苗木「ロンパルレ……?」【安価・コンマ】 (440)

モノクマ「おめでとうございます!」

苗木「うわっ!? 何の用だよモノクマ!」

モノクマ「あなたは『ロンパルレ』体験に見事選ばれました! いやー、腐っても超高校級の幸運だね!」

苗木「ろ、ロンパルレ……?」

モノクマ「そう! 超高校級のみんなのあんなとこやこんなとこをお触りして好感度を上げる体験です!」

苗木「なんだそれ……。ていうか何でボクが?」

モノクマ「クジ引きでテキトーに引いたらキミが出たわけよこれが」

苗木「ええー……。なんかめんどくさそうだし断っておくよ」

モノクマ「あれま! 断っちゃう! いいの?」

モノクマ「お触りだよ? 思春期の高校生男子ならば誰もが憧れるシチュエーションじゃないの!」

モノクマ「学園が誇るアイドルに、スタイル抜群のスイマー! 普段は話すことすら躊躇われるミステリアスなあの子……」

モノクマ「ぜーんぶ触れるんだよ? これを逃さない手はない!」

苗木「いや、でも男子はともかく女子にさわるのはさすがにちょっと……。触られるのは嫌な人もいるだろうし……」

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モノクマ「はあ……マジメだなあ……。こういうのは楽しんだもの勝ちなのに」

モノクマ「わかりました! そんなマジメな苗木クンのためにコンマシステムを採用したいと思います!」

苗木「コンマ……?」

モノクマ「とりあえずルールを説明するね!」

〈ルール〉

まずは『人物安価』。その名の通り呼び出したい人を指名します。

呼び出せる人は苗木とモノクマを除いた【78期生14人】です。

今はコロシアイ学園生活のため、不二咲『君』は不二咲『さん』として、『戦刃むくろ』は『江ノ島盾子』として扱います。

次に『場所安価』。呼び出した人のどこを触るかを決める安価です。

苗木とは対面で話しているため、【背中、お尻などの背面を触ることはできません。また、股間部も触れません。】

この時、取ったレスのコンマ下一桁によって反応が変わります。【0に近づくほど悪いムードになり、9に近づくほど良いムードになります。】

ゾロ目は特別な数字として扱いません。

【場所安価は1人につき2回まで取ります。】一度に2個取るのではなく、2回に分けて1個ずつ取ります。

【同じ場所は1人の生徒につき1回まで。】例えば、ある生徒の頭を触ったら次の生徒まで安価で頭を取るのは不可能になります。



モノクマ「これで運が良ければ苗木クンも怒られずに済むってわけ!」

モノクマ「というわけで早速呼び出してみよう!」

苗木「ちょっ、待って! まだやるって言ってな……」

誰を呼ぼう? ↓1

ピンポンパンポーン

『えー、セレスさん、セレスティア・ルーデンベルクさん。至急、苗木クンの部屋まで来てください』


苗木「あっ、モノクマの奴いつの間にかいなくなってるし!」


ピンポーン


苗木「って、もう来ちゃったよ……」


ガチャ


セレス「ごきげんよう、苗木君。急に呼び出しを受けた時は何事かと思いましたが……」

セレス「わたくしを呼び出したからには、相応の理由があるはずですよね?」ニッコリ

苗木(身体を触ってコミュニケーションをとるためなんて言えるわけがない)

苗木「と、とりあえず立ち話もなんだし部屋に入ろっか」

セレス「それで……結局のところ一体何のために呼び出したのです?」

苗木「えーと……」

苗木(こうなりゃなるようになれ、だ!)

どこを触る? ↓1

苗木「……えいっ!」


ピトッ


セレス「………………」

苗木「………………」

セレス「苗木君、これはどういうつもりです?」

苗木「い、いや~、セレスさんの唇ってなんかこう……つやつやだな~って思って……」

セレス「…………苗木君」

苗木「な、なに?」

セレス「正直なところ、しゃべりにくいです」

苗木「ゴ、ゴメン!」

セレス「……まったく、女性の唇に気安く触れるのは男性としてどうかと思いますわ」

苗木「うう……」

セレス「まあでも、褒められてること自体は悪い気はしませんし……今回は許してあげましょう」

苗木「ほ、本当に!?」

セレス「わたくし、苗木君のことは臆病でチキンでヘタレでここぞという時に大きな決断を下せないような小物かと思っていましたが……」

セレス「人をいきなり部屋に呼びつけて唇を触るくらいには度胸があることが知れましたので」

苗木「ボクの評価酷くない!? ていうか褒めてるのそれ?」

セレス「ええ、褒めています。ああ、それと苗木君」

セレス「その指を舐めて間接キス、なんて真似はやめてくださいね?」

苗木「し、しししないよそんなこと!!」

セレス「冗談です。少しからかっただけですわ」

セレス「本当にしてくれていれば、もう少し面白い結果になっていたでしょうけど」ボソッ

苗木「……?」



苗木(いいムード、なのかな……?)

どこを触る? ↓1

なら残念
ジェノと腐川は別?

苗木「セレスさん、ちょっとだけ目を閉じていて欲しいんだけど……」

セレス「目ですか? わかりました」

苗木(まぶたを触るんだから気をつけなきゃ。あまり力を強くしたら目を痛めちゃうかもしれないし)


スッ


セレス「苗木君、あなたは今、何をしているんです?」

苗木「な、何って……まぶたを触ってるんだけど」

セレス「……………………」

セレス「一旦、手をどけてもらえないでしょうか」

苗木「あ、うん」

セレス「苗木君、あなたには失望しました」

苗木「え?」

セレス「若い男女が部屋で二人きり、さらに女性に目を瞑れなどと言うのだからてっきりそういうシチュエーションに持っていきたいのかと……」

苗木「え? あ! いや、ボクはそういうつもりじゃ……」

セレス「わたくし、期待したんですよ? ギャンブラーであるわたくしでも望まないこともありませんから……」

苗木「セ、セレスさん……。ゴメン、ボク……」

セレス「……なんていうかと思ってんのか!! いきなり目ん玉触ってんじゃねえよビチグソがあああああッ!!!」

苗木「ご、ごごごごめんなさぁぁぁぁいっ!!」

セレス「……さて、わたくしはそろそろ失礼させてもらいます」

セレス「結局、話をするためだけに呼ばれたのは少々がっかりさせられましたわ……」

苗木「ご、ごめん……」

セレス「そうですね……次にわたくしと話をしたいのなら一緒にギャンブルでも嗜みながら、というのがよろしいですわ」

苗木「ギャンブルか……。考えておくよ」

セレス「ふふっ。その時は今みたいに二人っきりでも、わたくしは構いませんわよ?」

苗木「えっ!? それはどういう……」

セレス「超高校級のギャンブラーと超高校級の幸運……どちらがすぐれているかこの目で見てみたいものです」

苗木「ああ、そっち……」

セレス「それでは、ごきげんよう。一応、楽しかったと言っておきますわ」


ガチャ


苗木「…………」

苗木「な、なんとか終わらせたぞ……」

モノクマ「やあやあ、初めてにしてはよくできてたじゃない!」

苗木「モノクマ!」



>>13
ごめん、ジェノは素で忘れてた。

〈ルール変更〉

呼び出せるのは苗木とモノクマを除く【78期生14人+ジェノサイダー翔】

にします。

苗木「そもそもお前がいきなり始めたんだろ!」

モノクマ「まあまあ、そう怒らないでよ。結果としてうまくいったんだから」

モノクマ「なんせ良い反応と悪い反応を一回で示してくれたんだから! チュートリアルには持って来いだったね!」

モノクマ「視聴者の皆さまもどんな感じかなんとなく理解してくれたでしょうし……」

苗木「視聴者……?」

モノクマ「おっとしっけい、こっちの話。ちなみにコンマの合計によって相手が去る際の反応も変わりますので頑張って高コンマを目指してね!」

苗木「というかまだやるの!?」

モノクマ「乗るしかない、この勢いに!」

誰を呼ぼう? ↓1

ピンポンパンポーン

『えー、腐川さーん。至急、苗木クンの部屋まで来てください』


苗木「またいなくなってる!」


ピンポーン


苗木「こっちもすぐに来ちゃうし……。今開けるから待ってて!」


ガチャ


ジェノ「呼ばれて飛び出てジェノサイダー!!」

苗木「え、ええええっ!?」

ジェノ「あらまー、まこちんってばこんなちんけな部屋で二人っきりになろうだなんて……」

ジェノ「アタシにそういうこと期待しちゃってる系? ゲラゲラゲラゲラ!!」

苗木「ふ、腐川さん……だよね?」

ジェノ「ああん? アタシをあんな根暗と一緒にすんじゃねえっての! アタシの名はジェノサイダー翔!」

ジェノ「めんどくさい説明は設定資料集にでも任せてさ……アタシとイイことしましょうよっ!」

苗木(ふ、普段と随分テンションが違うな……)


どこを触る? ↓1

苗木(とは言え、普段とこうも違うとどう接すればいいのやら……)

ジェノ「あらららら~? まこぴーってばなーにアタシのこといやらしい目でじろじろ見てるのかしらん?」

苗木「い、いやらしいだなんてそんな」

ジェノ「わーかってるって。こんな根暗の体でも女は女! 触りたいんでしょ? 欲望を解放したいんでしょ!?」

ジェノ「特別に太ももを触らせてア・ゲ・ル! さあ、ガンガンに来て頂戴!」

苗木(こ、断りづらい……)

苗木「じゃ、じゃあ失礼して……」


スッ


ジェノ「あんっ」ビクッ

苗木「な、なに今の声!?」

ジェノ「おおーっと、アタシとしたことがまこりんのテクに思わずイきそうになっちまったぜッ!」

ジェノ「ていうかなーに? このいやらしい手付き! このテクで今まで何人の女を堕としてきたのよ! ねえねえ!」

苗木「ボ、ボクは女性と付き合ったことなんて一度も」

ジェノ「おーいおいおい! じゃああれか? この手付きは天性のものだっていうのかい!」

ジェノ「持って帰りたーい! 手だけ切り取って飾りたーい! ああでも、それだとアタシの美学に反するな……」

ジェノ「美学と快感に揺れているアタシ……ゾクゾクくるわ!」

苗木(ジェノサイダーの太ももを触っていたらチラッと正の字みたいなものが見えたけど……)

苗木(本人が興奮して悦んでいるみたいだし、そっとしておこう)


どこを触る? ↓1

苗木(つかみは良さそうだし、次の所を触ってみるか)

苗木「あの、ちょっといいかな?」



ジェノ「んもーどうすりゃいいのよアタシ! いっそまこまこが二人いれば……」

ジェノ「ハッ! まこたんが二人……これは恋の予感ッ!」

ジェノ「ゲラゲラゲラゲラ! 今日のアタシってばチョーきてる! こりゃしばらくネタには困んねー!」



苗木「完全に一人の世界だ……」

苗木「こうなったら強引に……えいっ!」


ピトッ


ジェノ「あらあらあら~ん? まこっちってばアタシの口なんか触っちゃって指でも舐めてもらいたいの?」

苗木「い、いや……ボクにそういう趣味はないけれど……」

ジェノ「ならさっさとどかしやがれってんだ! 噛み千切んぞ!!」

苗木「ジェ、ジェノサイダー……?」

ジェノ「せっかく人が妄想に花咲かせてるってのによー……邪魔すんじゃねーよ! ネタ忘れちまうだろーがッ!!」

苗木「ええっ!? な、なんだかよくわかんないけどゴメン!」

ジェノ「あ~もう、めちゃくちゃ興奮しちゃったわ~ん! 今なら渾身の一作が書けるかも!」

苗木「それは、良かったね……」

ジェノ「まーこれもある種まーくんのおかげでもあるしー? 感謝するわ!」

ジェノ「てなわけでバーイナラー!」


ガチャ


苗木「……嵐みたいな人だったな」

ジェノ「あ、そうそう!」ガチャ

苗木「のわっ!?」

ジェノ「また暇があったら呼んでちょうだい! まこすけといると新しい発想と快感が得られる気がするの!」

苗木「え、う、うん、でも次呼ぶときは別の人も呼んだ方が……」

ジェノ「あらま、3Pの方がお好みだった? ……ゲラゲラゲラゲラ!!」


ガチャ


苗木「腐川さんにあんな一面があったなんて……」

モノクマ「ビックリだよねホント!」

苗木「モノクマか……」




やべ、連投に気付いてなかった……
今回はそれで通しちゃったけど次回からはなしでお願いします。

モノクマ「ありゃりゃ、苗木クンってばご立腹?」

苗木「さっきからずっと怒ってるんだけど……」

モノクマ「でも実はちょっと楽しんでるよね」

苗木「うっ、それは……」

モノクマ「なんだかんだ言って女の子に合法的に触れてるんだもんね! うぷぷぷぷ……苗木クンも男の子ですなあ」

苗木「う、うるさいな! 早く次の人呼べよ!」

モノクマ「おっ、やる気になってくれた?」

苗木「どうせ最後まで付き合わないと解放してくれないんだろ?」

モノクマ「ボクのこと分かっててくれて嬉しいよ!」

苗木「ボクはお前のことなんて分かりたくないんだけどなあ……」


誰を呼ぼう? ↓1

寝るので人物安価だけとって終わる

ピンポンパンポーン

『舞園さやかさん。至急、苗木クンの部屋まで来てくださーい』


苗木「予想はしてたけどまた消えたね」


ピンポーン


苗木「あ、ちょっと待っててー」


ガチャ


舞園「こんにちは、苗木君。急に呼び出して一体どうしたんです?」

苗木「あ、うん。ちょっと世間話でもしようかと」

舞園「ふふっ。でしたら、わざわざ呼び出さなくても一声かけてくれるだけでいいんですよ?」

苗木「い、いや、でも……」

舞園「私はアイドル以前に、一人の女子高生なんです。男女問わず色んな人とおしゃべりしたいと思っているんですよ」

舞園「ですから、遠慮せずにどんどん話しかけてきてくださいね!」

苗木(それができたら苦労はしないんだよなあ……)


どこを触る? ↓1

舞園「でも、苗木君の気持ちも分かります。私もベテランの人に声かけづらいって時もありますし」

苗木(改めて見ると、舞園さんって本当にかわいいよなあ……)

苗木(色白な肌に、手入れの届いた髪。こうして目の前で一緒に話していること自体が夢みたいだ)

苗木(もしかしたら、本当に夢だったり……?)

苗木(……夢だったら、少しくらい触っても怒られないよね)


スッ


舞園「あの……苗木君?」

苗木「ん……? あっ! こ、これは、その……!」

舞園「ど、どうしたんです? いきなり……」

苗木「な、なんていうか……無意識に? って、違う! ボクは何をやってるんだ!」

舞園「……ふふっ。苗木君ってやっぱり面白い人ですね」

苗木「えっ?」

舞園「中学時代に風の噂で苗木君のことを聞いたことがあって」

舞園「その噂は間違ってなかったってことです。……いきなり触られた時は、ちょっと驚きましたけどね」

苗木「あ、あはは……」

苗木(少しだけ、良いムードになれたみたいだ)


どこを触る? ↓1

苗木(舞園さんの言ってたボクの噂ってのが気になるな……。聞いてみるか)

苗木「ねえ、舞園さん。さっき言ってた噂なんだけど……っと!?」ガタッ

舞園「えっ……?」


ドサッ


苗木「いてて……だ、大丈夫舞園さ……ん?」

苗木(ありのままに起こったことを話すと体勢を崩して舞園さんに覆いかぶさる形で転倒してしまった)

苗木(そして手に妙に柔らかい感触があるがこれは……)


ムニュ


苗木「うおわあああああぁぁぁっ!!!? ご、ごごごごめんごめんごめんなさい舞園さぁぁぁん!!」

舞園「な、苗木君……」

苗木(うわわわわ……すごい悲しそうな目だ……。ボクってばなんてことを……!)

舞園「そんなに謝らないでください……。これはただの事故なんですから……」

苗木「いや、でも、舞園さんの、む、胸を触っちゃったのに……」

舞園「わ、私は気にしてませんから。苗木君は怪我していませんか?」

苗木「うん……大丈夫だけど……」

舞園「それでしたら、この話は忘れて別の話でもしましょう。苗木君も、その方がいいですよね?」

苗木「う、うん……」

苗木(舞園さんに気を遣わせてしまった……)

舞園「あ、もうこんな時間なんですね。あまり長居すると苗木君に迷惑ですし、そろそろ自分の部屋に戻りますね」

苗木「迷惑だなんてそんな……。ボクとしてはもう少し話していたいくらいだよ」

舞園「ありがとうございます。でしたら、次もこうやって話す機会を作ってもらえると嬉しいです」

舞園「その時は、他人に呼んでもらわずに苗木君自ら誘ってくださいね?」

苗木「うん。約束するよ」

舞園「それと、私の番が終わったからといって気を抜かずに頑張ってくださいね!」

苗木「えっ……どうしてボクの考えていることが」

舞園「だって私、エスパーですから」


ガチャ


苗木「……舞園さんには頭が上がらないな」

モノクマ「どうよ、いい加減慣れてきたー?」

苗木「なんだ、モノクマか……」

モノクマ「なんだとはなんだ! ウブなキミのことを心配しているというのに!」

苗木「悪かったな。でも、一応は可もなく不可もなしってところじゃないかな」

苗木「何回か怒られてるけど、これといって嫌われてるわけでもないし」

モノクマ「つまり普通の結果! まさにキング・オブ・フツーの苗木クンにピッタリな結果ですな!」

苗木「変な称号を付けないでくれよ……。これもお前の言うコンマシステムとやらの結果なんだぞ?」

モノクマ「コンマの神様からも、苗木クンは普通だと思われてるようだね!」

苗木「よ、よーし! なら次で見返してやる!」

モノクマ「うぷぷぷぷ。始めに嫌がってたのが嘘みたい」


誰を呼ぼう? ↓1

>>52見て思ったけど二回目ってアリ?

>>53
書き忘れてたけど【同じキャラは一回】でお願いしたい
ガバガバなルールですまん

ピンポンパンポーン

『あー、あー、腐川さーん。もう一度、苗木クンの部屋まで来てください』


苗木「次は腐川さんか……。さっきみたいになってなければいいけど」


ピンポーン


苗木「この流れも四回目。さすがに慣れてきたよ」


ガチャ


腐川「……………………」

苗木「あ、良かった。いつもの腐川さんで安心したよ。またさっきみたいになっていたらどうしようかと」

腐川「さっき……? 苗木……あんた、あたしを一度呼んでるの?」

苗木「え? 覚えてないの? すごいハイテンションでゲラゲラ笑ってたじゃないか」

腐川「! ま、また『あいつ』が出てきたのね……!」グギギ

苗木「あいつ……?」

腐川「苗木……あんたがさっき見たあたしのことは忘れなさい……! さもなくば、どうなるか分かってるでしょうね……!」

苗木「わ、わわわかったよ……」


どこを触る? ↓1

腐川「……………………」オドオド

苗木(うーん……。ちょっと警戒されちゃってるみたいだな)

苗木(いや、こんなことじゃダメだ。自分から積極的にいかなきゃね!)

苗木(とりあえず、腰の辺りでも触ってみるか……?)


スッ


腐川「ちょっ……!? あ、あんた何してんのよ……!」

苗木「腐川さんって細いなーって思ってさ。こういう細身の身体って女性の憧れだし……」

腐川「か、軽々しく触ってんじゃないわよっ……!」

苗木「あ、ゴ、ゴメン……」

腐川「ど、どうせ……あたしがガリガリで骨と皮しかないのを確かめようとしてるんでしょ……」

腐川「そんなの……あたしが一番知ってるわよ……! こんな体に憧れる女なんて世界中探してもいるわけないでしょ!」

腐川「だいたい、こんな密室で二人っきりになったうえで体を触ってくるなんて……」

腐川「妥協ね……!? 他にいい女がいるのに手が出せないからあたしの体を使って発散しようと考えてるのねっ……!!」

苗木(うっ……マズい雰囲気だ)


どこを触る? ↓1

苗木(どうしよう……怒らせちゃったみたいだ。どこか別に触れる場所は……)

苗木(こうなったら一か八か……口の辺りを狙ってみる!)

苗木(ジェノサイダー翔の時は怒られたけど、性格が逆の腐川さんなら真逆の反応を示してくれると信じて……)

苗木「えいっ!」


ピトッ


腐川「…………ひいいいっ!? 今度は何の真似よおおおっ!?」

苗木「ふ、腐川さんの唇って綺麗だからちょっと触ってみたいなーって……」

腐川「あ、あたしにはもう分からない……。あんたという人物が全然分からない!」

腐川「ゆ、指でも舐められたいの……? そういう嗜好の持ち主なの!?」

腐川「あと、下唇を重点的に狙う理由は何!? 下唇フェチなんて聞いたことないわ!」

腐川「はあ……はあ……」

腐川「あんた……あたしを馬鹿にしてるの?」

苗木「そ、それだけはないよ! ボクはただ、腐川さんと仲良くなろうと思って……」

腐川「仲良く……?」

腐川「……いろいろ言いたいことがあるけど、今は頭を冷やさせてちょうだい」

苗木「……………………」

腐川「あたし、そろそろ部屋に戻るわ……」

苗木「あ、うん……」

腐川「いきなり部屋に呼び出されるわ、あちこち触られるわ、おまけに『あいつ』のことまで知ってるわ……」

腐川「正直、不愉快だったわ」

苗木「うう……。ゴメン……」

腐川「しばらくは声をかけないでよ。あんたといると何が起こるか分かったもんじゃないわ……」


ガチャ


苗木「……………………」

モノクマ「いやー、見事なフラグの回収っぷりでしたね!」

苗木「……………………」

モノクマ「もう笑っちゃうね! 『次で見返してやる!』とか言ったそばからこの始末!」

モノクマ「全国の腐川さんファンの皆様に申し訳ないと思わないの?」

苗木「返す言葉もない……! ごめんなさい!」

モノクマ「それじゃ、ここでグダグダ話すわけにもいかないし次行きましょー!」

苗木「結果がどうであれ、前に進まなきゃいけないのか……」

モノクマ「前向きなキミには実にいいシステムだよね!」


誰を呼ぼう? ↓1

寝る。あと妹様は【今のところ無し】で。需要がありそうだったら二周目も考えるよ。その前に一周目がちゃんと終わればだけど……

ピンポンパンポーン

『大神さーん。至急、苗木クンの部屋までー』


苗木「大神さんか。良くも悪くも反応が想像しづらいな」


ピンポーン


苗木「はーい。今開けまーす」


ガチャ


大神「苗木よ。我に何用だ?」

苗木「えっと、少し話をして親交を深めようかと思って」

大神「そうか……。確かに我々はここに来てまだ日が浅い。親交を深めることもここからの脱出に繋がるのだろうな」

苗木(まあ、それを提案したのはモノクマなんだけどね)

大神「それでは、上がらせてもらうぞ」

苗木(大神さんって不用意に触ろうとしたら拳が飛んでくるとか……無いよね?)


どこを触る? ↓1

大神「して、何を話せばよいものか……。我は会話を設ける機会が無く、こういったものは得意ではなくてな……」

大神「我が前に立っただけで逃げ出されたこともあったくらいだ……」

苗木「大神さんは優しいし、そういうところを分かってくれれば逃げ出す人も減るんじゃないかな」

大神「だが、この容姿に恐れをなす者もいるのだぞ……? 女性だということすら理解していない者もいる」

苗木「そんなことないよ。大神さんにも女の子らしい部分だってしっかりあるよ!」

苗木「この髪の毛とか――」スッ


ヒュン


苗木(えっ……?)

苗木(その時、世界がひっくり返った。比喩じゃない、目の前が一回転したんだ)

苗木「!! いたたたたたっ!」

苗木(そして身体中に走る激痛。一体ボクの身に何が起きたんだ……?)

大神「! す、すまぬ、苗木。大丈夫か」

苗木「体があちこち痛むけど、なんとか……」

大神「我も武人の身……触れようとした輩を反射的にに投げ飛ばしてしまう癖がついていたようだ」

大神「もう少し力を加えていればお主の体はどうなっていたか分からぬ。苗木よ、次からは一声かけてからにしてくれぬか」

苗木「う、うん……。こっちこそ、ゴメン……」

苗木(もはや会話どころじゃない。雰囲気は最悪だ……)


どこを触る? ↓1

大神「先程はすまなかったな」

苗木「お、大神さんが謝ることはないよ。悪いのはボクなんだし」

大神「だが、お主が許しても我が自分を許せぬのだ」

大神「何か、償いになることをさせてくれ」

苗木「そ、そんなこと言われても……うーんと……」

苗木「そうだ! 筋肉! 筋肉を触らせてほしいな!」

大神「筋肉だと……? 心得た。それならば問題ない」

苗木「それじゃ、この辺りを……」


スッ


苗木「へえ、やっぱり鍛えるとここまで固くなるものなんだね」

大神「まて、苗木よ。お主、どこを触っている……?」

苗木「え? きょ、胸筋だけど……」

大神「……苗木よ、償いをさせてくれとは言ったが、そこまで体を許したつもりはないぞ……?」

大神「我も女だ。お主がとった行動を我がどう捉えるか今一度考えてみるのだな……」

苗木「は、はい……」

大神「……稽古の時間だ。我はそろそろ失礼させてもらう」

苗木「ゴ、ゴメン、大神さん……」

大神「苗木よ」

苗木「は、はい!」

大神「このままの状態を維持するつもりならば我はお主を脱出の『障害』と判断し、それ相応の手を打たせてもらう」

大神「だが、少しでも変わる可能性があるのならば……我はそれに賭けたい」

大神「我らは個人で闘っているのではない。ゆめゆめ忘れるな」


ガチャ


苗木「……死ぬかと思った」

モノクマ「あの大神さんがあそこまで怒ると思わなかったよ! キミってとことんついてないね」

苗木「今だけは自分の不運を呪いたい……」

モノクマ「というか苗木クン、なんか成績が振るわないよねー? どうしちゃったのさ」

苗木「ここまで立て続けに怒られてばかりだ……」

モノクマ「まあ、まだ全体の3分の1が終わったばかり。まだまだ挽回するチャンスはあるかもね」

モノクマ「ボクはその姿を、心から応援していますよ……。うぷぷぷぷ……」

苗木「モノクマ……。次、次の人を……」

モノクマ「絶望しながらも続ける姿勢、嫌いじゃないよ」


誰を呼ぼう? ↓1

ピンポンパンポーン

『大和田クン、大和田クン。苗木クンの部屋まで来てちょうだいな』


苗木「次は大和田クンだね。そういえば、男が選ばれるのは初めてなんだっけ」


ピンポーン


苗木「っと、来た来た」


ガチャ


大和田「どうした苗木、急に呼び出したりなんかしてよ」

苗木「実は、いろんな人と話して仲良くなろうと思ってて」

大和田「なんだ、またオレが何かやらかしたかと思っちまったぜ」

大和田「こちとらセンコーに呼び出されることなんて日常茶飯事だからな」

苗木「は、ははは……」


どこを触る? ↓1

苗木「大和田クン、ちょっと頭を下げてもらってもいいかな」

大和田「ん? こうか?」


スッ


苗木「初めに会った時からこのリーゼントってどうなってるのか気になってたんだよね」

大和田「お、おい、いきなり何すんだ。……ったく、あんま強く触んじゃねえぞ。崩れちまうからな」

苗木「うん。気をつけるよ」

大和田「この髪型は暴走族の頭を務めるには重要なモンだからな。セットにも時間かけてんだよ」

苗木「重要?」

大和田「ああ。やっぱこう、威厳っつーか、威圧感っつーか、そういうのって大事だろ?」

苗木「見えないところでも気を遣ってるんだね」

大和田「おうよ。おっ、そうだ苗木もやってみるか? ああでも、髪の毛が少し足りねーか……?」

苗木「いや、ボクは遠慮しておくよ……」

大和田「少しでも舐められねーようにと思ったんだがな。あ、そこのアンテナ崩せばできるんじゃねーか?」

苗木「だからしないって!」

苗木(良い雰囲気になれたみたいだ)


どこを触る? ↓1

苗木「大和田クン、次は横を向いてくれないかな」

大和田「あ? 今度は何するつもりだよ」


スッ


大和田「ってコラ、何人の耳触ってんだよオメェは!」

苗木「いや、大和田クンの耳って大きいなーって」

大和田「なんじゃそりゃ……。おい、あんま引っ張んじゃねーぞ、伸びちまったらどうすんだ」

苗木「耳って伸びるの?」

大和田「んなことオレが知るかよ」

苗木「あ、でも、耳たぶが大きい人はお金持ちになれるってよく聞くけど」

大和田「オレはそういう迷信は信じねーんだよ。耳たぶなんかよりも耳そのものがデカい方がいいぜ」

苗木「それは……どうなんだろう」

大和田「だってよ、耳がデカけりゃ周りの音がよく聞こえるだろ?」

大和田「そうすりゃ、遠くで仲間がケンカしてても素早く応援にいけるじゃねえか」

苗木「そ、それは便利な使い方だね……」

大和田「苗木、もしもオメェがケンカに巻き込まれたら大声で叫べよ」

大和田「そん時はオレが助けてやるよ。オレたち、もうダチみたいなもんだろ?」

苗木「大和田クン……ありがとう」

大和田「おっと、だいぶ時間が経っちまったな。オメェとの話がここまで盛り上がるとは思わなかったぜ」

苗木「それはボクも同じ気持ちだよ」

大和田「名残惜しいが、そろそろ部屋に戻らなきゃな。苗木、今度オメェの空いてる時間あったら教えてくれや」

大和田「また二人でこうやって一日中語り合える機会が欲しいからな」

苗木「うん、ボクももう一度大和田クンと話してみたいな」

大和田「次会うときは酒でも持ってくるか? お互い腹の中のもの全部ぶちまけれるぜ?」

苗木「ボクたちまだ未成年だよ!?」

大和田「ばれなきゃ問題ねーって! んじゃあな、楽しかったぜ!」


ガチャ


苗木「なんか、久しぶりに充実した気がするな」

モノクマ「久しぶりどころか初めてじゃないの? こんなに反応が良かったのって!」

苗木「……確かに言われてみれば」

モノクマ「女子よりも男子の方が良い反応ってぶっちゃけどーよ」

苗木「別にいいだろ。全員に嫌われるよりは遥かにマシだ」

モノクマ「前向きですねえホント。でもまあ絶望したまんまじゃ面白くないもんね。たまにはこういうのがあってもいいかもね!」

モノクマ「次は誰が来るんでしょうね? このまま男子の流れが続くか、残り少ない女子が終わるか」

モノクマ「いずれにしても苗木クンを待ち望む未来は運次第! うぷぷ、うぷぷぷぷ……」


誰を呼ぼう? ↓1
寝る。このままの投下ペースだと一周目が終わるのは週末になりそう。

ピンポンパンポーン

『霧切さん、霧切さーん。ちょっくら苗木クンの部屋まで来てちょー』


苗木「霧切さんか。自分から話しかける姿はほとんど見ないけど、しっかり話せるかな……」


ピンポーン


苗木「だ、大丈夫だよね、きっと……」


ガチャ


霧切「苗木君、私に何か用かしら」

苗木「やあ、霧切さん。少しキミと話がしたくて」

霧切「話……? わざわざ部屋に呼び出すのだから、よほどのことなんでしょうね」

苗木「い、いや、他愛のない世間話だけど」

霧切「それなら何も今じゃなくてもいいでしょ。私を見かけた時に声をかければそれで十分じゃない」

苗木「うーん、そうだけどさ……」

霧切「……………………」

霧切「……分かったわ。今はちょうど暇だし、あなたの話に付き合ってあげる」

苗木「あ、ありがとう」


どこを触る? ↓1

霧切「……………………」

苗木(とは言え、やっぱり沈黙が続くな……)

苗木(よ、よし。ここはどこか触って強引に会話の流れを作ってみよう)


スッ


霧切「……苗木君、私の髪に何か付いてたの?」

苗木「ほ、ほら、霧切さんの髪の毛ってこう……サラサラしてて素敵だから思わず……」

霧切「別に大した手入れをしているわけじゃないわ。自然にこうなっただけよ」

苗木「それはすごいね。誰だってこんなに美しくできるわけじゃないのに」

霧切「……手放しに人を褒めるとその言葉が安く聞こえるから注意した方がいいわよ」

苗木「手放しだなんて。これはボクの本心だよ」

霧切「そう? それならありがたく受け取っておくわ」

霧切「この状態から真面目に手入れをしたらどうなるか少し気になるわね。手入れをした暁には、苗木君にももう一度感想をもらいたいところね」

苗木(良かった、かなりいい雰囲気みたいだ)


どこを触る? ↓1

苗木(なんだ、普通に会話も出来てるしボクの杞憂だったみたいだ。霧切さんのこと、少し分かることができたかもしれないな)

苗木(次はそうだな……ブーツとかがいいかも)


スッ


霧切「……! 苗木君、あなた……」

苗木「このブーツ、結構かっこいい形してるよね。どこのお店で買ったの?」

霧切「……手をどけてもらえないかしら」

苗木「えっ……?」

霧切「手をどけて。苗木君」

苗木「あ、うん。どうしたの?」

霧切「……少し、感情的になってしまったわね。でもね、苗木君」

霧切「私たちはまだ出会って日が浅いわ。だからこそ、軽率な行動は慎むべきだと思っている」

苗木「そ、それは確かにそうだけど……」

霧切「あなたのことを信用していないわけじゃないわ。私にも、譲れない一線があるだけ」

苗木「霧切さん、キミの言いたい事がよくわからないんだけど……」

霧切「この際だからはっきり言わせてもらうけれど」

霧切「苗木君、何らかの事故が起きて靴下の中に手が入ったらあなたはどう責任を取るつもりなの?」

苗木「…………ええぇぇぇぇ」

苗木(彼女のことを分かるにはまだまだ時間がかかりそうだ……)

霧切「さて、もう十分に話はできたでしょ。私は部屋に戻らせてもらうわ」

苗木「うん、ありがとう。楽しかったよ」

霧切「楽しかった……。そうね、私も楽しめたわ」

霧切「苗木君、よかったらまた誘ってくれないかしら」

苗木「え、いいの……?」

霧切「過度に人と接することは避けてるけれど……あなたとならたまにはいいと思って」

苗木「分かったよ。また、一緒に話そうね!」

霧切「何か面倒事に巻き込まれてるようだけど、それくらいの相談なら乗れるかもしれないわ」

苗木「えっ? な、なんでそれを知って……」

霧切「いつもの倍以上、冷や汗をかいているからよ。それじゃ」


ガチャ


苗木「……ボク、そんなに冷や汗だらけかなあ」

モノクマ「だって何かとトラブルに巻き込まれるからね!」

苗木「今回のはお前のせいじゃないか」

モノクマ「キミも色んな人の頼みごとを聞いてるからね。そのうち冷や汗をかかない日が無くなるんじゃないかな?」

苗木「ボクはそんなに切羽詰まっていないぞ!」

モノクマ「ま、その分頼られてるからいいんじゃない? あ、そうそう。生徒の数も残り半分近くになってきましたよ」

苗木「えーと、残ってる生徒は確か……男子は十神クン、石丸クン、桑田クン、山田クン、葉隠クン。女子は朝日奈さん、江ノ島さん、不二咲さんか」

モノクマ「合計コンマの平均は約8だよ! ホントに可もなく不可もなしだね!」

モノクマ「それじゃ、後半戦いってみようか!」


誰を呼ぼう? ↓1

ピンポンパンポーン

『桑田クン。至急、苗木クンの部屋まで来てくださいな』


苗木「桑田クンか。男に触られるのは彼には苦痛かもしれないな……」


ピンポーン


苗木「毎回思うけど、来るの早いな。みんな扉の前で待機でもしてるの?」


ガチャ


桑田「おーっす。んで、なんか用かよ苗木」

苗木「二人で世間話でもしようかと思ってさ」

桑田「ええーっ!? 男二人で語り合うとかむさ苦しいだけっしょ。誰か女の子でも誘おうぜ」

桑田「……と思ったけど最近はオレが声かけても軽くあしらわれちまうんだよなあ……」

桑田「よっし! ならどうやったらナンパが上手くなるか話し合うか! これなら男だけの方が都合いいもんな!」

苗木「いや、ボクはナンパしないから……」


どこを触る? ↓1

桑田「でさでさ。ぶっちゃけどこを改善すればナンパ上手くなるんだろーな?」

苗木「うーん、このヒゲがいらないんじゃないかな」


スッ


桑田「おいおいそりゃねーだろ苗木……。このヒゲはオレのトレードマいててててっ!! 引っ張んなって!」

苗木「あ、ゴメン」

桑田「……っいつつ。これはいるもんなんだよ。ここまで伸ばすのにどれだけ時間かけたと思ってんだ」

苗木「どれくらいなの?」

桑田「……………………」

桑田「と、とにかく! 男は見た目にも気ぃつかうべきだから必要ってこと!」

苗木(忘れちゃったんだね……)

桑田「オメーも伸ばせばオレの苦労が分かるぜ?」

苗木「いや、ボクには似合わないよ……」

桑田「あー、確かに苗木は童顔だもんな? じゃあ、オレみたいなロックな雰囲気を作るのは無理かー」

桑田「ま、へこむことねーって! 人には向き不向きがあるからな!」

苗木(いい感じに盛り上がれたようだ)


どこを触る? ↓1

桑田「んで、引き続きどうやったらナンパが上手くいくかだが……」

苗木「そうだね……手とか気にしてみたらどうかな」


スッ


苗木「うわっ、すごい。結構大きいし、マメもあるや」

桑田「だーっ! いきなり手を取られたらビックリするだろーが!」

桑田「つーかさ何なの? ためらいもなく男の手取るかフツー?」

苗木「ゴメン、気分を悪くさせちゃったかな……」

桑田「いや、別にそういうわけじゃねーけどよ。こういうのは美人の手相占い師とかにやってもらいたかったぜ」

桑田「だいたいこんな岩みたいな手じゃ女の子にひかれるっつーの」

桑田「手繋いでる時とかゴツゴツしててキモイとか思ってそうじゃん?」

苗木「そうかな? 男らしいところには女の子は惹かれると思うけど……」

桑田「あー、そういう少年漫画みたいな展開って現実じゃあんまねーからなー」

桑田「こういうのはやっぱ経験の豊富なオレの話の方が信憑性あるだろ?」

苗木「でも、桑田クンってたまに話の内容盛るし……」

桑田「そ、そんなことねーよっ!」

桑田「ま、これだけ十分に語れば結果も出るだろ。つーわけで早速試してくるぜ!」

苗木「あ、うん、いってらっしゃい」

桑田「でもよ、万が一、ありえねーと思うけど失敗したら反省会だかんな!」

苗木「えええっ!? そ、それってボクもやるの……?」

桑田「たりめーだろ! オレとオメーで考えた事だからな。運命共同体ってやつ?」

桑田「オレとしては女の子と話したいけど、オメーと話すのも嫌いじゃねーからな!」

苗木「そっか、それならボクも覚悟を決めるよ」

桑田「確率は超超低いだろーけどな! じゃーな! 楽しかったぜ!」


ガチャ


苗木「さてと……」

モノクマ「やあやあ、調子はどうだい苗木クン」

苗木「全部見てるくせによく言うよ」

モノクマ「ボクとしては女の子の合計コンマよりも男の子の合計コンマが高いことに笑いをこらえられないんだよね」

苗木「いや、笑うなよ」

モノクマ「しかも女の子のお触り2回目のコンマがだいたい酷いじゃん。一体なんなの?」

苗木「ボクに聞かれても」

モノクマ「……ぶっちゃけここの会話も喋ること無くなってきてるんだよね」

苗木「メタ発言しないでよ!」


誰を呼ぼう? ↓1

寝る。あと、>>77で『腕』って書いてあるのに何を勘違いしたのか『胸』で進めてました。一日経ってから気付くなんてアホすぎる……

先生!眼鏡は体の一部に入りますか?

>>124
ちまたでは眼鏡が本体と呼ばれるキャラもいるので今回はありにします

二周目に関してですが一周目が終わってからまた考えようかと
ただし二周目を始めるのならばキャラを減らす、触る回数を減らすなど短めに終われるような処理をしたいと思っています

ピンポンパンポーン

『かまs……十神クン。苗木クンが部屋まで来てくれだってさー』


苗木「十神クンか……。彼もすすんで話しかけてくるタイプじゃないしな……」


ピンポーン


苗木「会話が繋がればいいけど。その前に『お前には発言権がない』とか言われたらどうしよう……」


ガチャ


十神「何の用だ苗木。この俺がわざわざ時間を割いて来てやったんだぞ」

十神「くだらん用ならば即座に帰らせてもらう。さあ、さっさと用件を言え」

苗木「実は……十神クンと話がしたくて」

十神「お前のような凡人が俺と話がしたいだと? 俺に釣り合う話題を提供できるかも怪しいな」

苗木「た、ただの世間話だよ。お互いのことを知るにはこれがいいかと思うんだ」

十神「俺はお前のことを知る気もないし、知ったところで得もしない。時間の無駄だな」

苗木「そ、それはやってみなきゃ分からないよ」

十神「なら、その言葉にあえて乗せられてやる。お前の言い分が正しいということを証明してみろ」


どこを触る? ↓1

十神「……………………」

苗木(随分退屈そうだ……。ここでどこか触ってアクションを起こさないと)

苗木(よし、それなら……)


ピトッ


十神「!? おい、何の真似だ!」

苗木「いや、ほら、十神クンって超高校級の完璧を自称してるし、唇の手入れも完璧なのかなーって……」

十神「そのためだけにわざわざ触ったというのか? どうやら凡人の考えは俺の予想を遥かに上回る愚かさだったようだな」

苗木「う……」

十神「……これだけは言っておいてやる」

十神「俺はバカどもと違って意味も根拠もなく完璧を名乗っているわけではない」

十神「十神の名を持つこの俺が自分周りをおろそかにすると思っているのか!」

苗木「……………………」

十神「間抜け面をさらしてどうした? まさか自分がした質問を忘れたわけではあるまい」

苗木「え? あ、ああ!」

苗木(なんだかんだで律儀に答えてくれたのか……)

苗木(少なくとも悪い雰囲気にはなってないみたいだ……)


どこを触る? ↓1

苗木(うーん、あまり空気が変わってないな。もう少し仲良くなれればいいんだけど)

苗木(メガネを触ってみれば何かしら反応が見れるかも)


スッ


十神「苗木……お前はとことん人に触るのが好きなようだな……」

苗木「ほ、ほら、ボディタッチもコミュニケーションの一部だし……」

十神「その行動は俺の気にも障っていることに気づかないのか!」

苗木「あっ! ゴ、ゴメン! 怒らせちゃった……よね?」

十神「そこに気づけるのなら、お前の脳みそはかろうじて人間用として成り立ってるようだな」

十神「このメガネはな、お前のような凡人が一家全員身を粉にして働いても手に届かない代物だぞ」

十神「壊れていなくともお前の指紋が付くだけで腹立たしい……。気安く触るな」

苗木「ホ、ホントにゴメン! 軽率に動きすぎたよ……」

十神「フン……」

十神「やはり時間の無駄だったな。俺は部屋に戻らせてもらう」

十神「所詮は凡人の考えだ……己がいかに愚かだったか分かっただろう」

苗木「うう……も、もう一度だけチャンスを……」

十神「この期におよんでそんなことを言うとはな。……ならば勝手にしろ」

苗木「え? い、いいの?」

十神「どうあがいても俺が正しいことは変わらん。どうせ直にお前考えを正すことになるのだからな」

十神「そんなお前の姿を見るのは下手な娯楽よりは楽しめそうだからな」

苗木「それなら、ボクはまたキミを誘うよ。次はきっと仲良くなれると信じてるから!」

十神「フン。頭の片隅程度に留めておいてやる」


ガチャ


苗木「……ふう」

モノクマ「あーらま。十神クンもなかなかにご立腹でしたね」

苗木「そ、それでももう一度誘えるだけマシだよ! 腐川さんや大神さんは距離を取られちゃったんだから」

モノクマ「そこなんですよね、基準というのは」

苗木「基準……?」

モノクマ「もう終わりに向かってるからぶっちゃけるけどさ、合計コンマが5以下だと距離を取られちゃうんだよね」

モノクマ「で、今回の十神クンは6。ギリギリだったわけよこれが」

苗木「そんな設定があるなら最初から言ってくれよ。じゃあ逆に大和田クンみたいにかなり仲良くなれる基準は?」

モノクマ「……時間です! 次のキャラに行きましょう!」

苗木「そこは全部言おうよ!」


誰を呼ぼう? ↓1

ピンポンパンポーン

『江ノ島さーん、江ノ島さーん。ささっと苗木クンの部屋まで来ちゃいなさーい』


苗木「次は江ノ島さんだね。超高校級のギャルなんだし、社交性はあるんだろうな」


ピンポーン


苗木「でもたまにギャルらしからぬことを言うんだよな。ああいうのが流行りなのかな?」


ガチャ


江ノ島「やっほー。苗木ってばあたしに何か用ー?」

苗木「やあ、江ノ島さん。二人で話でもどうかなって」

江ノ島「え? 話? 二人で?」

江ノ島「ま、まさかとは思うけどやらしい話じゃないでしょうね!」

江ノ島「あたしをそういう目で見るのはお門違いだかんね! 変に襲おうとしたらブッ飛ばすから!」

苗木「そ、そんなことしないよ!」


どこを触る? ↓1

苗木(江ノ島さんって意外と男を警戒するタイプなのかな……)

苗木(でもこれじゃ迂闊に触れないや。ここは肌以外のところを触ってみるか)


スッ


苗木「このネクタイなんだけど、少し緩めすぎじゃないかな」

江ノ島「こうやってルーズにするのがファッションなの」

江ノ島「なに? 真面目にキチッと締めないと落ち着かないタイプ? 余計なお世話よ!」

苗木「ゴ、ゴメン……。えっと、じゃあやっぱり女の子はこういうスタイルが多いの?」

江ノ島「そりゃ当たり前じゃん。超高校級のギャルから聞いたんだからさ」

苗木「聞いた?」

江ノ島「あっ……。つーか! 苗木、アンタ近づきすぎ! わざわざ手に取る必要なんてないでしょ!」

江ノ島「そうやってさりげなくあたしに近づいてやましいことする気なんでしょ!」

苗木「いやだから、ボクはそんなことしないって!」

江ノ島「どーだか。少なくともあたしの中でアンタの株下がったからね」

苗木(ちょっと雰囲気が悪くなってしまった……)


どこを触る? ↓1

苗木(心なしかボクを見る目が厳しくなっている気がする……。完全に警戒されてるよ)

苗木(それでもなんとか続けなきゃ……。次は……髪留めにしよう)


スッ


江ノ島「ちょっ、苗木! アンタ、やめろっての!」

苗木「えっ!?」

江ノ島「さっきからなんなのベタベタベタベタと! あたしそういうのは大嫌いだって言ってんじゃん!」

苗木「わ、悪かったって本当に……」

江ノ島「アンタマジで何なの……? 一発ブン殴ってやろーか?」

江ノ島「ったく、呼び出されてあちこち触られるあたしの気持ちにもなってよ」

江ノ島「苗木って他の男子よりはまともだと思ってたのにこれよ。マジ最悪」

苗木「はい……」

江ノ島「あと頭はマジで止めてよね。(カツラが)取れたらこっちも困るんだから!」

苗木「ボクは別に(髪留めを)取るつもりじゃなかったんだけど……」

江ノ島「言い訳なんざ聞きたくないっ!!」

江ノ島「あー疲れた。もう、部屋に戻らせてもらうわ」

苗木「今日はホントにゴメン……」

江ノ島「はいはい、謝罪はもう聞き飽きたから。むしろ黙っててくんない?」

江ノ島「あ、それとしばらくあたしには近寄らないで。またベタベタ触られたくないし」

苗木「…………」

江ノ島「もし近づいてきたら……敵対行為と見なし即刻排除させてもらうわ」


ガチャ


苗木「……やっぱり慣れたもんじゃないね、距離を取られるってのは」

モノクマ「慣れたら慣れたでそれも色々怖いけどね」

苗木「はあ……」

モノクマ「それじゃ苗木クン。キミが知りたがってた合計コンマの基準だけどさ……」

苗木「この流れでその話するの!? 完全に追い打ちかけてるよね!」

モノクマ「うぷぷぷぷ……江ノ島さんのコンマが高かろうが低かろうが結局この話はしてたからね。仕方ないよ」

モノクマ「合計コンマが13以上だと二人の間に熱い絆が結ばれるよ!」

モノクマ「といっても個別エンディングがあるわけじゃないし、気分が良くなる程度のものでしかないけどね!」

モノクマ「さて、苗木クンがへこんでる間に次の人呼ぼっか! 後は葉隠クン、山田クン、石丸クン、朝日奈さん、不二咲さんの5人だよ!」


誰を呼ぼう? ↓1

寝る。

ピンポンパンポーン

『あー、山田クン、山田クン。苗木クンの部屋まで来てくらはーい』


苗木「山田クンか。気づけば男子も半分終わってるんだな」


ピンポーン


苗木「いつまでも前の人のことで落ち込んでもいられないし、気持ちを切り替えていかなきゃ」


ガチャ


山田「これはこれは苗木誠殿。僕に一体何の用でしょうかね?」

苗木「二人で一緒に話でもしようかなって」

山田「ほう、僕ら存分に語り合うと。それでは何について話しましょう?」

山田「漫画でしょうか? ゲームでしょうか? アニメの話題でも構いませんぞ」

苗木「で、できることならボクがついていける範囲でお願いしたいんだけど……」

山田「善処しましょう!」


どこを触る? ↓1

山田「やはり最近は似たような設定の作品が増えていますが重要なのは書き手の腕でありこれ一つで神にもクソにもなれるのであって……」ペラペラ

山田「しかし新たなジャンルを生み出していくオリジナルにもまだまだ頑張ってもらわねば……」クドクド

苗木「はあ……」

苗木(完全に一方的だ……。ボクがしゃべるタイミングを失ってしまったぞ……)

苗木(それにしても、山田クンのお腹って立派だなあ……。ちょっと触ってみよっと)


スッ


山田「ちょっ、ちょっ、ちょぉぉぉ!? 何しとんですか苗木誠殿ぉっ!?」

苗木「いや、触ったら気持ちよさそうなお腹してるから……」

山田「だからと言って誰彼無しに触らせるわけにもいかないんですよ!」

山田「今の苗木誠殿は『あのお腹ってぷよぷよして面白そう! 触らせて!』って言いながら近づいてきて……」

山田「『あ、意外と硬いんだね……。ていうか変な臭いまでするし……』って言ってくる太っている男を知らない三次元の女の発言に似てるんですよ!」

山田「勝手に変な期待抱いて勝手に絶望してんじゃねーっ!!」

苗木「や、山田クン! 落ち着いて!」

苗木(あまり良い雰囲気になれなかったようだ……)


どこを触る? ↓1

すまん、同じ場所は選べないんだ……

再安価 ↓1

山田「というか苗木誠殿、僕の話ちゃんと聞いてるんですかね?」

苗木「も、もちろんだよ!」

山田「ならばいいんですが……。後で苗木誠殿の意見も聞かせてもらいますからね」

苗木(どうしよう……山田クンのテンションが下がってるよ)

苗木(うーん、次は頭の方を触ってみるか……?)


スッ


苗木「山田クンもボクと似たようなアンテナがあるよね。やっぱりこの形はさ……」

山田「うがーっ! 気安く触るなァ!!」

苗木「うわっ!」

山田「なんなんですかさっきから! 鬱陶しいったらありゃしない!」

苗木「ボ、ボクはただコミュニケーションを取ろうかと……」

山田「コミュニケーション? 人をイラつかせる方法の間違いでしょう!」

苗木「そ、そんなつもりじゃ」

山田「ぐぬぬ……苗木誠殿が僕を呼んだ時は二次元に興味を持ってくれたと思っていたのに……!」

山田「ちくしょう、ちくしょう……」

山田「チクショオオオオォォォーーーーッ!!」

山田「もう語れるテンションじゃありません……。今日は部屋に帰らせてもらいますぞ」

苗木「なんかごめんね……」

山田「本当に悪いと思ってるなら僕と語れる知識でもつけてもらいたいものですな……」

山田「それまで僕には話しかけないでください。にわかは相手になりませんので」

苗木「ああ、うん……」

山田「そんじゃ、ログアウトしまーす……」


ガチャ


苗木「こ、心が折れそうだ……」

モノクマ「ここでくじけちゃ困るんだよねー」

苗木「そうは言ってもだよ……」

モノクマ「逆に考えるんだよ。まだ4人にだって考えればいいんだ」

苗木「14人中4人に避けられたら明日からどんな顔して歩けばいいんだよ!」

モノクマ「笑えばいいと思うよ」

苗木「そこまでボクは能天気じゃない!」

モノクマ「しかもまだ増える可能性があるんだよね……」

苗木「嫌だー! 想像したくない!」


誰を呼ぼう? ↓1

ピンポンパンポーン

『石丸クン。至急、苗木クンの部屋まで来てくださ以下略』


苗木「石丸クンか。『軽々しく人に触るもんじゃない!』って怒りそうだな……」


ピンポーン


苗木「でも逆に『これがコミュニケーションか……』って驚きそうでもあるんだよな……」


ガチャ


石丸「やあ苗木君。待たせてすまなかったね」

苗木「いや、全然待ってないよ。むしろ、早すぎて待たせてほしいくらいだよ」

石丸「むっ、そ、そうだったか……? ならば一旦部屋に戻り、5分後にまた来よう!」

苗木「ゴメン! 冗談! 冗談だから戻ろうとしないで!」


どこを触る? ↓1

石丸「さて、僕と話をしたいということだが……」

石丸「討論の題は何がいいだろうか? 若者の離職率、国家職員の怠慢、高齢化問題……」

苗木(うわっ、いきなりボクには答えられそうにない話ばかり……)

苗木(よし、ここは……)


スッ


苗木「い、石丸クン、少し肩の力を入れ過ぎなんじゃないかな。そんなに堅苦しい問題を話す必要はないよ」

石丸「何を言うんだ苗木君! これは我が国の重要問題だぞ! 未来を担う僕らが話さず、誰が話すと言うのだね!」

苗木「で、でも、ここから出られなきゃいくら話しても誰にも届かないよ」

苗木「今は脱出のためにお互いを知り合うことが大事だと思うんだ」

石丸「ふむ……君の言うことも一理あるな」

石丸「ならば討論はまた脱出が近づいたその時にしよう!」

苗木(本当に脱出が出来るなら討論どころじゃないんだけどね……)

苗木(まあまあ良い雰囲気になれたみたいだ)


どこを触る? ↓1

苗木「そうだ、ボクたちの友情を示して握手をしようよ」

石丸「握手か、なるほどな!」


スッ


苗木「どうかな、石丸クン」

石丸「……………………」

苗木「どうしたの?」

石丸「失礼を承知で聞くが……僕たちはそこまで仲が良かっただろうか?」

苗木「えええっ!? 急にどうしたの!?」

石丸「僕はよく周りから堅物と言われ、まともに友達などできたことがない……」

石丸「僕は友情を知らない……だから思うのだよ」

石丸「これはもしかしたら僕の思い込みではないかとっ……!」

苗木「いやいやいや! そんなことないから!」

石丸「すまないっ! 苗木君っ! 僕は一度友情について一から調べ直す必要がありそうだ!」

石丸「急いで……急いで部屋に戻らねば!」

苗木「いやだから戻らなくていいってば!!」

石丸「む、時間だ。部屋に戻って勉強せねば!」

石丸「悪いが苗木君。今度ばかりは引き留めても行かせてもらうよ」

苗木「いや、もう引き留めないから安心して……」

石丸「すまないな。僕が友情について勉強しておけばこんなことには……」

苗木「石丸クン、友情はきっと経験が一番の勉強になるはずだと思うんだ」

苗木「だから、機会があったらもう一度ボクと一緒に話をしようよ」

石丸「苗木君……。うむ、君との勉強会、楽しみにさせてもらおう」

石丸「今日はありがとう。それではさようなら!」


ガチャ


苗木「なんとかいい感じに終わらせたぞ……」

モノクマ「落ち着いてる場合じゃないでしょ!」

苗木「今度は何を言いに来たの」

モノクマ「いや、残すところも三人だなと思いまして」

苗木「そんなの分かってるよ。わざわざ言いにくることもないだろ」

モノクマ「じゃあさ、もしももう一人増えたらどうします?」

苗木「どうするって……とりあえず驚くんじゃないかな。ここには14人とジェノサイダー翔しかいないんだし」

苗木「ハッ、まさかまだ二重人格の人が……?」

モノクマ「ま、あくまで仮定の話だからね」


誰を呼ぼう? ↓1

寝る。

申し訳ありませんが今日の投稿は無理っぽいです
あと連投になってたので再安価を取らせていただきます

↓1

ピンポンパンポーン

『不二咲すわ~ん。至急、苗木クンの部屋まで来てくだすわ~い』


苗木「不二咲さんか。大人しそうな性格だし、触ったらすごく驚きそうだな……」


ピンポーン


苗木「でも男子と話す姿はよく見るし、大丈夫なのかな?」


ガチャ


不二咲「あ、苗木君こんにちは……。何か用、かなあ……?」

苗木「うん、二人でちょっとした世間話でもしようかとね」

不二咲「世間話……?」

苗木「僕たち、ここに来てからお互いのことあまり知れてなかったしこういう機会も必要なんじゃないかって思って」

不二咲「うーん、確かにそうだね……。それじゃ、たくさんお話しようね!」


どこを触る? ↓1

不二咲「そうだねぇ……どんな話がいいかなぁ……」

苗木(悩んでる姿が可愛らしいな……。一部の男性に人気だっていうのも分かる気がする)

苗木(とりあえずは頬を触ってみようかな。あまり力を入れ過ぎないようにしなきゃ……)


スッ


不二咲「ひゃあっ! な、苗木君、どうしたのぉ……?」

苗木「あ、いきなり触ってゴメン。でも、ほら、こういうコミュニケーションの取り方もあるって聞いたから……」

不二咲「そ、そうなんだぁ……」

苗木「い、嫌なら嫌って言ってもいいんだよ? ボクが勝手に触ってるだけだし」

不二咲「ううん、このままでも大丈夫」

苗木「そ、それならいいんだけど」

不二咲「……苗木君の手って大きいねぇ。ちょっと羨ましいなぁ」

苗木「そうかな? ボクは身長が小さいから一般的な男性に比べれば手は小さい方だと思うけど」

苗木「でも、手が大きいとキーボードを打つのにも便利だもんね」

不二咲「あ……うん、そうだねぇ……」

苗木「?」

苗木(どうやら雰囲気は良いみたいだ)


どこを触る? ↓1

苗木(なんだろう、不二咲さん悩みでもあるのかな?)

苗木「不二咲さん、何か悩み事でもあればボクが相談に乗るよ? せっかくこうやって話し合ってるんだしさ」

不二咲「あ、そのぉ……。ご、ごめんね……? 今はちょっと……」

苗木「そっか……。でも、無理に言う必要はないよ」


スッ


苗木「誰しも言いたくないことの一つや二つ抱えてるからね」

不二咲「苗木君……」

不二咲「……いつか」

不二咲「いつか絶対に苗木君には話すよ。だから、それまで待っててくれるかなぁ……」

苗木「うん。待っているよ」

不二咲「ありがとう……。苗木君って何だかお父さんみたいだねぇ」

苗木「お、お父さん!?」

不二咲「小さい頃、よく頭を撫でられたのを思い出したんだ。もうちょっとだけお願いできるかなぁ……?」

苗木「も、もももちろん喜んで!」

不二咲「あ、もうこんな時間。ごめんね? 部屋に戻らなきゃいけないから……」

苗木「そっか、残念だな……」

不二咲「でも、とっても楽しかったよ! こうして二人きりで話せる機会ってそう無いから……」

不二咲「……苗木君が嫌じゃなければ、また一緒にお話してもいいかなぁ?」

苗木「嫌なもんか! ボクでよければいつでも声かけて構わないよ」

不二咲「わぁ……! じゃ、じゃあ、頑張って声かけてみるね!」

不二咲「今日はありがとう。またねぇ」


ガチャ


苗木「心が癒されるな……」

モノクマ「こうして『あの子オレに好意持ってんじゃね?』って思う男性が増えていくのであった……」

苗木「し、失礼な! ボクはそんなこと考えてないぞ! ……きっと」

苗木「それよりもモノクマ。女の子は大抵コンマが振るわなかったり、上げて落とされてきたけど……」

苗木「不二咲さんはどちらもいい感じだったよ! これって女の子じゃ初めてのことだよね!」

モノクマ「え? あー、うん、そーだね」

苗木「なんだよ、反応が悪いな」

モノクマ「さてさて、男女残すところあと一人ずつ! 苗木君はどちらを選びますか?」

苗木「露骨に話まで変えてきた! うーんと、ボクが呼ぶのは……」


誰を呼ぼう? ↓葉隠or朝日奈

ピンポンパンポーン

『ドレッドへアーの葉隠クン。苗木クンの部屋までお願いしまーす』


苗木「さて、葉隠クンだけど……無事に終わればいいな」


ピンポーン


苗木「触る度にお金を要求されたら嫌だぞ。さすがにそこまでしないか? いやでも、葉隠クンだし……」


ガチャ


葉隠「おーっす苗木っち。俺に何か用か?」

苗木「実は、葉隠クンと話がしたくてさ」

葉隠「話? ……おお! ようやく決めてくれたか! んじゃ、まずはこの書類にサインを……」

苗木「いやいやいや! 何してるの!?」

葉隠「ん? セミナーに入るって話をしに呼んだんだろ?」

苗木「それは違うよ!」


どこを触る? ↓1

葉隠「話っつってもネタがねえな……。うし! 占いで決めっか!」

葉隠「……………………」ジー

苗木(水晶玉を見たまま動かなくなっちゃった。占いの時だけすごい集中力だな)

苗木(あれ? 葉隠クンの占いってインスピレーション占いだよね。水晶玉って必要無い気が……)

苗木(取り上げても別に問題ないよね)


スッ


葉隠「……っておーい! 苗木っち! オメー、人の水晶玉に何してんだべ!」

苗木「だって葉隠クンの占いってこういう道具は必要ないんじゃ」

葉隠「確かに必要ないべ!」

苗木「そんな堂々と言われても……」

葉隠「だがな苗木っち。そいつは南アフリカで珍しい部族が讃えてたっつー由緒ある代物なんだ! ……ん、いや、ヨーロッパの古代博物館に飾ってあったものだったっけか?」

葉隠「ま、とにかくだ。盗もうったってそうはいかねえぞ!」

苗木「ボクは別に盗むつもりなんて……」

葉隠「いーや、オメーはこれを売るつもりで取ったんだ! ……って今俺の脳みそに流れ込んで来たべ」

苗木「そんな都合のいい未来予知ある!?」

苗木(……雰囲気が悪くなってしまった)


どこを触る? ↓1

苗木(まずいな……怒らせちゃった。何とか落ち着いてもらわないと)

苗木「ゴメン葉隠クン。ボクは決して盗むつもりじゃなかったんだ。だから怒りを静めてくれないかな」


スッ


葉隠「苗木っちよう……」

葉隠「あちこち触んのはよしてくんねーか! そんなことをしても俺の怒りは収まらねーべ!」

苗木(ぎゃ、逆効果だったか……!)

葉隠「なんなんだべさっきから! 怪しい行動ばっかり起こしやがって!」

苗木「ボ、ボクはキミと仲良くしようと……」

葉隠「もしかして苗木っち……幽霊に取り憑かれちまったんか!?」

苗木「えっ?」

葉隠「そ、それなら怪しい行動にも説明がつくべ! あわわ……俺は取り憑いても美味くねえぞ!」

苗木「そもそもこの世に幽霊なんているわけ」

葉隠「ぎゃーっ!! 聞きたくねえーっ! 苗木っちの体をやるから見逃してくれーっ!!」

苗木「ひどすぎる!」

葉隠「わ、わりいな苗木っち……俺、ちょっと用事ができちまったみてえだべ……」

葉隠「け、決してこの部屋から一秒でも早く逃げだしたいわけじゃねえぞ……」

苗木「いや、ボクは止めないけど」

葉隠「そ、そうだ苗木っち! 俺の占いによれば、俺に近づくと不幸なことが起きるって出たべ!」

葉隠「苗木っちが不幸な目に遭うのは見てらんねーな! つーわけでお互いのため、しばらくは距離を取らせてもらうべ!」

苗木「そ、そうだね……」

葉隠「じゃ、じゃーなーっ!」


ガチャ


苗木「怒り状態からあの変わりようだ……」

モノクマ「ま、それが彼という人間なんでしょうね」

苗木「接しやすいんだか接しにくいんだか……」

モノクマ「はい、では次で最後です。今呼んできますねー」





ピンポンパンポーン

『朝日奈さーん、お待たせしましたー。至急、苗木クンの部屋まで来てください』


苗木「いよいよ最後か。朝日奈さんは誰とでもしゃべるし会話には困らないだろうな」


ピンポーン


苗木「どうあがいても最終的には運で決まるんだ。ボクはボクのことをするだけだね」


ガチャ


朝日奈「よし、いいタイム来た!」

苗木「うわっ! いきなりなに!?」

朝日奈「あ、ごめん苗木。今、食堂から苗木の部屋まで走ってきたんだけどさ」

朝日奈「これがもう早くて早くて! 苗木にも見てもらいたかったよー」

苗木「石丸クンに見られたらきっと怒られただろうね」

朝日奈「あ、そこは大丈夫!」

朝日奈「あらかじめ走るよって宣言して石丸に怒られてからこっち来たんだ!」

苗木「結局怒られてるんだね……」


どこを触る? ↓1

寝る。続きは20時間後

苗木「何というか相変わらず元気だね」

朝日奈「もっちろん! よく食べよく寝てよく運動! 私の健康の秘訣だよ!」

朝日奈「苗木も男なんだし、少しは鍛えたらどう? 筋肉付ければ身長も伸びるかもしれないし」

苗木「朝日奈さんも筋肉は付いてるの?」

朝日奈「見た目からはあんま分からないと思うけどね。触って確かめてみる?」

苗木「えっと、じゃあ……」


ムニュ


朝日奈「…………へ?」

朝日奈「きゃああああああああっ!!? な、なななな苗木ってばどこ触ってんのおおおおおっ!?」

朝日奈「そんなとこ普通触ろうと思わないでしょ!! バカバカバカ!! 変態!!」

苗木「あ、いや、それは……ゴメン」

朝日奈「もう! 謝ったってダメだからね!」

朝日奈「いきなり部屋に呼び出されてこの仕打ち……ひどすぎるよ!」

苗木(……さすがにまずかったか)

苗木(とてもまずい雰囲気になってしまった……)

安価忘れてた

どこを触る? ↓1

朝日奈「……………………」

苗木(部屋に来たときから一転、すっかり黙りこんでしまった……)

苗木「あ、朝日奈さん……。お願いだから機嫌を直してもらえると……」

朝日奈「…………直すと思う?」

苗木(だよね……)

苗木(まずいな、このまま黙ってるわけにもいかないぞ……。かと言って続けて触ったら余計に機嫌を損ねる可能性もあるし……)

苗木(……こうなったら、最後までやりきる!)


スッ


朝日奈「きゃああああああああああッ!!! な、なに!? もう何なのさっきから!」

朝日奈「今日の苗木変だよ! いつもならこんなに触ってくることなんて無いのに!」

苗木「こ、これはコミュニケーションの一環で……」

朝日奈「こんなコミュニケーションの取り方なんか知らないよ! いい加減にして!」

朝日奈「だいたい女の子に触る時点でセクハラだって思わないの!?」

苗木「そ、それは確かにそうだけど……」

朝日奈「分かってやってるなんて最低だよ! 苗木なんかもう知らない!!」

朝日奈「私、もう帰る」

苗木「そ、そうだよね……」

朝日奈「正直、苗木がそんな人だとは思わなかったよ。もう少し真面目だな~って思ってたんだけど」

苗木「……返す言葉も無いよ」

朝日奈「苗木、しばらく私には話しかけないでくれる? 私、ああいう行為に耐性無いからもうやられたくないし」

朝日奈「はあ……。運動するより疲れるとは思わなかった……」


ガチャ


苗木「……………………」

モノクマ「はあい。全部見てましたよ苗木クン」

苗木「モノクマ……」

苗木「よくも騙したなああああああッ!!?」

モノクマ「はて? なんのことでしょうか」

苗木「お前は最初に言ったはずだ。これは『好感度を上げる体験』だと!」

苗木「だが実際はどうだ!? 散々じゃないか!」

モノクマ「どれどれ……。一番合計コンマが高いのが大和田クンの15で次が桑田クンの11。その次がジェノサイダー翔、霧切さん、不二咲さんの10」

モノクマ「ここからセレスさん、舞園さんが8。十神クン、石丸クンが6。江ノ島さんが4。腐川さん、山田クン、葉隠クンが3。大神さんが1で朝日奈さんが0……」

モノクマ「平均コンマが6.53だって。苗木クン……キミって男色なの?」

苗木「そんなわけないだろ!」

モノクマ「ちなみに合計コンマの期待値は9だよ。平均と比べるとキミの才能を疑いたくなるね!」

苗木「『超高校級の不運』で悪かったな」

苗木「でも、終わったんだしこれでボクも自由の身だ。仲が悪くなった人には日を改めて謝りに行かなくちゃな」

モノクマ「なに勘違いしてるのさ……」

苗木「……え?」

モノクマ「いつからロンパルレが終了したと錯覚していたの?」

苗木「だって、もう全員終わったんだろ」

モノクマ「いるじゃないの……今、キミの目の前にさ」

苗木「目の前……? ま、まさかとは思うけど……」




「そのとおぉーーーーりッ!!」



ガチャ


江ノ島「待っていたわ! 私様は待っていたのよ! 私様の出番が来るこの瞬間をッ!」

江ノ島「早いとこ終わらせて二周目に行きたいと思っていた皆様。もうしばらくのお付き合いをお願い致します」

江ノ島「というわけでー、早いとこイイことしちゃおっか!」

苗木「……………………」

苗木「……いや、お前誰だよ!」

江ノ島「オレの名は江ノ島盾子! いわゆるモノクマの中の人さ!」

江ノ島「面倒な紹介は書くと長くなるからさ、ささっと本題に入ろうじゃないか」

苗木「えっ? 江ノ島? えっ?」

江ノ島「絶望的です……。序盤に女性陣が全員終わったら男子の流れが辛くなると思って出て来ようとしたのですが……」

江ノ島「キミのコンマを見てたら逆に出づらくなったよ! まあ結局こうして出て来るんだけどね!」

江ノ島「つーわけでパパッと始めてパパッと終わらせちゃいましょー!」


どこを触る? ↓1

苗木(正直なところ頭が追いつかない。……でもこれだけは分かる)

苗木(まだやるのか……!)

江ノ島「さあカム! どこを触っても構わないわ! ルールは守ってもらうけどね!」

苗木(深く考えるのはやめよう。今はただ目の前のことに集中するだけだ……)


ピトッ


江ノ島「あれあれ~? 苗木クンってばわたしの唇が気になっちゃう感じ~?」

苗木「い、いや、目の前にあったから触ろうと思っただけで……」

江ノ島「なるほど目の前にあったものを触る……。人間として何も間違った行動ではありません」

江ノ島「そんなテメエに出血大サービス! 耳寄りな情報を教えてやるぜ!」

江ノ島「実は私、今まで唇に他人の皮膚を触らせたことがないんです……。ギャルの癖にそんな経験無いとか絶望的ですよね……」

江ノ島「アタシの唇処女奪っちゃったってわけだ……。これを信じるか信じないかはキミしだいだけどね苗木クン」

苗木「そんな言い方しても別にキスしたわけじゃないんだけど……」

江ノ島「苗木クンはロマンが無いなあ。つまり言いたいことはね……」

江ノ島「アタシ今すっごくドキドキしてるわけ。いろんな意味を込めて」

苗木(……よくわからないが良い雰囲気みたいだ)


どこを触る? ↓1

苗木(次はどこを触ろうか。やっぱり……)

江ノ島「苗木。アンタの欲望の思うままに行動してもいいんだけど?」

苗木「な、なにを急に……」

江ノ島「この私の目をごまかせると思っていたのですか? 先程から何度も胸元に目が行ってます」

江ノ島「苗木クンは正直だね! ただ、その行動が吉と出るか凶と出るかは保証しないけどね!」

苗木(ボ、ボクの思考が読まれてる!? ……でも、それならむこうも触られる覚悟は出来てるってことなのか? ならばいっそ……)


スッ


江ノ島「はあ……。残念だ」

苗木「え?」

江ノ島「普通、普通だよ。全てが普通だ」

江ノ島「せっかく覚悟を決めてくれたとこ悪いんだけど、もう分かりきってたことだからねー。興奮も快感もあったもんじゃない」

江ノ島「少しはこう、アタシの思考の二歩先を行くような答えが欲しかったなー」

江ノ島「苗木には期待してたんだけどなー。やっぱ希望を持つのはダメだね」

江ノ島「そんなアタシに絶望した!」

苗木「……………………」

苗木(人の胸を触りながらまったく別のことで呆れられるのは珍しい体験だな……)

江ノ島「……とか思っちゃってんでしょうね。思考放棄、イクナイ」

江ノ島「うん、合計コンマは8。普通だね!」

江ノ島「最後の最後まで目立った変化無しとか相変わらずだなオメエはよ!」

江ノ島「それでも平均より高いことは喜ばしいことですね」

江ノ島「女性陣は上げて落とすという方向性は変わってませんけどね……」

江ノ島「……さて、これで本当の本当に終了だ」

江ノ島「私様は満足したわ! なかなか面白い結果が見れてね!」

江ノ島「参加してくれた視聴者にも感謝しないとね! うぷぷぷぷ!」

苗木「何もかもが急すぎてボクがついていけないんだけど!?」

江ノ島「大丈夫よ苗木。アンタが理解するべきことはたった一つ……」










江ノ島「苗木の戦いは、これからだ!」

苗木「いやそれまったく答えになってないから」


~ひとまず終~

というわけで一周目はここで終わらせていただきます
安価スレは初めて立てたので慣れないことばかりでしたが皆様が参加してくれたおかげで無事終わらせることができました


二周目ですが今のルールだとまず時間がかかるのでここをこうした方がいい! とかここは分かりづらい! とか意見がもらえればそれをなるべく反映してこのスレで続けていきたいと思っています

最低でも進行に必要なところとして

・キャラは何人か(男子オンリーまたはその逆、今回コンマが低かった人)
・何回触るか(1~3辺りで)
・コンマはどこまで参考にするか(0が最高とかゾロ目はありとか二ケタまでとか)
・苗木との対話が必要か(某ifのように反応の台詞だけを書いていくか否か)

この辺の意見をくれると助かります。それ以外でも構いません

意見ありがとうございました
とりあえず方針として

・好感度リセットして全員もう一度
・触る回数は今までと同じ二回
・コンマは二桁を参考に、ゾロ目は特別な数字として扱う

とします
なるべく短く終われるようにしたかったのですが結局こうなりました
行き当たりばったりに進めているのでどうしても粗が出てしまうのは本当に申し訳ない
今まで通り一日二人のペースで進めたいと思います

モノクマ「おめでとうございます!」

苗木「うわっ! ……何だモノクマか。驚かさないでくれよ」

モノクマ「苗木クンは見事、『ロンパルレ』体験に選ばれちゃったんです! いやー、すごいすごい」

苗木「ろ、ロン……? 何だって?」

モノクマ「ロンパルレだよ! ここにいるみんなのアレやソレをお触りすることで好感度を高めることができるのです!」

苗木「好感度を高める……つまりは仲良くなれるってこと?」

モノクマ「そうそう! 苗木クンだってここから出るのにみんなの協力無しだと厳しいでしょ?」

苗木「確かにそうだけど……なんか怪しいな。お前が僕たちの脱出を手伝うなんて裏があるに決まってる!」

苗木「例えば……好感度は上がるだけじゃなく下がる時がある、とか」

モノクマ「あれま! 苗木クンってば鋭いね! まるでタイムリープものの主人公みたいだ!」

モノクマ「おっしゃるとおり好感度は下がる時があります。人生甘いミツだらけじゃないからね」

モノクマ「でも大丈夫! 運が良ければ下がらずに済むから!」

苗木「運まかせかよ!」

モノクマ「あれあれ? 自信ない? 逆に言えば運が良ければ全てが上手くいくんだよ」

モノクマ「女の子とキャッキャウフフするもよし! 男の子とスポ魂漫画ばりの熱い友情を育むも良し!」

モノクマ「仮に運が悪くても殺されるわけじゃないんだ。ローリスクハイリターンだよ」

苗木「いや、それでもだよ……」

モノクマ「ぐだぐだうるさいよ! 待ち望んでる視聴者だっているんだ! さっさと進めないと盛り上がらないだろ!」

モノクマ「というわけでルール説明!」

〈ルール〉

まずは『人物安価』。その名の通り呼び出したい人を指名します。

呼び出せる人は苗木とモノクマを除いた【78期生14人+ジェノサイダー翔+黒幕】です。

【人物安価は女子→男子→女子……】の順番で取ります。

【同じキャラを呼び出せるのは一回】まで。

今はコロシアイ学園生活のため、不二咲『君』は不二咲『さん』として、『戦刃むくろ』は『江ノ島盾子』として扱います。今回は最初から黒幕が選べます。

次に『場所安価』。呼び出した人のどこを触るかを決める安価です。

苗木とは対面で話しているため、【背中、お尻などの背面を触ることはできません。また、股間部も触れません。触れるのは体の一部か身につけている装飾品です。】

この時、取ったレスのコンマ【十の位+一の位】によって反応が変わります。【0に近づくほど悪いムードになり、18に近づくほど良いムードになります。】

【場所安価は1人につき2回まで取ります。】一度に2個取るのではなく、2回に分けて1個ずつ取ります。

【同じ場所は1人の生徒につき1回まで。】例えば、ある生徒の頭を触ったら次の生徒まで安価で頭を取るのは不可能になります。

ゾロ目は特別な数字として扱います。【出た時はどんなにコンマの合計が低くても必ず良いムードになれます。】

【連投の場合は再安価。】




モノクマ「前と比べると微妙にルールが変わってるからね。面倒だと思うけどよく目を通してほしいな!」

苗木「前ってなんだよ」

モノクマ「さてお触りタイムと行こうか!」

苗木「そもそもまだやるって言ってな」


誰を呼ぼう? ↓1

ピンポンパンポーン

『霧切さーん。苗木クンが呼んでまーす。部屋までどうぞー』


苗木「モノクマのやつ……。でも何だろう、なぜかこの光景に慣れているボクがいる」


ピンポーン


苗木「……とにかくやってみるか」


ガチャ


霧切「おじゃまするわ、苗木君。それで、私に何の用?」

苗木「一緒に話をして仲良くなろうかと思ってさ」

霧切「それで私が呼ばれたと」

霧切「……構わないわ。馴れ合うのは得意ではないけれど必要以上に距離を取りすぎるのもよくないことだし」


どこを触る? ↓1

手袋

>>253
4+6=10



スッ


霧切「苗木君、私の手が気になるの?」

霧切「悪いけど、これはあなたには関係ないことだから私の口から話す気は無いわ」

苗木「いや、ボクとしては手というよりは手袋の方が気になって……」

霧切「手袋……?」

苗木「付けたままで動かしづらくないのかなって思ったり、防水性能はしっかりしてるのかなって……」

苗木「夏場は蒸れない? スペアは持ってるの?」

霧切「……………………」

霧切「始めは違和感があったけれどずっと付けていると慣れるものよ」

霧切「ちょっとくらいの水なら気にもならないし、代えだって用意してあるわ」

苗木「へえ~、そうなんだ」

霧切「……今まで手を気にかけた人は何人もいたけれど」

霧切「手袋そのものに興味を持ったの人を見るのはあなたが初めてよ、苗木君」

霧切「この程度のこと、あなたが望むのなら好きなだけ聞かせてあげるわ」


苗木(少しだけいい雰囲気になれたみたいだ)

どこを触る? ↓1

三つ編み

>>255
1+4=5



スッ


苗木「この三つ編みって片方だけにあるんだね。両方作ろうと思ったことはあるの?」

霧切「ないわ。小さい頃からずっとこうよ」

苗木「そうなんだ。小さい頃の霧切さんもきっと似合ってたんだろうな」

苗木「そうだ。小さい頃の霧切さんはどんな人だったの?」

霧切「……苗木君、人に触りすぎるのは感心しないわ」

苗木「あっ、ゴメン……」

霧切「私だってあなたと友好を深めたいと思っているわ。だからと言って全ての行動を許したわけじゃないの」

霧切「人の詮索をするのも時には悪いことに繋がることを覚えた方が良いわ」

苗木「は、はい……」


苗木(あまり良い雰囲気になれなかったみたいだ……)

霧切「そろそろ失礼するわ。あまり長居をするわけにもいかないし」

苗木「そっか。もう少し話したかったんだけどな」

霧切「また話しかけてくれれば相手になるわ。いつでも、とまではいかないけれど……」

苗木「本当に? それじゃ、またいつか呼んでみようかな」

霧切「楽しみにしているわ。あなたと話すのはきっと退屈しないだろうから」

霧切「……今日はありがとう、苗木君」


ガチャ


苗木「うん。我ながらいい感じだったんじゃないかな」

モノクマ「初めてにしては手慣れたもんだね」

苗木「モノクマ!」

苗木「お前、急にいなくなって! ていうかやるなんて一言も言ってないだろ!」

モノクマ「まあまあ、その割にはしっかりコミュニケーション取れてたじゃないの」

苗木「そ、そうかな……やっぱりそう思う?」

モノクマ「そうだよ! もっと自分に自信を持ちなさい! 前向きなのがキミの取柄なんだから!」

苗木「そうだよね、きっと仲良くなれてるよね!」

モノクマ「そんじゃ次の人呼んでみましょうか」

苗木「でも続けるとは一言も言ってないんだけど!?」


誰を呼ぼう?(男子限定) ↓1

一人しか書いてないけど寝る。不二咲は人物安価の時は男子として扱います。

ピンポンパンポーン

『桑田クン、桑田クン。苗木クンが呼んでるよー。部屋まで来てね』


苗木「桑田クンか。誰とでも気軽に話せる性格だし、話には困らないだろうな」


ピンポーン


苗木「でも、彼の場合は華が無いって言いそうだな……」


ガチャ


桑田「よっ、苗木。来いって言われたから来てやったぜ」

桑田「んで、俺に何か用?」

苗木「二人の友好を深めるために世間話でもどうかなって?」

桑田「ふ、二人で!? 女の子ならともかく男と一緒って……」

桑田「ま、今日の俺は偶然にも暇だから付き合ってやるけどな! 普段は女の子と話してて忙しいんだけどな! ほんとに偶然だからな!」


どこを触る? ↓1

>>261
6+9=15



スッ


桑田「うおっ!? きゅ、急に触ってくんなよな! びっくりするじゃねえか!」

苗木「あ、ゴメン」

桑田「ま、いいけどよ……。ん、そういや肘と言えばよ……」

桑田「野球やってた頃ピッチャーが肘壊してオレと交代、なんて話があったんだよなー」

桑田「聞けば『野球肘』? っつー痛みらしいんだわ」

苗木「野球肘?」

桑田「なんでも練習のし過ぎで痛めちまうんだと。オレには一生縁の無い話だけどな!」

苗木「桑田クンは一度も練習したことないんだっけ……」

桑田「あんなもんテキトーに投げてテキトーに打てばなんとでもなるからな」

桑田「ま、でもそいつはすっげえ痛そうだったしオレもああはなりたくねえなーとは思ったぜ」

桑田「って、野球の話させんじゃねえよ。今のオレはボーカル目指してんのに」

苗木(割と生き生きしてたけどね)


苗木(うん。いい雰囲気になれたみたいだ)

どこを触る? ↓1

>>264
6+5=11



スッ


桑田「おいおい苗木ぃ。いくら女の子の胸が触れないからってオレのを触るのはどーよ?」

苗木「そ、そんなこと思ってないから! ただ、筋肉がある人が羨ましいなって思っただけだよ」

桑田「筋肉ねえ……。オレはあんま鍛えてる方じゃないんだけどな」

桑田「だってほら、ムキムキなのって女の子受け悪そうじゃん?」

桑田「この筋肉だって野球の体力作りで無理やり鍛えさせられたもんだしよ。オレからすりゃ体重ばっか重くなってメリットがないぜ」

苗木「そうかなあ……」

桑田「そうなんだって。その点バンドのボーカルなら筋肉とは無縁そうでいいぜ」

苗木「でも、機材運ぶのとか体力いると思うよ」

苗木「パフォーマンスで派手な動きをするならある程度運動できてないと厳しそうだし……」

桑田「あー聞こえねえ聞こえねえ! とにかくオレは最低限の筋肉でボーカル務めっからな!」


苗木(ちょっとだけ仲良くなれたみたいだ)

桑田「ん、もうこんな時間か。苗木と話してると時間を忘れちまうぜ」

桑田「わりいけど、そろそろ部屋に戻らせてもらうわ」

苗木「うん、今日はありがとう」

桑田「オレも楽しかったぜ。やっぱ男同士でしか話せないことってあるもんな!」

桑田「そんで、マイフレンドである苗木に質問があるんだけどよ……」

苗木「何かな?」

桑田「またこうやって二人で話せねーか? オメーと話すのは嫌いじゃねえからよ!」

苗木「桑田クン……。もちろん、構わないよ!」

桑田「へへっ、楽しみにしてるぜ! あ、でもオレがこんなこと言ったのを周りに言うのやめろよ。オレにもイメージがあるからな。こういうこと言うキャラだって思われたくねーし」

桑田「んじゃなー!」


ガチャ


苗木「桑田クンとは無事、友情を深めることができたみたいだね」

モノクマ「ほんと、桑田クンってばすっかり親友ポジションじゃない!」

苗木「あ、また出てきた」

モノクマ「いやはや素晴らしいですよ苗木クン。キミの手にかかれば落とせない子はいないね!」

苗木「いくらなんでも持ち上げすぎだろ」

モノクマ「桑田クンのあの反応を見たでしょ? あれは一周目で言う合計コンマ13に相当するんだよ」

モノクマ「つまり熱い絆が生まれるんだよ! 女の子だったららーぶらーぶ状態なんだよ!」

苗木「いやだから一周目ってなんだよ」

モノクマ「さてさて次は一体誰が苗木クンの手によって落とされるのでしょうかねえ?」

苗木「なんか嫌な言い方だね……」


誰を呼ぼう?(女子限定) ↓1

ピンポンパンポーン

『残ね江ノ島さーん。苗木クンが呼んでるってー。部屋までカム!』


苗木「次は江ノ島さん、と。ギャルなんだし話すネタをたくさん持ってるんだろうな」


ピンポーン


苗木「この前もサバイバルナイフについて長々と語ってたし。超高校級ってすごいよなホント……」


ガチャ


江ノ島「どーもどーも! 江ノ島盾子ちゃんでーっす!」

江ノ島「んで? あたしに何か用なわけ?」

苗木「二人で話でもどうかな? 友好を深めることって大事だと思うから」

江ノ島「友好ねえ……。あたしとしてはあんま興味ないけど、苗木が暇そうだし特別に付き合ったげる!」


どこを触る? ↓1

刺青

>>271
1+2=3



スッ


苗木「あれ? 江ノ島さん、手に何か付いてるけど……」

江ノ島「手? あっ!」

苗木「なんだこれ……? 汚れにしては形みたいになってるけど」

江ノ島「触んなっ!」

苗木「え……?」

江ノ島「あ、えーと……そう! 軽々しく女に触んなって言いたいわけよ!」

江ノ島「なんつーか、馴れ馴れしいっていうの? あたしたちまだお互いの腹探り合ってる状況じゃん」

江ノ島「友好だかなんだか知らないけどベタベタ触らせるほど体許したつもりもないし!」

苗木「ご、ゴメン……」


苗木(しまった……雰囲気は最悪だ……)

どこを触る? ↓1

そばかす

>>275
3+9=12



スッ


江ノ島「ちょっ……今度は顔? アンタってつくづく触るのが好きだよね……」

苗木「江ノ島さんは雑誌の写真でこのそばかすを消してるんだよね」

江ノ島「そうだけど? こんなの邪魔だし、需要も無いでしょ」

苗木「うーん、ボクは嫌いじゃないんだけどな……」

江ノ島「えっ……? そ、そう?」

江ノ島「だって、地味じゃん? カリスマ性が無いっていうか……」

江ノ島「あの子からも『まさに残念の象徴だね!』って笑われたし……」

苗木「気にすることはないよ。飾らない素の姿を見せるのも大事だと思うし」

江ノ島「苗木君……」

苗木「『君』?」

江ノ島「あっ、と、えっと……勲章! 『苗木、勲章ものだね!』って言いたかったの!」

苗木「なぜそこで勲章!?」


苗木(ちょっとだけいい雰囲気になれた……のかな?)

江ノ島「っと、そろそろ帰らせてもらうわ。割と楽しかったわよ?」

苗木「あれ、もう行っちゃうんだ」

江ノ島「まあね。あたしも暇じゃないし? あ、でも苗木がいいんならまた付き合ってあげるけど?」

苗木「でも、忙しい中無理に誘うのは……」

江ノ島「ちょっと! そこは冗談でも『ありがとう』って言うべきでしょ!」

江ノ島「と、とにかく約束したからね。そんじゃ、さいならー」


ガチャ


苗木「い、いいのかなあ……」

モノクマ「いやー、一時はどうなるかと思ったよ!」

苗木「どういう意味だよ」

モノクマ「そのまんまさ。コンマが3以下だとさすがのボクもやばいなって思っちゃうわけよ」

モノクマ「もうね、全身から綿がドロドロとあふれ出ちゃうくらいに!」

苗木「例えがわかりづらい!」

モノクマ「今回は終わりよければ全てよしでしたけどね。逆に初め良くても終わりダメってパターンもあるわけですよ」

モノクマ「だから一回目のコンマが悪くても絶望しないこと! 一回目が良くても油断しないこと! だね」

モノクマ「ホントに今更だけどね!」

苗木(他に話すこと無いんだろうな……)


誰を呼ぼう?(男子限定) ↓1

寝る。

すみません。今日はちょっと投稿できそうにないです。

非常に申し訳ないのですが2月中は投稿できなくなってしまいました。
立てた以上は完結させますのでそれまでどうかお待ちください。

ピンポンパンポーン

『不二咲さん、不二咲さん。苗木クンが呼んでるので、どうか部屋まで』


苗木「不二咲さんか……。普段はあまり話さないからこういう時にしっかり話せればいいな」


ピンポーン


苗木「でも、いきなり二人で話そうなんて言われて断られたらどうしよう? ……まあ、今更か」


ガチャ


不二咲「お邪魔しまぁす……。急に呼び出したりしてどうしたのぉ……?」

苗木「その、ボクと話でもしてくれないかなって。こんな状況だし、お互いのことを知るのはいいことだと思うんだ」

不二咲「お互いのことを知る……」

不二咲「そうだね! とってもいいと思うな! じゃあ何を話そうか?」


どこを触る? ↓1

ほっぺ

>>293
0+4=4



スッ


不二咲「……わっ! な、苗木君……?」

苗木「お、驚かせてごめん。不二咲さんが可愛かったからつい手が……」

不二咲「か、可愛い……?」

苗木「うん。不二咲さんって小動物らしい愛くるしさというか、守りたい雰囲気があるっていうか……」

苗木「あっ! ほ、本人の目の前で言うことじゃなかったね……。今のは忘れてくれないかな」

不二咲「愛くるしい……守りたい……」

不二咲「うぅ……」

不二咲「やっぱり男らしくないんだ……」

苗木「あれ? ふ、不二咲さん……?」

不二咲「ぐすん……」

苗木(何だかわからないけど落ち込んでる!?)


苗木(雰囲気は良くならなかったみたいだ……)

どこを触る? ↓1

>>295
5+3=8



スッ


苗木「ふ、不二咲さん。とりあえず落ち着いた方が……」

不二咲「ご、ごめんなさい」

不二咲「…………」ジー

苗木「? 腕なんか見てどうかしたの?」

不二咲「……やっぱり、細いかなぁ、腕。もう少し鍛えたほうがいいかなって思ってて……」

苗木「鍛える……?」

不二咲「その、生まれつき体が弱くて……。でも、もう少し丈夫になって、体も大きくなりたいなって……」

不二咲「でも、周りのみんなはそんなことする必要はないって言うんだ……」

苗木「……不二咲さんがそれをしたいなら、ボクは止めないよ。むしろ鍛えて、必要ないって言った人たちを見返してやろうよ!」

不二咲「苗木君……」

不二咲「ありがとう。そんなことを言ってくれるのは苗木君だけだよ」

不二咲「でも、どうすれば上手くいくかな?」

苗木「さ、さすがにボクもそこまでは……」


苗木(なんだかんだで盛り上がれたかな?)

不二咲「あっ、ごめんなさい。そろそろ部屋に戻らなきゃ」

不二咲「ありがとう、苗木君。今日は楽しかったよぉ」

苗木「不二咲さんが喜んでくれてよかったよ。こちらこそありがとう」

不二咲「……もし良ければ、苗木君とまたお話がしたいな。いいかなぁ?」

苗木「もちろんさ! ボクも不二咲さんと会話するのは楽しいからね」

不二咲「ほ、ほんとに? 嬉しいなぁ……」

不二咲「楽しみにしてるねぇ。それじゃあね!」


ガチャ


苗木「……思わずファンになっちゃいそうだ」

モノクマ「こうしてまた骨抜きにされただらしない男が増えるのでありました」

苗木「だらしないってなんだよ!」

苗木「ボクは純粋に彼女の綺麗な心に感動してだな……」

モノクマ「あーはいはい。希望を持つのはいいけどさぁ? それを奪われないようにしてよ?」

モノクマ「でもその時の絶望感もたまりませんけどね……うぷぷぷぷ」

モノクマ「いやあ真実を知ったときの苗木君の顔が楽しみですなあ!」

苗木「一体何を訳のわからないことを言ってるんだ?」

モノクマ「ま、無駄話はこの辺にしといて次行きましょうかね」


誰を呼ぼう?(女子限定) ↓1

ピンポンパンポーン

『朝日奈さ~ん。苗木ク~ンが呼んでま~す、部屋まで来てくださ~い』


苗木「おっと、次は朝日奈さんか。彼女は誰とでもちゃんと接してるよな……見習わなきゃ」


ピンポーン


苗木「やっぱりいつも元気だから、周りの人に活力を与えてるのかな?」


ガチャ


朝日奈「もぐもぐ……あ、苗木ー。おじゃましまーす」

苗木「って、何食べてるの!?」

朝日奈「もちろんドーナツ! それで、私に何の用?」

苗木「あ、ああ……。少し二人で友好を深めるために話でも……」

朝日奈「お、いいね! もう少しドーナツ持ってくればよかったなー」


どこを触る? ↓1

鎖骨

>>301
2+6=8



スッ


朝日奈「ちょっ、苗木! 急になに!?」

苗木「いや、朝日奈さんの鎖骨が気になってさ。何か、他の人より出っ張ってるっていうのかな?」

朝日奈「ああそれね。水泳やってるからかな? 個人差はあるけど筋肉がつくからね」

苗木「なるほど。さすがは超高校級のスイマーだね!」

朝日奈「と言っても、私の場合は色んなスポーツやってるからいつの間にこんなになったのかわからないんだけどね」

朝日奈「しっかり食べて運動して丈夫にしなきゃ! 鎖骨だって骨折する時もあるし」

苗木「例えば?」

朝日奈「メジャーなスポーツならサッカーだけど……想像しやすいのはアメフトかな?」

苗木「確かに、選手同士が派手にぶつかってるもんね……」

朝日奈「苗木も気をつけなよ。骨折は急に起きるんだから」

苗木「肝に銘じておくよ……」


苗木(それなりに盛り上がれたみたいだ)

どこを触る? ↓1

胸一択

展開が思いつかないのと眠いのが合わさって今日は続けるのが厳しいのでこの辺で寝ます

>>303
5+7=12

苗木「やっぱりスポーツしている人は違うなぁ……」

朝日奈「いつまでもそんな触んなくてもいいのに。あ、私ちょっとドーナツ取りに行ってくるね!」スクッ


ムニュ


苗木「あっ……」

朝日奈「…………な、ななななな苗木ぃっ!? いいいい一体どこ触って……」

苗木「ま、待って! こ、これは事故だ!」

朝日奈「もう! びっくりしたじゃん! ……まぁ、急に立った私も私だけどさ」

苗木「わ、悪気はなかったんだって……」

朝日奈「いいよ、許してあげる。というか、どっちが悪いかとかそういうの無いでしょ?」

苗木「本当に……?」

朝日奈「ホントだって! もうこんなことは水に流して一緒にドーナツ食べようよ!」

朝日奈「どっちが多く食べれるか勝負ね!」

苗木「ボクが負ける未来しか見えないんだけど……」


苗木(な、なんとか良い雰囲気で収められた……)

朝日奈「いやー、話した食べた! 苗木、呼んでくれてありがとね!」

苗木「楽しんでもらえたなら良かったよ」

朝日奈「少し体動かしたくなってきたから私はそろそろ戻るね!」

朝日奈「あ、またこうやって一緒に話そうね! 今度はもっといっぱいドーナツ持ってくるから!」

苗木「で、できればしばらくはドーナツは見たくないな……」

朝日奈「えー、美味しいのにな。それじゃあね!」


ガチャ


苗木「大変だったな、色々と」

モノクマ「まだ5人目なのに弱音吐いていいの?」

苗木「それでも約3分の1だ。一息つかせてくれよ」

モノクマ「まあなんというか朝日奈さんが好感触で良かったね」

モノクマ「一周目からは考えることもできなかったよ」

苗木「このままのペースを維持できればいいんだけどね……」

モノクマ「確率的には好かれる確率も嫌われる確率もほぼ同じなんだけどね」

モノクマ「ゾロ目がある都合上好かれる確率の方がわずかに高い感じかな? それでは次、いってみよー!」


誰を呼ぼう?(男子限定) ↓1

ピンポンパンポーン

『山田一二三クン。苗木誠クンが呼んでます、どうぞ部屋まで』


苗木「山田クンか。アニメや漫画の話はあまり詳しくないけど大丈夫かな……」


ピンポーン


苗木「とは言え、ボク以外の男子で他に詳しそうな人もいないし、少しでも彼のためになればいいんだけどね」


ガチャ


山田「やあやあ苗木誠殿。いきなり呼び出して何の用で?」

苗木「やあ、山田クン。二人で話でもしようかなって思ってさ」

山田「なんと! 苗木誠殿から拙者に話を振ってくれるとは……」

山田「この山田一二三、ご期待にお応えしましょうぞ!」


どこを触る? ↓1

メガネ

>>317
7+9=16



スッ


山田「おや、苗木誠殿? 僕のメガネになにかついてますか?」

苗木「いや、ちょっと気になってさ。ほら、ボクはメガネかけてないし、詳しく見てみたいなって」

山田「ほほう! 苗木誠殿はメガネに興味あり、と」

山田「いやはや、苗木誠殿がメガネ属性が好きだったとは。ならばオススメするメガネっ娘はですね……」

苗木「や、山田クン? ボクは別にメガネをかけた女性がどうこうというわけじゃ……」

山田「わかってます、わかってます。僕もメガネをかけた人には親近感湧きますからねー」

山田「やはりメガネっ娘は知的なイメージがありますよね! ……僕は特別頭がいいわけではありませんが」

山田「しかし、そのイメージを覆すドジっ娘属性もなかなか! 苗木誠殿はどちらが好みですかね?」

苗木「えっと、どっちでもいいかな……」

山田「おお! なんと守備範囲の広い! これは逸材かもしれませんな……」

苗木(すっかり自分の世界に入ってる……。でも山田クン、楽しそうだな)


苗木(最高に良い雰囲気になれたみたいだ)

どこを触る? ↓1

>>319
1+3=4



スッ


苗木「山田クンって同人作家なんだよね? やっぱり手も普通の人とは違うのかな?」

山田「いやー、恥ずかしながら大して変わりません」

山田「強いて言うなら人より脂肪があることですかね……」

山田「後は油分ですかね! ポテチを手で掴むことがありますので」

苗木「い、今はさすがに無いよね……?」

山田「さ、さすがに僕も他人のドアノブを油でギトギトにするような人間じゃありませんよ……」

山田「というか、苗木誠殿は手フェチでもあるのですかな?」

苗木「いやだから、ボクにそういう趣味はないから……」

山田「生憎、僕にはそこまで苗木誠殿に教えれることはなさそうです……。手に関してはあまり考えた事が無いもので……」

苗木「ボクも教えられても困るんだけど……」


苗木(あまり盛り上がれなかったようだ……)

山田「さて、拙者はこの辺でドロンさせてもらうでござる」

山田「久しぶりに語り、充実しました。ありがとうございます、苗木誠殿」

苗木「山田クンが喜んでくれたらボクの方も嬉しいよ」

山田「どうでしょう、機会があればまた語り合うというのは。勿論、苗木誠殿が良ければ、ですが」

苗木「断るわけないじゃないか。キミの話はボクの知らないことばかりだからね」

山田「そう言ってもらえれば、語った甲斐があるというもの。では、また会いましょう」


ガチャ


苗木「江ノ島さんに、朝日奈さんに、山田クン……。みんなと順調に仲良くなれているな」

モノクマ「いやね、ホントびっくりだよ!」

苗木「この調子で行ければいいんだけどな」

モノクマ「すごいよね、あの朴念仁がここまで優秀な成果を残していくんだもん」

苗木「残るは10人……。でも、この学園の中にそんなに人いるのか?」

モノクマ「ま、それは呼んでみてのお楽しみってことで!」

苗木「さて、次は一体誰が来るんだろうな」

モノクマ「苗木クン、キミ、ボクの事無視してない?」


誰を呼ぼう?(女性限定) ↓1

ピンポンパンポーン

『腐川さん、腐川さん。苗木クンが呼んでおります、部屋まで来てくっださーい』


苗木「おっ、次は腐川さんか。彼女はあまり積極的にコミュニケーションを取ろうとしないんだよな……」


ピンポーン


苗木「いや、やらなきゃ。ここで諦めてはいられないぞ!」


ガチャ


腐川「な、なによ急に……。あたしに何か用……」

苗木「お互いのことをもう少し知るために話をしようと思って」

腐川「なんであんたなんかと……。あたしのことなんか知っても何も得しないじゃない……」

苗木「そ、そこを何とか……」

腐川「やめてよ頭下げるのは……あたしが悪いみたいじゃない……! 付き合ってやるから頭上げなさいよっ……!」


どこを触る? ↓1

太もも

>>326
4+0=4



スッ


腐川「ひっ……! な、何なの……?」

苗木「いや、腐川さんの太ももが気になっちゃって……」

腐川「だから触ったっての……? 普通に考えてセクハラじゃない……」

苗木「あ、やっぱり?」

腐川「何よ……分かっててやったの? あんた、一体どういう発想したらそこにたどり着くのよ……」

腐川「しかもよりによってあたしだなんて……。他にもっといい女がいるってのに……」

腐川「あ、あたしを前座にしようとしてるのね……! きっと、他に女を連れ込んでベタベタと触るつもりなんだわ!」

苗木(後半が否定できない)

腐川「そうよ、そうに決まってるわ……。苗木、あんたもとんだ男ね」

苗木「待ってよ! ボクはそこまで考えてないから!」


苗木(うう……雰囲気が悪くなってしまった)

どこを触る? ↓1

下腹(子宮の辺り)

>>329
0+7=7



スッ


腐川「だ、だからさっきからあんたは何がしたいのよっ……!」

腐川「なに? これがあんたの言う『お互いの事を知る方法』だっていうの……?」

腐川「確かにあたしは人とは話さない方だけど、こんな方法でお互い知れるとは思ってないわよ!」

腐川「大体、あんたが触った所、ほぼ股間部じゃない……! もう言い逃れできないただのセクハラでしょ!」

腐川「はーっ……はーっ……」

苗木「ふ、腐川さん……?」

腐川「うるさいわね……。あたしはあんたみたいな奴に軽々と股開くような女じゃないの」

腐川「もう、話すことも無いでしょ……? 少なくともあたしからあんたにはね」

苗木「……………………」


苗木(どうしよう、雰囲気は悪いままだ……)

腐川「部屋に戻らせてもらうわ。こんな所にいつまでもいる意味も無いし」

腐川「厄日ね、今日は……。しばらくはあんたと関わるのはやめにさせてもらうわ」

苗木「そ、そんな……」

腐川「文句言える立場じゃないことぐらい分かってるでしょ?」

苗木「それは……」

腐川「ふん……」


ガチャ


苗木「……なんてことだ」

モノクマ「ついてないね、苗木クンもさ」

苗木「モ、モノクマ……」

モノクマ「なんなの? キミと腐川さんって相性悪いの? この光景前に見たんだけど」

苗木「お前が前に見た光景はともかく、どうすりゃいいんだよ!」

モノクマ「まさか同じ人が連続なんて考えてもいなかったよ……救済措置も用意してないし」

モノクマ「ファンの皆さんには悪いけど本当に運が悪かったとしか。コンマスレの悩みよね」

苗木「う、嘘だろ……?」

モノクマ「こういうこともあるからね、次の人からも油断できないよ」


誰を呼ぼう?(男子限定) ↓1

寝る


眼鏡くん

>>333が連投になっていたのでその下の大和田から始めます

ピンポンパンポーン

『ヘイ、大和田クン。苗木クンが呼んどります、部屋まで来てくんなまし』


苗木「大和田クンか。初めて会った時は怖かったけど、話してみると意外と情に厚いんだよね」


ピンポーン


苗木「少なくとも怒らせるようなことだけは避けなきゃね……」


ガチャ


大和田「おう、苗木。急に呼び出してどうした?」

苗木「二人で話でもしようかなって。ボクたち、お互いの事をあまり知れてないからさ」

大和田「ああ、んなことか。なら、付き合ってやるぜ」

大和田「オレもちょうどオメェがどういう奴か知りたかったからな」


どこを触る? ↓1

もろこし

>>341
1+9=10



スッ


大和田「あんだ? いきなり髪触りやがってよ」

苗木「こういう髪型って今じゃなかなか見ないからさ」

大和田「ああ、まあ、そうだな」

大和田「オレも仲間に進めてるんだがどうもうまくいかなくてな……」

苗木「暴走族も時代の流れが進んでるんだね……」

大和田「舐められないように厳つい髪型にするのが暴走族だってのによ、チャラチャラした奴が増えてんだよ」

大和田「つっても実際、そういう奴って彼女持ちな気がするんだよな……」

大和田「だがオレは兄貴の意志を継がなきゃなんねえんだ……彼女欲しいがために髪型を買えるなんて……」

大和田「……………………」

苗木「そこで悩まないでよ!」


苗木(それなりに盛り上がったみたいだ)

どこを触る? ↓1

>>343
7+4=11



スッ


大和田「おいおい、今度は腕なんか触ってどうしたんだ?」

苗木「大和田クンって鍛えてるし、やっぱり筋肉も硬いの?」

大和田「おっ、やっぱ気になるか? まあ、そこらの奴に負けねえ程度には鍛えてるぜ」

大和田「ケンカじゃ腕っ節がモノを言うからな。そこを重点的にな」

大和田「それに、もし負けでもしたらチームのヤツらに威厳が……」

大和田「……くっ、くくくっ、お、おい苗木! あんま脇をくすぐんじゃっひひひひひっ!」

苗木「あれ? 大和田クン脇苦手だった?」

大和田「た、たりめーだろ……。むしろ、得意なヤツいんのかよ……」

苗木「いや、凄い笑いっぷりだったね」

大和田「お、おい、忘れろ! むしろ力づくで忘れさせてやらぁ!」

苗木「ま、まま待って! ゴメンゴメン!」


苗木(楽しい時を過ごせたようだ)

大和田「っと、大分時間が経っちまったな。オレはこの辺で部屋に戻るぜ」

苗木「ありがとう。楽しい時間が過ごせたよ」

大和田「へっ、そいつはオレの台詞だぜ。ここに来てからろくに楽しめた記憶がねえからな」

大和田「また二人でお互いの事を話すってのはどうだ? 多少の娯楽にはなるかもしれねえぜ」

苗木「うん、いいね。ボクも大和田クンともっと話してみたいよ」

大和田「おっし、約束だぜ! じゃあな!」


ガチャ


苗木「いい時間を過ごせたな。それにしても大分終わらせてきたと思うんだけど」

モノクマ「そうだね、ちょうど半分くらい?」

苗木「半分か……」

苗木「あと残ってる人は誰なんだ?」

モノクマ「男子は十神クン、石丸クン、葉隠クン。女子は舞園さん、大神さん、セレスさん……後の2人はナイショ」

苗木「内緒ってなんだよ内緒って! お前が始めたんだからボクに教えておくべきだろ!」

モノクマ「これだから最近の若者は。聞けば何でも答えが返ってくると思うなよ!」

モノクマ「こっちだって直接名前を言うわけにもいかないんだよ! 物語の都合上さ!」

苗木「でも指名したら姿を現すんだよね」

モノクマ「はい」


誰を呼ぼう?(女子限定) ↓1

明日早いので今日はこの辺で。
あと、>>342で大和田が「進める」と言っていますが正しくは「勧める」でした。

ピンポンパンポーン

『やすひ……セレスさん、セレスさん。苗木クンが呼んでるので、部屋までいらっしゃ~い』


苗木「セレスさんか……。彼女はどうも掴みどころが無いというか……」


ピンポーン


苗木「まあ、話し上手ではあるんだろうな。いろんな意味で」


ガチャ


セレス「ごきげんよう、苗木君。わたくしに何かご用でも?」

苗木「ボク、もっとセレスさんの事知りたくて。一緒に話でもしないかな?」

セレス「話をすることは構いませんが……情報が真実かどうかは保証しませんわよ?」

苗木「出来れば真実だけを話してくれると嬉しいな……」


どこを触る? ↓1

>>349
5+6=11



スッ


セレス「苗木君……? これは一体何のつもりです?」

苗木「えっと、スキンシップのつもり……かな」

セレス「触りたいのなら触りたいと正直に言った方が男らしいとわたくしは思いますけど」

セレス「あと、わたくしは猫ではないので執拗に喉をいじるのはやめてもらえません?」

苗木「い、嫌だった……?」

セレス「……少し」

苗木「ゴ、ゴメ……」

セレス「少し、飼い猫のことを思い出しました。こうして喉を撫でると喜んでいましたわね」

苗木「セレスさん……?」

セレス「……それを思い出してもここから出られるわけではありませんのにね」


苗木(いい雰囲気……? みたいだ)

安価忘れてた

どこを触る? ↓1

間違えた、安価は脚で

>>353
1+4=5



スッ


セレス「……苗木君、触りたい時は正直に言えと言ったでしょう?」

セレス「柔肌を許可なく触るのは失礼極まりませんわ」

苗木「じゃ、じゃあ……セレスさんの脚を触らせて下さい! お願いします!」

セレス「お断りします」

苗木「えええっ!?」

セレス「苗木君、普通に考えてそうそう触らせるような女性がいると思います?」

苗木「いや、でも一度触らせてくれたじゃないか」

セレス「苗木君、あなたは一つ勘違いしているようですね」

苗木「?」

セレス「そもそも一瞬触れるだけでもありがたく思っとけやこのビチグソがぁぁぁあああッ!!」


苗木(お、怒らせてしまった……)

セレス「さて、ロイヤルミルクティーが恋しくなってきたので部屋に戻らせてもらいます」

苗木「そっか。話してくれてありがとう。楽しかったよ」

セレス「こちらこそ。ところで、苗木君の女性への接し方はまだまだと言わざるを得ませんわ」

セレス「わたくしがそれを教えてあげますので、どうでしょう? また一緒に話してもらえないでしょうか?」

苗木「女性への接し方はあれだけど、セレスさんとまた話せるならボクは賛成するよ」

セレス「ふふ、楽しみにしていますわ。それでは、ごきげんよう」


ガチャ


苗木「やっぱり掴みどころが無いな……」

モノクマ「もう少し周りに馴染んでもいいと思うんだよね」

苗木「お前のせいでお互いがお互いを疑い合う状態になってるんだけどな」

モノクマ「まあまあ、その方がより仲良くなれそうじゃん? 吊り橋効果ってヤツ?」

苗木「お前が放送してるからいいけどしてなかったらボクの行動怪しさ満点だぞ」

モノクマ「呼び出した人を男女見境なく触ってる……確かに怪しいね」

苗木「いやそっちじゃないよ、呼び出すという行動だよ」

モノクマ「さらにお触りは発展してお互いの体と体を……」

苗木「お前次からもう来なくていいよ」


誰を呼ぼう?(男子限定) ↓1

ピンポンパンポーン

『石丸クン。苗木君が呼んでますのでパパッと来てください』


苗木「次は石丸クンだね。『話すより勉強の方が大事だ!』って言いそうだな……」


ピンポーン


苗木「正直、この状況で勉強できるのは凄いと思うよ……」


ガチャ


石丸「やあ苗木君。言われたとおり素早く来たぞ」

石丸「それで、一体僕に何の用だろうか?」

苗木「コミュニケーションの一環として二人で話をしようかと……」

石丸「コミュニケーションか……。まだその分野は勉強していないな」

石丸「よし! 不慣れなところもあるが存分に話そうではないか!」


どこを触る? ↓1

>>359
4+3=7



スッ


石丸「のわっ!? な、苗木君、急に何を!?」

苗木「鼻を触ったんだけど……びっくりしちゃったかな」

石丸「い、いや、驚いただけだ……安心してくれ」

石丸「これが苗木君の言うコミュニケーション、なのか?」

苗木「ま、まあそんな感じかな」

石丸「コミュニケーションを勉強するつもりが鼻を触るコミュニケーションで驚かされる……」

石丸「文字通り『出鼻をくじかれた』ということだな! ハッハッハ!」

苗木「……………………」

石丸「す、すまない! 洒落は場を和ませると本に書いてあったのだが……僕の実力が至らないばかりにっ!」

苗木「いや驚いただけ! 驚いただけだから!」


苗木(お、落ち込んじゃったかな……)

どこを触る? ↓1

>>361
0+9=9



スッ


石丸「むっ、今度は胸か。心配しなくても僕の心臓は平常だぞ」

苗木「心臓の音を聞きたくて触ったわけじゃないけどね……」

石丸「不思議なものだ。殺し合いを強いられている状況なのに気持ちは落ち着いている」

石丸「……なるほど! 他人を触る事はその人を落ち着かせる効果があるのだな!」

石丸「苗木君、君の行動を見て何となくだが分かった気がするぞ!」

苗木「そ、そう?」

石丸「学んだら試してみるもの。さあ、次は僕が苗木君のことを触ってあげよう!」

苗木「えっ!? だ、大丈夫だよ……」

石丸「遠慮せずとも、お互いの仲を深める行為だ!」

石丸「さあ、触らせたまえ! 僕に君を触らせたまえ!」

苗木「ちょ、ちょっと待っ……!」


苗木(た、楽しく過ごせた……はずだ)

石丸「さて、僕は部屋へ戻ろう。今日の事を復習しなければ!」

苗木「そ、そういうことはあまり他人にやらない方がいいと思うよ。ボクが言えたことじゃないけど」

石丸「確かにそうだな。では苗木君、また僕の勉強に付き合ってくれないか?」

石丸「君とならばいいコミュニケーションが取れる気がするんだ。是非ともお願いしたい!」

苗木「う、うん。ボクで良ければ……」

石丸「快い返事を感謝する! それでは、また会おう! 楽しかったぞ!」


ガチャ


苗木「あの後は大変だったな……」

モノクマ「みんなの気持ちがちょっとは分かったかな?」

苗木「ま、まあ……」

苗木「さて、次に進もうか」

モノクマ「あれ。ボクとの特に意味のない会話はしないの?」

苗木「意味がないならしなくていいだろ」

モノクマ「苗木クンってば冷たーい。ボクのこと捨てちゃうんだー」

モノクマ「バラしてトイレにボン!する気なんだー」

苗木「なんだよそれ……」


誰を呼ぼう?(女子限定) ↓1

寝る。

ピンポンパンポーン

『オーガミさん、大神さくらさん。苗木クンがお呼びですので部屋までどうぞ』


苗木「大神さん……。話をすることはきっと承諾してくれると思うけど……」


ピンポーン


苗木「それでも、女性だから触られるのはやっぱり嫌がるのかな?」


ガチャ


大神「苗木か……。我に何用だ」

苗木「実は今、脱出のためにみんなと話して仲を深めようと思っているんだ」

大神「なるほどな。一人では無理でも数を増やせばモノクマに対抗できるかもしれぬということか」

大神「なれば、我も手伝おう。して、何を話すか……」


どこを触る? ↓1

太もも

>>368
4+1=5



スッ


大神「む……。苗木よ、何のつもりだ」

苗木「ス、スキンシップも友好の一環として……」

大神「忘れたわけではあるまい、我は女だぞ」

大神「同性にするそれとは違うことは分かっていると思っていたが」

苗木「も、もちろん!」

大神「ならば脚を触るのは控えてもらえぬだろうか」

大神「我はそれを許したつもりはないのだからな……」

苗木「ゴ、ゴメン……」

大神「……反省している様ならば、これ以上は何も言わぬ」


苗木(ちょっとマズい雰囲気だぞ……)

どこを触る? ↓1

ほっぺた

>>370
3+8=11



スッ


大神「何度も言わせるな。我を男と思って触るのは……」

苗木「ま、待ってよ。ボクは大神さんをちゃんと女性として認識してるよ!」

苗木「男とか女といか関係ない。これは、ただボクがしたいと思ってやってることなんだから」

苗木「でも、やっぱり大神さんは嫌だったよね……こんなこと」

大神「待て、苗木」

大神「お主のその目……。嘘をついているものではないな」

大神「すまなかった。お主は本当に仲間のためを思い、このようなことをしているのだな」

苗木「大神さん……」

大神「正直、少し嬉しかったのだ。誰かが我を女として見ることなどめったにないからな」

大神「お主の手は小さい。だが、あの男に撫でられたことを思い出すな……」


苗木(どうにか、いい雰囲気になれたかな?)

大神「む、鍛錬の時間か。我は戻らせてもらうぞ」

大神「苗木よ、良い時を過ごせた。感謝する」

苗木「そう言ってくれれば、ボクも呼んだかいがあったよ」

大神「また時間があれば我と話をしてもらえぬだろうか。我はお主ともう少し会話がしてみたい」

苗木「うん。大丈夫だよ。その時を楽しみにしてるね」

大神「フッ、それは我も同じこと。それでは、失礼する」


ガチャ


苗木「ふう……。ヒヤヒヤするなぁ……」

モノクマ「うぷぷのぷ。苗木クンってばまだ緊張してんの?」

苗木「し、仕方ないだろ。全部運で決まるんだから」

モノクマ「もう終盤なんだからさ。今更だよ今更」

苗木「それでも! 一回目が低いとちょっとヤバいと思うんだよ!」

モノクマ「でも、一回目で上げて二回目で落とされるパターンもあるんだ。全てがいいとは限らないんだよ」

苗木「一回目が高ければ二回目が高くても低くても最悪プラマイゼロになるだろ」

苗木「でも一回目が低いと二回目まで低くなったらどうしよう!って、そうなるんだよ」

モノクマ「キミにしてはえらく後ろ向きな発言だね」

苗木「運に関しては前向きになるのは難しいんだよ」

モノクマ「そっか、キミって超高校級の不運だもんね!」


誰を呼ぼう?(十神or葉隠) ↓1

ピンポンパンポーン

『やすひ……あ、こっちは普通か。葉隠クン。苗木クンがお呼びですって』


苗木「葉隠クン……。葉隠クンか……」


ピンポーン


苗木「うーん、葉隠クン……。でも、葉隠クンだしなぁ……」


ガチャ


葉隠「よー苗木っち! 何だ俺に相談でもあんのか?」

葉隠「金以外のことなら何でも相談にのってやるべ! 貰うもんはきっちり貰うけどな」

苗木「いや、そうじゃなくて、ボクたちの友好を深めるために世間話をしようと思って」

葉隠「……金の匂いはしそうにねぇな」

苗木「ボクを何だと思ってるの!?」


どこを触る? ↓1

眠いので寝る
安価は下

脇腹

>>379
8+1=9



スッ


葉隠「うおぁっ! 急に何すんだべ!?」

苗木「あ、葉隠クンもやっぱり脇腹弱いんだ」

葉隠「んなこと確認するためだけにつついたんか!?」

葉隠「つか、脇腹なんて大体の人はよえーに決まってるべ。オーガなら顔色一つ変えそうにねえけどな」

苗木「ま、まあ何となく分かるかも……」

葉隠「だろ? 後は霧切っちやセレスっちも無表情を貫きそうだべ」

葉隠「逆に桑田っちや朝日奈っち、石丸っち辺りは大笑いしそうだな」

葉隠「山田っちは……どこら辺が脇腹か分からんべ」

苗木「葉隠クンは周りをよく見てるんだね」

葉隠「占いのカモになりそうなヤツを探してるからな! そういう意味じゃ人を見る目はあるかもしれねえぞ!」

苗木(聞いてはいけないことが聞こえてしまった……)


苗木(少し話は盛り上がったかな)

どこを触る? ↓1

>>381
3+0=3



スッ


葉隠「な、なあ、苗木っち。オメーさっきからベタベタ触りすぎじゃねえか?」

苗木「え? そうかな」

葉隠「……それによ、なんか触っては喜んでねえか?」

苗木「葉隠クンと友好を深めていると思うと嬉しくはあるね」

葉隠「な、苗木っちってもしかしてよ……そっちのケがあんのか!?」

苗木「ないよっ!?」

葉隠「嘘だべ! 普通男の胸なんか触らねーって!」

苗木「で、でも桑田クンや石丸クンは普通に接してくれたけど……」

葉隠「く、桑田っちや石丸っちとも関係を持ってたのか!? お、俺は襲われたかねーよッ!」

苗木「完全に誤解だって!」


苗木(まともに話を聞いてくれなかった……)

葉隠「わ、わりーけど俺、逃げ……じゃない、部屋に戻るべ」

苗木「待って! せめて誤解は解いて!」

葉隠「わ、分かってるべ。苗木っちは金ヅ……げふんげふん、大切な友人だからな。信じてやんねーとさすがに可哀想だな」

葉隠「カモになってもらうために、もう一度二人で話し合うべ! 随分時間をおいてからでいいんだが」

苗木「口ではそう言いつつボクのこと警戒してるよね!? あと本音出てる!」

葉隠「おっとやべえやべえ。そんじゃなー」


ガチャ


苗木「明日からどんな顔して歩けばいいんだよ……」

モノクマ「笑顔です」

苗木「いや、それはない」

モノクマ「なんだよオマエ贅沢言い過ぎだよ! これ一周目だったら目も当てられなかったんだぞ!」

苗木「だから一周目って……まあいいや、どうせ教えてくれないし」

モノクマ「さてさて、残るところも後4人! 気がつけば4分の3が終わってたね」

モノクマ「一体苗木クンにどんな結末が待ってるのでしょーか!

苗木「なんとか笑って終えればいいんだけど」

モノクマ「ロンパルレで苗木クンに、笑顔を……」

苗木「お前は逆に笑顔笑顔うるさいよ」


誰を呼ぼう?(舞園orジェノor江ノ島) ↓1

ピンポンパンポーン

『舞園さーん。苗木クンが呼んでいるよ、部屋に来てあげてね』


苗木「さて、舞園さんか。アイドルと二人で話す機会なんて滅多にないもんなぁ」


ピンポーン


苗木「でも、やってることは『呼んで触る』なんだよな……。うーむ……」


ガチャ


舞園「こんにちは、苗木君。今日は一体どうしたんですか?」

苗木「もっと仲良くなるために二人で世間話がしたくてさ。お互いの事を知るにはいいと思うんだ」

舞園「そうですね。私も苗木君の事はあまり知りませんでしたし……」

舞園「この機会にもっと知れるといいですね!」


どこを触る? ↓1

>>388
1+2=3



ムニュ


舞園「………………えっ?」

苗木「あっ」

舞園「きゃ、きゃああああぁぁぁああッ!!」

舞園「な、な、苗木君、急に何を……」

苗木「こ、これは、その、無意識に……」

舞園「む……無意識に触ったんですか……?」

苗木「えっと、違っ、そうじゃなくて……。と、とにかくゴメン!」

舞園「苗木君……いくら二人きりとはいえ、こんなことをされるのはさすがに……」

舞園「わ、私の服にゴミが付いてたんですよね? きっとそれを取ってくれただけですよね?」

苗木「……………………」

舞園「……………………」


苗木(お互い言葉が出てこない……)

どこを触る? ↓1

脇腹

>>391
7+6=13

苗木「……本当にゴメン! 謝って済む問題じゃないのは分かってるけど……言わせて欲しいんだ!」

舞園「……顔を上げてください。苗木君のその姿勢に免じて許してあげます」

舞園「ただし、条件があります。……私を笑顔にして下さい」

苗木「笑顔……? 笑顔か……それなら」


コチョコチョ


苗木「こ、こうでどうかな……?」

舞園「……………………くすっ」

舞園「な、苗木君、くすぐるのはズルいですよっ。わ、私、脇腹は弱くて……」

舞園「も、もうダメ……。わ、私の負けでいいです!」

苗木「ま、舞園さん……?」

舞園「……なんだか、さっきまでのことが馬鹿らしくなってきました。何ででしょうね、本当は一大事のはずなのに」

舞園「……触ったのが、苗木君だったからでしょうか?」


苗木(良かった、もう怒ってないみたいだ……)

舞園「結構時間が経ちましたね。私はそろそろ失礼させてもらいます」

苗木「舞園さん、本当に今日は……」

舞園「謝るのは無しですよ? わかりますよ、エスパーですからね」

舞園「私はもっと苗木君と仲良くなりたいです。謝ってばかりの関係は嫌ですよ?」

苗木「……そうだね。舞園さん、今日はありがとう。また、ボクと話してくれるかな」

舞園「もちろんですよ。それでは、お邪魔しました」


ガチャ


苗木「……生きるって素晴らしいね」

モノクマ「大変だ、苗木クンが悟りの境地に目覚めてる!」

苗木「何を言ってるんだモノクマ。ボクは人と人との繋がりは素晴らしいと実感しただけで……」

モノクマ「それにしてもあの低コンマから一気に逆転。これこそコンマスレの醍醐味だね!」

苗木「全ての人が手を繋いだら戦争なんて無くなると思うんだ。キミはどう思う?」

モノクマ「と言っても舞園さんに限らず何人か同じような人はいるんだけどさ」

苗木「友情は希望だよ! 希望が最高だから友情も最高なんだよ! あっはははははは!」

モノクマ「ここまで極端に差があるコンマは舞園さんくらいだよね」

モノクマ「この調子でどんどん次に行きましょうか!」

モノクマ「あ、苗木クンは次の人が来る前に元に戻しておかなきゃね」


寝る。次は十神から始めます

ピンポンパンポーン

『あー、十神クン。苗木クンが呼んでいますです、部屋に来て下さいです』


苗木「男子の最後は十神クンか。うまく話せるか不安だなぁ……」


ピンポーン


苗木「彼ももっと仲良くなってくれればいいんだけど。それは随分時間がかかりそうだ……」


ガチャ


十神「苗木、この俺を名指しで呼び出すとはな。一体何の用だ」

苗木「単刀直入に話すけど、キミと仲良くなるために色んな話がしたいんだ!」

十神「何を言いだすかと思えば。俺とお前がこうして話していることすら一種の奇跡だと思っていいくらいなのにな」

十神「だが、暇つぶし程度にはなるか。まったく、運のいいヤツだ。俺がこうしてお前の頼みを承諾するのだからな」


どこを触る? ↓1

>>397
9+6=15



スッ


十神「……お前は一体何をやっているんだ」

苗木「十神クンってやっぱり完璧なんだなって思って……」

十神「褒め殺しのつもりか? ゴマを擂っても俺がお前たちのために何かするとでも思っていたのか?」

苗木「そんなつもりじゃないよ。ただ、顔も整ってるし、肌も白いし、身長も高くて……何もかもが違うからさ」

十神「当然だ。選ばれた人間は完璧になる価値がある」

十神「だが覚えておけ。選ばれるために俺がどれだけ血のにじむような生活を送ってきたか」

十神「どれだけ大量の人間を蹴落としてきたか……」

苗木「キミもキミなりに上に立つ覚悟を感じているんだね」

十神「フン、俺は俺の道を突き進むだけだ。誰であろうと邪魔はさせん」

十神「……話が過ぎたな。お前にここまでべらべらと喋ることになるとは」


苗木(少しだけ心を開いてくれてるのかな?)

どこを触る? ↓1

まつげ

>>399
4+7=11



スッ


十神「顔が近いぞ苗木。それ以上俺にお前の間抜け面を近づけさせるな」

十神「さっきから何やら怪しげな行動ばかりだな。愚民と俺ではこうも価値観が違うとは思わなかったぞ」

苗木「怪しいって……。ボクはただ十神クンと仲良くなろうと思っただけだよ」

十神「おい、仲良くなるだと……? どういうことだ説明しろ苗木!」

苗木「スキンシップをすればお互いに仲良くなれるって聞いたから……」

十神「……呆れて物も言えないな。どこから仕入れた情報かは知らんが、そんな方法で仲良くなれると思っているのか?」

十神「相手との友好を作るなら交流をし、互いの事を知るくらいの努力をしたらどうだ。もっとも、俺には必要のないことだがな」

苗木「その理屈だとボクと十神クンはもう友達みたいなものじゃないかな?」

十神「おい、聞いていたのか。俺には必要がないと言っているだろ!」

苗木「これからもよろしくね、十神クン!」

十神「……チッ」


苗木(態度は態度だけど楽しんでくれたみたいだ)

十神「暇つぶしもこれぐらいがいいだろう。俺は部屋に戻る」

苗木「ありがとう、楽しかったよ」

十神「勘違いするな。俺にとってはお前との会話など無益なものに過ぎない」

十神「……そう思っていたが考えを改める必要がありそうだ」

苗木「え……?」

十神「喜べ、苗木。お前には俺ともう一度話す権利をくれてやる」

十神「ただの愚民かと思っていたが……お前は俺の想像よりも見込みがある人間だったようだ」

十神「まさか断るとは言うまい? なんならモノクマにお前が一生かかっても手に届かないような茶菓子を用意させてやろうか?」

苗木「と、友達の頼みを断るわけないよ! むしろ嬉しいくらいだ」

十神「フン、俺を失望させるなよ?」


ガチャ


苗木「十神クンからあんなことを言いだすなんてな……」

モノクマ「苗木クンの落としっぷりに更に磨きがかかったね!」

苗木「落としっぷりって……」

モノクマ「でも落としてるの男だけだよね。キミまじで何なの?」

苗木「偶然だよ偶然!」

モノクマ「いやね、あと二人女性なんだけどさぁ、それのコンマ低かったらどう言い訳するつもりなの?」

苗木「言い訳するつもりはない! 何故ならそんなこと起きないからだ!」

モノクマ「おー、言い切ったね。これは続きが楽しみになってきたよ」


誰を呼ぼう?(ジェノor江ノ島) ↓1

ピンポンパンポーン

『腐川さん。苗木クンが再び呼んでます、部屋に来て欲しいなー』


苗木「あれ? また腐川さん?」


ピンポーン


苗木「彼女はもう終わったはずなんだけど……。モノクマのミスか?」


ガチャ


ジェノ「呼ばれて飛び出て以下しょーりゃーく!」

苗木「えええっ!? な、何?」

ジェノ「話は根暗から聞かされたわ! アイツをキズモノにしたんですって?」

苗木「してないよ! ていうか誰だよ!」

ジェノ「アタシはジェノサイダー翔! 細かい事は置いといて……アタシと愛を育みましょ!」


どこを触る? ↓1

両腰

>>406
ゾロ目

苗木「えっと……腐川さん?」

ジェノ「ジェノサイダー翔だっつってんだろ! あんな根暗と一緒にすんなや!」

ジェノ「アタシはねー、アイツの二重人格の性格よ。ハイ説明終わり。さあアタシを思う存分タッチして!」

ジェノ「根暗のヤツがアイツがベタベタ触ってきて最悪だったって言ってたけど……どれほどのものかしらん!」


スッ


ジェノ「……………………」

苗木「えっと……ジェノサイダー……?」

ジェノ「いい……」

ジェノ「いいわ! マジグッド! つーかゴッド! 最ッ高にハイになりそうだわ!」

ジェノ「んも~手つきが厭らすぃ~の何のって……イきそうよ!」

苗木「なんか凄い興奮してるけど……」

ジェノ「ああ! 根暗のヤツ! 何でもっと早く言ってくれなかったの! こんな素晴らしい快感を得れるなんてぇッ!」

ジェノ「まこちん! アンタ最高よ! アタシの腰を毎日揉みしだく権利を与えてあげる!」

苗木「い、いらないよ!」

ジェノ「あらま残念……。だったらこの快感にしばらく浸るとしまっしょ~う!!」


苗木(物凄く喜んでくれたみたいだ)

どこを触る? ↓1

いいコンマだけど連投なので下採用します

>>410
8+1=9


スッ


ジェノ「なぁに? まこっちってばまだアタシを楽しませてくれるワケ?」

苗木「ま、まぁ楽しませるという意味じゃ間違ってないかも……」

ジェノ「これはもう襲えって言ってるようなもんじゃなーい! 殺人鬼の血が騒ぐわっ!」

苗木「え……? さ、さつ……?」

ジェノ「あら~ん? 手が止まっちゃってるわ? もっとアタシを撫でて頂戴?」

ジェノ「もう天国ね……。アタシ好みの男にこうももて遊ばれちゃってるんだもの」

苗木「ボク、首を撫でてるだけなんだけど……」

ジェノ「もっともっと興奮したいわね……そうだわ! アタシもまーくんを撫でたげる!」

苗木「え? ちょっと待ってよ!」

ジェノ「遠慮はいらないわ! 男の体の扱いは自身があるから! ……さあ、楽しみましょ?」


苗木(色んなとこを触られたけど本人が楽しそうだったので良しとしよう……)

ジェノ「この時間が永遠に続けばいいのに……儚いものね」

ジェノ「つーわけでそろそろおいとまします! 最高だったわまこまこ!」

苗木「た、楽しんでくれたなら良かったよ……」

ジェノ「ねぇ? もう一度アタシと一緒に遊ばない? アタシ、今日のことが忘れられそうにないわ!」

ジェノ「根暗に頼んでも嫌だって言いだすだろうけど、アタシのこの想いは止められないの!」

苗木「も、もちろん構わないけど……」

ジェノ「んじゃ、第2ラウンド開始ー!」

苗木「待って待って! せめてもう少し時間を置いてくれ!」

ジェノ「あーらそう? ま、ヤりすぎは体に毒って言うし?」

ジェノ「次会える時を待ってるわ! 大好きよまこりん! ゲラゲラゲラ!!」


ガチャ


苗木「色々驚かされたな……」

モノクマ「まさかまさかだよ! ゾロ目が出るなんて思ってもなかった!」

苗木「そこは同意しておくよ」

モノクマ「このまま出ずに終わるかと思ってたけど。このタイミングは素晴らしいよ」

モノクマ「正直、キミは男色の気があると思ったが違ったみたいだね」

苗木「そうであってたまるか!」

モノクマ「うぷぷぷ……。残すところは後一人」

苗木「そうだ。ジェノサイダーが腐川さんだったってことはもう一人は誰なんだよ」

苗木「というか、腐川さんにあんな一面があるなんて知らなかったぞ!」

モノクマ「誰しも秘密を隠すもんですよ。このボクだってね……」

苗木「お前にはどんな秘密があっても驚く気はしないけどな」






江ノ島「それはアタシを見ても言えるのかしらッ!!」





苗木「…………どなた?」

江ノ島「江ノ島盾子ちゃんです。趣味は絶望、特技は絶望、身長は絶望、体重は絶望、バストはトップシークレット♪」

江ノ島「ついでにモノクマの中の人」

苗木「ついでの情報が大きすぎる!」

江ノ島「さて、細かい事は無視してだ……私様がここに来たからには説明せずとも分かるよな?」

江ノ島「この俺が『ロンパルレ』のトリを務めさせてもらうぜ!」

江ノ島「ああ、性格がコロコロ変わるのはお気になさらず」

江ノ島「私って絶望的に飽きっぽいんですよね……」

江ノ島「それじゃ、始めよっか♪」

江ノ島「せいぜい楽しませてくれよ、苗木クン」


どこを触る? ↓1

寝る。続きは10日の夜

太ももの内股部分

>>419
1+3=4



スッ


江ノ島「んもう、苗木ってばやっぱそういうトコが気になっちゃうの?」

江ノ島「……でも、いいよ。苗木が望むならアタシ……」

江ノ島「はい、飽きた。次行こう」

苗木「早い! ボクまだ何も言ってないよ!」

江ノ島「るせーんだよ! こちとら絶望的に飽きっぽいっつってんだろ!」

江ノ島「この程度じゃ……この程度じゃ悦ぶなんて夢のまた夢さ」

江ノ島「まぁそうですよね……。苗木クンならこのくらいが普通ですよね……」

江ノ島「うぷぷぷぷ。結局最後まで超高校級の不運を貫き通しちゃうのかな?」

苗木「まだ……最後まで分からないだろ!」

江ノ島「試合終了ですよ、そこで諦めたら?」


どこを触る? ↓1

胸の谷間

>>424
ゾロ目

苗木「こんなところで諦めるものか!」

江ノ島「イイ顔してんじゃん。ならその覚悟を行動で示してみな!」


ムニュ


江ノ島「なるほど。ですが、あなたが胸を触る事はすでに読めていました」

江ノ島「何もかもが予想通りだ。我ながら自分の才能が恐ろしいね」

苗木「それでも……それでも諦めない!」

江ノ島「んっ……。ちょっと強く触りすぎじゃない? 思わずイきそうになっちゃったじゃん」

江ノ島「少し予想外だったわ。アンタがこんな厭らしい手つきしてたなんて」

江ノ島「心なしか気分も高揚してきたかも……」

江ノ島「なんか、癖になりそう……。こんな気分は久しぶり……」

江ノ島「つーか初めてかも! なんかすっごいイイ!」

江ノ島「ああ……アタシが、超高校級の絶望であるこのアタシが……」

江ノ島「ただの凡人である苗木にこんな気持ちにさせられるなんて……」

苗木「……希望は前に進むんだ!」

江ノ島「それってとっても……絶望的じゃない!」

江ノ島「はぁ……はぁ……。アンタのこと、見くびってたわ……」

江ノ島「もっと、もっとよ! この気持ちは永遠に収まる気がしない!」

江ノ島「でももう終わり! これが絶望ね! よし、死のう!」

苗木「何だかよく分かんないけど待ってくれよ! お前には色々聞かなきゃいけない事があるんだぞ! この学園のこととか」

江ノ島「そんな下らないこと、好きなだけ聞かせてあげる! もちろん、対価は払ってもらうけど」

苗木「対価……?」

江ノ島「アタシを快感という快感で埋め尽くして! 絶望よりも素晴らしいアンタのその手つきで!」

苗木「つまり、さっきのをもっとやって欲しいと……?」

江ノ島「オフコース! アタシはもう苗木無しじゃ生きてけない!」

江ノ島「あ、でも学園の秘密や家族のことバラしたら苗木ここから出てっちゃうじゃん。それはそれで絶望的だけどもッ!」





苗木「とりあえず、これで全員終わったことになるんだよね?」

江ノ島「ん? まあそうだけど」

苗木「そうか、思えば長かったな……」

江ノ島「まあ全体的に一回目よりは良かったでしょ。判定が易しめってのもあるんだろうけど」

江ノ島「余談だけど一回目と同じ判定にすると一部のキャラはもっと良い反応になるんだよね。その場合葉隠は目も当てられない結果になるよ」

江ノ島「さて、しゃべることしゃべったしそろそろ終わりにしましょうか!」

苗木「初めは何かと思ったけど色んな人と仲良くなれたし悪くなかったのかも」

江ノ島「結局アタシの思いつきと自己満足に過ぎないんだけどね」

江ノ島「参加してくれた皆さん、最後までありがとうございました!」











江ノ島「ちなみに現実で人に許可なくベタベタ触ると最悪捕まるので気を付けましょう」

苗木「それ今言うんだ……」


~終~

>>1の頭の引き出しがもう厳しいので以上で終わりです
最後までお付き合いいただきありがとうございました
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