真姫「ちょっと大丈夫!?にこちゃん!」
にこ「うー……にことしたことが体調管理を怠るなんてね……」
真姫「今日はもう帰って休みなさい
。穂乃果の件もあったしね」
穂乃果「う……」
真姫「あ、別に穂乃果のことを責めてるわけじゃないわよ!
と、とにかく!今日はもう帰って休みなさい!何かあってからじゃ遅いんだから!」
にこ「はーい……」バタン
にこ「にっこにっこn……げほっ!ごほっ!」で書きたかった方をゆっくり書きます
書き溜め0、SS速報苦手などもありかなりスローペースでお送りします
VIP規制されたんでこっちでやらせていただきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386822527
ー練習後ー
穂乃果「ねえ真姫ちゃん!」
真姫「なに?」
穂乃果「にこちゃんのお見舞いに行かない?」
真姫「あー……うん、それもそうね。行きましょう」
穂乃果「じゃあ早速行こうか!」
ー校門前ー
真姫「・・・・・・」
穂乃果「・・・・・・」
真姫「・・・・・・・・・」
穂乃果「・・・・・・真姫ちゃん、まだ行かないの?」
真姫「えっ、穂乃果が案内してくれるんじゃないの?」
穂乃果「えっ、穂乃果にこちゃん家知らないよ!?」
真姫「ええ~……どうすんのよ……」
穂乃果「う~~~ん……花陽ちゃんに聞いてみよう!」
花陽「え?にこちゃんの家?」
穂乃果「そうそう!花陽ちゃん知らない?」
花陽「う~ん……わからないかなぁ……」
凛「かよち~ん!」
花陽「あ、凛ちゃん!」
真姫「そうだ、凛!」
凛「なぁに?」
真姫「にこちゃんの家知ってる?」
凛「知ってるよ」
穂乃果「ホントっ!?」
凛「うん!こないだラーメン作ってくれたんだ~!」
真姫「にこちゃんのお見舞いに行きたいんだけど、案内してもらっていいかしら?」
凛「もちろんにゃー!かよちんも行こっ?」
花陽「うん!……でもその前にお土産買っていこう?」
穂乃果「あ、それもそうだね!いこっか!」
ー矢澤宅ー
ピンポーン♪
ガチャッ
にこ「はーい……って真姫ちゃん、穂乃果、花陽、凛……どうしたのよみんな」
真姫「どうしたのよって……お見舞いに来たに決まってるじゃない」
にこ「そ、そう……ありがと……///とりあえず入りなさいよ」
ほのりんぱなまき「「「「お邪魔します」」」」
にこ「アイスティーくらいしかないけどいい?」
真姫「何言ってるのよ。病人なんだから寝てなさい」
穂乃果「その間に!穂乃果たちが色々やってあげるからね!」
凛「任せておいて欲しいにゃー!」
花陽「もうちょっと静かにした方が……」
にこ「そ、そういうことならお言葉に甘えさせてもらおうかしらっ」
穂乃果「ゆっくり休んでね!」
真姫「あ、救急箱どこ?」
にこ「本棚の上ー」
真姫「はいはい」
真姫「どれどれ……って、この体温計壊れてるじゃない!」
にこ「いやー、最近使ってなくて……こほんっ!こほんっ!」
真姫「ああ!もういいから寝てなさい!風邪薬もないじゃない……」
にこ「いやー、ホントごmこほんっ!こほんっ!」
凛「にこちゃんはもう喋っちゃダメっ!ゆっくり寝てるの!」
にこ「・・・・・・」
花陽「あとは花陽たちに任せてね」
にこ「・・・(ありがと)」
穂乃果「えっと何がないの?穂乃果買ってくるよ?」
真姫「体温計と、風邪薬と……」ガラッ
真姫「食べ物もないわね」
穂乃果「うーん……穂乃果はおまんじゅうくらいしか作れないし……
真姫ちゃんは……うん、凛ちゃん作れたっけ?」
凛「もちろん作れないよ?」
穂乃果「花陽ちゃんは?」
花陽「うーん……おでんとかどうかな?」
穂乃果「あ、それいいね!じゃあ穂乃果と花陽ちゃんで買ってくるから、
凛ちゃんと真姫ちゃん!にこちゃん見ててね!」
にこ「あ、ならおかnむぐ」ギュッ
真姫「はいはい」グイグイ
凛「任せといてー!」グイグイ
穂乃果「じゃ、行ってくる!」バタン
にこ「むぐー」
真姫「にこちゃんは何も気にしないで寝てなさい。いいわね?」
にこ「むーむー」コクコク
凛「それでよし!」パッ
真姫「布団被って寝てなさい」バサッ
にこ「・・・こほんっ、こほんっ」
にこ「・・・・・・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
凛「にこちゃん苦しそう……」
真姫 (にこちゃん……)
ー十数分後ー
ガチャ
穂乃果「ただいまー!」
花陽「ただいまぁ!」
真姫「とりあえず体温計貸して」
穂乃果「はい!」ポイッ
パシッ
真姫「にこちゃーん?起きれるー?」
にこ「ん……真姫ひゃん……」ボー
花陽「はいにこちゃん、ばんざいして」
にこ「うん……」バンザイ
スッ
まきぱな「「・・・・・・」」
にこ「・・・・・・」
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
真姫「えーっと……39℃、かなりの高熱ね……」
穂乃果「そんなに酷いの……?」
凛「にこちゃん……」
花陽「……とりあえずおでんだけ作っておくね」ササッ
にこ「こほんっ、こほんっ……ま、真姫ちゃん……はぁっ、はぁっ……
悪いんだけど、お水もらっていい?……こほんっ、こほんっ」
真姫「わかったわ」ダッ
凛「にこちゃん……大丈夫?」
穂乃果「にこちゃん……」
にこ「こほんっ、こほんっ……そんな心配そうな目で見なくても……
別に風邪だし、死にゃしないわyこほんっ!こほんっ!」
穂乃果「ああもう喋っちゃダメ!お薬買ってきたからこれ飲んで寝てて!」
真姫「はい!お水!」
にこ「はぁっ、はぁっ、ありがと……」ゴクゴク
真姫「ちゃんと薬も飲むのよ!?」
にこ「わkこほんっ!こほんっ!……わかってるわよ、
そんなに気にしなくて大丈夫だって……」ゴクゴク
ー台所ー
コトコト
花陽 (大丈夫かな……にこちゃん)
真姫「じゃあ、今花陽がおでん作ってくれてるから、
できるまでちゃんと寝ること!いいわね?」
にこ「わかっこほんっ!……ありがとね、みんな」
穂乃果「ちゃんと休んでね!」
凛「にこちゃんが居ないμ'sなんてμ'sじゃないからさ!早く元気になってね!」バタン
にこ「・・・・・・こほんっ、こほんっ」
にこ (まったく、部長として情けないわ……)
真姫「ところでみんな、時間は大丈夫なの?」
穂乃果「えーっと……あ、もう六時半……帰らなきゃ……」
凛「あ……凛も帰らないと……」
花陽「花陽もおでん作ったら帰らないと……」
真姫「私が作るわよ」
花陽「エエッ!マキチャンガァ!?」
凛「にこちゃんに恨みでもあるの……?」
穂乃果「やめておいた方が……」
真姫「やらないだけでできないとは言ってないでしょ!
そんなに要領悪い方じゃないし!教えてもらえればできるわよ!」
凛「あ、かよちんに教えてもらう前提なんだ」ホッ
穂乃果「よかったぁ……」ホッ
花陽「うん、じゃあ作り方教えるからメモ取ってね。
あと絶対に自分で判断しないでレシピ通りにやること、いいね?」
真姫「もちろんよ!」
花陽「うん、まあ下拵えと汁はできてるからあとは煮込むだけなんだけどね……」
ー数分後ー
穂乃果「じゃあ、悪いけど穂乃果たち帰るね……」
凛「にこちゃんにお大事にって、言っといてもらっていいかな……?」
花陽「おでんも、ちゃんと一口大に切ってあるから食べやすいと思うよって」
真姫「わかったわ、じゃあね……」
バタン
真姫「・・・・・・」
ー台所ー
コトコト コトコト
真姫 (それにしても……にこちゃん、息も荒いし、本当に風邪かしら……
もしかしてインフル?熱も高いし……お父様に聞いてみようかしら……)
プシュー
真姫「あわわわわわ!!!」カチッ
ー1時間後ー
真姫「にこちゃん、にこちゃん」ユサユサ
にこ「はぁっ、はぁっ、はぁっ……う……真姫……ちゃん……?」
真姫「すごい寝汗……今タオル持ってきてあげるからね」タッ
にこ「はぁっ、はぁっ、はぁっ……こほんっ!こほんっ!」
真姫「はい、タオルよ」ファサッ
にこ「ごmこほんっ!こほんっ!……ありがと、真姫ちゃん……」パシ
グシグシゴシゴシ ググッ…
にこ「…………っ!」
真姫「ああもう貸して!わたしが拭いてあげるから!」バッ
にこ「そnこほんっ!こほんっ!別にいいわよ!こほんっ、こほんっ!」
真姫「そんなに咳もしてるんだから!病人は黙って言うこと聞きなさい!」プチプチ
にこ「ええっ!?ちょっと何脱がしtこほんっ!こほんっ!」
真姫「暴れないで静かにしなさい!病人なんだから!
服脱がせなきゃ拭けないでしょ!」スルスル
にこ「だ、だったら自分で脱ぐわよ!」
真姫「女の子同士なんだからその位気にしなくていいでしょ!」スススス
にこ「・・・そうだけど」
真姫「はい!じゃ拭いてくわよ!」
真姫「どう?他に濡れてるとこない?」
にこ「大丈夫。ありがと、真姫ちゃん」
真姫「どういたしまして。ところで、花陽がおでん作ってくれたけど食べれそう?」
にこ「あー……こほんっ!こほんっ!……うん。食べる」
真姫「そうね。少しでも食べといた方がいいわ。はい、立てる?」スッ
パシッ
にこ「……ありがと」ボソッ
真姫「はいはい」グイッ
規制はつらいなぁ
別パターンってことは……
前のパターンはどんなだったんだ?
真姫「にこちゃんどの具食べる?」
にこ「なnこほっ……何があるの?」
真姫「色々あるわよ」
にこ「・・・とりあえずつみれと昆布と大根」
真姫「はいはい」チャポン
真姫「どうぞ」コトッ
にこ「あれ?まっ……こほんっ、真姫ちゃんは食べないの?」
真姫「えっ?だってほら、これ花陽がにこちゃんのために作ったものだし……」
にこ「いいじゃないそのくらい。花陽だってそんないじわるじゃないでしょ?」
真姫「でも……」
にこ「こほっ!こほっ!……あー!にこ風邪引いてるから1人じゃ食べきれないなぁー
もったいないから真姫ちゃんも食べてよー」
真姫「えっ……」
にこ「真姫ちゃんも一緒に食べよ?ねっ?」
真姫「そ、そんなに言うなら……」チャポン
にこ「1人より2人で食べたほうがおいしいからね!」
真姫「それもそうね、それじゃ……」
にこまき「「いただきます」」
>>18
にこ「にっこにっこn……げほっ!ごほっ!
というスレタイで書かせていただきました
にこまき「「ごちそうさまでした」」
にこ「なんだかんだ言って結構食べれたわね」
真姫「そうね。じゃあ片付けておくわ」カチャッ
にこ「あっ!いいっていいって!にこがやるから!」
真姫「高熱があるんだから叫ばない!病人はちゃんと薬飲んで寝なさい!」
にこ「・・・はぁい」
にこ (大丈夫かなぁ……)
ガタッ ガシャンッ
にこ「・・・・・・(真姫ちゃん……)」
ー十分後ー
ガラッ
真姫「・・・」
にこ「はぁっ、はぁっ、はぁっ……大丈夫だった?真姫ちゃん」
真姫「(息がまた荒く……)寝てなかったのね。別に皿を割ったりはしてないわよ」
にこ「そう……」ハァッ、ハァッ
真姫「お風呂は……無理そうね。また汗拭いてあげるわ。はい、ばんざいして」
にこ「はぁっ、はぁっ……だから自分で脱ぐって……」
真姫「遠慮しなくていいのよ。ほら、脱ぐ脱ぐ」サッサッ
にこ「むぅ……」
真姫「・・・濡らした方がいい?」
にこ「悪いけdこほんっ!……お願いします……」
真姫「はいはい」ザバー
>>19
ありがとよ
マッキー+ほのにこりんぱなバージョンか、あと描写が丁寧になっとるんだね
期待しておく
真姫「どう?気持ち悪くない?」
にこ「こほっこほっ!……うん、もう大丈夫。ありがとね真姫ちゃん」
真姫「そう、よかった。明日は学校休みだし。ゆっくり寝なさい」
にこ「うん、ありがと。……こほっ、ところで真姫ちゃんは?もう九時だけど」
真姫「あー……それなんだけど……」
にこ「ん?」
真姫「泊まってっていい?」
にこ「え」
にこ「ええええええええええええええええええええええええごふっ!ごほんっ!」
真姫「ああもう!大声出さないの!病人なんだから!……で、ダメなの?」
にこ「な、なんでよ……」
真姫「なんでって……そりゃあにこちゃんが心配だからに決まってるじゃない」
にこ「!……気持ちは嬉しいけど、そんな迷惑かけるわけにはいかないわよ……。
親御さんも心配してるでしょ?早く帰った方がいいんじゃないnこほっ!こほっ!」
真姫「いや、別に?むしろもう親に許可取ったし」
にこ「」
にこ「なんで先ににこに取らないのよ……」
真姫「にこちゃんを起こすわけにもいかないでしょ。で、どうなの?」
にこ「……じゃあ、お言葉に甘えようかな」
真姫「そ、ありがと。じゃあ寝てなさい。お風呂借りるわね」
バタン
にこ (・・・布団あったかなぁ)
ー風呂ー
シャワアアアアアアアアアアアア
真姫「しっかし……」
真姫 (狭いお風呂ね……シャンプーなんかはいいの使ってるみたいだけど)
シャワアアアアアアアアアアアア
真姫 (それにしても……鼻水はないし、息は荒いし……インフルでもないのかも……)
真姫「大丈夫かしら……にこちゃん」キュッキュッ
>>21
ありがとうございます
励みになります
真姫 (結局服も着て来たものそのまま……ちょっと臭い?いやいやないわよね)クンクン
ガチャ
真姫「にこちゃーん?」
にこ「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
真姫 (苦しそう……寝汗も凄いし……拭いてあげなきゃ!)タタッ
フキフキ
真姫「・・・・・・」
にこ「はぁっ、はぁっ、はぁっ、こほっ!こほっ!」
フキフキ
真姫「・・・・・・」
にこ「こほんっ!こほんっ!」
フキフキ
真姫 (拭いても拭いてもどんどん出てくる……水も取らせなくっちゃね)
にこ「はぁっ、はaこほっ!こほっ!こほんっ!」
フキフキ
真姫「・・・・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ー朝ー
( ・8・)(・8・ )チュンチュン
にこ「こほっこほっ!う……ん……」
にこ「ふわぁ……」ノビッ
にこ「……あれ、真姫ちゃん?」
真姫「すぅ……すぅ……」
にこ「・・・・・・こほっこほっ」
ナデナデ
真姫「んむ…………」
ナデナデ
真姫「うう……………はっ!」ガバッ
にこ「おはよう、真姫ちゃん」
真姫「ああ、うん。おはよう……寝ちゃってたのね……」
にこ「にこの寝汗、ずっと拭いててくれたんでしょ?……ごめんね」
真姫「何言ってるのよ。わたしが勝手にやってるだけだし、気にしなくていいわ」
にこ「ありがとう……」
真姫「とりあえず熱計ってみましょうか。はい、ばんざい」
にこ「・・・」バンザイ
「「・・・・・・」」
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
真姫「38.6℃……全然下がらないわね……おでん食べる?」
にこ「うん」
真姫「じゃあ行きましょ。はい」サッ
にこ「ありがとう」パシッ
グイッ
「「ごちそうさまでした」」
真姫 (昨日より食べる量減ってる……朝だから?それとも……)カチャカチャ
にこ「こほっこほっ!……昨日からごめんね、色々やらせちゃって」
真姫「だから言ってるでしょ?
わたしが好きでやってるんだから気にしなくていいって。
申し訳ないと思うんだったら、さっさと風邪治して元気になりなさい」
にこ「……うん、わかった。ありがとう」
真姫「わかったらさっさと寝なさい。風邪を治すには寝るのが一番よ」
にこ「え~……すぐ寝たら牛になっちゃうよ?」
真姫「病気の時はいつもよりエネルギー消費するから大丈夫よ。多分」
にこ「多分なnごほっごほっ!」
真姫「ほら、早く寝なさい。あとの事はわたしに任せておいて」
にこ「はーい。おやすみ~」ガバッ
真姫「はいはい、おやすみ」
にこ「・・・」
にこ「真姫ちゃん」
真姫「なによ?」
にこ「……ありがと」
真姫「……ふふっ、どういたしまして」
真姫「さて、にこちゃんが寝てる間に家事を片付けておきましょうか。
花陽には困ったら連絡してって言われたけど……スマホで調べれば大丈夫でしょ」
真姫「皿洗いはしたし……洗濯……洗濯をしようかしら」
ー洗面所ー
真姫「へー、にこちゃんってこういう服が趣味なんだ……。
それはそうと、えーと水量30ならこのメモリね」トポトポ
真姫「で、ボタンを押してスタート……結構簡単ね」
ー居間ー
真姫「洗濯機使ってるうちに、家から服を持ってこようかしら……」
<こほっ!こほっこほっ!
真姫「・・・持って来てもらうしかないようね、やっぱり」
prrrrr
prrrrrpi!
真姫「あーもしもし?服とーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真姫「で、うん○○までお願い。じゃあよろしく」プツッ
真姫「さて、じゃあにこちゃんの汗を拭いとこうかしら」
このSSまとめへのコメント
前のSSも好きだったけど今回のは更に描写が丁寧になっていて凄く良いね!
これおでんに突っ込んでいいの?