モバP「冬のエレベーターの中で」 (19)
・モバマスの海老原菜帆、相原雪乃のSSです。
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モバP「お茶の時間」
モバP「お茶の時間」 - SSまとめ速報
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雪乃「困りましたわ……」
菜帆「どうしましょう~」
P「参ったな……まさか」
P「エレベーターに閉じ込められるとはなぁ」
雪乃「このあたり一帯が停電しているのですか?」
P「そうらしいな。スマホでの通信はできるが……。どうやら昨日降った大雪が原因みたいだ」
菜帆「今日ここに来るのも大変でした~」
P「まあ、非常用のインターホンで連絡はしたから、そのうち助けがくるだろう」
雪乃「それにしても、プロデューサーさんが一緒でよかったですわ」
菜帆「私たちだけでは、心細かったですから~」
P(エレベーターで、ダンスレッスンに行こうとしていた二人と乗り合わせて……)
P(そしたら急にエレベーターが止まったんだよな)
P「二人とも、今日はレッスンだけだったのが幸いだな」
雪乃「もしお仕事があったら、大変でしたわ」
菜帆「焦ることもありませんから、助けが来るまでのんびり待ちましょうか~」
10分後
雪乃「……」ブルッ
P「雪乃? 寒いのか?」
雪乃「い、いえ……大丈夫ですわ……」
P(停電で暖房が止まったからか、少し寒くなってる)
P(それに着ているのが薄手のトレーニングウェアだから、無理もないか)
P「とりあえず、俺の上着を羽織っててくれ」
雪乃「ありがとうございます、プロデューサーさん」
P「っと、菜帆は大丈夫か?」
菜帆「そうですね~、確かに少し肌寒いです~」
菜帆「ですから~」ダキッ
雪乃「!?」
P「お、おい菜帆!?」
菜帆「プロデューサーさんの体で、暖まらせてください~」
P「い、いや、これはマズイって」
P(普段よりも薄手の服だから、胸の感触がヤバいんだよ!)
菜帆「プロデューサーさんは、私が風邪をひいてもいいんですか~?」
P「そういうわけじゃない。ないけど」
菜帆「なら、大丈夫ですね~」ギュウッ
P(あばばばばば)
雪乃(菜帆ちゃん、やっぱりすごいですわ……!)
菜帆「せっかくだから、雪乃さんも一緒に暖まりましょ~」
雪乃「ええっ!?」
P「ちょっ」
菜帆「3人でくっつけば、もっと暖かくなりますよ~?」
雪乃「……そう、ですわね。プロデューサーさんが風邪をひいても、いけませんし……」ダキッ
P「雪乃ぉ!?」
P(すごく柔らかい感触がががが)
雪乃「もしかして、ご迷惑でしたか?」
P「い、いや。大丈夫だ。緊急事態だしな」
菜帆「プロデューサーさん、もう暖まってきたみたいですね~。顔が真っ赤ですよ~」
P(絶対分かっててやってるだろ)
雪乃「…………」
雪乃(少し不謹慎ですけれど……)
雪乃(この時間がもっと続いてほしいと、思ってしまいますわ……///)ギュウゥゥ
P(非常にマズイ。何がマズイかって、理性がもたない)
P(密室で、可愛い女の子二人に密着されて)
P(なんかもう天国なんだか地獄なんだか……)
P(頼むレスキュー! 早く来てくれーーっ!!)
P(結局、それからエレベーターが開かれるまで数十分かかった)
P(その間理性を保った自分をほめてやりたい)
P(そして、この日以降二人にある変化が起こった。それは……)
P「今日は二人とも、一緒の現場だったな。気をつけて行ってきてくれ」
菜帆「はい~。でも行く前に……」
雪乃「お願いしますわ、プロデューサーさん」
P「分かった分かった。菜帆からな」ギュゥ~
菜帆「うふふ~、ありがとうございます~」
P「雪乃も」ギュゥ~
雪乃「ありがとうございますわ♪」
P(変化とは、よくハグを求めて来るようになったことだ)
P(正直戸惑ったが、菜帆は強引に押してくるし、雪乃は断ると悲しそうな顔するし)
P(これを始めてから二人の調子もますますよくなってるからなぁ)
菜帆「プロデューサーさん、行ってきます~」
雪乃「お仕事、頑張ってきますわ」
P「ああ。頼むぞ」
P(まあ二人も喜んでるから……いっか)
終わり
菜帆と雪乃に挟まれたいだけの人生だった(2回目)
薄着で密着させたいというシチュを考えたらこうなりました。
この二人のSSもっと増えろください。
後ほどHTML依頼します。
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