◇鳥類◇
穂乃果「あれっ?ことりちゃん、その絆創膏どうしたの?」
ことり「あはは……さっき廊下で凛ちゃんにぶつかっちゃって」
海未「凛と?まったく……凛の事だから、廊下走ってたんじゃないですか?」
ことり「あはは……余所見してた私も悪いんだけど」
穂乃果「……走っててことりちゃんとぶつかる……」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「これがホントのバードストライクだね!」
ことり「穂乃果ちゃん!?」
海未「ブフォッwww」
ことり「海未ちゃん!!」
小ネタ集です
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492573785
思いついたけどSS一本書き上げるほどのネタじゃなかったものを大体1レス完結で書き込んでいきます
※キャラ崩壊、メタネタがあります
◇本棚◇
にこ「穂乃果の家の本棚って、何気にすごい量よね」
穂乃果「えー?そうかな?」
にこ「そうよ。お小遣い~とか言ってる女子高生が集められる量じゃないわ」
真姫「そんなに?私の家の書庫より多いのかしら……」
にこ「ブルジョワは黙ってて。……ほら、これ見てよ。Google検索で出た画像だけど」
穂乃果「Google!?なんで私の家の本棚が全世界に晒されてるの!?」
にこ「Google先生はなんでも知ってるのよ。ほら、壁一面、ぎっしり本入ってるでしょ?」
真姫「すごい量って……これだけ?」
にこ「あー真姫ちゃんとはこの話題共有出来ないわ。バイバーイ」
真姫「ま、待ってよ!ちゃんとするから!穂乃果のしょっぱい本棚にもちゃんと関心示すから!」
穂乃果「真姫ちゃん。上級生だよ」
◇鳥類2◇
凛「あれっ?スカートの裾、破れちゃってる」
ことり「貸して?縫ってあげる」
穂乃果「さっすがことりちゃん。私じゃ3針は縫っちゃうなぁ」
ことり「3針って自分の指刺した回数とかじゃないからね?はい、完成っ」
凛「わぁ、流石ことりちゃん!」
ことり「えへへ、それほどでも」
凛「華麗な手羽先……じゃなくて、手捌きだにゃ」
ことり「凛ちゃん!?」
穂乃果「私もバードウォッチングしなきゃね!」
ことり「見習うって言いたいのかな?」
◇μ’z◇
海未「なかなか新しい歌詞が思いつきません……」
穂乃果「海未ちゃんは大変だなぁ」
海未「完全に他人事ですね……。合宿の経験を活かした歌詞にしたいのですが……ううん」
穂乃果「あ!思いつく単語を繋いでみたら?」
海未「思いつく単語、ですか……。夢……扉……始まり……」
穂乃果「その調子その調子!」
海未「っ!閃きました!えぇ、会心の出来です!」
穂乃果「ホント!?聞かせて聞かせて!」
海未「夢じゃないあれもこれも……その手でドアを開けましょう……」
穂乃果「海未ちゃんストップ」
◇本棚2◇
にこ「で、あの本棚何が入ってるの?エロ本?」
穂乃果「にこちゃん直に見たことあるよね!?漫画だよ!フツーの少女漫画!」
真姫「ジョジョは?」
穂乃果「無いよ」
にこ「あんたが買ったにしては量多くない?」
穂乃果「お母さんが買ってた古いのもあるから、全部が私のじゃないよ」
真姫「ちょっと、なんでジョジョ無いのよ」
穂乃果「真姫ちゃんはどうしてそういうキャラ付けされちゃったの?」
にこ「のめり込みやすそうだからじゃない?」
◇ニコ生◇
にこ「大学生になった私達。日々の生活に余裕が出来てきたので私はニコ生に手を染めるのであった!」
希「なんでウチまで付き合わされてるんよ……」
にこ「生主って儲かるんでしょ?これはもう、宇宙ナンバーワンアイドルの私がやったら、すぐにガッポガッポってことよね!?」
希「単純過ぎない?ていうより、そんな簡単に儲かるなら苦労しないと思うよ?」
にこ「はぁー?私が人気出ないって言いたいのぉー?スピリチュアルのぞみんなら余裕だとでもぉー?」
希「なんでそんなに喧嘩腰なん……」
にこ「じゃあ勝負よ!1ヶ月でどっちのコミュが人気出るか!」
希「えー……?」
ー1ヶ月後ー
にこにーにこちゃんのプリティー放送:50人
のぞみんのスピリチュアル放送:3460人
◇憧れ◇
にこ「海未の理想の姿って、私よね」
海未「はぁ?遂にイカレましたか?」
にこ「辛辣!!」
海未「にこがトチ狂った事を言い出すから……」
にこ「……みんなのハート撃ち抜くぞー♥」
海未「っ!?」
にこ「ラブアローシュートっ!ばぁん♥」
海未「や、止めて下さい!」ドシュッ!
にこ「モルスァッ!?」
海未「ああっ!すみません、素人相手に奥義を……」
にこ「バカじゃないの……照れ隠しに首に手刀とかバカじゃないの……」
海未「つい……。というか、さ、さっきのは何です?私は……その、あ、あんなセリフ言った覚えはないのですが……」
にこ「1期のBDを見たのよ」
海未「1期のBD!?」
にこ「そこで思ったのよ。もしかして海未の理想のアイドル像は、にこなんじゃないかって!」
海未「違います。さようなら」
にこ「早い早い!もうちょっと聞いてから結論出してもいいんじゃない!?」
海未「結論は決まっていますが……聞きましょう」
にこ「まず、あれを見る限りあんたはもっと愛嬌を振りまきたいと考えている」
海未「どれを見る限りですか。まぁ、それは……」
にこ「そして、普段やらないような、全然違う自分になってみたいと思っている」
海未「う……。違う、と言えば嘘になりますね。確かに、恥ずかしさが勝って素直に振る舞えない時はあります」
にこ「でしょう!?つまり!妄想の中のあんたの理想のアイドル像はこのにこにーとそっくりなのよ!」
海未「なるほど。つまりにこは、アイドルでいる時くらい違う自分になって愛想良くしたいと思っているのですね?」
にこ「よーし、この話止めましょう。墓穴だわ」
◇本棚3◇
にこ「気になってたんだけど……背表紙が白地に赤文字ってことは少女漫画でしょ?それなのにあんた、恋愛に関心無さ過ぎじゃない?」
真姫「前に恋愛映画見た時もすぐ寝てたしね」
穂乃果「それは……まぁ、返す言葉も無いけど」
真姫「ひょっとしてレズなんじゃないでしょうね?」
穂乃果「真姫ちゃんがそれ言う!?」
真姫「はぁ!?どうして私が言っちゃダメなのよ!」
穂乃果「どうしてって……」
真姫「私はにこちゃんが好きなだけよ!レズじゃないわ!」
穂乃果「さいですか」
◇再生数◇
にこ「ハァッロー歌に呼ばっれってぇ~♪」
凛「にこちゃんまたそれ歌ってるー」
真姫「この間カラオケ来た時も歌ってたじゃない」
花陽「あはは……でも嬉しいことだよ」
凛「にこちゃんが歌ってる隙にiPod見てみるにゃ!きっとすごい聞いてるはず!」
花陽「えぇ!?駄目だよそんな――」
Hello,星を数えて 再生数:10349回
3人「ヒェッ」
◇printemps◇
希「ラブマジで禁じられた恋をして」
にこ「アンバラで失恋して」
希「ナイチンゲールで籠の中閉じ込めて」
にこ「オリオンで他の物を排除」
2人「ヒェ~~~~www」
穂乃果「止めてよ!printempsはヤンデレじゃないもん!」
にこ「レッツゴーwwwレッツゴーwww」
希「キョウ!モー!キョウモータノシーwww」
穂乃果「止めてよぉ!私を囲んで走り回らないでよ!」
◇鳥類3◇
ことり「うーん……」
穂乃果「どうしたのことりちゃん。留学?」
ことり「具合悪い?みたいなノリで言わないで。昨日お風呂入ってた時に思ったんだけどね?」
凛「鶏ガ」
ことり「言わせないよ?近くに美味しいチーズケーキのお店が出来て通ったせいか……その、太ももにお肉が」
穂乃果「ももにk」
ことり「こら」
穂乃果「ごめん」
凛「ことチキ全品半額」
ことり「おい」
凛「つい」
◇ニコ生2◇
にこ「こ、このままじゃいけない……にこが、にこが負けるニコ生などあってはならない……」
にこ「で、でもどうすれば……。占いなんか出来ないし。駄目なの?今日あった出来事を100倍くらい誇張してにこを持ち上げる雑談番組は流行らないの……?」
にこ「にこの……にこの可愛さを存分に見てもらうには……」
にこ「………………」
1週間後
にこにーにこちゃんのプリティー放送:4752人
希「はぇ~。すっごいやんにこっち!」
にこ「ま、まあね!にこにかかればこんなもんよ!あは!あははははっ!」
希「どんな放送してるん?ウチも今度見ていい?」
にこ「おいやめろ戦争だぞ」
希「にこっち!?」
◇花陽のズボラ飯◇
花陽「これっくらっいの♪おべんとばっこに♪」
花陽「おにぎりおにぎりちょいと詰めて♪」
花陽「ちょいと……?」
花陽「否ッ!詰める……ッ!!握り飯をッ!ありったけ……ッ!!」
花陽「米ッ!圧倒的米……ッッ!!」
花陽「おかずなど不要ッ!!否ッ!!米の量を減らす箱など不要ッ!!」
花陽「まだ……ッ!まだいける……ッ!圧を……さらに圧をかけて……ッッ!!」
~昼休み~
真姫「またその特大おにぎり?好きねぇ」
花陽「えへへ……」
◇日課◇
AM 5:00
にこキチの朝は早い。
まだ日も昇る前から彼女は活動を開始する。
――いつもこんな時間に?
真姫「ええ。にこちゃんが虎太郎君のお弁当を作る為に起きるのがこのくらいの時間帯なの」
そう答えると彼女はイヤホンを装着し、馴れた手付きでPCを操作する。
――それは?
真姫「しっ!静かに!」
彼女の真剣な声に、我々取材班は息を呑んだ。獲物を逃さない狩人の眼光。戸惑う我々を気遣ってか、彼女は我々にイヤホンを片方渡してくれた。多少のノイズの乗った音声の中、「んん……ふわぁ……」と少女の声が聞こえる。
真姫「ふふっ、にこちゃんが起きたわ」
花陽「真姫ちゃん自首して」
◇前髪◇
穂乃果「海未ちゃん海未ちゃん。ノーブラの歌詞なんだけどさ」
海未「どうしました?」
穂乃果「チャンスの前髪ってどういう意味なの?」
海未「あぁ、それですか。海外のことわざに『チャンスの神様には前髪しかない』というのがあるんです」
穂乃果「前髪だけ?」
海未「はい。神様が……つまり、チャンスがこっちに向かってきた時、そのチャンスを掴もうか悩んでしまうと、通り過ぎてしまう。その神様には後ろ髪がないので、もう捕まえる事が出来ないんです。だから、チャンスが来たら迷わず掴みなさい、という意味ですね」
穂乃果「へぇー!海未ちゃんは物知りだね!」
海未「ふふっ、それほどでも」
穂乃果「………………え?」
海未「えっ?」
穂乃果「……なんで髪掴むの?痛いじゃん」
海未「えっ」
穂乃果「通り過ぎたなら、待ってー!ってお願いすればいいじゃん!」
海未(ほの可愛い)
海未「ま、待ってくれないせっかちな神様ですから……」
穂乃果「ていうか、腕とか服掴めばいいじゃん!」
海未「わ、私に言われても」
穂乃果「前からやって来てるのに、髪を掴んで捕まえる気なんてヒドイよ!どういうこと!?」
海未「し、知りません!」
穂乃果「えぇっ!?よく知らないのに歌詞に使ってたの!?」
海未「う、ぐ、ぐぐ……」
穂乃果「海未ちゃんはフレーズだけで決めるからそんな」
海未「あ、あなたは最低です!!」バゴーンッ!
穂乃果「モルスァっ!?」
海未「はぁ……はぁ……」
穂乃果「び、ビンタの音じゃない……」
海未「…………」
穂乃果「顔……顔歪んでない、これ?」
海未「チャンスの神様は前髪しか無くて全裸でせっかちな変態です。だから髪を掴んで立場をわからせてやるのです。……わかりましたか?」
穂乃果「わかりました……」
◇団体行動◇
穂乃果「小学生の頃の修学旅行ってさ、結構な人数でぞろぞろ歩くよね」
穂乃果「はぐれないようにって注意しててもさ、やっぱり小学生だから。遅れたりどっか行こうとする子はいるんだよ」
穂乃果「でも、今思うと先生はそうならないようにちゃんと気を配ってたんだよね」
穂乃果「ちゃんと全員いるかちょくちょく確認してたし」
穂乃果「信号とか、はぐれそうな時は振り返って遅れてる子がいないか見てたんだよね」
穂乃果「やっぱりそういうのって、団体行動の基本だと思う」
穂乃果「合宿の時は、まぁ、寝てた穂乃果も悪いよ?」
穂乃果「地下鉄の時さ、なんで誰も振り返らなかったの?改札の所で待っててくれたら穂乃果も迷わなかったよ?」
穂乃果「ホームで待つどころか、全員電車乗ってたよね?いないの気づいたら降りるよね?」
穂乃果「どうして?ねぇ。どうしてそうなったの?」
海未「脚本の都合です」
穂乃果「そっかー……」
◇攻撃◇
にこ「お題!穂乃果が授業中にしてきそうな攻撃ー!」
穂乃果「攻撃なんてしないけど!?」
絵里「ふと横を見るとスカートがめくれて太ももが丸見え攻撃!」
希「教科書忘れちゃったから机くっつけていい?って訊いてくる攻撃!」
穂乃果「や、やめてよ!私の一挙手一投足を攻撃に繋げないでよ!」
海未「そうです!ふざけないでください!」
穂乃果「海未ちゃん言ってやって!」
海未「私達が授業中どれだけ耐えていると思っているんですか!」
ことり「こっちは命懸けなんだよ!?」
穂乃果「んんー味方がいない」
◇君の名は◇
にこ(in真姫)「ひょっとして……!」
真姫(inにこ)「私たち……!」
2人「入れ替わってる~!?」
そこからの西木野真姫の行動は早かった。
まず服を脱ぐ。身につけていたものを全て脱ぎ捨てて生まれたままの姿になる。スマホを取り出し、鏡の前に立ち連写する。自宅であれば一眼レフがあるのだが、この家には恐らく無いだろうことが口惜しい。
恐らく私の身体に入っているであろうにこちゃんが目覚めるのは恐らく私より早かったはず。そして私の行動を予測するのににこちゃんならば5分とかからないはず。ふふっ、強い信頼関係ね。ともあれ、彼女がここに到着するのはそう遅くはならないだろう。
それまでにやれることは全てする。全てだ。心残りなど残すものかと私はにこちゃんの下着の香りを全力で吸い込みながら決心する。
これがにこちゃんの匂い。全人類が求めて止まない芳醇なスメル。焼き付けねば。例え何があろうと忘れぬよう脳髄に刻み込まねば。
――だがしかし待って欲しい。
気付く。気付いてしまった。本当にこれはにこちゃんの匂いなのだろうか、と。確かにこれは私(にこちゃん)が穿いていた下着だ。それに間違いは無い。無いが、違うのだ。
例えば色。リンゴと聞いて人は自らの記憶にある綺麗な赤色を想像するだろう。だが、色弱の人間がいるように、決してそれは共通の認識ではない。異常が無いと診断された人でさえ、同じ物体を見ても見ている色は異なるのだ。
ならば匂いも同じではないのか。この下着を嗅いで感じる匂いはにこちゃんが感じている匂いであって、西木野真姫の感じるであろう匂いとは違う。
だとしたらこれは、今私が感じているこれは――全世界、全宇宙で、矢澤にこしか感じることの出来ない、ただ一つの香りなのではないのか。
真姫(inにこ)「クオリア……」
にこ(in真姫)「アホかーーーッ!」バァンッ!
◇ぅ◇
穂乃果「おーい!ぅ絵里ちゃーん!」
絵里「……穂乃果、前から思ってたんだけど、その小さい『う』は何なの?」
穂乃果「えっ?何って言われても……」
絵里「可愛いわ。可愛いけれど……穂乃果には、ちゃんと呼んでほしいの」
穂乃果「ぅ絵里ちゃん……」
絵里「話聞いてた!?リピートアフターミー。え・り」
穂乃果「え・り」
絵里「穂乃果っ!」
穂乃果「ぅ絵里ちゃん!」
絵里「高坂ァ!!」
◇ASN◇
デデッデ!
にこ「帰りにチーズバーガーmgmg」
デデッデ!
凛「それよりラーメンtrtr」
デデッデ!
花陽「○×○●△××??」
にこ「なんて!?今なんて!?」
凛「かよちん今ホントに歌詞言った!?」
花陽「い、言ったよぉ……$◇?○∞♭×●って」
凛「かよちん!?」
にこ「変わった!聞き取れないけど確実にさっきと変わったわ!」
◇鳥類4◇
穂乃果「ネタ切れだし、トリはことりちゃんだね!」
ことり「言うと思った」
穂乃果「さぁ、何か言ってやって!」
ことり「ううん……何かって言われても……」
穂乃果「立つ鳥後を濁さずって言うじゃん!」
ことり「鳥ネタしつこいなぁ」
穂乃果「そのトサカに詰まっているものでちゃんと考えて!」
ことり「髪の毛でものは考えられないかな」
穂乃果「大丈夫だよ!ことりちゃんならトリに相応しい何かを言える!」
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「ほら考えて!雀の涙くらいのおつむを使って!」
ことり「おーしケンカだ」
おわり
書き溜めてたネタが尽きたので終わります
溜まったらまたやるかもだけど、そもそも思ってたより思い付かなかったよ……
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