島村卯月「アドリブで白雪姫の劇をするんですか!?」 (98)



モバP(以下P表記)「うん。パッション部署でシンデレラの劇やったのって知ってる? 中々好評だったみたいでうちでもやってみようかなって」

卯月「わあ、すごいです!」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1483896160


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島村卯月(17)



卯月「あっ、シンデレラの劇ならもちろん見ましたよ。ニュージェネレーションズですから!」

卯月「見るたびにシナリオが違って楽しかったなぁ・・・♪ また見に行っちゃおうかなぁ・・・♪」

卯月「でも一番びっくりしたのがアイドルと担当プロデューサーの電撃入籍!」

P「それなー」シミジミ




P「日程なんだが、ちょっと急で悪いんだが1週間後だ」

卯月「ええっ!? は、早いですね・・・! 練習、頑張らないと・・・!」

P「その意気や良し」ナデナデ

卯月「えへへー♪」




P「向こうに倣ってこっちでも誰が主役になってもいいことにもした」

卯月「なるほどー・・・でも、白雪姫のお話ってもう全世界のみなさんが知ってるって言っていいほどポピュラーですよね。アドリブじゃなくてつい本来のお話の流れそのまま言っちゃいそうかも・・・」

P「あっちほどみんなパッションって感じじゃないからな。いや、当たり前だけど」

P「そ・こ・で! 見事主役になれたアイドルには御褒美を俺とちひろさんから進呈することになった!」

卯月「ご、御褒美ですか?!」

P「何がいいか考えておけよ? ・・・た・だ・し」

卯月「?」

P「一番主役を取りに行かなかったと判断されたアイドルには罰ゲームが待っている・・・!」フフフ

卯月「ええーっ!? ば、罰ゲームもあるんですか~?」

P「そこまで深刻なのにはしないがな。まあ、即興で考えて演じるって経験は必ず卯月のためになる。いつも通りの島村卯月で挑んでくれ」

卯月「はい! 島村卯月、頑張ります!」





P「さて、気になる卯月の配役だが―」

卯月「わくわく!」うずうず



・・・



・・・


卯月(女王)「鏡よ鏡、鏡さーん♪ この国で一番可愛いのは、誰ですか~?」


輿水幸子(鏡)「もちろんこのボクです!」ドヤァ



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輿水幸子(14)



卯月「わー♪」パチパチパチ

卯月「じゃあじゃあ! この国で一番美人なのは、誰ですか?」

幸子「え? そうですねぇ・・・清良さんでしょうか?」

卯月「おおー」

中野有香「わ、私も聞いていいですか!?」

幸子「え、あの、有香さん?」



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柳清良(23)

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中野有香(18)



有香「この国で一番強いのは誰ですか!?」

幸子「それはー・・・清良さんですかね。―ってそうじゃなくって」

卯月「あ、はーい! この国で一番優しいのは誰ですか?」キャッキャッ

幸子「それは清良さんです。あの、ちょっといいですかね・・・?」




椎名法子「この国で一番ドーナツが好きな人はだあれ?」モグモグ

幸子「アナタですよ法子さん! ボ、ボクの話を―」

卯月「この国で一番納税している人は誰でしょう?」

幸子「杏さんですね。―じゃなくてボクはですねぇ」

水本ゆかり「アイドルでオーケストラとして演奏する企画が近々あるそうなのですが、コントラバスが弾ける方がいるかご存知でしょうか?」

幸子「えーっと・・・ああ、琴歌さんが弾けたはずです。そ、そろそろ続きを―」



・・・


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椎名法子(13)

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水本ゆかり(15)

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双葉杏(17)

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西園寺琴歌(17)



・・・


卯月「こ、この国で一番頑張り屋さんなのは・・・誰ですか?」ドキドキ

幸子「それは・・・安部菜々さんです・・・!」

卯月「うう・・・ですよねー」

五十嵐響子「明日晴れますか?お洗濯ものたまっちゃって・・・」

幸子「朝から雪です」

早坂美玲「この問題分かるか? 明日提出なんだ・・・」

幸子「これは・・・ああ、答えは60ですね。それぞれの値を三平方の定理に当てはめてみて下さい」

美玲「おお、サンキュー幸子!」

卯月「あとはあとは~・・・うーん・・・この国で一番、野菜が苦手な人は誰ですか?」

幸子「それは乙倉悠貴さんです・・・―ナ、ナレーターさーん! そろそろ止めてもらえませんかねー!?」


小日向美穂(ナレーター)『む、昔々、あるところにとっても可愛い女王様がいました!』

美穂『女王様は何でも答えてくれるま、魔法の鏡を持っていて! け、家来や国民と! そ、それを使い! く、国を正しく豊かに導いているのでした! ふぅ~・・・』


幸子「ああ、頼りにならない!」



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安部菜々(永遠の17歳)

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早坂美玲(14)

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五十嵐響子(15)

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小日向美穂(17)






幸子「ちょ、ちょっと卯月さん! そろそろ女王が一番は私だと白雪姫をあれするシーンをですねぇ・・・!」ヒソヒソ

卯月「はっ・・・! そ、そうでした・・・!」

幸子(ふぅ・・・これでようやく物語が進―)

卯月「わ、私です! この国で一番野菜が嫌いなのはわ、私だもん!」キー

幸子「ええええ!? この質問でー!?」



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白雪姫・乙倉悠貴(13)



卯月「わ、私より野菜が嫌いな人がいるなんて許せません! ま、まゆさ~ん!」

佐久間まゆ「はぁーい、まゆですよぉ」



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佐久間まゆ(16)



まゆ「今日はどうなさいましたか、女王様?」

卯月「白雪姫を(ピクニックで食べるお弁当なら普通と違う楽しさもあるから)遠い森へ連れて行き・・・(野菜嫌いが治るような美味しいお料理を振る舞って)やっちゃってください」

まゆ(狩人)「ま、まゆが殺るんですか・・・!?」


※いったんおやすみなさい
3連休は全部副業なの




卯月「はい! 腕が確かですからっ!」

まゆ「まゆのことどんな風に見ていたんですか!?」

卯月「響子ちゃんと甲乙つけ難い腕前って」

響子(宮廷料理人)「あ、じゃあ私が行きます? ふふふ、腕がなりますね♪」シャキンシャキーン

まゆ(乗り気なんですか響子ちゃん!? ああ、そんなに包丁を砥いで・・・!)

まゆ(だ、だめです・・・! そんなことになったら、悠貴ちゃんがきっとトラウマを・・・!)

まゆ「・・・いえ、分かりました。まゆが、やります・・・!」

卯月「わあ、よろしくお願いしますね!」

まゆ(せめて、まゆの手で・・・安らかに・・・)


美穂『じょ、女王のととと特命を受けた狩人さんは! 白雪姫をつれて! 遠い森へと向かうのでした! ・・・はぁ~・・・き、緊張しちゃうなぁ・・・』キーン


卯月「み、美穂ちゃん! マイク入ったままですよ・・・!」


美穂『ええっ!? す、すすすすみませ―!』ブツッ…



・・・







・・・



乙倉悠貴「風が気持ちよくて木漏れ日がきれい・・・♪」

悠貴「素敵なところですねっ! まゆさんっ!」

まゆ「白雪姫がき、気に入ってくれて、まゆも嬉しいです・・・」

悠貴「えへっ、急に二人でピクニックしようって誘われてちょっとびっくりしちゃいましたっ♪ あ、もちろん嬉しかったですよ?」ワタワタ

まゆ「お、お外で食べるお弁当には違った楽しみがありますから、せっかくなら姫にもと・・・」

まゆ(こ、こころが痛いです・・・!)

悠貴「わあ、ありがとうございますっ! ここまで遠かったし、遊んでたらちょっとお腹すいてきちゃいましたねっ」

まゆ「うふふ、それじゃあお弁当にしましょうか」スッ…

まゆ「好きなだけ食べてくださいねぇ・・・」パカッ

まゆ(最後の晩餐―じゃなくてお弁当ですから・・・まゆ、精いっぱい美味しくなるように頑張りました・・・)

悠貴「お、おお・・・! サラダ、サンドイッチ、ピーマンの肉詰め・・・お、お野菜いっぱいですねっ・・・!」

まゆ「素敵な女の子になるにはお食事にも気を付けないとですからねぇ」

悠貴「そ、そうですよねっ・・・」ゴクリンコ






まゆ「あ、この森は水もきれいでとっても美味しいんですよ。まゆ、ちょっと汲んできますね」スクッ

悠貴「は、はいっ。 お待ちしてますねっ」

まゆ「うふふ、先に食べてていいんですよ? じゃあ、すぐ戻りますねぇ」トコトコ・・・






トコトコ… クルッ


まゆ「ああ、食べないで待っている・・・悠貴ちゃん、なんていい子なんでしょうか・・・」

まゆ「あの無防備な背中に向けて引き金を弾けば、もしかしたらまゆが主役に・・・」チャキ…

まゆ「でも・・・でも・・・!」プルプル



まゆ「うっ・・・まゆには・・・まゆには、撃てません・・・」ガクッ






悠貴「うう~・・・お野菜・・・しかも生・・・」

悠貴「で、でもせっかくまゆさんが作ってくれたんだし・・・」

悠貴「き、きっと美味しいから、一口・・・!」プルプル

まゆ「白雪姫・・・」

悠貴「ひゃいっ!? た、食べますよっ!? じゃなくて食べてませんよっ!?」






まゆ「白雪姫。実は、大事な話があるんです・・・」

悠貴「だ、大事な話ですかっ?」

まゆ「はい。実は―」

まゆ(―まって、佐久間まゆ)ピキーン

まゆ(義理とはいえ、女王は白雪姫のお母さん・・・お野菜が嫌いだから、お母さんが自分を殺そうとしているなんて知ったら・・・!)アワワワワ

まゆ「こ、この森に白雪姫を連れてきたのは・・・そう、次代の女王になるための試練なんです・・・」キョロ…

悠貴「女王への試練!? ・・・あの、どうして目をそらして・・・?」






まゆ「ええと・・・そう、白雪姫には何か、苦手なものはありますか?」ドキドキ

悠貴「苦手なものですか?」

まゆ「はい・・・!」ごごごごご

悠貴(こ、これは・・・気づかれているっ!)

悠貴「実は私、お野菜が苦手で・・・その、苦くて・・・」

まゆ「よしっ」グッ

悠貴「よし?」

まゆ「よ、よろしい・・・! 正直でよろしいです、白雪姫」

まゆ「ですが、一国の頂点に立つものとしてそれではいけないと、まゆは思います」

悠貴「ううっ・・・そうですよね。せっかく農家さんが育ててくれて、まゆさんがお弁当にしてくれているのに・・・」






まゆ「そ、そこで白雪姫には一度この森で生活していただきます・・・!」

悠貴「この森で・・・そうかっ! 豊かな森の中で自活することで国民、農家さんや食べ物への感謝とお野菜の美味しさに気づけということですねっ!」

まゆ「なんて都合のいい解釈っ」グッ

悠貴「え?」

まゆ「な、なんて高貴なお考えでしょうっ! その境地にすでにたどり着くだなんてまゆ、感激です・・・!」

悠貴「そ、そうですかっ? えへへっ♪」






悠貴「・・・あっ、でも森での生活なんて大丈夫でしょうかっ?」

まゆ「うふ、それなら心配いりませんよぉ。まゆは狩人さんですから、森で生活するためのいろんなものを持っているんです」

まゆ「白雪姫に貸してあげますねぇ。まずは山小屋への地図と、さっきのお弁当と・・・」ハイ

悠貴「あっ、ありがとうございますっ」

まゆ「テント、調理道具、カセットコンロ、寝袋、着替え、ぴにゃこら太のぬいぐるみ、洗剤、物干しざお、保存食、水、それからそれから―」ポイ ポイ ポポイ

悠貴「あ、あのっ! じゅ、十分っ! それだけあれば十分ですからっ!」

まゆ「そうですか? 必要なものがあったら言ってくださいねぇ」






まゆ「・・・では、まゆはもう行きますねぇ」

まゆ「・・・白雪姫、お元気で」ウルッ

悠貴「はいっ! きっと素敵な女王になれるようにがんばりますねっ!」

まゆ(こ、こころが痛い・・・!)




トボトボ…

まゆ「あれでよかったんです、こうして白雪姫は仲良く7人の小人と楽しく―」

まゆ「そうですっ! 森の中に1人は心配ですし、早く7人の小人さんに会えるようにまゆが探しておいてあげましょう♪」ピコーン



・・・




・・・



安部菜々(小人その7)「おそうじおそうじ♪ ふんふんふふーんフレデ―」パタパタ

コンコン

菜々「おや? お客さんでしょうか?」

菜々「はーいっ! どなたですか~?」ガチャッ



一ノ瀬志希(狼)「じゃんじゃじゃ~ん! オオカミ志希ちゃん参上~!」ガバッ

菜々「ぎゃー!? これは赤ずきんでも7匹の子ヤギでもな―」


パクッ ゴックン


志希「ふぅ~」ポッコリ



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一ノ瀬志希(18)




志希「なんでもありなんだから、こういう展開もアリだよね~♪」

志希「この劇はっ! 我ら赤ずきん軍がのっとったー!」















志希「って、志希ちゃん1人だけだけど~♪ にゃははー♪」




志希「ふぁ~あ・・・お腹いっぱいになったら眠くなっちゃった・・・」

志希「好きに寝ていい役ってサイコーだよね~・・・♪ ねむねむ・・・」Zzz…









まゆ「あらあら、志希さんたら」

まゆ「でも大丈夫ですよぉ、まゆは狩人さんですから。ちゃんとお腹を開いて石を詰めてあげますねぇ」



チョキチョキ コロコロ



※いったんここまで
更新遅くてごめんねぇ

自己保守
そろそろ副業が一旦落ち着きそうなの

仕事が落ち着くなんて嘘だった保守…

ほしゅ


菜々「た、助かりました・・・狩人さんにはなんとお礼をしていいやら」グッショリ…

まゆ「いいんですよぉ。まゆ、小人さんにお願いしたいことがありましたからぁ」

菜々「お願いですか? はい! 命の恩人のためとあらば例え火の中水の中! あの子のスカートの中~・・・は、倫理的にどうかと思いますが、何でも言っちゃってください!」

菜々「あ、立ち話もなんですから中へどうぞ」

ガチャ

「「ただいまー!」」

まゆ「お邪魔しますねぇ」

前川みく(小人その3)「おかえりなさーい! あ、お客さんにゃ!」


みく「―って、なんで菜々ちゃんはずぶ濡れなの? それに志希ちゃんお腹真っ赤なんだけど・・・!?」

菜々「ちょっと色々ありまして・・・」グッショリ…

志希「それはねー・・・お前を食べるた―」ガバァ

まゆ「志希さん?」

志希(狼 改め 小人その1)「惨殺体ごっこしてたー♪」

みく「なにやってるにゃ・・・」



・・・



みく「菜々ちゃんを助けてくれてありがとうにゃ! みくとっておきのネコミミ帽子とネコちゃんブーツあげる!」

まゆ「まあ♪ ありがとう、みくちゃん」

みく「ほらつけてつけてっ! まゆちゃん可愛いにゃ~♪」

法子(小人その4)「ドーナツもあげるー♪」ノソッ

ゆかり(小人その6)「では私は一曲」~?

有香(小人その5)「わ、私は~・・・あ、え、演武しますっ! せぇいっ! あ」バキッ

杏(小人その2)「ああ、ローンがまだ残ってるのにー!?」

有香「す、すぐに直します!」 トンテンカン トンテンカン

ゆかり「Zzz・・・」

まゆ「うふ、賑やかで楽しそうですねぇ」

まゆ(ここでなら白雪姫も・・・)


菜々「それで、お願い事とはなんでしょうか?」コポコポ スッ

まゆ「はい。実は今、この森にはとある高貴な生まれの方がいらっしゃるのですが―」ズズー

まゆ「その方の名は白雪姫。白雪姫は・・・命を狙われているんです」

みく「いいい命を!?」

菜々「狙われているー!?」

志希「ぶっそうな話だね~」


みく「い、いったい誰なの・・・!? そんなひどいことをしようとしているのは・・・!」

まゆ「そ、それは分かりません・・・」

まゆ(お母さまが命を狙っているなんて・・・とても言えません・・・)

まゆ「もちろん白雪姫はこのことを知りません。ただ、少しでも危険から遠ざけようと試練と偽りまゆがこの森へ・・・」

まゆ「皆さんにほとぼりが冷めるまで、白雪姫を匿ってほしいんです」

菜々「そ、そういうことでしたら分かりま―」

杏「だめだめ! そんな面倒ごと持ち込まないでよ!」プンプン

みく「あ、杏ちゃん。これを見捨てるなんてあんまりにゃ・・・」

志希「そうだそうだー」

杏「だまらっしゃい!」


杏「命を狙われているって一大事ならもっとちゃんとした頼るところがあるでしょ!」

まゆ「こ、公的機関はちょっと・・・」

杏「匿うまでは良くてもバレたらどうするの!? 小人7人じゃぴにゃこら太1匹にも勝てないよ!」

杏「それにうちにもう一人養う余裕なんてないんだから! 杏ひとりで精いっぱい!」

有香「・・・せい」

杏「あふん」

法子「困っているときはお互い様だよねー」

ゆかり「はい。どうぞ、私達にお任せください」

まゆ「皆さん・・・! ありがとうございます!」

まゆ「・・・生活費ですとかお金のことですが、白雪姫はこの国の王女。すべてが解決したときにはきっと莫大なお礼が―」

杏「なにしてるのみんな! 早く部屋掃除して! お迎えする準備をして!」

みく「この変わり身よ・・・」

法子「これでみんな賛成になったね♪」



まゆ(・・・命を狙っているのが女王様でなければ、の話ですが・・・)


志希「あとは~ここで生きているって知られなければ完璧だにゃ~」

菜々「ナナ達がお仕事に出ている間は、お留守番してもらって決してドアを開けないようにしてもらいましょう!」

みく「それだけで足りるかにゃ?」

志希「んー調べても分からなくするより、そもそも調べさせないのが一番かなー」

まゆ(調べさせない・・・女王様は何でも答えてくれる魔法の鏡を持っている・・・)

まゆ「それはまゆの方で何とかしてみます」


まゆ「すぐにでも行かないと。ではみなさん、くれぐれも白雪姫を」

菜々「はい! 狩人さんもお気をつけて」

まゆ(女王にあの鏡を使わさせちゃだめ・・・)

まゆ(まゆが・・・まゆが何とかしないと・・・!)



・・・

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前川みく(15)



チチチチチ ピヨピヨ



悠貴「えと、これからどうしようかな・・・」キョロキョロ

悠貴「う~ん・・・よしっ」

悠貴「素敵な森だけど野宿はさすがに怖いし、まずは狩人さんの山小屋に行こうっ」

悠貴「地図だとえーっと・・・こっち?」トコトコ





悠貴「あれ? もう着いちゃった?」 

悠貴「うーん・・・でも地図の場所とは違うような・・・他の人のかな?」

悠貴「・・・誰かいないかな? ちょっと聞いてみようっ」

コンコン

悠貴「ごめんくださーいっ」ガチャ

小人『いらっしゃーい♪』

パンパカパーン パーン パン ズキューン パーン パンパカパーン

悠貴「うっ・・・! な、なんじゃこりゃあ・・・」

みく「クラッカー! ただのクラッカーだから! 弾なんて出てないでしょ!?」

悠貴「お約束って、えへっ♪」





悠貴「みなさんはいったい・・・? あっ、はじめまして。白雪姫と申しますっ」

杏「ごきげんよう白雪姫♪ 私たちはこの先の鉱山で働いているものです」ペコリ

みく「さっきまで狩人さんがいたんだにゃ。んでんでんで」

志希「にゃーんで♪」

ゆかり「白雪姫が試練に挑まれるとお聞きし、お一人では何かと大変だろうとこうしてお待ちしていたのです」

有香「よろしければ一緒にここで暮らしませんか?」

悠貴「いいんですかっ? わあ、すごく助かりますっ!」

菜々「困っている時はお互い様ですよ♪」

法子「それじゃあまずはお昼にしよっか♪ みんな座って座ってー!」


『はーい!』



・・・


・・・


卯月「まゆさんと白雪姫、今頃食べてるかな?」

響子「うちももうすぐできますからねー」コトコト

卯月「はーい!」

卯月「よし、それじゃあ出来るまで女王としてのお仕事しちゃおうかな~」

卯月「えーっと・・・むむむ」

響子「卯月ちゃんはどんな国にしたい?」グツグツ

卯月「う~ん・・・やっぱり、頑張っている人を応援してあげられる国、かな?」

響子「素敵だね♪」ジュー

卯月「うん! それじゃあ、一番の頑張り屋さんの菜々ちゃんは税金を免除、っと」カキカキ

卯月「それから、鏡よ鏡。この国で一番の怠け者は誰ですか?」

幸子「それはもちろん杏さんです」

卯月「杏ちゃんは増税・・・」カキカキ

杏「ちょっと」

幸子「ちなみにこの国で二番目に頑張り屋なのは工藤忍さんです」

卯月「忍ちゃんも減税っと」カキカキ

響子「ご飯出来ましたよー! 今日のお昼は夏野菜カレーでーす♪」

卯月「わーい♪」



卯月「いただきまーす♪」

卯月「うふふ、今頃白雪姫の野菜嫌いは直っているでしょうか?」

卯月「白雪姫が野菜嫌いでなくなれば国一番の野菜嫌いはこの私」

卯月「でも私はお野菜大好きー♪」ピース

卯月「国民の健康と食生活、いっぺんに解決です! ぶいっ♪」

卯月「あーん。んー♡ ゴロゴロとした食感がいいですねー♪」モグモグ

響子「良かった♪」

卯月「ちょっと白雪姫の様子を見てみましょうか。鏡さーん! お願いしまーす!」

幸子「もうどうにでもなればいいんです。それっ」

パチッ

卯月「な、なんじゃこりゃあああ!?」


法子「できたよー♪ フレンチクルーラーにポン・デ・リング―」

法子「オールドファッションに、チョコドーナツ! みんなバランス良く食べるんだよー♪」

悠貴「バランス良く・・・?」

みく「好きなものを食べる。心も満たされる最高のグルメにゃ」ウンウン

みく「あの時もみくは言ったにゃ、『お魚が嫌いな猫ちゃんがいてもいい。自由とはそういうものにゃ』と」

みく「今でもはっきりと思い出せるにゃ・・・そう、あれは良く晴れた冬の日か初夏の豪雨の頃・・・」

杏「あ、この話は長いから聞き流していいよー」モゴモゴ コロコロ

ゆかり「? 食べないのですか」モグモグ

菜々「連日の油ものは菜々には・・・ああ、だ、大丈夫です! 全然平気ですよー! JKですから! ええっ!」

志希「タバスコだぱぁ♪」ダバー

有香「あの、お、おかわりをしてもいいでしょうか?」スッ

法子「もちろん! まだまだ揚げるからねー♪」のそっ

悠貴「・・・あむ」パクッ

悠貴「! 美味しいですねこれっ! いくらでもいけちゃいそうですっ!」モグモグ




・・・

卯月「・・・」




・・・



まゆ「ふう、ようやく戻れました」

まゆ「女王様、まだ白雪姫のことを見ていなければいいのですが・・・」

まゆ「いいですか? もう一度作戦を確認します」クルッ

まゆ「まゆが女王様の気を引きます。その間に―」

クラリス「はい。私が魔法の鏡とすり替わるのですね」

クラリス「人ひとりの命のため。このクラリス、しかと幸子さまを演じきってみせましょう」

まゆ「うふ、頼もしいです」

まゆ「ちょっと練習してみましょうか。いいですか? 鏡よ鏡、世界で一番可愛いのはだあれ?」

クラリス「はい。それはもちろん女王さまでございます」

まゆ「・・・違います」

クラリス「あら・・・?」

まゆ「ただの魔法の鏡ではなく幸子ちゃんですよ? 自分こそが世界一カワイイと絶対に言います」

クラリス「なるほど・・・」

まゆ「ではもう一度。鏡よ鏡、世界で一番可愛いのはだあれ?」

クラリス「はい。それはわ、わたくしでございます・・・」モジモジ

まゆ「もっと堂々と」

クラリス「!? せ、世界で一番可愛いのはわ、私でございます・・・!」

まゆ「もっとです!」

クラリス「世界で一番可愛いのは私でございます・・・!」カアァ

まゆ「もう少しです! 頑張ってください!」

クラリス「世界で! 一番! 可愛いのは! わ、私でございます・・・!」

クラリス「・・・うう」プルプル

まゆ「・・・はい。見事なまでに幸子ちゃんでした」

まゆ「クラリスさん、一緒に白雪姫を助けましょうね」

クラリス「あ・・・はい! 全身全霊を賭して挑ませていただきますわ!」

まゆ「では行きましょう」

ギィ・・・

まゆ「ただいま戻りました」

卯月「まゆさん! 裏切りましたね!?」

まゆ「ひぇぇバレている―!?」



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工藤忍(16)

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クラリス(20)


卯月「・・・どうやら私自ら出向くしかないようですね・・・」ゴゴゴゴゴ…

卯月「ですがただあの場に行って叱っても、かえって白雪姫の苦手意識を強めてしまうかもしれません・・・」

卯月「姿を変える必要がありますね・・・」

卯月「響子ちゃん、あれを」

響子「いきますよ~? それっ」

ズポッ

響子「チャックあげますね~」ジー



卯月 in ぴにゃこら太「ぴにゃぴっぴ」



ぴにゃこら太「これで私とは分からないでしょう」

ぴにゃこら太「ではいってきます! ぴにゃ~!」ズシーン ズシーン

響子「お夕飯までには帰ってくるんですよ~」フリフリ


・・・


・・・


悠貴「はあ、お腹いっぱい。ごちそうさまでした♪」

法子「お粗末さまでした♪ お夕飯も楽しみにしててね♪」

志希「ねえ、ピザがいい! 志希ちゃんピザ食べたーい♪」

菜々(お、重い・・・)

ゆかり「すると出前でしょうか? ピニャーラ? ピニャハット? ドミノピニャ?」

有香「あ、私シカゴピニャ好きです」


みく「はいはい、晩御飯の話は後にして。みんな午後の仕事始めるよー」

杏「増税、増税また増税・・・」

杏「夢の鉱山の機械化が・・・不労所得が・・・杏はいったいいつまで働けばいいんだ・・・ああああああああ」

みく「ま、まあ元気出すにゃ! 一緒にツルハシ振るの楽しいよ!」

みく「それじゃあ白雪姫! みくたちはお仕事に行ってくるからお留守番をお願いするにゃ」

悠貴「あ、はいっ! おまかせくださいっ」ビシッ

みく「いーい? 一見穏やかな森でも野生は危険がいっぱいだにゃ。何があっても扉をあけちゃだめだからね?」

みく「開けちゃだめだよ? 絶対に開けちゃだめだよ! ぜーったいに開けちゃだめだよ!?」

悠貴「はい、分かっていますっ!」ビシッ


みく「うん! いい返事にゃ!」

みく「売り物にならなそうな宝石、お土産に持ってくるからね♪」

小人『それじゃ、いってきま~す!』ドタドタ

悠貴「いってらっしゃーいっ!」フリフリ

バタン



悠貴「はあ・・・ドーナツ美味しかった」

悠貴「残ったのはおやつにして、ちょっと休んだらお掃除しようかな?」

悠貴「あ・・・まゆさんのお弁当・・・」

悠貴「どうしよう・・・生野菜・・・う~・・・」

悠貴「でも、時間が経ったら傷んじゃうかも・・・」



悠貴「・・・・・・あむっ」パクッ



悠貴「・・・美味しい」モグモグ

悠貴「スパイスがよく効いて、苦さがそんなに嫌じゃない・・・」モッモッ

悠貴「それに細かく刻んであって、全然食べやすい・・・」ゴクン





悠貴「ご馳走様でした」

悠貴「美味しくて、食べやすいようになってた・・・」

悠貴「これが、料理を作ってくれる人の気持ち・・・」



コンコン

悠貴「あ、はーい」ガチャ



ぴにゃこら太「ぴにゃ~♪」

悠貴「わっ、ぴにゃこら太! ・・・さん」




ぴにゃこら太「おほん、こんにちは~♪ ボクの名前はぴにゃこら太。美味しい食べ物を売り歩いてるんだ」ピニャー

ぴにゃこら太「可愛いお嬢さん。このスイカにメロン、イチゴはいかが?」デデーン

悠貴「わっ、大きい! でもすみませんっ、私持ち合わせが・・・」

ぴにゃこら太「じゃあ今日は試食ということで! また来るから気に入ったらいっぱい買ってね♪」スパスパッ

ぴにゃこら太「お塩も振って、はいどうぞ♪」

悠貴「こんなに・・・! ありがとうございますっ!」

悠貴「一口・・・あむっ」シャク

悠貴「ん~♪ 甘くて美味し~!」シャクシャク

ぴにゃこら太「よしっ」グッ

ぴにゃこら太「お家の人が帰ってきたらその人たちにも食べてもらってね! じゃーねー! ぴにゃ~!」ズシーン ズシーン

悠貴「はーいっ! きっといっぱい買いますね~!」フリフリ




悠貴「はあ、美味しくてつい食べ過ぎちゃった・・・」


卯月(ふふふ、美味しく食べたようですね)コソッ


ガチャッ

志希「いけないいけないツルハシ忘れちゃった~」

志希「あっ! 白雪姫何食べてるの!? いーなー」

悠貴「さっき果物屋さん・・・かな? の、ぴにゃこら太さんが来て美味しい果物いっぱいくれたんですっ!」

志希「果物? どれも野菜だよー?」

悠貴「えっ? 野菜?」

志希「ん~狭い意味だったり間違った意味が一般的になって変わるケースもあるけど~」

志希「木になるのが果物でそうじゃないスイカもメロンもいちごも野菜だね~。これからもずっとそうかは知らないけど」

志希「あっ、種まで食べちゃってる! これはお腹の中で芽が出ちゃうかも~? にゃははー♪」

悠貴「ええっ!? うっ、そういわれるとお腹が・・・」

志希「白雪姫?」

悠貴「・・・ばたり」

志希「白雪姫―!?」

卯月「し、白雪姫!」



・・・




まゆ「ああ、これでまゆは終わりです・・・」

クラリス「・・・狩人さま、立ち上がるのです」

まゆ「・・・え?」

クラリス「今ならば、間に合うはずです。白雪姫を助けに参りましょう」

まゆ「ですが・・・」

クラリス「なにを迷うことがありましょう? 守りたいものがある限り―」

クラリス「立ち上がる力が残されている限り―」

クラリス「この世界に愛ある限り―・・・!」

クラリス「救いの手を差し伸べることを躊躇ってはいけませんわ。さあ―」

まゆ「まゆにも・・・まゆにもまだ・・・」スクッ…

まゆ「いきましょう! 今度こそ、白雪姫を助けるんです!」

クラリス「はい」


・・・


悠貴「うーん・・・」ウーン


『し ら ゆ き ひ め ~ !』


まゆ「お、遅かった・・・」ガクッ




志希「うわーん! 死んじゃやだー!」

菜々「どうして、どうしてこんなことに・・・・はなチーンッ!」

有香「会ったばかりなのに・・・!」

法子「お話したいこといっぱいあったのに・・・!」

ゆかり「守るとお約束したのに・・・!」

みく「開けちゃだめっていったのに・・・!」

杏「ま、まだ何にもしてあげられてないのに・・・!」グスッ

卯月「わ、私はただ、この子の為に・・・! なのに・・・!」


『し ら ゆ き ひ め ~ !』




有香「小人と、白雪姫の日常系コメディがこれから始まるはずだったのに・・・!」

法子「女王様の城に偵察に行ったのに・・・!」

ゆかり「事前に状況を把握していたのに・・・!」

志希「女王に気づかれないように、まゆちゃんに鏡を使わせないように誘導したのに・・・!」

みく「まゆちゃんが裏切った時の為に、長靴をはいた猫に仕立てる準備までしたのに・・・!」

菜々「別の物語からの登場もあるって、そういう伏線のために一芝居うったのに・・・!」

杏「うわーん! 仲間が黒いー!」


『し ら ゆ き ひ め ~ !』






パカラッ パカラッ パカラッ ヒヒーン

三村かな子(王子)「さ、さらしきつい・・・! い、息苦し・・・」ゼーゼー



かな子「? こんな森に泣き声・・・?」ハァ ハァ

パカラ パカラ


卯月「うっ・・・白雪姫・・・」グスッ

かな子「あの、みなさんどうされたんですか?」

まゆ「あなたは・・・?」

かな子「隣の国王子、ミムラと言います」ブチッ バーン

かな子「あっ」タユンッ 

まゆ「む、胸が爆発した!?」

かな子「・・・と、となりの国の王女、かな子と申します・・・」ポヨーン パツンパツン ユサッ

かな子「か、画期的な税率を採用しているというこの国へ勉強に・・・あ、あはは・・・」




http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira134501.jpg
三村かな子(17)



かな子「よっと」ストッ

かな子「みなさん、どうして泣いているんですか?」

卯月「白雪姫が、白雪姫が・・・苦くて苦手な野菜を、スイカとメロンにいちごまで食べて・・・!」

志希「私が、私がお腹から芽が出るって・・・!」

かな子「えっ、でも・・・どれも甘くて美味しいですよね?」



かな子「美味しいなら大丈夫だよ~♪」



悠貴「・・・美味しいなら、大丈夫・・・そう、ですよね・・・」ムクリッ



まゆ「し、白雪姫が目を覚ました・・・!? やったー!」


『やったあああ!!!』


・・・




卯月「白雪姫、ごめんなさい。こんなことになるなんて・・・」

悠貴「お母さん・・・ううん、いいの。だって、お母さんは私のためにしてくれたんだから」

卯月「だけど・・・」

悠貴「それに私気づけたよ。野菜だって美味しく食べられるってっ!」

悠貴「作ってくれる人の、気持ちが入ってるんだって・・・!」

卯月「でも・・・」

悠貴「すみませんっ、魔法の鏡をここへ」

まゆ「はっ、ここに」ズイッ

悠貴「では・・・おほんっ。鏡よ鏡? 世界で一番私を好きな人はだあれ?」


幸子「それはもちろんあなたのお母さま、女王様でございます」


悠貴「ねっ♪」

卯月「こ、心の我が子よー!」ダキッ

悠貴「お母さーんっ!」ヒシッ

卯月「心の我が子よー!」ウワーン





かな子「うふふ、めでたしめでたし♪」




・・・


美穂「みんな、良かったね♪」

美穂「こうして、女王様と白雪姫は仲良く国を治め、隣国との関係も強まって、ますます素敵な国を作っていくのでした♪ お・わ・り」

美穂「は~・・・最初はどうなるかと思ったけど、私もナレーションけっこううまくなったかな? なーんて」

響子「あの、美穂ちゃーん・・・マイク、電源入ってる・・・?」ガチャ

美穂「え、ええ~っ!?」



本当に終わり




オ・マ・ケ

・・・


美穂「ぷ、プロデューサーさんどこですっ!?」ガッシャーン

美穂「絶対気づいてましたよねっ!? どうしてマイクの電源教えてくれなかったんですか!? 私、あんなにラップを―」

卯月「あ、美穂ちゃん! お疲れ様!」

悠貴「プロデューサーさんならまゆさんの罰ゲームに行かれましたよっ」

美穂「卯月ちゃん、悠貴ちゃん」

卯月「私たちもこれからちひろさんの引率でご褒美小旅行です♪」

悠貴「お土産、いっぱい買ってきますねっ」

美穂「うん、いってらっしゃーい」

美穂「・・・逃がしたか」





・・・


P「ほらまゆ、あ~ん」

まゆ「あ~む。ん~♡ おいひいでふ~♪」モッモッ

P「まだまだあるぞ~次はこれだ。あ~ん」

まゆ「あむ♪ あ~ん、まゆがプロデューサーさんにしてあげたいのに~!」モッモッ

P「罰ゲームだからダメ~」

まゆ「プロデューサーさんの意地悪~♪」


キャッキャッ ウフフ


P「ははは・・・ん? あれは美穂か? すごい速度で―」


オマケ終わり



お読みいただきありがとうございました

本田未央「おおっ、アドリブでシンデレラの劇するの!?」
本田未央「おおっ、アドリブでシンデレラの劇するの!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480266345/)
もよろしくね



みなさんはアイドルマスターミリオンライブをご存知ですか?

楽曲が豊富で私のお勧めは「dear...」と「瞳の中のシリウス」です

もっといっぱい、いい曲あります

動画サイトにメドレーがあったりするので、ぜひ一度聞いてみて下さい


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