穂乃果「みんなのこと教えてっ!」 (39)
穂乃果「みんなのこと教えて!」
合宿中 真姫ちゃんの別荘にて
穂乃果「ふう・・・食べた食べた・・・」バタリ
花陽「おいしかったね、カレーっ」ニッコリ
にこ「にこが作ったんだから当然よっ」フフン
真姫「でも結構甘かったわね。もう少し辛口でもよかったと思うけど・・・」カミノケクルクル
凛「うん・・・カレーは辛い方がいいにゃあ」
希「辛いのが好きだったりするん?」
凛「カレーに限ってはそっちの方がいいにゃあ」
ことり「私はあれでちょうどよかったと思うけど・・・」
絵里「まあ人それぞれだしね。それで真姫、どれくらいで風呂の用意ができそうかしら?」
真姫「まだ時間かかるわ」
穂乃果「・・・風呂までの時間暇だね・・・はっ、そうだっ!みんなのこと教えてっ!」ガバッ
「?」キョトン
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海未「何を言っているのですか?いきなり・・・」
穂乃果「夏休み、そしてラブライブの出場枠が決まるまであと1ヶ月も切った・・・」
穂乃果「結構な時間がたったけど、よく考えてみれば私たちってそんな話したことないでしょ?」
凛「確かに・・・かよちんは長いつきあいだからわかっちゃうけど、みんなのことはよくわからないにゃあ」
ことり「私も穂乃果ちゃんと海未ちゃんのことくらいしかよく知らないよ」
絵里「いい案じゃない?私と希は入ってからまだ間もないし、その話をすることでみんなとの仲も深められると思うわ」ハラショー
真姫「私は別にいいわよ・・・こっちでいるからみんなは話してて」プンッ
希「・・・真姫ちゃん、恥ずかしいんやって~自分のことを教えるのが恥ずかしいんやったら仕方ない・・・」ニヤニヤ
真姫「誰がそんなこと言ったのよ!・・・わかったわよ」テクテクテク
にこ「まったく・・・素直じゃないんだから」ニヤニヤ
花陽「それってにこちゃんが言えるのかな・・・?」ボソッ
海未「そう言うことならわかりました。では、誰からいきます?」
穂乃果「じゃあ、私から!私は高坂穂乃果、2年生!お家は穂むらっていう老舗の和菓子屋だよ!」
海未「知っています」ジトー
穂乃果「こういうのは雰囲気が大事なんだよぉ・・・ごほん、好きな食べ物はイチゴだよ!甘いイチゴが大好きなんだ!」
凛「いちごかぁ~なんだか、穂乃果ちゃんらしくって可愛いにゃあ!」ニャー
穂乃果「えへへっ!ありがとっ!逆に嫌いな食べ物はピーマンだよ・・・」
花陽「それも穂乃果ちゃんっぽいね。ピーマンは私も少し苦手だなぁ」
穂乃果「あの苦さがどうしてもだめなんだよね・・・」ゲッソリ
希「それはヘタを六角形のやつを選んだり、縦に切ったりすると苦味の成分が軽減できるらしいよ~」
ことり「へえ~希ちゃんって物知りなんだね♪」
にこ「ついでにピーマンにもフルーツピーマンとか子供ピーマンってやつもあってそういうやつは苦味はかなり少ないわよ」フフンッ
真姫「・・・へぇ、それだったらピーマンの苦味が苦手なあなたもいけるんじゃない?」
穂乃果「どうだろ、今度お母さんにピーマンはそれにしてって言ってみる!・・・じゃあ、次は趣味!」
穂乃果「趣味は水泳とシール集めで~す!」
希「えっ、そうなん?こう見えてウチも泳ぐん好きなんよ」
穂乃果「へえ~そうなんだ!おんなじだね~」
絵里「それにしても意外な趣味ね。でも、確かに言われてみればパンのシールを集めてたり、泳ぐのは若干早かったりしてたわ」
穂乃果「見ててくれてたんだね!泳ぎもちょっと自信あるけど、パンのシールもかなり集めたんだよ~」スッ
凛「うわ~っ!ざっとみるだけでも200くらいはあるんじゃないの~!?」ホヘー
穂乃果「ふっふっふっ!すごいでしょ~」トクイゲー
真姫「・・・でも、それだけパンを買って食べたってことでしょ?」カミノケクルクル
希「太っちゃうよ?」ニヤッ
穂乃果「言わないでっ・・・最近、ちょっと思い始めてきた問題だからぁ!」アタフタ
海未「ほう、それはいいことを聞きました。では、体重減量しなくてはいけませんね」ギラッ
穂乃果「やめてよ~!・・・じゃあ、特技!特技はね~道でよくお金を拾うこと!」
ことり「それって特技っていうのかな?」キョトン
花陽「うーん、ラッキーってこと?」ウーン
穂乃果「そうだね~まあ、希ちゃんには負けるけどね・・・」
希「ふふっ、ラッキーのコツ教えようか?」
穂乃果「えっ!?なになにっ!」ガバッ
希「それは・・・」
「「それは・・・?」」ゴクッ
希「日頃の行いの違いかな?」ニヤッ
にこ「それはないわね」
凛「あっ、わかったにゃ~!希ちゃんってよくワシワシしてるでしょ?きっとワシワシする人の運を吸い取ってるんだよ!」
真姫「ふっ・・・なるほどね」クスッ
希「あはははっ!その考えはなかったよ~もしかしたらそうかもしれないね~」
穂乃果「希ちゃん、今度から穂乃果にワシワシするのやめてね!・・・まあ、こんなものかなぁ。じゃ、次が誰いく?」
絵里「じゃあ、次は私でいいかしら?」
海未「ええ、どうぞ」
絵里「私は絢瀬絵里、3年生よ。私のおばあさまがロシア人で私はクォーターなの」
真姫「それ、続けるのね・・・」アキレガオ
絵里「まあね、まずは好きな食べ物ね。私が好きなのはチョコレートよ」
花陽「ええっ!何だか、意外だね・・・」ビックリ
ことり「どういうチョコが好きなの?」
絵里「チョコは苦い奴もいいけど、甘い奴が私は好きね・・・」
にこ「思ったよりも子供っぽいわね~」
希「そうなんよ~意外に可愛いところもあるんよね~」ニヤニヤ
絵里「茶化さない。・・・嫌いな食べ物はのりと梅干しね」
ことり「梅干しはすっぱいからっていうのはわかるけど・・・」
穂乃果「のりが嫌いっていうのは珍しくない?」
絵里「うーん、何だかダメなのよね・・・味付けされたものは大丈夫なんだけど・・・」ウーン
真姫「・・・何も味付けもしていないのりをちゃんと消化できるのは日本人だけ、外国人は味付けをしないと消化することが不可能なのよ」
真姫「絵里はみたところロシアの血を濃く受け継いじゃったからそうなったのかもね」カミノケクルクル
絵里「なるほど・・・納得よ」ウンウン
凛「すご~いっ!さすが、医者の娘!」パチパチ
真姫「常識よ」プイッ
花陽「そんな常識ないよ・・・」アハハ
絵里「キライな理由もわかったところで次、いくわね。私の趣味はそうね・・・時折、アクセサリーを作ることかしら」
海未「アクセサリーですか・・・例えば、どんなものなのですか?」
絵里「ピアス、ブレスレットといった小物とかネックレス、チョーカーなんて作ることもあるわね」
ことり「すご~いっ!お洒落だね~♪じゃあ今日つけてきてるそれも?」スッ
絵里「ええ、このブレスレットも自作よ。かわいくできたと思ったから付けてきたけど・・・どう?」スッ
希「絵里ちに似合ってるよ~すごくかわいいね」
にこ「出来がいいわね・・・これをもしお店で買ったなら結構な値がいきそう・・・」ホヘー
絵里「こういうのはちょっとした工夫で安値で出来るのよ。・・・そうだ、今度みんなの分も作ってこようかしら!」
穂乃果「ええっ!?いいの?」
絵里「ええ、次作るものに困ってたからちょうどいいわ!」
凛「わ~いっ!ありがとにゃ、絵里ちゃん!」キャッキャッ
絵里「どういたしまして・・・じゃあ次は特技、特技は・・・ことりほどではないけど衣装の制作とロシア語よ」
ことり「オープンキャンパスのライブの時には衣装作るの手伝ってくれたね♪」
にこ「何気に素早くできてたのは特技だったからね」ウンウン
希「それとロシア語かぁ~絵里ちらしい特技やね」
海未「そうですね・・・ロシア語が話せるのは何だかかっこいいです」
絵里「ありがとう、そういってもらえたらうれしいわ。・・・ま、こんなところね。私はこれで終わりよ。次は誰がいく?」
ことり「じゃあ、私いくね♪」ハーイ
花陽「ことりちゃんかぁ・・・どんなのかは大体予想できちゃうね」
凛「見た目と同じできっとものすごくかわいいにゃ~!」
ことり「ありがとう♪じゃ、始めるね。高校2年、南ことりです!えっと、好きな食べ物はなんといってもチーズケーキ!」ウットリ
真姫「おいしいわよね、チーズケーキ。あれはベイクドでもレアでもおいしく食べられるわ」
ことり「そうだね~たまに自作したりもするんだよ。あっ、そうだ!今度作ってくるからみんなにも食べてほしいな♪」
穂乃果「ええっ!ホント!?ことりちゃんが作ってくる物は全部おいしいから楽しみ!」ヤッター
ことり「楽しみにしててね♪・・・嫌いな食べ物はにんにくです・・・におい残っちゃうし、どうしても好きになれないの・・・」ウーン
海未「確かににおいが残ってしまいますからね・・・それはにんにくの困ってしまうところです」
希「にんにくは食べて消化したら血液から全身に巡るらしいんよ。その時も臭いは残ってるみたいだから身体全身から臭いを発することになるみたいやね」
絵里「・・・うーん、今の話聞くんじゃなかったわね・・・」アハハ
凛「おいしいにんにく料理を食べたくなくなっちゃうにゃあ・・・」ゲッソリ
真姫「まあ臭いを抑える方法もたくさんあるしそれを知っておけばいいんじゃないかしら?」
にこ「アイドルが息が臭いなんてあってはならないことよ。にんにくを食べた後はお茶を飲んだり、野菜を食べたりして抑えなさいよね」
花陽「にこちゃん、よく知ってるね・・・」
にこ「当然にこっ!女子力は大事にこっ♪」ニコッ
真姫「キモチワルイ・・・」プンッ
凛「ちょっと寒くないかにゃ~?」クスッ
にこ「ぬわんですって!」ニコォ
ことり「じゃ、次いくね!趣味はさっきもちょっとふれたけどお菓子を作ることです♪」
希「穂乃果ちゃんがおいしいっていうからにはきっとすごくおいしいんやね~」
海未「そうですよ。ことりが作ってくるお菓子はそれはもう絶品でやみつきになってしまうほどです」フフッ
凛「へえ~今度ことりちゃんが作ってくるチーズケーキが楽しみにゃあ!」ニャー
ことり「楽しみにしててね♪あとは・・・特技だね。私、意外と身体が柔らかいんだ~」グググッ
穂乃果「へえ~初耳だなぁ・・・」
海未「私も初めて聞きましたね」
絵里「そういえば、ことりだけは私のレッスンを最初からついてきてたわね」
凛「うん、凛も覚えてる~凛なんか身体全然曲がらなかったのに」
真姫「あなたが絵里にしごかれてる姿、みてておもしろかったわよ」クスッ
凛「むっ、ひどいにゃあ!」プンスカ
ことり「あははっ、ま、こんなものかな?私はこれで終わります!次、どうするの?」
海未「私がいってもいいでしょうか?」
にこ「いいわよ。じゃあ次は海未ね」
海未「はい、園田海未、高校2年生です。私の自宅は日本舞踊の家元です」
花陽「前に海未ちゃんの家を見たけど、すごく大きいよね」
真姫「いずれはその家を継ぐのかしら?」
海未「そうなりますね。私が背負っていけるのかは少し不安ですが、できる限りのことはやっていきたいと思っています」グッ
希「海未ちゃんは強いね。その強さ、少し羨ましいよ」
海未「そうですか?・・・では、次にいきます。好きな食べ物はえっと・・・穂乃果の家のまんじゅうです」
穂乃果「海未ちゃん、私の家に来たときいつも食べていってくれるからね~」
ことり「この間も穂乃果ちゃんの家で出されたのに帰るときになったらお店でわざわざ買ってたからね~」
海未「はい・・・小さい頃から食べていますが、いまだに食べ続けています。それくらい私の大好物です。みんなもぜひ一度、食べてみてください!」
穂乃果「そうだっ!私も今度、穂むらのまんじゅう、ほむまんを持ってくるね!」
絵里「日本の和菓子は食べることは少ないから、楽しみね・・・」ハラショー
海未「ありがとうございます、穂乃果。・・・さて、次は嫌いなものですね。私の嫌いなものは炭酸の飲料水です」
花陽「海未ちゃんにも嫌いなものがあるんだね」
凛「でも、炭酸嫌いだなんて何か珍しいにゃあ・・・」ビックリ
海未「何ででしょうね・・・あっ、ですが、そんな私にも唯一飲める炭酸飲料があるんです」
海未「それはラムネです。ラムネは何故か飲めるんですよね。それで子供の頃は穂乃果とことりでよく飲んだものです」クスッ
希「何か、いいね~そういうの。思い出の飲み物なんだね」
海未「はい、いい思い出です。では、次、趣味ですね。趣味は読書と書道です」
真姫「海未らしい趣味ね」
にこ「真面目さがよく出てるわね・・・読書はともかくとして書道が趣味って普通の高校生じゃあなたくらいよ」
海未「そうでしょうか?まあ、家では書かなければいけなかったのでそれが趣味になったという感じですね」
海未「では、最後に・・・私の特技は箏という日本の伝統楽器を弾けることと長唄が歌えることです」
絵里「そう?ながうた?」キョトン
花陽「あの、琴みたいなやつかな?」
海未「そうです。でも、実際は琴とは違いますが話せば長くなるのでその辺の話はいいでしょう」
ことり「長唄っていうのは三味線を使ってそれにあわせて歌うのだよね」
海未「だいたいあってます。家柄のせいかそういうのが得意になってしまったんです」
穂乃果「いや、すごいよ!そんなことができる女子高生は海未ちゃんぐらいだよ!」
にこ「確かに、こういうのはアイドルやる上で武器になるかも・・・インパクトもあるし・・・」
海未「まあ、こんなところでしょうか。私はこれで終わります。次は誰がやりますか?」
凛「はい、は~いっ!凛がやるにゃあ~っ!」ハーイ
真姫「好きにしなさいよ」
凛「じゃ、いくねっ!星空凛、高校1年!好きなものは何といっても~っ!ラーメンにゃあっ!」ニッコリ
にこ「知ってるわよ。あんたが大のラーメン好きってことくらい」
真姫「そういえば花陽との帰り道にちょくちょくラーメン屋に寄っていってるみたいね」プイッ
凛「あっ、もしかして真姫ちゃんも行きたかったにゃ~?」ニヤニヤ
真姫「誰がそんなこといったのよ!・・・まあ、別に誘ってくれたならいってあげないこともないけど」プイッ
花陽「・・・っ!じゃあ、今度一緒にいこうよっ」
真姫「わかったわよ・・・約束、だからね」プイッ
凛「うん!・・・それで次は嫌いなものだっけ?嫌いなものはお魚だよ~っ!」
希「それはまた・・・意外やね」
にこ「あんた・・・一応ネコキャラでしょ?魚食べられなくてどうすんのよ」ジトー
花陽「ついでに猫アレルギーももってるよね」
ことり「ネコキャラで魚が嫌いで猫アレルギー?」キョトン
絵里「ハラショーね・・・」ハラショー
穂乃果「猫あんなにかわいいのに何だか可哀想だね・・・」
凛「それは知ってるにゃあ!凛が何度、猫の番組見て悶絶したか・・・がんばってもどうにもならないこともあるってことがわかったにゃあ」トホホ
凛「・・・気を取り直して次いくよ。凛の趣味はスポーツ全般!基本的なスポーツだったら何でもできるんだ~!」
海未「凛は運動能力が他のメンバーに比べて飛び抜けてますからね」
希「まさに生まれながらに持つ天性の才能ってやつやね」
凛「照れるにゃあ~じゃ、最後は特技だねっ!凛の特技は~バスケのシュートを入れることだよっ!」
絵里「ハラショー!かっこいいわね」ハラショー
真姫「確かに、体育の時間のバスケの時間の時はすごい活躍を見せていたわね」カミノケクルクル
ことり「何だかすごい予想ができちゃうなぁ~」アハハ
凛「そう?じゃ、凛はこれで終わり!次は・・・真姫ちゃんいくにゃあ!」ビシッ
真姫「何で私だけ指名されなきゃいけないのよ!」
凛「だって真姫ちゃん、言わなきゃ絶対やらないじゃん!」
花陽「確かに・・・がんばって、真姫ちゃん!」
真姫「むっ・・・わかったわよ・・・」
真姫「西木野真姫、高校1年よ。家族が総合病院の医者をしているわ」
海未「真姫は将来、ご家族と同じで医者をするのですか?」
真姫「・・・ええ、いずれはなると思うけど・・・今はこの日々の生活を大事にしていきたいわね」
花陽「真姫ちゃん、今すごく楽しそうだからねっ」
真姫「・・・そうね・・・次いくわよ。好きな食べ物はトマトよ」
希「らしいっちゃらしいね~」
穂乃果「トマトは甘いのとすっぱいのどっちが好き?」
真姫「両方好きよ。塩だけかけてかぶりついたりもするわね」
ことり「真姫ちゃんにしてはワイルドだね~」
絵里「まあ、でもおいしそうではあるわ」
真姫「これを機に、今度食べてみたらどうかしら?じゃあ次、嫌いなものね。私が嫌いな食べ物はみかんよ」
にこ「何で?みかん嫌いだなんて珍しいわよ」
真姫「みかんって食べるとき皮を剥くでしょ?それで、手が汚れちゃうじゃない」
凛「えっ?それだけっ!?」
真姫「そうね。別に味が苦手な訳じゃないわ」
海未「まあ、真姫らしいといえば真姫らしいですね」
真姫「ありがと、ほめ言葉として受け取っておくわ。・・・次は、趣味いくわね」
真姫「私の趣味は天体観測することよ。きれいな夜空を撮影したりもするから写真撮影も趣味に入るのかしら」
希「さっすが、真姫ちゃん!オシャレ~」ヒュー
真姫「でっしょ~!」フフンッ
花陽「天体観測かぁ~真姫ちゃん、夏休みの今ならどんな星が見えるの?」
真姫「そうね・・・今日は雲で隠れちゃってるけどやっぱり夏の第三角かしら」
穂乃果「あっ!それっ、何か聞いたことある!」
ことり「穂乃果ちゃん、小学校くらいで習った気がするよ・・・」アハハ
海未「ベガ、デネブ、アルタイルですね。どれも白っぽい星で結ぶと二等辺三角形となるわけです」
真姫「8月上旬の今が結構よく見える時期だから、一度は見ておくことを薦めるわ」
真姫「まあ、他にも色々あるけどこれくらいにしとくわね。じゃあ、最後に私の特技を言うわ。私の特技はテストで満点をとることよ」
凛「えっ!ホントに言ってるのっ!?真姫ちゃん!」
真姫「ええ、狙った教科・・・いえ、狙わなくてもいいけど、満点取れるわよ」
にこ「ふんっ!偉そうに自慢しちゃって・・・」
真姫「あれ、にこちゃん・・・もしかして妬んでるの?」フフン
にこ「そ、そんなわけないじゃない。私も本気を出せばそんなこと簡単よ」グヌヌ
希「じゃあ今度、にこっちの本気とやら見せてもらおうかな~?」ニヤッ
絵里「そうね。私も見たいわ~にこの本気」ニヤッ
にこ「えっ・・・あっ、にこの本気はそんなに安くないの!テスト程度で使うほどのものじゃないわ!」アタフタ
真姫「ふうん・・・まあ、いいけど・・・こんなもんよね?じゃ次、誰か頼むわよ」
希「よっしゃ~みんな次、ウチいくけどいいかな?」
穂乃果「うんっ!じゃ次、希ちゃんお願いね!」
希「うん、ウチ、東條希!高校3年。生まれも育ちもアキハバラだよ~」ブイッ
絵里「秋葉原なのにどうしてそんな変な関西弁混じりの標準語になったのかしら・・・」
希「さあ?ウチにもわからん。でも、まあええやろ」
ことり「うん!そういうちょっと不思議なところが希ちゃんだからね~♪」
希「そういうこと。じゃ最初は、好きな食べ物からやね。ウチの好きな食べ物、それはズバリ焼き肉や~っ!」
海未「それは・・・人の好みは人それぞれですが、女の子としてそれは大丈夫なのでしょうか?」
穂乃果「穂乃果も好きだよ?焼き肉!・・・みんなでワイワイ楽しんで食べれるからね!」
凛「凛も好きにゃあ~!」
希「・・・ふふっ、そうやね。・・・今度、みんなで焼き肉でもいく?」
凛「焼き肉っ!いいねっ!みんなでいったら絶対楽しいにゃあ!」
花陽「うんっ!またひとつ楽しみが増えたねっ」
希「喜んでもらえてよかったよ・・・じゃ、次嫌いな食べ物いこっか!ウチが嫌いな食べ物はキャラメルなんよ~」
絵里「えっ?そうなの・・・だから、あなたにキャラメルを渡したらちょっと苦そうな顔して食べてたのね」
にこ「キャラメルねぇ~希、あんた甘いのが駄目なの?」
真姫「意外ね・・・あなた、甘いもの結構食べてるイメージがあるんだけど・・・」
希「いやぁ、甘いのがダメってわけじゃないんよ。キャラメルのなんていうんかな・・・独特の味?あれが受け付けんのよ」
海未「確かに口に残る甘さといいますか・・・あれが苦手な人もいるかもしれませんね」
希「まあ食べられないってこともないから、ウチにくれるものだったら食べるけどね~じゃ、次はウチの趣味やね!」
真姫「あなたの趣味は予想できるわね。いつも奇妙なことやってるし・・・」
希「奇妙なことやないよ、ただの占いやん。まあ、それも趣味だけどもうひとつあるよ。それは、あいた時間とかに昼寝することなんよ」
絵里「そういえば・・・授業中、よく寝てるわね・・・あなた、それでいて点数は何気に取っていくから先生は何も言わないけど・・・」
穂乃果「ええ~っ!寝てても希ちゃんはテストで点数とれるの!?」
希「・・・テストって記号問題あるやろ。ウチ、それで外したことないんよ~大体はそれのおかげやね」
ことり「ウソっ!?それってもう運がいいってレベルじゃないよね!」
海未「希の言うスピリチュアルってやつですね・・・」
希「あらら、ウチのセリフ取られちゃったね~じゃあ、趣味は終わり!次は特技いくよ~!特技はウチのスピリチュアルパワーを使ってのハンドパワー!」
花陽「それって具体的にどういうことなの?」
希「例えば、ここに凛ちゃんがいるでしょ?その凛ちゃんにウチのスピリチュアルパワーを注入すると・・・」グググッ
凛「ちょっ、希ちゃん?・・・い、いただきました~!!」ニャー
「!?」
凛「何だか、不思議と力が湧いてきたにゃあっ!!」ブンブンッ
にこ「ええ~っ!?いっ、いったい何をしたのよ?」
希「ふっふっふっ、これがウチのスピリチュアルパワー!」
真姫「く、くだらないわね・・・私はそんなの信じないわよ」プイッ
希「そんな真姫ちゃんにも・・・スピリチュアルパワー注入!」グググッ
真姫「・・・っ!すごく元気になってる気がする・・・今なら夜空も飛べそうっ!!」ブンブンッ
絵里「ま、真姫?」
希「ついでに・・・それっ!」グググッ
花陽「ぴゃあっ!何だろこのワクワク・・・ときめきに包まれて何か始まりそうっ!!」ブンブンッ
にこ「花陽まで!?」
穂乃果「すご~いっ!希ちゃんっ!私にもかけてよっ!」ワクワクッ
希「ごめんね~MP切れたみたいなんよ。穂乃果ちゃんにはまた今度ね」アチャー
穂乃果「ええ~残念・・・」ガックシ
ことり「まあまあ・・・それであれはいつ治るの?」
希「そうやね・・・むうんっ!」グググッ
凛「!?」真姫「!?」花陽「!?」
海未「正気に戻った?みたいですね・・・」
希「ふふっ、これがウチの特技。・・・これでウチは終わったわけやけど、次は誰がいくの?」
花陽「わ、私がいきますっ」
絵里「じゃあ花陽、よろしくね」
花陽「はいっ、私、小泉花陽って言います!一年生で背も小さくて、声も小さくて人見知りで得意なものも何もありませんけど・・・」
花陽「アイドルへの思いは誰に負けないつもりですっ!」
穂乃果「ふふっ、何だか花陽ちゃんがμ'sに入ってくれた時のこと思い出すねっ」
凛「凛たち1年生がμ'sに入ったあの時だね!」
花陽「あの時はまだアイドルなんてやっていけるのか不安だったけど、今はやってよかったって思うな」
花陽「じゃあ、最初は好きな食べ物だねっ!好きな食べ物、それは白いご飯っ!」
真姫「あなたのその並々ならぬご飯好きってことはもうみんなわかってるわよ」
穂乃果「穂乃果もご飯は好きだけどどちらかというとパンかな~みんなはどう?」
希「ウチはご飯やけどな~」
ことり「私はパンかな♪」
海未「私はご飯です」
凛「凛はどっちでもいいけど、どちらかというとご飯にゃあ」
真姫「・・・私はパンよ」
絵里「私も主食はパンね」
にこ「私はご飯、見事に分かれたわね・・・」
穂乃果「まあ、どっちもおいしいからね~おいしかったらいいんだよ!」
花陽「そうだね。・・・次は嫌いな食べ物かぁ。嫌いっていうほどの食べ物は・・・思いつかないなぁ」ウーン
凛「かよちん、食べるものは全部おいしそうに食べてるからねっ」
海未「嫌いなものがないというのは素晴らしいことですね」
花陽「ありがとう、海未ちゃん!じゃ、趣味いくねっ。趣味は絵を描くことなんだっ」
ことり「へぇ~かわいい趣味だね♪」
真姫「時折、花陽が絵を描いてる所を見るけど、とてもうまいのよ」
花陽「ええっ!見てたの!?真姫ちゃん!・・・ううっ、何だか恥ずかしいよぉ・・・///」カァァァ
凛「凛も見たことあるにゃ~!ホントに上手ですごいんだよ!」
絵里「へぇ~今度見てみたいわね」
花陽「ううっ・・・じゃあ、今度μ'sのメンバーを絵にして描いてくるねっ」
にこ「いいわね~にこをかわいくかきなさいよねっ!楽しみにしてるわよ」
花陽「うんっ。最後は私の特技・・・だけど、ここに紙があるでしょ?これを・・・」オリオリ
穂乃果「すごい早さで紙が織られていくよ!」
希「これは・・・ウサギさんやねっ!すごくかわいいねっ」
花陽「こんな風に折り紙をすることが私の数少ない特技だよっ」
海未「見事なものです。あの早さでここまで正確な物を作れるとは・・・」
凛「さっすがかよちんにゃあ~」
花陽「これで私のことは終わりだねっ。最後に残ったのは・・・」
にこ「私よ。この大銀河宇宙ナンバー1アイドルが大トリにこっ」ニコッ
真姫「手短に済ませなさいね・・・」
にこ「ああ~にこの魅力がありすぎて語りきれないかもしれないけどがんばって聞いてね?」
希「あんまり長かったら途中で終わらせてもらうから大丈夫や」
にこ「ひどいにこっ!ま、できるだけ削減するにこ。にっこにっこに~っ!あなたのハートににこに・・・」
絵里「さあ、これで終わりね」
にこ「にこっ!?わかったわよ!矢澤にこ、高校3年、同年代より若くみられることがコンプレックスよ」
穂乃果「確かに、にこちゃん高校3年生には見えないもんね!」
ことり「私たちの妹さんみたい~よしよし♪」ナデナデ
にこ「やめなさい~っ、まったく・・・じゃあ次は好きな食べ物いっちゃうにこ~!にこのぉ好きな食べ物はぁ・・・お菓子!」
凛「にこちゃんっぽいにゃあ」
にこ「だってお菓子はおいしいじゃない!甘かったり酸っぱかったりして・・・対する嫌いなものは辛いものにこ」
海未「辛いものって言うのは例えばどんなものなのですか?」
にこ「さっき食べたカレーあったでしょ?あれくらいがちょうどいいわね」
花陽「ええ、結構甘かった気がするけどなぁ」
希「それくらい辛いものが苦手なんやね」
にこ「そういうこと、韓国料理とかはもうヤバいわね・・・考えただけでも汗が出るわよ・・・」
絵里「にこらしいと言えばにこらしい苦手なものね」
にこ「じゃあ次は趣味にこね。にこの趣味はおしゃれすること!」
ことり「にこちゃん、オシャレだもんね~今度、一緒に服見に行こうよ?」
絵里「そうね、にこのセンスは見習うものもあるわ。私もお願いしたいところよ」
にこ「しょうがないわねぇ~今度、みんなで行きましょ!みんなまとめてオシャレにしてやるわ!」
花陽「こんな私でも可愛くなれるかな・・・」
にこ「私が見立てるんだから、当然よ!元が可愛いんだから可愛くなれないはずがないわよ」
花陽「ありがとうっ、にこちゃん!」
にこ「じゃあ、最後に特技いくわよ!特技はヘアアレンジをすることにこっ」
穂乃果「へぇ~穂乃果に何かやってよ!」ワクワクッ
にこ「しょうがないわねぇ!・・・まずは、簡単に・・・」
希「ポニーテールやん。絵里ちとはちょっと違う感じやね」
ことり「かわいい~♪かわいいよっ穂乃果ちゃん♪」
穂乃果「自分ではどうなってるのかわかんないよ~」
にこ「次は・・・お団子ヘアー!」
海未「普段とは違う感じでこちらもすごく似合ってますよ!」
絵里「いいわね~私も今度、頼むわね」
にこ「任せなさいっ、髪は元に戻しとくわね。・・・これでにこは全部終わり」
真姫「・・・ということは全員、終わったのね」
凛「みんなの意外な面が見れたにゃあ!」
花陽「楽しみも増えたしねっ」
ことり「チーズケーキ、今度作ってくるからね♪」
穂乃果「穂乃果もほむまん持ってくるから楽しみにしててねっ」
海未「ありがとうございます!」
絵里「ほむまん、楽しみだわ。私もみんなのアクセサリー作っておくわね」
凛「凛たちも今度、一緒にラーメンいこうねっ!」
花陽「帰り道、ちゃんと凛ちゃん、私、真姫ちゃんの3人でねっ」
真姫「・・・っ!そうね!」ニコッ
希「みんなと焼き肉に行く約束も覚えておくからね!」
にこ「私もあんたたち全員を今よりもっと可愛くしてみせるわよ!」
海未「はい!・・・それにしても話している間に結構時間がたったようですね」
真姫「風呂の用意も出来たみたい。・・・ねえ、本当にみんな一緒に入るの?」
絵里「ええ、みんなとの交流を深めることが目的だからね。じゃあ、いきましょ」
穂乃果「うんっ!みんなでお風呂、楽しみだなぁ・・・」タッタッタッ
一応、これで終わりです!時系列は合宿した回のカレーを食べた後で風呂にいくまでの時間です!
一応新作ですが、少しR-18要素が入っています。
穂乃果が襲い来るレズたちから逃げるSSとなります。
穂乃果「普段とは違う日常」
ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1481544098
R-18は普通の方では禁止されたんですね・・・お手数をかけさせますがこっちへどうぞ!
穂乃果「普段とは違う日常」
ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssr/1481574987
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