【ガルパン】みほ「いわくつき物件?」優花里「そうです!」 (26)




ちょっとしたお話(短編)です




~とある会話~

店員「この家ならどうですか?」

優花里「これです!これにします!」

店員「分かりました、それではこの手続きを...」

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優花里「とゆうわけで.....」

優花里「自分の家を購入しました!」

沙織「よかったね!ゆかりん!」

華「これでやっと一人暮らしデビューですね。」

優香里「そうですよ!やっとですよやっと!」

みほ「でもどんな家を買ったの?」

優香里「ちょっとしたアパートです!」

沙織「なんでまたアパート?」

麻子「一軒家とかもあったのにか?」

優香里「ちゃんと理由ならありますよ?」

みほ「じゃあなんで?」

優香里「家賃がとても安かったんです!」

沙織「いくら?」

この金額を聞いてみんなは驚愕した。

みほ「......」

麻子「......」

華「......」

沙織「......」

優香里「皆さん?どうかしましたか?」

沙織「ねえ、ゆかりん」

沙織「それってやばくない?」

優香里「何がです?」

華「いわゆるいわくつき物件と言われているものじゃないですか?」

優香里「何ですか?そのいわくつき物件というのは」

みほ「前に事故や自殺があった家のこと,,,,だよね?」

沙織「そう!それで幽霊とかが出るかも,,,,と言うこと」

優花里「なるほど,,,,でも大丈夫ですよ」

沙織「え?」

優花里「私,,,,幽霊などは大丈夫な方で,,,,」

優花里「とにかく!一回住んでみます」

優花里「で、もし何か分かったら連絡ください!」

みほ「うん」

優花里「それでは!」タッタッ

沙織「,,,,,,,,,,,,」

華「どうしましょうか,,,,」

麻子「とりあえず、不動産屋に一回いってみるべき」

みほ「そうだね」

~不動産屋内~

店員「あ~ハイハイ、秋山様が購入された家はこちらです」

沙織「ほんとに8000円だ,,,,」

みほ「あの~すみません」

みほ「この家っていわくつき物件だったりしますか,,,,?」

店員「はい」

沙織(そんなにきっぱり言ってしまうんだ,,,,)

みほ「なんでいわくつき物件なんですか?」

店員「それはですね,,,,」

どうやらこの家には今まで3人が購入したことがあり、
その3人とも住みはじめて2週間ももたないのだという
そのうちの2人は2週間もないうちに出ていき
あとの1人は遺体で発見されているという
まさに本当のいわくつき物件だったのだ

みほ「そうだったんですか,,,,」

沙織「ありがとうございました」


~不動産屋外~


みほ「ヤバい,,,,よね」

華「確かに,,,,」

沙織「電話した方が良くない?」

麻子「そうだな、電話しよう」

プルルルルルルルルルル

ガチャ

優花里「もしもし?」

みほ「秋山さん!」

優花里「西住殿!どうかなさいましたか?」

みほ「あの家のことが分かったの」

優花里「それはどうゆう?」

みほ「それはね,,,,,,,,」

みほは優花里に店員から聞いたことを全て話した。

優花里「なるほど,,,,誰も住み始めて2週間もたないのですか,,,,」

みほ「そう、だから,,,,」

優花里「そんなことですか」

みほ「え?」

優花里「なら2週間で出ていけばいいだけの話ですよ!」

みほ「,,,,,,,,」

優花里「それでは切ります」

優花里「お電話ありがとうございました!」プツッ

みほ「,,,,,,,,」プープー

麻子「切っちゃったな」

沙織「ゆかりん大丈夫かな,,,,」


優花里は2週間あのいわくつき物件に住み始める事になる
あとであんな恐ろしいことになる事も知らずに,,,,,

そしてそれは突然起こった,,,,


~沙織家~


プルルルルルルルルルル

カチャ

沙織「もしもし?」

優花里「,,,,沙織殿」

沙織「どうしたの、ゆかりん?」

優花里「やっぱりこの家ヤバいですよ,,,,」

沙織「何があったの?」

優花里「私、なぜか絶対に夜中の2時に起きるんですよ」

優花里「そして、奥の方から階段の登る音が聞こえるんです」

沙織「それってやばくない?」

優花里「まだこのくらいなら大丈夫ですよ」

優花里「音がなっただけでそれ以外は特に何もなかったですし」

沙織「そう,,,,」

優花里「それでは、いきなり掛けてすみません,,,,」

沙織「大丈夫大丈夫、気にしないで」

ガチャ

沙織「,,,,,,,,,,,,」

~1日後~


みほ「沙織さん、ちょっと来てくれない?」

沙織「どうしたの?」

みほ「あのアパートについて調べてね」

みほ「ちょっと分かった事があるんだけど」

みほ「それが不気味なの,,,,」

沙織「どんなことなの?」

みほ「1人遺体で発見されたんだけど」

みほ「その死因が部屋にいるのに」

みほ「窒息死だったの」

沙織「窒息死!?部屋の中なのに?」

みほ「そう、それがとても不気味なの」

沙織「確かに不気味だね,,,,」

みほ「,,,,,,,,」

みほ「秋山さん大丈夫かなぁ,,,,」

沙織「そうだよね,,,,」

~その夜~


プルルルルルルルルルル

ガチャ

沙織「もしもし?」

優花里「また掛けてすみません,,,,」

沙織「どうしたの?」

優花里「また音がなったんですよ」

優花里「しかも今回は2回!」

沙織「2回?」

優花里「はい、間違いありませんでした」

沙織「,,,,,,,,,,,,」

沙織(日が経つにつれ音のなる回数が増えている?)

優花里「沙織殿?どうしました?」

沙織「!ううん、なんでもない」

優花里「とにかくまだ様子をみてみます」

沙織「いいけど,,,,何かあったらいいに来たり電話してきてね?」

優花里「はい!分かっています!」

ガチャ


沙織「回数が増えている,,,,?」

これを最後に電話はなくなった
優花里も普通に登校してきていた。
優花里にも聞いてみたところ、音がなる回数が増えているだけで、
何も変化がないのだという。

こうして2週間がたとうとしていた時、事件が起きたのである,,,,

~沙織家~


プルルルルルルルルルル

ガチャ

沙織「もしもし?」

優花里「助けて下さい!沙織殿!」

沙織「どうしたの?いきなり?」

それは、明らかに焦っているような声だった。
そして、間髪入れずにしゃべり出した,,,,

優花里「あの日から音が増えていたんですけど」

優花里「今日だけは違ったんです!」

優花里「いきなり階段を走って来て」

優花里「私の家の扉を叩き出したんです!」

優花里「もう怖くてずっと怯えていたんですよ」

優花里「もういやです!今すぐ引っ越したいです!」

沙織「分かったから!今から向かうから!」

優花里「お願いします!できるだけ早く来てください!」

~優花里家~

コンコン

ガチャ

みほ「秋山さん?いる?」

優花里「西住殿~~!」ギュッ

みほ「秋山さん!?」

優花里「もう怖いですよ~!」

みほ「一回落ち着いて」

優花里「はい,,,,」

沙織「大丈夫!一応お札ももってきたし!」

沙織「早く引っ越しの準備をしよう!」

優花里「はい!」

優花里「,,,,そう言えば華殿と冷泉殿は?」

沙織「まこりんは家に引きこもっていて」

みほ「華さんは風邪をひいてしまいお休みです」

優花里「そうですか,,,,」

みほ「とにかく早く準備をしましょう」

~5時間後~


みほ「ある程度片付いたね」

優花里「そうですね!」

沙織「ちゃんとお札も貼ったし」

沙織「あとはこの荷物を直すだけだね!」

優花里「はい!」


ガシャン!


みほ「あれ?」

沙織「停電?」

みほ「真っ暗で何も見えない,,,,」

みほ「秋山さん?どこにいるの?」

優花里「,,,,,,,,,,,,」

沙織「ゆかりん?どこ?」

優花里「,,,,,,,,,,,,」

みほ(少しずつ目が慣れてきた)

みほ「!!!」

みほ「秋山さん!?」

沙織「ちょっとみぽりんいきなりどうしたの,,,,!!」

沙織「ゆかりん!」

優花里「,,,,ウー,,,,ウー,,,,」

沙織「とにかく一回外に出よう!」

みほ「はい!」

~優花里家前~

みほ「秋山さん!しっかりして下さい!」トントン

沙織「ゆかりん!しっかりしてよ!」トントン

優花里「ウー,,,,ウー,,,,ガハッ!」ビチャッ

優花里「ハァ,,,,ハァ,,,,」

みほ「大丈夫ですか!」

沙織「ゆかりん!大丈夫!?」

優花里「あ,,,,西住殿,,,,沙織殿,,,,」

優花里「はい,,,,何とか,,,,」

沙織「何を飲み込んでたの?」

みほ「何これ?」

沙織「,,,,お札?」

沙織「しかもとても小さく丸められている,,,,」

みほ「秋山さん、どうしてお札なんか飲み込んでたの?」

優花里「私にも分かりません,,,,」

優花里「気が付くと息が苦しくなっていまして,,,,」

みほ「!!!」

みほ「ねぇ、沙織さん」

沙織「うん、わかってる」

みほ「これって,,,,」

沙織「もし1人だけだったら,,,,」

みほ・沙織「窒息死,,,,,,,,,,,,」



ここまで見てくださり、ありがとうございました。

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