提督「え、えーと……聞き間違いか……」


浜風「？　ですからおっぱいを……」


提督「えぇ……」


浜風「えっ」


浜風「？？」


提督「そんな何言ってんだコイツみたいな顔されても……」

提督「よ、よく分からないが若い娘がそんな言葉連呼するんじゃない！　分かったか？」


浜風「は、はい」


提督「うむうむ」


浜風「でも……おっぱい…」


提督「全然分かってないじゃないか……」

提督「真面目そうな奴だと思ったら中々な奴だな……」


浜風「す、すいません。お詫びにおっぱい出しますか？」


提督「出しません」


浜風「……」ｽﾞ-ﾝ


提督「何でこっちが悪いことしたみたいになるんだよ……」

提督「と、とにかくだ浜風。おっぱいは出さなくていいし、むやみに連呼しないでくれ……いらん誤解を…」


浜風「そ、それはふりですか……やっぱりおっぱいを」ｸﾞｲｯ


提督「おわっ！　や、やめ…」ｶﾞｼｯ


青葉「司令官ー！　何かスキャンダルありませんかー！！」ｶﾞﾁｬｯ


提督「……」

青葉「え、えーと……」


浜風「初めまして。新しくこちらに配置されました浜風です」


青葉「あ。ご、ご丁寧に。青葉です」


青葉「それで……2人は何を…」


浜風「おっぱい出そうとしてます」


青葉「青葉見ちゃいました！」ﾀﾞｯ


提督「青葉ァ！」ﾀﾞｯ


浜風「おっぱい…」ﾀﾞｯ

ーーーー
ーー


提督「ふぅ……もう少しで青葉に報道される所だった……」


浜風「すいません……お詫びにおっぱい出しますか？」


提督「出しません」


浜風「うー……」

浜風「あ、1200です提督。おっぱい出しますか？」


提督「お前それ1時間前に聞いたわ！　というか時報のたびにおっぱい出そうとするのやめろや！」


浜風「す、すいません。お詫びにお」


提督「はいはい、食事に行きましょうねー」


浜風「あーん…」

提督「と思ったが、また騒ぎになりそうだから今日は配食にしてここで食う」


浜風「分かりました」


提督「お前のせいで食堂に行けないんだぞ。分かってるのか？」


浜風「おっぱいのせいですね……じゃあおっぱいを」


提督「出さねえよ」

提督「はー、もう飯食うぞ……」


浜風「あ、待って下さい」


提督「あん？」


浜風「食前おっぱいはいかがですか？」


提督「食前酒みたいに言うな！」

ーーーー
ーー工廠


提督「浜風、これから我が鎮守府でのお前の艤装を受領しに行くからな」


浜風「はい。ありがとうございます。お礼にお」


提督「出すんじゃねえぞ」


浜風「はい……」

提督「おーい、明石いるかー」


明石「はーい。どうしましたか？」


提督「新入りの艤装を受け取りにな」


浜風「初めまして。浜風です」


明石「あー、貴方が新入りさんの。初めましてー。明石です」

明石「えーと、これが浜風さんのですね。前の鎮守府とはそう違わないと思いますが一応説明を…」


浜風「はい」


明石「えーと、ここがーー」


浜風「ふむふむ」


提督（おっぱいは出そうとしてないな）

明石「ーーーーというわけです」


浜風「なるほど……」


明石「何か質問はありますか？」


提督「疑問があるなら今のうちに聞いとけ」

浜風「あの……ここの機構なんですが」


明石「はい」


浜風「おっぱい出すのに邪魔じゃないですか？」


明石「えっ」


提督「そうきたか」

明石「えっ……あの………えっ？」


浜風「ですから……」


提督「あ、明石！　艤装はとりあえずそれでオッケーだ！　じゃあまた！」ｶﾞｼｯ


明石「？？」

ーーーー
ーー


提督「…………はぁ」


浜風「お、お疲れですね」


提督「お前のせいだよ！」


浜風「す、すいま」


提督「出すなよ」


浜風「…………」

提督「……いいか、浜風」


浜風「はい…」


提督「むやみにやたらにおっぱいを出すのは行けない事なんだ」


浜風「えっ？！」


提督「何で驚くんだよ」

提督「周りを見てみろ。むやみやたらにおっぱいを出す奴なんか……」


ポーラ「熱い～、服が邪魔～」ｽﾎﾟﾎﾟ-ﾝ


提督「…………」


浜風「……………」


ーー完ーー