提督「そうだ、…手始めにこの三人を調べてきてほしい」
明石「なぜ私が?」
提督「…天の声だ」
明石「…意味が分かりませんが、面白そうですしお受けします」
提督「うむ、頼んだ」
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勢いしかありません
キャラ・ストーリーは崩壊してます
明石「まずは…大淀の所にでも行ってみよう」
~大淀の執務室~
コンコン
大淀「どうぞ」
ガチャ
明石「入るよ~、あ、仕事中だった?」
大淀「いえ、一息入れていたところです」
明石「モニター見ながら休憩なんて…」
大淀「最近ハマってるの…コレ」
明石「…フラッシュ暗算?」
大淀「業務の息抜きにやってみたら結構面白くて」
明石「息抜けないと思うけど…」
大淀「まあそう言わずに、明石もやってみて」
明石「じゃあ試しに…」
2桁・出題速度2秒・5問
Ready…Start!
パッ…パッ…パッ…パッ…パッ
明石「うーん…219かな…」
カタカタ
ピンポンピンポーン
明石「正解したらちょっとすっきりするね~」
大淀「ふふっ、そうでしょう?」
明石「大淀はいつもどんな設定でやってるの?」
7桁・出題速度0.3秒・10問
明石「(えっ、なにそれは)」
Ready…Start!
パッパッパッパッパッパッパッパッパッパッ
明石「(む、無理!目で追うことすら難しい!)」
大淀「49988351」
カタカタ
ピンポンピンポーン
大淀「…よしっ」
明石「(ハイレベルすぎる…これこそ艦隊の頭脳だよ…)」
大淀「そういえばどうしてここに?」
明石「提督に皆の特技を調べてこいって言われて」
大淀「また下らないことに明石を使って…提督にはお説教ですね…」
バタン
明石「あ、ちょっと!…ま、いいかあれが特技…だよね」
~工廠~
明石「一応ちゃんと仕事しないと…私も大淀に怒られる…」
カンカンコンコンギュイーン
大鳳「明石さ~ん」
明石「あぁ、大鳳さん、どうしました?」
大鳳「またちょっとクロスボウの調子が…」
明石「分かりました、ちゃちゃっと直しますね」
大鳳「お願いします」
明石「直りましたよ~」
大鳳「良い感じですね!ありがとうございます!」
明石「(そういえば大鳳さんも調査対象だったな…)」
明石「大鳳さん、なにか特技みたいなのあります?」
大鳳「特技、というか…趣味なら…」
~大鳳の私室~
明石「これは…ダーツボード?」
大鳳「自動で点数計算もしてくれる優れものです!」
明石「どうしてダーツを?」
大鳳「先日もクロスボウをみてもらったことありましたよね?
あの時外で木に向かって矢を投げていたら、なんか面白くなっちゃって」
明石「はあ…」
大鳳「ちょっとやってみます?」
明石「いいんですか?」
大鳳「構いませんよ!さあ、始めましょう!」
明石「私ダーツのことよく知らないんですけど…」
大鳳「では公式大会で行われる“501ゲーム”をしましょう
持ち点501点から始まって早く0点にした方が勝ちというゲームです」
大鳳「先攻は明石さんでいいですよ、一回三本投げてくださいね」
明石「分かりました、明石!参ります!…な~んて」
明石「全然当たらない…」
大鳳「最初はそんなものですよ、…私の番ですね」
ゴゴゴゴゴ…
明石「(雰囲気が変わった…!?なにこの威圧感!)」
大鳳「…」
スッ
明石「(あれは…あの右手のダーツを左目の前にもっていく独特のフォームは!)」
明石「(史上最強の呼び声高いダーツプレイヤー、“THE POWER”こと…)」
明石「(フィル・テイラー!)」
~
大鳳「…よしっ」
明石「(ナイン=ダート・フィニッシュ!?…ウッソだろお前www)」
大鳳「いや~楽しかったですね!」
明石「は、はい…(私まだ400点以上残ってたんだけど…)」
明石「もうこんな時間か…晩ご飯食べに行こうかな…」
~食堂~
足柄「さあー!油どんどん持ってきてー!次々に揚げるわよ!」
明石「…(明日胃がもたれるやつだこれ…)」
足柄「あら明石、今日の夕食は特製カツカレーよ!どんどん食べてって!」
明石「い、いただきます…」
~
明石「(う、うう食べ過ぎた…動けない…しばらく座っておこう…)」
足柄「…」
スッ
明石「(さっきまでテンション高かったのに…あんな真剣な顔してどこ行くんだろう?)」
~水上演習場~
明石「(演習場?しかも一人で…)」
足柄「…」
ゴゴゴゴゴ
明石「(なにこの既視感…それに足柄さんも確か調査対象…)」
足柄「破ァッッッ!!!!!!」
明石「(すごい気迫…え…あ、あれは…深海棲艦!?)」
明石「(き、緊急連絡を…)」
足柄「(その必要はないわ、明石)」
明石「!?!?!?!?」
足柄「(見ておきなさいッッッ!!!、私の戦いをッッッ!!!)」
明石「足柄が矢のように敵艦隊へ突っ込むッッッ!!」
ドドドドドドーン
明石「敵艦隊の一斉砲撃ッッ!!だが飛び交う砲弾の中を悠々と突撃していく足柄ッッ!!」
ドドーンドカーンドカーン
明石「通常の戦闘では有り得ない接射ッッ!!ニ級elite二体を一瞬で葬り去ったァッッ!!」
ドドーンドドドドーン
明石「残るル級は狂ったように砲撃を繰り返すッッ!!」
ドバッシャーン
明石「突如立ち上る巨大な水柱ッッ!!あの高速機動のなか正確無比な雷撃でル級三体を海の藻屑にッッ!!」
明石「残るはル級flagshipッッ!!足柄は正面突撃を敢行ッッ!!」
ドカーンドカーン
明石「モロに入ったァ―――ッッ!!大丈夫かァ―――ッッ!!??」
ドドドドーン
明石「黒煙を突っ切って文字通りの零距離ッッ!!20.3cm(2号)連装砲が一斉に火を吹いたァッッッ!!!」
明石「これが足柄ッッ!!まさに飢えた狼ッッッ!!!」
明石「何だったんですかさっきの!提督に連絡しないと…」
足柄「その必要はないわ」
明石「演習場内で深海棲艦が出たんですよ!?」
足柄「あれはリアルシャドーよ」
明石「!」
足柄「イメトレしてたらできるようになったのよね~」
明石「…」
足柄「いい汗かいた!さー、お風呂お風呂!」
明石「(対戦相手をリアルにイメージして戦うシャドーボクシングの究極系…)」
明石「(艦娘とは思えない特技…特技?)」
とりあえずここまでです
ネタ思いついたら一週間後ぐらいに投下します
「特技」はセリフやイラストが元ネタ…というか妄想源です
大淀→「計算通りです」
大鳳→イラスト
足柄→時報「戦闘のイメトレ」
日曜日にもう一つ投下して〆ます
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