【コンマ】崩壊した世界を旅する8【安価】 (1000)

コンマによる判定と安価による選択で、崩壊した世界を旅するSSです。
結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。

最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ますが、一応できうる限りキリのいいところまではやるつもりです。
なお、スレ主は主にスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。

>>2以下、基本的なルール説明とキャラ設定、現状説明になります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492486384

ルール設定

コンマは二桁で判定します。数字が小さいほど悪く、大きいほどいいものとします。
また、ゾロ目発生時には特殊イベントが発生します。数字が小さいほど不運なイベント、大きいほど幸運なイベントになります。
例えば50以上で成功判定の場合、55だとちょっとしたボーナス付き、99だと状況を一変させる大ボーナス付きの何かが起きます。逆もしかりです。

なお、00のみ特殊イベントが起きます。直後にコンマの偶奇で再判定し、奇数なら0、偶数なら100で判定します。
ともにストーリー進行を激変させる何かが起きます。

また、安価はストーリーの分岐点で発生します。
賢明な選択か否か、よく考えて選んでください。場合により多数決を取ることもあります。

ルール説明2

旅は地上にあるいくつかの町と、その近郊にあるダンジョンで行われます。
町でのイベントや聞き込みが、ダンジョン攻略の糸口になることもあるかもしれません。
一応ダンジョン踏破は最終目標に入ります…が、かなりの困難を伴います。もちろん、御約束の大ボスもいます。

イベントを通してキャラクターは成長します。強力な武器や防具も手に入るかもしれません。
仲間やヒロインとの交流を通して、世界崩壊の謎を解き明かしてください。

シデ(主人公、29歳翼人)(持ち越し1p)

HP 136+65(201)
筋力 9+7(16)
知力 10
器用さ 5+10(15)
賢さ 17
耐久力 10+2(12)
魅力 12+4(16)
職業:モンク

ダメージ修整 45
ダメージ軽減 70

特徴:
・朦朧打撃…
命中判定クリティカルか、ダメージ判定時コンマ60以上で発動。次の一撃が無条件で当たる。
さらにその際のダメージ判定コンマが40以上なら継続。

・秘孔ヒット…
ダメージ判定コンマゾロ目で発動。ダメージが通常の×3に加え、朦朧打撃が強制発動。

・鋼体術(条件:賢さ7以上)…
不意討ちでない限り攻撃と防御にボーナス

・治癒術(条件:賢さ5以上)…
階を一階降りるごとにHP10回復

・高速治癒術(条件:賢さ13以上)
ターンを一回飛ばし、対象のHPをコンマ下一桁×3+賢さだけ回復

・破邪術(条件:賢さ10以上)
念を込めた拳で死者・悪魔系に追加ダメージ(コンマ下一桁×5+筋力×4)

・集気弾(条件:賢さ15以上)
気の塊を投げつける。遠距離攻撃、朦朧打撃、武器・防具のダメージ補正対象外。秘孔ヒットは乗る(コンマ下一桁×5+賢さ×5)

装備:
神器「フィンゴルの手甲」
器用さ、魅力すべて+4、ダメージ軽減20、ダメージ修正+35、コンマ判定10、朦朧修正60以上で発動(継続判定は40以上)
守護のヘアバンド ダメージ軽減10
アーバインの指輪
腕力+3、器用さ、耐久力+2、HP+15
神器「破壊神シヴァのジャケット」
HP+50、腕力、器用さ+4、ダメージ修整+10、全ダメージ軽減40、コンマプラス修整10
常時攻撃回数2倍、朦朧判定の始動が50以上に、秘孔ヒット時のダメージ乗数が×4

シデ背景概略

・ユングヴィ教団上位幹部の息子。14の時に災厄の日に遭遇、奇跡的に難を逃れる。
・その後修行や治癒のため司教に付き従っていたが、司教の死により5年前よりアングヴィラに。
・アングヴィラに来た当初穴に潜ったが、第一階層でエルダードラゴンに遭遇。パーティが全滅する中、生還。
・その後は冒険者の治癒などで生計を立てる。
・酒は宗教上の理由であまり飲まない。食事もそれほど気にしない。
・性格は生真面目。慈悲深く、聖人とも言えるほど。半面、お堅い人間とみられがち。実際その面はある。
・ダナとは一線を越えかかる程度にまで進展(好感度MAXイベント待ち)。

ダナ(20歳女性、人間)(持ち越し1p)

HP 204+10(214)
筋力 11+2(13)
知力 11+2(13)
器用さ 15
賢さ 9
耐久力 10+1(11)
魅力 12+2(14)
職業:勇者の娘

ダメージ修整 20
ダメージ軽減 10

特徴:
・二段斬り…近接攻撃時2回攻撃。
・魔法…
火、氷、雷術の3種が可能。使用可能回数は5回。
ダメージは火、氷がコンマ一桁×3+知力×3
雷がコンマ一桁×4+知力×4
ただし、特効ありのため、使い分けが重要。

装備:
ソウルソード
HP+10、腕力、知力、魅力+2、ダメージ修整+20
特殊能力「魔法剣」:斬撃に魔法の追加ダメージ(基本ダメージがコンマ下一桁×x+腕力×x+コンマ下2一桁×y+知力×y+20になる)
連撃では2度判定(発動1度でカウント)
使用制限、戦闘1回(ミスはカウントせず)
大地の鎧(耐久力+1、ダメージ軽減10)
ダリオのヘアバンド(基本コンマに20のプラス補正)

好感度 200(イベント発動待ち)

ダナ背景概略

・穴深層に到達した勇者「ダリオ」の一人娘。一人称は「ボク」。基本元気で前向き。
・5歳の時災厄の日に遭遇。父とともに難を逃れる。その後は母と祖母のいる村に預けられて育つ。
・最近肉親が病で相次いでこの世から離れ、父の後を追って穴に向かった。
・ダリオは災厄の日の後、穴に潜ったが「死んだ」(コーウィン)。
・酒はよく飲む。食事は基本大食。
・身長は162程度。B~Cカップ。体重はそこまではないが、基本筋肉質。なお、シデは182で75キロほど。
・シデと一線を越えるのは時間の問題。甘えたがる傾向あり。

ミドル(男性、15歳)

HP 127+60(187)
筋力 8+5(13)
知力 14+4(18)
器用さ 7+5(12)
賢さ 8+2(10)
耐久力 8+5(13)
魅力 6+4(10)
好感度 73
職業:村人

ダメージ修整 近距離20、遠距離10
ダメージ軽減 50

装備:
吟遊詩人フーリのブーツ 知力、魅力+2、ダメージ軽減5
ペネトレーター
腕力、器用さ、耐久力すべて+2、HP+30
命中補正10 ダメージ補正20
遠距離攻撃可(命中基準100)
ヌメノールの宝冠
知力、賢さ、魅力+2、コンマ判定全て10のプラス修正、知力か賢さを使った攻撃に+10のダメージ修正、全ダメージ軽減10
工匠ジュリアンの軽鎧
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+3、全ダメージ軽減35
特殊能力「身代わり」:致死ダメージ発生時、一度だけ無傷で離脱しカウンターが発生する

特徴
・良成長…
ミッション達成時のポイントにボーナスあり。

ミドル背景概略

・アングヴィラとテルモンの中間の村ペラ出身の15歳。ごく普通の少年。身長は160ほど。筋肉は最近ついてきた。
・ペラがレッドドラゴンに襲われ、仇を取れる冒険者を探しにアングヴィラを訪れた。
・基本真面目。若干守銭奴の気あり。
・最近酒を初めて飲んで主にライラにいぢめられたが、記憶は今のところ飛んでいる。
・何やらライラに頭が上がらなくなっている様子。
・感情を多少抑えられるようになった。
・ジェスタル帝国の皇太子(皇女)ジュリアス(ジュリア)に気に入られたもよう。
・嫉妬したライラにキスされた。
・本人の知らぬところでライラとジュリアの間に妙な同盟ができていた。ジュリアとは連絡先を交換している。

・ジュリア好感度 152
・ライラ好感度 149

ライラ(女性、21歳人間)

HP 156+15(171)
筋力 4+2(6)
知力 16+4(20)
器用さ 6+2(8)
賢さ 7
耐久力 9+8(17)
魅力 8+1(9)
好感度 78

ダメージ修整 近距離10、魔法30
ダメージ軽減 50

特殊能力 闇魔術
・闇で目眩ましができる。近くにいるものを巻き込めば不意討ちが可能。あるいは逃走判定に大幅プラス
・生命力吸収 触った相手から生命力を少し吸収(コンマ下一桁×2+知力)
・闇弾 遠距離から闇の弾を発射、ダメージは小さい(コンマ下一桁×2+知力)。判定成功で目つぶしの追加効果。
・闇吸血(最大2体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×3+知力×3、かつダメージ÷5だけ回復)
・暗黒の嵐(最大5体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×5+知力×5)

装備:
魅惑のワンド 知力+2、魅力+1
軽鎧「ヒムリング」 耐久力+4、ダメージ軽減25
戦乙女の髪飾り 筋力、器用さ、耐久力+2、ダメージ加算10、ダメージ軽減10
革手袋「カンベレグ」 HP+15、知力、耐久力+2、魔法ダメージ+20、全ダメージ軽減15、コンマプラス修整10

ライラ背景概略

・本人曰く「駆け出し魔術士」。ただ師匠は「影のジャック(別名シャドウ)」と呼ばれる大物魔導士であり、才能はある模様。
・詳細な背景は現在不明。
・身長166ほど。体重は多分50台前半。ゆるふわ金髪Eカップと男が好きそうなルックスとスタイルだが、酒豪であり酒乱。
その手の経験がどこまであるかは現在不明。
・最近ミドルを酒の勢いでいぢめた。
・ミドルを尻に敷く感じにいつの間にかなっている。酒の勢いもありミドルにキスした。どうも恋愛感情はあるもよう。
・シリアスな時は口調が間延びしなくなる。
・ジュリアとミドルを巡って同盟らしきものが暗黙のうちに結ばれたもよう。ジュリアとは連絡先を交換している。

・ミッション

ストーリー進行に関わる「大ミッション」と、ダンジョンを潜る上で発生する「小ミッション」があります。

ともにクリアすればステータスの底上げやアイテムの支給がありますが、当然大ミッションの方が大きな果実を得られます。
ただし、果実はミッションクリアの度合いに比例します。その過程で何かしらの犠牲や損失があれば割り引かれますし、逆に想定以上ならボーナスがあります。

小ミッションは穴5階層ごとに必ず発生するものです。通常より強い「名前付き」の魔物が、行く手を遮ります。
強さはコンマ次第です。手の付けられない怪物が出るか、雑魚より少し強い程度か。完全に運です。
逃げてもストーリー進行には基本的には無関係です。倒せば旨みがある宝物が入手できるぐらいです。
ただ、後半以降は撃破が絶対要件になる敵も出る、かもしれません。小ミッションのクリアが大ミッションの(あるいはストーリーそのものの)クリアに直結する可能性もあります。

ミッションクリア後は、内容に応じ成長ボーナスがあります。コンマで伸び幅を決めますが、ゾロ目なら追加の成長機会もあるかもしれません。
逆に言えば、ミッションクリア以外に成長機会はありません。雑魚撃破で成長することもゾロ目時などあり得ますが、基本はミッション達成の時だけです。
なお最大の20までステータスが上がることがあるかは謎ですが、上がった場合はあるボーナスを用意しています。

好感度はミッション以外でもイベントで上下します。コンマより、適切な行動を取ったかどうかが大きいかと思います。慎重に判断してください。
なお、0でパーティーから離脱します。復帰可能性は基本ありません。シデの場合、余程相性が悪い相手でなければ0まで行かないとは思いますが。
200まで行ったキャラの好感度はそこで固定です。ストーリー次第ですが、あまり一気に上げることはしない方針です。せいぜい一桁ずつでしょう。

問題となるのはキャラロスト。仲間キャラが誰かにもよりますが、ステータスダウンが発生する可能性が高いと思って下さい。その他、もろもろ不利な何かが生じます。

デッドエンドは一部例外を除いて大きなペナルティーを課します。
具体的には

・重要アイテム、装備の消失
・ステータスの大幅ダウン
・好感度の大幅ダウン

のいずれか、または複数です。

このSSはデッドエンドを複数回通ることを前提にしていません。逆に言えば、正しい選択のヒントは必ずどこかにあります。バッドエンド埋めの感覚で選択するのはお薦めしません。

また、安価下3ではなく安価下5、ないしは7の場合は重大な選択です。
なお、愉快犯防止のため推理ありを強制することがありますがご了承ください。

・ダンジョン

1階層ごとに、雰囲気チェックをコンマで行います。言うまでもなく0に近ければ危険で、100に近ければ安全です。
危険だからといって実入りがあるわけではありません。通常より強い魔物を倒して、良い宝物が見つかる可能性はありますが。
また、安全ならとっとと下に行くことをお薦めします。ローリスクローリターンなのです。

ゾロ目なら、その階には何かがあります。あるいは誰かがいます。
強大な魔物とセットで強力な遺物がある宝物庫があるかもしれないですし、ストーリー進行を左右する重要人物がいるかもしれません。

危険な階と分かれば即離脱が大事です。危険に巻き込まれる前に逃げましょう。
なお、帰還のルーンは複数持ち歩くことを強くお薦めします。なくなった場合、徒歩で上に戻るか、ダンジョン内でルーンを見つけるかしないとなりません。浅い層ならまだしも、深層では致命的です。
帰還のルーンは道具屋で比較的安く買えます。最重要アイテムと心得ましょう。

・その他登場人物1

・エルヴィン…
アングヴィラの村長。見た目は30代だが、実年齢は60過ぎのエルフ。大陸南西部のトリス森王国出身。

・エイラ…
ユングヴィ教団の元シスター。戒律くそくらえな豪快ばあさん。

・ハーニス…
医師。元ズマ魔侯国の出らしく、シデにはやや複雑な感情あり。

・ゴラフ…
ギルドハウス主人。元冒険者で、料理が上手い。懐が深く剛毅な禿中年。

・ダリオ…
ダナの父で「勇者」。災厄の日以降消息不明。コーウィン曰く「死んだ」。
40年ほど前の「へイルポリスの惨劇」の生き残りであるらしいが?

・影のジャック…
ライラの師匠(魔族)。現在モリブスに居住。魔侯国に反発したレジスタンスで、ダリオやシデの父とも面識があった。現在「穴」の人工魔物(「作り物」)の調査を行っている。ヘビースモーカー。
時折激しい頭痛に悩まされている。元は「シャドウ」としてベネディクトに造られた(?)存在。暴走まで残り1ヶ月半しかない。エリックにほぼ致命傷を与えたことがある。

・ネモ…
第一階層で会った胡散臭い中年男性。ジェスタル帝国の近衛騎士団長。圧倒的魔力を備える。
ザッシュに深手を負わされたが奇跡的に一命はとりとめた。モリブス滞在中?

・ザッシュ…
第八階層で会った糸目の青年。ジェスタル帝国の鎧を着ている。サーリャのパーティの殺害実行犯。
ジェスタル帝国関係者。実は「死の行商人」の一員であり、裏でエリック側と繋がっていた。
帝国を裏切ったフィオナに身柄を奪い返された。魔力全般が効かない。エリック側の対ブランドの切り札?現在テルモンにいる。

・クシャナ…
ジェスタル帝国近衛騎士。女性。茶色と白髪の混ざった髪、右目に眼帯。

・ジュリア皇女(ジュリアス皇太子)…
帝国残党一派の首魁。ジュリアンと皇后の子であり両性具有者。本人は男性らしく振る舞っているが、内面はむしろ女性に近い。
「針」を刺されておりジュリアンによる傀儡疑惑は残っている。ミドルには罪悪感もあり初対面時から友好的に接している。
帝国一派の潜伏解消に伴い、独り立ちした。モリブスで冒険者修行中。

・サーリャ…
ザッシュとアーバインに襲われ瀕死の重傷を負ったシーフ。現在モリブスに在住。

・モネーラとリネール…
魔帝国出身の少女と少年。ともにザッシュに「針」を打たれ操られていた。
現在は正気に戻ったが、情緒は不安定。モリブスに帝国一派のクシャナと一緒にいる。

・フェリル…
魔候国の元貴族。ザッシュの情婦?帝国に間者として忍び込んでいた。現在の消息は不明。

・ジェイクとリリア
食堂で出会った馬鹿ップル。「穴」で行為に及ぶなど節操はないが、腕は一流。
モリブス領事府のエージェントとしてドラゴン襲来事件を調べる、2人組の冒険者。

・テジー
モリブス領事府の総領事。元冒険者で右手が義手。ドレッドヘアに浅黒い肌の男で、言動は一見粗暴。ただ、管理能力は確かなものがある。葉巻が趣味で、収入の多くを注ぎ込んでいる。

・ユミナ…
ユングヴィ教団モリブス支部長補佐の翼人の女性。年齢はシデと同じぐらい。柔和な母性溢れる女性。巨乳。ブレイズに精神操作されている恐れあり。

・リナルド…
モリブス無差別テロの主導者。短気で粗暴。魔力は膨大で戦闘力は確かなものがある。エリックと共に潜伏中。

・ナーミ…
ズマ魔候国王女だが砕けた性格の女性。穏健派だったが鉄砲玉同然にモリブスに送り込まれた。シデ一行とともにザイザルを攻略。アングヴィラに向け旅立つ。

・その他登場人物2(一族とその関係者)

・コーウィン…
ギルドハウスで出会った男。「一族の第4位継承者」と名乗り、穴の管理者を自称する。圧倒的圧力と力量を備え、数万年を生きる人外。
ダリオの育ての親であるらしいが…?地上争覇のためにユングヴィ教団を作り出し、1000年に及ぶ三つ巴の争いを始めた張本人の一人。現在ブランドを封印中。

・ランダム…
第十二階層で出会った男。「一族の第10位継承者」であり、「一族」でありながら人として悠遊と生きるつかみどころのない男。
酒を愛してやまない世捨て「一族」。王位争奪争いには全く関心がない。ブランド封印の合間にモリブスにやってきたところ、魔族の無差別テロに巻き込まれ行動を共にした。

・ベネディクト…
第十三階層で出会った「一族の第1位継承者」。最強の怪物の作成を続けるマッドサイエンティスト。
実は自分が作った怪物で「一族」の皆殺しを企んでいる。コーウィン、ランダムとは敵対関係にあり、
シデたちパーティとも敵対している危険人物。

・ジュリアン…
帝国の後ろ楯の一人で王位第8位継承者。。フィオナに裏切られ、ブランド封印に魔力をほぼ使い果たし死にかけていた。現在は回復、コーウィンらと同盟を組みブランドを封印中。

・フィオナ…
帝国の元後ろ楯で王位第7位継承者。ジュリアンを裏切り、魔候国のエリック側と手を結んだ……というのは表向きで、ブランドをわざと復活させザッシュらに殺害させるのが本当の狙いだった。
敬愛するブランドを苦しみから解き放つのが行動原理であり、そのためなら手段は選ばない。現在はテルモンにいる。

・ブランド…
王位第6位継承者。かつては対立陣営からも「英雄」「天才」と称されるほどの男だったが、50年前に突如発狂。40年前にヘイルポリスの惨劇を引き起こし、ジュリアンとフィオナにより「次元牢」に封印される。
もはや膨大な魔力を破壊のために垂れ流すだけの「天災」に近い存在になっている。

・ブレイズ…
王位第9位継承者。現在「レイズ枢機卿」を名乗り、モリブスのユングヴィ教団で暗躍中。コーウィンのコントロールは効いておらず、ジェラードと提携中?
精神操作に長けており、別名が「操る者」。見た目は温厚そうだが?

・エリック…
王位第3位継承者。魔候国の後ろ楯で「大魔王」を名乗っていたが、ケインの裏切りなどで窮地に。やむなくコーウィンらと停戦する。
ジャックに致命傷に近い深手を負わされたのもあり潜伏中。余命5年。

・ケイン…
王位第5位継承者。エリックの協力者と見られていたが、裏切った。千年以上変装していたが、素顔はコーウィンと瓜二つらしい。力量も弱いふりをしていた。ダリオとは因縁がある。

・フローラ
コーウィンの「腹違いの妹」でブレイズの妻。豊満な肉体と美貌を持つ。言葉遣いは丁寧だが胡散臭い。
ブレイズのために動いているようだが詳細は謎。隠密魔術の達人であり、強者から精気を得るのが趣味。サキュバスに性質が近く、「変態性欲者」(デアドラ)との声も。

・デアドラ
コーウィンの「腹違いの妹」でフローラの双子の姉。外見はほぼ同じだが、フローラと違いごく普通の印象。コーウィンに命じられ地上調査に来た。

・ジェラード
王位継承権第二位。王位争いには興味なしとされている。ブレイズの「エグゾダス」計画の協力者?第三十八階層に広大な空間を造った?

・現在の大ミッション

※レッドドラゴンを倒せ
…廃村ペラにいるレッドドラゴンを倒す(ミドルがパーティにいればボーナスあり)
※審判の石を探せ
…聖地ウィルコニア(第四十五階層)にある審判の石を入手
※サーリャの仇を取れ
…サーリャのパーティの殺害犯を倒し、モリブスにいるはずのサーリャに報告する(アーバインは死亡済み、ザッシュは生存)
※ベネディクトの野望を砕け
…「一族」ベネディクトの撃破
※ブランドを倒せ
…「一族」ブランドの撃破
※「モリブス襲撃犯を追え!」
…モリブス襲撃犯を捕縛、ないしは殺害
※「3体の『作り物』を倒せ!」
…アイ・ゴエイモン、覇者ラウ、超人ロークの撃破
※「第二十四階層を踏破せよ」
…第二十四階層にいるという大男を撃破、謎を解明
※「ケインを討伐せよ」
…「一族」ケインの撃破

用語集

・災厄の日…
15年前に世界をほぼ滅ぼした出来事。詳細は一切不明。死者には外傷がなかったとされるが?

・穴…
ダンジョン。恩恵と災いを生み出すすべての源。多くの冒険者が挑み、散っていった。なお、人間による最深到達は第三十二階層とされる。

・へイルポリスの惨劇
40年ほど前にユングヴィ教団、ズマ魔侯国、ジェスタル帝国3か国の国境付近にある独立貿易都市「へイルポリス」が滅ぼされた事件。
大量のドラゴンが街を焼き尽くし、ドラゴン自らも炎に焼かれたとされる。ブランドが発狂した結果と判明した。

・一族
「アンバーの一族」とも言う。穴の管理者で、空位の王位を巡り1000年争っている。王位継承者は以下の通り。
ベネディクト、ジェラード、エリック、コーウィン、ケイン、ブランド、フィオナ、ジュリアン、ブレイズ、ランダムの計10人。
地上の制圧か、他の一族皆殺しが王位に就く条件。

・神器
「一族」特効の凶悪な武器・防具。現在シデの「フィンゴルの手甲」、コーウィンの「グレイスワンダー」などがある。

・アンバライト
魔力を込められた石で、時間とともに中の魔力が増え続ける魔石。輝きが最高潮に達すると、ドラゴンが招かれるとされる。
ペラはこれで滅ぼされた。また、アングヴィラ側の穴入口付近にも仕掛けられ、深層からドラゴンを呼び寄せようとされた節がある。

・「針」
刺した相手の自我を奪い、肉体能力と魔力を大幅に引き上げる魔具。限界以上に引き出すことも可能だが、反動も大きく生命力が枯渇する。
フィオナによる魔具であるが、ジュリアンでも作れる。

・死の行商人
テルモンで活動する謎の組織。「呪病」と呼ばれる伝染病を主に使い、周辺の集落を根絶やしにするという。

・次元牢
ブランドを抑えるために魔力で作られた檻。別次元に飛ばした上で魔力で封印しているが、膨大な魔力を使うため「一族」二人がかりでも疲弊する。ジュリアンは2年間一人で封印していたため、ほぼ死にかけていた。

・アングヴィラ
大陸北部の人口1000人足らずの街。これでも世界3位の街。
ユングヴィの影響がやや強いが、基本は平和。

・テルモン
大陸北東部の都市。人口は現在不明だが、かなり規模は大きい。
ジェスタル帝国の影響が強いとされる。

・モリブス
大陸南東部の都市。規模はテルモンと同規模。
ズマ魔侯国の影響が強いとされる。最近襲撃され、死者200人もの被害を出した。

・ザイザル
モリブスから半日ほどテルモン側に歩いた所にある魔族の村。モリブス襲撃犯の本拠。住民はアングヴィラに向け移動開始した。

持ち物
身体増強薬(ミドル所有) 3本
隠密の数珠×4
「電話」コーウィン配給のもの(シデ保有)
ジュリアから渡されたもの(ミドルとライラ保有)
リネールの服(750マドル相当)
シャムシール(750マドル相当)

テンプレは以上です。

「モリブス襲撃犯を追え!」ってまだチャンスあるの?

再開します。

>>27
これからミッション報告しますが、ブレイズの狙いを考えれば……。
依頼が領事府側からだったらこの状況だとアウトでしたね。

##########

3人が去った後、私は大きく溜め息をついた。戦闘行為こそなかったが、かなり気疲れしたように思う。
時間は何時ぐらいだろうか。確実に4刻は経っているから、今からモリブスに戻ったら深夜になる。

「ああ、用件は終わりましたわね?……わたくしはこちらで失礼させていただきますわ」

フローラが気だるげに言う。……彼女はプレーンウォークが使えるが。

90-魅力(16)=74以上で成功

※シヴァジャケは翌日からの装備とします

35…失敗

そう言うと、フローラはいずこへと消えてしまった。

「……やっぱりどうにも好きになれないねえ。……敵には絶対回したくないけど」

ダナがこぼすと、ナーミも頷いた。

「肉体労働苦手と言っときながら、3人瞬殺だからね。いや、味方でよかったよ」

どうやらフローラは相当暴れたらしい。ブレイズともども信用はおけないが、まずは敵でなくて良かったと思おう。

それよりも、出発は明日朝だ。疲労が気になるが、どうするか。

1 モリブスに戻る
2 ザイザルに何とかして泊まる

安価下3多数決、考察不要

「モリブスに戻るか。疲れは溜まってるだろうが、仕方ないな」

「ですね。ここで泊まれる保証、ないですし」

ミドルが肩をすくめた。

「ナーミはどうするの?」

「私は家あるから。……ただ、さすがに4人泊められる空間がないから、ゴメンね」

「仕方ない。また明日会おう」

※翌日の全判定に5のマイナス修整がつきます

##########

翌朝。深夜に宿についた私たちは、着くなり泥のように眠った。
ただ、さすがに疲労は取れない。眠い目を擦りながら、8の刻に宿を引き払って教団の支部に向かうことにした。

「……そういえば。旅費工面した方が、そろそろ良くないですか?」

ミドルが口を開いた。確かに一理ある。ザイザルの人々を放って宿場町に泊まるのはあり得ないが、それでも金はあまりない状況になっていた。

「だねえ。シデさんとダナちゃんで教団に言って、あたしたちは武具屋に剣と服売っちゃっていいかな?」

シャムシールは売って問題はないが、服はどうだろうか。ダナが着れないこともないが……

80以上で装備可能、クリティカルとファンブルなし

※装備不可

「いいんじゃない?服はちょっとボクが着るにはおっきすぎるし。これでまた大分余裕ができそうだよ」

ダナが笑顔で言った。まあ、私とダナの体格差を考えれば当然か。

「じゃあ、10の刻に街の出口で。待ってるよー」

ライラが手を振った。

「じゃあ、ボクらも行こうか。ちゃちゃっと終わらせよう」

##########

10以下で追加イベント

※追加イベントなし

支部に着くと、ユミナが出迎えた。

「今日発たれるのですね……フローラ様から聞きました」

「ああ。色々迷惑をかけたな。またしばらくしたら戻ると思うが。レイズは」

「倪下は上でお待ちです。どうぞこちらに」

促されて部屋に入ると、ブレイズが満面の笑顔で出迎えた。フローラの姿はない。

「よくぞやってくれました。当面は魔族の襲撃はないでしょう。ほぼ、理想に近い結果です」

エリックは地下に潜り、魔族は村ごと移住する。教団にとっての目先の波乱要因は、確かに消えたと言えた。……だが。

「……フローラから、話は聞いているはずです。領事府は、ケインと繋がっている可能性がある。
少なくとも、上部組織であるテルモンの統領府は、ケインの影響下にあるかもしれないと聞きましたが」

ブレイズはなおも余裕の表情だ。

「そうかもしれませんね。ですが、一応は事前に察知できる態勢にはあります。ご心配なく」

85-賢さ(17)=68以上で成功

27…失敗

何かしらの備えをしているということか。それならそれで、私が口を出すことではない。

「……アングヴィラに向かうそうですね」

「ええ。あそこなら、魔族も受け入れられるでしょう。ただ、おそらく大丈夫とは思いますが、2週間近く空けています。第2の故郷のような街ですし、状況は気になります」

01~05 ???
06~20 少し気になる話が。
21~70 情報は入ってませんが。そううまくいけばいいですがねえ。
71~99 相変わらずのようですね。ただ、受け入れは別問題な気はしますけど。

ブレイズは相変わらず微笑みをたたえている。

「特に何も情報は入ってませんがね。まあ魔族への人々の拒否反応は貴方の想像以上です。あまり楽観的にならぬよう」

「……心得ております」

「……さて。依頼の報酬ですね。これを渡しましょう。……ジュリアンからそれを貰った後では、見劣りするかもしれませんがねえ」

クククとブレイズは笑い、応接室のテーブルから何かを取り出した。

01~30 中上位遺物(1500マドル)か不幸の宝珠(コンマ判定)
31~60 上位遺物級(3000マドル)か特殊アイテム
61~85 最上位遺物(5000マドル)
86~95 準神器級(7000マドル)
96~99 神器(10000マドル~)

ゾロ目は一つ上のカテゴリー扱いにします。

ブレイズが私たちの前に置いたのは……

01~30 不幸の宝珠2個だ
31~60 靴だ
61~99 ドレスのようなものだ

ブレイズが私たちの前に置いたのは、女物の長靴だ。意匠を凝らしてはいるが踵は高くなく、存外動きやすそうに見える。

「妻、フローラからの餞別だそうです。彼女のお気に入りだといいますが、飽きただけにも思えますねえ。まあいいでしょう。
御察しの通り、充分役に立つ代物だと思いますよ?」

確かに、魔力は充分込められている。ダナも「かわいいし、意外と戦いに使えるかも」と嬉しそうだ。これは彼女が装備することになりそうだ。

※「妖女フローラのロングブーツ」
器用さ+2、魅力+4、ダメージ軽減20
不意討ち時、ダメージに30加算

ダナ(20歳女性、人間)(持ち越し1p)

HP 204+10(214)
筋力 11+2(13)
知力 11+2(13)
器用さ 15+2(17)
賢さ 9
耐久力 10+1(11)
魅力 12+6(18)
職業:勇者の娘

ダメージ修整 20
ダメージ軽減 30

「……さて。お別れですね。……コーウィン兄様は何と」

「いえ、あなたについては特には」

それを聞いたブレイズに、一瞬寂しそうな表情がよぎった。

95以上で追加イベント

※追加イベントなし

「またしばらくしたらこちらに戻られると?」

「おそらくは。気掛かりなことが多くあり、後ろ髪引かれる思いですが、まずアングヴィラに向かわねばなりません」

「そうですか。再会を楽しみにしてますよ」

ブレイズはそう言うと、存在ぼやけ何処かに消えた。

※大ミッション「モリブス襲撃犯を捕縛せよ」を達成しました。
(捕縛はしてませんが、依頼主の満足のため)

今日は本編ここまで。以下、成長判定です。シデからやります。

HP上昇=コンマ下÷4(四捨五入)
ただし、10未満は再判定

再判定です。

HP 136+65→155+65(220)

ステータスの上昇ポイント数を決めます。

01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント

ゾロ目考慮忘れていました。+10のボーナスです。

HP 136+65→165+65(230)

ステータスの上昇ポイント数を決めます。

01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント

3ポイントの上昇です。前回からの持ち越し1ポイントと合わせ4ポイントが成長に使えます。

さて、4ポイントのうち3ポイント、好きなステータスに割り振れます。
どれにしますか?(賢さは3ポイント、知力と耐久力、魅力は2ポイント必要)
内訳含め書いてください。

安価下

器用さ 5+10→8+10(18)

残り1ポイントですが、持ち越しますか?

安価下

シデ(持ち越し1p)

HP 165+65(230)
筋力 9+7(16)
知力 10
器用さ 8+10(18)
賢さ 17
耐久力 10+2(12)
魅力 12+4(16)

続いてダナです。

HP上昇=コンマ下÷4(四捨五入)
ただし、10未満は再判定

HP 204+10→207+10(217)

ステータスの上昇ポイント数を決めます。

01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント

3ポイントの上昇です。前回からの持ち越し1ポイントと合わせ4ポイントが成長に使えます。

さて、4ポイントのうち3ポイント、好きなステータスに割り振れます。
どれにしますか?(器用さは3ポイント、賢さ以外は2ポイント必要)
内訳含め書いてください。

安価下

器用さ 15+2→16+2(18)

残り1ポイントですが、持ち越しますか?

安価下

好感度
コンマ下一桁上昇

ダナ(持ち越し1p)

HP 207+10(217)
筋力 11+2(13)
知力 11+2(13)
器用さ 16+2(18)
賢さ 9
耐久力 10+1(11)
魅力 12+6(18)

好感度 203

少し休憩します。

ミドルです。

HP上昇=コンマ下÷4(四捨五入)
ただし、10未満は再判定

127+60→144+60(204)

ステータスの上昇ポイント数を決めます。

01~33 5ポイント
34~66 6ポイント
67~99 7ポイント

7ポイントの上昇です。

さて、7ポイントのうち2ポイント、好きなステータスに割り振れます。
どれにしますか?(知力は2ポイント必要)割り振り指定お願いします。

安価下

知力 14+4→15+4(19)

※「魔道具知識」を覚えました。
全ての魔道具関連、発動型武器のダメージが1.5倍になります。

あとはランダムになります。

1回目

01~16 筋力
17~32 知力(3p)
33~48 器用さ
49~64 賢さ
65~80 耐久力
81~96 魅力
97~00 自由割り振り

賢さ 8+2→9+2(11)

2回目

01~16 筋力
17~32 知力(3p)
33~48 器用さ
49~64 賢さ
65~80 耐久力
81~96 魅力
97~00 自由割り振り

器用さ7+5→8+5(13)

3回目

01~16 筋力
17~32 知力(3p)
33~48 器用さ
49~64 賢さ
65~80 耐久力
81~96 魅力
97~00 自由割り振り

賢さ 9+2→10+2(12)

4回目

01~16 筋力
17~32 振り直し
33~48 器用さ
49~64 賢さ(2p)
65~80 耐久力
81~96 魅力
97~00 自由割り振り

器用さ 8+5→9+5(14)

残り1ポイントですが、持ち越しますか?

安価下

好感度
コンマ下一桁上昇

ミドル(持ち越し1p)

HP 144+60(204)
筋力 8+5(13)
知力 15+4(19)
器用さ 9+5(14)
賢さ 10+2(12)
耐久力 8+5(13)
魅力 6+4(10)
好感度 82

ライラです。

HP上昇=コンマ下÷4(四捨五入)
ただし、10未満は再判定

HP 156+15→166+15(181)

ステータスの上昇ポイント数を決めます。

01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント

4ポイントの上昇です。

さて、4ポイントのうち2ポイント、好きなステータスに割り振れます。
どれにしますか?(知力は3ポイント必要ですが、今回は選択できません)
内訳含め書いてください。持ち越しも可能です。

安価下

器用さ 6+2→8+2(10)

以下ランダムです。

1回目

01~16 筋力
17~32 振り直し
33~48 器用さ
49~64 賢さ
65~80 耐久力
81~96 魅力
97~00 自由割り振り

魅力 8+1→9+1(10)

残り1ポイントですが、持ち越しますか?

安価下

好感度
コンマ下一桁上昇

ライラ(持ち越し1p)

HP 166+15(181)
筋力 4+2(6)
知力 16+4(20)
器用さ 8+2(10)
賢さ 7
耐久力 9+8(17)
魅力 9+1(10)
好感度 83

ここまでとします。

再開します。

ステータスですが、10、15、18、20を節目に何かあります。
ただ、ステータスによっては15到達でも何もないものもあります。そこは職業との絡みから推測してください。

差し当たりはこんな辺りですかね。

シデ…
筋力、器用さが10になると「貯め」が使えます。筋力ならダメージ2倍、器用さなら必中+朦朧ボーナス(今だと30以上)です。ただし1ターン消費なので、使い勝手は悪いです。
賢さが18になると「活殺孔」が使えます。戦闘中筋力、器用さ、耐久力に+3のボーナスが付きますが、その後しばらく(3時間ぐらい)それらに-3の修整がつきます。
相手に使うこともできます。朦朧としている相手限定で確定2倍ダメージ(秘孔ヒットで6倍ダメージ)です。デメリットなしなので、こちらの用途が主でしょう。

ダナは器用さ18で「線斬り」を覚えます。戦闘中1回限定で5連続攻撃です。
ただ、これを使うと戦闘中「二段斬り」は使えません。強力ですが、使い道は要注意でしょうか。確定ヒット時に魔法剣と使うとエグいですね。

ミドルは当面ありません。筋力か器用さが15になるか、知力が18になれば何かあります。

ライラは知力18で「暗黒剣」を覚えます。剣装備時に攻撃がヒットすると大ダメージかつスリップダメージ(大)です。
ただ、剣はソウルソードのような一定水準のものしかダメです。そもそもライラでは現状だと器用さがあまり高くないので、底上げが必要です。

#########

「とりあえず、無事に終わったね」

支部を出て、ダナはほっとしたようだ。フローラはいなかったが、あまり理由を詮索しても無駄なように思えた。
モリブス「移住」計画は中断されたままだが、ベネディクトを倒さない限りは再開されることはあるまい。ブレイズの余裕は気になるが、しばらくこの件で波乱はないだろう。

「では、少し早いが出口に向かうか。あまりふらふらしている時間はなさそうだし、な」

「えー。ちょっと散歩とかする時間はあると思うけど」

ダナが腕に抱きついてきた。……緊張からの反動なのだろうか、恋人らしい時間を少しくらい過ごしたいのかもしれない。

1 それでも出口に向かう
2 少しダナに付き合う

安価下3多数決、考察不要です。

「じゃあ少し付き合おう。どこに行く?」

「あー、あまり考えてなかったなあ。目抜き通りで少しお店見てもいい?」

「分かった、じゃあ行こうか」

ダナはニコニコ笑っている。彼女が犬なら、ブンブンと振っている尻尾が見えるようだ。

目抜き通りは教団支部からはさほど遠くはない。まだ瓦礫は残っているが、朝市帰りの人でそれなりに賑わっている。
ダナは普段服の店に入った。……そういえば、旅装束以外のダナの姿は見たことがなかった。
仕方がないとはいえ、彼女も年頃の娘ということなのだろう。

#########

「ねえねえ!見てこれ、似合うかな?」

ダナはヒラヒラのついたワンピースを手に取りはしゃいだ。男の子のような印象すら与えるダナだが、意外と服の趣味は女の子らしいものを好むらしい。
顔の作りは充分整っているが、体つきも存外と言っては悪いがメリハリがある。こういう服もかなり合うだろう。

「いいと思うぞ。……あまり着ている姿を、他人には見させたくないが」

「えー。どういうことさ」

むくれるダナに、私は笑った。

「私の前でだけ着てほしいという我が儘だ。それだけ似合ってるぞ」

彼女の顔が一気に赤くなった。

「……もう、シデったら!……でも買っても着る機会、ないよね」

「いや、いいんじゃないか。そのうち落ち着く時も来るし、その時にでも着ればいいと思うが」

すこししょぼくれていたダナの顔が明るくなった。

70以上で追加イベント

※追加イベント

その時、店の扉についてある鈴がからんと鳴った。入ってきたのは……

01~10 マリアだ。
11~30 クシャナだ。
31~99 ジュリアだ。

昼過ぎまで中断します。

どうでもいいけど一族と一族で子作りしたらどんなのが生まれるんだろう

つまりはフィオナと誰かってことになるけど

再開します。

>>138-141
うーん、理論上は付けたり引っ込めたりもできる連中ですが、コーウィンが言う通り本来の姿でないと色々無理が出ます。
なので、一族同士で…というのは基本ないです。ジュリアンはフィオナに対してそういう感情があったでしょうが。
なお、フローラは腹違いの妹なのにブレイズの妻になってますが、ネタバレになるので説明しません。というか、子供作る気がある夫婦なのか甚だ妖しいですが。

また「混ざり者」、つまりハーフは歴史上それなりにいます。ジュリアがそうですね。
一般人より長寿で強力な力を持つことが多いです。一族が普通の恋愛感情を持っているかは……?

「……あれ?シデさんとダナさんじゃないですか?」

店に入ってきたのはジュリアだ。今日も少女の格好をしている。

「ジュリア……ちゃんでいいんだよね?奇遇だねえ」

「ええ。モリブスに来てから服屋を巡るのが楽しくなっちゃって」

一度カリー店で顔を合わせてなければ、彼女とは分からなかっただろう。最初に会ったときは男性でも充分通っただろうが、今の彼女は街中を歩くごく普通の少女にしか見えない。
長年の地下生活もあって、溜まったものが解放されているのだろうか。そう感じる程度には、彼女の表情は生き生きしていた。

「そうなんだー。ボクたちはこれからモリブスを少し離れるから、ちょっと気晴らししてるとこだよ」

95-ミドル賢さ(10)×6=35以上で成功

11…失敗、ファンブル

それを聞いた時、ジュリアは絶句した。

「……ええっ、何で……?僕、一言も聞いてない……」

私はダナと顔を見合わせた。ミドルが連絡しているかと思ったが、急なことで怠ってしまったか。

「あー……知らなかったか。ごめん、急なことだったから。
昨日ザイザルの魔族と話付けてきたんだけど、今日アングヴィラに行かなきゃいけなくなったんだ」

85-魅力(16)×4=21以上で成功、75以上なら追加イベント

03…失敗

私はダナの言葉に続けようとしたが、その前にジュリアの目に涙がたまっていった。

「……酷いよ……こんな大事なことを言わないなんて……もう会えなくなるかもしれないのに!ミドルなんて大嫌いだっ!!」

ジュリアは店を飛び出して行ってしまった。これは少々まずいことになった。

「追いかけようか?」

「ああ。ミドルが迂闊なだけだが、ちゃんと説明しなければ」

85-ダナ器用さ(17)×3=34以上で成功、90以上で追加イベント

39…成功

私とダナは駆け出した。ジュリアは思った以上に足が速かったが、なんとかダナが捕まえた。

「やめて!離してよ!!」

「ごめん、ちゃんとミドルに謝らせるから。その後は、ジュリアちゃんに任せる」

85-ダナ魅力(18)×2=49以上で成功

02…失敗

「嫌だ!ほっといてくれっ!!」

そう言うとジュリアはダナを振り払い、どこかに行ってしまった。

「……これはこじれたねえ……」

私は溜め息をついた。関係を建
立て直せるかは、ミドル次第か。

そろそろ約束の時間だ。街の入口に向かわねば。

15以下、あるいは80以上で追加イベント

誤字あったのでやり直し。

02…失敗

「嫌だ!ほっといてくれっ!!」

そう言うとジュリアはダナを振り払い、どこかに行ってしまった。

「……これはこじれたねえ……」

私は溜め息をついた。関係を立て直せるかは、ミドル次第か。

そろそろ約束の時間だ。街の入口に向かわねば。

15以下、あるいは80以上で追加イベント

一応157で進行します。というか、こんなに早くレスが来るとは。

※追加イベントあり

街の入口に着いた。……が、ミドルとライラはまだ来ない。
ナーミたちもまだのようだから、問題があるわけではないが。何かトラブルに巻き込まれたのだろうか?

01~30 ミドルが泣きながらこちらに来る。ライラもご立腹の様子だ。
31~60 ミドルがライラに叱責されている。ジュリアも一緒のようだ。
61~85 ミドルがジュリアに謝っている。ライラはむくれている。
86~99 ミドルがライラ、そしてジュリアと一緒に現れた。ジュリアの機嫌は直ったようだ。

ミドルが泣きながらこちらに来る。ライラもご立腹の様子だ。

「……あんたねえ!どうしてそういうことちゃんとやらないのよ!ジュリアちゃん傷ついちゃったよ?」

「……ほんと、ごめん、なさい……」

どうもジュリアと途中で出会ってしまったようだ。ミドルの頬には赤い手形が残っている。

「ああ、本格的にこじれちゃったか……」

「まったく、本当お子様だよねえ。こういうことをちゃんと伝えないと、女の子が怒るってのを分かってないんだから」

ライラは呆れた様子だ。ミドルは泣き顔で下を向いている。

「ジュリアちゃんにはあたしから言っとくけど、二度とこういうことがないように。分かった??」

「…………はい…………」

私は少し溜め息をついた。ここでジュリアとの関係が切れるのは、望ましいことではない。さて、どうしたものか……

85-賢さ(17)×3=34以上で成功、80以上で追加イベント

55…成功、クリティカル

「……ちょっといいだろうか?」

私はミドルに言った。彼はまだ下を向いたままだ。

「ちゃんと伝えられなかった理由を、お前の口から言ったか?ジュリアの感情に押され、黙ったままじゃなかったろうな」

ミドルは黙って頷いた。ダナがライラに訊く。

「ライラちゃんはどうしたの?」

「ん、ジュリアちゃんを宥めたけど、相当怒ってて。ミドルの態度も問題だったけど……あとはばちーんと」

なるほど。ならば話は早い。

「ちょっと落ち着いて、直接話してみろ。確かに連絡を怠ったのはお前の落ち度だが、互いに感情的になりすぎてる。……ジュリアもやり過ぎたと、思ってるかもしれんぞ」

95-ミドル賢さ(10)×6=35以上で成功

ちょっと思案中です。

次のコンマで少し沙汰を判断します。

06…失敗

ミドルはまだ下を向いたままだ。

「あーっ、またウジウジしちゃって!こういう時は勢い!ほらさっさとかけなっ」

ライラがいきなり電話をかけ始めた。

50以上でイベント発生

※イベント発生なし

しかし、電話には出なかった。

「あーあ、あたしごと嫌われちゃったかな、こりゃ……」

ライラが深く溜め息をついた。時間が解決するしかないか。

そうしているうちに、向こう側から20人ほどの一団がやって来た。ナーミたちのようだ。

「さて、行くしかないかな。ジュリアのことは、モリブスに戻ってからにしようよ」

90以上でイベント発生

イベント発生なし

ミドルに対して
コンマ下一桁×10、ジュリアの好感度下落
コンマ下2一桁×8、ライラの好感度下落

ジュリア好感度 112
ライラ好感度 141

ここで休憩。再開は夜にします。

ちょっと今回は色々イレギュラーだったので、救済考えます。
11ファンブルまではまあよくあるかなという感じではあったんですが。

ゾロ目はまあ天運ですからね。シデのシヴァジャケは絶対出ないだろうと思ってましたし。
一族関連はゾロ目で展開が激変してるので、本当に何かに取りつかれてるのではと作者も思ってます。

帝国関連も基本そうだと思ってますが、ちょっと今回は偏り過ぎですね、色々と。
ミドル君には挽回の機会を与えようかと思ってます。

少し再開します。

##########

「……何かしょぼくれてるねえ」

ナーミがミドルの方を見やって言った。

移住するのは20人強という。リナルドなど強硬派の10人ほどは、エリックとともに行く道を選んだらしい。
「戦いたくない人は、やっぱり多かったんだよ」とはナーミの言葉だ。

強硬派の中にはケインと一戦交えることに固執しているのもいるそうだが、多分そこはコーウィンとジュリアンとの間で話がついているのだろう。
状況を見て何らかの動きを起こすのだろうが、どうするのだろうか。想像がつかなかった。

「んー、ジュリアと喧嘩したらしいよ?モリブスを発つことを、伝えてなかったんだって」

「えっ、そんなの無理じゃない?どこにいるかも分からないのに」

ダナは「あー」と声をあげた。

「『電話』ってのがあってね。離れた場所でも話せる道具があるんだよ。だから一応連絡はできたんだ」

「……それにしても、ちょっと短気じゃない?私も昨日の疲れが残ってるし、ちゃんと判断できなくても仕方ないと思うけど」

「まあ、ね。ただ、シデが言う通り自分で説明せずにアワアワしたのはまずかったねえ」

ダナの言うこともそうだが、やはりジュリアは心細いのだろう。帝国の残党以外で自分と話せる人がいた方が、安心できるというのはあったように思う。
そうでないと、あの狼狽振りは理解できない。

「しかし、ライラも落ち込んでるな」

私は後ろでとぼとぼ歩くライラを見た。仲裁できなかったのもあるが、彼女からの連絡にも出なかったのを気に病んでいるらしい。
時間とともにジュリアが落ち着いてくれるといいが。

やがてイスパファン近くに来た。ここで野宿をするらしい。急なことではあったが、エリックは道中の路銀と食料を用意していたようだ。暴君と聞いていたが、なかなか気は利いているようだ。

01~05 ???
06~85 イスパファンの住民からの許可が下りたようだ。
86~98 ?????
99    ????????

イスパファンにやった若者が戻ってきた。野宿を張る許可をもらったようだ。
私たちもテントを張る。ミドルがうつ向きながら作業しているが、喝を入れねば……

※自由安価で喝の内容を募集します。
良いものがあれば採用します。22時頃まで不在にするため、期限は復帰まで。

上げます。

もう一度上げます。

再開します。212を採用。

夜。ミドルはまだ塞ぎ込んでいる。真面目すぎるのか、どうにも一回思い詰めるとそこに閉じ籠もる悪癖が彼にはある。
私は茶を作りながら言った。

「まだ考え込んでいるのか」

返事はない。

「……黙っていても何か先に進むわけではないが、な。
とりあえずこいつを飲め」

私は茶の入ったグラスをミドルの前に置いた。……手をつける気配はない。

「……『箱の中の猫』の逸話は知っているか。毒の入った餌を入れた箱に猫を入れたらどうなるか、という話だ。
猫はそれを食べて死んでいるかもしれないし、食べずに生きているかもしれない。
だが、生き死には結局、箱を開けてみなければ分からない、ということだ」

ミドルは相変わらずだ。私は静かに続ける。

「私たちは、いつ死ぬか分からない。昨日エリックに消されていても不思議じゃなかった。
だから、今できることをやるしかない。伝えるべきは伝えないと、その次は二度と訪れないかもしれない。
……今のお前は、箱に入った猫をただ眺めているだけだ。開ければ死んでいるか生きているかは分かる。だが、明日箱を開けられる保証は、どこにもない」

ミドルが少し顔をあげた。

「それはジュリアも同じだ。明日お前が生きているかどうかは、彼女にも分からない。
ただ、一つ言えるのは、もしお前が明日死んだなら、ジュリアはずっと悲しみに沈んだままだということだ。……それでいいのか」

「……よくないです」

私は頷いた。

「……なら、それを飲んで彼女に連絡しろ。それが今できる、唯一のことだ」

後は彼女が出るのを祈るだけだ。

15以上でイベント発生

43…成功

ミドルは茶を一気に飲み干し、電話をかけた。

01~20 …………
21~50 何の用
51~80 どうしたの、今更
81~99 ごめん

「……何の用」

不機嫌そうな声が向こう側からかすかに聞こえてきた。

「……ごめん。……別に、伝えなくてもいいとは、思ってなかった。
……ただ、もっと早く言うべきだった。ごめん」

向こう側は黙ったままだ。

95-ミドル魅力(10)×3=65以上で成功、ファンブルなし

84…成功

「……ただ、明日どうなるか分からないから。僕らはいつ死んでも不思議じゃない環境にいる。
明日は大丈夫でも、次にそっちに行けるかという保証はないんだ。
だから今、僕の口からジュリアに謝っておきたかった。君をないがしろにしてた訳じゃないと、誤解を解いておきたかった。
……身勝手かもしれないけど、これが僕の、正直な気持ちだ」

ジュリアはまだ黙っている。

95-ミドル魅力(10)×5=45以上で成功、ファンブルなし

一応ファンブルなしなわけですが…さあどうしますかね。少し考えます。

いや、一応偶奇判定やって奇数を通常の失敗にすべきかを考えてました。
236の偶奇で奇数が出たらそうするつもりでしたが、偶数だったのでこのまま100扱いにします。

続きは少々お待ちを。
なお、展開は考えてありますのでご心配なく。

では、切りがいいところまで進めます。
寝落ちがあるかもですが御勘弁を。

00…成功、強クリティカル

……しばらくの沈黙のあと、「電話」の向こう側から声が聞こえた。

「……もう遅いよ」

ミドルが愕然とした表情を浮かべた。これは、相当キツいだろう。私も陰鬱な気分になった。

……?

そう言えばさっきから随分はっきり声が聞こえてくる。「電話」の会話の内容は、第三者にも明確に分かるものだっただろうか?

……ぱすぱす

誰かがテントの布を叩く音がする。私はミドルに入口を開けるよう促した。
茫然自失のようだったので、なかば無理矢理入口に彼を向かわせた。……そこには。

「……ごめん、来ちゃった」

えへへと笑うジュリアがいた。格好はケープを羽織っているが、恐らくは冒険者の装束だ。

「……え。……ええええっ!?どうしたの??」

「いや、ミドルの言った通りだなと思って。僕もあのままだときっと後悔するから、ちゃんと会って謝りたかったんだ。……あんなに怒ってごめん。ちょっとどうかしてた」

ジュリアは深く頭を下げた。

「えっ、いやいやいや、僕が悪いんだからジュリアは謝らなくても……」

「ううん、僕がちゃんと話を聞いてれば、ここまで変になることはなかったんだ。……だから、この話はここまで。多分、お互いずっと謝り続けになりそうだから、ね」

ジュリアが笑うのを見て、ミドルが泣き始めた。

「えっぐ、ごめんね!……うぐっ、あ、ありがと……」

「だ、だから謝らなくてもいいって、言ったじゃないか……うっ、ぼ、僕も、泣いちゃうじゃないか」

似た者同士だな。私は苦笑いした。

騒ぎを聞き付けたのか、隣のテントからダナたちも様子を見にきた。ジュリアの姿を見て、「ええっ!?」と驚いている。
中でもライラは少し茫然としている。やがて気を取り直したのか、ミドルたちのところに来た。

「ジュリアちゃん、どうしてここに?」

「……あ、ライラさん……ごめんなさい。多分、傷付きましたよね。連絡、無視しちゃったから」

ライラは首を振った。

「ううん。それは別にいいよ。……でも、まさかここまで来るなんて」

「ええ。ちゃんと謝りたかったんです。……あと、そろそろネモたちの手を離れて、独り立ちをしてもいいかなと思ったというのも少し。
モリブスにいてもいいんですけど、あそこにいたら何だかんだで、皆僕のことを気にしちゃいますから」

「……ということは、私たちと一緒に行く、ということか?」

ジュリアは涙を拭いて、私の問いに答えた。

「……できたらですが。迷惑、ですか」

私はミドルとライラを見た。静かに彼らは頷く。

「ボクは歓迎だよ。あとはシデだけだね」

にひひと笑うダナを見て、私は苦笑しつつ言った。

「分かった。歓迎しよう」

※ジュリアがパーティに加入しました。

※ミドルに対するジュリアの好感度
コンマ下一桁×8上昇

ジュリア好感度 168

ついでにシデに対する好感度も設定します。0になってもミドルの好感度が0にならない限りパーティにはいます。
(逆に0になると一緒に離脱します)

コンマ下+魅力(16)×4

シデへの好感度 85

パラメータですが、とりあえず以下のようにします。

01~33 万能寄り戦士型
34~66 万能寄り魔道士型
67~99 万能型

しかし食費諸々が1人分増えるわけだから本格的にトレジャーハントしないと意外とすぐに資金底つきそう

レベルの設定をします。

01~35 平均8前後
36~70 平均10前後
71~99 平均12前後

武器、防具は適当に設定しますが、素のパラメータがこんな感じです。

ジュリア(両性、16歳一族ハーフ)

HP 205
筋力 11
知力 9
器用さ 12
賢さ 8
耐久力 12
魅力 10
好感度 85

装備はそこそこ強いので、戦えなくはないはずです。
特殊能力含めたステータスの開示は明日朝。

>>258
750マドルのものを二つ売ったので、まだしばらくは大丈夫のはずです。

ではまた明日。

食事だったり寝泊まりだったりで大体何マドルくらい使ってるのか知りたい

再開します。

>>265
そこはあまり厳密にはやってないですね。貨幣単位とか考え始めると、凝りすぎて切りがなくなるので。
とりあえず、750マドル相当の品でも一般的には相当な貴重品なので、これを2つほど売った現状は日本円相当で100万円以上は優に持ってます。

武器と防具の設定です。

01~40 それぞれ1500マドル相当
41~80 それぞれ3000マドル相当
80~95 武器が準神器級
96~99 神器持ち

ジュリアの職種を決めます。
(名目上の職業は王族)

01~30 スナイパー
31~60 剣術家
61~90 アサシン
91~99 パラディン

スナイパーに決定のため、以下の特殊能力がつきます。

・集中 1ターン消費し、次ターンの命中確率が最低でも80%に。クリティカル率も6割に。ゾロ目なら4倍ダメージ
・遠距離攻撃 30メドの距離まで命中マイナス修正なし
・破魔矢 アンデッドに確定2倍ダメージの矢を放つ
・火炎弓 矢のダメージに追加で知力を乗せる

あ、ジュリアって16歳だったんだ

2年前の時点で成人が近いってジュリアン言ってたからてっきりもう20近くあるもんだと思ってた

安価下

装備
ダガー (特段の能力なし)

クロスボウ「ウィザッパー」
知力、器用さと魅力+2、ダメージ修正25
特殊能力:不意討ち
不意討ち判定に20のプラス(通常時は70以上で不意討ちできる)
2メド以内では使用不可

ジュリアの軽鎧
HP+10、筋力、耐久力+2、ダメージ軽減20

ジュリアのヘアバンド
HP+15、知力、賢さ、魅力+2、ダメージ軽減10、コンマプラス修正10

ジュリアのブーツ
HP+10、器用さ+4、ダメージ軽減10
特殊能力:バックステップ
近接距離時、遠距離までの移動が可能

「針」
ジュリア残りHP30以下で発動、ジュリアンが身体を乗っ取る(抵抗判定あり)。
発動時全パラメーター+5修正、HP半分まで回復、自動で毎ターンHP1割回復、コンマプラス修正20
戦闘終了後ジュリアは最低3日、最大1週間リタイア

現時点ステータス

ジュリア(両性、16歳一族ハーフ)

HP 205+35(240)
筋力 11+2(13)
知力 9+4(13)
器用さ 12+6(18)
賢さ 8+2(10)
耐久力 12+2(14)
魅力 10+4(14)
好感度 85
職業 王族

ダメージ修正 遠距離25
ダメージ軽減 40

特殊能力

・集中 1ターン消費し、次ターンの命中確率が最低でも80%に。クリティカル率も6割に。ゾロ目なら4倍ダメージ
・遠距離攻撃 30メドの距離まで命中マイナス修正なし
・破魔矢 アンデッドに確定2倍ダメージの矢を放つ
・火炎弓 矢のダメージに追加で知力を乗せる

装備
ダガー (特段の能力なし)

クロスボウ「ウィザッパー」
知力、器用さと魅力+2、ダメージ修正25
特殊能力:不意討ち
不意討ち判定に20のプラス(通常時は70以上で不意討ちできる)
2メド以内では使用不可

ジュリアの軽鎧
HP+10、筋力、耐久力+2、ダメージ軽減20

ジュリアのヘアバンド
HP+15、知力、賢さ、魅力+2、ダメージ軽減10、コンマプラス修正10

ジュリアのブーツ
HP+10、器用さ+4、ダメージ軽減10
特殊能力:バックステップ
近接距離時、遠距離までの移動が可能

「針」
ジュリア残りHP30以下で発動、ジュリアンが身体を乗っ取る(抵抗判定あり)。
発動時全パラメーター+5修正、HP半分まで回復、自動で毎ターンHP1割回復、コンマプラス修正20
戦闘終了後ジュリアは最低3日、最大1週間リタイア

本編は昼から。

>>273
元服は15という設定です。
確か災厄の日に1歳と書いていた記憶が。間違ってたら直します。

では、再開します。

「それにしても、ネモには言ったの?僕たちのとこに行くこと」

「いや、言ってない。どうせ止めるだろうし。しばらくは向こうで情報収集ぐらいしかやらないだろうから、すぐに蜂起とかそういうこともないしね」

ジュリアは私たちと一緒に、簡単な夕食をとっていた。黒パンにハム、塩漬け肉と野菜のスープだ。しばらくはこんな内容の食事が続くことになる。

「まあ、事後報告でいいから話はした方がいいだろう。連絡手段もあることだしな」

私はスープをすすった。少し塩味が足りないか。

「ええ。言えば分かってくれるかと」

※85以上で追加イベント

※追加イベントなし

「そう言えば、リネールとモネーラは?」

ダナの問いにジュリアは首を振った。

「連絡が取れなかったですし、取れたとしても来ない気がします。親に売られたようなものですから」

「……その親はこっちにいるのか?」

「いや、いないよ。……ケインのとこかもね、二人が消えてから、両親もいなくなったから」

ナーミが言うと、少し気まずい空気が流れた。

「リネールたちと言えば。フェリルという女は知らないか?ケイン側だと思うが、行方が知れないらしい。魔候国の貴族と聞いていたが」

80以上で成功

88…成功、クリティカル

「ああ!知ってるよ、昔一緒に遊んでもらった。
……でも2年前にいなくなっちゃったんだよね。『好きな男の人ができた』って、こっそり教えてくれたけど」

おそらくザッシュのことだ。

「もう少し詳しい話は知らないか?」

「2、3回ぐらい見たことがある。目の細い人で、何か怖かったな。リネールたちがいなくなったのは、最後に見てからしばらくしてだったよ」

私はザッシュについてナーミに教えた。ナーミが何か考え込んでいる。

「どうした?」

「いや、魔法が効かないって言ってたでしょ?何か引っ掛かって。
私たち魔族って、マナの動きには敏感なわけ。実は全ての生き物は、大なり小なりマナを纏ってる。特にマナが強いと魔法の才能があるって言われるよ。女の人の方が、そういう傾向が強いらしいけど。
私は大体見れば、どのくらいのマナがあるのか分かるんだ」

ナーミはパンを一口かじった。

「で、そのザッシュって人。……全然なかったんだよ。人としてあり得ないの。だからすごく引っ掛かってた。魔法が効かないってのも、納得だけど……何でそうなってるんだろうね?」

確かにそうだ。しかもザッシュのような存在は複数いるという。

95以上で成功

中断します。

2100以降に再開します。
FE新作は様子見中ですが、なんか良さげですね。執筆ペースが落ちそうですが…

ザッシュ関連はまだ分からないことだらけですが、一応ごくわずかに伏線らしきものはあります。

では、再開します。

54…失敗

「正直、思い付かないな。ベネディクトのような『作り物』にしては自我があるし、私の治癒術も効力はあった。
……あれは魔力とは違い、人間の生気を活性化させるものだから効いたのだろう。人間でないとは、考えにくいな」

どうにもまだ謎は多い。現状では考えても無駄なようだ。

###########

その後はライラがジュリアの加入祝いと酒瓶を持ち出し、ちょっとした酒盛りになった。
ザイザルの人々とも話したが、やはり恐怖で支配されていた面は大きかったらしい。
「ナーミ様がようやく立って下さった」との老人の言葉に、彼女が何とも言えない苦笑を浮かべていたのが印象に残った。

※75以上で追加イベント

※追加イベントなし

酒盛りが終わり、皆かなり酔ったようだ。主役のジュリアも飲まされたが、やはり弱いのかすぐに寝てしまい、女性用テントに運ばれた。……その分の被害はミドルに行ったのだが。
「あんたは女心が分かってない、教育してやる」と酒瓶片手に迫るライラをダナとナーミが押さえつけているうちに、彼もまた疲れからか前後不覚になっていた。

「……じゃあ、ミドルは私が連れていくぞ。あまり飲みすぎるなよ」

「はーい」

女性陣はまだ飲むらしい。この場にランダムがいなかったのは、良かったのか悪かったのか。

##########

翌朝。私たちはイスパファンからアーデンの森へと入った。
治安が良くない地域だが、さすがにこの大人数で襲いはしないだろう。

※15以下で追加イベント

※追加イベントあり

森に入りしばらく歩くと、列の後方が騒がしい。

「何かあったか?」

「小さな子がはぐれたみたい。……さらわれてたりしなきゃいいけど」

ナーミが心配そうに言う。魔族の子なら奴隷商人に高く売れるだろう。それに、さらわれなくてもここは危険だ。

1 皆で手分けして探そう
2 私たちが探すから、先に行ってくれ

安価下3多数決、考察不要

「そうか、皆で手分けして探そう。何か異変があったらすぐ呼んでくれ」

まだ森に入ってそう時間は経っていない。とすれば……

1 森の中を探す
2 森の入口に引き返す
3 荷車の中を探す

「私は一回森の入口まで引き返す。ダナたちは森の中を探してくれ」

「うん、分かった」

私は駆け足で戻る。走ること15分、森の入口には…

30以上で発見

55…発見、追加イベント

いなくなったのは5歳ぐらいの女の子という。森の中は鬱蒼として暗い。多分、暗い所を怖がり引き返したのでは?
その予測は当たった。……が、泣きはらしているだろうと思ったその子は、何かと遊んでいる。とても楽しそうだ。

「ちゅー!ちちゅー!!」

「わああ、これすきなんだねー。もっとあげるねえ」

女の子は道端の花を黄色の……ウサギのような、ネズミのような動物にあげている。
……魔物の一種だろうか?その動物はモグモグと花を食べて満足そうに「ちゅー!」と鳴いた。

「……ちょっといいかな?アルナちゃんだよね。お父さんたちが心配してるよ?」

「やー!まだあそぶのー!ねー、ちゅうちゃん」

「ちゅー!」

女の子はまだ遊びたいらしい。……そもそも、この魔物は安全なのだろうか?私には判断がつかない。

80-魅力(16)×4=16以上で成功

86…成功

「じゃあ、その子と一緒にお父さんたちの所に戻ろうか。心配してるよ」

「うん!ちゅうちゃんといっしょなら、くらいもりもこわくないもん!いいよね、ちゅうちゃん」

「ちゅちゅー!!」

女の子はニコニコしながらその魔獣を抱いた。ちゅうと呼ばれたその魔獣には、少し知性があるのかもしれない。

私たちは本隊に合流することにした。

※20以下で追加イベント

※追加イベントあり

本隊に合流しようとすると、何やらざわついている。

「どうかしたのか?」

01~40 村人が、森の中に変な建物を見つけた
41~60 村人が、変な魔獣を見つけた
61~95 村人が、盗賊に遭遇した。ダナとナーミたちが交戦中だ
96~99 変な男が現れた。

ちょっと中断します。

「盗賊が襲ってきたんだ。数は……15人ほど。一人不意討ちで深手を負ってる。ナーミ様とあんたの連れが、今戦ってるところだ」

中年の男が、道の先を指差した。確かに、叫び声が向こうから聞こえてくる。

「このおじさんと一緒にいてくれ」

私は女の子を託すと、戦闘に加わるため走り出した。

01~30 存外苦戦している?
31~70 残りは少ない、任せても大丈夫か?
71~99 戦闘は終わっていた。

※ファンブル、大苦戦

辿り着くと、5人とも苦戦している。傷もつけられているようだ。

「すまんっ、加勢するっ!」

「シデ!気を付けて、こいつら……ただの盗賊じゃない!!」

よく見ると……相手は盗賊風の装束だが中には防具を着込んでいる。動きも統率がとれているようだ。おそらくは何者かに訓練されている。
あるいは……私たちを狙ってきたのかもしれない。とすれば、相当事態は切迫している。

「分かった、ここで殲滅する!!」

何人かは倒れているが、残りはまだ8人いる。やるしかない。

※シデ以外の5人(ダナ、ミドル、ライラジュリア、ナーミ)は既に50ダメージを負っています。

私は……

01~40 手前の男に向かった
41~80 奥の男に向かった
81~99 一番奥の男に向かった

私は手前の男に向かった。大柄で、両手にナイフを持っている。
……「針」が首に刺さっている!?間違いない……これはケインの追手だ。

※50以上で先制

私は拳を上げ、男に突進した。左を下から突き上げる!

70-器用さ(18)×3=16以上で成功

93…成功

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15
コンマ下2一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 290
二刀流の男残りHP 800-290=510

左を腹に当てるのとほぼ同時に、私は右を男の顎に当てた。……手応えはあるが……男はにやりと笑う。

「……やるねぇ……」

そう言うや否や、男はナイフを恐ろしい速さで首筋を狙って振りかざしてきた。

80-器用さ(18)×3=26以上で成功(コンマ下)
80-器用さ(18)×3=26以上で成功(コンマ下2)

57…成功
66…クリティカル、カウンター

男の攻撃を私は間一髪避けた。2発目を繰り出した時、男が大きくよろけたのを私は見逃さない。

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15
コンマ下2一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 245
二刀流の男残りHP 510-245=265

※朦朧発生

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 420
※二刀流の男は死亡

私は男の顎からこめかみに左の鉤打ちを放つと、倒れかかる男にさらに左を打ち下ろした。
……頭蓋骨が砕けるぐしゃあという音が響く。急所に入ったか。
男は無言でその場に崩れ落ちた。……残りは7人。

01~30 ダナに男が襲いかかっている
31~60 ミドルに小柄な……おそらくは女性の黒装束が襲いかかっている
61~90 暗黒の嵐!!
91~99 パチパチパチ……

後衛のライラが叫ぶ。

「暗黒の嵐っ!!」

70以下で……

※27…一人効いていないのがいる

ライラの近くにいる5人に、黒い稲妻が降り注いだ。

「がああああああっ!!!」

悶絶する襲撃者たち。しかし、その中の一人はまるで効いたそぶりもなくライラに襲いかかる!

60以上でシデに矛先を向ける

90-ライラ器用さ(10)×2=70以上で成功

80…成功

「あっぶな!」

ライラは小柄な男……女か、少年かもしれない……のナイフを後ろに跳んで交わした。……こいつも二刀流か?

「ライラ、助太刀する!」

35以上で先制

※38…先制

いや、二刀流ではない。ただ、刀身が薄く光っている。ただのナイフでないのは、疑いがない。

私は小柄な黒装束に拳を叩き込む!

70-器用さ(18)×2=34以上で成功

91…成功

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15
コンマ下2一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 240
小柄の黒装束 残りHP 1000-240=760

※朦朧2回分発生

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 140
小柄の黒装束 残りHP 760-140=620

※朦朧1回目終了

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 115
小柄の黒装束 残りHP 620-115=505

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15

なん

ちなみに2回目以降の継続判定って今何?

ダメージ 110
小柄の黒装束 残りHP 505-110=395

※気絶判定 50以上で気絶

>>380
通常通り40以上です。

※63…気絶

私は身体を大きく振って、その反動を使って左右の強振を叩き込む!!
……一発、二発、三発、四発……そして五発。

その時、そいつは前のめりになって倒れ込んだ。命は奪っていないようだが、頭巾の隙間から覗く目は白目になっている。気は失われたようだ。

「……さすが。ていうか……シデ強過ぎない?」

そうだ、この服だ。神器とジュリアンは言っていたが、こいつの魔力のせいか動きがすこぶる軽い。しかも、拳速も恐ろしく上がっている。……凄い逸品だ。

「だああああっ!!」

ダナたちは暗黒の嵐の直撃を食らった4人と戦っている。何とかなりそうな気配が出てきた。

……残すは二人。

※50以上で追加イベント

※追加イベントなし

奥の男は動く気配がない。その前に、小柄な……おそらくは女性であろう黒装束が立ちはだかる。

女は右手に力を込めている。物凄い魔力!?

50以上で先制

99…先制、強制ヒット

私は思い切り踏み込むと、女が攻撃体制に入る前に拳を腹に叩き込んだ。

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15
コンマ下2一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 285
黒装束の女 残りHP 750-285=465

※朦朧発生

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 125
黒装束の女 残りHP 465-125=340

※50以上で気絶

60…気絶

女は胃液を吐くと、腹を押さえてうずくまった。

奥の男がそれを見て動いた。

01~50 ここまでのようですね
51~90 ……何があったのです?
91~99 ?????

「……ここまでのようですね」

男は倒れ込む女の肩を抱えた。……?

……この声には聞き覚えがある。まさか。

「……ザッシュか……!!」

50以上で追加イベント

※追加イベントなし

男は頭巾を取った。そこには……皺が増えてこそいるが、細い表情の読めない目は変わらない。ザッシュがいた。

「ご名答、と言いたいですが……今のあなたとやっても死ぬだけですからね」

ザッシュの姿が急速に揺らぐ。……プレーンウオーク?「一族」でもないのにできるものなのか??

「とりあえず、僕はこの辺で退散させてもらいますよ。……『再調整』したら、また会いましょう」

彼は女を抱えたまま、どこかに消えていった。

私は近くにある木を殴り付けた。……奴とまみえたこの森で、再び襲われるとは。これも因果というものなのか。

ここまで。諸々のネタばらしは明日。

なお、明日夜の更新は多分ありません。

再開します。

振り返ると、ダナたちが残りの4人を仕留め終えた所だった。

「ダナっ、大丈夫か?」

「うん、何とか……そっちは?」

「2人に逃げられた……というより、落ち着いて聞いてくれ。ザッシュだ」

その言葉を聞いた、ナーミ以外の4人が固まる。

「……何だって??」

「顔を見た。多分、一緒に消えたのはフェリルだろう。……極めて、厄介なことになったな」

カシィンっ!ミドルが怒りを顕にして剣を地面に叩き付けた。ザッシュは彼にとって最大の仇敵だ。殺しても殺し足りない相手が現れていたのだから、無理なからぬことだ。

「でもなぜ今?どうして、どうやって僕たちを襲ったのかも分かりません」

ジュリアが戸惑いを隠さず言う。そう、問題はそこだ。可能性はいくつかあるが……。
私は頷くと、ライラに聞いた。

「そこで倒れている奴は、多分生きてるはずだ。あと生き残りは何人いる?」

「よくわかんない。でも、半分は少なくとも生きてる。戦闘はできないだけで」

「そうか。ナーミは本隊に戻って縄を持ってきてくれ。生き残りを縛って尋問する」

########

生き残っていたのは6人だ。「やらなきゃやられる程度には強かった」とダナは言う。
私が頭蓋骨を砕いて仕留めたのは「針」付き。そしておそらく、私が昏倒させた奴は、ザッシュと同類――魔法が効かない。
ある意味、いい状況で加勢できたとは言えるかもしれない。

座っている連中の頭巾をはぐ。青年から中年の男が多いなか、小柄な黒装束の奴は……

01~50 少年だ
51~99 少女だ

※ゾロ目で特殊出生

小柄な黒装束の奴は、まだ年若い少年だ。……にしてはかなりの威圧感がある。
「針」はどこにもないようだ。しかし、普通の人間ではあり得ない。

80-賢さ(17)÷2=71以上で成功

※90以上ないと明確には分かりません。

24…失敗

やはり見た目上は異常はない。分からないが、とりあえず話を聞くより他ない。

「……ううっ……」

少年が目を覚ました。

「目覚めたか。聞きたいことは山ほどあるが……まずは聞こう。テルモンからの刺客だな」

01~20 少年は薄く笑った。
21~50 少年は黙して答えない。
51~80 少年は私を睨み付けた。
81~99 少年は頷いた。

少年は私を睨み付けた。

「それは肯定と受けとるぞ」

「……好きにしろ」

肚が座っている。歴戦の軍人のようでもあるが、それにしては見た目が幼い。やや混乱しつつ、私は言葉を続けた。

「私たちを襲ったのは何故だ。誰かに命じられたとは思うがな」

おそらくはケインの命だろう。だが、狙ったのが私たちなのか、ザイザルの魔族なのかで大きく話は変わってくる。

80-魅力(16)×3=32以上で成功

14…失敗

少年は黙して答えない。そう甘くはないか。
ならば質問を変えよう。

1 ザッシュとの付き合いは長いのか
2 殺しは楽しいか
3 若いのにいい腕だな

安価下3多数決、考察不要

「若いのにいい腕だな」

リネールやモネーラのように操られているわけではない。かつてザッシュも天才と呼ばれていたと聞くが、関係はあるのだろうか。

80-魅力(16)×4=16以上で成功

13…失敗

「皮肉か、それは」

少年は吐き捨てた。私が一方的に打ちのめしたことを考えると、その反応はやむを得ないか。

「これはらちが明かないね。多分こいつは喋らないよ」

ナーミがしかめ面で言った。その通りだろう。

向こうでは別の男が意識を取り戻したようだ。こいつに聞くか。

01~40 がちっ
41~60 無言でうつむいている
61~80 いてえよお
81~99 命は助けてくれ!

男の所に行くと、彼はにやりと笑った。なぜ笑う?

「がちっ」

男は何かを噛み砕いた。すぐに男が激しい痙攣を起こす。……これは!

「奥歯に毒を仕込んでいたかっ」

これはもう助けようがない。……相当忠誠心の高い一団なのだろう。
彼はすぐに事切れた。

「……これはちょっとまずいね。誰も吐かないかもしれない」

ダナが呟いた。おそらくは、他の男も自決を選ぶだろう。
……ならば、少年が自決を選ばないのは何故だ?

80-賢さ(17)×4=12以上で成功

90…成功

そうか……回復を待っているのだ。多分、ある程度の体力が戻ったら……自爆して、全員を道連れにする。
生命力を魔力に変える禁術がある。それならば可能だ。

だが、仮にそうだとしてどうする?

1 狙いは分かっている
2 無言で殴る
3 自爆する気だ!と叫び殺しにかかる

安価下5多数決、考察必要

1は少年にそう言うってこと?
安価下

>>445
その通りです。

上げます。

「……お前の狙いは分かっている。……自爆する気だな」

皆の間に緊張が走った。

「な、何を根拠に?」

「こいつが自決しなかったからだよ。つまり、まだ生きていなければいけない。
生命力を魔力に変え、それを爆発に転化する禁術『爆身』は知っているか?それを使うために、体力の回復を待っている……私はそう踏んでいる」

01~35 少年は「ちっ」と吐き捨てると、薄赤いオーラを身にまとい始めた。
36~70 「面白い推測だな?」
71~99 少年は笑い出した。

少年は「ちっ」と吐き捨てると、薄赤いオーラを身にまとい始めた。……まずいっ!!

「みんな逃げろぉぉ!!」

「まだ不充分だが、貴様らを殺すには充分だ!!死ねい!」

私は少年を全力で殴った。……殺さねば、死ぬ。

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15
コンマ下2一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 245
少年残りHP 395-245=150

※朦朧発生(2回分)

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15

※HP-100で完全死亡です。
0以下で戦闘は終わります。

ダメージ 110
少年残りHP 40

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+15

ダメージ 110
少年残りHP -70

※致命傷を負っている状態です

私は4回ほど、少年を殴り付けた。「爆身」を発動する前に、彼は地面に倒れ伏せた。

「……殺したの?」

ダナが訊いてくる。多くの人が逃げるなか、彼女だけはそこにいた。

「いや。しかし、このままだと」

私は言うや否や蘇生に入った。厳しいのは分かるが、やるだけはやる。

※100-70+20=50以上で蘇生

ファンブルはありません。

41…蘇生失敗

しかし、少年の活力はみるみる間に失せた。……やはり、無理だったか。

「……仕方ないよ。やらなきゃ死んでた」

沈痛な面持ちでダナが言った。結局、彼らの狙いは何一つ分からなかったことになる。

※50以上で追加イベント

※救済追加イベント

その時、私の懐で「電話」が鳴った。誰からだ?

01~30 ネモだ。
31~60 ランダムだ。
61~90 コーウィンだ。
91~99 ???

画面には「コーウィン」とある。私は急いで「電話」に出た。

「もしもし」

「私だ。……」

01~40 厄介なことになった。
41~70 襲撃に注意しろ。
71~99 いいニュースと悪いニュースがある。

「私だ。……厄介なことになった。フィオナと連絡が取れない」

「何ですって!?」

私は思わず大声を上げた。

「元々大っぴらに連絡はしていなかったがな。ケイン陣営の動きを聞き出そうと、ある『メッセンジャー』――諜報員と言った方が、貴公らには分かりやすいか――を寄越したのだが、テルモンの指定の場所に現れなかった」

私は納得した。フィオナの所にいるはずのザッシュが今現れた、ということは、彼女の影響下に彼がいないことを意味する。

「そうですか……実は先ほど、ザッシュの襲撃を受けました。妙だと思っていたのですが」

「電話」の向こうから、長い溜め息が聞こえた。

「非常に事態は良くないな。今どこにいる」

私はアングヴィラに向かう道中のアーデンの森にいると伝えた。

01~30 奇襲には向いているな。魔族ごと狩るつもりだったか
31~60 奇襲には向いているな。……ただ、気になることもある。
61~99 そういうことか

中断します。どうなることかと思いましたが、やっと(強引ですが)軌道修正できそうです。
なお474を発生させたコンマは明確に判定を甘くしてます。さすがに低コンマが続きすぎたので…

尋問フェイズで徹底的に低コンマ引いてきたのホント笑うしかない

夕方ぐらいに一度更新します。

>>484
それ以前にここでイベントは起きないはずでしたからねえ。
11ファンブルで決定的に状況がおかしくなって、そこからさらに低コンマ連発では……。

あとで分かりますが、481は割と大きなターニングポイントです。
「なぜザッシュがここにいたか」が分かる理由を決定するコンマでしたが、ここで00奇数や11ファンブルを引いたら目も当てられないことになってました。

『なるほど、そういうことか』

コーウィンが静かに言った。

「というと?」

『以前、奴と交戦したのはアーデンの森だったな。そこが重要だ。なぜ前も、そして今回も、ザッシュがそこにいたのか?それは単なる偶然ではない』

「……私たちを襲うのに、都合がいい場所だからとばかり思ってましたが」

私はコーウィンの言葉が理解できなかった。それ以外に理由があると?

『それは半分正しく、半分間違っている。奴らを見て、妙だと思わなかったか?』

80-賢さ(17)=63以上で成功、ファンブルなし

55…失敗、ただし…

どこが妙だったのだろう?……一つ変だと思ったのは、ザッシュが最後まで動かなかったことだ。
私の姿を目にしても、攻撃する気配はなかった。傷が癒えてないからだと思っていたが違うのか?

考え込む私に、コーウィンが言った。

『まあそれはいい。一つ、重要なことがある。おそらく、そこの近くに奴らの拠点がある。それが何か、どこにあるかは、詳しくは知らない。
ただ、『死の行商人』とみられる集団がアーデンで目撃されたのが数回あるらしいと、デアドラ経由で聞いた。
まだモリブスやアングヴィラで奴らの被害は確認されていないが、何かが動いているのは間違いない』

「とすると、奴らの襲撃は偶発的?」

『分からん。……ただ、周辺を調べると何か出てくる、かもしれんな。
とにかく、そこにザッシュがいたのはあまり歓迎すべき事態ではない。フィオナの行方はこちらも探すが、気を付けろ』

そう言うと、コーウィンからの電話は切れた。

「これ、どうする?ザイザルの皆をアングヴィラに行かせるのはいいけど……」

「ナーミに相談しよう。行けるならば、1日潰して森を探索したいが……」

ふと周りを見ると、「大丈夫ですかー?」というミドルの声が聞こえた。大きく手を振っているので、こちらも振り返した。

#########

「……ケインの拠点があるかもしれない、ですか」

ジュリアが険しい表情で言った。皆、深刻な表情をしている。

「奴らが襲った理由は分からない。ナーミたち一行が狙われていたり、私たちが標的だったりという懸念が消えたわけでもない。
ただ、もしそれがあるなら、この襲撃は悪い話ばかりではない可能性もある。アングヴィラに行くのを1日遅らせ、私たちが調べる時間を貰えないだろうか」

私はナーミに頭を下げた。

80-魅力(16)×4=16以上で成功

ここまで。夜は多分休みます。

再開します。

78…成功

「うん、いいよ。私もそれは気にしてたし。食糧も余裕はあるから大丈夫」

ナーミは快諾した。

「ありがとう、助かる。それと、生き残ってる奴はどれぐらいいる?」

私は捕縛している連中を見た。

01~40 全員自決したよ
41~60 大体は死んだよ。ただ、一人だけまだ目を覚ましてないのがいるね
61~80 大体は死んだよ。ただ一人だけ、意識を取り戻してまだ自決もしてない。
81~90 大体は死んだよ。ただ、一人はまだ自決してなくて、もう一人まだ意識を取り戻してないのがいるね。
91~99 何人かは生きてるね

「大体は目覚めてすぐに自決したよ。横の奴を見て察したのかは知らないけど……ただ、まだ意識を失ったままのが一人いるね。無駄だと思うけど、尋問してみる?」

「ああ」と頷き私は最後の一人のところに来た。治癒術を少しかけて目覚めさせる。

「…………」

男は静かに目覚め、辺りを見渡した。

「全滅、か」

01~60 奥歯にある毒を噛み砕いた
61~80 皮肉めいた笑みを浮かべた
81~99 涙を流し始めた

男は皮肉めいた笑みを浮かべた。

「……後を追わないのか?」

「いや、ミイラ取りがミイラになっちまったなと思ってな。……大将は」

「ザッシュのことなら逃げた。勝ち目はないと言い残してな」

80-魅力(16)×3=32以上で成功

43…成功

「……そっちじゃねえ。俺が大将と呼んだのは……ああ、逝ったか」

男は少年の亡骸を見ると、寂しそうに笑った。

「……大将?ザッシュが指揮官ではなかったのか?」

80-魅力(16)×2=48以上で成功

99…成功、クリティカル

「いや、奴は別枠だ。というより、俺と大将とゲールの野郎が、奴らの作戦に参加させられた、という方が正しいか……煙草か何かくれ、さすがに疲れた」

村人の一人が煙草を持っていたので、火をつけて彼にくわえさせた。

「……随分と濃いな。そういや、魔族ばかりだな、そっちの種類か」

「落ち着いているんだな。すぐに死ぬと思っていたが」

白煙を吐いて男は言った。

「俺は大将と違って義理はないんでね。ゲールは……姿が見えねえな、死んだか。
危険とは聞いていたが、つくづくついてねえ。女子供だと舐めてかかった結果がこれか。大将まで死ぬとは思わなかったが。……殺ったのはあんただろ」

私は頷いた。男は面白そうに口の端を上げた。

「世界は広いな……ほぼ手練れは死んだと思ってたが。ああ、反抗する気はねえよ、縄をほどいてくれ。殺されるのがわかってて暴れるのは雑魚だ」

この男、ただのチンピラではない。むしろ職業軍人らしい冷静さすら感じさせる。

「……お前は何者だ?ケインの手勢ではないのか」

80-魅力(16)×4.5=08以上で成功

14…成功

「ケイン……知らねえな。ザッシュの上役ならケーヒルだろ、魔候国の。
俺はハイデルという。テルモン統領府の保安部隊特殊班だ」

「……何だと」

私は驚きで声を上げるのをギリギリで踏みとどまった。テルモンの統領府とケインが繋がっているとエリックが言っていたが、これでほぼ確定したことになる。

1 何のために統領府の部隊がここにいる?
2 なぜ少年を大将という?
3 アーデンの森に何があるというのか?
4 なぜ統領府はケーヒルと手を結んでいる?

安価下5多数決、考察必要

上げます。

3と4で決戦投票です。

安価下5多数決、考察不要

上げます。

「この森に何があるというんだ?」

30以上で成功、80以上で追加情報

13…失敗

「いや、それは俺も詳しくは聞かされてねえ。ただ、ある女を追っている。ここにいる可能性が高い、と聞いてな」

誰だ?フィオナだろうか。ならば15人での探索も理解できなくはないが……

「誰なの、それ」

私が言う前にダナが訊いた。

01~30 お前らには関係ねえな。
31~60 よく知らねえが、ある施設から逃げ出した「実験体」の一人らしい。
61~80 よく知らねえが……
81~99 ケーヒルのお気に入り、らしい

「ケーヒルのお気に入りの女、らしい。愛人ならこんな人数必要ねえと思ってたんだがな……。
しかも無視すりゃいいのに、お前らを見つけるなりザッシュとかいう野郎が『襲撃しろ』とか言ってきやがる。まあ女子供相手に負ける気はしなかったが、このざまだ」

……ケインのお気に入り?まさか。

「女の名前は聞いてないか?」

50以上で成功

※追加情報あり

「フィオナ、っていうらしい。金髪の絶世の美女だからすぐ分かるって聞いてな。
……ケーヒルからの協力依頼なんざ面倒だから普通なら大将からの命令でも志願しなかったが、そんな女なら一度はお目にかかりてえ、できれば捕まえてヤりてえと思ったのが運のツキだ」

……やはり、か。

「どうしてそんな話になった」

ハイデルは煙草を吸って言った。

「詳しくは知らねえよ。ただ、大将が言うには1回捕まえたはいいが、すぐ逃げられたらしいな。……テルモンからここまで、馬を使っても数日はかかるはずなんだが」

「……フィオナ様はこの近くのどこかに隠れているかもしれないですね……」

ジュリアが思案している。

90-知力(13)=77以上で成功

上の知力はジュリアのものです。念のため。

中断します。

探索時だけ誰かに数珠預けたりするのはダメなのかな…屁理屈臭いけど

てか一族いないところでもかけられるようにしてやっていいだろうに……まだまだ信頼されてないのか

再開は2100ごろから。

>>538
ありですが、デメリットも…。
第二十五階層を過ぎても、地上での不意の遭遇を防ぐには重要なのです。
00奇数や11ファンブル引いたら…運命ですね。

>>540
こちらから支援を要請し放題では楽過ぎるというメタ的な理由を別にすると、序盤は信頼の問題でした。
今は別の理由があります。隠密の宝珠を渡したのに近い理由ですね。

再開します。

23…失敗

「ごめんなさい、帝国の拠点がこの近くにあるかと思ったんですが……ちょっと思い付かないです」

ジュリアは首を振った。

「……ちょっと待った。お前ら、フィオナって女を知ってるのか?」

ハイデルが額に皺を寄せて言う。上手くすれば協力者に引き入れられるかもしれないが……

1 全部洗いざらい話す
2 ジェスタル帝国の重要人物とぼかして伝える
3 適当に誤魔化す

安価下3多数決、考察不要

私は全部洗いざらい話すことにした。「一族」の存在とケインの正体、そして帝国とフィオナの関係。
信じるかどうかはこいつ次第だが、嘘をつくよりこいつを引き入れられる可能性は高いのではないか。

ハイデルは「マジかよ……」と唖然としながら私の話を聞いていた。
普通に生きていては信じられないような話だ。すんなり受け入れられるかは怪しいが……

80-魅力(16)=64以上で成功、32以上で部分成功

35…部分成功

「すまねえな、半分も理解できねえ」

ハイデルは頭を振った。それが普通の人間の反応だろう。

「だが、お前の言うことが嘘とも思えねえ。フィオナってのが只者じゃねえってとこと、ケーヒル――ケインがやべえ奴だってのまでは分かった。
……前々から信頼できねえ奴らだとは思ってたがな。ヴォラス様がなぜ手を結んでいるのか、さっぱり分からねえ」

「今はそれで十分だ。それでどうする。私たちはお前の仲間を殺してしまった。協力しろ、と虫のいいことは言えないが」

ハイデルは黙った。

80-魅力(16)=64以上で成功、32以上で部分成功

23…失敗

「……さすがにそれは飲めねえな。職務上のこととはいえ、あんたは大将の仇だ。俺はここで抜けさせてもらうぜ」

ハイデルは立ち上がり、モリブスの方へと歩き始めた。

「このまま行かせて大丈夫なの?」

ダナが訊いてきた。

「仕方ない。私に止める資格はない」

……何か引っ掛かるものがあるが……

50以上で追加イベント

91…成功

「一つ訊きたい。なぜあの少年を『大将』と呼んでいた?」

私は立ち去る彼の背中に向け叫んだ。どうにも引っ掛かっていた。少年はハイデルの上司のようだった。それも相当の信頼を置く。
どんなに少年が優秀であろうと、中年に近い年齢であろうハイデルが心酔するのはどう考えてもおかしい。

80-魅力(16)=64以上で成功、32以上で部分成功
ファンブルなし

33…成功
※ゾロ目のため成功に昇格

ハイデルが振り向いた。

「大将は、あれでも52だ。見た目はああだがな」

「どういうことだ!?」

「大将は、『穴』で一度死にかけてるんだよ。それをケーヒルが、新しい身体を用意して精神を移したってわけだ。
……だからお前は、大将に『二度目の死』を与えた、ってわけだ」

私は絶句した。……まさか。

「……魔法が聞かないのは、人工の身体だからか……?」

「知らねえよ。どういう原理か、何なのか。……だが、俺にとって大将は姿が変わっても大将だった。これだけは言わせてもらうぜ」

そう言い残すと、ハイデルは去っていった。

#########
「大将」をはじめとした死者は、森の一角に埋葬された。
私は静かに、そして長く祈りを捧げた。やむを得ないこととは言え、彼に二度も死の苦しみを与えてしまった。その事は、私の心に深い染みとなって広がっていた。

「シデが悩むことはないよ。……やらなきゃ、ボクら皆死んでたかもしれないんだから」

「そうですよ、シデさんは僕らを救ったんですから」

ダナとミドルが私を励ます。……だが、今回ばかりは少々堪えそうだ。

「それにしても、そういう人がいるとはねえ……ザッシュも、元々は別の人だったのかな?」

ライラが言った。そう、その可能性は高い。魔法が効かない原理は明確でないが、移された身体が特殊なものであれば理解はできる。
とすると……今後相対する相手を見た目で判断するのは致命的になりかねないということでもあろう。

「ジュリアは何か心当たりないかな?」

ミドルがジュリアに訊いた。

※95以上で成功

69…失敗

「……いや、全然分からない。想像だにしなかった」

かつてザッシュの主人であったジュリアでも分からないか。これは相当に闇が深い話のようだ。

「この話も含めて、フィオナに会わって話さねばな。彼女がケインの手に落ちるのだけは、絶対に避けたい」

皆が頷いた。

その時「ちゅーちゅー」と鳴く声が聞こえた。あの女の子が持っていた魔獣だ。

「ねーねー、ナーミおねーちゃん。この子つれていっていーでしょー?」

アルナという名の子供がナーミに訊いた。

01~20 この魔獣は……!?
21~60 見たことない魔獣だねえ
61~80 あれ、この魔獣は
81~95 この魔獣は……!?
96~99 ???????

「この魔獣は……!?」

ナーミが驚きを隠さず言った。

「何の魔獣なんだい?」

「『チチュー』という珍獣だよ。人の言葉を解し、しかも大体においては友好的なの。
さらに……自分か主人の命の危険を感じると、巨大化して戦うんだってさ。目撃例はないから、伝説に近いんだけど」

ジュリアの問いに、ナーミは興奮を隠さない。余程珍しい生き物らしい。

「だめー!ちゅーちゃんはあたしのなのー!」

「わかったわかった。アルナが飼っていいよ」

「わーいやったー!」と彼女は喜んだ。世の中には知らぬことがまだまだ多いらしい。

今日はここまで。

ちょっとこの判定だけやります。

※70以上で追加イベント、ファンブルなし

※追加イベントあり

※これに連動した追加イベント
30以上で発生

※追加イベント(2つめ)あり

明日は追加イベント分×2からですね。片方はいいとして、もう片方を誰視点にするか考えてます。

仲間枠埋まったから聞いて良い?

ここまでの物語で5人目候補になる人ってジュリア以外にもいたのかな?

>>590
ジュリアフラグがあそこでポッキリ行ってたら、ナーミ加入は薄いですがありました。あとユミナとかあの辺りですね。
もっと前に遡れば、あそこで死んでなければアンリの加入もあったかもですね。

再開は夜っぽいです。

なお、今回の追加イベントはR15ぐらいの表現を目指しますが、後日外伝をRに立てるかもしれないです。
こういうのを書いたことがないので加減がいまいち分かりません。
最初の方はイメージできてますが、二つ目はコンマ次第で…なので。

ユミナは最初に仲間になったのがエリックでモリブススタートとかでもないと仲間にならなかったろうなぁ

あと気付いたのですが、シデは人殺しは初めてだったでしょうか?
作中でもミドルが殺ってしまった程度だったはずですが…。(今回ダナたちで数人やってますが、それはまあ置いときます)

どちらにせよ無抵抗(の人間爆弾)を撲殺してるわけで、その点で罪悪感は半端ではないのですけど。

>>595
エリックが今のコーウィンポジに来るのはなくはなかった(ただし薄い)のですが、その場合はナーミが最初期にいる場合ですね。
ユミナはブレイズ洗脳ルートなど…になります。

再開します。

※追加イベント2回あり

########

森を抜けたのは、夜遅くなってからだった。10の刻ぐらいにはなっているだろうか。

私はどこか虚脱していた。見た目上は、無抵抗の少年を一方的に打ち据え、命を奪った。
戦闘行為ならばまだ納得もできる。ただ、このようなやり方で人を殺めてしまったのは、許されることなのだろうか?
殺したのが実は歴戦の戦士であったと聞かされても、彼が命を魔力とし自分ごと私たちを殺そうとしていたと知っていても、罪悪感は拭えなかった。

何か、他に選択肢はなかったのか。

「シデさん、どうしたんですか」

ミドルが寝袋を準備しながら言った。

「ああ、気分が優れなくてな。少し外に出てくる」

外に出ると、緑のほのかな香りがした。見上げると満天の星空。なんと美しいことか。

……自分の小ささが身に染みる。

「……シデも外にいたんだ」

振り返るとダナがいた。右の頬の辺りに、暖かいものを感じる。

「……恥ずかしいところを見られてしまったな」

彼女は何も言わず、私の立つ隣に腰を下ろした。

「……綺麗だねえ。同じ星空なのに、モリブスとは随分違う」

ダナは空を見上げた。私も彼女にならい、腰を下ろす。

「何でだろうな。この辺りに、人の営みがないからだろうか」

「それもあるかもね。でも、父さんが昔言ってたよ。『森には空気と心を浄化する機能があるんだ』って。だからかもね」

私たちはしばらく黙って空を見上げていた。心を浄化、か。雑念が気持ち、取り払われていく。

「……今日のこと、気にしてるの?」

ダナが口を開いた。顔を見ると、穏やかな表情をしている。

「……まあ、な。無抵抗の人間を、それも見た目は少年を、一方的に殴り殺した。仕方ないとは分かってたが、あれしかなかったのかと思ってな」

「そっか。……で、今はどう?」

「少しは紛れた、かな」

ダナは無言で笑うと、私の肩に寄りかかった。

「よかった。……多分、外にいるかなと出てきたら、シデがいたからさ。側にいるだけでも楽になるかなって」

私は急に隣の女性がとてつもなくいとおしくなった。……ダナの肩を、強く抱き締める。

ダナ身体はさらに近付いた。彼女が潤んだ瞳で私を見上げる。
私は黙って唇を重ねる。今度は初めから、舌を絡め合った。
前はナーミがいたから遠慮がちだったが、今は遠慮なくその暖かさと柔らかさを確かめる。接しているのは一部だけなのに、互いが溶け合っているように思った。

どのぐらい、時間が経ったか。名残惜しげに、二人の唇の間に銀の糸が橋のようにかかった。

「……ぷはぁっ。……どうしよう、これ……」

ダナが胸を押さえて切なげに言う。……ただ、ここは野外だ。近くにはザイザルの移民も野営している。
このまま続けるのは、さすがに気が引けた。

30以上で追加イベント

※追加イベントあり

「……少し様子を見てくる。ここで待っていてくれ」

私はミドルがいるはずのテントに向かった。……いない。
どういうことだろうと思うと、テーブルに『向こうに行ってます』と書き置きがある。
……ダナに気付いていたのか。私は苦笑しつつ、彼女のところに戻った。

「……どうしたの?」

「ミドルが気を利かせたようだ。……行こう」

そう言って、私はダナの手を引いた。察したのか、彼女は腕に寄りかかる。

「……今度はずっと一緒だね。……ううん、これからも」

私は笑って頷いた。

……………………

………………

…………

※好感度 コンマ一桁×8上昇

好感度 275

※今後戦闘中一回だけ互いにダメージを肩代わりできます。判定に成功すればダメージが半減します。

※今後戦闘中一回だけ、互いのファンブルを無効にできます。(再判定)

※今後一日一回だけ、通常時の判定でファンブルが出た時に無効にできます。(再判定、00奇数は回避不能)

※上はすべて、シデとダナが一緒の場合です。

各戦闘に一回?それとも一回切り?

※追加イベントその2

※視点を募集します。

1 ミドル
2 ライラ
3 ジュリア

判定は各キャラに依存します。

安価下3多数決、考察不要

>>607
各戦闘に一回です。

ジュリアですか、ちょっと予想外ですね。パラメータ的には一番優位ですけど。

続けます。

ダナさんが出ていってしばらく経った。
「多分、シデが外にいるだろうから様子を見てくるよ」と言っていたが、戻る気配はない。大丈夫だろうか?

「あー、この分だと多分予想が当たったんだと思うよ。いやあ、ダナちゃんもシデさんのことよく分かってるよねー」

不安を伝えると、ライラさんはにやにやしてこう答えた。「今日はあまり強くないのを」と、ライラさんの席にはオレンジと何かのお酒を混ぜたグラスがある。ジュースのようなものらしい。

「どういうことですか?」

「いや、あの人見た目通り真面目だからね。あたしは直接見た訳じゃないけど、自爆しようとした兵士を殺しちゃったんだって。だから、きっと気に病んでるってダナちゃんは言ってた。
……惚れた男の人のこと、何でもわかるんだねえ……はぁ」

ライラさんが一口お酒を飲んだ。

90-賢さ(10)×6=30以下で成功
(本来は失敗というべきですが、イベント進行上敢えてこうします)

37…失敗(成功)

「ジュリアちゃんも一杯いっとく?」

「いえ、僕は飲めませんから……ライラさんは、そうじゃないんですか」

ライラさんは苦笑しつつ首を振った。

「全っ然。お子さまだからなのかな?ジュリアちゃんとミドルが喧嘩した時も、ちゃんと説明できるって思ってたらあのざまだったし。
……まあ、あたしがちゃんと後押ししなかったのも悪いんだけどさ。
正直、ジュリアちゃんの方があいつのこと、分かってる気がするんだよね」

「そ、そんなことないですよ!どうしてそんな」

僕は慌てた。確かにミドルのことは……憎からず思ってる。でも、男でも女でもない僕だ。これが普通の恋愛感情なのか、分からない。

ライラさんは続ける。

「ミドルがちゃんと自分の口で謝ったのと、ジュリアちゃんが謝りに行ったの同時だったじゃない。
……自覚してるかどうかは分かんないけど、あなたたちすごくよく似てるんだ。
思い詰めるとがーってなっちゃう悪いとこ含めてさ。だからなんかこう、勝てないなーって思っちゃって。歳の差もあるけど、あたしには埋められない溝があるかもって」

90-賢さ(10)×7=20以上で成功

89…成功

「……そんなこと、ないと思いますよ。僕が初めてミドルと会ったとき、ライラさんの話を聞いたんです。
お酒好きってのも聞いてはいたんですが……『未熟な僕を、奮い立たせてくれた』って言ってたのが一番印象に残ってたんです。
その時のミドルは、僕たち帝国を仇だって思うあまり、周りが見えなくなってたって聞きました。それにライラさんは気付かせてくれたんだって」

ライラさんの頬が赤く染まる。多分、酔いではないだろうな。

「い、いやあ。あたしはただミドルのお子さまっぷりにぶちきれただけで」

「でも、それはきっと僕にはできないことなんです。シデさんやダナさんでもできなかった。何だかんだで、ミドルにはライラさんが必要なんですよ。
ちゃんと彼のことを分かってなかったら、そんなことはできませんから」

僕は笑った。ライラさんの顔がさらに赤くなる。意外と攻められると弱いんだろうか?

「ず、ずるいなあ。ジュリアちゃんが男の子なら、惚れ……あ、あれ、それもありなのかな……??」

混乱するライラさんを見て、僕はクスクス笑った。可愛らしい人だな。

「……そう言えば、ダナさん遅いですね。どうしたんでしょう?」

「あ、確かに。そろそろかなと思ってたけど。……気を利かせられるほど、ミドルは大人じゃないしなあ」

「……誰が大人じゃない、ですか」

苦笑いをして、僕たちのテントにミドルがやってきた。

「うわあっと。……本当にこっちに来るとは」

僕も驚いた。……ミドルが来るとは思ってなかったからか、胸の鼓動が急速に激しくなるのを感じる。

「いや、ちらっとダナさんの姿が見えたんで、こっそり抜けました。……今日はここで泊まっていいですか?」

「えっ……ここ女用テントだよ?……」

01~20 しばらくいたら、帰んなよ
21~70 えー、ジュリアちゃんどう?
71~99 あー仕方ないなあ!

「えー、ジュリアちゃんどう?」

「えっ、どうって言われても……」

僕は困った。僕は厳密には女じゃない。ただ、どちらかと言えば女性寄りなんじゃないかってことで、昨日はこっちのテントで寝た。
じゃあ、ミドルがいて不具合はあるのだろうか?

90-賢さ(10)×6=30以上で成功、90以上だと……???

ファンブルはなしです。

※66…成功、???扱い

「いいんじゃないですか?僕は気にしないですよ」

「あ、ありがとう!いや、多分あの二人一緒にいたいだろうなあって思ってたんで、良かったよ」

それを聞いたライラさんが何とも言えない表情をした。

「……いや、気を利かせたのは偉いんだけどさ。あの二人が何をするか分かってる?」

90-ミドル知力(18)×2=54以上で成功

28…失敗

「えっ……お茶して寝るのかと」

それを聞いたライラさんが呆れ果てたように怒鳴った。

「だあああっ!!どこまでお子さまなのあんたは!!寝るは寝るでも意味が違うっ!……ジュリアちゃん、説明してあげてよ、この馬鹿に」

僕は苦笑した。僕がミドルをここに泊めていいと思ったのも、それが分かってたからなんだけど。

「えっとさ。恋人同士って何するか知ってる?」

「え、キスして、ぎゅっと抱き締めて……」

「その続きがあるの。えっと、つまり……『エッチ』って単語は知ってる、よね??」

90-ミドル知力(18)×3=36以上で成功

ペラはものすごく平和だったんですねぇ…

23…失敗

「え、何それ」

ミドルはキョトンとした顔だ。まさかそこまで知らないとは。

ふとライラさんの方を見ると、不気味な笑顔で立ち上がっている。手には……何かのお酒だ。

「はい。何も知らないお子さまなミドル君にこれから授業を始めます。ジュリアちゃん、手伝って」

「え、手伝うって何を……」

「ん?まずミドルを羽交い締めにして……と」

何か不穏なことを言っている。ミドルは「な、何をするつもりなんですか!?」と後退りしているが……

90-賢さ(10)×7=20以上で成功

カタカナ言葉が通じない世界でもエッチはあるのね

14…失敗(ある意味成功)

僕は、ミドルのためを思うなら止めるべきだと思った。……けど、こうも思ってしまったのだ。

『さすがにこのまま育ったらまずいよね』

……と。

僕は「ミドル、ごめんね」といい、彼の唇を自分のそれで塞いだ。

「……むーっ!?むーっ!?」

ミドルが混乱しているうちに、ライラさんが彼の前にやってきた。

「偉いっ!さすがは皇女様、よく分かってるねー。……じゃあまず、こいつを飲もうか」

ライラさんは瓶のお酒を飲んだ……と思うと、口移しでそれをミドルに飲ませた。
足をバタバタさせて抵抗する彼だったが、すぐにくてーんと大人しくなった。

「……よし、第一段階成功、と。でも意外だね、こういうのに奥手だと思ってたよ」

「い、いや。ジュディに後々必要になるからと房中作法は書物で教わってましたから……でも、これからどうするんです?」

「んー……、とりあえず自分で体験してもらった方がいいかなって」

(200-168)÷2=16以上で……

22…成功、クリティカル(?)

僕は自分の体温が一気に3度ぐらいあがった気がした。
でも、ミドルのことを思うなら、ちゃんと教えてあげなきゃ。恋人が何をするか。

「ミドル、こっち向いて」

僕はできるだけ優しい笑顔でミドルに向き合った。

「……へ?ジュリア……?」

「今から、僕とライラさんで、恋人同士が何をするか教えてあげるよ。
……うん、覚悟は決まった。ミドルのこと、僕も好き。女の子として、ね」

そう言うなり、僕はミドルの唇に舌を差し入れた。

「……むっ……くちゅれろっ……れろっ……」

僕はキスをしながらライラさんに向けて頷いた。……僕の考えを察してくれたのか、彼女はローブを脱ぎ捨て下着だけになった。

「……ミドル、覚悟してね。二人で、色々教えてあげる」

……………………

………………

…………

※コンマ下1一桁×8、ミドルのジュリア好感度上昇
※コンマ下2一桁×8、ミドルのライラ好感度上昇

ミドルのジュリア好感度 224
ミドルのライラ好感度 181

※ジュリアの好感度が200を超えたため、後程何かイベントがあります。また、今後の好感度減少はありません。
※ミドルのルートが確定したわけではありません。

※ミドルとジュリアが一緒にいる場合、

・戦闘中一回だけ互いにダメージを肩代わりできます。
・戦闘中一度だけ命中、ダメージ判定で90以上が出た時にクリティカル扱いにできます。

なお、ともに各カップルにつき一度だけです。

下世話な話だけど、この3人は一緒にプレイ出来るよね。

本日はここまで。

えー、シデ側が致すのは規定路線でしたが、ミドル君が2人のおねーさん(?)に食べられてしまうのは想定外でした……
耳年増なミドルは、それはそれで嫌ですが……それにしても。

>>638
これは分かりやすくしたってことで一つ。性交だと堅いですし。

>>636.639
大体その通りですね。まあこの知識の乏しさは、設定上当然ではあります。

>>652
バレましたか。問題は組み合わせですが。

Rに外伝建てるかもしれませんが、そこはおいおい。

乙です

うーん、外伝で書くにしても行為の描写は蛇足だと思うなぁ。個人的にではあるけども……

>>656
まあ建てるにしてもずっと先ですけどね。貴重なご意見、ありがとうございます。

再開します。Rへのスレ建てはとりあえず保留で。
本編が一服してからですかね。

#########

すうすうという寝息が、私の目を覚ました。目の前には、短めに切り揃えられた黒髪と、少女と女性の合間にある可愛らしい顔がある。
私は微笑んで髪を撫でた。柔らかく滑らかな肌の感触が心地よい。

「……ん……くぅ……」

ダナが薄く目を開けた。

「……あ、おはよう。……何だか恥ずかしいね」

毛布に少し顔を埋めて彼女が言った。

「すまんな、起こしてしまったか」

「ううん、平気。外ももう明るいみたいだし。……ああでも、もうちょっとこうしてたいなあ」

ダナの程よい大きさの胸が、私の腕に当たった。私の鼓動も上がる。
チュっと、軽く唇を合わせた。私もそうしたいが、そろそろミドルが戻ってくるはずだ。いつまでも睦事をしているわけにもいかない。

「……私もだ。だが、行く準備をしないと。続きは、これからいくらでもできる」

「うん、そうだね」

そう言って名残惜しげに頭を私の胸に擦り付けると「よしっ」とダナは毛布から出た。私も外に出る支度を整える。
ミドルが戻ったら、簡単な食事をとっても出発だ。

01~20 だが、ミドルはなかなか来ない。……妙な予感がする。
21~60 だが、ミドルはなかなか来ない。
61~85 その時、ミドルが疲れた表情で現れた。……右手をライラ、左手をジュリアに掴まれている。
86~99 その時、ミドルが笑顔で現れた。……右腕にはライラ、左腕にはジュリアが捕まっている。

……だが、ミドルはなかなか来ない。どうしたのだろうか?

「……ボク、様子を見てくるね」

ダナが心配そうな顔でテントを出た。……睦事に夢中で外の異変に気付かなかったとしたら、私はとんでもない大馬鹿者だが。

※50以下で追加イベント、ファンブルなし

※追加イベントあり

「きゃああああっ!!」

外からダナの叫び声が聞こえた。しまった、何かあったのか??
私は急いでダナのいるテントに向かった。……テントの幕を開けると、酒と栗の花か何かが入り交じった変な臭いがする。

そこには……満足そうにミドルを挟んで全裸で寝ているライラとジュリア、そしてその間で干からびたようになっているミドルがいた。

##########

「いや、本当にごめんなさい……」

服を着せられた3人が正座している。……まさかこちらでも睦事があったとは。

「……お酒は飲んでも飲まれるな、って言うけどさあ……さすがにこれはやりすぎでしょ。
ミドルもミドルだよ、抵抗しなかったの?」

「……ジュリアにキスされてからは夢中になっちゃって……なんかもう、すみませんとしか……」

「……お酒に飲まれた、わけじゃないです。何か向こうでシデさんとダナさんがしてると思ったら、色々歯止めが利かなくなっちゃって……」

ジュリアから迫ったのは予想外だった。大方ライラが二人に酒を無理に飲ませた結果とばかり思っていたが。

「というより、その歳でなーんにも知らないミドルに教えてあげただけだよねえ?うん、二人ともかわいかったしあたしもすごく良かったし。……お互い様で手を打たない?」

ニヤニヤしながら言うライラに、ダナが脱力した。

「いやあ、そうだけどさあ……。シデ、どうする?」

80-賢さ(17)×3=29以上で成功

68…成功

「……いや、これについては私たちも言えた口ではないしな。……互いに節度を持って付き合おうとしか言えないな」

私が苦笑すると、ライラが勝ち誇ったように頷いた。

「そうそう、さすがはシデさん。……で、提案なんだけど。こうやってきれいに二組に分かれたわけだし、今度から宿の組分けもこれでやらない?」

それを聞いたミドルの顔は青ざめ、ジュリアの顔は赤らんだ。……どれだけ搾り取られたのだろうか。

80-賢さ(17)×4=12以上で成功

36…成功

「さすがにそれは風紀上ダメだ。節度を持って、と言ったはずだが」

ライラが顔を膨らませて「けちー」と言うが、私は見ていないふりをした。

※定期的に好感度が上がる短い追加イベントが発生します(コンマ判定)。頻繁ではありません。

※追加イベント時、一定確率でミドルの翌日の判定にペナルティが発生します。プラスとなる別の効果もあるかもしれません。

※本日のミドルの判定には全て-10の修整がつきます。

昼まで中断。ようやく本編です。

搾り取った2人は別の意味で向上しそうですね…

再開します。

>>678-680
今後二人(ないしは三人)のボーナスはあるかもですね。
少し触れてますが、ジュリアは房中術の作法を勉強していたので。
あと、さすがにジュリアは未経験ですが、ライラは経験者です。(相手はジャックではありません)

########

「どうしたの、それ」

出立の挨拶にナーミの所に行くと、私たちは真っ先にそう言われた。彼女の目線は、ミドルに向かっている。

「……いや、まあ色々あってな。気にすることはない。それで、ナーミも一緒に行くか?いてくれた方が心強いが、無理強いはしない」

※70以上で成功、ファンブルなし

※90…成功

「うん、私も行くよ。旅の不安は取り除きたいし」

ナーミは快諾した。探知能力に長けた彼女の協力はありがたい。

##########

森に入り、私たちはしばらく歩いた。

「ケインの拠点だけど、どこにあるか心当たりはあるの?」

「いや、当座はない。ただ、かなりかかるが襲撃された場所まで戻るつもりだ。あの辺りに何かある、と踏んでいる」

ダナの質問に、私は答えた。……ただ、他の可能性もある。モリブスに向かう途中、ザッシュに襲われた辺りも怪しい。
脇道もいくつかある。その全てを当たっていては日が暮れてしまうだろう。

※80以上で追加イベント

※追加イベントあり

その時、ナーミが立ち止まった。

「待って。何かを感じる……魔力を持った何かが、この近くにいるよ」

「もう少し詳しくわからないか?」

ナーミは目をつぶり、集中する。

01~25 ごめん、ここまでしか分からない。
26~50 詳しくは分からないけど、複数いるね。移動してる。
51~80 詳しくは分からないけど、複数いるね。どこかに留まってる。
81~99 詳しくは分からないけど……試しにその数珠みたいなの外してみて。多分それが邪魔してる。

「……詳しくは分からないけど、複数いるね。どこかに留まってる。……多分、あっちの方かな」

ナーミは右の方を指差した。確かに、よく見ると獣道のようなものがある。目的地は存外近いようだ。

「分かった。できるだけ音を立てず、慎重に進もう」

しばらく進むと……

01~30 殺気を前方から感じる。
31~95 蔦に覆われた、石造り?の建物がある。
96~99 ???

そこにあったのは、蔦に覆われた石造りの建物だった。しかし、明らかに普通の石ではない。灰色で、どこにも継ぎ目がない。
その全体を覆う蔦は、明らかに人の目から隠すためのものだった。

「……これ、隠密魔法もかかってない??」

ライラが呟いた。ただの建物でないのは疑いはない。

「中の状況はわかるか?」

私はナーミに訊いた。

01~20 10人ぐらいいるね。うち相当魔力が大きいのが3、4人。
21~50 5人ぐらい、かな。魔力が大きいのは2人。
51~80 3人だけ。あまり大したことはなさそうだけど、一人だけ結構なのがいるよ。
81~95 3人だけ。大したことはなさそうだね。
96~99 ???

「10人ぐらいいるね。……うち魔力が相当大きいのが3、4人。魔法が効かないのもいれば、一分隊ぐらいはあるかも」

私たちの間に緊張が走った。

「何の施設なんだろう?」

「分からない。……が、重要拠点であるのは確かだな」

こちらは6人。数の上では不利だ。……どうする?

1 隠密の数珠を外した上で、陽動作戦
2 隠密の数珠をつけた上で、陽動作戦
3 隠密の数珠を外した上で、固まって侵入
4 隠密の数珠をつけた上で、固まって侵入

安価下5多数決、考察必要

「陽動作戦で行こう。組分けは……」

安価下5多数決、考察必要

※囮と侵入で分けます。入口から入るのが「囮班」、建物裏から入口を見つけるか窓を破るかして飛び込むのが「侵入班」です。
組分けの人数は自由です。作戦中の連絡は取れます。

※おそらくバラけるので、出揃った段階で決戦投票にします。片寄った場合はそれに決めます。

上げます。

失礼しました。

シデ、ダナ、ナーミとミドル、ライラ、ジュリアの組み合わせでどちらが何を担当するか決めます。

安価下3多数決、考察必要

では、ミドルチームを囮、シデチームを侵入とします。

再開は夜か明日朝。

少し進めます。

「ミドルとライラ、そしてジュリアが囮をやってくれ。静かに動き、できれば遠距離から数を減らしてくれると助かる。
残りの私たちは状況をみて、裏から突入する。連絡は……」

「僕の『電話』を貸します。文字で連絡できますから、気付かれにくいでしょう。振動で分かるようになってます」

ジュリアが自分の「電話」を渡してきた。これでミドルかライラに繋がるらしい。
簡単な使い方の説明を受けた後、私たちは二手に分かれた。

#########

※どちらからやりますか?

1 ミドル視点
2 シデ視点

※ミドル視点

陽動作戦は僕らが先に行くことになった。明確に誘き寄せたら深入りせずすぐに撤退。失敗した場合も一度引いて合流を目指す……ということらしい。

「……上手くいくかな……」

ジュリアが緊張した面持ちで言った。そう言えば、この前襲撃されたのが初めての実戦だったらしい。
ネモたちの訓練を受けてきたせいか、一撃のもとに相手を仕留めていたりしたけど、不安は不安みたいだ。

「ジュリアちゃんなら大丈夫だよー。昨日だって『初めて』だったけど上手くやれたし。本番に強いんだと思うよー」

ライラさんが呑気に言うと、「やめてくださいよぉ」とジュリアの顔が真っ赤になった。……僕としては昨夜のことは……色々複雑な気分だから触れないで欲しいんだけど。

「とにかく、あまり無理しないでくれってシデさんも言ってましたし、慎重にいきましょう」

静かに進み、一応入口まできた。

01~10 ???
11~25 入口に罠が仕掛けられている
26~40 入口には鍵がかかっている
41~60 入口は開いていた。ゆっくり開けると、人影が見える。
61~99 入口は開いていた。人影もない。僕たちはゆっくりと建物に入った。

入口は開かない。鍵がかかっているみたいだ。

「まあそう甘くはないよねえ。どうする?」

「鍵明けですか……やったことないですけど……」

ライラさんとジュリアが唸っている。ここは……

1 ミドルが鍵明けする
2 ジュリアが鍵明けする
3 力づくで壊す
4 諦めて合流する

安価下3多数決、考察必要

中断します。

再開します。

「ジュリアが鍵開けしてくれないかな?僕は調子悪いし、ジュリアが多分、この中では一番手先が器用だと思うし」

「うーん……武具の扱い方とかは少し習ってるけど、それでいけるのかな……でも、やってみるね」

ジュリアが戸惑いながらも頷いた。彼女は矢を取り出し、鍵穴に差し込むとナイフも使っていじりはじめた。

90-器用さ(18)×2=54以上で成功

21…失敗

「ダメだ、上手くいかないや」

ジュリアが肩を落とした。そうなると別の方法を考えなければ……

※50以下で追加イベント

※追加イベントなし

「……困ったな。陽動という意味では、わざと大きな音をたてる手はあるけど。でも、それはこっちも危険になる」

「そうだねえ……いっそ諦めてシデさんたちに合流しちゃう手もあるけど。どうしようか?」

ライラさんも思案顔だ。

1 諦めて合流する
2 ミドルが鍵明けする
3 力づくで壊す
4 大声で叫ぶ

安価下5多数決、考察必要

1

というか電話で一度連絡を取るってのはダメなのかしら

>>738
諦めて合流する際には連絡とります。
あと、入った際にも連絡できます。ミドルの合図をもって突入ですね。

上げます。

「……力づくで壊してしまおう」

「ええっ!?それ大丈夫なの??」

僕の提案にジュリアが声をあげた。しーっと唇に人差し指を当て、ライラさんが言う。

「……案外悪くないかも。あたしたちの役割は囮。だったら、壊して注目をこっちにやった方がいいかもしれないね。
もし気付かれず壊せたらもうけものだし、仮に誰か来てもすぐに逃げれば隠れるだけの余裕はある。あとは、向こうの出方次第、かな」

「分かった。やってみるよ」

僕はペネトレーターを鍵の継ぎ目に噛ませ、ゆっくり引き伸ばした。思った通り、鍵の金属よりペネトレーターの方が全然硬い。
バキィンという音と共に、鍵は壊れた。……問題はここからだ。

01~20 「入口に異常発生!!」叫び声とともに、何人かの足音がこっちに向かってくる!
21~50 何か叫び声が聞こえた。バタバタとした気配がする。
51~80 誰かの声がする。一人近付いてくるようだ。
81~99 何の反応もない。

……何か叫び声がした。慌ただしい気配が、建物からする。

「今だっ、逃げよう!」

僕らは一斉に駆け出すと、少し離れた草むらに向かった。ここなら、腹這いになれば身を隠せるはずだ。

01~30 「いたぞ、侵入者だ!」数人の男たちが追い掛けてくる!
31~60 「……どこだっ」数人の男が、僕たちを探している。
61~90 「どこにいる?」白衣の男女が、僕たちを探している。
91~99 「……何で壊れてるの」白衣の女が現れた。

「どこだっ」

僕らが草むらに飛び込むのとほぼ同時に、数人の男たちが入口から現れた。手には剣や槍を持っている。

「……まだ気付かれてない、よね。どうする?」

「ライラさんはシデさんに文字で連絡して。その上で……」

1 不意討ちしよう
2 一回退却しよう
3 シデさんと合流しよう

安価下3多数決、考察必要

夕方まで中断。

上げます。

もう一度上げます。

同数のため再投票です。
安価下3多数決、考察必要。

少し進めます。

「ライラさんはシデさんに文字で連絡して。その上で奇襲しよう。
状況を見て、突入か考えるけど、今はあいつらを何とかするのが先だ。……距離は20メドないね」

「じゃあ僕からやるよ。で、ミドル、最後にライラさん。上手くいけば、しばらくは一方的に叩ける」

ジュリアの言葉に、僕は頷いた。

※30以上で不意討ち成功

※不意討ち発動

ジュリアは集中して、剣を握る男に狙いを定めた。そして、クロスボウから炎の矢を放つ!

「…………っ!!」

ダメージ
コンマ下一桁×4+筋力(13)×4+知力(13)×4
※40以上でクリティカル

ダメージ 256
剣の男残りHP 700-256=444

「ぎゃああああっ!」

男の叫び声が聞こえた。矢は深々と男の肩口に刺さっている。

僕は男たちを見渡した。他にいるのは、小柄な魔術師風の男に白衣の長身の男。そして、体格がいい槍を持つ男だ。誰を狙うか。

1 剣の男
2 魔術師風の男
3 白衣の男
4 槍の男

僕は魔術師風の男にペネトレーターを向けた。
……魔術師は厄介な存在だ。ライラさんのようにまとめて攻撃できる手段があるならば、早めに叩いた方がいい。

「貫けっ、ペネトレーター!」

ダメージ
(コンマ下一桁×5+知力(19)×5-10)×1.5

ダメージ 173
魔術師風の男 残りHP 600-173=427

「何奴っ!?」

そこにライラさんが印を結び、男たちの頭上に暗黒の雲を呼んだ。

「いっけえええ!!!」

ダメージ
コンマ下一桁×6+知力(20)×6+10(剣の男)
コンマ下2一桁×6+知力(20)×6+15(魔術師風の男)(※15以下で魔力無効)
コンマ下3一桁×6+知力(20)×6+15(白衣の男)(※30以下で魔力無効)
コンマ下4一桁×6+知力(20)×6+10(槍の男)

ダメージ
140 剣の男残りHP 444-140=304
165 魔術師風の男残りHP 427-165=262
172 槍の男残りHP 750-172=578

※白衣の男…魔力無効者

剣の男と魔術師風の男に気絶判定
コンマ下、コンマ下2で50以上なら気絶

中断します。

再開します。

※両方とも戦闘可能

「野郎っ!!どこだぶっ殺してやる!!」

男の怒号が響き渡る。そうしたなか、白衣の男だけは冷静に戦況を見ていた。

「そこの草むらに……3人ほど。いますねぇ?……覚悟は、いいですかな?」

底冷えのする声で、男が言った。表情はここからでは見えないが……おそらく、嘲笑っている。

その言葉とともに、男たちが一斉に走り始めた。どうするのが正しい?

1 逃げる
2 シデ一行に加勢を頼み、しばらく粘る
3 ここで迎え撃つ

安価下3多数決、考察必要

白衣以外盲目なのに草むらに向かって走れるのん?

>>781
ああ!それはそうでした。
白衣の男だけが走り始めたということでお願いします。

なお、1ターン後には他の3人も加勢します。

僕は迎え撃つことを決意した。やってくるのは所詮一人。残り3人はライラさんが片付ければ、それで済むはずだ。

白衣の男とはまだ距離がある。僕はペネトレーターを彼に向かって伸ばした。

100-器用さ(14)×3=58以上で成功

28…失敗

男は恐ろしい速さで切っ先を避けた。まずい、こいつは……僕たちの手では負えないかもしれない。

ジュリアが矢をつがえる。集中する暇はない。彼女は険しい表情で矢を放った。

90-器用さ(18)×3=36以上で成功

67…成功

ダメージ
コンマ下一桁×4+筋力(13)×4+知力(13)×4

ダメージ 114
白衣の男残りHP ???

※05以下で追加イベント

※追加イベントなし

白衣の男残りHP 886

男は薄く笑うと、いつの間に出したのか巨大な刃物を振りかぶってきた!

100-器用さ(13)×3=61以上で回避(コンマ下1ミドル)
90-器用さ(18)×3=36以上で回避(コンマ下2ジュリア)

ダメージ
コンマ下×10+90-耐久力(13)×4-50

すみません、復旧しました。キリがいいところまで行きます。

ダメージ 66
ミドル残りHP 138

「あ"あ"あああああ!!」

男の刃物は、僕の右腕から胸にかけて強い衝撃を与えた。斬られてこそいないが……とにかく重い。骨にヒビが入ったかもしれない。

「ミドルっ!!」

「お嬢さん、少年のことを気にする余裕はないよ?」

男は薄気味悪い笑みを浮かべながら、ライラさんの前に立った。……この男の前では、彼女は無力だ。

※80以上で追加イベント

※追加イベントなし

ライラさんの顔が青ざめる。この男の渾身の一撃を食らったら……。

90-ライラ賢さ(7)×6=48以上で成功、69以上で追加イベント、83以上で……?

03…失敗

「うわああああ!」

恐慌したライラさんは男に杖で殴りかかる。まずい、我を失っている。
闇魔術の効果もじき切れてしまう。かなり事態はまずい状況だ。

90-器用さ(10)=80以上で成功

やはり人が少ないですね。とりあえずピンチのところで明朝再開します。

再開します。

ライラさんの杖は空を切った。彼女の絶望したような顔と、男の薄く笑った顔が目に入る。
男は、巨大な刃物――鉄の塊といった方が正しいかもしれない――を振りかぶった。そこにはうっすらと、青白い輝きが見えた。

……

100-ミドル賢さ(10)×8=20以上で成功

89…成功

……これは、おそらく致命傷になる。ならなくても、おそらくこれ以上は戦えない。……交わす?いや、ライラさんではきっと無理だ。
僕は意を決した。上手くいけば、なんとかなるはずだ。……その可能性に賭けよう。

……これ以上、愛する人たちは死なせない……!!

僕はライラさんに向けて走り出した。男が鉄塊を降り下ろすのと、僕がライラさんを突き飛ばし、それが僕に当たるのは、ほぼ同時だった。

ダメージ
コンマ下一桁×20+160-耐久力(13)×4-50

ダメージ 116

※25以上で「身代わり」発動

※身代わり発動せず

※気絶判定、50以上で成功

※気絶せず

メキメキメキィィ……!!!

「だあ"あ"あああああっっ!!!」

鉄の塊はぼくの左肩にめり込み、骨を粉々に砕いた。意識が飛びそうになる。
…………だけど。

…………………ここで死ぬわけには、いかない。

愛する女の人を二人残して逝くわけにはいかない。殺させもしない。
……多分、僕はほとんど戦えないだろう。だが、このままやられはしない!

「ミドルウウウウウ!!!」

ライラさんが叫ぶ声が聞こえる。ジュリアも呆然としている。

でも、右手は。右手だけは辛うじて動く。これならば。

僕は気力を振り絞り、ペネトレーターを目の前の男に向けた。

「……の、伸びろ……」

50-器用さ(13)×3=11以上で成功

98…成功

ダメージ
(コンマ下一桁×5+知力(19)×5-10)×1.5

ダメージ 150
白衣の男残りHP 886-150=736

ペネトレーターの切っ先は、男の腹部を浅く掠めた。これでは、焼け石に水だ。

「少年よ、最後のあがきですか?いいでしょう。こちらも、あの一撃を食らって生き延びた者に最大の敬意を込めて
……さよなら、少年」

言葉と裏腹の嘲笑を顔に浮かべ、金髪のその白衣の男は、片手で僕めがけ鉄塊を振り回した。

…………

……

※50以上で視点が切り替わります。

※シデ視点

裏口はすぐに見付かった。そろそろ、ミドルから連絡があってもいい頃だ。……だが、その気配はない。

…………っちだ!…………えろ……!!

どこかで叫ぶ声が聞こえる。

「ミドルたちかな?」

「おそらく。だが、連絡がない。……嫌な予感がするな」

声は屋内から外に出ていった。……ミドルたちはまだ外か?

80-賢さ(17)×4=12以上で成功

35…成功

「これはまずいな。陽動はやめだ、すぐにミドルたちに加勢するぞ」

「分かったっ」

私たちは入口に向け走り出した。そこには、草むらで瀕死のミドルに今まさに攻撃を加えようとする男の姿があった。
……右側からは男が3人。傷は負っているようだが、ミドルたちに危害を加えようとする意思は明白だ。

「新手かっ!」

先頭に立つ槍の男が、驚いたように叫んだ。……どうする?

1 ミドルたちに加勢
2 目の前の男たちを排除

安価下3多数決、考察不要です。

上げます。

もう一度上げます。再開は昼頃。

再開します。

「ダナ、ナーミ!そっちの男たちは任せた、私はこっちをやる!!」

私はそう言うや否や、集気弾を男に向けて放った。

80-賢さ(17)×3=29以上で成功

67…成功

ダメージ
コンマ下一桁×5+賢さ(17)×5

※40以下で闘気攻撃も無効

ダメージ 460
白衣の男残りHP 736-460=376

※秘孔ヒット、朦朧発生

集気弾は今まさにミドルに止めを刺さんとする男の後頭部に直撃した!
男は巨大な剣は握りながらも、大きく腰を落とす。今ならば!

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(16)×5+25
コンマ下2一桁×5+筋力(16)×5+25

ダメージ 270
白衣の男残りHP 376-270=106

※朦朧ヒットのため戦闘終了

私は崩れ落ちようとする男の背後から、腎の臓がある場所に2発、拳を放った。
男は「……う……」という呻き声だけ残し、その場に崩れ落ちる。

1 止めを指す
2 止めを刺さない

安価下3多数決、考察必要

1 止めを刺す
ですね。誤字失礼しました。

私は倒れ込んだ男の首を思い切り踏みつけた。ゴキィという鈍い音が響く。

「大丈夫かっ!?」

ミドルを見ると、両肩に酷い傷を負っているようだった。……意識があるのが不思議なぐらいだ。
彼は私の姿を見ると、安心したかのように跪いた。

「……た、たすかり、ました……」

ダナたちの方を見る。……

01~30 魔術師の男が印を結んでいる!
31~60 男たちはダナたちと交戦し始めた。
61~99 怯えた様子で男たちh足を止めた。

男たちはダナたちに襲いかかることなく、怯えた様子で足を止めた。

「……に、人間じゃない……」

白衣の男を一瞬で屠った私を怖れているようだ。男たちは……

01~20 恐慌状態でダナたちに襲いかかる!
21~80 恐慌状態で建物に向けて逃げ始めた。
81~99 その場に座り込んだ。

男たちは恐慌状態で入口に向かい逃げ始めた。今ならば確実に倒せるだろうが……

1 追撃する
2 その場にとどまる

安価下3多数決、考察不要

「追うなっ、ミドルが危ない」

私はダナとナーミを制した。ミドルは意識を失っている。命は助かるだろうが、左肩の傷は相当深い。
私の治癒術をもってしても、再び戦えるまでは1週間。完全な回復までは1ヶ月はかかるだろう。
私はミドルの横に座り、気を送り始めた。

コンマ下一桁×5+賢さ(17)×2、ミドルHP回復

ミドルHP 66

ミドルの息が少し安定した。ただ、仮に突入を決行しても彼は連れてはいけない。

「ミドルは大丈夫なの!?」

ライラが憔悴した様子で言った。ジュリアは目に涙を浮かべている。

「……命は助かる。ただ、しばらくは戦えないな。少なくともアングヴィラまでは」

それを聞いた二人は力が抜けたように座り込んだ。

「……でもどうするの?ミドルは連れていけないし、強行突破する?」

これは考えどころだ。もう中には私たちの情報が伝わっている。完全に迎撃態勢が整ったといっていい。
ただ、撤退も難しい。おそらく相手はケインの手のものだ。連絡が行き届いてからでは、これからの道中は相当危うい。

行くべきか?退くべきか?

※重要選択肢です。

1 行く
2 退く

安価下7多数決、考察必要

再開は夜です。

あと、ミドルは
※アングヴィラに着くまで器用さ-8、耐久力-5
※アングヴィラに着いてから当面器用さ-2の修整を受けます。

荒れそうなので一言。

選ばれたのはハイリスクハイリターンの選択肢です。
倒すのが通常ルートですが、倒さずにいたことで……

進行で随分混乱させてしまい、申し訳ありません。いくつか言い訳を。

・ミドルのピンチですが、ダメージ調整は正直失敗しました。弱い方に、ですが。
「身代わり」をもっと確実に発生できる水準にすべきでした。一応、その後発動75%のコンマはあったわけですが…。あそこを抜けられたのは完全な誤算です。
なお、発動していた場合……

・追撃の有無で安価下3にしたのは、「どうせ1だろう」という甘い読みと、「最悪の事態は当面ない」という考えによるものです。
シデ登場&白衣の男一撃死&襲撃隊遁走で、かなりマシにはなりました。
これでケインとかが出たらまああれですが…。

・ハッピーエンド至上主義者なので、基本バッドエンドに持っていく方向にはしていません(一応、最後の方の構想まではあります)。
余程偏りがあれば、コンマで(不自然ではない程度に)調整しています。
…それにしても、シデ登場からの即死コンボは筆者も吹きましたが。

そんなわけで21時頃から更新します。

ぶっちゃけジュリアン鎧が思ったよりしょぼかったのは確か
HP増加は有れど300クラスの被ダメに対して50位しか軽減してくれない
通常攻撃に強いかも知れないが高クリチカル貰ったら一撃死

関係ないけどシデさんに屠られた白衣の男って名ありキャラだったんですかね…

遅れましたが再開します。

>>925
あれの真価は身代わり時にあるので…

>>929
そのはずでした。

「行こう。……ここまで来てしまったんだ、行けるところまで行くしかない」

皆が頷いた。問題は、ミドルだ。

「……僕は残るよ。もし誰か来たら、守らなくちゃ」

ジュリアが悲壮な顔で言う。……

90-ライラ賢さ(7)×6=48以上で成功
ファンブルなし

60…成功

「……あたしは行くよ。ミドルがこうなちゃったのはあたしのせいだもん。自分で、何とかする」

泣き腫らした目で見上げて言う。

「ジュリア、ミドルのことは頼んだよ。……必ず戻ってくるから」

「ええ。……ライラさんも、死なないで」

私は手甲を着け直した。

「じゃあ、行こう。できるだけ迅速に、慎重に。先頭には私が立つ」

私たちは入口に向けて駆け出した。

#########

中に入ると、変な臭いがする。……鼻を刺激するような臭いだ。

01~05 ???
10~25 近くの部屋に、誰か潜んでいる?
26~50 「上の階に、二人ほど強力なのがいるね」
51~80 人の気配はあまり感じられない。
81~99 ?????

私たちは辺りを見渡した。襲われるものだとばかり思っていたが、それにしてはあまりに……静かだ。

「……きゃあああっ!!」

ふと部屋の扉を開けたダナが、声を殺しながら叫んだ。
……腐臭で覆われた液状の「何か」が、いくつもあるベッドの上にへばりついている。私も、吐き気を堪えるのに精一杯だった。

「こ、これなんなの?」

カツンカツンと、上から誰かが降りてくる音がする。……只者ではないのだけは、私にも判断できた。
私は唾を飲んだ。やるしかないのか。

「それ以上入るなっ」

01~40 ???
41~95 ?????
96~99、ゾロ目 ???????

ファンブルなし

※00のため、複数登場

声の主は、小さな男の子だ。しかし、その威圧感はコーウィンにも劣らない。

「……それ以上近付くと、多分死ぬよ。……やれやれ、妹を助けたらとんだ珍客だよ」

ふうと息を吐いて、男の子は笑った。害意はそこにはない。

「ここは……?」

「より強力な病――ああ、君らの言葉だと『呪病』というらしいね?そいつの開発に使われた部屋さ。
特殊に変換された魔力が人を溶かすんだ。悪趣味極まりないね」

ダナが一歩飛び退いた。男の子は笑う。

「ああ、大丈夫だ。半分は脅かしただけだから。……囚われの姫様も、そのうち降りてくるだろうよ」

そこの言葉通り、上からもう一つの足音が聞こえてきた。ぼろぼろの衣服に傷だらけだが、この顔には……見覚えがある。

「……………フィオナか!!?」

「……あんたたちもいたの……!?どういうこと」

フィオナはわずかに驚いた表情を見せた。私たちは、それ以上に驚いているのだが。

「……コーウィンからここに『死の行商人』の拠点があるかもしれないと聞いていた。後顧の憂いを断つためにここに来ていたのだが……。なぜここに」

フィオナははあと溜め息をついた。

「あの後色々あって、ケインから『マナキャンセラー』――要は魔力を封じる拘束具よ――を付けられたのよ。
……まあ、酷いもんだったわ。ケインはもちろん、奴の配下にもいいようにされた。千年以上生きてきて、最低の気分だったわよ。
一人だけ味方がいたから、その子を使って逃げたはいいけど、ここのことを思い出して、ね。
ここは潰さなきゃと思ってたら、案の定待ち伏せされて、捕まってたってわけ。情けないわよね」

「……そこに、僕が来たというわけだ。ブレイズから話は聞いてたからね。たまに姿を変えて地上には来てたけど、本来の姿は……相当久しぶりだな」

ブレイズの名前が出た。ということは……??

「まさかあなたが……ジェラード」

男の子は年相応のようにも見える悪戯っぽい笑みを浮かべた。

「そうさ。僕がジェラード。王位継承権第二位、ジェラード・オプティマスさ」

ジェラード。私たちが会う、9人目の「一族」ということになる。見た目からは到底判断できないが、しかし身に纏う雰囲気が、本物だと私に告げていた。

「君が、シデ・スナイダだね?そしてその子がダナ・チャンドラー。君らのことは噂に聞いていたよ。あとは魔候国のお姫様に、ジャックの弟子か。……もう一人は?」

「ミドルのことなら……深手を負って、倒れています。命は助かるでしょうが」

ジェラードは頷いた。

「そうか。……一人、『キリー』という狂人の医者の姿が見えなかったが、やったのはそいつか」

「医者は分かりませんが、白衣の男なら。私が殺しましたが」

ジェラードとフィオナが顔を見合わせた。

「……本当かい」

「おそらくは。……重要人物だったのですか」

「ああ。ここの責任者の一人さ。なるほど、それで理解できたよ。僕が来た時、『研究所』がパニックになってたからね。道理であっさり鎮圧できたわけだ」

そこまでの男だとは。確かに鉄塊という得物は異常ではあったが。

「……そう言えば、私たちを襲おうとしていた連中は?」

ジェラードは苦笑した。

「何かかわいそうだからね。僕たちの『街』の予定地に案内してあげたよ。色々無力化してるからきっと大丈夫だろう」

第三十八階層か。まだ何もないはずだろうから、ある意味単純に殺されるよりも辛いかもしれない。

「……さて。君たちがいるということは、コーウィンやジュリアン、ランダムに連絡がとれるということだね?
少し僕も彼らと話したいんだ。数百年ぶりに、ね」

真剣な表情でジェラードが言った。

「ケインのことですか?それともベネディクト?」

「両方だよ。エリックも交えて、7人で話そうか」

80-魅力(16)×2=48以上で成功、ファンブルなし(今回のみ00は再判定)

34…失敗

「私も参加してはいけませんか」

ジェラードは思案顔だ。

「……君は、僕らを結びつけてくれた最大の功労者だ。……だが、君は翼人だ。『一族』じゃない。もう少し考えさせてくれないか。
……まずはここを出よう。臭くてかなわない」

ん?7人?ブランドもなの?

ああ、ブランドのこと知らないのか

今日はここまで。想定していたハイリターンと全然違いますが、劇的に話は進みました。
おそらくは明日、第一次一族大会議。

ダナの名前違くね

>>962
コーウィン、ジェラード、ジュリアン、ブレイズ、フィオナ、エリック、そしてランダムですね。
ブランドは発狂中、ベネディクトとケインは敵なので。

キリー…ブラックジャックのキリコかと思ったけど口調から考えると違うかな

明日は次スレですね

>>965
あれ、そうでしたか?いけませんね、どうにも記憶力が……

ああそうでした。元ネタと混同してましたね…猛省です。

>>968
名前だけ拝借してます。性格はKOFのオズワルドっぽい感じになるはずでした。
あと、実はシデのことも知ってる設定でしたが、瞬殺したので体力回復も変身もできずじまい…。

シデ背景概略

・ユングヴィ教団上位幹部の息子。14の時に災厄の日に遭遇、奇跡的に難を逃れる。
・その後修行や治癒のため司教に付き従っていたが、司教の死により5年前よりアングヴィラに。
・アングヴィラに来た当初穴に潜ったが、第一階層でエルダードラゴンに遭遇。パーティが全滅する中、生還。
・その後は冒険者の治癒などで生計を立てる。
・酒は宗教上の理由であまり飲まない。食事もそれほど気にしない。
・性格は生真面目。慈悲深く、聖人とも言えるほど。半面、お堅い人間とみられがち。実際その面はある。
・ダナと遂に一線を越え、将来を誓う仲に。

次スレ建てました。

【コンマ】崩壊した世界を旅する9【安価】
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493225373/)

次スレでもよろしくお願いします。

ライラ(女性、21歳人間)(持ち越し1p)

HP 166+15(181)
筋力 4+2(6)
知力 16+4(20)
器用さ 8+2(10)
賢さ 7
耐久力 9+8(17)
魅力 9+1(10)
好感度 83
職業:魔術師(闇魔法)

ダメージ修整 近距離10、魔法30
ダメージ軽減 50

特殊能力 闇魔術
・闇で目眩ましができる。近くにいるものを巻き込めば不意討ちが可能。あるいは逃走判定に大幅プラス
・生命力吸収 触った相手から生命力を少し吸収(コンマ下一桁×2+知力)
・闇弾 遠距離から闇の弾を発射、ダメージは小さい(コンマ下一桁×2+知力)。判定成功で目つぶしの追加効果。
・闇吸血(最大2体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×3+知力×3、かつダメージ÷5だけ回復)
・暗黒の嵐(最大5体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×5+知力×5)

装備:
魅惑のワンド 知力+2、魅力+1
軽鎧「ヒムリング」 耐久力+4、ダメージ軽減25
戦乙女の髪飾り 筋力、器用さ、耐久力+2、ダメージ加算10、ダメージ軽減10
革手袋「カンベレグ」 HP+15、知力、耐久力+2、魔法ダメージ+20、全ダメージ軽減15、コンマプラス修整10

誤爆失礼しました。

ライラ(女性、21歳人間)(持ち越し1p)

HP 166+15(181)
筋力 4+2(6)
知力 16+4(20)
器用さ 8+2(10)
賢さ 7
耐久力 9+8(17)
魅力 9+1(10)
好感度 83
職業:魔術師(闇魔法)

ダメージ修整 近距離10、魔法30
ダメージ軽減 50

特殊能力 闇魔術
・闇で目眩ましができる。近くにいるものを巻き込めば不意討ちが可能。あるいは逃走判定に大幅プラス
・生命力吸収 触った相手から生命力を少し吸収(コンマ下一桁×2+知力)
・闇弾 遠距離から闇の弾を発射、ダメージは小さい(コンマ下一桁×2+知力)。判定成功で目つぶしの追加効果。
・闇吸血(最大2体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×3+知力×3、かつダメージ÷5だけ回復)
・暗黒の嵐(最大5体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×5+知力×5)

装備:
魅惑のワンド 知力+2、魅力+1
軽鎧「ヒムリング」 耐久力+4、ダメージ軽減25
戦乙女の髪飾り 筋力、器用さ、耐久力+2、ダメージ加算10、ダメージ軽減10
革手袋「カンベレグ」 HP+15、知力、耐久力+2、魔法ダメージ+20、全ダメージ軽減15、コンマプラス修整10

すみません、コピペミスが頻発してますね。疲れてるんでしょうか。

次スレテンプレ貼り終えました。
以下、このスレは雑談などで埋めます。
質問、批判などあればどうぞ。

少しだけ余談というか蛇足。

ライラお姉さんがやたら性的ですが、前述したように彼女は経験があります。
かつて彼女はテルモンの酒場で働いていたわけですが…まあ、そういうことです。
昔の男を出すかは思案中ですが、少なくとも今の彼女にはミドルしか見えてません。

ジュリアン製でない神器もあるん?

館の本来のハイリスクハイリターンとはなんだったのかな?

>>988
あります。少なくとも一つは。
ただ、全てをぶっ壊すバランスブレイカーなのでまず出ないでしょう。
以前言っていた「特定局面での00偶数→00偶数」で出るはずのものがそれです。

>>990
ハイリスクは言うまでもなくケイン登場です。あと、強力なのが数人出るはずでした。
ハイリターンは相手方の降伏ですね。シデにキリーが殺されたのを見て、ビビって降伏というものです。
部分的か、全面かはコンマ次第でしたが、まあ今となっては……

これゾロ目出なかったらフィオナはケインのところに連れ戻されてたんか?

>>992
逃げ回っているか、捕まっているかは不明でしたが、ここで会う可能性は低かったですね。

てかキリーとやらがここで出るにしては強すぎただけなんじゃ?

>>995
vsシデを想定していたのもありますし、ミドルが素直に身代わり発動してれば彼だけで殺せた可能性はあります。
単純に攻撃を交わせるだけじゃなく、「かなり強烈な連続攻撃ができる」のがミソなので。

余談ですが、筆者的に薄いとこ引いたなーと思うのは、フィオナがあっさり靡いたのと、今回の「ミドル君食べられる」、そしてジェラード&フィオナ登場ですね。
コーウィン登場やフィンゴル手甲、シヴァジャケは薄いんですけど、まだ単発の薄さなので。
低確率コンマ引き続けてとどめにゾロ目はエグいです。

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