「うん、それじゃあ今度は火にかけてあるお鍋の中に入れてもらってくれる?」

京太郎「は~い、よいっしょ」ポトン

小蒔「私もっと」ポトン

小蒔「後は私がやっておくから、他の方のお手伝いに行ってくれる?」

京太郎「分かったよ、小蒔お姉ちゃん」

ハギヨシ「では京太郎くん、今からタコスを作るのでこちらを手伝ってください」

京太郎「は~い!それじゃあ小蒔お姉ちゃん、何かあったら言ってね」

小蒔「うん、分かった。それじゃあ執事さんのお手伝い、頑張ってね」

京太郎「うん、じゃあ行ってきま~す!」テクテク

ハギヨシ「では今からタコスの作り方をお教えしますので、よく覚えてくださいね」

京太郎「は~い、ハギヨシさん!」

ハギヨシ「それではまずサルサを作りましょうか」

京太郎「ハギヨシさん、サルサってなんですか?」

ハギヨシ「サルサとはスペイン語でソースという意味なんですよ」

京太郎「なるほど、つまり今からソースを作るんだね」

ハギヨシ「そういう事です。では今から材料の野菜をみじん切りにしていきます」

京太郎「みじん切りって、どういう風にやるんですか?」

ハギヨシ「今から見本を見せてやりますから。基本的には細かく切っていく感じです」

ハギヨシ「それでは、よ~く見ておいてくださいね。それっ」サクサクサク

京太郎「ほぉ~、この前教えてもらった切り方より細かく切れてる~!」

ハギヨシ「とまあこんな感じです。では京太郎くん、私が今やったみじん切りをやってみてください」

京太郎「あ、はい!え~と、まずはとりあえず材料を半分に切って」トントン

ハギヨシ「しっかり猫の手になっていますね。焦らずに切ってくださいね、ゆっくりでいいですから」

京太郎「はい、ハギヨシさん。せ~の」サックサックサックサック

ハギヨシ「そうそう、そんな感じです。ちょっとテンポをあげてみましょうか」

京太郎「うん!」サクサクサク

京太郎「ハギヨシさん、こんな感じで良いかな?」

ハギヨシ「はい、とても上手に出来ていましたよ。この調子で他の材料を切っていきましょうか」

京太郎「は~い、頑張るよ~!」

  ~~数分後~~

ハギヨシ「ふう、サルサはこれで完成ですね。あとは少しの間、冷蔵庫に入れておきましょう」

京太郎「わ~い、サルサが出来たぞ!ハギヨシさん、今度は何をしたらいいかな?」

ハギヨシ「今度は二手に分かれましょう。私はタコスソース作りますので、京太郎くんはトルティーヤを作ってください」

京太郎「トルティーヤ?」

ハギヨシ「トルティーヤとは、サルサやタコスソースなどを挟む所謂パンのようなものですよ」

京太郎「おお~」

ハギヨシ「材料はすでにスタンバイしてるので取り掛かってください」

ハギヨシ「流れはまずボールにマサというトルティーヤ専用の粉と塩をよく混ぜてサラダ油を加えて手で混ぜます」

ハギヨシ「そして水を少しずつ加えて混ぜ、ひとまとまりの生地になりましたら手の付け根に体重をかけてよく練ってください」

ハギヨシ「手に生地がつかなくなって、耳たぶ位の柔らかさになればOKです。大体の流れは分かりましたか?」

京太郎「うん、多分わかったと思うよ、ハギヨシさん」

ハギヨシ「それは何よりです。それではお互いの作業に取り掛かりましょう」テクテク

京太郎「分かりました!え~と、ボールに粉と塩をよく混ぜてそれからサラダ油を加えて手で混ぜる」コネコネ

京太郎「それから、少しずつお水を加えて混ぜていくっと」ジョジョ コネコネ

小蒔「京太郎くんも頑張っているんですから、皆さんに美味しいと言ってもらえるお味噌汁を作りませんと!」ゴッ

巴「え~と、鮭の焼け具合はっと。うん、いい感じですね」

京太郎「うんっしょ、こらっしょっと!」コネコネ

京太郎「大変だけど、優希お姉ちゃんのために頑張らなくちゃ!」コネコネ

ハギヨシ(京太郎くん、頑張っていますね。その頑張った分、作っている料理は美味しくなりますよ)

ハギヨシ「京太郎くんは本当に良い人。いえ、今は子供にままですから良い子ですね」ジュー

~~それから数十分後 朝食が完成~~

京太郎「出来た~!優希お姉ちゃんが持って行くタコスと優希お姉ちゃんが食べるタコスの完成だ!」

ハギヨシ「よく頑張りましたね、京太郎くん」

小蒔「こちらもお味噌汁と鮭の方も完成しました!」

巴「我ながらいい出来です」

ハギヨシ「お疲れ様です、神代様に狩宿様。ではワゴンに乗せて皆さんのお部屋に参りましょうか」

小蒔「はい、分かりました。こぼさないように慎重にっと」

巴「よいっしょっと」

ハギヨシ「京太郎くんはこのランチボックスに入ったタコスを持っておいてください」

京太郎「は~い!って言うか、いつの間にランチボックスにタコスを入れたの?」

ハギヨシ「それは秘密です」ニコ

京太郎「え~」

ハギヨシ「それと、もう料理が終わったので小さくなってもいいと思いますよ?」

京太郎「あ、そういえばそうだったね。よいしょっと」ヒョイ

京太郎「うわ~(子供の声)」ヒュー チンマリ

小蒔「これで最後です。ってうわ!京太郎くん、いつの間に小さくなったの?」

京太郎「えっ?さっきだよ~」

ハギヨシ「それでは皆様のところに参りましょうか」

 ~~そして清澄メンバーの部屋へ~~

小蒔「皆さん、お待たせしました。朝食が出来ました」

久「お、完成したのね」

まこ「ほほう、和食か。しかも定番中の品じゃのぉ」

和「でもすごく美味しそうですね」

巴「それでは皆さんに配っていきますね」

咲「あ、それくらい私もやりますよ」

京太郎「はい、優希お姉ちゃん!優希お姉ちゃんの知り合いに渡すタコスだよ」

優希「おお、ありがとうだじぇ、京太郎!京太郎が作ってくれたのか?」

京太郎「ううん、ハギヨシさんに手伝ってもらったんだ。でもハギヨシさんに分かりやすく教えてもらったから、いつでもタコスを作れるよ!」

優希「くう~、お前は良いやつだじぇ!」ナデナデ

京太郎「ウヒヒ、どういたしまして」

透華「それにしてハギヨシ、よく今の京太郎少年に覚えれるように教えましたわね」

ハギヨシ「いえいえ、京太郎くんが覚えるのが早かっただけです。それに子供の姿になる前の時でも、京太郎くんはメモをしてきちんと出来ていましたから」

透華「そうだったのですの。あ、ついでですし、これを返して差し上げませんと。ちょっと、京太郎少年」

京太郎「ふえ、なに?」

透華「この縫いぐるみ、お返しますわ」スッ

京太郎「あ、スガペンさん!ありがとう、ずっと見ていてくれて!」ギュウ

透華「別にそれくらいの事、どうってことはありませんわ」

和「須賀くん、準備ができましたから席についてください」

京太郎「は~い」テクテク オッチン

久「皆、ちゃんと席に着いたわね。それじゃあ、頂きます」

一同「いただきます」

まこ「さてと、とりあえず味噌汁から飲んでみようかのぉ。どれどれ」ズズ

まこ(こ、これは!?)

まこ「心がなんか、ほっとするの~」

和「このお味噌汁、とても優しい味がしますね。なんというか、心が落ち着く様な感じで」

小蒔「そ、そうですか?私は皆さんに美味しい物を作ろうと思って作っただけなんですけど」

久「でも本当に美味しいわよ、このお味噌汁」

小蒔「えへへ、ありがとうございます」

巴「ふふ、なんだか姫様が一瞬京太郎くんみたいな感じになっていましたね」

小蒔「へ!?そ、そうでしたか?」

京太郎「う?何か呼んだ?」モグモグ

小蒔「あ、なんでもなよ、京太郎くん!」アセアセ

和「あ、須賀くん。ちょっとじっとしていてください」ヒョイ

京太郎「ふえ?」

和「頬っぺたにお米がついていましたよ」

京太郎「そうだったの?ありがとう、和お姉ちゃん!」

和「ふふ、どういたしまして」

咲「あ、この鮭のも美味しい!」モグモグ

巴「ありがとうございます。適度な温度で焼いてよ~く見ていましたから」

京太郎(えへへ、なんだか楽しいな~。ご飯を皆で食べているだけなのに)

  ~~それから十分後~~

一同「ご馳走様でした」パチン

久「いや~、なかなかおいしい朝食だったわ」

小蒔「お粗末さまでした」

まこ「さってと、じゃあ今度はわしらが食器の洗いもんをしておこうかのぉ」スク

小蒔「あ、それなら私達もやりますから」

まこ「ええからええから、朝食を作ってくれたお礼じゃあ」

咲「あ、私もやります」

久「まあ、私もやるのも妥当だわね」

まこ「当たり前じゃ。和と優希は会場にそろそろ向かっときんしゃい」

和「えっ、でも」

久「いいから。須賀くんが作ってくれた差し入れを渡してきなさいな」

和「分かりました。ではお言葉に甘えさせてもらいます」

優希「とりあえず一旦、制服に着替えおうじぇ」

和「それもそうですね。すいませんけど、須賀君のお部屋でお着替えしていいですか?」

京太郎「へっ、僕のお部屋で?別にいいよ!」

優希「ありがとうだじぇ、京太郎!じゃあ京太郎の部屋の鍵を少し借りるじょ」

 ~~数分後~~

優希「これでよしっと。それじゃあ、行ってくるじぇ!」テクテク

和「では、行ってきますね」テクテク

京太郎「行ってらっしゃ~い」フリフリ

小蒔「気を付けてくださいね~」

 とりあえず、これでいったん終わっておきます。もう遅くなってしまいましたので。
それと唐突ですが、少し想像してみてください。季節がもう過ぎてしまいましたがミニスカサンタコスをしている宥さんと竜華さんに霞さんって、なんかすっごい良いですよね。 すいません、夜だからなんだか変な事を言ってしまいました。それじゃあ、失礼します

>>544 そうですよね、忘れていました。モジモジしながら照れてる美穂子さんって、凄くいいっす!

それじゃあ、続きを書きますね

透華「それでは私たちも戻りましょうか、ハギヨシ」

ハギヨシ「はっ、分かりました。それでは京太郎くん、何か困ったことがあったらいつでも呼んでくださいね」

京太郎「分かったよ、ハギヨシさん」

透華「それでは皆さん、ごきげんよう」テクテク

ハギヨシ「では皆さん、また」ペコリ テクテク

まこ「さてと、朝食も食べたことやしどうしようかのぉ」

久「私は運動がてら、ちょっとそこら辺を散歩しておくわ」

咲「私はちょっとゆっくりして本を読んでいます」

まこ「ほいな。して永水のお二人さんは?」

巴「いえ、私達は京太郎くんの面倒をしないといけないので」

小蒔「京太郎くんがどこかに行くんでしたら、私達はついて行くんですけど」

まこ「なるほどな。じゃあその京太郎は何かしたい事はあるんか?」

京太郎「ふえ、したい事?」

まこ「そうじゃ、したい事じゃあ」

京太郎「う~ん、したい事か~。あ、そうだ!」

小蒔「何か思いついたの、京太郎くん」

京太郎「うん!僕ね、麻雀の大会のところに行きたい!」

巴「えっ、麻雀の会場にですか?」

京太郎「そうだよ、なんだか面白そうだから見てみたいなって思ったんだ」

久「どうして面白うそうだなって思ったのか聞いていいかしら、須賀くん」

京太郎「うんとね、昨日の温泉で皆が時より麻雀の話をしていたのを聞いて興味がわいたの!」

まこ「そういえば、話しておったのぉ」

京太郎「だから、僕も麻雀をしてる所を実際に見てみたいから会場に生きたんだけど、だめかな?」

久「別に駄目なんかじゃあないわよ。麻雀に興味を持つのは良い事だもの。良いわよ、行って来て」

京太郎「本当に?わ~い!」バンザーイ

小蒔「良かったね、京太郎くん」

久「というわけで、須賀くんの事を見ておいてくださいね」

巴「はい、分かっております」

京太郎「あ、ついでにスガペンさんも持って行こうっと」

小蒔「それじゃあ京太郎くん、私達が会場まで案内してあげるからね」

京太郎「うん、よろしくね、小蒔お姉ちゃん!」

咲「京ちゃん、車とかには気を付けるんだよ」

京太郎「は~い」

京太郎「それじゃあ、行ってくるね~!」テクテク

巴「では行って参ります」テクテク

小蒔「京太郎くんをしっかり見ておきますので安心してください。では、行ってきます」テクテク

まこ「気を付けるんじゃぞ~」

久「須賀くんの事をお願いね~」

  ~~街中~~

京太郎「ふんふ~、ふんふ~、会場~、会場~♪」

巴「なんだか楽しそうに歌ってますね、姫様」

小蒔「はい、なんだか私も京太郎くんを見ていると楽しい気分になります!」

巴「そうですか」

小蒔「京太郎くん、私も一緒に歌ってもいいかな?」

京太郎「うん、いいよ!二人で歌った方が楽しいしね」

小蒔「そうだね、じゃあ歌おうか。せ~の」

京太郎・小蒔「ふんふ~、ふんふ~、会場~、会場~♪」テクテク

巴「もう、姫様まで。京太郎くんみたいに」フフフ

京太郎「そうだ、巴お姉ちゃんも一緒に歌おうよ!」

巴「えっ、わ、私もですか?」

京太郎「うん、そうだよ。皆で歌った方がすごく楽しくなるし!」

巴「私は良いですよ。京太郎くんと姫様で歌っていいから」

京太郎「そっか、分かったよ。じゃあ今度は何してみようかな」

巴「ちょっと、姫様」

小蒔「えっ、はい。なんですか、巴ちゃん」

巴「京太郎くんと楽しくやっているのは構いませんけど、ちゃんと京太郎くんの見ておきませんと」

小蒔「はっ、楽しくて忘れていました!」

巴「もう、しっかりしてください」

小蒔「ごめんなさい。ってあれ?」

巴「どうかなさいました、姫様?」

小蒔「京太郎くんがいません!」

巴「ええ!?急いで探さないと!」

  ~~一方その頃京太郎は~~

猫「にゃ~」

京太郎「わ~、にゃんこ君だ、可愛いな~」

猫「みゃ~」スリスリ

京太郎「あはは、よしよ~し」ナデナデ

??「あっ....」

京太郎「あっ、こんにちは!お兄さんの猫なの?」

??「いや、俺の猫じゃあないけど。何、君は猫が好きなの?」

京太郎「猫もそうだけど、大抵の動物さんは好きだよ!」

??「そっか、なら良いや。煮干し、あげてみる?」

京太郎「えっ、いいの?」

??「うん、構わないから」

京太郎「ありがとう、お兄さん!ほらほらにゃんこ君、煮干しだよ~」

猫「な~ん」パクパク

??「君、変わった髪色してるね」

京太郎「そうかな?でもこれは地毛だよ?」

??「そうなんだ、へえ~」

京太郎「お兄さんはよくここに来るの?」

??「まあ、基本的に偶にここに来るかな」

京太郎「そうなんだ、にゃんこ君が好きなんだね、お兄さんは」

??「ま、まあ、好きっちゃあ、好きだけど」ポリポリ

??「ところで君が持ってそれってなんなの?」

京太郎「これ?これはね、ハギヨシさんって言う人が作ってくれたスガペンさんなんだよ」

??「へえ~、スガペンって言うんだ」

京太郎「あとね、これは着ぐるみだからこの後ろのチャックがあって、僕のお人形さんを出す事ができるんだよ」

??「うわ、何これすっご。よく出来てるね」

京太郎「だからすごく気に入ってるんだ!」

??「そっか。じゃあその人形もきっと喜んでるよ」

  キョウタロクン、ドコニイルンデスカ  ヘンジヲシテクダサーイ!

京太郎「あ、お姉ちゃん達が呼んでる!じゃあ、僕そろそろ行くね」スク

??「あ、うん。気を付けてね」

京太郎「うん、ありがとうね、お兄さん!そうだ、僕の名前を教えとくね。僕は須賀京太郎って言うんだよ、じゃあね~!」タッタッタ

??「あ、またね。須賀京太郎か、いい子だったな」クス

??「何してんだ、一松?こんな所で」

一松「げっ、カラ松!」

カラ松「あの子供と何かしていたのか?」

一松「勝手に見んじゃあねえ、クソ松が~!!」ボカン

カラ松「ぐは~!なんで~!?」

一松「何でもねえから、どっかいけ~!」

カラ松「わ、分かったからもうやめろ~!」タッタッタ

一松「はあはあ、たっく。...また会えるかな」

京太郎「お~い、小蒔お姉ちゃん!巴お姉ちゃん!」タッタッタ

巴「姫様、京太郎くんがいました!」

小蒔「えっ?あ、京太郎くん!駄目でしょう、勝手にどっかに居ちゃあ」

京太郎「ごめんなさい。さっき、にゃんこ君を見つけてつい離れちゃって」

巴「私も姫様も京太郎くんのことを心配していたんですよ?」

小蒔「そうだよ、京太郎くん。もしかして何処かで怪我をしていたとか、誰かに連れ行かれちゃったとも考えていたんだよ?」

京太郎「うっ、ごめんなさい。小蒔お姉ちゃん達を困らせちゃって」グス

小蒔「京太郎くん、別に私達は怒ってるわけじゃあないんだよ」

京太郎「ふえ?」

小蒔「確かに京太郎くんがどこかに勝手に言ったのは悪いけど。でもこうして何事もなく戻ってきてくれて良かったもの」ナデナデ

京太郎「ふあ」

巴「今度からは、私か姫様に言ってから移動するんですよ。分かりましたか?」

京太郎「う、うん!次からはそうする!」

小蒔「京太郎くん、もう泣いたりしてない?」

京太郎「うん!小蒔お姉ちゃんのナデナデでもう泣きやんだから、止まったよ!」

小蒔「良かった。じゃあまた会場に向かおうね」テクテク

京太郎「うん!」テクテク

巴「あ、姫様と京太郎くん!会場はそっちじゃあないですよ!」

京太郎・小蒔「あう」

 ~~そして会場に到着~~

京太郎「うわ~、すっごく広~い!」

京太郎「ここにいる人が麻雀をする人たちなの!?」

小蒔「あ、一般で見に来てる人もいるから全員ってわけじゃあないんだよ」

京太郎「えっ、そうなの?」

巴「制服を着ていてもその人は知人の人の応援に来たりとかそういう人いるんですよ」

京太郎「そうなんだ。とにかく、早く見に行こう!」タッタッタ

小蒔「あ、走ったらこけちゃうよ!」

京太郎「大丈夫だよ!あっ」ズル コテ

小蒔「だから言ったのに。京太郎くん、大丈夫?」

京太郎「だ、大丈夫だよ。あれ、スガペンさんがいない!」

巴「さっき転んだ時に離しちゃったんですね。一体どこに?」キョロキョロ

小蒔「あ、巴ちゃん、あそこに!」

スガペン「」コロコロ

京太郎「あっ!あんなところまで!」

??「ん?おっと」ギュウ

   さあ、ここで選択! 人数は7人まで

1.竜華さん 後から千里山勢の皆さん

2.宥さん 後から阿知賀勢の皆さん

3.菫さん 後から白糸台勢の皆さん(照さんは迷子中)

4.煌さん 後から姫子さんと哩さん

  お好きなのをどうぞ!

えっと、なんか二番の方が多いので七人までって言ってましたけど二番にしますね

宥「このペンギンのぬいぐるみ、誰のかな?」

宥「それにしてもよく出来てるぬいぐるみさんだな~。着ぐるみになってるんだ~」

宥「あれ?この真ん中に顔を出してるお人形さん、誰かに似てる気がするな」

京太郎「すいません~、スガペンさんを取ってくれて!って、あっ!」

宥「あ、京太郎くん!このペンギンのぬいぐるみは京太郎くんのだったの?」

京太郎「うん、そうだよ!名前はスガペンさんって言う名前なんだよ、宥お姉ちゃん」

宥「へえ~、スガペンさんって言うんだ。あ、このお人形さんは京太郎くんだったんだ」

宥「京太郎くんのお人形さんがペンギンの着ぐるみを着てるからスガペンなんだね」

京太郎「その通りだよ。よく分かったね、宥お姉ちゃん」

宥「分かれば簡単な事だよ」

京太郎「そうだ!ねえねえ宥お姉ちゃん、また抱っこしてもらってもいいかな?」

宥「えっ、抱っこ?」

京太郎「うん、なんか宥お姉ちゃんの抱っこって心がポカポカして好きなんだ」

宥「そ、そうなんだ。それじゃあやるね~」

京太郎「うん、早く早く!」

宥「じゃあいくよ~。よいっしょ~」ギュウ

京太郎「わ~い!はあ~、宥お姉ちゃんいい匂いがしててあったか~い」

宥「そうなの?良かった~。私もなんだかあったかくなってきたな~」

京太郎・宥「はあ~、あったか~い」ポワー

小蒔「あ、あの~」

宥「ふああ!?ひゃい!」

巴「誰かと思えば、阿知賀の宥さんじゃあないですか」

宥「あっ、永水の神代さんに狩宿さん。えっと、昨日ぶりです」

小蒔「あ、はい。昨日ぶりです!」ペコリ

巴「それでえっと、遠くから見てましたけど。どうして京太郎くんを抱っこしているんですか?」

京太郎「ふにゃ~」

宥「え、えっとこれはね、京太郎くんが抱っこして欲しいって言われたのでしただけで」オロオロ

巴「あ、そうだったんですか」

小蒔(そういえば、私にはまだ京太郎くんに抱っこして欲しいって言われてません。うぅ~、羨ましいです)プク

巴「あの姫様、どうかいたしましたか?」

小蒔「いえ、なんでもありません」

宥「(もしかして神代さん、京太郎くんを抱っこしたのかな?)

??「あ、宥姉いた!もう、どっこに行ってたのよ」

宥「あ、憧ちゃんに皆も」

憧「うわ、何で永水のお二人がいるの!?」

玄「あ、本当なのです。そして神代さん、相変わらずいいおもちをしているのです!」

灼「玄、色んな人に見られるから控えて欲し...」

京太郎「あ、おもちのお姉ちゃん達だ。やっほ~」

穏乃「あ、京太郎だ!昨日ぶり、元気にしてた?」

憧「ていうか、何で京太郎は宥姉に抱っこされてんのよ」

??「あんた達、何騒いでんのよ」

灼「あ、ハルちゃん」

晴絵「うん?宥が抱いてる子が前に言ってた京太郎少年かい?それに永水のお二人さんも一緒にいるじゃん」

小蒔「えっと、あなたが阿知賀の監督さんなんですか?」

晴絵「まあ、そんな感じだね。私は赤土晴絵って言う名前なんだよ。よろしくね、神代さん」

小蒔「あ、ご丁寧にどうもです」

玄「こう見えても先生は凄いんですよ!昔、高校生の時にあの小鍛治プロに跳満以上の点数を取ったのです!」

巴「小鍛治プロにですか!?」

小蒔「凄いです!」

晴絵「ふふん、でしょう?」

憧「でもその性で、晴絵はトラウマが出来てしばらく麻雀できなくなったけどね」

晴絵「がはっ!」

灼「ハルちゃん、大丈夫!?」

巴「トラウマが出来るほどって、一体何をされて」

晴絵「お、思い出したくない。あ、あんなのは」ガタガタ

穏乃「先生、元気だして!」

京太郎「そうだよ~、元気出して先生~」

晴絵「う、うん、そうだね。ごめん、ちょっと取り乱しちゃって」

灼「良かった、元に戻って」

憧「ところで宥姉」

宥「ふえ?何かな、憧ちゃん」

憧「さっきも言ったけど、何で京太郎を抱っこしてるの?後、何で京太郎はふにゃふにゃになっての?」

京太郎「ふにゃ~」

宥「えっと、これはね、京太郎くんが抱っこして欲しいって言われてやってあげてただけだよ」

玄「はっ!京太郎くんがお姉ちゃんのおもちに抱かれている!なんてすばらな!」

小蒔「えっと、そろそろ良いのでは?」

宥「あ、そうだね。京太郎くん、もう降ろしていいかな?」

京太郎「うん、良いよ~。ありがとう」

宥「じゃあ降ろすね。おいしょっと」オロス

京太郎「はあ~、宥お姉ちゃんの抱っこはやっぱり落ち着いたな。本当にありがとう!」

穏乃「あ、なんかふにゃふにゃ感がなくなった!」

灼「それで京太郎と神代さん達はどうして此処に?」

巴「京太郎くんが麻雀に興味が湧いたらしいので、試合を一緒に見に来たんです」

玄「そうなのですか。じゃあ京太郎くんにいいところを見せないとね!」

京太郎「玄お姉ちゃん達も今日出るの?じゃあ応援する!」

晴絵「嬉しい事を言ってくれるね、京太郎少年。子供がここまで期待してるんだからあんた達、良いところを見せあげなさいよ」

穏乃「任せてください!」

宥「が、頑張るよ~」

灼「ハルちゃんのために」

憧「まあ、ここまで期待されちゃあ頑張るけどね」

晴絵「それじゃあそろそろ、控え室に行くよ。じゃあね、神代さん達に京太郎少年」

玄「行ってくるね、京太郎くん」フリフリ

京太郎「頑張ってね~、皆~!」

小蒔「ご武運を~」

巴「それじゃあ私達は、観客席の方に向かいましょう」

小蒔「そうですね」

京太郎「あ、その前にちょっとお願いがあるんだけど良いかな?」

小蒔「どうしたの、京太郎くん?」

京太郎「お席に座る前にジュースとか買ってきてもいいかな?」

巴「ジュースですか?」

京太郎「うん、歓声しながら飲みたいんだ」

小蒔「じゃあ私と一緒に行こうか」

京太郎「ううん、これくらい一人でいけるよ。いざとなったら大きくなるし」

巴「いえ、でも」

京太郎「お願い、一人で行かせて!」

小蒔「分かった、じゃあお金を渡すからちゃんと戻ってくるだよ」

京太郎「本当?ありがとう、小蒔お姉ちゃん!」

巴「い、良いんですか、姫様?」

小蒔「はい、何事にも経験は大事です。それに京太郎くんには神様が守ってくれます」

巴「ひ、姫様がそこまで仰りますのなら」

小蒔「じゃあこれが飲み物のお金だよ、無くさないようにね」

京太郎「うん、分かった!」

小蒔「あと、大きくなる時はちゃんと回りを見てから大きくなるんですよ」

京太郎「分かったよ。じゃあ行ってきます~」タッタッタ

巴「私達はここにいますからね!」

京太郎「は~い」

  ~~自動販売機エリア~~

京太郎「う~んと、どのジュースにしようかな~?」

京太郎「あ、この林檎ジュースがいいや!えっと、お金を入れてっと」

京太郎「とう!はっ!」ピョン ピョン

京太郎「届かないな~。仕方ない、大きくなろう」

京太郎「え~と、小蒔お姉ちゃんの言うとおりにまず誰もいない事を確認して」キョロキョロ

京太郎「よし、いないっと。フードを被って」カブル ピクピク

京太郎「へ~んしん!(元の声)」スガルーン

京太郎「あ、届いた届いた!ぽちっと」ガシャン

京太郎「よっと。じゃあ今度は元に戻って」

??「あ~!」

京太郎「えっ?」

  またまた選択!この人物は? ただしこの後、誰になっても京太郎くんは連れて行かれます

1.淡ちゃん

2.怜さん

3.穏乃

4.アラf 失礼、健夜さん

 人数は6人まで、好きな人をどうぞ

 何この健夜さんの人気度、とりあえず健夜さん決定!

健夜「えっ、えっ、なんで?どうして小さな男の子が急に大きくなったの!?」

京太郎「へっ、いつの間に?さっきまで人は通ってなかったのに」

健夜「き、君!さっきのはどうやったの!?」

京太郎「あわわわ、どうしよう。小蒔お姉ちゃんに注意されたのに」オロオロ

??「なにやっての、すこやん?」

健夜「あ、こーこちゃん!」

恒子「おやおや~?すこやん、アラフォーになってとうとう高校生に手を出したのかな~?」

健夜「アラサーだよ!そうじゃなくて!この子、さっきまで体が小さな子供だったのに急に大きくなって成長したんだよ!」

恒子「本当なの、すこやん?さっかくじゃあないの~?」

健夜「錯覚じゃあないよ!この目でちゃんと見たんだから!」

京太郎(えっと、なんか話してるみたいだから今の間に~)コソコソ

恒子「お~と、待ちなよ少年」ガシ

京太郎「にゃわ!」

恒子「何変な声出してるの?まあまあ、そんな逃げなくてもいいじゃあないか」

京太郎「えっと...」

恒子「あ、そういや名前を言ってなかったね。あたしの名前は福与恒子って言うんだよ」

恒子「で、こっちにいるのがアラフォーのすこやんだよ」

健夜「だからアラサーだってば!わざとなの、こーこちゃん!」

恒子「えっ、わざとに決まってるじゃん」ケロ

健夜「もう~!」

京太郎「えっと、恒子お姉ちゃんにすこやんお姉ちゃん?」

恒子「そうそう、恒子お姉ちゃんにすこやんだよ。それじゃあちょっと悪いんだけどついて来てくれるかい?」

京太郎「でも僕ちょっと」

恒子「まあまあ、ちょっとだけだから。それじゃあレッツラゴー」テクテク

京太郎「う、うわ~」グイグイ

健夜「ちょっと、こーこちゃん!」テクテク

 
小蒔「京太郎くん、遅いですね」

巴「何かあったんでしょうか?」

小蒔「心配です。私、ちょっと行ってきます」タッタッタ

巴「あっ、お待ちください姫様!タッタッタ


恒子「失礼しまーす!皆さん、すこやんが面白い子を見つけたみたいだから連れて来たよ!」バーン

京太郎「あわわわ」

??「なんなんだい、その少年は?」

??「好青年!」

??「こーこちゃん、関係者以内の人を連れてきちゃあ駄目だぞ☆」

健夜「ちょっと、こーこちゃん!この子も困ってるじゃない!」

恒子「いやそれがね、この子が小さな子に変身が出来るみたいなのよ。はやりちゃんに咏ちゃんと理沙ちゃん!」

咏「小さな?」

理沙「子供に?」

はやり「変身するの?」

京太郎(あわわわ、どうしよう、小蒔お姉ちゃん!)

 ちょっとネタを考えるのに疲れてしまったので今日はこのあたりにします。さてさて、京太郎くんは一体どうなってしまうのか!?
では、また~

 おお、皆さんありがとうございます。皆さんと僕の知ってるアニメで十分足りました。 
それでは、小ネタ面白恥ずかしセリフ大会の始まりです!

 小ネタ 面白恥ずかしセリフ大会 Part2

久「はいはい皆、ちょっと注目して頂戴!」

咲「なんですか、部長?」

まこ「またなんか思いついたのか?」

京太郎「なんだろう、この流れ。前にもこんな事があったような」

和「私もそんな気がします」

久「はい、そこらへん静かに」

久「皆この前の私達でやったセリフを言うって奴をやったのを覚えてるかしら?」

咲「はい、覚えてます」

優希「私は当たらなかったけどな」

まこ「わしも当らなかったがのぉ。ってまさか...」

久「その通りよ!題して、『第2回 ダーツで恥ずかし面白セリフ大会』よ!」

京太郎「ええ!?またやるんですか!」

久「そう、今回は人数も増やしたわ。良いわよ、入ってきて」

  ガチャ

美穂子「えっと、失礼します」

華菜「呼ばれたから来たし!」

咲「風越の福路さんに池田さん!」

ゆみ「はあ、この前の悪寒はこれだったのか」

久「あれ?鶴賀の方は東横さんも誘ったはずなんだけど」

京太郎「部長、何言ってんですか?モモなら加治木さんの隣にいますよ?」

桃子「うええ!?私の事が見えてるんすか?」

京太郎「はっきり見えてぜ。というか、毎回このやり取りしないといけないのか?」

桃子「ハハハ、まあ良いじゃないっすか。京さん」

まこ「京さんって、お前らいつの間に仲良くなったんじゃ?」

京太郎「いや、大会の時に見かけたので声をかけてみたらなんか仲良くなって」

桃子「いやはや、最初に声をかけられたときは驚いたっすよ。今まで人から声かけら事とか滅多になかったっすから」

京太郎「そうか?俺には最初からモモの姿が見えてたけどな」

桃子「ある意味、京さんの才能っすね」

優希「京さんにモモって。ぐぬぬ」

久「まさかあの東横さんを素で見つけるなんて」

純「お~い、もう入っていいか?」

ハギヨシ「また会いましたね、清澄の皆さん」

和「龍門渕の井上さんと執事さんまで」

久「というわけで、今回はこのメンバーでやるわよ」

まこ「しかし、偉い増えたのぉ」

咲「こ、今度は何を言われるんだろう」

和「不安しかありませんね」

ゆみ「清澄のメンバー前にやったことがあったんだな。あのリアクションを見る限り、ろくでもない事を言わされるんだろうな」

桃子「まあ、その場の運次第っす」

美穂子「えっと、ダーツで的を狙ってあった人が箱に入ってあるお題を言うんのよね?」

華菜「うん、合ってますよ部長」

久「それじゃあ始めましょうか。ハギヨシさん、ルーレットを出してくれるかしら?」

ハギヨシ「はい、こちらにあります」

京太郎「うわ~、かなり枠が増えたな」

優希「大きさもちょっと変わったじぇ」

京太郎「あ、ハギヨシさんもある」

久「じゃあ最初は私が投げるわね。皆も心の準備は出来てるかしら?」

純「ま、当たらなかったら良い事だしな」

桃子「なんだかわくわくするっすね」

咲「最初に当たるのは嫌だな」

久「良いみたいね。それじゃあハギヨシさん、ルーレットを回して頂戴」

ハギヨシ「分かりました。では!」グルグル

久「行くわよ~、それっ!」シュ

   さあ、お選びください。人数は5人までです

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

7.美穂子さん

8.池田さん

9.ゆみさん

10.モモ

11.純さん

12.ハギヨシさん

最初は美穂子さんに決まりました~

  ポス

久「あら、最初はどうやら美穂子のようね」

美穂子「えっ、私ですか?」

久「そうよ。ほら、的にも美穂子の所に当たってるし」

美穂子「あ、本当だわ」

ハギヨシ「それでは福路様、こちらの箱に入っているお題を引いてください」

美穂子「はい、分かりました」ゴソゴソ

京太郎「ちなみ今回も智紀さんが考えたんですか?」

ハギヨシ「ええ、その通りです」

美穂子「えっと、じゃあこれにします」ヒョイ

ハギヨシ「では、お題の中身を確認してください」

美穂子「はい、分かりました。」ヒラ

華菜「一体何が書いてあるんだろう?」

美穂子「こ、これはなかなか大変なのを引いてしまったわ」

ハギヨシ「どれどれ?おやおや、これは確かに大変ですね」

華菜「そんなに難しいやつなんですか、キャプテン」

美穂子「ええ、そうなの。あと、ついでに男性の方にも手伝ってもらわないといけないの」

京太郎「男性と言われましても俺とハギヨシさんしかいませんし」

久「じゃあめんどいから須賀くんがやりなさい」

京太郎「ええ!?何で俺なんですか?」

久「だって須賀くんっていい声してるじゃない。せっかくの声を使わないと損するわよ」

久「別に須賀くんが相手でも構わないわよね、美穂子」

美穂子「ええ、私も別に大丈夫よ」

久「そう言うわけだから、須賀くんよろしくね」

京太郎「分かりましたよ、じゃあやります。それでお題はどんな感じなんですか?」

美穂子「えっと、こんな感じなのだけれど」

京太郎「うわ~、これは確かに大変だな。俺も言えるかな?」

美穂子「ちょっと練習した方がいいわね」

京太郎「そうですね。すいません部長、5分くらい練習してもいいですか?」

久「ええ、いいわよ」

京太郎「ありがとうございます。それじゃあ福路さん、頑張って練習しましょう!」

美穂子「ええ、そうね!」

咲「京ちゃんも言えるか分からないお題ってなんだろう?」

和「練習までしないといけないくらいですから、相当だと思いますよ」

 ~~そして5分後~~

美穂子「皆さん、お待たせしました!」

京太郎「長らくお待たせしました。俺と福路さんも言えるようになりましたからいけます」

久「分かったわ、それじゃあ披露して頂戴」

京太郎「それじゃあ行きますよ、福路さん」

美穂子「ええ、いつでもいいわよ」

一同「ゴクリ」

京太郎「ゴホン....『猫、僕が今から言う文章を復唱してみろ』(イケボ)」

京太郎「『斜め七十七度の並びで泣く泣くいななくナナハン七台難なく並べて長眺め』

美穂子「『にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃにゃくにゃにゃはんにゃにゃだいにゃんにゃくにゃらべてにゃがにゃがめ』」

京太郎「『かっわっいいい~!』」

一同「おお~」パチパチ

ゆみ「須賀くんも福路も良く言えたな。確かにこれは練習しないと言えない奴だな」

京太郎「何度も噛みそうになって本当に大変でしたよね、福路さん」

美穂子「本当にそうね。須賀くんのも大変だったけど、私なんて『にゃ』を入れてたから何回も噛んでしまったわ」

京太郎「それでも、最後はちゃんと言えて凄かったじゃあないですか!」

美穂子「フフッ、ありがとう、須賀くん」

優希「仲良くなってるじぇ」

華菜「ぐぬぬ、なんだか悔しいし」

久「ゴホン、もう良いかしらお二人さん?」

京太郎・美穂子「あ、すいません、部長(久さん)!」

久「はいはい、ハモらないの。じゃあ今度は美穂子がダーツで元に狙ってくれるかしら?」

美穂子「わ、分かったわ」

久「それじゃあ回すわね、それ!」グルグル

華菜「キャプテン、頑張れだし!」

京太郎「落ち着いて狙ってくださいね!」

美穂子「えっと、落ち着いて。えい!」シュ

 さあ、次です!これも同じく5人までです

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

7.美穂子さん

8.池田さん

9.ゆみさん

10.モモ

11.純さん

12.ハギヨシさん

12で

2番目はハギヨシさん決定~!

 ポス

美穂子「あっ、ちゃんと当たったわ。え~と、何処に当たったのかしら」

京太郎「あ、ハギヨシさんだ!」

純「マジかよ」

ハギヨシ「おやおや、こんなにも早くに当たってしまうとは意外です」

美穂子「えっと、なんかすいませんでした」ペコリ

ハギヨシ「いえいえ、これは確立と運の掛け合いですから」

久「それじゃあ私がハギヨシさんの箱を持ってあげるわ」

ハギヨシ「ありがとうございます、竹井様。では」ゴソゴソ

和「龍門渕の執事さんの箱は執事服のシールですね」

京太郎「まあ、ハギヨシさんといえば執事服だからな」

ハギヨシ「それではこれにいたします」ヒョイ

久「じゃあ、書いてあるお題を見てくれるかしら」

ハギヨシ「分かりました。さてさて、一体何のお題を引いたのでしょうか」パカ

ハギヨシ「ほう、なるほど。これは普段私が使う口調ではありませんね」

純「普段使う口調と違うって、丁寧語じゃあねえってことか」

京太郎「えっ、ハギヨシさんって丁寧なしゃべり方をしてない時って見た事とかないんですか?」

純「いや、そんなところ一度も見た事ねえよ」

まこ「つまり、これはわしらだけがその場面を初めて見るって事になるのか?」

京太郎「それってある意味レアじゃあないですか!」

優希「お題の内容が気になるじょ」

久「それじゃあちょっと考えます?それとも、もうやりますか?」

ハギヨシ「いえ、もういきます」

桃子「いきなりいくんすか!?」

久「じゃあ、好きなタイミングで行ってください」

ハギヨシ「分かりました。スウー」

ゆみ「な、なんだこの緊張感は?」

咲「なんか私が言うわけじゃあないのに、ドキドキする」

ハギヨシ「...『テメェの敗因はたった一つだぜ、たった一つのシンプルな答えだ。テメェは俺を、怒らせた』(低温イケボ)」

ハギヨシ「こんなお題でしたが、どうだったでしょうか?」

京太郎「か、かっこ良すぎですよ、ハギヨシさん!なんですか、このセリフ!」

桃子「本当にカッコいいっすよ!こんなセリフ、私も言ってみたいっすよ!」

京太郎「その気持ち分かるぞ、モモ!」

純「確かに普段の口調からは考えられないセリフだな、こりゃあ。しかし智紀の奴、良いセリフ見つけたじゃあねえか」

まこ「確かにこのセリフはかっこ良かったのぉ。緊張感があってピリピリしたわい」

華菜「かっこ良かったし!」

ハギヨシ「皆さんが喜んでくれたのでしたら、私も遣り甲斐がありました」ニコ

ハギヨシ「ではダーツを投げましょうか。竹井様、ダーツをもらっても宜しいでしょうか?」

久「分かったわ。はい、どうぞ」

ハギヨシ「ありがとうございます」

久「それじゃあ回すわよ、えい!」グルグル

優希「今度は誰に当たるかな」

京太郎「お前かもしれないぞ、優希」

咲「そんな事言ったら、京ちゃんかもしれないよ?」

桃子「いやいや、ここはもしかしたら先輩という可能性も」

ゆみ「なぜ私なんだ!?」

ハギヨシ「はっ!」シュ

 さあさあ、どんどん参りましょう!同じく5人までです

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

7.美穂子さん

8.池田さん

9.ゆみさん

10.モモ

11.純さん

12.ハギヨシさん 

 お願いします

モモの言ったフラグが本当になりました~

 ポス

久「あら、今度はゆみになったわね」

桃子「あっ、本当に先輩になったっす」

ゆみ「モモ!お前が変な事を言うから本当になってしまったじゃあないか!」

京太郎「ま、まあまあ。なってしまったんですから仕方ないですよ、加治木さん。ハギヨシさんもわざと狙ったわけじゃあないですから」

ゆみ「う、うむ。確かに言われてみればそうだが」

久「もう終わったかしら?」

ゆみ「あぁ、もういい。当たってしまったんだ、受け入れるよ」

ハギヨシ「すいません、私が加治木様にの枠に当たってしまって」

ゆみ「いえ、もう分かってる事です。それにこれは確立の問題ですから」

ハギヨシ「そう言ってもらえると、少し気が楽になります。では、箱の中らからお題を引いてください」

ゆみ「分かりました、では」ゴソゴソ

久「さてさて、ゆみはどんなお題を引くのかしらね~」

ゆみ「変な物だけは引きたくはないがな」ゴソゴソ

京太郎「えっとなんだっけ?前、加治木さんがモモを見つけるために言った事って」

桃子「あ、そういえばこの前京さんに言ったっすね。もう忘れたんすか?」

京太郎「いや、なんかぼやけてると言うか~。あ、思い出した」

桃子「思い出したっすか?じゃあ一緒に言ってみましょう!せ~の」

京太郎・桃子「『私は、君が欲しい!』」

ゆみ「やめろ~!!」バシ

京太郎「あいて!」

桃子「痛いっす!」

ゆみ「モモ、須賀くんに変な事を教えるんじゃあない!須賀くんもモモと言わなくてもいい!」

京太郎「す、すいません。モモがいきなりせ~のって言われてノリで」

桃子「いてて。別にいいじゃあないっすか、先輩。友達に私を見つけてくれた言葉を教えても」

ゆみ「教えてもいいが、声出して言わなくてもいい!」

久「へえ~、智美から聞いたけどゆみってそんな恥ずかしいセリフとか行ったのね」クスクス

ゆみ「私だって恥ずかしい事を言ったとは気付かなかったんだ!その時はモモを探し出す名に必死で」

桃子「あれ?先輩、お題はどうしたんすか?」

ゆみ「お題ならもう引いてある、ほら」

咲「それでお題の中身は見たんですか?」

ゆみ「いや、まだだ」

久「じゃあそのお題の中身を見てみたら」

ゆみ「あぁ、そのつもりだ。さて、何が書いているやら」ヒラ

ゆみ「ふむ、これはなかなかだな」

久「なになに?なんかくさいセリフでも引いたの?」

ゆみ「そういうんじゃあない、真面目で普通に良いセリフだ」

京太郎「じゃあカッコいい系なんですか?」

ゆみ「まあ簡単に言ったら、そんな感じかな」

優希「おお~、カッコいい系なら大歓迎だじぇ!」

ゆみ「すまないが、お題を言う前に水をもらってもいいか?」

京太郎「あ、じゃあ俺が」

ハギヨシ「いえ、もうお持ちしました」

まこ「いつの間に!?」

純「相変わらず早いな~、ハギヨシ」

ハギヨシ「さあ、どうぞ」

ゆみ「あ、あぁ、忝い。頂かせてもらう」ゴクゴク

ゆみ「はあ。よし、ではやろう」

久「ぞれじゃあゆみ、いつでも言ってちょうだい」

和「どんなセリフでしょう」

ゆみ「....『触るな、そいつに。私達の頭に、触るな!』」

優希「おお~!」

京太郎「すげえカッコいいですよ、加治木さん!」

桃子「先輩、流石っす!」

ゆみ「そうか?私もこのセリフは普通に良いから好きだな」

久「じゃあまだまだ当たっていない人もいるし、どんどん行きましょうか」

ハギヨシ「加治木様、ダーツです」

ゆみ「すいません、ありがとうございます」

久「そんじゃま、行くわよ。そりゃあ!」グルグル

まこ「前回は当たらんかったから、一回ぐらいは当たってもいいかもな」

優希「良いのだったら、なんでもいいじょ」

ゆみ(試しにモモを狙ってみるか)

ゆみ「せい!」シュ

 さあさあ、どんどん行きますよ~! 5人まででえす!

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

7.美穂子さん

8.池田さん

9.ゆみさん

10.モモ

11.純さん

12.ハギヨシさん 
 
 どうぞですのだ!

そんなわけで久さんになりました~

  ポス

ゆみ「あ、久に当たってしまった」

久「あら、もう私が来たのね」

京太郎「あれ?この前とリアクションが違いますね、部長」

久「そりゃあ、最初の奴はいきなり私が一番だったり連続で当てられたりしてたもの」

久「今回はまだ一回目だからそりゃあ余裕があるのよ」

ハギヨシ「それでは竹井様、箱の中からお題を聞いてください」

久「分かりました。さてと、何を引き当てれるかしらね」ゴソゴソ

桃子「ちなみに最初の奴で清澄の部長さんは何を引いたんすか?」

京太郎「えっとなんだっかな?確か一回目がちょっと色っぽいセリフだったり」

和「連続で当たったものはカッコいいセリフでしたよ」

優希「二回目と三回目のセリフはかっこ良かったじぇ!」

ゆみ「まあ確かに久の声は良い声をしてるからな」

華菜「くう~、あたしも早くカッコいいセリフを言いたいし!」

美穂子「そのうち、当たると思うから待っていましょう」

久「ちょっと、あんまりごちゃごちゃ言わないでよね」

久「う~ん、じゃあこれにしようかしら」

ハギヨシ「では、お題の中身を開いてください」

久「さてさて、今回はどんなセリフかしらね」ヒラ

咲「ど、どんなやつだったんですか?」

久「それはね...」

京太郎「そ、それは?」

久「教えません」

まこ「教えんのかい!」

久「まあ、言ってからのお楽しみね。ちょっと時間をもらっていいかしら?少しこのセリフをどういうか考えたいから」

ハギヨシ「分かりました」

 ~~そして数分後~~

久「よし、大体纏まったわね。もういいわよ」

ハギヨシ「それではお願いします」

久「ゴホン」

美穂子「一体どんなものを言うんでしょう」

久「...『ホントの世界が救われても、みんながいなくなったら私は滅びるんだよ』」

まこ「こ、これは」

和「少し切なさもありながらも良い事を言っているセリフですね」

久「こんな感じだったんだけど、どうだったかしら?」

咲「深い意味があって、良かったと思いましたよ」

京太郎「しかし、本当に演技がうまいですね部長は」

久「それはどうも」

久「さてと、まだ当たってない人は誰かしら?」

美穂子「まだ三人しかやってないからほとんどの人がやってないわ」

久「まあ、それもそうよね」

ハギヨシ「竹井様、ダーツです」

久「あ、ありがとうございます。さてさて、今度は誰に当てようかしらね」

桃子「私が当たって欲しいっすね」

京太郎「モモはこういうのが好きなのか?」

桃子「はい!なんかワクワクするじゃあないっすか!当たったり当たらなかったりスリルがあって、お題を引き当てて何を言うのか」

京太郎「そうか。でもこんなにいるからなかなか当たらないと思うけどな」

久「決めたわ、須賀くんか和にしましょう」

京太郎・和「はい~!?」

和「何で私と須賀くんなんですか、部長!」

京太郎「そうですよ、部長!」

久「なんとなく須賀くんと和が面白いのがありそうだから」

まこ「また悪い顔をしとる」ハア

ハギヨシ「ではルーレットを回しますね、それ!」グルグル

久「じゃあ行くわよ~、それっ!」シュ

 さてさてさ~て、これがフラグになっちゃうのかな? いつも通り5人です

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

7.美穂子さん

8.池田さん

9.ゆみさん

10.モモ

11.純さん

12.ハギヨシさん

 ではよろしくっす! Byモモ

さ~てお前ら~!いよいよ京ちゃんのお出ましだ~!(恒子さん風)

 ポス

久「よし、須賀くんに命中ね」

京太郎「ま、マジかよ!?」

和「ふう、良かったです」

京太郎「俺は良くねーよ!」

桃子「まあまあ京さん、どんまいっす」ポン

京太郎「憐れむ目で肩にぽんするんじゃあね!」

久「まあ、本当の事を言うと和に当てたかったんだけどね」

和「えっ?」

ハギヨシ「まあとにかく、当たってしまったものは仕方ありませんから。さあ、お題を引いてください」

京太郎「それもそうですね。じゃあ引かせてもらいます」ゴソゴソ

純「ちなみに須賀は何回あったんだ?」

京太郎「えっと、一回ぐらいでしたね」ゴソゴソ

美穂子「それで須賀くんはどんなセリフを言ったの、久?」

久「うえ!?え、えっと、それは」

咲「あの、普通のセリフでしたよ。ね、ねえ、和ちゃん?」

和「あ、は、はい///」

優希「う、うむ。普通のやつだったじぇ」

ゆみ「...普通のセリフでそんなリアクションを取るのか?」

まこ「まあそのなんじゃあ、それに触れんといてくれると助かります」

ゆみ「えっ、ああ、分かった?」

京太郎「よし、これにします」ヒョイ

ハギヨシ「では中身を見てください」

京太郎「分かりました。さてと、何を引いたのかな?」ヒラ

京太郎「...えっ?マジでこれを言うの?」

優希「何を引いたんだじぇ?」

京太郎「なんというか、俺に合わないようなセリフのやつを引いちまって」

咲「京ちゃんに似合わないって、いったいどんなセリフなんだろう」

ハギヨシ「とりあえず、考える時間がいりますか?」

京太郎「そうですね。とりあえず二分間ください」

ハギヨシ「分かりました、二分ですね。ではお考えください」

京太郎「これ、ほんとどう言おうかな~?」

和「一体、本当にどんなお題を引いたんでしょうか」

まこ「あの京太郎がここまで悩んでおるのはそんなにないぞ」

純「智紀の奴、一体どんなセリフを入れたんだよ」

京太郎「う~ん」

  ~~そうして二分後~~

京太郎「とりあえず、纏まったので言いますね」

ハギヨシ「分かりました、それではお願いします」

京太郎「はあ~、ゴホン」

京太郎「....」

久「す、須賀くん?」

京太郎「...『くっふっふっふ、ふはは!』」

まこ「きょ、京太郎?」

京太郎「『あははっ!フ~、そんなわけね~だろうが、バーか!』」

和(なんですか、このセリフは。とても怖い)

京太郎「『人の不幸は蜜の味って言うだろう?勘違いするんじゃあねーぞ、良い子ちゃん。俺は勝ちたいわけじゃあない』」

京太郎「『頑張って努力して、バスケに青春賭けてる奴らが歯ぎしりしながら負ける姿が見たいんだよ』」

咲(いくらお題だからって演技してるだけだけど、この京ちゃんは怖いよ)ガクガク

京太郎「...」テクテク

優希「ふえ?」

京太郎「『楽しいって聞いたか?楽し~ね~。去年のお前らの先輩なんて最高に傑作だったわ!』(ゲス顔)」

優希「ふええ」ブルブル

京太郎「『はっ。あんなんで終わるだなんて思われたら心外だな』」テクテク ピタ

京太郎「『お前らが歯ぎしりするのは、これからだぜ?』(イケボ)」

一同「....」

京太郎「ふう~、しんどかった。どうでしたか、俺こんなセリフとか言った事がなかったからってあれ?」

久「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ガクガク

優希「ふえ~、怖かったじょ~」ビエー

咲「うえ~ん、京ちゃんが怖い人になっちゃったよ~!」エーン

まこ「わしらが悪かったから、もうそんな言葉は言わんでくれ」ズーン

京太郎「えっ、なにこれ?」

和「ちょっと、須賀くん!」

美穂子「ダメじゃないの、須賀くん!」

京太郎「え~。俺はちゃんとお題の通りに言っただけなんですけど」

和「幾らお題の通りにしないいけないのは分かりますけど、これはやりすぎです!」

美穂子「良い事、須賀くん。もうそんな言葉は使っちゃあいけません!使ったら、めっですからね!」

京太郎「は、はい、すいませんでした?」

 ~~数分後~~

京太郎「えっと、なんか演技に力入れすぎたみたいでしたね。すいませんでした」ペコ

久「こっちこそごめんなさい。急に取り乱しちゃって」

まこ「わしもじゃ、すまんかった」

咲「京ちゃん、もうあんな言葉は使わないでね」

京太郎「もう使わないよ。和と福路さんに叱られたから」

優希「京太郎、もうやめろよ」

京太郎「もうしないから、安心しろ、優希」ナデナデ

優希「お、おう!やっぱり京太郎はこんな感じがいいじぇ!」

ハギヨシ「では京太郎くん、ダーツをお持ちください」

京太郎「あ、ありがとうございます、ハギヨシさん」

桃子「京さん、私を狙ってほしいっす!」

華菜「あたしにしろだし!」

純「俺でもいいぜ」

京太郎「まあなるべく、当たってない人を狙います」

ハギヨシ「それでは行きますよ、それっ!」グルグル

京太郎「まだあってない人に会ってくれよ~。それっ!」シュ

 京太郎君のゲス顔ってどんなかんじなのでしょう?まあどんどん行きます、5人までお願いしますね

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

7.美穂子さん

8.池田さん

9.ゆみさん

10.モモ

11.純さん

12.ハギヨシさん

「被ったら二人お願いしますね。お送りは私ととあるアラフォーでした!」

「アラサーだよ!何度も言わないで!」

さあ皆さん、ここからはステルスモモの独壇場っすよ~!

 ポス

京太郎「え~と、誰に会ったのかな?あ、モモだ」

桃子「やったっす!京さん、ありがとうっす!」ギュウ

京太郎「あわわ、モモ!」

京太郎(はわわ、おもちが!モモのすばらなおもちが~!)

優希「こら~!京太郎から離れろ~!」

咲「東横さん、いきなり京ちゃんに抱きつかないでよ!」

桃子「あ、すいませんっす。つい私が当てられて嬉しくて」

ゆみ「それは分かったから、早く須賀くんから離れろ」グイ

桃子「あわわ」

和「あの、須賀くん。大丈夫ですか?」

京太郎「おもち...おもちはすばらなのです」

和(なんでしょう、須賀くんが誰かに似てると思ってしまうんですが)

玄『おもちなのです!』フンス

まこ「これはしばらく戻ってこんな。どうする、久よ」

久「とりあえず、戻ってくるまで座らせておきましょう」

久「ほ~ら須賀くん、こっちにいらっしゃ~い」グイ テクテク

京太郎「ふぁ、ふぁ~い」テクテク

純「あいつ、本当に大丈夫か?」

ハギヨシ「えっと、それでは箱の中からお題を引いてください」

桃子「はい、分かりました。ではでは」ゴソゴソ

ゆみ「まったく、モモには困ったものだ」

久「ゆみも大変ね」

ゆみ「おまえもな。それで須賀くんは?」

久「あそこで座らせてる。ちょっとの間、美穂子に見てもらってるけど」

京太郎「えへへ~」

美穂子「須賀くん、しっかりして。早くこっちに戻ってきて」

華菜「しっかりしろだし!」

ゆみ「須賀くんも、変わっているな」

久「まああの子、胸の大きい子が好きだから。それをネタに使ってからかうの結構面白いのよ」

ゆみ「...お前も十分変わってるな」

桃子「よ~し、これにするっす!」ヒョイ

ハギヨシ「それでは、お題の中身を確認してください」

桃子「はいっす。さてさて、どんなことが書いてあるかな~?」ヒラ

桃子「ほほ~う、これはなかなかっすね」

桃子「あの執事さん、ちょっと良いっすか?」

ハギヨシ「はい、なんでしょうか?」

桃子「この○○は、なんなんでしょうか?」

ハギヨシ「これはおそらく、自分の名前を入れて言えっという事ではないでしょうか」

桃子「なるほど、そういう事だったんすか。ありがとうございます」

ハギヨシ「いえいえ」

桃子「それじゃあ、早速言わせてもらうっす」

ハギヨシ「分かりました。それでは、お願いします」

桃子「はいっす。それでは、ゴホン」

咲「どんな事を言うのかな」

桃子「...『桃子は大事なお兄ちゃんやお姉ちゃん達が苦しむのを見たくないんです』」

桃子「『だから桃子がお母さんを超えます!桃子が皆を守る!』」

一同「おお~」

久「なかなか、カッコいいセリフじゃない」

和「こういうセリフもいいかもしれませんね」

桃子「えへへ、良いのが引けて良かったっすよ」

京太郎「はっ!俺は今まで一体何を?」

美穂子「良かった、元に戻って」

桃子「あ、京さん!」タッタッタ

京太郎「えっ、どうしたんだ、モモ?」

桃子「私を当ててくてれ、本当にありがとうっす」

京太郎「別にあれはまぐれで当たったんだから、お礼を言われる必要はないぞ?」

桃子「それでも嬉しかったんすよ」

京太郎「まあモモがそこまで言うんだったら、どういたしまして」ナデナデ

桃子「えへへ、京さんの撫で撫で、優しくて好きっす」

清澄勢(なんか羨ましい)

ハギヨシ「ゴホン、そろそろよろしいですか?」

京太郎・桃子「あ、すいません!」

ハギヨシ「東横様、ダーツをお持ちください」

桃子「あ、ありがとうっす」

ハギヨシ「せっかくなので、京太郎くんがルーレットを回してくれますか?」

京太郎「俺ですか?良いですよ」

桃子「よ~し、今度は誰にしましょうか」

京太郎「そうだ~、優希かまこ先輩あたりでいいんじゃあないか」

優希「なんだ私なんだじぇ!?」

まこ「まあ、わしは当たっても構わんけどな」

桃子「了解したっす。頑張って狙ってみるっすね」

京太郎「じゃあ行くぞ~、それ!」グルグル

桃子「行くっすよ~、えい!」シュ

ささ、どんどん参りましょう!5人までですよ

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

7.美穂子さん

8.池田さん

9.ゆみさん

10.モモ

11.純さん

12.ハギヨシさん

 どうぞっす!

 本日二回目の美穂子さんで~す!

 ポス

桃子「あ、ちゃんと当たったっす!え~と、当たった人はっと」

華菜「あ、またキャプテンだし!」

美穂子「ほら、本当だわ」

久「本日二回目ね、美穂子」

まこ「う~む、こうもなかなか当たらんとあれじゃあのぉ」

美穂子「えっとごめんなさい。私なんかがまた当たってしまって」

まこ「いやいや、気にしてないから気にせんでください」

和「そうですよ。それを言ったら私や咲さんに優希、それ以外の人も当ってませんから」

美穂子「そ、それもそうね。じゃあ、気にしないでおくわね」

咲「はい、そうしてください」

ハギヨシ「それでは、福路様。またこの箱からお題を引いてください」

美穂子「はい、分かりました。それじゃあ」ゴソゴソ

久「さてさて、今度はどんなものを引くのかしらね、美穂子は」

ゆみ「一回目は早口言葉系なものだったな」

桃子「まあ、京さんもプラスでしたっすけどね」

京太郎「あの早口言葉、本当に大変でしたんですよ?福路さんも俺も」

まこ「お互い覚えるのに5分もかかったからのぉ」

京太郎「あ、他にも俺が知ってる早口言葉があるんですよ」

咲「へえ~、どんなのなの?」

京太郎「えっとなんだったかな、なんかの漫画で見たんだけど」

京太郎「あ、思い出した。『家のつるべは潰れぬつるべ、隣のつるべは潰れるつるべ』」

純「お前よくそんな言いにくい早口言葉知ってんな」

京太郎「いや~、何とか言えるように軽く練習してたら言えるようになっちゃって」

美穂子「よし、これにしましょう」ヒョイ

ハギヨシ「皆さん、なんの話をしているのですか?」

京太郎「いや~、俺が知ってる早口言葉で『家のつるべは潰れぬつるべ、隣のつるべは潰れるつるべ』って言うのを言ったら驚かれて」

ハギヨシ「あ~、その早口言葉なら私も知っています。三回ぐらい言えますよ?」

一同「えっ?」

ハギヨシ「スー、『家のつるべは潰れぬつるべ、隣のつるべは潰れるつるべ。家のつるべは潰れぬつるべ、隣のつるべは潰れるつるべ。家のつるべは潰れぬつるべ、隣のつるべは潰れるつるべ』」

ゆみ「凄い、あの言いにくい早口言葉をすらすらと」

京太郎「すっげ~!やっぱりハギヨシさん、すげえ!」

ハギヨシ「そんなにすごくはありませんよ。あ、それでは福路様、お題の中身を確認してください」

美穂子「あ、はい!えっと」ヒラ

美穂子「これは、もう一人の方というお題だわ」

久「あら、またそういう系だったの?じゃあまた須賀くん、お願いね」

京太郎「また俺ですか?まあ、構いませんけど。それでお題はどんな感じなんですか?」

美穂子「えっと、こんな感じなのだけれども」

京太郎「どれどれ?あ~、これなら練習しなくとも言えますね福路さんもは、大丈夫ですか?」

美穂子「ええ、私もなんとなくわかるから大丈夫よ」

ハギヨシ「それでは福路様に京太郎くん、準備は大丈夫ですか?」

美穂子「ええ、私も大丈夫です」

京太郎「俺も大丈夫です」

ハギヨシ「それでは二人方、お願いします」

京太郎「行きますよ、福路さん」

美穂子「いつでもいいわ」

京太郎「それでは、ゴホン。『お前は何でも知っているんだな』」

美穂子「『何でもは知らないわ。知ってる事だけ』」

咲「...なんだか簡単なセリフなのに、意味深いセリフだね」

優希「ある意味、不思議なセリフだじぇ」

美穂子「二回目のセリフは短かくて良かったわ」

ハギヨシ「では福路様、またダーツをお投げください」

美穂子「はい、分かりました」

美穂子「よし、今度はまだ当たっていない人のところを狙いましょう」

華菜「キャプテ~ン、落ち着いて投げてくださいよ~!」

美穂子「分かってるわ」

ハギヨシ「それでは行きますよ、それ!」

美穂子「落ち着いて、よ~く狙って。えい!」シュ 


「次は一体誰になるのかにゃ~?これも5人までにゃ」

1.京太郎くん

2.和

3.咲

4.優希

5.まこさん

6.久さん

7.美穂子さん

8.池田さん

9.ゆみさん

10.モモ

11.純さん

12.ハギヨシさん
 
「よ~く選べよ、人間。にゃ~はっはっは~!」

  さあ、今度は池田さんの出番だぞ~!

 ポス

美穂子「良かった、またちゃんと的に当たって。え~と、当たった人の名前は~」

華菜「やった~!華菜ちゃんの時代が来たし!」

咲「おめでとうございます」

優希「くそ~!池田の野郎に先に越されてしまったじょ!」

華菜「さんをつけろ!年上だぞ、あたしは!」

優希「けっ、お前なんかにさん付けなんてしなじぇ!」

華菜「なにを~!」フシャー

京太郎「こら、挑発するようなことを言うんじゃない、優希」ペシ

優希「あいたっ」

美穂子「華菜も仲良くしないと駄目よ、めっ」

華菜「うぐ、すいません、キャプテン」

久(ある意味、この二人似た者同士ね)

ハギヨシ「あの、もうよろしいですか?」

美穂子「あ、はい。すいませんでした。ほら華菜、お題を引いて来ていいわよ」

華菜「分かりました。よ~し、こうなったらいいのを引いてやるし!」ゴソゴソ

久「さてさて、池田さんはどんなものを引いてくれるのかしらね」

京太郎「そういえばまだ的にあってない人はえ~と」

和「私に咲さん、優希にまこ先輩。あとは龍門渕の井上さんです」

京太郎「五人か、まだ結構いるな。ありがとな、和」

和「いえいえ」

華菜「よ~し、決めた!これにするし!」ヒョイ

ハギヨシ「それでは、お題の中身をお確認ください」

華菜「了解だし、どれどれ~?」ヒラ

華菜「おお~、これかなりいい感じのやつだし!」

美穂子「どんなものを引いたの?」

華菜「へへ~。ズバリ、カッコいい系のもですよ!」

京太郎「今回、割かしカッコいい系引くの多いですね」

純「えっと、ハギヨシさんに鶴賀の加治木ゆみと東横桃子。三人ぐらいだな」

華菜「そしてこの華菜ちゃんが、その四人目だし!」

ハギヨシ「では、準備のほどは大丈夫ですか?」

華菜「はい、OKです!」

ハギヨシ「それでは、お願いします」

華菜「ゴホン。...『僕の夢を、勝手に形にされちゃ困るね。未来はまだ決まってない。僕の未来は、僕自身が作ってみせる!』」

一同「おお~」

京太郎「確かにこれはカッコいいセリフですね!」

華菜「えっへへ~、どうよ」ブイ

美穂子「とても良かったわよ、華菜」

久「よし、この調子でどんどん行くわよ!」

 続く

 とりあえず、この小ネタは一旦ここで終わらせてもらいます。良かったら皆が言ったセリフを調べてみてください。
ここからしばらくは本編の方に集中的に書いていきますので、それではまたです!

こんにちは、気ままな須賀君です。久々に本編を書くので張り切りさせてもらいます

咏「この少年が子供になるって、何かの見間違いじゃあないのかい?」

はやり「そもそも、そんな魔法みたいな事ないと思うけどな」

理沙「同じく!」

恒子「ホントだよ!私は見たわけじゃあないけど、すこやんが見たって事しか分からないしね」

健夜「えっとね、私が自動販売機のところに来た時にそこの男の子がフードを被った瞬間に急に大きくなるところを見たんだよ」

咏「それが今のこの姿かい?」

京太郎「うえ~?」キョロキョロ

健夜「うん、そうだよ」

はやり「特に変わってるように見えないけどな~」ツンツン

京太郎「はわ~!?何ですか、僕に急に触って!」

咏「ちょっとはやりさん、年下の男の子に触ってるんですか」

はやり「か、変わったところがないか確かめただけだぞ!☆」

理沙「大丈夫?」

京太郎「あ、あの。僕、早く戻りたいんですけど出てもいいですか?」

理沙「えっと」

恒子「まあまあ、待ちたまえ少年。君が子供の姿になるところ見たら解放してあげるからさ」

京太郎「えっと、僕が小さくなったらもう行っていいんですか?」

恒子「その通り。だから見せてもらっていいかな?」

京太郎「わ、分かりました。じゃあやります」

恒子「おお~、ありがとうね、少年!」

咏「これは司会をする前に面白い事が見れそうだねぇ」

はやり「ちょっとワクワクするぞ☆」

理沙「見物!」

健夜「なんか私が君の姿を見たばっかりにごめんね」

京太郎「ぼ、僕が小さくなって帰してくれるんだったらそれでいいよ、すこやんお姉ちゃん」

京太郎「それじゃあ、やりますよ?」

恒子「うん、どうぞどうぞ」

京太郎「じゃあいきますよ、えい!」ヒョイ ピクピク

はやり「な、なんかピクピクし始めてるよ」

咏「この時点でもう不思議なんすけど」

京太郎「うわ~(子供の声)」ヒューン チンマリ

健夜以外「うわ、本当に子供になった!」

京太郎「これでいいですか?」

理沙「可愛い!」ギュウ

京太郎「うわ!」

はやり「あー!理沙ちゃん、狡いぞ!☆」

はやり「私がこの子をぎゅうってしたかったのに!」

咏(いや、はやりさんがこの子をぎゅうってしたら窒息しそうになると思うんですけど。その胸で)

理沙「ごめん、つい」パッ

京太郎「うぅ、びっくりした」

恒子「いや~、まさかすこやんが言ってた事が本当だったとはね」

健夜「疑ってたの!?」

恒子「ちょっとだけ」

健夜「ひどい!」

京太郎「そ、それじゃあ僕はこれで失礼しますからね」テクテク

咏「おっと、ちょっと待ってくれないかい、少年」ガシ

京太郎「うわ!な、なんですか?僕はちゃんと言われた通りにしたから帰えりたいんだけど」

咏「そうだねぇ、確かに少年は言われた通りにしてくれたね」

咏「でもさ、こんな面白いやつを見逃すわけないだろう?」

京太郎「そ、それってどういうこと?」

咏「皆さん、悪いけどを解説の会場に連れてっていきたいですけどいいっすよね?」

京太郎「ええ~!?」

健夜「ちょっと咏ちゃん、何言ってんの!?」

咏「いやだって、こんな面白いやつを手放すのは勿体ないっしょ」

はやり「ちょっと、待った~!」

健夜「はやりちゃん!?」

はやり「その子は私が一緒にやりたいから咏ちゃんには譲れないぞ☆」

咏「やはり出てきました、はやりさん」

恒子「なら私もこの子使いたいから、私も推薦するー!」

健夜「こーこちゃん!?さっき言ってた事が違うよ!?」

恒子「いや~、よくよく考えてみたらやっぱりもったいないかなって思ってさ」

理沙「待って!」

はやり「理沙ちゃん?」

理沙「私もこの子とやる!」プンスコ

健夜「理沙ちゃんまでもが!?」

咏「ちなみに理由は?」

理沙「可愛いから!」

健夜「そんな理由で!?」

咏「だから、ここは私が最初に言ったから私っしょ」

恒子「いやいや、こういうのは順番じゃあないよ?」

はやり「だから私に任してよ!子供の相手なんて得意なんだから安心だぞ☆」

理沙「私だって、できる!」

 ワー ワー ワー ワー

健夜「皆、落ち着いて~!!」

良子「おはようございます。って、何の騒ぎですか、これは?」

はやり「あ、良子ちゃん!」

良子「それでこの騒ぎはいったい?」

健夜「実は私が見つけた男の子の子供見て、それを見たこーこちゃんがここに連れてって皆がその男の子と一緒にやりたいって争って」

良子「男の子?男の子なんて、何処にいるんですか?」

健夜「えっ、あ~!いない!」

恒子「いつの間にかいなくなってる!」

咏「クソ~、さっき私達が言い争ってる間に逃げたんだ」

はやり「うわ~、逃げらちゃった~!」

理沙「残念」

良子(男の子って。いや、きっと違う子でしょう)

 ~~そして逃げ切った京太郎は~~

京太郎「はあはあ、ここまでくれば大丈夫かな」

京太郎「お姉さん達が話してる間に逃げれてよかったな」

京太郎「とりあえず、小蒔お姉ちゃん達のところに戻らないと」

京太郎「あ、あそこの部屋に飲み物置いて来ちゃった!」

京太郎「どうしよう。またあそこに戻ったら何かされそうだし、うぅ~」

??「どないしたんや、僕?」

京太郎「ふえ?」

怜「どないしたんや、どこか痛い所でもあるんか?」

京太郎「お姉ちゃん、誰?」

怜「ウチか?ウチは園城寺怜って言うんよ。怜お姉ちゃんでええで」

京太郎「怜お姉ちゃん?」

怜「そう、怜お姉ちゃんや。それでどなしたん?」

京太郎「実はね、お姉ちゃんからもらったジュースのお金をもらって買ったんだけど。うっかり持って行くのを忘れちゃって」

怜「ありゃありゃ、それはまた。おいて所は分かってるんか?」

京太郎「うん。でも、あそこには行きたくない」

怜「怖い人でもいたんか?」

京太郎「ちょっと」

怜「う~ん。あ、そうや!じゃあ怜お姉ちゃんがお金を出して君のジュースを買ってあげるわ」

京太郎「えっ、本当に!?」

怜「うん、本当やで」

京太郎「わーい!怜お姉ちゃん、ありがとう!」ギュウ

怜「あはは、これくらい安い事やからええんやで?」

京太郎「ううん、それでも嬉しい!」

怜「ハハハ、可愛い子やな」ヨシヨシ

 ~~自動販売機売場~~

怜「そういえば、君はなんて言うんや?」

京太郎「僕?僕の名前は京太郎だよ!」

怜「京太郎か。うん、覚えたわ。それで京太郎は何が飲みたいんや?」

京太郎「えっとね、林檎ジュースだよ!」

怜「林檎ジュースやな、ぽちっと」ガタン

怜「はい、林檎ジュースやで」

京太郎「うわ~、本当にありがとう、怜お姉ちゃん!」

怜「困った時はお互い様やで、京太郎」

京太郎「本当にありがとうね。ぞれじゃあ僕はもうそろそろ行くね」

怜「一人で大丈夫か?」

京太郎「うん、大丈夫だよ。それじゃあバイバイね、怜お姉ちゃん!」テクテク

怜「バイバ~イ、京太郎」フリフリ

竜華「あ、怜、やっと見つけた!」

怜「あ、竜華」

竜華「もうすぐ出番やから早戻らんと。って今まで何してたん?」

怜「うん?えへへ、軽い人助けや」

竜華「?」


京太郎「怜お姉ちゃん、良い人だったな~。とにかく早く戻らないと」

京太郎「あれ?道を間違えちゃったかな~、元来た道を戻らないと。あれ、何なとこに人がいる」

照「あれ、ここってどこ?」

 とりあえず、今日は疲れたのでこれくらいにしておきます。いやはや、一難去ってまた一難。京太郎くんの苦労はまだまだ続きそうです
それではまた会いましょう

皆さんどうもです、気ままな須賀くんですよー。前回は京太郎くんが照さんを見つけたところ終わりました。 
今度は照さんを助ける番です。では参ります

京太郎「あれは。あ、思い出した、照お姉ちゃんだ」

京太郎「お~い、照お姉ちゃ~ん!」テクテク

照「うん?あ、京ちゃん」

京太郎「うん、僕だよ。照お姉ちゃんはどうしてこんな所にいるの?」

照「私はお菓子が無くなったから、購買まで買いに行こうとしたんだけどなかなかたどり着かなくて」

京太郎「購買屋さん?それなら僕場所とか分かるよ」

照「本当?京ちゃん場所分かるの?」

京太郎「うん、さっき見つけたから。ほら、ついて来て照お姉ちゃん」テクテク

照「あ、待って京ちゃん」

 ~~そして購買場へ~~

京太郎「到着~。ほら、着いたでしょう?」

照「本当だ、ありがとう、京ちゃん」

京太郎「どうしたしまして!」

照「じゃあ早速買わないと。あ、そうだ。案内してくれた京ちゃんにお菓子かってあげるね」

京太郎「ほんと?わ~い!」

照「何が良い?」

京太郎「う~んとね、じゃあクッキー!」

照「分かった、クッキーだね。ちょっと待っててね」

 ~~それから数分後~~

照「お待たせ、京ちゃん。ほら、ちゃんとクッキーも買ってきたよ」

京太郎「ありがとう!あ、でも僕、スガペンさんやジュースとか持ってるからどうしよう」ウーン

淡「あ~、やっと見つけた!」

??「やっと見つけましたよ、宮永先輩」

照「あ、淡に尭深。どうしたの?」

淡「どうしたじゃあないよ!いつまで経っても戻ってこないからこうして来たんじゃん!」

尭深「また道に迷ったんですか?」

照「...私は悪くない、道が悪い」

淡「またそんな事を言う、ってあれ?」

尭深「あの宮永先輩、隣にいる子供は?」

京太郎「あ、淡お姉ちゃんだ!」

淡「あ、キョータローじゃん!またあったね!」

京太郎「うん、また会ったね!」

照「京ちゃん、あんまり騒いじゃあいけないよ」

尭深「えっ?先輩と淡ちゃんはこの子の事を知ってるんですか?」

淡「そうだよ、タカミ―。まあ、あたしは昨日会ったけどね」

照「私は昔から京ちゃんの事は知ってるの」

尭深「そうだったんですか。こんにちは、僕」

京太郎「こんにちは!お姉ちゃんはなんて名前なの?」

尭深「私の名前は尭深って言うんだよ」

京太郎「尭深お姉ちゃん。うん、覚えたよ」

淡「あ、そうだ!このままキョータローも連れて行こうよ」

尭深「いや、でもそれはさすがに」

照「淡、それはいい考え。連れて行こう」

淡「でしょう?じゃあキョータロー、あたしについて来て!」グイ テクテク

京太郎「うわっ、いきなり引っ張らないでよ!」テクテク

尭深「えっと、とりあえず私たちも行きましょう、宮永先輩」

照「うん、分かった」テクテク


巴「姫様、見つけましたか?」

小蒔「いえ、まだです。一体どこに行ったんでしょうか」

巴「今度はこちらに行ってみましょう」

小蒔「はい!」

 ~~そして場所は白糸台の皆さんがいる控え室へ~~

  ガチャ

尭深「宮永先輩を見つけてきました」

誠子「お疲れ様、渋谷」

菫「ご苦労。すまない、探していかせてしまって」

照「ただいま」

菫「照!お前は一体、何回迷子すれば気が済むんだ!」

照「...私は悪くない」

菫「じゃあ私の目を見てから言え」

淡「スミレ―、良い物を連れて来たんだよ!」

菫「なんだ、私は今照を叱るのに忙しいんだ」

淡「まあまあ、そう言わずにさ。ジャジャーン、キョータローを連れて来たよ!」

京太郎「こんにちは、菫お姉ちゃん」フリフリ

菫「...」

誠子「えっ、誰なのこの子?」

淡「テルと一緒に居るとこを見かえたか、連れてきちゃった!」

菫「何を...」

淡「えっ?」

菫「何をしているんだ、お前は~!」

淡「あわ~!?」

 ~~それからそれから~~

菫「それで、何かいう事はあるか?」

淡「う~、勝手に連れてきてすみませんでした」

菫「まったく、お前といい照といいどうしてお前たちはいつも私を疲れさせるんだ」ハア

京太郎「あわわ、淡お姉ちゃんが怒られてる」

尭深「京太郎くん、これお茶だよ」

京太郎「あ、どうもありがとう、尭深お姉ちゃん。あれ、このお茶緑だ」

尭深「これは緑茶って言うんだよ。京太郎くんが飲みやすいようにしてあるから」

京太郎「へえ~、そうなんだ。じゃあ、頂きます」ゴクリ

京太郎「わあ~、ほんとだ。飲みやすくて美味しい!」

尭深「フフッ、良かった」

京太郎「ねえねえ、尭深お姉ちゃん。どうやったのか教えて!」

尭深「うん、良いよ。じゃあよ~く見ててね」

京太郎「うん!」

誠子「なんか、渋谷に懐いてる。渋谷も渋谷でなんだか嬉しそうだし」

照「...私が最初に会ったのに」ポリポリ

菫「どうするんだ、このまま須賀くんをここに居させるのはあれだぞ」

照「私は気にしない」

誠子「私はまあ、帰した方がいいと思いますけど」

尭深「私はどちらでも。あ、そうそう、そのままゆっくりね」

京太郎「そ~と、そ~と」ジョジョジョ

菫「お前は何をしているんだ?」

尭深「美味しいお茶の入れ方を教えているんです」

淡「あたしはここに居てもいいと思う」

菫「はあ、私と亦野以外真面なやつはいないのか」

京太郎「菫お姉ちゃん、菫お姉ちゃん」

菫「ん?あぁ、須賀くんか。どうかしたのか?」

京太郎「これ良かったらどうぞ!僕が入れたお茶だよ」

菫「須賀くんが入れたのか?」

京太郎「うん、そうだよ!尭深お姉ちゃんに教わったから上手く出来たと思んだ!」

菫「そうか、じゃあ頂こうか。...うん、なかなかうまく出来てて美味しいぞ」

京太郎「良かった~。尭深お姉ちゃん、菫お姉ちゃんが喜んでくれたよ!」

尭深「うん、良かったね」

淡「ねえねえ、キョータロー。そのペンギンって何の?」

京太郎「これ?これはエトペンさんと僕を合体させたスガペンさんなんだよ」

淡「へえ~、スガペンって言うんだ。あ、そういえば今日のキョータローは犬のフードなんだね」

京太郎「うん、そうだよ」

淡「せっかくだし、それ!」カブラセル

京太郎「うわ!」

照「こら、淡。勝手被らせちゃったら、京ちゃんが驚いちゃうでしょう」

淡「でもほら、被らせたら可愛いでしょう?」

照「まあ、そうだけど」

京太郎「あ、これ被っちゃったら」ピクピク

誠子「あれ?なんかこの子、ピクピクしてませんか?」

菫「本当だ、なんだ?」

京太郎「わ~」スガルーン

京太郎「あ~、どうしよう。大きくなっちゃった(元の声)」

一同「...」

一同「ええ~~!?」

 今日はここまでにしますのだ。あ~あ、等々白糸台の人達に京太郎くんが大きくなってしまう所を見られてしまいましたね。
さてさて、この後どうなってしまうのでしょうか?書いている自分で思っていてもなんかワクワクしますね。それではまたお会いしましょう~

 皆さん、お久しぶりです。気ままな須賀です。小説をなかなか書かなくて、本当にすいませんでした!学校関連の事で書く時間がなかなか見つける事ができませんでしたが、土曜日と日曜日が書く時間が出来たので次からは土日に書きます。
それじゃあ、早速本編の続きを書きます

淡「え~!?何でキョータローが大きくなっちゃったの!?」

菫「一体なんだ!?これはオカルトなのか!?」

誠子「お、おお落ち着いてください!きっとこれには何かあるはずです!」

尭深「京太郎くん、大きくなったらかっこよくなるんだね。大きくなる時は驚いたけど」

京太郎「そうかな?」

照「うん、京ちゃんはカッコいいよ」

誠子「何で二人は落ち着いてるんですか!?」

照「大きくなっても京ちゃんは変わらないから」

尭深「いつも麻雀とかでありえないものを見てるからかな?」

京太郎「えっと、お姉ちゃん達!ちょっと、聞いて!」

誠子「えっ?」

菫「えっと、何かね須賀くん」

京太郎「僕も何で大きくなれるかは分からないんだけど、ちゃんと元には戻るんだよ!」

淡「どうやって元に戻るの?」

京太郎「えっとね、こうやってフードを取って」ヒョイ ピクピク

菫「またピクピクし始めたぞ」

京太郎「うわ~(子)」ヒューン チンマリ

尭深「あ、元に戻って可愛い京太郎くんになった」

京太郎「ねえ、ちゃんと戻ったでしょう?」

菫「まあ、元に戻るんだったらそれでいいが」

照「さっきのが、京ちゃんの本当の姿だけど」ボソ

誠子「何か言いましたか、宮永先輩?」

照「別に何も言ってない」

尭深「それにしてもどうして京太郎くんがこうなったのかは、覚えてないの?」

京太郎「うん。でも久お姉ちゃんが科学の先生がどうのこうのって言ってたけど」

菫「科学の?」

照「先生?」

 ~~??~~

科学の先生「ぶあっくしょい!またくしゃみが、風邪でも引いたかな」

??「おい椿、こっちだぞ~!」

??「あ、まってよ~」

科学の先生「まあとにかく、早くこいつらを元の姿に戻さないとな」

科学の先生「あ、そういえば、高校生の女子にあげたあれってどうなったんだ?」

 ~~そして再び控え室へ~~

淡「えい」ヒョイ

京太郎「うわ」スガルーン

淡「とう」ヒョイ

京太郎「わ~」ヒューン チンマリ

菫「こら」ペシ

淡「あいて!何するのさ、スミレ―!」

菫「それはこっちのセリフだ。何で須賀くんを大きくして小さくして遊んでいるんだ」

淡「いやさ、改めて思ったら面白いなって思ってついね」

照「淡、京ちゃんで遊んじゃあだめ」

淡「は~い」

尭深「京太郎くん、他のお茶も飲んでみる?」

京太郎「そうだな~、ちょっと試してみる!」

誠子「なんかだんだん、この子がこの空間に馴染んでる」タラリ

 ピンポンパンポーン

アナウンス『間もなく試合を開始いたします。先鋒の方は試合会場にお集まりして下さい』

 ピンポンパンポン

菫「時間か。照、油断はするんじゃあないぞ」

照「分かってる。それじゃあ行ってくる」スク

菫「ちょっと待て」

照「どうしたの?」

菫「どうしたじゃあない。お前一人で行かせたら迷子になるだろうが」

菫「すまないが誰か一緒に言ってやってくれないか?」

京太郎「あ、じゃあ僕が一緒に行くよ!」

誠子「えっ、君が?どうして?」

京太郎「えっとね、照お姉ちゃんにお菓子を買ってくれたし、尭深お姉ちゃんに美味しいお茶の入れ方を教えてくれたからそのお礼をしようかなって」

尭深「でも、ちょっと流石にそれは」

京太郎「お願いします!お礼をさせてください!」ペコリ

菫「ふう、仕方がないな。分かった、じゃあ任せてくれるか?」

京太郎「本当?ありがとう、菫お姉ちゃん!」ギュウ

菫「おっと。ふふ、何、須賀くんがそこまでお礼をしたんだ。私は君の気持ちを考えただけだ」

京太郎「本当にありがとう!それじゃあスガペンさんを持って。照お姉ちゃん、案内するね」ガチャ

照「それじゃあ京ちゃん、よろしくね」テクテク

京太郎「照お姉ちゃん、そっちじゃあないよ?」

照「」テルーン

 バタン

淡「テル―、大丈夫かな?」

尭深「大丈夫だと思うよ。京太郎くん、小さいけどしっかりしてるから」

誠子「随分あの子に肩入れしてるね、尭深」

尭深「うん、なんだか気に入っちゃった」

 ~~そして試合会場へ~~

玄「よし、皆の為にも頑張らなくちゃね。それに京太郎くんも見てるしね!」

怜「なんや、京太郎の事知っとるのか?」

玄「えっ、どういう事なのですか?確かに私は京太郎くんの事を知ってますけど」

怜「いやね、ちょっと困ってところを見て助けてあげたんよ」

玄「そうだったのですか」

煌(京太郎?どこかで聞いたような気が。あ、思い出しました!優希が言って男の子の名前だ)

恒子『さあ、いよいよ試合が始まります!盛り上がってるか、お前ら~!』

健夜『こーこちゃん!椅子に足を乗せちゃあだめだよ!』

恒子『まあまあ、そう固い事は言わずにさ。さて、まだ来てないのはチャンピオンの宮永照ただ一人だ~!』

恒子『あっと、そうこういっている間に宮永照登場したぞ!って」

健夜『えっ、あれって』

小蒔「ここまで探して見つからないなんて。京太郎くんは一体どこに?」

小蒔「はっ、もしかして誘拐されちゃったんだじゃあ!」

巴「いえ、それは多分ないかと思いますけど。って、あ、姫様!」

小蒔「どうしたんですか、巴ちゃん?あ!」


玄「えっ?」

怜「は?」

煌「えっ、あれは」

京太郎「もう、照るお姉ちゃん違う道に行き過ぎだよ。地図の通りに進んでるのに、関係ない所を通って」プンスコ

照「京ちゃん、お姉ちゃんは悪くないよ。道が悪いだから」

京太郎「そうやって言い訳しちゃあだめだよ!あ」

玄・怜・小蒔・巴『何で京太郎(くん)がここにいるの(ですか)(や)!?』

 皆さん、こんにちは。気ままな須賀くんです。というわけで結果は永水が多かったので永水編を書かせてもらいますね。
それじゃあ行きますよ~

 寝ている京太郎くんに遭遇 永水編

 初美さんの場合

京太郎「さてと、大体こんな感じかな?」

京太郎「部室の掃除もしたし、備品の確認もしたし。それに麻雀卓のメンテもしといたしな」

京太郎「う~ん、一仕事したら眠たくなってきたな。まだ部活まで時間はあるし、一眠りだけしよう」

京太郎「ふあ~、お休みなさい。....zzz」

 ~~数分後~~

初美「おやおや、どうやら私が一番乗りみたいですねー。ちょっといい気分です」

初美「というか、今日もいつも以上に部室が綺麗ですねー。京太郎がしてくれたんですね、毎回有り難い事ですねー」

初美「私達もちゃんとやっているんですけど、京太郎は別格ですね。ん?」

京太郎「zzz」

初美「おや、いたんですか京太郎。丁度おねむの状態ですねー」

京太郎「...えへへ~」

初美「掃除をしてくれたんですから、しばらくこのままにしておきますかね」

初美「それにしても意外と可愛い寝顔をするんですねー。えい、つんつん」ツンツン

京太郎「う~ん、霞さ~ん、頬っぺたを突くのやめてくださいよ~。...zzz」

初美「霞じゃあなくてすいませんね、残念ながらはっちゃんですよー」ツンツン

京太郎「待て~、初美さんには泳ぎで勝ってみせますよ~」

初美「おや、今度は私ですか」

京太郎「zzz」

初美「...まあ、もうこれくらいにしておきますか。何か京太郎にかけてあげれるものをしといてあげますか」テクテク

初美「あっ、ありました。よいしょっと」ファサ

京太郎「...ありがとうございます。...zzz」

初美「まったく、これは寝言なんでしょうかね~。実は起きてたりして」

京太郎「zzz」

初美「そんなわけありませんか。じゃあ私はしばらく京太郎の寝顔でも堪能でもしておきましょうか」

 その後、初美さんも一緒に寝てしまったとさ

 ~~初美編 完~~

 巴さんの場合

京太郎「すいません、巴さん。休日なのに無理を言って勉強を教えてもらって」

巴「別に私は気にしてないよ。休日の用事って言っても家のことぐらいだから」

京太郎「そうだったんですか、良かった~。」

巴「それに今日は親にちゃんと後輩に勉強を教える日だからって伝えてあるから」

京太郎「巴さん...ありがとうございます」

巴「どうしたしまして。それじゃあ問題の続きをしようか」

京太郎「はい。あ、巴さん、ここの問題なんですけど」

巴「ん?あぁ、この問題はね――」

 ~~一時間後~~

京太郎「かあ~、終わった~!」

巴「お疲れ様、京太郎くん。よく頑張ったね」

京太郎「いえいえ、巴さんが分かりやすく教えてくれたからですよ」

京太郎「本当にありがとうございました」ペコリ

巴「これくらいの事、どうってことないよ。勉強が終わった事だし、何か飲み物を持ってきてあげるね」

京太郎「本当ですか?ありがとうございます!」

巴「それじゃあ飲み物を持ってくるから、ちょっと待っててね」テクテク バタン

京太郎「ふう~、何とか終わって良かった。ふぁ~、なんか小蒔さんじゃあないけど眠たくなってきた」

京太郎「あ、もう...駄目だ。...zzz」バタン

 ~~数分後~~

巴「京太郎くん、お待たせ。冷たいお茶を持ってきたよって、あれ?」

京太郎「zzz」

巴「寝っちゃってる?...勉強、頑張ってたから疲れが来たのかな」

巴「このまま寝かして置いておこう。あ、枕があった方が良いよね。え~と、あ、あったあった」

巴「京太郎くん、一回頭をどかすね。よっと」

京太郎「う、う~ん。むにゃむにゃ...zzz」

巴「ふふ、姫様じゃあないけどよく寝てるな。寝顔をが可愛いな」

巴「私もちょっとだけ寝かしてもらおうかな、折角だし」眼鏡を外し

京太郎「むにゃ」

巴「お休み、京太郎くん」

 ~~巴編 完~~

 春の場合

 ピンポーン ガチャ

須賀母「あら春ちゃん、いらっしゃい」

春「おばさん、こんにちは。京太郎と遊びに来ました」

須賀母「京太郎なら、自分の部屋にいるからね」

春「ありがとうございます、おばさん」

須賀母「あ、そういえばちょっと春ちゃんに聞きたい事があったんだけど」

春「聞きたい事?」

須賀母「春ちゃんって京太郎の事、好きでしょう?」

春「えっ?///」

春「そ、それは、好きか嫌いで言ったら好き」

須賀母「やっぱり、か~。こんな可愛い子に好かれてるなんて京太郎も羨ましいわね~」

春「か、可愛い///」モジモジ

須賀母「でも、それって部活の皆も京太郎の事好きなんでしょう?」

春「う、うん。姫様も霞さんも巴さんもはっちゃんも、きっと京太郎の事が好きだと思う」

須賀母「やっぱりね。まあ、誰だろうとうちの息子をもらってくれるなら歓迎なんだけどね」

須賀母「まあ、とにかく頑張ってね」

春「は、はい」

須賀母「話が長くなっちゃったわね。さあ、改めて入って入って」

春「はい、お邪魔します」

カピー「キュー、キュー(あ、春ちゃんだ)

春「あ、カピーちゃん。こんにちは」ナデナデ

カピー「キュー」

 ~~そして京太郎の部屋へ~~

春「京太郎、遊びに来た。あれ?」

京太郎「zzz」

春「京太郎、寝てるの?」

須賀母「どうかしたの、春ちゃん?」

春「あ、おばさん。京太郎が寝てて」

須賀母「あら、本当だわ。ふ~ん、あ」ピコーン

春「おばさん、どかしたの?」

須賀母「私ちょっと用事を思い出しちゃったから京太郎の事、見てといてくれる?」

春「ええ!?」

須賀母「あ、別に既成事実を作ってもいいからね~。じゃあ~!」ダダダダダ

春「あ、行っちゃった。しかもあんなに早く」

春の次、姫様だったら胸のサイズの順か

その日の最後の書き込みの時はちゃんと最後って書いて欲しい
このスレで待たされる場合が多いから出来ればお願いします

春「京太郎を見ててって」

須賀母『あ、別に既成事実を作ってもいいからね~』

春「違う違う。それはしたいけど、京太郎に嫌われたらいやだし。ん、これは」ヒラ

春「黒糖を使った新作お菓子の作り方」

 ~~少し前の日~~

春「京太郎」

京太郎「うん、どうかしたのか春?」

春「京太郎、今度黒糖を使った新作のお菓子を考えてくれる?」

京太郎「黒糖を使ったお菓子?」

春「うん」

京太郎「ふ~ん、そうだな~。よし分かった、今度考えて春に食べさせてやるよ」

春「本当?ありがとう、京太郎」ギュウ

京太郎「うわ、い、いきなり抱きつくなよ!」(おもちが!春のすばらなおもちが!)

 ~~そして現実へ~~

春「京太郎、ずっと考えてくれてたんだ。嬉しい」

京太郎「zzz」

春「だから疲れて寝てたんだ」

春「だ、誰もいないはず」キョロキョロ

春「うんっしょっと」ギシ

京太郎「zzz」

春「京太郎、暖かい」ギュウ

春「ありがとう、京太郎」

 ~~そしてしばらく~~

京太郎「....えっ?」

春「京...太郎...zzz」

京太郎「な、何で春が俺に抱きついで寝てるんだ?」

 その後、春にがっちりホールドされており、おもちがずっと当たっていて理性をすり減らして耐えている京太郎がいましたとさ

春「京太郎、大好き...zzz」


 春編 ~~完~~

>>680 すいません、以後そうします

とりあえず、今日はここまでにしておきます。明日にも続きを書きます。ただ、最後の〆を霞さんにするか小蒔さんにするのか非常に迷っています!
ここは皆さんに聞こうと思います。皆さんの決定で決めさせてもらいます。一応、明日に書くので4人までにしときます。
というか、どちらが〆でも可笑しくないんですけどこれ、ガチで迷ってます。皆さん、よろしくお願いします

皆さん、こんにちは。おお、圧倒的に霞さんが多いですね。まあ正直、おもち順にしようかなとは思っていました。

それじゃあ霞さんを〆にしますね、では書きます

 小蒔さんの場合

 ササ ササ

小蒔「ごめんなさい、京太郎くん。神社のお掃除を手伝ってもらって」

京太郎「良いですよ、これくらい。それに、小蒔さんの頼みでしたら何でもしてあげますよ」

小蒔「それは嬉しいです。お掃除が終わったら何かお茶とお菓子を出しますね」

京太郎「本当ですか!?よ~し、じゃあ尚更やる気が出てきましたよ!」

京太郎「小蒔さん、頑張りましょう!」

小蒔「はい、京太郎くん!」

 ~~そして30分後~~

小蒔「ふう~、無事お掃除が終わりましたね」

京太郎「はい。すっかり綺麗になりましたね」

小蒔「それじゃあ約束通り、今からお茶とお菓子を出しますから、家に入ってください」ガラガラ

京太郎「お邪魔します」

小蒔父「小蒔に京太郎くん、掃除をしてくれてありがとう」

京太郎「あ、小蒔さんのお父さん。いえいえ、好きで手伝っただけですので」

小蒔「あ、お父様。お茶とお菓子を出したいのですが」

小蒔父「ん?あぁ、それなら良い物があるからそれを食べなさい」

京太郎「い、いや、流石にそれは俺なんかに勿体ないかと思うんですが」

小蒔父「いや、京太郎くんと小蒔は掃除を頑張ってくれたんだ。私の気持ちを受け取ってくれ」

京太郎「じゃあ、そこまで言うんでしたら」

小蒔「それじゃあ京太郎くんは縁側の方で待っていてください。すぐに持ってきますから」

京太郎「あ、はい、分かりました」

 ~~縁側へ~~

小蒔「京太郎くん、お待たせしました。お茶とお菓子です」

京太郎「うわ~、とっても美味しそうですね」

小蒔「私もそう思います。はい、京太郎くんの分です」

京太郎「ありがとうございます。それじゃあ」

小蒔「はい」

京太郎・小蒔「頂きます」パク

京太郎「ん~、美味しい!」

小蒔「とっても甘くて美味しいです!」

京太郎「それでお茶を飲んで。...ずずず、うんお茶に合って尚おいしいです」

小蒔「フフフ、それは私もなんだか嬉しいです」

京太郎「...なんか、凄く落ち着いて来ましたね」

小蒔「そうですね」

小蒔(なんだか京太郎くんといると幸せな気持ちになりますね)

京太郎「」コテン

小蒔「えっ、京太郎くん?」

京太郎「zzz」

小蒔「寝てる?それくらい落ち着くという事なんでしょうか?」

小蒔「でも」チラ

京太郎「zzz」

小蒔「こうして京太郎くんが私の肩に寄り添って寝ているのは、とても心がポカポカします」

小蒔「私も少し、寝させてもらいましょう。...お休みなさい、京太郎くん」コテン

京太郎「zzz」

小蒔「zzz」

 その後、二人でより添って寝てる様子を小蒔さんのお父さんが見て、生暖かい目で見ていたそうな

 小蒔さん編 ~~完~~

 霞さんの場合 

 ~~神社にて~~

京太郎「霞さん、霞さん」

霞「あら、どうかしたの、京太郎くん?」

京太郎「ちょっと霞さんに聞きたい事がありまして」

霞「私に聞きたい事?何かしら、私で良ければ答えるわよ」

京太郎「ありがとうございます。あのですね、小蒔さんや霞さんは神様とかを降ろす事ができるじゃあないですか」

霞「まあ、確かに私と小蒔ちゃんは降ろす事は出来るけど。それがどうしたの?」

京太郎「それって、誰でもできるわけじゃあないんですよね?」

霞「まあ、そうね。これは血筋の問題だからね」

京太郎「そうですか。う~ん、ちょっと挑戦してみようかなって思ったんですけど」

霞「京太郎くん、そんな事を考えていたの?」

京太郎「はい。挑んでみたらいけるかなって」

霞「京太郎くんは普通の人だからきっと無理だと思うわよ。残念だけど」

京太郎「そうですか。せっかくイメージトレーニングとかしたのに」

霞「イメージトレーニング?そんな事もしていたの?」

京太郎「はい、全然駄目でしたけど」

霞「ちなみに、どういう風にイメージしたのかしら」

京太郎「えっとですね、まず、小蒔さんが神様を降ろす時に寝てる所を想像するじゃあないですか」

霞「ふんふむ、それで?」

京太郎「それで、ウトウトし始めた小蒔さんになって」ウトウト

霞「きょ、京太郎くん?どうしたの?」

京太郎「あ、実はこれ、何度もやってるうちに小蒔さんみたいに眠たくなっちゃって」ウトウト

霞「ええ!?」

京太郎「だから、今喋っていられるのも限界で。あ」フラ

霞「あ、あぶない!」ギュウ

京太郎「....」

霞「京太郎くん?」

京太郎「zzz」

霞「ほ、本当に小蒔ちゃんみたいに寝ちゃってる。京太郎くん、起きて」ユサユサ

京太郎「zzz」

霞「全然起きないわ。小蒔ちゃんも偶にこうなる事があるけれど、それとまるで本当に似てるわ」

京太郎「むにゃ...zzz」

霞「とりあえず、そうね。膝枕でもしておきましょう」

京太郎「ふにゃあ、柔らかい...zzz」霞さんに膝枕をされています

霞「もう、呑気に寝ちゃって」

霞「それにしても、どうして神降ろしに挑戦なんてしたのかしら?」

京太郎(??)「...それはお主らに少しでも近づきたかったからだろう」

霞「えっ?京太郎くん?」

京太郎(??)「私は京太郎じゃなあいぞ。私は伊弉冉尊だ」

霞「ええ!?伊、伊弉冉尊様なのですか!?」

京太郎(イザナミ)「ああ、その通りだ」

霞「京太郎くんが、伊弉冉尊様を降ろすなんて」

京太郎(イザナミ)「実はいうとな、何回かこいつは私を降ろすことに成功したんだ」

霞「それを京太郎くんは?」

京太郎(イザナミ)「知らん。こいつは私を降ろしたことには気付かず乃、ずっと失敗してると思っておる」

霞「じゃあ、京太郎くんにもそういう血筋が?」

京太郎(イザナミ)「いや、こいつにはそういう血筋はない。出来るようにイメージをし、努力してできたのだ」

京太郎(イザナミ)「まあ、自覚がなければ意味はないがな。はっはっは」

霞「京太郎くんは、そんなに努力して」

京太郎(イザナミ)「まあ、こいつもこいつなりに頑張ってなるからアドバイスでもしやってくれ。じゃあな」スー

霞「あ、伊弉冉尊様!」

京太郎「...zzz」

霞「いなくなっちゃった。...そっか、京太郎くんはそんなに努力して」ナデ

京太郎「もが」

霞「しかも伊弉冉尊様を降ろすなんて、凄いわね」ナデナデ

京太郎「zzz」

霞「伊弉冉尊様の言うとおり、ちょっとアドバイスでもしときましょうかね」

霞「これは頑張ったご褒美ね」オデコニチュウ

京太郎「えへへ~zzz」

霞「今はお休みなさい、京太郎くん」ナデナデ

 その後、起きた京太郎は神様を降ろしたことには気づかず、更に霞さんに膝枕をしてもらいナデナデをしてくれた事も覚えていないとさ  

 霞編 ~~完~~

 どうも皆さん、こんにちは。明日は少し用事があるので、今回その分多く書かせてもらいますね。
それでは、本編を書きますね

 ~~阿知賀の控え室~~

憧「ちょっと、どうなってんの!?何で京太郎が宮永照と一緒に居るの!?」

宥「なんだか、寒い」ガタガタ

穏乃「宥さん、落ち着いて!でも何で京太郎が」

灼「ハルちゃん、これって」

晴絵「見た感じ、何かに巻き込まれた感じかね?」

 ~~白糸台の控え室~~

淡「あ、キョ-タローが写ってるよ!」

誠子「うわ、本当だ!あちゃ~、なんか京太郎くんが宮永先輩に注意してるみたいに見えるんですけど」

菫「映らないように注意をしたのに。しかもこれを見る限り、またあのポンコツは迷子になりかけていたのか」ハア

尭深「どうなるんだろう、京太郎くん」ズズズ

 ~~千里山の控え室~~

セーラ「なんやなんや?何で宮永照と一緒に子供までおるんや?」

竜華「でもなんかあの子、可愛いな」

泉「何であんなところに。というかこの子供、なんか原村和と一緒のような縫いぐるみを持ってません?」

雅枝「あの子供。もしかして昨日に洋榎が言ってた」

浩子「どないしたんおば...じゃなかった、監督?」

雅枝「いや、なんでもないから気にせんでいい」

浩子「はあ」

 ~~そして場所は試合会場へ~~

京太郎「あ、どうしよう。菫お姉ちゃんから会場には入らないようにって言われたのに」アワワ

玄「きょ、京太郎くん!?どうしてこんな所にいるの!?」

京太郎「あ、玄お姉ちゃん。えっとね」

怜「そうやで、京太郎。ここは出場選手だけが入るところなんやから」

京太郎「怜お姉ちゃんまでいたんだ。奥のお姉ちゃんは見た事ないけど」

煌「うん?こんにちは」

玄「そ、それで京太郎くんはどうしてこんな所に?」

京太郎「あ、そうだった。えっと、僕はさっきまで照お姉ちゃんが迷子にならないようにここまで案内をしていたんだよ」

玄・怜・煌「えっ?迷子?」ジロ

照「...何の事でしょうか?」ニコ

怜「いやいや。さっき、道が悪いとか何とか言ってなかったか?」

照「そんな事は言ってません」

京太郎「え~?さっきだって間違えて、トイレに入ろうとしてたよね?」

照「きょ、京ちゃん。飴ちゃんあげるからちょっと黙ってて」

京太郎「あ、飴ちゃんだ~!ありがとう、照お姉ちゃん!」

玄(やっぱり迷子になってたんだ)

怜(迷子になっとたんやな)

煌(チャンピオンに意外な一面があったのですね)

係りの人「えっと、そこの君」

京太郎「あ、はい」

係りの人「そろそろ試合を始めるから、ここを出てもらってもいいかな?」

京太郎「あ、はい、分かりました!」

京太郎「それじゃあ玄お姉ちゃん達、頑張ってね~!」テクテク

照「....」

怜「まあ、ともあれこれで人が揃った事やし、始めれれるな」

煌「それもそうですね、全力で頑張りましょう」

玄「京太郎くんにも応援されたし、頑張らないといけないのです!」

怜「ちょいちょい。それはうちらにも言ってるんやで?」

玄「あ、そうでした。すいません」

照「はあ~、もう」ボソ

怜「しかし、迷子って。ククク、あかん。思い出し笑いしてまう」

照「!!京ちゃんのバカ!」


京太郎「ふう~、中には入っちゃったけど。ちゃんと照お姉ちゃんを案内できてよかった~」

小蒔「京太郎く~ん!」タッタッタ

京太郎「あ、小蒔おねえちゃん!」

小蒔「もう、そこらじゅう探していたんですよ!」

巴「姫様、早すぎます!」タッタッタ

京太郎「あれ、巴お姉ちゃんなんで小蒔お姉ちゃんより遅く来たの?」

巴「姫様が映像で京太郎くんの姿を見ら時に、凄い勢いで走っていったから遅れちゃったんだよ」

小蒔「本当に心配したんですから」

京太郎「ごめんなさい、小蒔お姉ちゃんに巴お姉ちゃん」

巴「まあまあ、姫様。京太郎くんもこうやって反省していますから、それくらいしておきましょう」

小蒔「あ、すいません。つい京太郎くんの事が心配で頭いっぱいになってしまって」

小蒔「でも、心配してた事は本当だからね。見つかって良かった」ナデナデ

京太郎「ふきゅ。えへへ~、小蒔おねちゃんのナデナデ気持ちいい~」

巴「それでいったい何があったの、京太郎くん?」

京太郎「えっ?」

巴「私達が京太郎くんを探していた間に何が起きたの?」

京太郎「えっと、なんて言ったらいいのかな~?」

??(京太郎少年)

京太郎「えっ、誰?」

小蒔「??」

巴「どうしたの?」

京太郎「えっとね、なんか声が聞こえるの」

小蒔「声が?」

京太郎「うん、それで誰なの?」

ツクヨミ(私は月読命と言います。私が彼女たちに説明するので、少しだけ君の体を借りても宜しいでしょうか?)

京太郎「説明してくれるの?じゃあ、お願い!」

ツクヨミ(ありがとうございます、京太郎少年。それじゃあ、少々お借りしますね)

京太郎「zzz」

巴「姫様、これは」

小蒔「これは、神降ろしです!

京太郎(ツクヨミ)「...うん?ふう、何とかうまくいきましたね」

小蒔「あ、貴方はいったい?」

京太郎(ツクヨミ)「神代の娘様に狩宿の娘様、お初になります。私は伊邪那岐(イザナギ)の子供の月読命と申します」ペコリ

小蒔・巴「ツ、月読命様!?」

京太郎(ツクヨミ)「はい、月読命です」

小蒔「ツ、月読命様がどうしていきなり?」

京太郎(ツクヨミ)「いえ、なんと言いますか。お父様に京太郎少年が困っているそうだから、助けに行ってやれと言われまして」

巴「伊邪那岐(イザナギ)様が!?」

京太郎(ツクヨミ)「本当はお父様が行こうとしたのですが、伊弉冉尊(イザナミ)様や奇稲田姫のお叱り中なので私が」

小蒔「伊邪那岐(イザナギ)様が来てしまったら、大変です!」

巴「というか、まだお叱りされているんですね、伊弉冉尊様は」

京太郎(ツクヨミ)「お父様は怒られると本当に怖いですから。普通なら優しい良い人なのですが」

京太郎(ツクヨミ)「ゴホン。それでは改めて、京太郎くんに起きたことを説明しますね」

小蒔「あ、はい、お願いします!」

巴「よろしくお願いします」

京太郎(ツクヨミ)「それでは話します。まずですね――――」

 ~~五分後~~

京太郎(ツクヨミ)「―――という事なんです」

小蒔「な、なんといいますか」

巴「色々と連れて行かれたり、お手伝いをしたりとか」

京太郎(ツクヨミ)「京太郎少年は、基本的に良い子ですから。素直に聞いてしまうんでしょう」

京太郎(ツクヨミ)「なんと言いますか。神代の娘様と少し似てると言いますか」

小蒔「えっ?私、京太郎くんに似てますか?」

巴「おそらく性格の事だと思います」

小蒔「あ、性格の事ですか。あ、あと私の事は小蒔とお呼び下さい」

巴「私も巴で大丈夫ですよ、月読命様」

京太郎(ツクヨミ)「分かりました。それではそう呼ばせてもらいます」

??「お~い、京太郎!」

京太郎(ツクヨミ)「む?なんでしょうか?」

小蒔「あれは...」

優希「やっと見つけたぞ、京太郎!」

和「優希、待ってください!そんなに走らないで」

小蒔「原村さんに片岡さん」

京太郎(ツクヨミ)「この方たちは、京太郎くんのお知り合いですか?」

和「お知り合いって。もしかしてこれって」

巴「はい。今の京太郎くんは神様を降ろしています」

優希「今度はどんな神様なんだじょ?」

京太郎(ツクヨミ)「私は月読命と申します。初めまして、京太郎くんのご友人様」

和「あ、ご丁寧にどうも。私は原村和と言います」

優希「私は優希だじょ!」

和「こら、優希。神様の人なんですから、敬語を使わないといけませんよ」

京太郎(ツクヨミ)「いえいえ、気にしないですから」

京太郎(ツクヨミ)「しかし、原村様はとても綺麗なお方ですね」

和「えっ、それは、その、ありがとうございます///」テレテレ

優希「神様がのどちゃんを口説いてるじぇ」

京太郎(ツクヨミ)「い、いえ、別に私は口説いてるわけではなくて!普通にそう思っただけで!」

和「こら、優希!」ペシ

優希「あうち!痛いじぇ、のどちゃん」

京太郎(ツクヨミ)「そ、それでは私はこれで戻りますね。京太郎少年」

京太郎(ツクヨミさん?もう終わったの?)

京太郎(ツクヨミ)「はい、もう終わりましたので私は戻りますから」

京太郎(そっか。助けてくれてありがとう!)

京太郎(ツクヨミ)「それでは、また」スウ

京太郎「...むにゃ。あ、元に戻った」

小蒔「京太郎くんですか?」

京太郎「うん、京太郎だよ」

巴「今回は、お祓いなしでいけたのですね」

ツクヨミ(...あれ?)

京太郎「えっ?何でまだツクヨミさんが僕の中に」

和「えっ?帰ったはずじゃあなかったんです?」

ツクヨミ(大変です、京太郎少年!)

京太郎「どうしたの?」

ツクヨミ(なんでか分かりませんが私、天界に帰る事が出来ないのです!)

京太郎「えっ、どうして?」

優希「京太郎、どうしたんだじょ?」

京太郎「なんかツクヨミさんがお空に帰れなくて僕の中にまだいるみたいなの」

一同「.....」

一同「えええええ!?」

 とりあえず、ここまでにします。さてさて、なぜツクヨミ様は天界へ帰る事ができなくなったのでしょうか?来週、その謎が分かります!

しかし思ったのですが。ツクヨミ様は男なんでしょうか、女なのでしょうか?パズドラのイラストを見てどっちか分からなくなってしまいました。

それではまた、お会いしましょう。ではでは

こんにちは。すいません、本当は本編を書く予定だったんですかけどなんか変な疲れが出てきてしまって。
すいませんが、今回は小ネタにします。内容はシロさん状態の京太郎くんが宮守メンバーの案内です。では書きますよ

 小ネタ >>526の続き

京太郎「シロさん、歩くスピード大丈夫ですか?」

シロ「うん、大丈夫」

豊音「えへへー、こうやって誰かと手を繋いで歩くのちょー楽しいよー」

京太郎「それは良かったです」

塞「しかし、今の須賀くんは本当にシロに似てるよね」

胡桃「ほんとほんと。兄弟かってくらいにね」

エイスリン「」カキカキ

胡桃「エイちゃん、何かいてるの?」

エイスリン「コレ!」バッ 携帯のアンテナ

塞「それって携帯の電波のアンテナだよね?」

エイスリン「」コクコク

胡桃「あ、分かった!今の豊音たちが一緒に歩いてるから、そう思ったんでしょう?」

エイスリン「ウン!」

豊音「皆~、早くおいでよー。皆も須賀くんと話そう!」

京太郎「そんなに早くってましたっけ?まだダルいのが残ってるからゆっくり行ってるんですけど」

シロ「いや、あの三人がもっとゆっくり行ってたんじゃあないの?」

京太郎「なるほど~」

塞「ところでさ、須賀くん」

京太郎「はい、なんですか?」

塞「どうして須賀くんはシロみたいな状態になってるのか聞いてもいいかな」

京太郎「シロさんみたいな状態になってると言われても、只々体がダルくて何もしたくなくてこんな感じになってるんですけど」

胡桃「別になんかシロをイメージしたとかそんなじゃあないの?」

京太郎「いいえ、全然そんなこと考えてないです」

豊音「じゃあさじゃあさー」

5人「??」

豊音「シロと京太郎くんが一緒にシロがいっつも言ってるあれを言ってみたらどうかな」

シロ「いつもの?」

京太郎「あれ?」

胡桃「あー、いつもシロって『ダルい』を口癖にしてるからね」

エイスリン「オヤクソク!」

豊音「ねえねえ、行ってもらってもいいかなー?」

京太郎「別にそれくらい良いですけど」

シロ「私も」

塞「じゃあなるべくシロを意識して言ってもらっていいかな?」

京太郎「シロさんをですか?」チラ

シロ「うん?...イエーイ」ピース

胡桃「うわ、やる気のないピース!」

京太郎(ちょっと可愛い)

京太郎「まあ、分かりました。やってみますよ」

豊音「ワクワクだよー」

京太郎(シロさんを意識か。今でもダルいのそれよりやるのか、これくらいかな)

京太郎「はあ~...」グテー

塞「うわ!雰囲気もそうだけど目までシロみたいになってる!」

胡桃「うわ、本当に兄弟かってくらい思えてきた!」

シロ「お~。凄いね、京太郎」

京太郎「...一応シロさんを意識しろって言われたので」

エイスリン「ウリフタツデ、オモシロイ!」

豊音「じゃあそれじゃあ行くよー。そ~の!」

京太郎・シロ「...はあ、ダルい」

豊音「わー、凄く似てるよー!」

塞「じゃあ須賀くん、もう一個言ってもらってもいいかな?」

京太郎「もう一個?」

エイスリン「シャベリカタ、シロノママ!」

京太郎「なんか、元に戻らなくて」

塞「まあ、今は丁度いいや。こうやってポーズしてもらっていいかな?」

京太郎「...こうですか?」スウ

塞「それで、ちょいタンマって言ってくれる?」

京太郎「....ちょいタンマ」

胡桃「うわ~、これまで似てるよ!」

エイスリン「スゴイ!」パチパチ

シロ「なんか、見せ物にされてるね」

京太郎「そうですか?なんか、別にはダルくは思ってないんですけど」

シロ「奇遇だね、私も」

須賀母「何やってんの、あんた?」

京太郎「あ、母さん」

 ~~続く~~

 こんな感じでした。次は変な疲れがないように頑張りますね、「では

 皆さん、お久しぶりです。気ままな須賀くんです。無事に大学の試験が終わり落ち着いたので小説を書くのを再開します。
それじゃあ張り切って、本編を書かせてもらいます

小蒔「帰れないとは、一体どういう事ですか!?」

京太郎「僕にも分からないよ。どうして戻れないの、月読命(ツクヨミ)さん?」

ツクヨミ(私も分かりませぬ。何度も試しているのですがやはりだめです)

京太郎「やっぱり駄目だって」

和「一体何が」

??(それは私がわざと月読命を京太郎少年の中に居続けるようにしたのだ)

京太郎「あ、今度は違う声の人が来た」

優希「違う声の人?」

京太郎「うん」

ツクヨミ(この声は、お父様ですか!?)

イザナギ(あぁ、私だ。それと今朝ぶりだな、京太郎少年)

京太郎「あ、伊邪那岐(イザナギ)のおじさんだ!」

巴「えええ!?」

小蒔「伊、伊邪那岐様が京太郎くんのところに!?」

イザナギ(む、神代の娘か。何やら慌てているな。私は用事を話してからすぐに帰ると伝えてくれないか?)

京太郎「うん、分かった。小蒔お姉ちゃんに巴お姉ちゃんも落ち着いて!」

京太郎「イザナギのおじさんが話したらすぐに帰るからって」

小蒔「伊邪那岐様がそう仰ったの?」

京太郎「うん、だから落ちついて、ね?」

巴「京太郎くんがここまで言っていますから、一旦深呼吸をして落ち着きましょう」

小蒔「そ、そうですね。すう~、はあ~、すう~、はあ~」

小蒔「ふう~、落ち着きました。ごめんね、京太郎くん、私達が落ち着かない状態になっちゃって。もう大丈夫だって、伊邪那岐様に伝えてくれる?」

京太郎「うん、分かった!」

京太郎「イザナギのおじさん、小蒔お姉ちゃん達は落ち着いてくれたよ」

イザナギ(そうか、落ち着かしてくれてありがとう)

ツクヨミ(それでお父様、どうして私を天界に戻れないようにしてしまったのですか?)

イザナギ(うむそれはだな、お前にはしばらくの間、京太郎少年の傍に居てもらいたいのだ)

ツクヨミ(京太郎少年の中にですか?)

イザナギ(うむ、その通りじゃあ。また勝手に京太郎少年に会いに行って天界に迷惑をかける奴がいつかもしれしな)

クシナダヒメ(あの、もう正座を解いても...)

イザナギ(誰が解いていいと言った?)

クシナダヒメ(すいません)

京太郎「あのお姉ちゃん、怒られてるの?」

ツクヨミ(みたいなようですね)

小蒔「あのお姉ちゃんというのは」

和「おそらく、クシナダヒメさんだと思います」

巴「なるほど、昨日の夜に伊弉冉尊様が探していた神様の姫様の事ですか」

イザナギ(ゴホン、話を続けるぞ)

ツクヨミ(あ、はい!)

イザナギ(それで先程言った通り、お前には京太郎少年の傍に居りに見守って欲しいのだ)

ツクヨミ(なるほどそういう事でしたか。分かりました、そういう事でしたら私は京太郎少年の事を見ておきます)

イザナギ(うむ、頼んだぞ)

京太郎「ツクヨミさんが僕の傍に居てくれるんだ。すごい!」

和「どういう事なんですか、須賀くん?」

京太郎「えっとね、イザナギのおじさんが僕の事をなんだか心配してくれてて、ツクヨミさんが僕の中にしばらくいてくれるみたいなんだ」

優希「おお、まるで漫画みたいな出来事だじょ」

小蒔「伊邪那岐様がそこまでしてくださるなんて。京太郎くん、凄いね」ナデナデ

京太郎「えっ、凄い事なの?えへへ、なんだか嬉しいな」

イザナギ(あ、そうだ、ツクヨミ)

ツクヨミ(はい、なんでしょうか?)

イザナギ(お前に少しの間、能力を渡しておこう)

ツクヨミ(能力、ですか?)

イザナギ(あぁ、そうだ。能力というかオカルトと言った方が良いかもしれないな)

ツクヨミ(して、そのオカルトとは?)

イザナギ(うむ、その能力は―――――)


 ここで安価です。

1.未来が少し見えるオカルト

2.時を少し止めれるオカルト

3.相手のオカルトをコピーできるオカルト

 四人までにします、お好きな物をどうぞ

2番に決定!

イザナギ(その能力は、時を少しだけ止めれることだ)

ツクヨミ(時を止めるオカルト...ですか)

イザナギ(この能力は、お前が京太郎少年と入れ替わった時に使える。京太郎少年や京太郎少年の周りの者が困った時に使うといい)

ツクヨミ(分かりました、お父様。何かありましたら、このオカルトを使わせてもらいます!)

ツクヨミ(して、それを発動させるときはどのようにしたらよいのでしょうか?)

イザナギ(うむ、それを今から言う所だ。発動する時は『時よ、止まれ』と言えばよいのだ)

ツクヨミ(時よ、止まれと言えばいいのですか?)

イザナギ(あぁ、そうだ。それとも『チェンジ・ザ・ワ―ルド』と叫ぶ方が良いか?)

ツクヨミ(いえ、それはさすがに)

イザナギ(ハハハ、冗談だ。とにかく、この能力を渡しておく。しっかりと京太郎少年を守るのだぞ)

ツクヨミ(はい、お父様。このツクヨミ、頑張らさせてもいます)

イザナギ(うむ、その意気だ。それでは京太郎少年、私はそろそろ戻るよ)

京太郎「イザナギのおじさん、帰っちゃうの?」

イザナギ(あぁ、これでも私も忙しいからな。ではまたな、京太郎少年)スウ

京太郎「バイバ~イ!」

巴「京太郎くん、伊邪那岐様はもう帰りなさったの?」

京太郎「うん、帰ったよ。またお仕事とかをするって言ってたよ」

小蒔「伊邪那岐様もお忙しいのですね」

巴「とりあえず私は、一旦霞さんに京太郎くんに神様がついていることを電話で言ってきます」

小蒔「はい、分かりました」

巴「すいませんけど少しの間だけ、姫様と京太郎くんを見てもらえませんか?」

和「分かりました」

優希「お安いご用だじぇ!」

巴「ありがとうございます。では、電話をしますので。あ、もしもし、巴です。実はですね―――」

優希「なんだか凄い事になった事になったな、京太郎」

京太郎「えっ、凄い事になってるの?」

和「まあこれはなんと言いますか、不思議な事になっていると思いますよ?私もまだちょっとだけ慣れてませんが」

京太郎「不思議な事?わ~い、不思議な事だ~!」

小蒔「不思議な事が好きなの、京太郎くんは?」

京太郎「うん、なんだかワクワクするからね!」

優希「おお、流石は男の子だじぇ」

京太郎「イエ~イ、男の子~!」

優希「イエ~イ、女の子~!」

和「こら、優希に須賀くん、静かにしてください!」

京太郎・優希「は~い」

和「まったく、優希は高校生なんですから小学生みたいな事はしないでください」

優希「いやいや、すまなかったじぇ。つい京太郎のテンションにつられて」

和「もう」

ツクヨミ(京太郎少年、少しよろしいですか?)

京太郎「ふえ?どうしたの、ツクヨミさん?」

ツクヨミ(いえ、これからしばらく京太郎少年と一緒に居るのですから改めて皆さんに挨拶をしようと思いまして)

ツクヨミ(それでまた、お身体をお借りしたいのですがよろしいですか?)

京太郎「うん、そういう事なら分かった!じゃあ変わるね」

京太郎「え~と、寝れるかな?...zzz」フラ

小蒔「あわわ、京太郎くん!」ギュウ

和「これはひょっとして」

小蒔「これはおそらくまた神様と入れ替わったと思います」

京太郎(ツクヨミ)「う~ん、上手くいきました」ムク

小蒔「えっと、月読命(ツクヨミ)様なのですか?」

京太郎(ツクヨミ)「はい、私です。すいません、京太郎少年の体を支えてもらって」

小蒔「い、いえ!京太郎くんの近くにいたのが偶々私なだけで!」アワアワ

京太郎(ツクヨミ)「ふむ、今なところ人はいないようなのであの姿になりますか」カブル ピクピク

京太郎(ツクヨミ)「よっと(元の声)」スガルーン

優希「あ、元の姿の京太郎だじょ」

和「どうして元の須賀くんの姿になったんですか?」

京太郎(ツクヨミ)「いえ、こちらの方が良いかなと思いまして」

小蒔(大きくなった京太郎くん、ちょっとだけカッコいいです)ポー

京太郎(ツクヨミ)「?どうかなさいましたか、神代様?」

小蒔「ふえ!?な、なんでもないです!」

京太郎(ツクヨミ)「そうですか、なら宜しいですが」

巴「すいません、報告が終わりました。ってどうして京太郎くんが大きくなっているのですか?」

京太郎(ツクヨミ)「それは私が京太郎少年と入れ替わったからですよ、狩宿様」

巴「もしかして、月読命(ツクヨミ)様なのですか?」

京太郎(ツクヨミ)「はい、そうです。それでは改めまして、私は月読命と言います」

京太郎(ツクヨミ)「これからしばらく京太郎少年と一緒に居ることなりますので、どうぞこれからよろしくお願いします」ペコリ

小蒔「あ、はい、よろしくお願いします、月読命様!」

和「えっと、こちらこそよろしくお願いします」

優希「おう、よろしくだじぇ!」

巴「よろしくお願いします」

京太郎(ツクヨミ)「それとお父様から皆さんと京太郎少年と何かあった時に能力と言いますか、オカルトをもらいました」

小蒔「オカルトですか?それはいったいどんなものなのですが?」

京太郎(ツクヨミ)「まあ、どんな物かは秘密です。これを使うのは私が京太郎少年と入れ替わってる時しか使えませんがね」

巴「月読命様しか使えないオカルトなのですね」

京太郎(ツクヨミ)「まあそういう事になりますね」

京太郎(ねえねえ、ツクヨミさん)

京太郎(ツクヨミ)「うん?どうかしましたか、京太郎少年?」

京太郎(ツクヨミさんってスガペンさの中にも入れるの?」

京太郎(ツクヨミ)「スガペンと言いますと、この縫いぐるみの事ですか?」

京太郎(うん、そうだよ!出来るかな、ツクヨミさん)

京太郎(ツクヨミ)「まあ、それくらいの事なら出来ますが」

京太郎(ほんとう?やった~!)

和「どうかしたんですか?」

京太郎(ツクヨミ)「いえ、京太郎少年がこのスガペンと言う縫いぐるみに入って欲しいと言われまして」

優希「そんな事も出来るのか!?」

京太郎(ツクヨミ)「はい、それくらいのことなら。すいませんが、少しの間だけ私を支えてくれませんか、原村様」

和「あ、はい、分かりました」

京太郎(ツクヨミ)「それで、行きます」スウ

和「あ、よいしょっと」ギュウ

京太郎「う、う~ん。あれ?」

和「須賀くん、大丈夫ですか?」

京太郎「あ、ツクヨミさんと入れ替わったんだ。あ、ツクヨミさんはうまくいったのかな?」

スガペン(ツクヨミ)「...はい、上手くいきましたよ」

一同「おお~、本当に入った!」

京太郎「わ~い、ツクヨミさんがスガペンさんの中に入った~!」ギュウ

スガペン(ツクヨミ)「わっ!ちょっと京太郎少年!私が縫いぐるみの中に無事入りましたが、いきなりな抱きしめないでください!驚きます!」

京太郎「あ、ごめんなさい」

小蒔「それにして月読命様、まるで女の子みたいな声をしているのですね」

巴「言われてみれば」

スガペン(ツクヨミ)「なっ!それは言わないでください!気にしているんですから!」

京太郎「わ~い、わ~い!」

 とりあえず今日はここまでにします。久々にしたらなんだか疲れました。
かくして、イザナギ様の命により京太郎くんと一緒に居ることなったツクヨミ様。これからどうなっていくのでしょうか?なんだかわくわくします

それではまた!

 こんにちは皆さん、気ままな須賀くんです。今日は本編でちょっと変わったキャラが登場します。
それじゃあ、今回も頑張らさせてもらいますね

スガペン(ツクヨミ)「そ、それよりも。もう京太郎少年の中に戻ってもいいですよね」

京太郎「ええ~、もうちょっとこのままでもいいと思うんだけどな」

スガペン(ツクヨミ)「私が困りますから!」

京太郎「そこまで言うんだったら、仕方ないけど」

スガペン(ツクヨミ)「分かってくれたらそれでいいのです。では」フウ

小蒔「動かなくなりましたね。京太郎くんの中に戻ったのでしょうか?」

巴「恐らくそうだと思います。京太郎くん、ツクヨミ様が京太郎くんの中に戻ったかを聞いてくれるかな?」

京太郎「うん、分かった。ツクヨミさん、戻れたの?」

ツクヨミ(はい、ちゃんとも出れましたよ)

京太郎「ちゃんと戻れたみたいだよ」

小蒔「そう、良かった。ありがとう、京太郎くん」

和「須賀くんも、小さくなってもいいと思いますよ」

京太郎「分かったよ、和お姉ちゃん。え~と」キョロキョロ

優希「人があんまりないから大丈夫だじぇ!」

京太郎「じゃあ大丈夫だね。ほいっと」ヒョイ ピクピク

京太郎「わあ~(子供の声)」ヒューン チンマリ

恒子『おっと~、ここで先鋒戦の終了だ~!』

和「あ、先鋒戦が終わったみたいですね」

小蒔「あれ?でもなにか会場の方が...」

恒子『お~っと、どうしたことか!?園城寺選手が倒れてしまったぞ!』

京太郎「えっ?」

恒子『只今、こちらに情報が来ました。園城寺選手は容態が少しよろしくないようなので近くの病院に搬送されるそうです!』

京太郎「怜お姉ちゃんが、病院に」フルフル

ツクヨミ(京太郎少年?どうかしたのですか?)

小蒔「どうしたの、京太郎くん?」

京太郎「小蒔お姉ちゃん!僕、病院に行きたい!」

小蒔「えっ、病院に?」

和「もしかして、園城寺さんが搬送された病院に行くんですか?」

京太郎「うん、そうだよ!」

和「でもどうして?」

京太郎「僕がジュースを忘れて困ってる時に怜お姉ちゃんが僕の近くまで来てくれて、怜お姉ちゃんがジュースを買ってくれたんだよ」

小蒔「千里山の園城寺さんが、そんなことを。はっ!」

小蒔(そういえばツクヨミ様が仰っていた京太郎くんを助けてくれた少女が言っていました!その少女が園城寺さんだったんです!)

小蒔「分かりました!なら私が京太郎くんと一緒に園城寺さんが行った病院まで行きます!」

巴「姫様がですか?」

小蒔「はい、私も一緒に居れば京太郎くんも安心だと思います!」

巴「まあ、確かに京太郎くんも安心すると思いますけど」

小蒔「ですよね!」

巴(でもなんとなく姫様が一緒に居ても不安な気が)チラ

小蒔「」フンス

巴(でも京太郎くんにはツクヨミ様がいらっしゃいますから)

巴「分かりました。では、姫様は京太郎くんと一緒に病院まで行ってください」

小蒔「ありがとうございます、巴ちゃん!京太郎くん、私も一緒に行ってあげますからね」

京太郎「本当?ありがとう、小蒔お姉ちゃん」

和「じゃあ私達は、園城寺さんがどこの病院に行ったのか聞いてきます」

和「行きましょう、優希」タッタッタ

優希「おう、承知だじぇ!」タッタッタ

小蒔「ありがとうございます、和さん、優希さん」

 ~~数分後~~

和「お待たせしました!こちらが園城寺さんが運ばれた病院です」スッ

小蒔「○○病院ですか。ありがとうございます、道の行き方まで書いてくださって」

巴「では私はこちらに居ますので、何かありましたら病院の公衆電話でおかけください」

小蒔「はい、分かりました」

和「えっと、神代さんは携帯を持っていないんですか?」

小蒔「はい、そうなんです。お父様にもお願いをしているのですが、なかなか許して下されなくて」

優希「大変そうだな~」

小蒔「それじゃあ、私達は病院に向かいます。連絡しますから」

巴「気を付けてくださいね」

和「車にも気を付けてくださいね!」

京太郎「分かった~!」

小蒔「じゃあ行こうか、京太郎くん」テクテク

京太郎「うん、怜お姉ちゃんの所へいこう!」テクテク

巴(やパリ、ちょっと不安だな)

 ~~巴さんの予想はことごとく当たり、案の定少し迷子になっている小蒔と京太郎である~~

小蒔「あれれ?もう病院についてもいいはずなのに、ここは一体?」

京太郎「どこなんだろう、ここ?」

小蒔「ここはやはり人に聞く方が良いかもしれない。京太郎くん、町の人に道を聞きましょう」

京太郎「じゃあ人を探さないとね!え~と、人は~?」キョロキョロ

京太郎「あ、あんなところに人がいっぱいいるよ!僕行って来るよ、すみませ~ん!」タッタッタ

小蒔「あ、京太郎くん、待って!」

京太郎「すいませ~ん!」タッタッタ

千棘「うん?ねえもやし、なんか男の子がこっちに向かってきてるわよ」

楽「えっ?あ、本当だ」

小咲「それに男の子と一緒に女の人もこっちに来てるよ」

集「おお~、なかなかの美人さんだな~。しかも巫女さんじゃない!」

るり「あんたちょっと黙ってくれる」

京太郎「あの、ちょっといいですか?」

小蒔「京太郎くん、やっと追いついた。ふう、あの、ちょっと道をお聞きしたのですがよろしいですか?」

千棘「道をですか?」

京太郎「わ~、お姉ちゃんの声、憧お姉ちゃんにそっくり!」

千棘「へっ、憧お姉ちゃん?」

小咲「多分この子の知ってる人の名前じゃあないかな?」

京太郎「こっちのお姉ちゃんはおもちのお姉ちゃんと同じ声だ!」

小咲「へっ?おもち?」

小蒔「こら、京太郎くん。これじゃあ話が進まないでしょう?」

京太郎「あ、そうだった」

小蒔「あの、すいませんが、こちらの病院は何処にありますか?」

楽(なんでこの人は巫女服を着てるんだ?)

楽「あ、此処の病院ですか?ここの病院はこっちに行けばつきますよ」

小蒔「本当ですか?教えてくださってありがとうございます!」ペコリ

小蒔「ほら、京太郎くんも」

京太郎「うん!教えてくれて、ありがとうございます!」ペコリ

小咲「ふふ、君はお行儀が良いね」

京太郎「本当?えへへ、褒められちゃった~」

千棘「そのペンギンの縫いぐるみ、なんだ可愛いわね」

京太郎「スガペンさんって言うんだよ」

集「それにしても巫女さんのお姉さんは可愛いですね~。どこの人なんですか~?」

小蒔「えっ、えっ?」

るり「ふん!」バコ

集「あべし!」

小蒔「わわわ、大丈夫ですか!?」

るり「あ、気にしないでください。それより、早くその病院に行った方が良いんじゃあないですか?」

小蒔「あ、そうでした!えっと、道を教えてくださりありがとうございます!行こう、京太郎くん」

京太郎「うん!お姉ちゃん達、ありがとう~!」フリフリ テクテク

千棘「気を付けてね~」

集「何で、俺だけ?」ボロ

るり「あんたが、ナンパみたいなことをしたからでしょう」

 ~~そして二人は○○病院へ~~

小蒔「どうやらここで合ってるみたいだね、京太郎くん」

京太郎「うん、あのお兄ちゃんたちの言うとおりだね」

小蒔「あとは園城寺さんがどこの病室にいるかだね」

京太郎「また人に聞いた方が良いかもしれないね」

小蒔「それもそうだね。じゃあ係りの人に聞いてみようか」

京太郎「うん」

??「どうかしたんですか?何かお困りなんですか?と、10032号はお二人にお伺いします」

京太郎「ふえ?」

小蒔「へ?」

 今日はここまでにしますね。来週は里帰りをするので、来週はお休みします。
皆さんもいい夏休みといい休日をです。では、またです

 皆さんこんにちは、気ままな須賀くんです。ここしばらくWi-Fiの調子が良くなくて小説が書く事ができませんでした。申し訳ありませんでした。
ですが、もう直りましたので無事に小説が書く事ができます。それじゃあ、今日も頑張らさせてもらいます!

小蒔「えっと、あなたは?」

??「私はこの病院にお世話になっている10032号と言います」

京太郎「10032号?」

小蒔「変わったお名前ですね」

10032号「まあ、私の名前には気にしないでください。と、10032号はお二人に言います」

10032号「それで話を戻しますが、何かお困りですか?と、お二人に質問します」

小蒔「あ、えっとですね。こちらさっき搬送された園城寺怜さんがどちらのお部屋にいるのかお聞きしたいのですが」

京太郎「お姉ちゃん、知ってる?」

10032号「はい、先ほど園城寺怜さんがどこの部屋にいるか知っております。と、10032号はお答えします」

小蒔「本当ですか!?」

京太郎「知ってるの!?わ~い、知ってて良かったね、小蒔お姉ちゃん!」

小蒔「うん、そうだね!それで園城寺さんはどちらの階に?」

10032号「園城寺怜さんは4階の右側の方の部屋にいます。と、10032号はお答えします」

小蒔「4階の右側のお部屋ですね。どうも教えてくださって、ありがとうございました」ペコリ

京太郎「ありがとうございました!」ペコリ

10032号「いえいえ、困っている人を助けるのが当たり前です。と、10032号は少し胸を張りながら言います」フンス

小蒔「それじゃあお部屋に行こうか、京太郎くん」

京太郎「うん、小蒔お姉ちゃん。それじゃあね、お姉ちゃん」フリフリ テクテク

小蒔「本当にありがとうございました。それでは」フリフリ テクテク

10032号「さようなら~」フリフリ

カエル顔の先生「おや、こんなとこでどうしたんだね?」

10032号「いえ、軽い人助けをしていただけです。と、10032号はお伝えします」

カエル顔の先生「そうか、それは良い事をしたね」

小蒔「え~っと、階段は何処にあるんでしょう?」

京太郎「階段階段。あ、あったよ、あそこ!」

小蒔「あ、本当です!見つけてくれて、ありがとうね」

京太郎「えへへ、お安い御用だよ!」

小蒔「それじゃあ昇りましようか」

京太郎「は~い」

 ~~二階フロア~~

京太郎「まずは2階に到着~」

小蒔「次は三階だね」

??「ま、待て!落ち着け!」

京太郎「うん?」

小蒔「なんでしょうか?」

ウニ頭「こ、これには事情があるんだって」

シスター少女「いつもそればっかりなんだよ!そう言って言い訳して、怪我をしてるんだから!」

ウニ頭「仕方ないじゃないか!クラスメイトの女子が困ってたんだから助けるしかなかったんだから」

シスター少女「...またあなたのいつもの癖が出たんだね」

ウニ頭「あ、あの?何で歯を煌めかせているんですぅ?何で近づいて来るんですか?」

シスター少女「この、バカー!!」ガブ

ウニ頭「ぎゃあああ!!不幸だ~~~!!」

小蒔「....」

京太郎「....」

京太郎「なんだったんだろう?今の人達?」

小蒔「た、多分、ここの患者さんだと思うよ?と、とりあえず、上に上がろう」

京太郎「あ、うん」

 ~~そして3階フロアへ~~

京太郎「三階に到着~」

小蒔「あと一回だね」

??「あわわわ!そこを退いてって、私は私は叫んでみる~!!」タッタッタ

京太郎「ふえ?」

 ドン

京太郎「あう!」

??「あいた!」

小蒔「わわっ、京太郎くんに女の子も大丈夫ですか!?」

京太郎「うん、なんとか」

??「ごめんごめん、ちょっと早く走りすぎちゃったって、私は私は頭を摩りながら謝って見たり」サスサス

小蒔「なら宜しいのですが、ってあれ?」

??「うん?私の顔に何かついてるの?って、私は私は聞いてみたり」

小蒔「あなた、なんだか誰かに見ているような?」

京太郎「あれ~!?」

小蒔「えっ、どうかしたの、京太郎くん?」

京太郎「ス、スガペンさんがいない!」

小蒔「ええ!?」

??「スガペンって何?」

京太郎「僕が大事にしてるぬいぐるみのスガペンさんだよ。さっきぶつかってた時にどこかに行っちゃったんだ!」

??「あの時にどっかいっちゃったんだね。私も探すからって、ミサカはミサカはやる気を出してみたり!」

京太郎「うん、ありがとう!えっと、どこに行ったのかな?」

??「おい、てめぇーはこんなところでなぁにしてだぁ?」

??「あ、もやしくん」

もやし男「だぁれがもやしくぅんだ、こらぁぁ!」

 すいませんが今日は一旦ここまでにします。明日の日時間見つけて書きますので
それでは、さようらな

どうもこんにちは、気ままな須賀くんです。今日も頑張りますね

小蒔「あ、あの」

もやし男「あぁ?てめぇらだぁれなんだぁ?」

小蒔「えっと、私達はここの病院に少し用事があって来た者です。それで貴方はこの女の子のお知り合いなのですか?」

もやし男「まあ、大体そんなところだ」

京太郎「あの、お兄ちゃん!」

もやし男「あぁ?」

京太郎「ここら辺でペンギンさんの縫いぐるみを見てないかな」

もやし男「はぁ?ペンギンの縫いぐるみだぁ?」

もやし男「もしかして、あそこの机の下に置いてあるあれの事かぁ?」

京太郎「えっ?ああ~!!」タッタッタ

小蒔「京太郎くん!?」

京太郎「あった!あったよ、スガペンさんが!」

京太郎「良かった~!」ギュウ

もやし男「??なんだかしらねぇが、見つかって良かったな」

小蒔「あの、ありがとうございました」ペコリ

京太郎「お兄ちゃん、ありがとう!」ニコ

もやし男「べ、別に気にすんじゃあねェ」

もやし男「それよか、なんであんた達はこれを探してたんだぁ?」

ミサカ「実は私が走りすぎてこの子とぶつかって、その時に飛んじゃったんだって、ミサカはミサカはあなたに報告するの!」

もやし男「おめぇは何他人に迷惑かけてんだぁ、こらぁぁ!」ペシ

ミサカ「あいた!」

もやし男「こいつがぁ迷惑をかけたなぁ。すまねぇ」

小蒔「い、いえ!この女の子も謝ってくれましたので」

もやし男「そうか。それじゃあ、俺達はもう行くからなぁ。おら、行くぞ」

ミサカ「もう~!それじゃあね、お姉さんに男の子くんって、ミサカはミサカは元気にさようならって言ってみたり~」フリフリ

京太郎「じゃあね~!」

小蒔「また~」

京太郎「それじゃあ小蒔お姉ちゃん、早く四階に上がろう!」

小蒔「うん、そうだね」

 ~~そしてようやく4階フロアへ~~

京太郎「やっと4階に着いた~」

小蒔「じゃあ早速、園城寺さんのお部屋を探そう」

京太郎「うん。確か、右側の方にあるって10032号って言うお姉ちゃんが言ってたよね」

小蒔「うん、そうだよ。お部屋の名札を見て行ったら園城寺さんのお部屋が分かるはずだから」

京太郎「分かった、じゃあ行こう」テクテク

小蒔「慌てなくても大丈夫だよ、京太郎くん。え~と、園城寺、園城寺」テクテク

京太郎「怜お姉ちゃんのお部屋は何処かな~?」テクテク

小蒔「園城寺、園城寺。あ、ありました!」

京太郎「えっ、本当!?」

小蒔「うん、この部屋だよ」

京太郎「このお部屋に怜お姉ちゃんが」

小蒔「とりあえず私がノックをするから、ちょっと待っててね」

京太郎「うん、分かった」

小蒔「それじゃあ」コンコン

??「はい」

小蒔「すいません、中に入りたいのですがよろしいでしょうか?」

??「はい、どうぞ」

小蒔「ありがとうございます。それじゃあ京太郎くん、入るよ」

京太郎「うん」

小蒔「失礼します」ガラガラ

京太郎「失礼します」

竜華「って誰が来たかと思ったら、永水の神代さんやないの」

小蒔「どうも、神代小蒔です」

竜華「わざわざ怜の事を心配して来てくれたん?」

小蒔「いえ、私は付き添いで来たんです」

竜華「付き添いで?誰の?」

小蒔「えっと、この子のなんです」

京太郎「こ、こんにちは」

竜華「こんにちは。って、君よく見たら宮永照と一緒にいた子やん」

京太郎「あ、あの、怜お姉ちゃん、大丈夫?」

竜華「えっ?あ、うん、ちょっと無茶しすぎて倒れてしもうたけど、今は寝てるから大丈夫よ」

京太郎「よ、良かった~」ヘニャア

小蒔「良かったね、京太郎くん。なんともなくて」

京太郎「うん。安心したら気が抜けちゃった」

竜華「京太郎くんって言うんや。本当に来てくれてありがとうな」

 ここまでが昨日まで書きたかったところです。何とかここまで書けて良かったのです。最近、なんだか変に玄さんの口癖がうつってしまうのです
それじゃあ、今度は土曜日曜に会いましょう。それでは

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom