フレデリカ「スイーツファイブごっこ」 (22)


これはモバマスssです


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フレデリカ「ふんふんふふーん、ファイブー」


杏「ごめんまったく意味がわからない」


肇「スイーツでも食べに行くんですか?」


フレデリカ「ちがうよー、スイーツファイブだよ?」


杏「だから分からないって。それにスリーエフは四人だし」


文香「…戦隊モノごっこ、ですか?」


フレデリカ「ざっつらい!」


肇「では私は青担当で」


杏「肇ちゃん馴染むの早くなったなぁ…」


フレデリカ「あ、五人にする為にゲストを呼んであるよ~!」


ガチャ


朋「何かするの?あたしお昼食べてたんだけど」


杏「なんでそんなデカイパフェ持ってるの?」


朋「…きょ、今日のラッキーアイテムだったのよ!」


肇「朋さんは何色をやりますか?」


杏「紺色でいいんじゃない?」


フレデリカ「黒もあるよー?」


朋「よく分からないけど青にしておくわ」


文香「…では、私も青で…」


杏「小学生が識別出来なくなるからせめて色だけは変えよ?」


フレデリカ「杏ちゃんはあれだよねー、ピンチになると駆けつけてくれる強キャラ的な」


肇「では杏ちゃんはスイーツキャンディですね」


朋「なるほどね、流れが分かってきたわ」


フレデリカ「じゃーフレちゃんはスイーツフランスパンね」


杏「スイーツじゃないじゃん」


文香「…私は…」


肇「焼肉でいいんじゃないですか?」


杏「せめてブックにしてあげない?」


朋「せめて甘いモノにしてあげて!」




フレデリカ「朋ちゃんは敵で出て来そうだよねー」


肇「五人じゃなくなってしまうじゃないですか…」


文香「朋さんは…敵の四天王にて最弱ポジションですよね…」


杏「あー、分かる」


朋「タロット使うのよ?弱いわけないじゃない!」


肇「占いではあたしが勝つ筈だったのに!なんて言いそうですよね」


フレデリカ「朋ちゃん物理技に弱そうだもんねー」


朋「物理技に強いアイドルなんてそうそういないわよ!」


杏「ところで、戦隊組んで何かするつもりだったの?」


フレデリカ「もちろん!困ってる人を助けてあげるんだよー」


朋「あたし現在進行形で困ってるんだけど」


文香「ヒーローとは…例え自分がどんな窮地にいても、他者を助けるものです」


朋「じゃあまず人を困らせるのやめない?」


杏「まず困ってる人探す?」


フレデリカ「あんまりいないから作ればいいんだよ」


朋「クソ野郎じゃん!」


フレデリカ「取り敢えず真面目に名前考えよっか」


朋「間違いなく真面目に考える事じゃ無いわね」


杏「杏はスイーツ・キャンディね」


フレデリカ「あたしはスイーツ・フランスパンケーキかなー」


肇「私はスイーツ・ココアパフェで」


文香「では、私はスイーツ・ミルフィーユで…」


朋「え、よくすぐみんな思い付くわね」


文香「…では、朋さんはよく焼肉に行くそうですので…」


朋「スイーツ・焼肉は嫌だから。あと別に行きたい訳じゃないから」


フレデリカ「まー朋ちゃんはカキ氷でいーんじゃない?」


朋「…まぁ焼肉よりはマシね」





フレデリカ「よーし、役が決まった所で!」


肇「敵との対面ですね…楽しみです」


文香「…誰が相手だろうと…私達が負ける事はありません…」


杏「で、誰か呼んであるの?」


フレデリカ「茄子さん」


肇「…私達の負け、ですか…」


文香「…ふふ、どうやら…自分の実力を、測り損ねていたようです…」


朋「まだ戦ってないわよね?!」


杏「この五人で勝てると思う?」


朋「無理ね」


フレデリカ「近接戦だけならなんとかなるんだけどねー」


肇「今は向こうに美優さんもついてますし、難しいかと…」


朋「…アイドルってなんなの?」



フレデリカ「よーしじゃー鉄板の合体巨大ロボやる?」


朋「ごめん色々とおかしくない?」


杏「じゃー杏頭部やる」


肇「私は右腕で」


文香「私は左腕で…」


フレデリカ「アタシは右足かなー」


朋「あたし選択肢ないじゃない!」


フレデリカ「朋ちゃんは後ろ足ねー」


朋「どんなロボなのよ!」




杏「よくよく考えたら胴体いないじゃん」


肇「そもそも困ってる人を助けるのに巨大ロボになる必要もないですよね」


朋「お、ツッコミ寄りの二人が仕事しだしたわね」


フレデリカ「でもロマンあるよねー?」


杏「それな」


肇「分かる」


文香「…誰しも、心にヒーローを持っているのでしょう」


フレデリカ「困ってるひとはいねがー?」


朋「アレきたら小さい子泣いちゃうわよ!」


杏「杏泣かないよ?えらい?お菓子よこせ」


朋「杏ちゃんはヒーロー側でしょ!」




フレデリカ「今更だけどさー、ファイブってFであってるよね?」


杏「大丈夫だよ。でさ、早速相談者が来たよ」


フレデリカ「わぁお、杏ちゃん有能!」


文香「はたして…どのようなお悩みでしょう…」


杏「メール読むよ」


??『スイーツファイブの皆さん!こんにちはー!』


肇「はいこんにちはー」


フレデリカ「ポンジュース!」


朋「これ完全にラジオのふつおた!」


??『最近、私を倒そうと異能力を身につけたアイドルユニットがいるそうなんです…怖くてお正月以外眠れません!』


杏「杏以上にねてるねー、ちゃんと仕事してるのかな」


朋「そこじゃないよね?もうこの相談者さん一人しかいないじゃない!」


??『朋さんはちゃんとツッコんでくれてましたかっ?』


朋「余計な御世話よ!」


杏「まぁこれ茄子さんと今ラインしてるだけなんだけどね」


肇「異能力を身につけたアイドルユニット…一体、何エフなんでしょう…」


朋「スリーないしフォーよね」




文香「…ふぅ…いい事をした後はお腹が空きますね…」


朋「焼肉なら行かないわよ?」


杏「あ、茄子さんから今焼肉やってるけど来るー?だってさ」


文香「…みなさん、準備は…」


フレデリカ「とーぜん出来てるよー」


肇「せめて、私の足は引っ張らないで下さいね?」


杏「じゃ、スイーツファイブ初の全員揃って救助活動だね」


みんな「いくぞー!」


朋「行かないって言ってるでしょ!」




新しい登場人物が出る度に焼肉をやっている気がしますが、ネタが尽きているわけではありません
焼肉、書きやすいんです
お付き合いありがとうございました

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