これはモバマスssです
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加蓮「外さっむかったー…なんで冬ってこんなに寒いんだろ?」
美穂「冬だからじゃないかな?」
柚「わぁ、美穂チャンあったまいー!寒いからこそ遊ばなきゃソンだよ!」
加蓮「若い子は元気だね。あ、美穂ちょっとミルクティー取ってくれる?」
美穂「はい、加蓮ちゃん。ドーナッツとミルクティーって合うんですね」
加蓮「ミストだとお代わり自由なんだってさ、今度行ってみない?」
柚「なになに?奢ってくれたりしちゃうのカナ?」
加蓮「最年長の美穂にお願いしてみたら?」
美穂「えっ、わたしですか?!」
加蓮「ねーねー、美穂先輩!」
柚「アタシ達にドーナッツ奢ってくれたりしない?センパイッ!」
美穂「ま、まだダメっ!」
加蓮「つまり、今はダメだけどいつかは良くなるって事?」
柚「美穂ちゃん今金欠な感じ?」
美穂「実は…クリスマスに、お金使い過ぎちゃって…」
柚「あらやだ聞きました加蓮サン?」
加蓮「聞いちゃいましたよ柚さん。で、美穂は何処か行ってきたの?」
美穂「おっきなクマくんのぬいぐるみを自分にプレゼントしちゃって…結構高くて」
柚「あー、時々あるよねーっ!値札付いてなくてレジに持ってって焦るやつ」
加蓮「そういう時ってやっぱりいいですって言いづらいもんね。美穂の性格的にも引き下がれなくなりそうだし」
美穂「だから、よければ加蓮ちゃんが奢ってくれると助かるかな…って」
加蓮「さり気無くこっちに流したね」
柚「ところで、二人はお気に入りのドーナッツとかあるの?」
美穂「わたしはベーシックに普通のポンデリンクが好きだけど…ダブルショコラもいいよね」
加蓮「私は王道のエビグラタンパイかな」
柚「ベーシック、王道ってなんなんだろ…」
加蓮「柚ちゃんは何が好きなの?」
柚「アタシはもちろんオールドファッションだけど」
加蓮「あーだめだね考え方がオールドだよ。困ったらオールドファッションって選択肢はそろそろ終わりの時代じゃない?」
美穂「甘いですね…クリスマスの夜に一人で食べるケーキくらい甘いよ?」
柚「なんでこんなにディスられてるんだろ?あと例えのそれ甘くない気がするカナ」
美穂「あ、オールドファッション買って来たんですけど食べる?」
加蓮「ありがと!私オールドファッション大好きなんだよねー」
柚「加蓮チャン自由だなぁ…アタシも負けてられないねっ!」
美穂「柚ちゃんもミルクティーのお代わりいる?」
柚「もらうもらう!ありがと美穂センパイッ!」
美穂「そういえば、加蓮ちゃんは何処かへお出かけしたの?」
加蓮「私は奈緒と凛と仕事だったかな。行きたい場所がないでもなかったけど、今は仕事がメインだから」
柚「柚は事務所でケーキ食べたよっ!」
加蓮「ケーキいいなぁ、そう言えば私まだ食べてないや」
美穂「ドーナッツならあるよ?あと何故か栗羊羹が」
加蓮「なんで栗羊羹?」
柚「柚子羊羹とかないのカナ?」
加蓮「探せばあるんじゃない?御当地和菓子みたいなアレで」
美穂「千葉にあるみたいですよ。今度行ってみる?」
加蓮「いいね、最近運動不足だったし」
柚「加蓮チャン歩いて行くつもりなの?」
加蓮「運動不足って言えば、この時期はカロリー過多が怖いよね」
美穂「クリスマスにお正月…お餅やおせちいっぱい食べちゃうから…」
柚「その分友達と走り回ったりしない?」
加蓮「寒いから家でゴロゴロしてる」
美穂「わたしも、食べたら眠くなっちゃって…」
加蓮「それで目がさめるとお腹が空いててのループだよね。分かるわ」
柚「あれ?友達とサイクリングで遠くに行くのってアタシだけな感じ?」
加蓮「若い子は体力あるねえ」
柚「いっこしか変わらないハズなんだけどな」
加蓮「…で、ほんとのところ二人はクリスマス本当にデートとかなかったの?」
柚「事務所で穂乃香チャン達とケーキ食べてたってば!嘘だったら桜の木下に埋めてくれて構わないよっ!」
美穂「ば、ババーん?」
加蓮「美穂はどうなの?何か予定があったけど潰れちゃったからクマのヌイグルミヤケ買いとか?」
美穂「えええっ?わたしは本当にお仕事しかなかったよ?」
加蓮「あ、ミルクティーお代わり貰っていい?」
美穂「あ、もう無くなっちゃった。コンビニ行ってこようかな」
柚「あ、じゃあアタシも行こっかな!クリスマスとお正月の街の雰囲気好きだし」
加蓮「私は寒いし出るの嫌だなー、お願いしていい?」
柚「じゃー加蓮チャンには柚のスペシャルドリンクを用意してあげないとね!」
加蓮「ドリンクバーじゃないんだから…いいや、不安だし私もいこ」
~サン◯ス~
加蓮「クリスマスが終わると一気に商品がらっと変わるね。こないだまでと内装も違うし」
美穂「チキンとかお菓子の詰まったブーツ、見ててワクワクするから好きなんです」
柚「わかるわかる、こー…クリスマスっ!って感じするよねっ!」
加蓮「ほんの数日前までケーキの予約だったのがもう完全におせちだもんね」
柚「あ、年賀状のインクジェット紙売り切れてる」
美穂「…何買いに来たんでしたっけ?」
加蓮「ケーキと飲み物じゃなかった?」
柚「飲み物だけだったの思うんだケド」
柚「あ、見て見てーっ!おでん!」
加蓮「あー、久しぶりにおでん食べたくなってきたな。あとポテト」
柚「それは久しぶりじゃないんじゃないカナ?」
美穂「おでん買って帰る?」
加蓮「どうせならホットフランク買い占めてみたりしたくならない?」
美穂「な、ならないよ…」
柚「はいはいお姉ちゃん方、飲み物買って帰ろ?」
加蓮「おでん買うと走れないし、飲み物と軽いお菓子だけでいっか」
~事務所~
加蓮「ぷはー、生き返るね」
美穂「そんな仕事終わりのおじちゃんみたいな…」
柚「寒い場所からあったかい場所に入って飲みものとお菓子!これが贅沢と言わず何と言うっ!」
加蓮「掘りごたつ欲しくなってくるね」
美穂「普通のこたつじゃダメなの?」
柚「掘りごたつはダメだよ、寝っころがれないもん」
加蓮「賛同者0かぁ…一体何がいけなかったんだろ?」
美穂「ところで、なんで今日この三人で集まってるんだっけ?」
柚「さぁ?気にしたら負けじゃないカナ?ね!」
加蓮「そーそ、忙しいクリスマスを駆け抜けたんだからのほほんとガールズトークしたかったんだ」
美穂「あ、もう結構遅い時間…お夕飯どうしようかな」
加蓮「ならファミレスいかない?ガールズトークの続きといこ?」
柚「ガールズトークっぽいことしてたっけ?」
加蓮「女の子が集まって会話したらそれがガールズトークになるんだよ、きっと」
美穂「わ、わたしは寮の門限があるからそんなに遅くまではいられないけど」
加蓮「じゃあ決定、行こっか」
柚「買ったお菓子と飲み物まだだいぶ余ってるけどどする?」
加蓮「最年少の子が片付ければいいと思うよ」
柚「いやいや、ここは最年長のお姉ちゃんがやるべきじゃないカナ?」
美穂「え、じゃ、じゃあ間をとって加蓮ちゃんで!」
柚「三人で片すって選択肢はあったりしない感じ?」
加蓮・美穂「…!柚ちゃん頭良い!」
柚「そこかはとなくバカにしてるよねっ?!」
普通にガールズトークするお話を書いてみたかったので
お付き合い、ありがとうございました
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