サターニャ「私を誰だと思っているのよ!!」 (16)

新スレ立てちゃった

ガブリールドロップアウト??天元突破グレンラガンのクロスSS
ガブとラフィーはでません

ィネット「ここが地上……?なんか凄く狭いんだけど」


ヴィネット「っていうか暗!電気くらいないのかしら」


ザワザワ……ザワザワ……



ヴィネット「って、うわっ!?なんかメッチャ囲まれてる!?」

村長「誰だお前は!」


ヴィネット「うわあっ!!……ど、どうも……」


村長「ワシはこの村の村長のシャクだ。で?お前は?どうやってここに来た?目的はなんだ?」


ヴィネット「そ、そんないっぱい聞かれても……」


???「あーー!!!ヴィネット!ヴィネットじゃない!!」


村長「うわっ……こらお前!ワシを押しのけて……のわっ」ギュム


???「うわー、久しぶりね!」


ヴィネット「サターニャ!?」


サターニャ「んふふ……ようやく私の怖さを知る者に出会えたわ……それじゃあこの愚民どもに私の恐ろし」

村長「ふん!」ゴキッ


サターニャ「がっ」ドサッ


村長「全くお前は……ワシの邪魔ばかりしおって!」


ヴィネット「うわー……」

村長「お前!名前は?」


ヴィネット「え!?えーっと……月乃瀬=ヴィネット=エイプリルです」


村長「長い!今日からお前はヴィーネだ!!」


ヴィネット「」


村長「それと!サターニャの知り合いならコキ使ってもいいだろ。お前には穴掘りの仕事をやってもらう」


ヴィネット「え!?」


村長「文句があるなら飯抜き!」


ヴィネット「そんな馬鹿な!」

~1週間後~

ヴィネット「地獄かここは……」ハァハァ


サターニャ「アンタが言ってどうするのよ……」ハァハァ


ヴィネット「あのジジイは悪魔でここは地獄よ……マジで……」


サターニャ「正直私もそう思うわ。悪魔の私たちに言わせるんだから相当よ……」


村長「ほれ!昼飯だ!!」ドサッ


サターニャ「ん!わーい!」ガツガツ


ヴィネット「あれ!?私、肉1切れだけですか!?」


村長「お前は全然役に立たんからな。文句はサターニャの半分も仕事してから言ってくれ」


ヴィネット「大悪魔だ……」モグ


サターニャ「…………サターニャ様の下僕になるって誓うなら、1切れあげてもいいわよ?」


ヴィネット「結構です……」モグ


サターニャ「じょ、冗談よ……はい」


ヴィネット「いいの!?」


サターニャ「食べきれないからあげるわ」


ヴィネット「ありがとう……」

~数分後~

村長「昼休憩終わりっ!!仕事に戻れーー!!!」


村民「は~い……」


ヴィネット「村民たちに生気がない……」

―――――――――――――

ヴィネット「はぁ、辛い……先輩達はよくこんな所で長いこと生活出来てるわね」ガリガリ


ガキッ


ヴィネット「?…………なにこれ」

ヴィネット「ちっちゃい……ドリル?……ちょっと可愛いわねコレ」


ヴィネット「あれ?なんか光ってる……っていうか……こっちを掘れって言ってるような気がする……」ガリガリ


ガラガラッ


顔「」


ヴィネット「うひっ!?何この顔!?石像?」


顔「」ブォン…ブォン…


ヴィネット「?目が……ドリルと同じように光ってる……」


<キョウノシゴトオワリー!!メシクッテネロ!!!!


ヴィネット「あ、今日は終わりか。今日も疲れたなぁ……」




サターニャ「大きな顔ぉ?」モグモグ


ヴィネット「そそ。それと、ほら。このドリルも」コトッ


サターニャ「へぇ、得したわね」


ヴィネット「全然……」


サターニャ「そのドリルあれね、ネックレスにでもしたら?」


ヴィネット「ネックレス?」


サターニャ「そうそう。ほら、ヒモならここにあるから」スッ


ヴィネット「ありがとう。……こんな感じ?」


サターニャ「なかなか器用ねあんた。それとねぇ!そのヒモねぇ!私が作ったのよぉ!!」ドヤッ


ヴィネット「へー」


サターニャ「もっと興めよ!!素材はブタモグラの毛だとか、語りたいことはいっぱい……」


ヴィネット「ごちそうさまー。おやすみサターニャ」


サターニャ「おぉい!!」

~次の日~


ヴィネット「今日も1日がんばるぞい」


サターニャ「なんか今にでも死にそうな感じね」


ヴィネット「死にそうだもん……」



村民女A「みてーwww女のくせに穴掘りなんて下品な仕事をさせられてるサターニャとその下僕よぉwwww」


村民女B「うっわwwww汚い身なりwwww女として恥ずかしくないのかしらwwwwww」


村民女C「この前wwwすれ違ったらwwwwもうくっさいのなんのってwwwwwwww」


村民AB「やぁだぁwwwwwwww」




ヴィネット「」


サターニャ「………気にしちゃダメよヴィネット」

ヴィネット「もうやだ……地獄行きたい……」


サターニャ「そのセリフを吐くのは多分、この世でアンタだけね」


ヴィネット「サターニャの……下僕って………」


サターニャ「気にするところそこなの!?」




サターニャ「ほら、前を向きなさいヴィネット」


ヴィネット「下僕……下僕はないわ……よりによってサターニャの……」


サターニャ「もう辞めなさいよ!むしろこのサターニャ様の下僕と思われたことを誇りに思いなさい!!」


ヴィネット「それはないわ」


サターニャ「ちょっと!?」


ビシッ


ヴィネット「?今なんか変な音しなかった?」


サターニャ「え?」


グラッ


サターニャ「!!」


ヴィネット「うわ、地震?」


サターニャ「こっち来なさいヴィネット!!」


ヴィネット「え……うわっ」グイッ

ヴィネット「何?どうしたの?」


サターニャ「地震があると、そこら辺の壁やらが崩れ落ちて生き埋めになることがあるの。だから隠れてないとダメよ」


ヴィネット「な、何それ」


ガラガラガラガラッ!!!!



ヴィネット「ひっ……!?」


サターニャ「こんな大きな音聞いたことないわよ!?もしかして天井が落っこちて来たんじゃ……」


ヴィネット「…………」


サターニャ「ちょっと様子を見てくるわ。あんたはここでまってなさい」


ヴィネット「!危ないよ?」


サターニャ「私を誰だと思っているのよ!!安心しなさい!」


ヴィネット「うーん心配」


サターニャ「もう!とにかくじっとしてなさい!」

そろそろ寝るか
人ってこういうことを経験して強くなっていくんだな

がんばるぞい

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