江ノ島「え、いきなり何?」
苗木「ゴメン、つい思ったことが口から出ちゃってさ」
江ノ島「つーかさすがに今のは酷すぎない?」
苗木「気に障ったなら謝るよ、でもさ」
苗木「江ノ島さんって本当に超高校級のギャルなんだよね?」
江ノ島「そうだって、私の載ってる雑誌とか見たことない?」
苗木「見たよ。見た上で僕は聞いてるんだけど」
江ノ島「あー、つまり雑誌と違うからって事? だから雑誌は盛ってるって言ったじゃん」
苗木「それは違うよ」
江ノ島「は、はぁ? 何も違わないって」
苗木「僕の見てきた江ノ島盾子の載ってる雑誌ではそういう加工は見た気がしないんだけど」
江ノ島「そ、そんなの苗木なんかにわかるわけないでしょ。プロの仕事だよ、素人に判られたらやばいって」
苗木「…へぇ、なるほど。あくまでそう言うんだ?」
苗木「ならみんなの前で証明してみせてよ、君が超高校級のギャルだって事をね」
モノクマ「……」
保守
江ノ島「そうに決まってんじゃん?だから、ここにいるんでしょー?」
苗木「それは・・・、そうなんだけどさ・・・」
江ノ島「なに?なんかあんの?」
苗木「その・・・、ここに閉じ込められて2、3日経ったよね」
江ノ島「そーだねー。いつ出られんのかねー」
苗木「まだ短い間だけど、それなりに会話してきたよね?」
江ノ島「まあ、こんなことがあれば、そりゃあね」
苗木「それでちょっと気になったんだけどさ・・・」
江ノ島「なによ?ウダウダ言ってねーで、はやく言えよな!」
苗木「うん・・・。・・・江ノ島さんって"ギャル"っぽくないよね?」
江ノ島「はあ?」
苗木「いや、その、なんか結構普通なんだな、って思ってさ・・・」
江ノ島「・・・ふーん」
江ノ島「それでなに?アタシに喧嘩売ってんの?」
苗木「いやっ!そういうつもりはないんだけど・・・」
江ノ島「苗木はなんなの?アタシにどーしてほしいわけ?ギャルかどうか証明しろっての?」
苗木「そうなのかな?僕自身もよくわかんないんだけどさ・・・」
江ノ島「・・・」
苗木「その、こう言ったら怒るかもしんないけど・・・」
江ノ島「言ってみてよ」
苗木「・・・"超高校級のギャル”ってさ、どんな超高校級なの?」
江ノ島「!!」
おっしゃ続き来たこれで勝つる!
苗木「ここには超高校級の人たちが集まってるのは知ってるよ?」
苗木「アイドル、野球選手、文学作家、格闘家、いろいろな才能を持った人たちがいるよね・・・」
苗木「僕みたいな幸運っていう才能かわからないのもいるけどさ、他のみんなは明確な超高校級の才能の持ち主だよね」
苗木「でもさ・・・、"ギャル"ってなんなんだろう・・・」
苗木「多くの雑誌に出てて、人気がある・・・。それだったらアイドルと同じだよね?」
苗木「江ノ島さんはどんな"ギャル"なことをやってきたの?」
江ノ島「それは・・・」
苗木「・・・」
江ノ島「・・・」
モノクマ「・・・」
苗木「モ、モノクマ!?」
江ノ島「!」
モノクマ「なんだいなんだい、苗木くぅん?いじめはいけないんだぞお!」
苗木「いじめって、僕はそんな・・・」
モノクマ「どうかなぁ~?盾子ちゃんは、傷ついちゃったよ~」
江ノ島「!」
苗木「ご、ごめん江ノ島さん!その、決して君のことが嫌いとかじゃないんだ!」
江ノ島「・・・」
モノクマ「うぷぷぷぷ」
苗木「傷つけちゃったのなら謝るよ!ホントにごめん!」
江ノ島「い、いいよ苗木・・・。別に気にしてないし・・・」
モノクマ「仲直りがすんだところでモノクマは退散しまーす!またねー!うぷぷぷぷぷ」
苗木「・・・」
江ノ島「・・・」
苗木「行っちゃったね・・・」
江ノ島「うん・・・」
苗木「そのなんていうか、こんなこと言うとあれなんだけど・・・」
江ノ島「・・・」
苗木「僕はただ、友達になれるかな、って思ってさ・・・」
江ノ島「え?」
苗木「周りの人はみんな、すごい才能を持っててさ。僕とは違うんだ、って感じちゃうんだ」
苗木「でも、江ノ島さんには、それを意識せずに話せるっていうか・・・」
苗木「でもそれは僕の勘違いなのかな、って思って、それで・・・」
江ノ島「・・・あんなこと聞いたんだ?」
苗木「うん・・・。ごめんね、僕が変なこと考えちゃったから・・・。ホントにごめん」
江ノ島「・・・別にいいって言ってんじゃん。苗木にそんなこと言われて傷つく盾子ちゃんじゃねーっての!」
苗木「!ありがとう、江ノ島さん!」
江ノ島「でもぉ~、それってアタシが苗木とおんなじに見えたってことでしょー?」
江ノ島「それってなんか、ちょーショックなんですけどー」
苗木「ご、ごめん!その、別に江ノ島さんが凡人だなんてことじゃないんだけど!」
江ノ島「なに焦ってんのぉ!マジウケル!冗談に決まってんじゃん!」
苗木「そ、そっかぁ・・・。よかった・・・」
江ノ島「まあ、友達くらいにはなってやんよ」
苗木「本当!?江ノ島さん!」
江ノ島「食いつき良すぎて引くんだけど・・・。そんくらい、いくらでもしてやんよ?」
苗木「ありがとう、江ノ島さん・・・」
江ノ島「そゆわけで、これからよろしくね?"苗木くん”」
苗木「?う、うん!よろしくね、"江ノ島さん"!!」
モノクマ「・・・うぷぷぷ」
俺はもう限界だ
あとは皆で、江ノ島さんでも江ノ島さんでもいいから書いてって
おなしゃす
苗木「ところでさ江ノ島さん」
江ノ島「なに?」
苗木「江ノ島さんは何か欲しいものとかある?」
江ノ島「は?なんで今そんなこと聞くの?」
苗木「いや、お近づきの印に何かプレゼントしたいなと思って・・・迷惑だったかな?」
江ノ島「いやいや、全然迷惑じゃないし。むしろプレゼントもらえるんだったら嬉しいぐらいだし」
苗木「で、何が欲しいの?」
江ノ島「え、えーと・・・レーション?」
苗木「レーション!?」
江ノ島「い、いや最近さ巷で話題になってたから超高校級のギャルとしては抑えてきたかった。つーか・・・」
苗木「わ、わかったよちょっと待っててね!」モノモノマシーンヘトダッシュ
江ノ島(あ、危なかった~危うく私が戦刃むくろってばれるとこだった~)
モノクマ「ちょっと、残姉?なに達成感に浸ってんの?プレゼントにレーション選ぶとか絶望的に有り得ないんですけど!!」
苗木「はい、プレゼント・・・江ノ島さんが前ほしがってたローションだよ!」
江ノ島「・・・はい?」
・・・数分後・・・
苗木「モノモノマシーンで当ててきたよ江ノ島さん!」
江ノ島「マジで!ありがとう苗木くn・・・じゃなくて苗木!」
苗木「江ノ島さん、別に無理して呼び捨てしなくていいよ(笑)」
江ノ島「そう・・・じゃ、じゃあ苗木くん///」
苗木「うん。そっちの方がなんか今の江ノ島さんっぽいや!じゃあ僕は部屋に戻るy」
江ノ島「まって苗木!あんたにレーションをプレゼントしてもらったのは食堂で一緒に食べたいなと思ったからなのよ」
苗木「え?巷で話題になってからじゃないの?」
江ノ島(しまったあああああああああああああああああああああ)
苗木「まぁ何でもいいや。誰かと食事を取るのって何か嬉しいしね!」
江ノ島「そうよね!じゃあ食堂行こ苗木」
苗木(でもレーションでそんな複数人数で食べるものだったけ?)
モノクマ「・・・」
食堂にて・・・
江ノ島「うわ、なにこれうっま!正直今まで食べた中でも一番おいしい!」
苗木(え?確かにおいしいちゃぁおいしいけど今まで食べた中でもって・・・さすがに盛りすぎじゃないかな?)
苗木「うん。おいしいね」
江ノ島「このクッキーとか甘さがくどくなくて後20枚はいけるわ。って盛りすぎか(笑)」
苗木「写真と同じように?」
江ノ島「え?さすがに傷つくんですけどそれ・・・」
苗木「あ、ごめん江ノ島さん」
江ノ島「いいって別に気にしてないし。それより、はいクッキーあ~ん」
苗木「あ~ん」パクッ
モノクマ「・・・」 霧切「・・・」
江ノ島「ちょ、苗木!指まで銜えないでよ・・・ほら苗木の唾液で指がベトベトじゃん」
苗木「ごめん!ちょっと待ってて拭くもの用意するから」アセアセ
江ノ島「」ユビペロッ
苗木「!」 モノクマ「!霧切「!」
江ノ島「大丈夫、大丈夫これくらい平気だって!」
苗木「そ、それなら い、いいんだけど///」
江ノ島「なに?もしかして照れちゃてる系?」
苗木「べ、別に照れてなんかないよ!」
江ノ島「ふーん、そう」
苗木(あれなんか怒ってるような・・・そうだ!)
苗木「江ノ島さん明日僕がお弁当作ってくるよ!」
江ノ島「え?まじ!?超嬉しんですけど!」
苗木「じゃあね!」ノシ
江ノ島(苗木くんのお弁当か・・・楽しみ・・・)ウットリ
モノクマ「あのさぁ・・・残姉・・・誰が恋愛面積極的になれつたんだよ!」
江ノ島「あぁ盾子ちゃん!聞いて私今度苗木くんにお弁当作ってもらうんだ!」
モノクマ「知ってるよ!ていうか最初から最後まで全部聞いてたよ!」
江ノ島「じゃ、じゃあどんな服で行ったほうがいいと」
モノクマ「一回黙ろうね!」
江ノ島「はい・・・」
モノクマ「いい?私が積極的つったのは、もっと積極的にギャルっぽい言葉使えってこと」
江ノ島「はい・・・」
モノクマ「それなのに残姉ったらギャル語使うどころか苗木に色仕掛け仕掛けてんじゃねぞ!」
江ノ島「でも嬉しくてつい・・・」
モノクマ「残姉はあたしと苗木どっちが大切なの?」
江ノ島「どっちも!」
モノクマ「自信満々に答えない!まぁいいよ。とにかくしっかりと超高校級のギャルになりきることいい?」
江ノ島「わかったよ!循子ちゃん」
モノクマ「じゃあね」(はぁ~疲れた。あっ、後で倉庫の中確認しなくちゃ)
ゼロ読んでるとざんねーちゃんがどれだけ妹に
依存してるかわかるからちょっと違和感あるな
まあ幸せになるためには仕方ないけど
次の日の朝午前5時半
苗木「さてお弁当作りに取り掛からないと!」
モノクマ「な、苗木くんこんな朝早くから何やってんのさ!」
苗木「え?見たらわからない?お弁当作りだよ」
モノクマ「そんなの見たらわかるよ!一目瞭然だよ!」
苗木「さて、まずは卵焼きからっと・・・」
モノクマ「人の話を聞けよ!」
苗木「あれ?江ノ島さんってだし巻きはかな、それとも甘めがいいのかな・・・」
モノクマ「だし巻きだよ!はっ言ってしまった。」
苗木(そうだモノクマはなんでも知ってるから味のことで悩んだらモノクマに聞けばいいんだ)
モノクマ「苗木君、僕今すごく嫌な予感がするんだけど・・・」
苗木「なぁモノクマお前はなんでも知ってるんだよな?」
モノクマ「なんでもは知らないよ、知ってることだけ」
苗木「じゃあモノクマにもお弁当作り手伝ってもらおうかな」
モノクマ「え?」
弁当作りが終わった7時ごろ起床アナウンスが遅れ妹様の肩がひどい痙攣を起こしていたことは言うまでもないだろう
>>65すまんなAmazonで発注したゼロが今日届くから予想も含めて書いてるもんだから多少原作と違っても多めに見てやってくれ
妹様「暇つぶしにでも手伝おうと思ったらあそこまで重労働をさせられることになるとは・・・」
妹様「しかし、おかげでちょっとした毒薬を入れさしてもらった。いい感じに効果が回るのはだいたい次の収集をかけるときぐらい。」
妹様「これで残姉を見せしめにしてしまえば・・・うぷぷぷぷぷぷぷぷ」
場所と時間は変わって食堂午後1時
苗木「おまたせ江ノ島さん。」
江ノ島「ううんあたしも今来たばっかだから大丈夫。」
苗木「そう?ならよかった。今回はモノクマにも手伝ってもらって自信作なんだ」パカッ
江ノ島「うわぁ美味しそう!」
苗木「それじゃあ」
苗木・江ノ島「いただきます」
食事中あ~んの連続やアッご飯ついてるよみたいな会話があったのも言うまでもないだろう
苗木「どう、美味しかった?」
江ノ島「昨日のレーションの10倍は美味しかった!ありがとね苗木」
苗木「そういえばレーションで思い出したんだけど、モノクマに進められてクッキーも作ってみたんだ!」
モノクマ(来ましたよ、私の絶望的に愛情たっぷり毒入りクッキーが!)
江ノ島(循子ちゃんが提案してくれたクッキーなんだこれは美味しく頂かないと!)
江ノ島「それじゃあ一つ」パクッ
苗木「どう?」
江ノ島「あれ?なんか頭がボッーとしてきたんだけど・・・」
苗木「え?大丈夫?・・・まさか!クッキーに変なものが入ってて」
モノクマ(ご名答なんだけど・・・あれ?この毒薬前兆は腹痛のはずなんだよなぁ・・・まいっか)
苗木「江ノ島さん!僕の背中に乗れる?」
江ノ島「な、なんとかいけそう」
苗木「じゃあ江ノ島さん、部屋まで運ぶよ」
江ノ島「ごめんね・・・苗木」
苗木「いいよこのくらい。仲間を助けるのは当たり前の事じゃないか」
モノクマ(あっクッキーに入れたやつ媚薬だったテヘペロ)
江ノ島の部屋にて
苗木「江ノ島さん、なんかしてほしいことある?」
江ノ島(だめだ、さっきからだるい上になんかムラムラする)
苗木「江ノ島さん聞こえてる?」
江ノ島(とりあえず苗木くんを部屋から出さなくちゃ)
江ノ島「熱いから氷かなんかもってきてほしいな・・・」
苗木「わかった。あと今どんな気分?」
江ノ島「ムラmじゃなくてだるい」
苗木「わかった。じゃあ氷と風邪薬とか持ってくるから部屋で安静にしててね」
モノクマ(嫌な予感しかしない)
江ノ島「苗木君行っちゃた・・・」
クチュクチュ・・・クチュクッチュ
江ノ島「アッ、アッ、イっちゃうぅ/////////」
プシャァ
江ノ島(やばいベット上ベチョベチョなっちゃったし部屋に匂い充満しちゃったどうしよう)アセアセ
苗木「はぁ、はぁ、ただいま。江ノ島さんってあれ?どうしたの毛布なんかにうずくまって」
江ノ島「ちょ、ちょっと寒くなちゃって。それよりはやく薬ちょうだい?」
苗木「ちょっと待ってね。今用意するかr」
江ノ島「あ、あの口移しで飲ませてほしいな」
苗木「え?」
一方妹様はというと・・・ 5階薬品置き場
妹様「えっと媚薬解除剤はっとあったあったさてこれを・・・」グラグラ
ガシャーーーーン
妹様「あぁどれが媚薬解除剤わかんなくなっちゃった!テヘペロ」
>>82補足 薬品棚が倒れた音です
苗木「口移しって言った?今」
江ノ島「うん、私じゃダメ?」
苗木「いやダメってわけじゃないけど・・・」
江ノ島「じゃあお願い」
苗木(なんか口調がいつもと違うような・・・)
江ノ島「早くしてよ。女の子に恥かかせるつもり?///」
苗木「じゃ、じゃあ」クスリトミズヲクチノナカニフクンデ
チュ
江ノ島・苗木「んっ・・・クチャクチャ」※舌が絡み合ってる音です
苗木「プ八ッ」
江ノ島「」ゴクリ
江ノ島「私のファーストキス苗木に奪われちゃった///」
苗木「ぼ、僕も初めだったよ///」
江ノ島「あのね苗木こっち見て、ビショビショなの」
苗木「ゴクリ」
妹様「やっと薬品の整理終わったけどもう嫌な予感どころじゃない」
江ノ島「舐めてみてここ・・・」
苗木「で、でも僕なんかが」
江ノ島「苗木君じゃないと、いや」
苗木「じゃあ」ペロッ
江ノ島「ひゃん!」
苗木「prprprprprprprprpr」
江ノ島「アッ、苗木くんそこ、ッーーーーアッ!!」
苗木「江ノ島さんの此処きれいでとっていい匂いだ」
江ノ島「そういうこと言わないでよ、////余計気持ちよくッ!なっちゃうじゃん!」
江ノ島「だめ、もうイっちゃう!」
妹様「(´Д⊂モウダメポ」
プシャアア
江ノ島「ハァハァ」
苗木「ど、どうだった江ノ島さん」
江ノ島「普通女の子に言わせる?」
苗木「あっ、ごめん」
江ノ島「ま、また」
苗木「え?なに聞こえなかった」
江ノ島「またしてくれるなら許してあげてもいいよ///」
苗木「うん///」
妹様は部屋隅でシクシク泣いていたのは言うまでも(ry
その後のおはなし
妹様が泣いてるので扉前の警備ががら空きとなり中に未来機関の人が入ってきて
妹さまも含め16人の高校生が保護された。
そして数年後
苗木「江ノ島さん君は生きていることが絶望なんだろ?」
江ノ島(本物)「そうよだから死ぬという絶望を今から味わうの!」
苗木「でも生き続けるほうがそれよりも大きい絶望なんじゃないかな?」
江ノ島「なるぅーじゃあ私はこの寿命が尽きるまで世界に絶望しながら生きていくよ」
苗木「それなら良かった。それはそうとここまで君を絶望の淵に追いやったむくろさんと僕とで3人で暮らさない?」
苗木「希望の僕なら君をもっと絶望させれると思うんだ。」
江ノ島「もうかってしてよ!他人に自分の運命を決められるなんて絶望だしね」
苗木「やったよむくろさん!」
むくろ「ありがとう!誠くん」
二人は幸せなキスをしてこの物語りはおしまい
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