提督「エイプリールフール?」 (101)
ちょっと時期遅れてしまいましたが思いついたので
・他にも同じようなスレが立っていることがありますが、ネタ被ったらほんとすいません
・キャラ崩壊、二次創作ネタあり
・1キャラ分できるごとに投下していきます
・安価はないです…
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提督「大淀、今日の任務の報告書だ」スッ
大淀「えっ!?もう終わったんですか!?まだ午前中ですよ!?」
提督「あぁ、今日はちょっと用事があってな。ゴーマルマルマルから全力で仕事してた」
大淀「それはまた頑張りましたね…それで、ちなみに用事というのは?」
提督「ふっ、聞きたいか?大淀も一昨日言っていたが今日は… 大淀「エイプリールフールですね」
提督「って先に言うなよ!」
提督「…まぁ、そういうことだ。これからちょっと艦娘たちにいたz…ちょっとした嘘を言ってくる」
提督「じゃあ、私は次の艦娘に嘘を吐いてくるので忙しいのでな…これで失礼するよ」テクテク バタン
大淀(次の…?もう誰かに嘘ついたんでしょうか……?)
大淀(でも、それで仕事がはかどるなら毎日エイプリールフールでもいいかも知れませんね)フフッ
大淀「さて、そうなると私も後は確認するだけですね」ペラッ
報告書「」←白紙
大淀「…………………」ピキッ
大淀「て・い・と・く?」ビリビリィ
――――――――――――――――――――
こんな感じで投下していきます。
次の艦娘のネタが出来次第投下していきますね~
5000から仕事とは嘘を重ねおるww
次できました。投下していきますね~
提督(大淀はそろそろ気付いただろうか)
提督「…今頃、顔を真っ赤にして震えてるだろうな」ニヤニヤ
提督(あれ?この後大淀に見つかったらまずくね?)
提督「いや、今日は嘘を吐いていい日なんだ。私に非はないはず……」ブツブツ
島風「あっ、提督ー!」スタスタ
提督「ん?島風か…」
提督(ふっ、島風に会った時につく嘘は既に考えてあるんだ!我ながら抜かりないな…!)ニヤッ
島風「提督、お仕事はどうしたの?またさぼってるの?」
提督「む、さぼっているとは失礼な。もう今日の仕事は全部終わったぞ」
提督(まぁ、嘘だけどな)
島風「えっ!?うっそー!!提督はっやーい!!」キラキラ
提督「ははは、そうだろう!!」ドヤァ
提督「ところで島風。お前に大事な話しがあるんだが…」
島風「大事な話…?何ですか?」
提督「あぁ…実は私もにわかには信じられないんだがな……」
島風「う、うん」ゴクリ
提督「連装砲ちゃんが、艦娘として独立することになった」
島風「ええぇぇえぇぇええぇぇ!?!?!?」
提督(ふっ、島風かなり驚いているな…)
提督「あぁ、そうなんだ。つい先ほど大本営から通達があってな…」
提督「連装砲ちゃん……艦種は軽空母だそうだ」
島風「え!?駆逐艦じゃないの!?!?!」
提督「あぁ…私も驚いたんだが…、艦載機も4スロット搭載らしい……」
島風「そっ、そうなんだ…すごいね連装砲ちゃん……」
島風「でも、連装砲ちゃんが艦娘になるなんて凄いね!早くお祝いしなくちゃ!!」ニコッ
提督「それと、一つ言い忘れていたんだが……」
提督「連装砲ちゃんが艦娘になると全艦娘の中で最速…つまり島風よりも早くなるそうだ……」
島風「えぇぇえぇぇぇええええ!?!?!?!」
提督「いや、私も嘘だと思ったんだが(というか嘘だが)……どうも本当のことらしい」
提督「もともと艦娘にする前からかなり早いみたいでな……既に他の鎮守府では活躍しているそうだ」
島風「そっか…連装砲ちゃん私より早いんだ……」ズーン…
島風「けどちゃんとお祝いしてあげなきゃ…あれ?でも連装砲ちゃんの方が早かったら私の存在価値って何だろう……?」ドヨーン…
提督(あ、あれ?想像以上に落ち込んでる…)
提督「ま、まぁ連装砲ちゃんには設計図が5個必要らしいからうちの鎮守府に来るのはまだ先になると思うからそんなに焦る必要はないぞ!」アセアセ
島風「そうなんだ……提督、私ちょっと用事思い出したから戻りますね……」トボトボ
提督「そ、そうか。じゃあまたな」
提督(島風がこんなに真に受けるとは正直予想外だな…)
提督(でも元気のない島風っていうのも珍しいし、たまには悪くないか)
提督「なんたって今日はエイプリールフールだからな!」ドヤァ
深夜50時
――――――――――――――――――――
連装砲ちゃん(あー…今日も平和だわー…)ボーッ
天津風(今日も平和ねー…)ボーッ
島風「あっ、天津風ちゃん!…と、連装砲ちゃん……」ショボーン…
連装砲ちゃん「キュ?(あれ?ご主人様落ち込んでる?)」
天津風「島風お帰り…ってどうしたの?何かあった?」
島風「うん、実はさっき提督と廊下で会って話しをしたんだけどね……」チラッ
連装砲ちゃん「キュ?(どうしました?)」
島風「連装砲ちゃん……実は私より早かったんだね……」
連装砲ちゃん「キュキュ?(えっ?いや何言ってるんですか、一番早いのはご主人様でしょ?)
天津風「いや、何言ってるのよ。不本意だけど一番早いのはあんた…」
島風「今まで手加減してくれてたんだね……それなのに私は自分が一番早いって……」ポロッ
連装砲ちゃん「キュー!?(ご主人様!?)」アセアセ
天津風「えっ!?ちょっと島風!?!?」アセアセ
島風「ごっ、ごめんね連装砲ちゃ…グスッ…ん…グスッ」
島風「い、いままでかけっこ…グスッ てっ、てかげんじてぐっ、くれでたんだね…グスッ」
天津風「ちょ、ちょっと急にどうしたのよ!?」
島風「あ……、ご、ごめんね急に泣いちゃって…」ゴシゴシ
島風「提督から聞いたの。連装砲ちゃん艦娘になるんだね」グスッ
天津風「…は?」
連装砲ちゃん「…キュ?(えっ?)」
島風「が、かんむずになっでも…グスッ…ずっと友達でいでね…グスッ」
天津風「……島風、それって提督から聞いたの?」
島風「えっ、う゛ん…」グスッ
天津風「もう、いつまでも泣いてるんじゃないわよ」つティッシュ
島風「あ、ありがとう…」ズビー
天津風「それとさっき提督から聞いたってい言ってたわよね?」
天津風「だったら…それたぶん嘘よ」
島風「……えっ」
天津風「だ・か・ら!嘘だって言ってるのよ!!連装砲ちゃんはあくまであんたの艤装の一部でしょ!!それが突然艦娘になるなんて普通に考えてありえないわ!!!」
島風「じゃ、じゃあ連装砲ちゃんは……」
天津風「ずっとそのままよ!!全くなんでそんな嘘に引っかかるn 島風「天津風ちゃん!!」ガバッ
天津風「ちょ///ちょっとなに抱き着いてんのよ!?///」
島風「れっ、連装砲ちゃんが艦娘になるって聞いて、艦娘になったら私の側からいなくなっちゃうんじゃないかって…」ギュ
天津風「島風…あんた……」
島風「私、本当に一人ぼっちになっちゃうんじゃないかって思って、怖かったの!」ギュー
天津風「…馬鹿ね。そんなことあるわけないじゃない……」ギュ
島風「あ、天津風ちゃん?」オロオロ
天津風「あんたには連装砲ちゃんがいなくてもたくさんの仲間がいるわ…大丈夫よ……」ナデナデ
天津風「そ、それに、あんたには私がいるでしょ!///」
島風「あっ、あまづかぜぢゃん…」グスッ
天津風「もう、そうやってすぐ泣くんだから…」ヨシヨシ
島風「うん……うん!!ありがとう天津風ちゃん!!私も天津風ちゃんのこと大好きだよ!!」ニコッ
天津風「だいs…っ!!///ばっ、馬鹿!!誰も好きだなんて言ってないじゃない!!///」
島風「えっ……、じゃあもしかして……嫌いなの……?」ウルウル
天津風「う゛っ…、いや嫌いじゃないけど……ゴニョゴニョ」
島風「じゃあ……好き?」ウルウル
天津風「……っ!/// あー、もう何なのよこの状況!/// ちょっと連装砲も何とか言って…」
シーン
天津風「あれ?」
島風「…連装砲ちゃん?」
連装砲さん「ご主人様を泣かせるたぁ、いい度胸ですぜ…提督さんよぉ……」ゴキッゴキッ
――――――――――――――――――――
島風編終わり!
島風は書きやすいからつい最初に書いちゃいますねぇ…
次のキャラできたらまた投下します
続きできました!投下していきますね~
提督(そういえば島風にネタばらしするの忘れてたな…)
提督「まぁ、次に会ったときでいいか」
提督(さて、次の獲物は…っとあそこにいるのは……)
提督「よう摩耶、今暇か?」
摩耶「よっ、提督じゃねえか!仕事はどうしたんだ?大淀が探してたぜ?またさぼりか~?」ニヤッ
提督「いや大淀が探してたのはたぶん違うけn…いや、何でもない」
提督「あぁ、よく分かったな。ちょっと休憩がてら抜け出してきててな、大淀には内緒にしておいてくれ」
摩耶「全くしかたねーなー、今回は特別だぞ?」
提督「助かるよ、摩耶」
提督(摩耶とはまたチョロそうな…)
提督(ここはちょっど大胆な嘘をついてみるか…)ニヤッ
摩耶「で、こんなところに何か用か?」
提督「あぁ、実は摩耶に用事があってな…」
摩耶「あたしに?何だよ?」
提督「摩耶、最初に言っておくが驚かないで聞いて欲しい……」
摩耶「んだよぉ!言うなら早く言えよ!!」
提督「実はな……」
提督「この間の作戦で深海棲艦のせん滅に成功したんだ」フフン
摩耶「……はぁ??」
提督(さすがにこれだけじゃ信じないか…だがこれはさすがに想定済みだ)ニヤッ
提督「いや、急にこんなことを言われて信じられないのも無理はない」
提督「だがな、これは真実なんだ」
摩耶「おいおい、いくらなんでもそれが嘘だってことぐらいあたしでも分かるぜぇ?」
摩耶「それに深海棲艦はあたしがさっき出撃した時にやり合ったばっk 提督「何っ!?」ガシッ
提督「見たのか!?深海棲艦を!?!?」
摩耶「そ、そんなの当たり前だろ。今更何を言って… 提督「……もうおしまいだ」ボソッ
摩耶「は?」
提督「もう、この鎮守府はおしまいだ……」←渾身の絶望した表情
提督「深海棲艦のせん滅が完了したと報告を受け一週間。既に我が鎮守府では艦娘の半数以上は解体され、戦艦や空母に至っては残っていない…」
提督「そんな状況で敵に攻め込まれたら…」ガタガタ
摩耶「お、おいちょっと待てよ!?
摩耶「大体戦闘後の報告書はいつも鳥海がちゃんと出して…」
提督「鳥海が…?あぁ、なるほどな……」フラッ
摩耶「て、ていとく…?」
提督「鳥海は賢いからな……分かっていたんだろう。今の鎮守府に深海棲艦が攻められたらどうなるか…」
提督「だから報告書にあえて『敵影見ズ』なんて嘘を……あいつには最後まで気を使わせてしまったな……」フッ スクッ
摩耶「お、おいどういうことだよ…!ちゃんと説明しろよ!!」オロオロ
提督(完全に信じたな)
提督「…摩耶、おそらくこれが最後の上官命令になる。よく聞いてくれ」キリッ
摩耶「何最後だなんて何縁起でもないこと言ってるんだよ!!さっきの話しは嘘なんだろぉ!?なぁ!?」
提督「摩耶…落ち着け。いいかお前は…鳥海を連れていますぐ鎮守府から離脱。他の鎮守府に救助を要請してくれ」
摩耶「なっ!?」
摩耶「……ガチなんだな?」
提督「あぁ……すまないな、お前には最後まで面倒な仕事を押し付けて……」
摩耶「そんなこと気にすんな!それと…『最後』なんて言葉使うんじゃねえ!!」
摩耶「あたしが絶対に助けを呼んで提督の事守ってやる!だから……それまで絶対にくたばるんじゃねえぞ!」
提督「摩耶……あぁそうだな、摩耶。『また』会おう」
摩耶「あぁ……、じゃあ『また』、な」クルッ タッタッタ
提督「……」
提督(あっ、またネタばらしするの忘れてた)
――――――――――――――――――――
摩耶「はぁ……はぁ……ここにいたか鳥海……」ゼェゼェ
鳥海「ん?摩耶じゃないか。どうしたんだそんなに慌てて…」
摩耶「けっ、すました顔しやがって…最初から全部知ってたのか?」
鳥海「……?摩耶?何の話をしているの?」キョトン
摩耶「……もう、演技をする必要はないぜ鳥海。……あたしも全部聞いたんだ」キリッ
鳥海(聞いた…?摩耶がこんな真剣な顔をするなんて一体なにを……?)
鳥海(……はっ!?ま、まさか…!?)
鳥海(この前、私が摩耶のいない間に摩耶お気に入りの猫の置物をうっかり壊してしまったバレた!?)
鳥海(わ、私の計算では摩耶にバレる可能性は…っ!い、いや落ち着くのよ私!バレてしまった以上どうにか許してもらわないと…)コ、コホン
鳥海「……摩耶、怒っているの?」
摩耶「…いや、そのことについてはもう怒っちゃいねぇよ」
鳥海(よ、よかったあぁぁぁあぁぁあ~~~~!!!)
鳥海(演習から帰ってきて猫の置物ないのに気付いた摩耶、何も言ってなかったけどずっと涙目で部屋の中探してるんだもの…)
鳥海(私が壊しちゃって証拠隠滅のためにゴミに出しちゃったなんて言ったらめちゃくちゃ怒られると思ったわ…)
鳥海「そう……もしかして、そのことを私に伝えに来たの?」
摩耶「いや、それは本題じゃねえ。……鳥海も薄々気づいているんだろ?もう(敵に本拠地が)バレるのは時間の問題みたいだ。じきにここにやってくるかも知れねぇ」
鳥海(私が気付いている……?バレる……?いったい何の話をして……)
鳥海(…はっ!?まさか……)
鳥海(この前私と摩耶で酔った勢いで提督の大事なボトルを飲み干してしまったことでしょうか!?)
鳥海「……ついに、バレてしまったのね?」
摩耶「……あぁ、だからあたしたちは他の鎮守府へ救助を要請しに行く」
鳥海「え、えぇ!?摩耶、何もそこまでしなくても…」
摩耶「……いや、提督はもうこの鎮守府の半数以上の艦娘を解体してしまったそうだ」
鳥海「なっ!?うそでしょ!?(いくら怒ってるからってそんな手当たり次第…しかも解体って!?)」
摩耶「本当だ!!だからあたしたちは(深海棲艦が)本格的に攻めてくる前に救援を要請しに行くんだ!!!」
鳥海「そっ、そんな……」
摩耶「迷っている暇はねぇんだ鳥海!!あたしたちがこうしている今も(深海棲艦が)あたしたちを探しているかもしれねぇんだぞ!?」
鳥海「!?……そうね、(怒りに狂った提督が)いつ攻めてくるか分からないものね…」
鳥海「摩耶の言う通りね。迷っている暇はないわ。他の艦娘(自分たちのせいで解体された艦娘)のためにも私たちだけでも……!」
摩耶「あぁ……あいつら(鎮守府に残って助けを待っている艦娘)のためにも、あたしたちがやらなきゃいけないんだ……!」
摩耶・鳥海「「抜錨!!摩耶」鳥海」」
摩耶・鳥海「「出撃しますっ!!」」ダッ!
ちなみに鎮守府から出て1時間後、話しがかみ合わなくなった摩耶と鳥海はその時初めて嘘に気が付きました。
それと鳥海は摩耶に一発殴られました。
摩耶編終わりです!!
後2キャラぐらい書こうかな?
それと言われてみればエイプリルフールの方が一般的かも……
(スレタイにしてしまったから今更代えられない……orz)
また出来次第投下します~
続き出来ましたー!(というか完結までできましたー!)
ではいっきに投下しちゃうのでどうぞ~
提督(うーん、次はどんな嘘をつくか……)ウーム…
明石「あっ!提督!今からお昼ですか?」
提督(あんまり冗談きついと後が怖いからな……、後でネタ晴らししたときに笑い合えるようなネタはないものか……)ブツブツ
明石「(えっ、無視?)て、提督?」肩ポンッ
提督「おわっ!?……ってなんだ明石か。あんまり人のこと驚かすもんじゃないぞ?」
明石「もう、こっちはさっきから声かけてましたよ!勝手に驚いたのは提督です!!」
提督「ぬ、こっちが聞こえてないだけだったか。すまなかっt……」ピタッ
明石「…?提督?今度はどうされましたか?」
提督「思いついたぞ!!!」
明石「!?」ビクッ
提督「明石、ほんとありがとな!!愛してるぜ!!!」クルッ タッタッタ
明石「ちょ、ちょっと提督!?///こんなところで大声でそんなこと///」
明石「ってもう行っちゃいました……。いったい何だったんでしょう……」
大淀「あれ、明石じゃない?今からお昼?」テクテク
明石「あっ、大淀!ん~、それもあるけど……」
大淀「…?」
明石「実は、さっき提督に会ってね……」
―――説明中―――
明石「っていうことがあったの、大淀何か知っている?」
大淀「なるほどね、大体分かったわ」
明石「えっ!?今の説明で分かったの!?」
明石「じゃあ教えて!提督はいったい何がしたいの?」
大淀「それはねぇ……」
明石「……」ゴクリ
大淀「……やっぱり秘密♪さぁ、お昼食べに行きましょう?」スタスタ
明石「えぇ!?ここまで来てそれはないよ大淀ー!ちょ、ちょっと待ってってばー!!」タッタッ
大淀「ネタばらしにはまだ早いもの、それにもう少ししたら分かるわよ」テクテク
明石「???」テクテク
――――――――――――――――――――
伊58(もうゴーヤはオリョール疲れたでち……)テクテク
伊58(でも今日は久々のお休みでち!)ウキウキ
伊58(今日の朝急に提督が用事があるからオリョールに行かなくていいって言ったときには耳を疑ったけど…)
伊58「お昼になっても何にも言ってこないってことは本当みたいでち♪」ルンルン
伊58「久々に外のお店でも行ってみようかな~♪確か今日は開いて……開いて……あれ?」
伊58(…今日は何月何日の何曜日でち?)
伊58(ま、毎日毎日出撃してたから日付の感覚がマヒしてるでち!?)ガビーン
伊58「と、とりあえずカレンダーで確認するでち」チラッ
―――――――
|4月 |
| |
|月火水木金土日|
| |
|〇〇〇〇〇12|
|34567… |
↑ あー…書き込みするとカレンダーずれちゃいますね…
伊58「ってカレンダーじゃ今が4月ってこと以外分からないでち…」
伊58(でもゴーヤが最後にカレンダー見たとき3月だったし、たぶん今日は4月1日でち!)
伊58「いつの間にか世の中は春でちか……ってん?4月1日……?」
伊58(4月1日は世間で言うところのエイプリルフール……)
伊58(そして今日の突然の休み……それが意味することは……)ゴクリ…
伊58「まさか今日の休みはどっきりでち!?」ガーン!
――――――――――――――――――――
提督(よし、次見つけた艦娘がターゲットだ)テクテク
提督(誰かいないかな……っとあそこにいるのは……58か)テクテク
提督(こんな時間に鎮守府にいるなんて珍しいな…って私がみんなに嘘つきまくるために休みにしたんだったな…)テクテク
提督(思えば、58に休みを最後に与えたのっていつだったけな……)ジーッ
提督(……58にするのはかわいそうだから普通に話しかけるか)テクテク
――――――――――――――――――――
提督「よっ、58。どうした、カレンダーなんか見上げて?」
伊58「て、提督ぅ!?ついにゴーヤの前に現れたでちね!!」
提督「(あれ?なんか警戒されてる?)あ、あぁ。ここ通ってたらたまたま58を見かけたから声をかけたんだが…」
伊58「たまたま?本当にたまたまでち?」ジトー
提督「そ、そうだが…?(な、何だ?58の様子がおかしい気が…)」
提督「どうしたんだ58?なんかいつもと様子が違うぞ?って、ん?」チラッ カレンダー
提督(そういえば、私と会う前にカレンダーを見ていたな……4月……桜のイラスト……そうかっ!!)
伊58「…なんでもないでち。じゃあ提督は別にゴーヤに何か言うことはないでちね?(ドッキリ大成功とか実は嘘でしたとか)」
提督「いや、実は58に言おうと思っていたことがあったんだ!」
伊58 ピクッ「な、なんでちか?(やっ、やっぱり今日の休みは嘘だったでちねー!!)」
伊58(でも今更一日オリョールが増えるぐらいじゃゴーヤは怒らないでちよ。ゴーヤの心は海のようn…)
提督「あぁ、実はな……」
提督「58たちには日ごろからお世話になっているからな。たまには10日間ぐらい休みを取って花見にでも行ってきてもいいんだぞ?」ニコッ
伊58「……………」ブチッ
提督「そうだな~、まだ桜は咲かないだろうから中旬になるかな?58もそれでいいd…ちょ、ちょっと58?どうして酸素魚雷を構えてこっちに来てるんだ??」
伊58「提督ぅ~?世の中にはエイプリルフールでもついていい嘘と悪い嘘があるでち……」ユラァ
提督「い、いやこれは嘘じゃなくて私の純粋なきm 伊58「問答、無用でち!!」ブンブン
提督「ちょ、ちょっとまtt……あっーーーーーーーー!!!!!」
――――――――――――――――――――
提督(し、死ぬかと思った……)ボロッ
提督(隙を見て逃げ出せたからよかったが、まさかエイプリルフールに休暇出しただけで嘘と勘違いされ殴られるとは……)ズキズキ
提督(ちょっと普段から酷使しすぎたな…、本当に今度休暇をあげよう…)ズキズキ
提督「……ぶたれた所が痛むな、医務室に湿布でも取りに行くか…って、ん?」
金剛「Hey!提督ぅー!こんな所で偶然ネー!!」スタスタ
提督(金剛か…金剛ならリアクションよさそうだし最後に笑って許してくれそうだな…)
提督(ぼちぼち大淀に謝りにいかないといけないし、これで最後にするかな…?)
提督「金剛か、こんなところでどうs…」クルッ
提督「…したんだ?ってあれ??おかしいなさっきこっちから金剛の声がした気がしたんだが……」キョロキョロ
提督「……気のせいか。少し疲れてるのかもな」ハァ…
金剛「What happened!? 提督ぅ~!?私は目の前にいますヨー?」ピョンピョン
提督「!?またかっ!!おい、金剛!!いたずらをしているんだったらいい加減に…」キョロキョロ
金剛「No! 提督!そっちこそJokeはほどほどに…」肩ガシッ
提督「うわぁ!?なっ、何かに触られた!?えっ何こわっ!!!」パシッ
金剛「………ぇ?」
提督「あー怖いわー…、こんなことあるんだなー…」
提督「…って『一人』でこんなことしててもしょうがないか……。とりあえず食堂にでも行くかな」テクテク
金剛「……ぁ、提督、提督ぅー……」グスッ
提督「あー、あー、何も聞こえないぞー。私は何も聞こえないからなー」スタスタ
曲がり角 クルッ
提督「……」チラッ
提督(さて、既に結構ダメージ受けている気がするが金剛はこの後どうする…?)チラッチラッ
――――――――――――――――――――
金剛(私、もしかして提督に……き、嫌われちゃいマシタ……?)グスッ
提督(う~ん…、明石みたいに怒ると思ったら、普通に落ち込ませちゃったな……)
提督(かわいそうだし、そろそろネタばらししておくか…)スッ
???「あれ、お姉さま?」タッタッタ
――――――――――――――――――――
提督(…っ!!あ、危ない見つかるとこだった…)シュタ
提督(…って反射で隠れてしまったが、別に隠れる必要はなかったな)
提督(でも、他の艦娘の前でネタばらしするのも何だか気まずいし、金剛が一人になってからにするか…)チラッ
――――――――――――――――――――
霧島「あれ?お姉さま?こんな所でどうされました?」
金剛「……oh、霧島。実はさっき、提督に無視されたネー…」ドヨーン
霧島「司令に……ですか?しかしなんでまた急に?」
金剛「……I don't know、私にも分からないのネー…」グスッ
霧島「お姉さまが分からないんじゃ原因は……」キョロキョロ ピタッ
提督(あっ、やべ目があった)ササッ
霧島「……」
霧島(はぁ……、全く司令は子供ですか……)
金剛「霧島?…私、何かBatなことをしちゃたのでしょうカー?」
霧島「いえ、お姉さまは何も悪いことはしていませんよ……」
霧島「いえ、お姉さまは何も悪いことはしていませんよ……」
霧島(お姉さまを悲しませるなんて…、司令にはちょっとお灸が必要みたいですね……)チラッ ニコォ
提督(あっ、何だろうすごく嫌な予感がする…!)
霧島「そういえばお姉さま、明石さんが新しい薬の実験をしていたそうですよ?」
金剛「experiment?それがどうか…」
霧島「それでその薬なのですが…どうやら敵から見えなくなる薬らしいです」
霧島「それで試しに司令が飲んでみたみたいなのですが……」
霧島「どうやら失敗だったみたいで、代わりに司令が一部の艦娘を見えなくなっちゃったみたいです」
金剛「!?じゃ、じゃあさっき無視されていたのは薬のせいで、私の事が嫌いになった訳じゃ…なかったのですネ!?」
霧島「えぇ、そういう事だと思います!!」
霧島「それとお姉さま?」
金剛「…Hi?」
霧島「司令が今お姉さまの事を見えないということはチャンスでもあるんですよ?」
金剛「Chance?」
霧島「はい!!だって、今のお姉さまは司令には見えていない訳ですから……」
霧島「たとえ、ナニをしても司令には分からないのでは?」
金剛「…!? Wow! Congratulations!流石霧島!自慢の妹ネー!!」
金剛「そうとなったら……」スクッ クルッ
提督(ん?話しが終わったか……?って何で金剛がこっちに来てるんだ?)
金剛「提督ぅ~~~!!今のうちに私とBurning Love!!するネー!!!私は食らいついたら離さないワ!!!」ズドドド
提督「えぇええぇえ!?どうしてそうなった!?!?金剛に何を教えた霧島ぁ~~~!!!」スタタタタッ
金剛「あっ、提督ぅ~!私のこと見えてないのに何で逃げるネ!?EscapeしたらNo!なんだからネ!!」ズドドドッ
――――――――――――――――――――
提督「はぁ……ぜぇ……はぁ……」
提督「何とか逃げ切ったか……高速戦艦は伊達じゃないな……」ゼェゼェ
提督「それにしてもみんないくらなんでも引っかかりすぎだろ……今日がエイプリルフールだってこと忘れてないか??」スタスタ
提督「次にあったらちゃんとネタばらしをしt…」スタスタ ドンッ!
提督「っとすいません!前を見ていなかったもの……で…?」
連装砲さん「……」ゴゴゴゴゴッ
提督(えっ!?誰!?こんなやつうちの鎮守府にいたっけ!?!?)ダラダラ
連装砲さん「……おい」
提督「はっ、はい!!」
提督(喋れんのかい!?)
連装砲さん「よくもうちのご主人を泣かせてくれたなぁ…?」ゴキゴキ
提督「ご主人!?い、いえ身に覚えが… 連装砲さん「じゃかしい!!」
提督「ひっ…!?は、はい!すいませんでしたー!!」ドゲザ
連装砲さん「……」
提督「……」ドゲザ
連装砲さん「……おのれ、まさか謝るだけで済むと思ってるんじゃないだろうな?」
提督「えっ!?いや… 連装砲さん「歯ぁ、くいしばれ」ゴゴゴゴゴッ
提督(や、殺られるっ!!!!)キュッ
島風「あっ、提督ー!」タッタッタ
連装砲さん「…!?」ピタッ
連装砲さん「……」シュウゥゥ…
提督(あれ?体が縮んで…?)
連装砲ちゃん「…キュ?」
提督「ええぇぇええぇぇぇえ!?!?!?」
島風「…提督?どうしたのそんなに大きな声だして?……あっ、連装砲ちゃん!?もうどこに行ってたの!!」ギュッ
連装砲ちゃん「キュー!」ダキッ
提督「ちょ、島風!?早くそいつから離れろ!!危ないぞ!!!」
連装砲ちゃん「キュ?」
島風「提督?何言っt… 天津風「ゼェ…ちょ、ゼェ…ちょっと島風走るの早すぎ……ってあなた!?」キッ
天津風「あなた!島風に変な嘘教えたみたいじゃない!!あなたの居ないところで島風すっごく悲しんでたんだからね!!」
提督「あっ、天津風…その話はまたあとでいくらでも聞くから…!それより連装砲ちゃんが…っ!!」
天津風「はぁ!?あなたこの後に及んでまた嘘をつくつもりなの!?」
島風「えっ、そうだったの?」
提督「いっ、いや違うんだ島風!!私は…」
天津風「島風!こいつの話しなんて聞く必要ないわ!!…あなたがまさかここまで腐っていたなんてね……。その根性、ここで叩き直してあげるわ!!」
提督「本当にちがっ…!…っく!?もう話しは通じないか!!ならば逃げるまで!!」シュタタ
天津風「あっ、こら待ちなさーい!!」ダダダッ
提督「はっはっは、追い付けるものなら追い付いてみるがい……い?」シュタタ …ピタッ
摩耶「よぉ…?ここであったが100年目だなぁ?くそ提督!!」ゴキッゴキッ
提督「なっ!?摩耶!?」
摩耶「覚悟…出来てんだろうなぁ?」ジリジリ
提督(くっ、こんなところで捕まる訳には…っ!)クルッ シュタタタタッ
摩耶「あっ、おいこら待ちやがれ!!」ダダダダッ
摩耶「……チッ、逃がしたか」
――――――――――――――――――――
提督「はぁ……はぁ……こ、ここまでくれば……」ゼェゼェ
伊58「見つけたでち…」ユラァ…
提督「なっ、58だと!?」
伊58「ゴーヤは提督なら、提督ならそんな酷い嘘つかないってを信じていたのに……」スチャ…
提督「ま、まてお前に関しては本当に何にも嘘はついていないぞ!?完全に濡れ衣… 伊58「言い訳無用でち!!」ブゥン!
提督「おぅわ!?」サッ
提督「くそっ、こうなったら何としてでも逃げ延びてやる…っ!!」シュタタタタ
伊58「あっ、待つでちー!!」ブンブン
――――――――――――――――――――
提督「……ようやく撒いたか?」ゼェゼェ
提督(となると後は……)チラッ
金剛「……」テク…テク…
提督(なぜかさっきから無言でハグしてこようとする金剛だけか)
提督「(さっきから何気なくかわしているが…ってまたくるな……)あっ、靴紐直さなきゃなー(棒)」シャガミ
金剛「……」スカッ
金剛「……」スクッ
金剛「……まだデース」ボソッ
提督(何で普段すごくしゃべるのに無言なんだよ!?逆に怖いわ!!)
金剛(こうなったら、強硬手段デース……)テクテクテク…
金剛「……」ダッタッダ
金剛「……」ダダダダッ!
提督(ついに無言の全力疾走でこっちに来たよ!?)
提督「逃げるが……勝ちだっ!!」シュタタタ
金剛「……(Shit! どうしてバレるんデスか!?提督ぅ~!!)」ダダダダッ
――――――――――――――――――――
提督(くっ、やはり金剛は早いな!!)シュタタタ
提督(とりあえず、どこか別の場所へ…っ!)シュタタタタ ガチャ
提督「…ってここは!?」
―――食堂―――
提督(しっ、しまった!?よりによって行き止まりにっ!!)
天津風「あっ、いたわ!!やっと見つけたわよ!!」
摩耶「そこにいやがったか…」
伊58「提督!本当の休みをよこすでち!!」
金剛「……(とうとう追い詰めたネー!)」
提督「くっ…、万事休すか…?」
提督(いや、待て?そもそもなんで私が追いかけられなきゃいけないんだ?今日はエイプリルフールだろ…?)
提督(はっ!?もしかして、58以外エイプリルフールを知らないんじゃないのか!?)
提督(だとしたら…っ!!)
提督「みっ、みんな聞いてくれ!!」
天津風「今更何よ?」
摩耶「命乞いなら、聞いてやるぜ?」
伊58「いいから有給を(ry」
金剛「……」ワキワキ
提督「実は今日は4月1日でエイプリルフールだったんだ!!!」
提督「つまり嘘をついてもいい日なんだ!!たしかに私も悪かったが、何もそこまで… 大淀「いいえ、違いますよ提督」ガタッ
提督「…っ!大淀!!…それと明石も一緒か」
提督「……それで、急に違うとはどういうことだ?今日は4月1日。つまりエイプリルフールだ」
提督「大淀にもはじめに嘘をついたことは謝る。だが、エイプリルフールなのに嘘をつくことの何が違うというんだ?!」
大淀(半ば逆切れね…)
大淀「…そろそろネタばらししてもいいですね。提督、よく聞いてくださいね?」
大淀「明石、つかぬ事を聞きますが、今日は何月何日でしたっけ?」クルッ
明石「えぇ、私!?えっ、えっと確か4月3日だけど…」
提督「……………えっ?」
大淀「提督、今日は4月3日。エイプリルフールは2日前です」
提督「……………ちょっと待ってくれ……意味が分からないぞ……」オロオロ
大淀「実は私、提督に一つ嘘をついていました」
大淀「一昨日、提督はエイプリルフールまで後何日かって聞かれましたよね?その時私、『今日は3月30日ですから、明後日ですね』って言いましたけど、あれ嘘です」ニコッ
大淀「まさか信じていらしたとは…本当に申し訳ありませんでした……でも」
大淀「『エイプリルフールだから』別にいいんですよね?」ニコッ
提督「」
明石「えっ、提督エイプリルフール楽しみにしてたのに勘違いしてたんですか!?」
提督「」
天津風・摩耶「「話は終わったかしら?・か?」」ゴゴゴゴゴッ
提督「」
伊58「あ、あれ?今日って4月1日じゃなかったでちか……。っていうことは今日も本当に休み!?しかも10連休があるでちか!?!?」
伊58「わーい、やったー!!ゴーヤ、提督のこと大好きでち♪ さっそくみんなとどっか遊んでこよっと♪」タッタッタ
提督「」
金剛「What?じゃあ提督は嘘ついてたって事ですカ?私のことが本当に見えてたって事……?」
金剛(あれ?じゃあ私が提督が見えてないと思ってHugしようとしたりChuしようとしてたのも全部見られてたってことですカ!?///)
金剛「き、霧島~~~!!!さっきと話し違うネー!!」ダッダッダ
提督「」
大淀「これで自分の蒔いた種は全部ですか?エイプリルフールだからってあんまり怒らせるような嘘はついちゃだめですよ?」
提督「」
提督「……」
提督「……も」
大淀「も?」
提督「もうエイプリルフールなんてこりごりだーーーーー!!!!!」
以上で完結になります!
そろそろエイプリルフールだから、エイプリルフールネタ書こうかなと思ったら2日も過ぎていたので思いついたネタですw
みなさんも嘘はほどほどにね?
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